JP6598337B2 - 屋根外装構造及び屋根外装の施工方法 - Google Patents

屋根外装構造及び屋根外装の施工方法 Download PDF

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Description

本発明は、建築物の屋根表面を形成する屋根材に装着する屋根外装構造及び屋根外装の施工方法に関する。
従来より、例えば、特許文献1で本願出願人が提案しているように、屋根の温度上昇を防止するために屋根の上に遮熱シートを設ける屋根外装構造が提案されている。この遮熱シートを、例えば、波形の凹凸を有する屋根材である折板に貼付する場合、折板の全面に接着剤を塗布して、その上から遮熱シートを密着させて貼付していく方法が、取られている。
特開2015−143467号公報
しかしながら、従来の屋根外装構造及び施工方法だと、折板屋根全体に接着剤を塗布して遮熱シートを貼付していることから、施工に手間と時間と費用を要することになり、また、接着剤は乾くまでに時間が掛かることから、施工途中で捲れ上がってしまい作業がスムーズに行かないという問題がある。さらに、遮熱シートの裏面の全体が接着されることから、貼り替え時に、古い遮熱シートを除去することが困難だという問題点もある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、装着が容易で、コストやメンテナンス性に優れた屋根外装構造及び屋根外装の施工方法を提供することにある。
請求項1記載の屋根外装構造は、屋根材の上面を覆う遮熱シートと、屋根材の谷部分に貼付する両面接着テープとを備え、遮熱シートを、両面接着テープを介して屋根材の谷部分に接着させることを特徴とする。
請求項2記載の屋根外装構造は、遮熱シートが、アルミ箔で形成されていることを特徴とする。
請求項3記載の屋根外装構造は、遮熱シートのアルミ箔の下面に、樹脂製シートからなる断熱層を有することを特徴とする。
請求項4記載の屋根外装構造は、遮熱シートの継ぎ目を、両面接着テープ、アルミ箔にガラスクロスを貼り合わせた基材に接着剤を塗布したアルミガラスクロステープ又はコーキング剤で接着したことを特徴とする。
請求項5記載の屋根外装構造は、遮熱シートの継ぎ目の上から、アルミ箔にガラスクロスを貼り合わせた基材に接着剤を塗布したアルミガラスクロステープを接着し、継ぎ目を密封したことを特徴とする。
請求項6記載の屋根外装構造は、遮熱シートの継ぎ目であって屋根材の山部分に沿った継ぎ目を、山部分又は山部分の近傍に配置することを特徴とする。
請求項7記載の屋根外装構造は、遮熱シートの継ぎ目の下側に位置する遮熱シートの継ぎ目部分端部を、両面接着テープで屋根材の山部分又は山部分の近傍に接着したことを特徴とする。
請求項8記載の屋根外装構造は、屋根材と遮熱シートの端部との境界を、アルミ箔にガラスクロスを貼り合わせた基材に接着剤を塗布したアルミガラスクロステープで接着し、境界を密封したことを特徴とする。
請求項9記載の屋根外装構造は、両面接着テープが、ポリエチレンクロスの上下面にアクリル系接着材を配置したものであることを特徴とする。
請求項10記載の屋根外装構造は、屋根材の山部分に、上方に向かってボルト状の突起があるとき、突起を、遮熱シート貫通させ、遮熱シートの上方に突出した突起と突起の周辺の遮熱シートに、ボルトキャップを被せることを特徴とする。
請求項11記載の屋根外装の施工方法は、屋根材の谷部分に、両面接着テープを貼付し、次に、屋根材を遮熱シートで覆い、遮熱シートを、両面接着テープを介して屋根材に接着させることを特徴とする。
請求項12記載の屋根外装の施工方法は、遮熱シートが、アルミ箔で形成されていることを特徴とする。
請求項13記載の屋根外装の施工方法は、遮熱シートのアルミ箔の下面に、樹脂製シートからなる断熱層を有することを特徴とする。
請求項14記載の屋根外装の施工方法は、遮熱シートの継ぎ目を、両面接着テープ、アルミ箔にガラスクロスを貼り合わせた基材に接着剤を塗布したアルミガラスクロステープ又はコーキング剤で接着することを特徴とする。
請求項15記載の屋根外装の施工方法は、遮熱シートの継ぎ目の上から、アルミ箔にガラスクロスを貼り合わせた基材に接着剤を塗布したアルミガラスクロステープを接着し、継ぎ目を密封することを特徴とする。
請求項16記載の屋根外装の施工方法は、遮熱シートの継ぎ目であって屋根材の山部分に沿った継ぎ目を、山部分又は山部分の近傍に配置することを特徴とする。
請求項17記載の屋根外装の施工方法は、遮熱シートの継ぎ目の下側に位置する遮熱シートの継ぎ目部分端部を、両面接着テープで屋根材の山部分又は山部分の近傍に接着したことを特徴とする。
請求項18記載の屋根外装の施工方法は、屋根材と遮熱シートの端部との境界を、アルミ箔にガラスクロスを貼り合わせた基材に接着剤を塗布したアルミガラスクロステープで接着し、境界を密封することを特徴とする。
請求項19記載の屋根外装の施工方法は、両面接着テープが、ポリエチレンクロスの上下面にアクリル系接着材を配置したものであることを特徴とする。
請求項20記載の屋根外装の施工方法は、屋根材の山部分に、上方に向かってボルト状の突起があるとき、突起を、遮熱シート貫通させ、遮熱シートの上方に突出した突起と突起の周辺の遮熱シートに、ボルトキャップを被せることを特徴とする。
本願の発明によれば、遮熱シートを、両面接着テープを介して波形の凹凸を有する屋根材の谷部分に接着させることから、装着が容易で、コストやメンテナンス性に優れている。
本発明に係る第1の実施例の屋根外装の施工方法を示す説明図である。 同屋根外装の施工方法を示す説明図である。 同屋根外装の施工方法による屋根外装構造を示す説明図である。 同屋根外装の施工方法による屋根外装構造を示す説明図である。 本発明に係る第2の実施例の屋根外装の施工方法を示す説明図である。 図5のA−A線矢視端面の一部を示す説明図である。 本発明に係る第3の実施例の屋根外装の施工方法を示す説明図である。
本発明における屋根外装構造は、建築物の屋根表面を形成する屋根材に装着する構造であって、屋根の温度上昇を防止するために屋根の上にシートを設ける構造についてのものである。本発明における屋根外装構造は、波形の凹凸を有する屋根材である例えば折板の上面を覆う遮熱シートと、折板の谷部分に貼付する両面接着テープとを備え、遮熱シートを、両面接着テープを介して折板4の谷部分に接着させる構造である。以下、実施例で具体的な態様を説明する。
図1は、本発明に係る第1の実施例の屋根外装の施工方法を示す説明図である。図2は、同屋根外装の施工方法を示す説明図である。図3及び図4は、同屋根外装の施工方法による屋根外装構造を示す説明図である。
本実施例における屋根外装構造は、建築物の屋根表面を形成する屋根材に装着する構造であって、屋根1の温度上昇を防止するために屋根の上にシートを設ける構造についてのものである。本発明における屋根外装構造は、波形の凹凸を有する屋根材である例えば折板4の上面を覆う遮熱シート10と、折板4の谷部分4aに貼付する両面接着テープ20とを備え、遮熱シート10を、両面接着テープ20を介して折板4の谷部分4aに接着させる構造である。
遮熱シート10は、表面がアルミ箔で形成されているもので、アルミ箔の下面に樹脂製シートからなる断熱層を有している。遮熱シート10としては、特にアルミ箔の断熱層を有することが必須ではないが、遮熱シート10の表面をアルミ箔で形成させることで、太陽からの輻射熱を抑えることができ、遮熱効果を一層高めることができる。また、遮熱シート10のアルミ箔の下面に、樹脂製シートからなる断熱層を設けることで、遮熱効果を一層高めることができる。上述のように、遮熱シート10を、アルミ箔のみで構成する場合、アルミ箔と樹脂シートとで構成させる場合以外にも、アルミ箔の最下面に、他のアルミ箔を有する構成にすることで(アルミ箔とアルミ箔との間に樹脂シートを設けてもよい)、冬期などに建築物の内部から放熱される輻射熱を反射することができ、冬期などに建築物を保温することが可能になる。
また、後述する施工方法によって折板4を遮熱シート10で覆う場合、1枚の遮熱シート10では、建築物の屋根1全体を覆い尽くせず、実際の施工作業では、複数枚の遮熱シート10を継ぎ合わせながら施工を行っていくことになる。この遮熱シート10の継ぎ目の接続(接着)には、接着剤や両面接着テープを用いて用いることになるが、特に、アルミ箔にガラスクロスを貼り合わせた基材に接着剤を塗布したアルミガラスクロステープやコーキング剤を用いるのが好ましい。
両面接着テープ20は、各種素材のものがあるが、ポリエチレンクロスの上下面にアクリル系接着材を配置したものが好ましい。
次に、本実施例における屋根外装の施工方法を説明する。まず、図1に示すように、屋根1の折板4の谷部分4aに、長さ方向に沿って両面接着テープ20を貼付する。次に、図2に示すように、折板4を覆うように、遮熱シート10を乗せ、折板4の谷部分4aに両面接着テープ20で遮熱シート10を貼り、折板4の傾斜部分4bの傾斜に沿って遮熱シート10を押し当てて、折板4の凹凸に沿うように当てていく。
折板4の山部分4cも同様に折板4の凹凸に沿うように遮熱シート10を当てていくが、山部分4cに、上方に向かってボルト状の突起であるボルト6があるときは、ボルト6が遮熱シート10を貫通させ、遮熱シート10の貫通部10aを介して、ボルト6が遮熱シート10の上方に突出するようにする。このようにして、遮熱シート10を折板4の凹凸に沿うように当てつつ、両面接着テープ20で、折板4に遮熱シート10を貼っていく。
図3や図4に示すように、遮熱シート10の上方に突出した突起であるボルト6とボルト6の周辺の遮熱シート10(貫通部10aの周辺)には、ボルトキャップ30を被せるようにする。ボルトキャップ30を被せるにあたっては、ボルトキャップ30の内側に接着剤を塗布するようにしてもよい。
尚、遮熱シート10の施工において、遮熱シート10を折板4の全面に接着していないことから、図4に示すように、折板4と遮熱シート10との間に隙間がある部分ができる場合もある。
以上のような本願の屋根外装構造及び屋根外装の施工方法によれば、両面接着テープ20を介して波形の凹凸を有する屋根材である折板4の谷部分4aに接着させることから、装着が容易で、コストやメンテナンス性に優れている。
また、遮熱シート10の表面が、アルミ箔で形成されていたり、また、アルミ箔の下面に、樹脂製シートからなる断熱層を有することで、遮熱性をより一層向上させることができる。
さらに、両面接着テープ20が、ポリエチレンクロスの上下面にアクリル系接着材を配置したものにすることで、遮熱シート10の接着性を高めることができる。
さらに、遮熱シート10の継ぎ目を、アルミ箔にガラスクロスを貼り合わせた基材に接着剤を塗布したアルミガラスクロステープで接着することで、継ぎ目の接合強度を高めることができると共に、紫外線による継ぎ目の劣化を抑えることができる。尚、遮熱シート10の継ぎ目を、アルミガラスクロステープに代えてコーキング剤を接着剤として用いて接着することで、防水性の優れた継ぎ目の接着が可能になる。
さらに、波形の凹凸を有する屋根材である折板4の山部分4cに、上方に向かってボルト状の突起であるボルト6があるとき、ボルト6を、遮熱シート10を貫通させ、遮熱シート10の上方に突出したボルト6とボルト6の周辺の遮熱シート10に、ボルトキャップ30を被せるようにすると、遮熱シート10の折板4の突起であるボルト6部分の施工が容易になると共に、突起であるボルト6部分の遮熱シート10の補強にもなる。
上述の施工方法においては、遮熱シート10を折板4の谷部分4aに両面接着テープ20で接着する方法を説明したが、遮熱シート10の継ぎ目や遮熱シート10の端部の接着については、本実施例で、具体的な施工方法の例を説明する。
図5は、本発明に係る第2の実施例の屋根外装の施工方法を示す説明図である。図6は、図5のA−A線矢視端面の一部を示す説明図である。尚、ここで説明する折板4、遮熱シート12,14、両面接着テープ20,22及びアルミガラスクロステープ40,42は、上述の通りである。
以下、図5及び図6をもとに説明する。まず、遮熱シート12を折板4に両面接着テープ20を用いて接着する。そして、その上から、端部12aと端部14aとが重なり合うように遮熱シート12と遮熱シート14とを重ね合わせていくが、そのとき、遮熱シート12と遮熱シート14とが重なりあう部分を、両面接着テープ22で貼り合わせるようにする。そして、上側にくる遮熱シート14の端部14aを塞ぐようにアルミガラスクロステープ40を接着し、継ぎ目を密封するようにする。尚、両面接着テープ22に代えて、アルミ箔にガラスクロスを貼り合わせた基材に接着剤を塗布したアルミガラスクロステープやコーキング剤を用いることも可能である。
また、折板4と遮熱シート12の端部12bとの境界には、アルミ箔にガラスクロスを貼り合わせた基材に接着剤を塗布したアルミガラスクロステープ42を接着し、この境界を密封するようにする。
このように、遮熱シート12,14の継ぎ目の上から、アルミガラスクロステープ40を接着し、継ぎ目を密封したり、折板4と遮熱シート12の端部12bとの境界を、アルミ箔にガラスクロスを貼り合わせた基材に接着剤を塗布したアルミガラスクロステープ42で接着し、境界を密封することで、屋根材である折板4の防水性を高め雨漏りを防止することが可能になる。
次に、遮熱シートの継ぎ目であって屋根材の山部分に沿った継ぎ方(継ぎ目)の例を説明する。図7は、本発明に係る第3の実施例の屋根外装の施工方法を示す説明図である。
本実施例では、屋根材として用いる折板50,52,54,56が、谷部分50a,52a,54a,56aと山部分50c,50d,52d,54c,54d,56cとを、1組もつ形状のものである。そして、折板50,52,54,56のそれぞれの継ぎ合わせを、山部分50c,50d,52d,54c,54d,56cをそれぞれの重ね部50e,50f,52f,54e,54f,56eを嵌め合わせることで行っている。尚、本実施例における遮熱シート60,62,64、両面接着テープ20,70,72,74,76,78及びアルミガラスクロステープ80,82は、上述の実施例と同様である。
次に、本実施例における屋根外装の施工方法における遮熱シート60,62,64の継ぎ方を説明する。まず、折板50,52,54,56の谷部分50a,52a,54a,56aに、谷部分50a,52a,54a,56aの長さ方向に沿って両面接着テープ20を貼付することは、上述の実施例と同様である。また、折板50,52,54,56の山部分50c,50d,52d,54c,54d,56cすなわち、重ね部50e,50f,54e,56eの表面にも、山部分50c,52dの長さ方向に沿って両面接着テープ70,74,78を貼付する。
次に、折板52を覆うように、遮熱シート62を乗せるが、このとき、遮熱シート60との継ぎ目になる遮熱シート62の端部62b(継ぎ目の下側に位置する継ぎ目部分端部)が、折板50,52の山部分50c,52dになるように遮熱シート62を配置する。尚、遮熱シート62の端部62bの位置は、山部分50c,52dの近傍であってもよい。そして、折板52の谷部分52aに両面接着テープ20で遮熱シート62を貼り、折板52の傾斜部分52bの傾斜に沿って遮熱シート62を押し当てて、折板52の凹凸に沿うように当てていく。さらに、山部分50c,52dに両面接着テープ74で遮熱シート62の端部62bを貼る。
次に、遮熱シート62の端部62b付近、すなわち、折板50,52の山部分50c,52dの上側に位置する部分に、山部分50c,52dの長さ方向に沿って両面接着テープ76を貼付する。そして、遮熱シート60の端部60aを、遮熱シート62の端部62bの上に被せるように配置し、遮熱シート60と遮熱シート62とを、端部60aと端部62bとの部分で、重ね合わせるようにする。尚、遮熱シート60と遮熱シート62との繋ぎ目は、山部分50c,52dの近傍であってもよい。
そして、折板50を覆うように、遮熱シート60を乗せるが、このとき、遮熱シート64との継ぎ目になる遮熱シート60の端部60b(継ぎ目の下側に位置する継ぎ目部分端部)が、折板50,54の山部分50d,54cになるように遮熱シート60を配置する。尚、遮熱シート60の端部60bの位置は、山部分50d,54cの近傍であってもよい。そして、折板50の谷部分50aに両面接着テープ20で遮熱シート60を貼り、折板50の傾斜部分50bの傾斜に沿って遮熱シート60を押し当てて、折板50の凹凸に沿うように当てていく。さらに、山部分50d,54cに両面接着テープ70で遮熱シート60の端部60bを貼る。
尚、遮熱シート60と遮熱シート62との繋ぎ目(遮熱シート60と遮熱シート62とが重なりあう部分)に、アルミガラスクロステープ82を接着し、継ぎ目を密封するようにする。
次に、遮熱シート60の端部60b付近、すなわち、折板50,54の山部分50d,54cの上側に位置する部分に、山部分50d,54cの長さ方向に沿って両面接着テープ72を貼付する。そして、遮熱シート64の端部60bを、遮熱シート60の端部60bの上に被せるように配置し、遮熱シート60と遮熱シート64とを、端部60bと端部64aとの部分で、重ね合わせるようにする。尚、遮熱シート60と遮熱シート64との繋ぎ目は、山部分50d,54cの近傍であってもよい。
そして、折板54を覆うように、遮熱シート64を乗せるが、このとき、次の遮熱シートとの継ぎ目になる遮熱シート64の端部60b(継ぎ目の下側に位置する継ぎ目部分端部)が、折板54,56の山部分54d,56cになるように遮熱シート64を配置する。尚、遮熱シート64の端部64bの位置は、山部分54d,56cの近傍であってもよい。そして、折板54の谷部分54aに両面接着テープ20で遮熱シート64を貼り、折板54の傾斜部分54bの傾斜に沿って遮熱シート64を押し当てて、折板54の凹凸に沿うように当てていく。さらに、山部分54d,56cに両面接着テープ78で遮熱シート64の端部64bを貼る。
尚、遮熱シート60と遮熱シート64との繋ぎ目(遮熱シート60と遮熱シート64とが重なりあう部分)に、アルミガラスクロステープ80を接着し、継ぎ目を密封するようにする。このように、本実施例における施工方法を繰り返していく。尚、遮熱シート60と遮熱シート62との継ぎ目の接着、遮熱シート60と遮熱シート64との継ぎ目の接着は、上述の実施例と同様に、両面接着テープ76,72に限らず、両面接着テープ76,72に代えて、アルミ箔にガラスクロスを貼り合わせた基材に接着剤を塗布したアルミガラスクロステープやコーキング剤を用いることも可能である。
尚、本実施例では、折板50,52,54,56は、山部分50c,50d,52d,54c,54d,56cをそれぞれの重ね部50e,50f,52f,54e,54f,56eを嵌め合わせるものであるが、実施例1の折板4のように、1枚で谷部分4a、傾斜部分4b及び山部分4cが繰り返すものであっても、遮熱シート60,62,64の継ぎ方(施工方法)は、同様である。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、この発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。すなわち、本発明の範囲は、実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、この発明の範囲内とみなされる。
本出願は、2016年6月14日に出願された日本国特許出願特願2016−117945号及び2016年11月10日に出願された日本国特許出願特願2016−219302号に基づく。本明細書中に日本国特許出願特願2016−117945号及び日本国特許出願特願2016−219302号の明細書、特許請求の範囲、図面全体を参照として取り込むものとする。
以上のように、本発明によれば、装着が容易で、コストやメンテナンス性に優れた屋根外装構造及び屋根外装の施工方法を提供することができる。
1・・・・・・屋根
4・・・・・・折板
4a・・・・・谷部分
4b・・・・・傾斜部分
4c・・・・・山部分
6・・・・・・ボルト
10・・・・・遮熱シート
10a・・・・貫通部
12・・・・・遮熱シート
12a・・・・端部
12b・・・・端部
14・・・・・遮熱シート
14a・・・・端部
20・・・・・両面接着テープ
22・・・・・両面接着テープ
30・・・・・ボルトキャップ
40・・・・・アルミガラスクロステープ
42・・・・・アルミガラスクロステープ
50・・・・・折板
50a・・・・谷部分
50b・・・・傾斜部分
50c・・・・山部分
50d・・・・山部分
50e・・・・重ね部
50f・・・・重ね部
52・・・・・折板
52a・・・・谷部分
52b・・・・傾斜部分
52d・・・・山部分
52f・・・・重ね部
54・・・・・折板
54a・・・・谷部分
54b・・・・傾斜部分
54c・・・・山部分
54d・・・・山部分
54e・・・・重ね部
54f・・・・重ね部
56・・・・・折板
56a・・・・谷部分
56b・・・・傾斜部分
56c・・・・山部分
56e・・・・重ね部
60・・・・・遮熱シート
60a・・・・端部
60b・・・・端部
62・・・・・遮熱シート
62b・・・・端部
64・・・・・遮熱シート
64a・・・・端部
64b・・・・端部
70・・・・・両面接着テープ
72・・・・・両面接着テープ
74・・・・・両面接着テープ
76・・・・・両面接着テープ
78・・・・・両面接着テープ
80・・・・・アルミガラスクロステープ
82・・・・・アルミガラスクロステープ

Claims (20)

  1. 建築物の屋根表面を形成する波形の凹凸を有する屋根材に装着する屋根外装構造において、
    該屋根材の上面を覆う遮熱シートと、
    該屋根材の谷部分に貼付する両面接着テープとを備え、
    該遮熱シートを、該両面接着テープを介して該屋根材の谷部分に接着させることを特徴とする屋根外装構造。
  2. 前記遮熱シートが、アルミ箔で形成されていることを特徴とする請求項1記載の屋根外装構造。
  3. 前記遮熱シートの前記アルミ箔の下面に、樹脂製シートからなる断熱層を有することを特徴とする請求項2記載の屋根外装構造。
  4. 前記遮熱シートの継ぎ目を、両面接着テープ、アルミ箔にガラスクロスを貼り合わせた基材に接着剤を塗布したアルミガラスクロステープ又はコーキング剤で接着したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の屋根外装構造。
  5. 前記遮熱シートの継ぎ目の上から、アルミ箔にガラスクロスを貼り合わせた基材に接着剤を塗布したアルミガラスクロステープを接着し、該継ぎ目を密封したことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の屋根外装構造。
  6. 前記遮熱シートの継ぎ目であって前記屋根材の山部分に沿った該継ぎ目を、該山部分又は該山部分の近傍に配置することを特徴とする請求項4又は請求項5記載の屋根外装構造。
  7. 前記遮熱シートの継ぎ目の下側に位置する該遮熱シートの継ぎ目部分端部を、両面接着テープで前記屋根材の山部分又は該山部分の近傍に接着したことを特徴とする請求項6記載の屋根外装構造。
  8. 前記屋根材と前記遮熱シートの端部との境界を、アルミ箔にガラスクロスを貼り合わせた基材に接着剤を塗布したアルミガラスクロステープで接着し、該境界を密封したことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の屋根外装構造。
  9. 前記両面接着テープが、ポリエチレンクロスの上下面にアクリル系接着材を配置したものであることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の屋根外装構造。
  10. 前記屋根材の山部分に、上方に向かってボルト状の突起があるとき、
    該突起を、前記遮熱シート貫通させ、該遮熱シートの上方に突出した該突起と該突起の周辺の該遮熱シートに、ボルトキャップを被せることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載の屋根外装構造。
  11. 建築物の屋根表面を形成する波形の凹凸を有する屋根材に装着する屋根外装の施工方法において、
    該屋根材の谷部分に、両面接着テープを貼付し、
    次に、該屋根材を遮熱シートで覆い、
    該遮熱シートを、該両面接着テープを介して該屋根材に接着させることを特徴とする屋根外装の施工方法。
  12. 前記遮熱シートが、アルミ箔で形成されていることを特徴とする請求項11記載の屋根外装の施工方法。
  13. 前記遮熱シートの前記アルミ箔の下面に、樹脂製シートからなる断熱層を有することを特徴とする請求項12記載の屋根外装の施工方法。
  14. 前記遮熱シートの継ぎ目を、両面接着テープ、アルミ箔にガラスクロスを貼り合わせた基材に接着剤を塗布したアルミガラスクロステープ又はコーキング剤で接着することを特徴とする請求項11〜請求項13のいずれかに記載の屋根外装の施工方法。
  15. 前記遮熱シートの継ぎ目の上から、アルミ箔にガラスクロスを貼り合わせた基材に接着剤を塗布したアルミガラスクロステープを接着し、該継ぎ目を密封することを特徴とする請求項11〜請求項14のいずれかに記載の屋根外装の施工方法。
  16. 前記遮熱シートの継ぎ目であって前記屋根材の山部分に沿った該継ぎ目を、該山部分又は該山部分の近傍に配置することを特徴とする請求項14又は請求項15記載の屋根外装の施工方法。
  17. 前記遮熱シートの継ぎ目の下側に位置する該遮熱シートの継ぎ目部分端部を、両面接着テープで前記屋根材の山部分又は該山部分の近傍に接着したことを特徴とする請求項16記載の屋根外装の施工方法。
  18. 前記屋根材と前記遮熱シートの端部との境界を、アルミ箔にガラスクロスを貼り合わせた基材に接着剤を塗布したアルミガラスクロステープで接着し、該境界を密封することを特徴とする請求項11〜請求項17のいずれかに記載の屋根外装の施工方法。
  19. 前記両面接着テープが、ポリエチレンクロスの上下面にアクリル系接着材を配置したものであることを特徴とする請求項11〜請求項18のいずれかに記載の屋根外装の施工方法。
  20. 前記屋根材の山部分に、上方に向かってボルト状の突起があるとき、
    該突起を、前記遮熱シート貫通させ、該遮熱シートの上方に突出した該突起と該突起の周辺の該遮熱シートに、ボルトキャップを被せることを特徴とする請求項11〜請求項19のいずれかに記載の屋根外装の施工方法。
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