JP6619112B2 - 紙幣搬送装置用レール部材の支持装置 - Google Patents

紙幣搬送装置用レール部材の支持装置 Download PDF

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Description

本発明は、紙幣搬送装置を構成するレール部材を支持する支持装置に関する。
この種の支持装置の一例として特開2016−174663号公報(特許文献1)に記載されたものがある。
図36は同公報に記載された支持装置が使用される紙幣搬送装置10の斜視図である。
図36に示すように、紙幣が投入されると遊技者に遊技媒体(メダル)を払い出す複数個の遊技媒体貸し出し機3と、メダルを用いて動作させるスロットマシンその他の複数個の遊技機(図示せず)とがそれぞれ正面を外向きにして円弧状に配置されている(このように複数個の遊技媒体貸し出し機3と遊技機とを配列した領域は「島」2と呼ばれる)。複数個の遊技媒体貸し出し機3の各遊技媒体貸し出し機3と複数個の遊技機の各遊技機とは相互に隣接して配置されている。
各遊技媒体貸し出し機3に投入された紙幣は遊技媒体貸し出し機3の背面から排出され、紙幣搬送装置10はこの紙幣を島2の端部に配置された金庫5まで搬送する。
図37は紙幣搬送装置10の構成要素である搬送管12の斜視図、図38は搬送管12の内部を紙幣6が搬送される状態を示す側面図である。
紙幣搬送装置10は、紙幣6(図38参照)の搬送路となる搬送管12と、搬送管12の内部に空気流を発生させる送風機(図示せず)と、空気流の作用により搬送管12の内部を移動する搬送補助体16(図38参照)と、を備えている。
搬送管12は島2の内側において島2に沿って円弧状に延びている。
搬送管12は横から見ると横向きのU字形をなしている。具体的には、図36に示すように、搬送管12は、金庫5の近傍を始端として島2に沿って円弧状に延びる往路12aと、横向きのU字形をなすターン部12bと、往路12aの上方においてターン部12bから金庫5まで延びる円弧状の復路12cと、から構成されている。往路12aの終端と復路12cの始端とがターン部12bの各端部にそれぞれ接続されている。
遊技媒体貸し出し機3の背面から排出された紙幣6は紙幣取り込み装置24(後述)を経て搬送管12の内部に投入される。紙幣6が投入された後、搬送補助体16が往路12aの始端において搬送管12の内部に投入され、その後、送風機が作動する。搬送補助体16は空気流を受けて往路12aの内部を移動し、ターン部12bを通過した後、復路12cを終端(金庫5)まで移動する。その途中において、図38に示すように、搬送補助体16は搬送管12の内部に投入された紙幣6を捕捉し、そのまま紙幣6を後方から押し、金庫5まで紙幣6を搬送する。
図39は紙幣取り込み装置24の縦断面図である。
前述のように、紙幣取り込み装置24は、遊技媒体貸し出し機3の背面から排出された紙幣6を搬送管12の内部に投入する。
図39に示すように、紙幣取り込み装置24は、円筒状の空間が形成されている通路部51と、通路部51に沿って形成された箱状の本体枠部52と、を備えている。
通路部51の両端には搬送管接続部51a及び51bが形成されており、搬送管接続部51a及び51bの各々に搬送管12が嵌合される。すなわち、搬送管12は1本の管ではなく、複数個の管が紙幣取り込み装置24を介して連結されることにより、1個の搬送管12を構成している。
搬送管接続部51a及び51bの間には搬送管12の内縁形状と同一の内縁形状を有する空間51cが形成されている。空間51cの本体枠部52側の内壁には開口53が形成されている。紙幣6はこの開口53を介して空間51c内に送り込まれる。
本体枠部52の一端には取り込み口54が形成されている。本体枠部52は、一端が取り込み口54と連通し、紙幣6を搬送するS字状の紙幣通路55と、紙幣6を空間51c内に送り出す一対の搬送ローラ56と、を備えている。
取り込み口54は遊技媒体貸し出し機3の背面に形成された紙幣排出口と相対しており、遊技媒体貸し出し機3の背面の紙幣排出口から排出された紙幣6は取り込み口54を介して紙幣取り込み装置24の内部に取り込まれ、紙幣通路55の内部を搬送された後、開口53を介して空間51cの内部に送り出される。前述のように、空間51cの内部に送り出された紙幣6は搬送補助体16に捕捉され、金庫5まで搬送される。
図40は紙幣搬送装置10の部分的斜視図であり、図41は搬送管12及び搬送管12の支持装置の分解斜視図である。
図40及び図41に示すように、搬送管12は直線状の金属製レール部材60に支持されている。
レール部材60は、第1取り付け金具70と第2取り付け金具80とからなる支持装置により支持されている。具体的には、レール部材60の一端は、遊技機や島2その他の構造体に一端が固定されている第1取り付け金具70の他端に支持され、レール部材60の他端は、遊技媒体貸し出し機3の背面に一端が固定された第2取り付け金具80の他端に支持されている。
レール部材60の上面には、レール部材60の長手方向に沿ってスライド可能な台座部62が取り付けられている。台座部62の上面には紙幣取り込み装置24の下部が嵌め込まれる。
図42は第2取り付け金具80の斜視図、図43は第2取り付け金具80の正面図、図44は第2取り付け金具80の右側面図、図45は第2取り付け金具80の左側面図である。
図42乃至図45に示すように、第2取り付け金具80は、一端が遊技媒体貸し出し機3に固定され、他端が遊技媒体貸し出し機3の背面が臨む方向に延びた固定腕81と、この固定腕81の他端側に取り付けられるとともに固定腕81に対する取り付け角度を所定の角度範囲で調整可能な支持部82と、を有している。
固定腕81は、第1腕83a、第1腕83aの下端から第1腕83aと直交する方向に延びた第2腕83b、第1腕83aの上端から第2腕83bと平行かつ同方向に延びた第3腕83cを備えた固定腕本体部83と、第2腕83bに対して第2腕83bの長さ方向にスライド移動可能に取り付けられて第2腕83bの先端からの進出量を調整可能なスライド部材84と、第3腕83cの先端に取り付けられた保持金具85と、から構成されている。
スライド部材84は第2腕83bの長手方向に形成された長穴83eに通したネジで第2腕83bに取り付けられる。
保持金具85は紙幣取り込み装置24を上方から押さえ込むための金具である。
第1腕83aには、遊技媒体貸し出し機3の背面の縦長の紙幣排出口に対応する長穴83dが形成されている。
図46は第2取り付け金具80の底面図である。
図46に示すように、支持部82は、ベース板82aと、ベース板82aの一端側(図46の下端側)に形成された軸穴82bと、ベース板82aの他端側(図46の上端側)に形成され、軸穴82bを中心とする円弧状の長穴82cと、ベース板82aの裏面側に形成され、レール部材60を左右から挟み込む一対の保持腕82dと、を備えている。
図44及び図45に示すように、スライド部材84の先端は軸穴82bに通されたネジ86aでベース板82aに固定され、スライド部材84の他端は長穴82cに通されたネジ86bでベース板82aに固定される。
固定腕81に対する支持部82の取り付け角度は、軸穴82bを中心としてベース板82aを回動させることによって、長穴82cの範囲内において調節することができる。
前述のように、レール部材60の一端は遊技媒体貸し出し機3の背面に取り付けられた第2取り付け金具80に支持される。第2腕83bに対するスライド部材84の進出量は保持腕82dでレール部材60を保持できる位置に調節される。また、レール部材60の長手方向の向きと遊技媒体貸し出し機3の背面が臨む方向とがなす角度に応じて固定腕81に対する支持部82の取り付け角度が調節される。
レール部材60の他端は第1取り付け金具70を介して遊技機や島2などの構造体に取り付けられる。図40に示すように、第1取り付け金具70は、ともにL字型の第1金具71と第2金具72とからなる。
第1金具71は、第1辺71aと第2辺71bとからなる。第1辺71aの一端は上記構造体の上面に固定される。第1辺71aの他端からは第2辺71bが垂直下方に延びている。
第2金具72は第3辺72aと第4辺72bとからなる。第3辺72aは第2辺71bに重ねて取り付けられており、第4辺72bは第3辺72aの下端から島2の内側に向かって延びている。第2辺71bは第3辺72aに対してスライド可能であり、このため、第1辺71aと第4辺72bとの間の高さを調節可能である。第4辺72bの下面には、レール部材60を取り付けるための引っ掛け部73が形成されている。
特開2016−174663号公報
従来の紙幣搬送装置10には次のような問題点があった。
従来の紙幣搬送装置10においては、遊技媒体貸し出し機3の背面に形成された紙幣排出口と紙幣取り込み装置24の取り込み口54(図39)とを相対させるためには、紙幣取り込み装置24をレール部材60上でスライドさせ、作業者の目視により、紙幣排出口と取り込み口54との位置合わせが行われていた。このため、正確に位置合わせをするためには、実際に紙幣を通過させ、紙幣排出口及び取り込み口54の位置の微調整を行うことが必要であり、長時間と多大な作業量を必要としていた。
さらに、紙幣を円滑に搬送するためには、前述のように、遊技媒体貸し出し機3の背面に形成された紙幣排出口と紙幣取り込み装置24の取り込み口54(図39)とは正対していることが必要であるが、パチンコホールその他の遊技場の現場において紙幣搬送装置10を実装する際には、固定腕81に対する支持部82の取り付け角度を調整することにより、紙幣排出口と取り込み口54とが正対する位置になるように設置される必要がある。
しかしながら、従来の紙幣搬送装置10においては、後述する実施形態において詳述するように、紙幣排出口と取り込み口54とを正確に位置合わせするためには、紙幣排出口と取り込み口54との間の相対角度の微調整を行うことが必要であり、長時間と多大な作業量とを必要としていた。
本発明は、以上のような従来の紙幣搬送装置10における問題点に鑑みてなされたものであり、上記の問題点を解消することが可能な紙幣搬送装置用の支持装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、挿入された紙幣の額に応じた遊技媒体を払い出し、前記紙幣を排出する紙幣排出口(401d)を背面(401b)に有する遊技媒体貸し出し機(401)と、前記遊技媒体貸し出し機(401)から排出された前記紙幣を取り込む紙幣取り入れ口(402b)を有する紙幣取り込み装置(402)と、前記紙幣取り込み装置(402)の内部を通過し、前記紙幣取り込み装置(402)から排出された前記紙幣を空気流によってその内部において搬送する搬送管(320)と、前記紙幣取り込み装置(402)を下方において支持するレール部材(404)と、前記遊技媒体貸し出し機(401)の前記紙幣排出口(401d)と前記紙幣取り込み装置(402)の前記紙幣取り入れ口(402b)とを連結し、内部を前記紙幣が通過可能である連結部材(403)と、を少なくとも備える紙幣搬送装置(300)において、前記遊技媒体貸し出し機(401)の前記背面(401b)と前記レール部材(404)との間に配置され、前記レール部材(404)を支持する支持装置(100)であって、前記支持装置(100)は、前記遊技媒体貸し出し機(401)の前記背面(401b)と前記レール部材(404)との間の距離を調節する距離調節ユニットと、前記遊技媒体貸し出し機(401)の長さ方向(401c)と前記レール部材(404)の長さ方向(404a)との間の相対角度を調節する角度調節ユニットと、を備え、前記角度調節ユニットは、前記遊技媒体貸し出し機(401)の前記長さ方向(401c)において前記紙幣排出口(401d)と同一線上に位置し、かつ、前記遊技媒体貸し出し機(401)の前記背面(401b)と前記紙幣取り込み装置(402)の前記紙幣取り入れ口(402b)との間に位置する一点(112a, 122a)を中心として回動することにより前記相対角度を調節し、前記連結部材(403)は前記角度調節ユニットの回動に応じて屈曲または回動可能であり、前記距離調節ユニットは前記角度調節ユニット上に搭載され、前記一点(112a, 122a)を中心として前記角度調節ユニットとともに回動するものであり、前記一点(112a, 122a)は前記紙幣排出口(401d)に極めて近接して配置されており、前記支持装置(100)は、前記距離調節ユニット及び前記角度調節ユニットを介して前記遊技媒体貸し出し機(401)と前記紙幣取り込み装置(402)とを取り外し自在に連結する連結手段(138, 406)をさらに備えており、前記連結手段(138, 406)は、前記遊技媒体貸し出し機(401)と前記紙幣取り込み装置(402)とが当該連結手段(138, 406)を介して連結されたときに、前記紙幣取り込み装置(402)の前記紙幣取り入れ口(402b)が前記一点(112a, 122a)を向くように構成されており、それにより、前記紙幣排出口(401d)から排出された紙幣を前記紙幣取り込み装置(402)の前記紙幣取り入れ口(402b)に対して垂直に取り込むことを可能にさせるものである支持装置(100)を提供する。
本発明に係る支持装置においては、前記紙幣取り込み装置(402)は、前記レール部材(404)に加えて、前記距離調節ユニットによっても支持され、前記連結手段(138, 406)は、前記距離調節ユニットに形成された突起(138)及び当該突起(138)が嵌合可能な凹部(406)の何れ一方と、前記紙幣取り込み装置(402)に形成された他方と、からなることが好ましい。
本発明に係る支持装置においては、前記角度調節ユニットは、前記遊技媒体貸し出し機(401)の前記背面(401b)に取り外し可能に固定される第一部材(111)と、前記第一部材(111)の下端から前記背面(401b)から離れる方向に延びる第二部材(112)と、前記遊技媒体貸し出し機(401)の前記背面(401b)から離れる方向に延びるとともに、前記紙幣取り込み装置(402)を間接的に支持する第三部材(120)と、からなり、前記第三部材(120)は、前記一点(112a, 122a)において、前記第二部材(112)に対して回動可能であるように前記第二部材(112)に取り付けられていることが好ましい。
本発明に係る支持装置においては、前記距離調節ユニットは、前記第三部材(120)の長さ方向において前記第三部材(120)に対してスライド可能に前記第三部材(120)に取り付けられている第四部材(130)からなり、前記第四部材(130)は前記レール部材(404)を保持し得る形状を有しており、前記第四部材(130)は前記第三部材(120)の長さ方向における任意の位置において前記第三部材(120)に対して取り外し可能に固定可能であることが好ましい。
本発明に係る支持装置においては、前記第三部材(120)は、前記遊技媒体貸し出し機(401)の前記背面(401b)から離れる方向(R3)に延びる第五部材(121)と、前記遊技媒体貸し出し機(401)の前記背面(401b)から離れる方向(R3)と直交する方向(R4)に前記第五部材(121)から延びる第六部材(122)と、からなり、前記一点(122a)は前記第六部材(122)の内部に位置しており、前記第五部材(121)にはその長さ方向に沿って複数個の貫通孔(121b)が形成されており、前記第四部材(130)は前記第五部材(121)に沿ってスライド可能であり、かつ、複数個の前記貫通孔(121b)の何れか一個に取り外し可能に係合するものであることが好ましい。
本発明に係る支持装置においては、前記第五部材(121)には前記一点(122a)を中心とする複数個の円弧状の長孔(121a, 121d)が形成されており、前記一点(122a)を中心とする円弧の半径が前記長孔(121a, 121d)のうちの任意の2個の長孔の各々において異なることが好ましい。
本発明に係る支持装置においては、前記第四部材(130)は前記レール部材(404)より高い位置において水平に広がる面(137)を備えており、前記突起(138)または前記凹部(406)は前記面(137)に形成されていることが好ましい。
なお、括弧内の参照符号は後述する実施形態との対応関係を示すために参考として付したものであり、権利範囲を実施形態に限定する意図ではない。
本発明に係る支持装置は従来の紙幣搬送装置における支持装置に対して次のような効果を有している。
第一に、従来の紙幣搬送装置10においては、遊技媒体貸し出し機3の背面に形成された紙幣排出口と紙幣取り込み装置24の取り込み口54との位置合わせは作業者の目視による作業に依存していたため、多くの作業量を必要としながらも、正確な位置合わせは困難であった。
これに対して、本発明に係る支持装置によれば、そのような双方の正対のための調整は必要ではなく、単に、連結手段を介して遊技媒体貸し出し機と紙幣取り込み装置とを連結することにより、正確な位置合わせを実現することが可能である。
第二に、紙幣排出口と紙幣取り込み口との間の距離調整を行っても、その後に、双方を正対させるための相対角度の再調整を行うことは不要である。
紙幣搬送装置が使用される環境を示す概略図である。 紙幣搬送装置に使用されるキャリアの斜視図である。 図3(A)は図2に示したキャリアの正面図、図3(B)はキャリアを上方から見たときの平面図、図3(C)はキャリアの底面図、図3(D)はキャリアの側面図である。 キャリアの構成部品である第一キャリア部材の斜視図である。 キャリアの構成部品である第二キャリア部材の斜視図である。 紙幣搬送装置に使用されるダクトの斜視図である。 紙幣搬送装置の一部を拡大した斜視図である。 図7に示した紙幣搬送装置の一部を図7の方向R1から見た場合の正面図である。 図7に示した紙幣搬送装置の一部を図7の方向R2から見た場合の側面図である。 図7に示した紙幣搬送装置の一部を上方から見た場合の平面図である。
本発明の第一の実施形態に係る支持装置の斜視図である。 レール部材に対して図11とは反対側から見た場合の本発明の第一の実施形態に係る支持装置の斜視図である。 下方から見た場合の本発明の第一の実施形態に係る支持装置の斜視図である。 レール部材に対して図13とは反対側の下方から見た場合の本発明の第一の実施形態に係る支持装置の斜視図である。 本発明の第一の実施形態に係る支持装置における第一部材及び第二部材の斜視図である。 本発明の第一の実施形態に係る支持装置における第三部材の斜視図である。 本発明の第一の実施形態に係る支持装置における第四部材の斜視図である。 図17の方向R5から見た場合の第四部材の側面図である。 連結部材の斜視図である。
図19に示した連結部材の部分的な縦断面図である。 レール部材が遊技媒体貸し出し機に対して傾斜している状態を示す平面図である。 図21に示す状態における斜視図である。 レール部材が遊技媒体貸し出し機に対して図21とは逆方向に傾斜している状態を示す平面図である。 図23に示す状態における斜視図である。 遊技媒体貸し出し機の紙幣排出口、第二部材のネジ孔及び連結装置の紙幣取り入れ口と遊技媒体貸し出し機の長さ方向の中心線との位置関係を示す概略図である。 図46に追加の説明を加えた図である。 従来の紙幣搬送装置の角度調節ユニット及び本発明の第一の実施形態に係る支持装置の角度調節ユニットの動作を示す概略図である。
従来の紙幣搬送装置の角度調節ユニット及び本発明の第一の実施形態に係る支持装置の角度調節ユニットの動作を示す概略図である。 従来の紙幣搬送装置の角度調節ユニット及び本発明の第一の実施形態に係る支持装置の角度調節ユニットの動作を示す概略図である。 従来の紙幣搬送装置における角度調節ユニット及び本発明の第一の実施形態に係る支持装置の角度調節ユニットの動作を示す概略図である。 従来の紙幣搬送装置における角度調節ユニット及び本発明の第一の実施形態に係る支持装置の角度調節ユニットの動作を示す概略図である。 従来の紙幣搬送装置における角度調節ユニット及び本発明の第一の実施形態に係る支持装置の角度調節ユニットの動作を示す概略図である。 本発明の第二の実施形態に係る支持装置の使用状態を示す斜視図である。
本発明の第二の本実施形態に係る支持装置の一構成要素である第三部材の斜視図である。 本発明の第二の実施形態に係る支持装置の一構成要素である第二部材の斜視図である。 従来の支持装置が使用される紙幣搬送装置の斜視図である。 従来の紙幣搬送装置における搬送管の斜視図である。 図37に示した搬送管の内部を紙幣が搬送される状態を示す側面図である。 従来の紙幣搬送装置における紙幣取り込み装置(402)の縦断面図である。
従来の紙幣搬送装置の部分的斜視図である。 従来の紙幣搬送装置における搬送管及び搬送管の支持装置の分解斜視図である。 従来の支持装置における第2取り付け金具の斜視図である。 図42に示した第2取り付け金具の正面図である。 図42に示した第2取り付け金具の右側面図である。 図42に示した第2取り付け金具の左側面図である。 図42に示した第2取り付け金具の底面図である。
本発明の第一の実施形態に係る支持装置100は紙幣搬送装置300の一構成要素として使用される。
最初に、紙幣搬送装置300の構造を以下に説明する。
紙幣搬送装置300は、紙幣をその前面で押すことにより当該紙幣を搬送するキャリア(搬送補助体16に対応するもの)310と、キャリア310の外形と相似し、キャリア310が走行可能な内部空間を有するダクト(搬送管12に対応するもの)320と、ダクト320内においてキャリア310を双方向に走行させる駆動手段としての一対の第一送風機330a及び第二送風機330bと、ダクト320内においてキャリア310を所定の位置で停止させる一対のストッパー(図示せず)と、を備えている。
図1は紙幣搬送装置300が使用される環境を示す概略図である。
図1に示すように、複数個のパチンコ機400その他の遊技機器が図1の左右方向に一列に配置されており(ただし、図1においては、1個のパチンコ機400のみを示している)、各パチンコ機400の横には遊技媒体貸し出し機401が設置されている。遊技媒体貸し出し機401は、紙幣が投入されると、その紙幣の額に応じた遊技媒体(パチンコ玉、遊技機器がスロットマシンの場合にはメダル)を払い出す。
パチンコ機400の裏面側には、紙幣類搬送装置300の一構成要素であるダクト320がパチンコ機400の配列方向(図1の左右方向)と平行に延びるように設置されている。
図2はキャリア310の斜視図であり、図3(A)はキャリア310の正面図、図3(B)はキャリア310を上方から見たときの平面図、図3(C)はキャリア310の底面図、図3(D)はキャリア310の側面図である。
キャリア310は第一キャリア部材311と第二キャリア部材312とから構成されている。
図4は第一キャリア部材311の斜視図、図5は第二キャリア部材312の斜視図である。
以下、図2に示すように、第一キャリア部材311の短辺が延びる方向(図2の左右方向)を第一方向D1、第一方向D1と直交する方向であって、第一キャリア部材311の長辺が延びる方向(図2の上下方向)を第二方向D2、第一方向D1及び第二方向D2の双方と直交する方向を第三方向D3とする。
図4に示すように、第一キャリア部材311はフレーム状の板材からなり、当該板材の厚さ方向と直交する方向から見たときの断面はほぼ長方形である。第一キャリア部材311を構成する板材の幅は一定である。
第一キャリア部材311の内壁の四隅には、図3(D)に示すように、相互に隣接する二辺にわたって円弧状の補強部材313が設けられている。
図5に示すように、第二キャリア部材312はフレーム状の板材からなり、当該板材の厚さ方向と直交する方向から見たときの断面は長方形にほぼ近い形状である。第二キャリア部材312を構成する板材の幅は一定である。
第二キャリア部材312には、相互に対向する一対の辺(長方形の短辺に相当する辺)において、第二キャリア部材312の外側から内側に向かう凹部314がそれぞれ形成されている。
凹部314の各々は、第二キャリア部材312の外側から内側に向かって相互に平行に延びる一対の第一部材314Aと、一対の第一部材314Aの各々の一方の端部(第二キャリア部材312の内側に位置する端部)を連結する第二部材314Bと、一対の第一部材314Aの各々の他方の端部から相互に近接するように延びる一対の第三部材314Cと、から構成されている。
図2に示すように、第二キャリア部材312は凹部314を介して第一キャリア部材311の内側から第一キャリア部材311に嵌め込まれる。この際、第一キャリア部材311は凹部314の第二部材314Bと一対の第三部材314Cとの間に嵌合された状態となる。すなわち、第一キャリア部材311はその表面側と裏面側とで凹部314の第二部材314B及び一対の第三部材314Cにそれぞれ挟まれた状態になるため、第一キャリア部材311と第二キャリア部材312とは相互に強力に連結し、第一キャリア部材311は第二キャリア部材312から容易には外れない。
第一キャリア部材311及び第二キャリア部材312の角の全てまたはいくつかには面取りが施され、あるいは、曲面形状に形成されている。
さらに、図3(D)に示すように、第二キャリア部材312を構成する部分のうち、第一方向D1に延びる部分312Aの両側縁(図3(D)の上下における側縁)には曲線状のテーパ312Bが形成されている。テーパ312Bは、部分312Aの両端(図3(D)の左右方向の両端)から一定の長さにわたって形成されており、部分312Aの幅(第二方向D2における長さ)は部分312Aの両端に近いほど小さくなるように設定されている。
第二キャリア部材312の部分312Aにテーパ312Bを形成することにより、キャリア310がダクト320内を走行するときのダクト320の第二空間322(図6を参照)の上下の内壁に対する抵抗を減少させることができるので、キャリア310の走行を安定させることができる。
図6はダクト320の斜視図である。
図6に示すように、ダクト320はキャリア310の外形と相似し、かつ、キャリア310が走行可能である範囲内において最小断面積の内部空間を有している。
具体的には、ダクト320の内部空間は、第二方向D2に延びる長辺を有する長方形断面の第一空間321と、第一空間321の第二方向D2における中央から外側に向って第三方向D3に延びる一対の第二空間322と、からなる。第二空間322の各々は長方形断面を有しており、第三方向D3における第二空間322の各々の長さは相互に等しい。
キャリア310の第一キャリア部材311が第一空間321の内部を走行し、キャリア310の第二キャリア部材312のうち第一キャリア部材311から外側に突出している部分が各第二空間222の内部を走行する。ダクト320に投入された紙幣はキャリア310の第一キャリア部材311に押されて、第一空間321の内部を走行する。
ダクト320は、例えば、透明のプラスチック製である。
図39の場合と同様に、ダクト320は複数個のダクトが紙幣取り込み装置402(後述)を介して連結されており、隣接するダクトの間には空間(図39の空間51cに対応するもの)が形成されている。紙幣は紙幣取り込み装置402に形成された開口(図39の開口53に対応するもの)を介して上記の空間の内部に、ひいては、ダクト320の内部に送り出される。
図1に示すように、ダクト320の一端(図1の右端)には紙幣収容室340が配置されており、遊技媒体貸し出し機401から紙幣取り込み装置402(後述する図7を参照)を介してダクト320の内部に投入され、キャリア310によって搬送された紙幣は最終的に紙幣収容室340に収容される。
ダクト320の内部に風を送り込む第一送風機330a及び第二送風機330bはダクト320の両端に配置されている。
第一送風機330a及び第二送風機330bは何れか一方のみが作動するか、あるいは、双方とも作動しない。双方が同時に作動することはない。第一送風機330aが作動すると、ダクト320の内部に収容されているキャリア310は風圧を受けて、紙幣収容室340に向う方向(方向X1)に走行する。一方、第二送風機330bが作動すると、ダクト320の内部に収容されているキャリア310は風圧を受けて、紙幣収容室340から離れる方向(方向X2)に走行する。
なお、第一送風機330aはダクト320の一端(図1の左端)に接続されているが、ダクト320の他方の端部(図1の右端)には当該端部に連続して紙幣収容室340が配置されているため、第二送風機330bは紙幣収容室340に隣接して配置され、バイパス通路330cを介してダクト320と連結している。
上記の構造を有する紙幣搬送装置300は以下のように作動する。
パチンコ機400の顧客が遊技媒体貸し出し機401に紙幣を投入すると、その紙幣の額に応じた数の遊技媒体(パチンコ玉)が遊技媒体貸し出し機401から払い出される。遊技媒体貸し出し機401に投入された紙幣は紙幣取り込み装置402(後述する図7を参照)に取り込まれた後、紙幣取り込み装置402を介してダクト320の内部に投入される。
遊技媒体貸し出し機401には紙幣感知センサー(図示せず)が設けられており、紙幣がダクト320の内部に投入されると、紙幣感知センサーは紙幣投入を示す紙幣投入信号を中央制御装置(図示せず)に送信する。
紙幣投入信号を受信した中央制御装置は第一送風機330aを作動させる。第一送風機330が作動を開始すると、ダクト320の内部には紙幣収容室340に向う方向(方向X1)の風が送られる。キャリア310はこの風による風圧を受けることにより、紙幣収容室340に向う方向(方向X1)に走行を開始する。
キャリア310は、紙幣収容室340に到達するまでの間に、ダクト320に投入された紙幣を第一キャリア部材311の前面で捕捉する。紙幣を捕捉したキャリア310は捕捉した紙幣を押した状態を維持しながら、紙幣収容室340に向う方向(方向X1)に走行を続け、次いで、ストッパー(図示せず)により停止させられる。キャリア310が停止することにより、紙幣は慣性力の作用を受けキャリア310から離れ、紙幣収容室340に収容される。
ストッパーの近傍にはキャリア310を検知するセンサー(図示せず)が配置されており、キャリア310がストッパーによって停止すると、センサーは、キャリア310の停止を示すキャリア停止信号を中央制御装置に送信する。
キャリア停止信号を受信した中央制御装置は第一送風機330aの作動を停止するとともに、キャリア310がストッパーによって停止してから所定の時間(紙幣が紙幣収容室340に収容されるのに必要な時間)が経過したときに、第二送風機330bを作動させる。
第二送風機330bが作動を開始すると、ダクト320の内部には紙幣収容室340から離れる方向(方向X2)の風が送られる。キャリア310はこの風による風圧を受けることにより、紙幣収容室340から離れる方向(方向X2)に走行を開始する。
その後、キャリア310は第一送風機330aの近傍に設置されているストッパー(図示せず)に引っ掛かり、停止する。すなわち、キャリア310は当初の位置に復帰する。この後、第一送風機330aの場合と同様にして第二送風機330bの作動が停止される。
以上の動作が、紙幣が遊技媒体貸し出し機401に投入されてから、紙幣収容室340に収容されるまでの1サイクルの動作である。実際には、複数個のパチンコ機400及び遊技媒体貸し出し機401が設置されているため、どの遊技媒体貸し出し機401に投入された紙幣を優先的に紙幣収容室340まで搬送するかを中央制御装置が順番決定用プログラムに従って決定する。
図7は紙幣搬送装置300の一部を拡大した斜視図であり、遊技媒体貸し出し機401及び紙幣取り込み装置402を示している。図8は図7の方向R1から見た場合の正面図、図9は図7の方向R2から見た場合の側面図、図10は上方から見た場合の平面図である。
図7に示すように、遊技媒体貸し出し機401と紙幣取り込み装置402とは連結部材403を介して相互に連結されている。
遊技媒体貸し出し機401の紙幣投入口401a(図8参照)を介して遊技媒体貸し出し機401の内部に投入された紙幣は真贋鑑別を経て、遊技媒体貸し出し機401の背面401bにあり、かつ、遊技媒体貸し出し機401の長さ方向に延びる中心線401c上に位置する紙幣排出口401d(図10を参照)から排出される。遊技媒体貸し出し機401から排出された紙幣は連結部材403を経て紙幣取り込み装置402の紙幣受け入れ口402b(図10を参照)を介して紙幣取り込み装置402内部に取り込まれる。その後、紙幣は紙幣取り込み装置402を介してダクト320の内部に投入され、前述のように、最終的には紙幣収容室340に収容される。
紙幣搬送装置300はダクト320が延びる方向と同一方向に延びるレール部材404を備えている。紙幣取り込み装置402はレール部材404の上面上に取り付けられている。
紙幣取り込み装置402には、図9に最も良く示されているように、ダクト320が挿入される開口402aが形成されている。紙幣取り込み装置402の構造は本実施形態に係る支持装置100とは直接的な関係はないので、紙幣取り込み装置402の構造の説明は省略する。基本的には、紙幣取り込み装置402の構造は図39に示した紙幣取り込み装置24の構造とほぼ同一である。
なお、図7以降の図面においては、必要に応じて、ダクト320の図示は省略してある。
紙幣取り込み装置402が搭載されているレール部材404は本実施形態に係る支持装置100によって支持されている。
遊技媒体貸し出し機401から排出された紙幣が円滑に紙幣取り込み装置402に搬送されるためには、遊技媒体貸し出し機401の紙幣排出口401dと紙幣取り込み装置402の紙幣受け入れ口402bとは一直線(具体的には、後述する技媒体貸し出し機401の長さ方向の中心線401c)上に位置していることが要求される。紙幣排出口401dと紙幣取り入れ口402bとが一直線状に位置していないと、紙幣詰まりの原因となる。紙幣取り込み装置402の紙幣取り入れ口402bは紙幣取り込み装置402の長手方向の中心線(レール部材404の長さ方向の中心線404aと平行)と直交する方向に開口している。このため、図10に示すように、紙幣取り込み装置402はその長手方向の中心線が遊技媒体貸し出し機401の長さ方向の中心線401cと直交するように配置されることが要求される。
しかしながら、紙幣取り込み装置402の長手方向の中心線が技媒体貸し出し機401の長さ方向の中心線401cに対して傾斜することがあり、支持装置100はこの傾斜を修正して、双方の中心線が直交するようにレール部材404ひいては紙幣取り込み装置402の向きを修正する機能を有している。
具体的には、支持装置100は、レール部材404の長さ方向の中心線404aと直交する方向、すなわち、技媒体貸し出し機401の長さ方向の中心線401cが延びる方向において、遊技媒体貸し出し機401の背面401bとレール部材404との間の距離を調節可能な距離調節ユニットと、遊技媒体貸し出し機401の長さ方向における中心線401cと紙幣取り込み装置402の長さ方向の中心線ひいてはレール部材404の長さ方向における中心線404aとの相対角度を調節可能な角度調節ユニットと、を備えている。
図11はレール部材404を支持した状態の支持装置100の斜視図、図12はレール部材404に対して図11とは反対側から見た場合の支持装置100の斜視図、図13は下方から見た場合の支持装置100の斜視図、図14はレール部材404に対して図13とは反対側の下方から見た場合の支持装置100の斜視図である。
図11乃至図13に示すように、支持装置100は、遊技媒体貸し出し機401の背面401bに取り外し可能に固定される平面状の第一部材111と、第一部材110の下端から遊技媒体貸し出し機401の背面401bから離れる方向に延びる平面状の第二部材112と、遊技媒体貸し出し機401の背面401bから離れる方向に延びる長さを有する第三部材120と、第三部材120の長さ方向において第三部材120に対してスライド可能に第三部材120の上面に取り付けられている第四部材130と、から構成されている。
第一部材111、第二部材112及び第三部材120が前述の角度調節ユニットを構成し、第四部材が前述の距離調節ユニットを構成している。
図15は第一部材111及び第二部材112の斜視図である。
図15に示すように、第一部材111は平板状の部材であり、鉛直方向に2個の貫通孔111aが鉛直方向に並んで形成されている。第一部材111は、貫通孔111aに挿入されたネジを遊技媒体貸し出し機401の背面401bにネジ止めすることにより、遊技媒体貸し出し機401の背面401bの所定位置、具体的には、遊技媒体貸し出し機401の紙幣排出口401dの直下の位置に固定される。
第二部材112は第一部材111の下端から第一方向(遊技媒体貸し出し機401の背面401bから離れる方向)に延びる平板状の部材である。第二部材112はほぼL字形をなしており、第二部材112には2個のネジ孔112a及び112bが形成されている。一方のネジ孔112aは他方のネジ孔112bよりも第一部材111に近く、かつ、他方のネジ孔112bよりも第一部材111の一端(図15の左端)に近い位置に形成されている。さらに、第二部材112の一端には、第二部材112の強度を上げるための曲げ部分112cが形成されている。
図15に示すように、第一部材111と第二部材112とはL字形の側壁113を介して相互に結合された状態になっている。側壁113の鉛直方向に延びる縁は第一部材111の端部(図15の右端)に結合され、側壁113の水平方向に延びる縁は第二部材112の端部(図15の右端、すなわち、曲げ部分112cが形成されている端部とは反対側の端部)に結合されている。側壁113を介して結合させることにより、第一部材111及び第二部材112の強度を上げることが可能である。
図16は第三部材120の斜視図である。
第三部材120は、第一方向R3(遊技媒体貸し出し機401の背面401bから離れる方向)に延びる矩形状の第五部材121と、第五部材121の一端から第一方向R3と直交する第二方向R4に延びる第六部材122と、からなる。
第六部材122には1個の貫通孔122aが形成されている。第三部材120は、貫通孔122aを介して第二部材112のネジ孔112aにネジ止めされることにより、貫通孔122aを中心として第二部材112に対して回動可能であるように第二部材112に取り付けられる。
さらに、第五部材121には円弧状の長孔121aが形成されている。長孔121aの長手方向の中心線121aAは貫通孔122aを中心とする円弧をなしている。第三部材120はネジ部材を用いて貫通孔122a及びネジ孔112aを介して第二部材112に対して回動自在に取り付けられるとともに、ネジ部材を用いて円弧状の長孔121a及びネジ孔112bを介して第二部材112に対して回動自在に取り付けられる。すなわち、第三部材120は貫通孔122aを中心として長孔121aの許容範囲内において第二部材112に対して回動可能に第二部材112に取り付けられている。
さらに、第五部材121には長孔121aから離れた位置においてその長さ方向(第一方向R3)に沿って7個の貫通孔121bが形成されている。
第五部材121には、その長手方向の縁(図16の左側の縁)に沿って強度向上のための曲げ部分121cが形成されている。
図17は第四部材130の斜視図、図18は図17の方向R5から見た場合の第四部材130の縦断面図である。
第四部材130は、鉛直方向に延びる第一面131と、第一面131から一定の間隔を開けて第一面131と対向して鉛直方向に延びる第二面132と、第一面131の下端と第二面132の下端とを連結する第三面133と、を有している。
このように、第四部材130は上方が開口しているコの字形の形状を有しており、レール部材404はその両側面において第一面131及び第二面132に挟み込まれ、かつ、レール部材404の底面が第三面133の上面によって支持される。
第三面133の両縁からは下方にそれぞれ側壁134a及び134bが延びている。側壁134a及び134bの間の距離(正確には、側壁134aの内壁と側壁134bの内壁との間の距離)は第三部材120の幅(図16の第二方向R4における長さ)に等しくなるように設定されている。このため、第四部材130は、側壁134a及び134bを第三部材120の両縁に挟み込むことにより、第三部材120の上面上をスライドすることができるようになっている。
図17に示すように、第三面133の中央部分には開口135が形成されており、この開口135の下方にストッパー136が配置されている。図18に示すように、ストッパー136は板状であり、側壁134aを始端として側壁134bに向かって延びている。ストッパー136は弾性力のある可撓性材料でつくられており、例えば、ストッパー136を下方に押し込むと、上方に向かって反発する復元力を発揮し、元の位置に戻ろうとする機能を有している。
ストッパー136の上面には円筒状の凸部136aが上方に向かって突出しており、ストッパー136の下面には板状の把手136bが下方に向かって延びている。凸部136aは第三部材120の各貫通孔121bに下方から嵌合可能な形状及び大きさを有している。
前述のように、第四部材130は第五部材121の上面上をスライド可能である。第四部材130が第五部材121上をスライドする際には、第三面133は第五部材121の上面よりも上に位置するのに対して、ストッパー136は第五部材121の下面よりも下に位置する。すなわち、第三面133とストッパー136が第五部材121を上下方向に挟み込む状態になる。
第四部材130を第五部材121の長さ方向(第一方向R3)に沿ってスライドさせ、凸部136aを何れかの貫通孔121bに下方から嵌合させることにより、第四部材130を第三部材120に対して固定することができる。
第四部材130の第五部材121に対する位置を変える場合、すなわち、凸部136aを嵌合させる貫通孔121bを変える場合には、把手136bを持ってストッパー136を下方に引っ張ることにより、凸部136aと貫通孔121bとの嵌合を解除させ、その状態を維持したまま、所望の貫通孔121bの位置まで第四部材130をスライドさせる。その後、把手136bから手を離せば、ストッパー136はその弾性力により元の位置に向かって撓み、凸部136aが所望の貫通孔121bに下方から嵌合する。このようにして、第四部材130を所望の位置に移動させることが可能である。
なお、第六部材122の貫通孔122a及び第五部材121の長孔121aは第四部材130の位置に関わらず、常に、第一部材111と第四部材130の間に位置している(図11及び図12を参照)。すなわち、第四部材130の凸部136aが長孔121aに最も近い位置にある貫通孔121bに嵌合する場合であっても、第四部材130が貫通孔122a及び長孔121aと重なり合うことはない。
図11及び図12に示すように、第四部材130は第一面131の上端に連続して水平面をなす上面137を有している。上面137は、レール部材404を第四部材130に取り付けたときに、レール部材404よりも高い位置にあるように形成されている。
上面137には立方体形状の突起138が上方に向けて突出している。
図10に示すように、紙幣取り込み装置402はレール部材404と平行に延びるアーム405を備えており、紙幣取り込み装置402はアーム405において連結部材403を介して遊技媒体貸し出し機401と連結されている。アーム405にはその所定の位置に上下方向(図10の紙面と垂直な方向)に延びる矩形状の開口406が形成されている。突起138と開口406とが遊技媒体貸し出し機401と紙幣取り込み装置402とを連結部材403を介して間接的に取り外し自在に連結する連結手段を構成している。
紙幣取り込み装置402をレール部材404上に搭載すると、アーム405の高さは第四部材130の上面137とほぼ同じ高さになるように設定されている。突起138を開口406に嵌め込むことにより、紙幣取り込み装置402を所定の位置においてレール部材404及び遊技媒体貸し出し機401に対して固定することができる。
具体的には、遊技媒体貸し出し機401と紙幣取り込み装置402とが連結手段を介して連結されると、すなわち、突起138を開口406に嵌め込むと、紙幣取り込み装置402の紙幣取り入れ口402bは遊技媒体貸し出し機401の中心線401c上に位置する。遊技媒体貸し出し機401の紙幣排出口401dは中心線401c上に位置しているため、突起138を開口406に嵌め込むことにより、遊技媒体貸し出し機401の紙幣排出口401dと紙幣取り込み装置402の紙幣取り入れ口402bとは相互に相対することになる。
図19は連結部材403の斜視図、図20は連結部材403の部分的な縦断面図である。
図19及び図20に示すように、連結部材403は、一個の取り付け部材403Aと、複数個(例えば、本実施形態においては5個)の連結ピース403Bと、を備えている。
取り付け部材403Aはほぼ平板形状をなしており、その中央には鉛直方向に延びる開口403aが形成されている。連結部材403は、開口403aが遊技媒体貸し出し機401の紙幣排出口401dと相対するように、取り付け部材403Aを介して遊技媒体貸し出し機401に取り付けられる。
連結ピース403Bの各々は、その一端において、隣接する連結ピース403Bに対して回動可能であるように取り付けられる。すなわち、複数個の連結ピース403Bは取り付け部材403Aを中心として時計方向または反時計方向に所定の角度範囲内において回動する。
各連結ピース403Bの内部には紙幣が通過可能な開口部が形成されており、複数個の連結ピース403Bを相互に連結させると、各連結ピース403Bの開口部が相互に連通するとともに、取り付け部材403Aの開口403aにも連通する。このため、遊技媒体貸し出し機401の紙幣排出口401dから排出された紙幣は取り付け部材403Aの開口403a及び各連結ピース403Bの開口部を通過して紙幣取り込み装置402の紙幣取り入れ口402bを介して紙幣取り込み装置402の内部に搬送される。
以上のような構造を有する本実施形態に係る支持装置100は次のように用いられる。
前述のように、第四部材130は第五部材121の長さ方向(第一方向R3)に沿ってスライド可能であり、第四部材130を所望の貫通孔121bに対して固定することが可能である。
このように、第四部材130を第五部材121の長さ方向(第一方向R3)に沿ってスライドさせ、凸部136aを任意の貫通孔121bに嵌合させることにより、第五部材121の長さ方向(第一方向R3)において第三部材120(または、第五部材121)に対する第四部材130の位置を変更することが可能である。すなわち、第四部材130はレール部材404を保持しているため(例えば、図11を参照)、遊技媒体貸し出し機401の背面401bとレール部材404との間の距離を自在に変更することが可能である。
レール部材404上には紙幣取り込み装置402が取り付けられ、ダクト320は紙幣取り込み装置402によって位置決めされる。本実施形態に係る支持装置100によれば、遊技媒体貸し出し機401の背面401bとレール部材404との間の距離、ひいては、遊技媒体貸し出し機401の背面401bとダクト320との間の距離を調整することが可能であるため、レール部材404ひいてはダクト320を適正な位置に配置することができる。
また、遊技媒体貸し出し機401の背面401bの紙幣排出口401dから排出される紙幣を連結部材403を介して紙幣取り込み装置402に確実に送り出すためには、紙幣はレール部材404の長手方向の中心線404aに対して直交する方向(すなわち、遊技媒体貸し出し機401の中心線401cが延びる方向)に排出される必要があるが、前述のように、紙幣取り込み装置402の一部であるアーム405に形成された開口406に第四部材130の突起138を嵌め込むことにより、遊技媒体貸し出し機401の紙幣排出口401dと紙幣取り込み装置402の紙幣取り入れ口402bとは相互に相対する位置に配置される。
紙幣搬送装置300の設置環境によっては、紙幣取り込み装置402またはレール部材404が遊技媒体貸し出し機401の中心線401cに対して傾斜し、その結果として、紙幣取り込み装置402の紙幣取り入れ口402bが遊技媒体貸し出し機401の紙幣排出口401dに対して相対する位置から外れていることがある。
このような場合には、第三部材120は貫通孔122a(またはネジ孔112a)を中心として長孔121aの範囲内において第二部材112に対して回動可能であるので、第三部材120を第二部材112に対して回動させることにより、第四部材130を介して第三部材120に保持されているレール部材404と遊技媒体貸し出し機401との間の傾斜を修正することができる。
図21はレール部材404の長手方向の中心線404aが遊技媒体貸し出し機401の長手方向の中心線401cと直交する方向に対して時計方向に角度θ1だけ傾斜している状態を示す平面図、図22は図21に示す状態における斜視図である。
このような場合には、第三部材120を第二部材112に対して反時計方向M1に角度θ1だけ回動させることにより、角度θ1の傾斜を解消させることができる。
図23はレール部材404の長手方向の中心線404aが遊技媒体貸し出し機401の長手方向の中心線401cと直交する方向に対して反時計方向に角度θ2だけ傾斜している状態を示す平面図、図24は図23に示す状態における斜視図である。
このような場合には、第三部材120を第二部材112に対して時計方向M2に角度θ2だけ回動させることにより、角度θ2の傾斜を解消させることができる。
また、本実施形態に係る支持装置100においては、第三部材120の回動中心である第二部材112のネジ孔112a(または、第六部材122の貫通孔122a)は遊技媒体貸し出し機401の中心線401c上に位置している。これによって、以下の効果を奏している。
図25は遊技媒体貸し出し機401の紙幣排出口401d、回動中心としての第二部材112のネジ孔112a(または、第六部材122の貫通孔122a)、連結部材403の紙幣取り入れ口403a及び遊技媒体貸し出し機401の長さ方向の中心線401cとの位置関係を示す概略図である。
本実施形態に係る支持装置100においては、図25(A)に示すように、遊技媒体貸し出し機401が紙幣を排出する紙幣排出口401d及び第二部材112のネジ孔112aはともに遊技媒体貸し出し機401の長さ方向の中心線401c上に位置している。
図25(A)に示すように、遊技媒体貸し出し機401の紙幣排出口401d及び第二部材112のネジ孔112aに加えて、連結部材403の紙幣取り入れ口403aも中心線401cにあるように配置する。この状態から、遊技媒体貸し出し機401の中心線401cとレール部材404の中心線404aとの相対角度を調整する場合、連結部材403は第二部材112のネジ孔112aを中心として回動する(図25(A)においては、ネジ孔112aを中心として時計方向(右回り)に回動する場合を想定する)。これにより、連結部材403は位置403Aから位置403Bに移行するが、連結部材403は中心線401c上にある第二部材112のネジ孔112aを中心として回動しているため、以下に示すように、紙幣取り入れ口403aが位置403bに変化しても連結部材403の長さは変わらない。
具体的には、連結部材403が位置403A(図25(A))にある場合の連結部材403の長さは中心線401cが延びる方向における遊技媒体貸し出し機401の紙幣排出口401dと紙幣取り入れ口403aとの間の距離Sとして表される。
連結部材403が位置403Aから位置403Bに回動した場合の連結部材403の長さは紙幣排出口401dから紙幣取り入れ口403bとの間の距離Sa(Sa=S)ではなく、実際の長さSbは以下のように表される。
Sb=紙幣排出口401dとネジ孔112aとの間の距離+ネジ孔112aと紙幣取り入れ口403bとの間の距離
しかしながら、紙幣排出口401dとネジ孔112aとは極めて近接して配置されているため、連結部材403の実際の長さSbはSに等しく、Saとはほぼ等しくなる。
Sb=S≒Sa
すなわち、図25(A)に示すように、回動中心112aを中心線401c上に位置させることにより、連結部材403を回動させても、連結部材403の長さを変更する必要はない。
これに対して、図25(B)に示すように、第二部材112のネジ孔112aaが遊技媒体貸し出し機401の中心線401c上には位置していない場合(図25(B)においては、ネジ孔112aaが中心線401cを外れて中心線401cの左側に位置している場合)を想定する。
連結部材403の紙幣取り入れ口の位置403aaは中心線401c上にあるように配置されている。この状態から、遊技媒体貸し出し機401の中心線401cとレール部材404の中心線404aとの相対角度を調整する場合、連結部材403は第二部材112のネジ孔112aaを中心として回動する。これにより、連結部材403は位置403Aから位置403Bに移行するが、連結部材403は中心線401c上には位置していない第二部材112のネジ孔112aaを中心として回動しているため、中心線401cの方向における位置に関しては、位置403Bにある場合の連結部材403の紙幣取り入れ口の位置403baは位置403Aの場合の紙幣取り入れ口の位置403aaから大きく逸れると同時に連結部材403の長さを短くすることが必要となる。
具体的には、連結部材403が位置403Aから位置403Bに回動する場合、連結部材403は中心線401cから大きく外れた回動中心112aaを中心として回動するため、位置403Bにある連結部材403の紙幣取り入れ口の位置403baと紙幣排出口401dとの間の距離Saは上述の距離S(連結部材403が図25(A)の位置にある場合の紙幣排出口401dと紙幣取り入れ口の位置403aとの間の距離)よりも小さくなる。
Sa≠S(Sa<S)
このように、図25(B)に示す場合においては、角度調整を行うと、遊技媒体貸し出し機401と連結部材403との間の距離Saも角度調整前の距離Sに対して短くなるため、それに応じて、連結部材403の長さを小さくすることが必要になるが、連結部材403の長さは一定であるので、その長さを小さくするためには、連結部材403を他の連結部材に交換することが必要になるが、角度調節を行う毎に連結部材403を長さの異なる連結部材に交換することは現実的ではない。
図25(C)は連結部材403が図25(B)とは反対の方向に回動する場合を示す。この場合には、図25(B)の場合とは逆に、距離Saの方が距離Sより大きくなる。
Sa≠S(Sa>S)
このため、図25(B)に示す場合とは逆に、遊技媒体貸し出し機401と連結部材403との間の距離Saは角度調整前の距離Sに対して長くなるため、それに応じて、連結部材403の長さを大きくすることが必要になるが、連結部材403の長さは一定であるので、その長さを大きくするためには、連結部材403を他の連結部材に交換することが必要になるが、角度調節を行う毎に連結部材403を長さの異なる連結部材に交換することは現実的ではない。
これらに対して、25(A)に示す場合、すなわち、本実施形態に係る支持装置100の場合においては、角度調整を行っても遊技媒体貸し出し機401と連結部材403の紙幣取り入れ口の位置403bとの間の距離は角度調整前の距離Sに対して無視できる程度にしか変化しないため、連結部材403の長さを修正する必要はなく、単一の連結部材403をそのまま使用し続けることが可能である。
以上のように、本実施形態に係る支持装置100は従来の紙幣搬送装置10と比較して次の効果を奏する。
第一に、第四部材130の突起138を紙幣取り込み装置402の開口406に嵌め込むことにより、遊技媒体貸し出し機401の紙幣排出口401dと紙幣取り込み装置402の紙幣取り入れ口402bとを中心線401cの長さ方向において正対させることができる。このため、紙幣排出口401dから排出された紙幣を紙幣取り入れ口402bに対して垂直に、すなわち、紙幣取り入れ口402bに正対する方向から紙幣取り入れ口402bに取り込むことを可能にする。
従来の紙幣搬送装置10においては、遊技媒体貸し出し機3の背面に形成された紙幣排出口と紙幣取り込み装置24の取り込み口54(図39)とを相対させるためには、紙幣取り込み装置24をレール部材60上でスライドさせ、作業者の目視により、紙幣排出口と取り込み口54との位置合わせが行われていた。このため、正確な位置合わせは困難であり、正確に位置合わせをするためには、実際に紙幣を通過させ、微調整を行うことが必要であった。
これに対して、本実施形態に係る支持装置100によれば、そのような微調整は必要ではなく、単に、突起138を開口406に嵌め込むだけで、正確な位置合わせを実現することが可能である。
第二に、本実施形態に係る支持装置100においては、ストッパー136の凸部136aを第五部材121の貫通孔121bに嵌め込むだけで、遊技媒体貸し出し機401の背面401bとレール部材404との間の距離を調節可能である。
従来の紙幣搬送装置10においては、距離調節のために一対のネジ(例えば、図42を参照)を開け閉めしなければならず、時間と労力を必要としていた。
これに対して、本実施形態に係る支持装置100においては、凸部136aを第五部材121の貫通孔121bに嵌め込むだけの作業で距離調節が可能であり、大幅に時間と労力を削減することができる。
第三に、従来の紙幣搬送装置10においては、角度調節ユニットは距離調節ユニットに搭載されているため、紙幣排出口と取り込み口54との間の相対角度を調節した後に距離を調節すると、相対角度が変化することになるため、再度の相対角度の調節を行うことが必要であった。
これに対して、本実施形態に係る支持装置100においては、距離調節ユニットが角度調節ユニット上に搭載されているため、一旦、遊技媒体貸し出し機401の紙幣排出口401dと紙幣取り込み装置402の紙幣取り入れ口402bとの間の相対角度を調節すれば、その相対角度は固定される。すなわち、相対角度を調節した後に、距離の調節を行っても、従来の紙幣搬送装置10とは異なり、紙幣排出口401dと紙幣取り入れ口402bとを正対させるための再調整を行うことは不要である。
第四に、遊技媒体貸し出し機401の長さ方向における中心線401cとレール部材404の長さ方向における中心線404aとの相対角度は、従来の紙幣搬送装置10と比較して、より容易に調節可能である。
従来の紙幣搬送装置10においては、図46に示すように、軸穴82b(または、ネジ86a)を中心としてベース板82aが長穴82cの範囲内において回動することにより、相対角度の調節が行われる。
図26は図46に追加の説明を加えた図である。図26に示すように、従来の紙幣搬送装置10においては、ベース板82aの回動中心である軸穴82bはレール部材60を挟んで遊技媒体貸し出し機3の紙幣排出口300とは反対側にある。すなわち、ベース板82aの回動中心82bはレール部材60の一方の側(図26においては、レール部材60の下側)にあり、長穴82cはレール部材60の他方の側(図26においては、レール部材60の上側)にある。
このように、従来の紙幣搬送装置10においては、ベース板82aの回動中心82bは遊技媒体貸し出し機3の紙幣排出口300から長穴82cより遠い位置にあり、長穴82cのほうがベース板82aの回動中心82bより紙幣排出口300に近い位置にある。このため、以下に述べるように、ベース板82aを回動させると、紙幣排出口300から搬送される紙幣の向きと紙幣を受け入れる紙幣取り入れ口の向きとが一致しなくなるという問題が生じる。
図27、図28及び図29は従来の紙幣搬送装置10の角度調節ユニット及び本実施形態に係る支持装置100の角度調節ユニットの動作を示す概略図である。図27、図28及び図29において、矢印F1は紙幣排出口401d(従来の紙幣搬送装置10においては紙幣排出口300)から紙幣が搬送されてくる方向、矢印F2は紙幣取り込み装置402の紙幣取り入れ口402b(従来の紙幣搬送装置10においては紙幣取り入れ口300X)が向いている方向を示す。紙幣取り込み装置402(従来の紙幣搬送装置10においては紙幣取り込み装置24。以下同じ。)はレール部材404(従来の紙幣搬送装置10においてはレール部材60。以下同じ。)上にレールに沿って配置されているので、方向F2はレール部材に対して直交している。
図27は遊技媒体貸し出し機401(従来の紙幣搬送装置10においては遊技媒体貸し出し機3)と紙幣取り込み装置402(24)とが正対している状態を示す。この状態においては、従来の紙幣搬送装置10(図27(A))及び本実施形態に係る支持装置100(図27(B))の何れの場合においても、方向F1とF2は同一線上にあるため、紙幣の搬送に際しての問題は生じない。
図28(A)及び図29(A)は、従来の紙幣搬送装置10の角度調節ユニットにおいて、角度調整により紙幣取り込み装置24が遊技媒体貸し出し機3に対してそれぞれ反時計方向及び時計方向に回動した状態を示す。
これらの場合、図28(A)及び図29(A)から明らかであるように、紙幣排出口300から紙幣が搬送されてくる方向F1と紙幣取り込み装置24の紙幣取り入れ口300Xが向いている方向F2とは一致していない。具体的には、方向F1と方向F2とは紙幣排出口300と紙幣取り入れ口300Xとの間においては交差しない。このため、紙幣排出口300から紙幣取り入れ口300Xに紙幣を搬送するためには、双方の間において無理な角度で屈曲したルート(例えば、ジグザグのルート)に沿って紙幣を搬送しなければならず、円滑な紙幣搬送は困難となり、紙幣詰まりの原因となる。
なお、従来の紙幣搬送装置10においても、距離調節ユニットにより距離を調節することにより、方向F1と方向F2とが紙幣排出口300と紙幣取り入れ口300Xとの間で交差するようにすることも可能であるが、距離調節と角度調節とを同時に行うことになり、調節に必要な作業量が大きく増加する。
図28(B)及び図29(B)は、本実施形態に係る支持装置100において、角度調整ユニットにより紙幣取り込み装置402が遊技媒体貸し出し機401に対してそれぞれ反時計方向及び時計方向に回動した状態を示す。
本実施形態に係る支持装置100においては、方向F2は第三部材120の回転中心122aを向いている。このため、図28(B)及び図29(B)から明らかであるように、方向F1と方向F2とは紙幣排出口401dと紙幣取り入れ口402bとの間において必ず交差する。このため、紙幣排出口401dから紙幣取り入れ口402bへの紙幣の搬送に際しては、紙幣を一回だけカーブさせれば良い(しかも、そのカーブは鈍角であるので、紙幣の搬送は容易である)。連結部材403は紙幣排出口401dを中心として回動可能、あるいは、屈曲可能であるため、紙幣は遊技媒体貸し出し機401から紙幣排出口401dを介して紙幣取り入れ口402bまで円滑に搬送される。
このように、本実施形態に係る支持装置100においては、図28(A)及び図29(A)に示した従来の紙幣搬送装置10の場合とは異なり、紙幣の搬送には何ら問題は生じない。
従来の紙幣搬送装置10は上記の問題に加えて、以下のような問題点をも有している。
従来の紙幣搬送装置10の角度調節ユニットにおいては、ベース板82aが回動すると、紙幣排出口300と紙幣取り入れ口300Xとの間の距離は回動前の距離より大きくなる。
図30、図31及び図32は従来の紙幣搬送装置10における角度調節ユニット及び本実施形態に係る支持装置100の角度調節ユニットの動作を示す概略図であり、いずれも遊技媒体貸し出し機401(3)とレール部材404(60)とがある角度でずれたときに角度調整後の双方の位置関係を示す図である。
従来の紙幣搬送装置10の角度調節ユニットにおいて、遊技媒体貸し出し機3と紙幣取り込み装置24が正対している場合(図30(A)に示す場合)における遊技媒体貸し出し機3の紙幣排出口300と紙幣取り込み装置の紙幣取り入れ口300Xとの間の距離をL1とする。
相対角度の調整に伴い、ベース板82a(すなわち、紙幣取り込み装置24)が反時計方向に回動した場合(図31(A)に示す場合)の紙幣排出口300と紙幣取り入れ口300Xとの間の距離をL2とする。仮に、ベース板82aが紙幣排出口300を中心として回動するのであれば、距離L1とL2とは等しくなるが、ベース板82aはレール部材60について紙幣排出口300とは反対側にある回動中心82bを中心として回動するため、距離L1とL2とは等しくなることはない。
すなわち、L1≠L2である。
同様に、ベース板82a(すなわち、紙幣取り込み装置24)が時計方向に回動した場合(図32(A)に示す場合)の紙幣排出口300と紙幣取り入れ口300Xとの間の距離をL3とすると、距離L1とL3とは等しくなることはない。
すなわち、L1≠L3である。
紙幣排出口300と紙幣取り入れ口300Xとの間は紙幣を搬送する紙幣通路部材(本実施形態における連結部材403に相当するもの)で連結されているため、紙幣排出口300と紙幣取り入れ口300Xとの間の距離が変化すると、この紙幣通路部材の長さを変えなければならない。具体的には、紙幣通路部材を伸ばし、または、縮めることが必要になり、あるいは、紙幣通路部材そのものを交換することが必要になり、余計な作業を実行することが必要となる。
本実施形態に係る支持装置100の角度調節ユニットにおいて、遊技媒体貸し出し機401と紙幣取り込み装置402が正対している場合(図30(B)に示す場合)における遊技媒体貸し出し機401の紙幣排出口401dと紙幣取り込み装置402の紙幣取り入れ口402bとの間の距離をL1とする。
本実施形態に係る支持装置100においては、紙幣取り入れ口402bは紙幣排出口401dと同一線上の一点を中心とする円の円弧上に位置しているため、第三部材120(すなわち、紙幣取り込み装置402)が反時計方向(図31(B))または時計方向(図32(B))に回動した場合であっても、紙幣排出口401dと紙幣取り入れ口402bとの間の距離は一定である。
すなわち、L1=L2(図31(B))=L3(図32(B))である。
このため、従来の紙幣搬送装置10とは異なり、双方を連結している連結部材403の長さを変える必要はない。
本実施形態に係る支持装置100は上記の構造に限定されるものではなく、種々の改変を行うことが可能である。
図33は第一の実施形態に係る支持装置100の変形例の使用状態を示す斜視図、図34は本変形例の一構成要素である第三部材120Aの斜視図、図35は本変形例の一構成要素である第二部材112Aの斜視図である。
第一の実施形態に係る支持装置100においては、第五部材121には1個の長孔121aのみが形成されているに対して、本変形例においては、図34に示すように、第五部材121には、長孔121aに加えて、第二の長孔121dが追加して形成されている。
第二の長孔121dの長手方向の中心線121dAは貫通孔122aを中心とする円弧をなしており、この円弧の半径は長孔121aの長手方向の中心線121aAがなす円弧の半径よりも大きい。
また、貫通孔122aの中心と長孔121aの両端とをそれぞれ結ぶ線分がなす角度θ3は貫通孔122aの中心と第二の長孔121dの両端とをそれぞれ結ぶ線分がなす角度θ4とは部分的にのみ重なり合っている。具体的には、角度θ4のほうが角度θ3よりも貫通孔122aを中心として角度θ5の分だけ時計方向Raに寄っている。すなわち、第二の長孔121dは、貫通孔122aの時計方向Raにおいて、角度θ5の分だけ長孔121aよりも広い範囲をカバーしている。
図35に示すように、第二部材112Aには第二の長孔121dに対応するネジ孔112dが形成されている。
第三部材120Aは、図33に示すように、長孔121aに通したネジをネジ孔112bにネジ止めし、さらに、第二の長孔121dに通したネジをネジ孔112dにネジ止めすることにより、第二部材112Aに対して回動自在であるように第二部材112Aに取り付けられる。
本変形例によれば、第一の実施形態における第三部材120と比較して、第三部材120Aは角度θ4と角度θ3の差分である角度θ5の分だけ反時計方向Rbに回動することが可能になる。このため、第一の実施形態に係る支持装置100よりも広範囲の角度調整を行うことが可能になる。
本変形例の第三部材120Aは2個の長孔121a、121dを有するものとして形成されているが、長孔の数は2には限定されない。3以上の長孔を形成することも可能である。
また、第三部材120Aを時計方向Raにより大きな角度で回動させることを可能にするため、角度θ5とは反対側に角度の差分が形成されるように第二の長孔121dを形成することも可能である。
なお、図33に示すように、第一の実施形態の場合と同様に、第六部材122の貫通孔122a並びに第五部材121の長孔121a及び第二の長孔121dは第四部材130の位置に関わらず、常に、第一部材111と第四部材130の間に位置している。
また、第一の実施形態に係る支持装置100においては、第四部材130の突起138と紙幣取り込み装置24のアーム405に形成された開口406とが連結手段を形成していたが、凹凸の関係を逆にすることも可能である。具体的には、第四部材130に開口406を、アーム405に突起138を形成することも可能である。
本実施形態に係る支持装置100においては、遊技媒体貸し出し機401の紙幣排出口401dと第三部材120の回動中心である貫通孔122aまたはネジ孔112aとは同一線上、具体的には、遊技媒体貸し出し機401の長さ方向における中心線401c上にあるものと設定したが、中心線401cには限定されない。中心線401cの平行線(例えば、中心線401cから右または左にずれた線)であれば、紙幣排出口401dと第三部材120の回動中心とは任意の線上にあるものとすることができる。
また、本実施形態においては、遊技媒体貸し出し機401と紙幣取り込み装置402とを連結する連結手段は突起138と開口406から構成されているが、連結手段の構成はこの組み合わせには限定されない。
例えば、開口406(貫通孔)の代わりに有底の凹部を用いることも可能である。
遊技媒体貸し出し機401と紙幣取り込み装置402とを取り外し自在に連結する機能を有する構造であれば、どのような構造も連結手段として使用することが可能である。
本発明に係る支持装置は、空気流の作用によりダクト内で紙幣を搬送する紙幣搬送装置において、紙幣取り込み装置が搭載されるレール部材を支持する装置として最適である。
100 第一の実施形態に係る支持装置
111 第一部材
112 第二部材
112a ネジ孔
112b ネジ孔
112d ネジ孔
120 第三部材
121 第五部材
121a 長孔
121b 貫通孔
121d 長孔
122 第六部材
122a 貫通孔
130 第四部材
136 ストッパー
136a 凸部
138 突起
300 紙幣搬送装置
310 キャリア
320 ダクト
330a 第一送風機
330b 第二送風機
401 遊技媒体貸し出し機
402 紙幣取り込み装置
404 レール部材
406 開口

Claims (7)

  1. 挿入された紙幣の額に応じた遊技媒体を払い出し、前記紙幣を排出する紙幣排出口を背面に有する遊技媒体貸し出し機と、
    前記遊技媒体貸し出し機から排出された前記紙幣を取り込む紙幣取り入れ口を有する紙幣取り込み装置と、
    前記紙幣取り込み装置の内部を通過し、前記紙幣取り込み装置から排出された前記紙幣を空気流によってその内部において搬送する搬送管と、
    前記紙幣取り込み装置を下方において支持するレール部材と、
    前記遊技媒体貸し出し機の前記紙幣排出口と前記紙幣取り込み装置の前記紙幣取り入れ口とを連結し、内部を前記紙幣が通過可能である連結部材と、
    を少なくとも備える紙幣搬送装置において、前記遊技媒体貸し出し機の前記背面と前記レール部材との間に配置され、前記レール部材を支持する支持装置であって、
    前記支持装置は、
    前記遊技媒体貸し出し機の前記背面と前記レール部材との間の距離を調節する距離調節ユニットと、
    前記遊技媒体貸し出し機の長さ方向と前記レール部材の長さ方向との間の相対角度を調節する角度調節ユニットと、を備え、
    前記角度調節ユニットは、前記遊技媒体貸し出し機の前記長さ方向において前記紙幣排出口と同一線上に位置し、かつ、前記遊技媒体貸し出し機の前記背面と前記紙幣取り込み装置の前記紙幣取り入れ口との間に位置する一点を中心として回動することにより前記相対角度を調節し、
    前記連結部材は前記角度調節ユニットの回動に応じて屈曲または回動可能であり、
    前記距離調節ユニットは前記角度調節ユニット上に搭載され、前記一点を中心として前記角度調節ユニットとともに回動するものであり、
    前記一点は前記紙幣排出口に極めて近接して配置されており、
    前記支持装置は、
    前記距離調節ユニット及び前記角度調節ユニットを介して前記遊技媒体貸し出し機と前記紙幣取り込み装置とを取り外し自在に連結する連結手段をさらに備えており、
    前記連結手段は、前記遊技媒体貸し出し機と前記紙幣取り込み装置とが当該連結手段を介して連結されたときに、前記紙幣取り込み装置の前記紙幣取り入れ口が前記一点を向くように構成されており、それにより、前記紙幣排出口から排出された紙幣を前記紙幣取り込み装置の前記紙幣取り入れ口に対して垂直に取り込むことを可能にさせるものである支持装置。
  2. 前記紙幣取り込み装置は、前記レール部材に加えて、前記距離調節ユニットによっても支持され、
    前記連結手段は、前記距離調節ユニットに形成された突起及び当該突起が嵌合可能な凹部の何れ一方と、前記紙幣取り込み装置に形成された他方と、からなることを特徴とする請求項1に記載の支持装置。
  3. 前記角度調節ユニットは、
    前記遊技媒体貸し出し機の前記背面に取り外し可能に固定される第一部材と、
    前記第一部材の下端から前記背面から離れる方向に延びる第二部材と、
    前記遊技媒体貸し出し機の前記背面から離れる方向に延びるとともに、前記紙幣取り込み装置を間接的に支持する第三部材と、
    からなり、
    前記第三部材は、前記一点において、前記第二部材に対して回動可能であるように前記第二部材に取り付けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の支持装置。
  4. 前記距離調節ユニットは、前記第三部材の長さ方向において前記第三部材に対してスライド可能に前記第三部材に取り付けられている第四部材からなり、
    前記第四部材は前記レール部材を保持し得る形状を有しており、
    前記第四部材は前記第三部材の長さ方向における任意の位置において前記第三部材に対して取り外し可能に固定可能であることを特徴とする請求項3に記載の支持装置。
  5. 前記第三部材は、
    前記遊技媒体貸し出し機の前記背面から離れる方向に延びる第五部材と、
    前記遊技媒体貸し出し機の前記背面から離れる方向と直交する方向に前記第五部材から延びる第六部材と、
    からなり、
    前記一点は前記第六部材の内部に位置しており、
    前記第五部材にはその長さ方向に沿って複数個の貫通孔が形成されており、
    前記第四部材は前記第五部材に沿ってスライド可能であり、かつ、複数個の前記貫通孔の何れか一個に取り外し可能に係合するものであることを特徴とする請求項4に記載の支持装置。
  6. 前記第五部材には前記一点を中心とする複数個の円弧状の長孔が形成されており、
    前記一点を中心とする円弧の半径が前記長孔のうちの任意の2個の長孔の各々において異なることを特徴とする請求項5に記載の支持装置。
  7. 前記第四部材は前記レール部材より高い位置において水平に広がる面を備えており、
    前記突起または前記凹部は前記面に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の支持装置。
JP2019016918A 2018-05-11 2019-02-01 紙幣搬送装置用レール部材の支持装置 Active JP6619112B2 (ja)

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