JP6615330B2 - 圧延スタンド、および、ワークロールの交換のための方法 - Google Patents

圧延スタンド、および、ワークロールの交換のための方法 Download PDF

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Description

本発明は、請求項1の上位概念に従う圧延スタンド、および、請求項7および9の上位概念に従う、圧延スタンド内において保持されたワークロールの交換のための方法に関する。この圧延スタンドは、冷間圧延設備または熱間圧延設備内における使用のために設けられている。圧延スタンドは、例えば、メイ・ウエスト・スタンド(Mae−West−Geruest)であることは可能である。有利には、圧延材料は、金属プロフィル、または、金属ストリップである。
ロール交換可能な冒頭に記載された様式の圧延スタンドは、従来技術から既に公知である。
この目的のために、特許文献2が指摘され、この特許文献は、そのような解決策を示している。類似する、および、他の解決策を、特許文献3、および、特許文献4が示している。
これら圧延スタンドは、しかしながら、しばしば、かなり複雑に構成されている。
通常、ワークロールのロール交換は、それに加えて、ただ、圧延スタンド内において、如何なる圧延されるべき圧延材料も、もはや存在しない場合にだけ達成される。何故ならば、圧延材料が妨害エッジ部(Stoerkante)であることは明らかであるからであり、及び/または、何故ならば、場合によっては、同様に熱い圧延材料が、熱的な負荷を、交換のために必要なそこで永続的に組付けられている構造部材に対して作用するからである。
圧延材料がロール交換の間じゅう、圧延スタンドを、更に妨害されずに通過可能な圧延スタンドは、特許文献1から公知である。
上側のワークロールを、この上側のワークロールのチョックでもって持ち上げるため、および、上側の担持レール内へと懸吊するために、ロール交換の前に、支持体は、下側のワークロールの駆動側のチョックから上昇される。担持レールは、一貫して圧延スタンドの駆動側から操作側へと延在し、且つ、これら両側で強固に組付けられている。上側のワークロールの懸吊の後、ワークロールの引き出しが開始する前に、支持体は、再び、圧延材料のレベルの下に降下される。
圧延材料が更に圧延スタンドを通って走行する間じゅう、上側および下側のワークロールは、その場合に、共に、圧延ラインに対して横方向に、圧延スタンドから引き出される。
特開2006−075857 A号公報 ドイツ連邦共和国特許出願公開第101 16 988 A1号明細書 英国特許出願公開第2 094 684 A号明細書 特開平02−20603 A号公報
本発明の根底をなす課題は、冒頭に記載された様式の圧延スタンドおよび方法を、圧延スタンド内における構造空間が、圧延ラインにわたって、圧延の間じゅう、−ロール交換の際を除いて−開放されているように、更に発展させることである。更に、ロール交換は、著しく能率的に行われるべきである。
この課題は、装置技術的に、請求項1の対象によって解決される。
本発明の趣旨において、概念「移動」は、例えば摺動または旋回による全体としての担持レールの移動だけでなく、「テレスコープ式に伸縮自在である」ことも意味する。即ち、担持レールのそれ自身からの移動は、例えば、引き出し可能/伸長可能、もしくは、寄せ集め可能(zusammenschiebbar)/短縮可能を意味する。
概念「ワークロール」は、本発明の趣旨において、特に、圧延材料の圧延のためにこの圧延材料と直接的に作用結合の状態にある、ロールを表す。
概念「圧延ライン」は、この場合、1つの道程を表し、この道程に沿って、圧延材料が、圧延のために圧延方向に搬送される。
駆動側は、圧延スタンドもしくはワークロールの、駆動装置がワークロールと連結されている側を表している。操作側は、駆動側に対して向かって位置して配設されており、且つ、ワークロールをロール交換のために、圧延スタンドから外へと引き出し可能とするために、駆動装置から解放されている側を表す。
本明細書において、概念「上側の担持レールもしくは下側の担持レール」、「垂直方向移動駆動装置」、「釣り合いシリンダー」、「スライダー部材」、「案内レール」、「支持ビーム」が、ただ単数形において使用される場合、それぞれの表現は、基本的に、前記装置の入側および出側の構成要素に関している。
概念「保持」は、固定を意味するのではなく、むしろ、重力に沿って「保持される」ことを意味する。特に、水平方向または垂直方向における(担持レールの)移動は可能である。
圧延スタンドの駆動側の圧延スタンドフレームにおいて、上側の担持レールは、有利な方法で、ほぼ、障害なく支承されている。
上側の担持レールは、その内において上側の担持レールが水平方向に摺動可能に支承されている案内レールだけを介して、駆動側の圧延スタンドフレームにおいて保持されており、且つ、例えば、上側の担持レールが、寄せ集めによって、駆動側の方向に一時的に、圧延ラインの領域から除去可能であるように形成されていることによって、圧延ラインの上方の空間は、有利にはロール交換の前および後に、担持レールから自由が保持されている。
それに加えて、そのように形成された上側の担持レールが、操作側の圧延スタンドフレームにおいて障害とならず、従って、圧延スタンドは、操作側から、常に、特に良好にアクセス可能である。
担持レールの請求されている、意外に簡単な構造によって、上側のワークロールは、仮に、圧延されるべき圧延材料が圧延スタンド内において存在する間じゅうであっても、交換され得る。そのような「イン−バー(in−bar)」ロール交換は、極めて効果的である。
特に、エンドレス作業において作動する連続鋳造圧延設備において、ワークロールのロール交換のための本装置は、有利に使用され得る。何故ならば、この場合に、連続的な鋳造プロセスが、ロール交換のために中断される必要がないからである。
上側の担持レールは、−特に、上側のワークロールのチョックに設けられたスライダー部材の相応する構成において−この上側の担持レールが、圧延ライン内へと突出しないか、または、ただ無視可能は程に少なく圧延ライン内へと突出するように、短く構成され得る。
上側の担持レールが、−寄せ集め、摺動または旋回によって−圧延工程の間じゅう、圧延ラインの領域から外へと移動され得ることは、この上側の担持レールが、危険な熱的な負荷に、(熱間)圧延の間じゅう、曝されていないか、または、ただ無視可能は程に少ない規模においてだけ曝されている、ことの利点を更に提供する。これに伴って、本装置は、極めて良好に、同様に熱間圧延ラインにおいても使用され得る。
第1の実施形態に従い、上側の担持レールは、それぞれに1つの滑り案内軌道を有しており、この滑り案内軌道内において、上側のワークロールの駆動側のチョックが、スライダー部材を介して、有利には作動確実および低摩擦に、摺動可能に案内されている。このことは、本願の担持装置と上側のワークロールとの間の作動確実な交換作用のために有利である。
更に、スライダー部材は、上側のワークロールの駆動側のチョックの片持ちアームのチョックから遠い端部に配設されており、この片持ちアームが、駆動側のチョックを出発点として、有利には、駆動側の圧延スタンドフレームに方向に突き出していることは有利である。このことによって、上側のワークロールは、極めて良好に、上側の担持レールと対応可能である。
片持ちアームが、上側のワークロールの長手方向延在に対して平行に延在して配設されている場合、スライダー部材は、有利には、横方向に、上側の担持レールに係合可能である。
上側の担持レールが、直線状に移動可能に、圧延スタンドの駆動側の圧延スタンドフレームに配設されている場合、上側の担持レールは、特に、空間を節約して移動され得る。選択的に、上側の担持レールは、しかしながら同様に、例えば、旋回によって、圧延ラインから外へと移動可能に形成されていることは可能である。
ロール交換の際に、操作側で、駆動装置、例えば外部の交換車両が、上側のワークロールの水平方向に移動のために設けられている。
上側の担持レールとの、その上側のワークロールのスライダー部材を介しての上側のワークロールの連結において、この上側の担持レールは、上側のワークロールの水平方向の移動の際に、水平方向に共に移動され得る。上側の担持レールは、その場合に、如何なる独自の駆動装置も、特に、如何なる独自の直線駆動装置も有している必要はない。
選択的に、しかしながら同様に、担持レールまたはこの担持レールの一部の移動のための独自の駆動装置が設けられていることも可能である。
特に有利な実施形態の変形において、上側の担持レールは、テレスコープ式に伸縮自在である。このことによって、上側の担持レールのスパン(Spannweite)は、圧延ラインを越えて向こう側へ、ほぼ適宜に変化され得る。その上側の担持レールが引っ込められた状態にある場合、特に、上側の担持レールは特別に短く構成可能である。
従って、上側の担持レールは、理想的に、完全に、圧延ラインの領域から外へと移動され得、従って、この上側の担持レールが、圧延ラインからの熱的な影響から良好に保護され得る。
上側の担持レールが、水平方向に、テレスコープ式に伸縮自在である場合、特に有利であり、従って、この上側の担持レールが、引き出された状態において、圧延ラインを、少なくとも、上側のワークロールが少なくとも部分的にこの上側の担持レールによって支持され得、且つ、作動確実に圧延ラインに対して横方向移動され得る程に、支持無しで(freitragend)張架する。
本方法に従い、同様に釣り合いシリンダーの使用も提案され、これら釣り合いシリンダーは、通常、上側のバックアップロールの釣り合わせのための役目を果たす。
上側の担持レールの垂直方向の移動可能性は、その場合に、大抵、既にもう、圧延スタンドに設けられた、垂直方向移動装置としての釣り合いシリンダーを用いて行われ得る。これによって、釣り合いシリンダーは、即座に、上側の担持レールの、および、更に上側のワークロールの、高さ調節装置として使用され得る。このことから、大きなロール上昇(Walzenaufgaenge)が、極めて容易に、付加的な構造部材無しに、内側レールの妨害エッジ部無しに、等々、実現され得ることの利点が与えられる。
しかしながら同様に、他の垂直方向移動装置もしくは垂直方向移動駆動装置も、上側の担持レールのために考慮可能である。
上側の担持レールの垂直方向の移動可能性は、有利には、上側の担持レールと、特に上側のワークロールのチョックとの間の、接触が操作され得ることを可能にする。
更に、上側のワークロールは、ロール交換のために、ただ上側の担持レールによってだけで、持ち上げまたは降下され得る。このことによって、上側の担持レールが、有利には、ただワークロール交換が未処理である時にだけ、上側のワークロールとの、もしくは、この上側のワークロールの駆動側のチョックとの作用接触状態になることは可能である。さもなければ、上側のワークロールは、本来の圧延プロセスにおいて、垂直方向に自由に移動可能である。
本発明の課題は、更に、圧延スタンドからの古いロールの取り外しのための請求項7に従う方法によって、および、この圧延スタンド内への新しいロールの組み込みのための請求項8に従う方法によって解決される。
概念「古いワークロール」は、交換されるべき、特に、使用された、もしくは使い古されたワークロールを意味する。それに対して、概念「新しいワークロール」は、未だに使用されていない、または、少なくとも円形に再加工されたワークロールを意味する。
この方法の利点は、圧延スタンドに関して上述された利点に相応する。
古いワークロールの取り外しのための、本発明に従う方法は、以下のステップを有する:即ち、
上側の担持レールへの、古い上側のワークロールに所属して設けられたスライダー部材の作用結合のための、上方への、上側の担持レールの垂直方向の移動;および、
担持レール内において懸吊された、古い上側のワークロールの持ち上げのための、上側の担持レールの更なる垂直方向の移動、のステップを有している。
次いで、古い上側のワークロールが、−駆動側で、上側の担持レールに懸吊された状態で−圧延スタンドから外へと移動される前または間に、上側の担持レールは、−駆動側の圧延スタンドフレームを出発点として−圧延方向に対して横方向に延在する交換道程に沿って、支持無しで、圧延ライン内へと移動される。圧延スタンドからの引き抜きは、典型的に、外部の引出し装置、例えばロール交換牽引車でもって行われる。
ワークロールと上側の担持レールとの間の駆動側の結合に基づいて、このワークロールの引き抜きの際に、同様に、上側の担持レールも、共に、圧延ライン内へと移動される。
上側の担持レール内における、古い上側のワークロールのスライダー部材の作用結合のために、これら上側の担持レールは、特に、バックアップロール釣り合いシリンダーの様式の、垂直方向移動駆動装置を用いて、垂直方向に持ち上げられ、その際、他のバックアップロール釣り合わせ装置が、全く同様に適当である。
圧延スタンドからの引き出しの間じゅう、古い上側のワークロールは、少なくとも、上側のワークロールの駆動側の圧延スタンドフレームの方に向けられた端部において、上側のワークロールの駆動側のチョックが、操作側の圧延ライン側で、下側で位置決めされた支持装置の上に、有利には下側のワークロールの駆動側のチョックに配設された支持部の上に、降下され得るまで、支持無しに、上側の担持レールによって担持される。
その後に初めて、古い上側のワークロールは、上側の担持レールから解離され得る。
換言すれば、このことは、ワークロールが、それに所属の圧延スタンドにおいて交換される際に、上側の担持レールが、圧延ラインの領域内へと移動されることを意味する。
しかも、上側の担持レールは、少なくとも部分的に、この場合、ワークロールの同じ移動方向でもって、および、有利には同期して、駆動側の圧延スタンドフレームから操作側の圧延スタンドフレームへと、圧延ラインに対して横方向に移動する。
新しいワークロールの組み込みのための、本発明に従う方法は、以下のステップを有する:即ち、
上側の担持レールへの、新しい上側のワークロールに所属して設けられたスライダー部材の作用結合、のステップを有している。
組み込みのために、更にこの新しい上側のワークロールが、外部の摺動装置、例えばロール交換牽引車を用いて、上側の担持レールを介して、駆動側の方向に移動されればされる程、上側の担持レールは、それだけいっそう圧延ラインから外へと駆動側への方向に移動される、例えば、短縮される。組み込みの後、上側の担持レールは、圧延ラインから除去されており;且つ、この圧延ラインが、上側のワークロールの上方で、本来の圧延プロセスの間じゅう、構造空間を与える。
有利な方法で、圧延スタンドの両方のワークロールは、圧延材料が、引き続いて圧延方向に、上昇されたワークロールの間を通り抜けて輸送される間じゅうに、及び/または、この圧延材料が、同時に、更に別の圧延スタンドのワークロールによって、圧延ライン内において圧延される間じゅうに、交換される。
上側のワークロールに所属して設けられたスライダー部材と上側の担持レールとの間の接触を伴う係合を形成するために、上側の担持レールがただ垂直方向にだけ移動される場合、圧延材料の本来の圧延の間じゅうの、上側のワークロールの移動の自由性は、何の問題もなく維持された状態に留まる。これは、上側の担持レールが案内レールと、ただロール交換だけのために作用接触することを意味する。
上側の担持レールは、ただ水平方向だけに−少なくとも部分的に−移動可能に圧延ラインに対して配設されているだけでなく、有利には、垂直方向にも移動可能に圧延ラインに対して配設されている。
これに伴って、上側の担持レールは、位置固定式に圧延ラインに対して保持されているのではなく、むしろ、この圧延ラインに対して少なくとも2つの移動軸線でもって、駆動側の圧延ライン側で支承されている。
本発明に従う圧延スタンド、および、本発明に従う方法の更に有利な実施例は、従属請求項の対象である。
利点を相応して累積された状態で置換することを可能とするために、前記の、もしくは、請求項内において記載された解決策の特徴が、場合によっては、同様に組み合わせされ得ることは、自明のことである。
本発明に従う圧延スタンドの、および、ワークロールの交換の際の本発明に従う方法の、実施例、特徴、効果、および、利点を、添付の図、および、以下の記載に基づいて説明する。
圧延作動状態における、上側および下側のワークロールを備える、本発明に従う圧延スタンドの縦断面図である。 圧延作動状態の間じゅうの、もしくは、ワークロールの未処理の交換の開始時の、本発明に従う圧延スタンドの駆動側の圧延スタンドフレームの横断面図である。 圧延作動状態の間じゅうの、もしくは、ワークロールの未処理の交換の開始時の、本発明に従う圧延スタンドの駆動側の圧延スタンドフレームの横断面図である。 ロール交換の開始時の、圧延スタンドの駆動側の圧延スタンドフレームの縦断面図である。 図3に従う、圧延スタンドの横断面図である。 図3に従う、圧延スタンドの横断面図である。 ロール交換の際の、十分に引き出されたワークロールを備える、圧延スタンドの縦断面図である。
全ての図内において、同じ技術的な要素は、同じ参照符号でもって示されている。
図1は、圧延スタンド4の縦断面図を示している。上側のワークロール2、および、下側のワークロール3は、ロール対を形成し、且つ、圧延ライン8において、圧延ロール間隙を保持し(aufspannen)、この圧延ロール間隙内において、圧延材料10が圧延される。この圧延材料10は、例えば、平らな金属ストリップである。
圧延ライン8は、圧延スタンド4の、駆動側の圧延スタンドフレーム16と操作側の圧延スタンドフレーム17との間で、圧延方向15に延在している。駆動側の圧延スタンドフレーム16は、そこで、ワークロール2および3の回転駆動のための、駆動ユニット(図示されていない)が配設されていることによって特徴付けられる。
上側のワークロール2は、駆動側のチョック31内において、および、操作側のチョック41内において、回転可能に軸受されている。類似して、下側のワークロール3は、駆動側のチョック32内において、および、操作側のチョック42内において、回転可能に軸受されている。
同様に軸受ケーシングとも称される、これらチョック31、41、32、42は、それら自体の側で、圧延スタンドフレーム16、17内において、垂直方向39において摺動可能に支承されている。これらチョックは、同様に水平方向にも摺動され得、その際、この機能が、本発明のために必ずしも必要ではない。
以下で、継続的な圧延作業の際の、圧延スタンド4内において保持されたワークロール2、3の、片持ち状態での(fliegenden)交換のための本発明に従う方法を、より詳細に説明する。このロール交換は、一方では、圧延スタンド4からの古いワークロールの取り外しもしくは引き出しに、他方では、この圧延スタンド4内への、新しいワークロールの組み込みもしくは引き込みに関している。
古いワークロールの、および、特に古い上側のワークロールの取り外しは、以下のステップを備えており(開始状況は、図1および図2内において示された状況であり、この状況において、圧延スタンド4もしくはワークロール2および3が圧延作業の状態にある):即ち、
先ず第一に、下側のワークロール3が、下方へと移動され、即ち、圧延材料10から下方へと降下され、この圧延材料が、隣接する圧延スタンドによって担持され、且つ、有利には、これら圧延スタンドによって同様に更に圧延される。
図2は、駆動側の圧延スタンドフレーム16、釣り合いシリンダー76、および、釣り合いシリンダーピストン部材77の横断面図を、並びに、駆動側の圧延スタンドフレームの背面図を示している。
釣り合いシリンダー76は、これら圧延スタンドフレームにおいて、同様にこの駆動側の圧延スタンドフレーム16においても、位置固定式に支持されている。ピストン部材77は、このピストン部材のシリンダーから遠い端部において、案内レール65、66を担持している。この案内レール65、66は、釣り合いシリンダーを用いて、従って、垂直方向39において移動可能である。
この案内レール65、66は、U字形の形状において形成されており、且つ、上側の担持レール55、56が、この案内レール65内において、水平方向に摺動可能であり、もしくは、滑動する状態で支承されている。上側の担持レール55、56は、滑り案内軌道70を有している。スライダー部材60と担持レール55、56との間の間隙73は、特に、図2a内において認識可能である。
ロール交換工程の準備作業もしくは開始時、釣り合いシリンダーピストン部材77は、案内レール65、66、および、この案内レール内に支承されている上側の担持レール55と共に、上側のワークロール2のチョック31の収容および支持のために、スライダー部材60を介して垂直方向に上方へと移動される。担持レール55、56が、移動の際に上方へと、スライダー部材60に接して下から引っ掛ける(unterhakt)場合のこの状況は、図4内において具体的に示されている。この説明されている工程は、同時に、駆動側の圧延スタンドフレーム16の入側E、および、出側Aで行われる。
釣り合いシリンダー76が、これら釣り合いシリンダーの基本機能の作用のため、即ち、バックアップロールの釣り合わせのために、駆動側と同様に操作側でも、圧延スタンドフレーム16および17において設けられているのに対して、案内レール65、66および上側の担持レール55、56を備えるピストン部材77の本発明に従う特別の構成は、ただ駆動側だけに設けられている。
支持/下からの引っ掛けの後、スライダー部材60は、上側の担持レールの滑り案内軌道70内において、ワークロールの長手軸線の方向に、水平方向に摺動可能に案内されている。図1、2および2a(作動位置)内において示された間隙73は、閉鎖されている。スライダー部材60は、片持ちアーム72を介して、上側のワークロール2の駆動側のチョック31と強固に結合されている。片持ちアーム72は、入側および出側で、チョックに設けられており、且つ、有利には、駆動側の圧延スタンドフレームに方向に延在している。スライダー部材は、典型的に、それぞれに、片持ちアーム72のチョックから遠い端部において配設されている。
有利には、駆動側での、スライダー部材60の下側への、上側の担持レール55の前記下からの引っ掛けと同時に、操作側で、ロール交換の準備作業のために、下側のワークロール3の操作側のチョック42から、支持ピン46が、垂直方向39に引き出され、且つ、上側のワークロール2の向かい合って位置する操作側のチョック41に対して下方から接触される(angestellt);図3を参照。
ワークロール2および3の本発明に従う取り外しのための更なる処置を、以下で、図3から5までに関連して説明する:
図3内において、釣り合いシリンダー76のピストン部材77、並びに、操作側の支持ピン46が、同時に、更に上方へと移動され、従って、上側のワークロール2が、圧延材料10から持ち上げられていることが認識され得る。
更に、下側のワークロール3は、このワークロールがこのワークロールのチョックでもって下側の担持レール48の上で支持される程に、降下され;且つ、案内レール66および上側の担持レール55に対して平行に整向されているこの担持レール48の上で、この下側のワークロール3が、圧延ライン8に対して横方向に摺動可能に支承されている。
案内レール66と、および同様に担持レール56とも相違して、下側の担持レール48は、圧延スタンドの駆動側から操作側へと一貫して、出側と同様に入側でも、形成されている。
図3内において、既に述べたように、下側のワークロール3は、下側の担持レール48の上で支持されている。同時に、上側のワークロールは、操作側で、この下側のワークロールの上の引き出された支持ピン46を介して支持されている。それに加えて、上側のワークロール2は、駆動側で、既に述べたように、釣り合いシリンダー76のピストン部材77に支持されており、且つ、スライダー部材60を介して、上側の担持レール56の上で滑動する状態で支承されている。
この位置関係において、上側のワークロール2および下側のワークロール3は、外部の引出し装置、例えばロール交換牽引車(図示されていない)、を用いて、圧延方向15に対して横方向に、圧延スタンド4から引き出し可能である。圧延材料10は、その際、接触されず;且つ、むしろ、圧延作業が、ワークロールの交換の、および特に取り外しの間じゅうに、更に先へ続けられ得る。圧延スタンド4のパス厚減少(Stichabnahme)は、その場合に、しかしながら、隣接する圧延スタンドによって、共に引き受けられるべきである。
図3内において更に認識され得るように、上側の担持レール56は、上側のワークロール2の引き出しの際に、典型的に、共に、圧延ライン内へと引き抜かれる。
このことは、典型的に、スライダー部材60が、上側の担持レール55の上での外への移動および滑動の際に、この上側の担持レールのストッパーに当接し、このことによって、その場合に、この上側の担持レールが、それ自体で、共に、圧延ライン内へと移動されることによって行われる。その際、上側の担持レール56は、水平方向に位置固定式の案内レール66内において滑動する。
図4および4aは、閉鎖された間隙73での説明された状況を、駆動側の圧延スタンドフレーム16の断面図において示している。
図5は、ワークロール2および3の引出し工程の終わりを示している。
ワークロール2および3は、今や、圧延方向15に対して横方向の引出し方向に、これらワークロールの駆動側のチョック31、32が圧延材料10を通過する程に、圧延スタンドから引き出されている。ここまでは、上側のワークロール2は、駆動側で、ただ圧延ライン8内へと引き出された上側の担持レール55、56においてだけ懸吊しており、且つ、従って、圧延材料10の上方で浮いている。
チョック31、32が、圧延材料10を過ぎた後、駆動側の支持ピン47は、有利には、圧延スタンドの入側および出側で、これら駆動側の支持ピンが上側のワークロール2の向かい合って位置する駆動側のチョック31に下方から当接するまで、下側のワークロール3の下側の駆動側のチョック32から、このことが図5内において示されているように、引き出される。
駆動側の支持ピン47は、次いで、これまで、上側の担持レール55によって引き受けられていた、上側のワークロールの部分負荷を引き受け、且つ、この上側のワークロールを下方から支持する。スライダー部材60の上側の担持レール55との結合は、それ故に、次いで、解離され得る。
下側のワークロール3および上側のワークロール2は、ここで、コンパクトな1つのユニットを形成し、このユニットにおいて、この上側のワークロール2が、この下側のワークロール3の上に支持されており;且つ、このコンパクトなユニットが、次いで、引出し装置を用いて、完全に圧延スタンド4から引き抜かれ得る。
ロール交換の第2の部分、即ち、新しいワークロールの組み込みは、基本的に、逆の順序において、および、ワークロールおよび担持レールの逆の移動方向において、このワークロールのつい今しがた説明された取り外しのように行われる。
特に、新しい上側のワークロールの駆動側のチョック31のスライダー部材60が上側の担持レールに支持された後、更にこの新しい上側のワークロールが駆動側への方向に移動されればされる程、上側の担持レール55、56は、圧延ラインから外へと、それだけいっそう駆動側の方向に移動される。同様に、新しい上側のワークロールの引き込みにおいても、この上側のワークロールのスライダー部材60が、上側の担持レール55、56の上での滑動の際に、ストッパーに当接され、このストッパーは、この上側の担持レール55、56が、再び、圧延ラインから外へ摺動されることを生起する。
新しい上側のワークロール2が、この新しい上側のワークロールの駆動側のチョックでもって圧延スタンドの駆動側の台架内において保持された後、本発明に従い、釣り合いシリンダーピストン部材77が、および、この釣り合いシリンダーピストン部材と共に、同様に案内レール65、66およびこれら案内レール内において摺動可能に支承された上側の担持レール55も、再び更に降下され、このことによって、スライダー部材60と上側の担持レール55、56との間の接触が失われ、且つ、間隙73が生じる。
本発明は、それ故に、即ちここで担持レール55の垂直方向の移動のために、特にその内において案内された上側の担持レール55と共に上側のワークロール2の担持のために、元来、圧延スタンド4内において設けられている、釣り合いシリンダー76の、本来の目的から外れて使用することが行われる。
2 上側のワークロール
3 下側のワークロール
4 圧延スタンド
8 圧延ライン
10 圧延材料
15 圧延方向
16 駆動側の圧延スタンドフレーム
17 操作側の圧延スタンドフレーム
31 上側の駆動側のチョック
32 下側の駆動側のチョック
39 垂直方向
41 上側の操作側のチョック
42 下側の操作側のチョック
46 操作側の支持ピン
47 駆動側の高さ調節可能な支持ピン
48 下側の担持レール
55 上側の担持レール 入側
56 上側の担持レール 出側
60 スライダー部材
65 入側の案内レール
66 出側の案内レール
70 滑り案内軌道
71 長手方向延在
72 片持ちアーム
73 間隙
76 釣り合いシリンダー
77 釣り合いシリンダーピストン部材
83 交換道程
E 入側
A 出側

Claims (12)

  1. 圧延スタンド(4)であって、この圧延スタンドが、
    駆動側の圧延スタンドフレーム(16)、および、操作側の圧延スタンドフレーム(17)を有し、
    前記駆動側の圧延スタンドフレーム(16)および、操作側の前記圧延スタンドフレーム(17)が、前記圧延スタンドを通って延在する圧延ライン(8)によって、相互に離間して配設されており、
    前記圧延スタンドが、
    前記圧延スタンドフレーム(16、17)において、チョック内において回転可能に軸受された上側および下側のワークロール(2、3)を有し;および、
    前記駆動側の圧延スタンドフレームにおいて、入側および出側で保持された、ロール交換の間じゅうの上側のワークロール(2)の担持のための、上側の担持レール(55、56)を有しており、
    これら担持レールが前記圧延ライン(8)に対して横方向に延在している、
    様式の上記圧延スタンドにおいて、
    前記上側の担持レール(55、56)は、
    前記上側の担持レール(55、56)が前記圧延ライン(8)内へと突出していない、引き込まれた作動状態と、前記上側の担持レール(55、56)が前記駆動側の圧延スタンドフレーム(16)から来て、前記圧延ライン(8)内へと突出する、または、前記圧延ライン(8)の長手方向中心線に至るまでまたはこの長手方向中心線を越えて突出する、引き出された作動状態との間で、
    移動可能に形成されていることを特徴とする圧延スタンド。
  2. 前記上側の担持レール(55、56)は、それぞれに1つの滑り案内軌道(70)を有しており、
    この滑り案内軌道内において、前記上側のワークロール(2)の駆動側のチョック(31)が、スライダー部材(60)を介して、入側および出側で摺動可能に案内されていることを特徴とする請求項1に記載の圧延スタンド。
  3. 前記スライダー部材(60)は、前記上側のワークロール(2)の前記駆動側のチョック(31)の片持ちアーム(72)のチョックから遠い端部に配設されており、
    この片持ちアーム(72)が、前記駆動側のチョック(31)を出発点として、前記駆動側の圧延スタンドフレーム(16)に方向に突き出していることを特徴とする請求項2に記載の圧延スタンド。
  4. 前記上側の担持レール(55、56)は、水平方向に、テレスコープ式に伸縮自在に形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の圧延スタンド。
  5. 水平方向に位置固定式に保持された案内レール(65、66)が設けられており、これら案内レール内において、
    前記上側の担持レール(55、56)が、水平方向に、摺動可能に支承されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の圧延スタンド。
  6. 前記上側の担持レールを備えた前記案内レールの持ち上げまたは降下のための、前記駆動側の圧延スタンドフレームに支持された垂直方向移動駆動装置が設けられており、これら垂直方向移動駆動装置が、上側のバックアップロールの釣り合いのための、釣り合いシリンダー(76)の様式で形成されていること;および、
    前記案内レール(65、66)が、前記圧延スタンドに支持されていない、前記釣り合いシリンダーの自由な端部に配設されていることを特徴とする請求項5に記載の圧延スタンド。
  7. 継続的な圧延作業の際の、圧延スタンド(4)内において保持されたワークロール(2、3)の、交換のための方法であって、
    前記圧延スタンド(4)が、駆動側の圧延スタンドフレームおよび操作側の圧延スタンドフレーム(16、17)を有しており、および、
    前記駆動側の圧延スタンドフレームにおいて、入側および出側で、垂直方向に移動可能な、上側の担持レール(55、56)を備えた案内レールが保持されており;
    古い前記ワークロールの取り外しのために、該方法が、以下のステップ:即ち、
    古い前記上側のワークロールに所属して設けられたスライダー部材との、前記上側の担持レールの結合のための、上方への、前記上側の担持レールを備えた前記案内レールの、垂直方向の移動、
    前記担持レール内において懸吊された、古い前記上側のワークロールの持ち上げための、前記上側の担持レールを備えた前記案内レールの、更なる垂直方向の移動;
    のステップを有する前記方法において、
    古い前記上側のワークロール(2)が、前記上側の担持レール(55)に懸吊された状態で、前記圧延スタンド(4)から外へと移動される間に、
    前記上側の担持レール(55、56)が、−前記駆動側の圧延スタンドフレームを出発点として−圧延方向(15)に対して横方向に延在する交換道程(83)に沿って、支持無しで、圧延ライン内へと移動されることを特徴とする方法。
  8. ロール対の古い前記上側のワークロール(2)は、
    前記圧延スタンドからの引き出しの間じゅう、少なくとも、前記上側のワークロールの前記駆動側の圧延スタンドフレーム(16)の方に向けられた端部において、
    前記上側のワークロール(2)の前記駆動側のチョック(31)が、操作側の圧延ライン側で、下側で位置決めされた支持装置の上に、または、前記下側のワークロールの1つまたは複数の前記駆動側の前記チョックから引き出し可能な支持ピン(47)の上に、降下され得るまで、
    移動もしくは引き出された前記上側の担持レール(55、56)によって担持され、
    従って、古い前記上側のワークロール(2)が前記上側の担持レール(55)から解離され得ることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 継続的な圧延作業の際の、圧延スタンド(4)内において保持されたワークロール(2、3)の、交換のための方法であって、
    前記圧延スタンド(4)が、駆動側の圧延スタンドフレームおよび操作側の圧延スタンドフレーム(16、17)を有しており、および、
    前記駆動側の圧延スタンドフレームにおいて、入側および出側で、垂直方向に移動可能な、上側の担持レール(55、56)を備えた案内レールが保持されており;
    新しいワークロールの組み込みのために、該方法が、以下のステップ:即ち、
    新しい前記上側のワークロール(2)の駆動側のチョックに所属して設けられた前記スライダー部材との、上側の担持レールの結合;
    のステップを有する前記方法において、
    更に新しい前記上側のワークロール(2)が、前記上側の担持レールを介して、前記圧延スタンドの駆動側の部分の方向に移動されればされる程、前記上側の担持レール(55、56)は、それだけいっそう駆動側への方向に圧延ラインから移動される、または、短縮されることを特徴とする方法。
  10. 新しい前記上側のワークロール(2)が、この上側のワークロールの前記駆動側のチョックでもって、前記圧延スタンドとしての前記駆動側の圧延スタンドフレーム(16)内において保持されている場合、
    前記案内レール(65、66)は、前記駆動側のチョックの前記スライダー部材と、前記上側の担持レールとの間の接触の解離のために、前記上側の担持レール(55、56)と共に降下されることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記圧延スタンドの両方の前記ワークロール(2、3)は、
    前記圧延材料(10)が、引き続いて圧延方向(15)に、上昇された前記ワークロールの間を通り抜けて輸送される間じゅうに、及び/または、この圧延材料が、同時に、更に別の圧延スタンドのワークロールによって、圧延ライン内において圧延される間じゅうに、交換されることを特徴とする請求項7から10のいずれか一つに記載の方法。
  12. 圧延スタンド(4)に支持されるバックアップロール−釣り合いシリンダー(76)は、前記案内レールの垂直方向の移動のため、または、この案内レール内において案内される前記上側の担持レール(55)との共同での上側のワークロール(2)の担持のために使用されることを特徴とする請求項7から11のいずれか一つに記載の方法。
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