JP6595932B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置に関する。
車両等に搭載される従来の表示装置として、例えば、特許文献1には、車両の計器を表示する第1表示部と、付加的情報を表示する第2表示部とを備える表示装置が開示されている。当該表示装置の第2表示部は、第1表示部の目盛盤の表側に重ねて複数枚の無色透明の導光板が配置され、当該導光板に溝によって図柄が形成されている。
特開2012−32286号公報
ところで、このような表示装置は、例えば、より多様な表示を実現するべく、上述の特許文献1に記載の第1表示部にかえて、液晶ディスプレイ等によって当該第1表示部で行っている表示と同様の表示を行う場合があるが、このような場合においても、適正な視認性を確保することが望まれている。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、適正な視認性を確保することができる表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る表示装置は、車両情報に関する画像を表示する第1表示面と、前記第1表示面に重ねて設けられ光を透過すると共に図柄を構成する複数の凹凸部が設けられた第2表示面とを備え、前記第1表示面の画素の画素ピッチP1[mm]、及び、前記画素の配列方向に沿った前記複数の凹凸部の凹凸ピッチP2[mm]は、自然数をnとした場合に、P1≠nP2、及び、P22/|P1−P2|<0.33[mm]を満たすことを特徴とする。
また、上記表示装置では、前記画素ピッチP1[mm]、及び、前記凹凸ピッチP2[mm]は、P22/|P1−P2|<0.23[mm]を満たすものとすることができる。
また、上記表示装置では、前記画素ピッチP1[mm]、及び、前記凹凸ピッチP2[mm]は、P1>P2を満たすものとすることができる。
また、上記表示装置では、前記複数の凹凸部は、格子状に配置されるものとすることができる。
また、上記表示装置では、前記複数の凹凸部は、光源から照射される光によって前記図柄を表示するものとすることができる。
上記目的を達成するために、本発明に係る表示装置は、車両情報に関する画像を表示する第1表示面と、前記第1表示面に重ねて設けられ光を透過すると共に図柄を構成する複数の凹凸部が設けられた第2表示面とを備え、前記第1表示面の画素ピッチP1、及び、前記画素ピッチP1のピッチ方向に沿った前記複数の凹凸部の凹凸ピッチP2は、自然数をnとし、識別可能であるモアレの間隔であって前記第2表示面と目視位置との距離に応じて予め設定される識別可能モアレ間隔をThとした場合に、P1≠nP2、及び、P22/|P1−P2|<Thを満たすことを特徴とする。
本発明に係る表示装置は、第1表示面に表示される車両情報に関する画像と、第1表示面に重ねて設けられ光を透過する第2表示面に設けられた図柄とを組み合わせた表示を行うことができる。この場合、表示装置は、画素ピッチP1[mm]、及び、凹凸ピッチP2[mm]がP1≠nP2、及び、P22/|P1−P2|<Th、例えば、Th=0.33[mm]を満すことから、第1表示面の画素と第2表示面の図柄を構成する凹凸部とに起因して発生するモアレを識別可能な間隔未満の間隔とすることができる。この結果、表示装置は、モアレが視認されることを抑制することができるので、適正な視認性を確保することができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態に係る表示装置の概略構成を示す分解斜視図である。 図2は、実施形態に係る表示装置の重畳表示装置の概略構成を示す模式的な斜視図である。 図3は、実施形態に係る表示装置の概略構成を示す模式的な部分断面図である。 図4は、実施形態に係る表示装置の画素、及び、ドット部について説明する模式的な斜視図である。 図5は、モアレについて説明する模式図である。 図6は、実施形態に係る表示装置における識別可能モアレ間隔の設定について説明する模式図である。 図7は、実施形態に係る表示装置におけるモアレ縞模様のピッチの具体例について説明する線図である。 図8は、実施形態に係る表示装置における識別可能モアレ間隔の設定について説明する模式図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
なお、以下で説明する図7は、横軸をドットピッチP2[μm]、縦軸をモアレ縞模様のピッチD[μm]としている。
本実施形態に係る表示装置1は、図1に示すように、いわゆるメータを構成するものであり、例えば、自動車等の車両のダッシュボードに設けられたインストルメントパネルに搭載され、車両の運転に供される種々の情報を表示する。
なお、図1等に示す表示装置1の幅方向とは、典型的には、この表示装置1が適用される車両の車幅方向に相当する。以下の説明では、表示装置1の幅方向において、表示装置1の前面に向かって左側(図1中向かって奥側)を幅方向左側、向かって右側(図1中向かって手前側)を幅方向右側という。また、図1に示す表示装置1の奥行き方向とは、典型的には、この表示装置1が適用される車両の前後方向(言い換えれば、車両進行方向)に相当する。また、表示装置1の前面側とは、車両の運転席と対面する側であり、典型的には、当該運転席に座った運転者によって視認される側である。一方、表示装置1の背面側とは、奥行き方向において前面側とは反対側であり、典型的には、インストルメントパネルの内部に収容される側である。また、以下の説明で用いる各方向は、特に断りのない限り、表示装置1がインストルメントパネルに組み付けられた状態での方向を表す。
具体的には、表示装置1は、筐体2と、画像表示装置としてのディスプレイ3と、文字板4と、重畳表示装置5と、見返し板6とを備える。表示装置1は、奥行き方向の背面側から前面側に向かって、筐体2、ディスプレイ3、文字板4、重畳表示装置5、見返し板6の順で積層された構造となっている。本実施形態の表示装置1は、背面側表示装置であるディスプレイ3と前面側表示装置である重畳表示装置5とが奥行き方向に重なって設けられることで、ツーレイヤー式表示装置を構成する。
筐体2は、表示装置1を構成する種々の部品が組み付けられこれらを収容するケースを構成するものである。
ディスプレイ3は、制御装置等を介して駆動制御され、画像表示面31に種々の画像を表示するものである。ディスプレイ3は、ツーレイヤー式の表示装置1において、奥行き方向背面側に位置する表示部であり、車両情報を表示する第1層目の表示面(後述する第1表示面11)を構成する。ディスプレイ3は、例えば、薄型の液晶ディスプレイを用いることができるが、これに限らず、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ等を用いることもできる。画像表示面31に表示される車両情報に関する画像としては、例えば、車両の速度やエコ走行等に関する情報の他、積算走行距離、冷却水温、走行用動力源の出力回転数、燃料残量、バッテリ蓄電量、ナビゲーション情報、地図情報、交差点情報等、車両の運転に際して時々刻々と変化する様々な運転に関する運転情報が含まれてもよい。
文字板4は、各種の警告灯(ウォーニングランプ、いわゆるテルテール)、シフトポジションインジケータ、方向指示記号等、表示する車両情報に応じた種々の図柄、記号、文字列等が描かれた板状の部材である。文字板4は、例えば、透明生地のポリカーボネイト製シートであり、暗色系のインクによって、上記図柄、記号、文字列等に対応した形状が中抜きされた印刷が施されることで、上記図柄、記号、文字列等が描かれている。文字板4は、背面側から光が照射され、種々の図柄、記号、文字列等が描かれた部分において当該照射された光が透過されることで、当該種々の図柄、記号、文字列等が点灯表示される。上述のディスプレイ3は、前面側の表面が文字板4から露出しており、このディスプレイ3の前面側の表面が画像表示面31を構成する。
重畳表示装置5は、ツーレイヤー式の表示装置1において、奥行き方向前面側に位置する表示部であり、所定の図柄53を表示する第2層目の表示面(後述する第2表示面12)を構成する。重畳表示装置5は、図1、図2、図3に示すように、透明導光板51と、光源52とを有する。透明導光板51は、画像表示面31の前面側に重ねて設けられる。透明導光板51は、ディスプレイ3から照射された光を透過する透過性を有する透明部材(透明媒体)によって形成される。透明導光板51は、図柄(表示意匠)53を構成する凹凸部としての複数のドット部54が形成される。図柄53を構成するドット部54は、例えば、当該ドット部54に相当する凸形状を設けた金型を用いて透明導光板51を樹脂成形することによって、透明導光板51の主面上、ここでは、当該透明導光板51の背面側の主面上に凹形状となるように形成されてもよい。また、図柄53を構成するドット部54は、例えば、レーザー加工等の種々の手法による掘り込みによって、透明導光板51の主面上、ここでは、当該透明導光板51の背面側の主面上に凹形状となるように形成されてもよい。本実施形態のドット部54は、微小な半球状のくぼみとして形成される。透明導光板51にドット部54によって形成される図柄53としては、例えば、ディスプレイ3で表示される運転情報と関連するような種々の図柄が含まれてもよい。図1の例では、図柄53は、例えば、「車両を模した車体記号(アイコン)」であり、図2の例では、図柄53は、例えば、数字の「2」であるがこれらに限らない。光源52は、透明導光板51の端面に光を照射する。光源52は、例えば、LED(Light Emitting Diode)素子等によって構成されるが、これに限らない。光源52は、その光軸方向が透明導光板51の端面と直交し、かつ、照射された光が透明導光板51の端面から入射するように設けられている。
重畳表示装置5は、光源52が制御装置等を介して駆動制御されることで、光源52の点灯、消灯に基づいて、図柄53の表示、非表示が切り替えられる。重畳表示装置5は、光源52が点灯すると図柄53が表示された状態となり、すなわち、光源52から照射された光が透明導光板51の端面に入射して当該透明導光板51内を伝播し、少なくとも当該入射光の一部の成分が図柄53を構成するドット部54で前面側に反射し、あるいはドット部54で前面側に屈折し、この結果、運転者等が当該図柄53を視認可能な状態となる(図3参照)。つまり、ドット部54は、入射した光の光路を運転者等の目視位置EP(図6参照)側に変えて出射させ発光する発光体として機能し、これにより、図柄53を視認可能な状態とする。この場合、重畳表示装置5は、運転者が前面側(運転席側)から視たときに、透明導光板51上に表示される図柄53を、当該透明導光板51の背面側に位置するディスプレイ3の画像表示面31上の画像に重畳させて表示して所定の意匠を形成し、これにより、多様な表示を可能とすることができる。一方、重畳表示装置5は、光源52が消灯すると図柄53が非表示の状態となり、ディスプレイ3から照射され透明導光板51を透過した光によって、運転者等が画像表示面31に表示された種々の画像を視認しやすい状態となる。
見返し板6は、文字板4、透明導光板51等の周囲を囲って当該文字板4、透明導光板51等を押える枠状の部材である。
ここで、上記のようにディスプレイ3によって構成される第1層目の表示面は、車両情報に関する画像(実像画像)を表示する第1表示面11を構成する。一方、上記のように重畳表示装置5によって構成される第2層目の表示面は、第1表示面11に重ねて設けられ光を透過すると共に図柄(実像図柄)53を構成する複数のドット部54が設けられ当該図柄53を表示する表示状態と、当該図柄53を非表示とする非表示状態とに切り替え可能である第2表示面12を構成する。第1表示面11と第2表示面12とは、奥行き方向、言い換えれば、車両進行方向に、重ねられた複数の表示面を構成し、第1表示面11が当該複数の表示面の車両進行方向奥側の表示面を構成し、第2表示面12が当該複数の表示面の車両進行方向手前側(運転者等の目視者の目視位置EP側)の表示面を構成する。ここでは、第1表示面11と第2表示面12とは、奥行き方向に沿って間隔をあけて対向して設けられることで、第1表示面11と第2表示面12とが間をあけて重ねて設けられる。第1表示面11と第2表示面12とは、略平行に対向している。
より具体的には、第1表示面11は、文字板4から露出したディスプレイ3の画像表示面31が形成された面によって構成される。すなわち、第1表示面11は、略矩形状に形成された画像表示面31の表示領域を含む。第1表示面11は、種々の車両情報を画像として表示することで運転者等に提示する。第1表示面11は、オン状態で車両情報に関する画像を表示可能な状態となり、オフ状態で当該車両情報に関する画像が非表示となる。
一方、第2表示面12は、図柄53を構成するドット部54が形成された透明導光板51の背面側の主面によって構成される。第2表示面12は、第1表示面11の状態にかかわらず各光源52の点灯、消灯に応じて表示状態と非表示状態とを切り替え可能である。ここで、第2表示面12の表示状態とは、光源52から照射される光によって図柄53を表示する状態である。一方、第2表示面12の非表示状態とは、光源52が消灯することで当該図柄53を非表示とする状態である。
上記のように構成される表示装置1は、第1表示面11と第2表示面12とによって情報を表示することで、第1表示面11に表示される車両情報に関する画像と第2表示面12に描かれた図柄53とを組み合わせて多様な表示を実現することができる。より詳細には、第1表示面11と第2表示面12とは、例えば、第1表示面11に表示される車両情報に関する画像と第2表示面12に描かれた図柄53とを連携させた少なくとも1つの情報を表示してもよいし、それぞれが連携せずに個別の情報を表示するようにしてもよい。ここで、車両情報に関する画像と図柄53とを連携させた情報とは、典型的には、第1表示面11の車両情報に関する画像又は第2表示面12の図柄53のいずれか一方では情報として意味をなさない情報であり、当該車両情報と当該図柄53とを組み合わせて連携させることではじめて情報として意味をなす情報である。
ここで、上記で説明した表示装置1において、図4に示すように、ディスプレイ3の画像表示面31は、多数の画素(ピクセル)32が規則的に配列されて構成され、同様に、図柄(表示意匠)53は、多数のドット部54が規則的に配列されて構成される。
画素32は、色情報(色調や階調)を持つ最小単位、最小要素であり、1つの赤色副画素32Rと1つの緑色副画素32Gと1つの青色副画素32Bとによって1つの画素32が構成される。1つの画素32は、縦横比が1:1となっており、すなわち、正方形となっている。画像表示面31を構成する多数の画素32は、いわゆるドットマトリクス型の配列パターンを構成しており、ここでは、格子状、より詳細には、正方格子状のパターンで配置される。画像表示面31を構成する多数の画素32は、第1表示面11を含む平面において、所定の画素ピッチP1で等間隔に規則的、周期的に配列されている。画素ピッチP1は、典型的には、画素32の配列方向に隣接する画素32同士の当該配列方向に沿った中心(重心)間距離に相当し、ここでは、直交する2方向のうちのX方向における画素ピッチP1xと、Y方向における画素ピッチP1yとを含んでいる。画像表示面31を構成する多数の画素32は、X方向に沿って所定の画素ピッチP1xで等間隔に規則的、周期的に配列され、Y方向に沿って所定の画素ピッチP1yで等間隔に規則的、周期的に配列されている。ここでは、画素32は、X方向、及び、Y方向で同等のピッチとなっており、画素ピッチP1x=画素ピッチP1yとなっている。
一方、ドット部54は、図柄53を構成する凹凸部であり、ここでは、微小な半球状のくぼみとして形成される。図柄53を構成する多数のドット部54は、格子状、より詳細には、正三角格子状のパターンで配置される。図柄53を構成する多数のドット部54は、第2表示面12を含む平面において、所定のドットピッチ(凹凸ピッチ)P2で等間隔に規則的、周期的に配列されている。ドットピッチP2は、典型的には、画素32の配列方向に隣接するドット部54同士の当該配列方向に沿った中心(重心)間距離に相当し、ここでは、画素32の配列方向の2方向のうちのX方向におけるドットピッチP2xと、Y方向におけるドットピッチP2yとを含んでいる。図柄53を構成する多数のドット部54は、X方向に沿って所定のドットピッチP2xで等間隔に規則的、周期的に配列され、Y方向に沿って所定のドットピッチP2yで等間隔に規則的、周期的に配列されている。ここでは、ドットピッチP2は、X方向とY方向とで異なるピッチとなっており、すなわち、ドットピッチP2x≠ドットピッチP2yとなっている。より詳細には、本実施形態では、ドット部54の配列方向と画素32の配列方向とは、X方向、及び、Y方向で一致しており、ドット部54は、X方向、及び、Y方向に沿ってそれぞれ複数列配列されている。そして、ドットピッチP2xは、Y方向に沿って並んでいるドット部54の列のX方向に沿った中心(重心)間距離に相当し、ドットピッチP2yは、X方向に沿って並んでいるドット部54の列のY方向に沿った中心(重心)間距離に相当する。
そして、表示装置1は、上記のように、多数の画素32が規則的に配列された画像表示面31によって構成される第1表示面11と、多数のドット部54(凹凸部)が規則的に配列されることによって図柄53が描かれた第2表示面12とが重ねて設けられることで、いわゆるモアレが発生するおそれある。
モアレとは、典型的には、干渉縞ともいい、「規則正しい繰り返し模様」を複数重ね合わせた場合に、それらの周期のずれにより視覚的に発生する縞模様のことである。このようなモアレそのものも周期を持ち、この周期は元になる模様の周期の組み合わせに応じて定まる。例えば、図5に例示するように、規則正しい繰り返し模様として、異なる周期、言い換えれば、異なるピッチで配列された2つの直線パターンを向かって左端で重ね合わせた場合を仮定する。この場合、各直線パターンを構成する直線同士のずれは、向かって右端にいくほど増加していき、所定の箇所で第1直線パターンを構成する直線L1の中央付近に第2直線パターンを構成する直線L2が位置することとなる。この場合、直線L1と直線L2が重なり合っている部分(例えば、囲み線A内参照)は、空白が広く見えるため淡く見え、直線L1が隣接する2つの直線L2の中央に位置する部分(例えば、囲み線B内参照)は暗く見える。直線L1のピッチ(間隔)をp、直線L2のピッチをp+δpとした場合、ひとつめの暗部の中間点は、直線L1と直線L2とのずれがp/2と等しくなった点に相当する。第2直線パターンのn番目の直線L2は、第1直線パターンの直線L1からn・δpだけずれているので、ひとつめの暗部の中間点は、n・δp=p/2に相当する。すなわち、n=p/2δpである。淡部と暗部の中間点の距離dは、d=n・p=p2/2δpであり、ふたつの暗部の中間点の距離(もしくは淡部の中間点の距離)は、2d=p2/δpとなる。上記のように、モアレそのものも元になる模様の周期、言い換えれば、ピッチの組み合わせに応じたピッチをもつこととなる。
そして、本実施形態の表示装置1では、第1表示面11を構成する画像表示面31において規則的に配列される多数の画素32、及び、図柄53が描かれた第2表示面12において規則的に配列される多数のドット部54が上記の「規則正しい繰り返し模様」に相当する。つまり、表示装置1は、多数の画素32の配列周期と、多数のドット部54の配列周期とのずれ、言い換えれば、上記の画素ピッチP1とドットピッチP2とのずれに起因して縞模様であるモアレが発生するおそれがある。特に、モアレは、画像表示面31における表示が赤色副画素32R、緑色副画素32G、青色副画素32Bのうちの単色で均一表示した場合に、カラーフィルタが当該単色と黒の周期パターンになるため、当該均一表示の部分で発生しやすい傾向にあるが、これに限らず、複数の色が混ざっている場合でも同様に発生するおそれがある。表示装置1においては、発生するモアレそのものの周期は、元になる模様の周期である多数の画素32の配列周期と多数のドット部54の配列周期との組み合わせに応じて定まる。すなわち、発生するモアレそのものの周期に応じたX方向、Y方向のピッチは、それぞれ元になる模様の周期に応じたX方向、Y方向の画素ピッチP1(画素ピッチP1x、画素ピッチP1y)とX方向、Y方向のドットピッチP2(ドットピッチP2x、ドットピッチP2y)との組み合わせに応じて定まる。そして、当該モアレ縞模様のピッチDは、画素ピッチP1、及び、ドットピッチP2を用いて下記の数式(1)で算出することができる。

D=P22/|P1−P2| ・・・ (1)

当該数式(1)におけるモアレ縞模様のピッチDは、図5で説明した上述のふたつの暗部の中間点の距離(もしくは淡部の中間点の距離)2dに相当する。そして、X方向のモアレ縞模様のピッチDは、数式(1)において、P1=P1x、P2=P2xとした値となり、Y方向のモアレ縞模様のピッチDは、数式(1)において、P1=P1y、P2=P2yとした値となる。
そして、本実施形態の表示装置1は、画素ピッチP1とドットピッチP2とのずれに起因して発生するモアレ縞模様のピッチDを、画素ピッチP1とドットピッチP2とを調節し、運転席等の目視位置EPから表示装置1の表示面を視た際に人が識別できない程度のピッチに抑制することで、モアレの影響の抑制を図り、これにより、モアレによる表示意匠の見栄え悪化の抑制を図っている。
より具体的には、画素ピッチP1[mm]、及び、ドットピッチP2[mm]は、自然数(0を含まない)をnとし、識別可能モアレ間隔をTh[mm]とした場合に、下記の条件式(2)、及び、(3)を満たすように設定される。

P1≠nP2 ・・・ (2)

D=P22/|P1−P2|<Th ・・・ (3)

表示装置1は、画素32の各配列方向、すなわち、ここでは、X方向、及び、Y方向それぞれにおいて、画素ピッチP1[mm]、ドットピッチP2[mm]が上記の条件式(2)、及び、(3)を満たすように設定される。すなわち、表示装置1は、画素ピッチP1xとドットピッチP2xとの組み合わせ、及び、画素ピッチP1yとドットピッチP2yとの組み合わせが共に上記の条件式(2)、及び、(3)を満たすように設定される。
条件式(2)は、画素ピッチP1がドットピッチP2の整数倍であると画素32とドット部54とが干渉してモアレを発生するおそれがあることから、これを抑制するための条件式であり、画素ピッチP1がドットピッチP2の整数倍でないことを意味する条件式である。
条件式(3)は、画素ピッチP1とドットピッチP2とに基づいて数式(1)から算出されるモアレ縞模様のピッチDが識別可能モアレ間隔Th未満であることを意味する条件式である。識別可能モアレ間隔Thは、人が識別可能なモアレの間隔の最小値に相当し、すなわち、条件式(3)は、モアレ縞模様のピッチDを、人が識別できない程度のピッチに抑制することを意味する条件式である。条件式(3)において、識別可能モアレ間隔Thは、所定の条件下で識別可能であるモアレの間隔であって第2表示面12と目視位置との距離等に応じて予め設定される。
ここでは、一例として、一般的に車を運転するために必要な視力を考慮して、視力が0.7の人を基準として識別可能モアレ間隔Thを設定する。図6に示すように、視力が0.7の人は、5000[mm]離れた位置から、一般的な視力検査で用いられるランドルト環Lanにおいて幅H≒2.077[mm]の切れ目を視認することができる。視力と視角θとの関係式は、視力=1/視角θ(分)であるので、視力0.7の人が識別できる最小の視角θは、幅H≒2.077[mm]の切れ目に応じた1.43[分](≒0.0236[度])となる。つまり、視力0.7の人がものを視るとき、離れた2点として識別できる最小の視角θは、1.43[分](≒0.0236[度])である。そして、識別可能モアレ間隔Thは、この視力0.7の人が識別できる最小の視角θ=1.43[分](≒0.0236[度])をもとに、想定される第2表示面12と目視位置EPとの距離である想定目視距離Lにおける識別可能な縞模様の間隔として幾何学的に算出される。ここでは、想定目視距離Lは、いわゆるアイレンジの中心を目視位置EPと想定し、約800[mm]とする。ここで、アイレンジとは、「自動車の運転者アイレンジ」であり、車両に応じて予め定まる運転者DRの視点が位置する領域に相当する。アイレンジは、典型的には、車両において運転者DRの目の位置の分布を統計的に表したものであり、例えば、運転者DRが運転席に座った状態で所定割合(例えば、95%)の運転者DRの目の位置が含まれる領域に相当する。この結果、視力0.7の人が識別できる最小の視角θ=1.43[分](≒0.0236[度])で、想定目視距離L=800[mm]における識別可能な縞模様の間隔が約0.33[mm]となり、この値を識別可能モアレ間隔Thとする。したがって、本実施形態では、画素32の各配列方向において、画素ピッチP1(P1x、P1y)[mm]、及び、ドットピッチP2(P2x、P2y)[mm]は、下記の条件式(3−1)を満たすように設定され、すなわち、発生するモアレ縞模様のピッチDが識別可能モアレ間隔Th=0.33[mm]未満となるように設定される。

D=P22/|P1−P2|<Th=0.33[mm] ・・・ (3−1)
例えば、ディスプレイ3として、画像表示面31の画素ピッチP1がP1=0.11775[mm]=117.75[μm]のTFTを用いた場合を想定する。画素ピッチP1>ドットピッチP2の場合、モアレ縞模様のピッチDは、D=P22/(P1−P2)で表すことができ、すなわち、図7に示す線L11で表すことができる。したがってこの場合、モアレ縞模様のピッチDが識別可能モアレ間隔Th=0.33[mm]=330[μm]未満となるドットピッチP2は、当該線L11から、0<P2<0.092[mm]=92[μm]となる。一方、画素ピッチP1<ドットピッチP2の場合、モアレ縞模様のピッチDは、D=P22/(P2−P1)で表すことができ、すなわち、図7に示す線L12で表すことができる。したがってこの場合、モアレ縞模様のピッチDが識別可能モアレ間隔Th=0.33[mm]=330[μm]未満となるドットピッチP2は、当該線L12から、0.160[mm]=160[μm]<P2(<図柄53の適正な輝度を確保することができる範囲)となる。この結果、表示装置1は、画像表示面31の画素ピッチP1がP1=117.75[μm]の場合、図柄53の適正な輝度を確保することができ、金型等の製造制約上可能な範囲で、画素ピッチP1=0.11775[mm]がドットピッチP2の整数倍とならず(条件式(2)に相当)、かつ、ドットピッチP2が0<P2<92[μm]、又は、160[μm]<P2の範囲とされることで、モアレ縞模様のピッチDが識別可能モアレ間隔Th=330[μm]未満となるようにすることができる。これにより、表示装置1は、モアレが視認されることを抑制することができる。
なお、より好ましくは、識別可能モアレ間隔Thは、より視力がよい人を基準として設定するとよい。例えば、視力が1.0の人を基準とした場合、視力1.0の人が識別できる最小の視角θは、ランドルト環Lanにおいて幅H≒1.45[mm]の切れ目に応じた1[分](≒0.0167[度])となる。この場合、視力1.0の人が識別できる最小の視角θ=1[分](≒0.0167[度])で、想定目視距離L=800[mm]における識別可能な縞模様の間隔が約0.23[mm]となり、この値を識別可能モアレ間隔Thとする。この場合、画素32の各配列方向において、画素ピッチP1(P1x、P1y)[mm]、及び、ドットピッチP2(P2x、P2y)[mm]は、下記の条件式(3−2)を満たすように、すなわち、発生するモアレ縞模様のピッチDが識別可能モアレ間隔Th=0.23[mm]未満となるように設定されることが好ましい。

D=P22/|P1−P2|<Th=0.23[mm] ・・・ (3−2)

この場合、識別可能モアレ間隔Thは、より視力がよい人を基準として設定されるほど、より小さな値、より厳しい条件となり、これにより、表示装置1は、識別可能モアレ間隔Thがより狭く設定される。
またさらに、画素ピッチP1[mm]、及び、ドットピッチP2[mm]は、下記の条件式(4)を満たすように、すなわち、ドットピッチP2の方が画素ピッチP1より小さくなるように設定されることが好ましい。

P1>P2 ・・・ (4)

この場合、表示装置1は、例えば、P1<P2の場合と比較して、図柄53を構成するドット部54の密度を相対的に大きくすることができる。
例えば、図8に例示するように、画素ピッチP1x=P1y=117.75[μm]、ドット部54の直径φが35[μm]≦φ≦40[μm]、ドット部54の深さ=10[μm]、ドットピッチP2x=60[μm]、ドットピッチP2y=35[μm]である場合、数式(1)から、X方向に沿って発生するモアレ縞模様のピッチD=62[μm]=0.062[mm]となり、Y方向に沿って発生するモアレ縞模様のピッチD=15[μm]=0.015[mm]となる。この結果、表示装置1は、画素ピッチP1とドットピッチP2との関係が上記の条件式(3−1)、(3−2)、(4)のすべて満たすことから、モアレが視認されることを抑制することができると共に、図柄53の輝度を適正に確保することが可能となる。
以上で説明した表示装置1によれば、車両情報に関する画像を表示する第1表示面11と、第1表示面11に重ねて設けられ光を透過すると共に図柄53を構成する複数のドット部54が設けられた第2表示面12とを備え、第1表示面11の画素32の画素ピッチP1、及び、画素32の配列方向に沿った複数のドット部54のドットピッチP2は、自然数をnとし、識別可能であるモアレの間隔であって第2表示面12と目視位置EPとの距離に応じて予め設定される識別可能モアレ間隔をThとした場合に、P1≠nP2、及び、P22/|P1−P2|<Thを満たす。ここでは、画素ピッチP1[mm]、及び、ドットピッチP2[mm]は、P1≠nP2、及び、P22/|P1−P2|<0.33[mm]を満たす。
したがって、表示装置1は、第1表示面11に表示される車両情報に関する画像と、第1表示面11に重ねて設けられ光を透過する第2表示面12に設けられた図柄53とを組み合わせた表示を行うことができる。この場合、表示装置1は、画素ピッチP1[mm]、及び、凹凸ピッチP2[mm]がP1≠nP2、及び、P22/|P1−P2|<Th、例えば、Th=0.33[mm]を満すことから、第1表示面11の画素32と第2表示面12の図柄53を構成するドット部54とに起因して発生するモアレを識別可能な間隔未満の間隔とすることができる。この結果、表示装置1は、モアレが視認されることを抑制することができるので、適正な視認性を確保することができる。これにより、表示装置1は、例えば、第2表示面12の背面側の第1表示面11の画像がぼやけて見え難くなることを抑制することができ、第2表示面12を介して第1表示面11の画像を明瞭に透過することができる。
より好ましくは、表示装置1は、画素ピッチP1[mm]、及び、凹凸ピッチP2[mm]は、P22/|P1−P2|<0.23[mm]を満たすことが好ましい。この場合、表示装置1は、識別可能モアレ間隔Thがより狭く設定されるので、モアレが視認されることをより確実に抑制することができ、より確実に適正な視認性を確保することができる。
より好ましくは、表示装置1は、画素ピッチP1[mm]、及び、凹凸ピッチP2[mm]は、P1>P2を満たすことが好ましい。この場合、表示装置1は、例えば、P1<P2の場合と比較して、図柄53を構成するドット部54の密度を相対的に大きくすることができるので、図柄53を表示状態とした際に、複数のドット部54で前面側(運転席側)に反射、屈折される光の量を相対的に増加させることができ、当該図柄53の輝度を相対的に高くし鮮明に表示することができる。
以上で説明した表示装置1によれば、複数のドット部54は、格子状に配置される。したがって、表示装置1は、格子状に配置される複数のドット部54によって、画素32の各配列方向に沿ってモアレが発生するおそれがあるが、当該各配列方向に沿って発生しうるモアレを識別可能な間隔未満の間隔とすることができ、各配列方向においてモアレが視認されることを抑制することができる。
以上で説明した表示装置1によれば、複数のドット部54は、光源52から照射される光によって図柄53を表示する。したがって、表示装置1は、光源52から照射された光がドット部54で反射、あるいは、屈折することで当該ドット部54によって構成される図柄53が視認可能な状態となる構成において、当該ドット部54の影響で発生するモアレが視認されることを抑制することができる。
なお、上述した本発明の実施形態、変形例に係る表示装置は、上述した実施形態、変形例に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。
上述した識別可能モアレ間隔Thの設定では、想定目視距離Lが800[mm]であるものとして想定したがこれに限らない。識別可能モアレ間隔Thの設定において、例えば、当該想定目視距離Lを相対的に短い距離と想定することで、識別可能モアレ間隔Thがより小さな値、より厳しい条件となり、これにより、表示装置1は、識別可能モアレ間隔Thがより狭く設定されるので、モアレが視認されることをより確実に抑制することが可能となる。
以上で説明したドット部54の配列方向と画素32の配列方向とは、必ずしも一致していなくてもよく、この場合は、ドットピッチP2は、画素32の配列方向に隣接するドット部54同士の当該画素32の配列方向に沿った中心(重心)間距離とすればよい。
以上で説明した図柄53を構成するドット部54は、透明導光板51の奥行き方向背面側の主面上に形成されるものとして説明したがこれに限らず、当該透明導光板51の奥行き方向前面側の主面上に形成されてもよく、当該透明導光板51の奥行き方向前面側の主面が第2表示面12を構成してもよい。
以上の説明では、図柄53を構成する多数のドット部54は、正三角格子状のパターンで配置されるものとして説明したがこれに限らず、斜方格子状、菱形格子状、六角格子状等のパターンで配置されてもよい。
以上で説明した図柄53を構成する凹凸部は、微小な半球状のくぼみとして形成されるドット部54であるものとして説明したがこれに限らず、楕円半球状、長円半球状、円錐状、円錐台形状、多角形錐状、多角形錐台形状等のくぼみとして形成されるドット部であってもよいし、半球状、楕円半球状、長円半球状、円錐状、円錐台形状、多角形錐状、多角形錐台形状等の出っ張りとして形成されるドット部であってもよい。また、図柄53を構成する凹凸部は、所定の方向に沿って延在する線状溝部、あるいは、線状突部等であってもよい。この場合、凹凸部は、当該延在方向と直交する方向に沿って所定の凹凸ピッチP2で等間隔に規則的、周期的に配列され、当該凹凸ピッチP2が上記の条件式(2)、及び、(3)を満たすように設定されればよい。また、以上で説明した図柄53を構成する凹凸部は、透明導光板51において第2表示面12を構成する面に、光を透過する透明インキ等が印刷されることによって構成されてもよい。
以上の説明では、ディスプレイ3は、1つで構成されるものとして説明したが2つ以上が組み合わせられて構成され、複数の画像表示面によって第1表示面11が構成されてもよい。また、表示装置1は、上記の構成に加えてさらにアナログ計器等を含んで構成されてもよい。
1 表示装置
11 第1表示面
12 第2表示面
32 画素
52 光源
53 図柄
54 ドット部(凹凸部)
P1、P1x、P1y 画素ピッチ
P2、P2x、P2y ドットピッチ(凹凸ピッチ)
Th 識別可能モアレ間隔

Claims (6)

  1. 車両情報に関する画像を表示する第1表示面と、
    前記第1表示面に重ねて設けられ光を透過すると共に図柄を構成する複数の凹凸部が設けられた第2表示面とを備え、
    前記第1表示面の画素の画素ピッチP1[mm]、及び、前記画素の配列方向に沿った前記複数の凹凸部の凹凸ピッチP2[mm]は、自然数をnとした場合に、P1≠nP2、及び、P22/|P1−P2|<0.33[mm]を満たすことを特徴とする、
    表示装置。
  2. 前記画素ピッチP1[mm]、及び、前記凹凸ピッチP2[mm]は、P22/|P1−P2|<0.23[mm]を満たす、
    請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記画素ピッチP1[mm]、及び、前記凹凸ピッチP2[mm]は、P1>P2を満たす、
    請求項1又は請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記複数の凹凸部は、格子状に配置される、
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 前記複数の凹凸部は、光源から照射される光によって前記図柄を表示する、
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の表示装置。
  6. 車両情報に関する画像を表示する第1表示面と、
    前記第1表示面に重ねて設けられ光を透過すると共に図柄を構成する複数の凹凸部が設けられた第2表示面とを備え、
    前記第1表示面の画素ピッチP1、及び、前記画素ピッチP1のピッチ方向に沿った前記複数の凹凸部の凹凸ピッチP2は、自然数をnとし、識別可能であるモアレの間隔であって前記第2表示面と目視位置との距離に応じて予め設定される識別可能モアレ間隔をThとした場合に、P1≠nP2、及び、P22/|P1−P2|<Thを満たすことを特徴とする、
    表示装置。
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