JP6589480B2 - システムおよび機器 - Google Patents

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本発明は、システムおよび機器に関する。
従来、例えばHDMI(登録商標)やUSBなどの汎用的なインタフェースを介してプロジェクタやPC(Personal Computer)等の機器に接続され、接続先の機器から有線接続で電力供給を受けて製品機能を拡張する技術(ドングルなどといった製品)が知られている(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、汎用的なインタフェースから電力供給を受けるドングルでは、電力供給量の上限がインタフェースで規定されていて消費電力の最大値に制約があるため、その最大値を超える電力を消費する機能(より高度な機能)を提供できないという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、外部機器と接続するためのインタフェースで制限される消費電力の最大値を超える電力を消費する機能を提供することができるシステムおよび機器を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、第1の機器と、前記第1の機器に接続されて使用される第2の機器と、を備えるシステムであって、前記第2の機器は、前記第1の機器と接続するためのインタフェースであり、かつ、前記第1の機器からの電力供給を受けるための接続部と、前記第1の機器に近接すると電磁誘導による電流が流れる第1のコイルと、を備え、前記第1の機器は、前記第2の機器との接合面の近傍に設けられる第2のコイルと、前記第1のコイルに電磁誘導による電流が流れるよう、前記第2のコイルを流れる電流を制御する第1の駆動回路と、を備え、前記第2の機器は、前記接続部から供給される電力を前記第1のコイルに供給するための第2の駆動回路と、前記第2の駆動回路と前記第1のコイルとの接続または非接続を切り替えるスイッチであって、前記接続部からの電力供給が開始されたときは前記第2の駆動回路と前記第1のコイルとを接続するON状態になり、前記接続部からの電力供給が開始されてから一定期間を経過した後は、前記第2の駆動回路と前記第1のコイルとを非接続にするOFF状態になる第1のスイッチと、をさらに備え、前記第1の機器は、前記第1のスイッチがOFF状態になることで前記第2のコイルに発生する電磁誘導により前記第2のコイルを流れる電流を検出する電流検出回路と、商用電源と接続される電源線と、前記第1の駆動回路との接続または非接続を切り替えるためのスイッチであって、前記電流検出回路により電流が検出されると、前記電源線と前記第1の駆動回路とを接続するON状態になる第2のスイッチと、をさらに備える、システムである。
本発明によれば、外部機器と接続するためのインタフェースで制限される消費電力の最大値を超える電力を消費する機能を提供することができる。
図1は、システムの構成の一例を示す図である。 図2は、第1の実施形態のシステムのハードウェア構成の一例を示す図である。 図3は、システム部の具体的な構成の一例を示す図である。 図4は、システム部の動作例を示すフローチャートである。 図5は、第2の実施形態のシステムのハードウェア構成の一例を示す図である。 図6は、ドングルデバイス側の電源投入からプロジェクタ側のコイルに誘導電流が発生するまでのタイミングチャートを示す図である。 図7は、第2の実施形態の変形例のシステムのハードウェア構成の一例を示す図である。 図8は、第3の実施形態のシステムのハードウェア構成の一例を示す図である。 図9は、第3の実施形態の変形例のシステムのハードウェア構成の一例を示す図である。 図10は、第4の実施形態のシステムの構成の一例を示す図である。 図11は、第5の実施形態のシステムのハードウェア構成の一例を示す図である。 図12は、第5の実施形態の変形例のシステムのハードウェア構成の一例を示す図である。 図13は、第5の実施形態の変形例のシステムのハードウェア構成の一例を示す図である。 図14は、第5の実施形態の変形例のシステムのハードウェア構成の一例を示す図である。 図15は、第6の実施形態のシステムのハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係るシステムおよび機器の実施形態を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態のシステム1の構成の一例を示す図である。図1に示すように、システム1は、プロジェクタ10(「第1の機器」の一例)と、プロジェクタ10に接続されて使用されるドングルデバイス20(「第2の機器」の一例)とを備える。プロジェクタ10は、AC電源(商用電源)に接続されて使用される。ドングルデバイス20は、プロジェクタ10の機能を拡張することができるデバイスである。プロジェクタ10とドングルデバイス20は、それぞれ汎用的なインタフェース(例えばHDMI(登録商標)やUSB等)で接続される構成であり、物理的な接続はそのインタフェースの仕様に従った構成であることを想定している。また、プロジェクタ10には、ドングルデバイス20との接合面の近傍にコイル13が設けられ、ドングルデバイス20には、プロジェクタ10との接合面の近傍にコイル23が設けられている。これにより、ドングルデバイス20は、インタフェースを介したプロジェクタ10からの電力供給とは別に、非接触給電による電力供給を受けることができる。
図2は、システム1のハードウェア構成の一例を示す図である。なお、図2の例では、本実施形態に関する構成を主に例示しているが、プロジェクタ10およびドングルデバイス20が有するハードウェア要素は図2の例に限られるものではない。
図2に示すように、ドングルデバイス20は、接続部21と、システム部22と、コイル23と、整流回路24とを備える。接続部21は、プロジェクタ10と接続するためのインタフェースであり、かつ、プロジェクタ10からの電力供給を受けるためのインタフェースである。この例では、システム部22には、接続部21からの電力が供給される。接続部21を利用した電力供給や信号線の接続などについては、接続部21に適用されるインタフェースの仕様に従うものとする。
システム部22は、ドングルデバイス20の動作を制御するモジュールである。システム部22の具体的な構成については後述する。
コイル23は、「第1のコイル」の一例であり、プロジェクタ10に近接すると(典型的にはドングルデバイス20とプロジェクタ10が接続されると)、電磁誘導による電流(誘導電流)が流れる。コイル23は、プロジェクタ10の接合面の近傍に設けられる。整流回路24は、コイル23を流れる誘導電流を直流化してシステム部22に供給する。
一方、プロジェクタ10は、接続部11と、直流電源12と、コイル13と、駆動回路14と、整流回路15とを備える。接続部11は、ドングルデバイス20と接続するためのインタフェースであり、直流電源12からの電力を接続先のドングルデバイス20に供給することができる。
コイル13は、「第2のコイル」の一例であり、ドングルデバイス20との接合面の近傍に設けられる。駆動回路14は、「第1の駆動回路」の一例であり、ドングルデバイス20側のコイル23に電磁誘導による電流が流れるよう、コイル13を流れる電流を制御する。この例では、駆動回路14は、後述の非接触給電要求を受け付けた場合に、ドングルデバイス20側のコイル23に電磁誘導による電流が流れるよう、コイル13を流れる電流を制御する。ただし、これに限らず、駆動回路14は、常時(プロジェクタ10がAC電源の供給を受けて動作している間)、ドングルデバイス20側のコイル23に電磁誘導による電流が流れるよう、コイル13を流れる電流を制御することもできる。
整流回路15は、AC電源から供給される電力を直流化して駆動回路14に供給する。
図3は、システム部22の具体的な構成の一例を示す図である。図3に示すように、システム部22は、DC/DCコンバータ31と、SoC32と、ROM33と、DRAM34と、PHY35とを備える。
DC/DCコンバータ31は、接続部21から供給される電力をシステム部22で使用するのに最適な電圧に変換する。SoC32は、ドングルデバイス20のデータの処理等を行い、多くの機能を実現する。ROM33は、ドングルデバイス20の起動に必要なデータやプログラム等を記憶する不揮発性のメモリである。DRAM34は、データを展開する領域(SoC32がプログラムを実行する際のワークエリア)として利用される揮発性のメモリである。PHY35は、ネットワークの接続やデータ伝送に関する物理的・物質的な方式を規定している。
図3の例では、SoC32の内部には、処理の中枢となるコア36、画像データの制御に関する処理を実行するIPU37、電力に関する処理を実行するVPU38、画像処理を実行するGPU39、その他の信号制御のためのペリフェラル40などが存在することが想定される。また、システム部22が消費する電力は、例えば図3の構成であれば、PHY35やGPU39などの機能を利用するときに大きくなることは設計段階で既知のものである。
図4は、ドングルデバイス20とプロジェクタ10とが接続された状態において、システム部22(SoC32)が動作する例を示すフローチャートである。まず、SoC32は、システム部22で処理が必要なデータの入力を受け付ける(ステップS1)。次に、SoC32は、高消費電流のモジュール(機能)を使用するか否かを判断する(ステップS2)。上述したように、この例では、SoC32は、例えばGPU39などを利用する必要がある処理の場合は、消費電力が大きくなることが予め分かっており、そのようなモジュールを使用するか否かを判断する。
ステップS2の結果が否定の場合(ステップS2:No)、そのままデータ処理を継続する(ステップS5)。ステップS2の結果が肯定の場合(ステップS2:Yes)、コイル23からの電力供給(非接触給電)を要求する非接触給電要求をプロジェクタ10(本体)へ送信する(ステップS3)。要するに、この例では、システム部22(SoC32)は、消費電力が閾値以上の処理を実行する場合は、コイル23からの電力供給を要求する非接触給電要求をプロジェクタ10へ送信する機能(非接触給電要求部)を有している。プロジェクタ10は、非接触給電要求を受け付けると、その応答として許可通知をドングルデバイス20へ返す。
ステップS3の後、非接触給電要求に対する応答として許可通知を受ける(ステップS4)。これにより、システム部22は、コイル23からも電力供給を受けることができる状態になるので、高消費電流のモジュールを利用する処理も実行可能になる。ステップS4の後、SoC32はデータ処理を実行する(ステップS5)。
以上に説明したように、本実施形態では、プロジェクタ10に接続されて使用されるドングルデバイス20は、プロジェクタ10と接続するためのインタフェースであり、かつ、プロジェクタ10からの電力供給を受けるための接続部21と、ドングルデバイス20とプロジェクタ10とが近接すると電磁誘導による電流が流れるコイル23と、を備える。これにより、接続部21からの電力供給で賄えない分の電力を、コイル23からの電力供給で補うことができるので、接続部21に適用されたインタフェースで制限される消費電力の最大値を超える電力を消費する機能を提供できる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態を説明する。上述の第1の実施形態と共通する部分については適宜に説明を省略する。図5は、本実施形態のシステム1のハードウェア構成の一例を示す図である。図5に示すように、ドングルデバイス20は、駆動回路25と、スイッチ26と、VD(ボルテージディテクタ)27とをさらに備える。
駆動回路25は、「第2の駆動回路」の一例であり、接続部21から供給される電力をコイル23に供給するための回路である。スイッチ26は、「第1のスイッチ」の一例であり、駆動回路25とコイル23との接続または非接続を切り替えるスイッチであって、接続部21からの電力供給が開始されたときは駆動回路25とコイル23とを接続するON状態になり、接続部21からの電力供給が開始されてから一定期間を経過した後は、駆動回路25とコイル23とを非接続にするOFF状態になる。この例では、スイッチ26は、遅延回路付きのVD27に接続されており、ドングルデバイス20に電源が投入されてから(接続部21からの電力供給が開始されてから)一定期間でOFF状態に遷移する仕組みになっている。このため、コイル23を流れる電流も、一定期間後にOFFされる(一定期間後に電流が流れなくなる)。一方で、プロジェクタ10側のコイル13は、ドングルデバイス20側のコイル23を流れる電流の変化によってコイル13内の磁束が変化する。これにより、コイル13に電流が流れる。
図5に示すように、プロジェクタ10は、電流検出回路16と、スイッチ17とをさらに備える。電流検出回路16は、ドングルデバイス20側のスイッチ26がOFF状態になることでコイル13に発生する電磁誘導によりコイル13を流れる電流を検出する回路である。この例では、検出する電流の方向も予め決められており、ドングルデバイス20側のスイッチ26がOFF状態になるタイミングで生じる電流を検出可能である。
スイッチ17は、「第2のスイッチ」の一例であり、商用電源(AC電源)と接続される電源線18と、駆動回路14との接続または非接続を切り替えるためのスイッチであって、電流検出回路16により電流が検出されると、電源線18と駆動回路14とを接続するON状態になる。この例では、スイッチ17は、整流回路15を介して駆動回路14と接続されているが、この態様も、スイッチ17と駆動回路14とが接続される態様の一例である。また、この例では、スイッチ17は電流検出回路16と接続されており、電流検出回路16により電流が検出されるとスイッチ17はON状態になり、その後もON状態を維持する構成であるとする。
以上の構成により、ドングルデバイス20側のスイッチ26がOFF状態になって駆動回路25からコイル23への電力供給が終わった後で、プロジェクタ10側のコイル13に電流が流れてスイッチ17がON状態になる。これにより、駆動回路14への電力供給が開始され、駆動回路14は動作を開始する。上述したように、駆動回路14は、ドングルデバイス20側のコイル23に電磁誘導による電流が流れるよう、コイル13を流れる電流を制御する。なお、この例では、駆動回路14は、上述の第1の実施形態で説明した非接触給電要求の受信を契機に動作を開始する構成ではないため、ドングルデバイス20側の非接触給電要求を送信する機能やプロジェクタ10側の非接触給電要求を受け付ける機能、許可通知を返す機能等は不要になる。
図6は、ドングルデバイス20側の電源投入からプロジェクタ10側のコイル13に誘導電流が発生するまでのタイミングチャートを示す図である。
(第2の実施形態の変形例)
例えば図7に示すように、ドングルデバイス20は、上述の駆動回路25、スイッチ26およびVD27の代わりに、コイル23に付随する磁性体(例えば磁石)28を備える構成であってもよい。プロジェクタ10側の構成は上述の第2の実施形態で説明した内容と同様である。
ドングルデバイス20側に磁性体28が存在することにより、ドングルデバイス20がプロジェクタ10に近接するとプロジェクタ10側のコイル13内部の磁束が変化し、これによってコイル13に電流が流れる。つまり、この例では、プロジェクタ10側の電流検出回路16は、ドングルデバイス20側の磁性体28によるコイル13内の磁束の変化によってコイル13を流れる電流を検出する。本変形例によれば、上述の第2の実施形態の構成に比べて簡易な構成で、ドングルデバイス20に対する非接触給電を行うことができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態を説明する。上述の第1の実施形態と共通する部分については適宜に説明を省略する。図8は、本実施形態のシステム1のハードウェア構成の一例を示す図である。図8に示すように、ドングルデバイス20は、コイル51と、駆動回路52と、スイッチ53と、電流検出回路54と、コンパレータ55とをさらに備える。
コイル51は、「第3のコイル」の一例であり、上述のコイル23とは別に、プロジェクタ10との接合面の近傍に設けられる。また、本実施形態では、ドングルデバイス20は、コイル23とコイル51との間の干渉を防ぐための磁性体71を備える。
駆動回路52は、「第3の駆動回路」の一例であり、接続部21から供給される電力をコイル51に供給するための回路である。スイッチ53は、「第3のスイッチ」の一例であり、駆動回路52とコイル51との接続または非接続を切り替えるスイッチであって、ドングルデバイス20の消費電流が閾値未満の場合は、駆動回路52とコイル51とを非接続にするOFF状態になり、ドングルデバイス20の消費電流が閾値以上の場合は、駆動回路52とコイル51とを接続するON状態になる。スイッチ53がON状態に遷移することで、コイル51に電流が流れ始める。
電流検出回路54は、ドングルデバイス20の消費電流を検出するための回路である。図8の例では、電流検出回路54は、DC/DCコンバータ31からSoC32へ流れる電流を検出することができる。電流検出回路54の出力はコンパレータ55に入力され、コンパレータ55は、電流検出回路54の出力と閾値との比較結果に応じた制御信号をスイッチ53へ出力する。この例では、コンパレータ55から出力される制御信号は、電流検出回路54の出力が閾値未満の場合はスイッチ53をOFF状態に遷移させる信号となり、電流検出回路54の出力が閾値以上の場合はスイッチ53をON状態に遷移させる信号となる。
一方、プロジェクタ10は、コイル61と、電流検出回路62と、スイッチ63とをさらに備える。コイル61は、「第4のコイル」の一例であり、上述のコイル13とは別に、ドングルデバイス20との接合面の近傍に設けられる。また、本実施形態では、プロジェクタ10は、コイル13とコイル61との間の干渉を防ぐための磁性体72を備える。
電流検出回路62は、ドングルデバイス20側のコイル51に電流が流れることで(ドングルデバイス20側のスイッチ53がON状態になることで)コイル61に発生する電磁誘導によりコイル61を流れる電流を検出する。
スイッチ63は、「第4のスイッチ」の一例であり、商用電源と接続される電源線18と、駆動回路14との接続または非接続を切り替えるためのスイッチであって、電流検出回路62により電流が検出されると、電源線18と駆動回路14とを接続するON状態になる。基本的な機能は、図5に示すスイッチ17と同様である。
以上の構成により、ドングルデバイス20側の消費電流が閾値以上の場合は、ドングルデバイス20側のスイッチ53がON状態になってドングルデバイス20側のコイル51に電流が流れることで、プロジェクタ10側のコイル61内の磁束が変化する。これにより、コイル61に電流が流れてスイッチ63がON状態になり、駆動回路14は動作を開始する。上述したように、駆動回路14は、ドングルデバイス20側のコイル23に電磁誘導による電流が流れるよう、コイル13を流れる電流を制御する。また、本実施形態では、ドングルデバイス20側の消費電流が閾値未満の場合は、上述した非接触給電は行われないので、無駄な電力消費を抑えることができる。
(第3の実施形態の変形例)
例えばドングルデバイス20は図9に示す構成とすることもできる。図9の例ではスイッチ53は設けられず、ドングルデバイス20の消費電流の大きさに応じて、コイル51を流れる電流の大きさを制御する駆動回路56が設けられている。駆動回路56は、「第4の駆動回路」の一例である。この例では、駆動回路56は、ドングルデバイス20の消費電流が大きいほどコイル51に流れる電流を大きくする制御を行うことができる。図9の例では、図8に示すコンパレータ55の代わりに多値コンパレータ57が設けられており、多値コンパレータ57は、電流検出回路54の出力と、複数の閾値との比較結果に応じた出力信号を駆動回路56へ出力する。駆動回路56は、多値コンパレータ57からの出力信号に応じて、コイル51を流れる電流の大きさを制御する。
一方、プロジェクタ10には、図8に示すスイッチ63は設けられず、電流検出回路62の検出結果は駆動回路14に入力される。この例では、駆動回路14は、電流検出回路62により検出された電流に応じた大きさの電流がドングルデバイス20側のコイル23に流れるよう、プロジェクタ10側のコイル13を流れる電流を制御する。ここでは、駆動回路14は、電流検出回路62により検出された電流の値が大きいほどドングルデバイス20側のコイル23に流れる電流の値が大きくなるよう、プロジェクタ10側のコイル13を流れる電流を制御することができる。すなわち、本変形例では、ドングルデバイス20側の消費電流の大きさに応じて、非接触給電による電力供給量を可変に設定することができる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態を説明する。上述の第1の実施形態と共通する部分については適宜に説明を省略する。図10は、本実施形態のシステム1の構成の一例を示す図である。図10の例では、プロジェクタ10側には駆動回路14が設けられず、プロジェクタ10は、コイル23と、電源コイル81とを備える。電源コイル81は、商用電源に接続される電源線18に巻きつけられ、かつ、コイル13と接続される。この例では、電源線18に供給される電力に変動が生じた場合、電源コイル81を流れる電流も変化するので、それに伴ってコイル23を流れる電流も変化する。これにより、プロジェクタ10と近接するドングルデバイス20側のコイル23内の磁束も変化してコイル23に電流が流れ、コイル23からの電力供給が行われる(ドングルデバイス20に対する非接触給電が行われる)。本実施形態によれば、プロジェクタ10側に駆動回路14を設ける必要が無いので、上述の第1の実施形態に比べて簡易な構成で、ドングルデバイス20に対する非接触給電を行うことができる。
(第5の実施形態)
次に、第5の実施形態を説明する。上述の第1の実施形態と共通する部分については適宜に説明を省略する。図11は、本実施形態のシステム1の構成の一例を示す図である。図11の例では、ドングルデバイス20側の構成は図2の構成と同様である。
一方、プロジェクタ10は、電源線18に巻き付けられた電源コイル81と、電源コイル81から供給される電力を蓄えるためのバッテリ82(「蓄電部」の一例)とを備える点で図2の構成と相違する。電源コイル81から供給される電力は整流回路15で直流化されてバッテリ82に蓄えられる。駆動回路14はバッテリ82に接続される。つまり、駆動回路14は、バッテリ82からの電力供給を受けて動作し、かつ、ドングルデバイス20側のコイル23に電磁誘導による電流が流れるよう、プロジェクタ10側のコイル13を流れる電流を制御する。
本実施形態では、AC電源から供給される電力に変化が生じている期間(電源コイル81に電流が流れる期間)、電源コイル81から供給される電力(電源コイル81を流れる電流)をバッテリ82に蓄え、駆動回路14には常にバッテリ82からの電力が供給される構成である。本実施形態によれば、プロジェクタ10側の消費電力の変化が少ない状態でも、ドングルデバイス20に対する非接触給電を安定して行うことができる。
(第5の実施形態の変形例1)
例えば上述の第5の実施形態の構成に対して、図5の構成を適用することもできる。図12は、本変形例のシステム1の構成の一例を示す図である。ドングルデバイス20の構成は図5の構成と同様である。一方、プロジェクタ10は、電源コイル81と、バッテリ82と、を備え、図5のスイッチ17の代わりに、「第5のスイッチ」の一例であるスイッチ83を備える点で図5の構成と相違する。スイッチ83は、バッテリ82と、駆動回路14との接続または非接続を切り替えるためのスイッチであって、電流検出回路16により電流が検出されると、バッテリ82と駆動回路14とを接続するON状態になる。図5のスイッチ17と同様に、スイッチ83は、電流検出回路16により電流が検出されるとON状態になり、その後もON状態を維持する構成であるとする。
(第5の実施形態の変形例2)
例えば上述の第5の実施形態の構成に対して、図7の構成を適用することもできる。図13は、本変形例のシステム1の構成の一例を示す図である。ドングルデバイス20の構成は図7の構成と同様である。一方、プロジェクタ10は、電源コイル81と、バッテリ82と、を備え、図7のスイッチ17の代わりに、「第5のスイッチ」の一例であるスイッチ83を備える点で図7の構成と相違する。スイッチ83は、バッテリ82と、駆動回路14との接続または非接続を切り替えるためのスイッチであって、電流検出回路16により電流が検出されると、バッテリ82と駆動回路14とを接続するON状態になる。図7のスイッチ17と同様に、スイッチ83は、電流検出回路16により電流が検出されるとON状態になり、その後もON状態を維持する構成であるとする。
(第5の実施形態の変形例3)
例えば図14に示すように、電源コイル81が設けられずに、バッテリ82は、発電部91で発電した電力を蓄える構成であってもよい。発電部91は、発電するモジュールであればよく、例えば太陽光発電システムなどの自然エネルギーを電気エネルギーに変換するシステムで構成されてもよい。上述の第5の実施形態と同様に、駆動回路14は、バッテリ82からの電力供給を受けて動作し、かつ、ドングルデバイス20側のコイル23に電磁誘導による電流が流れるよう、コイル13を流れる電流を制御する。
(第6の実施形態)
次に、第6の実施形態を説明する。上述の第1の実施形態と共通する部分については適宜に説明を省略する。図15は、本実施形態のシステム1の構成の一例を示す図である。図15の例では、ドングルデバイス20は、コイル23により囲まれ、かつ、両端の極性が互いに異なる可動式の磁石93(「第1の磁性体」の一例)を備える。また、ドングルデバイス20は、磁石93の両端のうちプロジェクタ10とは反対側に向けられた端部94(「第1の端部」の一例)と対面するように設けられ、かつ、端部94の極性と同じ極性(図15の例では「S極性」)を示す磁石95(「第2の磁性体」の一例)をさらに備える。
一方、プロジェクタ10は、ドングルデバイス20との接合面の近傍に設けられ、かつ、磁石93のうちプロジェクタ10側に向けられた端部96(「第2の端部」の一例)の極性と同じ極性(図15の例では「N極性」)を示す磁石98(「第3の磁性体」の一例)を備える。
以上の構成により、ドングルデバイス20がプロジェクタ10に近接すると、プロジェクタ10側の磁石98と、ドングルデバイス20側の可動式の磁石93の一方の端部96との間に生じる反発力、および、ドングルデバイス20側の可動式の磁石93の他方の端部94と、磁石95との間に生じる反発力によって磁石93が往復運動を行い、磁石93を取り囲むコイル23内の磁束が変化する。これにより、コイル23に電流が流れる。つまり、ドングルデバイス20とプロジェクタ10とが近接すると、ドングルデバイス20側のコイル23には電磁誘導による電流が流れ、電力供給が可能になる。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述の実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、上述の実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。また、上述の各実施形態および各変形例は任意に組み合わせることが可能である。
10 プロジェクタ
11 接続部
12 直流電源
13 コイル
14 駆動回路
15 整流回路
16 電流検出回路
17 スイッチ
18 電源線
20 ドングルデバイス
21 接続部
22 システム部
23 コイル
24 整流回路
25 駆動回路
26 スイッチ
27 ボルテージディテクタ
28 磁性体
31 DC/DCコンバータ
32 SoC
33 ROM
34 DRAM
35 PHY
36 コア
37 IPU
38 VPU
39 GPU
40 ペリフェラル
51 コイル
52 駆動回路
53 スイッチ
54 電流検出回路
55 コンパレータ
56 駆動回路
57 多値コンパレータ
61 コイル
62 電流検出回路
63 スイッチ
71 磁性体
72 磁性体
81 電源コイル
82 バッテリ
83 スイッチ
91 発電部
93 磁石
94 端部
95 磁石
96 端部
98 磁石
特表2014−510327号公報

Claims (12)

  1. 第1の機器と、前記第1の機器に接続されて使用される第2の機器と、を備えるシステムであって、
    前記第2の機器は、
    前記第1の機器と接続するためのインタフェースであり、かつ、前記第1の機器からの電力供給を受けるための接続部と、
    前記第1の機器に近接すると電磁誘導による電流が流れる第1のコイルと、を備え
    前記第1の機器は、
    前記第2の機器との接合面の近傍に設けられる第2のコイルと、
    前記第1のコイルに電磁誘導による電流が流れるよう、前記第2のコイルを流れる電流を制御する第1の駆動回路と、を備え、
    前記第2の機器は、
    前記接続部から供給される電力を前記第1のコイルに供給するための第2の駆動回路と、
    前記第2の駆動回路と前記第1のコイルとの接続または非接続を切り替えるスイッチであって、前記接続部からの電力供給が開始されたときは前記第2の駆動回路と前記第1のコイルとを接続するON状態になり、前記接続部からの電力供給が開始されてから一定期間を経過した後は、前記第2の駆動回路と前記第1のコイルとを非接続にするOFF状態になる第1のスイッチと、をさらに備え、
    前記第1の機器は、
    前記第1のスイッチがOFF状態になることで前記第2のコイルに発生する電磁誘導により前記第2のコイルを流れる電流を検出する電流検出回路と、
    商用電源と接続される電源線と、前記第1の駆動回路との接続または非接続を切り替えるためのスイッチであって、前記電流検出回路により電流が検出されると、前記電源線と前記第1の駆動回路とを接続するON状態になる第2のスイッチと、をさらに備える、
    システム。
  2. 第1の機器と、前記第1の機器に接続されて使用される第2の機器と、を備えるシステムであって、
    前記第2の機器は、
    前記第1の機器と接続するためのインタフェースであり、かつ、前記第1の機器からの電力供給を受けるための接続部と、
    前記第1の機器に近接すると電磁誘導による電流が流れる第1のコイルと、を備え、
    前記第1の機器は、
    前記第2の機器との接合面の近傍に設けられる第2のコイルと、
    前記第1のコイルに電磁誘導による電流が流れるよう、前記第2のコイルを流れる電流を制御する第1の駆動回路と、を備え、
    前記第2の機器は、
    前記第1のコイルに付随する磁性体をさらに備え、
    前記第1の機器は、
    前記磁性体による前記第2のコイル内の磁束の変化によって前記第2のコイルを流れる電流を検出する電流検出回路と、
    商用電源と接続される電源線と、前記第1の駆動回路との接続または非接続を切り替えるためのスイッチであって、前記電流検出回路により電流が検出されると、前記電源線と前記第1の駆動回路とを接続するON状態になる第2のスイッチと、をさらに備える、
    ステム。
  3. 第1の機器と、前記第1の機器に接続されて使用される第2の機器と、を備えるシステムであって、
    前記第2の機器は、
    前記第1の機器と接続するためのインタフェースであり、かつ、前記第1の機器からの電力供給を受けるための接続部と、
    前記第1の機器に近接すると電磁誘導による電流が流れる第1のコイルと、を備え、
    前記第1の機器は、
    前記第2の機器との接合面の近傍に設けられる第2のコイルと、
    前記第1のコイルに電磁誘導による電流が流れるよう、前記第2のコイルを流れる電流を制御する第1の駆動回路と、を備え、
    前記第2の機器は、
    前記第1の機器との接合面の近傍に設けられる第3のコイルと、
    前記接続部から供給される電力を前記第3のコイルに供給するための第3の駆動回路と、
    前記第3の駆動回路と前記第3のコイルとの接続または非接続を切り替えるスイッチであって、前記第2の機器の消費電流が閾値未満の場合は、前記第3の駆動回路と前記第3のコイルとを非接続にするOFF状態になり、前記第2の機器の消費電流が前記閾値以上の場合は、前記第3の駆動回路と前記第3のコイルとを接続するON状態になる第3のスイッチと、をさらに備え、
    前記第1の機器は、
    前記第2の機器との接合面の近傍に設けられる第4のコイルと、
    前記第2の機器側の前記第3のコイルに電流が流れることで前記第4のコイルに発生する電磁誘導により前記第4のコイルを流れる電流を検出する電流検出回路と、
    商用電源と接続される電源線と、前記第1の駆動回路との接続または非接続を切り替えるためのスイッチであって、前記電流検出回路により電流が検出されると、前記電源線と前記第1の駆動回路とを接続するON状態になる第4のスイッチと、をさらに備える、
    ステム。
  4. 第1の機器と、前記第1の機器に接続されて使用される第2の機器と、を備えるシステムであって、
    前記第2の機器は、
    前記第1の機器と接続するためのインタフェースであり、かつ、前記第1の機器からの電力供給を受けるための接続部と、
    前記第1の機器に近接すると電磁誘導による電流が流れる第1のコイルと、を備え、
    前記第1の機器は、
    前記第2の機器との接合面の近傍に設けられる第2のコイルと、
    前記第1のコイルに電磁誘導による電流が流れるよう、前記第2のコイルを流れる電流を制御する第1の駆動回路と、を備え、
    前記第2の機器は、
    前記第1の機器との接合面の近傍に設けられる第3のコイルと、
    前記第2の機器の消費電流の大きさに応じて、前記第3のコイルを流れる電流の大きさを制御する第4の駆動回路と、をさらに備え、
    前記第1の機器は、
    前記第2の機器との接合面の近傍に設けられる第4のコイルと、
    前記第2の機器側の前記第3のコイルに電流が流れることで前記第4のコイルに発生する電磁誘導により前記第4のコイルを流れる電流を検出する電流検出回路と、をさらに備え、
    前記第1の駆動回路は、前記電流検出回路により検出された電流に応じた大きさの電流が前記第1のコイルに流れるよう、前記第2のコイルを流れる電流を制御する、
    ステム。
  5. 前記第の機器は、
    前記第1のコイルと前記第3のコイルとの間の干渉を防ぐための磁性体を備え、
    前記第の機器は、
    前記第2のコイルと前記第4のコイルとの間の干渉を防ぐための磁性体を備える、
    請求項3または4に記載のシステム。
  6. 前記第2の機器は、
    消費電力が閾値以上の処理を実行する場合は、前記第1のコイルからの電力供給を要求する非接触給電要求を前記第1の機器へ送信する非接触給電要求部を備え、
    前記第1の機器の前記第1の駆動回路は、前記非接触給電要求を受け付けた場合に、前記第2の機器側の前記第1のコイルに電磁誘導による電流が流れるよう、前記第2のコイルを流れる電流を制御する、
    請求項1〜5のいずれか一項に記載のシステム。
  7. 第1の機器と、前記第1の機器に接続されて使用される第2の機器と、を備えるシステムであって、
    前記第2の機器は、
    前記第1の機器と接続するためのインタフェースであり、かつ、前記第1の機器からの電力供給を受けるための接続部と、
    前記第1の機器に近接すると電磁誘導による電流が流れる第1のコイルと、を備え、
    前記第1の機器は、
    前記第2の機器との接合面の近傍に設けられる第2のコイルと、
    商用電源に接続される電源線に巻きつけられ、かつ、前記第2のコイルと接続される電源コイルと、を備える、
    ステム。
  8. 第1の機器と、前記第1の機器に接続されて使用される第2の機器と、を備えるシステムであって、
    前記第2の機器は、
    前記第1の機器と接続するためのインタフェースであり、かつ、前記第1の機器からの電力供給を受けるための接続部と、
    前記第1の機器に近接すると電磁誘導による電流が流れる第1のコイルと、を備え、
    前記第1の機器は、
    商用電源に接続される電源線に巻きつけられた電源コイルと、
    前記電源コイルから供給される電力を蓄えるための蓄電部と、
    前記第2の機器との接合面の近傍に設けられる第2のコイルと、
    前記蓄電部からの電力供給を受けて動作し、かつ、前記第2の機器側の前記第1のコイルに電磁誘導による電流が流れるよう、前記第2のコイルを流れる電流を制御する第1の駆動回路と、を備える、
    ステム。
  9. 前記第2の機器は、
    前記接続部から供給される電力を前記第1のコイルに供給するための第2の駆動回路と、
    前記第2の駆動回路と前記第1のコイルとの接続または非接続を切り替えるスイッチであって、前記接続部からの電力供給が開始されたときは前記第2の駆動回路と前記第1のコイルとを接続するON状態になり、前記接続部からの電力供給が開始されてから一定期間を経過した後は、前記第2の駆動回路と前記第1のコイルとを非接続にするOFF状態になる第1のスイッチと、をさらに備え、
    前記第1の機器は、
    前記第1のスイッチがOFF状態になることで前記第2のコイルに発生する電磁誘導により前記第2のコイルを流れる電流を検出する電流検出回路と、
    前記蓄電部と、前記第1の駆動回路との接続または非接続を切り替えるためのスイッチであって、前記電流検出回路により電流が検出されると、前記蓄電部と前記第1の駆動回路とを接続するON状態になる第5のスイッチと、をさらに備える、
    請求項に記載のシステム。
  10. 前記第2の機器は、
    前記第1のコイルに付随する磁性体をさらに備え、
    前記第1の機器は、
    前記磁性体による前記第2のコイル内の磁束の変化によって前記第2のコイルを流れる電流を検出する電流検出回路と、
    前記蓄電部と、前記第1の駆動回路との接続または非接続を切り替えるためのスイッチであって、前記電流検出回路により電流が検出されると、前記蓄電部と前記第1の駆動回路とを接続するON状態になる第5のスイッチと、をさらに備える、
    請求項に記載のシステム。
  11. 第1の機器と、前記第1の機器に接続されて使用される第2の機器と、を備えるシステムであって、
    前記第2の機器は、
    前記第1の機器と接続するためのインタフェースであり、かつ、前記第1の機器からの電力供給を受けるための接続部と、
    前記第1の機器に近接すると電磁誘導による電流が流れる第1のコイルと、を備え、
    前記第2の機器は、
    前記第1のコイルにより囲まれ、かつ、両端の極性が互いに異なる可動式の磁性体を示す第1の磁性体と、
    前記第1の磁性体の両端のうち前記第1の機器とは反対側に向けられた端部を示す第1の端部と対面するように設けられ、かつ、前記第1の端部の極性と同じ極性を示す第2の磁性体と、をさらに備え、
    前記第1の機器は、
    前記第2の機器との接合面の近傍に設けられ、かつ、前記第1の磁性体のうち前記第1の機器側に向けられた端部を示す第2の端部の極性と同じ極性を示す第3の磁性体を備える、
    ステム。
  12. 外部装置に接続されて使用される機器であって、
    前記外部装置と接続するためのインタフェースであり、かつ、前記外部装置からの電力供給を受けるための接続部と、
    前記外部装置に近接すると電磁誘導による電流が流れる第1のコイルと、を備え
    前記第1のコイルにより囲まれ、かつ、両端の極性が互いに異なる可動式の磁性体を示す第1の磁性体と、
    前記第1の磁性体の両端のうち前記外部装置とは反対側に向けられた端部を示す第1の端部と対面するように設けられ、かつ、前記第1の端部の極性と同じ極性を示す第2の磁性体と、をさらに備え、
    前記第1の磁性体の両端のうち前記外部装置側に向けられた端部を示す第2の端部の極性は、前記外部装置に設けられた第3の磁性体の極性と同じ極性を示す、
    機器。
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