JP6621563B1 - 剃刀 - Google Patents

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Abstract

【課題】 剃刀の合理的な構成技術を提供する。【解決手段】 ヘッド部3と連結部4と把持部5とを有し、把持部5の幅寸法は、ヘッド部3の幅寸法以上かつヘッド部3から離間する側へ漸増状に設定され、連結部4は、ヘッド部3の両端部および把持部5の両端部を直線状に連結し、連結部4の高さ寸法は、ヘッド部3の高さ寸法および把持部5の高さ寸法よりも小さく設定され、把持部5は、天面部50と一対の側壁部51,52と、長尺方向、幅方向および上下方向に対し傾斜状とされたリブ部57を有し、天面部50、一対の側壁部51,52およびリブ部57は、使用者の手指が載置可能な載置面59を有する剃刀1。【選択図】 図3

Description

本発明は、剃刀の合理的な構成技術に関する。
剃刀の構成として、各種の使用態様を想定したものが知られている。例えばビキニ・ラインやIラインの処理等、いわゆるデリケートゾーンでの体毛カット処理を想定した剃刀について、公開実用新案公報昭61−71072号公報(特許文献1)に開示されたものが知られている。
当該特許文献1では、剃り落されたアンダーヘアを効率的に排出することで剃毛作業に支障をきたさないように工夫した技術が開示されている。
上記特許文献1に開示された技術では、剃り落されたアンダーヘアが刃体近傍に滞留して作業の妨げとならないようにする点で一定の効果が期待される。一方、デリケートゾーンにおいては、単に体毛の排出性向上のみならず、使用者による剃刀の把持性、操作性にも更に踏み込んだ創意工夫が求められる。
公開実用新案公報昭61−71072号公報
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、剃刀の合理的な構成技術の提供を目的としている。
上記課題は、本発明によって解決される。
本発明においては、所定の長尺方向に延在状に形成されるとともに、使用者の把持に供される把持部と、前記長尺方向と交差する幅方向に延在状に形成されるとともに、刃体および前記刃体に隣接して形成された櫛部を有するヘッド部と、前記把持部と前記ヘッド部を連結する連結部と、を有する剃刀が構成される。
ヘッド部における刃体は、ヘッド部の幅方向全体に渡って配置される態様、部分的に配置される態様のいずれも好適に包含する。また「櫛部」は、剃刀の使用に際し、カット対象となる体毛を刃体に送るために櫛当て処理を行う部材であり、当該櫛部によって体毛同士が絡み合ってカット処理の妨げとなることを効果的に防止する。換言すれば、処理対象となる体毛が、刃体に隣接して形成された櫛部によって整列状に整えられたて刃体に送られてカット処理されるものである。
そして前記把持部の、前記幅方向への幅寸法は、前記長尺方向の全体に渡って、前記ヘッド部の前記幅方向への幅寸法以上に設定される。把持部の幅寸法が、ヘッド部の幅寸法「以上」とは、実質的に略同寸である態様、およびヘッド部の幅寸法を上回る態様のいずれも包含する。
更に、前記把持部の、前記幅方向への幅寸法は、前記長尺方向において、前記ヘッド部から離間する側へと漸増する構成とされている。「漸増」とは、典型的には、漸次、順次、ないし逐次に、幅寸法が増大する態様を指し、連続的に増大する態様、段階的に増大する態様、局所的に増大する態様のいずれも好適に包含する。漸増は、長尺方向における把持部の略全体(ラウンド処理等の部分を除く)に渡る構成とすることが好ましい。また増大の量については、増大量が一定の態様(増大の変化量が一定)、増大量が変化する態様のいずれも好適に包含する。また「ヘッド部から離間する側へと漸増」とは、典型的には、ヘッド部から離れるにつれて、すなわち長尺方向の後方に向かうにつれて、把持部の幅寸法が、漸次、順次ないし逐次に増大していく態様を指す。
かかる幅寸法の工夫により、剃刀、とくにヘッド部の精妙な操作コントロールが可能となる。公知の剃刀では、一般的に、把持部の幅寸法がヘッド部の幅寸法を下回る構成が採用されているが、このような場合、手指の力が、幅狭の把持部に集中してしまい、かえって操作しづらくなる懸念があるが、本発明ではこの点についての改善が著しい。
更に、上記した幅寸法の漸増構成により、使用者の手指が接触する把持部の前方側の幅寸法は相対的に小さく、一方、使用者の掌が接触する把持部の後方側の幅寸法は相対的に大きく設定することとなり、「しっかり握りつつ、狙いどおりの正確な作業を行うことができる」という、人間工学的に優れた操作性および把持性の両立を担保することができる。
更に前記連結部は、前記幅方向における前記ヘッド部の両端部および前記把持部の両端部をそれぞれ直線状に連結する構成とされている。
「直線状に連結」については、典型的には、ヘッド部の一方側端部と把持部の一方側端部を最短距離で連結するとともに、ヘッド部の他方側端部と把持部の他方側端部を最短距離で連結する態様が該当する。
このように構成することで、把持部のサイズをヘッド部のサイズと同等以上に設定し、使用者による把持部の把持態様を多様化することができる。そして把持態様を多様化することで、とりわけ陰部や腋部等といったデリケートゾーンにおける体毛カット処理においても、豊富な把持態様の中から使用者が適宜に選択することを許容し、これによって剃刀の精妙な操作コントロールを行うことができるようになる。さらに連結部がヘッド部の両端部と把持部の両端部をそれぞれ直線状に連結することで、ヘッド部と把持部の組み付けにおける強度剛性を高く確保することが可能となり、ヘッド部が不用意に撓み過ぎることを防止し、剃刀の耐久性向上も図ることができる。
更に、前記長尺方向および前記幅方向と交差する上下方向に関し、前記連結部の高さ寸法は、前記ヘッド部の高さ寸法および前記把持部の高さ寸法よりも小さく設定される。
このように構成することで、特にデリケートゾーンでの体毛処理のように、ヘッド部をアクセスさせにくい領域にアプローチさせる場合に、上下方向(高さ方向)にコンパクト化された連結部が、その障害とならないようにすることができる。また、例えば連結部の曲げ剛性を適宜に調節し、ヘッド部の把持部に対する相対的な回動動作の許容ないし規制を行う態様が構築できる。また上下方向に関してヘッド部、連結部、把持部の寸法を適宜に変化させることで、剃刀の外観形状にアクセントを加え、デザイン的な趣向性を向上することが可能とされる。
なお、前記ヘッド部、前記連結部および前記把持部については、樹脂による一体成形構造とすることができる。
このように構成することで、剃刀の組付け工程を合理化するとともに、所用材料の低減化を図ることが可能とされ、更に一体成形構造を利用することで、剃刀の外観デザインに対し、更に踏み込んだ趣向性を付与することが可能とされる。
更に、前記把持部は、天面部と、前記幅方向における前記天面部の両端部から、前記天面部の面方向(長尺方向および幅方向)と交差状(典型的には前記上下方向)に延在形成された一対の側壁部と、前記天面部および前記一対の側壁部同士を連結するリブ部と、を有する構成とされる。
このように構成することで、把持部の構造を簡素化して材料の低量化を図るとともに高剛性化を図ることが可能とされる。更に、リブ部の配置態様に工夫を凝らすことで、剃刀の外観デザインに対し、より一層踏み込んだ趣向性を付与することが可能とされる。
更に前記リブ部は、前記長尺方向および前記上下方向のそれぞれに対して所定の傾斜角をもって傾斜状に設けられる。
このように構成することで、リブ部につき、幅方向はもとより、長尺方向および上下方向に対しても高い強度剛性を発揮させることができ、剃刀の剛性および耐久性を向上することが可能となる。
そして、前記天面部、一対の側壁部およびリブ部は、使用者の手指が載置可能な手指載置面を有する構成とされる。
このように構成することで、ヘッド部の幅寸法以上の幅寸法を有する把持部にあって、その天面部および各側壁部およびリブ部に手指載置面を構成し、使用者の手指の載置に供することが可能となる。
これにより、把持部の剛性を確保するのと併せて、使用者は、把持部の広範な領域を手指の載置に利用することができ、多様化された把持態様の中から、自分にあったものを適宜に選択する自由度が増し、剃刀の把持性および操作性を一層向上させることができる。
この結果、上記した「しっかり握りつつ、狙いどおりの正確な作業を行うことができる」という本発明の特徴が、さらに「把持する際の手指の載置場所が豊富」とすることで一層際立つことになる。
なお天面部および各側壁部およびリブ部の各手指載置面については、手指の移動の円滑性確保の観点から、連続状の同一面、典型的には面一状に構成されることが好ましい。
本発明の好ましい態様として、前記連結部につき、前記幅方向における前記ヘッド部の両端部および前記把持部の両端部をそれぞれ直線状に連結する第1連結要素および第2連結要素を有する構成とし、前記第1連結要素と前記第2連結要素の間には、貫通開口部が形成される構成とすることができる。
このように構成することで、使用者は、当該貫通開口部を通じて、ヘッド部による体毛カット処理領域を直接視認することが可能となり、一層の操作性向上が図られる。
視認性向上の見地によれば、当該貫通開口部は、長尺方向ないし幅方向につき、連結部の略全体に渡って形成されることが好ましい。
更なる本発明の好ましい態様として、前記櫛部は、前記長尺方向に(互いに)対向状に形成された第1櫛部構成体および第2櫛部構成体を有するとともに、前記刃体は、前記第1櫛部構成体および前記第2櫛部構成体の間に挟持されることができる。
このように構成することで、剃刀の使用において、カット対象となる体毛の整列作業が確実に遂行可能とされる。
更なる本発明の好ましい態様として、前記天面部および隣接する前記リブ部同士を互いに連結する補助リブ部を設けることができる。
このように構成することで、上記したリブ部を、更に補助リブ部で補強することが可能となり、把持部の強度剛性の向上が更に担保されることになる。
補助リブ部には、使用者の手指が載置可能な手指載置面を設けることが好ましい。
また当該補助リブ部における手指載置面は、手指の移動の円滑性確保の観点から、上記リブ部の手指載置面と、連続状の同一面、典型的には面一状に構成されることが好ましい。更に前記把持部における、上記リブ部以外の部材領域、すなわち天面部および各側壁部における手指載置面と同一面、典型的には面一状に構成されてもよい。
更に前記補助リブ部は、前記長尺方向、前記幅方向および前記上下方向のいずれに対しても傾斜状に設けられることが好ましい。
このように構成することで、補助リブ部によるリブ部に対する補強効果が一層増大することになる。
なお、上記補助リブ部は、長尺方向につき、中央線を挟んで対称状かつ対状(ペア状)に形成される態様、あるいは、長尺方向へと波状に延在するように構成される態様、あるいはその双方、といった態様が構築可能である。外観趣向性と強度剛性、更に手指載置の場所増大の観点から、補助リブ部を複数組み合わせて、V字状ないしX字状に構成することができる。
更に本発明の好ましい態様として、前記連結部の、前記把持部に隣接する領域に、前記長尺方向、前記幅方向および前記上下方向のいずれに対しても傾斜状に設けられた連結部リブ部を更に配置することができる。
このように構成することで、連結部の強度剛性を更に増大することが可能となり、剃刀の耐久性向上に資することができる。特に、連結部に凹部を形成するとともに、当該凹部内に連結部リブ部を形成する構成が好適である。
なお、当該連結部リブ部は、上記した補助リブ部と併せて、あるいは補助リブ部なしで設けることが可能である。
連結部リブ部には、使用者の手指が載置可能な手指載置面を設けることが好ましい。
また当該連結部リブ部における手指載置面は、手指の移動の円滑性確保の観点から、上記把持部における各部の手指載置面と、連続状の同一面状(典型的には面一状)に構成されることが好ましい。
本発明によれば、剃刀の合理的な構成技術が提供されることとなった。
(本発明の第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について図1〜図11に基づいて説明する。本実施形態は、図1〜図5に投影図として、図6に斜視図として、その全体構成が示される剃刀1に関する。この剃刀1は、典型的には、ビキニ・ラインやIラインといった陰部、あるいは腋下部といった人間の身体の局所部分、すなわち繊細な操作が求められるデリケートゾーンにおける体毛カット処理に好適に用いられる。
(剃刀1の基本構成および材質)
本実施形態に係る剃刀1は、図1〜図8に示すように、ヘッド部3、連結部4および把持部5を有する剃刀ホルダ2と、当該剃刀ホルダ2に装着される刃体37を主体として構成されている。
本実施形態におけるヘッド部3、連結部4、および把持部5は、樹脂による一体成形体として構成されている。樹脂材としては、PP(ポリプロピレン)の他、ABS、エラストマー、PC(ポリカーボネート)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PVC(塩化ビニル樹脂)等が好適に用いられる。なお、近年の脱プラスチック化の流れに鑑み、樹脂材に代えて、例えば紙材や段ボール材等によって一体成形体を構築することも可能である。
一体成形体とすることで、剃刀1の製造工程を合理化し、所用材料の低減化を図ることが可能とされるとともに、剃刀1の外観デザインに対し、更に踏み込んだ趣向性を付与することが可能とされる。
一方、刃体37は金属製ブレードとして構成されている。本実施形態では、刃体37にはステンレス鋼材が用いられている。
また本実施形態においては、デザイン趣向性の観点から、ヘッド部3、連結部4、および把持部5について、半透明状の樹脂材による一体成形体が採用されている。
(剃刀1における方向の定義)
本実施形態においては、図1〜図8に示すように、ヘッド部3、連結部4および把持部5を結ぶ長尺方向(剃刀1の長軸方向、すなわち前後方向)をLDと定義し、当該LDと交差する幅方向(剃刀1の横方向、すなわち左右方向)をWDと定義する。
長尺方向LDにおいて、剃刀1の前方、すなわち連結部4からヘッド部3へと向かう方向4を「長尺方向前方側LDF」と定義する。一方、長尺方向LDにおいて、剃刀1の後方、すなわち連結部4から把持部5へと向かう方向を「長尺方向後方側LDR」と定義する。
また幅方向WDにおける左右方向を、それぞれ「幅方向右側WDR」「幅方向左側WDL」と定義する。
更に、上記長尺方向LDおよび幅方向WDと交差する方向を「上下方向VD」(剃刀1の高さ方向)と定義するとともに、後述する把持部5の、天面部50に臨む側を「上面側TS」、上下方向において上面側TSと対向する側を「下面側BS」と定義する。
(ヘッド部3の構成)
ヘッド部3は、図1および図6示されるように、上記連結部4と一体成形されたヘッド部第1構成体31と、当該ヘッド部第1構成体31とは別体として成形されるとともに、刃体37を間に介在させた状態で、ヘッド部第1構成体31の長尺方向前方側LDFに接合されるヘッド部第2構成体33を有する。当該ヘッド部第2構成体33は、ヘッド部第1構成体31と同材料・同色で形成されており、これによりヘッド部3の外観一体性が確保される。
また図6に示すように、ヘッド部第1構成体31およびヘッド部第2構成体33は、それぞれ第1櫛部構成体32および第2櫛部構成体34を有しており、両者が、取付穴39を介して、刃体37を介在させて接合されることにより、長尺方向LDにつき、当該刃体37を挟む形で櫛部35が構成される。ヘッド部第1構成体31およびヘッド部第2構成体33に挟持される刃体37は、下面側BSに刃38が向くように配置される。
図2〜図4、および図6に示すように、櫛部35は、剃刀1の使用に際し、カット対象となる体毛を刃体37に送るために櫛当て処理を行う部材として定義される。そして当該櫛部35により、体毛同士が絡み合ってカット処理の妨げとなることが効果的に防止される。すなわち、処理対象となる体毛が、刃体37に隣接して形成された櫛部35によって整列状に整えられた上で、刃体37に送られてカット処理されるものである。
なお本実施の形態では、長尺方向LDにつき、刃体37の、長尺方向前方側LDFおよび長尺方向後方側LDRのそれぞれに隣接して櫛部35が形成されているが、これを長尺方向前方側LDFおよび長尺方向後方側LDRのいずれか一方のみに隣接配置する構成も採用可能である。
本実施形態においては、櫛部35における各櫛の配列ピッチは、略1.0mm(ミリメートル)で合計17本の櫛の集合体として構成されている。
(連結部4の構成)
図2、図3、図6に示すように、連結部4は、第1連結要素41、第2連結要素42を有する。
また第1連結要素41と第2連結要素42の間には、上面TSおよび下面BSの双方に臨む貫通開口部43が形成されている。
貫通開口部43は、上面TS側から、当該貫通開口部43を通じて櫛部35ないし刃体37を直接視認することを可能とするべく、幅方向WDにおいて、ヘッド部3の略60%相当の開口幅寸法ОWを有する設定とされている。
(把持部5の構成)
図1〜図3、および図2におけるA―A線断面図である図7、ならびに図2におけるB−B線断面図である図8に示すように、把持部5は、長尺方向LDへと延在状に形成されるとともに、天面部50、第1側壁部51、第2側壁部52、前面部53、および後面部54を主体として構成される。第1側壁部51および第2側壁部52は、幅方向WDにおいて、天面部50の両端部から、当該天面部50の面方向と交差する方向、すなわち上下方向VDに延在状に形成される。また把持部5の下面側BSには、下面側開口部55が形成されている。
(リブ57の構成)
図3、図7、図8に示すように、把持部5は中空状に形成されるとともに、当該中空部において、第1側壁部51と第2側壁部52および天面部50を一体状に連結するように横架されたリブ57が、長軸方向LD方向に等間隔で複数形成されている。リブ57は、本発明における「リブ部」に対応する構成例である。
本実施形態では、リブ57は合計3つ、略12mm(ミリメートル)の等ピッチで配列されている。
当該リブ57は、上記ヘッド部3、連結部4、把持部5とともに樹脂による一体成形体として構成されている。
また図2、図3、図7に示すように、リブ57は、長尺方向LDおよび上下方向VDの双方に対して傾斜状に配置される構成が採用されており、これにより、複数方向への強度剛性が高くなるように設定されている。
(把持部の各部が手指載置面59を形成)
天面部50、第1側壁部51、第2側壁部52、前面部53および後面部54、およびリブ57は、それぞれ使用者の手指が載置される手指載置面59を有する。
そして各部材の手指載置面59は、それぞれ連続状に接続されて、同一面(面一)を形成するように構成される。これにより、使用者が、把持部5を把持しつつ、載置した手指を移動させる場合においても不要な抵抗を与えず、円滑な移動動作を確保することができる。
(幅寸法に関する特徴)
図2、図3に示すように、把持部5の、幅方向WDへの幅寸法(以下、「HLW」とも称呼)は、その最小部分での幅寸法HLW1(連結部隣接領域)から最大部分での幅寸法HLW2に至るまで、長尺方向のいずれの領域においても、ヘッド部3の幅方向WDへの幅寸法HW以上に設定されている。さらに把持部5の幅寸法HLWは、長尺方向LDにつき、ヘッド部3から離間する側(すなわち長尺方向後方側LDR)へと向かうにつれて、暫時に(順次ないし逐次に)寸法が増大する構成、すなわち漸増する構成が採用されている。
本実施の形態では、把持部5の最小幅寸法HLW1が略25mm(ミリメートル)、最大幅寸法HLW2が略28mm(ミリメートル)、ヘッド部3の幅寸法HWが略23mm(ミリメートル)に設定されている。
(連結部4の連結態様)
図2に示すように、連結部4は、幅方向WDにおけるヘッド部3の左右両端部3L、3Rと、幅方向WDにおける把持部5の左右両端部5L、5Rを、それぞれ直線状に連結する構成とされている。換言すれば、ヘッド部3の幅方向WDの両側の端部3L、3Rと把持部5の幅方向WDの両側の端部5L、5Rを最短距離で連結する構成である。
このように構成することで、把持部5のサイズをヘッド部3のサイズと同等以上に設定し、使用者による把持部5の把持態様を多様化することができる(この点については、図9〜図11を用いて後述する)。そして把持態様を多様化することで、とりわけ陰部や腋部等といったデリケートゾーンにおける体毛カット処理においても、豊富な把持態様の中から使用者が適宜に選択することを許容し、これによって剃刀1の精妙な操作コントロールを行うことができるようになる。更に、上記した幅寸法の漸増構成により、使用者の手指が接触する把持部5の長尺方向前方側LDFの幅寸法は相対的に小さく、一方、使用者の掌が接触する把持部5の長尺方向後方側LDRの幅寸法は相対的に大きく設定することとなり、人間工学的見地に立脚し、しっかりと握力を発揮した把持と、狙い通りの精密・正確な作業の両立が図られることになる。
さらに連結部4がヘッド部3の両端部3L、3Rと把持部5の両端部5L、5Rをそれぞれ直線状に連結することで、ヘッド部3と把持部5の組み付け剛性を高く確保することが可能となり、剃刀1の耐久性向上に資する。
(上下方向に関する特徴)
本実施形態では、図7に示すように、上下方向VDにおいて、第1連結要素41および第2連結要素42の高さ、すなわち連結部高さ寸法CHは、ヘッド部3の高さ(すなわちヘッド部高さ寸法HH)および把持部5の高さ(すなわち把持部高さ寸法HLH)よりも小さく設定されている。
具体的には、ヘッド部高さ寸法HHを略11mm(ミリメートル)、連結部高さ寸法CHを略4mm(ミリメートル)、把持部高さ寸法HLHを略13mm(ミリメートル)にそれぞれ設定している。
なお本実施形態では、主としてデザイン的な趣向性の観点で、ヘッド部3、連結部4および把持部5には、それぞれラウンド処理、あるいは徐々に寸法が漸減ないし漸増する処理が施されているため、各高さ寸法は、各部の最大(ないし最小)寸法で説明を行っている。
このように構成することで、特にデリケートゾーンでの体毛処理のように、ヘッド部3(刃体37)をアクセスさせにくい領域にアプローチさせる場合に、上下方向VDにコンパクト化された連結部4が、その障害とならないようにすることができる。また、例えば連結部4の曲げ剛性を適宜に調節し、ヘッド部3の把持部5に対する相対的な回動動作の許容ないし規制を行う態様が構築できる。また上下方向VDに関してヘッド部3、連結部4、把持部5の寸法を適宜に変化させることで剃刀1の外観形状にアクセントを加え、デザイン的な趣向性を向上することが可能とされる。
さらに上記した上下方向に関する特徴により、連結部4の下面BS側に形成される連結凹部45を、使用者の手指の把持に用いることも可能である。
(第1の把持態様:上下方向での把持)
次に、本実施形態に係る剃刀1(剃刀ホルダ2)の把持態様について、3つの典型例を用いて説明する。
図9に第1の把持態様が示される。この把持態様では、把持部5の天面部50およびリブ57における手指載置面59を用いて把持を遂行する。
具体的には、使用者の手指Fのうち、人差し指(第2指)F2および中指(第3指)F3を天面部50の手指載置面59に載置するとともに、親指(第1指)F1をリブ57の手指載置面59に載置することで、把持部5を把持し、ヘッド部3を処理対象領域において操作する。
上記したように、本実施形態では、把持部5の幅寸法および高さ寸法に関する工夫に起因して、デリケートゾーンでの精妙な操作コントロールが容易に実現可能とされている。
(第2の把持態様:側面での把持)
図10に第2の把持態様が示される。この把持態様では、把持部5の第1側壁部51および第2側壁部52における手指載置面59を用いて把持を遂行する。
具体的には、使用者の手指Fのうち、親指(第1指)F1および人差し指(第2指)を、第1側壁部51および第2側壁部52における手指載置面59にそれぞれ載置することで把持部5を把持し、ヘッド部3を処理対象領域において操作する。
第2の把持態様においても、上記した把持部5の幅寸法および高さ寸法における工夫に起因して、デリケートゾーンでの精妙な操作コントロールが容易に実現可能とされている。
また貫通開口部43を通じて櫛部35(および刃体37)を直接視認しながら作業遂行ができるため、作業性の一層の向上が図られている。
(第3の把持態様:逆手での把持)
図11に第3の把持態様が示される。この把持態様では、第1の把持態様と同様に、把持部5の天面部50およびリブ57における手指載置面59を用いて把持を遂行する。
具体的には、親指F1を、把持部5と交差させた状態で、リブ57の手指載置面59に載置するとともに、人差し指F2(あるいは中指F3ないし薬指F4)を天面部50の手指載置面59に交差状に載置することで、把持部5を逆手状に把持し、ヘッド部3を処理対象領域において操作する。
第3の把持態様においても、上記した把持部5の幅寸法および高さ寸法における工夫に起因して、デリケートゾーンでの精妙な操作コントロールが容易に実現可能とされている。
また本実施形態では、典型例として、上記3種類の把持態様について説明したが、使用者による他の把持態様も好適に採用可能である。
例えば、図2、図3、図6に示す貫通開口部43に手指を入れつつ、前面部53に設けられた手指載置部59に載置して、剃刀1を操作する等の態様が採用可能である。
あるいは、図2、図3、図5に示す後面部54に設けられた手指載置部59に手指を載置して剃刀1を操作する等の態様も採用可能である。
(本実施形態に係る剃刀1の製品意匠)
図12に、本実施形態に係る剃刀1の製品意匠の全体構成を六面投影図にて示す(正面と背面は同様に現れるので、背面図については省略)。
(本発明の第2の実施形態)
次に、図13〜図15を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態は、基本的な構成については上記第1実施形態と同等の構造を有する一方、上記した第1実施形態におけるリブ57(図3等参照)に対し、更に補助リブを追加するものである。よって第1実施形態と実質的に同等の構成については、その詳細な説明および符号による図示を便宜上省略する。
(第2実施形態の全体構成)
図13には、第2実施形態に係る剃刀101の全体構成が、(六面)投影図として示される。なお、背面図は、正面図と同様に現れるので、図示を便宜上省略している。
図13に示すように、剃刀101における剃刀ホルダ102は、ヘッド部103、連結部104、および把持部105について、不透明の樹脂材による一体成形体として構成されている。樹脂材としては、上記第1実施形態と同様に、PP(ポリプロピレン)の他、ABS、エラストマー、PC(ポリカーボネート)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PVC(塩化ビニル樹脂)等が好適に用いられる。識別性ないし趣向性増大の観点で、樹脂材に任意の着色を施す構成が好ましい。
またヘッド部103における第2櫛部構成体134については、第1実施形態と異なり、ヘッド部103の上下方向の略全体に及ぶように長尺状に形成され、趣向性の向上に寄与している。
(補助リブ161の構成)
第2実施形態の特徴的構成の一つとして、図13における底面図に示すように、剃刀101では、第1実施形態と同等の構成を有するリブ157に対し、更に補助リブ161が追加された構成が採用されている。補助リブ161は、本発明における「補助リブ部」に対応する構成例である。
補助リブ161は、剃刀ホルダ102を構成する樹脂材を用いて、他の部材との一体成形体として構成され、互いに隣接し合うリブ157―157、および把持部105の天面部150を一体状に連結する。
補助リブ161は、剃刀101の底面拡大視である図14に示すように、長尺方向LDおよび幅方向WDに対して交差状に、かつ、剃刀101のC−C線断面視である図15における上下方向VDに対して交差状に延在形成されている。なお図14、図15では、図示の煩雑さ回避のため、リブ157および補助リブ161の全部に符号を付すことを省略し、一部のみに符号を付している。
さらに補助リブ161は、長尺方向LDにつき、中央線を挟んで対称状かつ対状に形成されるとともに、長尺方向LDへと波状に延在するように構成される。この結果、補助リブ161は、図13における底面視および図14において、連続のV字状ないしX字形状を呈することとなる。
補助リブ161を、交差状に形成し、対称状に形成し、さらに波状に形成することにより、把持部105の全体に渡って、補強構造を稠密状に配置することが可能となり、把持部105の剛性強度について、局所的に低下する領域を極力減少させて、把持部105全体として増大させることが可能となる。また、かかる補助リブ161の配置特性により、把持部105および剃刀101の外観デザインにアクセントを付与し、趣向性を増大することが可能となっている。
(補助リブ161における手指載置面163)
また図14、図15に示すように、補助リブ161の、下面側開口部155に臨む領域には、手指載置面163が形成されている。手指載置面163は、本発明における「補助リブ部手指載置面」に対応する構成例である。
補助リブ161の手指載置面163は、リブ157の手指載置面159と同一面(面一)を形成するように構成されている。
この結果、第1実施形態と同様に、天面部150、第1側壁部151、第2側壁部152、前面部153および後面部154、リブ157は、それぞれ使用者の手指が載置される手指載置面159を有し、更に補助リブ161は手指載置面163を有するとともに、各部材の手指載置面159,163は、それぞれ連続状に接続されて、同一面(面一)を形成するように構成される。
これにより、使用者が、把持部105を把持しつつ、載置した手指を移動させる場合においても不要な抵抗を与えず、円滑な移動動作を確保することができる。
上記の通り、第2実施形態では、補助リブ161を、交差状に形成し、対称状に形成し、さらに波状に形成することにより、把持部105の全体に渡って、補強リブ161を稠密状に配置するため、使用に際して手指を載置する場所である手指載置面163を、把持部105全体に万遍なく設定することができ、手指載置の場所選択の自由度が大幅に向上している。
しかも、補助リブ161の手指載置面163と、リブ157の手指載置面159とが同一面を形成することにより、使用者が、リブ157と補助リブ161に跨って、載置した手指を移動させる場合においても不要な抵抗を与えず、円滑な移動動作を確保することができる。
(連結部リブ173の構成)
さらに第2実施形態では、特に図14(ないし図15)に詳しく示すように、連結部104の把持部105に隣接する個所、すなわち把持部隣接領域107において、開口状の凹部171が形成されるとともに、当該凹部171には、連結部リブ173が設けられている。連結部リブ173は、本発明における「連結部リブ部」に対応する構成例である。
連結部リブ173は、補助リブ161と同様に、長尺方向LD、幅方向WD、および上下方向VDに対して交差状に延在形成されている。また、図14、図15に示すように、連結部リブ173の下面側BSには、手指載置面175が形成されている。手指載置面175は、本発明における「連結部リブ部手指載置面」に対応する構成例である。
また手指載置面175は、上記した把持部105における各手指載置面159(補助リブ161の手指載置面163)と同一面、すなわち面一をなすように構成されている。
このため、把持部105のみならず、連結部104にも手指を載置する領域が確保され、使用者にとって、把持の場所選択に関する自由度が一層向上し、剃刀101の使用性・操作性の更なる向上が図られることとなる。
上記各実施形態によれば、使用者による剃刀1,101の把持性および操作性を向上することに寄与する技術が提供されることとなった。
本発明の実施形態に係る剃刀1の全体構成を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る剃刀1の全体構成を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る剃刀1の全体構成を示す底面図である。 本発明の実施形態に係る剃刀1の全体構成を示す左側面図である。 本発明の実施形態に係る剃刀1の全体構成を示す右側面図である。 本発明の実施形態に係る剃刀1の全体構成を示す一部分解斜視図である。 図2におけるA―A線断面図である。 図2におけるB―B線断面図である。 本実施形態に係る剃刀1の第1の把持態様について示す模式図である。 本実施形態に係る剃刀1の第2の把持態様について示す模式図である。 本実施形態に係る剃刀1の第3の把持態様について示す模式図である。 本実施の形態に係る剃刀1の製品意匠について示す投影図である。 本発明の第2実施形態に係る剃刀101の投影図である。 第2実施形態に係る剃刀101の底面図である。 図14におけるC−C線断面図である。
1 剃刀
2 剃刀ホルダ
3 ヘッド部
31 ヘッド部第1構成体
32 第1櫛部構成体
33 ヘッド部第2構成体
34 第2櫛部構成体
35 櫛部
37 刃体
38 刃
39 取付穴
4 連結部
41 第1連結要素
42 第2連結要素
43 貫通開口部
5 把持部
50 天面部
51 第1側壁部
52 第2側壁部
54 後面部
55 下面側開口部
57 リブ
59 手指載置面
101 剃刀
102 剃刀ホルダ
103 ヘッド部
104 連結部
105 把持部
107 把持部隣接領域
150 天面部
151 第1側壁部
152 第2側壁部
153 前面部
154 後面部
155 下面側開口部
157 リブ
159 手指載置面
161 補助リブ
163 手指載置面
171 凹部
173 連結部リブ
175 手指載置面
LD 長尺方向
WD 幅方向
VD 上下方向
TS 上面
BS 下面
HW ヘッド部幅寸法
HH ヘッド部高さ寸法
CW 連結部幅寸法
CH 連結部高さ寸法
HLW(1、2) 把持部幅寸法
HLH 把持部高さ寸法
F 手指
F1 親指(第1指)
F2 人差し指(第2指)
F3 中指(第3指)
F4 薬指(第4指)

Claims (8)

  1. 所定の長尺方向に延在状に形成されるとともに、使用者の把持に供される把持部と、
    前記長尺方向と交差する幅方向に延在状に形成されるとともに、刃体および前記刃体に隣接して形成された櫛部を有するヘッド部と、
    前記把持部と前記ヘッド部を連結する連結部と、を有する剃刀であって、
    前記把持部の、前記幅方向への幅寸法は、前記長尺方向の全体に渡って、前記ヘッド部の前記幅方向への幅寸法以上に設定されるとともに、前記長尺方向において前記ヘッド部から離間する側へと漸増する構成とされ、
    前記連結部は、前記幅方向における前記ヘッド部の両端部および前記把持部の両端部をそれぞれ直線状に連結する構成とされ、
    前記長尺方向および前記幅方向と交差する上下方向に関し、前記連結部の高さ寸法は、前記ヘッド部の高さ寸法および前記把持部の高さ寸法よりも小さく設定され
    前記把持部は、天面部と、前記幅方向における前記天面部の両端部から、前記天面部の面方向と交差状に延在形成された一対の側壁部と、前記天面部および前記一対の側壁部同士を連結するリブ部と、を有し、
    前記リブ部は、前記長尺方向および前記上下方向のそれぞれに対して傾斜状に設けられ、
    前記天面部、前記一対の側壁部および前記リブ部は、使用者の手指が載置可能な手指載置面を有することを特徴とする剃刀。
  2. 請求項1に記載の剃刀であって、
    前記連結部は、前記幅方向における前記ヘッド部の両端部および前記把持部の両端部をそれぞれ直線状に連結する第1連結要素および第2連結要素を有するとともに、前記第1連結要素と前記第2連結要素の間には、貫通開口部が形成されていることを特徴とする剃刀。
  3. 請求項1または2に記載の剃刀であって、前記櫛部は、前記長尺方向に対向状に形成された第1櫛部構成体および第2櫛部構成体を有するとともに、前記刃体は、前記第1櫛部構成体および前記第2櫛部構成体の間に挟持されることを特徴とする剃刀。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の剃刀であって、更に、前記天面部および隣接する前記リブ部同士を互いに連結する補助リブ部が設けられていることを特徴とする剃刀。
  5. 請求項4に記載の剃刀であって、前記補助リブ部は、前記長尺方向、前記幅方向および前記上下方向のいずれに対しても傾斜状に設けられることを特徴とする剃刀。
  6. 請求項4または5に記載の剃刀であって、前記補助リブ部は、使用者の手指が載置可能な補助リブ部手指載置面を有し、前記補助リブ部手指載置面は、前記手指載置面と同一面状となるように構成されていることを特徴とする剃刀。
  7. 請求項1から6までのいずれか1項に記載の剃刀であって、前記連結部の、前記把持部に隣接する領域には凹部が形成されるとともに、前記凹部内に、前記長尺方向、前記幅方向および前記上下方向のいずれに対しても傾斜状に設けられた連結部リブ部を更に有することを特徴とする剃刀。
  8. 請求項7に記載の剃刀であって、前記連結部リブ部は、使用者の手指が載置可能な連結部リブ部手指載置面を有し、前記連結部リブ部手指載置面は、前記手指載置面と同一面状となるように構成されていることを特徴とする剃刀。
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