JP6594605B2 - プリンタ - Google Patents

プリンタ Download PDF

Info

Publication number
JP6594605B2
JP6594605B2 JP2013268262A JP2013268262A JP6594605B2 JP 6594605 B2 JP6594605 B2 JP 6594605B2 JP 2013268262 A JP2013268262 A JP 2013268262A JP 2013268262 A JP2013268262 A JP 2013268262A JP 6594605 B2 JP6594605 B2 JP 6594605B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
damper
printer
print medium
printing
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013268262A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015123627A (ja
Inventor
博 穀田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sato Holdings Corp
Original Assignee
Sato Holdings Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2013268262A priority Critical patent/JP6594605B2/ja
Application filed by Sato Holdings Corp filed Critical Sato Holdings Corp
Priority to MYPI2016702277A priority patent/MY179262A/en
Priority to EP14875278.5A priority patent/EP3088192B1/en
Priority to CN201480070601.8A priority patent/CN105848909B/zh
Priority to US15/108,031 priority patent/US9718285B2/en
Priority to PCT/JP2014/084353 priority patent/WO2015099061A1/ja
Publication of JP2015123627A publication Critical patent/JP2015123627A/ja
Priority to JP2019174440A priority patent/JP6889763B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6594605B2 publication Critical patent/JP6594605B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/0045Guides for printing material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J15/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in continuous form, e.g. webs
    • B41J15/04Supporting, feeding, or guiding devices; Mountings for web rolls or spindles
    • B41J15/042Supporting, feeding, or guiding devices; Mountings for web rolls or spindles for loading rolled-up continuous copy material into printers, e.g. for replacing a used-up paper roll; Point-of-sale printers with openable casings allowing access to the rolled-up continuous copy material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J15/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in continuous form, e.g. webs
    • B41J15/04Supporting, feeding, or guiding devices; Mountings for web rolls or spindles
    • B41J15/046Supporting, feeding, or guiding devices; Mountings for web rolls or spindles for the guidance of continuous copy material, e.g. for preventing skewed conveyance of the continuous copy material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J15/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in continuous form, e.g. webs
    • B41J15/16Means for tensioning or winding the web

Landscapes

  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

本発明は、プリンタに関し、例えば、文字、記号、図形またはバーコード等のような所望の情報をラベル等に印字するラベル印字機能を有するプリンタに関するものである。
ラベルプリンタは、例えば、ロール状に巻かれた連続紙をシート状に繰り出して搬送する際に、連続紙のラベルに所望の情報を印字する機能を有するプリンタである。
このラベルプリンタの印字部には、ラベルに印字を施すサーマルヘッド部と、連続紙を搬送するプラテンローラ部とが互いに対向した状態で配置されている。
また、印字部において用紙供給部とサーマルヘッド部との間には、連続紙に張力を付与するダンパ部が設置されている。このダンパ部の下部には、連続紙の幅方向の側縁に接触して連続紙の搬送をガイドする幅調整ガイド部が設置されている。この幅調整ガイド部の下方において、プリンタの筐体の底面は平坦状に形成されており、幅調整ガイド部の下端部は、その底面に接触しない位置で終端している。
なお、例えば、特許文献1には、用紙搬送機構において、用紙の巻きぐせに起因する紙詰まりの発生を防止する技術が開示されている。
実開昭63−88651号公報
ところで、プリンタの動作には、連続紙の位置を調整する等ために、連続紙を印字のために搬送する印字方向とは逆の方向に搬送する、いわゆるバックフィードがある。
このバッフィードにおいては、連続紙がプリンタの筐体の底面に接触し弛む場合があるが、その場合、連続紙が幅調整ガイド部の下端よりも下方に位置するので、幅調整ガイド部で決められた範囲外に外れてしまう場合がある。しかし、その状態で印字動作に戻ると、連続紙が幅調整ガイド部に乗り上げ、ダンパ部が機能しない状態で搬送されてしまう結果、印字位置が予定位置からずれたり、印字濃度が薄くなったりして、印字品質が低下する問題がある。特に、幅の短い連続紙の場合には、幅調整ガイド部から外れることが多い。また、用紙供給部に装填したロール状の連続紙が回転による慣性により弛む場合がある。
本発明は、上述の技術的背景からなされたものであって、プリンタの印字品質を確保することのできる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明のプリンタは、印字媒体を搬送する搬送部と、前記印字媒体に印字を施す印字部と、前記印字部よりも前記印字媒体の搬送方向上流側に設けられ、前記印字媒体の少なくとも一方の側縁に接触して前記印字媒体の搬送をガイドするガイド部と、プリンタ筐体内の底面の一部に連続して形成された凹部と、を備え、前記凹部の、前記印字媒体の幅方向における長さは、前記印字媒体の幅方向の長さよりも長く形成されており、前記印字媒体の搬送をガイドする前記ガイド部の一部が前記凹部内に位置し、かつ前記凹部の底面から離れている、ことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、プリンタ筐体内の底面の一部に連続して形成された凹部の、印字媒体の幅方向における長さが印字媒体の幅方向の長さよりも長く形成されており、印字媒体の搬送をガイドするガイド部の一部が凹部内に位置し、かつ凹部の底面から離れているので、印字媒体がガイド片で決められる範囲内から外れることがない。このため、印字動作に戻った場合に印字媒体がガイド片に乗り上げることもないので、プリンタの印字品質を確保することができる。
本発明の一実施の形態に係るプリンタの外観の全体斜視図である。 図1のプリンタの内部を示した斜視図である。 図2のプリンタの側面を示した斜視図である。 図3の印字部を正面側から見た拡大斜視図である。 図4の印字部の側面図である。 図4の印字部を背面側から見た斜視図である。 (a)は図4の印字ヘッド部の閉止状態時の印字部を正面から見た斜視図、(b)は図4の印字ヘッド部の開放状態時の印字部を正面から見た斜視図である。 図4の印字ヘッド部を抜き出して下側から見た斜視図である。 図4の印字部の分解斜視図である。 (a)は図5のダンパ部の要部拡大側面図、(b)は印字工程における図10(a)のダンパ部の要部拡大側面図である。 (a)はバックフィード工程における比較例のダンパ部の要部拡大側面図、(b)は図11(a)のダンパ部を上方から見た平面図である。 バックフィード工程における図10(a)のダンパ部の要部拡大側面図である。 図10のダンパ部の要部斜視図である。 印字部を背面側から見たダンパ部とその周辺の要部斜視図である。 印字部を背面側から見たダンパ部とその周辺の要部拡大斜視図である。 (a)はプリンタのダンパ部の要部拡大側面図、(b)はバックフィード工程における図16(a)のダンパ部の要部側面図である。 (a)はプリンタの幅調整ガイド部と筐体底部との要部拡大側面図、(b)はプリンタの幅調整ガイド部と筐体底部とを前面側から見た要部拡大正面図である。
以下、本発明の一例としての実施の形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための図面において、同一の構成要素には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
また、連続紙(印字媒体)を印字のために搬送する方向、具体的には連続紙を用紙供給部からサーマルヘッド部に送る方向を印字方向といい、特に説明がない場合、搬送方向上流とは印字方向において上流側のことをいい、搬送方向下流とは印字方向において下流側のことをいう。
図1は本実施の形態に係るプリンタの外観の全体斜視図である。
本実施の形態のプリンタ1は、例えば、連続紙の台紙に仮着されたラベルに、文字、記号、図形またはバーコード等のような情報を印字するラベル印字機能を備えている。
プリンタ1の正面のフロントカバー部2には、操作パネル部3と、電源スイッチ4と、発行口(媒体排出口)5とが設けられている。
操作パネル部3には、メッセージ等を表示するLCD(Liquid Crystal Display)と、プリンタ1の動作を操作する複数のキー(ラインキー、フィードキー、ファンクションキー、方向指示キーおよびキャンセルキー等)と、プリンタ1の状態を示す複数のLED(Light Emitting Diode)とが配置されている。
プリンタ1の片側側面には、オープンカバー部6が2箇所のヒンジ部7により上下方向に開閉自在の状態で装着されている。
次に、プリンタ1の内部構造について図2および図3を参照して説明する。図2は図1のプリンタの内部を示した斜視図、図3は図2のプリンタの側面を示した斜視図である。なお、以下の説明では、プリンタ1の正面側(フロントカバー部2側)を前方(搬送方向下流側)、その向かい側の背面側(バックカバー部側)を後方(搬送方向上流側)という。
プリンタ1の内部には、その後方に配置された用紙供給部(媒体供給部)10と、前方に配置された印字部11と、その上方に配置されたインクリボン部12とが設置されている。
用紙供給部10は、連続紙(印字媒体)Pを印字部11に供給する構成部であり、支持軸10aと、その一端に設置されたロールガイド部10bとを備えている。
支持軸10aは、ロール状に巻き取られた連続紙Pを回転自在の状態で支持する構成部である。ロールガイド部10bは、ロール状の連続紙Pを固定する構成部であり、連続紙Pの幅に応じて位置を変えられるように支持軸10aの軸方向に沿って移動自在の状態で設置されている。
連続紙Pは、例えば、長尺状の台紙と、その長手方向に沿って予め決められた間隔毎に仮着された複数枚のラベルとを有している。台紙においてラベルの粘着面が接触する面には、シリコーン等のような剥離剤がコーティングされており、ラベルを容易に剥離することが可能になっている。また、台紙においてラベルが貼られていない面には、長手方向に沿って予め決められた間隔毎にラベルの位置を示す位置検出マークが形成されている。ラベルは、感熱紙を使用する場合と普通紙を使用する場合とがある。感熱紙の場合は、その表面に、予め決められた温度領域に達すると特定の色(黒や赤等)に発色する感熱発色層が形成されている。
また、連続紙Pには、表巻きラベルと裏巻きラベルとの2種類がある。表巻きラベルは、連続紙Pのラベルがロール状の連続紙Pの外周面に位置する状態で巻回されており、図3で示すように、連続紙Ps(P:破線)が用紙供給部10の高さ方向中央あたりから印字部11の底部に向けて繰り出されている。これに対して、裏巻きラベルは、連続紙Pのラベルがロール状の連続紙Pの内周面に位置する状態で巻回されており、図3に示すように、連続紙Pb(P:実線)がプリンタ1の内部底面あたりから印字部11の底部に向けて繰り出されている。なお、表巻きでも裏巻きでも印字部11での連続紙P(Ps,Pb)の通紙ルートは同じである。また、表巻きラベルでも裏巻きラベルでも連続紙Pはラベルが仮着された面(被印字面)を上に向けた状態で搬送される。
上記した印字部11は、連続紙Pのラベル等に印字を行う構成部であり、印字ヘッド部13と、その下方に配置された支持台14と、それらの後方(印字方向において搬送上流)に配置されたダンパ部15とを備えている。
印字ヘッド部13は、後述のように、開閉自在の状態でプリンタ1の内部に設置されている。印字ヘッド部13が閉止状態の場合に、印字ヘッド部13と支持台14との間に通紙ルート(媒体搬送路)が形成される。そして、その通紙ルートは、上記した発行口5(図1参照)に繋がっている。
支持台14には、印字ヘッド部13の閉止状態を維持するヘッドロックレバー部16が設置されている。このヘッドロックレバー部16を操作すると印字ヘッド部13の閉止状態が解除され、印字ヘッド部13の前方部が持ち上がり印字ヘッド部13が開く(後述のプラテンローラ部に対して離間する)ようになっている。
ダンパ部15は、連続紙Pに張力を付与する構成部である。本実施の形態においては、ダンパ部15が、アウターダンパ部15aとインナーダンパ部15bとを備えているとともに、印字ヘッド部13の開閉に連動して上下に移動(開閉)するようになっている。ただし、印字ヘッド部13の閉止状態時において、アウターダンパ部15aおよびインナーダンパ部15bは、それぞれ連続紙Pに張力を付与可能なように揺動自在の状態で設置されている。
上記したインクリボン部12は、印字用インクを塗布したインクリボンRBを供給し、巻き取る構成部であり、リボン供給部12aと、その前方横に配置されたリボン巻き取り部12bとを備えている。リボン供給部12aは、ロール状に巻き取られたインクリボンRBを回転自在の状態で支持する構成部である。リボン巻き取り部12bは、印字済みのインクリボンRBを巻き取り回収する構成部である。なお、インクリボンRBを使用する場合は、リボン供給部12aから引き出されたインクリボンを印字ヘッド部13の下に通してリボン巻き取り部12bで巻き取る。
このようなプリンタ1においては、用紙供給部10からシート状に繰り出された連続紙P(Ps,Pb)がダンパ部15を介して印字ヘッド部13と支持台14との間の通紙ルートに挿通され、その途中において連続紙Pのラベル等に印字処理がなされた後、発行口5からプリンタ1の外部に排出されるようになっている。
次に、上記した印字部11の構成について図4〜図9を参照して説明する。図4は図3の印字部を正面側から見た拡大斜視図、図5は図4の印字部の側面図、図6は図4の印字部を背面側から見た斜視図、図7(a)は図4の印字ヘッド部の閉止状態時の印字部を正面から見た斜視図、図7(b)は図4の印字ヘッド部の開放状態時の印字部を正面から見た斜視図、図8は図4の印字ヘッド部を抜き出して下側から見た斜視図、図9は図4の印字部の分解斜視図である。
印字部11を構成する印字ヘッド部13は、その片側側面のヘッド支持板17に支持されている。ヘッド支持板17は、回転軸S1(図6および図8参照)を中心にして揺動自在の状態で軸支されている。これにより、印字ヘッド部13は、その前方部が後方の回転軸S1を中心に上下方向に揺動(すなわち、開閉)自在の状態で支持されている。
ヘッド支持板17においてダンパ部15側の端部(回転軸S1を境にしてヘッド支持板17の前方部と対極の位置)には抑止部17a(図5、図6および図8参照)が一体形成されている。この抑止部17aの先端側においてダンパ部15を向く面には、その面から突出するピン17b(図6および図8参照)が設けられている。
印字ヘッド部13は、サーマルヘッド部18(図7(b)および図8参照)を備えている。サーマルヘッド部18は、その印字面に配置された印字ライン18Lの発熱抵抗体により連続紙Pのラベル等に印字を行う印字手段であり、その印字面を通紙ルートに向けた状態で印字ヘッド部13の下面に設置されている。印字ライン18Lには、通電により発熱する複数の発熱抵抗体(発熱素子)が連続紙Pの幅方向(連続紙Pの搬送方向に対し直交する方向)に沿って並んで配置されている。
印字ヘッド部13の前方側の下面にはサーマルヘッド部18を挟むように凹状爪部19,19(図7(b)および図8参照)が設けられている。また、印字ヘッド部13の下面において凹状爪部19の後方には、印字ヘッド部13の両側面から外方に突出するピン20,20が設けられている。
このような印字ヘッド部13は、回転軸S1(図6および図8参照)に装着されたトーションバネ21により開方向に付勢されているが、印字ヘッド部13の下部のピン20,20に、支持台14のロック爪部22,22が引っ掛かることにより閉止状態が維持されている。ロック爪部22は、上記ヘッドロックレバー部16を図5の右方向に引くと、それに連動して図5の右方向に移動し、ピン20から外れるようになっている。ロック爪部22がピン20から外れると、図7(b)に示すように、印字ヘッド部13は、トーションバネ21の付勢力により自動的に開くようになっている。
また、印字ヘッド部13の閉止状態時には、印字ヘッド部13の凹状爪部19,19(図7(b)および図8参照)がプラテンローラ部23のプラテン軸23s(図4、図7および図5参照)の両端部に嵌められるとともに、印字ヘッド部13に設けられた押圧装置によりサーマルヘッド部18の印字面が下方のプラテンローラ部23(図4および図7(a),(b)参照)に押し付けられるようになっている。
プラテンローラ部23は、用紙供給部10から繰り出された連続紙Pを通紙ルートに沿って発行口5(図1参照)へ搬送する搬送手段であり、正逆方向に回転可能な状態で支持台14の支持フレーム14a(図5および図9参照)に軸支されている。
プラテンローラ部23のプラテン軸23sの軸方向一端には、ギアG1(図6参照)が接続されている。このギアG1側のプラテン軸23sは、例えば、タイミングベルト(図示せず)等を介してステッピングモータのような駆動体(図示せず)の回転軸に係合されている。また、ギアG1は、連結ギアG2,G3を介してギアG4に接続されている(図6参照)。
また、支持台14の上面においてプラテンローラ部23よりも搬送上流には、連続紙Pの搬送をガイドする用紙ガイド部(図9参照)24が設置されている。この用紙ガイド部24は、その上面高さが搬送上流から搬送下流に向かって高くなるように傾斜した状態で設置されている。また、用紙ガイド部24の上面には、連続紙Pの搬送方向に沿って延びる突部が、連続紙Pの幅方向に沿って予め決められた間隔毎に配置されている。これにより、用紙ガイド部24と連続紙Pとの接触面積を低減することができるので、連続紙Pを良好に搬送することができる。また、粘着剤が露出する台紙無しラベル等のような連続紙Pでも良好に搬送することができる。用紙ガイド部24の上面の突部は、連続紙Pの搬送方向に延びる突部に限らず、点状の突部としても良い。
なお、印字部11の通紙ルートにおいてサーマルヘッド部18とダンパ部15との間には、用紙位置検出センサ(図示せず)が設けられている。この用紙位置検出センサは、連続紙Pに形成された位置検出マークや隣り合うラベル間の台紙部分を検出することにより連続紙Pのラベルの位置を検出するセンサであり、例えば、光反射型または光透過型のセンサにより構成されている。
印字工程時には、サーマルヘッド部18をプラテンローラ部23側に押し付け、サーマルヘッド部18とプラテンローラ部23との間に連続紙Pを挟み込んだ状態でプラテンローラ部23を回転させることにより連続紙Pを搬送する。そして、用紙位置検出センサにより検出された情報に基づいて印字タイミングを図り、サーマルヘッド部18に送信された印字信号により印字ライン18Lの発熱抵抗体を選択的に発熱させる。これにより、連続紙Pの搬送途中において連続紙Pのラベルに、文字、記号、図形またはバーコード等のような所望の情報を印字する。
次に、印字部11を構成するダンパ部15について説明する。
アウターダンパ部15aは、印字部11の側面を見た場合に前方側から後方側に向かって斜め下方に延びており、前方側の回転軸S3(図5および図7参照)を中心にして、後方部が上下方向に揺動自在の状態でダンパ支持部材25に支持されている。なお、図6のコイルバネ26は、アウターダンパ部15aが上方側(後方側)に行きすぎないように抑制するとともに、アウターダンパ部15aを揺動自在の状態で支持する部材である。
また、アウターダンパ部15aには、ガイド機構部(ガイド手段)27が設けられている。ガイド機構部27は、幅調整ガイド部(ガイド片)27aと、ガイド操作部27bとを備えている。幅調整ガイド部27aは、用紙供給部10から搬送された連続紙Pの幅方向の片側の側縁に当接し、連続紙Pの搬送をガイドする構成部であり、回転軸S3,S4の軸方向に沿って移動自在の状態でアウターダンパ部15aの下部に設置されている。一方、ガイド操作部27bは、幅調整ガイド部27aを連続紙Pの幅に合わせて移動するとともに、幅調整ガイド部27aの位置を固定するための摘みであり、幅調整ガイド部27aに接続され、回転軸S3,S4の軸方向に沿って移動自在の状態でアウターダンパ部15aの背面側に設置されている。
このようなアウターダンパ部15aを支持するダンパ支持部材25は、前方部側の回転軸S5(図5および図6参照)を中心にして後方部が上下方向に揺動自在の状態でプリンタ1内に支持されている。このダンパ支持部材25の上部には、ダンパ支持部材25の長手方向に沿って延びる長溝部(誘導部)25a(図6参照)が形成されている。この長溝部25aには、上記ヘッド支持板17のピン17bが長溝部25aに沿って移動自在の状態で嵌められている。これにより、ダンパ支持部材25は、ヘッド支持板17と係合されている。また、ダンパ支持部材25は、その後方部が回転軸S5に装着されたトーションバネ28(図6参照)により回転軸S5(図5および図6参照)を中心にして上方に開く方向(ダンパ部15全体が上がる方向)に付勢されているが、ヘッド支持板17の抑止部17aが抑止位置(アウターダンパ部15a側)に位置している間は抑止部17aに抑えられ、閉止状態が維持されている。この構成により、ダンパ部15は、印字ヘッド部13の開閉に連動して上下に移動(開閉)可能になっている。
すなわち、印字ヘッド部13を開くと、抑止部17aが長溝部25aに沿って抑止位置(アウターダンパ部15a側)から抑止解除位置(回転軸S5側)に移動する結果、ダンパ支持部材25の開動作に対する抑止が解除されダンパ部15が持ち上がる。これにより、連続紙Pを挿通する間口が広くなり、ダンパ部15の下部の視認性を向上させることができる。このため、用紙供給部10から引き出された連続紙Pを後述の幅調整ガイド部に引っ掛けることなく、ダンパ部15の下に容易にくぐらせることができる。したがって、連続紙Pをプリンタ1の通紙ルートに挿通する作業を容易にすることができる。一方、印字ヘッド部13を閉じると、抑止部17aが長溝部25aに沿って抑止解除位置から抑止位置に移動する結果、それに連動してダンパ部15が下がり元の高さに戻る。これにより、ダンパ部15の閉じ忘れを防止することができる。このため、連続紙Pに張力が付与されない状態で印字してしまう不具合を防止することができる。また、連続紙Pの一連の挿通作業を簡単化することができる。さらに、ダンパ部15を手動で開くための機構部を別に設けないで済む上、ダンパ部15の開動機構部と閉動機構部とを互いに兼用させているので、構造を簡単化することができる上、部品点数を低減することができる。このため、プリンタ1のコストを低減できる上、プリンタ1の小型化を推進することができる。
上記したダンパ部15の開閉機構は、上記構成に限定されるものではなく、例えば以下のようにしても良い。すなわち、ダンパ支持部材25は、その後方部が回転軸S5に装着されたトーションバネ28により回転軸S5を中心にして閉じる方向(ダンパ部15全体が下がる方向)に付勢されていても良い。この場合、印字ヘッド部13を開くと、抑止部17aが長溝部25aに沿って抑止位置から抑止解除位置に移動するにつれて、ダンパ支持部材25の後方部が上がるように引っ張るようになっている。これにより、ダンパ部15の後方部が印字ヘッド部13の開動作に連動して開く。一方、印字ヘッド部13を閉じると、抑止部17aが長溝部25aに沿って抑止解除位置から抑止位置に移動するにつれて、トーションバネ28の作用によりダンパ支持部材25の後方部が下がるようになっている。これにより、ダンパ部15の後方部が印字ヘッド部13の閉動作に連動して閉じる。この場合、印字ヘッド部13側のトーションバネ21の付勢力が、ダンパ支持部材25側のトーションバネ28の付勢力よりも大きくなるように設定されている。
上記したダンパ部15を構成するインナーダンパ部15bは、印字部11の側面を見た場合に、アウターダンパ部15aとは逆に後方側から前方側に向かって斜め下方に延びており、後方側の回転軸S4(図5および図7参照)を中心にして、前方部が上下方向に揺動自在の状態でアウターダンパ部15aの後方部に支持されている。
印字工程時において、インナーダンパ部15bの用紙接触部は、アウターダンパ部15aの用紙接触部よりも連続紙Pの搬送下流に位置している。すなわち、インナーダンパ部15bの用紙接触部は、印字ヘッド部13とアウターダンパ部15aの用紙接触部との間に配置されている。
また、通紙前段階において、インナーダンパ部15bの用紙接触部の高さは、アウターダンパ部15aの用紙接触部の高さよりも低い位置に配置されている。すなわち、インナーダンパ部15bの用紙接触部の高さは、アウターダンパ部15aの用紙接触部とプリンタ1の筐体内の底面との間に配置されている。
このようなインナーダンパ部15bを設けたことにより、裏巻きラベルの場合であっても連続紙Pbがインナーダンパ部15bに接触した状態で通紙ルートに挿通される。このため、裏巻きラベルの場合であってもインナーダンパ部15bにより連続紙Pbに対して充分な張力を付与することができるので、連続紙Pbを良好に搬送でき、印字品質を確保することができる。
また、インナーダンパ部15bをアウターダンパ部15aに軸支したことにより、プリンタ1の大型化を招くことなく、裏巻きラベルの場合でも充分な張力を付加することが可能なダンパ機能を追加することができる。
ところで、本実施の形態のプリンタ1においては、ダンパ部15の下方のプリンタ1内の筐体内の底部29に凹部30(図5参照)が形成されている。ここで、凹部30および幅調整ガイド部27aについて図10〜図15を参照して説明する。図10(a)は図5のダンパ部の要部拡大側面図、図10(b)は印字工程における図10(a)のダンパ部の要部拡大側面図、図11(a)はバックフィード工程における比較例のダンパ部の要部拡大側面図、図11(b)は図11(a)のダンパ部を上方から見た平面図、図12はバックフィード工程における図10(a)のダンパ部の要部拡大側面図、図13は図10のダンパ部の要部斜視図、図14は印字部を背面側から見たダンパ部とその周辺の要部斜視図、図15は印字部を背面側から見たダンパ部とその周辺の要部拡大斜視図である。
図10に示すように、凹部30は、内壁面30a,30bと、これらの間の底面30cとを有しており、幅調整ガイド部27aの下端部がプリンタ1の筐体内の底面29aよりも下方に位置するように形成されている。すなわち、凹部30は、幅調整ガイド部27aよりも搬送下流に配置された内壁面(壁面)30aが幅調整ガイド部27aの下端部よりも高くなるように形成されている。
ここで、プリンタ1の動作には、連続紙Pの位置を調整する等ために、連続紙Pを印字のために搬送する方向とは逆の方向に搬送する、いわゆるバックフィードがある。このバッフィードにおいては、図11(a)に示すように、連続紙Pがプリンタ1の筐体内の底面29aに接触し撓んでしまう場合があるが、その場合、連続紙Pが、幅調整ガイド部27aの下端よりも下方に位置するので、図11(b)の二点鎖線で示すように、幅調整ガイド部27aで規定された範囲から外れてしまう場合がある。しかし、その状態で印字動作に戻ると、連続紙Pが幅調整ガイド部27aに乗り上げ、ダンパ部15が機能しない状態で搬送されてしまう結果、印字位置が予定位置からずれたり、印字濃度が薄くなったりし、印字品質が低下する問題がある。
これに対して、本実施の形態においては、図12に示すように、バックフィードに際して、連続紙Pがプリンタ1の筐体内の底面29aに接触し撓んでしまっても、幅調整ガイド部27aの下端部が凹部30内に位置し、プリンタ1の筐体内の底面29aよりも下方に位置しているので、連続紙Pは幅調整ガイド部27aで決められた範囲内から外れることがない。このため、印字動作に戻った場合に、連続紙Pが幅調整ガイド部27aに乗り上げることもないので、ダンパ部15の機能が損なわれることもない。したがって、印字位置が予定位置からずれたり、印字濃度が薄くなったりする不具合を回避することができるので、プリンタ1の印字品質を確保することができる。
上記のことから凹部30の位置は、プリンタ1の筐体内の底面29aの面内において、バックフィード時に連続紙Pが着地する位置よりも搬送上流側に位置し、凹部30の内壁面30aがバックフィード時に連続紙Pが着地する位置と幅調整ガイド部27aとの間に位置するようにしてもよい。本実施の形態においては、インナーダンパ部15bが連続紙Pに当接する位置が、凹部30の内壁面30aの位置よりも、連続紙Pの搬送方向下流に位置する。このため、バックフィード時に連続紙Pがインナーダンパ部15bに当たるので、凹部30よりも搬送下流の底面29aに着地する。その結果、凹部30の内壁面30aがバックフィード時に連続紙Pが着地する位置と幅調整ガイド部27aとの間に位置するようになっている。
また、凹部30の搬送下流側の内壁面30aと搬送上流側の内壁面30bは、プリンタ筐体内の底面29aに対して傾斜した状態で形成されている。搬送下流側の内壁面30aは、印字方向に沿って次第に高くなるように形成されている。
また、凹部30の搬送下流側の内壁面30aの傾斜角度θ1は、凹部30の搬送上流側の内壁面30bの傾斜角度θ2よりも大きくなっている(θ1>θ2)。これは、図10(b)に示すように、印字工程時の連続紙Pの流れが、ダンパ部15の搬送上流から緩やかに入って、ダンパ部15の搬送下流側で急激に上がるようになっていることに合わせたものである。これにより、連続紙Pを良好に搬送することができる。壁面は、前記プリンタ筐体内の底面に形成された段差部の一部である。
幅調整ガイド部27aの下端部は、図10および図15等に示すように、凹部30内に位置しているが、凹部30の底面には接触しておらず、凹部30の底面から予め決められた距離だけ離れている。この幅調整ガイド部27aの下端部は、例えば、円弧状に形成しても良い。
また、幅調整ガイド部27aの下端部は、図15に示すように、下方先端に向かって次第に連続紙Pの幅方向外方(連続紙Pから離間する方向:図15の左方向)に曲がっている。これにより、幅方向外方に移動する連続紙Pをもとの幅方向内方の位置に戻すようになっている。なお、図15では、幅調整ガイド部27aを見易くするためにその一部にハッチングを付した。また、図15において、連続紙Pは、幅調整ガイド部27aの右側にセットされる。
また、図13〜図15に示すように、プリンタ1の筐体内の底面29aの一部、凹部30の内面(内壁面30a,30bおよび底面30c)には、連続紙Pの搬送方向に沿って延びる突部31が、連続紙Pの幅方向に沿って予め決められた間隔毎に複数配置されている。これにより、プリンタ1の筐体内の底面29a(凹部30の内面を含む)と連続紙Pとの接触面積を低減することができるので、連続紙Pを良好に搬送することができる。また、粘着剤が露出する台紙無しラベル等のような連続紙Pを良好に搬送することができる。さらに、凹部30を設けたことにより、プリンタ1の筐体内の底部29の機械的強度が低下する場合があるが、複数の突部31を設けたことにより、プリンタ1の筐体内の底部29の機械的強度を確保することができる。
次に、凹部30の変形例を図16に示す。図16(a)はプリンタのダンパ部の要部拡大側面図、図16(b)はバックフィード工程における図16(a)のダンパ部の要部側面図である。
上記においては、凹部30の内壁面30a,30bが傾斜している場合について説明したが、図16においては、凹部30の内壁面が傾斜しておらずプリンタ1の筐体内の底面29aに対してほぼ垂直に形成されている。この場合、図16(b)に示すように、バックフィード工程時に連続紙Pが凹部30内に入り難くすることができるので、連続紙Pの幅方向の位置ずれを防止することができる。これ以外は上記と同じである。
次に、幅調整ガイド部27aと突起部31との関係例を図17に示す。図17(a)はプリンタの幅調整ガイド部と筐体底部との要部拡大側面図、図17(b)はプリンタの幅調整ガイド部と筐体底部とを前面側から見た要部拡大正面図である。
ここでは、幅調整ガイド部27aの底辺を、筐体の底面29aと突起部31の高さの中間に位置させている。これにより、幅調整ガイド部27aの下部が連続紙Pの位置よりも下方に位置することになるので、バックフィード時等において連続紙Pの幅方向の位置ずれを防止することができる。これ以外は上記と同じである。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態はすべての点で例示であって、開示された技術に限定されるものではないと考えるべきである。すなわち、本発明の技術的な範囲は、前記の実施の形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものでなく、あくまでも特許請求の範囲の記載に従って解釈されるべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲の要旨を逸脱しない限りにおけるすべての変更が含まれる。
前記実施の形態においては、印字媒体として複数枚のラベルを台紙に仮着した連続紙を用いた場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、一方面に粘着面を有する連続状のラベル(台紙無しラベル)、粘着面を有しない連続状のシート(連続シート)あるいは紙類に限らずサーマルヘッドにより印字可能なフィルム等を印字媒体として使用することもできる。台紙無しラベル、連続シートまたはフィルムは位置検出マークを有することができる。また、粘着剤が露出する台紙無しラベルなどを搬送する場合には、搬送路を非粘着コーティングするとともにシリコーンを含有したローラを設けることができる。
また、本発明の実施形態に係るプリンタは、媒体供給部から供給された印字媒体を印字方向に沿って搬送する途中において前記印字媒体に印字を施す印字手段と、前記印字方向において前記印字手段よりも搬送上流の下方に、前記印字媒体の少なくとも一方の側縁に接触し、前記印字媒体の搬送をガイドするガイド片を備えるガイド手段と、を備え、プリンタ筐体内の底面の一部に凹部を形成し、前記ガイド片の一部が前記凹部内に位置することを特徴とする。
これによれば、バックフィードまたはロール状の連続紙の回転方向の慣性において、ガイド片の下端部が印字媒体よりも下方に位置するので、印字媒体がガイド片で決められる範囲内から外れることがない。このため、印字動作に戻った場合に印字媒体がガイド片に乗り上げることもないので、プリンタの印字品質を確保することができる。
また、本発明の実施形態に係るプリンタは、前記印字手段と前記媒体供給部との間に、前記印字媒体に張力を付与するダンパ部を設け、前記ダンパ部に前記ガイド手段を設けたことを特徴とする。
これによれば、バックフィードから印字動作に戻った場合に印字媒体がガイド片に乗り上げることもないので、ダンパ部の機能が損なわれることもない。このため、プリンタの印字品質を確保することができる。
また、本発明の実施形態に係るプリンタは、前記ダンパ部にインナーダンパ部を備え、前記インナーダンパ部が前記印字媒体に当接する位置が、前記凹部の位置よりも、前記印字媒体の印字方向において搬送方向下流に位置することを特徴とする。
これによれば、印字媒体がガイド片で決められる範囲内から外れることを防止することができるので、プリンタの印字品質を確保することができる。
以上の説明では、本発明を、プリンタへの入力操作がパーソナルコンピュータを介さずに行われるスタンドアロン型のプリンタに適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、プリンタへの入力操作がパーソナルコンピュータを介して行われるオンライン型のプリンタにも適用しても良い。
1 プリンタ
10 用紙供給部
11 印字部
13 印字ヘッド部
14 支持台
14a 支持フレーム
15 ダンパ部
15a アウターダンパ部
15b インナーダンパ部
17 ヘッド支持板
18 サーマルヘッド部
18L 印字ライン
23 プラテンローラ部
23s プラテン軸
24 用紙ガイド部
25 ダンパ支持部材
27 ガイド機構部
27a 幅調整ガイド部
27b ガイド操作部
29 底部
29a 底面
30 凹部
30a,30b 内壁面
30c 底面
31 突部
32a,32b ブロック部材
P,Ps,Pb 連続紙

Claims (13)

  1. 印字媒体を搬送する搬送部と、
    前記印字媒体に印字を施す印字部と、
    前記印字よりも前記印字媒体の搬送方向上流側に設けられ、前記印字媒体の少なくとも一方の側縁に接触して前記印字媒体の搬送をガイドするガイド部と
    リンタ筐体内の底面の一部に連続して形成された凹部と、を備え、
    前記凹部の、前記印字媒体の幅方向における長さは、前記印字媒体の幅方向の長さよりも長く形成されており、
    前記印字媒体の搬送をガイドする前記ガイド部の一部が前記凹部内に位置し、かつ前記凹部の底面から離れている、プリンタ。
  2. 印字媒体を搬送する搬送部と、
    前記印字媒体に印字を施す印字部と、
    前記印字部よりも前記印字媒体の搬送方向上流側に設けられ、前記印字媒体の少なくとも一方の側縁に接触して前記印字媒体の搬送をガイドするガイド部と、
    プリンタ筐体内の底面の一部に形成された凹部と、を備え、
    前記凹部の、前記印字媒体の幅方向における長さは、前記印字媒体の幅方向の長さよりも長く形成されており、
    前記ガイド部は、前記凹部の底面から離間した位置で支持されており、前記ガイド部の一部が前記凹部内に位置する、プリンタ。
  3. 前記ガイド部は前記凹部の底面から離れている、請求項2記載のプリンタ。
  4. 前記印字部よりも前記印字媒体の搬送方向上流側に、前記印字媒体に張力を付与するダンパ部を設け、前記ダンパ部に前記ガイド部を設けた、請求項1ないし3のいずれかに記載のプリンタ。
  5. 前記ダンパ部は揺動可能である、請求項4記載のプリンタ。
  6. 前記ダンパ部はインナーダンパ部を備え、
    前記インナーダンパ部が前記印字媒体に当接する位置が、前記凹部の位置よりも、前記印字媒体の搬送方向下流側に位置する、請求項4または5記載のプリンタ。
  7. 前記ダンパ部は、
    アウターダンパ部と、
    前記アウターダンパ部に揺動可能に支持されたインナーダンパ部と、を有する、請求項4ないし6のいずれかに記載のプリンタ。
  8. 前記インナーダンパ部は、前記アウターダンパ部の搬送方向上流側に支持され、搬送方向下流側に向かうにつれて前記プリンタ筐体内の底面に近づく方向に傾斜して設けられている、請求項7記載のプリンタ。
  9. 前記インナーダンパ部が前記印字媒体に当接するインナーダンパ部の用紙接触部が、前記アウターダンパ部が前記印字媒体に当接するアウターダンパ部の用紙接触部よりも下流側に配置されている、請求項7または8記載のプリンタ。
  10. 前記搬送部は、前記印字媒体を前記印字部の上流側または下流側に向けて搬送可能である、請求項1ないし9のいずれかに記載のプリンタ。
  11. 前記凹部はプリンタ筐体内の底面の一部に連続して形成されている、請求項2ないし10のいずれかに記載のプリンタ。
  12. 前記印字媒体は、長尺状の台紙と、
    前記台紙上に、所定間隔毎に複数仮着されたラベルと、を有する、請求項1ないし11のいずれかに記載のプリンタ。
  13. 前記凹部の底面から離間する高さ方向における前記ガイド部の下端部は、前記プリンタ筐体内の底面と前記凹部の底面の間に位置し、
    前記ガイド部は、前記凹部内において前記印字媒体の幅方向に移動可能である、請求項1ないし12のいずれかに記載のプリンタ。
JP2013268262A 2013-12-26 2013-12-26 プリンタ Active JP6594605B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013268262A JP6594605B2 (ja) 2013-12-26 2013-12-26 プリンタ
EP14875278.5A EP3088192B1 (en) 2013-12-26 2014-12-25 Printer
CN201480070601.8A CN105848909B (zh) 2013-12-26 2014-12-25 打印机
US15/108,031 US9718285B2 (en) 2013-12-26 2014-12-25 Printer
MYPI2016702277A MY179262A (en) 2013-12-26 2014-12-25 Printer
PCT/JP2014/084353 WO2015099061A1 (ja) 2013-12-26 2014-12-25 プリンタ
JP2019174440A JP6889763B2 (ja) 2013-12-26 2019-09-25 プリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013268262A JP6594605B2 (ja) 2013-12-26 2013-12-26 プリンタ

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019174440A Division JP6889763B2 (ja) 2013-12-26 2019-09-25 プリンタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015123627A JP2015123627A (ja) 2015-07-06
JP6594605B2 true JP6594605B2 (ja) 2019-10-23

Family

ID=53478905

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013268262A Active JP6594605B2 (ja) 2013-12-26 2013-12-26 プリンタ

Country Status (6)

Country Link
US (1) US9718285B2 (ja)
EP (1) EP3088192B1 (ja)
JP (1) JP6594605B2 (ja)
CN (1) CN105848909B (ja)
MY (1) MY179262A (ja)
WO (1) WO2015099061A1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6669425B2 (ja) * 2013-12-26 2020-03-18 サトーホールディングス株式会社 プリンタ
JP6889763B2 (ja) * 2013-12-26 2021-06-18 サトーホールディングス株式会社 プリンタ
JP6244200B2 (ja) * 2013-12-26 2017-12-06 サトーホールディングス株式会社 プリンタ
CN106394005A (zh) * 2016-08-31 2017-02-15 竹林伟业科技发展(天津)股份有限公司 一种无底纸打印机通道***
EP3403836B1 (en) * 2016-10-04 2022-05-04 Sato Holdings Kabushiki Kaisha Printer
EP3401110B1 (en) 2016-10-04 2022-08-03 Sato Holdings Kabushiki Kaisha Printer
CN110573348B (zh) * 2017-09-26 2020-12-18 佐藤控股株式会社 打印机
TWM559807U (zh) * 2018-01-29 2018-05-11 Tsc Auto Id Technology Co Ltd 印表機碳帶張力穩定回拉機構
CN111823735A (zh) * 2020-07-30 2020-10-27 河南奥德利数码科技有限公司 一种打印机可调阻力收放支架
USD973765S1 (en) * 2021-04-26 2022-12-27 Top Vending Machine Electronics Co., Ltd. Printing machine
USD980902S1 (en) * 2021-07-12 2023-03-14 International Currency Technologies Corporation Printer
JP2024063482A (ja) * 2022-10-26 2024-05-13 東芝テック株式会社 プリンタ

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6250959U (ja) * 1985-09-14 1987-03-30
JPS6250958U (ja) * 1985-09-14 1987-03-30
JPH0442286Y2 (ja) 1986-11-28 1992-10-06
JPH0551655U (ja) * 1991-12-19 1993-07-09 村田機械株式会社 ロール記録紙のカール除去機構
JP2813291B2 (ja) * 1993-11-30 1998-10-22 三菱電機株式会社 用紙積載装置
US5820283A (en) * 1996-12-17 1998-10-13 Hewlett-Packard Company Print media handling system including dual incline support for controlling pen to paper spacing
KR100417833B1 (ko) * 2002-02-27 2004-02-05 코리아프린팅시스템 주식회사 미니프린터용 페이퍼 가이드 장치
JP2005238752A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Sato Corp プリンタ
JP2012056223A (ja) * 2010-09-10 2012-03-22 Seiko Epson Corp 紙搬送装置および印刷装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20160325563A1 (en) 2016-11-10
WO2015099061A1 (ja) 2015-07-02
EP3088192A4 (en) 2017-12-20
EP3088192A1 (en) 2016-11-02
CN105848909A (zh) 2016-08-10
CN105848909B (zh) 2018-02-23
US9718285B2 (en) 2017-08-01
JP2015123627A (ja) 2015-07-06
EP3088192B1 (en) 2019-01-16
MY179262A (en) 2020-11-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6594605B2 (ja) プリンタ
JP6309266B2 (ja) プリンタ
JP6244200B2 (ja) プリンタ
WO2015099057A1 (ja) プリンタ
JPWO2018066155A1 (ja) プリンタ
JP6460761B2 (ja) プリンタ
JP6895447B2 (ja) プリンタ
JP6324062B2 (ja) プリンタ
JP6669425B2 (ja) プリンタ
JP6889763B2 (ja) プリンタ
JP6723336B2 (ja) プリンタ
JP6449967B2 (ja) プリンタ
JP6970159B2 (ja) プリンタ
JP6770558B2 (ja) プリンタ
JP6698801B2 (ja) プリンタ
JP6632700B2 (ja) プリンタ
JP6366212B2 (ja) プリンタ
JP6526117B2 (ja) ロール支持体およびそれを備えるプリンタ
JP6701315B2 (ja) プリンタ
JP6381104B2 (ja) プリンタ
JP2015123629A (ja) プリンタ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140917

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160920

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171003

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180424

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20180522

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20180522

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180821

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190205

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190404

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190606

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190827

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190925

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6594605

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250