JP6614049B2 - ブレーキパッド - Google Patents

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Description

本発明は、ブレーキパッドに関する。
従来、ディスクロータと接触するライニングと、ライニングが固定された裏板と、を備えたブレーキパッドがある(例えば、特許文献1,2)。
特開平11−311272号公報 特開2008−281060号公報
この種のブレーキパッドでは、ディスクロータとライニングとの摩擦によって摩耗粉が生じ、当該摩耗粉が飛散してホイール等を汚す場合がある。そこで、本発明の課題の一つは、ディスクロータとライニングとの摩擦によって生じる摩耗粉の飛散を抑制することができるブレーキパッドを得ることである。
本発明のブレーキパッドは、回転するディスクロータと接触する第一面と、前記第一面の反対側の第二面と、を有し、前記第一面に開口した開口部が設けられたライニングと、前記第二面と重ねられ前記ライニングが固定された第三面と、前記第三面の反対側の第四面と、を有した裏板と、を備え、前記ブレーキパッド内に、前記開口部と通じ前記ディスクロータと前記第一面との摩擦によって生じた摩耗粉を貯める貯留室が設けられ、前記ディスクロータの軸方向に見た場合に、前記ブレーキパッドを前記ディスクロータに押し付けるべくキャリパの押圧部によって押圧される被押圧部と前記貯留室とが前記第四面に沿って離れている。したがって、例えば、ディスクロータとライニングの第一面との摩擦によって生じた摩耗粉は、開口部を通って貯留室に入り、貯留室に貯められる。よって、当該ブレーキパッドによれば、例えば、ディスクロータとライニングの第一面との摩擦によって生じた摩耗粉の飛散を抑制することができる。また、例えば、押圧部の押し付け力がブレーキパッドにおける貯留室を囲む部分に作用するのが抑制される。よって、当該ブレーキパッドによれば、例えば、ブレーキパッドの変形を抑制することができ、ブレーキパッドの耐久性を向上させることができる。
また、例えば、前記ブレーキパッドは、前記貯留室から前記ブレーキパッド外への流体の流出を許容し、前記貯留室から前記ブレーキパッド外への前記摩耗粉の流出を制限するフィルタを備えた。したがって、例えば、流体は、開口部から貯留室に入り、フィルタを通過してブレーキパッドの外へ流れる。よって、当該ブレーキパッドによれば、例えば、流体によって、摩耗粉が貯留室に運ばれやすい。
また、例えば、前記ブレーキパッドは、前記裏板に設けられ、前記貯留室を前記ブレーキパッド外に開放する着脱可能な蓋を備えた。したがって、例えば、蓋を取り外すことにより、貯留室をブレーキパッド外に開放することができる。よって、当該ブレーキパッドによれば、例えば、蓋を取り外すことにより、貯留室内の摩耗粉を容易に除去することができる。
また、前記ブレーキパッドは、前記裏板には前記第四面から前記第三面側に凹んだ凹部が設けられ、前記凹部を覆うカバーを備え、前記貯留室は、前記カバーによって覆われた前記凹部を含む。よって、当該ブレーキパッドによれば、例えば、凹部内、すなわち裏板内に摩耗粉を貯めることができる。
また、前記ブレーキパッドでは、前記第一面には、複数の前記開口部が設けられ、前記複数の開口部は、前記第一面における開口端が前記ディスクロータの径方向の内側の第一内端と前記径方向の外側の第一外端とを含む、第一開口部と、前記第一開口部とは別に設けられ、前記第一面における開口端が前記径方向の内側の第二内端と前記径方向の外側の第二外端とを含む、第二開口部と、を含み、前記第二外端は、前記第一外端よりも前記径方向の外側に位置され、前記第二内端は、前記第一外端よりも前記径方向の内側に位置されかつ前記第一内端よりも前記径方向の外側に位置されている。したがって、例えば、第一開口部と第二開口部とを合わせたロータ径方向の範囲における摩耗粉の回収を一つの開口部で行う構成に比べて、各開口部(第一開口部、第二開口部)の径方向の長さを短くすることができる。よって、当該ブレーキパッドによれば、例えば、第一開口部および第二開口部の径方向の端(内端、外端)の縁部の強度を確保しやすい。
図1は、第1実施形態のディスクブレーキの模式的かつ例示的な斜視図である。 図2は、図1のII-II線断面図である。 図3は、第1実施形態の一方のブレーキパッドとディスクロータとの模式的かつ例示的な断面図である。 図4は、第1実施形態の一方のブレーキパッドのライニングの模式的かつ例示的な正面図である。 図5は、第1実施形態の一方のブレーキパッドの裏板の模式的かつ例示的な図であって、ディスクロータとは反対側(背面側)から見て示す斜視図である。 図6は、第1実施形態の一方のブレーキパッドの裏板の模式的かつ例示的な背面図である。 図7は、第1実施形態の他方のブレーキパッドとディスクロータとの模式的かつ例示的な断面図である。 図8は、第1実施形態の他方のブレーキパッドのライニングの模式的かつ例示的な正面図である。 図9は、第1実施形態の他方のブレーキパッドの裏板の模式的かつ例示的な図であって、ディスクロータとは反対側(背面側)から見て示す斜視図である。 図10は、第1実施形態の他方のブレーキパッドの裏板の模式的かつ例示的な背面図である。 図11は、第2実施形態の一方のブレーキパッドの一部の模式的かつ例示的な断面図である。 図12は、第3実施形態の一方のブレーキパッドの一部の模式的かつ例示的な正面図である。
以下、本発明の例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用および結果(効果)は、一例である。本発明は、以下の実施形態に開示される構成以外によっても実現可能である。また、本発明によれば、構成によって得られる種々の効果(派生的な効果も含む)のうち少なくとも一つを得ることが可能である。
また、以下に開示される複数の実施形態には、同様の構成要素が含まれる。以下では、同様の構成要素には共通の符号が付与されるとともに、重複する説明が省略される。
<第1実施形態>
図1,2に示されるように、本実施形態のディスクブレーキ1は、車軸ハブ(不図示の回転体)に組み付けられて車輪(不図示)と一体に回転するディスクロータ2と、ディスクロータ2の周縁部を跨いで配置されるキャリパ3と、を備えている。なお、以下では、ディスクロータ2の軸方向をロータ軸方向、ディスクロータ2の径方向をロータ径方向、ディスクロータ2の周方向をロータ周方向とも称する。ロータ周方向は、ロータ軸方向およびロータ径方向と交差する。
キャリパ3は、車体に設けられた支持部材に固定されたマウンティング11と、ロータ軸方向に移動可能にマウンティング11に支持されたキャリパボディ12と、ロータ軸方向に移動可能にマウンティング11に支持された一対のブレーキパッド20,30と、を備えている。
キャリパボディ12は、一対のスライドピン14によってマウンティング11に対してロータ軸方向に移動可能に取付けられている。キャリパボディ12は、車体側からディスクロータ2をロータ軸方向に跨いで延出している。キャリパボディ12は、ロータ軸方向の一方側の端部(図2の左側、基端部)に、ピストン15(押圧部材)が挿入されるシリンダ部12aを有している。キャリパボディ12は、ロータ軸方向の他方側の端部(図2の右側、先端部)に、一対の爪12b(押圧部材)を有している。爪12bは、ディスクロータ2のロータ軸方向の他方側に位置され、ロータ軸方向でディスクロータ2に間隔を空けて位置されている。
図2に示されるように、ピストン15は、ディスクロータ2のロータ軸方向の一方側に位置され、ロータ軸方向でディスクロータ2に間隔を空けて位置されている。ピストン15は、キャリパ3に含まれる。ピストン15は、液圧によってディスクロータ2に向けて進出して、ディスクロータ2との間に介在したブレーキパッド20をディスクロータ2に向けて押す。詳細には、ピストン15は、ブレーキパッド20側の端部に含まれた押圧部15a(押圧面)を有し、押圧部15aによって、ブレーキパッド20をディスクロータ2に向けて押す。押圧部15aの押す力である押圧力の反力によってキャリパボディ12が移動して、キャリパボディ12の爪12bが、ディスクロータ2と爪12bとの間に介在したブレーキパッド30をディスクロータ2に向けて押す。詳細には、爪12bは、ブレーキパッド30側の端部に含まれた押圧部12c(押圧面)を有し、押圧部12cによってブレーキパッド30をディスクロータ2に向けて押す。すなわち、一対のブレーキパッド20,30は、それぞれピストン15の押圧部15aまたは爪12bの押圧部12cによってディスクロータ2に押し付けられる。また、ブレーキパッド20,30とディスクロータ2との間には、シム40が介在している。
図2,3に示されるように、ブレーキパッド20は、ライニング21と、裏板22と、を備えている。また、ブレーキパッド20には、開口部23A〜23Dと、貯留室24A,24Bと、が設けられている。
図2〜4に示されるように、ライニング21は、ディスクロータ2に沿って延びた板状に形成されている。ライニング21は、ディスクロータ2と接触する第一面21aと、第一面21aの反対側の第二面21bと、を有している。
また、ライニング21には、複数の開口部21c〜21fが設けられている。開口部21c〜21fは、第一面21aと第二面21bとに渡って設けられ、第一面21aと第二面21bとに開口している。すなわち、開口部21c〜21fは、ライニング21の厚さ方向にライニング21を貫通している。開口部21c〜21fは、ロータ径方向に延びたスリットによって構成されている。開口部21c〜21fは、ロータ周方向に互いに間隔を空けて設けられている。
ライニング21では、第一面21aが、回転するディスクロータ2と相対的に摺動して摩擦力を発生する。第一面21aは、接触面や摩擦面、正面とも称され、第二面21bは、背面とも称される。
図2,3,5,6に示されるように、裏板22は、ディスクロータ2に沿って延びた板状に形成されている。裏板22は、第二面21bと重ねられライニング21が固定された第三面22aと、第三面22aの反対側の第四面22bと、を有している。
また、裏板22には、第四面22bから第三面22a側に凹んだ凹部22g,22h(図3,5)が設けられている。凹部22g,22hと第三面22aとの間には、壁部22i,22jが設けられている。また、裏板22には、複数の開口部22c〜22fが設けられている。開口部22c〜22fは、ロータ径方向に延びたスリットによって構成されている。開口部22c〜22fは、ロータ周方向に互いに間隔を空けて設けられている。開口部22c〜22fは、第三面22aと、凹部22g,22hの底部と、に渡って設けられ、第三面22aと凹部22g,22hとに開口している。また、開口部22c〜22fは、その全体がライニング21の開口部21c〜21fとロータ軸方向に重なっており、開口部21c〜21fと通じている。裏板22は、金属材料や合成樹脂材料によって構成されている。
図5,6に示されるように、裏板22のロータ周方向の両端部には、突状の一対のガイド部22mが設けられている。ガイド部22mは、ロータ軸方向に移動可能にマウンティング11に支持されている。また、裏板22には、シム40が第四面22bに重ねられた状態で取り付けられている。第三面22aは、固定面や支持面、正面とも称され、第四面22bは、背面とも称される。
図3に示されるように、開口部23A〜23Dは、ライニング21の開口部21c〜21fと、裏板22の開口部22c〜22fと、を含んでいる。すなわち、開口部23A〜23Dは、ライニング21と裏板22とに渡って設けられ、第一面21aと凹部22g,22hとに開口している。開口部23A〜23Dは、ロータ径方向に延びたスリットによって構成されている。開口部23A〜23Dは、ロータ周方向に互いに間隔を空けて設けられている。開口部21c〜21f,22c〜22f,23A〜23Dは、通路とも称される。
図4に示されるように、開口部23A〜23Dの第一面21aにおける開口端23Aa〜23Daは、ロータ径方向の内側の内端23Ab〜23Dbと、ロータ径方向の外側の外端23Ac〜23Dcと、を含む。
図4には、ディスクロータ2の回転中心を中心とした円弧状であって、開口部23Aの内端23Abおよび外端23Acと、開口部23Bの内端23Bbおよび外端23Bcとのそれぞれを通る複数の線Lが示されている。これらの線Lから分かるように、開口部23Bでは、外端23Bcが、開口部23Aの外端23Acよりもロータ径方向の外側に位置され、内端23Bbが、開口部23Aの外端23Acよりもロータ径方向の内側に位置されかつ開口部23Aの内端23Abよりもロータ径方向の外側に位置されている。つまり、開口部23Aと開口部23Bとは、ロータ径方向にずれて設けられている。開口部23Aは、第一開口部の一例であり、開口部23Bは、第一開口部とは別に設けられた第二開口部の一例である。また、開口部23Aの内端23Abおよび外端23Acは、第一内端および第一外端の一例であり、開口部23Bの内端23Bbおよび外端23Bcは、第二内端および第二外端の一例である。
図3,5,6に示されるように、貯留室24A,24Bは、裏板22に設けられている。貯留室24A,24Bは、凹部22g,22hを含んでいる。貯留室24Aは、開口部23A,23Bと通じ、貯留室24Bは、開口部23C,23Dと通じている。すなわち、一つの貯留室24A(または貯留室24B)に、複数の開口部23A,23B(または開口部23C,23D)が通じている。貯留室24Aおよび開口部23A,23Bと、貯留室24Bおよび開口部23C,23Dとは、ロータ周方向に互いに間隔を空けて位置されている。貯留室24A,24Bは、ディスクロータ2と第一面21aとの摩擦によって生じた摩耗粉50を貯めることが可能である。摩耗粉50は、ライニング21の摩耗粉を含む。また、摩耗粉50には、ディスクロータ2の摩耗粉も含まれうる。各貯留室24A,24Bの容積は、当該貯留室24A,24Bに各対応する開口部23A〜23Dの合計容積よりも大きい。貯留室24A,24Bは、貯留部とも称される。
図3に示されるように、裏板22には、凹部22g,22hを覆うカバー25A,25Bが設けられている。凹部22g,22hにおいてカバー25A,25Bに覆われた部分は、貯留室24A,24Bに含まれる。カバー25A,25Bは、ネジや爪等の結合部によって、裏板22に着脱可能に取り付けられている。すなわち、カバー25A,25Bは、貯留室24A,24Bをブレーキパッド20外に開放する着脱可能な蓋を兼ねている。なお、図5,6では、カバー25A,25Bが取り外された状態の裏板22が示されている。
また、カバー25A,25Bは、フィルタ26A,26Bを含んでいる。フィルタ26A,26Bは、貯留室24A,24Bからブレーキパッド20外への流体の流出を許容し、貯留室24A,24Bからブレーキパッド20外への摩耗粉50の流出を制限する。上記流体は、少なくとも空気を含む。なお、上記流体に、空気および液体(例えば水等)が含まれていてもよい。フィルタ26A,26Bには、例えば摩耗粉50の径未満の大きさの複数の開口部(不図示)が設けられており、当該開口部は、排気口および排水口として機能する。フィルタ26A,26Bは、例えば、金属メッシュ部材によって構成されうる。カバー25A,25Bは、フィルタ26A,26Bを支持する支持部材を含んでいてもよい。
また、図6に示されるように、本実施形態では、ディスクロータ2の軸方向(図6の紙面と垂直な方向)に見た場合に、ブレーキパッド20をディスクロータ2に押し付けるべくピストン15の押圧部15aによって押圧される裏板22の被押圧部22nと、貯留室24A,24Bおよび開口部23A〜23Dとが、第四面22bに沿って離れている。詳細には、ディスクロータ2の軸方向に見た場合に、被押圧部22nのロータ周方向の一方側に、貯留室24Aおよび開口部23A,23Bが位置され、被押圧部22nのロータ周方向の他方側に、貯留室24Bおよび開口部23C,23Dが位置されている。被押圧部22nは、裏板22において、押圧部15aとロータ軸方向に重なる部分である。詳細には、本実施形態では、被押圧部22nは、裏板22において、押圧部15aとロータ軸方向にシム40を介して重なる部分である。シム40が設けられていない場合は、被押圧部22nは、裏板22において、押圧部15aとロータ軸方向に直接重なる部分である。
図2,7に示されるように、ブレーキパッド30は、ライニング31と、裏板32と、を備えている。また、ブレーキパッド30には、開口部33A〜33Cと、貯留室34と、が設けられている。
図2,7,8に示されるように、ライニング31は、ディスクロータ2に沿って延びた板状に形成されている。ライニング31は、ディスクロータ2と接触する第一面31aと、第一面31aの反対側の第二面31bと、を有している。
また、ライニング31には、複数の開口部31c〜31eが設けられている。開口部31c〜31eは、第一面31aと第二面31bとに渡って設けられ、第一面31aと第二面31bとに開口している。すなわち、開口部31c〜31eは、ライニング31の厚さ方向にライニング31を貫通している。開口部31c〜31eは、ロータ径方向に延びたスリットによって構成されている。開口部31c〜31eは、ロータ周方向に互いに間隔を空けて設けられている。
ライニング31では、第一面31aが、回転するディスクロータ2と相対的に摺動して摩擦力を発生する。第一面31aは、接触面や摩擦面、正面とも称され、第二面31bは、背面とも称される。
図2,7,9,10に示されるように、裏板32は、ディスクロータ2に沿った板状に形成されている。裏板32は、第二面31bと重ねられライニング31が固定された第三面32aと、第三面32aの反対側の第四面32bと、を有している。
また、裏板32には、第四面32bから第三面32a側に凹んだ凹部32gが設けられている。凹部32gと第三面32aとの間には、壁部32iが設けられている。また、裏板32には、複数の開口部32c〜32eが設けられている。開口部32c〜32eは、ロータ径方向に延びたスリットによって構成されている。開口部32c〜32eは、ロータ周方向に互いに間隔を空けて設けられている。開口部32c〜32eは、第三面32aと、凹部32gの底部と、に渡って設けられ、第三面32aと凹部32gとに開口している。また、開口部32c〜32eは、その全体がライニング31の開口部31c〜31eとロータ軸方向に重なっており、開口部31c〜31eと通じている。裏板32は、金属材料や合成樹脂材料によって構成されている。
図9,10に示されるように、裏板32のロータ周方向の両端部には、突状の一対のガイド部32mが設けられている。ガイド部32mは、ロータ軸方向に移動可能にマウンティング11に支持されている。また、裏板32には、シム40が第四面32bに重ねられた状態で取り付けられている。第三面32aは、固定面や支持面、正面とも称され、第四面32bは、背面とも称される。
図7に示されるように、開口部33A〜33Cは、ライニング31の開口部31c〜31eと、裏板32の開口部32c〜32eと、を含んでいる。すなわち、開口部33A〜33Cは、ライニング31と裏板32とに渡って設けられ、第一面31aと凹部32gとに開口している。開口部33A〜33Cは、ロータ径方向に延びたスリットによって構成されている。開口部33A〜33Cは、ロータ周方向に互いに間隔を空けて設けられている。開口部31c〜31e,32c〜32e,33A〜33Cは、通路とも称される。
図8に示されるように、開口部33A〜33Cの第一面31aにおける開口端33Aa〜33Caは、ロータ径方向の内側の内端33Ab〜33Cbと、ロータ径方向の外側の外端33Ac〜33Ccと、を含む。
図8に示されるように、開口部33Bでは、外端33Bcが、開口部33A,33Cの外端33Ac,33Ccよりもロータ径方向の外側に位置され、内端33Bbが、開口部33A,33Cの外端33Ac,33Ccよりもロータ径方向の内側に位置されかつ開口部33A,33Cの内端33Ab,33Cbよりもロータ径方向の外側に位置されている。つまり、開口部33A,33Cと開口部33Bとは、ロータ径方向にずれて設けられている。開口部33A,33Cは、第一開口部の一例であり、開口部33Bは、第一開口部とは別に設けられた第二開口部の一例である。また、開口部33A,33Cの内端33Ab,33Cbおよび外端33Ac,33Ccは、第一内端および第一外端の一例であり、開口部33Bの内端33Bbおよび外端33Bcは、第二内端および第二外端の一例である。
図7,9,10に示されるように、貯留室34は、裏板32に設けられている。貯留室34は、凹部32gを含んでいる。貯留室34は、開口部33A〜33Cと通じている。すなわち、一つの貯留室34に、複数の開口部33A〜33Cが設けられている。貯留室34は、回転するディスクロータ2と第一面31aとの摩擦によって生じた摩耗粉50を貯めることが可能である。摩耗粉50は、ライニング31の摩耗粉を含む。また、摩耗粉50には、ディスクロータ2の摩耗粉も含まれうる。貯留室34の容積は、当該貯留室34に接続された開口部33A〜33Cの合計容積よりも大きい。貯留室34は、貯留部とも称される。
図7に示されるように、裏板32には、凹部32gを覆うカバー35が設けられている。凹部32gにおいてカバー35に覆われた部分は、貯留室34に含まれる。カバー35は、ネジや爪等の結合部によって、裏板32に着脱可能に取り付けられている。すなわち、カバー35は、貯留室34をブレーキパッド30外に開放する着脱可能な蓋を兼ねている。なお、図9,10では、カバー35が取り外された状態の裏板32が示されている。
また、カバー35は、フィルタ36を含んでいる。フィルタ36は、貯留室34からブレーキパッド30外への流体の流出を許容し、貯留室34からブレーキパッド30外への摩耗粉50の流出を制限する。上記流体は、少なくとも空気を含む。なお、上記流体に、空気および液体(例えば水等)が含まれていてもよい。フィルタ36には、例えば摩耗粉50の径未満の大きさの複数の開口部(不図示)が設けられており、当該開口部は、排気口および排水口として機能する。フィルタ36は、例えば、金属メッシュ部材によって構成されうる。カバー35は、フィルタ36を支持する支持部材を含んでいてもよい。
また、図10に示されるように、本実施形態では、ディスクロータ2の軸方向に見た場合に、ブレーキパッド30をディスクロータ2に押し付ける爪12bの押圧部12cによって押圧される裏板32の被押圧部32nと、貯留室34および開口部33A〜33Cと、が第四面32bに沿って離れている。詳細には、ディスクロータ2の軸方向に見た場合に、一対の被押圧部32nの間に、貯留室34および開口部33A〜33Cが位置されている。被押圧部32nは、裏板32において、押圧部12cとロータ軸方向に重なる部分である。詳細には、本実施形態では、被押圧部32nは、裏板32において、押圧部12cとロータ軸方向にシム40を介して重なる部分である。シム40が設けられていない場合は、被押圧部32nは、裏板32において、押圧部12cとロータ軸方向に直接重なる部分である。
以上の構成では、図3,7に示されるように、回転するディスクロータ2とライニング21,31の第一面21a,31aとの摩擦によって生じた摩耗粉50は、開口部23A〜23D,33A〜33Cを通って貯留室24A,24B,34に入り、貯留室24A,24B,34に貯められる。具体的には、摩耗粉50は、ディスクロータ2とライニング21,31との間で保持されたり、ディスクロータ2とライニング21,31との間以外の位置でディスクロータ2に付着したりする。このような摩耗粉50の一部は、ディスクロータ2の回転に伴って、ディスクロータ2とともにディスクロータ2の回転方向に移動し、開口部23A〜23D,33A〜33Cに入り、貯留室24A,24B,34に至る。また、この際、例えば、流体(空気や液体)が、開口部23A〜23D,33A〜33Cから貯留室24A,24B,34に入り、フィルタ26A,26B,36を通過してブレーキパッド20,30の外へ流れる。このように流れる流体によって、摩耗粉50が貯留室24A,24B,34の奥に向かって動かされる。
以上のように、本実施形態では、ブレーキパッド20,30内に、開口部23A〜23D,33A〜33Cと通じディスクロータ2と第一面21a,31aとの摩擦によって生じた摩耗粉50を貯める貯留室24A,24B,34が設けられている。したがって、例えば、摩耗粉50は、開口部23A〜23D,33A〜33Cを通って貯留室24A,24B,34に入り、貯留室24A,24B,34に貯められる。よって、本実施形態のブレーキパッド20,30によれば、例えば、摩耗粉50の飛散を抑制することができる。
また、本実施形態では、ディスクロータ2の軸方向に見た場合に、ブレーキパッド20,30をディスクロータ2に押し付けるべくキャリパ3の押圧部15a,12cによって押圧される被押圧部22n,32nと、貯留室24A,24B,34と、が第四面22b,32bに沿って離れている。したがって、例えば、押圧部15a,12cの押し付け力が、ブレーキパッド20,30における貯留室24A,24B,34を囲む部分に作用するのが抑制される。よって、本実施形態のブレーキパッド20,30によれば、例えば、ブレーキパッド20,30の変形を抑制することができ、ブレーキパッド20,30の耐久性を向上させることができる。
また、本実施形態では、ブレーキパッド20,30は、貯留室24A,24B,34からブレーキパッド20,30外への流体の流出を許容し、貯留室24A,24B,34からブレーキパッド20,30外への摩耗粉50の流出を制限するフィルタ26A,26B,36を備えている。したがって、例えば、流体が、開口部23A〜23D,33A〜33Cから貯留室24A,24B,34に入り、フィルタ26A,26B,36を通過してブレーキパッド20,30の外へ流れる。よって、本実施形態のブレーキパッド20,30によれば、例えば、流体によって、摩耗粉50が貯留室24A,24B,34に運ばれやすい。また、開口部23A〜23D,33A〜33Cおよび貯留室24A,24B,34に入った水が、フィルタ26A,26B,36から排出されるので、貯留室24A,24B,34に錆が発生することを抑制することができる。
また、本実施形態では、ブレーキパッド20,30は、裏板22,32に設けられ、貯留室24A,24B,34をブレーキパッド20,30外に開放する着脱可能なカバー25A,25B,35を備えている。したがって、例えば、カバー25A,25B,35を取り外すことにより、貯留室24A,24B,34をブレーキパッド20,30外に開放することができる。よって、本実施形態のブレーキパッド20,30によれば、例えば、カバー25A,25B,35を取り外すことにより、貯留室24A,24B,34内の摩耗粉50を容易に除去することができる。
また、本実施形態では、裏板22,32には、第四面22b,32bから第三面22a,32a側に凹んだ凹部22g,22h,32gが設けられている。ブレーキパッド20,30は、凹部22g,22h,32gを覆うカバー25A,25B,35を備えている。貯留室24A,24B,34は、カバー25A,25B,35によって覆われた凹部22g,22h,32gを含む。よって、本実施形態のブレーキパッド20,30によれば、例えば、凹部22g,22h,32g内、すなわち裏板22,32内に摩耗粉50を貯めることができる。
また、開口部23Bでは、外端23Bcが、開口部23Aの外端23Acよりもロータ径方向の外側に位置され、内端23Bbが、開口部23Aの外端23Acよりもロータ径方向の内側に位置されかつ開口部23Aの内端23Abよりもロータ径方向の外側に位置されている。また、開口部33Bでは、外端33Bcが、開口部33A,33Cの外端33Ac,33Ccよりもロータ径方向の外側に位置され、内端33Bbが、開口部33A,33Cの外端33Ac,33Ccよりもロータ径方向の内側に位置されかつ開口部33A,33Cの内端33Ab,33Cbよりもロータ径方向の外側に位置されている。したがって、例えば、開口部23Aと開口部23Bとを合わせたロータ径方向の範囲(または、開口部33A,33Cと開口部33Bとを合わせたロータ径方向の範囲)における摩耗粉50の回収を一つの開口部で行う構成に比べて、各開口部23A,23B(または開口部33A〜33C)の径方向の長さを短くすることができる。よって、本実施形態のブレーキパッド20,30によれば、例えば、開口部23A,23B,33A〜33Cの径方向の端(内端23Ab,23Bb,33Ab〜33Cb、外端23Ac,23Bc,33Ac〜33Cc)の縁部の強度を確保しやすい。
<第2実施形態>
図11に示される本実施形態のディスクブレーキ1は、第1実施形態のディスクブレーキ1と同様の構成を備えている。よって、本実施形態によっても、第1実施形態と同様の構成に基づく同様の結果(効果)が得られる。
本実施形態では、図11に示されるように、ブレーキパッド20に突出部27が設けられている。突出部27は、裏板22の第四面22bから第三面22aとは反対側に突出し内部に貯留室24Aが設けられている。具体的には、突出部27は、筒状部27aと、カバー25Aと、カバー25Aに設けられたフィルタ26Aと、を有している。筒状部27aは、裏板22の第四面22bから第三面22aとは反対側に突出している。筒状部27aの内部は、凹部22gと通じており、貯留室24Aは、凹部22gと突出部27とに渡って設けられている。カバー25Aは、筒状部27aの第四面22bとは反対側の端部に着脱可能に設けられている。
以上のように、本実施形態では、ブレーキパッド20に、内部に貯留室24Aが設けられた突出部27が設けられている。よって、本実施形態によれば、貯留室24Aの容積を大きくしやすい。
なお、突出部27は、裏板22に着脱可能に設けられていてもよい。この場合は、突出部27は、摩耗粉50を回収する着脱可能なカートリッジと言うこともできる。このカートリッジの交換により、摩耗粉50の貯留スペースの確保(貯留室24Aからの摩耗粉50の除去)を容易に行うことができる。また、本実施形態では、貯留室24Aが設けられた突出部27の例を説明したが、これに限られない。例えば、貯留室24B,34が設けられた突出部(不図示)が設けられていてもよい。
<第3実施形態>
図12に示される本実施形態のディスクブレーキ1は、第1実施形態のディスクブレーキ1と同様の構成を備えている。よって、本実施形態によっても、第1実施形態と同様の構成に基づく同様の結果(効果)が得られる。
ただし、本実施形態では、図12に示されるように、ブレーキパッド20の貯留室24Aに、三つの開口部23A,23B,23Eが通じている。三つの開口部23A,23B,23Eは、互いにロータ径方向にずれて位置されている。なお、貯留室24Bにおいても開口部23C,23Dの他に別の開口部が設けられうる。なお、本実施形態は、第2実施形態にも適用されうる。
なお、以上の説明で、構成要素に「第一」、「第二」等の数字を付したが、これらの数字は便宜上、付したものであるので、これらの数字は適宜入れ替えることができる。
以上、本発明の実施形態が例示されたが、上記実施形態はあくまで一例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。また、各構成や、形状、等のスペック(構造や、種類、方向、形状、大きさ、長さ、幅、厚さ、高さ、数、配置、位置、材質等)は、適宜に変更して実施することができる。また、複数の実施形態間で、構成を部分的に入れ替えて実施することができる。
例えば、貯留室24A,24B,34や開口部23A〜23E,33A〜33Cの個数は、上記実施以外の個数であってもよい。
また、カバー25A,25B,35は、裏板に固定されていてもよいし、裏板と連続して形成されていてもよい。
また、フィルタ26A,26B,36は、設けられていなくてもよい。すなわち、カバー25A,25B,35に排気口や排水口として機能する開口部が設けられていなくてもよい。
また、貯留室24A,24B,34は、ライニング21,31に設けられていてもよいし、ライニング21,31と裏板22,32とに渡って設けられていてもよい。
また、ライニング21,31の開口部21c〜21f,31c〜31eと、裏板22,32の開口部22c〜22f,32c〜32eとは、それらの一部だけがロータ軸方向に重なって互いに通じていてもよい。
また、ディスクブレーキ1は、押圧部材としてのピストンが対向配置され、対向配置されたピストンが一対のブレーキパッド用パッド組立体をディスクロータに押し付ける構成の所謂対向ピストン型であってもよい。
2…ディスクロータ、3…キャリパ、15a,12c…押圧部、20,30…ブレーキパッド、21,31…ライニング、21a,31a…第一面、21b,31b…第二面、22,32…裏板、22a,32a…第三面、22b,32b…第四面、22g,22h,32g…凹部、22n,32n…被押圧部、23A〜23D,33A〜33C…開口部、23Aa〜23Da,33Aa〜33Ca…開口端、23Ab〜23Db,33Ab〜33Cb…内端、23Ac〜23Dc,33Ac〜33Cc…外端、24A,24B,34…貯留室、25A,25B,35…カバー(蓋)、26A,26B,36…フィルタ、50…摩耗粉。

Claims (5)

  1. ブレーキパッドであって、
    回転するディスクロータと接触する第一面と、前記第一面の反対側の第二面と、を有し、前記第一面に開口した開口部が設けられたライニングと、
    前記第二面と重ねられ前記ライニングが固定された第三面と、前記第三面の反対側の第四面と、を有した裏板と、
    を備え、
    前記ブレーキパッド内に、前記開口部と通じ前記ディスクロータと前記第一面との摩擦によって生じた摩耗粉を貯める貯留室が設けられ
    前記ディスクロータの軸方向に見た場合に、前記ブレーキパッドを前記ディスクロータに押し付けるべくキャリパの押圧部によって押圧される被押圧部と前記貯留室とが前記第四面に沿って離れている、ブレーキパッド。
  2. 前記貯留室から前記ブレーキパッド外への流体の流出を許容し、前記貯留室から前記ブレーキパッド外への前記摩耗粉の流出を制限するフィルタを備えた、請求項1に記載のブレーキパッド。
  3. 前記裏板に設けられ、前記貯留室を前記ブレーキパッド外に開放する着脱可能な蓋を備えた、請求項1または2に記載のブレーキパッド。
  4. 前記裏板には、前記第四面から前記第三面側に凹んだ凹部が設けられ、
    前記凹部を覆うカバーを備え、
    前記貯留室は、前記カバーによって覆われた前記凹部を含む、請求項1〜のうちいずれか一つに記載のブレーキパッド。
  5. 前記第一面には、複数の前記開口部が設けられ、
    前記複数の開口部は、
    前記第一面における開口端が前記ディスクロータの径方向の内側の第一内端と前記径方向の外側の第一外端とを含む、第一開口部と、
    前記第一開口部とは別に設けられ、前記第一面における開口端が前記径方向の内側の第二内端と前記径方向の外側の第二外端とを含む、第二開口部と、
    を含み、
    前記第二外端は、前記第一外端よりも前記径方向の外側に位置され、
    前記第二内端は、前記第一外端よりも前記径方向の内側に位置されかつ前記第一内端よりも前記径方向の外側に位置されている、請求項1〜のうちいずれか一つに記載のブレーキパッド。
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