JP6606282B2 - 鞍乗り型車両のスタンド支持構造 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗り型車両のスタンド支持構造に関する。
従来、車両を起立状態で保持するスタンド(メインスタンド)を備えた鞍乗り型車両が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、左右のフレーム(ピボットプレート)の間にスタンドの被支持部を配置し、左右のフレームに挿通される支軸で被支持部を回動可能に支持している。
特開2013−226923号公報
ところで、特許文献1では、スタンドを左右のフレーム間に配置した後に支軸を取り付ける構造となっているため、支軸はフレームの剛性の向上にはそれほど寄与していなかった。このため、特許文献1では、フレーム自体を堅牢に形成してフレームの剛性を確保する必要があり、重量が大きくなる傾向にあった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、軽量化を図りつつ、高い剛性を確保することができる鞍乗り型車両のスタンド支持構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、左右の側壁(76,77)を有するメインフレーム(22)と、当該メインフレーム(22)に設けられるピボット部材(85)に揺動可能に支持されるスイングアーム(14)と、スタンド支持部材(90)に支持されるスタンド(71)とを備える鞍乗り型車両のスタンド支持構造において、前記ピボット部材(85)は、前記メインフレーム(22)の左右の前記側壁(76,77)を貫通するようにして前記側壁(76,77)に接合され、前記スタンド支持部材(90)は、前記ピボット部材(85)の下方で前記メインフレーム(22)の左右の前記側壁(76,77)を貫通するようにして前記側壁(76,77)に接合されていることを特徴とする。
また、本発明の鞍乗り型車両のスタンド支持構造において、前記メインフレーム(22)は、左右の前記側壁(76,77)の後端部の少なくとも一部を繋ぐ後壁(79)を有する構成としても良い。
また、本発明の鞍乗り型車両のスタンド支持構造において、前記メインフレーム(22)は、左右の前記側壁(76,77)の前端部の少なくとも一部を繋ぐ前壁(78)を有し、当該前壁(78)、前記後壁(79)、及び、左右の前記側壁(76,77)によって中空部(80)が形成される構成としても良い。
さらに、本発明の鞍乗り型車両のスタンド支持構造において、前記ピボット部材(85)の上方に、左右の前記側壁(76,77)を繋ぐクロス部材(82)が設けられる構成としても良い。
また、本発明の鞍乗り型車両のスタンド支持構造において、前記メインフレーム(22)の前方に延びるパワーユニット支持部材(50)が設けられ、前記パワーユニット支持部材(50)は、左右の前記側壁(76,77)の少なくとも一部に重なるように設けられ、且つ、上下方向で前記クロス部材(82)から前記スタンド支持部材(90)に亘って設けられている構成としても良い。
また、本発明の鞍乗り型車両のスタンド支持構造において、前記パワーユニット支持部材(50)は、前記後壁(79)の少なくとも一部に重なるように設けられている構成としても良い。
また、本発明の鞍乗り型車両のスタンド支持構造において、前記ピボット部材(85)に、シートフレーム(24)を補助するサブシートフレーム(26)が取り付けられる構成としても良い。
また、本発明の鞍乗り型車両のスタンド支持構造において、側面視では、前記クロス部材(82)の中心(82c)と前記ピボット部材(85)の中心(85c)と前記スタンド支持部材(90)の中心(90c)は、同一の直線(L)上に配置される構成としても良い。
本発明の鞍乗り型車両のスタンド支持構造によれば、メインフレームの左右の側壁を貫通するようにして左右の側壁に接合されるピボット部材及びスタンド支持部材によって実質的には左右側壁を2つのクロス部材で繋ぐことによってフレームを強固にすることができ、メインフレームの剛性を効果的に向上できる。このため、左右の側壁を薄肉化してメインフレームを軽量化できるとともに、メインフレームの剛性を向上できる。
さらに、メインフレームは、左右の側壁を繋ぐ後壁を有すれば、後壁によってメインフレームの剛性を効果的に向上でき、メインフレームを軽量化できる。
さらに、メインフレームは、左右の側壁を繋ぐ前壁を有し、前壁、後壁、及び、左右の側壁によって中空部が形成されると、メインフレームを軽量且つ高剛性にできる。
さらに、ピボット部材の上方に、左右の側壁を繋ぐクロス部材が設けられると、クロス部材によってメインフレームの剛性を効果的に向上できる。
また、メインフレームの前方に延びるパワーユニット支持部材は、左右の側壁の少なくとも一部に重なるように設けられ、且つ、上下方向でクロス部材からスタンド支持部材に亘って設けられている。これにより、パワーユニット支持部材を利用してメインフレームの剛性を効果的に向上できる。
また、パワーユニット支持部材は、後壁の少なくとも一部に重なるため、パワーユニット支持部材を利用してメインフレームの剛性を効果的に向上できるとともに、パワーユニット支持部材を強固にメインフレームに取り付けできる。
また、ピボット部材に、シートフレームを補助するサブシートフレームが取り付けられるため、ピボット部材を介しサブシートフレームによってメインフレームの剛性を向上できる。
さらに、一直線上に3つのクロス部材を配置することで、スタンドから受ける力を強固に受けることができる。
図1は、本発明に係る自動二輪車の要部の左側面図である。 図2は、車体フレームの後部の左側面図である。 図3は、メインフレーム下部の周辺部の構造の左側面図である。 図4は、図3のIV−IV断面図である。 図5は、メインフレーム下部の周辺部を後方から見た図である。 図6は、メインフレーム下部の周辺部を下方から見た図である。 図7は、メインスタンドの取り付け部を前下方側から見た斜視図である。 図8は、変形例における車体フレームの後部の左側面図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示している。
図1は、本発明に係る鞍乗り型車両10の要部の左側面図である。なお、以下、左側面図では、左右一対で設けられるものは、左側のものだけが図示されている。
鞍乗り型車両10は、車体フレーム11にパワーユニットとしてのエンジン34が支持され、前輪15を操舵可能に支持するフロントフォーク12が車両前部に設けられ、後輪16を支持するスイングアーム14が車体フレーム11の後部側に設けられ、乗員が跨るようにして着座するシート17が設けられた自動二輪車である。
図2は、車体フレーム11の後部の左側面図である。
図1及び図2を参照し、車体フレーム11は、ヘッドパイプ21、メインフレーム22、左右一対のシートフレーム24,24、左右一対のサブシートフレーム26,26、及び、ダウンフレーム27を備える。
ヘッドパイプ21は、車体フレーム11の前端部に位置し、フロントフォーク12を操舵可能に支持する。
メインフレーム22は、ヘッドパイプ21から車幅方向の中心に沿って一本で後下方に延びるパイプ材である。メインフレーム22は、ヘッドパイプ21の上部から後下がりに延びるメインフレーム上部28と、メインフレーム上部28の後端部で下方に屈曲して後下方に延びるメインフレーム下部29とを備える。メインフレーム下部29は、メインフレーム上部28よりも鉛直に近い傾斜で後下がりに延びる。
シートフレーム24,24は、メインフレーム上部28の後部から車幅方向に広がりながら後方に延びる。
サブシートフレーム26,26は、メインフレーム下部29側から後上方に延び、シートフレーム24,24に連結されている。
ダウンフレーム27は、ヘッドパイプ21の下部から後下方に延出され、メインフレーム上部28の下方を通って後方に延びる。
スイングアーム14は、メインフレーム下部29を車幅方向に貫通するピボット軸31に前端部を軸支され、ピボット軸31を中心に上下に揺動する。後輪16は、スイングアーム14の後端部に軸支される。メインフレーム下部29は、ピボット軸31を支持するため、ピボットフレームとも呼ばれる。
スイングアーム14の後部とシートフレーム24,24との間には、リアサスペンション(不図示)が掛け渡される。
エンジン34は、クランクケース36と、クランクケース36の前部から上方に立ち上がるシリンダ部37とを備える。
クランクケース36の前部には、車幅方向に延びるクランク軸41が回転可能に支持されている。クランクケース36の後部には変速機42が設けられている。変速機42は、その出力軸42aにドライブスプロケット43が取付けられている。ドライブスプロケット43と、後輪16に一体的に設けられたドリブンスプロケット44とには、チェーン46が掛け渡され、変速機42の出力がチェーン46を介して後輪16に伝えられる。変速機42の出力軸42a及びドライブスプロケット43は、クランクケース36に取付けられたカバー47で側方から覆われている。スイングアーム14及びチェーン46は、チェーンカバー48で覆われている。
エンジン34は、メインフレーム上部28の下方、且つ、前後方向でダウンフレーム27とメインフレーム下部29との間に配置される。
エンジン34は、ダウンフレーム27の下端部に設けられた前側パワーユニット支持部27aに、クランクケース36の前端部を支持される。また、エンジン34は、メインフレーム下部29に設けられた後側パワーユニット支持部材50(パワーユニット支持部材)に、クランクケース36の後端部を支持される。
シリンダ部37は、クランクケース36に順に重ねられて取付けられたシリンダブロック51、シリンダヘッド52及びヘッドカバー53を備える。
シリンダヘッド52は、後部に吸気装置55が接続され、前部に排気装置56が接続されている。
吸気装置55は、シリンダヘッド52の後面に取付けられた吸気管61と、吸気管61の後端部に接続されたスロットルボディ62とを備える。スロットルボディ62の後端部には、コネクティングチューブ(不図示)を介してエアクリーナ(不図示)が接続される。スロットルボディ62の後部、コネクティングチューブ及びエアクリーナは、車体フレーム11に取付けられたサイドカバー64で側方から覆われている。
排気装置56は、シリンダヘッド52の前面に取付けられてクランクケース36の下方を後方に延びる排気管66と、排気管66の後端部に接続されたマフラ67とを備える。
燃料タンク32は、シート17の前方に配置され、メインフレーム上部28,28に支持される。シート17は、シートフレーム24,24に支持される。
メインフレーム下部29の下端部には、メインスタンド71(スタンド)が回動可能に取付けられている。図1中のメインスタンド71は、跳ね上げられて収納された状態にある。
クランクケース36の下面には、運転者が足を載せるステップ72が取付けられている。ステップ72の車幅方向の一側部(左部)には、サイドスタンド73が回動軸73aを中心に回動可能に取付けられている。図1中のサイドスタンド73は、収納状態から下方に回動されて起立した状態にあり、車体を起立状態に保持している。
ステップ72の上方でクランクケース36の側方には、変速機42を操作するためのギヤチェンジペダル75が配置されている。
図3は、メインフレーム下部29の周辺部の構造の左側面図である。図4は、図3のIV−IV断面図である。図5は、メインフレーム下部29の周辺部を後方から見た図である。図3ではチェーンカバー48及びチェーン46は不図示である。
図2〜図5を参照し、メインフレーム22は、断面が矩形の角パイプである。メインフレーム下部29は、側面視で鉛直よりもやや前傾した姿勢で真っ直ぐに延びている。後側パワーユニット支持部材50は、メインフレーム下部29を覆うようにメインフレーム下部29の外面に取り付けられている。
メインフレーム下部29は、メインフレーム下部29の左右の側面を構成する一対の側壁76,77と、左右の側壁76,77の前縁(前端部)を車幅方向に繋ぐ前壁78と、左右の側壁76,77の後縁(後端部)を車幅方向に繋ぐ後壁79とを備える。メインフレーム下部29の内側には、側壁76,77、前壁78及び後壁79によって区画された中空部80が形成されている。メインフレーム下部29の下端には、中空部80を下方に開放させる開口81が形成されている。本実施例においては、側壁76,77、前壁78及び後壁79は引き抜き材の角パイプを用いて一体的に形成されているが、それぞれ別々に形成した後に接合して形成してもよい。
メインフレーム下部29には、上下の中間部に、左右の側壁76,77を貫通するクロス部材82が設けられている。側壁76,77は、クロス部材82が挿通される円形の孔76a,77aを有する。側壁76,77は、クロス部材82によって車幅方向に連結されている。
クロス部材82は、メインフレーム下部29の車幅方向の幅よりも全長が長く形成された断面円形のパイプ材であり、両端部は側壁76,77よりも車幅方向外側に突出する。
クロス部材82は、側壁76,77の孔76a,77aに挿通され、孔76a,77aの周縁部に沿う溶接ビード83によって側壁76,77に着脱不能に接合されている。溶接ビード83は、側壁76,77の外面とクロス部材82の外周部とを結合する。本実施形態では、左右側壁76,77の外側にクロス部材82が突出しているが、クロス部材82を左右側壁76,77と同一面にして溶接接合してもよい。
メインフレーム下部29には、クロス部材82の下方の位置に、左右の側壁76,77を貫通するピボット部材85が設けられている。側壁76,77は、ピボット部材85が挿通される円形の孔76b,77bを有する。側壁76,77は、ピボット部材85によって車幅方向に連結されている。
ピボット部材85は、メインフレーム下部29の幅よりも全長が長く形成された断面円形のパイプ材であり、側壁76,77よりも車幅方向外側に突出する側方突出部85a,85aを両端部に備える。側方突出部85a,85aは、クロス部材82よりも車幅方向の外側に突出している。
ピボット部材85は、側壁76,77の孔76b,77bに挿通され、孔76b,77bの周縁部に沿う溶接ビード86によって側壁76,77に着脱不能に接合されている。溶接ビード86は、側壁76,77の外面とピボット部材85の外周部とを結合する。
ピボット部材85は、側方突出部85a,85aの端部に、その軸方向の内側の部分よりも内径が小径に形成された軸支持部85b,85b(図4)を備える。側方突出部85a,85aには、後方からサブシートフレーム26,26が接合される。
図3及び図4に示すように、スイングアーム14は、左側(一側)の側壁76の外側方から後方へ延びる一側アーム部14aと、右側(他側)の側壁77の外側方から後方へ延びる他側アーム部14bと、メインフレーム下部29の後方で一側アーム部14aと他側アーム部14bとを繋ぐ連結部14cと、ピボット軸31を介してピボット部材85に支持されるピボット連結部(環ブッシュ)14d,14dとを備える。ピボット連結部14d,14dは、一側アーム部14a及び他側アーム部14bの前端に設けられている。
車幅方向に延びる筒状に形成されたピボット連結部14d,14dは、内周部に嵌合される円筒状のインナーカラー87,87を備える。
スイングアーム14は、ピボット連結部14d,14dがピボット部材85の左右の外側方にそれぞれ位置するように配置される。ピボット連結部14d,14dのインナーカラー87,87の内側はピボット部材85に当接し、外側はピボット軸31に螺合するナット31aによって締め上げて支持される。
メインフレーム下部29の下端部には、ピボット部材85の下方の位置に、左右の側壁76,77を貫通するスタンド支持部材90が設けられている。側壁76,77は、少なくともクロス部材82からスタンド支持部材90までの範囲では、互いに平行であり、幅方向に略同一幅で上下に延びている。
側壁76,77は、スタンド支持部材90が挿通される円形の孔76c,77cを有する。側壁76,77は、スタンド支持部材90によって車幅方向に連結されている。
スタンド支持部材90は、メインフレーム下部29の幅よりも全長が長く形成された断面円形のパイプ材であり、側壁76,77間に跨って設けられる内側延在部90aと、側壁76,77よりも車幅方向外側に突出する突出部90b,90bとを一体に備える。突出部90b,90bの突出量は、ピボット部材85の側方突出部85a,85aの突出量よりも小さい。
内側延在部90a及び突出部90b,90bの外径は同一である。突出部90b,90bの内周部は、内側延在部90aの内周部よりも小径な連結軸支持部92,92となっている。すなわち、突出部90b,90bの肉厚は、内側延在部90aの肉厚よりも大きい。
スタンド支持部材90は、側壁76,77の孔76c,77cに嵌合され、孔76c,77cの周縁部に沿う溶接ビード91によって側壁76,77に着脱不能に接合されている。溶接ビード91は、側壁76,77の外面とスタンド支持部材90の外周部とを結合する。
図3に示すように、側面視では、クロス部材82の中心82c、ピボット部材85の中心85c及びスタンド支持部材90の中心90cは、直線L上(一直線上)に配置される。ピボット部材85の中心85cは、ピボット軸31の中心31cに一致する。
側面視でメインフレーム下部29の長手方向に延びる中心線(前後方向中心線)と直線Lとは一致して配置されている。一直線上に3つのクロス部材であるクロス部材82、ピボット部材85及びスタンド支持部材90を配置することで、メインスタンド71から受ける力を強固に受けることができる。
図2及び図5を参照し、サブシートフレーム26,26の前端部26a,26aは、メインフレーム下部29の後壁79を貫通してピボット部材85の後部に結合されている。
詳細には、サブシートフレーム26,26の前端部26a,26aは、車幅方向の外側半部が側方突出部85a,85aの後部に結合され、車幅方向の内側半部がメインフレーム下部29の後部に結合される。メインフレーム下部29は、前端部26a,26aの内側半部に沿って後壁79及び側壁76,77を切り欠いた切欠部29a,29aを後部の左右側部に備える。
前端部26a,26aの内側半部は、切欠部29a,29aに沿って形成される溶接ビード93によってメインフレーム下部29に接合される。前端部26a,26aの外側半部は、外側半部の前端に沿う溶接ビード94によって側方突出部85a,85aに接合される。
図6は、メインフレーム下部29の周辺部を下方から見た図である。
図2〜図6を参照し、後側パワーユニット支持部材50は、メインフレーム下部29の左側の側壁76に固定される支持部材95と、右側の側壁77に固定される支持部材96とを備える。支持部材95及び支持部材96は、メインフレーム下部29を中心に略左右対称に設けられる。
左側の支持部材95は、側壁76の外側面に固定される側板部97と、後壁79に固定される後板部98と、側板部97からメインフレーム下部29の前方へ延びるエンジンハンガー部99とを一体に備える。
図2に示すように、側板部97は、クロス部材82の上部の上方近傍からスタンド支持部材90の上部の近傍までに亘って設けられている。
側板部97の上端部の後縁には、図2の側面視でクロス部材82の前半部に沿う円弧状の嵌合部97aが形成されている。嵌合部97aは、溶接ビード83の外周部を介してクロス部材82に嵌合する。
側板部97の下縁には、図2の側面視でスタンド支持部材90の上部に沿う円弧状の当接部97bが形成されている。当接部97bは、溶接ビード91の外周部を介してスタンド支持部材90の上部に当接する。
側板部97は、クロス部材82とピボット部材85との間に設けられる上部側板100と、クロス部材82とスタンド支持部材90との間に設けられる下部側板101と、クロス部材82の前方で上部側板100と下部側板101とを繋ぐ中間側板102とを備える。
中間側板102の後縁には、図2の側面視でピボット部材85の前部に沿う当接部102a(図2)が形成されている。当接部102aは、溶接ビード86の外周部を介してピボット部材85の前部に当接する。
側板部97は、上部側板100及び下部側板101に形成されたスリット内に形成される溶接ビード103によって側壁76に接合されている。溶接ビード103は、直線Lに沿って直線L上に形成されている。
下部側板101においてスタンド支持部材90の上方には、ばね連結部112が設けられている。ばね連結部112は、スタンド支持部材90から外側方に延びるピンである。
支持部材95の後板部98は、上部側板100の後縁から車幅方向内側に延びる上部後板104と、下部側板101の後縁から車幅方向内側に延びる下部後板105とを備える。
上部後板104及び下部後板105は、後壁79における車幅方向の中央部までは延びておらず、後壁79における車幅方向の外側部を覆っている。上部後板104及び下部後板105は、その周縁部に沿う溶接ビード106によって後壁79に接合されている。
溶接ビード103及び溶接ビード106で支持部材95をメインフレーム下部29に溶接する際には、嵌合部97a、当接部97b及び当接部102aの少なくとも1つで支持部材95を容易に位置決めできるため、溶接作業が容易である。
支持部材95のエンジンハンガー部99は、側板部97の前縁部から車幅方向の外側且つ前方に延びる側方延出部107と、側方延出部107から前方へ延びる支持板部108とを備える。
側方延出部107が形成されることで、支持板部108はメインフレーム下部29よりも車幅方向外側に位置しているとともに、剛性が高くなっている。
支持板部108の上部及び下部には、固定孔108aがそれぞれ形成されている。エンジンハンガー部99は、固定孔108aに挿通されるエンジン固定ボルト109(図3)によってクランクケース36の後端部に結合される。
エンジンハンガー部99の上縁部及び側板部97の上縁部には、その板部が車幅方向外側に折り曲げられたリブ110が形成されている。リブ110によりエンジンハンガー部99の剛性が高くなる。
エンジンハンガー部99の下縁部には、車幅方向外側に延びるリブ状のスタンド受け部111が形成されている。スタンド受け部111は、エンジンハンガー部99を構成する板材を外側に折り曲げて形成されている。エンジンハンガー部99の剛性は、スタンド受け部111によって増加している。
スタンド受け部111は、図2の側面視では、スタンド支持部材90の前部に連続して前上がりに前方へ延びている。
図6に示すように、エンジンハンガー部99は、側方延出部107との内側面とメインフレーム下部29との間に形成される溶接ビード113によってメインフレーム下部29に接合されている。
また、図6に示すように、スタンド支持部材90の内側延在部90aが開口81の一部を塞ぐように開口81の近傍に位置するため、メインフレーム下部29の下方から中空部80の奥に泥等が入り込むことを防止できる。
支持部材95と左右対称に設けられる右側の支持部材96は、側板部97が右側の側壁77に固定される点以外は支持部材95と同様に設けられているため、ここでは、支持部材95と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。なお、ばね連結部112は支持部材96に設けられていない。
図7は、メインスタンド71の取り付け部を前下方側から見た斜視図である。なお、図7ではサイドスタンド73は不図示である。
メインスタンド71は、後方に跳ね上げられた収納状態(図1)、及び、起立して鞍乗り型車両10を略鉛直に立てた状態に支持する起立状態(図3、図7)で使用される。メインスタンド71で鞍乗り型車両10を駐車すると、後輪16は地面から浮き、前輪15は地面に接地する。
図3、図4及び図7を参照し、メインスタンド71は、左右一対の脚部121,122と、左右の脚部121,122を車幅方向に連結する左右連結部123と、車幅方向の一側(左側)の脚部121に設けられた足掛け部130(図1)とを備える。
また、メインスタンド71は、起立状態の脚部121,122の上部から上方に延出される左右一対の上方延出部124,124と、上方延出部124,124の上端に設けられる左右一対の連結部125,125と、メインフレーム下部29のスタンド支持部材90に連結される連結軸126と、メインスタンド71を起立状態及び収納状態に付勢するばね127とを備える。
脚部121,122は、上部121a,122aが互いに略平行に設けられており、上部121a,122aから下方に行くに連れて互いの車幅方向の間隔が広がっている。メインスタンド71を起立させて鞍乗り型車両10を駐車した状態では、脚部121,122の下端が地面に接地する。
脚部121,122の上端部には、メインスタンド71を起立させた状態でメインフレーム下部29に当接する当て板128,128が一対設けられている。
また、左側の上部121aには、外側方に突出するスタンド側ばね連結部129が設けられている。
左右連結部123は、上部121a,122aを繋ぐ連結板123aと、連結板123aの下方に連続し、上部121a,122aを繋ぐ連結パイプ123bとを備える。
足掛け部130は、左側の脚部121の下端部から車幅方向外側に突出する。乗員は、足掛け部130に足を掛けてメインスタンド71を操作する。
上方延出部124,124は、上部121a,122aの後面に結合された板材である。
起立状態において、上方延出部124,124の上端部は、当て板128,128の後上方に位置し、この上端部には、連結部125,125が設けられている。
連結部125,125は、車幅方向に延びる筒状部であり、連結部125,125の内周部には連結軸126が挿通される。
連結軸126は、車幅方向に延びる中空の軸であり、スタンド支持部材90を車幅方向に貫通して設けられ、連結軸支持部92,92(図4)に支持される。連結軸126の一端(左側の端)には、径方向外側に突出するフランジ部126aが形成されている。連結軸126の他端(右側の端)には、着脱可能な抜け止め部材126bが取り付けられている。本実施形態では、抜け止め部材126bは、連結軸126に径方向外側から係止されるC型のクリップである。
図4に示すように、メインスタンド71は、連結部125,125がスタンド支持部材90の突出部90b,90bの左右の外側に位置するように配置され、連結部125,125及びスタンド支持部材90に挿通された連結軸126によって軸支される。メインスタンド71は、連結軸126を中心に回動自在である。
ばね127は、引張りコイルばねであり、一端がばね連結部112に連結され、他端がスタンド側ばね連結部129に連結されている。メインスタンド71は、ばね127の付勢力によって、起立状態または収納状態に保持される。
図3及び図7に示すように、メインスタンド71の起立状態にして鞍乗り型車両10を駐車した状態では、後側パワーユニット支持部材50のスタンド受け部111,111がメインスタンド71の当て板128,128に当接し、駐車時における鞍乗り型車両10の重量の大部分を受ける。
図2〜図4に示すように、メインフレーム下部29の左右の側壁76,77には、ピボット部材85及びスタンド支持部材90が貫通されるとともに、ピボット部材85及びスタンド支持部材90は、溶接によって側壁76,77に着脱不能に固定されている。これにより、ピボット部材85及びスタンド支持部材90によってメインフレーム下部29の剛性を効果的に向上できるため、側壁76,77の板厚を薄肉化してメインフレーム下部29を軽量に形成できる。
また、メインスタンド71を支持するスタンド支持部材90を利用してメインフレーム下部29の剛性を向上できるため、専用の補強部材を省くことができ、軽量化を図ることができる。
左右の側壁76,77間にスタンド支持部材90を着脱不能に設けた構成であっても、スタンド支持部材90に外側から挿通される連結軸126でメインスタンド71を軸支するため、メインスタンド71を簡単な構造で着脱可能に設けることができる。
さらに、メインフレーム下部29の左右の側壁76,77は、ピボット部材85の上方の位置でクロス部材82によって車幅方向に連結されている。これにより、メインフレーム下部29の剛性を効果的に向上できるため、側壁76,77の板厚を薄肉化してメインフレーム下部29を軽量に形成できる。
メインフレーム下部29は、ピボット部材85及びスタンド支持部材90等の他に、前壁78及び後壁79によっても車幅方向に連結されているため、剛性が高い。
図2に示すように、クロス部材82、ピボット部材85及びスタンド支持部材90は、メインフレーム下部29に沿う直線L上にその中心を一致させて配置されているため、メインフレーム下部29の剛性を効果的に向上できる。
また、メインフレーム下部29の左右の側壁76,77は、上下方向においてピボット部材85からスタンド支持部材90までの部分に、エンジン34を支持する後側パワーユニット支持部材50が固定されている。このため、後側パワーユニット支持部材50を利用してメインフレーム下部29の剛性を効果的に向上できる。さらに、後側パワーユニット支持部材50の剛性を、クロス部材82、ピボット部材85及びスタンド支持部材90の剛性によって向上できる。このため、エンジン34を後側パワーユニット支持部材50で強固に支持できるとともに、駐車時にメインスタンド71から作用する荷重を、後側パワーユニット支持部材50のスタンド受け部111,111で適切に受けることができる。
また、サブシートフレーム26,26の前端部26a,26aがピボット部材85に結合されているため、サブシートフレーム26,26によって、ピボット部材85を含むメインフレーム下部29の剛性を効果的に向上できる。
以上説明したように、本発明を適用した実施の形態によれば、鞍乗り型車両10は、左右の側壁76,77を有するメインフレーム22と、メインフレーム22に設けられるピボット部材85に揺動可能に支持されるスイングアーム14と、スタンド支持部材90に支持されるメインスタンド71とを備え、ピボット部材85は、メインフレーム22の左右の側壁76,77を貫通するようにして側壁76,77に接合され、スタンド支持部材90は、ピボット部材85の下方でメインフレーム22の左右の側壁76,77を貫通するようにして側壁76,77に接合されている。これにより、メインフレームの左右の側壁76,77を貫通するようにして側壁76,77に接合されるピボット部材85及びスタンド支持部材90によって、メインフレーム22の剛性を効果的に向上できる。このため、左右の側壁76,77を薄肉化してメインフレーム22を軽量化できるとともに、メインフレーム22の剛性を向上できる。
また、メインフレーム22は、左右の側壁76,77の後端部を繋ぐ後壁79を有するため、後壁79によってメインフレーム22の剛性を効果的に向上でき、メインフレーム22を軽量化できる。なお、後壁79は、側壁76,77の後端部の少なくとも一部を繋ぐ構成であれば良い。
また、メインフレーム22は、左右の側壁76,77の前端部を繋ぐ前壁78を有し、前壁78、後壁79、及び、左右の側壁76,77によって中空部80が形成されるため、メインフレーム22を軽量且つ高剛性にできる。なお、前壁78は、側壁76,77の前端部の少なくとも一部を繋ぐ構成であれば良い。
さらに、ピボット部材85の上方に、左右の側壁76,77を繋ぐクロス部材82が設けられるため、クロス部材82によってメインフレーム22の剛性を効果的に向上できる。
また、メインフレーム22の前方に延びる後側パワーユニット支持部材50が設けられ、後側パワーユニット支持部材50は、左右の側壁76,77の少なくとも一部に重なるように設けられ、且つ、上下方向でクロス部材82からスタンド支持部材90に亘って設けられている。これにより、後側パワーユニット支持部材50を利用してメインフレーム22の剛性を効果的に向上できる。
また、後側パワーユニット支持部材50は、後壁79の少なくとも一部に重なるため、後側パワーユニット支持部材50を利用してメインフレーム22の剛性を効果的に向上できるとともに、後側パワーユニット支持部材50を強固にメインフレーム22に取り付けできる。
また、ピボット部材85に、シートフレーム24,24を補助するサブシートフレーム26,26が取り付けられるため、ピボット部材85を介しサブシートフレーム26,26によってメインフレーム22の剛性を向上できる。
さらに、側面視では、クロス部材82の中心82cとピボット部材85の中心85cとスタンド支持部材90の中心90cは、同一の直線L上に配置されるため、メインスタンド71から受ける力を強固に受けることができる。
[変形例]
図8は、実施の形態の変形例における車体フレーム11の後部の左側面図である。なお、この変形例において、上記実施の形態と同様に構成される部分については、同符号を付して説明を省略する。
メインフレーム下部29の左右の側壁76,77は、下端に、側面視で下方に開放する半円状の切り欠き部177c、177cを備える。
スタンド支持部材90は、上半部が切り欠き部177c、177cに挿通され、左右の側壁76,77を貫通して設けられている。スタンド支持部材90は、切り欠き部177c、177cの周縁部に沿う溶接ビードによって、側壁76,77に着脱不能に接合されている。スタンド支持部材90の下半部は、メインフレーム下部29の下端の下方に突出している。このように、スタンド支持部材90は、側面視で一部が側壁76,77に挿通される構成であっても良い。
上記実施の形態では、本発明を適用した鞍乗り型車両として、鞍乗り型車両10を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明は、前輪または後輪を2つ備えた3輪の鞍乗り型車両や4輪以上を備えた鞍乗り型車両等に適用可能である。
また、上記実施の形態では、パワーユニットとしてエンジン34を備えた構成を例に挙げて説明したが、パワーユニットは電動モーターであっても良い。
10 自動二輪車(鞍乗り型車両)
14 スイングアーム
22 メインフレーム
24,24 シートフレーム
26,26 サブシートフレーム
50 後側パワーユニット支持部材(パワーユニット支持部材)
71 メインスタンド(スタンド)
76,77 側壁
78 前壁
79 後壁
80 中空部
82 クロス部材
82c 中心(クロス部材の中心)
85 ピボット部材
85c 中心(ピボット部材の中心)
90 スタンド支持部材
90c 中心(スタンド支持部材の中心)
L 直線

Claims (9)

  1. 左右の側壁(76,77)を有するメインフレーム(22)と、当該メインフレーム(22)に設けられるピボット部材(85)に揺動可能に支持されるスイングアーム(14)と、スタンド支持部材(90)に支持されるスタンド(71)とを備える鞍乗り型車両のスタンド支持構造において、 前記ピボット部材(85)は、前記メインフレーム(22)の左右の前記側壁(76,77)を貫通するようにして前記側壁(76,77)に接合され、 前記スタンド支持部材(90)は、前記ピボット部材(85)の下方で前記メインフレーム(22)の左右の前記側壁(76,77)を貫通するようにして前記側壁(76,77)に接合され、
    前記メインフレーム(22)の前方に延びるパワーユニット支持部材(50)が設けられ、
    前記パワーユニット支持部材(50)は、左右の前記側壁(76,77)の少なくとも一部に重なるように設けられ、且つ、前記スタンド支持部材(90)に当接することを特徴とする鞍乗り型車両のスタンド支持構造。
  2. 前記メインフレーム(22)は、左右の前記側壁(76,77)の後端部の少なくとも一部を繋ぐ後壁(79)を有することを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両のスタンド支持構造。
  3. 前記メインフレーム(22)は、左右の前記側壁(76,77)の前端部の少なくとも一部を繋ぐ前壁(78)を有し、当該前壁(78)、前記後壁(79)、及び、左右の前記側壁(76,77)によって中空部(80)が形成されることを特徴とする請求項2記載の鞍乗り型車両のスタンド支持構造。
  4. 前記ピボット部材(85)の上方に、左右の前記側壁(76,77)を繋ぐクロス部材(82)が設けられることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の鞍乗り型車両のスタンド支持構造。
  5. 前記パワーユニット支持部材(50)は、上下方向で前記クロス部材(82)から前記スタンド支持部材(90)に亘って設けられていることを特徴とする請求項4記載の鞍乗り型車両のスタンド支持構造。
  6. 前記パワーユニット支持部材(50)は、前記後壁(79)の少なくとも一部に重なるように設けられていることを特徴とする請求項5記載の鞍乗り型車両のスタンド支持構造。
  7. 前記ピボット部材(85)に、シートフレーム(24)を補助するサブシートフレーム(26)が取り付けられることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の鞍乗り型車両のスタンド支持構造。
  8. 側面視では、前記クロス部材(82)の中心(82c)と前記ピボット部材(85)の中心(85c)と前記スタンド支持部材(90)の中心(90c)は、同一の直線(L)上に配置されることを特徴とする請求項4又は5に記載の鞍乗り型車両のスタンド支持構造。
  9. 前記パワーユニット支持部材(50)は、上下方向で前記ピボット部材(85)から前記スタンド支持部材(90)に亘って設けられていることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の鞍乗り型車両のスタンド支持構造。
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