JP6621959B1 - 作業車両 - Google Patents

作業車両 Download PDF

Info

Publication number
JP6621959B1
JP6621959B1 JP2019147917A JP2019147917A JP6621959B1 JP 6621959 B1 JP6621959 B1 JP 6621959B1 JP 2019147917 A JP2019147917 A JP 2019147917A JP 2019147917 A JP2019147917 A JP 2019147917A JP 6621959 B1 JP6621959 B1 JP 6621959B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch
rotation axis
shaft
work vehicle
cabin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019147917A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021028207A (ja
Inventor
大介 稲葉
大介 稲葉
知也 大村
知也 大村
明秀 長尾
明秀 長尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2019147917A priority Critical patent/JP6621959B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6621959B1 publication Critical patent/JP6621959B1/ja
Priority to US16/846,415 priority patent/US10788083B1/en
Publication of JP2021028207A publication Critical patent/JP2021028207A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05GCONTROL DEVICES OR SYSTEMS INSOFAR AS CHARACTERISED BY MECHANICAL FEATURES ONLY
    • G05G1/00Controlling members, e.g. knobs or handles; Assemblies or arrangements thereof; Indicating position of controlling members
    • G05G1/30Controlling members actuated by foot
    • G05G1/46Means, e.g. links, for connecting the pedal to the controlled unit
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K23/00Arrangement or mounting of control devices for vehicle transmissions, or parts thereof, not otherwise provided for
    • B60K23/02Arrangement or mounting of control devices for vehicle transmissions, or parts thereof, not otherwise provided for for main transmission clutches
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D23/00Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
    • F16D23/12Mechanical clutch-actuating mechanisms arranged outside the clutch as such
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60YINDEXING SCHEME RELATING TO ASPECTS CROSS-CUTTING VEHICLE TECHNOLOGY
    • B60Y2200/00Type of vehicle
    • B60Y2200/20Off-Road Vehicles
    • B60Y2200/22Agricultural vehicles
    • B60Y2200/221Tractors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2361/00Apparatus or articles in engineering in general
    • F16C2361/43Clutches, e.g. disengaging bearing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D23/00Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
    • F16D23/12Mechanical clutch-actuating mechanisms arranged outside the clutch as such
    • F16D2023/126Actuation by rocker lever; Rocker levers therefor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D23/00Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
    • F16D23/12Mechanical clutch-actuating mechanisms arranged outside the clutch as such
    • F16D23/14Clutch-actuating sleeves or bearings; Actuating members directly connected to clutch-actuating sleeves or bearings
    • F16D2023/141Clutch-actuating sleeves or bearings; Actuating members directly connected to clutch-actuating sleeves or bearings characterised by using a fork; Details of forks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)

Abstract

【課題】ユーザが操作しやすいクラッチ機構を備える作業車両を提供する。【解決手段】作業車両は、クラッチハウジングと、クラッチハウジングに揺動可能に設けられたクラッチレバーとを備えるクラッチと、キャビンに支持され、中心軸線を有するシャフトと、中心軸線周りに揺動可能にシャフトに支持されるクラッチペダルと、コントロールケーブルとを備える。コントロールケーブルは、外部チューブと、外部チューブ中に摺動可能に挿入される内部ケーブルとを備え、キャビンの隔離壁上に巻回され、可撓性を有する。クラッチレバーの揺動によってクラッチの切断と接続が切り替えられる。外部チューブの長さ方向の一端はキャビンに接続され、外部チューブの長さ方向の他端は、クラッチハウジングに接続される。内部ケーブルの長さ方向の一端は、クラッチペダルに接続され、内部ケーブルの長さ方向の他端は、クラッチレバーに接続される。【選択図】図4

Description

本願に開示される技術は、作業車両に関する。
クラッチペダルの操作によりクラッチの切断・接続を動作する機構として特許文献1〜特許文献3に挙げられる機構がある。
特開平05−001724号公報 実開平05−050157号公報 特開平04−277325号公報
本願に開示される技術の課題は、例えば、ユーザが操作しやすいクラッチ機構を備える作業車両を提供することにある。
本発明の第1側面によれば、作業車両は、キャビンと、クラッチと、シャフトと、クラッチペダルと、コントロールケーブルとを備える。クラッチは、クラッチハウジングと、クラッチハウジングに揺動可能に設けられたクラッチレバーとを備える。シャフトは、キャビンに支持され、中心軸線を有する。クラッチペダルは、中心軸線周りに揺動可能にシャフトに支持される。コントロールケーブルは、外部チューブと、外部チューブ中に摺動可能に挿入される内部ケーブルとを備え、キャビンの隔離壁上に巻回され、可撓性を有する。クラッチレバーの揺動によってクラッチの切断と接続が切り替えられる。外部チューブの長さ方向の一端はキャビンに接続され、外部チューブの長さ方向の他端は、クラッチハウジングに接続される。内部ケーブルの長さ方向の一端は、クラッチペダルに接続され、内部ケーブルの長さ方向の他端は、クラッチレバーに接続される。
本願に開示される技術であれば、例えば、ユーザが操作しやすいクラッチ機構を備える作業車両を提供することができる。
図1は、実施形態に係る作業車両の側面図である。 図2は、作業車両のキャビンの平面図である。 図3は、クラッチ及びクラッチ操作装置の全体構成図である。 図4は、コントロールケーブルの配索を示す図である。 図5は、コントロールケーブルの巻回領域の上方拡大図である。 図6は、コントロールケーブルの巻回領域の下方拡大図である。 図7は、リンク機構のリンク部分の拡大図である。 図8は、リンク機構の上方斜視図である。 図9は、クラッチペダルに外力が加えられていない状態のリンク機構の斜視図である。 図10は、クラッチペダルに外力が加えられている状態のリンク機構の斜視図である。 図11は、クラッチペダルに外力が加えられている状態のリンク機構のリンク部分の拡大斜視図である。 図12は、クラッチ及びクラッチ操作装置の変形例である。
以下、実施形態について図面を参照しながら説明する。図中において同じ符号は、対応するまたは同一の構成を示している。
〔第1実施形態〕
<全体構成>
図1は、実施形態に係る作業車両1の側面図である。作業車両1は、例えば、農業用トラクタである。作業車両1は、車体フレーム2と走行輪3a、3bとエンジン室4とキャビン5とを備える。作業車両1は、好ましくは4輪駆動車両であり、4つの走行輪3a、3bが回転駆動されることにより走行する。
なお、本願に係る実施形態において、前方向DF/後方向DBとは、キャビン5のシート58に着座したオペレータから見て前方向/後方向を意味する。前後方向DFBは、前方向DF/後方向DBを総称した概念である。左方向DL/右方向DR、横方向DWとは、当該オペレータから見てそれぞれ、左方向/右方向、横方向を意味する。上方向DU/下方向DDとは、当該オペレータから見て上方向/下方向を意味する。高さ方向DHは、上方向DU/下方向DDを総称した概念である。作業車両1の前後/左右(横)/高さ方向とは、それぞれ、当該オペレータから見た前後/左右(横)/高さ方向と一致するものとする。
車体フレーム2は、前フレーム2aと後フレーム2bとを有する。前フレーム2aには、エンジン室4が設けられる。エンジン室4は、カバー4aによって規定される。カバー4aは、エンジン6の少なくとも一部と後述するエンジン6と接続する各種装置を覆う。エンジン6は前フレーム2aによって支持される。エンジン6は、好ましくは、コモンレールシステム(図示せず)を備えた水冷式の縦型ディーゼルエンジンである。
作業車両1は、クラッチ7を備える。クラッチ7は、エンジン6と接続する。エンジン6の回転動力は、クラッチ7を介してミッションケース8内の変速装置に伝達可能である。クラッチ7はクラッチハウジング70とクラッチハウジング70に揺動可能に設けられるクラッチレバー71とを備える。クラッチハウジング70は、エンジン6を介して前フレーム2aによって支持される。
後フレーム2bには、キャビン5と、ミッションケース8とが搭載される。ミッションケース8には、クラッチ7を介して伝達されたエンジン6からの駆動力を走行輪3a、3bに伝達するための走行用の変速装置等が内装されている。ミッションケース8には、さらに、エンジン6からの動力を、走行輪3a、3bとは別に図示しない作業装置に分配する作業装置用の変速装置やクラッチなどが内装される。これら作業装置用の変速装置やクラッチ等から構成される動力伝達系を作業伝動系と呼ぶ。
作業車両1は、さらに、1対のリフトアーム10と、PTO軸11と、牽引装置12とを備える。リフトアーム10は、作業車両1の左側、右側に1つずつ設けられている。リフトアーム10は、作業伝動系の一部を構成する油圧式の昇降シリンダの作動で上下方向に揺動可能である。PTO軸11は、作業伝動系の動力の出力軸である。1対のリフトアーム10には、リンク機構(図示せず)が連結され、PTO軸11には、そのリンク機構に連結されるロータリ耕転装置などの作業装置(図示せず)に対して動力を伝えるための伝動軸等が接続される。牽引装置12は、運搬用の荷台(図示せず)を、作業車両1の後方に連結し、運搬するための装置である。
<キャビンの内部構成>
キャビン5は、前壁50と、キャビンフレーム51と、ウィンドシールド52と、ドアパネル53と、サイドウィンドウ54と、リアウィンドウ55と、ルーフ部56とによって囲まれた空間である。キャビンフレーム51は、ウィンドシールド52と、ドアパネル53と、サイドウィンドウ54と、リアウィンドウ55と、ルーフ部56とを支持する。なお、キャビン5は、ウィンドシールド52の下方にキャビンフレーム51に挟まれた前壁50を有する。前壁50は、キャビン5とエンジン室4とを隔離する隔離壁である。ルーフ部56は、内部に空調装置や無線通信装置などを収納できる収納空間を有している。
図2は、ルーフ部56を除いたキャビン5の内部の平面図である。作業車両1は、キャビン5内に、フロアパネル57と、シート58を備える。フロアパネル57は、キャビン5の床面を構成している。フロアパネル57の後方には、シート58が配置される。ウィンドシールド52は、透明でキャビン5の前面を構成している。ドアパネル53は、透明で、キャビン5の左右両側に設けられている。ドアパネル53は、外側に開閉自在である。ここで、外側に開閉自在とは、フロアパネル57及びシート58から離間するように開閉自在という意味である。サイドウィンドウ54は、透明で、キャビン5の左右両側且つドアパネル53の後方に設けられている。サイドウィンドウ54も、外側に開閉自在である。リアウィンドウ55は、透明でキャビン5の後面を構成している。リアウィンドウ55も、外側に開閉自在である。さらに、図2に示すように、作業車両1は、ウィンドシールド52後方且つシート58前方に、ディスプレイ59、ステアリングホイール60、クラッチペダル21、ブレーキペダル61、スピードコントロールペダル62などを備えている。
作業車両1は、キャビン5内のシート58左側に、第1操作レバー63と、第2操作レバー64と、第3操作レバー65とを含む。第1操作レバー63は、好ましくは、シャトルシフトレバーである。第1操作レバー63は、前後方向DFBに揺動可能である。第1操作レバー63が前に傾けられると、作業車両1は前進する。第1操作レバー63が後ろに傾けられると、作業車両1は後進する。
第2操作レバー64は、好ましくは前輪(走行輪3a)を駆動させるか否かを設定するレバーである。第2操作レバー64は、第1操作レバー63よりも前方に配置される。第2操作レバー64は、前後方向DFBに揺動可能である。第2操作レバー64が前に傾けられると、例えば、前輪3aが駆動され、作業車両1は4輪駆動で走行する("4WD ON")。第2操作レバー64が後に傾けられると、例えば、後輪3bのみが駆動され、作業車両1は2輪駆動で走行する("4WD OFF")。なお、第2操作レバー64が前に傾けられると、4輪駆動がOFFとなり、第2操作レバー64が後ろに傾けられると、4輪駆動がONとなってもよい。
第3操作レバー65は、速度段切り替えレバーである。速度段は、好ましくは、LOW・MIDDLE・HIGHの3種類あり、それぞれ、低速走行・中速走行・高速走行する際に用いられる。第3操作レバー65は、前後方向DFBにスライド可能である。第3操作レバー65が前にスライドすると、速度段は、例えば、LOWに切り替えられる。第3操作レバー65が中央部にスライドすると、速度段は、例えば、MIDDLEに切り替えられる。第3操作レバー65が後ろにスライドすると、速度段は、例えば、HIGHに切り替えられる。なお、第3操作レバー65が前にスライドすると、速度段は、HIGHに切り替えられ、第3操作レバー65が後ろにスライドすると、速度段は、例えば、LOWに切り替えられてもよい。第2、第3操作レバー64、65、ミッションケース8内部の走行用の変速装置等に機械的に接続されている。なお、第2、第3操作レバー64、65は、スイッチ等を介して、ミッションケース8内部の走行用の変速装置等に電気的に接続されてもよい。
作業車両1は、キャビン5内のシート58右側に、第4操作レバー66と、第5操作レバー67と、第6操作レバー68と、第7操作レバー群69とを備える。第4操作レバー66は、作業伝動系(PTO軸11の出力)の操作レバーである。第5操作レバー67は、作業装置(図示せず)を上下方向に動作させるための操作レバーである。第5操作レバー67は、前後方向DFBに揺動可能である。第5操作レバー67が後ろに傾けられると、例えば、リフトアーム10は、作業装置を上方向に移動させる。第5操作レバー67が前に傾けられると、リフトアーム10は、例えば、作業装置を下方向に移動させる。なお、第5操作レバー67が後ろに傾けられると、リフトアーム10は、作業装置を下方向に移動させ、第5操作レバー67が前に傾けられると、リフトアーム10は、作業装置を上方向に移動させてもよい。
第6操作レバー68は、土壌の凹凸や硬さに合わせて作業装置を上下させる(土壌の変化に作業装置を追従させる)ことによって作業装置の牽引力をできるだけ一定にするようにリフトアーム10を制御するか、そのような土壌の変化に作業装置を追従させないようにリフトアーム10を制御するかを設定するためのレバーである。第6操作レバー68は、前後方向DFBに揺動可能である。第6操作レバー68が後ろに傾けられると、例えば、作業車両1は、土壌の変化に作業装置を追従させるようにリフトアーム10を制御する。第6操作レバー68が前に傾けられると、例えば、作業車両1は、土壌の変化に作業装置を追従させないようにリフトアーム10を制御する。なお、作業車両1は、作業装置を土壌から浮かせるようにリフトアーム10を制御することも可能であり、第6操作レバー68を土壌の変化に作業装置を追従させない場合に比べてさらに前に傾けられた場合、作業車両1は、作業装置を土壌から浮かせるようにリフトアーム10を制御してもよい。第7操作レバー群69の各レバーは、リフトアーム10の各昇降シリンダを直接制御するためのレバーである。
<クラッチ及びクラッチ操作装置の全体構成>
図3は、実施形態に係るクラッチ7と、クラッチペダル21を含むクラッチ操作装置15との全体構成図である。作業車両1は、クラッチ操作装置15を備える。クラッチ操作装置15は、クラッチペダル21を含むリンク機構16と、リンク機構16からクラッチレバー71までに踏力を伝達するクラッチ操作機構17とを備える。
リンク機構16は、ペダルコンポーネント20と、第1シャフト26とを備える。第1シャフト26は、前壁50に支持され、第1回動軸線A1を有する。より詳細には、前壁50は、後側に膨出する膨出部50aと、膨出部50aに固定して取り付けられた支持板50bとを有し、第1シャフト26は、支持板50bから突き出るような態様で支持板50bに取り付けられている。第1回動軸線A1は、作業車両の横方向DWに沿う。なお、本実施形態において第1シャフト26のことを単にシャフト26と呼んでもよく、第1回動軸線A1を中心軸線A1と呼んでもよい。ペダルコンポーネント20は、第1回動軸線A1周りに揺動可能に第1シャフト26に支持される。より具体的には、ペダルコンポーネント20は第1シャフト26が貫通するボス部24を有し、ボス部24が第1シャフト26に支持される。ペダルコンポーネント20は、第3端22と、第1シャフト26に対して第3端22と反対側に位置する第4端23とを有する。第3端22にクラッチペダル21が設けられる。
クラッチ操作機構17は、クラッチレバー71に接続される第1端17aと、第1端と反対側に位置する第2端17bとを備える。ペダルコンポーネント20の第4端23がクラッチ操作機構17の第2端17bに接続される。本実施形態では、クラッチ操作機構17は、コントロールケーブル40にて構成される。すなわち、作業車両1は、コントロールケーブル40を備える。コントロールケーブル40は、可撓性を有する。
コントロールケーブル40は、外部チューブ41と、外部チューブ41中に摺動可能に挿入される内部ケーブル42とを備える。外部チューブ41の下端41bは、前フレーム2aに支持された支柱18に支持ステー(support stay)19を介して支持されている。支持ステー19は、支柱18、前フレーム2a、エンジン6を介してクラッチハウジング70と接続する。外部チューブ41の上端41tは、前壁50に取り付けられた支持ステー50cを介して前壁50に支持されている。したがって、外部チューブ41の長さ方向の一端41tはキャビン5に接続され、外部チューブ41の長さ方向の他端41bは、クラッチハウジング70に接続される。
内部ケーブル42は、上述する第1端17aと、第2端17bとを有している。第1端17aにはU字型継手(U-shaped joint)40jが取り付けられ、ピン81を介してクラッチレバー71の末端部(distal end portion)71dに取り付けられる。第2端17bにはU字型継手40kが取り付けられ、ピン25を介してペダルコンポーネント20の第4端23に取り付けられる。したがって、内部ケーブル42の長さ方向の一端17bは、クラッチペダル21に接続され、内部ケーブル42の長さ方向の他端17aは、クラッチレバー71に接続される。
クラッチ7は、クラッチハウジング70及びクラッチレバー71に加えて、フライホイール72、クラッチディスク73、ダイヤフラムスプリング74、プレッシャープレート75、レリーズベアリングスリーブ(release bearing sleeve)76、レリーズベアリング(release bearing)77、及び、レリーズフォーク(release fork)78をさらに備える。フライホイール72は、エンジン6の出力軸13と接続する。クラッチディスク73は、ミッションケース8内の変速装置の主軸14と接続する。ダイヤフラムスプリング74は、クラッチ7の接続時に、プレッシャープレート75を介して主軸14上に取付けたクラッチディスク73をフライホイール72に押付ける。これによって、エンジン6の出力軸13と主軸14とが接続される。
レリーズベアリングスリーブ76は、主軸14に摺動可能に支持される。クラッチ7の切断時には、レリーズベアリングスリーブ76がダイヤフラムスプリング74に向かって移動し、レリーズベアリングスリーブ76がレリーズベアリング77をダイヤフラムスプリング74に押付ける。これによりダイヤフラムスプリング74が反り返り、クラッチディスク73がフライホイール72から離反し、エンジン6の出力軸13と主軸14とが切断される。レリーズフォーク78は、クラッチレバー71の末端部71dと反対側の基端部(proximal end portion)71pに取り付けられたレバー軸79に取り付けられる。レリーズフォーク78は、クラッチハウジング70に対して、レバー軸79の軸心回りにクラッチレバー71と一体となって回動可能である。したがって、図3及び図9に示すクラッチ接続状態からクラッチペダル21を前方に踏込むと、ペダルコンポーネント20の第4端23が上方に回動し、内部ケーブル42によりクラッチレバー71の末端部71dが引上げられる(図10参照)。そして、レバー軸79が回動され、レリーズフォーク78の先端がダイヤフラムスプリング74に向かうように、レリーズフォーク78がレバー軸79周りに回動する。その結果、レリーズベアリングスリーブ76がダイヤフラムスプリング74に向かって移動し、クラッチ7が切断される。
そして、クラッチペダル21から踏力を解放するとダイヤフラムスプリング74によりレリーズベアリングスリーブ76が元の位置に復帰され、レリーズフォーク78、クラッチレバー71、クラッチペダル21も元の位置に復帰されるようになっている。したがって、作業車両1は、ペダルコンポーネント20の第4端23がクラッチ7に向かうようにクラッチ操作機構17を付勢する第1弾性部材(ダイヤフラムスプリング74)を備える。このように、クラッチレバー71の揺動によってクラッチ7の切断と接続が切り替えられる。
<コントロールケーブルの配索>
つぎに、本実施形態におけるコントロールケーブル40の配索(routing)について説明する。図4に示すように、コントロールケーブル40は、キャビン5の隔離壁50上に巻回される。キャビン5の振動により、キャビン5とクラッチ7(クラッチハウジング70)との相対位置が変化することがあっても、相対位置の変化は巻回されたコントロールケーブル40の撓みにより吸収され、外部チューブ41の下端41bと内部ケーブル42の第1端17aとの位置関係、及び、外部チューブ41の上端41tと内部ケーブル42の第2端17bとの位置関係は、クラッチ7に対するキャビン5の振動による影響を受けず、クラッチペダル21の踏み込みによるペダルコンポーネント20の揺動にのみ影響を受ける。このため、オペレータの半クラッチの操作に対してオペレータが意図しないクラッチ7の切断・接続動作を抑止することができる。これによって、ユーザがクラッチペダル21の操作がしやすくなる。
図4を参照すると、作業車両1は、少なくとも1つの掛止部材43・44と、少なくとも1つの保持部材45・46・47とを備える。掛止部材43・44のうち一方が省略されてもよく、少なくとも1つの保持部材45・46・47は全て省略されてもよい。少なくとも1つの掛止部材43・44は、キャビン5の隔離壁50上にコントロールケーブル40を掛止する。少なくとも1つの保持部材45・46・47は、コントロールケーブル40の膨出を隔離壁50の巻回領域WRに制限する。
図4〜6を参照すると、少なくとも1つの保持部材45・46・47は、巻回領域WRの外周の少なくとも一部を規定し、キャビン5の隔離壁50から延出する外周規制板45a・46a・47aを含む。外周規制板45a・46a・47aは、キャビン5の隔離壁50から前後方向DFBに延出する。これにより、コントロールケーブル40が巻回領域WRの外部に膨出することが制限される。少なくとも1つの保持部材45・46は、外周規制板45a・46aに接続し、外周規制板45a・46aから巻回領域WRの中心Owに向かってキャビン5の隔離壁50に実質的に平行に伸びる前方規制板45b・46bをさらに含む。外周規制板45a・46aの前後方向DFBの長さW1よりも前方規制板45b・46bの中心Owに対する径方向の長さW2のほうが長い。少なくとも1つの掛止部材43・44と少なくとも1つの保持部材45・46・47とにより、作業車両1の動作中に、コントロールケーブル40がエンジン室4内の不適切な場所に移動することが抑止される。
なお、少なくとも1つの保持部材45・46・47のうち、下方に位置する保持部材45・46が前方規制板45b・46bを含むことが望ましい。これは、コントロールケーブル40を巻回するためには、隔離壁50の上方に少なくとも1つの掛止部材43・44が設けられるため、下方に位置する保持部材45・46が前方規制板45b・46bを含むと、コントロールケーブル40の不適切な前後方向DFBの移動を抑制することができるからである。
作業車両1は、少なくとも1つの掛止部材43・44のうちの1つの掛止部材43に掛止され、コントロールケーブル40の回りに巻かれるクランプ48をさらに備えることが好ましい。これにより、コントロールケーブル40がエンジン室4内の不適切な場所に移動することがさらに抑止される。コントロールケーブル40は、前壁(隔離壁)50の支持ステー50cから前壁(隔離壁)50の開口49を通り、保持部材45・46、クランプ48、保持部材47の近傍、掛止部材44を順に通って、支持ステー19に向かう。なお、図4及び図6では、コントロールケーブル40の配索を見やすくするために、前フレーム2aに支持された支柱18、及び、支持ステー19の図示を省略している。
<リンク機構の詳細>
つぎに、本実施形態におけるリンク機構16の構造の詳細について説明する。図3、及び図7〜11を参照すると、リンク機構16は、先に説明した、ペダルコンポーネント20及び第1シャフト26に加え、第2シャフト27と、第1ピン28と、第2ピン29と、第1リンク30と、第2リンク33と、第2弾性部材35とを備える。第2シャフト27は、前壁50に支持され、第1回動軸線A1に対して実質的に平行な第2回動軸線A2を有する。第2シャフト27も、支持板50bから突き出るような態様で支持板50bに取り付けられている。キャビン5の前壁50に対して垂直な方向(前後方向DFB)において、第1シャフト26は前壁50と第2シャフト27との間に位置する。
第1ピン28は、第1シャフト26とペダルコンポーネント20の第3端22との間のペダルコンポーネント20に設けられ、第1回動軸線A1に対して実質的に平行な第3回動軸線A3を有する。第1リンク30は、第2回動軸線A2周りに揺動可能に第2シャフト27に支持され、接続端部31を有する。第2ピン29は、第1リンク30に設けられ、第2回動軸線A2に対して実質的に平行な第4回動軸線A4を有する。第2リンク33は、第1ピン28と第2ピン29とに回動可能に連結される。
第2弾性部材35は、前壁50に接続された第5端36と、第5端36と反対側に位置し第1リンク30の接続端部31に接続された第6端37とを有し、接続端部31を第2回動軸線A2周りに揺動させて前壁50に向けて付勢する。つまり、第2弾性部材35は、引っ張りバネ(tension spring)である。上述のように、クラッチ操作機構17にキャビン5の隔離壁50上に巻回されるコントロールケーブル40を使用した場合、外部チューブ41内の内部ケーブル42の摺動距離が長くなるため、摺動抵抗が大きくなる。しかし、第2弾性部材35は、前壁50に向けて付勢するため、クラッチペダル21の踏み込みをアシストすることができ、クラッチペダル21の操作感を改善することができる。以下、それを実現するための具体的なリンク機構16の特徴について説明する。
図7を参照すると、クラッチペダル21に外力が加えられていない非作動状態において、第1回動軸線A1に沿う軸方向Dxから見て、第1回動軸線A1と第3回動軸線A3とを通る第1直線L0は、第2回動軸線A2と第4回動軸線A4とを結ぶ線分SLと交差する。なお、軸方向Dxは、第2回動軸線A2、第3回動軸線A3、及び、第4回動軸線A4にも沿う。軸方向Dxから見て、第4回動軸線A4と第3回動軸線A3との間の第1距離D1は、第3回動軸線A3と第1回動軸線A1との間の第2距離D2よりも短い。第1距離D1が第2距離D2より短いとクラッチペダル21の動きに対して第4回動軸線A4の動きを大きくすることができるため、第2弾性部材35によるアシストを利かせやすくすることができる。
軸方向Dxから見て、第1距離D1は、第4回動軸線A4と第2回動軸線A2との間の第3距離D3よりも短い。第1距離D1が第3距離D3より短いと、第2リンク33の動きに対して接続端部31が大きく回転しないため、第2弾性部材35の固定がしやすくなる。軸方向Dxから見て、第3距離D3は、第4回動軸線A4と接続端部31との間の第4距離D4よりも短い。これにより、第2ピン29よりも接続端部31がより大きく動くこととなるため、第2弾性部材35の付勢力を大きくすることができる。
軸方向Dxから見て、第2回動軸線A2から第4回動軸線A4に向かう線分と、第2回動軸線A2から接続端部31に向かう線分とがなす角αは、90度未満である。これにより、第2弾性部材35の長さを短くし、第1リンク30がディスプレイ59(図2)後方に突出することを防止することができる。
さらに、第1回動軸線A1と第3回動軸線A3とを通る第1直線Lは、非作動状態における第1直線Lである基準直線L0から、クラッチペダル21に外力が加えられることにより図7の紙面の側(左側)から見て時計回りに回転する。図7は、このときの第3回動軸線A3の軸心の軌跡をR3で、第4回動軸線A4の軸心の軌跡をR4で、第2弾性部材35の第6端37の軌跡(接続端部31の軌跡)をR5で示している。クラッチペダル21に外力が加えられるほど、第3回動軸線A3の軸心は、前方に移動する。一方、第4回動軸線A4の軸心は、軸方向Dxから見て第1回動軸線A1と第3回動軸線A3と第4回動軸線A4とが一直線L1上に並ぶ(図7は、一直線上L1に並んだときの第3回動軸線A3の位置をA3Vと、第4回動軸線A4の位置をA4Vと示す。)までは、図7の紙面の側(左側)から見て反時計回りに移動し、それ以後は図7の紙面の側(左側)から見て時計回り(上方)に移動する。第2弾性部材35の第6端37は、第4回動軸線A4の軸心の移動に対応して、軸方向Dxから見て第1回動軸線A1と第3回動軸線A3と第4回動軸線A4とが一直線L1上に並ぶ(図7は、一直線上L1に並んだときの第6端37の位置を37Vと示す。)までは、図7の紙面の側(左側)から見て反時計回りに移動し、それ以後は図7の紙面の側(左側)から見て時計回り(前方)に移動する。したがって、この基準直線L0と、直線L1とのなす角を第1角θ1とすると、リンク機構16は、非作動状態における第1直線Lである基準直線L0と、クラッチペダル21に外力が加えられることにより移動した第3回動軸線A3を通る第1直線とのなす回動角が第1角θ1より大きくなればなるほど、軸方向Dxから見て第1リンク30の接続端部31が前壁50に向かって移動するように構成される。図10にクラッチペダル21を最大限に踏み込んだときのペダルコンポーネント20を示す。これにより、回動角が第1角θ1より大きくなると、第2弾性部材35がペダルコンポーネント20の前壁50に向けた揺動をアシストすることができる。また、クラッチペダル21が戻る際に、回動角が第1角θ1より下回ると、第2弾性部材35のアシストによって第1直線Lが基準直線L0に戻りやすくなる。
さらに、図3、図7、及び、図9〜11を参照すると、ペダルコンポーネント20は、第1直線L1が基準直線L0に位置するとき、第2シャフト27と当接する凹部20rを有する。これにより、凹部20rが第2シャフト27の受け(receiver)になるばかりでなく、第2シャフト27をキャビン5の前方に配置することが可能となる。
<本実施形態の効果>
本実施形態における作業車両1は、中心軸線A1周りに揺動可能にシャフト26に支持されるクラッチペダル21と、外部チューブ41と、外部チューブ41中に摺動可能に挿入される内部ケーブル42とを備え、キャビン5の隔離壁50上に巻回される、可撓性を有するコントロールケーブル40と、を備える。そして、外部チューブ41の長さ方向の一端41tはキャビン5に接続され、外部チューブ41の長さ方向の他端41bは、クラッチハウジング70に接続される。内部ケーブル42の長さ方向の一端17bは、クラッチペダル21に接続され、内部ケーブル42の長さ方向の他端17aは、クラッチレバー71に接続される。これにより、オペレータの半クラッチの操作に対してオペレータが意図しないクラッチ7の切断・接続動作を抑止することができる。これによって、ユーザがクラッチペダル21の操作がしやすくなる。
さらに、作業車両1は、第1リンク30の接続端部31を第2回動軸線A2周りに揺動させて前壁50に向けて付勢する第2弾性部材35を備える。そして、クラッチペダル21に外力が加えられていない非作動状態において、第1回動軸線A1に沿う軸方向Dxから見て、第1回動軸線A1と第3回動軸線A3とを通る第1直線L0は、第2回動軸線A2と第4回動軸線A4とを結ぶ線分SLと交差する。そして、非作動状態における第1直線Lである基準直線L0と、クラッチペダル21に外力が加えられることにより移動した第3回動軸線A3を通る第1直線Lとのなす回動角が第1角θ1より大きくなればなるほど、軸方向Dxから見て第1リンク30の接続端部31が前壁50に向かって移動するように構成される。これにより、第2弾性部材35がクラッチペダル21の踏み込みをアシストすることができ、クラッチペダル21の操作感を改善することができる。
<変形例>
上述の実施形態では、クラッチ操作機構17がコントロールケーブル40である場合を説明した。しかし、図12に示すように、クラッチ操作機構17がロッド39であってもよい。この場合においても、第2弾性部材35がクラッチペダル21の踏み込みをアシストする効果を有する。
なお、本願においては、「備えている」およびその派生語は、構成要素の存在を説明する非制限用語であり、記載されていない他の構成要素の存在を排除しない。これは、「有している」、「含んでいる」およびそれらの派生語にも適用される。
「〜部材」、「〜部」、「〜要素」、「〜体」、および「〜構造」という文言は、単一の部分や複数の部分といった複数の意味を有し得る。
「第1」や「第2」などの序数は、単に構成を識別するための用語であって、他の意味(例えば特定の順序など)は有していない。例えば、「第1要素」があるからといって「第2要素」が存在していることを暗に意味しているわけではなく、また「第2要素」があるからといって「第1要素」が存在していることを暗に意味しているわけではない。
程度を表す「実質的に」、「約」、および「およそ」などの文言は、最終結果が大きく変わらないような合理的なずれ量を意味し得る。本願に記載される全ての数値は、「実質的に」、「約」、および「およそ」などの文言を含むように解釈され得る。
上記の開示内容から考えて、本発明の種々の変更や修正が可能であることは明らかである。したがって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、本願の具体的な開示内容とは別の方法で本発明が実施されてもよい。

Claims (14)

  1. キャビンと、
    クラッチハウジングと、前記クラッチハウジングに揺動可能に設けられたクラッチレバーとを備えるクラッチと、
    前記キャビンに支持され、中心軸線を有するシャフトと、
    前記中心軸線周りに揺動可能に前記シャフトに支持されるクラッチペダルと、
    外部チューブと、前記外部チューブ中に摺動可能に挿入される内部ケーブルとを備え、前記キャビンの隔離壁上に巻回される、可撓性を有するコントロールケーブルと、
    前記キャビンの前記隔離壁上に前記コントロールケーブルを掛止する少なくとも1つの掛止部材と、
    前記コントロールケーブルの膨出を前記隔離壁の巻回領域に制限する少なくとも1つの保持部材と
    を備え、
    前記クラッチレバーの揺動によって前記クラッチの切断と接続が切り替えられ、
    前記外部チューブの長さ方向の一端は前記キャビンに接続され、前記外部チューブの前記長さ方向の他端は、前記クラッチハウジングに接続され、
    前記内部ケーブルの長さ方向の一端は、前記クラッチペダルに接続され、前記内部ケーブルの長さ方向の他端は、前記クラッチレバーに接続される、
    作業車両。
  2. 前記少なくとも1つの保持部材は、前記巻回領域の外周の少なくとも一部を規定し、前記キャビンの前記隔離壁から延出する外周規制板を含む、
    請求項に記載の作業車両。
  3. 前記少なくとも1つの保持部材は、前記外周規制板に接続し、前記外周規制板から前記巻回領域の中心に向かって前記キャビンの前記隔離壁に実質的に平行に伸びる前方規制板をさらに含む、
    請求項に記載の作業車両。
  4. 前記少なくとも1つの掛止部材のうちの1つの掛止部材に掛止され、前記コントロールケーブルの回りに巻かれるクランプをさらに備える、
    請求項からのいずれかに記載の作業車両。
  5. 前記前方規制板の前記巻回領域の前記中心に対する径方向の長さは、前記外周規制板の前後方向の長さよりも長い、請求項に記載の作業車両。
  6. 前記隔離壁に支持され、前記中心軸線に対して実質的に平行な第2回動軸線を有する第2シャフトと、
    前記コントロールケーブルを備え、前記内部ケーブルの長さ方向の前記一端を第1端とし、前記内部ケーブルの長さ方向の前記他端を第2端とするクラッチ操作機構と、
    前記中心軸線周りに揺動可能に前記シャフトに支持され、第3端と、前記シャフトに対して前記第3端と反対側に位置する第4端とを有し、前記第3端に前記クラッチペダルが設けられ、前記第4端が前記クラッチ操作機構の前記第2端に接続されるペダルコンポーネントと、
    前記シャフトと前記ペダルコンポーネントの前記第3端との間の前記ペダルコンポーネントに設けられ、前記中心軸線に対して実質的に平行な第3回動軸線を有する第1ピンと、
    前記ペダルコンポーネントの第4端が前記クラッチに向かうように前記クラッチ操作機構を付勢する第1弾性部材と、
    前記第2回動軸線周りに揺動可能に前記第2シャフトに支持され、接続端部を有する第1リンクと、
    前記第1リンクに設けられ、第2回動軸線に対して実質的に平行な第4回動軸線を有する第2ピンと、
    前記隔離壁に接続された第5端と、前記第5端と反対側に位置し前記第1リンクの前記接続端部に接続された第6端とを有し、前記接続端部を前記第2回動軸線周りに揺動させて前記隔離壁に向けて付勢する第2弾性部材と、
    前記第1ピンと前記第2ピンとに回動可能に連結される第2リンクと、
    をさらに備え、
    前記クラッチペダルに外力が加えられていない非作動状態において、前記中心軸線に沿う軸方向から見て、前記中心軸線と前記第3回動軸線とを通る第1直線は、前記第2回動軸線と前記第4回動軸線とを結ぶ線分と交差し、
    前記非作動状態における前記第1直線である基準直線と、前記クラッチペダルに前記外力が加えられることにより移動した前記第3回動軸線を通る前記第1直線とのなす回動角が第1角より大きくなればなるほど、前記軸方向から見て前記第1リンクの前記接続端部が前記隔離壁に向かって移動するように構成される、
    請求項1からのいずれかに記載の作業車両。
  7. キャビンと、
    クラッチハウジングと、前記クラッチハウジングに揺動可能に設けられたクラッチレバーとを備えるクラッチと、
    前記キャビンに支持され、中心軸線を有するシャフトと、
    前記中心軸線周りに揺動可能に前記シャフトに支持されるクラッチペダルと、
    外部チューブと、前記外部チューブ中に摺動可能に挿入される内部ケーブルとを備え、前記キャビンの隔離壁上に巻回される、可撓性を有するコントロールケーブルを備え、前記外部チューブの長さ方向の一端は前記キャビンに接続され、前記外部チューブの前記長さ方向の他端は、前記クラッチハウジングに接続され、前記内部ケーブルの長さ方向の一端は、前記クラッチペダルに接続され、前記内部ケーブルの長さ方向の他端は、前記クラッチレバーに接続され、前記内部ケーブルの長さ方向の前記一端を第1端とし、前記内部ケーブルの長さ方向の前記他端を第2端とするクラッチ操作機構と、
    前記隔離壁に支持され、前記中心軸線に対して実質的に平行な第2回動軸線を有する第2シャフトと、
    前記中心軸線周りに揺動可能に前記シャフトに支持され、第3端と、前記シャフトに対して前記第3端と反対側に位置する第4端とを有し、前記第3端に前記クラッチペダルが設けられ、前記第4端が前記クラッチ操作機構の前記第2端に接続されるペダルコンポーネントと、
    前記シャフトと前記ペダルコンポーネントの前記第3端との間の前記ペダルコンポーネントに設けられ、前記中心軸線に対して実質的に平行な第3回動軸線を有する第1ピンと、
    前記ペダルコンポーネントの第4端が前記クラッチに向かうように前記クラッチ操作機構を付勢する第1弾性部材と、
    前記第2回動軸線周りに揺動可能に前記第2シャフトに支持され、接続端部を有する第1リンクと、
    前記第1リンクに設けられ、第2回動軸線に対して実質的に平行な第4回動軸線を有する第2ピンと、
    前記隔離壁に接続された第5端と、前記第5端と反対側に位置し前記第1リンクの前記接続端部に接続された第6端とを有し、前記接続端部を前記第2回動軸線周りに揺動させて前記隔離壁に向けて付勢する第2弾性部材と、
    前記第1ピンと前記第2ピンとに回動可能に連結される第2リンクと、
    を備え、
    前記クラッチレバーの揺動によって前記クラッチの切断と接続が切り替えられ、
    前記クラッチペダルに外力が加えられていない非作動状態において、前記中心軸線に沿う軸方向から見て、前記中心軸線と前記第3回動軸線とを通る第1直線は、前記第2回動軸線と前記第4回動軸線とを結ぶ線分と交差し、
    前記非作動状態における前記第1直線である基準直線と、前記クラッチペダルに前記外力が加えられることにより移動した前記第3回動軸線を通る前記第1直線とのなす回動角が第1角より大きくなればなるほど、前記軸方向から見て前記第1リンクの前記接続端部が前記隔離壁に向かって移動するように構成される、
    作業車両。
  8. 前記回動角が前記第1角のとき、前記軸方向から見て前記中心軸線と第3回動軸線と第4回動軸線とは、一直線上に並ぶ、
    請求項6または7に記載の作業車両。
  9. 前記キャビンの前記隔離壁に対して垂直な方向において、前記シャフトは前記隔離壁と前記第2シャフトとの間に位置する、
    請求項6からのいずれかに記載の作業車両。
  10. 前記軸方向から見て、前記第4回動軸線と前記第3回動軸線との間の第1距離は、前記第3回動軸線と前記中心軸線との間の第2距離よりも短い、
    請求項6から8のいずれかに記載の作業車両。
  11. 前記軸方向から見て、前記第1距離は、前記第4回動軸線と前記第2回動軸線との間の第3距離よりも短い、
    請求項6から10のいずれかに記載の作業車両。
  12. 前記軸方向から見て、前記第3距離は、前記第4回動軸線と前記接続端部との間の第4距離よりも短い、
    請求項6から11のいずれかに記載の作業車両。
  13. 前記軸方向から見て、前記第2回動軸線から前記第4回動軸線に向かう線分と、前記第2回動軸線から前記接続端部に向かう線分とがなす角は、90度未満である、
    請求項6から12のいずれかに記載の作業車両。
  14. 前記ペダルコンポーネントは、前記第1直線が前記基準直線に位置するとき、前記第2シャフトと当接する凹部を有する、
    請求項6から13のいずれかに記載の作業車両。
JP2019147917A 2019-08-09 2019-08-09 作業車両 Active JP6621959B1 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019147917A JP6621959B1 (ja) 2019-08-09 2019-08-09 作業車両
US16/846,415 US10788083B1 (en) 2019-08-09 2020-04-13 Work vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019147917A JP6621959B1 (ja) 2019-08-09 2019-08-09 作業車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6621959B1 true JP6621959B1 (ja) 2019-12-18
JP2021028207A JP2021028207A (ja) 2021-02-25

Family

ID=68917211

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019147917A Active JP6621959B1 (ja) 2019-08-09 2019-08-09 作業車両

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10788083B1 (ja)
JP (1) JP6621959B1 (ja)

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3795395A (en) * 1972-10-30 1974-03-05 Mosler Safe Co Dispenser for documents such as currency and the like
US3788438A (en) * 1972-12-06 1974-01-29 F Reno Clutch actuating mechanism with automatically determined free play
IT1156952B (it) * 1978-04-12 1987-02-04 Fiat Spa Dispositivo meccanico di compensazione automatica del gioco della frizione, particolarmente per autoveicoli
IT1156953B (it) * 1978-04-12 1987-02-04 Fiat Spa Dispositivo idraulico di compensazione automatica del gioco della frizione particolarmente per autoveicoli
US4227603A (en) * 1978-11-15 1980-10-14 Start S.P.A. Studi Apparecchiature E Ricerche Tecniche Device for automatic compensation of wear in friction drive clutches of motor vehicles
JPS6135459Y2 (ja) 1980-06-20 1986-10-15
FR2652547B1 (fr) * 1989-09-29 1995-06-02 Valeo Timonerie de transmission de forces pour vehicules automobiles.
JPH04277325A (ja) 1991-03-05 1992-10-02 Kubota Corp クラッチ操作装置
JPH051724A (ja) 1991-06-18 1993-01-08 Kubota Corp クラツチペダルの踏力軽減装置
JPH0550157U (ja) 1991-12-13 1993-07-02 株式会社クボタ クラッチ操作装置
IT1270456B (it) * 1993-06-07 1997-05-05 New Holland Fiat Spa Gruppo frizione per veicoli, in particolare macchine trattrici
JP2000103254A (ja) 1998-09-29 2000-04-11 Suzuki Motor Corp クラッチ装置
JP4771735B2 (ja) * 2005-01-07 2011-09-14 ヤマハ発動機株式会社 クラッチ操作補助装置及びそれを備えた車両
WO2017056563A1 (ja) * 2015-09-29 2017-04-06 株式会社クボタ 乗用作業車

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021028207A (ja) 2021-02-25
US10788083B1 (en) 2020-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8979175B2 (en) Driving cab in tractor
JP2007055281A (ja) 走行速度操作装置
JP6621959B1 (ja) 作業車両
JP7009335B2 (ja) 作業車両の操作レバー用カバーおよび作業車両の操作機構
JP2008006902A (ja) 操作リンク構造
JP2002257229A (ja) 変速レバーの揺動アシスト機構
JP2001120008A (ja) 線引きマーカー解除装置
JP4635368B2 (ja) 作業車両
JP6166942B2 (ja) 作業車輌
JP2012072878A (ja) 走行車両の前後進切換操作装置
JP4364824B2 (ja) トラクタ
JP2552052Y2 (ja) 作業用走行車におけるサイドクラツチ機構の無人操作装置
JP5063569B2 (ja) 作業車両
JPS6233632Y2 (ja)
JPH11348585A (ja) 作業車における伝動構造
JP2003080964A (ja) トラクタのpto操作装置
JPH0741874Y2 (ja) 自走車両用走行エンジンのスロットル制御装置
JP2606884Y2 (ja) 増速切換機構を具備する前輪舵取り車両
JPH0319465Y2 (ja)
JP2014008054A (ja) 自走式作業車両
JP5643057B2 (ja) 作業車両
JP3012455B2 (ja) 四輪駆動型作業車
JP2021037779A (ja) 作業車両
JP2599225Y2 (ja) 増速切換機構を具備する前輪舵取り車両
JP2002037148A (ja) 乗用型作業車のクローラ走行装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190826

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20190826

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20190919

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191001

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191015

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6621959

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150