JP6584781B2 - 二重管用スペーサ - Google Patents
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Description
この二重管用スペーサによれば、接触部は、内管支持部の径方向の外方に向けて突出する曲面であるため、外管支持部の外面と外管の内面との接触面積がより小さくなり、外管支持部の外面と外管の内面との摺動抵抗がより小さくなる。このため、作業者は、内管に配置された二重管用スペーサをよりスムーズに外管に挿入することができ、二重管を施工する際の作業効率が一層向上される。
この二重管用スペーサによれば、接触部が外管の内面と点接触する形状であるため、外管支持部の外面と外管の内面との摺動抵抗がより小さくなり、二重管を施工する際の作業効率がより向上される。
図1を参照して、二重管用スペーサ1の構成について説明する。
二重管用スペーサ1は、円筒状の内管支持部10、内管60(図2参照)が内部に配置される外管70(図3参照)を支持する複数の外管支持部40、および、内管支持部10と外管支持部40とを接続する接続部50を備える。内管支持部10と内管60とを接着して固定する場合、二重管用スペーサ1を構成する材料は、内管60を構成する材料と同じ材料でありリサイクル可能な合成樹脂が好ましい。二重管用スペーサ1を構成する材料の好ましい一例は、硬質ポリ塩化ビニル等の合成樹脂である。内管支持部10、外管支持部40、および、接続部50は、一体的に形成されている。
外管支持部40は、内管支持部10の周方向に一例として3つ形成され、3つの外管支持部40は実質的に同一の構造を有する。外管支持部40は、連続部32と間隔をあけて対向し、接続部50の第1の接続部51を支点として内管支持部10に接近するように弾性変形する。外管支持部40の先端41Bは、二重管用スペーサ1の高さ方向において、突出部31の先端31Bよりも低い位置に存在している。外管支持部40のうちの外管70に面する面である外面41Aは、外管70の内面と接触して外管70を支持する接触部42、および、接触部42の周囲に形成され、外管70の内面と接触しない非接触部43を含む。
図2に示されるように、内管60が、内管支持部10の案内部30を介して内管支持部10に挿入される。これにより、内管支持面11と内管60の外面とが接触し、内管支持部10が内管60を支持する。なお、内管60の長さに応じて、複数個の二重管用スペーサ1が内管60に取り付けられる。また、内管60の表面と内管支持面11とを接着してもよい。
(1)外管支持部40の外面41Aが接触部42および非接触部43を含むため、外管支持部40の外面41Aの全体が外管70の内面と接触する場合と比較して、外管支持部40の外面41Aと外管70の内面との接触面積が小さくなる。このため、外管支持部40の外面41Aと外管70の内面との摺動抵抗が小さくなる。このため、作業者は、内管60に配置された二重管用スペーサ1をよりスムーズに外管70に挿入することができ、二重管を施工する際の作業効率がより向上される。
(8)内管60が内管支持部10に挿入されるとき、案内部30により内管60の先端の径方向の位置決めがなされた後、内管60が内管支持部10に挿入される。このため、内管60を内管支持部10に挿入しやすい。
図4を参照して、第2実施形態の二重管用スペーサ1の構成について、第1実施形態の二重管用スペーサ1の構成との相違点を中心に説明する。
(変形例)
なお、上記各実施形態は、以下のように変更してもよい。また、以下の各変更例は、技術的に矛盾しない範囲において互いに組み合わせることもできる。
・第1実施形態において、第1の接続部51は、内管支持部10の外周面13と外管支持部40とを繋ぐ形状としてもよい。
・第1実施形態において、案内部30の少なくとも一つを省略できる。同様に、第2実施形態において、案内部230を省略してもよい。
・第1実施形態において、案内部30は、内管支持部10の下面15から二重管用スペーサ1の高さ方向に延びる形状としてもよい。
・第1実施形態において、外管支持部40の先端41Bを二重管用スペーサ1の高さ方向において、突出部31の先端31Bよりも高い位置、または、突出部31の先端31Bと同じ位置に形成してもよい。
・第2実施形態において、外管支持部240の内面と内管支持部210の外周面213とを繋ぐ第2の接続部を形成してもよい。
Claims (4)
- 樹脂材料により形成される二重管用スペーサであって、
内管を支持する内管支持面が形成された円筒状の内管支持部と、
前記内管が内部に配置される外管を支持する複数の外管支持部と、
前記内管支持部と前記外管支持部とを接続する接続部とを備え、
前記接続部を支点として前記内管支持部に接近するように前記外管支持部が弾性変形でき、
前記外管支持部において前記外管に面する外面は、前記外管の内面と接触して前記外管を支持する接触部、および、前記接触部の周囲に形成され、前記外管の内面と接触しない非接触部を含み、
前記接触部は、前記外管の内面と点接触する形状である
二重管用スペーサ。 - 樹脂材料により形成される二重管用スペーサであって、
内管を支持する内管支持面が形成された円筒状の内管支持部と、
前記内管が内部に配置される外管を支持する複数の外管支持部と、
前記内管支持部と前記外管支持部とを接続する接続部とを備え、
前記接続部を支点として前記内管支持部に接近するように前記外管支持部が弾性変形でき、
前記外管支持部において前記外管に面する外面は、前記内管支持部の軸方向及び径方向の断面が共に湾曲形状であり、前記外管の内面と接触して前記外管を支持する接触部、および、前記接触部の周囲に形成され、前記外管の内面と接触しない非接触部を含む
二重管用スペーサ。 - 樹脂材料により形成される二重管用スペーサであって、
内管を支持する内管支持面が形成された円筒状の内管支持部と、
前記内管が内部に配置される外管を支持する複数の前記内管支持部の高さ方向に延びる外管支持部と、
前記内管支持部と前記外管支持部とを接続する接続部とを備え、
前記接続部を支点として前記内管支持部に接近するように前記外管支持部が弾性変形でき、
前記内管支持部には、周方向の一部に切り欠きが形成され、前記内管支持部の上面には、前記高さ方向に延びる突出部を含み、前記内管を前記内管支持面に案内する案内部が形成されている
二重管用スペーサ。 - 樹脂材料により形成される二重管用スペーサであって、
内管を支持する内管支持面が形成された円筒状の内管支持部と、
前記内管が内部に配置される外管を支持する複数の外管支持部と、
前記内管支持部と前記外管支持部とを接続する接続部とを備え、
前記接続部は、前記外管支持部と前記内管支持部の外周面または下面とを繋ぐ第1の接続部、および、前記第1の接続部と前記外管支持部の内面と前記内管支持部の外周面とを繋ぐ第2の接続部を有し、
前記第1の接続部を支点として前記内管支持部に接近するように前記外管支持部が弾性変形できる
二重管用スペーサ。
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