JP6600427B1 - 遠心分離装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】耐摩耗スリーブの取り付けおよび取り外しが容易な遠心分離装置を提供する。【解決手段】遠心分離装置は、回転軸に向かって膨出する曲面部を有する突起部が、開口部の縁部に複数立設されたボウルと、スクリューコンベアと、周方向に隣り合う前記突起部の間に分離体排出口を形成するハブと、耐摩耗スリーブと、を備える。耐摩耗スリーブは、前記曲面部に沿う弓状に形成されて前記曲面部を覆うスリーブ本体と、前記スリーブ本体の前記軸方向と直交する長手方向の一端部に一端が接続する爪部と、を有する。前記爪部は、前記突起部の外面に接し、取り外し可能な固定具により前記外面に固定され、前記爪部の他端と前記スリーブ本体の他端部との間には、前記スリーブ本体を前記他端部側から前記分離体排出口に挿入して前記曲面部上に設置する際に、前記スリーブ本体および前記爪部の内側に前記突起部を差し込むための差込口がある。【選択図】図2

Description

本発明は、遠心分離装置に関し、特に、ボウルの分離体排出口に設置される耐摩耗スリーブに関する。
固液混合状態の処理物を遠心分離する遠心分離装置として、デカンタが知られている(例えば特許文献1)。図1は、横型のデカンタ1の構成例を示す図であり、ケーシング2内およびボウル3内を破断して示している。以下、簡略にデカンタ1の構成および課題を説明する。デカンタ1の構成については後述の実施形態において補足して説明する。
デカンタ1は、ケーシング2と、ケーシング2内に収容される筒状のボウル3と、ボウル3内に収容されるスクリューコンベア4とを備える。ボウル3およびスクリューコンベア4は、差速をつけられて回転軸L周りに回転する。
スクリューコンベア4内には、処理物供給口81から処理物が供給される。処理物は、スクリューコンベア4の壁面に形成された処理物通路41からボウル3内に排出される。ボウル3内にて、処理物は、ボウル3およびスクリューコンベア4の作用により分離液と固形物に遠心分離される。ボウル3およびスクリューコンベア4の作用により、分離液は、ボウル3内において図1中左側に搬送される。そして、分離液は、分離液排出口31からケーシング2内に排出され、ケーシング2から分離液出口21を介して外部に排出される。
分離された固形物は、ボウル3およびスクリューコンベア4の作用により、ボウル3内において図1中右側に搬送される。そして、固形物は、ボウル3の固形物排出口32からケーシング2内に排出され、ケーシング2から固形物出口22を介して外部に排出される。
特許文献1には、外胴の周方向に丸形の固形物排出口を等間隔で形成し、各固形物排出口に耐摩耗性を備えたブッシュを配設した遠心分離機が開示されている。この特許文献1の遠心分離機によれば、外胴を分解せずにブッシュを交換することができる(第4頁28〜29行)。特許文献2には、ボウルの端部開口の縁に周方向に間隔を空けてエクステンションラグを複数立設し、周方向に隣り合うエクステンションラグの間に固形物排出口を形成するとともに、固形物排出口を形成するエクステンションラグの縁にライナーをボルト締結した遠心分離装置が開示されている。この特許文献2の遠心分離装置によれば、遠心分離装置のケーシングを開き、ボルトの締結を解除することにより、ライナーを簡単に交換することができる。
しかしながら、特許文献1及び2の構成では、スクリューによって搬送された固形物のうち、固形物排出口直下に流出した固形物は遠心力により排出できるが、固形物排出口直下を避けた位置に流出した固形物は遠心力により外胴(ボウル)の内壁に張り付くため排出することができない。つまり、固形物の排出に用いられないデッドスペースが周方向において間欠的に発生するため、固形物の排出量を増やすためには、外胴(ボウル)の径を大きくして、固形物排出口の開口面積を拡大しなければならない。
この特許文献1及び2の課題に対して、前記のエクステンションラグの内面に弧状に形成された耐摩耗性のプレートを接着した遠心分離装置が知られている(以下、従来技術3と称する)。この遠心分離装置によれば、上述のデッドスペースに流出した固形物をプレートの曲面に沿って摺動させながら、固形物排出口に導くことができるため、いわゆる360°排出を実現することができる。
しかしながら、従来技術3の遠心分離装置では、摩耗したプレートを交換する際に非常に手間がかかる。具体的には、プレート交換の事前準備として、配管、ベルト、ガード類を取り外した後、ケーシングからボウルを取り出し、この取り出したボウルを所定の作業スペースに設置した後、ハブを取り外す必要があるため、事前準備に非常に手間がかかる。また、作業スペースを確保するために、工場内のレイアウト変更などを余儀なくされる場合もある。さらに、プレートの交換作業では、接着材を削ぎ落し、新しいプレートを再びエクステンションラグに接着する必要があるため、メンテナンスに手間がかかる。また、固形物の種類によっては、接着剤が溶解して、プレートがエクステンションラグから外れるおそれがある。
特許文献3には、360°排出が可能で、かつ、耐摩耗性に優れたブッシング部材を使用することにより、メンテナンス周期を長くする遠心分離装置が開示されている。すなわち、特許文献3の遠心分離装置は、ブッシング部材の耐摩耗性を高めて、メンテナンス周期を長くすることを目的としている。
しかしながら、研削力の高い固形物(例えば、掘削土砂)が処理液に含まれている場合には、耐摩耗性に優れたブッシング部材であっても早期に摩耗するため、結果的にメンテナンス周期が短くなってしまう。このため、軸方向から遠心分離装置を分解して、ブッシング部材を交換する煩雑なメンテナンス作業を、短周期で行わなければならない。
実公昭61−27646号公報 米国特許第7374529号明細書 特許第5996548号公報
本願発明は、360°排出が可能な遠心分離装置において、固形物排出口に設置される耐摩耗性スリーブの交換を容易にすることを目的とする。
上記課題を解決するために、本願発明に係る遠心分離装置は、(1)軸方向における一端側の開口部の縁部に周方向に間隔を空けて複数のエクステンションラグが形成され、各前記エクステンションラグが該ボウルの回転軸に向かって膨出するように形成されたボウルと、前記ボウルの内部に回転可能に収容され、前記ボウルとは異なる回転速度で回転するスクリューコンベアと、前記エクステンションラグに接続して前記開口部を覆い、周方向に隣り合う前記エクステンションラグの間に固形物排出口を形成するためのハブと、前記エクステンションラグのうち前記固形物排出口に向かう固形物が摺動する内面を覆うスリーブ本体と、前記スリーブ本体の一端側に一体的に設けられ、前記エクステンションラグのうち固形物が摺動しない外面にボルトにより着脱可能に固定される爪部と、を有する耐摩耗スリーブと、を備え、前記ボルトにおけるボルト頭部の反対側の端部は、前記エクステンションラグから突出せずに、前記エクステンションラグの内部に位置することを特徴とする。
(2)前記爪部には、前記ボルトの頭部を収容する穴部があり、前記穴部の底面は、前記頭部の座面となり、前記底面には、前記ボルトの軸部が通るボルト孔があり、前記ボルトの頭部は前記穴部の上端よりも低い位置に収められていることを特徴とする上記(1)に記載の遠心分離装置。
(3)前記スリーブ本体の他端部は、前記外面よりも前記径方向外側に位置し、前記他端部の内面にはキー溝があり、前記キー溝には、前記外面に接し、前記スリーブ本体の前記他端部を前記エクステンションラグに固定するキーが差し込まれていることを特徴とする上記(2)に記載の遠心分離装置。
(4)前記軸方向において、前記キー溝の幅は前記スリーブ本体の幅よりも短く、前記スリーブ本体の他端側には、前記キー溝の幅に対応した幅の増肉部が形成されていることを特徴とする上記(3)に記載の遠心分離装置。
(5)前記爪部は、前記ボウルの回転方向における先端部が後端部よりも前記回転軸に近接する傾斜面を有することを特徴とする上記(1)乃至(4)のうちいずれか一つに記載の遠心分離装置。
本発明によれば、エクステンションラグの内面近傍に排出された固形物を耐摩耗性スリーブに摺動させながら固形物排出口に導くことができるため、固形物排出口直下に流出した固形物及び固形物排出口直下を避けた位置に流出した固形物の双方を、固形物排出口から排出すること(360°排出)が可能となる。これにより、固形物の排出量を増やすために、ボウルの径を大きくする必要がなくなる。また、遠心分離装置のケーシングを開き、ボルトの締結を解除するだけで、耐摩耗性スリーブの交換を行うことができる。耐摩耗性スリーブを交換する際に、遠心分離装置を軸方向から分解する必要がないため、メンテナンス作業の負担が軽減される。
横型のデカンタの構成例を示す図である。 ボウルの回転軸方向における一端側の開口部を拡大して示す側面図である。 ボウルの開口部およびハブを破断し拡大して示す側面図である。 耐摩耗スリーブを示す斜視図である。 穴部を説明するための耐摩耗スリーブの側面図である。 取り付け時の耐摩耗スリーブの姿勢を示す斜視図である。 ラグへの耐摩耗スリーブの取り付け方法を説明するための図である。 耐摩耗スリーブがラグに取り付けられた状態を示す斜視図である。 第2実施形態の耐摩耗スリーブを示す斜視図である。 第3実施形態の耐摩耗スリーブを示す側面図である。 キー溝を示す斜視図である。 増肉部を示す斜視図である。 キーを示す斜視図である。 変形例の耐摩耗スリーブの図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の好ましい実施形態である遠心分離装置について、図1の横型のデカンタ1を一例に挙げて説明する。デカンタ1は、耐摩耗スリーブ5(図2)の構成が従来のものと異なる。以下に説明する実施形態によって本発明の技術的範囲は何ら限定解釈されることはない。
デカンタ1は、ケーシング2、ボウル3、スクリューコンベア4を備える。ケーシング2は、ボウル3およびスクリューコンベア4を収容する。ケーシング2は、開閉可能に構成されており、ケーシング2が開き状態になると、後述する図8に図示するように、ボウル3、固形物排出口32、耐摩耗性スリーブ5、ハブ34等を視認することができる。ボウル3は、ボウルシェル3Aとボウルエクステンション3Bとにより構成されており、ボウルシェル3Aは内径が一定の円筒形状に形成されており、ボウルエクステンション3Bは載頭円錐形状に形成されている。ボウルシェル3A及びボウルエクステンション3Bは不図示のボルトにより連結されている。ただし、本発明は、ボウルエクステンション3Bの内径が一定のボウル3にも適用できる。ボウル3の一端側には、複数の固形物排出口32があり、ボウル3の他端側(図1中左側)には、複数の分離液排出口31がある。
ボウル3の一端側の軸部はベアリング36に回転可能に保持され、他端側の軸部はベアリング37に回転可能に保持される。ボウル3は、一端側の軸部がプーリー38によって駆動されることにより回転する。
スクリューコンベア4は、回転可能に保持され、ボウル3内に収容される。スクリューコンベア4の胴部42内には、処理物供給室43が形成されている。処理物供給室43には、供給管8の端部である処理物供給口81が配置されている。供給管8は、ボウル3の回転軸L方向における一端側(図1中右側)に向かって延び、ベアリング36やプーリー38内を通ってケーシング2外まで延びている。ケーシング2外に配置された供給管8の端部である処理物導入口82には、遠心分離の対象である処理物が供給される。処理物は、供給管8を通って処理物供給口81から処理物供給室43内に供給される。
処理物には、遠心分離による固液分離が可能な各種固液混合物が含まれる。本願発明は、研削力の高い掘削土砂を含む分離液に対して特に好適である。なお、本願発明は、金属水酸化物粒子含有スラリー、石炭粒子含有スラリー液など研磨性粒子を含む分離液に対しても好適であることは言うまでもない。
処理物は、処理物供給室43の外周面に形成された複数の処理物通路41を通って、ボウル3内に進む。
胴部42の外周面には、螺旋状のスクリュー羽根44が形成されている。スクリューコンベア4は、ギアボックス45から動力が伝達されることにより、ボウル3と異なる回転速度で回転する。ギアボックス43には、例えば遊星ギアを用いることができる。
スクリューコンベア4は、ボウル3に対して差速をつけられて回転することにより、処理物を、ボウル3と共に分離液と固形物(分離体)に遠心分離する。分離液は、ボウル3およびスクリューコンベア4の作用により、ボウル3内を他端側に進み、分離液排出口31からケーシング2内に排出され、ケーシング2内から分離液出口21を介して外部に排出される。
スクリューコンベア4は、ボウル3内で遠心力が付与された固形物をボウル3の一端側に搬送する。固形物は、ボウル3の一端側の固形物排出口32からケーシング2内に排出され、ケーシング2内から固形物出口22を介して外部に排出される。
図2は、ボウルエクステンション3Bの回転軸L方向における一端側の開口部39を拡大して示す斜視図である。開口部39は、円周状になっており、縁部には、周方向に間隔を空けて複数のエクステンションラグ33が立設されている。エクステンションラグ33は、軸方視がかまぼこ状となる突起部である。エクステンションラグ33の回転軸L方向の先端側は、先端部が小さくなる段付き状に形成されている。
エクステンションラグ33は、回転軸Lに向かって膨出する弓状の曲面部331と、回転軸Lに対して径方向外側に位置する外面332とを有する。外面332は、回転軸L方向と直交するエクステンションラグ33の長手方向(図2参照)において、両端部が曲面部331の両端部に接続する。
本実施形態では、外面332は、平坦に形成されている。外面332においてエクステンションラグ33の長手方向の一端側には、回転軸L方向に2つねじ穴333が形成されている。ねじ穴333には、耐摩耗スリーブ5の固定具としてボルト54(図5)が螺合される。ボルト54として、例えば六角穴付きボルトを用いることができる。耐摩耗スリーブ5の固定具は、耐摩耗スリーブ5およびエクステンションラグ33に対して着脱可能に締結可能なボルトであれば、適宜のものを使用できる。
図3は、ボウル3の開口部39およびハブ34の一部を破断かつ拡大して示す側面図である。開口部39には、ハブ34が取り付けられる。ハブ34は、エクステンションラグ33に接続して開口部39を覆う。ハブ34には、内形がエクステンションラグ33の先端部の外形と相似な穴341が複数形成されている。各エクステンションラグ33の先端部は、各穴341に差し込まれる。ハブ34は、周方向に隣り合う各エクステンションラグ33の間に、固形物排出口32を形成する(図2参照)。
ボウル3内にて処理物から分離され、ボウル3の一端側に搬送された固形物のうち固形物排出口32に対応する領域に排出された固形物は、遠心力によって固形物排出口32からそのまま排出される。一方、ボウル3の一端側に搬送された固形物のうちエクステンションラグ33に対応する領域に排出された固形物は、遠心力によって曲面部331上を摺動し、固形物排出口32から排出される。本実施形態の構成によれば、回転軸Lを中心とする360°方向において、固形物をケーシング2内に排出することができる。エクステンションラグ33は、耐摩耗性スリーブ5によって保護されているため、エクステンションラグ33の摺動摩耗による減肉を抑制できる。また、360°排出を実現することにより、固形物の排出面積を拡大するために、固形物排出口32の開口面積を大きくする必要がなくなる(言い換えると、ボウル3の径を大きくする必要がなくなる)。
図4は、耐摩耗スリーブ5を示す斜視図である。耐摩耗スリーブ5は、エクステンションラグ33の基材よりも剛性の高い材料によって構成することが望ましい。エクステンションラグ33の基材よりも剛性の高い材料として、例えば超硬合金であるイゲタロイ(登録商標)を用いることができる。ただし、耐摩耗スリーブ5をエクステンションラグ33と同様の材料で形成し、耐摩耗スリーブ5の表面に耐摩耗性の高い溶接層を形成してもよい。耐摩耗スリーブ5の耐摩耗性を高めることにより、耐摩耗性スリーブ5の交換周期を長くすることができる。耐摩耗スリーブ5は、スリーブ本体51と、爪部52とを備える。
スリーブ本体51は、曲面部331に沿う弓状に形成されるとともに、回転軸L方向の幅が回転軸L方向と直交する長手方向に亘って一定の板状に形成される。スリーブ本体51の長手方向の一端部511(図4中右側の端部)には、爪部52の一端が一体的に連設されている。
爪部52は、回転軸L方向が長い直方体形状である。爪部52は、スリーブ本体51の一端部511から内側に折れ曲がった姿勢でスリーブ本体51に連設されている。爪部52の図4中左側に位置する他端と、スリーブ本体51の図4中左側に位置する他端部512との間には、差込口53が形成される。
差込口53は、後述するが、スリーブ本体51を、他端部53側から固形物排出口32に挿入して曲面部331上に設置する際に、スリーブ本体51および爪部52の内側にエクステンションラグ33を差し込むためのものである。爪部52には、ボルト54の頭部を収容する穴部521が2つある。
図5は、穴部521を説明するための耐摩耗スリーブ5の側面図である。穴部521の底面522は、ボルト54の頭部の座面となる。底面522には、ボルト54の軸部が通るボルト孔523がある。爪部52は、耐摩耗スリーブ5の長手方向において、スリーブ本体51よりも厚肉に形成されている。ここで、ボルト54の締結状態において、ボルト54の頭部は、穴部521の上端よりも低い位置に収められている。つまり、ボルト54の頭部は、爪部52に埋没しているため、固形物排出口32から排出された固形物によってボルト54の頭部が研削されることを防止できる。
図6は、取り付け時の耐摩耗スリーブ5の姿勢を示す斜視図である。耐摩耗スリーブ5をエクステンションラグ33に取り付ける際には、爪部52が形成されていない他端部512側から耐摩耗スリーブ5を固形物排出口32に挿入する。図7(A)〜(C)に示すように、差込口53からエクステンションラグ33の一端側を爪部52とスリーブ本体51の内側に入れながら、耐摩耗スリーブ5をエクステンションラグ33の曲面部331に沿って回していく。
図7(D)に示すように、エクステンションラグ33の一端側が爪部52とスリーブ本体51の内側に差し込まれ、スリーブ本体51が曲面部331全体を覆う姿勢になるまで、耐摩耗スリーブ5を回す。この状態になると、爪部52の底面がエクステンションラグ33の外面332に面接触する(図8も参照)。続いて、図7(E)に示すように、穴部521にボルト54を入れ、ボルト54を締めることにより爪部52をエクステンションラグ33の外面332に固定する。これにより、耐摩耗スリーブ5がエクステンションラグ33に固定され、曲面部331上にスリーブ本体51が設置される。
耐摩耗スリーブ5を取り外す際には、図7(A)〜(E)の手順を逆に行えばよい。すなわち、ボルト54を耐摩耗スリーブ5から抜いた後、耐摩耗スリーブ5を、差込口53からエクステンションラグ33を抜くようにして前述とは逆方向に回すことで、耐摩耗スリーブ5をエクステンションラグ33から取り外すことができる。
以上のように、本実施形態では、耐摩耗スリーブ5のエクステンションラグ33への取り付けおよび取り外しを、ボウル3のハブ34等を外すことなく簡単に行うことができる。つまり、ケーシング2を開くと、ボルト54の頭部が見える状態となるため、ボルト54の頭部に六角レンチを係合させてボルト54の締結を解除することにより、耐摩耗性スリーブ5の交換を簡単に行うことができる。ここで、上述の通り、ボルト54の頭部は爪部52に埋没しているため、交換時にボルト54の頭部が削られ、六角レンチを係合させることができない等の問題を起こりにくくできる。
(第2実施形態)
図9は、耐摩耗スリーブ5Aを示す斜視図である。耐摩耗スリーブ5Aの爪部52Aは、第1実施形態の爪部52上に側面視台形状の補強部を加えた形状をしている。爪部52Aの平面形状は爪部52と同じ大きさの矩形である。差込口53の大きさは、第1実施形態と変わらない。
爪部52Aは、傾斜面55および頂面56を備える。傾斜面55は、ボウル3の回転方向における先端部55Aが後端部55Bよりも回転軸Lに近接した位置に配置されるように傾斜している。傾斜面55には、ボルト54の頭部を収容する穴部521Aが2つ開口する。図5に参照されるように、穴部521Aの底面522にはボルト孔523がある。
耐摩耗スリーブ5Aの長手方向において、頂面56の他端側(図9中左側)は傾斜面55の一端側(図9中右端)に接続し、頂面56の一端(図9中右端)は、耐摩耗スリーブ5Aの一端となる。頂面56は、爪部52Aの底面57と平行である。
固形物排出口32から排出された固形物の一部は、ケーシング2の内面に堆積し、ボウル3に向かって成長する。堆積した固形物がさらに成長すると、回転動作するボウル3に接触して、ボウル3がダメージを受けるおそれがある。本実施形態の構成によれば、傾斜面55がボウル3の回転方向を向くように形成されているため、ケーシング2の内面に堆積した固形物に爪部52Aの傾斜面55を衝突させて、固形物を剥がすことができる。これにより、成長した固形物がボウル3の外周面に接触することを防止できる。
(第3実施形態)
図10は、耐摩耗スリーブ5Bを示す側面図である。本実施形態では、耐摩耗スリーブ5Bの他端部512は、エクステンションラグ33の外面332よりもボウル3の回転軸Lの径方向外側に位置する。該径方向外側に位置する他端部512の内面には、図11に示すように、回転軸L方向に延びるキー溝513が形成されている。キー溝513は、スリーブ本体51Bの回転軸L方向における端に寄っている。回転軸L方向において、キー溝513の幅(長さ)は、スリーブ本体51Bの幅よりも短い。スリーブ本体Bの一端側(図11中右側)の爪部52Bは、第2実施形態の爪部52Aと同じである。
図12は、増肉部514を示す斜視図である。スリーブ本体Bの他端側(図11中左側)には、キー溝513の幅に対応した幅、換言すると、同じ又は僅かに大きい幅の増肉部514が形成されている。増肉部514は、スリーブ本体Bの他端部512の先端側に向かうにしたがって、耐摩耗スリーブ5Bの長手方向における端側に向かって厚みが増す。
図13は、キー59を示す斜視図である。エクステンションラグ33に耐摩耗スリーブ5Bが装着された状態において、キー溝513には、キー59が差し込まれる。キー59は、一方の端側にのみ傾斜面がある側面視(軸方向L視)台形状であり、頂面に穴部591が2つある。穴部591は、不図示の六角穴付きボルトの頭部を収容する。穴部591の底面には、ボルトの軸部が貫通するボルト孔がある。エクステンションラグ33の外面332において、穴部591に対応する不図示のねじ穴が2つ形成されている。
キー59がキー溝513に差し込まれた状態において、キー59の底面は、エクステンションラグ33の外面332に面接触する。そして、穴部591にボルトが入れられ、ボルトがエクステンションラグ33側のねじ穴に螺合される。これにより、キー59は、スリーブ本体51Bの他端部512をエクステンションラグ33に固定する。
本実施形態では、スリーブ本体51Bの他端部512をキー59で固定するので、スリーブ本体51Bの両端部511,512をエクステンションラグ33に対して強固に固定できる。
本実施形態では、スリーブ本体51Bの他端部512を増肉部514で補強しているので、他端部512にキー溝513を設けていても、スリーブ本体51Bの他端部512の強度を十分に確保できる。
(変形例)
上述の実施形態では、耐摩耗スリーブ5の内面を曲面部331によって構成したが、固形物を固形物排出口32に向かわせることができれば、他の形状であってもよい。すなわち、図14に図示するように、曲面部331の一部(又は全部)がテーパになっていてもよい。
1 遠心分離装置
3 ボウル
3A ボウルシェル
3B ボウルエクステンション
4 スクリューコンベア
5,5A,5B 耐摩耗スリーブ
32 固形物排出口(分離体排出口)
33 エクステンションラグ
34 ハブ
39 開口部
51,51A,51B スリーブ本体
52,52A,52B 爪部
53 差込口
54 ボルト(固定具)
55 爪部の傾斜面
59 キー
331 曲面部
332 突起部の外面
333 ねじ穴
511 スリーブ本体の一端部
512 スリーブ本体の他端部
513 キー溝
514 増肉部
521 穴部
522 穴部の底面
523 ボルト孔

Claims (5)

  1. 軸方向における一端側の開口部の縁部に周方向に間隔を空けて複数のエクステンションラグが形成され、各前記エクステンションラグが該ボウルの回転軸に向かって膨出するように形成されたボウルと、
    前記ボウルの内部に回転可能に収容され、前記ボウルとは異なる回転速度で回転するスクリューコンベアと、
    前記エクステンションラグに接続して前記開口部を覆い、周方向に隣り合う前記エクステンションラグの間に固形物排出口を形成するためのハブと、
    前記エクステンションラグのうち前記固形物排出口に向かう固形物が摺動する内面を覆うスリーブ本体と、前記スリーブ本体の一端側に一体的に設けられ、前記エクステンションラグのうち固形物が摺動しない外面にボルトにより着脱可能に固定される爪部と、を有する耐摩耗スリーブと、
    を備え
    前記ボルトにおけるボルト頭部の反対側の端部は、前記エクステンションラグから突出せずに、前記エクステンションラグの内部に位置することを特徴とする遠心分離装置。
  2. 前記爪部には、前記ボルトの頭部を収容する穴部があり、前記穴部の底面は、前記頭部の座面となり、前記底面には、前記ボルトの軸部が通るボルト孔があり、前記ボルトの頭部は前記穴部の上端よりも低い位置に収められていることを特徴とする請求項1に記載の遠心分離装置。
  3. 前記スリーブ本体の他端部は、前記外面よりも前記径方向外側に位置し、前記他端部の内面にはキー溝があり、
    前記キー溝には、前記外面に接し、前記スリーブ本体の前記他端部を前記エクステンションラグに固定するキーが差し込まれていることを特徴とする請求項2に記載の遠心分離装置。
  4. 前記軸方向において、前記キー溝の幅は前記スリーブ本体の幅よりも短く、
    前記スリーブ本体の他端側には、前記キー溝の幅に対応した幅の増肉部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の遠心分離装置。
  5. 前記爪部は、前記ボウルの回転方向における先端部が後端部よりも前記回転軸に近接する傾斜面を有することを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一つに記載の遠心分離装置。
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