JP6623095B2 - Treatment liquid discharge device - Google Patents
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Description
本発明は、ノズルから半導体基板等の被処理物に向けて処理液を吐出する処理液吐出装置に関する。 The present invention relates to a processing liquid discharge apparatus that discharges a processing liquid from a nozzle toward an object to be processed such as a semiconductor substrate.
半導体デバイスの製造工程においては、ノズルから基板に処理液(薬液または純水)を吐出してエッチングや洗浄処理等の表面処理を行う液処理装置が多数用いられている。基板を1枚ずつ処理する枚葉式の液処理装置は、典型的には、基板をスピンチャックに保持して高速回転させつつ、その基板の表面にノズルから処理液を吐出して表面処理を行う。 In the manufacturing process of semiconductor devices, many liquid processing apparatuses that perform surface treatment such as etching or cleaning treatment by discharging a treatment liquid (chemical solution or pure water) from a nozzle to a substrate are used. A single wafer type liquid processing apparatus that processes substrates one by one typically performs surface processing by discharging the processing liquid from the nozzle onto the surface of the substrate while rotating the substrate at a high speed while holding the substrate on a spin chuck. Do.
このような液処理装置においては、ノズルからの処理液吐出を停止したときに、ノズル先端から不要な余剰の処理液が滴下することが問題となる(いわゆるボタ落ち)。ボタ落ちを防止するため、ノズルからの処理液吐出停止時にノズルから処理液を引き戻すサックバックが必要となる。例えば、特許文献1には、ノズルへの配管の形状を工夫することによって、サックバック時に処理液のボタ落ちを確実に防止する技術が開示されている。
In such a liquid processing apparatus, when the discharge of the processing liquid from the nozzle is stopped, it becomes a problem that unnecessary unnecessary processing liquid drops from the nozzle tip (so-called “bottom drop”). In order to prevent dripping, it is necessary to suck back the processing liquid from the nozzle when discharging the processing liquid from the nozzle is stopped. For example,
一方、ノズルからの処理液吐出停止時には、慣性を有する液体の流れが急に止められることとなるため、ノズル近傍に瞬間的に強い負圧が発生し、それによってサックバックとは別にノズル内の処理液が急激に吸引されることがある。処理液が急激に吸引されると、ノズル内の配管内壁に処理液の液滴が付着して残ることがある。このようにノズル内壁に付着した独立した液滴は、その後にサックバック動作を行っても引き戻すことができないため、ノズルに液滴が付着したままとなり、その後にその液滴が基板上に落下するという問題が生じていた。特に、粘性の低い処理液はノズルの配管内壁に付着して液残りが生じやすい。 On the other hand, when the discharge of the processing liquid from the nozzle is stopped, the flow of the liquid having inertia is suddenly stopped, so a strong negative pressure is instantaneously generated in the vicinity of the nozzle. The processing liquid may be aspirated rapidly. When the processing liquid is aspirated rapidly, droplets of the processing liquid may remain attached to the inner wall of the pipe in the nozzle. Independent droplets attached to the inner wall of the nozzle in this way cannot be pulled back even if a subsequent suck-back operation is performed, so that the droplet remains attached to the nozzle and then drops onto the substrate. There was a problem. In particular, the treatment liquid having a low viscosity is likely to adhere to the inner wall of the nozzle pipe and leave a liquid residue.
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、処理液の吐出停止時にノズルの配管内壁への液滴付着を確実に防止することができる処理液吐出装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a processing liquid discharge device that can reliably prevent droplets from adhering to the inner wall of a nozzle pipe when the discharge of the processing liquid is stopped. .
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、ノズルから被処理物に向けて処理液を吐出する処理液吐出装置において、処理液供給源から前記ノズルに処理液を導く主配管と、前記主配管に設けられたバルブと、前記主配管のうち前記バルブよりも前記ノズルに近い部位から分岐されるサックバック配管と、前記サックバック配管に設けられ、前記ノズルの配管抵抗よりも大きな配管抵抗を有するオリフィスと、を備え、前記オリフィスの前記主配管側とは反対側の二次側は気体空間と接触し、前記オリフィスの前記二次側に前記主配管よりも内径の大きな排出管が接続されることを特徴とする。
In order to solve the above-mentioned problems, the invention of
また、請求項2の発明は、ノズルから被処理物に向けて処理液を吐出する処理液吐出装置において、処理液供給源から前記ノズルに処理液を導く主配管と、前記主配管に設けられたバルブと、前記主配管のうち前記バルブよりも前記ノズルに近い部位から分岐されるサックバック配管と、前記サックバック配管に設けられ、前記ノズルの配管抵抗よりも大きな配管抵抗を有するオリフィスと、を備え、前記オリフィスの前記主配管側とは反対側の二次側は気体空間と接触し、前記オリフィスの前記二次側に内壁が親水性とされた排出管が接続されることを特徴とする。 According to a second aspect of the present invention, there is provided a processing liquid discharge device that discharges a processing liquid from a nozzle toward an object to be processed. A valve, a suckback pipe branched from a portion of the main pipe closer to the nozzle than the valve, an orifice provided in the suckback pipe and having a pipe resistance larger than the pipe resistance of the nozzle, A secondary side of the orifice opposite to the main pipe side is in contact with a gas space, and a discharge pipe having an inner wall made hydrophilic is connected to the secondary side of the orifice. To do.
また、請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明に係る処理液吐出装置において、前記オリフィスの前記二次側は前記排出管を介して大気空間と連通していることを特徴とする。
The invention of
請求項1から請求項3の発明によれば、サックバック配管に設けられたオリフィスの主配管側とは反対側の二次側は気体空間と接触しているため、処理液の吐出停止時にノズルが閉じてオリフィスの主配管側に強い負圧が瞬間的に発生したときにはオリフィスの二次側からサックバック配管に気体が引き込まれることとなり、ノズル近傍の処理液が急激に吸引されるのを抑制して、ノズルの配管内壁への液滴付着を確実に防止することができる。 According to the first to third aspects of the invention, since the secondary side of the orifice provided in the sackback pipe is opposite to the main pipe side, the secondary side is in contact with the gas space. Is closed and when a strong negative pressure is momentarily generated on the main piping side of the orifice, gas is drawn into the suck back piping from the secondary side of the orifice, and abrupt suction of the processing liquid near the nozzle is suppressed. Thus, it is possible to reliably prevent the droplets from adhering to the inner wall of the nozzle.
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
<第1実施形態>
図1は、本発明に係る処理液吐出装置の要部構成を示す図である。この処理液吐出装置1は、枚葉式の基板処理装置に処理液吐出部として組み込まれているものであり、半導体の基板Wに所定の処理液を吐出する。処理液吐出装置1は、処理液として薬液または純水を吐出する。処理液吐出装置1が吐出する薬液は、処理目的に応じて適宜のものが使用され、例えばフッ酸、塩酸、硝酸、リン酸、SC1(アンモニア水、過酸化水素水および水の混合液)、SC2(塩酸、過酸化水素水および水の混合液)、有機溶剤等が使用される。また、処理液吐出装置1が吐出する薬液には、フォトリソグラフィに用いられるフォトレジスト液および現像液も含まれる。
<First Embodiment>
FIG. 1 is a diagram showing a main configuration of a processing liquid discharge apparatus according to the present invention. The processing
処理液吐出装置1が組み込まれた基板処理装置が備える処理部80はスピンチャック81およびカップ82を有する。スピンチャック81は、基板Wを真空吸着または機械的把持によって保持するとともに、その基板Wを水平面内にて回転させる。スピンチャック81に保持されて回転される基板Wの表面に処理液吐出装置1から処理液が吐出される。カップ82は、スピンチャック81の周囲を取り囲むように設けられており、高速回転する基板Wから飛散した処理液を受け止めて回収する。
The
処理液吐出装置1は、ノズル10、主配管20、バルブ25、サックバック配管30およびオリフィス50を備える。主配管20の先端にノズル10が設けられるとともに、主配管20の基端は処理液供給源28に接続されている。処理液供給源28は、図示を省略する処理液タンクおよび送給ポンプを有しており、主配管20に処理液を送給する。
The processing
主配管20の経路途中にはバルブ25が設けられている。バルブ25は、主配管20の流路を開閉する。バルブ25が主配管20の流路を開放しているときには、主配管20によって処理液供給源28からノズル10に向けて処理液が導かれる。バルブ25が主配管20の流路を閉止すると、処理液供給源28からノズル10に向けての処理液の流れが止められる。
A
図1に示すように、主配管20の経路のうちバルブ25よりもノズル10に近い下流側の部位からサックバック配管30が分岐されている。そのサックバック配管30の端部(主配管20からの分岐点とは反対側の端部)にオリフィス50が設けられている。
As shown in FIG. 1, the suck-
主配管20およびサックバック配管30は、例えばフッ素樹脂の一種であるPFA(テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)にて形成されている。本実施形態においては、主配管20およびサックバック配管30の内径は4mmであり、外径は6mmである。
The
また、オリフィス50の絞り部分の開口径は0.5mmである。オリフィス50から流出した処理液はドレン45に回収される。
The opening diameter of the throttle portion of the
処理液吐出装置1から処理部80の基板Wに処理液を吐出するときにはバルブ25が主配管20の流路を開放する。処理液供給源28から送出された処理液は主配管20の流路を流れてノズル10に到達し、ノズル10から基板Wに向けて吐出される。主配管20の流路を流れる処理液の一部は、主配管20から分岐されたサックバック配管30にも流入する。サックバック配管30に流入した処理液はオリフィス50の開口から流れ出てドレン45に回収される。すなわち、ノズル10から基板Wに処理液を吐出するときには、オリフィス50からも処理液が流出することとなるのである。但し、オリフィス50の開口径は0.5mmと非常に小さいため、主配管20を流れてノズル10から吐出される配管抵抗に比較してサックバック配管30に流入してオリフィス50から流出される配管抵抗は顕著に大きい。このため、処理液吐出時に、オリフィス50からドレン45に排出される処理液は少量に抑制される。なお、ドレン45に回収された処理液を処理液供給源28にて再利用するようにしても良い。
When the processing liquid is discharged from the processing
処理液吐出装置1からの処理液吐出を停止するときにはバルブ25が主配管20の流路を閉止する。バルブ25が主配管20の流路を閉止すると処理液供給源28から主配管20に送出された処理液の流れが止まり、ノズル10からの処理液の吐出も停止する。ノズル10からの処理液吐出が停止した後、ノズル10から主配管20およびサックバック配管30を経由してオリフィス50に至る経路に残留する処理液がサイフォンの原理によってオリフィス50からドレン45に排出される。すなわち、ノズル10から主配管20およびサックバック配管30を経由してオリフィス50に至る経路に残留する処理液のうちノズル10の先端よりも下方にある処理液の自重によってノズル10近傍の処理液までもオリフィス50から排出されるのである。これにより、ノズル10からの処理液吐出停止時にノズル10に残留している処理液を引き戻すサックバックが行われることとなる。
When stopping the discharge of the processing liquid from the processing
ところで、処理液吐出停止時に、慣性を持った非圧縮性流体である処理液の流れがバルブ25によって急激に止められることとなるため、いわゆるウォーターハンマー現象に付随する作用によってバルブ25よりもノズル10に近い下流側の流路にも強い負圧が瞬間的に発生する。仮に、オリフィス50がサックバック配管30の経路途中に設けられてオリフィス50の二次側も処理液が満たされた液密状態である場合には、図2の矢印AR2に示すように、発生した負圧によってノズル10近傍の処理液が急激に上流側に向けて(バルブ25に向けて)吸引されることとなる。そうすると、図3に示すように、ノズル10内の配管内壁に処理液の独立した液滴Dが付着して残ることがある。特に、粘性の低い処理液(例えば純水)の場合、ノズル10から急激に吸引されたときに液滴Dがノズル10の内壁に残りやすい傾向がある。このようにノズル内壁に付着した独立した液滴Dは、その後にサックバック動作を行っても引き戻すことができないため、ノズル10に液滴Dが残ったままとなる。そして、このようにしてノズル10の内壁に残った処理液の液滴Dは、その後のノズル10の移動時などに基板Wの表面に落下して汚染の原因となることがある。なお、オリフィス50の一次側とは処理液が流入する側(つまり、主配管20の側)であり、二次側とは処理液が流出していく側(つまり、主配管20とは反対側)である。
By the way, when the discharge of the processing liquid is stopped, the flow of the processing liquid, which is an incompressible fluid having inertia, is suddenly stopped by the
このため、本実施形態においては図1に示すように、オリフィス50の二次側が大気開放されている。すなわち、オリフィス50はサックバック配管30の端部に設けられており、オリフィス50の二次側はドレン45に対向して大気開放されている。従って、オリフィス50の二次側は大気空間と接触していることとなる。
For this reason, in this embodiment, as shown in FIG. 1, the secondary side of the
オリフィス50の二次側が大気空間と接触している本実施形態の処理液吐出装置1において、処理液吐出停止時にバルブ25よりもノズル10に近い下流側の流路に瞬間的に強い負圧が発生したとしても、図4の矢印AR4に示すように、オリフィス50からサックバック配管30に気体が引き込まれる。その結果、ノズル10近傍の処理液が急激に上流側に向けて吸引されることが無くなり、ノズル10の配管内壁に処理液の液滴Dが付着して残るのを防止することができる。
In the processing
オリフィス50からサックバック配管30に気体が引き込まれた直後には、ノズル10から主配管20およびサックバック配管30を経由してオリフィス50に至る経路に残留する処理液がサイフォンの原理によってオリフィス50からドレン45に排出されるサックバックが行われる。なお、上述した処理液吐出停止時の瞬間的な負圧による処理液の吸引に比較してサックバックによるノズル10からの処理液引き戻しは緩やかであるため、サックバック時にノズル10の配管内壁に処理液の液滴が付着して残留することはない。
Immediately after the gas is drawn into the suck-
オリフィス50の二次側も処理液が満たされた液密状態の場合には、オリフィス50の一次側で強い負圧が瞬間的に発生したとしても、オリフィス50の微小な開口を液体が通過する抵抗は非常に大きいため、オリフィス50の二次側の処理液がその微小な開口を通過して一次側に逆流することは困難である。そのため、図2に示したように、より抵抗の小さなノズル10からの処理液の急激な吸引が生じてノズル10の内壁への処理液付着が生じることとなる。
When the secondary side of the
本実施形態においては、オリフィス50の二次側が大気開放されて大気空間と接触しているため、オリフィス50の一次側で強い負圧が瞬間的に発生したときには、図4に示したように、オリフィス50の二次側から一次側に向けて大気が微小な開口を通過してサックバック配管30に気体が引き込まれることとなる。これは、液体に比べて気体がオリフィス50の微小な開口を通過する抵抗が極めて小さいことに起因したものである。すなわち、本実施形態においては、微小開口を通過する抵抗が非常に小さい気体がオリフィス50の二次側に接触した状態としておくことにより、処理液吐出停止時にオリフィス50の一次側で強い負圧が瞬間的に発生したときにオリフィス50からサックバック配管30に気体が引き込まれるようにしているのである。そして、これにより、処理液吐出停止時にノズル10近傍の処理液が急激に上流側に向けて吸引されるのを抑制し、ノズル10の配管内壁に処理液の液滴Dが付着して残るのを確実に防止することができる。
In the present embodiment, since the secondary side of the
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図5は、第2実施形態の処理液吐出装置2の要部構成を示す図である。図5において、第1実施形態と同一の要素については同一の符合を付している。第2実施形態の処理液吐出装置2が第1実施形態と相違するのは、オリフィス50の二次側に排出管55を接続している点である。排出管55を除く第2実施形態の処理液吐出装置2の残余の構成は第1実施形態の処理液吐出装置1と同じである。
Second Embodiment
Next, a second embodiment of the present invention will be described. FIG. 5 is a diagram illustrating a main configuration of the processing
排出管55は、主配管20およびサックバック配管30と同じ材質(例えば、PFA)で形成されているものの、主配管20およびサックバック配管30とは径が異なる。排出管55は主配管20およびサックバック配管30よりも太く、排出管55の内径は8mmであり、外径は10mmである。すなわち、排出管55の内径は主配管20およびサックバック配管30の内径よりも大きい。
Although the
排出管55は、その長手方向(つまり管の軸心方向)が鉛直方向に沿うようにオリフィス50に接続される。排出管55の上端はオリフィス50に接続されるとともに、排出管55の下端はドレン45に対向して大気開放されている。よって、オリフィス50の二次側は排出管55を介して大気空間と連通していることとなる。
The
ノズル10から処理液を吐出するときには、小流量ながらもオリフィス50の開口から処理液が流れ出ている。オリフィス50の開口からは処理液の液滴が断続的に滴下するように処理液が流れ出るのであるが、排出管55の内径は主配管20およびサックバック配管30の内径よりも大きいため、オリフィス50から流れ出た処理液が排出管55の内壁の一部に液滴として付着することはあっても、その液滴が排出管55の流路を閉塞することは無い。
When the processing liquid is discharged from the
なお、排出管55の内径が主配管20およびサックバック配管30の内径(4mm)と同じであると、オリフィス50から流れ出た処理液が表面張力によって排出管55の流路を閉塞するように排出管55の内壁に付着するおそれがある。そのようになると、排出管55に処理液が貯まり、オリフィス50の二次側に処理液が満たされた液密状態となり、図2に示したように、処理液吐出停止時にノズル10からの処理液の急激な吸引が生じてノズル10の内壁への処理液付着が生じるおそれがある。
When the inner diameter of the
第2実施形態においては、内径の大きな排出管55を介してオリフィス50の二次側が大気空間と連通しており、第1実施形態と同様に、オリフィス50の二次側は気体空間と接触していることとなる。このため、処理液吐出停止時にオリフィス50の一次側で強い負圧が瞬間的に発生したときには、図4に示したように、オリフィス50の二次側から一次側に向けて大気が微小な開口を通過してサックバック配管30に気体が引き込まれることとなる。その結果、処理液吐出停止時にノズル10近傍の処理液が急激に上流側に向けて吸引されるのを抑制し、ノズル10の配管内壁に処理液の液滴Dが付着して残るのを確実に防止することができる。
In the second embodiment, the secondary side of the
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図6は、第3実施形態の処理液吐出装置3の要部構成を示す図である。図6において、第1および第2実施形態と同一の要素については同一の符合を付している。第3実施形態の処理液吐出装置3が第2実施形態の処理液吐出装置2と相違するのは、排出管55の後段にさらにドレン管48を接続している点である。ドレン管48を除く第3実施形態の処理液吐出装置3の残余の構成は第2実施形態の処理液吐出装置2と同じである。
<Third Embodiment>
Next, a third embodiment of the present invention will be described. FIG. 6 is a diagram illustrating a main configuration of the processing
ドレン管48は、主配管20およびサックバック配管30と同じ材質で形成され、その径も主配管20およびサックバック配管30と同じである。ドレン管48は、その長手方向(つまり管の軸心方向)が水平方向に沿うように排出管55に接続される。第3実施形態においては、排出管55の上端はオリフィス50に接続されるとともに、排出管55の下端がドレン管48に接続されている。そして、ドレン管48はドレン45に接続されている。
The
第2実施形態と同様に、ノズル10から処理液を吐出するときには、小流量ながらもオリフィス50の開口から処理液が流れ出ている。オリフィス50の開口からは処理液の液滴が断続的に滴下するように処理液が流れ出るのであるが、排出管55の内径は主配管20およびサックバック配管30の内径よりも大きいため、オリフィス50から流れ出た処理液が排出管55の内壁の一部に液滴として付着することはあっても、その液滴が排出管55の流路を閉塞することは無い。
Similar to the second embodiment, when the processing liquid is discharged from the
一方、排出管55を経て水平方向のドレン管48に流れ込んだ処理液はドレン管48の流路に滞留して当該流路を閉塞することがある。従って、第3実施形態においては、厳密にはオリフィス50の二次側が大気空間と連通していない。但し、オリフィス50の二次側に直接接続されている排出管55の流路が処理液によって閉塞されることはないため、オリフィス50の二次側は、大気空間と連通はしていないものの、液密状態ではなく気体空間と接触していることとなる。
On the other hand, the processing liquid that has flowed into the
第3実施形態において、ノズル10からの処理液吐出停止時にオリフィス50の一次側で強い負圧が瞬間的に発生したときには、排出管55内に滞留していた気体がオリフィス50の二次側から一次側に向けて微小な開口を通過してサックバック配管30に引き込まれることとなる。それにともなって、ドレン管48の流路に滞留して当該流路を閉塞していた処理液も排出管55に向けて若干逆流する。ドレン管48の内径はオリフィス50の開口径に比較して著しく大きい。従って、オリフィス50の二次側から一次側に向けて処理液が微小な開口を通過する抵抗に比較してドレン管48内を処理液が逆流する抵抗は顕著に小さい。
In the third embodiment, when a strong negative pressure is instantaneously generated on the primary side of the
このため、ドレン管48の流路に処理液が滞留して当該流路が閉塞されていたとしても、オリフィス50の二次側が液密状態ではなく気体空間と接触していれば、処理液吐出停止時にオリフィス50の二次側から一次側に向けて気体が微小な開口を通過してサックバック配管30に気体が引き込まれることとなるのである。その結果、処理液吐出停止時にノズル10近傍の処理液が急激に上流側に向けて吸引されるのを抑制し、ノズル10の配管内壁に処理液の液滴Dが付着して残るのを確実に防止することができる。
For this reason, even if the processing liquid stays in the flow path of the
<第4実施形態>
次に、本発明の第4実施形態について説明する。図7は、第4実施形態の処理液吐出装置4の要部構成を示す図である。図7において、第1実施形態と同一の要素については同一の符合を付している。第4実施形態の処理液吐出装置4が第1実施形態と相違するのは、サックバック配管30の経路途中にオリフィス50を設けるとともに、オリフィス50の二次側近傍のサックバック配管30に吸気穴36を設けている点である。これらを除く第4実施形態の処理液吐出装置4の残余の構成は第1実施形態の処理液吐出装置1と同じである。
<Fourth embodiment>
Next, a fourth embodiment of the present invention will be described. FIG. 7 is a diagram illustrating a main configuration of the processing liquid ejection device 4 according to the fourth embodiment. In FIG. 7, the same reference numerals are given to the same elements as those in the first embodiment. The processing liquid discharge device 4 of the fourth embodiment is different from that of the first embodiment in that an
第1実施形態ではサックバック配管30の端部にオリフィス50が設けられていたのに対して、第4実施形態ではサックバック配管30の経路途中にオリフィス50が設けられている。そして、サックバック配管30のうちオリフィス50の二次側の近傍に吸気穴36が形成されている。吸気穴36の大きさは気体が通過可能な程度であれば良く、例えばオリフィス50の開口径と同程度であっても良い。
In the first embodiment, the
ノズル10から処理液を吐出するときには、オリフィス50の開口から処理液が流れ出てサックバック配管30を流れる。内径4mmのサックバック配管30では、オリフィス50から流れ出た処理液が表面張力によってサックバック配管30の流路を閉塞するようにサックバック配管30の内壁に付着し、サックバック配管30に処理液が貯まってオリフィス50の二次側が処理液で満たされた液密状態となるおそれがある。そうすると、図2に示したように、処理液吐出停止時にノズル10からの処理液の急激な吸引が生じてノズル10の内壁への処理液付着が生じるおそれがある。
When the processing liquid is discharged from the
第4実施形態においては、サックバック配管30のうちオリフィス50の二次側の近傍に吸気穴36を形成している。吸気穴36を設けることによって、オリフィス50から流れ出た処理液によるサックバック配管30の閉塞が防止され、オリフィス50の二次側は液密状態ではなく吸気穴36を介して気体空間と接触していることとなる。
In the fourth embodiment, an
第4実施形態において、ノズル10からの処理液吐出停止時にオリフィス50の一次側で強い負圧が瞬間的に発生したときには、サックバック配管30の外部から吸気穴36を通って取り込まれた気体がオリフィス50の二次側から一次側に向けて微小な開口を通過してサックバック配管30に引き込まれることとなる。その結果、処理液吐出停止時にノズル10近傍の処理液が急激に上流側に向けて吸引されるのを抑制し、ノズル10の配管内壁に処理液の液滴Dが付着して残るのを確実に防止することができる。
In the fourth embodiment, when a strong negative pressure is momentarily generated on the primary side of the
<第5実施形態>
次に、本発明の第5実施形態について説明する。図8は、第5実施形態の処理液吐出装置5の要部構成を示す図である。図8において、第1実施形態と同一の要素については同一の符合を付している。第5実施形態の処理液吐出装置5が第1実施形態と相違するのは、サックバック配管30の経路途中にオリフィス50を設けるとともに、オリフィス50の二次側近傍のサックバック配管30に吸気管56を設けている点である。これらを除く第5実施形態の処理液吐出装置5の残余の構成は第1実施形態の処理液吐出装置1と同じである。
<Fifth Embodiment>
Next, a fifth embodiment of the present invention will be described. FIG. 8 is a diagram illustrating a main configuration of the processing
第1実施形態とは主配管20の屈曲形状が異なるものの、第5実施形態の主配管20およびサックバック配管30の機能的構成は第1実施形態と同じである。すなわち、処理液供給源28から送給された処理液は主配管20によってノズル10に導かれる。主配管20の経路途中にはバルブ25が設けられている。そして、主配管20の経路のうちバルブ25よりもノズル10に近い下流側の部位からサックバック配管30が分岐されている。
Although the bent shape of the
第4実施形態と同様に、第5実施形態でもサックバック配管30の経路途中にオリフィス50が設けられている。そして、サックバック配管30のうちオリフィス50の二次側の近傍に吸気管56が接続されている。吸気管56の材質および径は主配管20およびサックバック配管30と同じである。吸気管56は、少なくともその先端近傍が上側を向くようにサックバック配管30に接続されている。
Similar to the fourth embodiment, the
第4実施形態の吸気穴36と同じように、第5実施形態においては、吸気管56を設けることによって、オリフィス50から流れ出た処理液によるサックバック配管30の閉塞が防止され、オリフィス50の二次側は液密状態ではなく吸気管56を介して気体空間と接触していることとなる。
Similar to the
第5実施形態において、ノズル10からの処理液吐出停止時にオリフィス50の一次側で強い負圧が瞬間的に発生したときには、サックバック配管30の外部から吸気管56を通って取り込まれた気体がオリフィス50の二次側から一次側に向けて微小な開口を通過してサックバック配管30に引き込まれることとなる。その結果、処理液吐出停止時にノズル10近傍の処理液が急激に上流側に向けて吸引されるのを抑制し、ノズル10の配管内壁に処理液の液滴Dが付着して残るのを確実に防止することができる。
In the fifth embodiment, when a strong negative pressure is momentarily generated on the primary side of the
また、第5実施形態の吸気管56はその先端近傍が上側を向くように設けられているため、オリフィス50から流れ出た処理液が吸気管56から漏れ出ることが抑制される。
In addition, since the
<変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、この発明はその趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。例えば、第2および第3実施形態において径の太い排出管55を設けるのに代えて、オリフィス50の二次側近傍の排出管55の内壁を凸状に膨らませるようにしても良い。このようにしてもオリフィス50の二次側近傍に処理液が滞留して液密状態となることは抑制され、オリフィス50の二次側が気体空間と接触することとなるため、処理液吐出停止時にオリフィス50の二次側から一次側に向けて気体が微小な開口を通過してサックバック配管30に引き込まれることとなる。
<Modification>
Although the embodiment of the present invention has been described above, the present invention can be modified in various ways other than those described above without departing from the spirit of the present invention. For example, instead of providing the
また、オリフィス50の二次側近傍の排出管55の内壁に親水化処理を施してぬれ性を高めることによって、処理液による排出管55の閉塞を防止するようにしても良い。このようにしてもオリフィス50の二次側近傍に処理液が滞留して液密状態となることは抑制され、オリフィス50の二次側が気体空間と接触することとなるため、処理液吐出停止時にオリフィス50の二次側から一次側に向けて気体が流れてサックバック配管30に引き込まれることとなる。
Further, the inner wall of the
要するに、オリフィス50を通過した処理液の液滴が付着することによる閉塞が生じない排出管55をオリフィス50の二次側に接続するようにすれば、オリフィス50の二次側が液密状態ではなく気体空間と接触することとなり、上記各実施形態と同様の効果を得ることができる。
In short, the secondary side of the
また、オリフィス50の二次側に空気貯まり室を設けてオリフィス50の二次側が気体空間と接触するようにしても良い。集約すると、バルブ25が開いてオリフィス50から処理液が流れ出ているときにもオリフィス50の二次側が液密状態とならずに気体空間と接触しており、バルブ25が閉じて処理液吐出を停止したときにオリフィス50の二次側から一次側に気体が通過可能な構成とされていれば良い。このようにすれば、処理液吐出停止時にオリフィス50の二次側から一次側に向けて気体が流れてサックバック配管30に引き込まれ、その結果、ノズル10近傍の処理液が急激に上流側に向けて吸引されるのが抑制され、ノズル10の配管内壁に処理液の液滴Dが付着して残るのを確実に防止することができる。
Further, an air storage chamber may be provided on the secondary side of the
また、主配管20に設けられたバルブ25をスピードコントロール機能付きのバルブとしても良い。処理液吐出を停止するときのバルブ25の閉止速度を遅くすれば、バルブ25よりも下流側に生じる負圧が小さくなり、ノズル10近傍の処理液が急激に上流側に向けて吸引されるのをより確実に防止することができる。
Further, the
1,2,3,4,5 処理液吐出装置
10 ノズル
20 主配管
25 バルブ
28 処理液供給源
30 サックバック配管
36 吸気穴
45 ドレン
48 ドレン管
50 オリフィス
55 排出管
56 吸気管
80 処理部
W 基板
1, 2, 3, 4, 5 Processing
Claims (3)
処理液供給源から前記ノズルに処理液を導く主配管と、
前記主配管に設けられたバルブと、
前記主配管のうち前記バルブよりも前記ノズルに近い部位から分岐されるサックバック配管と、
前記サックバック配管に設けられ、前記ノズルの配管抵抗よりも大きな配管抵抗を有するオリフィスと、
を備え、
前記オリフィスの前記主配管側とは反対側の二次側は気体空間と接触し、
前記オリフィスの前記二次側に前記主配管よりも内径の大きな排出管が接続されることを特徴とする処理液吐出装置。 A processing liquid discharge device that discharges a processing liquid from a nozzle toward an object to be processed,
A main pipe for guiding the processing liquid from the processing liquid supply source to the nozzle;
A valve provided in the main pipe;
A suckback pipe branched from a portion closer to the nozzle than the valve in the main pipe;
An orifice provided in the suck back pipe, having a pipe resistance larger than the pipe resistance of the nozzle;
With
The secondary side of the orifice opposite to the main pipe side is in contact with the gas space ,
A treatment liquid discharge apparatus , wherein a discharge pipe having an inner diameter larger than that of the main pipe is connected to the secondary side of the orifice .
処理液供給源から前記ノズルに処理液を導く主配管と、
前記主配管に設けられたバルブと、
前記主配管のうち前記バルブよりも前記ノズルに近い部位から分岐されるサックバック配管と、
前記サックバック配管に設けられ、前記ノズルの配管抵抗よりも大きな配管抵抗を有するオリフィスと、
を備え、
前記オリフィスの前記主配管側とは反対側の二次側は気体空間と接触し、
前記オリフィスの前記二次側に内壁が親水性とされた排出管が接続されることを特徴とする処理液吐出装置。 A processing liquid discharge device that discharges a processing liquid from a nozzle toward a workpiece,
A main pipe for guiding the processing liquid from the processing liquid supply source to the nozzle;
A valve provided in the main pipe;
A suckback pipe branched from a portion closer to the nozzle than the valve in the main pipe;
An orifice provided in the suck back pipe, having a pipe resistance larger than the pipe resistance of the nozzle;
With
The secondary side of the orifice opposite to the main pipe side is in contact with the gas space,
A treatment liquid discharge apparatus , wherein a discharge pipe having an inner wall made hydrophilic is connected to the secondary side of the orifice .
前記オリフィスの前記二次側は前記排出管を介して大気空間と連通していることを特徴とする処理液吐出装置。 In the processing liquid ejection device according to claim 1 or 2 ,
The processing liquid discharge apparatus according to claim 1, wherein the secondary side of the orifice communicates with the atmospheric space through the discharge pipe.
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