JP6600343B2 - 車体側部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、フロントフェンダーの支持構造に関する。
特許文献1には、フロントフェンダーの上下および前後の中央近傍にウレタン樹脂製の支持部材を設けることが開示されている。支持部材は、フロントフェンダーとフロントサイドフレームの間に配置され、車室内への透過音や、フロントフェンダーの凹みを防止するために用いられる。
特開2008−162416号公報
上記特許文献1において、支持部材を取り付けるための固定点が少数(1箇所)しか設けられていない場合や支持部材の形状のバラツキによってフロントフェンダーとの間に隙間ができてしまう場合、運転中の振動などで回転して位置がずれてしまうおそれがある。また、フロントフェンダーとの間に隙間ができないように、支持部材の外形を大きくすると、組み付ける際により大きな力でフロントフェンダーとの間に押し込むことになるので、組み付け性が悪くなり、破損する可能性も高くなる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、支持部材の位置ずれを防止し、組み付け性を向上できる車体側部構造を実現することである。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明の車体側部構造1は、車体の骨格部材2、3の車幅外方に設けられたフロントフェンダー6と、前記フロントフェンダー6の裏側に設けられた支持部材5と、を備え、前記支持部材5は、前記フロントフェンダー6に沿って延びる本体部51と、当該本体部51の一部から前記フロントフェンダー6に向けて突出する突起部53とを備え、前記突起部53は、前記支持部材5が前記骨格部材2、3に取り付けられた状態において、前記フロントフェンダー6と車幅方向で重なり、前記支持部材は、前記本体部から前記フロントフェンダーに向かって膨出する膨出部52を備え、前記膨出部の端部は、前記支持部材が前記骨格部材に取り付けられた状態において、前記フロントフェンダーと同じ位置または前記フロントフェンダーよりも車幅内方に位置し、前記突起部は、前記膨出部に形成される。
本発明によれば、支持部材の位置ずれを防止し、組み付け性を向上できる車体側部構造を実現することができる。
本実施形態におけるフロントフェンダー付近の車体側部構造を車幅外方(左側方)から見た図(a)および(a)からフロントフェンダーを取り除いた状態の拡大図(b)である。 図1(a)のi−i図である。 図1のフロントフェンダー付近を下方から見た図(a)、(a)からインナーフェンダーを取り除いた状態の図(b)および(b)のF1部分の拡大図(c)である。 図1(b)のD1方向から見た図(a)およびii−ii断面図(b)である。 図1(b)の支持部材の拡大図(a)および(a)のiii−iii断面図(b)である。 図5(a)の支持部材を車体前方から見た図(a)、車体後方から見た図(b)、車体上方から見た図(c)および裏側から見た図(d)である。
以下に、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
<全体構成>まず、図1を参照して、本実施形態の車体側部構造の全体構成について概略的に説明する。
図1は、本実施形態の車体部構造においてフロントフェンダー付近を車幅外方(左側方)から見た図(a)および(a)からフロントフェンダーを取り除いた状態の拡大図(b)である。
図1に示すように、本実施形態の車体側部構造1は、フロントサイドフレーム2、アッパーメンバ3、インナーフェンダー4、支持部材5、フロントフェンダー6を含む。
フロントサイドフレーム2は、車幅方向の左右両側に車体前後方向に延びている骨格部材である。フロントサイドフレーム2は車幅方向に切断した形状が矩形状の閉断面を有する。アッパーメンバ3は、フロントサイドフレーム2から上方に分岐して後方に延び、不図示のフロントピラーに接続される骨格部材である。インナーフェンダー4は、フロントサイドフレーム2の下方に配置され、左右のフロントのタイヤハウスを形成するアーチ状のパネル部材である。フロントフェンダー(以下、フェンダーパネル)6は、左右のフロントサイドフレーム2、アッパーメンバ3、インナーフェンダー4を含む車体側部を覆う外装部品である。また、車体前部は左右にヘッドライトユニット7が設けられ、フロントバンパー9およびフロントグリル10で覆われている。また、エンジンルームに臨む車体上部はボンネットフード11で覆われている。
<フェンダーパネルの支持構造>次に、図1に加えて、図2から図6を参照して、本実施形態の車体側部構造におけるフロントフェンダーの支持構造について説明する。
図2は、図1(a)のi−i図である。図3は、図1のフロントフェンダー付近を下方から見た図(a)、(a)からインナーフェンダーを取り除いた状態の図(b)および(b)のF1部分の拡大図(c)である。図4は、図1(b)のD1方向から見た図(a)およびii−ii断面図(b)である。図5は、図1(b)の支持部材の拡大図(a)および(a)のiii−iii断面図(b)である。図6は、図5(a)の支持部材を車体前方から見た図(a)、車体後方から見た図(b)、車体上方から見た図(c)および裏側から見た図(d)である。輪郭
図1から図3に示すように、支持部材5は、インナーフェンダー4の上方であって、フロントサイドフレーム2およびアッパーメンバ3とフェンダーパネル6との間に挟まれるように配置されたパッド状の部材である。支持部材5は、フェンダーパネル6を裏面6a側(車幅内方から車幅外方に向けて)に押圧し、フェンダーパネル6の外面に手などで外力が付加されたときに、フェンダーパネル6が凹むような弾性変形を抑制する。支持部材5は、ウレタンなどの合成樹脂素材を発泡させて成形された軽量の部品である。
図4から図6に示すように、支持部材5は、車幅外方から見て、四角形状、詳しくは台形状の外形を有する。支持部材5は、所定の板厚を有する本体部51と、本体部51の表面51aに設けられる膨出部52および突起部53と、本体部51の裏面51bに設けられる脚部54〜57とを有する。
図5に示すように、本体部51の表面51aは、フェンダーパネル6に沿う平面形状を有している。膨出部52は、本体部51の表面51aから***する曲面状の外形を有し、本体部51の表面51aに略等間隔で均一に複数個設けられている。また、本体部51の表面51aには、フェンダーパネル6に***するように形成された複数のビード部6b(図1(a)参照)に対応する複数の***部58が形成され、膨出部52の一部は***部58に重なるように形成されている。図1(a)では、3本のビード部6bが車体前後方向に異なる長さで延び、図5(a)では、ビード部6bに対応する3本の***部58が車体前後方向に異なる長さで延びている。
突起部53は膨出部52の曲面部分に重なるように形成されている。突起部53は本体部51の表面51aに部分的に点在するように複数個設けられている。突起部53は、本体部51の表面51aにおける台形状の4つの角部付近と、中央部付近に車体前後方向に2個設けられている。各突起部53は、膨出部52から円環状に***する断面半円形状(ドーナツを水平方向に半割りした形状)の外形を有する。各膨出部52は、フェンダーパネル6の裏面6aに近接し、各突起部53は、フェンダーパネル6の裏面6aに当接し、フェンダーパネル6を裏面6aから押圧するような形状を有する。支持部材5は、タイヤハウスの下方からフェンダーパネル6の裏面6aに組み付けられるが、この際、膨出部52はフェンダーパネル6の裏面6aに当接しないので、支持部材5に過大な摩擦力が作用して破損するような不都合を防止し、かつ、膨出部52の一部に設けられた突起部53がフェンダーパネル6の裏面6aに当接することで、フェンダーパネル6を裏面6aから確実に支持することができる。
図6に示すように、脚部54〜57は、本体部51の裏面51bから車幅内方に***する第1から第4の複数の脚部54〜57を含む。脚部54〜57は、本体部51の裏面51bにおける台形状の短(上)辺付近に設けられた第1の脚部54と、長(下)辺付近に設けられた第2の脚部55と、長辺の両端部の角部付近に設けられた第3および第4の脚部56、57を有する。
図2および図3に示すように、第1の脚部54は、アッパーメンバ3の車幅外方の側面3aに当接し、第3および第4の脚部56、57はフロントサイドフレーム2の車幅外方側の側面2aに当接するように突起部53および本体部51を介してフェンダーパネル6の裏面6aから反力を受ける。
第2の脚部55は、第1、第3および第4の脚部54、56、57よりも本体部51から突出しており、フロントサイドフレーム2に設けられた取付部材21に取り付けられる。フロントサイドフレーム2の取付部材21はフロントサイドフレーム2の下面から下方に突出する円柱状の固定ピンであり、第2の脚部55には、固定ピン21に係合するスリット状の溝部55aが形成されている。
図2から図4に示すように、フロントサイドフレーム2の側面2aおよび下面2bには、支持部材5の第2の脚部55の取付部材21に隣接して線状部材12の取付部材22およびフェンダーパネル6の取付部材23が設けられている。線状部材12は、フロントサイドフレーム2の車幅外方側の下面から支持部材5における本体部51の裏面51bとフロントサイドフレーム2の車幅外方側の側面2aとの間に配線される。線状部材12は、例えば電気配線用のワイヤーハーネスである。
上述した実施形態において、フェンダーパネル6の裏面6a側に支持部材5を設け、支持部材5がフェンダーパネル6に沿って平面状に拡大する本体部51と、本体部51の表面51aの一部からフェンダーパネル6の裏面6aに向けて突出する突起部53を備える。支持部材5はフロントサイドフレーム2およびアッパーメンバ3とフェンダーパネル6との間に配置された状態で、各突起部53がフェンダーパネル6の裏面6aを所定の力で押すように弾性変形してフェンダーパネル6に重なり、第1、第3および第4の各脚部54、56、57はフロントサイドフレーム2およびアッパーメンバ3の側面2a、3aを所定の力で押すように重なる。
上記構成によれば、支持部材5に形成された突起部53は圧縮される反力でフェンダーパネル6に押し付けられるため、フェンダーパネル6との間に発生する摩擦力で支持部材5の回転を抑制できる。
また、支持部材5の一部だけがフェンダーパネル6と重なる構造のため、支持部材5の組み付け性が向上する。なお、本実施形態では、支持部材5の取付部材21としてフロントサイドフレーム2の下面2bに一箇所だけ設けた例を示しているが、複数の取付部材21を近接して設けた場合でも同様の効果が得られる。
また、支持部材5は、第1、第3および第4の各脚部54、56、57が車幅内方においてフロントサイドフレーム2およびアッパーメンバ3の側面2a、3aに当接する。このように構成することで、フロントサイドフレーム2およびアッパーメンバ3とフェンダーパネル6との間で支持部材5を挟み込むことができるので、より安定した状態で支持部材5の回転を抑制できる。なお、本実施形態では、車体の骨格部材としてフロントサイドフレーム2およびアッパーメンバ3を例示しているが、その他の部材を含んでいてもよい。
また、第1の脚部54は、車体前後方向において突起部53と略同じ位置でフロントサイドフレーム2の側面2aおよびアッパーメンバ3の側面3aに当接する。すなわち、支持部材5がフロントサイドフレーム2およびアッパーメンバ3とフェンダーパネル6との間に配置された状態で、本体部51の四隅に設けられた突起部53は、車体前後方向において第1、第3および第4の脚部54、56、57と対応する位置であって、車体前後方向における略同じ位置(図2に示す車体前後方向の断面において略同じ位置)にある。このように構成することで、突起部53と脚部54、56、57が前後方向でずれていると回転モーメントが発生して支持部材5が微小に回転してしまうおそれがあるが、これを防止できる。
また、支持部材5は、本体部51がフロントサイドフレーム2のフェンダーパネル6との間に配置され、第2の脚部55の溝部55aがフロントサイドフレーム2の下面に設けられた取付部材21に取り付けられる。このように構成することで、フロントサイドフレーム2とフェンダーパネル6の間に本体部51を下方から挿入して取り付けることが可能になるため、組み付け時の作業性が向上する。
また、フロントサイドフレーム2の下面2bには、第2の脚部55の取付位置と隣接して線状部材12の取付部材22が設けられ、線状部材12は、本体部51の裏面51bとフロントサイドフレーム2の側面2aとの間に配線される。このように構成することで、支持部材5とフロントサイドフレーム2の間のスペースを利用して線状部材12を配線できるのでスペース効率が向上する。また、支持部材5の取付部材21と線状部材12の取付部材22を隣接させることで、線状部材12がたわむなどして支持部材5と干渉し打音などが発生することを防止できる。
また、突起部53が円柱状に形成されることで、本体部51を挿入する際に突起部53がフェンダーパネル6と擦れた場合に、どの方向の力がかかっても突起部53が破損することを防止できる。また、突起部53は内径部分が空洞になっていることから突起部53の微小な変形が許容され、挿入する際の力が低減される。
また、支持部材5は、本体部51が四角形状を有し、突起部53が四隅に配置されている。これにより、支持部材5の四隅を押圧することができるので、より確実に支持部材5の変位を防止できる。
また、膨出部52に突起部53が形成され、支持部材5がフロントサイドフレーム2およびアッパーメンバ3とフェンダーパネル6との間に配置された状態で、膨出部52の頂部がフェンダーパネル6の裏面6aと当接する位置またはフェンダーパネル6の裏面6aよりも車幅内方側に位置する。このように、膨出部53をフェンダーパネル6と干渉しない程度に膨出させることで、よりフェンダーパネル6に近い位置で支持することができるので、フェンダーパネル6の凹み(ベコ)を防止できる。また、膨出部52に突起部53を設けることで、突起部53の円環状に起立した部位の長さ(高さ)を短く(低く)することができるので、挿入する際の突起部53の破損を防止できる。
[実施形態のまとめ]
<第1の態様>
車体側部構造1は、
車体の骨格部材2、3の車幅外方に設けられたフロントフェンダー6と、
前記フロントフェンダー6の裏側に設けられた支持部材5と、を備え、
前記支持部材5は、前記フロントフェンダー6に沿って延びる本体部51と、当該本体部51の一部から前記フロントフェンダー6に向けて突出する突起部53とを備え、
前記突起部53は、前記支持部材5が前記骨格部材2、3に取り付けられた状態において、前記フロントフェンダー6と車幅方向で重なる。
第1の態様によれば、支持部材5に形成された突起部53は圧縮される反力でフロントフェンダー6に押し付けられるため、フロントフェンダー6との間に発生する摩擦力で支持部材5の回転を抑制できる。また、支持部材5の一部だけがフロントフェンダー6と重なる構造のため、支持部材5の組み付け性が向上する。
<第2の態様>
第1の態様において、前記支持部材5は、前記フロントフェンダー6よりも車幅内方において前記骨格部材2、3と当接する当接部54、56、57を備える。
第2の態様によれば、骨格部材2、3とフロントフェンダー6との間で支持部材5を挟み込むことができるので、より安定した状態で支持部材5の回転を抑制できる。
<第3の態様>
第2の態様において、前記当接部54、56、57は、車幅方向から見て、車体前後方向において前記突起部53と同じ位置で前記骨格部材2、3と当接する。
第3の態様によれば、突起部53と当接部54、56、57が前後方向でずれた位置にあると回転モーメントが発生して支持部材5が微小に回転してしまうおそれがあるが、これを防止できる。
<第4の態様>
第1から第3のいずれかの態様において、前記支持部材5は、前記本体部51から車幅内方に延びる取付部55、55aを備え、
前記本体部51は、前記骨格部材2、3と前記フェンダーパネル6との間に配置され、
前記取付部55、55aは、前記骨格部材2の下面2bに取付部材21により取り付けられる。
第4の態様によれば、骨格部材2とフロントフェンダー6の間に本体部51を下方から挿入して取り付けることが可能になるため、組み付け時の作業性が向上する。
<第5の態様>
第1から第4のいずれかの態様において、前記骨格部材2の下面2bには、前記取付部55、55aの取付位置と隣接して線状部材12の取付部材22が設けられ、
前記線状部材12は、前記本体部51と前記骨格部材2との間に配設される。
第5の態様によれば、支持部材5と骨格部材2の間のスペースを利用して線状部材12を配線できるのでスペース効率が向上する。また、支持部材5の取付部材21と線状部材12の取付部材22を隣接させることで、線状部材12がたわむなどして支持部材5と干渉し打音などが発生することを防止できる。
<第6の態様>
第1から第5のいずれかの態様において、前記突起部53は、円筒状に形成される。
第6の態様によれば、本体部51を挿入する際に突起部53がフロントフェンダー6と擦れた場合に、どの方向の力がかかっても突起部53が破損することを防止できる。また、突起部53は内径部分が空洞になっていることから突起部53の微小な変形が許容され、挿入する際の力が低減される。
<第7の態様>
第1から第6のいずれかの態様において、前記本体部51は、四角形状を有し、
前記突起部53は、前記四角形状の本体部51の四隅に配置される。
第7の態様によれば、支持部材5の四隅を押圧することができるので、より確実に支持部材5の変位を防止できる。
<第8の態様>
第1から第7のいずれかの態様において、前記支持部材5は、前記本体部51から前記フロントフェンダー6に向かって膨出する膨出部52を備え、
前記膨出部52の端部は、前記支持部材5が前記骨格部材2、3に取り付けられた状態において、前記フロントフェンダー6と同じ位置または前記フロントフェンダー6よりも車幅内方に位置し、
前記突起部53は、前記膨出部53に形成される。
第8の態様によれば、膨出部53をフロントフェンダー6と干渉しない程度に膨出させることで、よりフロントフェンダー6に近い位置で支持することができるので、フロントフェンダー6の凹み(ベコ)を防止できる。また、膨出部52に突起部53を設けることで、突起部53の円環状に起立した部位の長さ(高さ)を短く(低く)することができるので、挿入する際の突起部53の破損を防止できる。
1…車体側部構造
2…フロントサイドフレーム(骨格部材)
2a…フロントサイドフレームの側面
2b…フロントサイドフレームの下面
3…アッパーメンバ(骨格部材)
3a…アッパーメンバの側面
4…インナーフェンダー
5…支持部材
6…フロントフェンダー
6a…フェンダーパネルの裏面
6b…ビード部
7…ヘッドライトユニット
9…フロントバンパー
10…フロントグリル
11…ボンネットフード
12…線状部材
21〜23…取付部材
51…本体部
51a…本体部の表面
51b…本体部の裏面
52…膨出部
53…突起部
54…第1の脚部(当接部)
55…第2の脚部(取付部)
55a…溝部(取付部)
56…第3の脚部(当接部)
57…第4の脚部(当接部)
58…***部

Claims (7)

  1. 車体の骨格部材の車幅外方に設けられたフロントフェンダーと、
    前記フロントフェンダーの裏側に設けられた支持部材と、を備え、
    前記支持部材は、前記フロントフェンダーに沿って延びる本体部と、当該本体部の一部から前記フロントフェンダーに向けて突出する突起部とを備え、
    前記突起部は、前記支持部材が前記骨格部材に取り付けられた状態において、前記フロントフェンダーと車幅方向で重なり、
    前記支持部材は、前記本体部から前記フロントフェンダーに向かって膨出する膨出部を備え、
    前記膨出部の端部は、前記支持部材が前記骨格部材に取り付けられた状態において、前記フロントフェンダーと同じ位置または前記フロントフェンダーよりも車幅内方に位置し、
    前記突起部は、前記膨出部に形成されることを特徴とする車体側部構造。
  2. 前記支持部材は、前記フロントフェンダーよりも車幅内方において前記骨格部材と当接する当接部を備えることを特徴とする請求項1に記載の車体側部構造。
  3. 前記当接部は、車幅方向から見て、車体前後方向において前記突起部と同じ位置で前記骨格部材と当接することを特徴とする請求項2に記載の車体側部構造。
  4. 前記支持部材は、前記本体部から車幅内方に延びる取付部を備え、
    前記本体部は、前記骨格部材と前記フロントフェンダーとの間に配置され、
    前記取付部は、前記骨格部材の下面に取付部材により取り付けられることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の車体側部構造。
  5. 前記骨格部材の下面には、前記取付部の取付位置と隣接して線状部材の取付部材が設けられ、
    前記線状部材は、前記本体部と前記骨格部材との間に配設されることを特徴とする請求項4に記載の車体側部構造。
  6. 前記突起部は、円筒状に形成されることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の車体側部構造。
  7. 前記本体部は、四角形状を有し、
    前記突起部は、前記四角形状の本体部の四隅に配置されることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の車体側部構造。
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