JP6602584B2 - 部品実装機 - Google Patents

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Description

本明細書に開示する技術は、部品実装機に関する。
特許文献1には、複数のコンベアを有する基板間隔調整装置が開示されている。基板間隔調整装置は、前段の定速コンベア、多段速コンベア、ピンチローラ対、後段の定速コンベアの順に搬送される複数の基板間の間隔を調整する。基板間隔調整装置は、2つの基板検出センサを備えている。一方の基板検出センサは、定速コンベアと、多段速コンベアの境界部に設けられており、定速コンベアから多段速コンベアに搬送される基板の後端を検出する。他方の基板検出センサは、多段速コンベアからピンチローラ対に搬送される基板の前端を検出する。基板間隔調整装置は、基板検出センサからの出力信号に基づいて、ピンチローラ対に基板が挟持される時間を調整することで、後段の定速コンベアに送り込まれる複数の基板間の間隔を一定にしている。
登録実用新案第2515878号公報
一つの搬送経路上に複数の基板コンベアが配置された部品実装機では、一つの搬送経路上を複数の回路基板が同時に搬送されていることがある。このため、部品実装機が異常等により停止した場合には、まず、搬送経路上に回路基板が存在するか否かを検出し、回路基板が検出された場合は、検出された回路基板に作業を行わなければならない。そこで、この種の部品実装機では、部品実装機を停止状態から動作状態とするときに、複数の基板コンベアのそれぞれについて、当該基板コンベア内に回路基板が存在するか否かを検出する基板検出処理と、回路基板が検出された基板コンベアに対して、検出された回路基板を当該基板コンベアの所定の位置に位置決めする基板位置決め処理と、が実行される。具体的には、従来の部品実装機において、搬送経路上に配置された複数の基板コンベアのそれぞれには、その上流部と下流部に回路基板を検出するセンサが配置される。基板検出処理では、例えば、基板コンベアを上流方向に駆動し、上流部に配置したセンサにより回路基板を検出するか否かを監視する。基板コンベアを所定時間駆動してもセンサで回路基板を検出できなかった場合は、当該基板コンベアに回路基板が存在していないとして処理を終了する。一方、センサで回路基板を検出した場合は、基板コンベアを下流方向に駆動し、回路基板を所定の位置に位置決めする。その際、基板コンベアの下流部に配置されたセンサによって回路基板を検出するか否かを監視する(すなわち、回路基板のオーバーランを監視する)。これによって、検出された回路基板が所定の位置に位置決めされ、その回路基板に作業が実行される。なお、上記の例では、基板検出処理において基板コンベアを上流方向に駆動したが、基板コンベアは下流方向に駆動してもよい。この場合、基板位置決め処理においては基板コンベアを上流方向に駆動することとなる。また、基板検出処理及び基板位置決め処理において回路基板の有無を監視するセンサはそれぞれ、基板コンベアの下流部に配置したセンサ及び上流部に配置したセンサとなる。
ところで、上記の部品実装機においては、部品実装機の部品点数を削減するために、複数の基板コンベアのそれぞれに配置されたセンサを削減することが考えられている。具体的には、基板搬送方向に隣接して配置される2つの基板コンベアにおいて、上流側の基板コンベアの下流部のセンサと下流側の基板コンベアの上流部のセンサを、これら2つの基板コンベアの境界部に配置される1つの共用センサとすることが考えられている。
しかしながら、上記の共用センサを用いた構成を採用した部品実装機では、以下の問題が発生する。すなわち、隣接して配置される2つの基板コンベアにおいて、上流側(又は下流側)の基板コンベアに対する基板位置決め処理と、下流側(又は上流側)の基板コンベアに対する基板検出処理が、同時に実行される場合が生じ、この場合には、基板位置決め処理と基板検出処理を適切に行うことができないことがある。以下では、基板検出処理時の基板コンベアの動作方向が、回路基板の搬送方向とは逆方向(上流方向)であり、基板位置決め処理時の基板コンベアの動作方向が、搬送方向(下流方向)である場合について説明する。上流側の基板コンベアにおいては、基板検出処理で回路基板を検出すると、その回路基板を所定の位置に位置決めする基板位置決め処理が開始される。一方、下流側の基板コンベアにおいて回路基板を検出しておらず、かつ、所定時間が経過していない場合、下流側の基板コンベアにおいては基板検出処理が継続される。その結果、上流側の基板コンベアにおける基板位置決め処理と、下流側の基板コンベアにおける基板検出処理とが同時に実行される。この場合、上流側の基板コンベア上の回路基板と下流側の基板コンベア上の回路基板とは、2つの基板コンベアの境界部に向かって移動する。このような状況において、2つの基板コンベアの境界部に共用センサが配置されている場合、その共用センサで回路基板が検知されると、その検知した回路基板が上流側の基板コンベア上のものなのか、下流側の基板コンベア上のものなのかが判断できない。例えば、共用センサにおいて下流側の基板コンベア上の回路基板が検出された場合、上流側の基板コンベアにおいては、回路基板がオーバーランをしたと判断される。このため、上流側の基板コンベアにおいては、回路基板を所定の位置に位置決めできない。
本明細書に開示の部品実装機は、回路基板に電子部品を実装する。部品実装機は、回路基板の搬送経路に直列に並んで配列され、回路基板を搬送する複数の基板コンベアと、搬送経路の最上流側に位置している基板コンベアの上流部に配置され、上流部において回路基板の有無を検知するセンサと、搬送経路の最下流側に位置している基板コンベアの下流部に配置され、下流部において回路基板の有無を検知するセンサと、隣接して配置される2つの基板コンベアの境界部に配置され、境界部において回路基板の有無を検知する1又は複数のセンサと、複数の基板コンベアの動作を制御する制御装置と、を備えている。制御装置は、部品実装機を停止状態から動作状態とする場合に、複数の基板コンベアのそれぞれについて、所定時間の間、当該基板コンベアを一定方向に動作させ、当該基板コンベアの上流部と下流部に配置されたセンサの一方により回路基板の有無を検出する基板検出処理と、基板検出処理において、複数の基板コンベアのいずれかにおいてセンサによって回路基板を検出した場合は、回路基板を検出した1又は複数の基板コンベアのそれぞれについて、当該基板コンベアを、基板検出処理における動作方向とは逆方向に動作させ、基板検出処理で当該基板コンベアの上流部と下流部の一方に配置されたセンサで検出された回路基板を当該基板コンベア内の所定の位置に位置決めするともに、当該基板コンベアの上流部と下流部の他方に配置されたセンサにより回路基板の有無を検出する基板位置決め処理と、を実行するように構成されている。制御装置は、複数の基板コンベアのいずれかに対して基板検出処理と基板位置決め処理のいずれかを実行する際は、当該基板コンベアに隣接する1又は2つの基板コンベアにおいて基板検出処理と基板位置決め処理のいずれもを実行していないときに実行するように構成されている。
上記の部品実装機では、複数の基板コンベアのいずれかに対して基板検出処理と基板位置決め処理のいずれかを実行する際は、当該基板コンベアに隣接する1又は2つの基板コンベアにおいて基板検出処理と基板位置決め処理のいずれもを実行していないときに実行するように構成されている。すなわち、1つのコンベアに対して基板検出処理及び基板位置決め処理を行っている場合、当該基板コンベアに隣接する基板コンベアにおいては基板検出処理及び基板位置決め処理は行われていない。このため、2つの基板コンベアの境界部に配置されているセンサが回路基板を検知した場合、制御装置は、その回路基板は基板検出処理及び基板位置決め処理を行っている基板コンベア上のものであると判断することができる。この結果、制御装置は、基板検出処理及び基板位置決め処理を適切に実行することができる。これにより、隣接して配置される2つの基板コンベアの境界部に共用センサを配置しても、基板検出処理及び基板位置決め処理を適切に実行することができる。
実施例1の部品実装機の構成を模式的に表す平面図である。 図1のII―IIにおける断面図であって、実施例1の部品実装機の構成を模式的に表す平面図である。 実施例1の部品実装機の制御系の構成を表すブロック図である。 実施例1の起動処理のフローチャートを示す図である。 実施例1の基板処理のフローチャートを示す図である。 ケースAの起動処理中の部品実装機10の状態を示す図である(1)。 ケースAの起動処理中の部品実装機10の状態を示す図である(2)。 ケースAの起動処理中の部品実装機10の状態を示す図である(3)。 ケースAの起動処理中の部品実装機10の状態を示す図である(4)。
以下に記載する技術要素は、それぞれ独立した技術要素であって、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。
(特徴1)制御装置は、複数の基板コンベアの中の奇数番目に配列された1又は複数の基板コンベアに対して、基板検出処理と基板位置決め処理のいずれもを実行していない場合に、複数の基板の中の偶数番目に配列された1又は複数の基板コンベアに対して、基板検出処理と基板位置決め処理を実行するように構成されていてもよい。このような構成によると、奇数番目に配列されている複数の基板コンベアに対する基板検出処理及び基板位置決め処理を並行して実行することができる。また、偶数番目に配列されている複数の基板コンベアに対する基板有無検出処理及び基板位置決め処理を並行して実行することができる。これにより、基板検出処理及び基板位置決め処理に要する時間を短縮することができる。
(特徴2)複数の基板コンベアの少なくとも一つは、当該基板コンベア内の所定の位置において回路基板をクランプする基板クランプ機構を備えていてもよい。制御装置は、複数の基板コンベアのうち基板クランプ機構を備える基板コンベアについては、当該基板コンベアの基板クランプ機構により回路基板がクランプされていない場合に、当該基板コンベアに対して基板検出処理を実行するように構成されていてもよい。このような構成によると、基板クランプ機構に回路基板がクランプされている場合は、基板コンベア内に回路基板が存在していることを判定することができる。このため、制御装置は、クランプ処理を備えている基板コンベアにおいて基板検出処理を省略でき、基板検出処理に要する時間を短縮することができる。
以下、図1〜図3を用いて、本実施例に係る部品実装機10について説明する。部品実装機10は、回路基板2に電子部品4を実装する装置である。
部品実装機10は、複数の部品フィーダ12と、フィーダ保持部14と、実装ヘッド16と、実装ヘッド16を移動させる移動装置20と、3台の基板コンベア24(図2に図示)と、4つのセンサ30(図2に図示)と、操作パネル34と、制御装置40を備える。
各々の部品フィーダ12は、複数の電子部品4を収容している。部品フィーダ12は、フィーダ保持部14に着脱可能に取り付けられ、実装ヘッド16へ電子部品4を供給する。部品フィーダ12の具体的な構成は特に限定されない。各々の部品フィーダ12は、例えば、巻テープ上に複数の電子部品4を収容するテープ式フィーダ、トレイ上に複数の電子部品4を収容するトレイ式フィーダ、又は、容器内に複数の電子部品4をランダムに収容するバルク式フィーダのいずれであってもよい。
移動装置20は、部品フィーダ12と基板コンベア24bとの間で実装ヘッド16を移動させる移動装置の一例である。本実施例の移動装置20は、移動ベース20aをX方向及びY方向に移動させるXYロボットである。移動装置20は、移動ベース20aを案内するガイドレールや、移動ベース20aをガイドレールに沿って移動させる移動機構や、その移動機構を駆動するモータ等によって構成されている。移動装置20は、部品フィーダ12および複数の基板コンベア24の上方に配置されている。移動ベース20aに対して実装ヘッド16が取付けられている。実装ヘッド16は、移動装置20によって部品フィーダ12の上方及び複数の基板コンベア24の上方を移動する。
実装ヘッド16は、電子部品4を吸着する吸着ノズル18を備えている。吸着ノズル18は、実装ヘッド16に対して着脱可能とされている。吸着ノズル18は、Z方向(図面上下方向)に移動可能に実装ヘッド16に取り付けられている。吸着ノズル18は、実装ヘッド16に収容されたアクチュエータ(図示省略)によって上下方向に昇降すると共に、また、電子部品4を吸着可能に構成されている。実装ヘッド16により電子部品4を回路基板2に実装するには、まず、部品フィーダ12に収容された電子部品4に吸着ノズル18の下面(吸着面)が当接するまで、吸着ノズル18を下方に移動させる。次いで、吸着ノズル18に電子部品4を吸着し、吸着ノズル18を基板コンベア24b(図2に図示)の上方に移動させる。次いで、移動装置20により実装ヘッド16を回路基板2に対して位置決めする。次いで、吸着ノズル18を回路基板2に向かって下降させることで、回路基板2に電子部品4を実装する。実装ヘッド16による上記の動作を実装処理とする。
図2に示すように、3台の基板コンベア24a、24b、24cと、4つのセンサ30a、30b、30c、30dと、によって基板搬送レーン22が構成されている。基板搬送レーン22において、3台の基板コンベア24a、24b、24cは、回路基板2が搬送される方向に直列に配列されており、回路基板2は、基板コンベア24a→基板コンベア24b→基板コンベア24cの順に搬送される(以下、搬送経路とする)。以下では、基板コンベア24bに対して基板コンベア24aが配置されている方向を部品実装機10の上流側とし、基板コンベア24bに対して基板コンベア24cが配置されている方向を部品実装機10の下流側と呼ぶ。また、上流側から下流側に向かう方向を、搬送方向と呼ぶ。基板コンベア24a、24b、24cは、ベルトコンベア26と、ベルトコンベア26を駆動する駆動装置32(図3に図示)を備えている。駆動装置32は、ベルトコンベア26を搬送方向、及び、搬送方向と逆方向に動作させることができる。中央に配置された基板コンベア24bは、さらに、クランプ機構28を備えている。クランプ機構28は、基板コンベア24bの所定の位置に回路基板2が位置決めされたときに、回路基板2を上方に押し上げることで、回路基板2を基板コンベア24bの所定の位置に保持する。なお、上述の実装処理は、基板コンベア24bのクランプ機構28によって保持されている状態の回路基板2に対して実行される。
センサ30a、30b、30c、30dは、回路基板2の有無を検知する。センサ30a、30b、30c、30dには、近接センサや光電センサ等を用いることができる。センサ30aは、最上流側の基板コンベア24aの上流部に配置されており、基板コンベア24aの上流部に回路基板2が存在するか否かを検知する。以下、センサ30bは、基板コンベア24aと基板コンベア24bの境界部に配置されており、センサ30cは、基板コンベア24bと基板コンベア24cの境界部に配置されており、センサ30dは、最下流側の基板コンベア24cの下流部に配置されている。センサ30b、30c、30dのそれぞれは、それぞれが配置された位置に回路基板2が存在するか否かを検知する。回路基板2が搬送方向に搬送される場合の各センサ30の機能を具体的に説明する。センサ30aは、基板コンベア24aへの回路基板2の搬入を検知する。センサ30bは、基板コンベア24aからの回路基板2の搬出、及び、基板コンベア24bへの回路基板2の搬入を検知する。すなわち、センサ30bは、基板コンベア24aと基板コンベア24bに共用されている。センサ30cは、基板コンベア24bからの回路基板2の搬出、及び、基板コンベア24cへの回路基板2の搬入を検知する。すなわち、センサ30cは、基板コンベア24bと基板コンベア24cに共用されている。センサ30dは、基板コンベア24cからの回路基板2の搬出を検知する。
操作パネル34は、作業者の指示を受け付ける入力装置であると共に、作業者に対して各種の情報を表示する表示装置でもある。
制御装置40は、CPU、ROM、RAMを備えたコンピュータを用いて構成されている。制御装置40は、部品フィーダ12、実装ヘッド16、移動装置20、クランプ機構28と、センサ30a〜30dと、基板コンベア24a、24b、24cを駆動する駆動装置32と、操作パネル34と通信可能に接続されている。
制御装置40には、記憶装置50が通信可能に接続されている。記憶装置50には、部品実装機10の動作を制御するためのプログラムが記憶されている。プログラムには、実装プログラムと、起動プログラムが含まれている。制御装置40は、実装プログラムに基づいて各部(12、16、20、28、30、32、34)を制御することで、電子部品4を回路基板2に実装する実装処理を実行する。制御装置40は、起動プログラムに基づいて各部(28、30、32)を制御することで、後述する起動処理を実行する。起動処理は、制御装置40が、実装処理を中断して部品実装機10を停止状態とした後に、部品実装機10を動作状態に復帰させるときに実行する処理である。実装処理を中断する場合とは、例えば、部品実装機10に異常が発生した場合、実装ヘッド16を交換する場合などである。なお、クランプ機構28によって回路基板2が固定されている状態で、部品実装機10の実装処理が中断された場合、クランプ機構28による回路基板2の固定は、実装処理を中断した後も継続される。
図4、5を用いて、記憶装置50に記憶される起動プログラムに基づいて実行される起動処理について説明する。起動処理は、部品実装機10が停止状態から動作状態に移行した後に、実行される処理である。なお、起動処理は、操作パネル34から信号が送信されることで実行されてもよい。
まず、ステップS12において、制御装置40は、搬送経路の奇数番目に配列された基板コンベア24を、起動処理を実行する処理コンベアとして設定し、ステップS14(基板処理)に進む。なお、処理コンベアとして、複数の基板コンベア24が設定された場合、ステップS14の処理(基板処理)は、複数の基板コンベア24に対して並行して実行(すなわち、同時に実行)される。
ステップS14において実行される基板処理について説明する(図5参照)。まず、ステップS22において、制御装置40は、処理コンベアが、クランプ機構28を有しているか否かを判定する。処理コンベアがクランプ機構28を有している場合(ステップS22でYES)、制御装置40は、ステップS24に進む。処理コンベアがクランプ機構28を有していない場合(ステップS22でNO)、制御装置40は、ステップS26に進む。次いで、ステップS24において、制御装置40は、クランプ機構28が作動中か否かを判定する。クランプ機構28が作動中とは、すなわち、回路基板2が処理コンベアの所定の位置に位置決めされており、その位置で回路基板2が保持されている状態である。このため、クランプ機構28が作動中の場合(ステップS24でYES)、制御装置40は、基板処理を終了する。クランプ機構28が作動していない場合(ステップS24でNO)、制御装置40は、ステップS26に進む。
次いで、ステップS26において、制御装置40は、駆動装置32を駆動して、処理コンベアを動作させる。具体的には、制御装置40は、基板コンベア24を、搬送方向と逆方向に動作させる。これによって、処理コンベア上に回路基板2が載置されていると、その回路基板2は搬送方向と逆方向(上流側)に移動する。次いで、ステップS28において、制御装置40は、処理コンベアの上流部に配置されているセンサ30が、回路基板2を検知したか否かを判定する。上流部のセンサ30が回路基板2を検知した場合(ステップS28でYES)、制御装置40は、処理コンベア内に回路基板2が存在すると判定し、ステップS32に進む。上流部のセンサ30が回路基板2を検知しない場合(ステップS28でNO)、制御装置40は、ステップS30に進む。次いで、ステップS30において、制御装置40は、処理コンベアの駆動時間が第1所定時間Tを経過したか否かを判定する。第1所定時間Tは、例えば、処理コンベアの下流部に位置していた回路基板2が、当該コンベアの上流部のセンサ30に到達するのに要する時間などから設定される。このため、処理コンベアの長さなどが異なると、第1所定時間Tも異なる。処理コンベアの駆動時間が第1所定時間Tを経過した場合(ステップS30でYES)、制御装置40は、処理コンベア内に回路基板2が存在しないと判定し、基板処理を終了する。処理コンベアの駆動時間が第1所定時間Tを経過していない場合(ステップS30でNO)、制御装置40は、ステップS26に戻る。処理コンベア内の回路基板2の有無が判定できるまで、制御装置40は、ステップS26〜S30の処理を繰り返し実行する。なお、ステップS26〜S30の処理を総称して、基板検出処理とする。
次いで、ステップS32において、制御装置40は、駆動装置32を駆動して、処理コンベアを動作させる。具体的には、制御装置40は、基板コンベア24を、搬送方向に動作させる。次いで、ステップS34において、制御装置40は、処理コンベアの駆動時間が第2所定時間Tを経過したか否かを判定する。第2所定時間Tは、例えば、処理コンベアの上流部に位置する回路基板2を、処理コンベアの所定の位置まで移動させるのに要する時間などから設定される。このため、処理コンベアの長さ、所定の位置などが異なると、第2所定時間Tも異なる。処理コンベアの駆動時間が第2所定時間Tを経過した場合(ステップS34でYES)、制御装置40は、基板処理を終了する。処理コンベアの駆動時間が第2所定時間Tを経過した場合とは、回路基板2が所定の位置をオーバーランすることなく、所定の位置に適切に位置決めされている場合である。処理コンベアの駆動時間が第2所定時間Tを経過していない場合(ステップS34でNO)、制御装置40は、ステップS36に進む。次いで、制御装置40は、ステップS36において、処理コンベアの下流部のセンサ30が回路基板2を検知したか否かを判定する。処理コンベアの下流部のセンサ30が回路基板2を検知した場合(ステップS36でYES)、制御装置40は、ステップS38に進む。処理コンベアの下流部のセンサ30が回路基板2を検知した場合とは、回路基板2が処理コンベアの所定の位置を超えている(オーバーランしている)場合である。一方、処理コンベアの下流部のセンサ30が回路基板2を検知していない場合(ステップS36でNO)、制御装置40は、ステップS32に戻り、ステップS34又はステップS36のいずれかが成立するまで、ステップS32〜S36の処理を繰り返し実行する。ステップS38において、制御装置40は、基板位置決め処理がエラー(オーバーラン)状態であることを報知し、基板処理及び起動処理を中断する。報知の方法としては、例えば、操作パネル34に回路基板2がオーバーラン状態であることを表示させるなどである。これにより、作業者は、基板位置決め処理中にオーバーランが発生したことを知ることができる。制御装置40は、搬送経路の奇数番目に配列された全ての基板コンベア24に対する基板処理が完了したら、ステップS16に進む。なお、ステップS32〜ステップS38の処理を総称して、基板位置決め処理とする。
次いで、ステップS16において、制御装置40は、搬送経路の偶数番目に配列されている基板コンベア24を処理コンベアに設定し、ステップS18(基板処理)に進む。なお、ステップS18で実行される処理は、ステップS14で実行される処理と同様である。制御装置40は、偶数番目に配列されている全ての基板コンベア24に対する基板処理が完了した場合に、起動処理を終了する。なお、実施例1では、奇数番目に配列される基板コンベア24に対する基板処理を初めに実行しているが、偶数番目に配列される基板コンベア24に対する基板処理を最初に実行してもよい。
上述の説明から明らかなように、実施例1の部品実装機10では、搬送経路の奇数番目に配列されている基板コンベア24に対する基板処理と、搬送経路の偶数番目に配列されている基板コンベア24に対する基板処理とが、同時に実行されないように構成されている。すなわち、起動処理中は、隣接して配置される2つの基板コンベア24において、これら2つの基板コンベア24が同時に動作することは無い。このため、隣接して配置される2つの基板コンベア24の境界部にセンサ30を共用して配置しても、制御装置40は、センサ30が検知した回路基板2が、いずれの基板コンベア24から搬送された回路基板2なのかを判定することができる。このため、制御装置40は、基板処理における回路基板2の有無を適切に判断でき(ステップS28、S34)、基板処理における回路基板2の位置決めを適切に実行することができる。この結果、隣接して配置される2つの基板コンベア24において、上流側の基板コンベア24の下流部に配置されるセンサ30と、下流側の基板コンベア24の上流部に配置されているセンサ30を1つ(共用)にすることができる。これにより、部品実装機10に使用するセンサ30の数を削減することができる。
また、奇数番目に配列されている全ての基板コンベア24に対する基板処理を並行して実行している。奇数番目に配列されている基板コンベア24に対して、個別に基板処理を実行する場合と比較して、基板処理に要する時間を短縮することができる。偶数番目に配列されている全ての基板コンベア24に対する基板処理についても同様である。この結果、起動処理に要する時間を短縮することができる。
(ケースA)
図2、図6〜図9を用いて、実施例1の部品実装機10で実行される起動処理時における回路基板2の具体的な動作例(ケースA)を説明する。なお、図6〜図9に記載の矢印は、各基板コンベア24の動作方向を示す。図2は、ケースAの起動処理を実行するときの、部品実装機の状態を示す図である。図2に示すように、基板コンベア24b、24cには、回路基板2が搬送されており、基板コンベア24b内の回路基板2は、クランプ機構28によって固定されている状態である。
まず、制御装置40は、搬送経路の奇数番目に配列されている基板コンベア24a、24cを処理コンベアとして設定し(ステップS12)、基板コンベア24a、24cに対して、基板処理を実行する。なお、制御装置40は、基板コンベア24a、24cに対する基板処理を同時に実行する。
まず、制御装置40は、基板コンベア24a、24cが、クランプ機構28を有しているか否かを判定する(ステップS22)。ケースAの場合、制御装置40は、基板コンベア24a、24cがクランプ機構28を有してないと判定し、ステップS24を省略し、ステップS26に進む。
次いで、図6に示すように、制御装置40は、基板コンベア24a、24cを、搬送方向と逆方向に動作させる(ステップS26)。次いで、制御装置40は、ステップS28、ステップS30を実行し、基板コンベア24a、24c内の回路基板2の有無を判定する。ケースAの場合、基板コンベア24aの駆動開始から第1所定時間Tが経過しても、基板コンベア24aの上流部のセンサ30aは、回路基板2を検知しない。すなわち、基板コンベア24aは、第1所定時間Tが経過するまで駆動する。一方、基板コンベア24cは、基板コンベア24cの駆動開始から第1所定時間Tが経過する前に、基板コンベア24cの上流部のセンサ30cが回路基板2を検知する。センサ30cが回路基板2を検知すると、制御装置40は、ステップS32に進み、基板コンベア24cを搬送方向に動作させる(図7参照)。すなわち、基板コンベア24aに対する基板検出処理と、基板コンベア24cに対する基板位置決め処理が、並行して実行される。これにより、基板処理の効率化が図れる。
次いで、ステップS32において、制御装置40は、基板コンベア24cの駆動方向を、搬送方向に変更する。次いで、制御装置40は、ステップS34、S36を実行し、基板コンベア24c内の回路基板2が所定の位置に位置決めされたか否かを判定する。制御装置40は、基板コンベア24cの駆動開始から第2所定時間Tが経過した場合に、基板コンベア24cの下流部のセンサ30dが回路基板2を検知しないことから、基板コンベア24c内の回路基板2の位置決めが完了したと判定し、基板処理を終了する。なお、ケースAの場合、基板コンベア24cに対する基板位置決め処理が実行されている間に、基板コンベア24aに対する基板検出処理は完了している(図8参照)。このため、制御装置40は、基板コンベア24cに対する基板位置決め処理が完了した場合に、搬送経路の奇数番目に配列されている全ての基板コンベア24に対する基板処理が完了したと判定し、ステップS16に進む(図9参照)。
次いで、ステップS16において、制御装置40は、基板コンベア24bを、処理コンベアに設定し、基板コンベア24bに対して、基板処理を実行する。上述のように、基板コンベア24bには、回路基板2がクランプ機構28によって固定されている。このため、制御装置40は、ステップS22及びステップS24でYESと判定し、基板搬出処理(S26〜S30)、及び、基板位置決め処理(S32〜S38)を省略して、基板処理を終了する。このように、クランプ機構28を用いることで、基板コンベア24bに対する基板処理に要する時間を短縮することができる。以上で、ケースAの起動処理は終了する。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:回路基板
4:電子部品
6:吸着ノズル
10:部品実装機
12:部品フィーダ
14:フィーダ保持部
16:実装ヘッド
18:吸着ノズル
20:移動装置
20a:移動ベース
22:基板搬送レーン
24:基板コンベア
26:ベルトコンベア
28:クランプ機構
30:センサ
32:駆動装置
34:操作パネル
40:制御装置
50:記憶装置

Claims (3)

  1. 回路基板に電子部品を実装する部品実装機であって、
    前記回路基板の搬送経路に直列に並んで配列され、前記回路基板を搬送する複数の基板コンベアと、
    前記搬送経路の最上流側に位置している前記基板コンベアの上流部に配置され、前記上流部において前記回路基板の有無を検知するセンサと、
    前記搬送経路の最下流側に位置している前記基板コンベアの下流部に配置され、前記下流部において前記回路基板の有無を検知するセンサと、
    隣接して配置される2つの前記基板コンベアの境界部に配置され、前記境界部において前記回路基板の有無を検知するセンサと、
    前記複数の基板コンベアの動作を制御する制御装置と、を備えており、
    前記境界部に配置されるセンサは、全ての前記境界部に配置されており、
    前記制御装置は、前記部品実装機を停止状態から動作状態とする場合に、前記複数の基板コンベアのそれぞれについて、所定時間の間、当該基板コンベアを一定方向に動作させ、当該基板コンベアの上流部と下流部に配置された前記センサの一方により前記回路基板の有無を検出する基板検出処理と、
    前記基板検出処理において、前記複数の基板コンベアのいずれかにおいて前記センサによって前記回路基板を検出した場合は、前記回路基板を検出した1又は複数の基板コンベアのそれぞれについて、当該基板コンベアを、前記基板検出処理における動作方向とは逆方向に動作させ、前記基板検出処理で当該基板コンベアの上流部と下流部の一方に配置された前記センサで検出された前記回路基板を当該基板コンベア内の所定の位置に位置決めするともに、当該基板コンベアの上流部と下流部の他方に配置された前記センサにより前記回路基板の有無を検出する基板位置決め処理と、を実行し、
    前記制御装置は、前記複数の基板コンベアのいずれかに対して前記基板検出処理と前記基板位置決め処理のいずれかを実行する際は、当該基板コンベアに隣接する1又は2つの基板コンベアにおいて前記基板検出処理と前記基板位置決め処理のいずれもを実行していないときに実行するように構成されている部品実装機。
  2. 前記制御装置は、前記複数の基板コンベアの中の奇数番目に配列された1又は複数の基板コンベアに対して、前記基板検出処理と前記基板位置決め処理のいずれもを実行していない場合に、前記複数の基板コンベアの中の偶数番目に配列された1又は複数の基板コンベアに対して、前記基板検出処理と前記基板位置決め処理を実行するように構成されている、請求項1に記載の部品実装機。
  3. 前記複数の基板コンベアの少なくとも一つは、当該基板コンベア内の所定の位置において前記回路基板をクランプする基板クランプ機構を備えており、
    前記制御装置は、前記複数の基板コンベアのうち前記基板クランプ機構を備える基板コンベアについては、当該基板コンベアの前記基板クランプ機構により前記回路基板がクランプされていない場合に、当該基板コンベアに対して前記基板検出処理を実行するように構成されている、請求項1または2に記載の部品実装機。
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