JP6586348B2 - 端子圧着装置及び端子圧着方法 - Google Patents

端子圧着装置及び端子圧着方法 Download PDF

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Description

本発明は、端子圧着装置及び端子圧着方法に関する。
従来、端子圧着装置としては、端子を支持するアンビルと、このアンビルに対して昇降可能に配置され端子の圧着部を電線に圧着させるクリンパとを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この端子圧着装置では、端子を支持するアンビルが回動可能に配置され、連鎖状に連結された複数の端子を複数の端子を1つの端子に切断し、アンビルを回動させ1つの端子にクリンパで電線を圧着させる。
このような端子圧着装置では、アンビルの上方に端子の接続部を保持する端子押え手段が設けられており、端子をアンビル上に位置決め固定している。
特開2007−123189号公報
ところで、上記特許文献1のような端子圧着装置では、クリンパによって端子の圧着部に電線を圧着させる際に、端子の接続部を端子押え手段のような端子保持治具によって端子を保持している。
しかしながら、上記特許文献1のような端子保持治具では、端子の接続部が角筒状であれば端子保持治具によって容易に端子を保持することができるが、端子の接続部が円筒状である丸端子においては端子の接続部が回転しまい、端子の保持が安定せず、クリンパによる電線と端子との圧着不良を起こす恐れがあった。
そこで、この発明は、端子の保持を安定化することができ、端子の圧着不良を防止することができる端子圧着装置及び端子圧着方法の提供を目的としている。
請求項1記載の発明は、円筒状の接続部とこの接続部と一体に設けられ電線が圧着される圧着部とを有する丸端子の前記圧着部を支持するアンビルと、このアンビルに対して昇降可能に配置され前記圧着部を前記電線に圧着させるクリンパとを備えた端子圧着装置であって、前記丸端子の前記接続部が位置する部分には、前記接続部を挟み込む一対の端子保持治具が配置され、前記一対の端子保持治具のうち少なくとも一方には、前記接続部を挟み込むときに、前記接続部に設けられた孔部に挿入され、前記孔部と前記丸端子の回転方向に係合される突起部が設けられていることを特徴とする。
この端子圧着装置では、一対の端子保持治具のうち少なくとも一方に、接続部を挟み込むときに、接続部に設けられた孔部に挿入される突起部が設けられているので、一対の端子保持治具で丸端子の接続部を挟み込んだ状態で、丸端子が回転することがなく、丸端子を安定してアンビルに保持することができる。
このため、クリンパによる丸端子の圧着部に対する電線の圧着の際に、丸端子が回転することがなく、電線と丸端子との圧着を安定して行うことができ、電線と丸端子との圧着不良を防止することができる。
従って、このような端子圧着装置では、丸端子の保持を安定化することができ、丸端子の圧着不良を防止することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の端子圧着装置であって、前記孔部と前記突起部とは、前記接続部の周方向に複数設けられていることを特徴とする。
この端子圧着装置では、孔部と突起部とが、接続部の周方向に複数設けられているので、接続部の回転方向の保持を安定化することができ、アンビルに対する丸端子の保持をさらに安定化することができる。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の端子圧着装置であって、前記孔部と前記突起部とは、前記接続部の長さ方向に複数設けられていることを特徴とする。
この端子圧着装置では、孔部と突起部とが、接続部の長さ方向に複数設けられているので、接続部の長さ方向と交差する方向への移動規制を安定化することができ、アンビルに対する丸端子の保持をさらに安定化することができる。
請求項4記載の発明は、円筒状の接続部とこの接続部と一体に設けられ電線が圧着される圧着部とを有する丸端子の前記圧着部を支持するアンビルと、このアンビルに対して昇降可能に配置され前記圧着部を前記電線に圧着させるクリンパと、前記丸端子の前記接続部が位置する部分に配置され前記接続部を挟み込む一対の端子保持治具とを備えた端子圧着方法であって、前記丸端子の接続部を前記一対の端子保持治具の間に配置させる第1工程と、前記一対の端子保持治具のうち少なくとも一方に設けられた突起部を前記接続部に設けられた孔部に挿入し前記突起部と前記孔部とが前記丸端子の回転方向に係合するように前記一対の端子保持冶具で前記接続部を挟み込む第2工程と、前記アンビルに支持された前記丸端子の圧着部を前記クリンパで前記電線に圧着させる第3工程とを有することを特徴とする。
この端子圧着方法では、第2工程において、一対の端子保持治具のうち少なくとも一方に設けられた突起部を接続部に設けられた孔部に挿入するように一対の端子保持治具で接続部を挟み込むので、一対の端子保持治具で丸端子の接続部を挟み込んだ状態で、丸端子が回転することがなく、丸端子を安定してアンビルに保持することができる。
このため、アンビルに支持された丸端子の圧着部をクリンパで電線に圧着させる第3工程において、丸端子が回転することがなく、電線と丸端子との圧着を安定して行うことができ、電線と丸端子との圧着不良を防止することができる。
従って、このような端子圧着方法では、丸端子の保持を安定化することができ、丸端子の圧着不良を防止することができる。
本発明によれば、丸端子の保持を安定化することができ、丸端子の圧着不良を防止することができる端子圧着装置及び端子圧着方法を提供することができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態に係る端子圧着装置の丸端子の斜視図である。 本発明の実施の形態に係る端子圧着装置の丸端子の分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る端子圧着装置の丸端子の接続部の断面図である。 本発明の実施の形態に係る端子圧着装置の丸端子に相手端子を挿入するときの斜視図である。 本発明の実施の形態に係る端子圧着装置の丸端子に相手端子を挿入するときの正面図である。 本発明の実施の形態に係る端子圧着装置の丸端子に相手端子を挿入するときの断面図である。 本発明の第1実施形態に係る端子圧着装置の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る端子圧着装置の一方の端子保持治具と丸端子との斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る端子圧着装置の丸端子の接続部を一対の端子保持治具で挟んだときの正面図である。 本発明の第1実施形態に係る端子圧着装置の丸端子の接続部を一対の端子保持治具で挟んだときの断面図である。 本発明の第2実施形態に係る端子圧着装置の斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る端子圧着装置の一方の端子保持治具と丸端子との斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る端子圧着装置の他方の端子保持治具と丸端子との上面図である。 本発明の第2実施形態に係る端子圧着装置の丸端子の接続部を一対の端子保持治具で挟んだときの正面図である。 本発明の第2実施形態に係る端子圧着装置の丸端子の接続部を一対の端子保持治具で挟んだときの断面図である。
図1〜図15を用いて本発明実施の形態に係る端子圧着装置及び端子圧着方法について説明する。
(第1実施形態)
図1〜図10を用いて第1実施形態について説明する。
本実施の形態に係る端子圧着装置1は、円筒状の接続部3とこの接続部3と一体に設けられ電線が圧着される圧着部5とを有する丸端子7の圧着部5を支持するアンビル9と、このアンビル9に対して昇降可能に配置され圧着部5を電線に圧着させるクリンパ11とを備えている。
また、丸端子7の接続部3が位置する部分には、接続部3を挟み込む一対の端子保持治具13,15が配置されている。
そして、一対の端子保持治具13,15のうち一方の端子保持治具13には、接続部3を挟み込むときに、接続部3に設けられた孔部17に挿入される突起部19が設けられている。
また、孔部17と突起部19とは、接続部3の周方向に複数設けられている。
さらに、本実施の形態に係る端子圧着方法は、丸端子7の接続部3を一対の端子保持治具13,15の間に配置させる第1工程と、一方の端子保持治具13に設けられた突起部19を接続部3に設けられた孔部17に挿入するように一対の端子保持治具13,15で接続部3を挟み込む第2工程と、アンビル9に支持された丸端子7の圧着部5をクリンパ11で電線に圧着させる第3工程とを有する。
図1〜図6に示すように、丸端子7は、導電性材料からなり、円筒状の接続部3と、接続部3と連続する一部材で形成された圧着部5とを備えている。
接続部3は、インナ端子21と、スリーブ23とを備えている。インナ端子21は、導電性材料に折り曲げ加工を施すことにより、円筒状に形成され、内部に弾性変形可能に配置された接点部25が設けられている。
スリーブ23は、導電性材料からなり、円筒状に形成され、インナ端子21の外周を覆うように配置され、折り曲げ加工によって形成されたインナ端子21の開きを防止する。
このスリーブ23の一端側の開口は、開口縁部が内部側に向けて折り曲げ加工が施され、外径側から内径側に向けてすり鉢状に傾斜するテーパ部27となっている。
このようにテーパ部27を設けることにより、タブ状の接続部を有する雄端子からなる相手端子29が接続部3内に挿入される際に、相手端子29がテーパ部27に沿って案内され、いわゆる相手端子29のどつきを防止することができる。
この接続部3には、テーパ部27側から内部に相手端子29が挿入され、相手端子29と接点部25とが接触することにより、丸端子7と相手端子29とが電気的に接続される。
このような接続部3のスリーブ23には、スリーブ23を貫通する孔部17がスリーブ23の長さ方向の同一位置において周方向に複数(ここでは2つ)設けられている。このスリーブ23に外周を覆われたインナ端子21は、圧着部5と連続する一部材で形成されている。
圧着部5は、導体圧着部31と、電線圧着部33とを備えている。導体圧着部31は、接続部3のインナ端子21と連続する一部材で形成され、一対の加締め片を有している。
この導体圧着部31は、電線(不図示)の端末部において、絶縁被覆から露出された導体部に一対の加締め片を加締めることによって導体部に圧着され、丸端子7と電線とを電気的に接続させる。
電線圧着部33は、インナ端子21及び導体圧着部31と連続する一部材で形成され、導体圧着部31と同様に、一対の加締め片を有している。
この電線圧着部33は、電線の端末部において、導体部を被覆する絶縁被覆に一対の加締め片を加締めることによって絶縁被覆に固定され、丸端子7を電線に固定させる。
このような丸端子7は、アンビル9と、クリンパ11と、一対の端子保持治具13,15とを有する端子圧着装置1によって、電線の端末部に圧着される。
図7〜図10に示すように、アンビル9は、丸端子7の圧着部5が位置する部分に配置され、圧着部5の導体圧着部31と電線圧着部33とが上面に配置され、丸端子7の圧着部5を支持する。
クリンパ11は、アンビル9の上方に昇降可能に配置され、アンビル9との対向面が長円状に形成された加工面となっており、下降したときに圧着部5の一対の加締め片を加締めて電線に圧着させる。
なお、クリンパ11は、圧着部5の導体圧着部31と電線圧着部33とに対して独立して2つ配置されているが、これに限らず、2つを連結した1つのクリンパ11としてもよい。
一対の端子保持治具13,15は、丸端子7の接続部3が位置する部分に配置され、それぞれの対向面が半円状に形成され、上側に位置する端子保持治具13が下側に位置する端子保持治具15に対して昇降可能に配置されている。
この一対の端子保持治具13,15は、クリンパ11で丸端子7の圧着部5に電線を圧着させる前の状態で、丸端子7の接続部3を挟み込み、丸端子7のアンビル9に対する配置位置を保持する。
ここで、丸端子7の接続部3は、円筒状であるので、単に一対の端子保持治具13,15で挟み込んだだけでは、クリンパ11による圧着の際に、丸端子7が回転してしまい、圧着不良を引き起こす恐れがあった。
そこで、一対の端子保持治具13,15のうち一方の端子保持治具13(ここでは上側に位置する端子保持治具13)には、接続部3を挟み込むときに、接続部3に設けられた孔部17に挿入される突起部19が設けられている。
突起部19は、上側に位置する端子保持治具13の接続部3と対向する半円状の面において、接続部3に設けられた孔部17と一致する部分に接続部3に向けて複数(ここでは2つ)突設されている。
この突起部19は、一対の端子保持治具13,15で丸端子7の接続部3を挟み込むときに、接続部3の孔部17に挿入される。
この突起部19の孔部17への挿入により、丸端子7がアンビル9上で回転することがなく、丸端子7をアンビル9に対して安定して保持することができ、クリンパ11による圧着を安定して行うことができる。
加えて、孔部17と突起部19とは、接続部3の周方向に複数(ここでは2つ)設けられているので、接続部3の周方向における回転防止部分を増やすことができ、より安定して丸端子7の回転を防止することができる。
このように構成された端子圧着装置1における端子圧着方法は、まず、丸端子7の圧着部5をアンビル9上に配置させると共に、丸端子7の接続部3を下側に位置する端子保持治具15上に配置させ、丸端子7の接続部3を一対の端子保持治具13,15の間に配置させる(第1工程)。
次に、上側に位置する端子保持治具13を下側に位置する端子保持治具15に向けて下降させ、上側に位置する端子保持治具13の突起部19を丸端子7の接続部3の孔部17に挿入するように、一対の端子保持治具13,15で接続部3を挟み込み、丸端子7をアンビル9上に保持する(第2工程)。
そして、アンビル9上に支持された丸端子7の圧着部5に向けてクリンパ11を下降させ、クリンパ11によって圧着部5を加締めて電線に圧着させ、丸端子7と電線との圧着を完了する(第3工程)。
このような端子圧着装置1では、一方の端子保持治具13に、接続部3を挟み込むときに、接続部3に設けられた孔部17に挿入される突起部19が設けられているので、一対の端子保持治具13,15で丸端子7の接続部3を挟み込んだ状態で、丸端子7が回転することがなく、丸端子7を安定してアンビル9に保持することができる。
このため、クリンパ11による丸端子7の圧着部5に対する電線の圧着の際に、丸端子7が回転することがなく、電線と丸端子7との圧着を安定して行うことができ、電線と丸端子7との圧着不良を防止することができる。
従って、このような端子圧着装置1では、丸端子7の保持を安定化することができ、丸端子7の圧着不良を防止することができる。
また、孔部17と突起部19とは、接続部3の周方向に複数設けられているので、接続部3の回転方向の保持を安定化することができ、アンビル9に対する丸端子7の保持をさらに安定化することができる。
さらに、この端子圧着装置1における端子圧着方法では、第2工程において、一方の端子保持治具13に設けられた突起部19を接続部3に設けられた孔部17に挿入するように一対の端子保持治具13,15で接続部3を挟み込むので、一対の端子保持治具13,15で丸端子7の接続部3を挟み込んだ状態で、丸端子7が回転することがなく、丸端子7を安定してアンビル9に保持することができる。
このため、アンビル9に支持された丸端子7の圧着部5をクリンパ11で電線に圧着させる第3工程において、丸端子7が回転することがなく、電線と丸端子7との圧着を安定して行うことができ、電線と丸端子7との圧着不良を防止することができる。
従って、このような端子圧着方法では、丸端子7の保持を安定化することができ、丸端子7の圧着不良を防止することができる。
(第2実施形態)
図11〜図15を用いて第2実施形態について説明する。
本実施の形態に係る端子圧着装置101は、孔部103と突起部105とが、接続部3の長さ方向に複数設けられている。
なお、第1実施形態と同一の構成には、同一の記号を記して構成及び機能説明は第1実施形態を参照するものとし省略するが、第1実施形態と同一の構成であるので、得られる効果は同一である。
図11〜図15に示すように、孔部103は、丸端子7の接続部3を構成するスリーブ23にスリーブ23を貫通して設けられ、スリーブ23の外周に複数(ここでは4つ)配置されている。
この複数の孔部103は、スリーブ23の長さ方向の同一位置において周方向に複数(ここでは2つ)設けられると共に、スリーブ23の長さ方向に複数列(ここでは2列)設けられている。
突起部105は、一対の端子保持治具13,15のうち一方の端子保持治具13(ここでは上側に位置する端子保持治具13)の接続部3と対向する半円状の面において、接続部3に設けられた孔部103と一致する部分に接続部3に向けて複数(ここでは4つ)突設されている。
この複数の突起部105は、一対の端子保持治具13,15で丸端子7の接続部3を挟み込むときに、接続部3の複数の孔部103にそれぞれ挿入される。
この複数の突起部105の複数の孔部103への挿入により、丸端子7がアンビル9上で回転することを防止することに加えて、丸端子7が長さ方向と交差する方向に移動することが規制され、丸端子7をアンビル9に対してより安定して保持することができ、クリンパ11による圧着をより安定して行うことができる。
なお、このように構成された端子圧着装置1における端子圧着方法は、第1実施形態における端子圧着方法と同様であり、第2工程において、一対の端子保持治具13,15で接続部3を挟み込むときに、複数の突起部105を複数の孔部103に挿入するものであるので、その説明を省略する。
このような端子圧着装置101では、孔部103と突起部105とが、接続部3の長さ方向に複数設けられているので、接続部3の長さ方向と交差する方向への移動規制を安定化することができ、アンビル9に対する丸端子7の保持をさらに安定化することができる。
なお、本発明の実施の形態に係る端子圧着装置では、孔部と突起部とが接続部の周方向に2つ設けられているが、これに限らず、孔部と突起部とを接続部の周方向に2つ以上設ける、或いは孔部と突起部とを接続部の周方向に1つ設けてもよい。
また、孔部と突起部とは、接続部の長さ方向に2つ設けられているが、これに限らず、孔部と突起部とを接続部の長さ方向に2つ以上設ける、或いは孔部と突起部とを接続部の長さ方向に1つ設けてもよい。
さらに、突起部は、一対の端子保持治具のうち一方の端子保持治具に設けられているが、これに限らず、他方の端子保持治具に突起部を設ける、一対の端子保持治具のそれぞれに突起部を設けるなど、突起部を設ける位置は接続部に設けられた孔部と一致する位置であれば、どちらの端子保持治具に突起部を設けてもよい。
また、丸端子の接続部は、インナ端子とスリーブとで構成されているが、これに限らず、インナ端子のみで構成されてもよく、円筒状に形成されているものであれば、接続部の構成はどのようなものであってもよい。
1,101…端子圧着装置
3…接続部
5…圧着部
7…丸端子
9…アンビル
11…クリンパ
13,15…端子保持治具
17,103…孔部
19,105…突起部

Claims (4)

  1. 円筒状の接続部とこの接続部と一体に設けられ電線が圧着される圧着部とを有する丸端子の前記圧着部を支持するアンビルと、このアンビルに対して昇降可能に配置され前記圧着部を前記電線に圧着させるクリンパとを備えた端子圧着装置であって、
    前記丸端子の前記接続部が位置する部分には、前記接続部を挟み込む一対の端子保持治具が配置され、
    前記一対の端子保持治具のうち少なくとも一方には、前記接続部を挟み込むときに、前記接続部に設けられた孔部に挿入され、前記孔部と前記丸端子の回転方向に係合される突起部が設けられていることを特徴とする端子圧着装置。
  2. 請求項1記載の端子圧着装置であって、
    前記孔部と前記突起部とは、前記接続部の周方向に複数設けられていることを特徴とする端子圧着装置。
  3. 請求項1又は2記載の端子圧着装置であって、
    前記孔部と前記突起部とは、前記接続部の長さ方向に複数設けられていることを特徴とする端子圧着装置。
  4. 円筒状の接続部とこの接続部と一体に設けられ電線が圧着される圧着部とを有する丸端子の前記圧着部を支持するアンビルと、このアンビルに対して昇降可能に配置され前記圧着部を前記電線に圧着させるクリンパと、前記丸端子の前記接続部が位置する部分に配置され前記接続部を挟み込む一対の端子保持治具とを備えた端子圧着方法であって、
    前記丸端子の接続部を前記一対の端子保持治具の間に配置させる第1工程と、前記一対の端子保持治具のうち少なくとも一方に設けられた突起部を前記接続部に設けられた孔部に挿入し前記突起部と前記孔部とが前記丸端子の回転方向に係合するように前記一対の端子保持冶具で前記接続部を挟み込む第2工程と、前記アンビルに支持された前記丸端子の圧着部を前記クリンパで前記電線に圧着させる第3工程とを有することを特徴とする端子圧着方法。
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