JP6594981B2 - 情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータプログラムに関する。
在宅医療・介護などの現場においては、医療・介護職の職員が、患者や被介護者の状態を観察したり診断したりする。患者や被介護者の状態は、当該職員が介護記録を付けることで管理される。介護記録では、介護、体温や血圧、食事量、***の有無といった定形項目を漏れなく記入する必要がある。
定型項目の記入漏れを防止するため、入力フォームを設け、入力の有無や入力内容のチェックを行うことが考えられる。これにより、必要な項目を漏れなく、適切な内容の入力を促すことができる。この際、入力は、なるべく短時間で行える方が都合良い。モバイル機器などで、キーボード入力またはソフトウェアキーボード入力する方法もあるが、入力に手間がかかる。
一方、定型項目のみでは要介護者の状態を把握するには不十分な場合、自然言語のテキストの入力による介護記録も行われる。しかし、知識や経験が浅い介護職だと、入力の際、必要な事項を記入しなかったり、標準用語以外の用語で入力したりする。この場合、後から他者が記録を見ても、要介護者の状態を適切に把握できない問題がある。
また定形項目の入力、および自然言語のテキストの入力のいずれの場合においても、介護している最中では、記録する時間を確保できないことも多く、後から思い出しながら記入を行うことも多い。後で思い出しながら記入する場合は、記録すべき事項を忘れることもある。
特開2012−226449号公報 特開2013−88906号公報 特開2014−182777号公報 特開2012−73739号公報
本発明の実施形態は、ユーザによる情報の入力を支援することを目的とする。
本発明の実施形態として情報処理装置は、キーワード生成部と、分類情報生成部と、パターン抽出部と、判断部とを備える。前記キーワード生成部は、自然言語によるテキストデータを形態素解析することにより複数のキーワードを含むキーワード列を生成する。前記分類情報生成部は、キーワードと分類情報とを対応づけたデータベースに基づき、前記キーワード列に含まれる前記複数のキーワードのそれぞれに対応する分類情報を取得して分類情報列を生成する。前記パターン抽出部は、前記分類情報列と、複数の分類情報列パターンのそれぞれとの相関に応じて、前記複数の分類情報列パターンから前記分類情報列パターンを選択する。前記判断部は、選択した分類情報列パターンと前記分類情報列とを比較することにより、前記分類情報列パターンと前記分類情報列との差分に応じた提示情報を生成する。
本発明の実施形態に係る情報処理装置を備えた入力支援装置を示す図。 図1の情報処理装置における解析部の機能ブロック図。 標準用語データベースの例を示す図。 分類情報データベースの例を示す図。 分類情報列パターンデータベースの例を示す図。 介護記録入力画面の例を示す図。 介護記録入力画面の他の表示例を示す図。 介護記録入力画面の他の形態を示す図。 第1の実施形態に係る情報処理装置の動作例のフローチャートを示す図。 第2の実施形態に係る解析部の機能ブロック図。 看護記録画面の例を示す図。 項目内容データベースとテンプレートデータベースとの例を示す図。 看護記録画面の例を示す図。 第2の実施形態に係る解析部の他の例の機能ブロック図。 数値と、当該数値のひらがな表記とを対応づけた、読み方データベースの例を示す図。 第3の実施形態に係る情報処理装置をサーバに搭載したシステム構成の図。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係る入力支援装置を示す。入力支援装置101が、ネットワーク301を介して、音声認識システム201に接続されている。
入力支援装置101は、録音部(採音部)11、送信部12、受信部13、通信インタフェース(IF)14、情報処理装置21、入力部31および表示部41を備える。情報処理装置21は、入力処理部22、テキストデータ保持部23、解析部24、記憶部25、および出力処理部26を備える。
入力支援装置101は、スマートフォン、携帯端末、タブレット、PC(Personal Computer)などのユーザ端末である。入力支援装置101が備える各処理部の機能は、コンピュータ装置が一般的に備えるCPU、メモリ、補助記憶装置、通信装置、入出力インタフェースを利用して実現できる。図1の各処理部の動作は、一例として、CPU等のプロセッサ上で稼働するオペレーティングシステム(OS)と、OS上で稼働するアプリケーションにより達成される。特に本実施形態に係るアプリケーションを、管理アプリケーションと呼ぶことがある。
入力支援装置101には、マイクが備え付けられている。医療・介護職の職員等のユーザが、マイクに向かって、患者や被介護者(記録対象者)に関する内容を発話する。マイクは、発話した内容の音声(つぶやき音声)を採音して、電気信号に変換し、変換された電気信号は、AD変換回路(図示せず)を含む処理回路で、所定の形式の音声デジタルデータに変換され、録音部11に入力される。なお、マイクは、入力支援装置101の内部に組み込まれていても良いし、外部インタフェースを介して入力支援装置101に外部から接続されるものであってもよい。
録音部11は、マイクにより採音された音声の音声デジタルデータを取得し、当該音声デジタルデータを送信部12に出力する。また、録音部11は、当該音声デジタルデータにファイルヘッダ等を付加することで、予め定めた形式の音声ファイルを作成する。音声ファイルの形式は任意でよい。一例として、WAVE(RIFF waveform Audio Format)形式、またはPCM(Pulse Code Modulation)形式、mp3形式などがある。録音部11は、作成した音声ファイルを、記憶部16に格納する。記憶部16は、例えばOSに搭載されているファイルシステムによって管理されていてもよい。記憶部16は、ハードディスク、SSD、メモリなど、任意の記憶媒体で構成できる。メモリは、SRAM、DRAM等の不揮発性メモリでも、NAND、MRAM等の不揮発性メモリでもよい。記憶部16に音声ファイルを記憶しておくことで、後から音声ファイルを読み出して再生したり、音声認識したりすることも可能である。
送信部12は、所定の通信プロトコルに基づき、通信インタフェース14を介して、通信ネットワーク301上の音声認識システム201と通信する。送信部12が処理する通信プロトコルは任意でよいが、例えばTCP(またはUDP)/IPがある。またはTCP(またはUDP)/IPベースのプロトコル、例えばhttpを利用することも可能である。
送信部12は、録音部11から受け取った音声デジタルデータに基づき、音声認識システム201に当該音声デジタルデータの音声認識を要求する音声認識依頼を生成する。音声デジタルデータには、上記の音声認識用のプロトコルで必要なヘッダ等を付加してもよい。音声認識依頼は、音声認識システム201が処理する音声認識用のプロトコルに従って生成される。送信部12は、生成した音声認識依頼を、通信インタフェース14および通信ネットワーク301を介して、音声認識システム201に送信する。
通信インタフェース14は、通信ネットワーク301に接続するためのインタフェースであり、無線インタフェースでも、有線インタフェースでもよい。無線インタフェースの場合、例えば無線用の通信回路(集積回路等)およびアンテナを含む。有線インタフェースの場合、有線用の通信回路、および通信ケーブル用の接続ポート等を含む。通信ネットワーク301は、無線ネットワークでも、有線ネットワークでも、これらの両方が組み合わさったネットワークでもよい。一例として、通信ネットワーク301はインターネットを含むネットワークでもよい。
音声認識システム201は、入力支援装置101から送信される音声認識依頼を、通信ネットワーク301を介して受信する。音声認識システム201は、音声認識依頼から音声デジタルデータを抽出し、当該音声デジタルデータに対し音声認識処理を行って、テキストデータに変換する。テキストデータとは、自然言語による任意の文字列(テキスト)のデータのことである。音声認識システム201は、変換により取得したテキストデータを含む音声認識応答を、通信ネットワーク301を介して入力支援装置101に送信する。なお、音声認識システム201を、通信ネットワーク301上ではなく、入力支援装置101内に設けてもよい。
受信部13は、送信部12と同様、所定の通信プロトコルに基づき、通信インタフェース14を介して、通信ネットワーク301上の音声認識システム201と通信する。受信部13は、音声認識システム201から送信された音声認識応答を、通信ネットワーク301および通信インタフェース14を介して受信する。受信部13は、受信した音声認識応答からテキストデータを取り出し、情報処理装置21の入力処理部22に渡す。
入力処理部22は、受信部13から渡されたテキストデータを、テキストデータ保持部23に渡す。テキストデータ保持部23は、入力処理部22により渡されたテキストデータを内部に記憶する。テキストデータ保持部23は、メモリでも、SSDやハードディスク等の装置でもかまわない。メモリの場合、SRAM、DRAM等の揮発性メモリでも、NAND、MRAM等の不揮発性のメモリでもかまわない。テキストデータ保持部23が記憶部16の一部、または記憶部25の一部であってもよい。
入力部31は、ユーザが各種指示またはデータを入力するための入力インタフェースである。入力部31は、例えばキーボード、タッチパネル、マウス等でもよいし、上述したマイクを利用した音声入力部でもよい。入力処理部22は、入力部31で入力されたデータに基づき、テキストデータ保持部23に保持されているテキストデータを更新してもよい。例えばテキストデータの一部を別の文字・数値等に変更したり、削除したり、新たな文字・数値等を追加してもよい。
解析部24は、テキストデータ保持部23に保持されたテキストデータを読み出し、テキストデータの解析処理を行う。なお、本実施形態では音声認識により得たテキストデータを解析処理する場合を記載するが、ユーザがキーボード等から入力したテキストデータを解析処理の対象としてもかまわない。
解析部24は、キーワード列生成部56、標準用語検出部52、分類情報列生成部53、パターン抽出部54および判断部55を備える。キーワード列生成部56は、形態素解析部51と標準用語検出部52を備える。
解析部24は記憶部25に接続されており、記憶部25には、解析部24の処理で用いる各種のデータベース(DB)が記憶されている。例えば、記憶部25には、後述する標準用語データベース61、分類情報データベース62および分類情報列パターンデータベース63が記憶されている。
解析部24における形態素解析部51は、テキストデータに対して形態素解析を行う。形態素解析とは、文章を、意味を持つ最小単位の文字列である形態素に分割し、分割された文字列を品詞(代名詞、助詞、一般名詞、係助詞、固有名詞、動詞、形容詞など)に分類することをいう。形態素解析により、テキストデータを複数のキーワードからなるキーワード列(入力キーワード列)が得られる。キーワードは、形態素解析で分割された各文字列である。助詞、助動詞、接続詞等、記号(句読点等)の文字列も、キーワードとして扱ってよい。例えば「意欲的に食事をされ、全量摂取されました。」を形態素に分割すると、「意欲(名詞,一般)」、「的(名詞,接尾)」、「に(助詞,副詞化」」、「食事(名詞,サ変接続)」、「を(助詞,格助詞)」、「さ(動詞,自立)」、「れ(動詞,接尾)」、「、(記号,読点)」、「全量(名詞,一般)」、「摂取(名詞,サ変接続)」、「さ(動詞,自立)」、「れ(動詞,接尾)」、「まし(助動詞)」、「た(助動詞)」、「。
(記号,句点)」、となる。
標準用語データベース(標準用語DB)54は、標準となるキーワード(標準キーワード)と、それと同じ意味を指すが、それとは別の表現のキーワード(非標準キーワード)とを対応づけて保持する。たとえば「KT」(Korper Temperature)と同じ意味で、介護者が「体温」、または「BT」(Body Temperature)などと発話する場合があるとする。このように同じ意味を表す複数の用語のうちの1つの用語を標準キーワードとして登録し、それ以外の用語を非標準キーワードとして登録する。標準用語データベース54の一例を図3に示す。この例の場合、「体温」を標準キーワードとして登録し、「KT」、「BT」を非標準キーワードとして登録している。また、「朝食」が標準キーワード、「朝ごはん」、「朝めし」、「ブレックファースト」が非標準キーワードとして登録されている。標準キーワードの選択は任意であり、例えば、「KT」を標準キーワードとし、「体温」、「BT」を非標準キーワードとしてもよい。あるいは「BT」を標準キーワードとし、「体温」、「KT」を非標準キーワードとしてもよい。また、患者・被介護者(記録対象者)の氏名等に関する標準キーワードおよび非標準キーワードが登録されていてもよい。図3の例では、「東芝太郎」が標準キーワードとして登録され、「東芝さん」、「とうしば様」が非標準キーワードとして登録されている。患者・被介護者(記録対象者)の氏名等に関する標準キーワードおよび非標準キーワードに関しては、別のデータベースで管理してもよい。
標準用語検出部52は、形態素解析部51および記憶部25に接続されている。標準用語検出部52は、形態素解析部51より得られた入力キーワード列における各キーワードを標準キーワードに統一する。具体的に、標準用語検出部52は、入力キーワード列における各キーワードについて、記憶部25内の標準用語データベース54に基づき、標準キーワードに一致していないキーワードを検出し、検出したキーワードを、標準キーワードに置換する。たとえば入力キーワード列に「BT」が含まれる場合は、「体温」に置換する。標準キーワードへ統一後のキーワード列を、標準キーワード列と呼ぶこともある。なお、助詞、助動詞、接続詞等に関するキーワードは入力キーワード列から削除してもよい。この場合、削除の処理は、形態素解析部51で行ってもよい。または、助詞、助動詞、接続詞等に関するキーワードも、標準用語データベース54に登録されている場合は、標準キーワードへの置換を行う対象としてもよい。
分類情報データベース(分類情報DB)55は、標準キーワードごとに、大分類および小分類等の分類を保持している。分類データベース55の例を図4に示す。例えば、標準キーワード「朝食」の大分類は「生活支援」、小分類は「食事」である。また、標準キーワード「体温」の大分類は「計測」、小分類「バイタル」である。分類の個数は2つに限定されず、1つまたは3つ以上でもよい。
分類情報列生成部53は、標準用語検出部52および記憶部25に接続されている。分類情報列生成部53は、標準用語検出部52により得られたキーワード列(標準キーワード列)の各キーワードについて、分類情報データベース62のキーワード列を検索する。該当するキーワードが存在すれば、大分類列および小分類列から、該当キーワードの分類情報(ここでは大分類と小分類)を取り出す。分類情報DB55に、助詞、助動詞、接続詞等に関するキーワードが存在しない場合、このような品詞については検索対象から除いてもよい。数詞や量に関する用語ついては、分類情報データベース62を検索せず、分類情報を「数値」または「量」など、所定の分類情報に決定してもよい。数詞等以外の品詞でも、分類情報データベース62を検索せずに、特定の分類情報に決定するものが存在してもよい。このように、標準用語検出部52により得られたキーワード列の各キーワードに対して分類情報を取得し、対応するキーワード順に配置することで、分類情報列が得られる。
例えばキーワード列が3つのキーワードを含み、1つ目のキーワードが「朝食」であれば、大分類および小分類が「生活支援」および「食事」であるため、「生活支援」と「食事」がそれぞれ分類情報として得られる。なお、大分類と小分類をまとめて1つの分類情報とみなしてもよい。例えば「生活支援、食事」を1つの分類情報として扱ってもよい。2つ目のキーワードが「100」であり、数詞であれば、分類情報として「数値」が得られる。3つ目のキーワードが「拒否」であれば、大分類および小分類が「状態」および「意思」であるため、「状態」、「意思」がそれぞれ分類情報として得られる。よって、分類情報列として、「生活支援」、「食事」、「数値」、「状態」、「意思」が得られる。なお、この例では、助詞、助動詞、接続詞等に関するキーワードはキーワード列から事前に除外されているか、検索対象から除外されているか、あるいは、分類情報データベースに登録されていないものとする。
パターンデータベース(パターンDB)63は、複数の分類情報列パターンを保持している。分類情報列パターンは、複数の分類情報を組み合わせたものであり、分類情報間の順序に関する情報を含んでも良い。パターンデータベース63の一例を図5に示す。分類情報列パターン“A,B,C”は、分類情報として、Aと、Bと、Cとを含む。A,B,Cは分類情報を抽象化して示したもので、実際には、前述したような「生活支援」、「状態」、「バイタル」、「数値」等といった具体的な値が入るものとする。あるいは、大分類と小分類をまとめて1つの分類情報とみなし、Aが、「生活支援、食事」といった、結合された分類情報を表してもよい。分類情報列パターン“A,B,C”は、分類情報A,B,C間の順序に関する制約は含まない。分類情報列パターン“D→E、F”は、分類情報として、Dと、Eと、Fとを含み、EはDの後に出現しなければならないという、DおよびE間に順序の制約を含む。ここでは、D,E,Fは分類情報を抽象化して示したもので、実際には、前述したような「生活支援」、「状態」、「バイタル」、「数値」等といった具体的な値が入るものとする。
図2では標準用語データベース61と分類情報データベース62が別々に設けられているが、これらを1つの共通のデータベースにまとめてもよい。この場合、標準用語検出部52および分類情報列生成部53は、当該共通のデータベースにアクセスすればよい。
パターン抽出部54は、分類情報列生成部53および記憶部25に接続されている。パターン抽出部54は、分類情報列生成部53により得られた分類情報列について、分類情報列パターンデータベース63に保持された各分類情報列パターンとの相関に応じて、分類情報列パターンデータベース63から相関の高い分類情報列パターンを選択する。例えば、分類情報列と、各分類情報列パターンとの類似度を算出し、算出した類似度に基づいて、分類情報列パターンデータベース63から分類情報列パターンを選択する。類似度の算出には、2つの集合の類似度を定量化するJaccard係数や、ベクトルの類似度定量化するコサイン類似度等を用いることができる。あるいは文字列の類似度(異なり具合、または重なり具合など)を定量化する方法を用いることができる。例えば最小編集距離またはレーベンシュタイン距離を2つの文字列の類似度として用いることができる。類似度の定義に依存して、値が小さいほど、類似度が高い場合、または、値が大きいほど、類似度が高い場合があり得る。
集合間の類似度を算出するJaccard係数による、分類情報列と分類情報列パターンの類似度を評価する例を示す。例えば、分類情報列
Figure 0006594981
=“A,B,C”で、分類情報列パターン
Figure 0006594981
=“A,B,D”の場合、Jaccard係数は、
Figure 0006594981
で計算される。ここで
Figure 0006594981
は集合
Figure 0006594981

Figure 0006594981
の共通集合、
Figure 0006594981
は集合
Figure 0006594981

Figure 0006594981
の和集合、
Figure 0006594981
は、集合
Figure 0006594981
の要素の個数を示す。
上の例の場合、
Figure 0006594981
={A、B}、
Figure 0006594981
={A、B、C、D}であるから、
Figure 0006594981

Figure 0006594981
のJaccard係数は、2/4=0.5となる。別の分類情報列パターン
Figure 0006594981
=“A,D,E”の場合、
Figure 0006594981
={A}、
Figure 0006594981
={A、B、C、D、E}であるから、
Figure 0006594981

Figure 0006594981
のJaccard係数は、1/5=0.2となる。この例の場合、
Figure 0006594981
の方が
Figure 0006594981
よりも、
Figure 0006594981
との類似度が高いことになる。
また分類情報列パターンの中に、D→Eのように、構成要素についての順序の制約がある場合、分類情報列と当該分類情報列パターンのJaccard係数を算出する前に、分類情報列の構成要素の順序(上記の形態素解析結果の中での出現順序)が、当該分類情報列パターンの構成要素についての順序の制約を満たすかどうかをチェックし、制約を満たさない場合は、当該分類情報列パターンとのJaccard係数を算出せずスキップする、あるいは当該分類情報列パターンについては制約違反しているというフラグを保持した上で、Jaccard係数を算出すればよい。
一方、文字列間の類似度を算出する方法で、分類情報列と分類情報列パターンの類似度を評価する場合、分類情報列と、分類情報列パターンをともに、それぞれに含まれる複数の分類情報をこの順序で結合した文字列と見なし、両文字列間の類似度を算出すればよい。この際、例えば、分類情報列パターン“A,B,C”の場合、ABC、ACB、BAC、BCA、CAB、CBAの6通りの文字列と、分類情報列を表す文字列との類似度を計算し、最も高い類似度を、両者の類似度としてもよい。分類情報列パターン“D→E,F”の場合、EFの順序は固定されているため、DEFと、FDEの2通りの文字列と、分類情報列の文字列との類似度を計算し、最も高い類似度を、両者の類似度として採用してもよい。
以上のように、すべての分類情報列パターンの中で、分類情報列と所定の条件を満たす分類情報列パターンを選択すればよい。所定の条件とは、例えば最も高い類似度を有する分類情報列パターンを選択する、類似度を示す値が閾値以下(または閾値以上)の分類情報列パターンを選択する、類似度を示す値が一定範囲内の分類情報列パターンを選択するなどがある。あるいはパターンの構成要素の順序に関する制約に違反していないことを所定の条件に加えてもよい。パターン抽出部54は、選択した分類情報列パターンと、入力テキストの分類情報列(分類情報列生成部53で得られた分類情報列)を判断部55に送る。
判断部55は、パターン抽出部54で選択された分類情報列パターンと、入力テキストの分類情報列とを比較して、両者の差分に応じた提示情報を生成する。例えば、分類情報列パターンの要素の中で、入力テキストの分類情報列に含まれない欠落要素を特定した提示情報を生成する。または、提示情報として、当該欠落要素に関するキーワードが入力テキストに欠落している旨を通知するメッセージを生成してもよい。出力処理部26は、判断部27で生成された提示情報を受け取り、当該提示情報を表示する信号を表示部41に出力する。
例えば判断部55は、分類情報列と分類情報列パターンとの比較の結果、「数値」が分類情報列パターンに含まれているが、入力テキストの分類情報列には含まれておらず、その他の要素はすべて両者に共通に含まれていると判断したとする。この場合、判断部55は、分類情報列パターンに含まれる「数値」を特定し、“「数値」に関するキーワードが欠落しています”などのメッセージを生成してもよい。また「バイタル」が分類情報列パターンに含まれ、入力テキストの分類情報列には含まれていない場合は、“「バイタル」に関するキーワードが欠落しています”などのメッセージを生成してもよい。
分類情報列パターンに含まれないが、入力テキストの分類情報列に含まれる要素が存在する場合は、当該要素が分類情報列パターンに存在しないことを表すメッセージを生成してもよい。例えば、「状態」と「意思」が分類情報列パターンに存在せず、入力テキストの分類情報列に存在する場合は、“「状態」と「意思」の分類情報は分類情報列パターンに存在しません”などのメッセージを生成してもよい。あるいは、「状態」と「意思」の分類情報の元となったキーワードを、入力テキストから特定し、特定したキーワードに関する分類情報が分類情報列パターンに存在しないことのメッセージを生成してもよい。例えば、上述の「状態」と「意思」の分類情報の元となったキーワードが「意欲」であった場合は、“キーワード「意欲」に関する分類情報は分類情報列パターンに存在しません”などのメッセージを生成してもよい。このようなメッセージをユーザに提示することで、分類情報列パターンデータベースを見直し、より精度を高めることが期待できる。
以上では、職員による介護記録の入力時に分類情報列における欠落を職員に提示するが、職員による介護記録入力時には提示せず、管理職など一定の職員のみに提示してもよい。例えば、一定期間内に介護職員が入力した介護記録についての分類情報列について欠落の有無を求め、欠落のある介護記録とその分類情報列を管理職に一覧で提示することで、当該介護記録を入力した職員に個別に、介護記録の記載内容を指導したり、新人職員向けの教育において介護記録において欠落しがちな要素を提示することができる。また職員ごとに介護記録において欠落要素を持つ分類情報列を、分類情報列内の要素、および欠落要素ごとに集計することで、どのような記録において、どんな要素が欠落しがちかを、職員に提示し指導することができる。また職員の属性ごと(職種、経験年数、配属年数)に上記の分析を行うことで、職員の属性に応じた介護記録の指導に役立てることができる。
標準用語検出部52は、入力テキストの中で何個のキーワードが非標準用語であったかを算出してもよい。これを入力テキストのキーワードの総数で除することで、入力テキストの標準キーワード使用率を算出することができる。例えば、職員ごとに、介護記録における標準キーワード使用率の平均値を算出すればよい。
ある入力テキストの分類情報列について、Jaccard係数が1となる分類情報列パターンが存在せず、かついずれの分類情報列パターンの一部でもない場合、当該分類情報列は、分類情報列パターンデータベース内のいずれの分類情報列パターンにも一致しないため、新規の分類情報列パターンを有すると考えることができる。このような分類情報列を分類情報列パターンとして、分類情報列パターンデータベースに登録するかどうかを介護記録入力時にユーザに問い合わせてもよい。あるいはこの手順は職員による介護記録入力時には提示せず、管理職など一定の職員のみに提示してもよい。例えば、一定期間内に職員が入力した介護記録についての分類情報列の中から、新規の分類情報列パターンの候補となる分類情報列を抽出し、その出現頻度とともに、管理職に提示し、管理職はこの分類情報列のなかから、分類情報列パターンとすべきものを選択し、分類情報列パターンデータベースに登録すればよい。
表示部41は、液晶表示パネル、有機EL、電子インク表示装置など、画像またはデータ等を表示する任意の装置である。表示部41は、解析部24で処理の対象となったテキストデータを画面に表示する。また表示部41は、出力処理部26から渡された信号に基づき提示情報(メッセージ等)を画面に表示する。ユーザは、画面に表示されたメッセージとテキストを確認することで、テキストに必要な項目が欠落していないか等を確認できる。例えば、表示されたメッセージが“「数値」に関するキーワードが欠落しています”であれば、表示されたテキストに必要な数値が欠けているかを確認し、もし欠けていれば、入力部31を用いて、必要な数値を入力してもよい。例えば表示されたテキストが「体温は正常」であれば、体温の測定値の項目が欠けていると判断し、「体温は36度で正常」などと、テキストを更新(修正)してもよい。更新後のテキストに対して、再度解析部24による処理を行うように入力部31から指示して、前述したのと同様に解析部24等での処理を繰り返し行ってもよい。
ユーザは、表示されたテキスト、または更新後のテキストの内容で問題ないことを確認したら、そのテキストの保存指示を入力し、情報処理装置21は、保存指示に応じて、そのテキストデータを記憶部25または別の記憶装置に保存してもよい。保存したテキストデータは、アプリケーションで管理され、入力部31からの閲覧指示により、テキストデータを読み出して表示部41で表示してもよい。アプリケーションは、蓄積されるテキストデータをつぶやきメッセージとして管理し、つぶやきの対象となった患者や被介護者(記録対象者)ごとに、つぶやきメッセージを時系列に管理してもよい。患者や被介護者は、ユーザが入力部31で入力して特定してもよいし、患者や被介護者の情報(氏名等)がテキストデータに含まれる場合は、患者や被介護者のリストと突き合わせて、合致する情報(氏名等)が存在すれば、そこから抽出して特定してもよい。
以下、本実施形態の具体例を示す。ユーザが発話して、音声認識により得られたテキストデータを用いて、介護記録入力画面のフォームの各項目に自動的に値を入力する場合を例にして説明する。図6に介護記録入力画面のフォームの例を示す。なお、図6では、各項目に値がすでに入っているが、処理の前では各項目に値は入っておらず、各種ボタンの選択も行われていないものとする。
ユーザが発話して、音声認識により得られたテキストデータが
“東芝さんの排尿確認しました。特に異常なく、量もふつうでした”
であったとする。なお、ユーザの発話内容はこのテキストデータの内容と一致しており、音声認識に誤りはなかったとする。テキストデータに対し形態素解析を行って入力キーワード列を取得し、さらに標準用語検出を行って、標準キーワード列「東芝 太郎」「排尿」「確認」「異常」「ない」「量」「ふつう」が得られたとする。助詞等の品詞のキーワードは除外している。標準用語データベースには「東芝 太郎」が標準キーワードとして、非標準キーワードとして「東芝さん」等が登録されているとする(図3参照)。
記憶部25には、患者・被介護者リスト(記録対象者リスト)が記憶されており、このリストには、患者・被介護者の個人情報(氏名等)が格納されている。標準キーワード列の「東芝 太郎」がこのリストの「氏名」の項目にマッチするため、「東芝 太郎」を、介護記録入力画面の「記録対象者」項目91に、自動で設定する。つまり、入力画面の項目91に関連するキーワード(氏名に関するキーワード)を標準キーワード列から特定し、当該キーワードに応じた情報(ここでは「東芝 太郎」)を、項目91の値として設定する。
また記憶部25には、診断・観察項目リストが記憶されており、このリストには、各種の診断・観察項目(測定用の項目)が格納されている。例えば「排尿」、「体温」、「血圧」、「食事摂取」、「排便」などの項目があり得る。標準キーワード列の「排尿」がこのリストにマッチするため、介護記録入力画面の「介護記録内容」項目92に、「排尿」を設定する。この処理は解析部24で行う。つまり、入力画面の項目92に関連するキーワード(測定用の項目に関するキーワード)を標準キーワード列から特定し、当該キーワードに応じた情報(ここでは「排尿」)を、項目91の値として設定する。また標準キーワード列の「排尿」の後に一定文字以内に位置するキーワード「確認」が介護記録入力画面の「あり」ボタン93に対応づけられ、「あり」ボタン93が強調される(「あり」は排尿があったことを意味する)。つまり、介護記録入力画面の「あり」ボタンが、介護記録入力画面の管理アプリケーションによって、事前に「確認」のキーワードに対応づけられており、標準キーワード列内のキーワード「確認」がこの事前の対応づけにしたがって、「あり」ボタン93に対応づけられる。なお「確認」以外の用語が、「あり」ボタン93にさらに対応づけられていてもよい。なお、「異常」ボタンは、例えば「異常」と「あり」のキーワードに対応づけられており、これらのキーワードが仮に「排尿」の後に一定文字以内に存在し、かつ、「異常」と「あり」の間の文字間隔が一定値以内であれば、「異常」ボタンが選択され、強調され得る。同様に、標準キーワード列の「排尿」の後に位置するキーワード「量」の後に一定文字以内に存在する「ふつう」を特定し、このキーワードが介護記録入力画面の「普通」ボタン94に対応づけられ、「普通」ボタン94が強調される。つまり、介護記録入力画面の「多量」ボタン、「普通」ボタン、「少量」ボタンが、介護記録入力画面の管理アプリケーションによって、事前に「おおい」、「ふつう」、「すくない」などのキーワードに対応づけられている。なお、ここで述べた項目の設定とボタンの選択は、後述する第2の実施形態のテンプレートに基づく処理を行うことでも実現可能である。また、ここで述べた以外の方法を用いてももちろんかまわない。
また、標準キーワード列に基づき、分類情報列生成部53により分類情報データベース62を探索する。マッチしたキーワードが例えば「排尿」、「異常」、「ない」、「量」、「ふつう」であり、これらから得られる分類情報列と、分類情報列パターンデータベースで最も類似度が高い分類情報列パターンを特定する。ここでは、分類情報列と、特定した分類情報列パターン間ですべての要素が共通していたとする。よって特に不足の項目はないと判断され、項目不足等のメッセージ表示は行われなくてよい。介護記録入力画面の下側のフォーム95には、音声認識により得られたテキストデータが格納されている。登録ボタン97を選択することで、介護記録入力画面内の各項目およびフォーム内のデータは介護記録データとして、記憶部25または別の記憶装置に記憶される。介護記録データは、管理アプリケーションによって、記録対象者(患者や被介護者)ごとに、日時等の情報が付加されて、時系列に管理されてもよい。
ここで仮に、ユーザが発話した内容に、排尿の量に関する話がなく、標準キーワード列が「東芝 太郎」「排尿」「確認」「異常」「ない」であったとする。この標準キーワード列には、「量」と「ふつう」が存在しない点が、先述の例と異なる。この場合、図7に示すように、介護記録入力画面では「普通」ボタン94が選択されない(強調表示されない)。図7の下側のフォーム95には、今回の発話に関して音声認識により得られたテキストデータが表示されている。今回は、標準キーワード列に基づき得られた分類情報列と、この分類情報列に最も類似する分類情報列パターンとの間で、例えば量に関する要素(分類情報)が分類情報列に存在しないと判断されたとする。このため、“排尿の量に関するキーワードが存在しません!”などのメッセージ96を、介護記録入力画面内に表示してもよい。あるいは、当該メッセージをポップアップなど別の形態で表示してもよい。このメッセージ96を見たユーザは、介護記録入力画面を確認し、排尿量を発話し忘れたと判断する。そこで、ユーザは、入力部31を用いて手動で「普通」ボタン94を選択してもよい。あるいは、ユーザは、入力部31を用いて、フォーム95内のテキストデータを修正してもよい。例えば、排尿量が普通であれば、図6のフォームと同様の文章に補正することが考えられる。補正したテキストデータは、テキストデータ保持部23内で入力処理部22を介して、更新される。更新後の内容に問題ないことを確認したら、登録ボタン97を選択して、更新後の各項目およびフォーム内のデータを、介護記録データとして記憶すればよい。
図8は、介護記録入力画面の別の形態の例を示す。前述した例では、ユーザが発話するごとに音声認識および解析処理を行って、図6または図7のような介護記録入力画面を表示させたが、本例では、ユーザの発話ごとに、介護記録データを生成し、日時等の情報を付与して、逐次記憶部26または別の記憶装置に記憶する。ユーザの発話ごとに介護記録入力画面を表示することは行わない。ユーザは入力部31を介して、介護記録データの一覧の表示要求を管理アプリケーションを介して行うと、図8に示すような介護記録データの一覧が表示部41に表示される。この一覧には、まだユーザの確認(承諾)を経ていない介護記録データのエントリが含まれる。各エントリには、図6または図7で示した介護記録入力画面の各項目の値が一行で簡略的に表示されている。該当エントリの各項目が不足なく入力されていることを確認すれば、そのエントリのチェックボックスに入力部31を用いてチェックを入れる。登録ボタン98を選択することで、チェックを付けられた介護記録データの内容が確定し、一覧から削除される。項目の入力に不足があると判断すれば、該当するエントリを入力部31を用いて選択することで、図6または図7のような介護記録入力画面に遷移される。この画面で前述したようにして、項目の値の入力、またはフォーム内のテキストデータの修正等を行うことができる。この遷移先の画面でも、図7に示したようにメッセージを表示させてもよい。図8の一覧ではフォーム内のテキストデータおよびメッセージの表記は行っていないが、これらの少なくとも一方も表示してもよい。
ここで音声認識誤りがある場合の解析部24の処理について説明する。音声認識誤りがあった場合に正しい用語(キーワード)を推定する形態を示す。
音声認識誤りの具体例として、「東芝さんの排尿確認しました。」と発話した場合に、音声認識では「投資ばあさんの排尿確認しました。」と誤認識される場合がある。この場合、記録対象者リストのどの名前も、音声認識により得られたテキストに含まれていないことから、患者・被介護者の苗字または名前または氏名等を発話し忘れたか、発話したものの音声認識誤りがあったと推測される。そこで、このような場合は、ひらがな(もしくはカタカナ)の表記で文字列間の類似度を算出し、一番類似度が高いものを候補として選択し、介護記録入力画面(図6参照)の記録対象者の項目に入れてもよい。類似度が低い場合、例えば、類似度を示す値が閾値以下(または閾値以上)の場合は、ユーザが氏名を発話し忘れたとみなしてもよい。
例えば、認識誤りの上記の文字列はひらがなで表記すると「とうしばあさんのはいにょう…」となる。記録対象者リストに載っている苗字が「とうしば」、「ひがし」、「とうし」等の場合は、各苗字について上記文字列との類似度を計算すると、「とうしば」が一番近いので、妥当な記録対象者として「東芝(とうしば)」さんを、推定することができる。なお、記録対象者リストには、各記録対象者の苗字、名前、苗字のよみがな、名前のよみがな等が格納されているとする。同じ苗字の記録対象者が2名以上存在するときは、該当者の氏名のリストを提示して、ユーザが選択するようにしてもよい。ここでは記録対象者の氏名の推定例を示したが、介護内容の項目を表す用語(排尿、排便、食事摂取など)についても同様である。なお、音声認識誤りの場合の処理、および上記のひらがなの文字列間の類似度の計算については第2の実施形態でも詳細に説明する。
図9は、第1の実施形態に係る情報処理装置の動作例を示すフローチャートである。
(ステップS101)入力処理部22は、受信部13から自然言語によるテキストデータの入力を受け付ける。テキストデータはテキストデータ保持部23に保持される。解析部24の形態素解析部51は、テキストデータ保持部23からテキストデータを読み出し、テキストデータを形態素解析することにより、複数のキーワードを含むキーワード列(入力キーワード列)を生成する。
(ステップS102)標準用語検出部52は、キーワード列内の各キーワードを、標準用語データベース61に基づき標準キーワードに統一するすなわち、各キーワードが非標準キーワードに該当するかを調べ、該当する場合は、標準キーワードに置換する。分類情報生成部53は、標準キーワードと分類情報とを対応づけた分類情報データベース62に基づき、標準キーワード列に含まれる各キーワードに対応する分類情報を取得して分類情報列を生成する。
(ステップS103)パターン抽出部54は、分類情報列と、分類情報列パターンデータベース63内の複数の分類情報列パターンのそれぞれとの相関に応じて、分類情報列パターンを選択する。例えば、分類情報列と、複数の分類情報列パターンのそれぞれとの類似度を算出し、類似度に基づいて分類情報列パターンを選択する。具体的に、類似度が最も高い分類情報列パターンなど、所定の条件を満たす分類情報列パターンを選択する。
(ステップS104)判断部55は、選択した分類情報列パターンと分類情報列とを比較することにより、分類情報列パターンと分類情報列との差分に応じた提示情報を生成する。例えば提示情報として、分類情報列パターンに含まれ、かつ分類情報列に含まれない分類情報を特定する情報を生成する。または、当該分類情報に関するキーワードが、キーワード列に含まれていないこと示すメッセージを生成する。
(ステップS105)出力処理部26は、当該提示情報を表示部41に出力するよう制御する。表示部41は、当該提示情報を管理アプリケーションが提供する画面等に表示する。
以上、本実施形態によれば、ユーザの入力に基づき得られたテキストにおいて、必要な項目の情報が欠けていたり、情報の内容が誤っていたりした場合に、これを検知してユーザに入力を促すことができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、第1の実施形態と解析部の動作が主に異なる。以下、第2の実施形態について、解析部の動作を中心に説明する。図10は、本実施形態に係る解析部のブロック図である。解析部74は、形態素解析部51、標準用語検出部52、およびテンプレート適用部57を備える。記憶部25には、標準用語データベース61、項目内容データベース71およびテンプレートデータベース72が記憶されている。形態素解析部51、標準用語検出部52および標準用語データベース61は、第1の実施形態と同様である。
本実施形態では音声認識により得られたテキストデータを用いて、バイタルなどの測定用の項目に数値を自動で入力する場合に、音声認識に誤りがあった場合でも、少ない手間で、当該数値を修正可能にする形態を示す。なお、テキストデータは、音声認識により得られたもののほか、ユーザがキーボード等の入力手段から入力したものでもかまわない。
図11(A)は、本実施形態の概要を説明する図である。図11(A)には看護記録画面が示される。音声認識で得られたテキストがフォーム101に格納されており、「体温36度4分、血圧100の130、脈は70、血中酸素濃度は99.5%です。表情も穏やかそうでお元気そうです。」であったとする。フォーム111の下側にはバイタルに関する項目として、体温、血圧、脈拍、Sp02が設定されている。Sp02は血中酸素濃度のことである。各項目の右側には最初、数値は記入されていない。本実施形態に従ってテキストデータを処理することで、各項目に対応する数値が自動で入力される。図11(A)の例は音声認識誤りがなかった場合の例であり、各項目には正しい数値が入力される。図11(B)に示すように、フォーム111内のテキストから、バイタルなどの項目および数値を抽出して、その箇所を強調表示してもよい。なお、テキストデータは形態素解析等を経てキーワード列とされており、フォーム内のテキストと、キーワード列の各キーワードとの対応は把握可能である。なお、図示していないが、看護記録画面は記録対象者と関連づけられている。
テキストデータあるいはキーワード列から項目毎の数値等の情報を抽出するために、テンプレート適用部57が、図12(A)に示す項目内容データベース72、および図12(B)に示すテンプレートデータベース73を用いる。これら項目内容データベース72およびテンプレートデータベース73は、記憶部25に格納されている。
図12(A)の項目内容データベースは、各項目の内容と表現形式などが定義されている。例えば1番目のエントリ(ID_01)は、項目内容が「体温」であり、単位は「℃」であり、表現形式は[数値A].[数値B]となっている。これは、看護記録画面に“体温:[数値A].[数値B] ℃”を表示することを意味している。[数値A]および[数値B]は任意の数字が入る変数を表し、これらの数値はテキストデータから抽出する。表現形式は1つに限定されず、2番目のエントリ(ID_02)のように、複数の表現形式が定義されていてもよい。いずれの表現形式が適用されるかは、抽出される数値に応じて決まり、この例では、[数値A]と[数値B]が抽出されれば表現形式1、[数値A]のみが抽出されれば、表現形式2が適用される。
図12のテンプレートデータベース72は、図12(A)の項目毎の変数をテキストデータまたはキーワード列から抽出するためのテンプレートを格納している。テンプレート内の“”は、文字列を表している。[*N]は任意のN個以下の文字を表している(N個以下ではなく、N個など、別の意味に定義してもよい)。[数値]は連続する数字文字列を表しており、[数値]の括弧内の右側に付された記号(AおよびB)は、単に複数の[数値]を識別するための記号である。
1番目のエントリ(ID_01)は、図12(A)の1番目のエントリに対応し(項目IDが共通)、[数値A].[数値B]をテキストデータまたはキーワード列から抽出するためのテンプレートが格納されている。このテンプレートは「“体温” [*2] [数値A] “度” [数値B] “分”」となっている。このテンプレートに合致する箇所をテキストデータまたはキーワード列から特定し、特定した箇所から[数値A]と[数値B]を抽出し、抽出した[数値A]と[数値B]を、“[数値A].[数値B]”の形式で取得することが、抽出データ1の列に定義されている。図11(A)または図11(B)に示したテキストまたは対応するキーワード列部分内の「体温36度4分」が、このテンプレートに合致する。この例では、“体温”と数値の間の文字数はゼロ個であるため、2個以下の文字数を表す[*2]は満たされている。よって、[数値A]が36、[数値B]が4に対応し、[数値A].[数値B]の形式に従って、36.4を抽出する。そして、項目内容データベース71の表現形式1の列で定義された表現形式に従って、36.4を表示する。
また、3番目のエントリ(ID_02)では、血圧に関するテンプレート「“血圧” [*3] [数値A] [*4] [数値B]」が定義されている。抽出データ1の列と、抽出データ2の列では、それぞれ[数値A]および[数値B]が定義され、抽出した数値Aおよび数値Bを個別に出力する(つまり“.”で結合しない)ことが示されている。上記と同様にしてテキストデータまたはキーワード列内にテンプレートに合致する箇所が存在すれば、その箇所から同様にして数値を抽出して、項目内容データベースの表現形式1の列で定義された表現形式に従って、抽出した数値を表示する。
このようにテンプレートは、“体温”または“血圧”等の所定の用語に対して、N文字以内などの特定の位置にある値を抽出することを規定したものである。
図13(A)は、音声認識誤りが生じた場合の看護記録画面の例である。この例では、「血圧100の」の発話が、「血圧は苦の」として音声認識され、「99.5」の発話が、「吸収9.5」として音声認識されている。このため、上述した項目内容データベースおよびテンプレートデータベースに基づいて処理した結果、血圧は、「100〜130」と表記されるべきところ、「130」と表記され、またSp02は「99.5」と表示されるべきところ、「9.5」と表記されている。ユーザはこの結果を見て、誤っている項目の値を入力部31から指示を入力することで修正する。修正後、修正ボタン112を選択することで、修正内容が確定し、看護記録画面内の内容のデータが、看護記録データとして記憶部25等に保存される。この際、項目の数値を修正する際、フォーム11内のテキストデータも修正してもよい。あるいは、図13(B)に示すように、先にフォーム11内のテキストデータを修正し、修正後のテキストデータに対し再実行ボタン113を選択することで、再度、テンプレートの適用処理を行ってもよい。これによっても、項目に正しい値を設定できる。図13(B)ではテキストデータを修正後、再実行ボタン113を選択することで、再度テンプレートの適用処理が行われ、図13では誤っていた値が正しく戻った例が示されている。
図13(A)および図13(B)で示した例では、ユーザが少なくとも項目またはテキストまたはこれらの修正を行ったが、音声認識誤りを自動修正する形態も可能である。この場合のブロック図を図14に示す。解析部84内のテンプレート適用部57の後段に修正部54が追加されている。また、記憶部25に読み方データベース73が記憶されている。
図13(A)のフォーム111内に示した音声認識誤りのテキストでは、“血中酸素濃度”の後に続く文字列は、「は吸収9.5%」であり、この箇所から修正部58が数字を抽出すると“9.5”である。血中酸素濃度の後に続く数値は、予め妥当な範囲(例えば80〜100)が定められており、9.5は、この範囲に属しておらず、明らかに音声認識誤りの可能性が高いと判断する。具体的に、例えばキーワード列において9.5のキーワードの直前(所定の位置関係)にある測定項目の名前を表すキーワード(血中酸素濃度)から、9.5のキーワードが本来示すことが期待される値の範囲は、80〜100であると判断する。
そこで、第1の実施形態でも説明したように、ひらがなの文字列間の類似度を用いて、数値の修正を行う。なお、ひらがなではなく、カタカナまたはアルファベットなど別の表記であってもかまわない。SpO2の妥当な範囲(すなわちSpO2の測定値として期待される範囲)は、80〜100であり、この範囲を一定間隔で区切る。そして、一定間隔の各位置の数値と、その読み方をひらがなで表す文字列とを対応づけて、読み方データベース73に格納しておく。範囲が80〜100で、0.1間隔の場合、201個の文字列が得られる。読み方データベース73の例を図15に示す。80.0から100.0まで0.1間隔の数字(キーワード)と、各数字(キーワード)の読み方をひらがな表記で表した文字列とが対応付けて設定されている。1つの数値の読み方を1通りでなく、複数通り設定してもよい。
上記の音声認識誤りと判断した箇所を特定する。例えば“血中酸素濃度”の後から、上記誤りと判断した数値まで文字列を、音声認識誤りと判断した箇所として特定する。具体的にキーワード列において、“血中酸素濃度”の次のキーワードから、音声認識誤りと判断された9.5までのキーワード(1つまたは複数の連続するキーワード)を含む文字列を特定する。特定した箇所を、ひらがなの読み表記に変換し、読み方データベース73内の各ひらがな文字列との類似度を算出する。図15の読み方データベース73の右列には、今回算出した類似度が格納されている。なお、この類似度を格納する列は存在しなくてもよい。1つの数値に対して複数の読み方が設定されている場合は、最も類似度の高い読み方を採用すればよい。今回、最も高い類似度は、類似度97であり、そのときの文字列は「きゅうじゅうきゅうてんご(99.5)」である。よって、修正部58は、特定した99.5によって、図13(A)のSp02の項目の値9.5を修正する。なお、図15の例では、値が大きいほど類似度が高くなるが、算出方法によっては、値が小さいほど、類似度が高くなる場合もある。
第1の実施形態の記載の最後に記述したように、第2の実施形態における音声認識誤りを吸収(修正)する処理を、第1の実施形態に適用してもよい。また、当該音声認識誤りを吸収する処理を、キーワード列における各キーワードを標準化(標準キーワードに統一)する場合に適用することも可能である。例えばキーワード列におけるキーワードが、標準キーワードでなく、標準用語データベース61に非標準キーワードとしても登録されていない場合、そのキーワードをひらがな表記に変換する。標準キーワードとひらがなの読み方とを対応づけたデータベースを標準用語検出部52からアクセス可能な記憶部に用意しておき、当該データベースの各ひらがな表記と、当該キーワードとの類似度を計算する。類似度が最も高く、かつ閾値以上の読み方に対応する標準キーワードを、当該キーワードの標準キーワードとして採用する。これにより、標準用語化の際にも音声認識誤りを吸収でき、その後の処理を適切に進める(例えば第1の実施形態において適切な分類情報列を取得して、分類情報列パターンの抽出精度を高める)ことができる。
第2の実施形態は、第1の実施形態と組み合わせることも可能である。この場合、解析部および記憶部は、第1および第2実施形態の両方で必要な機能をそれぞれ備えればよい。
以上、本実施形態によれば、バイタルなどの数値を音声で入力し、音声認識誤りにより当該数値が異なる値または文字に認識された場合でも、少ない手間で、または自動でそれを修正することができる。
(第3の実施形態)
第1および第2の実施形態では情報処理装置がユーザ端末(入力支援装置)に実装されていたが、情報処理装置の機能を通信ネットワーク上のサーバに配置してもよい。図16は、本実施形態に係る情報処理装置を、通信ネットワーク上のサーバに搭載したシステム構成を示す。
入力支援装置501は、第1の実施形態の解析部の代わりに、処理部27を備える。処理部27は、音声認識システム201の音声認識で得られたテキストデータを受信部13から受け、当該テキストデータの解析処理依頼を、サーバ401に送信する。
サーバ401は、通信インタフェース414、受信部413、送信部412、情報処理装置421を備える。情報処理装置421は、入力処理部422、テキストデータ保持部423、解析部424、記憶部425、出力処理部426を備える。これらの各機能は、第1および第2の実施形態における入力支援装置内の同一名称の要素と同様の機能を有する。ただし、出力処理部426は、解析部424の解析結果を、送信部412を介して入力支援装置501に送信する。
入力支援装置101の処理部27は、サーバ401から送られる解析結果を、受信部13を介して受信して、表示部41に表示する。ユーザから入力部31を介して各種の指示またはデータの入力があった場合は、送信部12を介してサーバ401に送信される。
サーバ401は、入力支援装置501から受信した指示またはデータを、受信部413を介して情報処理部421に渡す。
このように、第1および第2の実施形態の情報処理装置の基本的な機能をサーバ401側に配置することで、入力支援装置501の負荷および記憶容量を低減できる。なお、サーバ401は、複数の入力支援装置からの要求をそれぞれ処理することもできる。音声認識システム201をサーバ401と一体化してもよいし、音声認識システム201を入力支援装置501内に設けることも可能である。
なお、各実施形態の情報処理装置または入力支援装置は、例えば、汎用のコンピュータ装置を基本ハードウェアとして用いることでも、実現することが可能である。すなわち、情報処理装置および入力支援装置が備える要素は、上記のコンピュータ装置に搭載されたプロセッサにプログラムを実行させることにより実現することができる。このとき、情報処理装置よび管理サーバは、上記のプログラムをコンピュータ装置にあらかじめインストールすることで実現してもよいし、CD−ROMなどの記憶媒体に記憶して、あるいはネットワークを介して上記のプログラムを配布して、このプログラムをコンピュータ装置に適宜インストールすることで実現してもよい。また、情報処理装置および入力支援装置が備える記憶部は、上記のコンピュータ装置に内蔵あるいは外付けされたメモリ、ハードディスク、SSDもしくはCD−R、CD−RW、DVD−RAM、DVD−Rなどの記憶媒体などを適宜利用して実現することができる。
また、“プロセッサ”は、汎用目的プロセッサ、中央処理装置(CPU)、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、コントローラ、マイクロコントローラ、状態マシンなどを包含してもよい。状況によって、“プロセッサ”は、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラム可能論理回路(PLD)などを指してもよい。“プロセッサ”は、ここで例示した複数のプロセッサの組み合わせを指してもよい。例えば、DSPおよびマイクロプロセッサの組み合わせ、DSPコアと1つ以上のマイクロプロセッサの組み合わせを指してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
101:入力支援装置
201:音声認識システム
301:通信ネットワーク
11:録音部(採音部)
12、412:送信部
13、413:受信部
14、414:通信インタフェース(IF)
21、421:情報処理装置
31:入力部
41:表示部
22、422:入力処理部
23、423:テキストデータ保持部
24、424:解析部
25、425:記憶部
26、426:出力処理部
51:形態素解析部
52:標準用語検出部
53:分類情報列生成部
54:パターン抽出部
57:テンプレート適用部
58:修正部
61:標準用語データベース
62:分類情報データベース
63:分類情報列データベース
71:項目内容データベース
72:テンプレートデータベース
72:読み方データベース

Claims (12)

  1. 自然言語によるテキストデータを形態素解析することにより複数のキーワードを含むキーワード列を生成するキーワード列生成部と、
    キーワードと分類情報とを対応づけたデータベースに基づき、前記キーワード列に含まれる前記複数のキーワードのそれぞれに対応する分類情報を取得して分類情報列を生成する分類情報列生成部と、
    前記分類情報列と、複数の分類情報列パターンのそれぞれとの相関に応じて、前記複数の分類情報列パターンから前記分類情報列パターンを選択するパターン抽出部と、
    選択した分類情報列パターンと前記分類情報列とを比較することにより、前記分類情報列パターンと前記分類情報列との差分に応じた提示情報を生成する判断部と、
    前記提示情報を表示装置に出力する出力処理部と、を備え、
    所定の用語に対して特定の位置にある値を抽出することを規定したテンプレートに基づき、前記キーワード列から前記値を抽出するテンプレート適用部を備え、
    前記出力処理部は、入力画面において前記所定の用語に関連する項目の値として、前記抽出された値を設定する
    情報処理装置。
  2. 前記パターン抽出部は、前記分類情報列と、前記複数の分類情報列パターンのそれぞれとの類似度を算出し、前記類似度に基づいて前記分類情報列パターンを選択する
    請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記提示情報は、前記分類情報列パターンに含まれ、かつ前記分類情報列に含まれない分類情報を特定する
    請求項1ないしのいずれか一項に記載の情報処理装置。
  4. 前記提示情報は、前記分類情報列パターンに含まれ、かつ前記分類情報列に含まれない分類情報に関するキーワードが、前記キーワード列に含まれていないことを通知するメッセージを含む
    請求項1ないしのいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記判断部は、入力画面の項目に関連するキーワードを前記キーワード列から検出し、
    前記出力処理部は、検出したキーワードに応じた情報を前記項目の値として設定する
    請求項1ないしのいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記キーワード列生成部は、標準キーワードと、非標準キーワードとを対応づけた標準用語データベースに基づき、前記キーワード列に含まれる前記キーワードが前記非標準キーワードに該当するか判断し、前記非標準キーワードに該当するときは、前記キーワードを前記標準キーワードに置換する
    請求項1ないしのいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記キーワード列において検出した連続する1つまたは複数のキーワードを含む文字列を前記文字列の読み方を表す第1表記に変換し、複数のキーワードと前記複数のキーワードの読み方を表す第2表記とを対応づけたデータベースにおいて、前記第1表記と、前記複数のキーワードのそれぞれの前記第2表記との相関に基づいて、前記複数のキーワードのうちの1つのキーワードを特定し、前記キーワード列において前記検出した文字列、または前記検出した文字列に対応する前記テキストデータにおける箇所を、前記特定した1つのキーワードに置換する修正部
    を備えた請求項1ないしのいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記修正部は、前記キーワード列における第1キーワードが示すことが期待される値の範囲を、前記第1キーワードに対して所定の位置関係にある第2キーワードから特定し、前記第1キーワードが示す値が前記範囲に属さないとき、前記第1キーワードを含む前記連続する1つまたは複数のキーワードを含む前記文字列を検出する
    請求項に記載の情報処理装置。
  9. 前記第2キーワードは測定に関する項目の用語を表し、前記第1キーワードが取ることが期待される前記値の範囲は、前記測定で得られることが期待される測定値の範囲である
    請求項に記載の情報処理装置。
  10. 前記自然言語のテキストデータは、ユーザが発話した内容を表す音声データを音声認識処理することにより得られたものである
    請求項1ないしのいずれか一項に記載の情報処理装置。
  11. コンピュータが
    自然言語によるテキストデータを形態素解析することにより複数のキーワードを含むキーワード列を生成し、
    キーワードと分類情報とを対応づけたデータベースに基づき、前記キーワード列に含まれる前記複数のキーワードのそれぞれに対応する分類情報を取得して分類情報列を生成し、
    前記分類情報列と、複数の分類情報列パターンのそれぞれとの相関に応じて、前記複数の分類情報列パターンから前記分類情報列パターンを選択し、
    選択した分類情報列パターンと前記分類情報列とを比較することにより、前記分類情報列パターンと前記分類情報列との差分に応じた提示情報を生成
    前記提示情報を表示装置に出力し、
    所定の用語に対して特定の位置にある値を抽出することを規定したテンプレートに基づき、前記キーワード列から前記値を抽出し、
    入力画面において前記所定の用語に関連する項目の値として、前記抽出された値を設定する
    情報処理方法。
  12. 自然言語によるテキストデータを形態素解析することにより複数のキーワードを含むキーワード列を生成するステップと、
    キーワードと分類情報とを対応づけたデータベースに基づき、前記キーワード列に含まれる前記複数のキーワードのそれぞれに対応する分類情報を取得して分類情報列を生成するステップと、
    前記分類情報列と、複数の分類情報列パターンのそれぞれとの相関に応じて、前記複数の分類情報列パターンから前記分類情報列パターンを選択するステップと、
    選択した分類情報列パターンと前記分類情報列とを比較することにより、前記分類情報列パターンと前記分類情報列との差分に応じた提示情報を生成するステップと
    前記提示情報を表示装置に出力するステップと、
    所定の用語に対して特定の位置にある値を抽出することを規定したテンプレートに基づき、前記キーワード列から前記値を抽出するステップと、
    入力画面において前記所定の用語に関連する項目の値として、前記抽出された値を設定するステップと
    をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
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