JP6623035B2 - 被加工物の撮像方法、撮像装置、及び加工方法 - Google Patents

被加工物の撮像方法、撮像装置、及び加工方法 Download PDF

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Description

本発明は、被加工物、例えば、複数の分割予定ラインによって区画され複数のデバイスが形成された薄板状のウエーハを、分割予定ラインに沿って加工するウエーハの撮像方法、撮像装置、及び加工方法に関する。
IC、LSI等の複数のデバイスが分割予定ラインによって区画され表面に形成されたウエーハは、表面に保護テープが貼着され研削装置によって裏面が研削されて所定の厚みに形成された後、ウエーハの裏面を保護テープに貼着しウエーハを収容する開口を有するフレームに支持された状態で表面に貼着された保護テープを剥離しダイシング装置によって個々のデバイスに分割され携帯電話、パソコン等の電気機器に利用される。
また、上記したような保護テープの張り替えによって生じる生産性の低下及び消耗品であるテープの使用に伴うコスト高を抑制するために、ウエーハの裏面を研削した後にテープの張り替えをすることなくウエーハの裏面から赤外線によってウエーハの表面に形成されたパターンを検出し、該パターンを基準にしてウエーハを個々のデバイスに分割する技術が本出願人によって提案されている(特許文献1を参照。)。
しかし、研削されたウエーハの裏面には凹凸形状を形成する研削痕が縞模様のように残存し、パターンを検出するために照射される赤外線が該縞模様において乱反射してウエーハの裏面から透かして表面に形成されたパターンを認識できない場合があるという問題が生じた。
また、ウエーハの裏面から分割予定ラインの内部にレーザー光線の集光点を位置付けて照射し、分割予定ラインに沿って改質層を形成する技術においても、ウエーハの裏面の状態によっては、赤外線によってウエーハの表面に形成されたパターンを認識できないという問題が生じ得ることが分かっている(例えば、特許文献2を参照。)。
特開平10−284449号公報 特開2005−222988号公報
上記したような問題は、ウエーハの裏面から赤外線によってシリコンウエーハ基板の表面に形成されたパターンを検出し当該パターンに基づき加工を行う場合に限らず、光の透過性に優れたサファイア基板に対して可視光によってウエーハの表面側に形成されたパターンを検出して該パターンを基準にして加工を施し、ウエーハを個々のデバイスに分割する技術においても、裏面側に研削等により凹凸が形成された場合には、上記と同様の問題が生じ得る。
従って、被加工物であるウエーハの裏面側から透かして表面に形成されたパターンを撮像してウエーハを加工するための撮像方法、撮像装置、及び加工方法に解決すべき課題がある。
上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、複数の分割予定ラインによって区画され複数のデバイスが形成されたウエーハの内部を撮像するウエーハの撮像方法であって、レーザー加工装置のチャックテーブルにウエーハの表面側を載置する載置工程と、 レーザー加工装置に配設されたカバーガラス配設手段によりウエーハの裏面に液体を滴下すると共に、該滴下した液体上にカバーガラスを配設するカバーガラス配設工程と、ウエーハを撮像する撮像手段を該カバーガラスの上部に位置付けて該カバーガラスを通してウエーハの内部を撮像する撮像工程と、から少なくとも構成され、該撮像工程が完了した後、レーザー光線をウエーハに照射するレーザー光線照射領域に移動させる前に、ウエーハの裏面からカバーガラスを遠ざけるウエーハの撮像方法が提供される。
該撮像手段は、ウエーハを透過する赤外線によって該ウエーハ内部を撮像するものとすることができる。該液体は、水であることが好ましい。また、当該撮像方法を実行することにより、該分割予定ライン又は該デバイスを撮像することで分割予定ラインの位置を検出し、その後、該ウエーハの裏面から分割予定ラインに対応する領域を加工する加工工程を実施する加工方法が提供される。
さらに、上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、レーザー加工装置に装着される被加工物の内部を撮像する撮像装置であって、レーザー加工装置のチャックテーブルに表面側を保持された被加工物の裏面の撮像面に液体滴下手段により液体を滴下するとともに、該液体上にカバーガラスを配設するカバーガラス配設手段と、から少なくとも構成され、該カバーガラス配設手段は、被加工物が、被加工物にレーザー光線を照射するレーザー光線照射領域に移動させられる前に、被加工物の裏面からカバーガラスを遠ざける撮像装置が提供される。さらに、該撮像装置に使用される液体としては、水を使用することが好ましい。
本発明に係るウエーハの撮像方法は、複数の分割予定ラインによって区画され複数のデバイスが形成されたウエーハの内部を撮像するウエーハの撮像方法であって、レーザー加工装置のチャックテーブルにウエーハの表面側を載置する載置工程と、レーザー加工装置に配設されたカバーガラス配設手段によりウエーハの裏面に液体を滴下すると共に、該滴下した液体上にカバーガラスを配設するカバーガラス配設工程と、ウエーハを撮像する撮像手段を該カバーガラスの上部に位置付けて該カバーガラスを通してウエーハの内部を撮像する撮像工程と、から少なくとも構成されるので、ウエーハの裏面に研削痕が残存していても、ウエーハの内部を撮像するための光線がウエーハの裏面上において乱反射することが抑制され、ウエーハの裏面から透かしてデバイスまたは分割予定ラインのパターンを撮像し、検出することができる。また、本発明に係る撮像装置は、レーザー加工装置に装着される被加工物の内部を撮像する撮像装置であって、レーザー加工装置のチャックテーブルに表面側を保持された被加工物の裏面の撮像面に液体滴下手段により液体を滴下するとともに、該液体上にカバーガラスを配設するカバーガラス配設手段と、から少なくとも構成され、該カバーガラス配設手段は、被加工物が、被加工物にレーザー光線を照射するレーザー光線照射領域に移動させられる前に、被加工物の裏面からカバーガラスを遠ざけるので、被加工物の撮像面に研削痕が残存していても撮像するための光線が撮像面において乱反射することを抑制し、被加工物の撮像面から内部を透かして被加工物における加工時の基準となるパターンを撮像し、検出することが可能となる。
本発明による被加工物の撮像方法を実施するための撮像装置を備えたレーザー加工装置の斜視図。 図1に示すレーザー加工装置に装備される撮像装置の撮像手段、及びカバーガラス配設手段の斜視図。 被加工物としての半導体ウエーハ及び該半導体ウエーハを環状のフレームに装着された保護テープに貼着した状態を表す斜視図。 図2に示す撮像手段、及びカバーガラス配設手段により実施されるカバーガラス配設工程、及び撮像工程を示す説明図。
以下、本発明による撮像方法を用いた撮像装置を備えたレーザー加工装置の好適な実施形態について添付図面を参照して更に詳細に説明する。
図1には、本発明による撮像装置を備えたレーザー加工装置の斜視図が示されている。図1に示すレーザー加工装置1は、静止基台2と、該静止基台2に矢印Xで示すX軸方向に移動可能に配設され被加工物を保持するチャックテーブル機構3と、静止基台2上に配設されたレーザー光線照射ユニット4とを具備している。
上記チャックテーブル機構3は、静止基台2上にX軸方向に沿って平行に配設された一対の案内レール31、31と、該案内レール31、31上にX軸方向に移動可能に配設された第1の滑動ブロック32と、該第1の滑動ブロック32上にX軸方向と直交する矢印Yで示すY軸方向に移動可能に配設された第2の滑動ブロック33と、該第2の滑動ブロック33上に円筒部材34によって支持されたカバーテーブル35と、被加工物を保持する保持手段としてのチャックテーブル36を具備している。このチャックテーブル36は通気性を有する多孔性材料から形成された吸着チャック361を具備しており、吸着チャック361の上面である保持面上に図示しない吸引手段を作動することによって被加工物を保持するようになっている。このように構成されたチャックテーブル36は、円筒部材34内に配設された図示しないパルスモータによって回転させられる。なお、チャックテーブル36には、被加工物を、保護テープを介して支持する環状のフレームを固定するためのクランプ362が配設されている。
上記第1の滑動ブロック32は、下面に上記一対の案内レール31、31と嵌合する一対の被案内溝321、321が設けられているとともに、上面にY軸方向に沿って平行に形成された一対の案内レール322、322が設けられている。このように構成された第1の滑動ブロック32は、被案内溝321、321が一対の案内レール31、31に嵌合することにより、一対の案内レール31、31に沿ってX軸方向に移動可能に構成される。図示のチャックテーブル機構3は、第1の滑動ブロック32を一対の案内レール31、31に沿ってX軸方向に移動させるためのX軸方向移動手段37を具備している。X軸方向移動手段37は、上記一対の案内レール31と31との間に平行に配設された雄ネジロッド371と、該雄ネジロッド371を回転駆動するためのパルスモータ372の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド371は、第1の滑動ブロック32の中央部下面に突出して設けられた図示しない雄ネジブロックに形成された貫通雌ネジ穴に螺合されている。従って、パルスモータ372によって雄ネジロッド371を正転及び逆転駆動することにより、第1の滑動ブロック32は、案内レール31、31に沿ってX軸方向に移動させられる。
図示のレーザー加工装置1は、上記チャックテーブル36のX軸方向位置を検出するための図示しないX軸方向位置検出手段を備えている。該X軸方向位置検出手段は、案内レール31に沿って配設された図示しないリニアスケールと、第1の滑動ブロック32に配設され第1の滑動ブロック32とともに該リニアスケールに沿って移動する図示しない読み取りヘッドとからなっている。このX軸方向位置検出手段の読み取りヘッドは、例えば1μm毎に1パルスのパルス信号を後述する制御手段に送る。そして、後述する制御手段は、入力したパルス信号をカウントすることにより、チャックテーブル36のX軸方向位置を検出する。なお、上記X軸方向移動手段37の駆動源としてパルスモータ372を用いた場合には、パルスモータ372に駆動信号を出力する後述する制御手段の駆動パルスをカウントすることにより、チャックテーブル36のX軸方向の位置を検出することもできる。また、上記X軸方向移動手段37の駆動源としてサーボモータを用いた場合には、サーボモータの回転数を検出するロータリーエンコーダが出力するパルス信号を後述する制御手段に送り、制御手段が入力したパルス信号をカウントすることにより、チャックテーブル36のX軸方向位置を検出することもでき、本発明では該X軸方向位置を検出する手段の形式については特に限定されない。
上記第2の滑動ブロック33は、下面に上記第1の滑動ブロック32の上面に設けられた一対の案内レール322、322と嵌合する一対の被案内溝331、331が設けられており、この被案内溝331、331を一対の案内レール322、322に嵌合することにより、Y軸方向に移動可能に構成される。図示のチャックテーブル機構3は、第2の滑動ブロック33を第1の滑動ブロック32に設けられた一対の案内レール322、322に沿ってY軸方向に移動させるためのY軸方向移動手段38を具備している。Y軸方向移動手段38は、上記一対の案内レール322、322の間に平行に配設された雄ネジロッド381と、該雄ネジロッド381を回転駆動するためのパルスモータ382等の駆動源を含んでいる。該雄ネジロッド381は、一端が上記第1の滑動ブロック32の上面に固定された軸受ブロック383に回転自在に支持されており、他端が上記パルスモータ382の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド381は、第2の滑動ブロック33の中央部下面に突出して設けられた図示しない雄ネジブロックに形成された貫通雌ネジ穴に螺合されている。従って、パルスモータ382によって雄ネジロッド381を正転及び逆転駆動することにより、第2の滑動ブロック33は案内レール322、322に沿ってY軸方向に移動させられる。
図示のレーザー加工装置1は、上記第2の滑動ブロック33のY軸方向位置を検出するための図示しないY軸方向位置検出手段を備えている。該Y軸方向位置検出手段は、上記したX軸方向位置検出手段と同様に、案内レール322に沿って配設された図示しないリニアスケールと、第2の滑動ブロック33に配設され第2の滑動ブロック33とともに該リニアスケールに沿って移動する図示しない読み取りヘッドとからなっている。このY軸方向位置検出手段の該読み取りヘッドは、例えば1μm毎に1パルスのパルス信号を後述する制御手段に送る。そして、後述する制御手段は、入力したパルス信号をカウントすることにより、第2の滑動ブロック33のY軸方向位置を検出する。なお、上記Y軸方向移動手段38の駆動源としてパルスモータ382を用いた場合には、パルスモータ382に駆動信号を出力する後述する制御手段の駆動パルスをカウントすることにより、第2の滑動ブロック33のY軸方向の位置を検出することもできる。また、上記Y軸方向移動手段38の駆動源としてサーボモータを用いた場合には、サーボモータの回転数を検出するロータリーエンコーダが出力するパルス信号を後述する制御手段に送り、制御手段が入力したパルス信号をカウントすることにより、第2の滑動ブロック33のY軸方向位置を検出することもできる。
上記レーザー光線照射ユニット4は、上記静止基台2上に配置された支持部材41と、該支持部材41によって支持され実質上水平に延出するケーシング42と、該ケーシング42に配設されたレーザー光線照射手段5と、ケーシング42の前端部に配設されレーザー加工すべき加工領域を検出する撮像手段6と、さらに、該撮像手段6に隣接し、Y軸方向に沿って配設されたカバーガラス配設手段7を具備している。なお、撮像手段6は、被加工物を照明する照明手段と、該照明手段によって照明された領域を捕える光学系と、該光学系によって捕えられた像を撮像する撮像素子(CCD)と、被加工物に赤外線を照射する赤外線照明手段と、該赤外線照明手段によって照射された赤外線を捕える光学系と、該光学系によって捕えられた赤外線に対応した電気信号を出力する撮像素子(赤外線CCD)等を備え、撮像した画像信号を後述する制御手段に送る。
上記カバーガラス配設手段7について、図2を参照してさらに説明する。カバーガラス配設手段7は、少なくとも液体滴下手段73、カバーガラス保持手段74から構成され、さらにエアシリンダー71、ピストンロッド72を含んでいる。エアシリンダー71に支持されて下方に伸びるピストンロッド72の下端部に、液体滴下手段73、及びカバーガラス保持手段74が連結されている。ピストンロッド72に支持された液体滴下手段73、及びカバーガラス保持手段74は、エアシリンダー71の作用により、上下方向(Z軸方向)に昇降可能で、且つ、ピストンロッド72の軸を中心に回転可能に構成されている。
液体滴下手段73は、ノズル保持アーム73a、滴下ノズル73bから構成され、ノズル保持アーム73aは、ピストンロッド72の下端部から水平方向に伸びるように配設されている。また、ノズル保持アーム73aの先端部には、下方に向けて水滴を滴下する滴下ノズル73bが設けられており、図示しない水タンクからノズル保持アーム73a内部に配設された可撓性のチューブを介して該滴下ノズル73aに水が供給される。
カバーガラス保持手段74は、カバーガラス保持アーム74a、カバーガラス保持プレート74bから構成され、カバーガラス保持プレート74bの先端部側には、薄板状のカバーガラス74c(例えば、18mm×18mm、厚さ0.13〜0.17mm)が保持されている。カバーガラス保持アーム74aは、ピストンロッド72の下端部から水平方向に延びており、ノズル保持アーム73aを含む水平面において、該ノズル保持アーム73aとは、略90度の角度をなすように構成されている。また、図2から明らかなように、カバーガラス保持アーム74aの先端部側は、下方に一段低くなるように段差が設けられており、カバーガラス保持プレート74bは、カバーガラス保持アーム74aに対して低くなるように段差をもって連結され、カバーガラス74cの下面はカバーガラス保持プレート74bの下面と面一、もしくはカバーガラス74cの下面が僅かに下方に突出するように形成される。
カバーガラス保持プレート74bが保持するカバーガラス74cの上方には、撮像手段6が配置される。本実施形態の該撮像手段6は、赤外線照射手段を備えた赤外線撮像素子61(赤外線CCD)と、光学系を構成する顕微鏡ユニット62から構成され、カバーガラス74cに対して赤外線を照射し、カバーガラス74cを通して被加工物の内部を透かして撮像することが可能になっている。
図示のレーザー加工装置1は、図示しない制御手段を具備している。該制御手段は、コンピュータによって構成されており、制御プログラムに従って演算処理する中央処理装置(CPU)と、制御プログラム等を格納するリードオンリメモリ(ROM)と、演算結果等を格納する読み書き可能なランダムアクセスメモリ(RAM)と、入力インターフェースには、撮像手段6から入力される画像信号に加えて、上記したX軸方向位置検出手段、Y軸方向位置検出手段等からの検出信号が入力される。そして、該制御手段の出力インターフェースからは、上記X軸方向移動手段37、Y軸方向移動手段38、レーザー光線照射手段5、カバーガラス配設手段7、モニターM、図示しないパルスレーザー光線発振手段、及び出力調整手段等に制御信号等を出力する。
以上のように構成されたレーザー加工装置1の作用について以下に説明する。図3(a)には、本発明によるウエーハの撮像方法、及び加工方法を適用したレーザー加工装置によって撮像、加工されるウエーハとしての半導体ウエーハ20の斜視図が示されている。半導体ウエーハ20は、例えば直径が200mmで厚みが600μmのシリコンウエーハからなっており、表面20aに複数の分割予定ライン21が格子状に形成されているとともに、該複数の分割予定ライン21によって区画された複数の領域にIC、LSI等のデバイス22が形成されている。
上述した半導体ウエーハを分割予定ラインに沿って分割するには、半導体ウエーハを環状のフレームに装着された保護テープの表面に貼着するウエーハ支持工程を実施する。即ち、図3(b)に示すように、環状のフレームFの内側開口部を覆うように外周部が装着された保護テープTの表面に半導体ウエーハ20の表面20aを貼着する。従って、保護テープTの表面に貼着された半導体ウエーハ20は、裏面20bが上側となる。
上述したウエーハ支持工程を実施したならば、半導体ウエーハ20の裏面20bを研削して半導体ウエーハ2をデバイスの所定の仕上がり厚みに形成する裏面研削工程を実施する。なお、この裏面研削工程は、図示しない研削装置を用いて実施するが、本発明において格別な特徴をなすものではなく、公知の研削装置を用いることができるため、その詳細は省略する。該裏面研削工程により半導体ウエーハ20の裏面20bが研削されて半導体ウエーハ20は所定の厚み(例えば200〜300μm)に形成される。なお、半導体ウエーハ20を保護テープTに貼着する前に、半導体ウエーハ20の裏面を研削する裏面研削工程を実施してもよい。
上述したように裏面研削工程を実施したならば、半導体ウエーハ20に対して透過性を有する波長のレーザー光線の集光点を半導体ウエーハ20の裏面側から内部に位置付けて分割予定ライン21に沿って照射し、半導体ウエーハ20の表面に向けて亀裂を伝播させる改質層を分割予定ラインに沿って形成する改質層形成工程を実施する。この改質層形成工程は、図1に示すレーザー加工装置を用いて実施する。図1に示すレーザー加工装置1は、被加工物を保持するチャックテーブル36と、該チャックテーブル36上に保持された被加工物にレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段5と、チャックテーブル36上に保持された被加工物を撮像する撮像手段6を具備している。チャックテーブル36は、被加工物を吸引保持するように構成されており、X軸方向移動手段37によって図1において矢印Xで示す加工送り方向に移動せしめられるとともに、Y軸方向移動手段38によって図1において矢印Yで示す割り出し送り方向に移動せしめられるようになっている。
上記レーザー光線照射手段5は、図示しないパルスレーザー光線発振器や繰り返し周波数設定手段を備えたパルスレーザー光線発振手段により構成されている。上記ケーシング42の先端部には、パルスレーザー光線発振手段から発振されたパルスレーザー光線を集光するための集光器51が装着されている。なお、レーザー光線照射手段5は、集光器51によって集光されるパルスレーザー光線の集光点位置を調整するための集光点位置調整手段(図示せず)を備えている。
レーザー光線照射手段5が配設されたケーシング42の先端部に装着された撮像手段6は、図示の実施形態においては、可視光線によって被加工物を撮像する通常の撮像素子(CCD)の外に、被加工物に赤外線を照射する赤外線照明手段と、該赤外線照明手段によって照射された赤外線を捕らえる光学系と、該光学系によって捕らえられた赤外線に対応した電気信号を出力する撮像素子(赤外線CCD)等で構成されており、撮像した画像信号を図示しない制御手段に送る。
上述したレーザー加工装置1を用いて、上述したウエーハ支持工程及び裏面研削工程が実施された半導体ウエーハ20に、半導体ウエーハ20に対して透過性を有する波長のパルスレーザー光線の集光点を半導体ウエーハ20の裏面側から内部に位置付けて分割予定ライン21に沿って照射し、半導体ウエーハ20の表面に向けて亀裂を伝播させる改質層を分割予定ラインに沿って形成する改質層形成工程を実施するには、まずチャックテーブル36の吸着チャック361上に半導体ウエーハ20が貼着された保護テープT側を載置する。そして、図示しない吸引手段を作動することにより、保護テープTを介して半導体ウエーハ20をチャックテーブル36上に保持する(ウエーハ保持工程)。従って、チャックテーブル36に保持された半導体ウエーハ20は、裏面20bが上側となり、保護テープTが装着された環状のフレームFはチャックテーブル36に配設されたクランプ362によって固定される。このようにして、半導体ウエーハ20を吸引保持したチャックテーブル36は、X軸方向移動手段37、Y軸方向移動手段38によって撮像手段6の直下に位置付けられる。
チャックテーブル36が撮像手段6の直下に位置付けられると、撮像手段6及び図示しない制御手段は、半導体ウエーハ20の所定方向に形成されている分割予定ライン21と、分割予定ライン21に沿ってレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段5の集光器51との位置合わせを行うためのアライメントを遂行する(アライメント工程)。
ここで、当該アライメント工程を実施するに際し、そのまま撮像手段6により分割予定ライン21を撮像しようとすると、上述したように、半導体ウエーハ20の研削された裏面20bに凹凸形状からなる研削痕が縞模様のように残存し、分割予定ライン21を検出するために照射される赤外線が該縞模様において乱反射して半導体ウエーハ20の裏面20b側から透かして表面20a側に形成された分割予定ライン21を認識できないという問題が生じる。
そこで、本発明に基づく本実施形態では、半導体ウエーハ20の裏面20bに液体を滴下すると共に、該滴下した液体上にカバーガラスを配設するカバーガラス配設工程と、半導体ウエーハ20を撮像する撮像手段6を該カバーガラスの上部に位置付けて該カバーガラスを通して半導体ウエーハ20の内部を撮像する撮像工程とを含む撮像方法を実行する。当該カバーガラス配設工程及び撮像工程について、図4を参照して説明する。
(カバーガラス配設工程)
図4(a)〜(d)には、チャックテーブル(図示省略)上に保護テープTを介して保持された半導体ウエーハ20、及びカバーガラス配設手段7が示されている。まず、図4(a)に示すように、エアシリンダー71に支持されたピストンロッド72を長手方向の軸を中心に回転させ、ノズル保持アーム73aの先端に配設されている滴下ノズル73bを、半導体ウエーハ20の裏面20bの略中央部分に位置付けると共に、ピストンロッド72を降下させて、該滴下ノズル73bを半導体ウエーハ20に近接させる。さらに、滴下ノズル73bから図示しない水供給源から供給される水を滴下し、該中央に水滴Wを供給する。当該半導体ウエーハ20の裏面20bに供給された水滴Wは、表面張力により該中央部分において半球状に保持される。
半導体ウエーハ20の裏面20bに対して水滴Wが供給された後、ピストンロッド72の軸を中心に90度回転させ、先に供給した水滴Wの上方にガラス保持プレート74bに保持されたカバーガラス74cを位置付ける(図4(b)を参照。)。そしてピストンロッド72を降下させて、半導体ウエーハ20の裏面20bに対して約1mmの距離まで近接させる(図4(c)を参照。)。そうすると、半導体ウエーハ20の裏面20bに保持された水滴Wは、裏面20bと、カバーガラス74cとに挟まれた領域を満たすとともに、該裏面20bの該縞模様を形成する凹凸部に該水滴Wが入り込み、図4(d)に示すような状態となって、カバーガラス配設工程が完了する。
(撮像工程)
図2に戻り、カバーガラス配設工程に続いて実行される撮像工程について説明する。本実施形態では、カバーガラス74cが半導体ウエーハ20上に位置付けられ、該裏面20bと、カバーガラス74cとに挟まれた領域が該水滴Wで満たされている状態で、撮像手段6がカバーガラス74cの上方に位置付けられる。撮像手段6は、上記したように、赤外線撮像素子61(赤外線CCD)と、顕微鏡ユニット62とを備えており、撮像工程においては、赤外線撮像素子61(赤外線CCD)から赤外線をカバーガラス74c上に照射する。ここで、半導体ウエーハ20の裏面20bには、研削時に生じた縞模様状の凹凸部が形成されているものの、カバーガラス74cと、裏面20bとで形成される空間が該水滴Wで満たされていることにより、該凹凸面において該赤外線が乱反射を起こすことが抑制され、照射された赤外線は半導体ウエーハ20の内部を透過する。
撮像手段6から照射された赤外線がカバーガラス74c、水滴W、半導体ウエーハ20を透過して、表面側20a側の分割予定ライン21、デバイス22が赤外線撮像素子61(赤外線CCD)によって捕えられ、撮像された画像データは、図示しない制御手段に入力され、加工装置を操作するオペレータが使用するモニターMに出力され、撮像工程が実行される。
上記撮像工程により、オペレータは、図2のモニターMに表示されているような画像を確認することができ、分割予定ライン21と、モニターMに表示されるX軸移動方向と平行をなしレーザー光線照射手段が通過する位置を示す基準線Lと、を比較して、分割予定ライン21のX軸方向に対する角度を円筒部材34内に収容されている図示しないパルスモータを駆動すると共に、Y軸方向移動手段38を駆動して微調整し、該基準線Lが分割予定ライン21の中央で且つ分割予定ライン21と平行になるように調整され、図示しない制御手段に、分割予定ライン21に対応した当該アライメント情報が記憶される(アライメント工程)。なお、カバーガラス保持プレート74bは、半導体ウエーハ20とは物理的に連結されておらず、吸着チャック361の角度を微調整する際には、近接した状態でその相対位置がずれることになるが、カバーガラス配設工程、撮像工程、及びアライメント工程のいずれにおいても直接接触することがないように構成されている。
以上のようにしてチャックテーブル36上に保持されている半導体ウエーハ20に形成されている分割予定ライン21を検出し、レーザー光線を照射する位置のアライメント工程が行われたならば、カバーガラス配設手段7のピストンロッド72を図4(b)に示す位置まで上昇させるとともに、カバーガラス保持プレート74bからみて滴下アーム73aが配設されている方向にピストンロッド72を略90度回転させて、滴下アーム73a、及びカバーガラス保持プレート74bがチャックテーブル36から遠ざかるように駆動され、さらに、図示されないエアーノズルから該裏面20b上に対して高圧エアーが吹付けられ、半導体ウエーハ20の裏面に滴下された水滴が除去される。
そして、アライメントが終了して半導体ウエーハ20の裏面に滴下された水滴が除去されると、チャックテーブル36を、レーザー光線を照射するレーザー光線照射手段5の集光器51が位置するレーザー光線照射領域に移動し、所定の分割予定ライン21の一端をレーザー光線照射手段5の集光器51の直下に位置付けてパルスレーザー光線の集光点を半導体ウエーハ20の内部の所定位置に位置付ける。そして、集光器51から半導体ウエーハ20に対して透過性を有する波長のパルスレーザー光線を照射しつつチャックテーブル36をX軸方向に所定の送り速度で移動させて、集光器51からのレーザー光線の照射位置が分割予定ライン21の他端の位置に達したら、パルスレーザー光線の照射を停止するとともに、チャックテーブル36、すなわち半導体ウエーハ20の移動を停止する。この結果、半導体ウエーハ20の内部には、分割予定ライン21に沿ってレーザー光線による改質層が形成される(改質層形成工程)。
なお、上記改質層形成工程において使用されるレーザー加工の条件は、例えば次のように設定されている。
波長 :1064nmのパルスレーザー
繰り返し周波数 :100kHz
平均出力 :0.3W
集光スポット :φ1μm
加工送り速度 :100mm/秒
上述したように所定の分割予定ライン21に沿って上記改質層形成工程を実施したら、チャックテーブル51を図1の矢印Yで示す方向に半導体ウエーハ20に形成された分割予定ライン21の間隔だけ割り出し移動(割り出し行程)し、上記改質層形成工程を遂行する。このようにして所定方向に形成された全ての分割予定ライン21に沿って上記改質層形成工程を実施したならば、チャックテーブル36を90度回転させて、上記所定方向に形成された分割予定ライン21に対して直交する方向に延びる全ての分割予定ライン21に沿って上記改質層形成工程を実行する。
そして、上述した改質層形成工程を実行したならば、半導体ウエーハ20に対して外力を付与して、半導体ウエーハ20を該改質層が形成された分割予定ライン21に沿って個々のデバイスに22に分割する分割工程を実施する。なお、当該分割工程は、公知の技術を適宜適用することが可能であり、本発明の要部をなすものではないため、その詳細は省略する。そして、該分割工程を実施したならば、図示しないピックアップ手段を用いて分割されたデバイス22を吸着して保護テープTから剥離してピックアップすることにより、個々に分割されたデバイス22を得ることができる。
以上、本発明を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲で種々の変形が可能である。例えば、上述した実施形態においては、撮像工程により使用される撮像手段が、半導体ウエーハに対して赤外線を照射して赤外線撮像素子(赤外線CCD)により裏面側から表面側の分割予定ラインを撮像するものであったが、これに限定されず、被加工物に対して透過性を有する光線を用いて裏面から表面側を透かして表面側のパターンを撮像するあらゆる場合に適用可能であり、例えば、光デバイスの製造に使用されるサファイア基板の裏面側から可視光線を照射して表面側の分割予定ラインを撮像するものにおいても適用可能である。また、上述した実施形態では、カバーガラス配設手段7の液体滴下手段73とカバーガラス保持手段74は、エアシリンダー71に駆動される一つのピストンロッド72に連結され一体的に構成されていたが、必ずしもこれに限定されず、それぞれ別のエアシリンダー、ピストンロッドに連結され、各々操作されるものであってもよい。
1:レーザー加工装置
2:静止基台
3:チャックテーブル機構
36:チャックテーブル
4:レーザー光線照射ユニット
5:レーザー光線照射手段
6:撮像手段
7:カバーガラス配設手段
73:液体滴下手段
74:カバーガラス保持手段
74a:カバーガラス保持アーム
74b:カバーガラス保持プレート
74c:カバーガラス74c
20:半導体ウエーハ
21:分割予定ライン
22:デバイス

Claims (6)

  1. 複数の分割予定ラインによって区画され複数のデバイスが形成されたウエーハの内部を撮像するウエーハの撮像方法であって、
    レーザー加工装置のチャックテーブルにウエーハの表面側を載置する載置工程と、
    レーザー加工装置に配設されたカバーガラス配設手段によりウエーハの裏面に液体を滴下すると共に、該滴下した液体上にカバーガラスを配設するカバーガラス配設工程と、
    ウエーハを撮像する撮像手段を該カバーガラスの上部に位置付けて該カバーガラスを通してウエーハの内部を撮像する撮像工程と、から少なくとも構成され
    該撮像工程が完了した後、レーザー光線をウエーハに照射するレーザー光線照射領域に移動させる前に、ウエーハの裏面からカバーガラスを遠ざけるウエーハの撮像方法。
  2. 該撮像手段は、ウエーハを透過する赤外線によって該ウエーハ内部を撮像するものである、請求項1に記載のウエーハの撮像方法。
  3. 該液体は水である、請求項1又は2に記載されたウエーハの撮像方法。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の撮像方法を実行することにより、該分割予定ライン又は該デバイスを撮像することで分割予定ラインの位置を検出し、
    その後、該ウエーハの裏面から分割予定ラインに対応する領域を加工する加工工程を実施する、ウエーハの加工方法。
  5. レーザー加工装置に装着される被加工物の内部を撮像する撮像装置であって、
    レーザー加工装置のチャックテーブルに表面側を保持された被加工物の裏面の撮像面に液体滴下手段により液体を滴下するとともに、該液体上にカバーガラスを配設するカバーガラス配設手段と、
    被加工物を透過する光で該カバーガラスを通して被加工物の内部を撮像する撮像手段と、
    から少なくとも構成され
    該カバーガラス配設手段は、被加工物が、被加工物にレーザー光線を照射するレーザー光線照射領域に移動させられる前に、被加工物の裏面からカバーガラスを遠ざける撮像装置。
  6. 該液体は水である、請求項5に記載された撮像装置。
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