JP2008098741A - テロップ生成装置およびテロップ合成方法 - Google Patents

テロップ生成装置およびテロップ合成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】汎用性、柔軟性、拡張性に富んだテロップ生成装置およびテロップ合成方法を提供すること。
【解決手段】テロップ生成装置10は、入力されたテロップ送出コマンドを解析して画面スクリプトを生成するエージェント手段と、画面スクリプトに基づいてテロップを描画するインタプリタ形式のスクリプトエンジンと、描画されたテロップ画像データのフレームバッファ手段への転送を制御するデバイスドライバと、映像信号およびKEY信号を出力するフレームバッファとを備える。高画質/標準画質の違いをドライバで吸収することにより、画質を意識しないシステム作りが可能である。また、使用者はコマンドを送出するプログラムを作成するだけで、テロップ送出システムを構築することができ、短期間でのシステム開発が可能である。
【選択図】図1

Description

本発明はテロップ生成装置およびテロップ合成方法に関するものであり、特に汎用性、柔軟性、拡張性に富んだテロップ生成装置およびテロップ合成方法に関するものである。
従来、テレビ放送局において、テロップ信号を生成して放送信号に合成するための装置が使用されていた。下記の特許文献1には、放送番組の映像画面に、テロップ文を簡便にスーパーインポーズすると共に、複数行で構成されたテロップ文の各文字列に対応した、最適な表示時間を自動的に得られるテレビ放送用テロップ装置が開示されている。
このシステムは、テロップデータ記憶手段の文字列データを読み出すディスク装置と、テロップ用文字パターンデータを記憶した文字パターン発生装置と、読み出された文字列データに対応した文字パターンデータを、文字パターン発生装置から順次転送し、テロップ文の画像データを生成すると共に、文字列データの文字数に対応して予め設定した時間制御データに基づいて、所定時間テロップ文の画像データを保持する画像メモリ装置と、画像メモリ装置の画像データをテレビ用映像信号に変換するビデオ装置とで構成されている。
特開平09−135386号公報
近年、テレビ業界のコンピュータグラフィクスに対する要求は高度、高級化している。映像のクオリティーやCG特殊効果のバリエーションはもちろんのこと、システムとしての信頼性、リアルタイム性、拡張性や柔軟性が重要視されている。従って、テロップ生成装置には、高度かつ高品質な多数の表現機能を高速で処理することに加えて、納期直前での突然の画面レイアウトや動きの変更等に対して信頼性を損なうことなく、迅速に対応できることが求められている。
しかし、従来のテロップ生成装置はシステムの拡張性、柔軟性に欠け、決められた機能やデザインを組み合わせるだけで、固定された表現しかできないという問題点があった。また、処理速度に限界があり、高精度画像には未対応であるなど、使用者にとって使いずらいものであった。
本発明の目的は、前記したような従来技術の問題点を解決し、汎用性、柔軟性、拡張性に富んだテロップ生成装置およびテロップ合成方法を提供することにある。
本発明のテロップ生成装置は、入力されたテロップ送出コマンドを解析して画面スクリプトを生成するエージェント手段と、前記画面スクリプトに基づいてテロップを描画するインタプリタ形式のスクリプトエンジン手段と、描画されたテロップ画像データのフレームバッファ手段への転送を制御するデバイスドライバ手段と、映像信号およびKEY信号を出力するフレームバッファ手段とを備えたことを主要な特徴とする。
また、前記したテロップ生成装置において、更に、設定された時刻に設定されたテロップ送出コマンドを送出する送出管理手段を備えた点にも特徴がある。また、前記したテロップ生成装置において、前記エージェント手段は、テロップ送出コマンドに基づき、テロップの配置を定義するレイアウトファイルおよびテロップの動きを定義するモーションファイルを読み出して画面スクリプトを生成する点にも特徴がある。
また、前記したテロップ生成装置において、前記デバイスドライバ手段はカーネル領域で動作し、前記フレームバッファ手段がリングバッファとして動作するように、前記フレームバッファ手段が備えるDMA制御回路を制御する点にも特徴がある。また、前記したテロップ生成装置において、更に、多数のファイルからなる素材データを保存する場合、1つのホルダ内のファイル数が所定数以下となるように、複数のホルダに分割して保存する素材登録手段を備えた点にも特徴がある。
本発明のテロップ生成方法は、入力されたテロップ送出コマンドを解析して画面スクリプトを生成するステップ、前記画面スクリプトに基づいてインタプリタ形式のスクリプトエンジンによってテロップを描画するステップ、描画されたテロップ画像データをフレームバッファへ転送するステップ、フレームバッファから映像信号およびKEY信号を出力するステップを含むことを主要な特徴とする。
本発明のテロップ生成装置およびテロップ合成方法においては以下のような効果がある。
(1)描画エンジン部分とドライバとを分離し、HD(高画質)/SD(標準画質)の違いをドライバで吸収することにより、HD局/NTSC(SD)局が混在していてもHD/SDを意識しないシステム作りが可能であり、また統一した運用が可能である。また、ドライバをカーネル領域において動作させるようにカーネルを最適化したことにより、高速の処理が可能となり、高パフォーマンスが得られる。
(2)使用者は本発明のテロップ生成装置にコマンドスクリプトを送出するプログラムを作成するだけで、テロップ送出システムを構築することができ、短期間でのシステム開発が可能である。
(3)CGテロップはスクリプトで制御できるので、急な変更にも即対応可能であり、データ内容による表示内容の変更や様々なエフェクト関数の呼び出しができる。更に、テロップの動きの部分を決めるモーションファイルは、フルスペックのスキーム(Scheme)言語のプログラムが書けるので、画面のレイアウトをまるで生きてるように振舞わせることができ、高い柔軟性が得られる。
(4)高い拡張性が得られる。本発明のテロップ生成装置の全ての機能は外部オブジェクトとスクリプトで構成されている。インタープリタ言語を採用したことにより、プログラムの再コンパイルの必要なく、プログラムを追加したり、変更したりできる。スクリプトはもちろん、外部オブジェクトも使用者が自作可能であり、コンピュータグラフィックスの特殊効果(エフェクト、トランジション)等について独自関数を作成してシステムに簡単に追加することが可能である。
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
以下、本発明の第1実施例について説明する。図1は、テレビ放送局における本発明のテロップ生成装置を含むシステム構成例を示すブロック図である。本発明のテロップ生成装置であるテロップ生成装置10はLAN18に接続されており、送出管理PC11からのコマンドに基づき、同期信号REFと同期してテロップ映像信号およびKEY信号を出力する。
送出管理PC11は番組データを記憶したデータベース(DB)12を備え、この番組データに基づき、所定の時刻にテロップ生成装置10に対してテロップ送出コマンドを送信する。クライアントPC19は、エディタを使用して予めテロップを生成するための定義スクリプトを編集し、テロップ生成装置10に登録しておくために使用される。また、DB12に登録する番組データの編集、登録にも使用される。
テロップ生成装置10から出力されたテロップ映像信号およびKEY信号は公知のキーヤ14に入力される。キーヤ14には例えばVTR、HDD記録装置等の映像記録装置13から出力された映像信号も入力されている。そして、スイッチ等の切替指示装置15からの指示に基づき、混合比等を制御するKEY信号を参照して映像信号とテロップ映像信号が合成され、所望の出力端子に出力される。各装置は同期信号REFと同期して動作する。
図2は、本発明のテロップ生成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。本発明のテロップ生成装置10のハードウェアは、例えば市販されているサーバ装置に市販されているフレームバッファ装置35を装着することにより実現可能である。サーバ装置としては、CPU30およびメモリ31、HDD32、LANインターフェイス回路33等がバス34によって接続されている周知のサーバ装置を利用可能である。
フレームバッファ装置35としては、例えばHD対応あるいはSD対応の、フレームメモリ36、DMA制御回路37、レジスタアクセス回路38、読み出し制御回路39を備えた市販のフレームバッファ装置を利用可能である。一例を挙げれば、アストロデザイン社のGG−151(SD−SDI)、GG−161(HD−SDI)を利用可能である。
フレームメモリ36は、例えば12フレーム分のRAMを備えており、画素毎の輝度、色信号およびKEY信号を記憶可能に構成されている。DMA制御回路37は、ドライバプログラムによる制御に基づき、メモリ31内のカーネル領域に設けられたリングバッファとフレームメモリ36の間のデータ転送を実行する。
レジスタアクセス回路38は、ドライバ等のプログラムによるフレームバッファ装置35内の各種制御レジスタやフレームメモリ36へのアクセスを実行する回路である。読み出し制御回路39は、例えば外部から入力される同期信号REFに同期してフレームメモリ36の現在設定されている領域から映像信号およびKEY信号を読み出してテロップ映像信号として出力する。
なお、本発明のテロップ生成装置10においてはフレームメモリ36へのDMA転送速度を向上させる為、DMA転送パラメータをメインメモリ31ではなくフレームメモリ36上に保存し、メインメモリ31からのパラメータ取得による遅延を削減し、パフォーマンス向上を図っている。
図3は、テロップ生成装置10におけるDMA処理を示す説明図である。例えばアニメーションのテロップを表示するためには、所定の周期内においてハードディスクからアニメーション用の静止画像データをメインメモリに読み込み、必要に応じて他のテロップ画像等と合成した後、フレームメモリ36に転送し、画面を更新する必要がある。そこで、ドライバプログラム40は、メインメモリリングバッファ管理部41およびフレームメモリリングバッファ管理部42を備える。
メインメモリリングバッファ管理部41は、メインメモリ31に設けられたリングバッファ領域46の読出ポインタ、書込ポインタを備え、OSが備える転送ライブラリプログラム47も利用して、複数のスレッド(データとプログラムを共有したプロセス)がハードディスク装置32とリングバッファ領域46間の転送を実行する。例えば、リングバッファに空きが有り、ハードディスク装置32に転送すべき待ちデータがあれば、自律的にデータ転送を実行する。リングバッファ領域46は、メインメモリ31のカーネル領域外にあり、OSに実際のメモリより少ない容量を確保して起動する様に指定し、残りのメモリをリングバッファ領域46として使用する。
フレームメモリリングバッファ管理部42は、フレームバッファ装置35内のフレームメモリ36の読出ポインタ、書込ポインタを備え、フレームバッファ装置35内のDMA制御回路37を制御してリングバッファ領域46とフレームメモリ36間のDMAを実行する。例えば、フレームメモリ36に空きが有り、リングバッファ領域46に転送すべき待ちデータがあれば、自律的にデータ転送を実行する。
ドライバプログラム40は、読み出し制御回路39を制御して読み出すテロップ映像信号フレームを更新する。同期信号REFに同期して更新する場合には、ドライバプログラム40は、読み出し制御回路39から走査線が終了位置から開始位置に戻る時間(垂直帰線区間)の開始通知を受信し、次のフレームの更新を行う。そして、フレームメモリ36あるいはリングバッファ領域46に空きが出来ると、順次待ちデータを転送する。
ドライバプログラム40は、OSのカーネルで動作するように構成されており、外部からの起動要求に対して必ず所定値以下の遅延時間で処理が実行開始されるように構成されている。そして、ドライバ自体がリングバッファ管理を行い、待ちデータを自律的に順次転送するので、高速の表示処理が実現できる。
次に、テロップの表示例について説明する。図10は、本発明のテロップ生成装置による表示例とデータの内容を示す説明図である。図10(a)はテロップの表示例を示しており、表示画面60内に固定文字列「本日の天気」が表示された第1のテロップT1(61)、雪の絵の画像が表示された第2のテロップP1(62)、可変文字列「札幌,雪」が表示された第3のテロップT2(63)が表示されている。
図10(d)は、(a)のテロップを表示させるコマンド例である。実際にはXML形式のテキストデータである。記載「name="XYZ.SCR"」は、テロップの表示にファイル名が"XYZ.SCR"であるレイアウトファイルを使用することを示しており、記載「WX="札幌,雪"」は、このレイアウトファイル内の変数WXに文字列「札幌,雪」を代入することを示している。記載「M1」は、ファイル名が"M1"であるモーションファイルを使用することを示している。
図10(b)は、ファイル名"XYZ.SCR"であるレイアウトファイルの内容例である。T1はテロップT1(61)を表示するための記載であり、「X="100",Y="50"」は表示位置、「TYPE=TEXT」は表示タイプ(文字)、「VALUE="本日の天気"」表示内容(文字列)、「FONT="……"」はフォントの種類を表している。
同様に、P1はテロップP1(62)の画像の表示、T2はテロップT2(63)の可変文字列の表示を表している。なお、レイアウトファイルにおいては、上記の他、文字や背景の色、背景画面の透過率、テロップの形状、音などを指定可能である。モーションファイルM1.SCRは、レイアウトファイルのT1、P1、T2をそれぞれ所定時間(例えば10秒)だけ表示することを表している。
本発明のテロップ生成装置10は、例えば送出管理PC11から(a)のコマンドを受信すると、予め登録されているレイアウトファイルおよびモーションファイルの中から指定されたファイルを読み出し、指定された変数に文字列等の内容を代入して画面スクリプトを生成し、スクリプトエンジンを使用して描画して送出する。動きとレイアウトのデータを分けることによって1つのレイアウトでいろいろな動きを表現可能である。
以下に、テロップ生成装置10の処理の内容について説明する。図4は、本発明のテロップ生成装置のソフトウェア構成を示す機能ブロック図である。テロップ送出エージェント50は、本発明のテロップ生成装置10のTCP/IP通信、画面制御、コマンドの解析および描画指示を行う部分であり、入力されるコマンドに基づき、エージェント50は画面定義ファイルの選択、実行を行う。エージェントライブラリ53は、基本的なTCP/IP通信やコマンドの構文解析等のサブルーチン群をまとめたもので、顧客の要求に合わせてテロップ送出エージェント50をカスタマイズする際の基盤となるライブラリである。
定義スクリプト、オブジェクト51(グラフィックオブジェクト)は、エージェントによって呼び出されるフレームバッファへの描画部分を担当するオブジェクト群である。エフェクト(スライド、フェード等)、トランジション(ディゾルブ、ロール等)、アニメーション機能(HD連番再生30fps)などの必要なエフェクト、機能をライブラリとして保存している。
オブジェクトを追加することによってエフェクトやトランジションのバリエーションを増やすことができる。テロップ送出に関する中核部分をライブラリオブジェクトとして構成し、それらを実行時に読み込む事により、動的な機能拡張が可能である。なお、外部から入力された画像ファイル等の素材オブジェクトは素材登録エージェント54によって素材ライブラリ55に格納、登録される。
画面スクリプト52(画面定義スクリプト)には、レイアウトを定義するレイアウトファイル、動きを定義するモーションファイルがある。スクリプトエンジン56は本発明のテロップ生成装置の中核となる、スキームのインタープリタである。処理については後述する。
デバイスドライバ57は、フレームメモリへの書込/読出を制御する。SD/HDへの対応はフレームバッファ装置の交換で対応し、入出力制御インターフェースを抽象化しているので、入出力制御は一部の例外を除き、HD(高画質)/SD(標準画質)対応の複数のフレームバッファ装置で共通になっている。
なお、クライアントPC19におけるテロップの作成にはレイアウトエディタを使用する。レイアウトエディタは、Windows(登録商標)上で簡単にシーン(画面)を作成するための公知のツールである。レイアウトエディタはマウスを使って、画像、アニメーションや、テキストの貼り付けなどはもちろんのこと、エフェクトの設定、リアルタイムデータの設定などシーン作成に関する殆どの設定を行うことができる。
送出管理PC11やクライアントPC19のクライアントシステムは任意のOSプラットフォームで開発することが可能である。本発明のテロップ生成装置10へはTCP/IPセッションで指示を出す。指示としては、起動するスクリプトとデータを渡すだけであり、基本的にはテロップ送出のタイミングを通信するだけで動作する。従って、使用者はその分GUIの開発を充実させることができる。
図5は、本発明の送出エージェント処理の内容を示すフローチャートである。S10においては、データ受信したか否かが判定され、判定結果が否定の場合にはS10に戻るが、肯定の場合にはS11に移行する。S11においては、受信データが定義ファイルか否かが判定され、判定結果が否定の場合にはS13に移行するが、肯定の場合にはS12に移行する。S12においては、定義ファイルデータを保存する。
S13においては、受信データがオブジェクトか否かが判定され、判定結果が否定の場合にはS15に移行するが、肯定の場合にはS14に移行する。S14においては、オブジェクトファイルを保存する。S15においては、受信データがテロップコマンドか否かが判定され、判定結果が否定の場合にはS10に移行するが、肯定の場合にはS21に移行する。
S21においては、受信したテロップコマンドを解析する。S22においては、レイアウトファイルやモーションファイル等の必要な定義ファイルを読み出す。S23においては、定義ファイルに変数を代入して画面スクリプトを生成する。S24においては、エンジンに描画を指示する。S25においては、テロップコマンドを全て処理完了したか否かが判定され、判定結果が否定の場合にはS21に移行するが、肯定の場合にはS10に戻る。
図6は、本発明の素材登録エージェント処理の内容を示すフローチャートである。S30においては、データ受信したか否かが判定され、判定結果が否定の場合にはS30に戻るが、肯定の場合にはS31に移行する。S31においては、受信データが画像素材等のオブジェクトデータか否かが判定され、判定結果が否定の場合にはS30に移行するが、肯定の場合にはS32に移行する。S32においては、高速モードか否かが判定され、判定結果が否定の場合にはS34に移行するが、肯定の場合にはS33に移行する。
S33においては、オブジェクトデータからキー情報を削除する。全画面キー合成を必要としないトリキリ素材(キー合成なし)素材での運用システムに対しては、素材登録時に登録素材からキー情報を除去する自動アルファーチャンネル除去処理を加え、素材ファイルサイズを軽減し、送出システムの低価格化を図っている。
S34においては、オブジェクトデータのファイル数が所定値より大きいか否かが判定され、判定結果が否定の場合にはS36に移行するが、肯定の場合にはS35に移行する。S35においては、シンボリックリンクを利用し、データを所定ファイル数以下に分割し、それぞれを別のディレクトリに格納する。
例えばアニメーションテロップの長時間の連続再生を行う場合に、再生に必要な静止画をサーバー内のHDD上の単一ホルダに纏めて保存すると、ホルダエントリへのアクセスにオーバーヘッドを取られ、再生パフォーマンスが極端に低下する。この長時間フレーム再生時のファイルシステムパフォーマンス劣化の対策として、シンボリックリンクを利用し、登録ファイルを物理的に所定数づつ別のホルダエントリに格納し、パフォーマンスの劣化を抑止している。
S36においては、他プロセスによる割り込みを禁止する。S37においては、オブジェクトデータをハードディスクの連続エリアに保存する。本発明のテロップ生成装置を静止画連続再生装置として利用した場合、テロップ生成装置への静止画登録時に、システム内のプロセス稼働状況により、対象ファイルがHDD上の非連続エリアに分断される場合がある。この分断状態が許容量を超えた場合、パフォーマンスに致命的な影響を与える。従って、静止画ファイル登録時のHDD書き込み処理時に他プロセスでの割り込みを極力低減する処理を加え、分断化の発生を可能な限り抑制し、パフォーマンスの維持を図っている。
図7は、本発明のエンジン処理の内容を示すフローチャートである。S40においては、描画指示されたか否かが判定され、判定結果が否定の場合にはS40に戻るが、肯定の場合にはS41に移行する。S41においては、描画スクリプトを解析する。S42においては、モーションファイルから実行すべきコマンドを取り出す。
S43においては、レイアウトファイルから該当するコマンドを抽出する。S44においては、リングバッファ上に描画する。S45においては、描画を全て処理完了したか否かが判定され、判定結果が否定の場合にはS32に移行するが、肯定の場合にはS30に移行する。S46においては、ドライバにフレームバッファへの転送を指示する。
図8は、本発明のドライバ処理の内容を示すフローチャートである。この処理は、例えばアニメーション表示用の静止画をハードディスクから連続的に読み出してメインメモリを介してフレームメモリに転送し、表示させるものである。S50においては、フレームメモリの読出位置の変更指示がなされたか否かが判定され、判定結果が否定の場合にはS52に移行するが、肯定の場合にはS51に移行する。S51においては、フレームメモリの読み出しポインタを更新する。この処理により、フレームメモリに空きが出来る。
S52においては、リングバッファにフレームメモリへの転送待ちデータがあるか否かが判定され、判定結果が否定の場合にはS55に移行するが、肯定の場合にはS53に移行する。S53においては、現在リングバッファからフレームメモリへDMA処理中か否かが判定され、判定結果が否定の場合にはS54に移行するが、肯定の場合にはS55に移行する。
S54においては、DMA制御回路にリングバッファからフレームメモリへデータを転送するパラメータを設定し、DMAを起動する。DMA転送パラメータはフレームメモリ36上にセットされ、DMA制御回路が読み取る。フレームバッファへのDMA転送の速度向上の為、DMA転送パラメータをメインメモリではなく、フレームメモリ上に保存し、メインメモリからのパラメータ取得による遅延を削減し、パフォーマンス向上を図っている。
S55においては、ハードディスクからリングバッファへの転送待ちデータが有るか否かが判定され、判定結果が否定の場合にはS50に移行するが、肯定の場合にはS56に移行する。S56においては、現在ハードディスクからリングバッファへDMA処理中か否かが判定され、判定結果が否定の場合にはS57に移行するが、肯定の場合にはS50に移行する。S57においては、DMA制御回路にハードディスクからリングバッファへデータを転送するパラメータを設定し、DMAを起動する。
図9は、DMA完了割り込み処理の内容を示すフローチャートである。この処理は、主DMA制御回路およびフレームバッファ装置のDMA回路の完了割り込みの双方についてそれぞれ実行される。S60においては、リングバッファあるいはフレームメモリの書き込みポインタを更新する。S61においては、転送待ち行列情報を更新する。
以上実施例を説明したが、本発明には以下のような変形例も考えられる。本発明のテロップ生成装置のマシンを3台繋げて、3つのフレームバッファを同時にあたかも3つの画面が横長の1つの画面になっているかのようにテロップを送出するシステムを構築可能である。3台のマシン同士はプリンタポートあるいはRS-232Cポートで接続され、テロップ生成装置同士が協調して動作する。テロップ生成装置3連接続の動作としては、右画面の右端から文字がながれ、中の画面をとおり左の画面の左端へ流れて行く、3つの画面にまたがるロールスーパーが可能となる。隣接する画面の接続部において、テロップ生成装置同士が同期をとることにより、滑らかにスクロールすることができる。
本発明のテロップ生成装置においては、SD/HD画質でのアニメーションをHDDから読み込みながら表示することができる。従って、この機能を使ってアニメーションを動画として記録するディスクレコーダとしての用途にも使用可能である。
テレビ放送局における本発明のテロップ生成装置を含むシステム構成例を示すブロック図である。 本発明のテロップ生成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 テロップ生成装置10におけるDMA処理を示す説明図である。 本発明のテロップ生成装置のソフトウェア構成を示す機能ブロック図である。 本発明の送出エージェント処理の内容を示すフローチャートである。 本発明の素材登録エージェント処理の内容を示すフローチャートである。 本発明のエンジン処理の内容を示すフローチャートである。 本発明のドライバ処理の内容を示すフローチャートである。 DMA完了割り込み処理の内容を示すフローチャートである。 本発明のテロップ生成装置による表示例とデータの内容を示す説明図である。
符号の説明
10…テロップ生成装置
11…送出管理PC
12…データベース(DB)
13…映像記録装置
14…キーヤ
15…切替指示装置
18…LAN
19…クライアントPC

Claims (6)

  1. 入力されたテロップ送出コマンドを解析して画面スクリプトを生成するエージェント手段と、
    前記画面スクリプトに基づいてテロップを描画するインタプリタ形式のスクリプトエンジン手段と、
    描画されたテロップ画像データのフレームバッファ手段への転送を制御するデバイスドライバ手段と、
    映像信号およびKEY信号を出力するフレームバッファ手段と、
    を備えたことを特徴とするテロップ生成装置。
  2. 更に、設定された時刻に設定されたテロップ送出コマンドを送出する送出管理手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のテロップ生成装置。
  3. 前記エージェント手段は、テロップ送出コマンドに基づき、テロップの配置を定義するレイアウトファイルおよびテロップの動きを定義するモーションファイルを読み出して画面スクリプトを生成することを特徴とする請求項1に記載のテロップ生成装置。
  4. 前記デバイスドライバ手段はカーネル領域で動作し、前記フレームバッファ手段がリングバッファとして動作するように、前記フレームバッファ手段が備えるDMA制御回路を制御することを特徴とする請求項1に記載のテロップ生成装置。
  5. 更に、多数のファイルからなる素材データを保存する場合、1つのホルダ内のファイル数が所定数以下となるように、複数のホルダに分割して保存する素材登録手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のテロップ生成装置。
  6. 入力されたテロップ送出コマンドを解析して画面スクリプトを生成するステップ、
    前記画面スクリプトに基づいてインタプリタ形式のスクリプトエンジンによってテロップを描画するステップ、
    描画されたテロップ画像データをフレームバッファへ転送するステップ、
    フレームバッファから映像信号およびKEY信号を出力するステップ
    を含むことを特徴とするテロップ生成方法。
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