JP6586275B2 - 真空ポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、真空ポンプに関する。詳しくは、分割構造をもつ固定円板を備える真空ポンプに関する。
真空ポンプのうちシーグバーン型の構成を有するシーグバーン型分子ポンプは、回転円板か、その回転円板と軸方向に隙間(クリアランス)をもって設置された固定円板か少なくともいずれか一方の隙間に対向する表面に、らせん溝(スパイラル状溝または渦巻状溝ともいう)流路が刻設されている。
そして、らせん溝流路内に拡散して入ってきた気体分子に、回転円板によって回転円板接線方向(すなわち、回転円板の回転方向の接線方向)の運動量を与えることで、らせん溝により吸気口から排気口に向けて優位な方向性を与えて排気を行う。
実用新案登録公報第2501275号公報 特開2011−074903号公報 特許第5062257号公報
特許文献1には、シーグバーン型真空ポンプについて記載されている。
特許文献2には、ターボ分子ポンプにおいて、部品点数の削減および組み付け作業の効率化を図るために、複数段の固定翼の少なくとも一段は周方向に接するように配置された複数の分割固定翼で構成し、分割固定翼は、周方向に並設された複数の翼ブレードと、その翼ブレードの外周部が連結されて所定位置に位置決めするための円弧状のスペーサ部を配設することで、従来のスペーサリングを必要としない構成が記載されている。
特許文献3には、排気口側の固定翼およびスペーサリングを順に積層することを容易にするために、スペーサリングの内径が最大外径よりも大きくする構成が記載されている。
図6から図11は、従来技術を説明するための図である。
図7および図8は、図6のb−b断面を排気口6側から見たときの断面図である。
図8(b)は、図8(a)のγ部を拡大した図である。
図10は、図9のδ部を拡大した図であり、図11は、図9に図示したターボ分子ポンプ1000の組立時を説明するための図である。
図6に示したように、特許文献1に記載されているようなシーグバーン構造を有するシーグバーン型ポンプであるターボ分子ポンプ1000は、ホルベック型ポンプに比べ、ターボ分子ポンプ1000の軸方向の高さ寸法をコンパクトにすることができる。
その反面、ターボ分子ポンプ1000においてシーグバーン構造を複数段採用する場合、上下の回転翼9の段の間に挿入するように配置される固定円板5000は、回転翼9の側方から組み付け可能にするために、図7に示したように軸線nを切断面とした半円形状に分割する分割構造にする必要がある。
そして、こうした分割構造を有する固定円板5000を圧力が高くなる部分(例えば、排気口6側)で採用する場合、固定円板5000の分割構造を接合する端面(以後、接合端面とする)から、排気するガスが図6に矢印で示したように逆流してしまい、その結果、排気性能が低下してしまうという問題があった。
また、図8(a)および(b)に示したように、固定円板5000側にスパイラル状溝が設けられる場合、接合端面(軸線l)でズレが生じると、スパイラル状溝の連続性が損なわれてしまい、その結果、設計通りの排気性能が得られなくなってしまう虞があった。
上述したような接合端面(あるいは接合端部)での性能低下を防止するための構造として、特許文献2に記載された構造がある。
上述した特許文献2に記載の技術では、図9および図10に図示したように、固定円板5100は、位置決めのための固定部材であるスペーサリング7000の外周側で接するように配設され、上下のスペーサリング7000で挟み込まれるように配設される。つまり、スペーサリング7000の外周面が固定円板5100とのインロー位置(E)となる。
固定円板5100の内周面がインロー位置になっているため、固定円板5100の接合端面には、より隙間やズレが生じやすくなるという問題があった。
また、この構造では、図10および図11に示したように、固定円板5100をターボ分子ポンプ1000に組み付けて、さらに弾性部材としてOリング6000で固定しなければならず、作業効率が悪いという問題があった。
さらに、ターボ分子ポンプ1000においてシーグバーン型(固定円板5000、5100)が配設される領域は、固定翼10が配設される領域に比べて排気するガスの圧力が高いため、隙間やズレが生じていると、当該排気するガスの逆流がより起こりやすくなってしまうという問題があった。
また、特許文献3記載の技術では、上述したように、スペーサリングの内周側壁面をテーパ形状にし、ターボ分子ポンプの軸方向に荷重をかけることによって半径方向にも荷重が加わる構成にすることで、半円形状の固定翼の半径方向の位置決めをしている。
しかしながら、テーパ形状を有する面を形成する構造では、軸方向の精度が出にくくなる虞があった。
そこで、本発明は、分割構造をもつ固定円板を有する真空ポンプにおいて、当該分割構造が接合される接合面に生じる隙間やズレを少なくすることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の本願発明では、吸気口と排気口が形成された外装体と、前記外装体に内包され、回転自在に支持された回転軸と、前記回転軸または前記回転軸に配設された回転円筒体の外周面に、放射状に配設された回転円板状部と、前記回転円板状部と、隙間を介して軸方向において対向し、かつ同心で配置された固定円板状部と、前記固定円板状部を固定するスペーサ部と、前記回転円板状部と前記固定円板状部との相互作用により前記吸気口側から吸気した気体を前記排気口側へ移送する真空排気機構と、を備える真空ポンプにおいて、前記スペーサ部は、前記固定円板状部の前記吸気口側と前記排気口側に配置され、前記軸方向に離れており、前記固定円板状部は、少なくとも2つに分割され、分割された前記固定円板状部の接合面が流路を分断しており、前記固定円板状部の外周面と前記スペーサ部の内周面により、前記固定円板状部の前記吸気口側と前記排気口側で位置決めされることを特徴とする真空ポンプを提供する。
請求項2記載の本願発明では、前記固定円板状部は、前記外周面の一部に突起部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の真空ポンプを提供する。
請求項3記載の本願発明では、前記固定円板状部は、前記スペーサ部の前記内周面により外周側から圧力を加えられて固定されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の真空ポンプを提供する。
請求項4記載の本願発明では、前記固定円板状部が前記スペーサ部の前記内周面により加えられる前記圧力は、前記固定円板状部の前記外周面の一部に加えられることを特徴とする請求項3に記載の真空ポンプを提供する。
請求項5記載の本願発明では、前記固定円板状部の外周側の上端または下端の角部にニゲ構造を有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の真空ポンプを提供する。
請求項6記載の本願発明では、前記外装体は、前記吸気口が形成されるケーシング部と前記排気口が形成されるベース部を有し、前記スペーサ部のうち、前記排気口側に最も近く配設される第1スペーサ部は、前記ベース部と一体で構成されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の真空ポンプを提供する。
請求項7記載の本願発明では、前記回転円板状部と所定の間隔を設けて配置された固定翼を更に備え、前記固定翼は、前記固定円板状部を位置決めする前記第1スペーサ部とは異なる第2スペーサ部の内周面により位置決めされることを特徴とする請求項6に記載の真空ポンプを提供する。
請求項8記載の本願発明では、前記回転円板状部または前記固定円板状部は、少なくとも一方の前記軸方向における対向面の少なくとも一部に、谷部と山部を有するスパイラル状溝が配設されるシーグバーン型であることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の真空ポンプを提供する。
本発明によれば、分割構造をもつ固定円板を有する真空ポンプにおいて、当該分割構造が接合される接合面に生じる隙間やズレを少なくすることができるので、真空ポンプの排気性能の低下を可能な限り抑えることができる。
また、本発明によれば、シーグバーン構造を有し、分割構造を有する固定円板を、真空ポンプのベースに挿入する(すなわち、ベースの内周面にインロー構造を設ける構成にする)。この構成により、固定円板の半径方向は、ベースによって規制されるので、隙間やズレを生じにくくすることができる。
さらに、本発明によれば、高さ方向については、スペーサリングで挟持されるので、固定円板の半径方向と軸方向の両方について、精度良く位置決めを行うことができる。
真空ポンプの概略構成例を示した図である。 インロー位置を説明するための拡大図である。 変形例1を説明するための図である。 変形例2を説明するための図である。 変形例3を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。
(i)実施形態の概要
本実施形態に係るターボ分子ポンプでは、固定円板と芯出しする固定部材とのインロー関係を、外側から拘束する構造に統一する。つまり、ベースと固定円板の嵌め合い構造において、ベースの内周面によって固定円板の外周面を押さえ込んで接合する(外側から拘束する)構造によって中心出し(位置決め/センタリング)を行う。
また、本実施形態に係るターボ分子ポンプでは、固定円板のインロー構造を一体部品で構成する。
さらに、本実施形態に係るターボ分子ポンプでは、固定翼とシーグバーン構造を有する固定円板のインロー位置を別に設ける。
(ii)実施形態の詳細
以下、本発明の好適な実施の形態について、図1から図5を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る真空ポンプ(ターボ分子ポンプ1)の概略構成例を示した図であり、ターボ分子ポンプ1の軸線方向の断面図を示している。
なお、本発明の実施形態では、便宜上、回転翼の直径方向を「径(直径・半径)方向」、回転翼の直径方向と垂直な方向を「軸線方向」として説明する。
ターボ分子ポンプ1の外装体を形成するケーシング2は、略円筒状の形状をしており、ケーシング2の下部(排気口6側)に設けられたベース3と共にターボ分子ポンプ1の筐体を構成している。そして、この筐体の内部には、ターボ分子ポンプ1に排気機能を発揮させる構造物である気体移送機構が収納されている。
この気体移送機構は、大きく分けて、回転自在に支持(軸支)された回転部(ロータ部)と筐体に対して固定された固定部から構成されている。
また、図示しないが、ターボ分子ポンプ1の外装体の外部には、ターボ分子ポンプ1の動作を制御する制御装置が専用線を介して接続されている。
ケーシング2の端部には、当該ターボ分子ポンプ1へ気体を導入するための吸気口4が形成されている。また、ケーシング2の吸気口4側の端面には、外周側へ張り出したフランジ部5が形成されている。
また、ベース3には、当該ターボ分子ポンプ1から気体を排気するための排気口6が形成されている。
回転部は、回転軸であるシャフト7、このシャフト7に配設されたロータ8、ロータ8に設けられた複数枚の回転翼9を備える。なお、シャフト7、ロータ8、および回転翼9によりロータ部が構成される。
回転翼9は、吸気口4側(9a、9b、9c、9d)では、ブレード形状となっており、排気口6側(9e)では円板形状で形成されている。
シャフト7の軸線方向中程には、シャフト7を高速回転させるためのモータ部20が設けられ、ステータコラム80に内包されている。
更に、シャフト7のモータ部20に対して吸気口4側、および排気口6側には、シャフト7をラジアル方向(径方向)に非接触で支持(軸支)するための径方向磁気軸受装置30、31が設けられている。また、シャフト7の下端には、シャフト7を軸線方向(アキシャル方向)に非接触で支持するための軸方向磁気軸受装置40が設けられている。
固定翼10は、シャフト7の軸線に垂直な平面から所定の角度だけ傾斜してケーシング2の内周面からシャフト7に向かって伸びたブレードから構成されている。そして、固定翼10は、ケーシング2の内周側において回転翼9と互い違いに、軸線方向に複数段配設されている。
なお、段数については、真空ポンプに要求される排出性能(排気性能)を満たすために必要な任意の数の固定翼10および(あるいは)回転翼9を設ける構成にすればよい。
固定円板50は、シャフト7の軸線に対して垂直に放射状に伸びた円板形状をし、スパイラル状溝が刻設された円板部材である。本実施形態では、半円形状の部材を接合することにより円形形状に形成される。
スペーサリング70は、円筒形状をした固定部材であり、各段の固定翼10や固定円板50は、このスペーサリング70によって互いに隔てられて固定される。
このように構成されたターボ分子ポンプ1により、ターボ分子ポンプ1は、ターボ分子ポンプ1に配設される真空室(図示しない)内の真空排気処理を行う。
図2は、図1のα部を拡大した図であり、本実施形態のインロー位置(A)を説明するための拡大図である。
図2(a)に示したように、スペーサリング70の内周に固定円板50を嵌め合わせる構成でインロー位置Aを形成する。
より詳しくは、スペーサリング70に、2つの異なる内径を有する二段構造の内周面を形成する。そして、スペーサリング70における大きい方の内径の内周面と、固定円板50の外周面とがインロー構造(インロー位置A)を形成するように、固定円板50の外周の寸法を決める。
この構成により、固定円板50とスペーサリング70を嵌め合わせて組み立てるときに、固定円板50はスペーサリング70によって外側から拘束される。すなわち、固定円板50はスペーサリング70によって外側から位置決めされる。
その結果、固定円板50を内側で位置決めする場合と比較して、固定円板50の分割の隙間やズレを少なくすることができるので、真空ポンプの排気性能の低下を抑えることができる。
また、この時のインロー構造を、すきまバメの寸法関係ではなく、中間バメや軽度のしまりバメの寸法関係にすることで、接合端面が密着するため、より固定円板50の分割のズレや隙間を少なくすることができる。
また、この構成により、固定円板50とスペーサリング70を嵌め合わせて固定するためのOリングが不要になるので、構成部材を少なくすることができるので、組み立てが容易になり製造コストを低減させることができる。
さらに、排気口6側から2番目に配設される固定円板50については、図2(b)に示したように、ベース3の内周に固定円板50を嵌め合わせる構成でインロー位置A’を形成する構成にしてもよい。すなわち、ベース3の上面と、最も排気口6に近い位置に配設されるスペーサリング70が一体化されたような構成になる。
より詳しくは、ベース3の上面に、2つの異なる内径を有する二段構造の内周面(内周側面)を形成する構成にする。そして、ベース3における大きい方の内径の内周面と、固定円板50の外周面(外周側面)とがインロー構造(インロー位置A’)を形成するように、固定円板50の外周の寸法を決める。
この構成により、固定円板50とベース3の上面を嵌め合わせて組み立てるときに、固定円板50はベース3によって外側から拘束される。すなわち、固定円板50はベース3によって外側から位置決めされる。
その結果、固定円板50は、基準となるベース3とインロー構造を形成することができるので、より中心ズレが生じ難くなるという効果を得ることができる。
さらに、図2(a)(b)に示したように、インロー位置(A、A’)における固定円板50の外周側の下端(排気口6側)の角部は、C面取りもしくはR形状を有する「ニゲ」構造にする。また、下端のみだけではなく、上端または上端と下端の両方の角部を、前述したような「ニゲ」構造にしてもよい。
この構成により、嵌め込まれる側(スペーサリング70、ベース3)の接合面よりも、嵌め込む側(固定円板50)の接合面の方が、丸み形状が大きくなる(弧の丸みがゆるやかになる)ので、加工によって角部のバリや返りなどが生じた場合でも干渉することなく、嵌め込みやすくなり組み立てがより容易になる。
上述した実施形態は、以下のように変形することができる。
(iii)変形例1
図3(a)は、図1のa−a断面を排気口6側からみた断面図であり、図3(b)は、図3(a)のβ部を拡大した図である。
本実施形態の変形例1に係る固定円板500は、図3(b)に示したように、インロー用凸部501を有する。
より詳しくは、本実施形態の変形例1では、ターボ分子ポンプ1の組立性を考慮し、固定円板500とスペーサリング70(あるいはベース3)によるインロー構造を、固定円板500の外周全周に形成させるのではなく、固定円板500の外周において部分的に形成させる。
つまり、固定円板500の外周面に、インロー構造を形成するためのインロー用凸部501を等間隔に数カ所配置する構成にする。
なお、このインロー用凸部501は、固定円板500の外周面において、少なくとも、円筒形における位置決め(センタリング)の最小単位である3カ所に形成されることが望ましい。なお、3カ所以上であれば、偶数箇所に形成される構成であるとよい。
(iv)変形例2
図4は、図1のα部を拡大した図である。
本実施形態の変形例2に係る固定円板510は、ターボ分子ポンプ1の組立および分解作業時のサポート構造として、突起部511を有する。
この突起部511を有する構成により、固定円板510を持ち上げる際に、取り上げやすくすることができるので、組立および分解時の作業効率を高めることができる。
なお、突起部511は、固定円板510の外周全周に設けられてもよいし、一部に設ける構成にしてもよい。
(v)変形例3
図5は、図1のα部付近を拡大した図である。
本実施形態の変形例3では、ターボ分子ポンプ1において、固定円板50のインロー位置(B)、スペーサリング701のインロー位置(C)、および固定翼10のインロー位置(D)は、各々が別に設けられた構成にする。
より詳しくは、図5に示したように、ベース3の内周面に固定円板50を嵌め合わせる構成でインロー位置Bを形成し、また、スペーサリング701の第1の内周面にベース3の外周面を嵌め合わせる構成でインロー位置Cを形成し、さらに、スペーサリング701の第2の内周面に固定翼10を嵌め合わせる構成でインロー位置Dを形成する。
(v−i)インロー位置B
インロー位置Bは、固定円板50の外周面と、ベース3(またはスペーサリング70)の内周面とにより形成されるインロー構造の位置を示す。このインロー位置Bのインロー構造は、ベース3(または、スペーサリング70)に形成された2つの異なる内径を有する二段構造の内周面のうち、大きい方の内径の内周面と、固定円板50の外周面とにより構成される。
この構成により、固定円板50とベース3(またはスペーサリング70)を嵌め合わせて組み立てるときに、固定円板50はベース3(またはスペーサリング70)によって外側から拘束される。すなわち、固定円板50はベース3(またはスペーサリング70)によって外側から位置決めされる。
また、スペーサリング700は固定円板50によって内側から拘束される。すなわち、スペーサリング700は固定円板50によって内側から位置決めされる。
(v−ii)インロー位置C
インロー位置Cは、ベース3(またはスペーサリング70)の外周面と、スペーサリング701の内周面により形成されるインロー構造の位置を示す。このインロー位置Cのインロー構造は、スペーサリング701に形成された3つの異なる内径を有する三段構造の内周面のうち、最も大きい内径の内周面(最も外側の内周面)の端部(排気口6側)と、ベース3(またはスペーサリング70)の外周面の端部(吸気口4側)とにより構成される。
この構成によりスペーサリング701とベース3(またはスペーサリング70)を嵌め合わせて組み立てるときに、スペーサリング701はベース3(またはスペーサリング70)によって内側から拘束される。すなわち、スペーサリング701はベース3(またはスペーサリング70)によって内側から位置決めされる。
(v−iii)インロー位置D
インロー位置Dは、固定翼10の外周面と、スペーサリング701の内周面により形成されるインロー構造の位置を示す。このインロー位置Dのインロー構造は、スペーサリング701に形成された3つの異なる内径を有する三段構造の内周面のうち、二番目に大きい内径の内周面と、固定翼10の外周面とにより構成される。
この構成によりスペーサリング701と固定翼10を嵌め合わせて組み立てるときに、固定翼10はスペーサリング701によって外側から拘束される。すなわち、固定翼10はスペーサリング701によって外側から位置決めされる。
この構成により、固定翼10がインロー構造を形成する部材と、固定円板50がインロー構造を形成する部材は、各々別部材であるため、基準からの誤差をより生じ難くすることができるという効果を得ることができる。
上述した構成により、本実施形態および変形例では、スペーサリング70に固定円板50を挿入して内側のインロー構造を設ける構成にしたので、分割構造を有する固定円板での接合面での隙間やズレを少なくすることができ、排気性能の低下を抑えることができる。
また、排気口6側においては、基準となるベース3に固定円板50を挿入して内側のインロー構造を設ける構成にすることにより、分割構造を有する固定円板50での接合面での隙間やズレをより少なくすることができ、排気性能の低下をより抑えることができる。
さらに、インロー構造は、固定円板500における外周全周に形成させるのではなく部分的に形成する構成にしたので、排気性能の低下を防ぎつつ、真空ポンプの組立性をよくすることができる。
上述したインロー構造によって半径方向の隙間やズレを少なくすることができるため、接合面のズレによる回転側部品との接触を低減させることができる。
また、高さ方向については、スペーサリング70で挟持されるので、固定円板の半径方向と軸方向(高さ方向)の両方について、精度良く位置決めを行うことができる。
本発明の実施形態および変形例は、各々を組み合わせた構成にしてもよい。前述のようなシーグバーン型分子ポンプ部とターボ分子ポンプ部を備える複合型ポンプだけではなく、シーグバーン型分子ポンプ部とねじ溝式ポンプ部を備えた複合型ポンプ、あるいは、シーグバーン型分子ポンプ部とターボ分子ポンプ部とねじ溝式ポンプ部とを備えた複合型ポンプに適用することができる。
また、シーグバーン型分子ポンプ部のみやターボ分子ポンプ部のみの構成であっても適用することができる。
1 ターボ分子ポンプ
2 ケーシング
3 ベース
4 吸気口
5 フランジ部
6 排気口
7 シャフト
8 ロータ
9(9a、9b、9c、9d、9e) 回転翼
10 固定翼
20 モータ部
30 径方向磁気軸受装置
31 径方向磁気軸受装置
40 軸方向磁気軸受装置
50 固定円板
500 固定円板
501 インロー用凸部
510 固定円板
511 突起部
70 スペーサリング
700 スペーサリング
701 スペーサリング
80 ステータコラム
1000 ターボ分子ポンプ(従来)
5000 固定円板(従来)
5100 固定円板(従来)
6000 Oリング(従来)
7000 スペーサリング(従来)
A (固定円板50の)インロー位置(ベース3内周面)
B (固定円板50の)インロー位置(ベース3内周面)
C (スペーサリング701の)インロー位置(ベース3外周面)
D (固定翼10の)インロー位置(スペーサリング内周面)
E (固定円板5100の)インロー位置(スペーサリング外周面)

Claims (8)

  1. 吸気口と排気口が形成された外装体と、
    前記外装体に内包され、回転自在に支持された回転軸と、
    前記回転軸または前記回転軸に配設された回転円筒体の外周面に、放射状に配設された回転円板状部と、
    前記回転円板状部と、隙間を介して軸方向において対向し、かつ同心で配置された固定円板状部と、
    前記固定円板状部を固定するスペーサ部と、
    前記回転円板状部と前記固定円板状部との相互作用により前記吸気口側から吸気した気体を前記排気口側へ移送する真空排気機構と、
    を備える真空ポンプにおいて、
    前記スペーサ部は、前記固定円板状部の前記吸気口側と前記排気口側に配置され、前記軸方向に離れており、
    前記固定円板状部は、少なくとも2つに分割され、分割された前記固定円板状部の接合面が流路を分断しており、前記固定円板状部の外周面と前記スペーサ部の内周面により、前記固定円板状部の前記吸気口側と前記排気口側で位置決めされることを特徴とする真空ポンプ。
  2. 前記固定円板状部は、前記外周面の一部に突起部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の真空ポンプ。
  3. 前記固定円板状部は、前記スペーサ部の前記内周面により外周側から圧力を加えられて固定されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の真空ポンプ。
  4. 前記固定円板状部が前記スペーサ部の前記内周面により加えられる前記圧力は、前記固定円板状部の前記外周面の一部に加えられることを特徴とする請求項3に記載の真空ポンプ。
  5. 前記固定円板状部の外周側の上端または下端の角部にニゲ構造を有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の真空ポンプ。
  6. 前記外装体は、前記吸気口が形成されるケーシング部と前記排気口が形成されるベース部を有し、
    前記スペーサ部のうち、前記排気口側に最も近く配設される第1スペーサ部は、前記ベース部と一体で構成されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の真空ポンプ。
  7. 前記回転円板状部と所定の間隔を設けて配置された固定翼を更に備え、前記固定翼は、前記固定円板状部を位置決めする前記第1スペーサ部とは異なる第2スペーサ部の内周面により位置決めされることを特徴とする請求項6に記載の真空ポンプ。
  8. 前記回転円板状部または前記固定円板状部は、少なくとも一方の前記軸方向における対向面の少なくとも一部に、谷部と山部を有するスパイラル状溝が配設されるシーグバーン型であることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の真空ポンプ。
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