JP6613650B2 - 電子機器、連携方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器、連携方法及びプログラムに関する。
近年、スマートフォンと腕時計型の端末装置等、一人のユーザによって複数の電子機器が同時に使用されるようになっている。
これら複数の機器は、それぞれ独立に動作させて使用されたり、機能的に連携させて使用されたりしている。
なお、特許文献1には、スマートフォンが備える測位機能と、ナビゲーションシステムが備える測位機能とを切り替えることにより、複数の機器を連携させる技術が記載されている。
特開2012−127722号公報
しかしながら、複数の機器を同時に使用する場合、互いの機器の距離や動作状態等により連携の適否や連携可能な機能等に影響を与えるものの、従来の技術においては、複数の機器を同時に使用する場合に、これら複数の機器が互いに影響を与えるか否かを適切に判別することが困難であった。
本発明は、複数の機器を同時に使用する場合に影響を与える状況をより適切に判別することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の電子機器は、
無線通信によって他の機器と通信可能な電子機器であって、
当該電子機器及び前記他の機器それぞれに備えられたセンサによって出力される出力値の相関性に基づいて、前記電子機器と、当該電子機器と同時に使用される前記他の機器と、の近接の有無を判定する状況判定手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、複数の機器を同時に使用する場合に影響を与える状況をより適切に判別することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る電子機器を含む無線システムの構成を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る電子機器のハードウェアの構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る電子機器の機能的構成のうち、動作管理処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。 共通実装センサの出力値の相関性を示す模式図である。 電子機器とリスト端末とにおける無線リンクのRSSIを示す模式図であり、図5(A)はRSSIが設定された条件に合致する場合を示す模式図、図5(B)はRSSIが設定された条件に合致しない場合を示す模式図である。 図3の機能的構成を有する図2の電子機器が実行する動作管理処理の流れを説明するフローチャートである。 重複判定処理の流れを説明するフローチャートである。 第2実施形態に係る電子機器1の機能的構成のうち、報知処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。 図8の機能的構成を有する図2の電子機器が実行する報知処理の流れを説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の一実施形態に係る電子機器1を含む無線システムSの構成を示す模式図である。
図1に示すように、電子機器1は、ユーザによって同時に使用される腕時計型の端末装置(以下、「リスト端末」と呼ぶ。)2と近距離無線通信(BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)等)によって通信可能に構成されている。また、電子機器1は、リスト端末2に制御信号を送信することにより、リスト端末2の動作を制御可能である。そして、電子機器1は、後述する動作管理処理を実行することにより、リスト端末2との距離や、リスト端末2の使用状態に応じて、リスト端末2の動作を抑制したり、互いの機器におけるデータの連携を行ったりする。
[ハードウェア構成]
図2は、本発明の一実施形態に係る電子機器1のハードウェアの構成を示すブロック図である。
電子機器1は、例えばスマートフォンとして構成される。
電子機器1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、GPS(Global Positioning System)部16と、センサ部17と、入力部18と、出力部19と、記憶部20と、通信部21と、ドライブ22と、を備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、または、記憶部20からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。例えば、CPU11は、後述する動作管理処理のためのプログラムに従って、動作管理処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、GPS部16、センサ部17、入力部18、出力部19、記憶部20、通信部21及びドライブ22が接続されている。
GPS部16は、アンテナを含み複数のGPS衛星から送信されるGPS信号を受信して、電子機器1の位置情報を取得する。
センサ部17は、3軸加速度センサ、地磁気センサ及び気圧センサ等の各種センサを備えている。本実施形態において、電子機器1に備えられているセンサには、連携して動作するリスト端末2と共通して備えられているもの(以下、「共通実装センサ」と呼ぶ。)と、電子機器1またはリスト端末2の一方のみが備えているもの(以下「非共通実装センサ」と呼ぶ。)が含まれている。電子機器1及びリスト端末2は、共通実装センサとして、3軸加速度センサ、ジャイロセンサ、紫外線センサ及び気圧センサを備えている。一方、電子機器1は、非共通実装センサとして、通話時にユーザの耳がディスプレイに近接したことを検出する近接センサを備えている。
入力部18は、各種釦等で構成され、ユーザの指示操作に応じて各種情報を入力する。
出力部19は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、画像や音声を出力する。
記憶部20は、ハードディスクあるいはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種画像のデータを記憶する。
通信部21は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置(図示せず)との間で行う通信を制御する。
ドライブ22には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア31が適宜装着される。ドライブ22によってリムーバブルメディア31から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部20にインストールされる。また、リムーバブルメディア31は、記憶部20に記憶されている画像のデータ等の各種データも、記憶部20と同様に記憶することができる。
なお、リスト端末2のハードウェア構成は、電子機器1と略同様である一方、非共通実装センサとして、ユーザの脈拍数を計測する脈拍センサを備えている。
[機能的構成]
次に、電子機器1の機能的構成のうち、動作管理処理を実行するための機能的構成を、図3を参照して説明する。
図3は、このような図2の電子機器1の機能的構成のうち、動作管理処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
動作管理処理とは、電子機器1と同時に使用されるリスト端末2との距離やリスト端末2の使用状態に応じて、リスト端末2における動作の抑制やデータの連携を行う一連の処理をいう。
動作管理処理が実行される場合、図3に示すように、CPU11において、状況判定部51と、動作管理部52と、データ連携部53とが機能する。
また、記憶部20の一領域には、端末情報記憶部71と、連携情報記憶部72とが設定される。
端末情報記憶部71には、電子機器1とリスト端末2とが所定の位置関係にある場合の受信信号強度(RSSI:Received Signal Strength Indication)のデータ、リスト端末2が備えているセンサの種類のデータ、リスト端末2において算出される計測値の算出方法(算出式または参照されるテーブル等)が記憶される。受信信号強度として、例えば、ユーザがリスト端末2を装着した手で電子機器1の通話あるいは操作を行う姿勢となっている場合のRSSIを記憶することができる。
また、連携情報記憶部72には、リスト端末2の動作を抑制している間に電子機器1において取得した各種センサの出力値のデータや、リスト端末2に提供される計測値のデータが記憶される。
状況判定部51は、電子機器1及びリスト端末2の状況が低消費電力化を実行可能な状況(例えば、電子機器1とリスト端末2とが近接している状況)であるか否かの判定を行う。
具体的には、状況判定部51は、電子機器1とリスト端末2とが無線リンクを確立しているか否かの判定を行う。無線リンクが確立されていない場合には、電子機器1とリスト端末2とでセンサの出力値のデータや互いの状況の把握ができないため、低消費電力化は行われない。
また、状況判定部51は、電子機器1とリスト端末2とが無線リンクを確立していると判定した場合、ユーザが電子機器1を操作中であるか否か、及び、ユーザが電子機器1によって通話を行っているか否かの判定を行う。即ち、使用環境や取扱い時のモーション等が共通しているか否かが判定される。ユーザが電子機器1を操作中でなく、電子機器1によって通話も行っていない場合、電子機器1及びリスト端末2の状況(使用環境や取扱い時のモーション等)が異なり、それぞれの機器におけるセンサの出力値は固有のものになると推定されるため、低消費電力化は行われない。一方、ユーザが電子機器1を操作中である、または、ユーザが電子機器1によって通話を行っている場合、ユーザにおいて、電子機器1をリスト端末2が装着された手で保持している等、電子機器1とリスト端末2とが近接している可能性が高い(即ち、共通実装センサの出力値の相関性が高い)ため、低消費電力化を実行可能な状況であると判定される。
また、状況判定部51は、重複判定部51aを備えている。
重複判定部51aは、動作管理部52によって低消費電力モードが起動された場合に、端末情報記憶部71を参照し、電子機器1及びリスト端末2で取得される共通実装センサのデータに重複が生じるか否かの判定(重複判定処理)を行う。具体的には、重複判定部51aは、電子機器1及びリスト端末2における共通実装センサ(例えば、加速度センサあるいはジャイロセンサ等)の出力値の相関性が設定された閾値以上であるか否か(図4参照)、及び、電子機器1とリスト端末2とにおける無線リンクのRSSIが設定された条件(即ち、端末情報記憶部71に記憶されたRSSIのデータから設定された閾値範囲内)に合致するか否か(図5参照)の判定を行う。電子機器1及びリスト端末2において検出された共通実装センサの出力値の相関性が設定された閾値以上である場合(略一致する場合)、及び、電子機器1とリスト端末2とにおける無線リンクのRSSIが設定された条件に合致する場合、電子機器1及びリスト端末2で取得される共通実装センサのデータに重複が生じる(例えば、電子機器1とリスト端末2とが同じ手に持たれている等、近接している状況)と判定される。この判定結果は、後述する動作管理部52に通知され、リスト端末2の共通実装センサを停止させる制御信号が送信される。
図4は、共通実装センサの出力値の相関性を示す模式図である。
図4に示すように、電子機器1及びリスト端末2に備えられた共通実装センサ(ここでは加速度センサとする)の波形が設定された閾値以上の相関性を有する場合、重複判定部51aは、電子機器及びリスト端末2で取得される共通実装センサのデータに重複が生じると判定する。電子機器1及びリスト端末2に備えられた共通実装センサの波形が設定された閾値以上の相関性を有するか否かについては、例えば、相関係数が設定された閾値以上であるか否かによって判定したり、共通実装センサの波形の周波数成分及び位相が一致しているか否かによって判定したりすることができる。
図5は、電子機器1とリスト端末2とにおける無線リンクのRSSIを示す模式図であり、図5(A)はRSSIが設定された条件に合致する場合を示す模式図、図5(B)はRSSIが設定された条件に合致しない場合を示す模式図である。
図5(A)に示すように、電子機器1とリスト端末2とにおける無線リンクのRSSIが端末情報記憶部71に記憶されたRSSIのデータから設定された閾値範囲内である場合、重複判定部51aは、電子機器及びリスト端末2で取得される共通実装センサのデータに重複が生じると判定する。
一方、図5(B)に示すように、電子機器1とリスト端末2とにおける無線リンクのRSSIが端末情報記憶部71に記憶されたRSSIのデータから設定された閾値範囲内でない場合、重複判定部51aは、電子機器及びリスト端末2で取得される共通実装センサのデータに重複が生じないと判定する。
図3に戻り、動作管理部52は、状況判定部51によって、ユーザが電子機器1を操作中である、または、ユーザが電子機器1によって通話を行っている(即ち、低消費電力化を実行可能な状況である)と判定された場合に、リスト端末2を低消費電力化する低消費電力モードに移行する。また、動作管理部52は、重複判定部51aによって、電子機器1及びリスト端末2で取得される共通実装センサのデータに重複が生じると判定された場合に、リスト端末2における動作を抑制する。具体的には、電子機器1は、取得されるデータに重複が生じる共通実装センサを停止させる制御信号をリスト端末2に送信し、リスト端末2における所定の共通実装センサの動作を停止させる。
データ連携部53は、動作管理部52によってリスト端末2における共通実装センサの動作が停止された場合に、停止されたリスト端末2の共通実装センサに対応する電子機器1の共通実装センサのデータ(以下、「共通取得データ」と呼ぶ。)を連携情報記憶部72に記憶する。また、データ連携部53は、端末情報記憶部71において、共通取得データから算出される計測値の算出方法を参照し、リスト端末2に代わって共通取得データから計測値を算出する。そして、データ連携部53は、予め設定されたタイミング(一定時間毎あるいは動作管理部52が低消費電力モードを解除したタイミング等)に、算出した計測値をリスト端末2に送信する。
[動作]
次に、動作を説明する。
図6は、図3の機能的構成を有する図2の電子機器1が実行する動作管理処理の流れを説明するフローチャートである。
動作管理処理は、ユーザによる入力部18への動作管理処理開始の操作により開始される。
ステップS1において、状況判定部51は、電子機器1とリスト端末2とが無線リンクを確立しているか否かの判定を行う。
電子機器1とリスト端末2とが無線リンクを確立している場合、ステップS1においてYESと判定されて、処理はステップS2に移行する。
一方、電子機器1とリスト端末2とが無線リンクを確立していない場合、ステップS1においてNOと判定されて、処理はステップS8に移行する。
ステップS2において、状況判定部51は、ユーザが電子機器1を操作中であるか否か、及び、ユーザが電子機器1によって通話を行っているか否かの判定を行う。
ユーザが電子機器1を操作中である、または、ユーザが電子機器1によって通話を行っている場合、ステップS2においてYESと判定されて、処理はステップS3に移行する。
ユーザが電子機器1を操作中でない、かつ、ユーザが電子機器1によって通話を行っていない場合、ステップS2においてNOと判定されて、処理はステップS8に移行する。
ステップS3において、動作管理部52は、低消費電力モードに移行する。
ステップS4において、重複判定部51aは、重複判定処理を実行する。
ステップS5において、重複判定部51aは、重複判定処理の結果、電子機器1及びリスト端末2で取得される共通実装センサのデータに重複が生じるか否かの判定を行う。
電子機器1及びリスト端末2で取得される共通実装センサのデータに重複が生じる場合、ステップS5においてYESと判定されて、処理はステップS6に移行する。
一方、電子機器1及びリスト端末2で取得される共通実装センサのデータに重複が生じない場合、ステップS5においてNOと判定されて、処理はステップS8に移行する。
ステップS6において、動作管理部52は、取得されるデータに重複が生じる共通実装センサを停止させる制御信号をリスト端末2に送信する。これにより、リスト端末2の動作が抑制される。
ステップS7において、データ連携部53は、共通取得データを連携情報記憶部72に記憶すると共に、リスト端末2に代わって共通取得データから算出した計測値をリスト端末2に送信する。
ステップS7の後、処理はステップS1に移行する。
ステップS8において、動作管理部52は、低消費電力モードを解除し、リスト端末2の低消費電力化を行わない状態とする。なお、元から低消費電力モードが設定されていない状態でステップS8に移行した場合は、低消費電力モードでない状態を維持したままステップS9に移行する。
ステップS9において、データ連携部53は、動作管理部52によってリスト端末2の動作が抑制されていた期間があるか否かの判定を行う。
動作管理部52によってリスト端末2の動作が抑制されていた期間がある場合、ステップS9においてYESと判定されて、処理はステップS10に移行する。
一方、動作管理部52によってリスト端末2の動作が抑制されていた期間がない場合、ステップS9においてNOと判定されて、処理はステップS1に移行する。
ステップS10において、データ連携部53は、動作管理部52によってリスト端末2の動作が抑制されていた期間の共通取得データをリスト端末2に送信する。
ステップS10の後、処理はステップ1に移行する。
以上のような動作管理処理が、処理終了の操作が行われるまで繰り返される。
次に、動作管理処理のステップS4において実行される重複判定処理について説明する。
図7は、重複判定処理の流れを説明するフローチャートである。
ステップS21において、重複判定部51aは、電子機器1がリスト端末2の共通実装センサのデータを取得しているか否かの判定を行う。
電子機器1がリスト端末2の共通実装センサのデータを取得している場合、ステップS21においてYESと判定されて、処理はステップS22に移行する。
一方、電子機器1がリスト端末2の共通実装センサのデータを取得していない場合、ステップS21においてNOと判定されて、処理はステップS24に移行する。
ステップS22において、重複判定部51aは、電子機器1及びリスト端末2における共通実装センサの出力値の相関性を取得する(図4参照)。
ステップS23において、重複判定部51aは、電子機器1及びリスト端末2における共通実装センサの出力値の相関性が設定された閾値以上であるか否かの判定を行う。
電子機器1及びリスト端末2における共通実装センサの出力値の相関性が設定された閾値以上である場合、ステップS23においてYESと判定されて、処理はステップS25に移行する。
一方、電子機器1及びリスト端末2における共通実装センサの出力値の相関性が設定された閾値以上でない場合、ステップS23においてNOと判定されて、処理はステップS26に移行する。
ステップS24において、重複判定部51aは、電子機器1とリスト端末2とにおける無線リンクのRSSIが設定された条件(端末情報記憶部71に記憶されたRSSIのデータから設定された閾値範囲内)に合致するか否かの判定を行う。
電子機器1とリスト端末2とにおける無線リンクのRSSIが設定された条件に合致する場合、ステップS24においてYESと判定されて、処理はステップS25に移行する。
一方、電子機器1とリスト端末2とにおける無線リンクのRSSIが設定された条件に合致しない場合、ステップS24においてNOと判定されて、処理はステップS26に移行する。
ステップS25において、重複判定部51aは、電子機器1及びリスト端末2で取得される共通実装センサのデータに重複が生じると判定する。この場合、リスト端末2を装着した手に電子機器1を持っている等の状況であると推定できる。
ステップS26において、重複判定部51aは、電子機器1及びリスト端末2で取得される共通実装センサのデータに重複が生じないと判定する。この場合、リスト端末2を装着していない方の手に電子機器1を持っている等の状況であると推定できる。
ステップS25及びステップS26の後、処理は動作管理処理に戻る。
このような処理により、電子機器1とリスト端末2との状況が判定され、低消費電力化を実行可能な状態であると判定された場合に、電子機器1とリスト端末2とで取得される共通実装センサのデータに重複が生じるか否かが判定される。そして、電子機器1とリスト端末2とで取得される共通実装センサのデータに重複が生じる状況であると判定された場合、リスト端末2において、取得されるデータに重複が生じる共通実装センサの動作が停止される。
したがって、複数の機器を同時に使用する場合に影響を与える状況をより適切に判別することができ、重複する処理を抑制する等の連携を行うことが可能となる。
また、共通実装センサの動作が停止されている間、電子機器1が取得した共通実装センサのデータ及びそれを基に算出される計測値がリスト端末2に提供される。
したがって、同時に使用される複数の機器において、重複する処理を抑制した場合に、必要なデータあるいは処理結果を適切に取得することが可能となる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態に係る電子機器1は、リスト端末2と所定の状況(近接している等)にあるか否かを判定し、所定の状況にあると判定した場合に、電子機器1のユーザに対して、リスト端末2との連携に関連するメッセージを表示する。
これにより、複数の機器を同時に使用する場合に影響を与える状況をより適切に判別し、状況に応じた機器の連携を促すことができる。
本実施形態における電子機器1のハードウェア構成は、第1実施形態における図2と同様である。
以下、本実施形態における電子機器1の機能的構成について説明する。
[機能的構成]
図8は、第2実施形態に係る電子機器1の機能的構成のうち、報知処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
本実施形態において、報知処理とは、電子機器1と同時に使用されるリスト端末2とが所定の状況(近接している等)にあるか否かを判定し、所定の状況にあると判定した場合に、電子機器1のユーザに対して、所定の状況に応じたリスト端末2との連携に関連するメッセージを表示する一連の処理をいう。
報知処理が実行される場合、図8に示すように、CPU11において、状況判定部151と、報知処理部152とが機能する。
また、記憶部20の一領域には、端末情報記憶部171が設定される。
端末情報記憶部171には、電子機器1とリスト端末2とが所定の位置関係にある場合の受信信号強度(RSSI)のデータと、電子機器1とリスト端末2とで実行可能な連携機能の内容とが記憶されている。第1実施形態と同様に、受信信号強度として、例えば、ユーザがリスト端末2を装着した手で電子機器1の通話あるいは操作を行う姿勢となっている場合のRSSIを記憶することができる。また、連携機能の内容として、例えば、電子機器1における通話やメールの着信をリスト端末2によってユーザに通知する機能(以下、「着信通知機能」と呼ぶ。)や、電子機器1における共通実装センサが検出を行えない場合にリスト端末2の対応する共通実装センサによって検出を代替する機能(以下、「センサ代替機能」と呼ぶ。)等が記憶されている。
状況判定部151は、電子機器1及びリスト端末2の状況が連携機能を実行可能な状況であるか否かの判定を行う。
具体的には、状況判定部151は、電子機器1とリスト端末2とが無線リンクを確立しているか否かの判定を行う。
また、状況判定部151は、近接判定部151aと、環境判定部151bとを備えている。
近接判定部151aは、電子機器1とリスト端末2とが近接した位置(設定された距離以内の位置)にあるか否かの判定を行う。具体的には、近接判定部151aは、電子機器1及びリスト端末2における運動を計測する共通実装センサ(例えば、加速度センサあるいはジャイロセンサ等)の出力値の相関性が設定された閾値以上であるか否か(図4参照)、及び、電子機器1とリスト端末2とにおける無線リンクのRSSIが設定された条件(即ち、端末情報記憶部71に記憶されたRSSIのデータから設定された閾値範囲内)に合致するか否か(図5参照)の判定を行う。電子機器1及びリスト端末2において検出された運動を計測する共通実装センサの出力値の相関性が設定された閾値以上である場合(略一致する場合)、及び、電子機器1とリスト端末2とにおける無線リンクのRSSIが設定された条件に合致する場合、電子機器1とリスト端末2とが近接した位置にあると判定される。
環境判定部151bは、電子機器1及びリスト端末2の使用環境が共通しているか否かの判定を行う。具体的には、環境判定部151bは、電子機器1及びリスト端末2に備えられた共通実装センサのうち、周辺環境を計測する共通実装センサ(例えば、紫外線センサ、気圧センサあるいは温度センサ等)の出力値の相関性が設定された閾値以上であるか否かの判定を行う。周辺環境を計測する共通実装センサの出力値の相関性が設定された閾値以上である場合(略一致する場合)、電子機器1及びリスト端末2の使用環境が共通していると判定される。なお、周辺環境を計測する共通実装センサの出力値の相関性が設定された閾値以上でない場合、例えば、紫外線センサの出力値が互いに大きく異なる場合、一方の機器は外光に曝されている一方、他方の機器は鞄やポケットに入れられている等の状態であると考えられるため、電子機器1及びリスト端末2の使用環境が共通していないと判定される。
報知処理部152は、電子機器1とリスト端末2との状況に応じて、連携に関連するメッセージの表示を行う。
具体的には、報知処理部152は、電子機器1とリスト端末2とが無線リンクを確立していない場合に、近接判定部151aによって電子機器1とリスト端末2とが近接した位置にある(RSSIが設定された条件に合致する)と判定された場合、着信通知機能を利用できる旨のメッセージを表示する。なお、着信通知機能を利用できる旨の他、リスト端末2が近接した位置に存在する旨や、リスト端末2と無線リンクを確立できる旨のメッセージを表示することとしてもよい。また、メッセージを表示する他、音声や光によって報知を行うこととしてもよい。
また、報知処理部152は、電子機器1とリスト端末2とが無線リンクを確立している場合に、近接判定部151aによって電子機器1とリスト端末2とが近接した位置にある(運動を計測する共通実装センサの出力値の相関性が設定された閾値以上である)と判定された場合、センサ代替機能を利用できる旨のメッセージを表示する。
さらに、報知処理部152は、電子機器1とリスト端末2とが無線リンクを確立している場合に、環境判定部151bによって電子機器1及びリスト端末2の使用環境が共通している(周辺環境を計測する共通実装センサの出力値の相関性が設定された閾値以上である)と判定された場合、センサ代替機能を利用できる旨のメッセージを表示する。一方、報知処理部152は、電子機器1とリスト端末2とが無線リンクを確立している場合に、環境判定部151bによって電子機器1及びリスト端末2の使用環境が共通していない(周辺環境を計測する共通実装センサの出力値の相関性が設定された閾値未満である)と判定された場合、使用環境が共通していない旨のメッセージを表示する。使用環境が共通していない旨のメッセージとして、例えば、使用環境が共通していないため、適切な使用環境にある機器の共通実装センサの出力値を選択するよう促すメッセージ等を表示することができる。
[動作]
次に、動作を説明する。
図9は、図8の機能的構成を有する図2の電子機器1が実行する報知処理の流れを説明するフローチャートである。
報知処理は、ユーザによる入力部18への報知処理開始の操作により開始される。
ステップS31において、状況判定部151は、電子機器1とリスト端末2とが無線リンクを確立しているか否かの判定を行う。
電子機器1とリスト端末2とが無線リンクを確立していない場合、ステップS31においてNOと判定されて、処理はステップS32に移行する。
一方、電子機器1とリスト端末2とが無線リンクを確立している場合、ステップS31においてYESと判定されて、処理はステップS34に移行する。
ステップS32において、近接判定部151aは、電子機器1とリスト端末2とにおける無線リンクのRSSIが設定された条件(即ち、端末情報記憶部71に記憶されたRSSIのデータから設定された閾値範囲内)に合致するか否かの判定を行う。
電子機器1とリスト端末2とにおける無線リンクのRSSIが設定された条件に合致する場合、ステップS32においてYESと判定されて、処理はステップS33に移行する。
一方、電子機器1とリスト端末2とにおける無線リンクのRSSIが設定された条件に合致しない場合、ステップS32においてNOと判定されて、報知処理が繰り返される。
ステップS33において、報知処理部152は、着信通知機能を利用できる旨のメッセージを表示する。このとき、着信通知機能を利用できる旨の他、リスト端末2が近接した位置に存在する旨や、リスト端末2と無線リンクを確立できる旨のメッセージを表示することとしてもよい。
ステップS33の後、報知処理が繰り返される。
ステップS34において、近接判定部151aは、電子機器1及びリスト端末2における運動を計測する共通実装センサの出力値の相関性を取得する。
ステップS35において、近接判定部151aは、電子機器1及びリスト端末2における運動を計測する共通実装センサの出力値の相関性が設定された閾値以上であるか否かの判定を行う。
電子機器1及びリスト端末2における運動を計測する共通実装センサの出力値の相関性が設定された閾値以上である場合、ステップS35においてYESと判定されて、処理はステップS36に移行する。
一方、電子機器1及びリスト端末2における運動を計測する共通実装センサの出力値の相関性が設定された閾値未満である場合、ステップS35においてNOと判定されて、報知処理が繰り返される。
ステップS36において、環境判定部151bは、電子機器1及びリスト端末2における周辺環境を計測する共通実装センサの出力値の相関性を取得する。
ステップS37において、環境判定部151bは、電子機器1及びリスト端末2の使用環境が共通しているか否か(電子機器1及びリスト端末2に備えられた共通実装センサのうち、周辺環境を計測する共通実装センサの出力値の相関性が設定された閾値以上であるか否か)の判定を行う。
電子機器1及びリスト端末2の使用環境が共通している場合、ステップS37においてYESと判定されて、処理はステップS38に移行する。
一方、電子機器1及びリスト端末2の使用環境が共通していない場合、ステップS37においてNOと判定されて、処理はステップS39に移行する。
ステップS38において、報知処理部152は、電子機器1及びリスト端末2における運動を計測する共通実装センサ及び周辺環境を計測する共通実装センサについて、センサ代替機能を利用できる旨のメッセージを表示する。
ステップS39において、報知処理部152は、電子機器1及びリスト端末2における運動を計測する共通実装センサについて、センサ代替機能を利用できる旨、及び、電子機器1及びリスト端末2の使用環境が共通していない(異なっている)旨のメッセージを表示する。
ステップS38及びステップS39の後、報知処理が繰り返される。
このような処理により、電子機器1がリスト端末2と所定の状況(近接している等)にあるか否かが判定され、所定の状況にあると判定された場合に、電子機器1のユーザに対して、リスト端末2との連携に関連するメッセージが表示される。
これにより、複数の機器を同時に使用する場合に影響を与える状況をより適切に判別し、状況に応じた機器の連携を促すことができる。
[具体的適用例]
次に、本発明の具体的な適用例について説明する。
(1)共通実装センサとして、加速度センサ及びジャイロセンサを備える場合
加速度センサ及びジャイロセンサを用いることによって、リスト端末2を装着した手の動き(モーション)を認識することができ、ジャスチャによる入力インターフェースを実現することができる。
このとき、電子機器1がポケットや鞄に入れられている場合には、リスト端末2を装着した手の動きを電子機器1では認識することができないこととなる。
そのため、電子機器1において、リスト端末2の共通実装センサの出力値との相関性が設定された閾値以上であるか否かを判定し、相関性が閾値以上である場合には、電子機器1がリスト端末2を装着した手に持たれていると推定できるため、電子機器1におけるジェスチャによる入力インターフェースの機能を起動することができる。このとき、第1実施形態のように、リスト端末2の共通実装センサの動作を停止したり、第2実施形態のように、センサ代替機能を利用できる旨のメッセージを表示したりできる。
(2)共通実装センサとして、紫外線センサを備える場合
紫外線センサを用いることによって、ユーザに対して、日焼けに対する注意喚起の通知を行うことができる。
このとき、電子機器1がポケットや鞄に入れられている場合、電子機器1が受ける紫外線量は、腕に装着されたリスト端末2が受ける紫外線量よりも少なくなるため、日焼けに対する注意喚起の通知を適切に行うことができないこととなる。
そのため、電子機器1において、リスト端末2の共通実装センサの出力値との相関性が設定された閾値以上であるか否かを判定し、相関性が閾値以上である場合には、電子機器1がリスト端末2を装着した手に持たれていると推定できるため、電子機器1において、日焼けに対する注意喚起の通知を行うことができる。このとき、第1実施形態のように、リスト端末2の共通実装センサの動作を停止したり、第2実施形態のように、センサ代替機能を利用できる旨のメッセージを表示したりできる。
(3)共通実装センサとして、気圧センサを備える場合
気圧センサを用いることによって、走行時等にユーザが受ける風の強さを測定することができる。
このとき、電子機器1がポケットや鞄に入れられている場合、電子機器1が受ける風圧は、腕に装着されたリスト端末2が受ける風圧よりも小さくなるため、ユーザが受ける風の強さを正確に測定することができないこととなる。
そのため、電子機器1において、リスト端末2の共通実装センサの出力値との相関性が設定された閾値以上であるか否かを判定し、相関性が閾値以上である場合には、電子機器1がリスト端末2を装着した手に持たれていると推定できるため、電子機器1において、ユーザが受ける風の強さをより正確に測定することができる。このとき、第1実施形態のように、リスト端末2の共通実装センサの動作を停止したり、第2実施形態のように、センサ代替機能を利用できる旨のメッセージを表示したりできる。
(4)共通実装センサとして、音声センサ(マイク)を備える場合
音声センサを備えることにより、音声入力による検索等のための音声認識機能を実行することができる。
このとき、電子機器1がポケットや鞄に入れられている場合、電子機器1に入力される音声の大きさは、腕に装着されたリスト端末2に音声が入力される場合よりも小さくなるため、適切な音声認識ができないこととなる。
そのため、電子機器1において、リスト端末2の共通実装センサの出力値との相関性が設定された閾値以上であるか否かを判定し、相関性が閾値以上である場合には、電子機器1がリスト端末2を装着した手に持たれていると推定できるため、電子機器1において、より適切な音声認識を行うことができる。このとき、第1実施形態のように、リスト端末2の共通実装センサの動作を停止したり、第2実施形態のように、センサ代替機能を利用できる旨のメッセージを表示したりできる。
[変形例1]
第1実施形態において、電子機器1が動作管理処理を実行し、重複判定部51aによってデータに重複が生じると判定された共通実装センサの動作をリスト端末2において停止させることとしたが、動作を停止させる共通実装センサは、種々の観点から決定することができる。
例えば、重複判定部51aによってデータに重複が生じると判定された共通実装センサのうち、電子機器1における共通実装センサの動作を停止させてもよい。
また、電子機器1及びリスト端末2において、重複判定部51aによってデータに重複が生じると判定された共通実装センサのうち、検出信号の品質(S/N比:Signal to Noise Ratio)等に基づいて、より高品質な方を選択し、他方の動作を停止させることとしてもよい。
また、電子機器1及びリスト端末2において、重複判定部51aによってデータに重複が生じると判定された共通実装センサのうち、電子機器1及びリスト端末2のバッテリ残量に基づいて、バッテリ残量に余裕がない方の機器における共通実装センサの動作を停止させることとしてもよい。
これにより、データに重複が生じている共通実装センサの一方を適切に選択して、低消費電力化を図ることができる。
[変形例2]
第1実施形態及び第2実施形態において、運動を計測する共通実装センサと、周辺環境を計測する共通実装センサとの出力値の相関性がそれぞれ閾値以上であるか否かを判定し、閾値以上である場合に、電子機器1及びリスト端末2が近接した位置にある、あるいは、それぞれの周辺環境が共通していると判定することとした。
これに対し、運動を計測する共通実装センサの出力値の相関性と、周辺環境を計測する共通実装センサの出力値との相関性とを組み合わせて判定することにより、電子機器1及びリスト端末2の状況をより詳しく判定することとしてもよい。
例えば、運動を計測する共通実装センサの出力値の相関性が高い一方、周辺環境を計測する共通実装センサの出力値の相関性が低い場合、リスト端末2を装着した手に電子機器1を持っているものの、リスト端末2は袖等に隠れているために使用環境が異なる状態になっていると判定することができる。
このように、運動を計測する共通実装センサ及び周辺環境を計測する共通実装センサの出力値の相関性うち、一方の相関性が低い状態が検出された場合、相関性が低い方の共通実装センサについては、電子機器1及びリスト端末2のいずれの共通実装センサを使用するかを、例えばユーザにより切り替えることができる。
これにより、電子機器1及びリスト端末2に備えられた共通実装センサの一方を適切に選択することができる。
以上のように構成される電子機器1は、無線通信によって他の機器(リスト端末2)と通信可能な電子機器であって、状況判定部51,151を備える。
状況判定部51,151は、電子機器1及び他の機器それぞれに備えられたセンサによって出力される出力値の相関性に基づいて、電子機器1と、電子機器1と同時に使用される他の機器と、の近接の有無を判定する。
これにより、複数の機器を同時に使用する場合に影響を与える状況をより適切に判別することができる。
また、状況判定部51,151は、電子機器1及び他の機器の使用環境が共通しているか否かを判定する。
これにより、電子機器1と他の機器との使用環境の共通性に基づいて、連携の可否や連携可能な機能等を適切に判定することが可能となる。
また、状況判定部51,151は、出力値の相関性が略一致したかを判定し、出力値の相関性が略一致した場合に、ユーザが電子機器1と他の機器とを同じ手に所持していると判定する。
これにより、電子機器1と他の機器とにおける使用状態を適切に判定することができる。
また、状況判定部51,151は、電子機器1または他の機器の少なくともいずれかの動作状態を判定し、電子機器1が使用中であると判定された場合に電子機器1及び他の機器それぞれに備えられたセンサによって出力される出力値の相関性を判定することで近接の有無を判定する。
これにより、電子機器1または他の機器の動作状態(通話中である等)から、他の機器の状況(位置関係等)を推定することができる。
また、電子機器1は、動作管理部52をさらに備える。
動作管理部52は、状況判定部51によって判定された近接の有無に基づいて、電子機器1または他の機器の少なくともいずれかの動作を管理する。
これにより、他の機器との近接の有無に応じて、電子機器1または他の機器に適切な動作を行わせることが可能となる。
また、動作管理部52は、状況判定部51によって判定された近接の有無に基づいて、他の機器の動作を抑制する。
これにより、他の機器との近接の有無に応じて、適切に低消費電力化を図ることができる。
また、電子機器1は、データ連携部53を備える。
データ連携部53は、動作管理部52によって他の機器の動作が抑制された場合に、抑制されている間に電子機器1において取得したデータを他の機器に提供する。
これにより、同時に使用される複数の機器において、機器の動作が抑制された場合に、必要なデータを適切に取得することが可能となる。
また、動作管理部52は、状況判定部51によって判定された近接の有無に基づいて、他の機器の機能と連携した動作を実行する。
これにより、他の機器との近接の有無に応じて、適切に電子機器1との連携を行うことができる。
また、電子機器1は、報知処理部152を備える。
報知処理部152は、状況判定部51によって判定された他の機器の状況に基づいて、当該他の機器の状況に応じた機能の連携に関する報知を行う。
これにより、複数の機器を同時に使用する場合に影響を与える状況をより適切に判別し、状況に応じた機器の連携を促すことができる。
また、状況判定部51,151は、電子機器1または他の機器の少なくともいずれかの動作状態に基づいて他の機器の状況を判定して、電子機器1と、電子機器1と同時に使用される他の機器と、の近接の有無を判定する。
これにより、電子機器1または他の機器の動作状態(通話中である等)から、電子機器1と他の機器との近接の有無を推定することができる。
また、状況判定部51,151は、電子機器1がユーザにより使用されているかを判定し、ユーザにより電子機器1が使用されていた場合に、電子機器1と他の機器とが近接していると判定する。
これにより、電子機器1の使用状態に基づいて、電子機器1が他の機器と近接していることを簡単に判定することができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、第2実施形態において、状況に応じたメッセージを報知することに代えて、メッセージで報知する内容の動作を自動的に実行することとしてもよい。
また、第1実施形態及び第2実施形態において、電子機器1において動作管理処理あるいは報知処理を実行することとしたが、これに限られない。即ち、これらの処理をリスト端末2で行うこととしてもよい。
また、上述の各実施形態及び各変形例を適宜組み合わせた機能を電子機器1あるいはリスト端末2が備えることとしてもよい。
また、上述の実施形態では、本発明が適用される電子機器1は、スマートフォンを例として説明したが、特にこれに限定されない。
例えば、本発明は、近距離無線通信機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、プリンタ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図3の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が電子機器1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図3の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図2のリムーバブルメディア31により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。リムーバブルメディア31は、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク、または光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc),Blu−ray(登録商標) Disc(ブルーレイディスク)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini−Disc)等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている図2のROM12や、図2の記憶部20に含まれるハードディスク等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明はその他の様々な実施形態を取ることが可能であり、さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
無線通信によって他の機器と通信可能な電子機器であって、
当該電子機器及び前記他の機器それぞれに備えられたセンサによって出力される出力値の相関性に基づいて、前記電子機器と、当該電子機器と同時に使用される前記他の機器と、の近接の有無を判定する状況判定手段を備えることを特徴とする電子機器。
[付記2]
前記状況判定手段は、前記電子機器及び前記他の機器の使用環境が共通しているか否かを判定することを特徴とする付記1に記載の電子機器。
[付記3]
前記状況判定手段は、前記出力値の相関性が略一致したかを判定し、前記出力値の相関性が略一致した場合に、ユーザが前記電子機器と前記他の機器とを同じ手に所持していると判定することを特徴とする付記1または2に記載の電子機器。
[付記4]
前記状況判定手段は、当該電子機器または前記他の機器の少なくともいずれかの動作状態を判定し、前記電子機器が使用中であると判定された場合に当該電子機器及び前記他の機器それぞれに備えられたセンサによって出力される出力値の相関性を判定することで前記近接の有無を判定することを特徴とする付記1から3のいずれか1つに記載の電子機器。
[付記5]
前記状況判定手段によって判定された前記近接の有無に基づいて、当該電子機器または前記他の機器の少なくともいずれかの動作を管理する動作管理手段をさらに備えることを特徴とする付記1から4のいずれかに記載の電子機器。
[付記6]
前記動作管理手段は、前記状況判定手段によって判定された前記近接の有無に基づいて、前記他の機器の動作を抑制することを特徴とする付記5に記載の電子機器。
[付記7]
前記動作管理手段によって前記他の機器の動作が抑制された場合に、抑制されている間に当該電子機器において取得したデータを前記他の機器に提供するデータ提供手段をさらに備えることを特徴とする付記6に記載の電子機器。
[付記8]
前記動作管理手段は、前記状況判定手段によって判定された前記近接の有無に基づいて、前記他の機器の機能と連携した動作を実行することを特徴とする付記5に記載の電子機器。
[付記9]
前記状況判定手段によって判定された前記近接の有無に基づいて、当該他の機器の状況に応じた機能の連携に関する報知を行う報知手段をさらに備えることを特徴とする付記1から8のいずれか1つに記載の電子機器。
[付記10]
無線通信によって他の機器と通信可能な電子機器であって、
当該電子機器または前記他の機器の少なくともいずれかの動作状態に基づいて前記他の機器の状況を判定して、前記電子機器と、当該電子機器と同時に使用される前記他の機器と、の近接の有無を判定する状況判定手段を備えることを特徴とする電子機器。
[付記11]
前記状況判定手段は、前記電子機器がユーザにより使用されているかを判定し、前記ユーザにより前記電子機器が使用されていた場合に、前記電子機器と前記他の機器とが近接していると判定することを特徴とする付記10に記載の電子機器。[付記12]
無線通信によって他の機器と通信可能な電子機器で実行される連携方法であって、
当該電子機器及び前記他の機器それぞれに備えられたセンサによって出力される出力値の相関性に基づいて、前記電子機器と、当該電子機器と同時に使用される前記他の機器と、の近接の有無を判定する状況判定ステップを含むことを特徴とする連携方法。
[付記13]
無線通信によって他の機器と通信可能な電子機器を制御するコンピュータに、
当該電子機器及び前記他の機器それぞれに備えられたセンサによって出力される出力値の相関性に基づいて、前記電子機器と、当該電子機器と同時に使用される前記他の機器と、の近接の有無を判定する状況判定機能を実現させることを特徴とするプログラム。
[付記14]
無線通信によって他の機器と通信可能な電子機器で実行される連携方法であって、
当該電子機器または前記他の機器の少なくともいずれかの動作状態に基づいて前記他の機器の状況を判定して、前記電子機器と、当該電子機器と同時に使用される前記他の機器と、の近接の有無を判定する状況判定ステップを含むことを特徴とする連携方法。
[付記15]
無線通信によって他の機器と通信可能な電子機器を制御するコンピュータに、
当該電子機器または前記他の機器の少なくともいずれかの動作状態に基づいて前記他の機器の状況を判定して、前記電子機器と、当該電子機器と同時に使用される前記他の機器と、の近接の有無を判定する状況判定機能を実現させることを特徴とするプログラム。
S・・・無線システム,1・・・電子機器,2・・・リスト端末,11・・・CPU,12・・・ROM,13・・・RAM,14・・・バス,15・・・入出力インターフェース,16・・・GPS部,17・・・センサ部,18・・・入力部,19・・・出力部,20・・・記憶部,21・・・通信部,22・・・ドライブ,31・・・リムーバブルメディア,51、151・・・状況判定部,51a・・・重複判定部,52・・・動作管理部,53・・・データ連携部,71、171・・・端末情報記憶部,72・・・連携情報記憶部,151a・・・近接判定部,151b・・・環境判定部,152・・・報知処理部

Claims (10)

  1. 無線通信によって他の機器と通信可能な電子機器であって、
    当該電子機器及び前記他の機器それぞれに備えられたセンサによって出力される出力値の相関性に基づいて、前記電子機器と、当該電子機器と同時に使用される前記他の機器と、の近接の有無を判定する状況判定手段を備え
    前記状況判定手段は、当該電子機器または前記他の機器の少なくともいずれかの動作状態を判定し、前記電子機器が使用中であると判定された場合に当該電子機器及び前記他の機器それぞれに備えられたセンサによって出力される出力値の相関性を判定することで前記近接の有無を判定することを特徴とする電子機器。
  2. 前記状況判定手段は、前記電子機器及び前記他の機器の使用環境が共通しているか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記状況判定手段は、前記出力値の相関性が略一致したかを判定し、前記出力値の相関性が略一致した場合に、ユーザが前記電子機器と前記他の機器とを同じ手に所持していると判定することを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記状況判定手段によって判定された前記近接の有無に基づいて、当該電子機器または前記他の機器の少なくともいずれかの動作を管理する動作管理手段をさらに備えることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の電子機器。
  5. 前記動作管理手段は、前記状況判定手段によって判定された前記近接の有無に基づいて、前記他の機器の動作を抑制することを特徴とする請求項に記載の電子機器。
  6. 前記動作管理手段によって前記他の機器の動作が抑制された場合に、抑制されている間に当該電子機器において取得したデータを前記他の機器に提供するデータ提供手段をさらに備えることを特徴とする請求項に記載の電子機器。
  7. 前記動作管理手段は、前記状況判定手段によって判定された前記近接の有無に基づいて、前記他の機器の機能と連携した動作を実行することを特徴とする請求項に記載の電子機器。
  8. 前記状況判定手段によって判定された前記近接の有無に基づいて、当該他の機器の状況に応じた機能の連携に関する報知を行う報知手段をさらに備えることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の電子機器。
  9. 無線通信によって他の機器と通信可能な電子機器で実行される連携方法であって、
    当該電子機器及び前記他の機器それぞれに備えられたセンサによって出力される出力値
    の相関性に基づいて、前記電子機器と、当該電子機器と同時に使用される前記他の機器と
    、の近接の有無を判定する状況判定ステップを含み、
    前記状況判定ステップは、当該電子機器または前記他の機器の少なくともいずれかの動作状態を判定し、前記電子機器が使用中であると判定された場合に当該電子機器及び前記他の機器それぞれに備えられたセンサによって出力される出力値の相関性を判定することで前記近接の有無を判定することを特徴とする連携方法。
  10. 無線通信によって他の機器と通信可能な電子機器を制御するコンピュータに、
    当該電子機器及び前記他の機器それぞれに備えられたセンサによって出力される出力値
    の相関性に基づいて、前記電子機器と、当該電子機器と同時に使用される前記他の機器と
    、の近接の有無を判定する状況判定機能を実現させ
    前記状況判定機能は、当該電子機器または前記他の機器の少なくともいずれかの動作状態を判定し、前記電子機器が使用中であると判定された場合に当該電子機器及び前記他の機器それぞれに備えられたセンサによって出力される出力値の相関性を判定することで前記近接の有無を判定することを特徴とするプログラム。
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