JP6599670B2 - 三次元造形装置および三次元造形物の造形方法 - Google Patents

三次元造形装置および三次元造形物の造形方法 Download PDF

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Description

本発明は、三次元造形装置および三次元造形物の造形方法に関する。
従来から、所定の断面形状の樹脂材料を順次積層しかつ樹脂材料を硬化させることによって、所望の三次元造形物を造形する三次元造形装置が知られている。この種の三次元造形装置では、三次元造形物の各断面の形状を表す断面形状のデータを用い、光硬化性樹脂を硬化させて、各断面形状に対応した形状の樹脂層を造形する。そして、断面形状に対応した樹脂層を順次積層することによって、三次元造形物を造形する。
特許文献1に示すように、三次元造形装置は、例えば、光硬化性樹脂を収容する槽と、槽の上方に配置された昇降自在なホルダと、槽の下方に配置され、画像を投影する投影装置とを備えている。画像には、所定の断面形状が表示されており、投影装置は、該断面形状を表す光を照射する。投影装置から照射された光は、槽内の光硬化性樹脂に照射される。槽内に収容された光硬化性樹脂のうち、画像が投影された部分は硬化する。投影される画像を変更することによって、硬化する樹脂の位置を適宜変更することができ、所望の断面形状を有する樹脂層を形成することができる。そして、ホルダを順次上昇させることによって、樹脂層が下方に向かって連続的に形成される。このようにして、所望の対象造形物が造形される。
ここで、投影装置から投影される画像が槽において歪んだ状態である場合、所定の断面形状を正確に造形できなくなる。かかる問題を解決するために、特許文献2には、投影装置から投影される画像が槽において歪みなく投影されるように、投影される画像を補正する技術が記載されている。
特開2003−39564号公報 特開2015−7866号公報
ところで、投影装置から投影される画像が槽において歪んだ状態である場合、槽に投影された画像に輝度ムラが発生する。即ち、投影された画像において、ある部分の輝度値と他のある部分の輝度値とに大きな差が生じてしまうことがある。このため、槽内に収容された光硬化性樹脂の硬化の程度にバラツキが発生してしまう。即ち、輝度値の小さい部分の光硬化性樹脂が十分に硬化しないといった問題が発生し得る。この結果、造形された三次元造形物の品質が低下する虞がある。なお、投影装置から投影される画像を歪みのない状態とするために、投影装置の位置や姿勢を調整するための機構を設けることが考えられるが、この場合、三次元造形装置自体が大型化してしまうと共に、製造コストが高額になってしまう等の問題が生じる。また、上記特許文献2に記載された技術は、槽に投影された画像の輝度ムラを解消するものではない。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、投影装置から投影される画像に輝度ムラが生じる場合であっても、画像の輝度ムラを低減することができる三次元造形装置および三次元造形物の造形方法を提供することである。
本発明に係る三次元造形装置は、液体の光硬化性樹脂を硬化させて所定の断面形状の樹脂層を順次積層することによって三次元造形物を造形する三次元造形装置であって、液体の光硬化性樹脂を収容し、前記三次元造形物が造形される造形領域を備える槽と、四角形状の第1画像を前記槽に投影する投影装置と、前記投影装置を制御する制御装置と、を備えている。前記制御装置は、前記第1画像が前記造形領域全体に表示されるように前記第1画像を射影変換するための射影変換行列を算出する行列算出部と、前記第1画像を前記射影変換行列で変換して、前記第1画像が補正された四角形状の投影画像を含む第2画像を取得する取得部と、前記第2画像において、前記投影画像の横方向の傾きおよび前記投影画像の縦方向の傾きを算出する傾斜算出部と、前記横方向の傾きに基づいて前記第1画像の横方向の輝度分布を補正する第1補正値を算出し、かつ、前記縦方向の傾きに基づいて前記第1画像の縦方向の輝度分布を補正する第2補正値を算出する縦横補正値算出部と、前記第1画像が長方形状または正方形状で前記造形領域全体に投影されるときの前記第1画像の輝度分布を補正する第3補正値を記憶する記憶部と、前記第1補正値と前記第2補正値と前記第3補正値とを用いて得られた第4補正値を用いて、前記第2画像の輝度分布を補正する補正部と、前記輝度分布が補正された第2画像のうち前記投影画像を前記槽に投影するように前記投影装置を制御する投影制御部と、を備えている。
本発明の三次元造形装置によれば、投影装置から投影される第1画像が槽において歪んだ状態である場合であっても、第1画像は、槽に設けられた造形領域全体に表示されるように補正される。すなわち、第1画像が補正された第2画像が投影装置から槽に投影される。また、補正部は、第1画像の輝度分布を補正する第4補正値を用いて第2画像の輝度分布を補正する。このため、投影装置から投影される第2画像の投影画像の輝度ムラが低減される。この結果、槽に投影される投影画像における輝度値はほぼ均一となるため、画像が投影される部分ごとに光硬化性樹脂の硬化の程度が異なるといった問題の発生が抑制される。また、本発明の三次元造形装置は、従来の技術による三次元造形装置のように、投影装置の位置や姿勢を調整する機構を設ける必要がなく、装置全体の構成の大型化を抑制することがなくなる。さらに、部品点数も少なくて済み、製造コストを抑制することができる。
本発明の一態様によれば、前記傾斜算出部は、前記第2画像において、前記投影画像の4つの頂点である第1頂点、第2頂点、第3頂点および第4頂点の座標値を取得する座標値取得部と、前記第1頂点および前記第2頂点を通る第1直線と、前記第2画像の縦方向の一方側の端部との交点である第1交点の座標値、前記第1直線と、前記第2画像の縦方向の他方側の端部との交点である第2交点の座標値、前記第3頂点および前記第4頂点を通る第2直線と、前記第2画像の縦方向の前記一方側の端部との交点である第3交点の座標値、および、前記第2直線と、前記第2画像の縦方向の前記他方側の端部との交点である第4交点の座標値を算出し、前記第1交点から前記第3交点までの長さに対する前記第2交点から前記第4交点までの長さの比である前記横方向の傾きを算出する横傾斜算出部と、前記第1頂点および前記第3頂点を通る第3直線と、前記第2画像の横方向の一方側の端部との交点である第5交点の座標値、前記第3直線と、前記第2画像の横方向の他方側の端部との交点である第6交点の座標値、前記第2頂点および前記第4頂点を通る第4直線と、前記第2画像の横方向の前記一方側の端部との交点である第7交点の座標値、および、前記第4直線と、前記第2画像の横方向の前記他方側の端部との交点である第8交点の座標値を算出し、前記第5交点から前記第7交点までの長さに対する前記第6交点から前記第8交点までの長さの比である前記縦方向の傾きを算出する縦傾斜算出部と、を備えている。
上記態様によれば、第2画像において、投影画像の横方向の傾きおよび投影画像の縦方向の傾きを確実に算出することができる。
本発明の一態様によれば、前記補正部は、前記第2画像のうち最も暗い部分に照射する光が最も明るくなるように前記第4補正値を正規化し、前記正規化された第4補正値を用いて、前記第2画像の輝度分布を補正する。
上記態様によれば、第2画像全体の輝度値を高めつつ、第2画像の輝度ムラを低減することができる。
本発明の一態様によれば、前記槽を撮影する撮影装置を備え、前記槽には、チェック模様が表されたチェッカーシートが配置され、前記投影装置は、前記第1画像を前記チェッカーシートに投影し、前記撮影装置は、前記第1画像が投影されたチェッカーシートを撮影し、前記行列算出部は、前記撮影装置で撮影された前記チェッカーシートの画像を用いて、前記射影変換行列を算出する。
上記態様によれば、射影変換行列を容易に算出することができる。
本発明の一態様によれば、前記槽の上方において昇降自在に設けられ、下降したときに前記槽内の光硬化性樹脂に浸漬し、上昇するときに、前記光が照射されて硬化した前記光硬化性樹脂を吊り上げるホルダを備え、前記投影装置は、前記槽より下方に配置されている。
液体の光硬化性樹脂が収容された槽より下方に投影装置を配置する場合、槽に投影される画像が歪んだ状態とならないようにするために、ミラーを設けたり、槽の真下に投影装置を配置したりする必要がある。また、投影装置を槽の真下に配置する場合には、投影装置に光硬化性樹脂が付着しないような構成が必要となる。しかし、上記態様の三次元造形装置によれば、投影装置を槽より下方の任意の位置に配置しても、槽に投影される画像の歪みおよび輝度分布を補正することができるため、投影装置の配置位置の自由度が高まり、ミラー等の部品も不要となる。
本発明に係る三次元造形物の製造方法は、液体の光硬化性樹脂を硬化させて所定の断面形状の樹脂層を順次積層することによって三次元造形物を造形する三次元造形物の造形方法であって、液体の光硬化性樹脂を収容し、前記三次元造形物が造形される造形領域を備える槽と、四角形状の第1画像を前記槽に投影する投影装置と、を準備する工程と、前記第1画像が前記造形領域全体に表示されるように前記第1画像を射影変換するための射影変換行列を算出する行列算出工程と、前記第1画像を前記射影変換行列で変換して、前記第1画像が補正された四角形状の投影画像を含む第2画像を取得する取得工程と、前記第2画像において、前記投影画像の横方向の傾きおよび前記投影画像の縦方向の傾きを算出する傾斜算出工程と、前記横方向の傾きに基づいて前記第1画像の横方向の輝度分布を補正する第1補正値を算出し、かつ、前記縦方向の傾きに基づいて前記第1画像の縦方向の輝度分布を補正する第2補正値を算出する縦横補正値算出工程と、前記第1画像が長方形状または正方形状で前記造形領域全体に投影されるときの前記第1画像の輝度分布を補正する第3補正値を記憶する記憶工程と、前記第1補正値と前記第2補正値と前記第3補正値とを用いて得られた第4補正値を用いて、前記第2画像の輝度分布を補正する補正工程と、前記輝度分布が補正された第2画像のうち前記投影画像を前記槽に投影するように前記投影装置を制御する投影制御工程と、を包含する。
本発明の一態様によれば、前記傾斜算出工程では、前記第2画像において、前記投影画像の4つの頂点である第1頂点、第2頂点、第3頂点および第4頂点の座標値を取得する座標値取得工程と、前記第1頂点および前記第2頂点を通る第1直線と、前記第2画像の縦方向の一方側の端部との交点である第1交点の座標値、前記第1直線と、前記第2画像の縦方向の他方側の端部との交点である第2交点の座標値、前記第3頂点および前記第4頂点を通る第2直線と、前記第2画像の縦方向の前記一方側の端部との交点である第3交点の座標値、および、前記第2直線と、前記第2画像の縦方向の前記他方側の端部との交点である第4交点の座標値を算出し、前記第1交点から前記第3交点までの長さに対する前記第2交点から前記第4交点までの長さの比である前記横方向の傾きを算出する横傾斜算出工程と、前記第1頂点および前記第3頂点を通る第3直線と、前記第2画像の横方向の一方側の端部との交点である第5交点の座標値、前記第3直線と、前記第2画像の横方向の他方側の端部との交点である第6交点の座標値、前記第2頂点および前記第4頂点を通る第4直線と、前記第2画像の横方向の前記一方側の端部との交点である第7交点の座標値、および、前記第4直線と、前記第2画像の横方向の前記他方側の端部との交点である第8交点の座標値を算出し、前記第5交点から前記第7交点までの長さに対する前記第6交点から前記第8交点までの長さの比である前記縦方向の傾きを算出する縦傾斜算出工程と、を包含する。
本発明の一態様によれば、前記補正工程では、前記第2画像のうち最も暗い部分に照射する光が最も明るくなるように前記第4補正値を正規化し、前記正規化された第4補正値を用いて、前記第2画像の輝度分布を補正する。
本発明の一態様によれば、チェック模様が表されたチェッカーシートを前記槽に配置する工程と、前記第1画像を前記チェッカーシートに投影する工程と、前記第1画像が投影されたチェッカーシートを撮影する工程と、を包含し、前記行列算出工程では、前記撮影された前記チェッカーシートの画像を用いて、前記射影変換行列を算出する。
本発明の一態様によれば、前記槽の上方において昇降自在に設けられ、下降したときに前記槽内の光硬化性樹脂に浸漬し、上昇するときに、前記光が照射されて硬化した前記光硬化性樹脂を吊り上げるホルダを準備する工程を包含し、前記投影装置は、前記槽より下方に配置されている。
本発明によれば、投影装置から投影される画像に輝度ムラが生じる場合であっても、画像の輝度分布を補正して画像の輝度ムラを低減することができる。
一実施形態に係る三次元造形装置の断面図である。 一実施形態に係る三次元造形装置の平面図である。 一実施形態に係るプロジェクタに入力される第1画像を示す説明図である。 一実施形態に係る槽の一部を示す説明図である。 一実施形態に係る槽にチェッカーシートが配置された状態を示す説明図である。 一実施形態に係る制御装置のブロック図である。 一実施形態に係る行列算出部のブロック図である。 一実施形態に係る第2画像の輝度分布を補正する手順を示したフローチャートである。 射影変換行列算出処理の処理手順を示したフローチャートである。 横方向にコード値が変化する空間コード画像における境界線と、縦方向にコード値が変化する空間コード画像における境界線との交点を示す説明図である。 射影変換行列H1で変換された後の交点群を射影変換行列H2で変換して、造形領域において理想的に配置された交点群を示す説明図である。 一実施形態に係るプロジェクタに入力される第2画像を示す説明図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る三次元造形装置および三次元造形物の造形方法について説明する。なお、ここで説明される実施形態は、当然ながら特に本発明を限定することを意図したものではない。また、同じ作用を奏する部材・部位には同じ符号を付し、重複する説明は適宜省略または簡略化する。
<三次元造形装置の構成>
図1は、本実施形態に係る三次元造形装置10の断面図である。図2は、三次元造形装置10の平面図である。なお、図面中の符号F、Rr、L、R、Up、Dnは、それぞれ前、後、左、右、上、下を示している。図面中の符号Xは、X軸を示し、横方向を示す。図面中の符号Yは、Y軸を示し、縦方向を示す。ただし、これらは説明の便宜上の方向に過ぎず、三次元造形装置10の設置態様を何ら限定するものではない。
三次元造形装置10は、三次元造形物を造形する装置である。三次元造形装置10は、三次元造形物の断面形状を表す断面画像に基づいて、液体の光硬化性樹脂を硬化させ、断面画像に沿った断面形状の樹脂層を順次積層することによって、三次元造形物を造形する。ここで、「断面形状」とは、三次元造形物を上下方向に所定の厚み(例えば、0.1mm。なお、所定の厚みは必ずしも一定の厚みに限られない。)ごとにスライスしたときの断面の形状である。「光硬化性樹脂」とは、所定の波長を含む光が照射されると、硬化する樹脂である。三次元造形装置10は、台11と、槽12と、ホルダ13と、投影装置としてのプロジェクタ14と、撮影装置としてのカメラ15と、制御装置16とを備えている。
図1に示すように、台11は、ケース25に支持されている。台11には、光硬化性樹脂23に照射する光を通過させる開口21が形成されている。
図1に示すように、槽12は、液体の光硬化性樹脂23を収容する。図2に示すように、槽12には、三次元造形物が造形される造形領域12Xが設けられている。造形領域12Xは、長方形状である。造形領域12Xは、正方形状であってもよい。槽12の造形領域12Xには、プロジェクタ14から四角形状の第1画像18(図3参照)および第1画像18が補正された後述の第2画像70(図12参照)が投影される。第2画像70は、形状および輝度分布が補正されている。プロジェクタ14が第2画像70を造形領域12Xに投影することによって、三次元造形物が造形される。造形領域12Xは、槽12の底壁12a(図1参照)と光硬化性樹脂23との界面に位置する。図2に示すように、槽12は、台11上に取り付け可能に載置されている。槽12は、台11に載置された状態において、台11の開口21を覆う。造形領域12Xは、開口21内に位置する。槽12は、光を透過させることのできる材料、例えば、透明な材料によって形成されている。
図1に示すように、ホルダ13は、槽12の上方、かつ、台11の開口21の上方に配置されている。ホルダ13は、下降したときに槽12内の光硬化性樹脂23に浸漬し、上昇するときに、光が照射されて硬化した光硬化性樹脂23(即ち樹脂層)を吊り上げるように昇降自在に構成されている。ここでは、台11には、上下方向に延びた支柱41が設けられている。支柱41の前方には、スライダ42が取り付けられている。スライダ42は、支柱41に沿って昇降自在であり、モータ43によって上方または下方に移動する。ここでは、ホルダ13は、スライダ42に取り付けられており、支柱41の前方に配置されている。ホルダ13は、モータ43によって上方または下方に移動する。
プロジェクタ14には、制御装置16から第1画像18(図3参照)および輝度分布が補正された第2画像70(図12参照)の信号が入力される。以下では、「プロジェクタ14に入力される第1画像18の信号」および「プロジェクタ14に入力される輝度分布が補正された第2画像70の信号」を、それぞれ、単に「プロジェクタ14に入力される第1画像18」および「プロジェクタ14に入力される第2画像70」と称する。図4に示すように、プロジェクタ14は、槽12に設けられた造形領域12Xに第1画像18および輝度分布が補正された第2画像70を投影する。プロジェクタ14は、所定の波長からなる光を照射することによって、造形領域12Xに第1画像18および輝度分布が補正された第2画像70を投影する。プロジェクタ14は、槽12の底壁12aと光硬化性樹脂23との界面に第1画像18および輝度分布が補正された第2画像70を投影する。プロジェクタ14から投影された第1画像18および輝度分布が補正された第2画像70は、台11の開口21を通じて槽12内の光硬化性樹脂23に投影される。なお、図4には、造形領域12Xに対して歪んだ状態の第1画像18が表されている。
図1に示すように、プロジェクタ14は、槽12より下方に配置されている。プロジェクタ14は、ケース25に収容されている。プロジェクタ14は、槽12に対して傾斜して配置されている。プロジェクタ14の光軸は、槽12の底壁12aに対して傾斜している。このため、図4に示すように、プロジェクタ14から投影される第1画像18は、槽12において四角形状(例えば台形状)となる。ここでは、プロジェクタ14から投影される第1画像18が、造形領域12Xより大きく、かつ、造形領域12Xの全体と重なるように、プロジェクタ14を配置する。
プロジェクタ14に入力される第1画像18は、造形する三次元造形物を所定の間隔でスライスした断面形状を含む画像である。プロジェクタ14に入力される輝度分布が補正された第2画像70は、第1画像18が補正された画像である。プロジェクタ14は、輝度分布が補正された第2画像70を、一定時間毎に1層分ずつ順番に造形領域12Xに投影するように制御装置16に制御される。
カメラ15は、槽12の上方から槽12を撮影する。カメラ15はレンズを備えている。カメラ15は、槽12の全体を撮影することが可能な位置および姿勢で配置されている。カメラ15は、槽12の造形領域12Xおよび槽12に投影された第1画像18の全てを撮影することができる位置および姿勢で配置されている。カメラ15は、槽12に配置されたチェッカーシート32(図5参照)を撮影する。カメラ15は、チェッカーシート32に投影された第1画像18を撮影する。チェッカーシート32は、プロジェクタ14からの投影光を通すもの、例えば、紙にチェッカーパターン(チェック模様)が印刷されているものである。チェッカーシート32は、造形領域12Xより大きい。チェッカーシート32は、造形領域12Xと重なるように配置される。チェッカーシート32は、後述する射影変換行列H2を算出するときに、槽12に配置される。チェッカーシート32は、三次元造形物を造形するときには、槽12に配置されない。カメラ15が槽12の全体を撮影するのに先立って、カメラ15自体のキャリブレーション(以下、「カメラのキャリブレーション」と適宜に称する。)が行われる。カメラのキャリブレーションでは、カメラ15の焦点距離、画像中心座標、せん断係数およびレンズ歪みなどを表す内部パラメータと、カメラ15が配置された三次元空間上における位置や向きを表す外部パラメータが算出される。算出された内部パラメータおよび外部パラメータは、後述の記憶部50(図6参照)に記憶される。なお、カメラのキャリブレーションの具体的な方法については、従来公知の方法を用いることができるため、その詳細な説明は省略することとする。
図1に示すように、制御装置16は、ホルダ13が取り付けられたスライダ42を昇降自在に制御するモータ43、プロジェクタ14およびカメラ15に接続されている。制御装置16は、モータ43を駆動することによって、スライダ42およびホルダ13を上方または下方に移動させる。制御装置16は、プロジェクタ14を制御する。制御装置16は、プロジェクタ14から発せられる光のエネルギー、光度、光量、光の波長帯域、光の形状および光を発するタイミングなどを制御する。なお、制御装置16の構成は特に限定されない。例えば、制御装置16は、コンピュータであり、中央演算処理装置(以下、CPUと称する。)と、CPUが実行するプログラムなどを格納したROMと、RAMなどを備えていてもよい。
制御装置16は、第1画像18が造形領域12X全体に表示されるように第1画像18が補正された、後述の第2画像70(図12参照)を取得する。また、制御装置16は、第2画像70の輝度分布を補正する。プロジェクタ14には、制御装置16から輝度分布が補正された第2画像70の信号が入力される。制御装置16は、第2画像70の取得並びに第2画像70の輝度分布の補正を、プロジェクタ14の設置位置や姿勢に関わらず行う。
本実施形態では、図6に示すように、制御装置16は、記憶部50と、行列算出部52と、取得部54と、傾斜算出部56と、縦横補正値算出部58と、補正部60と、投影制御部64とを備えている。傾斜算出部56は、座標値取得部56Aと、横傾斜算出部56Bと、縦傾斜算出部56Cとを備えている。また、図7に示すように、行列算出部52は、チェッカー交点座標検出部52Aと、第1の変換行列算出部52Bと、空間コード画像作成部52Cと、境界座標取得部52Dと、境界線交点取得部52Eと、第2の変換行列算出部52Fと、を備えている。
記憶部50は、複数の第1画像18を記憶している。第1画像18は、制御装置16とは別体のパーソナルコンピューター等において作成してもよい。図3に示すように、記憶部50には、四角形状の第1画像18の4つの頂点である第1頂点19A、第2頂点19B、第3頂点19Cおよび第4頂点19DのXY座標系の座標値をそれぞれ記憶している。記憶部50には、造形領域12Xの座標系でのチェッカー交点座標が予め記憶されている。このチェッカー交点座標は、造形領域12Xにおいて隣り合うチェッカー交点座標と互いに等間隔に位置する。記憶部50には、カメラ15の算出された内部パラメータが予め記憶されている。カメラ15の内部パラメータは、制御装置16とは別体のパーソナルコンピューター等において作成してもよい。記憶部50には、後述する第3補正値βが予め記憶されている。第3補正値βは、第1画像18が長方形状または正方形状で造形領域12X全体に投影されるときの第1画像18の輝度分布を均一にする値である。第3補正値βは、プロジェクタ14の実測値を用いてもよいし、理論値を用いてもよい。
図8は、第2画像70の輝度分布を補正する手順を示したフローチャートである。以下、第2画像70の輝度分布を補正する手順について説明する。
まず、ステップS110では、行列算出部52は、第1画像18が造形領域12X全体に表示されるように第1画像18を射影変換するための射影変換行列H2を算出する。ここで、図9に示すフローチャートでは、ステップS110の処理における射影変換行列H2の算出処理の詳細な処理内容が示されている。
ステップS111では、制御装置16はカメラ15を制御し、槽12に配置されたチェッカーシート32を撮影する。
ステップS112では、チェッカー交点座標検出部52Aは、カメラ15によって撮影されたチェッカーシート32の画像において、チェッカー交点座標をサブピクセル精度で検出する。
ステップS113では、第1の変換行列算出部52Bは、検出されたチェッカー交点座標を、既知の造形領域12X中の座標に射影変換する射影変換行列H1を算出する。詳細には、ステップS113では、画像の座標系において検出されたチェッカー交点座標(xs、ys)を、造形領域12Xの座標系でのチェッカー交点座標(xt、yt)へ射影変換する射影変換行列H1を算出する。造形領域の座標系でのチェッカー交点座標は、記憶部50に予め記憶されている。
ステップS114では、空間コード画像作成部52Cは、縦方向でコード値が変化する空間コード画像および横方向でコード値が変化する空間コード画像を作成する。詳細には、ステップS114では、空間コード画像作成部52Cは、プロジェクタ14を制御して、8ビットの垂直方向のグレイコードパターンのポジ画像(以下、「垂直方向のポジ画像」と称する。)および8ビットの垂直方向のグレイコードパターンのネガ画像(以下、「垂直方向のネガ画像」と称する。)並びに8ビットの水平方向のグレイコードパターンのポジ画像(以下、「水平方向のポジ画像」と称する。)および8ビットの水平方向のグレイコードパターンのネガ画像(以下、「水平方向のネガ画像」と称する。)を槽12に配置されたチェッカーシート32にそれぞれ投影させる。投影された各画像は、カメラ15によって撮影される。そして、空間コード画像作成部52Cは、垂直方向のポジ画像の輝度値と垂直方向のネガ画像の輝度値との差から8ビットの垂直方向の二値画像を作成する。制御装置16は、8ビットの垂直方向の二値画像から、横方向にコード値が変化する空間コード画像(即ち横方向に0〜255に輝度値が変化するグレースケール画像)を作成する。空間コード画像作成部52Cは、水平方向のポジ画像の輝度値と水平方向のネガ画像の輝度値との差から8ビットの水平方向の二値画像を作成する。制御装置16は、8ビットの水平方向の二値画像から、縦方向にコード値が変化する空間コード画像(即ち縦方向に0〜255に輝度値が変化するグレースケール画像)を作成する。
ステップS115では、境界座標取得部52Dは、空間コード画像におけるグレースケール値の境界座標をサブピクセル精度で取得する。詳細には、境界座標取得部52Dは、垂直方向のポジ画像および垂直方向のネガ画像において、輝度プロファイルの交差点をサブピクセル精度で求める。この交差点が、横方向にコード値が変化する空間コード画像(図10参照)におけるコード値のサブピクセル精度での境界座標となる。また、境界座標取得部52Dは、水平方向のポジ画像および水平方向のネガ画像において、輝度プロファイルの交差点をサブピクセル精度で求める。この交差点が、縦方向にコード値が変化する空間コード画像(図10参照)におけるコード値のサブピクセル精度での境界座標となる。
ステップS116では、境界線交点取得部52Eは、縦方向でコード値が変化する空間コード画像および横方向でコード値が変化する空間コード画像のそれぞれにおいて、同一コード値の境界座標をつなぐ境界線を取得する。「コード値n」と、「コード値n」と隣り合う「コード値n+1」との境界線を「境界n」としたとき、横方向にコード値が変化する空間コード画像においては、n=0〜254(最大値)の境界線が得られる。この境界線は縦方向に並列している。また、縦方向にコード値が変化する空間コード画像においては、n=0〜254(最大値)の境界線が得られる。この境界線は横方向に並列している。なお、例えば、プロジェクタ14が画素数854×480pixel(入力画像のサイズは1366×768pixel)を仕様とする場合、横方向にコード値が変化する空間コード画像においては、n=0〜226の境界線が取得され、縦方向にコード値が変化する空間コード画像においては、n=0〜254の境界線が取得される。そして、縦方向でコード値が変化する空間コード画像と、横方向でコード値が変化する空間コード画像とを合成して、横方向にコード値が変化する空間コード画像における境界線(横方向に並列する境界線)と、縦方向にコード値が変化する空間コード画像における境界線(縦方向に並列する境界線)との交点座標C(図10参照)を取得する。なお、図10では、横方向に並列した境界線をUn(n=0〜226)で表し、縦方向に並列した境界線をVn(n=0〜254)で表している。
ステップS117では、第2の変換行列算出部52Fは、交点座標Cを射影変換行列H1によって変換する。そして、変換された交点座標Cが、造形領域12X全体に表示されるように第1画像18を射影変換するための射影変換行列H2を算出する。詳細には、ステップS117では、第2の変換行列算出部52Fは、交点座標Cを、射影変換行列H1を用いて造形領域12Xの座標系での第1の交点座標C1(図11参照)に変換する。そして、図11に示すように、変換された第1の交点座標C1を、プロジェクタ14に入力される画像にグリッド状に境界線を配置した正規画像30における当該境界線の第2の交点座標C2に変換するための射影変換行列H2を算出する。
ここで、プロジェクタ14の画素数が「X」×「Y」pixelである場合、正規画像30における境界線の第2の交点座標C2は以下のようにして算出される。
ステップS117では、「Y」(即ちプロジェクタ14に入力される画像における短辺の画素数)に、縦方向に並列した境界線Vnが均等に分布する間隔(即ちピクセル数)を算出する。つまり、{Y+(j−1)}/jの値が縦方向に並列した境界線Vnの本数に最も近似するときの「j(jは正の整数)」の値を、当該境界線における隣り合う境界線との間隔とする。例えば、プロジェクタ14の入力画像のサイズが1366×768pixelである場合、上記「Y」は768となり、縦方向に並列した境界線Vnは255であるため、{768+(j−1)}/jが最も255に近似する「j」を求める。このとき、「j」は3となり、縦方向に並列した境界線Vnは、正規画像30において、それぞれ隣り合う境界線と3pixelの間隔を開けて配置される。
次に、「X」(即ちプロジェクタ14に入力される画像における長辺の画素数)に、横方向に並列した境界線Unが均等に分布する間隔を算出する。つまり、{X+(k−1)}/kの値が横方向に並列した境界線Unの本数に最も近似するときの「k(kは正の整数)」の値を、当該境界線における隣り合う境界線との間隔とする。例えば、プロジェクタ14の入力画像のサイズが1366×768pixelである場合、上記「X」は1366となり、横方向に並列した境界線Unは227であるため、{1366+(k−1)}/kが最も227に近似する「k」を求める。このとき、「k」は6となり、横方向に並列した境界線Unは、正規画像30においてそれぞれ隣り合う境界線と6pixelの間隔を開けて配置される。
こうして、縦方向に並列した境界線Vnと横方向に並列した境界線Unとがグリッド状に配置された正規画像30が取得される。そして、このときの境界線Vnと境界線Unとの第2の交点座標C2を算出する。ステップS117では、空間コード画像合成時の縦方向に並列した境界線Vnと横方向に並列した境界線Unとの第1の交点座標C1に相当する画像座標(xs、ys)を、正規画像30における境界線の第2の交点座標C2に相当する画像座標(xt、yt)へ射影変換する射影変換行列H2を算出する。算出された射影変換行列H2は、記憶部50に記憶される。
次に、ステップS120では、取得部54は、第1画像18を射影変換行列H2で変換して、第2画像70(図12参照)を取得する。取得された第2画像70は、記憶部50に出力され、記憶される。図12に示すように、第2画像70は、四角形状の投影画像70Aと投影画像70Bとを含む。
次に、ステップS130では、傾斜算出部56は、第2画像70において、投影画像70Aの横方向(X軸方向)の傾きaおよび投影画像70Aの縦方向(Y軸方向)の傾きaを算出する。詳細には、図12に示すように、座標値取得部56Aは、第2画像70において、四角形状の投影画像70Aの4つの頂点である第1頂点71A、第2頂点71B、第3頂点71Cおよび第4頂点71DのXY座標系の座標値をそれぞれ取得する。座標値取得部56Aは、記憶部50に記憶されている第1画像18の第1頂点19A〜第4頂点19D(図3参照)のXY座標系の座標値を射影変換行列H2で変換することによって、投影画像70Aの第1頂点71A〜第4頂点71DのXY座標系の座標値を取得する。
横傾斜算出部56Bは、投影画像70Aの横方向の傾きaを算出する。具体的には、横傾斜算出部56Bは、投影画像70Aの第1頂点71Aおよび第2頂点71Bを通る第1直線HL1と、第2画像70の縦方向の一方側の端部(辺)75Aとの交点である第1交点72Aの座標値を算出する。横傾斜算出部56Bは、第1直線HL1と、第2画像70の縦方向の他方側の端部(辺)との交点である第2交点72Bの座標値を算出する。横傾斜算出部56Bは、第3頂点71Cおよび第4頂点71Dを通る第2直線HL2と、第2画像70の縦方向の一方側の端部(辺)75Aとの交点である第3交点72Cの座標値を算出する。横傾斜算出部56Bは、第2直線HL2と、第2画像70の縦方向の他方側の端部(辺)75Bとの交点である第4交点72Dの座標値を算出する。横傾斜算出部56Bは、第1交点72Aから第3交点72Cまでの長さLを算出する。横傾斜算出部56Bは、第2交点72Bから第4交点72Dまでの長さLを算出する。横傾斜算出部56Bは、長さLに対する長さLの比である横方向の傾きaを算出する。横方向の傾きaは、下記の(1)式で表される。
縦傾斜算出部56Cは、投影画像70Aの縦方向の傾きaを算出する。具体的には、縦傾斜算出部56Cは、第1頂点71Aおよび第3頂点71Cを通る第3直線HL3と、第2画像70の横方向の一方側の端部(辺)75Cとの交点である第5交点73Aの座標値を算出する。縦傾斜算出部56Cは、第3直線HL3と、第2画像70の横方向の他方側の端部(辺)75Dとの交点である第6交点73Cの座標値を算出する。縦傾斜算出部56Cは、第2頂点71Bおよび第4頂点71Dを通る第4直線HL4と、第2画像70の横方向の一方側の端部(辺)75Cとの交点である第7交点73Bの座標値を算出する。縦傾斜算出部56Cは、第4直線HL4と、第2画像70の横方向の他方側の端部(辺)75Dとの交点である第8交点73Dの座標値を算出する。縦傾斜算出部56Cは、第5交点73Aから第7交点73Bまでの長さLを算出する。縦傾斜算出部56Cは、第6交点73Cから第8交点73Dまでの長さLを算出する。縦傾斜算出部56Cは、長さLに対する長さLの比である縦方向の傾きaを算出する。縦方向の傾きaは、下記の(2)式で表される。
次に、ステップS140では、縦横補正値算出部58は、横方向の傾きaに基づいて第1画像18の横方向の輝度分布を補正する第1補正値α(r,c)を算出する。第1補正値α(r,c)は、第1画像18が射影変換行列H2によって変換されたときの第1画像18の横方向の輝度分布を均一に補正する値である。第1補正値α(r,c)は、下記の(3)式で表される。(3)式中、Rは、r−1で表される定数である。第1補正値α(r,c)は、r行×c列のテーブルで表される。表1は、第1補正値α(r,c)の一例として、7行×7列のテーブルで表された第1補正値α(7,7)を示す。
次に、ステップS150では、縦横補正値算出部58は、縦方向の傾きaに基づいて第1画像18の縦方向の輝度分布を補正する第2補正値α(r,c)を算出する。第2補正値α(r,c)は、第1画像18が射影変換行列H2によって変換されたときの第1画像18の縦方向の輝度分布を均一に補正する値である。第2補正値α(r,c)は、下記の(4)式で表される。(4)式中、Sは、c−1で表される定数である。第2補正値α(r,c)は、r行×c列のテーブルで表される。表2は、第2補正値α(r,c)の一例として、7行×7列のテーブルで表された第2補正値α(7,7)を示す。なお、本実施形態では、ステップS140の次にステップS150の処理が行われているが、ステップS150の次にステップS140の処理を行ってもよいし、ステップS140とステップS150の処理を同時に行ってもよい。
次に、ステップS160では、補正部60は、第1補正値α(r,c)と第2補正値α(r,c)と第3補正値β(r,c)とを乗算して第4補正値γ(r,c)を取得する。ここで、第3補正値β(r,c)は、第1画像18が長方形状または正方形状で槽12の造形領域12X全体に投影されるときの第1画像18の輝度分布を均一にする値である。第3補正値β(r,c)は、記憶部50に予め記憶されている。rは、第1画像18の行を表す。cは、第1画像18の列を表す。第3補正値β(r,c)は、r行×c列のテーブルで表される。表3は、第3補正値β(r,c)の一例として、7行×7列のテーブルで表された第3補正値β(7,7)を示す。
次に、ステップS170では、補正部60は、第4補正値γ(r,c)を用いて、第2画像70の輝度分布を補正する。ステップS170では、補正部60は、第4補正値γ(r,c)を用いて、第2画像70の輝度分布を均一に補正する。具体的には、補正部60は、輝度と階調の関連を鑑みて第2画像70の階調数に第4補正値γ(r,c)を乗じて第2画像70の輝度分布を均一に補正する。なお、第4補正値γ(r,c)のテーブル間の数値については、例えばバイリニア補間等を用いて適当な補正値を推定する。第4補正値γ(r,c)を用いて輝度分布が補正された第2画像70は、記憶部50に出力され、記憶される。表4は、第4補正値γ(r,c)の一例として、7行×7列のテーブルで表された第4補正値γ(7,7)を示す。なお、表4では、最大値が100となるようにしている。
なお、ステップS160では、補正部60は、第2画像70のうち最も暗い部分に照射する光が最も明るくなるように第4補正値γ(r,c)を正規化(変更)してもよい。例えば、補正部60は、第2画像70のうち最も暗い部分に照射する光量が100となるように第4補正値γ(r,c)を正規化(変更)してもよい。この場合、ステップS170では、補正部60は、正規化(変更)された第4補正値γ(r,c)を用いて、第2画像70の輝度分布を均一に補正する。正規化(変更)された第4補正値γ(r,c)を用いて輝度分布が補正された第2画像70は、記憶部50に出力され、記憶される。表5は、第2画像70の輝度分布のうち最も暗い部分に照射する光量が100となるように表4に示す第4補正値γ(7,7)を正規化(変更)したものを示す。
次に、ステップS180では、投影制御部64は、プロジェクタ14を制御して、輝度分布が補正された第2画像70を槽12に投影させる。投影制御部64は、輝度分布が補正された第2画像70の投影画像70Aを槽12の造形領域12X全体に投影させる。造形領域12Xに投影された第2画像70の投影画像70Aは、歪みがなくかつ輝度ムラが低減された画像となる。本実施形態では、プロジェクタ14は、投影画像70Bを槽12に投影しない。なお、プロジェクタ14は、黒画像で表された投影画像70Bを槽12に投影してもよい。
なお、ステップS160において、補正部60が第4補正値γ(r,c)を正規化した場合、ステップS180では、投影制御部64は、プロジェクタ14を制御して、正規化された第4補正値γ(r,c)を用いて輝度分布が補正された第2画像70を槽12に投影させる。投影制御部64は、正規化された第4補正値γ(r,c)を用いて輝度分布が補正された第2画像70の投影画像70Aを槽12の造形領域12X全体に投影させる。
以上のような方法を用いることによって、プロジェクタ14の設置位置や姿勢に関わらず、第2画像70の輝度分布が補正され、輝度ムラが低減された第2画像70を槽12に投影することができる。
以上のように、本実施形態では、プロジェクタ14から投影される第1画像18が槽12において歪んだ状態である場合であっても、第1画像18が補正された第2画像70がプロジェクタ14から槽12に投影される。即ち、第1画像18は、射影変換行列H2によって第2画像70に射影変換される。このため、第2画像70の投影画像70Aが槽12に設けられた造形領域12X全体に表示される。さらに、射影変換された第2画像70の輝度分布は、第4補正値γ(r,c)によって補正される。このため、プロジェクタ14から投影される第2画像70の投影画像70Aの輝度ムラは低減され、槽12に投影される投影画像70Aにおける輝度値はほぼ均一となる。この結果、画像が投影される部分ごとに光硬化性樹脂23の硬化の程度が異なるといった問題の発生が抑制される。また、三次元造形装置10は、従来の技術による三次元造形装置のように、プロジェクタ14の位置や姿勢を調整する機構を設ける必要がなく、装置全体の構成の大型化を抑制することがなくなる。さらに、部品点数も少なくて済み、製造コストを抑制することができる。
本実施形態では、傾斜算出部56は、横傾斜算出部56Bと縦傾斜算出部56Cとを備えている。このため、図12に示すように、第2画像70において、投影画像70Aの横方向の傾きaおよび投影画像70Aの縦方向の傾きaを確実に算出することができる。
本実施形態では、補正部60は、第2画像70のうち最も暗い部分に照射する光が最も明るくなるように第4補正値γ(r,c)を正規化し、正規化された第4補正値γ(r,c)を用いて、第2画像70の輝度分布を補正する。このため、第2画像70全体の輝度値を高めつつ、第2画像70の輝度ムラを低減することができる。
本実施形態では、行列算出部52は、カメラ15で撮影されたチェッカーシートの画像を用いて、射影変換行列H2を算出するため、射影変換行列H2を容易に算出することができる。
本実施形態では、プロジェクタ14を槽12より下方の任意の位置に配置しても、槽12に投影される第1画像18の歪みおよび輝度分布を補正することができる。このため、プロジェクタ14の配置位置の自由度が高まり、プロジェクタ14に光硬化性樹脂23が付着しないようにするカバーやミラー等の部品は不要となる。
10 三次元造形装置
12 槽
12X 造形領域
14 プロジェクタ
16 制御装置
18 第1画像
50 記憶部
52 行列算出部
54 取得部
56 傾斜算出部
58 縦横補正値算出部
60 補正部
64 投影制御部
70 第2画像
70A 投影画像

Claims (10)

  1. 液体の光硬化性樹脂を硬化させて所定の断面形状の樹脂層を順次積層することによって三次元造形物を造形する三次元造形装置であって、
    液体の光硬化性樹脂を収容し、前記三次元造形物が造形される造形領域を備える槽と、
    四角形状の第1画像を前記槽に投影する投影装置と、
    前記投影装置を制御する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記第1画像が前記造形領域全体に表示されるように前記第1画像を射影変換するための射影変換行列を算出する行列算出部と、
    前記第1画像を前記射影変換行列で変換して、前記第1画像が補正された四角形状の投影画像を含む第2画像を取得する取得部と、
    前記第2画像において、前記投影画像の横方向の傾きおよび前記投影画像の縦方向の傾きを算出する傾斜算出部と、
    前記横方向の傾きに基づいて前記第1画像の横方向の輝度分布を補正する第1補正値を算出し、かつ、前記縦方向の傾きに基づいて前記第1画像の縦方向の輝度分布を補正する第2補正値を算出する縦横補正値算出部と、
    前記第1画像が長方形状または正方形状で前記造形領域全体に投影されるときの前記第1画像の輝度分布を補正する第3補正値を記憶する記憶部と、
    前記第1補正値と前記第2補正値と前記第3補正値とを用いて得られた第4補正値を用いて、前記第2画像の輝度分布を補正する補正部と、
    前記輝度分布が補正された第2画像のうち前記投影画像を前記槽に投影するように前記投影装置を制御する投影制御部と、を備えている、三次元造形装置。
  2. 前記傾斜算出部は、
    前記第2画像において、前記投影画像の4つの頂点である第1頂点、第2頂点、第3頂点および第4頂点の座標値を取得する座標値取得部と、
    前記第1頂点および前記第2頂点を通る第1直線と、前記第2画像の縦方向の一方側の端部との交点である第1交点の座標値、前記第1直線と、前記第2画像の縦方向の他方側の端部との交点である第2交点の座標値、前記第3頂点および前記第4頂点を通る第2直線と、前記第2画像の縦方向の前記一方側の端部との交点である第3交点の座標値、および、前記第2直線と、前記第2画像の縦方向の前記他方側の端部との交点である第4交点の座標値を算出し、前記第1交点から前記第3交点までの長さに対する前記第2交点から前記第4交点までの長さの比である前記横方向の傾きを算出する横傾斜算出部と、
    前記第1頂点および前記第3頂点を通る第3直線と、前記第2画像の横方向の一方側の端部との交点である第5交点の座標値、前記第3直線と、前記第2画像の横方向の他方側の端部との交点である第6交点の座標値、前記第2頂点および前記第4頂点を通る第4直線と、前記第2画像の横方向の前記一方側の端部との交点である第7交点の座標値、および、前記第4直線と、前記第2画像の横方向の前記他方側の端部との交点である第8交点の座標値を算出し、前記第5交点から前記第7交点までの長さに対する前記第6交点から前記第8交点までの長さの比である前記縦方向の傾きを算出する縦傾斜算出部と、を備えている、請求項1に記載の三次元造形装置。
  3. 前記補正部は、前記第2画像のうち最も暗い部分に照射する光が最も明るくなるように前記第4補正値を正規化し、前記正規化された第4補正値を用いて、前記第2画像の輝度分布を補正する、請求項1または2に記載の三次元造形装置。
  4. 前記槽を撮影する撮影装置を備え、
    前記槽には、チェック模様が表されたチェッカーシートが配置され、
    前記投影装置は、前記第1画像を前記チェッカーシートに投影し、
    前記撮影装置は、前記第1画像が投影されたチェッカーシートを撮影し、
    前記行列算出部は、前記撮影装置で撮影された前記チェッカーシートの画像を用いて、前記射影変換行列を算出する、請求項1から3のいずれか一項に記載の三次元造形装置。
  5. 前記槽の上方において昇降自在に設けられ、下降したときに前記槽内の光硬化性樹脂に浸漬し、上昇するときに、前記投影装置によって光が照射されて硬化した前記光硬化性樹脂を吊り上げるホルダを備え、
    前記投影装置は、前記槽より下方に配置されている、請求項1から4のいずれか一項に記載の三次元造形装置。
  6. 液体の光硬化性樹脂を硬化させて所定の断面形状の樹脂層を順次積層することによって三次元造形物を造形する三次元造形物の造形方法であって、
    液体の光硬化性樹脂を収容し、前記三次元造形物が造形される造形領域を備える槽と、四角形状の第1画像を前記槽に投影する投影装置と、を準備する工程と、
    前記第1画像が前記造形領域全体に表示されるように前記第1画像を射影変換するための射影変換行列を算出する行列算出工程と、
    前記第1画像を前記射影変換行列で変換して、前記第1画像が補正された四角形状の投影画像を含む第2画像を取得する取得工程と、
    前記第2画像において、前記投影画像の横方向の傾きおよび前記投影画像の縦方向の傾きを算出する傾斜算出工程と、
    前記横方向の傾きに基づいて前記第1画像の横方向の輝度分布を補正する第1補正値を算出し、かつ、前記縦方向の傾きに基づいて前記第1画像の縦方向の輝度分布を補正する第2補正値を算出する縦横補正値算出工程と、
    前記第1画像が長方形状または正方形状で前記造形領域全体に投影されるときの前記第1画像の輝度分布を補正する第3補正値を記憶する記憶工程と、
    前記第1補正値と前記第2補正値と前記第3補正値とを用いて得られた第4補正値を用いて、前記第2画像の輝度分布を補正する補正工程と、
    前記輝度分布が補正された第2画像のうち前記投影画像を前記槽に投影するように前記投影装置を制御する投影制御工程と、を包含する、造形方法。
  7. 前記傾斜算出工程では、
    前記第2画像において、前記投影画像の4つの頂点である第1頂点、第2頂点、第3頂点および第4頂点の座標値を取得する座標値取得工程と、
    前記第1頂点および前記第2頂点を通る第1直線と、前記第2画像の縦方向の一方側の端部との交点である第1交点の座標値、前記第1直線と、前記第2画像の縦方向の他方側の端部との交点である第2交点の座標値、前記第3頂点および前記第4頂点を通る第2直線と、前記第2画像の縦方向の前記一方側の端部との交点である第3交点の座標値、および、前記第2直線と、前記第2画像の縦方向の前記他方側の端部との交点である第4交点の座標値を算出し、前記第1交点から前記第3交点までの長さに対する前記第2交点から前記第4交点までの長さの比である前記横方向の傾きを算出する横傾斜算出工程と、
    前記第1頂点および前記第3頂点を通る第3直線と、前記第2画像の横方向の一方側の端部との交点である第5交点の座標値、前記第3直線と、前記第2画像の横方向の他方側の端部との交点である第6交点の座標値、前記第2頂点および前記第4頂点を通る第4直線と、前記第2画像の横方向の前記一方側の端部との交点である第7交点の座標値、および、前記第4直線と、前記第2画像の横方向の前記他方側の端部との交点である第8交点の座標値を算出し、前記第5交点から前記第7交点までの長さに対する前記第6交点から前記第8交点までの長さの比である前記縦方向の傾きを算出する縦傾斜算出工程と、を包含する、請求項6に記載の造形方法。
  8. 前記補正工程では、前記第2画像のうち最も暗い部分に照射する光が最も明るくなるように前記第4補正値を正規化し、前記正規化された第4補正値を用いて、前記第2画像の輝度分布を補正する、請求項6または7に記載の造形方法。
  9. チェック模様が表されたチェッカーシートを前記槽に配置する工程と、
    前記第1画像を前記チェッカーシートに投影する工程と、
    前記第1画像が投影されたチェッカーシートを撮影する工程と、を包含し、
    前記行列算出工程では、前記撮影された前記チェッカーシートの画像を用いて、前記射影変換行列を算出する、請求項6から8のいずれか一項に記載の造形方法。
  10. 前記槽の上方において昇降自在に設けられ、下降したときに前記槽内の光硬化性樹脂に浸漬し、上昇するときに、前記投影装置によって光が照射されて硬化した前記光硬化性樹脂を吊り上げるホルダを準備する工程を包含し、
    前記投影装置は、前記槽より下方に配置されている、請求項6から9のいずれか一項に記載の造形方法。
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