JP6618825B2 - アレーアンテナ装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、アレーアンテナ装置に関する。
誘電体材料で作られたアレーアンテナの放射素子側の表面に、アンテナの保護層として、樹脂発泡体を接着する保護方法が知られている。当該保護方法は、アンテナの放射素子と機械的に接触しないレドームを用いてアンテナを保護する場合に比べて、アンテナ装置の薄型化を実現することができる。また、アンテナを保護するレドームとして、プラスチックフィルム層をアレーアンテナの放射素子側の表面に直接接着する場合に比べて、アンテナ本体の電気的特性に与える影響を低減し、アンテナ利得の低下を抑制することができる。その他、アンテナ本体の平面性や機械強度の向上といった効果も有する。
しかし、樹脂発泡体をアンテナ表面に接着すると、接着剤または接着層の不均一性により、アレーアンテナの各放射素子のインピーダンスが変化し、放射素子およびアンテナ全体の反射特性が劣化するといった問題が生ずる。また、放射素子ごとに反射特性が異なるため、アンテナ開口面上での電磁界分布が設計値から外れ、放射指向性が劣化し、アンテナ利得が低下する。その他、アンテナの交差偏波識別度が劣化するなどの問題もある。
特開昭62−48107号公報
良好なアンテナ特性を維持しつつ、アンテナの保護と機械強度の向上が図られたアレーアンテナ装置を提供する。
本発明の実施形態に係るアレーアンテナ装置は、1つ以上の放射素子が配置された第1表面を有するアレーアンテナと、前記第1表面に対向する方向に配置されたコア層と、前記アレーアンテナと前記コア層との間に存在し、前記アレーアンテナと前記コア層とを接着する第1接着層と、を備え、前記第1接着層は1つ以上の第1貫通穴を有し、前記第1貫通穴の内側に前記放射素子が1つ以上配置されている。
第1の実施形態に係るアレーアンテナ装置の概略構成の一例を示す分解斜視図。 第1の実施形態に係るアレーアンテナ装置の概略構成の一例を示す断面図。 第2の実施形態に係るアレーアンテナ装置の概略構成の一例を示す分解斜視図。 第3の実施形態に係るアレーアンテナ装置の概略構成の一例を示す分解斜視図。 第4の実施形態に係るアレーアンテナ装置の概略構成の一例を示す分解斜視図。 第4の実施形態に係るアレーアンテナ装置の概略構成の一例を示す断面図。 第5の実施形態に係るアレーアンテナ装置の概略構成の一例を示す分解斜視図。 第5の実施形態に係るアレーアンテナ装置の概略構成の一例を示す断面図。 第6の実施形態に係るアレーアンテナ装置の概略構成の一例を示す分解斜視図。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るアレーアンテナ装置の概略構成の一例を示す分解斜視図である。第1の実施形態に係るアレーアンテナ装置100は、アレーアンテナ101と、低誘電率コア(コア層)102と、第1接着層103を備える。
アレーアンテナ101は、表面に複数の放射素子104を有する。これらの放射素子104から、電磁波が放射される。アレーアンテナ101は、例えば、誘電体基板などに形成されることが考えられる。誘電体基板としては、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)もしくはエポキシなどの樹脂基板、または、樹脂発泡体もしくは液晶ポリマーなどのフィルム基板などが用いられる。誘電体基板は曲がりやすいため、誘電体基板に形成されていることにより、強度を高めることができる。
放射素子104は、例えば、パッチアンテナ、スロットアンテナ、スロットループアンテナなどが用いられる。
低誘電率コア102は、放射素子104を有するアレーアンテナ101の表面と対向するように配置される。低誘電率コア102としては、例えば、樹脂発泡体が用いられる。
第1接着層103は、アレーアンテナ101と低誘電率コア102との間に位置し、アレーアンテナ101と低誘電率コア102を接着する。第1接着層103は、例えば、熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂をシート状にしたものを用いてもよい。シート状の樹脂層を接着層とすることにより、接着される際の作業が簡易化される。または流体状の接着剤を用いて第1接着層103を形成してもよい。アレーアンテナ101または低誘電率コア102に対して流体状の接着剤を塗布し、塗布された接着剤を第1接着層103としてもよい。
第1接着層103は、複数の第1貫通穴105を有する。複数の第1貫通穴105は、アレーアンテナ101と第1接着層103との接着面において、アレーアンテナ101の表面上に配置された放射素子104と対向する箇所に設けられている。換言すれば、放射素子104は、アレーアンテナ101と第1接着層103との接着時において、第1貫通穴105の内側に配置される。これにより、放射素子104と第1接着層103とは接着されない。
図2は、第1の実施形態に係るアレーアンテナ装置100の断面図の一例である。アレーアンテナ101の表面上に配置された放射素子104は、第1貫通穴105の内側に配置され、第1接着層103と接着されていないことが分かる。
第1接着層103をシート状の樹脂層にするときは、予め第1貫通穴105を設けておけばよい。第1接着層103を流体状の接着剤を用いて形成するときは、放射素子104を回避するように流体状の接着剤を塗布すればよい。
低誘電率コア102が樹脂発泡体の場合、第1接着層103を用いてアレーアンテナ101と低誘電率コア102を接着すると、第1接着層103は低誘電率コア102(樹脂発泡体)の気泡に浸透する。当該気泡は、低誘電率コア102(樹脂発泡体)に均一に配置されていないため、第1接着層103は不均一となってしまう。そして、不均一な第1接着層103が放射素子104を被覆すると、各放射素子のインピーダンスが変化し、放射素子およびアンテナ全体の反射特性が劣化する。放射素子ごとに反射特性がばらつくため、電磁界分布が設計値からずれ、放射指向性が劣化し、アンテナ利得が低下する。また、アンテナの交差偏波識別度が劣化するといった問題が生ずる。そこで、本実施形態の第1接着層103は第1貫通穴105を有し、放射素子104からの電磁波の多くを、第1貫通穴105を通過させることにより、アンテナ諸特性の劣化を防ぐ。また、第1貫通穴105ではなく第1接着層103を通過する電磁波があったとしても少量であるため、アンテナ諸特性に与える影響は非常に小さい。したがって、本実施形態は、良好なアンテナ特性を実現する。
なお、ここでは、全ての放射素子104と第1接着層103とは接着されていないことを想定しているが、特定の放射素子104を第1接着層103と接着しないようにしてもよい。
図1および2においては、アレーアンテナ101と低誘電率コア102を接着した際に、1つの第1貫通穴105の内部に1つの放射素子104が含まれている。すなわち、第1貫通穴105と放射素子104は1対1の関係にある。しかし、第1貫通穴105の数、配置、幅はこれに限られない。1つの第1貫通穴105の内側に複数の放射素子104が配置されていてもよい。例えば、図で示した第1貫通穴105の複数を1つにまとめて大きな1つの貫通穴としてもよい。
図1に示した複数の第1貫通穴105の開口部の形状は丸形としたが、第1貫通穴105以外の領域が放射素子104と接触しなければよく、矩形、多角形、その他複雑な形状にしてもよい。
以上のように、第1の実施形態では、アレーアンテナ101の表面に配置された複数の放射素子104と対向する領域に複数の第1貫通穴105が設けられた第1接着層103により、アレーアンテナ101と低誘電率コア102が接着される。これにより、アレーアンテナの保護、機械強度の向上を図りつつ、アンテナ表面とアンテナ保護層とを接着する接着剤または接着シートの不均一性に起因するアンテナ諸特性の劣化抑制を図ることができる。また、アレーアンテナ装置の薄型化を実現することができる。
(第2の実施形態)
図3は、第2の実施形態に係るアレーアンテナ装置200の概略構成の一例を示す分解斜視図である。第2の実施形態では、低誘電率コア102の比誘電率以上の比誘電率を有するスキン(スキン層)201をさらに具備する点が、第1の実施形態と異なる。第1の実施形態と同様な点は、説明を省略する。
スキン201は、低誘電率コア102が有する面のうち、アレーアンテナ101と接着される面とは逆側の面と接触するように配置される。スキン201としては、良好な耐候性を有し、電波の減衰の少ないPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、または機械強度に優れるFRP(繊維強化プラスチック)などが用いられる。
スキン201を図3のように配置することにより、強度が低い低誘電率コア102のみの第1の実施形態よりも、アレーアンテナ装置200の保護性能が向上する。また、アレーアンテナ装置100の保護性能が向上したため、単体ではアンテナの保護機能を持たない絶縁性のハニカムを、低誘電率コア102として用いることができる。絶縁性のハニカムは、樹脂発泡体に比べて比重が小さいため、アレーアンテナ装置200の軽量化を実現できる。
なお、ハニカム構造にする場合も、樹脂発泡体と同じく、第1接着層103が不均一となりアンテナ諸特性が劣化する。しかし、本実施形態においても、アレーアンテナ101の表面に配置された複数の放射素子104と対向するように設けられた複数の第1貫通穴105により、不均一となった第1接着層103は放射素子104を被覆しないため、アンテナ諸特性の劣化を防ぐことができる。
以上のように、第2の実施形態のアレーアンテナ装置200は、スキン201を備えることにより、第1の実施形態よりもアンテナの保護性能を向上させることができる。また、低誘電率コア102を絶縁性のハニカムとすることにより、第1の実施形態よりもアレーアンテナ装置200を軽量化することができる。
(第3の実施形態)
図4は、第3の実施形態に係るアレーアンテナ装置300の概略構成の一例を示す分解斜視図である。第3の実施形態は、低誘電率コア102とスキン201との間に第2接着層301を備える点が、第2の実施形態と異なる。第2の実施形態と同様な点は、説明を省略する。
第2接着層301は、低誘電率コア102とスキン201とを接着する。第2接着層301としては、第1接着層103と同様に、熱硬化性樹脂をシート状にしたもの、または流体状の接着剤などが用いられる。低誘電率コア102とスキン201を接着することにより、第2の実施形態よりもアンテナの機械強度が向上する。
以上のように、第3の実施形態のアレーアンテナ装置300は、低誘電率コア102とスキン201を接着する第2接着層301をさらに備えることにより、第2の実施形態よりも、アレーアンテナ装置の機械強度を向上することができる。
(第4の実施形態)
図5は、第4の実施形態に係るアレーアンテナ装置400の概略構成の一例を示す分解斜視図である。第4の実施形態は、低誘電率コア102が第2貫通穴401を有する点が、第3の実施形態と異なる。第3の実施形態と同様な点は、説明を省略する。なお、第2の実施形態の低誘電率コア102に第2貫通穴401を設けさせてもよい。第2の実施形態の低誘電率コア102に第2貫通穴401を設けさせた場合も、第4の実施形態と第2接着層301が備えられていない点だけが異なるため、説明は省略する。
アレーアンテナ装置400を送信アンテナとして用いた場合、各放射素子104から放射された電磁波の一部が、低誘電率コア102に設けられた第2貫通穴401を通過する。換言すれば、各放射素子104から放射された電磁波の一部は、低誘電率コア102を通過せず伝播するため、低誘電率コア102で生じる誘電体損失が低減される。これにより、これまでに説明した実施形態よりも、アンテナ性能が更に向上する。
図6は、第4の実施形態に係るアレーアンテナ装置400の概略構成の一例を示す断面図である。各放射素子104から放射されアレーアンテナ101の各第1貫通穴105を通過する電磁波は、そのまま低誘電率コア102に設けられた第2貫通穴401を通過することが分かる。
図5および6においては、低誘電率コア102に形成された第2貫通穴401とアレーアンテナ101に形成された放射素子104が1対1に対応しているが、第2貫通穴401の数、配置、幅はこれに限られない。アレーアンテナ101と低誘電率コア102を接着した際に、1つの第2貫通穴401からアレーアンテナ101に向けて下ろした正射影の内部に、複数の放射素子104が配置されるようにしてもよい。例えば、図で示した第2貫通穴401の複数を1つにまとめて大きな1つの貫通穴としてもよい。
図5に示した複数の第2貫通穴401の開口部の形状は丸形としたが、矩形、多角形、その他複雑な形状にしてもよい。
なお、アレーアンテナ装置400を受信アンテナとして用いた場合も、可逆性が成り立ち、低誘電率コア102で生じる誘電体損失が低減される。ゆえに受信アンテナとして用いた場合も、これまでに説明した実施形態よりも、アンテナ性能が更に向上する。
以上のように、第4の実施形態では、アレーアンテナ101の複数の放射素子104に対向する領域に第2貫通穴401が設けられた低誘電率コア102により、低誘電率コア102で生じる誘電体損失を低減することができる。これにより、第2および第3の実施形態よりも、さらに良好なアンテナ特性を実現できる。
(第5の実施形態)
図7は、第5の実施形態に係るアレーアンテナ装置500の概略構成の一例を示す分解斜視図である。第5の実施形態は、第2接着層301が第3貫通穴501を有する点が、第4の実施形態と異なる。第4の実施形態と同様な点は、説明を省略する。なお、第3の実施形態の第2接着層301が第3貫通穴501を有していてもよい。第3の実施形態の第2接着層301に第3貫通穴501を設けさせた場合も、低誘電率コア102に第2貫通穴401が設けられていない点だけが異なるため、説明は省略する。
アレーアンテナ装置500を送信アンテナとして用いた場合、各放射素子104から放射された電磁波の一部が、第2接着層301に設けられた第3貫通穴501を通過する。換言すれば、各放射素子104から放射された電磁波の一部は、第2接着層301を通過せず伝播するため、第2接着層301で生じる誘電体損失を低減できる。これにより、これまでに説明した実施形態よりも、アンテナ性能が更に向上する。
図8は、第5の実施形態に係るアレーアンテナ装置500の概略構成の一例を示す断面図である。各放射素子104から放射されアレーアンテナ101の各第1貫通穴105および低誘電率コア102の第2貫通穴401を通過する電磁波は、そのまま第2接着層301に設けられた第3貫通穴501を通過することが分かる。
第2接着層301に形成された第3貫通穴501とアレーアンテナ101に形成された放射素子104が1対1で対応しているが、これに限られない。第3貫通穴501は、アレーアンテナ101と低誘電率コア102を接着した際に、1つの第3貫通穴501からアレーアンテナ101に向けて下ろした正射影の内部に、複数の放射素子104が配置されるようにしてもよい。
図5および6においては、第2接着層301に形成された第3貫通穴501とアレーアンテナ101に形成された放射素子104が1対1に対応しているが、第3貫通穴501の数、配置、幅はこれに限られない。第2接着層301と低誘電率コア102を接着した際に、1つの第3貫通穴501からアレーアンテナ101に向けて下ろした正射影の内部に、複数の放射素子104が配置されるようにしてもよい。例えば、図で示した第3貫通穴501の複数を1つにまとめて大きな1つの貫通穴としてもよい。
図7に示した複数の第3貫通穴501は丸形としたが、矩形、多角形、その他複雑な形状にしてもよい。
また、アレーアンテナ装置500を受信アンテナとして用いた場合も、可逆性が成り立ち、第2接着層301で生じる誘電体損失を低減できる。ゆえに受信アンテナとして用いた場合も、これまでに説明した実施形態よりも、アンテナ性能が更に向上する。
以上のように、第5の実施形態では、アレーアンテナ101の複数の放射素子104に対向する領域に第3貫通穴501が設けられた第2接着層301により、第2接着層301で生じる誘電体損失を低減することができる。これにより、第3および第4の実施形態よりも、さらに良好なアンテナ特性を実現できる。
(第6の実施形態)
図9は、第6の実施形態に係るアレーアンテナ装置600の概略構成の一例を示す分解斜視図である。第6の実施形態は、補強材601と第3接着層602をさらに備える点が、第3の実施形態と異なる。第3の実施形態と同様な点は、説明を省略する。なお、その他の実施形態が補強材601と第3接着層602をさらに備えていてもよい。
補強材601は、アレーアンテナ101の放射素子104が配置される面とは逆側の面に固定される。補強材601は、金属、樹脂発泡体、ハニカム、もしくはFRP、またはこれらの一部もしくは全部を組み合わせたものを用いてもよい。補強材601により、アレーアンテナ装置600の機械強度が、これまでの実施形態よりも更に向上する。
第3接着層602は、アレーアンテナ101と補強材601とを固定する。第3接着層602は、第1接着層103または第2接着層301と同一でもよい。また、第3接着層602は、接着シートでも、接着剤を塗布したものでもよい。なお、第3接着層602と、第1接着層103と、第2接着層301とを、同一の素材にて実現することで、アレーアンテナ101、低誘電率コア102、スキン201、補強材601の接着を一工程で実現でき、アレーアンテナ装置600の製造工程を簡略化させることができる。なお、補強材601とアレーアンテナ101の固定は、第3接着層602を用いずにねじ止めなどにより固定してもよい。
以上のように、第6の実施形態は、アレーアンテナ101の放射素子104が配置される面とは逆側の面に固定された補強材601により、アレーアンテナ装置600の機械強度をこれまでの実施形態よりも更に向上させることができる。
上記に、本発明の一実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100 アレーアンテナ装置
101 アレーアンテナ
102 低誘電率コア
103 第1接着層
104 放射素子
105 第1貫通穴
201 スキン
301 第2接着層
401 第2貫通穴
501 第3貫通穴
601 補強材
602 第3接着層

Claims (12)

  1. 1つ以上の放射素子が配置された第1表面を有するアレーアンテナと、
    前記第1表面に対向する第2表面を有するコア層と、
    1つ以上の第1貫通穴を有し、前記アレーアンテナと前記コア層とを接着する第1接着層と、
    前記コア層における前記第2表面とは反対の第3表面に対向して設けられ、前記コア層の比誘電率以上の比誘電率を有するスキン層と、
    を備え、
    前記第1貫通穴の内側に前記放射素子が1つ以上配置され、
    前記コア層を形成する物体が前記放射素子と前記第1貫通穴を介して対向する
    アレーアンテナ装置。
  2. 1つ以上の放射素子が配置された第1表面を有するアレーアンテナと、
    前記第1表面に対向する第2表面を有するコア層と、
    1つ以上の第1貫通穴を有し、前記アレーアンテナと前記コア層とを接着する第1接着層と、
    前記コア層における前記第2表面とは反対の第3表面に対向して設けられ、前記コア層の比誘電率以上の比誘電率を有するスキン層と、
    を備え、
    前記第1貫通穴の一端の開口部の内側に前記放射素子が1つ以上配置され、
    前記第1貫通穴の他端の開口部は、前記コア層により覆われている
    アレーアンテナ装置。
  3. 前記コア層は、樹脂発泡体または絶縁性のハニカムである、
    請求項1または2に記載のアレーアンテナ装置。
  4. 前記コア層は第2貫通穴を有し、
    前記第2貫通穴から前記アレーアンテナに向けて下ろした正射影の内部に、前記放射素子が1つ以上配置されている
    請求項1ないし3のいずれか一項に記載のアレーアンテナ装置。
  5. 前記スキン層と前記コア層とを接着する第2接着層
    をさらに備える請求項1ないし4のいずれか一項に記載のアレーアンテナ装置。
  6. 前記第1接着層と前記第2接着層の少なくとも一方は、シート状の樹脂層である、
    請求項5に記載のアレーアンテナ装置。
  7. 前記第2接着層は第3貫通穴を有し、
    前記第3貫通穴から前記アレーアンテナに向けて下ろした正射影の内部に、前記放射素子が1つ以上配置されている
    請求項5または6に記載のアレーアンテナ装置。
  8. 前記アレーアンテナにおける前記第1表面とは反対第4表面に設けられた補強材
    をさらに備える請求項1ないしのいずれか一項に記載のアレーアンテナ装置。
  9. 前記補強材は、前記第表面と接着されている
    請求項に記載のアレーアンテナ装置。
  10. 前記アレーアンテナは、誘電体基板に形成されている
    請求項1ないしのいずれか一項に記載のアレーアンテナ装置。
  11. 前記第1接着層が前記コア層に浸透している
    請求項1ないし10のいずれか一項に記載のアレーアンテナ装置。
  12. 前記第1接着層が不均一である
    請求項1ないし11のいずれか一項に記載のアレーアンテナ装置。
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