JP6591833B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、経血やおりものなどを吸収するための生理用ナプキン、パンティライナー、失禁パッド等の吸収性物品、詳しくは装着状態でのズレ止めを図るために裏面シートの外面側にズレ止め粘着剤層が形成された吸収性物品であって、装着時に吸収性物品が変形しても前記ズレ止め粘着剤層同士が接着しにくい構造を備えた吸収性物品に関する。
従来より、生理用ナプキン、パンティライナー、失禁パッドなどの吸収性物品Nとしては、例えば図6に示されるように、ポリエチレンシートまたはポリエチレンシートラミネート不織布などからなる不透液性裏面シート50と、不織布または透孔性プラスチックシートなどからなる透液性表面シート51との間に綿状パルプなどからなる吸収体52を介在させたものが知られている。
この種の吸収性物品Nとしては、装着状態でのズレ止めを図るために、非肌当接面側に1または複数条の粘着剤層53、53…を形成し、かつナプキン本体の長手方向両側に、外方に延在するウイング状フラップW、Wを一体的に形成するとともに、このウイング状フラップW、Wの不透液性裏面シート50側の面(外面)に粘着剤層54、54を設けるようにしたものが存在する。
前記吸収性物品Nを下着60に固定する際には、図7に示されるように、吸収性物品Nを局所にあてがい、側方に突出する前記ウイング状フラップW、Wを下着60より取り出し、両ウイング状フラップW、Wを折返し線RL、RLで折返し、下着のクロッチ部分を巻き込むようにしながら下着60の股間部外面に接着するようにする。
一方、前記吸収性物品Nを個装するに際しては、前記粘着剤層53…、54…を紙又はフィルムからなる剥離シートによって被覆するとともに、吸収性物品Nの外面側に包装シートを配置し、吸収性物品N、剥離シート及び包装シートを共に長手方向に三つ折り又は四つ折りとし、側縁部分をヒートシールするとともに、開封部をタグテープ等により止着するようにしていた。
この種の吸収性物品にも幾多の改良が重ねられ、装着中のズレやヨレを抑えて肌との密着性を高めるための手段が種々講じられている。例えば、下記特許文献1においては、吸収体の非肌当接面側であって吸収性物品の幅方向中央部に長手方向に沿ってエンボス溝が形成され、前記エンボス溝を含む中央部領域にはズレ止め粘着剤層が形成されず、その両側に吸収性物品の長手方向に沿ってズレ止め粘着剤層が形成されている吸収性物品が開示されている。
また、下記特許文献2においては、吸収体の存在する領域において裏面シートの非肌面側には、着衣に固着するためのズレ止め部が配置されており、前記ズレ止め部が縦方向に所定の間隔をあけてその長さを幅方向に向けて複数配列された領域を有している吸収性物品が開示されている。
更に、下記特許文献3においては、下着当接面側に接着性ズレ止め手段が形成され、かつ吸収体の表面に吸収体中高部および/または吸収体両側部に左右対の側部フィットエンボスが形成された吸収性物品において、前記接着性ズレ止め手段は、吸収性物品の短手方向長さが異なる少なくとも2種以上のパターンを有し、吸収性物品の少なくとも股間部領域に相対的に短手方向長さが短い接着性ズレ止めパターンが配置されるとともに、吸収性物品の少なくとも前後端部領域に相対的に短手方向長さが長い接着性ズレ止めパターンが配置された吸収性物品が開示されている。
特開2012−95685号公報 特開2012−50716号公報 特開2003−10245号公報
しかしながら、上記特許文献1〜3に記載の吸収性物品ではいずれも、図8(A)に示されるように、吸収体の身体に対するフィット性を向上させ、横漏れ等を防止するために肌当接面側に形成されたフィットエンボス55と、非肌当接面側に形成されたズレ止め用の粘着剤層53とが厚み方向に重なる領域に設けられているため、同図8(B)に示されるように、装着状態で脚の付け根の内側部分によって幅方向両側から内方側に向けて脚圧が作用したとき、前記フィットエンボス55を基点として吸収体が幅方向に収縮変形するのに伴って、ズレ止め粘着剤層同士がくっついて、下着との接着が図れなくなる問題が生じていた。
また、図9に示されるように、ウイング状フラップW、W基端の前後領域56、56…は、装着時に前記脚圧が作用することによって吸収体52が幅方向内方側に収縮する股間領域と、脚圧が作用しない前後領域との境界部分に当たるとともに、装着状態で脚を前後に動かしたときに脚圧が作用したり解除されたりを繰り返す領域に当たり、かつ下着のクロッチ部分を折り返して下着の股間部外面に接着したウイング状フラップWによって引張力が作用しやすい領域に当たるため、特に大きな歪みが生じる領域である。このため、この領域にズレ止め粘着剤層を配設すると、ズレ止め粘着剤層同士がくっついて、下着に固定できないばかりか、ズレ止め粘着剤層同士が接着することによって吸収性物品が歪んだ状態が保持されるため、肌面との密着性が損なわれるおそれがあった。
そこで本発明の主たる課題は、装着時の吸収性物品の変形によりズレ止め粘着剤層同士が接着するのを防止するとともに、肌面との密着性を高めた吸収性物品を提供することにある。
上記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、透液性表面シートと裏面シートとの間に吸収体が介在された本体部分の両側部にそれぞれ、装着時に下着のクロッチ部分を巻き込むようにして固定されるウイング状フラップが形成されるとともに、前記裏面シートの外面にズレ止め粘着剤層が形成され、かつ前記吸収体の肌側面からの圧搾により左右対のフィットエンボスが形成された吸収性物品において、
前記ズレ止め粘着剤層は、前記フィットエンボスと吸収性物品の厚み方向に重ならない領域に形成され、かつ前記ズレ止め粘着剤層は、前記フィットエンボスより幅方向外側において、前記ウイング状フラップが本体部分から幅方向外方側に延在し始める基端部の前端と後端との間の吸収性物品前後方向の範囲内に含まれるように形成された股間部用粘着部と、前記股間部用粘着部の前側及び後側にそれぞれ、粘着剤層が塗布されない離間部を介して形成された前部用粘着部と後部用粘着部とを含み、前記前部用粘着部は前記ウイング状フラップの基端部の前端より前後方向の前側に位置し、前記後部用粘着部は前記ウイング状フラップの基端部の後端より前後方向の後側に位置し、前記粘着剤層が塗布されない離間部が前記ウイング状フラップの基端部の前端領域および後端領域にそれぞれ設けられていることを特徴とする吸収性物品が提供される。
上記請求項1記載の発明では、前記ズレ止め粘着剤層を前記フィットエンボスと吸収性物品の厚み方向に重ならない領域に形成しているため、装着状態で脚の付け根の内側部分によって幅方向両側から内方側に向けて脚圧が作用したとき、前記フィットエンボスを基点として吸収体が幅方向に収縮する変形が生じても、ズレ止め粘着剤層同士がくっつくのが防止でき、ズレ止め粘着剤層と下着との接着が図れなくなる問題が解消できるようになる。
また、前記ズレ止め粘着剤層は、前記フィットエンボスより幅方向外側において、前記ウイング状フラップが本体部分から幅方向外方側に延在し始める基端部の前端と後端との間の吸収性物品前後方向の範囲内に含まれるように形成された股間部用粘着部と、前記股間部用粘着部の前側及び後側にそれぞれ、粘着剤層が塗布されない離間部を介して形成された前部用粘着部と後部用粘着部とを含み、前記前部用粘着部は前記ウイング状フラップの基端部の前端より前後方向の前側に位置し、前記後部用粘着部は前記ウイング状フラップの基端部の後端より前後方向の後側に位置し、前記粘着剤層が塗布されない離間部が前記ウイング状フラップの基端部の前端領域および後端領域にそれぞれ設けられている。つまり、前記フィットエンボスより幅方向外側に、前記股間部用粘着部と前後部用粘着部とが前後方向に沿う間欠的なパターンで形成され、この粘着剤層の離間部が、ウイング状フラップの基端の前後領域に設けられている。従って、装着時に脚圧が作用することによって特に大きな歪みが生じやすいウイング状フラップ基端の前後領域は粘着剤層の間欠部とされ、ズレ止め粘着剤層が設けられないため、この間欠部が装着時のヨレを逃がす領域として作用することによって、このウイング状フラップ基端の前後領域において吸収性物品が変形しても、ズレ止め粘着剤層同士の接着が生じなくなり、吸収性物品の歪みが抑えられるようになるとともに、吸収性物品の表面と肌面との密着性を高めることができるようになる。
請求項2に係る本発明として、前記ズレ止め粘着剤層は、吸収性物品を個装する折り線と重ならない位置に形成されている請求項1記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項2記載の発明では、吸収性物品を個装する折り線と重ならない位置に前記ズレ止め粘着剤層を形成しているため、個装状態の折り癖がついた吸収性物品を強制的に展開したときに、折り位置において裏面シートに生じる幅方向のシワによって粘着剤層同士がくっつくのが防止できるようになる。
請求項3に係る本発明として、前記股間部用粘着部は、一方のウイング状フラップの前後方向の一方側基端と他方のウイング状フラップの前後方向の他方側基端とを結ぶ仮想線およびこれと対角関係にある仮想線と重ならない前記ウイング状フラップの前後方向の中央部に設けられている請求項1、2いずれかに記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項3記載の発明では、前記股間部用粘着部を、一方のウイング状フラップの前後方向の一方側基端と他方のウイング状フラップの前後方向の他方側基端とを結ぶ仮想線およびこれと対角関係にある仮想線と重ならない前記ウイング状フラップの前後方向の中央部に設けているため、ウイング状フラップを基点とした吸収性物品のねじり変形が生じたときに、シワが生じやすい対角関係にある前記仮想線上に股間部用粘着部が位置していないので、股間部用粘着部同士の接着が防止できるようになる。
請求項4に係る本発明として、前記吸収性物品は前記ウイング状フラップより後部側において外方に延出する後部フラップを有する夜用吸収性物品とされ、
前記フィットエンボスより幅方向外側に形成されたズレ止め粘着剤層は、前記後部用粘着部の後側に間隔をあけて形成された臀部用粘着部を含んでいる請求項1〜3いずれかに記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項4記載の発明では、前記ウイング状フラップより後部側において外方に延出する後部フラップを有する夜用吸収性物品において、前記フィットエンボスより幅方向外側に形成されたズレ止め粘着剤層として、前記後部用粘着部の後側に間隔をあけて臀部用粘着部を形成することによって、臀部側での下着との固定を図っている。前記後部用粘着部と臀部用粘着部との離間部に、吸収性物品を個装する折り線が通るようにするのが好ましい。
請求項5に係る本発明として、左右の前記フィットエンボスがそれぞれ幅方向に離間する複数条で形成され、幅方向に離間する前記フィットエンボスの間に前記ズレ止め粘着剤層が形成されている請求項1〜4いずれかに記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項5記載の発明では、左右の前記フィットエンボスをそれぞれ幅方向に離間する複数条に形成した場合において、これら幅方向に離間するフィットエンボスの間に、前記フィットエンボスと吸収性物品の厚み方向に重ならないように前記ズレ止め粘着剤層を形成することによって、吸収性物品の変形による粘着剤層同士の接着を防止しつつ、下着とのより強固な固定が図れるようにしている。
以上詳説のとおり本発明によれば、装着時に吸収性物品の変形によりズレ止め粘着剤層同士が接着するのが防止できるとともに、肌面との密着性が高められるようになる。
本発明に係る生理用ナプキン1の一部破断展開図である。 図1のII−II線矢視図である。 装着状態を示す生理用ナプキン1の断面図(図1のII−II線矢視図)である。 夜用生理用ナプキン1Aの展開図である。 他の形態例に係る生理用ナプキン1の展開図である。 従来の吸収性物品Nの展開図である。 装着状態を示す斜視図である。 従来の吸収性物品Nを示す、(A)は展開状態の断面図(図6のVIII−VIII線矢視図)、(B)は装着状態の断面図である。 従来の吸収性物品Nの装着状態を示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
〔生理用ナプキン1の基本構成〕
本発明に係る生理用ナプキン1は、図1及び図2に示されるように、ポリエチレンシート、ポリプロピレンシートなどからなる不透液性裏面シート2と、経血やおりものなどを速やかに透過させる透液性表面シート3と、これら両シート2,3間に介在された綿状パルプまたは合成パルプなどからなる吸収体4と、必要に応じて前記吸収体4の形状保持および拡散性向上のために前記吸収体4を囲繞するクレープ紙5とから構成されている。また、前記吸収体4の周囲において、前記不透液性裏面シート2と透液性表面シート3との外縁部がホットメルトなどの接着剤やヒートシール等の接着手段によって接合され、外周に吸収体4の存在しない外周フラップ部が形成されている。また、前記透液性表面シート3の表面側(肌当接面側)からのエンボスにより、排血口部位Hを囲むように、フィットエンボス10が形成されている。前記クレープ紙5は、必要に応じて設けられ、無くてもよい。
以下、さらに前記生理用ナプキン1の構造について詳述すると、
前記不透液性裏面シート2は、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂シートなどの少なくとも遮水性を有するシート材が用いられるが、この他にポリエチレンシート等に不織布を積層したラミネート不織布や、さらには防水フィルムを介在して実質的に不透液性を確保した上で不織布シート(この場合には防水フィルムと不織布とで不透液性裏面シートを構成する。)などを用いることができる。近年はムレ防止の観点から透湿性を有するものが用いられる傾向にある。この遮水・透湿性シート材は、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を溶融混練してシートを成形した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートである。
次いで、前記透液性表面シート3は、有孔または無孔の不織布や多孔性プラスチックシートなどが好適に用いられる。不織布を構成する素材繊維としては、たとえばポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法によって得られた不織布を用いることができる。これらの加工法の内、スパンレース法は柔軟性、スパンボンド法はドレープ性に富む点で優れ、サーマルボンド法及びエアスルー法は嵩高で圧縮復元性が高い点で優れている。
前記透液性表面シート3と不透液性裏面シート2との間に吸収体4が介在された本体部分の両側部にはそれぞれ、前記透液性表面シート3の一部が側方に延在されるとともに、同じく側方に延在された不透液性裏面シート2の一部とにより、装着時に下着のクロッチ部分を巻き込むようにして固定されるウイング状フラップW、Wが形成されている。
前記不透液性裏面シート2と表面シート3との間に介在される吸収体4は、たとえばパルプ中に高吸水性樹脂を混入したもの、或いはパルプ中に化学繊維を混入させるとともに、高吸水性樹脂を混入したものが使用される。前記吸収体4は、図示のように、形状保持、および経血等を速やかに拡散させるとともに、一旦吸収した経血等の逆戻りを防止するために図示例のようにクレープ紙5によって囲繞するのが望ましい。前記パルプとしては、木材から得られる化学パルプ、溶融パルプ等のセルロース繊維や、レーヨン、アセテート等の人工セルロース繊維からなるものが挙げられ、広葉樹パルプよりは繊維長の長い針葉樹パルプの方が機能および価格の面で好適に使用される。また、前記吸収体4として、嵩を小さくできるエアレイド吸収体を用いてもよい。
また、前記吸収体4には合成繊維を混合しても良い。前記合成繊維は、例えばポリエチレン又はポリプロピレン等のポリオレフィン系、ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレート等のポリエステル系、ナイロンなどのポリアミド系、及びこれらの共重合体などを使用することができるし、これら2種を混合したものであってもよい。また、融点の高い繊維を芯とし融点の低い繊維を鞘とした芯鞘型繊維やサイドバイサイド型繊維、分割型繊維などの複合繊維も用いることができる。前記合成繊維は、体液に対する親和性を有するように、疎水性繊維の場合には親水化剤によって表面処理したものを用いるのが望ましい。
前記高吸水性樹脂としては、たとえばポリアクリル酸塩架橋物、自己架橋したポリアクリル酸塩、アクリル酸エステル−酢酸ビニル共重合体架橋物のケン化物、イソブチレン・無水マレイン酸共重合体架橋物、ポリスルホン酸塩架橋物や、ポリエチレンオキシド、ポリアクリルアミドなどの水膨潤性ポリマーを部分架橋したもの等が挙げられる。これらの内、吸水量、吸水速度に優れるアクリル酸またはアクリル酸塩系のものが好適である。前記吸水性能を有する高吸水性樹脂は製造プロセスにおいて、架橋密度および架橋密度勾配を調整することにより吸水力と吸水速度の調整が可能である。前記高吸水性樹脂の含有率は吸収体重量の10〜60%とするのが望ましい。高吸水性樹脂含有率が10%未満の場合には、十分な吸収能を与えることができず、60%を超える場合にはパルプ繊維間の絡み合いが無くなり、シート強度が低下し破れや割れ等が発生し易くなる。
本例のように、吸収体4を囲繞するクレープ紙5を設ける場合には、結果的に透液性表面シート3と吸収体4との間にクレープ紙5が介在することになり、吸収性に優れる前記クレープ紙5によって体液を速やかに拡散させるとともに、これら経血等の逆戻りを防止するようになる。
本生理用ナプキン1では、図1に示されるように、少なくとも吸収体4の肌側面からの圧搾により左右対のフィットエンボス10が形成されている。前記フィットエンボス10は、図2に示されるように、透液性表面シート3の外面(肌側面)からの圧搾により透液性表面シート3から吸収体4にかけて形成してもよいし、吸収体4の肌側面からの圧搾により吸収体4のみに形成するか、クレープ紙5の肌側面からの圧搾によりクレープ紙5および吸収体4に形成するようにしてもよい。
前記フィットエンボス10は、該フィットエンボス10を基点として、該フィットエンボス10より幅方向中央側の吸収体4を装着者の排血口部に向けて***させることにより、ナプキン表面を肌面に密着させやすくするとともに、体液の横方向への拡散を抑制して横漏れを防止するためのものである。図1に示される例では、排血口部Hを囲むように、前後方向に長い全体として略小判型の閉合形状で形成してあるが、このような閉合形状でなくても少なくとも排血口部Hの両側に略前後方向に沿って左右にそれぞれ離間した線状に形成したものでもよい。また、左右対の略前後方向に沿う線状部分は、図1に示されるように直線である必要はなく、幅方向内方側または外方側に膨出する曲線や、図4に示されるように、幅方向内方側および外方側に膨出する部分を複数有するように形成してもよい。
前記フィットエンボス10は、少なくとも排血口部Hを含む領域、好ましくは図1に示されるようにウイング状フラップWの基端部の前後方向長さとほぼ同じ長さかこれより前後方向に長い領域に形成された、ナプキン前後方向に長い縦長の略小判形、楕円形又は長円形パターンとするのがよい。
〔ズレ止め粘着剤層〕
図1に示されるように、前記透液性表面シート3と不透液性裏面シート2との間に吸収体4が介在された本体部分の非肌当接面(不透液性裏面シート2の外面)には、下着に対する固定のために所定の塗布パターンによって本体ズレ止め粘着剤層20、20…が形成されている。また、前記ウイング状フラップW、Wの不透液性裏面シート2側の面には、ウイングズレ止め粘着剤層21、21が形成されている。
前記ズレ止め粘着剤層20,21を形成する粘着剤としては、たとえばスチレン系ポリマー、粘着付与剤、可塑剤のいずれかが主成分であるものが好適に使用される。前記スチレン系ポリマーとしては、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体、スチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体、スチレン−イソブチレン−スチレン共重合体等が挙げられるが、これらのうち1種のみを使用しても、二種以上のポリマーブレンドであってもよい。この中でも熱安定性が良好であるという点で、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体が好ましい。また、前記粘着付与剤および可塑剤としては、常温で固体のものを好ましく用いることができ、粘着付与剤ではたとえばC5系石油樹脂、C9系石油樹脂、ジシクロペンタジエン系石油樹脂、ロジン系石油樹脂、ポリテルペン樹脂、テルペンフェノール樹脂等が挙げられ、前記可塑剤では例えば、リン酸トリフレシル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジオクチル等のモノマー可塑剤の他、ビニル重合体やポリエステルのようなポリマー可塑剤が挙げられる。
また、前記粘着剤を塗布する方法としては、例えば、接触式のスロット法や、非接触式のスパイラル法、オメガ法、ビート法、カーテン法等、周知の塗布方法(例えば、スプレー塗布やブレードコートなど)を採用することができる。
前記本体ズレ止め粘着剤層20は、図1に示される生理用ナプキン1の平面視で、前記フィットエンボス10とナプキン厚み方向に重ならない領域に形成されている。ナプキン厚み方向に重ならないとは、本体ズレ止め粘着剤層20とフィットエンボス10とが平面視で重なり代を有さないことであり、両者の間にナプキン平面方向に離間する離間部を有することである。
また、前記本体ズレ止め粘着剤層20は、図1に示される生理用ナプキン1の平面視で、前記フィットエンボス10より幅方向外側において、ウイング状フラップWの前後方向の形成範囲とナプキン前後方向に重なる位置に形成された股間部用粘着部22と、前記股間部用粘着部22の前後部にそれぞれ所定の間隔をあけて形成されるとともに、前記ウイング状フラップWの基端部より前後方向の端部側に位置する前部用粘着部23および後部用粘着部24とを含んでいる。
前記股間部用粘着部22は、詳しくは、前記ウイング状フラップWが本体部分から幅方向外方側に延在し始める基端部の前端Wfと後端Wbとの間のナプキン前後方向の範囲内に含まれるように形成されている。つまり、前記股間部用粘着部22は、ナプキン前後方向の長さがウイング状フラップWの基端部の前端Wfと後端Wbとの間のナプキン前後方向の長さより短く形成されるとともに、股間部用粘着部22の前端がウイング状フラップWの基端部前端Wfより後方に位置し、かつ股間部用粘着部22の後端がウイング状フラップWの基端部後端Wbより前方に位置するように配置されている。
前記前部用粘着部23および後部用粘着部24は、前記股間部用粘着部22の前側および後側にそれぞれ、粘着剤層が塗布されない離間部を介して形成されている。すなわち、フィットエンボス10の両側に設けられた本体ズレ止め粘着剤層20は、股間部用粘着部22、前部用粘着部23および後部用粘着部24の間にそれぞれ、粘着剤層が塗布されない離間部が配置されることによって、前後方向に沿って間欠的に形成されている。前記前部用粘着部23は、前記ウイング状フラップWの基端部の前端Wfより前後方向の前側に位置し、前記後部用粘着部24は、前記ウイング状フラップWの基端部の後端Wbより前後方向の後側に位置している。
また、ナプキン幅方向中央部には、前記フィットエンボス10とナプキン厚み方向に重ならない領域に、前後方向に沿って間欠的なズレ止め粘着剤層20が形成されている。この幅方向中央部のズレ止め粘着剤層20は、フィットエンボス10より前側および後側にそれぞれ形成するのが好ましく、フィットエンボス10で囲まれた範囲内には形成しないのが好ましい。フィットエンボス10で囲まれた範囲は、装着時に幅方向両側からの脚圧によって肌側に膨出する部分であるため(図3参照。)、このような領域にズレ止め粘着剤層20を形成すると、粘着剤同士が接着しやすくなる。
以上の構成からなる本生理用ナプキン1においては、本体ズレ止め粘着剤層20をフィットエンボス10とナプキン厚み方向に重ならない領域に形成しているため、図3に示されるように、装着状態で脚の付け根の内側部分によって幅方向両側から内方側に向けて脚圧が作用したとき、前記フィットエンボス10を基点として吸収体が幅方向に収縮する変形が生じても、本体ズレ止め粘着剤層20同士がくっつくのが防止でき、本体ズレ止め粘着剤層と下着との接着が図れなくなる問題が解消するようになる。
また、前記本体ズレ止め粘着剤層20は、フィットエンボス10より幅方向外側において、前記股間部用粘着部22と前後部用粘着部23、24との間に粘着剤層が形成されない離間部が設けられ、この離間部がウイング状フラップWの基端部の前端領域および後端領域にそれぞれ設けられているため、装着時に脚圧が作用することによって特に大きな歪みが生じやすいウイング状フラップ基端の前後領域(図9参照。)に前記離間部が位置し、この離間部が装着時のヨレを逃がす領域として作用することによって、ウイング状フラップW基端の前後領域においてナプキンが変形しても、本体ズレ止め粘着剤層20同士の接着が生じなくなり、ナプキンの歪みが抑えられるようになるとともに、ナプキンの表面と肌面との密着性を高めることができるようになる。
図1に示されるように、前記本体ズレ止め粘着剤層20は、生理用ナプキン1を個装する際の折り線と重ならない位置に形成するのが好ましい。図1に示される生理用ナプキン1は、ウイング状フラップWが本体部分の前後方向の略中央部に設けられた昼用の生理用ナプキンであり、個装の際には、ウイング状フラップWの前側の折り線P1にて生理用ナプキン1の前端部分を中央側に折り畳むとともに、ウイング状フラップWの後側の折り線P2にて生理用ナプキン1の後端部分を中央側に折り畳む三つ折りとされるものである。このとき、前側の折り線P1は、股間部用粘着部22と前部用粘着部23との離間部を通る位置に設けるのが好ましく、後側の折り線P2は、股間部用粘着部22と後部用粘着部24との離間部を通る位置に設けるのが好ましい。これによって、個装状態の折り癖がついた生理用ナプキン1を強制的に展開したときに、折り位置において不透液性裏面シート2に生じる幅方向のシワによって粘着剤層同士が接着するのが防止できるようになる。前記折り線P1、P2と各粘着部との間のナプキン前後方向の離間距離は、5〜30mm、好ましくは5〜20mm、より好ましくは5〜10mmとするのがよい。
前記股間部用粘着部22は、図1に示されるように、一方のウイング状フラップWの前後方向の一方側基端と他方のウイング状フラップWの前後方向の他方側基端とを結ぶ仮想線Sおよびこれと対角関係にある仮想線Sと重ならないウイング状フラップWの前後方向の中央部に設けるのが好ましい。前記仮想線Sは、装着状態でウイング状フラップWの前端および後端を基点として生理用ナプキン1のねじり変形が生じた際の中心線となるものであり、この仮想線上はナプキンのねじり変形によってシワが生じやすい部位となっている。従って、本生理用ナプキン1では、前記股間部用粘着部22をこの仮想線Sと重ならない位置に配置することにより、粘着剤同士の接着を防止している。前記仮想線Sと股間部用粘着部22との離間距離(最短距離)は、3〜20mm、好ましくは3〜8mm程度とするのがよい。
前記本体ズレ止め粘着剤層20の各部の寸法について説明すると、図1に示されるように、股間部用粘着部22の長さL1は45〜76mm、好ましくは60〜70mmとするのがよく、股間部用粘着部22と前部用粘着部23との間の離間部の長さL2は10〜30mm、好ましくは15〜25mmとするのがよく、股間部用粘着部22と後部用粘着部24との間の離間部の長さL3は10〜30mm、好ましくは15〜25mmとするのがよく、前部用粘着部23の長さL4は10〜50mm、好ましくは15〜25mmとするのがよく、後部用粘着部24の長さL5は5〜30mm、好ましくは15〜25mmとするのがよい。
また、前記本体ズレ止め粘着剤層20の幅は3〜30mm、好ましくは5〜15mmとするのがよい。前記粘着剤の目付は、20〜30g/m、好ましくは25g/m程度とするのがよい。
前記生理用ナプキン1の変形例として、図4に示されるように、ウイング状フラップWより後部側において外方に延出する後部フラップW、Wを有するとともに、この後部フラップWの不透液性裏面シート2側の面に後部フラップズレ止め粘着剤層26、26が形成された夜用生理用ナプキン1Aを用いた場合について説明する。この夜用生理用ナプキン1Aは後方に長く形成されているため、フィットエンボス10より幅方向外側において、前記後部用粘着部24の後方に更に臀部用粘着部25、25を設けるのが好ましい。
前記夜用生理用ナプキン1Aは、個装時に、3つの折り線P1、P2、P3にて折り畳むことにより四つ折りとするのが一般的であるため、前記臀部用粘着部25は、これらの折り線P2、P3と重ならない位置に形成するのが好ましい。前記臀部用粘着部25は、図4に示される例では、後部用粘着部24の後方に離間して折り線P2とP3との間に形成されているが、前記折り線P3より後方に延びるとともに、前記折り線P3位置で前後方向に離間する間欠的に形成してもよい。折り線P2は、前記後部用粘着部24と臀部用粘着部25との離間部を通るように配置するのが好ましい。
また、夜用生理用ナプキン1Aにおいては、排血口部Hを囲むフィットエンボス10の前側に離間して、略逆U字状に形成された前漏れ防止用の前側フィットエンボス11が形成されるとともに、前記フィットエンボス10の後側に離間して、略U字状に形成された後漏れ防止用の後側フィットエンボス12が形成される場合がある。この場合、ナプキン幅方向中央部に形成される本体ズレ止め粘着剤層20は、フィットエンボス10より前側において、前側フィットエンボス11と重ならない位置に間欠的に形成するとともに、フィットエンボス10より後側において、後側フィットエンボス12と重ならない位置に間欠的に形成するのが好ましい。
次に、生理用ナプキン1の他の変形例として、図5に示されるように、左右対のフィットエンボス10がそれぞれ幅方向に離間する複数条で形成された生理用ナプキン1Bについて説明する。この場合、幅方向に離間するフィットエンボスの間にも本体ズレ止め粘着剤層20を形成してもよい。図示例では、略小判型の閉合形状からなるフィットエンボス10の幅方向外側に離間して、ナプキン前後方向に沿う線状の両側フィットエンボス13、13が形成されるとともに、これらフィットエンボス10と両側フィットエンボス13との間に、これらフィットエンボス10および両側フィットエンボス13とナプキン厚み方向に重ならないように、本体ズレ止め粘着剤層27、27が形成されている。これにより、ナプキンの変形による粘着剤層同士の接着を防止しつつ、下着とのより強固な固定が図れるようになるとともに、排血口部Hにフィットする幅方向中央部の直ぐ両側が下着に固定されるため、幅方向中央部の肌との密着性が良好になり体液の漏れが防止できるようになる。前記本体ズレ止め粘着剤層27は、前記股間部用粘着部22と同様に、前記仮想線S、Sと重ならないウイング状フラップWの前後方向の中央部に設けるのが好ましい。前記本体ズレ止め粘着剤層27の幅は、3〜5mm程度とするのがよい。なお、前記左右対のフィットエンボスが多重に設けられる場合でも、フィットエンボス間に前記本体ズレ止め粘着剤層27を必ずしも設ける必要はない。
1…生理用ナプキン、2…不透液性裏面シート、3…透液性表面シート、4…吸収体、10…フィットエンボス、11…前側フィットエンボス、12…後側フィットエンボス、20…本体ズレ止め粘着剤層、21…ウイングズレ止め粘着剤層、22…股間部用粘着部、23…前部用粘着部、24…後部用粘着部、25…臀部用粘着部、26…後部フラップズレ止め粘着剤層、P1・P2…個装の折り線

Claims (5)

  1. 透液性表面シートと裏面シートとの間に吸収体が介在された本体部分の両側部にそれぞれ、装着時に下着のクロッチ部分を巻き込むようにして固定されるウイング状フラップが形成されるとともに、前記裏面シートの外面にズレ止め粘着剤層が形成され、かつ前記吸収体の肌側面からの圧搾により左右対のフィットエンボスが形成された吸収性物品において、
    前記ズレ止め粘着剤層は、前記フィットエンボスと吸収性物品の厚み方向に重ならない領域に形成され、かつ前記ズレ止め粘着剤層は、前記フィットエンボスより幅方向外側において、前記ウイング状フラップが本体部分から幅方向外方側に延在し始める基端部の前端と後端との間の吸収性物品前後方向の範囲内に含まれるように形成された股間部用粘着部と、前記股間部用粘着部の前側及び後側にそれぞれ、粘着剤層が塗布されない離間部を介して形成された前部用粘着部と後部用粘着部とを含み、前記前部用粘着部は前記ウイング状フラップの基端部の前端より前後方向の前側に位置し、前記後部用粘着部は前記ウイング状フラップの基端部の後端より前後方向の後側に位置し、前記粘着剤層が塗布されない離間部が前記ウイング状フラップの基端部の前端領域および後端領域にそれぞれ設けられていることを特徴とする吸収性物品。
  2. 前記ズレ止め粘着剤層は、吸収性物品を個装する折り線と重ならない位置に形成されている請求項1記載の吸収性物品。
  3. 前記股間部用粘着部は、一方のウイング状フラップの前後方向の一方側基端と他方のウイング状フラップの前後方向の他方側基端とを結ぶ仮想線およびこれと対角関係にある仮想線と重ならない前記ウイング状フラップの前後方向の中央部に設けられている請求項1、2いずれかに記載の吸収性物品。
  4. 前記吸収性物品は前記ウイング状フラップより後部側において外方に延出する後部フラップを有する夜用吸収性物品とされ、
    前記フィットエンボスより幅方向外側に形成されたズレ止め粘着剤層は、前記後部用粘着部の後側に間隔をあけて形成された臀部用粘着部を含んでいる請求項1〜3いずれかに記載の吸収性物品。
  5. 左右の前記フィットエンボスがそれぞれ幅方向に離間する複数条で形成され、幅方向に離間する前記フィットエンボスの間に前記ズレ止め粘着剤層が形成されている請求項1〜4いずれかに記載の吸収性物品。
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