JP6595594B2 - 電動モータおよび電動モータの巻線方法 - Google Patents

電動モータおよび電動モータの巻線方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6595594B2
JP6595594B2 JP2017527409A JP2017527409A JP6595594B2 JP 6595594 B2 JP6595594 B2 JP 6595594B2 JP 2017527409 A JP2017527409 A JP 2017527409A JP 2017527409 A JP2017527409 A JP 2017527409A JP 6595594 B2 JP6595594 B2 JP 6595594B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
tooth
segment
wound
teeth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2017527409A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2017006822A1 (ja
Inventor
義親 川島
裕美子 木村
秀典 田中
夏海 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuba Corp filed Critical Mitsuba Corp
Publication of JPWO2017006822A1 publication Critical patent/JPWO2017006822A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6595594B2 publication Critical patent/JP6595594B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K13/00Structural associations of current collectors with motors or generators, e.g. brush mounting plates or connections to windings; Disposition of current collectors in motors or generators; Arrangements for improving commutation
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K13/00Structural associations of current collectors with motors or generators, e.g. brush mounting plates or connections to windings; Disposition of current collectors in motors or generators; Arrangements for improving commutation
    • H02K13/04Connections between commutator segments and windings
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K23/00DC commutator motors or generators having mechanical commutator; Universal AC/DC commutator motors
    • H02K23/26DC commutator motors or generators having mechanical commutator; Universal AC/DC commutator motors characterised by the armature windings
    • H02K23/32DC commutator motors or generators having mechanical commutator; Universal AC/DC commutator motors characterised by the armature windings having wave or undulating windings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Dc Machiner (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Description

本発明は、電動モータおよび電動モータの巻線方法に関するものである。
本願は、2015年7月3日に、日本に出願された特願2015−134096号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
電動モータとして、いわゆるブラシ付きの直流モータがある。この種の電動モータは、磁極数が複数極の永久磁石が設けられているヨークと、ヨークの径方向内側に回転自在に設けられた回転軸と、回転軸に取り付けられ径方向に沿って放射状に延びる複数のティース、およびこれらティース間に形成される複数のスロットを有するアーマチュアコアと、各ティースに巻回される巻線と、回転軸にアーマチュアコアと隣接して設けられ複数枚のセグメントを周方向に配置したコンミテータと、セグメントを介して巻線に給電を行うためのブラシと、を備えている。セグメントにはライザが形成されており、このライザを介して、セグメントと巻線とが接続される。
ここで、モータ能力の向上や製造コストの低減化を図るためのさまざまな技術が提案されている。
例えば、磁極数を6極、スロット数を8、セグメント数を24に設定し、各ティースに巻線を一般的な集中巻方式により巻回し、さらに、同電位となるセグメント同士を短絡線(均圧線)により接続した技術が開示されている。これにより、巻線の銅量を減らしてモータ能力の向上を図っている。また、短絡線を用いることにより、1つのセグメントに電流を供給すれば、同電位のセグメントにも電流が供給されるので、ブラシの個数を低減できる(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−259582号公報
ところで、一般的な集中巻方式により、各ティースに巻線を巻回した場合、相数(1極対あたりのセグメントの数)が決まるので、セグメント間の電圧を低減するのに限界があり、ブラシを延命化するにも限界があった。
ここで、上述の実施形態では、1極対あたりのセグメントの数は8であり、セグメント間の電圧の低減に限界があり、さらなるブラシの延命化の要望に応えることが困難である。ブラシを延命化すべく、セグメント数を増大させようとすると、それに対応するように、磁極数やスロットの数も変更する必要があり、電動モータの体格が大型化してしまう。
また、短絡線を用いているので、この分、銅量が増大し、さらに、巻回作業にも時間がかかってしまい、製造コストが増大してしまうという課題がある。
また、近年、さらなる電動モータの小型化の要望が高い。仮に無理に電動モータを小型化しようとすると、セグメントのライザと巻線とが干渉してしまい、巻線が損傷する可能性もある。
本発明は、体格を大型化することなく、さらにブラシの延命化を図ることができると共に、製造コストの増大を抑制できる電動モータおよび電動モータの巻線方法を提供するものである。
また、小型化を図りつつ巻線の損傷を確実に防止できる電動モータおよび電動モータの巻線方法を提供するものである。
本発明の第1の態様によれば、電動モータは、磁極数が6極の永久磁石が設けられているヨークと、前記ヨークの径方向内側に回転自在に設けられた回転軸と、前記回転軸に取り付けられ径方向に沿って放射状に延びる8つのティース、およびこれらティース間に形成される8つのスロットを有するアーマチュアコアと、各前記ティースに巻回される巻線と、前記回転軸に前記アーマチュアコアと隣接して設けられ32枚のセグメントを周方向に配置したコンミテータと、前記セグメントを介して前記巻線に給電を行うためのブラシと、を備えた電動モータであって、前記8つのティースに、周方向に沿って順に番号を付し、さらに、前記32枚のセグメントに、周方向に沿って順に番号を付し、Nを自然数としたとき、22番の前記セグメントと1番の前記セグメントとの間に、1番の前記ティースに2N回、順方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、1番の前記セグメントと12番の前記セグメントとの間に、1番の前記ティースに2N回、順方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、12番の前記セグメントと23番の前記セグメントとの間に、5番の前記ティースにN回、逆方向に巻回されると共に、8番の前記ティースにN回、逆方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、23番の前記セグメントと2番の前記セグメントとの間に、5番の前記ティースにN回、逆方向に巻回されると共に、8番の前記ティースにN回、逆方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、2番の前記セグメントと13番の前記セグメントとの間に、4番の前記ティースに2N回、順方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、13番の前記セグメントと24番の前記セグメントとの間に、4番の前記ティースに2N回、順方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、24番の前記セグメントと3番の前記セグメントとの間に、8番の前記ティースにN回、逆方向に巻回されると共に、3番の前記ティースにN回、逆方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、3番の前記セグメントと14番の前記セグメントとの間に、8番の前記ティースにN回、逆方向に巻回されると共に、3番の前記ティースにN回、逆方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、14番の前記セグメントと25番の前記セグメントとの間に、7番の前記ティースに2N回、順方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、25番の前記セグメントと4番の前記セグメントとの間に、7番の前記ティースに2N回、順方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、4番の前記セグメントと15番の前記セグメントとの間に、3番の前記ティースにN回、逆方向に巻回されると共に、6番の前記ティースにN回、逆方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、15番の前記セグメントと26番の前記セグメントとの間に、3番の前記ティースにN回、逆方向に巻回されると共に、6番の前記ティースにN回、逆方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、26番の前記セグメントと5番の前記セグメントとの間に、2番の前記ティースに2N回、順方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、5番の前記セグメントと16番の前記セグメントとの間に、2番の前記ティースに2N回、順方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、16番の前記セグメントと27番の前記セグメントとの間に、6番の前記ティースにN回、逆方向に巻回されると共に、1番の前記ティースにN回、逆方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、27番の前記セグメントと6番の前記セグメントとの間に、6番の前記ティースにN回、逆方向に巻回されると共に、1番の前記ティースにN回、逆方向に巻回された前記巻線の端末部が接続されて第1アーマチュアコイルが形成され、前記第1アーマチュアコイルと前記回転軸を中心にして点対称となるように、第2アーマチュアコイルが形成されている。
このように構成することで、磁極数を6極、スロットの数を8つとしながら、セグメントの数を32とすることができる。このため、電動モータの体格を大型化することなく、セグメント間の電圧を低減でき、ブラシのさらなる延命化を図ることができる。
また、従来のように短絡線を用いることなく、ブラシの個数を低減できる。このため、電動モータの製造コストを低減できる。
本発明の第2の態様によれば、電動モータは、磁極数が6極の永久磁石が設けられているヨークと、前記ヨークの径方向内側に回転自在に設けられた回転軸と、前記回転軸に取り付けられ径方向に沿って放射状に延びる8つのティース、およびこれらティース間に形成される8つのスロットを有するアーマチュアコアと、各前記ティースに巻回される巻線と、前記回転軸に前記アーマチュアコアと隣接して設けられ32枚のセグメントを周方向に配置したコンミテータと、前記セグメントを介して前記巻線に給電を行うためのブラシと、を備えた電動モータであって、前記8つのティースに、周方向に沿って順に番号を付し、さらに、前記32枚のセグメントに、周方向に沿って順に番号を付したとき、22番の前記セグメントと1番の前記セグメントとの間に、1番の前記ティースに所定回、順方向に巻回され、かつ1番の前記ティースの周方向両側に位置する前記スロットを除いた他の前記スロットに1回挿通された前記巻線の端末部が接続され、1番の前記セグメントと12番の前記セグメントとの間に、1番の前記ティースに所定回、順方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、12番の前記セグメントと23番の前記セグメントとの間に、5番の前記ティースに所定回、および8番の前記ティースに所定回、それぞれ逆方向に巻回されると共に、5番の前記ティースおよび8番の前記ティースを除いた他の前記ティースに1回、順方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、23番の前記セグメントと2番の前記セグメントとの間に、5番の前記ティースに所定回、逆方向に巻回されると共に、8番の前記ティースに所定回、逆方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、2番の前記セグメントと13番の前記セグメントとの間に、4番の前記ティース所定回、順方向に巻回され、かつ4番の前記ティースの周方向両側に位置する前記スロットを除いた他の前記スロットに1回挿通された前記巻線の端末部が接続され、13番の前記セグメントと24番の前記セグメントとの間に、4番の前記ティースに所定回、順方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、24番の前記セグメントと14番の前記セグメントとの間に、8番の前記ティースに所定回、および3番の前記ティースに所定回、それぞれ逆方向に巻回されると共に、8番の前記ティースおよび3番の前記ティースを除いた他の前記ティースに1回、順方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、3番の前記セグメントと14番の前記セグメントとの間に、8番の前記ティースに所定回、および3番の前記ティースに所定回、それぞれ逆方向に巻回されると共に、8番の前記ティースおよび3番の前記ティースの何れか一方の前記スロットを除いた他の前記スロットに1回挿通された前記巻線の端末部が接続され、14番の前記セグメントと25番の前記セグメントとの間に、7番の前記ティースに所定回、順方向に巻回され、かつ7番の前記ティースの周方向両側に位置する前記スロットを除いた他の前記スロットに1回挿通された前記巻線の端末部が接続され、25番の前記セグメントと4番の前記セグメントとの間に、7番の前記ティースに所定回、順方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、4番の前記セグメントと15番の前記セグメントとの間に、3番の前記ティースに所定回、および6番の前記ティースに所定回、それぞれ逆方向に巻回されると共に、3番の前記ティースおよび6番の前記ティースを除いた他の前記ティースに1回、順方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、15番の前記セグメントと26番の前記セグメントとの間に、3番の前記ティースに所定回、および6番の前記ティースに所定回、それぞれ逆方向に巻回されると共に、3番の前記ティースおよび6番の前記ティースの何れか一方の周方向両側に位置する前記スロットを除いた他の前記スロットに1回挿通された前記巻線の端末部が接続され、26番の前記セグメントと5番の前記セグメントとの間に、2番の前記ティースに所定回、順方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、5番の前記セグメントと16番の前記セグメントとの間に、前記アーマチュアコアの前記コンミテータとは反対側に掛け渡された前記巻線の端末部が接続され、16番の前記セグメントと27番の前記セグメントとの間に、6番の前記ティースに所定回、逆方向に巻回されると共に、1番の前記ティースに所定回、逆方向に巻回され、かつ6番の前記ティースおよび1番の前記ティースを除いた他の前記ティースに1回、順方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、27番の前記セグメントと6番の前記セグメントとの間に、6番の前記ティースに所定回、逆方向に巻回されると共に、1番の前記ティースに所定回、逆方向に巻回された前記巻線の端末部が接続されて第1アーマチュアコイルが形成され、前記第1アーマチュアコイルと前記回転軸を中心にして点対称となるように、第2アーマチュアコイルが形成されている。
この場合、本発明の第3の態様のように、22番の前記セグメントと1番の前記セグメントとの間に、1番の前記ティースに所定回、順方向に巻回され、かつ6番の前記ティースと7番の前記ティースとの間の前記スロットに1回挿通された前記巻線の端末部が接続され、12番の前記セグメントと23番の前記セグメントとの間に、5番の前記ティースに所定回、および8番の前記ティースに所定回、それぞれ逆方向に巻回されると共に、4番の前記ティースに1回、順方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、2番の前記セグメントと13番の前記セグメントとの間に、4番の前記ティースに所定回、順方向に巻回され、かつ1番の前記ティースと2番の前記ティースとの間の前記スロットに1回挿通された前記巻線の端末部が接続され、24番の前記セグメントと14番の前記セグメントとの間に、8番の前記ティースに所定回、および3番の前記ティースに所定回、それぞれ逆方向に巻回されると共に、7番の前記ティースに1回、順方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、3番の前記セグメントと14番の前記セグメントとの間に、8番の前記ティースに所定回、および3番の前記ティースに所定回、それぞれ逆方向に巻回されると共に、4番の前記ティースと5番の前記ティースとの間の前記スロットに1回挿通された前記巻線の端末部が接続され、14番の前記セグメントと25番の前記セグメントとの間に、4番の前記ティースと5番の前記ティースとの間の前記スロットと、7番の前記ティースと8番の前記ティースとの間の前記スロットとに挿通された前記巻線の端末部が接続され、4番の前記セグメントと15番の前記セグメントとの間に、3番の前記ティースに所定回、および6番の前記ティースに所定回、それぞれ逆方向に巻回されると共に、2番の前記ティースに1回、順方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、15番の前記セグメントと26番の前記セグメントとの間に、3番の前記ティースに所定回、および6番の前記ティースに所定回、それぞれ逆方向に巻回されると共に、7番の前記ティースと8番の前記ティースとの間の前記スロットに1回挿通された前記巻線の端末部が接続され、5番の前記セグメントと16番の前記セグメントとの間に、1番の前記ティースと2番の前記ティースとの間の前記スロットと、4番の前記ティースと5番の前記ティースとの間の前記スロットとに挿通された前記巻線の端末部が接続され、16番の前記セグメントと27番の前記セグメントとの間に、6番の前記ティースに所定回、逆方向に巻回されると共に、1番の前記ティースに所定回、逆方向に巻回され、かつ5番の前記ティースに1回、順方向に巻回された前記巻線の端末部が接続されていてもよい。
このように構成することで、アーマチュアコアとコンミテータとの間の巻線の巻き太りを抑制できる。このため、電動モータの小型化を図りつつ、セグメントのライザと巻線とが干渉してしまうことを防止でき、巻線の損傷を確実に防止できる。
本発明の第4の態様によれば、電動モータの巻線方法は、磁極数が6極の永久磁石が設けられているヨークと、前記ヨークの径方向内側に回転自在に設けられた回転軸と、前記回転軸に取り付けられ径方向に沿って放射状に延びる8つのティース、およびこれらティース間に形成される8つのスロットを有するアーマチュアコアと、各前記ティースに巻回される巻線と、前記回転軸に前記アーマチュアコアと隣接して設けられ32枚のセグメントを周方向に配置したコンミテータと、前記セグメントを介して前記巻線に給電を行うためのブラシと、を備えた電動モータの巻線方法であって、前記8つのティースに、周方向に沿って順に番号を付し、さらに、前記32枚のセグメントに、周方向に沿って順に番号を付し、Nを自然数としたとき、22番の前記セグメントに前記巻線の巻き始め端を接続し、その後、1番の前記ティースに前記巻線を2N回、順方向に巻回した後、1番の前記セグメントに前記巻線を接続し、その後、1番の前記ティースに前記巻線を2N回、順方向に巻回した後、12番の前記セグメントに前記巻線を接続し、その後、5番の前記ティースに前記巻線をN回、逆方向に巻回した後、8番の前記ティースに前記巻線をN回、逆方向に巻回し、さらに23番の前記セグメントに前記巻線を接続し、その後、5番の前記ティースに前記巻線をN回、逆方向に巻回した後、8番の前記ティースに前記巻線をN回、逆方向に巻回し、さらに2番の前記セグメントに前記巻線を接続し、その後、4番の前記ティースに前記巻線を2N回、順方向に巻回した後、13番の前記セグメントに前記巻線を接続し、その後、4番の前記ティースに前記巻線を2N回、順方向に巻回した後、24番の前記セグメントに前記巻線を接続し、その後、8番の前記ティースに前記巻線をN回、逆方向に巻回した後、3番の前記ティースに前記巻線をN回、逆方向に巻回し、さらに3番の前記セグメントに前記巻線を接続し、その後、8番の前記ティースに前記巻線をN回、逆方向に巻回した後、3番の前記ティースに前記巻線をN回、逆方向に巻回し、さらに14番の前記セグメントに前記巻線を接続し、その後、7番の前記ティースに前記巻線を2N回、順方向に巻回した後、25番の前記セグメントに前記巻線を接続し、その後、7番の前記ティースに前記巻線を2N回、順方向に巻回した後、4番の前記セグメントに前記巻線を接続し、その後、3番の前記ティースに前記巻線をN回、逆方向に巻回した後、6番の前記ティースに前記巻線をN回、逆方向に巻回し、さらに、15番の前記セグメントに前記巻線を接続し、その後、3番の前記ティースに前記巻線をN回、逆方向に巻回した後、6番の前記ティースに前記巻線をN回、逆方向に巻回し、さらに、26番の前記セグメントに前記巻線を接続し、その後、2番の前記ティースに前記巻線を2N回、順方向に巻回した後、5番の前記セグメントに前記巻線を接続し、その後、2番の前記ティースに前記巻線を2N回、順方向に巻回した後、16番の前記セグメントに前記巻線を接続し、その後、6番の前記ティースに前記巻線をN回、逆方向に巻回した後、1番の前記ティースに前記巻線をN回、逆方向に巻回し、さらに、27番の前記セグメントに前記巻線を接続し、その後、6番の前記ティースに前記巻線をN回、逆方向に巻回した後、1番の前記ティースに前記巻線をN回、逆方向に巻回し、さらに、6番の前記セグメントに前記巻線の巻き終わり端を接続して第1アーマチュアコイルを形成し、前記第1アーマチュアコイルと前記回転軸を中心にして点対称となるように、第2アーマチュアコイルを形成した。
このような巻線方法とすることで、第1アーマチュアコイルと第2アーマチュアコイルとを、それぞれ一連に形成することができる。このため、巻線の巻回作業の効率化を図ることができ、電動モータの製造コストをさらに低減できる。
本発明の第5の態様によれば、電動モータの巻線方法は、磁極数が6極の永久磁石が設けられているヨークと、前記ヨークの径方向内側に回転自在に設けられた回転軸と、前記回転軸に取り付けられ径方向に沿って放射状に延びる8つのティース、およびこれらティース間に形成される8つのスロットを有するアーマチュアコアと、各前記ティースに巻回される巻線と、前記回転軸に前記アーマチュアコアと隣接して設けられ32枚のセグメントを周方向に配置したコンミテータと、前記セグメントを介して前記巻線に給電を行うためのブラシと、を備えた電動モータの巻線方法であって、前記8つのティースに、周方向に沿って順に番号を付し、さらに、前記32枚のセグメントに、周方向に沿って順に番号を付したとき、22番の前記セグメントに前記巻線の巻き始め端を接続し、その後、6番の前記ティースと7番の前記ティースとの間の前記スロットに、前記巻線を挿通し、その後、1番の前記ティースに前記巻線を所定回、順方向に巻回した後、3番の前記ティースと4番の前記ティースとの間の前記スロットに、前記巻線を挿通し、その後、12番の前記セグメントに前記巻線を接続し、その後、4番の前記ティースに前記巻線を1回巻回し、その後、5番の前記ティースに前記巻線を所定回、逆方向に巻回した後、8番の前記ティースに前記巻線を所定回、逆方向に巻回し、さらに、6番の前記ティースと7番の前記ティースとの間の前記スロットに、前記巻線を挿通し、その後、23番の前記セグメントに前記巻線を接続した後、6番の前記ティースと7番の前記ティースとの間の前記スロットに、前記巻線を挿通し、その後、5番の前記ティースに前記巻線を所定回、逆方向に巻回した後、8番の前記ティースに前記巻線を所定回、逆方向に巻回し、その後、1番の前記ティースと2番の前記ティースとの間の前記スロットに、前記巻線を挿通し、さらに2番の前記セグメントに前記巻線を接続し、その後、1番の前記ティースと2番の前記ティースとの間の前記スロットに、前記巻線を挿通し、4番の前記ティースに前記巻線を所定回、順方向に巻回した後、13番の前記セグメントに前記巻線を接続し、その後、4番の前記ティースに前記巻線を所定回、順方向に巻回した後、6番の前記ティースと7番の前記ティースとの間の前記スロットに、前記巻線を挿通し、その後、24番の前記セグメントに前記巻線を接続し、その後、7番の前記ティースに前記巻線を1回巻回し、その後、8番の前記ティースに前記巻線を所定回、逆方向に巻回した後、3番の前記ティースに前記巻線を所定回、逆方向に巻回し、その後、1番の前記ティースと2番の前記ティースとの間の前記スロットに、前記巻線を挿通した後、3番の前記セグメントに前記巻線を接続し、その後、1番の前記ティースと2番の前記ティースとの間の前記スロットに、前記巻線を挿通し、その後、8番の前記ティースに前記巻線を所定回、逆方向に巻回した後、3番の前記ティースに前記巻線を所定回、逆方向に巻回し、その後、4番の前記ティースと5番の前記ティースとの間の前記スロットに、前記巻線を挿通した後、14番の前記セグメントに前記巻線を接続し、その後、4番の前記ティースと5番の前記ティースとの間の前記スロットに、前記巻線を挿通し、7番の前記ティースに前記巻線を所定回、順方向に巻回した後、25番の前記セグメントに前記巻線を接続し、その後、7番の前記ティースに前記巻線を所定回、順方向に巻回した後、1番の前記ティースと2番の前記ティースとの間の前記スロットに、前記巻線を挿通し、その後、4番の前記セグメントに前記巻線を接続し、その後、2番の前記ティースに前記巻線を1回巻回し、その後、3番の前記ティースに前記巻線を所定回、逆方向に巻回した後、6番の前記ティースに前記巻線を所定回、逆方向に巻回し、その後、4番の前記ティースと5番の前記ティースとの間の前記スロットに、前記巻線を挿通した後、15番の前記セグメントに前記巻線を接続し、その後、4番の前記ティースと5番の前記ティースとの間の前記スロットに、前記巻線を挿通し、その後、3番の前記ティースに前記巻線を所定回、逆方向に巻回した後、6番の前記ティースに前記巻線を所定回、逆方向に巻回し、その後、4番の前記ティースと5番の前記ティースとの間の前記スロットに、前記巻線を挿通した後、26番の前記セグメントに前記巻線を接続し、その後、7番の前記ティースと8番の前記ティースとの間の前記スロットに、前記巻線を挿通し、その後、2番の前記ティースに前記巻線を所定回、順方向に巻回した後、5番の前記セグメントに前記巻線を接続し、その後、1番の前記ティースと2番の前記ティースとの間の前記スロットと、4番の前記ティースと5番の前記ティースとの間の前記スロットとに、それぞれ前記巻線を挿通して16番の前記セグメントに前記巻線を接続し、その後、5番の前記ティースに前記巻線を1回巻回し、その後、6番の前記ティースに前記巻線を所定回、逆方向に巻回した後、1番の前記ティースに前記巻線を所定回、逆方向に巻回し、その後、7番の前記ティースと8番の前記ティースとの間の前記スロットに、前記巻線を挿通した後、27番の前記セグメントに前記巻線を接続し、その後、7番の前記ティースと8番の前記ティースとの間の前記スロットに、前記巻線を挿通し、その後、6番の前記ティースに前記巻線を所定回、逆方向に巻回した後、1番の前記ティースに前記巻線を所定回、逆方向に巻回し、その後、2番の前記ティースと3番の前記ティースとの間の前記スロットに、前記巻線を挿通した後、6番の前記セグメントに前記巻線の巻き終わり端を接続して第1アーマチュアコイルを形成し、前記第1アーマチュアコイルと前記回転軸を中心にして点対称となるように、第2アーマチュアコイルを形成した。
このような巻線方法とすることで、アーマチュアコアとコンミテータとの間の巻線の巻き太りを抑制できる。このため、電動モータの小型化を図りつつ、セグメントのライザと巻線とが干渉してしまうことを防止でき、巻線の損傷を確実に防止できる。
上述の電動モータおよび電動モータの巻線方法によれば、磁極数を6極、スロットの数を8つとしながら、セグメントの数を32とすることができる。このため、電動モータの体格を大型化することなく、セグメント間の電圧を低減でき、ブラシのさらなる延命化を図ることができる。
また、従来のように短絡線を用いることなく、ブラシの個数を低減できる。このため、電動モータの製造コストを低減できる。
さらに、アーマチュアコアとコンミテータとの間の巻線の巻き太りを抑制できる。このため、電動モータの小型化を図りつつ、セグメントのライザと巻線とが干渉してしまうことを防止でき、巻線の損傷を確実に防止できる。
本発明の第1実施形態における電動モータの構成を示す縦断面図である。 本発明の第1実施形態におけるアーマチュアコイルの図示を省略した図1のA−A線に沿う断面図である。 本発明の第1実施形態におけるアーマチュアの展開図である。 本発明の第1実施形態におけるアーマチュアの展開図である。 本発明の第2実施形態におけるアーマチュアの展開図である。 本発明の第2実施形態におけるアーマチュアの展開図である。 本発明の第2実施形態における巻線の巻回手順を示す説明図である。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(電動モータ)
図1は、電動モータ1の構成を示す縦断面図、図2は、図1のA−A線に沿う断面図であって、アーマチュアコイル7の図示を省略している。
図1、図2に示すように、電動モータ1はいわゆるDCブラシ付モータであって、例えば、自動車のラジエータ冷却用のファンモータとして用いられる。電動モータ1は、有底円筒形状のヨーク2内に回転自在に設けられたアーマチュア3を備え、ヨーク2の開口部2cをエンドブラケット17で覆蓋している。そして、電動モータ1はアーマチュア3の回転軸5が水平方向に沿うような状態で自動車のラジエータに取り付けられている。
(ヨーク)
ヨーク2の周壁2aには、内面に周方向に沿って瓦状の永久磁石4が6個配置されている。これら永久磁石4は、周方向に沿って磁極が順番となるように配置されている。
また、ヨーク2のエンド部(底部)2bには、径方向略中央に凹部10が形成されている。この凹部10の大部分に、軸方向外側に向かって突出するボス部10aが形成されている。このボス部10aには、アーマチュア3の回転軸5の一端(図1における左側端)を挿通するための挿通孔11が形成されていると共に、回転軸5の一端側を回転自在に支持するための軸受12が内嵌されている。
(アーマチュア)
アーマチュア3は、回転軸5に外嵌固定されたアーマチュアコア6と、アーマチュアコア6に巻回されたアーマチュアコイル7と、回転軸5の他端側(図1における右側)に配置されたコンミテータ13と、により構成されている。
図2に詳示するように、アーマチュアコア6は、複数の金属板を軸方向に積層したり、軟磁性粉末を加圧成形したりすることにより形成される。アーマチュアコア6は、回転軸5に外嵌固定される略円環状の回転軸固定部61を有している。回転軸固定部61に形成されている挿通孔61aに回転軸5が圧入固定されている。
この回転軸固定部61の径方向外側には、回転軸固定部61と同心円上に形成された外側環状部62が設けられている。これら回転軸固定部61と外側環状部62との間には、両者61,62に跨り、互いを連結するスポーク部63が周方向に等間隔で複数本(例えば、本実施形態では10本)設けられている。すなわち、アーマチュアコア6には、回転軸固定部61、外側環状部62、およびスポーク部63によって、軸方向に貫通し、かつ軸方向平面視略扇状の貫通孔64が複数(例えば、本実施形態では10個)形成されていることになる。なお、外側環状部62は、回転軸固定部61およびスポーク部63よりも厚肉に形成されている。
外側環状部62の径方向外側には、軸方向平面視略T字状のティース36が周方向に沿って等間隔に8個放射状に形成されている。隣接するティース36間には、蟻溝状のスロット37が形成されている。スロット37は軸方向に沿って延びており、周方向に沿って等間隔に8個形成されている。そして、このスロット37にエナメル被覆の巻線38(図3参照)が通され、ティース36に装着されている不図示のインシュレータの上から巻線38が巻回されている。これにより、アーマチュアコア6の外周に、複数のアーマチュアコイル7が形成される。なお、巻線38の巻回方法についての詳細は、後述する。
図1に詳示するように、回転軸5の他端側に配置されたコンミテータ13は、回転軸5に外嵌固定され円柱状に形成されている樹脂モールド体40と、この樹脂モールド体40の外周面に露出配設された複数のセグメント41と、により構成されている。セグメント41は、軸方向に長い板状の金属片により形成されたものであって、互いに絶縁された状態で周方向に沿って等間隔に並列に固定されている。
ここで、本実施形態では、セグメント41の枚数が32枚に設定されている。すなわち、電動モータ1は、永久磁石4(磁極数)が6個(6極)、スロット37の数が8、セグメント41の数が32のいわゆる6極8スロット32セグメントの直流モータである。
各セグメント41のアーマチュアコア6側の端部には、外径側に折り返す形で折り曲げられたライザ43が一体成形されている。ライザ43はセグメント41にアーマチュアコイル7を接続させるためのものであって、アーマチュアコイル7を構成する巻線38が掛け回され、ヒュージングにより固定される。これにより、セグメント41とこれに対応するアーマチュアコイル7とが電気的に接続される。
(エンドブラケット)
ヨーク2の開口部2cを覆蓋しているエンドブラケット17は、略円板状に形成されており、中央の大部分に外側に向かって突出する凸部15が形成されている。凸部15を形成することによって、内面側が凹状になる。この凹状の凸部15の内面側は、後述するブラシ22を収納するための収納凹部16として機能する。
凸部15のエンド部(底部)15aには、径方向略中央に、段差によってさらに外側に突出するボス部18が形成されている。このボス部18には、回転軸5の他端側を回転自在に支持するための軸受19が圧入固定されている。
エンドブラケット17の外周部側には、外側に向かって延出するステー9が設けられている。このステー9は、電動モータ1を固定するときに使用されるものであって、不図示のボルトを挿通可能な挿通孔9aが形成されている。
また、エンドブラケット17の収納凹部16には、ホルダステー20が取り付けられている。ホルダステー20は、樹脂製で略円板状に形成されたものであって、この内面にブラシホルダ21が2つ固定されている。
ブラシホルダ21は真鋳などで直方体の箱状に形成されたものであって、その長手方向が径方向に沿うように配置され、かつ互いに回転軸5を中心にして対向配置されている。
ブラシホルダ21には、それぞれブラシ22がコイルスプリング23を介して付勢された状態でコンミテータ13に対して進退自在に内装されている。
これらブラシ22の先端部は、コイルスプリング23によって付勢されているため、コンミテータ13のセグメント41に摺接した状態になる。ブラシ22は、ピグテールを介して外部電源(何れも不図示)に電気的に接続されている。このため、セグメント41に摺接することにより、このセグメント41を介してアーマチュアコイル7に電圧が印加される。
(第1実施形態)
(アーマチュアコイルの巻回構造)
次に、図3、図4に基づいて、アーマチュアコイル7の巻回構造について説明する。
図3、図4は、それぞれアーマチュア3の展開図であり、隣接するティース36間の空隙がスロット37に相当している。なお、以下の図3、図4においては、各セグメント41、および各ティース36にそれぞれ周方向に順番に番号を付して説明する。
図3、図4に示すように、本実施形態では、1番のティース36の周方向中央と、1番のセグメント41の周方向中央とが同一直線上に位置するように配置されている。しかしながら、これに限られるものではなく、1番のティース36の周方向中央の位置と、1番のセグメント41の周方向中央の位置とが互いにずれていてもよい。すなわち、各ティース36、各セグメント41共に、番号の割り当てが周方向に順番になっており、巻回や接続される巻線38のティース36の番号とセグメント41の番号との関係が、以下に詳述する関係になっていればよい。
ここで、アーマチュアコイル7は、巻線38をダブルフライヤ方式によって巻回されることにより形成されている。ダブルフライヤ方式とは、巻線38を引き回すために用いられる巻線機のフライヤ(不図示)を2つ用い、回転軸5を中心にして点対称となる関係で2箇所同時に巻線38を巻回する方式をいう。
このため、アーマチュアコイル7は、大きく第1アーマチュアコイル71(図3参照)と、第2アーマチュアコイル72(図4参照)の2つのアーマチュアコイル71,72により構成される。
すなわち、ダブルフライヤ方式を採用する場合、巻線38の巻き始め端38aは2つ存在しており、それぞれ回転軸5を中心にして点対称位置に存在する22番のセグメント41(図3参照)と、6番のセグメント41(図4参照)とに接続されている。つまり、22番のセグメント41のライザ43と、6番のセグメント41のライザ43とに、それぞれ巻線38の巻き始め端38aが掛け回されている。
そして、22番のセグメント41から巻き始められる巻線38と、6番セグメント41から巻き始められる巻線38の引き回し手順、つまり、第1アーマチュアコイル71を形成する巻線38の引き回し手順と、第2アーマチュアコイル72を形成する巻線38の引き回し手順は、回転軸5を中心にして点対称となる。このため、以下の説明では、第1アーマチュアコイル71を形成する巻線38の引き回し手順のみについて説明し、第2アーマチュアコイル72を形成する巻線38の引き回し手順についての説明を省略する。
また、以下の説明では、巻線38の巻回方向が、時計回り方向である場合を順方向と称し、反時計回り方向である場合を逆方向と称して説明する。さらに、各ティース36への巻線38の巻回数は、自然数Nを用いて示す。なお、図3、図4では、巻線38の巻回数が2N回である場合の巻線38を実線で示し、巻線38の巻回数がN回(実線で示す巻線38の半分の巻回数)である場合の巻線38を破線で示す。
図3に示すように、第1アーマチュアコイル71を形成するには、まず、22番のセグメント41に巻線38の巻き始め端38aを接続し、その後、1番のティース36に巻線38を2N回、順方向に巻回した後、1番のセグメント41に巻線38を接続する。
続いて、1番のティース36に巻線38を2N回、順方向に巻回した後、12番のセグメント41に巻線38を接続する。
続いて、5番のティース36に巻線38をN回、逆方向に巻回した後、8番のティース36に巻線38をN回、逆方向に巻回し、さらに23番のセグメント41に巻線38を接続する。
続いて、5番のティース36に巻線38をN回、逆方向に巻回した後、8番のティース36に巻線38をN回、逆方向に巻回し、さらに2番のセグメント41に巻線38を接続する。
続いて、4番のティース36に巻線38を2N回、順方向に巻回した後、13番のセグメント41に巻線38を接続する。
続いて、4番のティース36に巻線38を2N回、順方向に巻回した後、24番のセグメント41に巻線38を接続する。
続いて、8番のティース36に巻線38をN回、逆方向に巻回した後、3番のティース36に巻線38をN回、逆方向に巻回し、さらに3番のセグメント41に巻線38を接続する。
続いて、8番のティース36に巻線38をN回、逆方向に巻回した後、3番のティース36に巻線38をN回、逆方向に巻回し、さらに14番のセグメント41に巻線38を接続する。
続いて、7番のティース36に巻線38を2N回、順方向に巻回した後、25番のセグメント41に巻線38を接続する。
続いて、7番のティース36に巻線38を2N回、順方向に巻回した後、4番のセグメント41に巻線38を接続する。
続いて、3番のティース36に巻線38をN回、逆方向に巻回した後、6番のティース36に巻線38をN回、逆方向に巻回し、さらに、15番のセグメント41に巻線38を接続する。
続いて、3番のティース36に巻線38をN回、逆方向に巻回した後、6番のティース36に巻線38をN回、逆方向に巻回し、さらに、26番のセグメント41に巻線38を接続する。
続いて、2番のティース36に巻線38を2N回、順方向に巻回した後、5番のセグメント41に巻線38を接続する。
続いて、2番のティース36に巻線38を2N回、順方向に巻回した後、16番のセグメント41に巻線38を接続する。
続いて、6番のティース36に巻線38をN回、逆方向に巻回した後、1番のティース36に巻線38をN回、逆方向に巻回し、さらに、27番のセグメント41に巻線38を接続する。
続いて、6番のティース36に巻線38をN回、逆方向に巻回した後、1番のティース36に巻線38をN回、逆方向に巻回し、さらに、6番のセグメント41に巻線38の巻き終わり端38bを接続する。これにより、第1アーマチュアコイル71の形成が完了する。
上記のように、第1アーマチュアコイル71、および第2アーマチュアコイル72は、それぞれ巻線38により一連に連続して形成される。しかしながら、第1アーマチュアコイル71、および第2アーマチュアコイル72を形成する巻線38を、セグメント41に接続するごとに切断してもよい。つまり、第1アーマチュアコイル71は、以下のように形成されていればよい。
すなわち、22番のセグメント41と1番のセグメント41との間に、1番のティース36に2N回、順方向に巻回された巻線38の端末部が接続されている。
1番のセグメント41と12番のセグメント41との間に、1番のティース36に2N回、順方向に巻回された巻線38の端末部が接続されている。
12番のセグメント41と23番のセグメント41との間に、5番のティース36にN回、逆方向に巻回されると共に、8番のティース36にN回、逆方向に巻回された巻線38の端末部が接続されている。
23番のセグメント41と2番のセグメント41との間に、5番のティース36にN回、逆方向に巻回されると共に、8番のティース36にN回、逆方向に巻回された巻線38の端末部が接続されている。
2番のセグメント41と13番のセグメント41との間に、4番のティース36に2N回、順方向に巻回された巻線38の端末部が接続されている。
13番のセグメント41と24番のセグメント41との間に、4番のティース36に2N回、順方向に巻回された巻線38の端末部が接続されている。
24番のセグメント41と3番のセグメント41との間に、8番のティース36にN回、逆方向に巻回されると共に、3番のティース36にN回、逆方向に巻回された巻線38の端末部が接続されている。
3番のセグメント41と14番のセグメント41との間に、8番のティース36にN回、逆方向に巻回されると共に、3番のティース36にN回、逆方向に巻回された巻線38の端末部が接続されている。
14番のセグメント41と25番のセグメント41との間に、7番のティース36に2N回、順方向に巻回された巻線38の端末部が接続されている。
25番のセグメント41と4番のセグメント41との間に、7番のティース36に2N回、順方向に巻回された巻線38の端末部が接続されている。
4番のセグメント41と15番のセグメント41との間に、3番のティース36にN回、逆方向に巻回されると共に、6番のティース36にN回、逆方向に巻回された巻線38の端末部が接続されている。
15番のセグメント41と26番のセグメント41との間に、3番のティース36にN回、逆方向に巻回されると共に、6番のティース36にN回、逆方向に巻回された巻線38の端末部が接続されている。
26番のセグメント41と5番のセグメント41との間に、2番のティース36に2N回、順方向に巻回された巻線38の端末部が接続されている。
5番のセグメント41と16番のセグメント41との間に、2番のティース36に2N回、順方向に巻回された巻線38の端末部が接続されている。
16番のセグメント41と27番のセグメント41との間に、6番のティース36にN回、逆方向に巻回されると共に、1番のティース36にN回、逆方向に巻回された巻線38の端末部が接続されている。
27番のセグメント41と6番のセグメント41との間に、6番のティース36にN回、逆方向に巻回されると共に、1番のティース36にN回、逆方向に巻回された巻線38の端末部が接続されている。
なお、第2アーマチュアコイル71は、上記に示す第1アーマチュアコイル71に対して回転軸5を中心にして点対称に形成されていればよい。
このように構成されたアーマチュアコイル7(第1アーマチュアコイル71および第2アーマチュアコイル72)は、8相構造になる。
8相のアーマチュアコイル7には、適正な磁界が発生し、この磁界とヨーク2の永久磁石4との間に生じる磁気的な吸引力や反発力により、アーマチュア3が回転する。この回転によって、ブラシ22が摺接するセグメント41が順次変更され、アーマチュアコイル7に流れる電流の向きが切替えられる、いわゆる整流が行われ、アーマチュア3が継続的に回転する。
したがって、上述の第1実施形態によれば、磁極数を6極、スロット37の数を8つとしながら、セグメント41の数を32とすることができる。換言すれば、通常、8相構造のスロット37では、セグメント41の数は16となるが、本実施形態では、セグメント41の数を、2倍の32とすることができる。このため、電動モータ1の体格を大型化することなく、セグメント間の電圧を低減でき、ブラシ22のさらなる延命化を図ることができる。
また、従来のように短絡線を用いることなく、ブラシ22の個数を低減できる。このため、電動モータ1の製造コストを低減できる。
(第2実施形態)
(アーマチュアコイルの巻回構造)
次に、図5〜図7に基づいて、第2実施形態について説明する。
図5、図6は、それぞれアーマチュア3の展開図であり、隣接するティース36間の空隙がスロット37に相当している。なお、第2実施形態において、前述の第1実施形態と同一態様には同一符号を付して説明を省略する。また、以下の図5、図7においては、前述の第1実施形態と同様に、各セグメント41、および各ティース36にそれぞれ周方向に順番に番号を付して説明する。
図5、図6に示すように、本第2実施形態と前述の第1実施形態との相違点は、第2実施形態におけるアーマチュアコイル7の巻回構造と、第1実施形態におけるアーマチュアコイル7の巻回構造とが異なる点にある。
なお、第2実施形態のアーマチュアコイル7は、大きく第1アーマチュアコイル71(図5参照)と、第2アーマチュアコイル72(図6参照)の2つのアーマチュアコイル71,72により構成される点、アーマチュアコイル7は、巻線38をダブルフライヤ方式によって巻回されることにより形成されている点は、前述の第1実施形態と同様である。
つまり、22番のセグメント41のライザ43と、6番のセグメント41のライザ43とに、それぞれ巻線38の巻き始め端38aが掛け回され、2つのアーマチュアコイル71,72が回転軸5を中心にして点対称に形成される。このため、以下の説明では、図5に示す第1アーマチュアコイル71を形成する巻線38の引き回し手順のみについて説明し、図6に示す第2アーマチュアコイル72を形成する巻線38の引き回し手順についての説明を省略する。
図5に示すように、第1アーマチュアコイル71を形成するには、まず、22番のセグメント41に巻線38の巻き始め端38aを接続し、その後、6番のティース36と7番のティース36との間のスロット37に巻線38を挿通する。次に、1番のティース36に巻線38を所定回、順方向に巻回した後、1番のセグメント41に巻線38を接続する。
続いて、1番のティース36に巻線38を所定回、順方向に巻回した後、3番のティース36と4番のティース36との間のスロット37に巻線38を挿通する。その後、12番のセグメント41に巻線38を接続する。
続いて、4番のティースに巻線38を1回巻回する。次に、5番のティース36に巻線38を所定回、逆方向に巻回した後、8番のティース36に巻線38を所定回、逆方向に巻回する。次に6番のティース36と7番のティース36との間のスロット37に巻線38を挿通し、その後、23番のセグメント41に巻線38を接続する。
続いて、6番のティース36と7番のティース36との間のスロット37に巻線38を挿通する。次に、5番のティース36に巻線38を所定回、逆方向に巻回した後、8番のティース36に巻線38を所定回、逆方向に巻回する。さらに、1番のティース36と2番のティース36との間のスロット37に巻線38を挿通した後、2番のセグメント41に巻線38を接続する。
続いて、1番のティース36と2番のティース36との間のスロット37に巻線38を挿通し、4番のティース36に巻線38を所定回、順方向に巻回した後、13番のセグメント41に巻線38を接続する。
続いて、4番のティース36に巻線38を所定回、順方向に巻回した後、6番のティース36と7番のティース36との間のスロット37に巻線38を挿通し、さらに24番のセグメント41に巻線38を接続する。
続いて、7番のティース36に巻線38を1回巻回した後、8番のティース36に巻線38を所定回、逆方向に巻回する。次に、3番のティース36に巻線38を所定回、逆方向に巻回し、さらに3番のセグメント41に巻線38を接続する。
続いて、1番のティース36と2番のティース36との間のスロット37に巻線38を挿通する。次に、8番のティース36に巻線38を所定回、逆方向に巻回した後、3番のティース36に巻線38を所定回、逆方向に巻回する。この後、4番のティース36と5番のティース36との間のスロット37に巻線38を挿通し、さらに14番のセグメント41に巻線38を接続する。
続いて、4番のティース36と5番のティース36との間のスロット37に巻線38を挿通した後、7番のティース36に巻線38を所定回、順方向に巻回し、さらに25番のセグメント41に巻線38を接続する。
続いて、7番のティース36に巻線38を所定回、順方向に巻回した後、1番のティース36と2番のティース36との間のスロット37に巻線38を挿通する。この後、4番のセグメント41に巻線38を接続する。
続いて、2番のティース36に巻線38を1回巻回する。次に、3番のティース36に巻線38を所定回、逆方向に巻回した後、6番のティース36に巻線38を所定回、逆方向に巻回する。この後、4番のティース36と5番のティース36との間のスロット37に巻線38を挿通した後、15番のセグメント41に巻線38を接続する。
続いて、4番のティース36と5番のティース36との間のスロット37に巻線38を挿通する。次に、3番のティース36に巻線38を所定回、逆方向に巻回した後、6番のティース36に巻線38を所定回、逆方向に巻回する。この後、7番のティース36と8番のティース36との間のスロット37に巻線38を挿通し、さらに、26番のセグメント41に巻線38を接続する。
続いて、7番のティース36と8番のティース36との間のスロット37に巻線38を挿通する。次に、2番のティース36に巻線38を所定回、順方向に巻回した後、5番のセグメント41に巻線38を接続する。
続いて、1番のティース36と2番のティース36との間のスロット37に巻線38を挿通し、さらに、4番のティース36と5番のティース36との間のスロット37に巻線38を挿通した後、16番のセグメント41に巻線38を接続する。
続いて、5番のティース36に巻線38を1回巻回する。次に、6番のティース36に巻線38を所定回、逆方向に巻回した後、1番のティース36に巻線38を所定回、逆方向に巻回する。この後、7番のティース36と8番のティース36との間のスロット37に巻線38を挿通し、さらに、27番のセグメント41に巻線38を接続する。
続いて、7番のティース36と8番のティース36との間のスロット37に巻線38を挿通する。次に、6番のティース36に巻線38を所定回、逆方向に巻回した後、1番のティース36に巻線38を所定回、逆方向に巻回する。この後、2番のティース36と3番のティース36との間のスロット37に巻線38を挿通し、さらに、6番のセグメント41に巻線38の巻き終わり端38bを接続する。これにより、第1アーマチュアコイル71の形成が完了する。
上記のように、第1アーマチュアコイル71、および第2アーマチュアコイル72は、それぞれ巻線38により一連に連続して形成される。
ここで、例えば、第1アーマチュアコイル71を形成するにあたっての各ティース36への巻線38の所定の巻回数を、より具体的に示すと以下のようになる。
すなわち、図7に示すように、例えば1番のティース36では、9.5回、4番のティース36では1回、5番のティース36では、4.5回巻回した後に5回巻回する。8番ティース36では、5回巻回後に4回巻回され、これを周方向に沿って順に繰り返すことにより、図5に示すような第1アーマチュアコイル71が形成される。
また、本発明が成立するのに最低限必要な巻回数を示すと以下のようになる。
1番のティース36に、1.5回、4番のティース36では1回、5番のティース36では、1.5回巻回した後に1回巻回し、8番ティース36に、1回巻回した後に1回巻回する。そして、これを周方向に沿って順に繰り返すことにより、図5に示すような第1アーマチュアコイル71を形成される。
したがって、上述の第2実施形態によれば、前述の第1実施形態と同様の効果を奏する。また、第1アーマチュアコイル71、および第2アーマチュアコイル72を形成するにあたって、できる限りアーマチュアコア6を挟んでコンミテータ13とは反対側に巻線38を引き回すことができる。このため、アーマチュアコア6とコンミテータ13との間の巻線38の巻き太りを抑制できる。よって、電動モータ1の小型化を図りつつ、セグメント41のライザ43と巻線38とが干渉してしまうことを防止でき、巻線38の損傷を確実に防止できる。
なお、上述の第2実施形態では、第1アーマチュアコイル71、および第2アーマチュアコイル72は、それぞれ巻線38により一連に連続して形成する場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、第1アーマチュアコイル71、および第2アーマチュアコイル72を形成する巻線38を、セグメント41に接続するごとに切断してもよい。また、アーマチュアコア6を挟んでコンミテータ13とは反対側に巻線38を引き回すために、挿通されるスロット37は、任意に設定することが可能である。つまり、第1アーマチュアコイル71は、以下のように形成されていればよい。
第1アーマチュアコイル71は、22番のセグメント41と1番のセグメント41との間に、1番のティース36に所定回、順方向に巻回され、かつ1番のティース36の周方向両側に位置するスロット37を除いた他のスロット37に1回挿通された巻線38の端末部が接続されている。
1番のセグメント41と12番のセグメント41との間に、1番のティース36に所定回、順方向に巻回された巻線38の端末部が接続されている。
12番のセグメント41と23番のセグメント41との間に、5番のティース36に所定回、8番のティース36に所定回、それぞれ逆方向に巻回されると共に、5番のティース36および8番のティース36を除いた他のティース36に1回、順方向に巻回された巻線38の端末部が接続されている。
23番のセグメント41と2番のセグメント41との間に、5番のティース36に所定回、逆方向に巻回されると共に、8番のティース36に所定回、逆方向に巻回された巻線38の端末部が接続されている。
2番のセグメント41と13番のセグメント41との間に、4番のティース36に所定回、順方向に巻回され、かつ4番のティース36の周方向両側に位置するスロット37を除いた他のスロット37に1回挿通された巻線38の端末部が接続されている。
13番のセグメント41と24番のセグメント41との間に、4番のティース36に所定回、順方向に巻回された巻線38の端末部が接続されている。
24番のセグメント41と3番のセグメント41との間に、8番のティース36に所定回、3番のティース36に所定回、それぞれ逆方向に巻回されると共に、8番のティース36および3番のティース36を除いた他のティース36に1回、順方向に巻回された巻線38の端末部が接続されている。
3番のセグメント41と14番のセグメント41との間に、8番のティース36に所定回、3番のティース36に所定回、それぞれ逆方向に巻回されると共に、8番のティース36および3番のティース36の何れか一方のスロット37を除いた他のスロット37に1回挿通された巻線38の端末部が接続されている。
14番のセグメント41と25番のセグメント41との間に、7番のティース36に所定回、順方向に巻回され、かつ7番のティース36の周方向両側に位置するスロット37を除いた他のスロット37に1回挿通された巻線38の端末部が接続されている。
25番のセグメント41と4番のセグメント41との間に、7番のティース36に所定回、順方向に巻回された巻線38の端末部が接続されている。
4番のセグメント41と15番のセグメント41との間に、3番のティース36に所定回、6番のティース36に所定回、それぞれ逆方向に巻回されると共に、3番のティース36および6番のティース36を除いた他のティース36に1回、順方向に巻回された巻線38の端末部が接続されている。
15番のセグメント41と26番のセグメント41との間に、3番のティース36に所定回、6番のティース36に所定回、それぞれ逆方向に巻回されると共に、3番のティース36および6番のティース36の何れか一方の周方向両側に位置するスロット37を除いた他のスロット37に1回挿通された巻線38の端末部が接続されている。
26番のセグメント41と5番のセグメント41との間に、2番のティース36に所定回、順方向に巻回された巻線38の端末部が接続されている。
5番のセグメント41と16番のセグメント41との間に、アーマチュアコア6のコンミテータ13と反対側に掛け渡された巻線38の端末部が接続されている。
16番のセグメント41と27番のセグメント41との間に、6番のティース36に所定回、逆方向に巻回されると共に、1番のティース36に所定回、逆方向に巻回され、かつ6番のティース36および1番のティース36を除いた他のティース36に1回、順方向に巻回された巻線38の端末部が接続されている。
27番のセグメント41と6番のセグメント41との間に、6番のティース36に所定回、逆方向に巻回されると共に、1番のティース36に所定回、逆方向に巻回された巻線38の端末部が接続されている。
なお、第2アーマチュアコイル71は、上記に示す第1アーマチュアコイル71に対して回転軸5を中心にして点対称に形成されていればよい。
なお、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
例えば、上述の実施形態では、ダブルフライヤ方式によりアーマチュアコイル7を形成した場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、1つのフライヤのみで行ういわゆるシングルフライヤ方式にてアーマチュアコイル7を形成することも可能である。
また、上述の実施形態では、例えば、自動車のラジエータ冷却用のファンモータとして電動モータ1を用いた場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、例えば、自動車のシートを駆動させるための装置、サンルーフを駆動させるための装置等のさまざまな装置の駆動用として、電動モータ1を採用することができる。
上述の電動モータおよび電動モータの巻線方法によれば、磁極数を6極、スロットの数を8つとしながら、セグメントの数を32とすることができる。このため、電動モータの体格を大型化することなく、セグメント間の電圧を低減でき、ブラシのさらなる延命化を図ることができる。
また、従来のように短絡線を用いることなく、ブラシの個数を低減できる。このため、電動モータの製造コストを低減できる。
さらに、アーマチュアコアとコンミテータとの間の巻線の巻き太りを抑制できる。このため、電動モータの小型化を図りつつ、セグメントのライザと巻線とが干渉してしまうことを防止でき、巻線の損傷を確実に防止できる。
1…電動モータ
2…ヨーク
3…アーマチュア
4…永久磁石(磁極)
5…回転軸
6…アーマチュアコア
7…アーマチュアコイル
13…コンミテータ
22…ブラシ
36…ティース
37…スロット
38…巻線
41…セグメント
71…第1アーマチュアコイル
72…第2アーマチュアコイル

Claims (5)

  1. 磁極数が6極の永久磁石が設けられているヨークと、
    前記ヨークの径方向内側に回転自在に設けられた回転軸と、
    前記回転軸に取り付けられ径方向に沿って放射状に延びる8つのティース、およびこれらティース間に形成される8つのスロットを有するアーマチュアコアと、
    各前記ティースに巻回される巻線と、
    前記回転軸に前記アーマチュアコアと隣接して設けられ32枚のセグメントを周方向に配置したコンミテータと、
    前記セグメントを介して前記巻線に給電を行うためのブラシと、
    を備えた電動モータであって、
    前記8つのティースに、周方向に沿って順に番号を付し、さらに、前記32枚のセグメントに、周方向に沿って順に番号を付し、Nを自然数としたとき、
    22番の前記セグメントと1番の前記セグメントとの間に、1番の前記ティースに2N回、順方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、
    1番の前記セグメントと12番の前記セグメントとの間に、1番の前記ティースに2N回、順方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、
    12番の前記セグメントと23番の前記セグメントとの間に、5番の前記ティースにN回、逆方向に巻回されると共に、8番の前記ティースにN回、逆方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、
    23番の前記セグメントと2番の前記セグメントとの間に、5番の前記ティースにN回、逆方向に巻回されると共に、8番の前記ティースにN回、逆方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、
    2番の前記セグメントと13番の前記セグメントとの間に、4番の前記ティースに2N回、順方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、
    13番の前記セグメントと24番の前記セグメントとの間に、4番の前記ティースに2N回、順方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、
    24番の前記セグメントと3番の前記セグメントとの間に、8番の前記ティースにN回、逆方向に巻回されると共に、3番の前記ティースにN回、逆方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、
    3番の前記セグメントと14番の前記セグメントとの間に、8番の前記ティースにN回、逆方向に巻回されると共に、3番の前記ティースにN回、逆方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、
    14番の前記セグメントと25番の前記セグメントとの間に、7番の前記ティースに2N回、順方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、
    25番の前記セグメントと4番の前記セグメントとの間に、7番の前記ティースに2N回、順方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、
    4番の前記セグメントと15番の前記セグメントとの間に、3番の前記ティースにN回、逆方向に巻回されると共に、6番の前記ティースにN回、逆方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、
    15番の前記セグメントと26番の前記セグメントとの間に、3番の前記ティースにN回、逆方向に巻回されると共に、6番の前記ティースにN回、逆方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、
    26番の前記セグメントと5番の前記セグメントとの間に、2番の前記ティースに2N回、順方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、
    5番の前記セグメントと16番の前記セグメントとの間に、2番の前記ティースに2N回、順方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、
    16番の前記セグメントと27番の前記セグメントとの間に、6番の前記ティースにN回、逆方向に巻回されると共に、1番の前記ティースにN回、逆方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、
    27番の前記セグメントと6番の前記セグメントとの間に、6番の前記ティースにN回、逆方向に巻回されると共に、1番の前記ティースにN回、逆方向に巻回された前記巻線の端末部が接続されて第1アーマチュアコイルが形成され、
    前記第1アーマチュアコイルと前記回転軸を中心にして点対称となるように、第2アーマチュアコイルが形成されている電動モータ。
  2. 磁極数が6極の永久磁石が設けられているヨークと、
    前記ヨークの径方向内側に回転自在に設けられた回転軸と、
    前記回転軸に取り付けられ径方向に沿って放射状に延びる8つのティース、およびこれらティース間に形成される8つのスロットを有するアーマチュアコアと、
    各前記ティースに巻回される巻線と、
    前記回転軸に前記アーマチュアコアと隣接して設けられ32枚のセグメントを周方向に配置したコンミテータと、
    前記セグメントを介して前記巻線に給電を行うためのブラシと、
    を備えた電動モータであって、
    前記8つのティースに、周方向に沿って順に番号を付し、さらに、前記32枚のセグメントに、周方向に沿って順に番号を付したとき、
    22番の前記セグメントと1番の前記セグメントとの間に、1番の前記ティースに所定回、順方向に巻回され、かつ1番の前記ティースの周方向両側に位置する前記スロットを除いた他の前記スロットに1回挿通された前記巻線の端末部が接続され、
    1番の前記セグメントと12番の前記セグメントとの間に、1番の前記ティースに所定回、順方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、
    12番の前記セグメントと23番の前記セグメントとの間に、5番の前記ティースに所定回、および8番の前記ティースに所定回、それぞれ逆方向に巻回されると共に、5番の前記ティースおよび8番の前記ティースを除いた他の前記ティースに1回、順方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、
    23番の前記セグメントと2番の前記セグメントとの間に、5番の前記ティースに所定回、逆方向に巻回されると共に、8番の前記ティースに所定回、逆方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、
    2番の前記セグメントと13番の前記セグメントとの間に、4番の前記ティースに所定回、順方向に巻回され、かつ4番の前記ティースの周方向両側に位置する前記スロットを除いた他の前記スロットに1回挿通された前記巻線の端末部が接続され、
    13番の前記セグメントと24番の前記セグメントとの間に、4番の前記ティースに所定回、順方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、
    24番の前記セグメントと14番の前記セグメントとの間に、8番の前記ティースに所定回、および3番の前記ティースに所定回、それぞれ逆方向に巻回されると共に、8番の前記ティースおよび3番の前記ティースを除いた他の前記ティースに1回、順方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、
    3番の前記セグメントと14番の前記セグメントとの間に、8番の前記ティースに所定回、および3番の前記ティースに所定回、それぞれ逆方向に巻回されると共に、8番の前記ティースおよび3番の前記ティースの何れか一方の前記スロットを除いた他の前記スロットに1回挿通された前記巻線の端末部が接続され、
    14番の前記セグメントと25番の前記セグメントとの間に、7番の前記ティースに所定回、順方向に巻回され、かつ7番の前記ティースの周方向両側に位置する前記スロットを除いた他の前記スロットに1回挿通された前記巻線の端末部が接続され、
    25番の前記セグメントと4番の前記セグメントとの間に、7番の前記ティースに所定回、順方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、
    4番の前記セグメントと15番の前記セグメントとの間に、3番の前記ティースに所定回、および6番の前記ティースに所定回、それぞれ逆方向に巻回されると共に、3番の前記ティースおよび6番の前記ティースを除いた他の前記ティースに1回、順方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、
    15番の前記セグメントと26番の前記セグメントとの間に、3番の前記ティースに所定回、および6番の前記ティースに所定回、それぞれ逆方向に巻回されると共に、3番の前記ティースおよび6番の前記ティースの何れか一方の周方向両側に位置する前記スロットを除いた他の前記スロットに1回挿通された前記巻線の端末部が接続され、
    26番の前記セグメントと5番の前記セグメントとの間に、2番の前記ティースに所定回、順方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、
    5番の前記セグメントと16番の前記セグメントとの間に、前記アーマチュアコアの前記コンミテータとは反対側に掛け渡された前記巻線の端末部が接続され、
    16番の前記セグメントと27番の前記セグメントとの間に、6番の前記ティースに所定回、逆方向に巻回されると共に、1番の前記ティースに所定回、逆方向に巻回され、かつ6番の前記ティースおよび1番の前記ティースを除いた他の前記ティースに1回、順方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、
    27番の前記セグメントと6番の前記セグメントとの間に、6番の前記ティースに所定回、逆方向に巻回されると共に、1番の前記ティースに所定回、逆方向に巻回された前記巻線の端末部が接続されて第1アーマチュアコイルが形成され、
    前記第1アーマチュアコイルと前記回転軸を中心にして点対称となるように、第2アーマチュアコイルが形成されている電動モータ。
  3. 22番の前記セグメントと1番の前記セグメントとの間に、1番の前記ティースに所定回、順方向に巻回され、かつ6番の前記ティースと7番の前記ティースとの間の前記スロットに1回挿通された前記巻線の端末部が接続され、
    12番の前記セグメントと23番の前記セグメントとの間に、5番の前記ティースに所定回、および8番の前記ティースに所定回、それぞれ逆方向に巻回されると共に、4番の前記ティースに1回、順方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、
    2番の前記セグメントと13番の前記セグメントとの間に、4番の前記ティースに所定回、順方向に巻回され、かつ1番の前記ティースと2番の前記ティースとの間の前記スロットに1回挿通された前記巻線の端末部が接続され、
    24番の前記セグメントと14番の前記セグメントとの間に、8番の前記ティースに所定回、および3番の前記ティースに所定回、それぞれ逆方向に巻回されると共に、7番の前記ティースに1回、順方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、
    3番の前記セグメントと14番の前記セグメントとの間に、8番の前記ティースに所定回、および3番の前記ティースに所定回、それぞれ逆方向に巻回されると共に、4番の前記ティースと5番の前記ティースとの間の前記スロットに1回挿通された前記巻線の端末部が接続され、
    14番の前記セグメントと25番の前記セグメントとの間に、4番の前記ティースと5番の前記ティースとの間の前記スロットと、7番の前記ティースと8番の前記ティースとの間の前記スロットとに挿通された前記巻線の端末部が接続され、
    4番の前記セグメントと15番の前記セグメントとの間に、3番の前記ティースに所定回、および6番の前記ティースに所定回、それぞれ逆方向に巻回されると共に、2番の前記ティースに1回、順方向に巻回された前記巻線の端末部が接続され、
    15番の前記セグメントと26番の前記セグメントとの間に、3番の前記ティースに所定回、および6番の前記ティースに所定回、それぞれ逆方向に巻回されると共に、7番の前記ティースと8番の前記ティースとの間の前記スロットに1回挿通された前記巻線の端末部が接続され、
    5番の前記セグメントと16番の前記セグメントとの間に、1番の前記ティースと2番の前記ティースとの間の前記スロットと、4番の前記ティースと5番の前記ティースとの間の前記スロットとに挿通された前記巻線の端末部が接続され、
    16番の前記セグメントと27番の前記セグメントとの間に、6番の前記ティースに所定回、逆方向に巻回されると共に、1番の前記ティースに所定回、順方向に巻回され、かつ5番の前記ティースに1回、順方向に巻回された前記巻線の端末部が接続されている請求項2に記載の電動モータ。
  4. 磁極数が6極の永久磁石が設けられているヨークと、
    前記ヨークの径方向内側に回転自在に設けられた回転軸と、
    前記回転軸に取り付けられ径方向に沿って放射状に延びる8つのティース、およびこれらティース間に形成される8つのスロットを有するアーマチュアコアと、
    各前記ティースに巻回される巻線と、
    前記回転軸に前記アーマチュアコアと隣接して設けられ32枚のセグメントを周方向に配置したコンミテータと、
    前記セグメントを介して前記巻線に給電を行うためのブラシと、
    を備えた電動モータの巻線方法であって、
    前記8つのティースに、周方向に沿って順に番号を付し、さらに、前記32枚のセグメントに、周方向に沿って順に番号を付し、Nを自然数としたとき、
    22番の前記セグメントに前記巻線の巻き始め端を接続し、
    その後、1番の前記ティースに前記巻線を2N回、順方向に巻回した後、1番の前記セグメントに前記巻線を接続し、
    その後、1番の前記ティースに前記巻線を2N回、順方向に巻回した後、12番の前記セグメントに前記巻線を接続し、
    その後、5番の前記ティースに前記巻線をN回、逆方向に巻回した後、8番の前記ティースに前記巻線をN回、逆方向に巻回し、さらに23番の前記セグメントに前記巻線を接続し、
    その後、5番の前記ティースに前記巻線をN回、逆方向に巻回した後、8番の前記ティースに前記巻線をN回、逆方向に巻回し、さらに2番の前記セグメントに前記巻線を接続し、
    その後、4番の前記ティースに前記巻線を2N回、順方向に巻回した後、13番の前記セグメントに前記巻線を接続し、
    その後、4番の前記ティースに前記巻線を2N回、順方向に巻回した後、24番の前記セグメントに前記巻線を接続し、
    その後、8番の前記ティースに前記巻線をN回、逆方向に巻回した後、3番の前記ティースに前記巻線をN回、逆方向に巻回し、さらに3番の前記セグメントに前記巻線を接続し、
    その後、8番の前記ティースに前記巻線をN回、逆方向に巻回した後、3番の前記ティースに前記巻線をN回、逆方向に巻回し、さらに14番の前記セグメントに前記巻線を接続し、
    その後、7番の前記ティースに前記巻線を2N回、順方向に巻回した後、25番の前記セグメントに前記巻線を接続し、
    その後、7番の前記ティースに前記巻線を2N回、順方向に巻回した後、4番の前記セグメントに前記巻線を接続し、
    その後、3番の前記ティースに前記巻線をN回、逆方向に巻回した後、6番の前記ティースに前記巻線をN回、逆方向に巻回し、さらに、15番の前記セグメントに前記巻線を接続し、
    その後、3番の前記ティースに前記巻線をN回、逆方向に巻回した後、6番の前記ティースに前記巻線をN回、逆方向に巻回し、さらに、26番の前記セグメントに前記巻線を接続し、
    その後、2番の前記ティースに前記巻線を2N回、順方向に巻回した後、5番の前記セグメントに前記巻線を接続し、
    その後、2番の前記ティースに前記巻線を2N回、順方向に巻回した後、16番の前記セグメントに前記巻線を接続し、
    その後、6番の前記ティースに前記巻線をN回、逆方向に巻回した後、1番の前記ティースに前記巻線をN回、逆方向に巻回し、さらに、27番の前記セグメントに前記巻線を接続し、
    その後、6番の前記ティースに前記巻線をN回、逆方向に巻回した後、1番の前記ティースに前記巻線をN回、逆方向に巻回し、さらに、6番の前記セグメントに前記巻線の巻き終わり端を接続して第1アーマチュアコイルを形成し、
    前記第1アーマチュアコイルと前記回転軸を中心にして点対称となるように、第2アーマチュアコイルを形成した電動モータの巻線方法。
  5. 磁極数が6極の永久磁石が設けられているヨークと、
    前記ヨークの径方向内側に回転自在に設けられた回転軸と、
    前記回転軸に取り付けられ径方向に沿って放射状に延びる8つのティース、およびこれらティース間に形成される8つのスロットを有するアーマチュアコアと、
    各前記ティースに巻回される巻線と、
    前記回転軸に前記アーマチュアコアと隣接して設けられ32枚のセグメントを周方向に配置したコンミテータと、
    前記セグメントを介して前記巻線に給電を行うためのブラシと、
    を備えた電動モータの巻線方法であって、
    前記8つのティースに、周方向に沿って順に番号を付し、さらに、前記32枚のセグメントに、周方向に沿って順に番号を付したとき、
    22番の前記セグメントに前記巻線の巻き始め端を接続し、
    その後、6番の前記ティースと7番の前記ティースとの間の前記スロットに、前記巻線を挿通し、
    その後、1番の前記ティースに前記巻線を所定回、順方向に巻回した後、3番の前記ティースと4番の前記ティースとの間の前記スロットに、前記巻線を挿通し、
    その後、12番の前記セグメントに前記巻線を接続し、
    その後、4番の前記ティースに前記巻線を1回巻回し、
    その後、5番の前記ティースに前記巻線を所定回、逆方向に巻回した後、8番の前記ティースに前記巻線を所定回、逆方向に巻回し、さらに、6番の前記ティースと7番の前記ティースとの間の前記スロットに、前記巻線を挿通し、
    その後、23番の前記セグメントに前記巻線を接続した後、6番の前記ティースと7番の前記ティースとの間の前記スロットに、前記巻線を挿通し、
    その後、5番の前記ティースに前記巻線を所定回、逆方向に巻回した後、8番の前記ティースに前記巻線を所定回、逆方向に巻回し、
    その後、1番の前記ティースと2番の前記ティースとの間の前記スロットに、前記巻線を挿通し、さらに2番の前記セグメントに前記巻線を接続し、
    その後、1番の前記ティースと2番の前記ティースとの間の前記スロットに、前記巻線を挿通し、4番の前記ティースに前記巻線を所定回、順方向に巻回した後、13番の前記セグメントに前記巻線を接続し、
    その後、4番の前記ティースに前記巻線を所定回、順方向に巻回した後、6番の前記ティースと7番の前記ティースとの間の前記スロットに、前記巻線を挿通し、
    その後、24番の前記セグメントに前記巻線を接続し、
    その後、7番の前記ティースに前記巻線を1回巻回し、
    その後、8番の前記ティースに前記巻線を所定回、逆方向に巻回した後、3番の前記ティースに前記巻線を所定回、逆方向に巻回し、
    その後、1番の前記ティースと2番の前記ティースとの間の前記スロットに、前記巻線を挿通した後、3番の前記セグメントに前記巻線を接続し、
    その後、1番の前記ティースと2番の前記ティースとの間の前記スロットに、前記巻線を挿通し、
    その後、8番の前記ティースに前記巻線を所定回、逆方向に巻回した後、3番の前記ティースに前記巻線を所定回、逆方向に巻回し、
    その後、4番の前記ティースと5番の前記ティースとの間の前記スロットに、前記巻線を挿通した後、14番の前記セグメントに前記巻線を接続し、
    その後、4番の前記ティースと5番の前記ティースとの間の前記スロットに、前記巻線を挿通し、7番の前記ティースに前記巻線を所定回、順方向に巻回した後、25番の前記セグメントに前記巻線を接続し、
    その後、7番の前記ティースに前記巻線を所定回、順方向に巻回した後、1番の前記ティースと2番の前記ティースとの間の前記スロットに、前記巻線を挿通し、
    その後、4番の前記セグメントに前記巻線を接続し、
    その後、2番の前記ティースに前記巻線を1回巻回し、
    その後、3番の前記ティースに前記巻線を所定回、逆方向に巻回した後、6番の前記ティースに前記巻線を所定回、逆方向に巻回し、
    その後、4番の前記ティースと5番の前記ティースとの間の前記スロットに、前記巻線を挿通した後、15番の前記セグメントに前記巻線を接続し、
    その後、4番の前記ティースと5番の前記ティースとの間の前記スロットに、前記巻線を挿通し、
    その後、3番の前記ティースに前記巻線を所定回、逆方向に巻回した後、6番の前記ティースに前記巻線を所定回、逆方向に巻回し、
    その後、4番の前記ティースと5番の前記ティースとの間の前記スロットに、前記巻線を挿通した後、26番の前記セグメントに前記巻線を接続し、
    その後、7番の前記ティースと8番の前記ティースとの間の前記スロットに、前記巻線を挿通し、
    その後、2番の前記ティースに前記巻線を所定回、順方向に巻回した後、5番の前記セグメントに前記巻線を接続し、
    その後、1番の前記ティースと2番の前記ティースとの間の前記スロットと、4番の前記ティースと5番の前記ティースとの間の前記スロットとに、それぞれ前記巻線を挿通して16番の前記セグメントに前記巻線を接続し、
    その後、5番の前記ティースに前記巻線を1回巻回し、
    その後、6番の前記ティースに前記巻線を所定回、逆方向に巻回した後、1番の前記ティースに前記巻線を所定回、逆方向に巻回し、
    その後、7番の前記ティースと8番の前記ティースとの間の前記スロットに、前記巻線を挿通した後、27番の前記セグメントに前記巻線を接続し、
    その後、7番の前記ティースと8番の前記ティースとの間の前記スロットに、前記巻線を挿通し、
    その後、6番の前記ティースに前記巻線を所定回、逆方向に巻回した後、1番の前記ティースに前記巻線を所定回、逆方向に巻回し、
    その後、2番の前記ティースと3番の前記ティースとの間の前記スロットに、前記巻線を挿通した後、6番の前記セグメントに前記巻線の巻き終わり端を接続して第1アーマチュアコイルを形成し、
    前記第1アーマチュアコイルと前記回転軸を中心にして点対称となるように、第2アーマチュアコイルを形成した電動モータの巻線方法。
JP2017527409A 2015-07-03 2016-06-29 電動モータおよび電動モータの巻線方法 Expired - Fee Related JP6595594B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015134096 2015-07-03
JP2015134096 2015-07-03
PCT/JP2016/069251 WO2017006822A1 (ja) 2015-07-03 2016-06-29 電動モータおよび電動モータの巻線方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2017006822A1 JPWO2017006822A1 (ja) 2018-04-19
JP6595594B2 true JP6595594B2 (ja) 2019-10-23

Family

ID=57685167

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017527409A Expired - Fee Related JP6595594B2 (ja) 2015-07-03 2016-06-29 電動モータおよび電動モータの巻線方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6595594B2 (ja)
WO (1) WO2017006822A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107359719B (zh) * 2017-07-28 2020-07-24 始兴县标准微型马达有限公司 一种微型直流电机绕线结构

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4358490B2 (ja) * 2002-08-27 2009-11-04 アスモ株式会社 直流機
JP2012196052A (ja) * 2011-03-16 2012-10-11 Asmo Co Ltd 直流モータ

Also Published As

Publication number Publication date
WO2017006822A1 (ja) 2017-01-12
JPWO2017006822A1 (ja) 2018-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009183114A (ja) 電動モータ
JP5839007B2 (ja) 回転電機の固定子鉄心およびその製造方法
JP4685516B2 (ja) 回転電機のアーマチュア
US9419506B2 (en) Direct current motor, coil winding method for direct-current motor, and method for manufacturing direct-current motor
JP2008092731A (ja) 電動モータ用アーマチュア、電動モータ及び電動モータ用アーマチュアの巻線方法
JP2008136343A (ja) 直流モータのアーマチュア、直流モータ及び直流モータのアーマチュア巻線方法
JP2008099416A (ja) 電動モータ用アーマチュア、電動モータ及び電動モータ用アーマチュアの巻線方法
JP6595594B2 (ja) 電動モータおよび電動モータの巻線方法
JP6922604B2 (ja) モータ
JP2012196043A (ja) 直流モータの巻線巻装方法、及び直流モータ
JP7074557B2 (ja) 電動モータ
JP5980096B2 (ja) 電動モータ
JP2009240031A (ja) 電動モータ
JP6579967B2 (ja) モータ
JP5468850B2 (ja) 回転電機
JP2006081262A (ja) 回転電機のアーマチュアおよびその製造方法
JP2014121218A (ja) 電機子及び電動モータ
JP5546146B2 (ja) 直流モータ
JP6878215B2 (ja) モータ
JP5714948B2 (ja) 直流モータの巻線巻装方法、及び直流モータ
JP6113814B2 (ja) 直流モータ
JP2009011084A (ja) コンミテータ、アーマチュア、およびブラシ付モータ
JP2009038935A (ja) 電動モータ
JP2016059176A (ja) 電動モータ、車両用ファンモータおよびブラシ通電方法
JP2009060775A (ja) 直流モータ用アーマチュア、および直流モータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181026

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190910

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190926

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6595594

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees