JP2006280490A - ヘアカッター - Google Patents
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Abstract
【解決手段】互いにヘア挿入空間7をあけて並設した複数の櫛歯5を有する櫛部2と、互いに隣接する両櫛歯5間のヘア挿入空間7に隣接して設けた刃縁を有する刃体3とを備えている。櫛歯5でその基端部から先端部にわたりヘア挿入空間7に隣接して延びる端縁部には、ヘア挿入空間7に隣接して突出する複数の補助歯12をその基端部から先端部にわたる方向Yに沿うように互いに隙間をあけて並設している。互いに隣接する両補助歯12間の隙間に刃体3の刃縁を露出させるとともに、補助歯12には刃縁からヘア挿入空間7に隣接して突出する延設部を設けている。両補助歯12間の隙間で互いに隣接する両補助歯12の延設部と刃体3の刃縁との間でヘア挿入凹部をヘア挿入空間7に連通するように設けている。
【効果】ヘア挿入空間7に入り込むことができる髪の毛の量を多くして、ヘアカッターの一度の切断動作により切断し得る髪の毛の量を多くする。
【選択図】図1
【効果】ヘア挿入空間7に入り込むことができる髪の毛の量を多くして、ヘアカッターの一度の切断動作により切断し得る髪の毛の量を多くする。
【選択図】図1
Description
本発明は、櫛部の各櫛歯間のヘア挿入空間に隣接して設けた刃縁を有する刃体を備えたヘアカッターに関するものである。
従来のヘアカッターとしては、例えば、下記特許文献1に記載のものや図16(a)に示すものが知られている。図16(a)に示すヘアカッターにおいては、複数の櫛歯5が互いにヘア挿入空間7をあけて並設され、互いに隣接する両櫛歯5間のヘア挿入空間7に刃体3の刃縁3aが露出して各櫛歯5の延設方向に対し直交する方向へ延設されている。図16(b)に示すように、従来のヘアカッターの各櫛歯5を頭部に当てがうと、多数の髪の毛Hがヘア挿入空間7に入り込む。そのヘアカッターを下方へ移動させると、ヘア挿入空間7に入り込んだ髪の毛Hの一部を刃縁3aにより切ることができる。
実開平1−92982号公報
しかし、ヘア挿入空間7に入り込んだ髪の毛Hは刃縁3aに当たるため、髪の毛Hを入り込ませることができるヘア挿入空間7の深さWは各櫛歯5の長さよりも小さくなり、ヘア挿入空間7に入り込むことができる髪の毛Hの量は制限される。そのため、ヘアカッターの一度の切断動作により切断することができる髪の毛Hの量は少なくなる。
この発明は、ヘア挿入空間に入り込むことができる髪の毛の量を多くして、ヘアカッターの一度の切断動作により切断し得る髪の毛の量を多くすることを目的としている。
後記実施形態の図面(図1〜2及び図15に示す第1実施形態、図3に示す第2実施形態、図4に示す第3実施形態、図5に示す第4実施形態、図6に示す第5実施形態、図7〜8に示す第6実施形態、図9〜11に示す第7実施形態、図12に示す第8実施形態、図13に示す第9実施形態、図14に示す第10実施形態、)の符号を援用して本発明を説明する。
請求項1の発明にかかるヘアカッターは、第1〜10実施形態に対応し、下記のように構成されている。
このヘアカッターは、互いにヘア挿入空間7をあけて並設した複数の櫛歯5を有する櫛部2と、互いに隣接する両櫛歯5間のヘア挿入空間7に隣接して設けた刃縁3aを有する刃体3とを備えている。前記櫛歯5でその基端部5aから先端部5bにわたりヘア挿入空間7に隣接して延びる端縁部には、ヘア挿入空間7に隣接して突出する複数の補助歯12をその基端部5aから先端部5bにわたる方向Yに沿うように互いに隙間Sをあけて並設している。互いに隣接する両補助歯12間の隙間Sに前記刃体3の刃縁3aを露出させるとともに、この補助歯12にはこの刃縁3aからヘア挿入空間7に隣接して突出する延設部12aを設け、この両補助歯12間の隙間Sで互いに隣接する両補助歯12の延設部12aと刃体3の刃縁3aとの間でヘア挿入凹部15をヘア挿入空間7に連通するように設けている。
このヘアカッターは、互いにヘア挿入空間7をあけて並設した複数の櫛歯5を有する櫛部2と、互いに隣接する両櫛歯5間のヘア挿入空間7に隣接して設けた刃縁3aを有する刃体3とを備えている。前記櫛歯5でその基端部5aから先端部5bにわたりヘア挿入空間7に隣接して延びる端縁部には、ヘア挿入空間7に隣接して突出する複数の補助歯12をその基端部5aから先端部5bにわたる方向Yに沿うように互いに隙間Sをあけて並設している。互いに隣接する両補助歯12間の隙間Sに前記刃体3の刃縁3aを露出させるとともに、この補助歯12にはこの刃縁3aからヘア挿入空間7に隣接して突出する延設部12aを設け、この両補助歯12間の隙間Sで互いに隣接する両補助歯12の延設部12aと刃体3の刃縁3aとの間でヘア挿入凹部15をヘア挿入空間7に連通するように設けている。
請求項1の発明では、ヘアカッターの各櫛歯5を頭部に当てがうと、多数の髪の毛Hを櫛歯5の端縁部及び刃体3の刃縁3aに沿って櫛歯5の基端部5aまで刃体3の刃縁3aに邪魔されることなくヘア挿入空間7に入り込ませることができる。そのため、前述した従来のヘアカッターと比較して、櫛歯5の長さが同じ場合でも、髪の毛Hを入り込ませることができるヘア挿入空間7の深さWを大きくすることができる。さらに、このヘア挿入空間7に入り込んだ髪の毛Hをヘア挿入空間7から櫛歯5のヘア挿入凹部15に分けて入り込ませて保持するので、ヘアカッターによる切断動作時に髪の毛Hがヘア挿入空間7から逃げにくくなり、ヘア挿入空間7に入り込んだ髪の毛Hを刃体3の刃縁3aに対し確実に当てることができる。
請求項1の発明を前提とする請求項2の発明(第1〜2実施形態に対応)において、前記補助歯12の延設部12aは、前記刃体3の刃縁3aから離間するに従い前記櫛歯5の先端部5b側へ延びるように前記刃体3の刃縁3aに対し傾斜している。請求項2の発明では、ヘア挿入空間7に入り込んだ髪の毛Hをヘア挿入空間7から櫛歯5のヘア挿入凹部15に分けて入り込ませ易くなる。
請求項1または請求項2の発明を前提とする請求項3の発明(第1〜2実施形態に対応)において、前記刃体3は薄い板状の刃板であり、前記櫛歯5はこの刃板を挟着する薄い板状の歯板8を有し、前記ヘア挿入空間7は互いに隣接する両歯板8間に設けられ、この歯板8で厚み方向の両側面8aは各歯板8の並設方向X8に対し傾斜している。請求項3の発明では、ヘアカッターによる切断操作を行い易くなる。
請求項1または請求項2または請求項3の発明を前提とする請求項4の発明(第1〜10実施形態に対応)において、前記櫛部2と刃体3とを備えた櫛頭部1は、把持柄4に対しそれらの着脱連結部9,10,11で着脱可能に支持されている。請求項4の発明では、刃体3の向きなどを変更した各種の櫛頭部1を用意し、各種の櫛頭部1のうち必要に応じて一つの櫛頭部1を選択して一つの把持柄4に対し付け替えることができる。
請求項1から請求項4のうちいずれかの請求項の発明を前提とする請求項5の発明(第6〜7実施形態に対応)において、前記櫛部2は、各櫛歯5及び刃体3を有する可動部17と、この可動部17を支持する取付部6とを備え、この取付部6に対する可動部17の位置を変更することにより刃体3の刃縁3aの向きを変更可能にした。請求項5の発明では、ヘアカッターを当てがう頭部の位置に応じて可動部17の位置を変更することにより、ヘアカッターによる切断操作を行い易くなる。
本発明は、ヘアカッターにおいてヘア挿入空間7に入り込むことができる髪の毛Hの量を多くして、ヘアカッターの一度の切断動作により切断し得る髪の毛Hの量を多くすることができる。
まず、本発明の第1実施形態にかかるヘアカッターについて図1〜2及び図15を参照して説明する。
このヘアカッターにおいては、櫛部2と刃体3とを有する櫛頭部1が把持柄4に対し分離して設けられている。この櫛部2と把持柄4とはプラスチックにより一体的に成形されている。この櫛部2において、複数の櫛歯5は、取付部6の左側から略直角に突出し、互いにヘア挿入空間7をあけて取付部6の長手方向X6に沿って並設されている。この刃体3は薄い板状の刃板からなる。この各櫛歯5は刃体3を挟着する薄い板状の歯板8を有している。ヘア挿入空間7は互いに隣接する両櫛歯5の歯板8間に設けられている。この各歯板8で厚み方向の両側面8aは各歯板8の並設方向X8に対し傾斜している。この各歯板8の並設方向X8は把持柄4の長手方向X4や取付部6の長手方向X6に沿う。把持柄4の頭端部4aには袋部9(着脱連結部)が形成されている。櫛頭部1で櫛部2の取付部6に形成された連結脚10(着脱連結部)がこの袋部9に挿嵌されて止めねじ11(着脱連結部)により着脱可能に取着されている。この止めねじ11を緩めると、袋部9から連結脚10を抜いて櫛頭部1を把持柄4から分離させることができる。櫛頭部1と把持柄4とは一体的に成形してもよい。櫛部2において、取付部6と各櫛歯5とは成形時に一体的に組み付けられているが、取付部6と各櫛歯5とを互いに分離して成形した後に各櫛歯5を取付部6に組み付けてもよい。刃体3は各櫛歯5の成形時に歯板8内で一体的に挟着されているが、各櫛歯5を成形した後に刃体3を歯板8内に組み付けてもよい。刃体3の刃縁3aについては、直線状に形成されているが、若干凸状に膨らむように形成したり、若干凹状に凹むように形成してもよい。
このヘアカッターにおいては、櫛部2と刃体3とを有する櫛頭部1が把持柄4に対し分離して設けられている。この櫛部2と把持柄4とはプラスチックにより一体的に成形されている。この櫛部2において、複数の櫛歯5は、取付部6の左側から略直角に突出し、互いにヘア挿入空間7をあけて取付部6の長手方向X6に沿って並設されている。この刃体3は薄い板状の刃板からなる。この各櫛歯5は刃体3を挟着する薄い板状の歯板8を有している。ヘア挿入空間7は互いに隣接する両櫛歯5の歯板8間に設けられている。この各歯板8で厚み方向の両側面8aは各歯板8の並設方向X8に対し傾斜している。この各歯板8の並設方向X8は把持柄4の長手方向X4や取付部6の長手方向X6に沿う。把持柄4の頭端部4aには袋部9(着脱連結部)が形成されている。櫛頭部1で櫛部2の取付部6に形成された連結脚10(着脱連結部)がこの袋部9に挿嵌されて止めねじ11(着脱連結部)により着脱可能に取着されている。この止めねじ11を緩めると、袋部9から連結脚10を抜いて櫛頭部1を把持柄4から分離させることができる。櫛頭部1と把持柄4とは一体的に成形してもよい。櫛部2において、取付部6と各櫛歯5とは成形時に一体的に組み付けられているが、取付部6と各櫛歯5とを互いに分離して成形した後に各櫛歯5を取付部6に組み付けてもよい。刃体3は各櫛歯5の成形時に歯板8内で一体的に挟着されているが、各櫛歯5を成形した後に刃体3を歯板8内に組み付けてもよい。刃体3の刃縁3aについては、直線状に形成されているが、若干凸状に膨らむように形成したり、若干凹状に凹むように形成してもよい。
前記各櫛歯5において、取付部6の左側から突出する基端部5aから先端部5bにわたりヘア挿入空間7に隣接して延びる上下両端縁部のうち把持柄4に近い側の下側端縁部には、ヘア挿入空間7に隣接して突出する複数の補助歯12が基端部5aから先端部5bにわたる方向で互いに隙間Sをあけて並設されている。前記刃体3の刃縁3aは、この各補助歯12により被覆され、互いに隣接する両補助歯12間の隙間Sで露出している。各補助歯12には刃縁3aからヘア挿入空間7に隣接して突出する延設部12aが設けられている。各補助歯12のうち最も先端部5b側の補助歯12よりも先端部5b側で櫛歯5の下側端縁部には刃縁3aを覆う被覆部13が設けられている。各補助歯12のうち最も基端部5a側の補助歯12よりも基端部5a側で櫛歯5の下側端縁部には刃縁3aを覆う被覆部14が設けられている。基端部5a側の被覆部14は各補助歯12と同程度に突出してこの被覆部14と補助歯12との間の隙間Sで刃縁3aが露出しているが、先端部5b側の被覆部13は刃縁3aを被覆できる程度に極僅かに突出しているだけである。両補助歯12間の隙間Sで互いに隣接する両補助歯12の延設部12aと刃体3の刃縁3aとの間でヘア挿入凹部15がヘア挿入空間7に連通するように設けられている。基端部5a側の被覆部14と補助歯12との間の隙間Sでも同様なヘア挿入凹部15が設けられているが、先端部5b側の被覆部13と補助歯12との間では切欠部16が設けられてその切欠部16で刃縁3aが露出している。各補助歯12の延設部12aは、刃体3の刃縁3aから離間するに従い櫛歯5の先端部5b側へ延びるように刃縁3aの延設方向Yに対し傾斜している。この延設部12aにおいて、刃縁3aの延設方向Yに対し直交する方向での突出寸法Lは、ヘアカッターのサイズにもよるが、ヘア挿入凹部15による髪の毛Hの保持機能を高めるために、1.5mm以上40mm以下、好ましくは2mm以上10mm以下、さらに好ましくは2.5mm以上5mm以下に設定することができる。
図15に示すように、ヘアカッターを右手に持って刃縁3aを顔面に向けた状態で各櫛歯5を頭部に当てがうと、櫛歯5の先端部5bが頭部に当たり、多数の髪の毛Hが櫛歯5の下側端縁部及び刃体3の刃縁3aに沿って櫛歯5の先端部5bから基端部5aまでヘア挿入空間7に入り込む。そのため、髪の毛Hを入り込ませることができるヘア挿入空間7の深さWが大きくなる。また、ヘア挿入空間7に入り込んだ髪の毛Hがヘア挿入空間7から櫛歯5のヘア挿入凹部15や切欠部16に分かれて入り込んで保持される。そのヘアカッターを下方へ移動させると、ヘア挿入空間7に入り込んだ髪の毛Hの一部を刃縁3aにより切ることができる。
次に、本発明の第2実施形態にかかるヘアカッターについて第1実施形態との相違点を中心に図3を参照して説明する。
櫛頭部1の櫛部2において取付部6の左右両側にはそれぞれ第1実施形態と同様に複数の櫛歯5が並設されている。そのほか、第1実施形態と比較して、把持柄4及び取付部6の形態や止めねじ11の位置などを変更している。ヘアカッターを右手ばかりではなく左手に持って刃縁3aを顔面に向けた状態で各櫛歯5を頭部に当てがうこともできる。
櫛頭部1の櫛部2において取付部6の左右両側にはそれぞれ第1実施形態と同様に複数の櫛歯5が並設されている。そのほか、第1実施形態と比較して、把持柄4及び取付部6の形態や止めねじ11の位置などを変更している。ヘアカッターを右手ばかりではなく左手に持って刃縁3aを顔面に向けた状態で各櫛歯5を頭部に当てがうこともできる。
図4に示す第3実施形態のヘアカッターにおいては、各櫛歯5の歯板8で厚み方向の両側面8aが各歯板8の並設方向X8に対し直交し、この各櫛歯5の前側端縁部に各補助歯12が並設されている点で、第1実施形態(図1〜2参照)と異なる。
図5に示す第4実施形態のヘアカッターにおいても、各櫛歯5の歯板8で厚み方向の両側面8aが各歯板8の並設方向X8に対し直交し、この各櫛歯5の前側端縁部に各補助歯12が並設されている点で、第2実施形態(図3参照)と異なる。
図6に示す第5実施形態のヘアカッターにおいては、刃縁3aの延設方向Yに対し直交する両側で各櫛歯5の前側端縁部及び後側端縁部にそれぞれ各補助歯12が並設されているとともに刃縁3aが露出している点で、第3実施形態(図4参照)と異なる。ヘアカッターを右手ばかりではなく左手に持って刃縁3aを顔面に向けた状態で各櫛歯5を頭部に当てがうこともできる。
次に、本発明の第6実施形態にかかるヘアカッターについて第3実施形態(図4参照)との相違点を中心に図7〜8を参照して説明する。
櫛部2において、各櫛歯5を並設した可動部17が取付部6に対し支軸18により回動可能に支持されている。この支軸18の回動中心線18aは左右方向へ延びる。この回動中心線18aを中心に可動部17を180度回動させると、可動部17は、図7に示すように各櫛歯5の各補助歯12及び刃縁3aが前方を向く状態と、図8に示すように各櫛歯5の各補助歯12及び刃縁3aが後方を向く状態とを取り得る。図7に示す状態ではヘアカッターを右手に持って刃縁3aを顔面に向けた状態で各櫛歯5を頭部に当てがい、図8に示す状態ではヘアカッターを左手に持って刃縁3aを顔面に向けた状態で各櫛歯5を頭部に当てがう。
櫛部2において、各櫛歯5を並設した可動部17が取付部6に対し支軸18により回動可能に支持されている。この支軸18の回動中心線18aは左右方向へ延びる。この回動中心線18aを中心に可動部17を180度回動させると、可動部17は、図7に示すように各櫛歯5の各補助歯12及び刃縁3aが前方を向く状態と、図8に示すように各櫛歯5の各補助歯12及び刃縁3aが後方を向く状態とを取り得る。図7に示す状態ではヘアカッターを右手に持って刃縁3aを顔面に向けた状態で各櫛歯5を頭部に当てがい、図8に示す状態ではヘアカッターを左手に持って刃縁3aを顔面に向けた状態で各櫛歯5を頭部に当てがう。
次に、本発明の第7実施形態にかかるヘアカッターについて第3実施形態(図4参照)との相違点を中心に図9〜11を参照して説明する。
櫛部2において、取付部6の左側に着脱凹部6aが形成され、各櫛歯5を並設した可動部17がこの取付部6の着脱凹部6aに対し着脱可能に嵌め込まれて着脱ねじ19により固定されている。この着脱ねじ19を緩めて可動部17を左右方向で180度反転させると、可動部17は、図9に示すように各櫛歯5の各補助歯12及び刃縁3aが前方を向く状態と、図10に示すように各櫛歯5の各補助歯12及び刃縁3aが後方を向く状態とを取り得る。図9に示す状態ではヘアカッターを右手に持って刃縁3aを顔面に向けた状態で各櫛歯5を頭部に当てがい、図10に示す状態ではヘアカッターを左手に持って刃縁3aを顔面に向けた状態で各櫛歯5を頭部に当てがう。また、図11に示すように、図1〜2に示す各櫛歯5と同様な櫛歯5を有する可動部17に交換することもできる。
櫛部2において、取付部6の左側に着脱凹部6aが形成され、各櫛歯5を並設した可動部17がこの取付部6の着脱凹部6aに対し着脱可能に嵌め込まれて着脱ねじ19により固定されている。この着脱ねじ19を緩めて可動部17を左右方向で180度反転させると、可動部17は、図9に示すように各櫛歯5の各補助歯12及び刃縁3aが前方を向く状態と、図10に示すように各櫛歯5の各補助歯12及び刃縁3aが後方を向く状態とを取り得る。図9に示す状態ではヘアカッターを右手に持って刃縁3aを顔面に向けた状態で各櫛歯5を頭部に当てがい、図10に示す状態ではヘアカッターを左手に持って刃縁3aを顔面に向けた状態で各櫛歯5を頭部に当てがう。また、図11に示すように、図1〜2に示す各櫛歯5と同様な櫛歯5を有する可動部17に交換することもできる。
図12に示す第8実施形態のヘアカッターにおいては、各補助歯12が湾曲して刃縁3aの延設方向Yに対し傾斜している点で、第1実施形態(図2参照)と異なる。
図13に示す第9実施形態のヘアカッターにおいては、各ヘア挿入凹部15のうち一つおきのヘア挿入凹部15で刃縁3aが被覆部20により覆われている点で、第1実施形態(図2参照)と異なる。
図13に示す第9実施形態のヘアカッターにおいては、各ヘア挿入凹部15のうち一つおきのヘア挿入凹部15で刃縁3aが被覆部20により覆われている点で、第1実施形態(図2参照)と異なる。
図14に示す第10実施形態のヘアカッターにおいては、各補助歯12が刃縁3aの延設方向Yに対し傾斜せずに略直交している点で、第1実施形態(2参照)と異なる。
1…櫛頭部、2…櫛部、3…刃体、3a…刃縁、4…把持柄、5…櫛歯、5a…基端部、5b…先端部、6…取付部、7…ヘア挿入空間、8…歯板、8a…側面、12…補助歯、12a…延設部、15…ヘア挿入凹部15、17…可動部、S…隙間、Y…刃縁の延設方向(櫛歯の基端部から先端部にわたる方向)、X8…歯板の並設方向。
Claims (5)
- 互いにヘア挿入空間をあけて並設した複数の櫛歯を有する櫛部と、互いに隣接する両櫛歯間のヘア挿入空間に隣接して設けた刃縁を有する刃体とを備えたヘアカッターにおいて、
前記櫛歯でその基端部から先端部にわたりヘア挿入空間に隣接して延びる端縁部には、ヘア挿入空間に隣接して突出する複数の補助歯をその基端部から先端部にわたる方向に沿うように互いに隙間をあけて並設し、
互いに隣接する両補助歯間の隙間に前記刃体の刃縁を露出させるとともに、この補助歯にはこの刃縁からヘア挿入空間に隣接して突出する延設部を設け、この両補助歯間の隙間で互いに隣接する両補助歯の延設部と刃体の刃縁との間でヘア挿入凹部をヘア挿入空間に連通するように設けた
ことを特徴とするヘアカッター。 - 前記補助歯の延設部は、前記刃体の刃縁から離間するに従い前記櫛歯の先端部側へ延びるように前記刃体の刃縁に対し傾斜していることを特徴とする請求項1に記載のヘアカッター。
- 前記刃体は薄い板状の刃板であり、前記櫛歯はこの刃板を挟着する薄い板状の歯板を有し、前記ヘア挿入空間は互いに隣接する両歯板間に設けられ、この歯板で厚み方向の両側面は各歯板の並設方向に対し傾斜していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のヘアカッター。
- 前記櫛部と刃体とを備えた櫛頭部は、把持柄に対し着脱可能に支持されていることを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3に記載のヘアカッター。
- 前記櫛部は、各櫛歯及び刃体を有する可動部と、この可動部を支持する取付部とを備え、この取付部に対する可動部の位置を変更することにより刃体の刃縁の向きを変更可能にしたことを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれかの請求項に記載のヘアカッター。
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