JP6611505B2 - 電気機器、及び導電性部材の配置方法 - Google Patents

電気機器、及び導電性部材の配置方法 Download PDF

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Description

本発明は、電気機器、及び導電性部材の配置方法に関する。
電気機器の内外で接続される電線において、伝送する信号の高速化が進んだために、高周波の放射ノイズを放出させないような対策(EMI(Electromagnetic Interference)対策と呼ぶ。)が必要になってきている。
また、電気機器内での無線装置の搭載が増加したために、外来ノイズを受けても正常に動作するような対策(EMS(Electromagnetic Susceptibility)対策と呼ぶ。)が必要になってきている。
そこで、EMIとEMSの両方の特性を満たす(EMC(Electromagnetic Compatibility)と呼ぶ。)ために、電線に金属遮蔽物を覆うシールド対策が行われている。
シールドが施された電線を電気機器のGND板金に押し付けて固定することにより、電線のシールド部分が電気機器のGND板金に確実に接地させることがEMCのために望ましい。なぜなら、放射したノイズや外来ノイズをシールド部材で遮断したとしても、当該シールド部分に受けた電界や磁界で生じた電流がGNDへ流れずに滞留することで、その電流が却って電界や磁界を発生させてしまうためである。
特許文献1に記載の画像形成装置では、装置の構成部材である金属板性の支持体の両側に設けられた係合穴に対して、金属線材の押さえ保持具の係合部をはめ込んで係合させることにより、フレキシブルフラットケーブルを当該支持体に固定している。
特開2012−54458
電気機器の内外で接続される電線には、フレキシブルフラットケーブルのように形状がフラットである電線以外にも、例えば、形状が丸い電線がある。
電気機器の内外で接続される電線を2つの取り付け部材でGND板金等の接地部に取り付けたときに、シールドが施された電線の形状に依っては、接地部と電線との距離が長くなってしまう。電気的に接地された接地部に対して電線が離れ過ぎると、当該電線から放出される電磁波を抑えることができない。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、導電性部材が、第1の取り付け部材と第2の取り付け部材によって接地部に取り付けられた電線と、当該接地部と、に接するよう配置され、当該第1の取り付け部材と当該第2の取り付け部材との間に配置された装置や方法等を提供する事にある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る電気機器は以下のような構成を備える。電気的に接地された接地部と、電線と、前記接地部と接し、且つ、前記電線と接する導電性部材と、前記接地部の第1の位置に前記電線の一部を取り付ける第1取り付け部材と、前記接地部の第2の位置に前記電線の一部を取り付ける第2取り付け部材と、を有し、前記導電性部材は、前記第1の位置及び前記第2の位置に配されず、且つ、前記接地部に取り付けられた第1取り付け部材と前記接地部に取り付けられた第2取り付け部材との間であり、取り付け部材が取り付けられない第3の位置に配置され、前記第3の位置において前記電線は、前記接地部に対して前記導電性部材を押し付けることを特徴とする。
本発明によれば、電気的に接地された接地部と、第1の取り付け部材と第2の取り付け部材によって当該接地部に取り付けられた電線と、に接するよう導電性部材を配置する。この導電性部材は、当該第1の取り付け部材と当該第2の取り付け部材との間に配置される。このように電線を接地することで、当該電線から放出される電磁波を抑えることができる。
本実施形態に係るMFPのハードウェアの構成を示すブロック図である。 本実施形態に係るMFPの操作部付近の外観図である。 本実施形態に係るMFPの操作部付近の内部配置図である。 第1の実施形態に係る電線のシールド方法を説明するための模式図である。 第1の実施形態に係る電線の接地方法を説明するための模式図である。 第1の実施形態に係る電線と導電性ガスケットの位置を説明するための模式図である。 第1の実施形態に係る電線の接地に必要な部材の位置関係を説明するための模式図である。 第2の実施形態に係る電線の接地方法を説明するための模式図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものではなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
[第1の実施形態]
第1の実施形態では、電気的に接地された接地部と、第1の取り付け部材と第2の取り付け部材によって当該接地部に取り付けられた電線と、に接するよう導電性部材を配置する。この導電性部材は、当該第1の取り付け部材と当該第2の取り付け部材との間に配置される。このように電線を接地することで、当該電線から放出される電磁波を抑える。
以下、詳細に説明する。
本発明の第1の実施形態に係る電気機器の一例であるMFP10のハードウェアの構成について、図1のブロック図を用いて説明する。尚、MFPとは、Multi Functional Peripheralのことである。
MFP10は、原稿を読み取って画像データを生成し、生成した画像データに基づいて画像をシートに印刷するコピー機能を備えている。また、MFP10は、PCや外部サーバ等の外部装置から印刷ジョブを受信し、印刷指示を受け付けたデータに基づいて文字や画像をシートに印刷するPCプリント機能を備えている。また、MFP10は、FAXジョブをFAXから受信し、受信したFAXジョブのデータに基づいて文字や画像をシートに印刷するFAXプリント機能を備えている。尚、印刷機能による印刷は、カラーであっても、モノクロであってもよい。
PCは、例えば、アプリケーションソフトウェアによって画像データを生成し、生成した画像データをMFP10に送信する。また、PCは、例えば、プリンタドライバを用いて、PDL(Page Description Language)データを生成する。そして、MFP10のメインコントローラ部200は、PCからネットワーク102を経由して送られてきたPDLデータを、ラスタライズすることにより、ビットマップデータを生成する。
メインコントローラ部200は、ネットワーク102を介してPCや外部サーバ等の外部装置と接続され、外部装置からジョブの受信等の処理を行う。ネットワーク102は、LAN(Local Area Network)であってもよく、インターネット等のWAN(Wide Area Network)であってもよい。
また、メインコントローラ部200は、FAX回線103を介してFAXと接続され、FAXからFAXジョブの受信等の処理を行う。
MFP10のメインコントローラ部200は、画像入力デバイスであるスキャナ部300、及び、画像出力デバイスであるプリンタ部400と接続されており、画像情報の入出力を制御する。
スキャナ部300は、原稿トレイに積載された原稿を搬送する自動原稿給送部と、CCDセンサ等の光学センサを用いて原稿の画像を読み取る画像読取部を有する。この画像読取部は、原稿の画像を読み取って生成された画像データをメインコントローラ部200に転送する。
また、スキャナ部300は、原稿を読み取る読取ヘッドを移動させるための駆動部、及び原稿を読取位置まで搬送するための駆動部等を含むスキャナ駆動部と、当該スキャナ駆動部の動作を制御するスキャナ制御部と、を有している。このスキャナ制御部は、スキャナ処理を行う際にユーザによって設定された設定情報をメインコントローラ部200との通信により受信し、当該設定情報に基づいてスキャナ駆動部の動作を制御する。
プリンタ部400は、スキャナ部300やPCや外部サーバやFAX等から入力された画像データに基づいて、シートに画像を印刷する。
また、プリンタ部400は、例えば、電子写真方式に従ってシートに画像を形成する。プリンタ部400は、プリンタ駆動部は、感光ドラムを回転させるモータ、定着器を加圧するための機構部、及びヒータ等を含むプリンタ駆動部と、当該プリンタ駆動部の動作を制御するプリンタ制御部と、を有している。このプリンタ制御部は、プリント処理を行う際にユーザによって設定された設定情報をメインコントローラ部200との通信により受信し、当該設定情報に基づいてプリンタ駆動部の動作を制御する。
尚、プリンタ部400は、画像をシートに印刷することができるものであれば、例えばインクジェット方式等で画像をシートに印刷する方法であってもよく、その他の方法(例えば、熱転写方式等)であってもよい。
メインコントローラ部200は、ユーザインタフェース部の一例に該当する操作部500を介して入力されたユーザの指示に応じて、スキャナ部300やプリンタ部400を含むMFP10の統括的な動作制御をする。
また、メインコントローラ部200は、電源部100の動作制御を行ってMFP10の電力モードを制御する。
MFP10は、MFP10に接近する人を検知するための人感センサ部600を備える。人感センサ部600がMFP10の前に近接する人を検知した場合、MFP10は、消費電力の小さい節電モードから、プリント機能、スキャナ機能、コピー機能、FAX機能等の何れかが使用できる電力状態へ復帰する。
人感センサ部600は、赤外アレイセンサであり、人の体温により放射されている赤外線をライン状あるいはマトリクス状に配置された受光部で受け、赤外線受光強度の分布によって人の位置やMFP10との距離を検知する。
人感センサ部600の動作や電源制御は、操作部500によって行われる。赤外アレイセンサと操作部500は、I2C(Inter−Integrated Circuit)バスで接続される。
尚、人感センサ部600は、超音波センサでも良い。超音波センサは、非可聴域の40KHzのパルス波を出力すると共に、物体で反射した当該パルス波の反射波を受信する。そして、この超音波センサは、パルス波を出力してから反射波を受信するまでの時間に基づいて、MFP10と前記物体との間の距離を計測する。
更に、人感センサ部600は、人の有無と距離の変化が検知可能なセンサであれば、放射した赤外線を受光する赤外反射センサであってもよい。また、センサと対象物体との間の静電容量に基づいて、センサと対象物体との間の距離を計測する静電容量センサを用いても良い。
続いて、図2に示すMFP10の操作部500付近の外観図を用いて、操作部500、人感センサ部600、NFC部700、無線通信部800、及びカードリーダ部900について説明する。
MFP10は、外部機器とでNFC(Near Field Communication)通信するためのNFC部700を備えている。
NFC部700は、例えば、NFC部700にかざされた認証カード等に記録された情報を読み取るためのリーダ機能や、NFC部700にかざされたスマートフォン等のモバイル機器へMFP10のIPアドレス情報やデータ等を書き込むライタ機能を有する。尚、NFC部700の動作制御は、操作部500が行う。
MFP10のNFC部700は、MFP10の操作部500に組み込まれているが、ユーザが操作しやすい操作部500に近い場所に配置される。
無線通信部800は、無線ネットワーク104(例えば、IEEE802.11規格の無線LANやIEEE802.15.1規格のBluetooth(登録商標))を介して、MFP10と外部機器との通信を行うモジュールである。無線通信部800は、アンテナ部と通信を制御する制御ICが搭載され、メインコントローラ部200と接続して制御される。
無線通信部800は、ユーザの所有する外部機器と近距離通信できるように、ユーザの立ち位置に近い操作部500の近くに配置される。
操作部500は、LCD(Liquid Crystal Display:液晶表示部)パネルと、タッチパネルと、テンキーやスタートキーなどのユーザのキー操作を検出するキー部と、ブザーとを有する。
LCDパネルは、メインコントローラ部200のCPUから生成されて受け取った画像データを描画する。タッチパネルをユーザが触れて操作されると、タッチパネルコントローラが触れられた箇所の座標データを解析して操作部内のマイコンへ通知し、マイコンがメインコントローラ部200のCPUへ通知する。操作部500のマイコンは、タッチパネルやキー部の入力制御の他に、人感センサ部600やNFC部700の動作制御も行う。
カードリーダ部900は、IDカードを用いた認証ログイン等に使用する電子カードを読み取るための装置である。カードリーダ部900は、読み取ったID情報をメインコントローラ部200へ送信する。尚、カードリーダ部900は、NFC通信に対応できないIDカードを用いる際に使用される。
操作部500の周囲には、ユーザが操作し易いようにカードリーダ部900や無線通信部800と、操作部付近のユーザを検出できるように人感センサ部600が配置される。尚、NFC部700は、操作部500内部に組み込まれる。
続いて、操作部500付近の内部配置の構成について、図3の配置図を用いて説明する。図3の配置図は、内部の基板やケーブル配置を示している。
MFP10本体(即ち、電気機器の筐体)のフレームアース板金11(以降、アース板金11と呼ぶ。)の上には、例えば、人感センサ基板610と、無線通信基板810と、カードリーダ910と、操作部ユニットアース板金15が載る。尚、アース板金11や操作部ユニットアース板金15は、電気的に接地された接地部の一例であり、また、板状の金属部材の一例でもある。
操作部ユニットアース板金15には、操作部マイコン基板510と、キー基板511と、NFC基板710と、LCDユニットと、タッチパネルとが搭載される。
NFC基板710は、アンテナ部722とコントロールチップ721が実装されている。NFC基板710は、NFC束線730を介して、操作部マイコン基板510と接続される。
尚、束線とは、電線が束になった線のことである(以降、電線が束ねられた状態の線のことを、「束線」と呼ぶ)。
NFC束線730は、操作部マイコン基板510とNFC基板710が近くに配置されるため、例えば全長が約100mmであり、操作部500内部で操作部ユニットアース板金15に取り付けられる。NFC束線730には、SPI(Serial Peripheral Interface)バスや制御信号が伝送される。
キー基板511は、プッシュスイッチ522とLED523が実装されている。キー基板511は、キー束線534を介して、操作部マイコン基板510と接続される。
キー束線534は、操作部マイコン基板510とキー基板511が近くに配置されるため、例えば全長が約200mmであり、操作部500内部で操作部ユニットアース板金15に取り付けられる。キー束線534には、プッシュスイッチの状態を示す制御信号が伝送される。
無線通信基板810は、アンテナ部822とコントロールチップ821が実装されている。無線通信基板810は、無線通信束線830を介して、メインコントローラ部200と接続される。
メインコントローラ部200は、MFP10の背面側に設置される。メインコントローラ部200は、操作部500側とは反対側に配置されるため、無線通信束線830の全長は、例えば1000mmを超える。
無線通信束線830はUSB束線であり、束線内部のシールドと基板コネクタシールドが接続され、信号品位の確保とノイズ対策が行われている。
カードリーダ910は、カードリーダユニットである。カードリーダ910は、USB信号でメインコントローラ部200と接続される。
カードリーダ910は、背面側のメインコントローラ部200と接続される。このため、カードリーダ束線930は、例えば全長が1000mmを超えるが、束線内部のシールドと基板コネクタシールドが接続され、信号品位の確保とノイズ対策が行われている。
操作部マイコン基板510は、操作部マイコン521が実装されている。操作部マイコン基板510は、NFC基板710やキー基板511や人感センサ基板610の制御を行う。
また、操作部マイコン基板510では、タッチパネル束線533の先に接続されたタッチパネルからの検出データの処理も行われる。操作部マイコン基板510は、メインコントローラ部200と操作部束線531と操作部電源束線532とも接続される。
操作部電源束線532は、メインコントローラ部200から操作部マイコン基板510への電源供給をおこなう。
操作部束線531は、メインコントローラ部200と操作部マイコン521のシリアル通信信号と、操作部電源束線532を介して接続されたLCDパネルに描画する画像のシリアルデータが伝送される。
操作部電源束線532と操作部束線531は、背面側のメインコントローラ部200と接続するため、例えば全長が1000mmを超えるが、束線内部のシールドと基板コネクタシールドが接続され、信号品位の確保とノイズ対策が行われている。
人感センサ基板610は、赤外アレイセンサ621が実装されている。人感センサ基板610は、人感センサ束線630で操作部マイコン基板510と接続される。
人感センサ基板610は、操作部500へ近づくユーザを検出できるように、操作部500から少し離れた場所から操作部500の方へ向けて配置される。なぜなら、人感センサ部600を配置すると、人感センサ部600の視野角の影響で操作部500の直ぐ側近から近づいてくるユーザを検出できないからである。
また、操作部500を組みたてる際に、操作部マイコン基板510に後から操作部束線531と操作部電源束線532と人感センサ束線630を挿入する必要がある。このため、作業性の確保のために、束線には予め余長が必要になる。それに伴い、人感センサ束線630の全長が、例えば約600mmと長くなる。
人感センサ束線630には、I2Cのシリアル信号と電源が伝送される。I2Cのシリアル信号は、ハイインピーダンスの信号線であるためEMIやEMSの影響を受け易い。
第1の実施形態では、人感センサ基板610や人感センサ束線630の近くに電波を発生する無線通信基板810があるために、EMSの影響を受ける電気機器について想定する。
また、第1の実施形態に係る電気機器では、人感センサ束線630を後から操作部マイコン基板510に挿入するための余長分がアース板金11から離れている。
更に、第1の実施形態に係る電気機器では、人感センサ束線630の余長分以外をアース板金11に取り付けることができる場所が、カードリーダ910の近くに配置されている。即ち、第1の実施形態に係る電気機器では、人感センサ束線630の余長分以外をアース板金11に取り付けることができる場所が、板金の隅の曲げ部分に限られている。
そこで、第1の実施形態では、電気機器に接続される束線のための接地スペースが大きく取れないような電気機器であっても、EMIやEMSの規格に対して安定した性能を出せるようにする。
即ち、第1の実施形態では、電気的に接地された接地部と、第1の取り付け部材と第2の取り付け部材によって当該接地部に取り付けられた電線と、に接するよう導電性部材を配置する。この導電性部材は、当該第1の取り付け部材と当該第2の取り付け部材との間に配置される。このように電線を接地することで、当該電線から放出される電磁波を抑える。 以下、詳細に説明する。
まず、第1の実施形態に係る人感センサ束線630のシールド方法について、図4(A)〜(C)の模式図を用いて説明する。
図4(A)は初期の状態であり、圧接コネクタを用いている。端子配置は、1ピンが電源Vcc、2ピンがSCL(I2Cのクロック)、3ピンがSDA(I2Cのデータ)、4ピンがGNDとなっている。
図4(B)は、電磁波をシールドするシールド部材の一例である導電性布テープ51を、人感センサ束線630に巻きつけたものである。尚、人感センサ束線630の導電性布テープ51に対する巻き方は、図4(B)で示した螺旋状であってもよく、海苔巻の様な巻き方であっても構わない。基板コネクタに束線を差し込む際に、基板の電気部品とショートしないように、例えば30mm程度コネクタ部分から離してテープを巻く。
図4(C)は、人感センサ束線630に導電性布テープ51を巻きつけた後に、更にリユースバンド52を巻いた状態を示す。尚、リユースバンド52は、電気的に接地された接地部に電線を取り付けるための取り付け部材の一例であり、導電性のものではなくて構わない。尚、ここでは、リユースバンド52を用い、使用する束線の径や取り付け穴径や取り付け板金の板厚に応じて適切なものを選択する例について示すが、リユースバンド52は、リユース不可能なプッシュマウントタイプであってもよい。
第1の実施形態では、リユースバンド52は2つ用いることとし、リユースバンドとリユースバンドの間の距離Xは、取り付ける場所や後述する導電体の幅に応じて決定するものとする。
尚、導電性布テープ51は、布テープでなくてもよく、導電性スパイラルチューブや、編組シールドであってもよい。
続いて、第1の実施形態に係る導電性布テープ51が巻き付けられた人感センサ束線630(以降、シールドが施された束線のことを、単に「束線」とも呼ぶ。)の接地方法について、図5(A)、及び図5(B)の模式図を用いて説明する。
第1の実施形態では、束線を取り付けるためのリユースバンド52を取り付けるための2つの穴12の間に導電性ガスケット53を挟むことで、束線の接地を行うものである。尚、導電性ガスケット53は、ゴム等の素材によって構成された柔軟性があり、クッション性を持つ弾性部材である。また、導電性ガスケット53は、導電体であり、導電性部材の一例である。
まず、束線をアース板金11に取り付ける前の状態について、図5(A)の模式図を用いて説明する。
図5(A)の例では、アース板金11に、リユースバンド52を取り付けるための穴12が2か所開いている。そして、導電性部材の一例である2つの導電性ガスケット53が、2か所の取り付けの穴12の間に貼りつけられている。尚、導電性ガスケット53を貼りつける個数は、1個であっても、2個以上であっても構わない。導電性ガスケット53の個数は、束線を接地したい面積に応じて変更すれば良い。
続いて、アース板金11に束線を取り付けた状態について、図5(B)の模式図を用いて説明する。
図5(B)の例では、取り付けの穴12にリユースバンド52を2か所差し込むことで、導電性ガスケット53を挟み込んで束線を取り付けている。このとき、導電性ガスケット53は、2つのリユースバンド52によって取り付けられた束線からの圧力でつぶされて束線とアース板金11に挟み込まれる。このため、束線と導電性ガスケット53とが接触するとともに、導電性ガスケット53とアース板金11とが接触する。このようにつぶれてクッション性のある導電体であれば、導電性ガスケット53以外の導電性の部材を用いる変形例であってもよい。例えば、導電性ガスケット53の代わりに、導電性のウレタンフォームであってもよい。ウレタンフォームは、柔軟性があり、クッション性を持つスポンジ部材である。
続いて、第1の実施形態に係る束線と導電性ガスケット53の位置について、図6(A)〜(D)の模式図を用いて説明する。尚、図6(A)〜(D)のそれぞれにおいて、A−A断面は上から見た断面であり、B−B断面は横から見た断面である。
図6(A)、及び図6(C)は、アース板金11に取り付ける導電性ガスケット53の個数として、導電性ガスケット53を1個使用した例である。
図6(A)は、束線に対して、導電性ガスケット53を垂直方向に貼りつけた例である。
一方、図6(C)は、束線に対して、導電性ガスケット53を並行方向に貼りつけた例である。
図6(A)の垂直方向の場合と比べて、図6(C)の並行方向の場合の方が、束線と導電性ガスケット53とが接触している面積が大きい。しかしながら、図6(C)の場合は、A−A断面で束線が導電性ガスケット53の幅に余裕がないため、束線が導電性ガスケット53から外れてしまう可能性がある。
このため、束線と導電性ガスケット53とが確実に接触できるのは、図6(A)の垂直方向の場合となる。
一方、図6(B)、及び図6(D)は、アース板金11に取り付ける導電性ガスケット53の個数として、導電性ガスケット53を2個使用した例である。
図6(B)は、束線に対して、導電性ガスケット53を垂直方向に貼りつけた例である。
一方、図6(D)は、束線に対して、導電性ガスケット53を並行方向に貼りつけた例である。
図6(B)の垂直方向の場合と比べて、図6(D)の並行方向の場合の方が、束線と導電性ガスケット53とが接触している面積が大きい。しかしながら、図6(D)の場合は、導電性ガスケット53を、束線とアース板金11の間に挟み込む箇所の余裕が無いため、仮に粘着テープが経年劣化すると導電性ガスケット53が外れてしまう可能性がある。また、図6(D)の場合は、束線に対して導電性ガスケット53を押しつける力が作用しない為、束線と導電性ガスケット53との接触性が安定しない。
このため、束線と導電性ガスケット53とが確実に接触できるのは、図6(B)の垂直方向の場合となる。
尚、導電性ガスケット53を1個利用した図6(A)に比べて、導電性ガスケット53を2個利用した図6(B)の方が、束線と導電性ガスケット53とが接触する面積が増える。このため、図6(A)の例も図6(B)の例も同じく、束線に対して導電性ガスケット53を垂直方向に置いたものではあるが、図6(B)の場合の方が、ノイズ対策としては効果が高い。尚、アース板金11に取り付けられる導電性ガスケット53は複数備えられていてもよく、導電性ガスケット53を何個使用するかは、接地場所のスペースやコストやノイズ効果に応じて選択すればよい。
続いて、第1の実施形態に係る束線の接地に必要な部材の位置関係について、図7(A)、及び図7(B)の模式図を用いて説明する。尚、図7(A)は側面図であり、図7(B)は上視図である。
図7(A)に示すように、導電性ガスケット53の厚みhは、リユースバンド52の部材の厚さy以上のサイズを選定し、導電性ガスケット53が半分程度(0.4〜0.6)つぶれるような厚みhを選定する。このとき、リユースバンド52の部材の厚さyと、導電性ガスケット53の厚みとの関係は、以下の式(1)で示される。
h≧y/α (α=0.4〜0.6) (1)
第1の実施形態では、好適な例として、y=6mmを選定した場合、h=10mmと選定した。
尚、導電性ガスケット53の幅wが厚みhに対して小さい場合、導電性ガスケット53をつぶした際に導電性ガスケット53が倒れて、アース板金11から導電性ガスケット53が剥がれてしまう可能性がある。このため、導電性ガスケット53の幅wは、厚みhよりも大きいサイズを選定する。このとき、導電性ガスケット53の幅wと厚みhとの関係は、以下の式(2)で示される。
w≧h (2)
第1の実施形態では、好適な例として、入手しやすい汎用的なサイズであるw=10mmを選定した。
また、導電性ガスケット53の長さLは、束線の直径Dに対して十分大きいことと、幅wの倍以上となるように選定する。このとき、導電性ガスケット53の幅wと、導電性ガスケット53の長さLとの関係は、以下の式(3)で示される。
L≧2・w (3)
第1の実施形態では、好適な例として、L=30mmを選定した。
また、アース板金11にリユースバンド52の取り付けるための穴12から導電性ガスケット53までの距離bは、リユースバンド52の着脱操作ができるように10mm以上確保することが望ましい。一方、穴12から導電性ガスケット53までの距離が離れると、導電性ガスケット53をつぶして押さえつける力が弱くなるため、20mmを限度とすることが望ましい。このとき、穴12から導電性ガスケット53までの距離bは、以下の式(4)で示される。
20mm≧b≧10mm (4)
第1の実施形態では、好適な例として、b=13mmを選定した。
また、導電性ガスケット53と導電性ガスケット53との間の距離cは、導電性ガスケット53のつぶし量αを考慮して決定する。簡易的につぶれた部分が半円の円弧となり、つぶれた部分のはみ出し量がその半円の半径であり、隣の導電性ガスケット53のつぶれたはみ出し量と合わせると円の直径となると仮定した。このとき、導電性ガスケット53と導電性ガスケット53との間の距離cと、導電性ガスケット53の厚みhと、導電性ガスケット53のつぶし量αとの関係は、以下の式(5)で示される。
c≧α・h (5)
第1の実施形態では、好適な例として、c=6mmを選定した。
尚、2つのリユースバンド52を取り付けるための穴12の間隔a(所定の間隔)は、上述した算出結果の和にする。即ち、
ガスケット1個使用する場合は、以下の式(6)で示される。
a=2b+w (6)
ガスケット2個使用する場合は、以下の式(7)で示される。
a=2b+2w+c (7)
ガスケットn個使用する場合は、以下の式(8)で示される。
a=2b+n・w+(n−1)・c (8)
2つのリユースバンド52の間隔xは、2つのリユースバンド52を取り付けるための穴12の間隔aとする。即ち、2つのリユースバンド52の間隔xと、2つのリユースバンド52を取り付けるための穴12の間隔aとの関係は、以下の式(9)で示される。
x=a (9)
以上説明したように、本発明を適用した第1の実施形態では、電気的に接地された接地部と、第1の取り付け部材と第2の取り付け部材によって当該接地部に取り付けられた電線と、に接するよう導電性部材を配置した。この導電性部材は、当該第1の取り付け部材と当該第2の取り付け部材との間に配置された。このように電線を接地することで、当該電線から放出される電磁波を抑えることができる。
とりわけ、導電性部材の一例として、導電体であり、クッション性を持つ弾性部材でもある導電性ガスケット53を使用することで、接地スペース等の制約や電線の形状の制約等に係らず、電線から放出される電磁波を抑えることができる。
尚、上述した第1の実施形態では、束線で伝送する信号が、人感センサ束線630のI2Cバスのようなハイインピーダンスの信号である例について説明した。一方、本発明を適用した第1の実施形態は、アースグランドとの距離によってインピーダンス値を固定するようなインピーダンスコントロール信号束線のシールド接地に対しても有効である。また、本発明を適用した第1の実施形態は、低振幅でEMSの影響を受けやすい信号束線のシールド接地に対しても有効である。また、本発明を適用した第1の実施形態は、信号振幅が大きくて、スイッチングが早く、EMIを放射しやすい信号束線のシールド接地に対しても有効である。
[第2の実施形態]
前述した第1の実施形態では、人感センサ束線630を接地する方法について説明したが、人感センサ束線630以外の束線についても本発明を同様に適用することができる。
そこで、第2の実施形態に係る束線の接地方法について、図8(A)、及び図8(B)の模式図を用いて説明する。
図8(A)は、MFP10のスキャナ部300とプリンタ部400を示す断面図である。
溝部803は、束線を通すためのくぼみを持つ溝である。
束線801は、溝部803に設置される束線である。MFP10のスキャナ部300は、プリンタ部400の上に搭載されるが、メインコントローラ部200からプリンタ部400の上面へ配線される束線801は、スキャナ部300によって押しつぶされないように溝部803に設置される。
メインコントローラ部200で発生するEMIが、束線801から放射される場合があり、ノイズ対策としてシールドと接地が必要になる。
束線802は、スキャナ部300で読み取った画像データをメインコントローラ部200へ伝送する束線である。
束線802は、差動シリアル線(differential serial data line)であり、インピーダンスコントロールをするためのシールドがある。即ち、束線802は、シールドがあるため曲がりにくい。
図8(B)の模式図に示すようにアース板金11の角に沿って束線802を配線する場合、束線802が曲がりにくいために、束線802が膨らんでしまう。このため、アース板金11の角に沿って束線802を配線した場合、アース板金11から束線802が離れてしまう。
シールドが施された束線であっても、アース板金11から束線が離れるとEMIやEMSの影響を受けるため、束線をアース板金11に近づけて接地することが求められる。
そこで、束線801や束線802に対しても、接地部と束線のシールド部材との間に挟まれた空間に束線を支持する導電性部材(例えば、導電性ガスケット53)を配置し、束線を接地部に取り付けるための取り付け部材で束線を接地部に取り付ければよい。
溝部803に束線801を取り付ける場合や、アース板金11の隅の折り曲げ部分に束線802を取り付ける場合等、束線の周囲に取り付け部材を追加しづらい場所に、第2の実施形態のように電線を接地すれば、電線から放出される電磁波を抑えることができる。
とりわけ、導電性部材の一例として、導電体であり、クッション性を持つ弾性部材でもある導電性ガスケット53を使用することで、接地スペース等の制約や電線の形状の制約等に係らず、電線から放出される電磁波を抑えることができる。
(その他の実施形態)
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
本発明を適用した実施形態を、スキャナ部300とプリンタ部400を持つMFP10を用いて説明したが、これに限らない。プリンタ部400を持たないスキャナ等の画像処理装置や、スキャナ部300を持たないプリンタ等の画像形成装置や、スキャナ部300もプリンタ部400も持たないPC等の電気機器においても、本発明を適用した実施形態を同様に説明できる。
11 アース板金
52 リユースバンド
53 導電性ガスケット
630 束線

Claims (16)

  1. 電気的に接地された接地部と、
    電線と、
    前記接地部と接し、且つ、前記電線と接する導電性部材と、
    前記接地部の第1の位置に前記電線の一部を取り付ける第1取り付け部材と、前記接地部の第2の位置に前記電線の一部を取り付ける第2取り付け部材と、を有し、
    前記導電性部材は、前記第1の位置および前記第2の位置に配されず、且つ、前記接地部に取り付けられた前記第1取り付け部材と前記接地部に取り付けられた前記第2取り付け部材との間であり、取り付け部材が取り付けられない第3の位置に配置され、
    前記第3の位置において前記電線は、前記接地部に対して前記導電性部材を押し付けることを特徴とする電気機器。
  2. 前記導電性部材は、前記接地部と前記電線との間に配置されることを特徴とする請求項1に記載の電気機器。
  3. 電気的に接地された接地部と、
    電線と、
    前記接地部と接し、且つ、前記電線と接する導電性部材と、
    前記接地部の第1の位置に前記電線の一部を取り付ける第1取り付け部材と、前記接地部の第2の位置に前記電線の一部を取り付ける第2取り付け部材と、を有し、
    前記導電性部材は、前記第1の位置および前記第2の位置に配されず、且つ、前記接地部に取り付けられた前記第1取り付け部材と前記接地部に取り付けられた前記第2取り付け部材との間であり、取り付け部材が取り付けられない第3の位置に配置され、
    前記第3の位置における前記接地部から前記電線の一部までの長さは、前記第1の位置および前記第2の位置における前記接地部から前記電線の一部までの長さ以上であることを特徴とする電気機器。
  4. 前記導電性部材は、前記接地部と前記電線との間に配され、
    前記第3の位置における前記接地部から前記電線の一部までの長さは、前記接地部に対する垂直方向の前記導電性部材の長さに基づく長さであることを特徴とする請求項3に記載の電気機器。
  5. 前記導電性部材の前記接地部に対する水平方向の長さは、前記導電性部材の前記接地部に対する垂直方向の長さよりも長いことを特徴とする請求項3または4に記載の電気機器。
  6. 複数の導電性部材を有し、
    前記複数の導電性部材は、前記第1取り付け部材と前記第2取り付け部材の間に、所定の間隔で配置されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電気機器。
  7. 前記所定の間隔は、前記接地部に対する垂直方向の前記導電性部材の長さ、及び前記導電性部材のつぶし量に基づいて決定されることを特徴とする請求項に記載の電気機器。
  8. 前記所定の間隔は、6mmであることを特徴とする請求項に記載の電気機器。
  9. 前記導電性部材は、導電性の弾性部材であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の電気機器。
  10. 前記導電性部材は、導電性のガスケットであることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の電気機器。
  11. 前記導電性部材は、導電性のウレタンフォームであることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の電気機器。
  12. 前記接地部は、前記電気機器の筐体であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の電気機器。
  13. 前記第1取り付け部材、及び前記第2取り付け部材は、前記接地部に前記電線を取り付けるためのバンドであることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の電気機器。
  14. 前記バンドは、リユースバンドであることを特徴とする請求項13に記載の電気機器。
  15. 導電性部材の配置方法であって、
    電気的に接地された接地部と、電線と、前記接地部と接し、且つ、前記電線と接する導電性部材と、前記接地部の第1の位置に前記電線の一部を取り付ける第1取り付け部材と、前記接地部の第2の位置に前記電線の一部を取り付ける第2取り付け部材と、を配置し、
    前記第1の位置および前記第2の位置に配置せず、且つ、前記接地部に取り付けられた前記第1取り付け部材と前記接地部に取り付けられた前記第2取り付け部材との間であり、取り付け部材が取り付けられない第3の位置において、前記接地部に対して前記電線によって押し付けられるように前記導電性部材を配置することを特徴とする導電性部材の配置方法。
  16. 前記導電性部材は、前記接地部と前記電線との間に配置されることを特徴とする請求項15に記載の導電性部材の配置方法。
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