JP6600810B2 - 非接触充電機能を有する通信機器 - Google Patents

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Description

本発明は、主に口腔内で使用するウェアラブル通信機器に関する。
近年、無線端末において、非接触で電力を伝送することにより電池の充電(非接触充電)を行う機能や、近距離無線通信(NFC:Near Field Communication)機能を搭載させる需要が高まっている。非接触充電や近距離無線通信機能は、一般に、それぞれコイルを用いて実現される。そのため、機器内に複数のコイルを共存させる必要があるが、単純に複数のコイルを近接させた場合、コイル間の電磁結合によって電力伝送効率、通信距離などの性能が劣化するという課題がある。
そこで、近距離無線通信用コイルと非接触充電コイルの2つのコイルを共存させる例として、特許文献1では、基板上に第1磁性体、第1コイル、第2磁性体、第2コイルの順に積層して配置する構成が開示されている。この構成により、コイル間の電磁結合を低減でき、電磁結合による性能劣化が抑制される。
特開2013−98846号公報
特許文献1の近距離無線通信用コイルは、携帯電話端末、スマートフォン等の携帯無線端末を対象としているため、比較的広いスペースを使用して機器を構成することができる。それに対して、本発明で対象とするような口腔内に設置するウェアラブル通信機器では、複数のコイルだけではなく、電池や、その他の電子機器等をも含めた構成要素をモジュール化する必要があり、さらなる小型化が必要である。
また、特許文献1の近距離無線通信用コイルは、基板上に配置されている電子部品が電磁波ノイズを発生する電子部品を含む場合、電磁波ノイズが磁性体を通じて、コイルに伝播して、無線通信の品質劣化を招く可能性がある。
本発明が目的とするところは、口腔内等の狭い空間内において使用するために、小型化し、電磁波ノイズ源となる電子部品が発する電磁波ノイズの影響を抑制した通信機器を提供することにある。
上記目的を達成するため本発明は、第1の面、前記第1の面と垂直の第2の面、を有する基板と、第1の面側に配置された磁性体シートと、磁性体シート上に配置された第1のコイルと、第2の面側に配置された第2のコイルと、第1の面上に配置された少なくとも1つ以上のノイズ発生電子部品と、を備え、平面視において、磁性体シートは、第2のコイルと重なり部分を有し、かつ電子部品は、磁性体シートから露出している。
本発明により、小型化・薄型化を実現し、かつノイズ伝播の抑制により安定した無線通信を行う口腔内通信機器を提供することができる。
実施の形態1における通信機器を示す概略図 実施の形態1における基板の第1の面側からみた概略斜視図 実施の形態1における基板の第3の面側からみた概略斜視図 実施の形態1における基板の上面図 実施の形態1の別の態様における基板の上面図 実施の形態1における通信機器の上面図 実施の形態1における通信機器の底面図 実施の形態1の別の態様における通信機器の上面図 実施の形態1の別の態様における通信機器の上面図 実施の形態1の別の態様における通信機器の上面図 実施の形態1における通信機器と充電機器を組み合わせた状態の概略図
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
(実施の形態1)
以下、図1〜図5を用いて、実施の形態1を説明する。
図1は、通信機器10の概略図である。ここで、図1の概略図は、基板11を、図2Aにおいて矢印方向からみた図である。図2Aは、基板11の第1の面11A方向からみた概略斜視図である。図2Bは、基板11の第3の面11B方向からみた概略斜視図である。図3A、図3Bは、第1の面11A側からみた基板11の上面図である。図4Aは、通信機器10の上面図であり、図4Bは、通信機器10の底面図である。図4C〜図4Eは、実施の形態1の別の態様における通信機器10の上面図である。図5は、通信機器10と充電機器20を組み合わせた状態の概略図である。
なお、以下の説明において、平面図(または平面視)とあるのは、上面(または底面)方向からみた図のことをあらわすものであるとする。
[基板11の説明]
基板11は、平面図の外形形状が略直方体形状である電子回路用プリント基板である。図2A、図2Bに示すように、略直方体形状の6面のうち、第1の面11A〜第4の面11Dの4面の側に通信機器10の構成部品が実装される。ここで、第1の面11Aはプリント基板の表面であり、第3の面11Bは、第1の面11Aに対向する面である。第2の面11Cは、第1の面11Aと垂直な面であり、第1の面11Aの長手方向を含む。第4の面11Dは第2の面11Cに対向する面である。基板11を含む通信機器10が口腔内で装着されることを考慮すると、基板11の長手方向の長さは約25mmで構成されることが好ましい。
基板11の第1の面11A〜第4の面11Dには、通信機器10を構成する部品が実装される。本実施の形態においては、各面には下記の構成部品が設けられる。
・第1の面11A側:第1の磁性体シート15と第1のコイル12
・第2の面11C側:第2のコイル14
・第3の面11B側:第2の磁性体シート16と第3のコイル13
・第4の面11D側:電池17
ここで、図3Bのように、第2の面11C側、及び第4の面11D側に、第1の切り欠き部11E、第2の切り欠き部11Fをそれぞれ設けて、第2のコイル14を第1の切り欠き部11Eに、電池17を第2の切り欠き部11Fに配置するのが好ましい。この構成により、基板11を含む通信機器10をさらに小型化することができる。
ところで、本実施の形態では、第2のコイル14の長手方向の長さは、電池17の長手方向の長さに比べて短い。そのため、第1の切り欠き部11Eの長さを、第2のコイル14の長手方向の長さに適合するように構成すると、第2の切り欠き部11Fの長さより小さくすることができる。
上記のように構成することにより、第2の面11C側(図3Bにおける左側)の角部に余剰スペースが生じ、これをさらに削減することで小型化することができる。すなわち、図3Aのように、図3Bに2箇所の第3の切り欠き部11Gを設けることができる。この構成により、基板11を含む通信機器10をさらに小型化し、口腔内に設置しやすい形状とすることが可能である。
以降の説明においては、基板11は、図3Aの形状のものをあらわすものとする。
[通信機器10の構成]
図1に示すように、通信機器10は、電子回路プリントである基板11、基板11の第1の面11A側に配置される第1の磁性体シート15、第1の磁性体シート15上に配置される非接触充電を行うための第1のコイル12、第2の面11C側に配置された、近傍磁界誘導を行うための第2のコイル14、基板11の第1の面11A上に配置される、例えばマイコン等の電子部品18、を備える。
さらに、通信機器10は、第3の面11B側に配置される第2の磁性体シート16、
第2の磁性体シート16上に配置される近距離無線通信を行うための第3のコイル13、
第4の面11D側に配置された電池17、を備えてもよい。
第1のコイル12は、第1の磁性体シート15の図1における上面側に略平行(−10〜+10度程度の角度で交差してもよい)に配置される。
第3のコイル13は、第2の磁性体シート16の図1における下面側に略平行(−10〜+10度程度の角度で交差してもよい)に配置される。
したがって、第1のコイル12の軸Xと第3のコイル13の軸Yは、互いに略平行(−20〜+20度程度の角度で交差してもよい。より好ましくは、−10〜+10度程度の範囲を満たすことが望ましい。)となる。さらに、軸X、軸Yは、第2のコイル14の軸Z(図4Aに記載)と、それぞれ略直交(約75度〜105度程度)に交差している。
以上のように構成することにより、口腔内で使用可能な程度に小型化した通信機器を構成することができる。
[第1のコイル12の説明]
本実施の形態において、第1のコイル12は、例えば、非接触充電を目的とした電力伝送通信用のコイルである。第1のコイル12は、導体が楕円環状に巻回されてなる薄型のコイルで、第1のコイル12は、図5に示すように、充電機器20の給電部21に、対向するように配置される。
ここで、非接触充電において、受電側のコイル近傍に金属(電池筐体やプリント基板等)があると、給電側(充電機器)からの磁束変化に抗するように渦電流が流れて、反作用磁束が生じる。この渦電流により誘導過熱が発生すること、および反作用磁束により正常なワイヤレス給電ができなくなることがあることが一般に知られている。
そこで、第1のコイル12は、第1の磁性体シート15の図1における上側に配置される。図4Aに示すように、第1の磁性体シート15の面積は、第1のコイル12の面積よりも大きくなるように構成される。
この構成により、送電側からの磁束を第1の磁性体シート15に集中させ、渦電流を抑制することができる。これにより発熱を抑制する。また磁気損失が少なくなるため、受電側の充電効率が高まる。
[第3のコイル13の説明]
本実施の形態において、第3のコイル13は、例えば、機器のペアリングを目的とした、13.56MHz帯域の電波を使用した近距離無線通信(NFC)用のコイルである。第3のコイル13は、導体が楕円環状に巻回されてなる薄型のコイルで、第3のコイル13の直径は、第1のコイル12より小さく構成される。
ここで、近距離無線通信(NFC)において、受信側のコイル近傍に金属(電池筐体やプリント基板等)があると、送信側(リーダーライター)からの磁束変化に抗するように渦電流が流れて、反作用磁束が生じる。この反作用磁束により、通信に必要な磁界が抑制され、通信不良を招くことがあることが一般に知られている。
そこで、第3のコイル13は、第2の磁性体シート16の図1における下側に配置される。さらに、図4Bに示すように、第2の磁性体シート16の面積は、第3のコイル13の面積よりも大きくなるように構成される。
この構成により、リーダーライターからの磁束を第2の磁性体シート16に集中させ、渦電流を抑制することができる。これにより磁気損失が少なくなるため、通信距離が改善する。
[第2のコイル14の説明]
本実施の形態において、第2のコイル14は、例えば、近傍磁界誘導(NFMI:Near−Field Magnetic Induction)通信用のコイルである。口腔内に配置された通信機器10と、口腔外に配置した無線装置(図示なし)との間の近傍磁界誘導(NFMI)通信が行われる。第2のコイル14は、軸方向に長いコイルである。
ところで、第3のコイル13と同様の効果を得るために、第2のコイル14にも専用の磁性体シートを設けることが好ましい。しかしながら、本実施の形態においては、新たな専用の磁性体シートを設けることなく、第1の磁性体シート15を共有することで実現する。
具体的には、第2のコイル14は、第1の磁性体シート15の図1における下部に配置され、第2の磁性体シート16の上部に配置される。図4Aに示すように、第2のコイル14は第1の磁性体シート15で部分的に覆われている。
この構成により、部品点数が削減し、スペースの有効利用がはかれるため、通信機器10を小型化することができる。また、部品を新設する必要がないため、低コスト化にもつながる。
なお、第2のコイル14は、第1の磁性体シート15に加えさらに、図4Bに示すように、第2の磁性体シート16で部分的に覆われていてもよい。第2のコイル14が、第1の磁性体シート15、第2の磁性体シート16で覆われることにより、コイルを通過する磁束の向きを制御することができるため、近傍磁界誘導(NFMI)通信用のアンテナの軸方向の指向性が高くなる効果も見込まれる。
なお、図4A、図4Bには、第2のコイル14は第1の磁性体シート15、第2の磁性体シート16により、部分的に覆われている図を示しているが、第2のコイル14の全体を覆っていてもよい。これにより、指向性はさらに向上する。
[電池17の説明]
本実施の形態で用いる電池17は略円筒形の二次電池である。電池17の長手方向が、基板11の長手方向と略平行となるように、基板11の第4の面11D側の端部に配置される。本実施の形態では、図3Aの第2の切り欠き部11Fに配置される。
本実施の形態では、一例として、電池17は、直径約4mm、長さが約20mmのピン形リチウムイオン電池が用いられるが、これに限定するものではないことはいうまでもない。
ところで、電池17の筐体が磁性体の場合、誘導加熱により電池17の温度上昇が発生する可能性がある。そこで本実施の形態では、電池17は、図1に示すように第1の磁性体シート15と第2の磁性体シート16の間に配置される。平面図においては、図4A、図4Bに示すように、第1の磁性体シート15、第2の磁性体シート16がそれぞれ電池17の側面を覆うように構成される。
これにより、電池17の筐体を通過する磁力線の密度が下がり、誘導過熱の影響が低減し、電池17の温度上昇を抑えることができる。
以上のように、電池17を第1の磁性体シート15、第2の磁性体シート16で覆う構成にすることにより、電池17用に別途の磁性体シートを用いる必要がないため、通信機器10を低コストで小型化、薄型化することができる。
なお、図4A、図4Bでは、電池17の一部を覆う様子を示しているが、完全に覆ってしまってもよい。これにより、電池17の温度上昇の抑制効果はさらに高まる。
なお、本実施例では、電池17を第1の磁性体シート15と第2の磁性体シート16で覆っている例を示したが、前述のように、第1のコイル12の直径は、第3のコイル13より大きく構成されているため、誘導過熱の影響は第1のコイル12による方が大きい。したがって、第1の磁性体シート15のみが電池17の側面を覆うように構成されてもよい。
[電子部品の説明]
図1における電子部品18には、例えばマイコンのような電子部品の他に、例えばDC/DCコンバーターのような相対的に電磁波ノイズをより多く発生する電子部品が含まれる。これらの電子部品は、図4A〜図4Eにノイズ発生電子部品18Aとして示される。
ノイズ発生電子部品18Aに第1の磁性体シート15が近接している場合、電磁波ノイズは第1の磁性体シート15を伝播し、第2のコイル14に伝わる。その結果、近傍磁界誘導(NFMI)通信時の通信品質の低下を招く。そこで、図4Aに示すように、ノイズ発生電子部品18Aは、第1の磁性体シート15に接触しないように配置される。同様に、ノイズ発生電子部品18Aが、基板11の図1における下側に配置される場合は、近距離無線通信(NFC)時の通信品質の低下を抑制するため、図4Bに示すように、第2の磁性体シート16に接触しないように配置される。
ところで、通信機器10は口腔内で使用されるサイズであるため、基板11上で電子部品の配置を自由に変更できるほど十分なスペースがあるとは限らない。そこで、第1の磁性体シート15を切り欠くことで、ノイズ発生電子部品18Aが、平面視において、第1の磁性体シート15から露出するようにしてもよい。図4C、図4Dに、第1の磁性体シート15を切り欠くことによって、ノイズ発生電子部品18Aを露出させる例を示す。また、図4Eのように、第1の磁性体シート15から所定の領域を切り抜くことによって、ノイズ発生電子部品18Aを露出させてもよい。
以上のように構成されることにより、ノイズ発生電子部品18Aが発する電磁波ノイズは、第1の磁性体シート15を介して伝達されにくくなる。これにより、非接触充電の効率を高め、安定した無線通信を実現することができる。
なお、第2の磁性体シート16に関しても、同様に、切り欠きや切り抜きを施して、ノイズ発生電子部品18Aを露出させてもよい。
[磁性シートの説明]
第1の磁性体シート15、第2の磁性体シート16として、Ni−Zn系のフェライトシート、Mn−Zn系のフェライトシート、Mg−Zn系のフェライトシートなどを使うことができる。一般に、Mn−Zn系のフェライトシートは低周波数帯においては高効率となり、Ni−Zn系のフェライトシートは高周波において高効率であることが知られている。従って、本実施の形態においては、約100kHz〜200kHzで電力伝送を行う非接触充電用の第1の第1の磁性体シート15をMn−Zn系フェライトシートで構成し、約13.56MHzで通信を行う近距離無線通信(NFC)用の第2の磁性体シート16をNi−Zn系フェライトシートで構成する。
なお、本実施の形態においては、磁性体材料としてフェライトを用いた例を示したが、同様の特性を示せば他の材料を用いてもよい。
本発明によれば、複数のコイルおよび電池等が基板上に一体に構成される小型通信機器、特に口腔内で使用される骨伝導聴覚システム等の様々なウェアラブル機器に有用である。
10 通信機器
11 基板
11A 第1の面
11B 第3の面
11C 第2の面
11D 第4の面
11E 第1の切り欠き部
11F 第2の切り欠き部
11G 第3の切り欠き部
12 第1のコイル
13 第3のコイル
14 第2のコイル
15 第1の磁性体シート
16 第2の磁性体シート
17 電池
18 電子部品
18A ノイズ発生電子部品
20 充電機器
21 給電部

Claims (3)

  1. 第1の面、前記第1の面と垂直の第2の面、を有する基板と、
    前記第1の面側に配置された磁性体シートと、
    前記磁性体シート上に配置された第1のコイルと、
    前記第2の面側に配置された第2のコイルと、
    前記第1の面上に配置された少なくとも1つ以上のノイズ発生電子部品と、
    を備え、
    平面視において、
    前記磁性体シートは、前記第2のコイルと重なり部分を有し、かつ
    前記電子部品は、前記磁性体シートから露出している、
    通信機器。
  2. 前記第1のコイルは、非接触充電用コイルであり、
    前記第2のコイルは、近傍磁界誘導用コイルである、
    請求項1に記載の通信機器。
  3. 前記基板は、前記第2の面の反対側の第3の面を有し、
    前記第3の面側に電池が配置され、
    平面視において、
    前記磁性体シートは、前記電池と重なり部分を有し、かつ
    前記電子部品は、前記磁性体シートから露出している、
    請求項2に記載の通信機器。
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