JP6579833B2 - 液体吐出装置および液体吐出ヘッドの保温制御方法 - Google Patents
液体吐出装置および液体吐出ヘッドの保温制御方法 Download PDFInfo
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Description
(第1実施形態)
図1は液体吐出装置としてのインクジェット記録装置(以下「記録装置」という)1の内部構成を示す斜視図である。図1に示すように、記録装置1は、ローラ対2、ガイド軸3、キャリッジ4、および記録ヘッド(液体吐出ヘッド)5を備えている。ローラ対2は、搬送ローラとピンチローラとによって構成されており、ローラ対の間にシートSを挟持しながら回転することによって、y方向へシートSを搬送する。ガイド軸3は、キャリッジ4のx方向への往復移動をガイドする。キャリッジ4には記録ヘッド5が着脱可能に搭載されている。記録ヘッド5のシートSとの対向面には、複数の吐出口が配列された吐出口列が設けられている。シートSに吐出口からz方向へ向けてインクを吐出することによって、シートSにインクが付与される。記録装置1には不図示のプラテンが設けられており、記録ヘッド5とシートSとの間隔が所定の間隔となるように、シートSはプラテンに支持される。
ここでは、保温領域の位置に応じて、保温の際にヒータ15に供給するエネルギ量を変化させる。その他の構成は第1実施形態と同様であるのでその説明を省略する。図10(a)は保温領域と使用領域とを示す模式図であり、図10(b)は図10(a)に示す保温領域2の位置B−B´に対応するヒータ15に供給されるエネルギ量を示すグラフである。
上記実施形態においては、ある記録走査中に次の記録走査にて新たに使用される吐出口を含む保温領域(次の保温領域)を保温する方法を説明したが、その際に、更にその次の保温領域の温度を制御してもよい。この場合、次の記録走査にて新たに使用される吐出口のみを含む領域を次の保温領域としても、これに隣接する吐出口を含む領域をその次の保温領域とすることによって、次の記録走査に新たに使用される吐出口を含む領域の温度低下を防止することができる。但し、この場合であっても、最初の保温領域は、最初の記録走査にて使用する吐出口を含む領域であり且つ当該吐出口付近の吐出口をも含む領域とすることによって、使用領域の境界付近における温度低下を防止することができる。
5 記録ヘッド(液体吐出ヘッド)
15 ヒータ(発熱抵抗素子)
201 吐出口
304 制御部(保温制御手段)
Claims (10)
- 熱エネルギを発生させる複数の発熱抵抗素子と、前記複数の発熱抵抗素子に対応して設けられている複数の吐出口によって構成された吐出口列と、を有する液体吐出ヘッドと、
前記吐出口から液体を吐出させない程度に前記発熱抵抗素子の駆動を制御して、前記液体吐出ヘッドの温度を所定の目標温度に加熱する保温制御手段と、
を備え、
前記保温制御手段は、前記吐出口列の一部の領域に含まれる吐出口のみを用いる吐出動作の前に、当該吐出動作に使用される吐出口、および当該吐出口の周囲の当該吐出動作に使用されない吐出口に対応する発熱抵抗素子を駆動させて前記液体吐出ヘッドの加熱を行い、他の発熱抵抗素子の駆動を行わないように制御することを特徴とする液体吐出装置。 - 前記保温制御手段は、吐出動作中に、当該吐出動作の次の吐出動作にて新たに使用される吐出口に対応する発熱抵抗素子の駆動を制御することを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
- 前記保温制御手段は、前記次の吐出動作にて新たに使用される吐出口の周囲の吐出口に対応する発熱抵抗素子の駆動も制御することを特徴とする請求項2に記載の液体吐出装置。
- 熱エネルギを発生させる複数の発熱抵抗素子と、前記複数の発熱抵抗素子に対応して設けられている複数の吐出口によって構成された吐出口列と、を有する液体吐出ヘッドと、
前記吐出口から液体を吐出させない程度に前記発熱抵抗素子の駆動を制御して、前記液体吐出ヘッドの温度を所定の温度に保つ保温制御手段と、
を備え、
前記保温制御手段は、前記吐出口列の一部の領域に含まれる吐出口のみを用いる吐出動作の前に、当該吐出動作に使用される吐出口に対応する発熱抵抗素子の駆動を制御し、第1の吐出動作の終了後であり次の第2の吐出動作の開始前に、前記第1の吐出動作に使用された吐出口および前記第2の吐出動作にて新たに使用される吐出口に対応する発熱抵抗素子の駆動を制御することを特徴とする液体吐出装置。 - 熱エネルギを発生させる複数の発熱抵抗素子と、前記複数の発熱抵抗素子に対応して設けられている複数の吐出口によって構成された吐出口列と、を有する液体吐出ヘッドと、
前記吐出口から液体を吐出させない程度に前記発熱抵抗素子の駆動を制御して、前記液体吐出ヘッドの温度を所定の温度に保つ保温制御手段と、
を備え、
前記保温制御手段は、前記吐出口列の一部の領域に含まれる吐出口のみを用いる吐出動作の前に、当該吐出動作に使用される吐出口に対応する発熱抵抗素子の駆動を制御し、吐出動作中に、当該吐出動作の次の吐出動作にて新たに使用される吐出口、および当該次の吐出動作にて新たに使用される吐出口の周囲の吐出口に対応する発熱抵抗素子の駆動を制御し、吐出動作に使用されている吐出口に隣接する吐出口に対応する発熱抵抗素子に供給するエネルギ量よりも、前記隣接する吐出口よりも前記吐出動作に使用されている吐出口から遠い位置にある吐出口に対応する発熱抵抗素子に供給するエネルギ量を、大きくすることを特徴とする液体吐出装置。 - 熱エネルギを発生させる複数の発熱抵抗素子と、前記複数の発熱抵抗素子に対応して設けられている複数の吐出口によって構成された吐出口列と、を有する液体吐出ヘッドと、
前記吐出口から液体を吐出させない程度に前記発熱抵抗素子の駆動を制御して、前記液体吐出ヘッドの温度を所定の温度に保つ保温制御手段と、
を備え、
前記保温制御手段は、前記吐出口列の一部の領域に含まれる吐出口のみを用いる吐出動作の前に、当該吐出動作に使用される吐出口に対応する発熱抵抗素子の駆動を制御し、吐出動作中に、当該吐出動作に使用されている吐出口から離れた位置に配置されている吐出口に対応する発熱抵抗素子の駆動を制御することを特徴とする液体吐出装置。 - 熱エネルギを発生させる複数の発熱抵抗素子と、前記複数の発熱抵抗素子に対応して設けられている複数の吐出口によって構成された吐出口列と、を有する液体吐出ヘッドと、
前記吐出口から液体を吐出させない程度に前記発熱抵抗素子の駆動を制御して、前記液体吐出ヘッドの温度を所定の温度に保つ保温制御手段と、
前記液体吐出ヘッドの複数回の吐出動作によって単位領域に対する液体の付与を完了させる場合、前記単位領域に対する1回の吐出動作にて使用する吐出口の数ごとに前記吐出口列を分割した複数の領域に対応した複数の保温領域を設定する設定手段と、
を備え、
前記保温制御手段は、前記吐出口列の一部の領域に含まれる吐出口のみを用いる吐出動作の前に、当該吐出動作に使用される吐出口に対応し、かつ設定された複数の保温領域ごとに対応する発熱抵抗素子の駆動を制御することを特徴とする液体吐出装置。 - 前記液体吐出ヘッドは、前記液体吐出ヘッドの温度を検出する検出部を有しており、
前記保温制御手段は、前記検出部からの検出結果に基いて、発熱抵抗素子の駆動を制御する、
ことを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載の液体吐出装置。 - 熱エネルギを発生させる複数の発熱抵抗素子と、前記複数の発熱抵抗素子に対応して設けられている複数の吐出口によって構成された吐出口列と、を有する液体吐出ヘッドの保温制御方法であって、
前記吐出口から液体を吐出させない程度に前記発熱抵抗素子の駆動を制御して、前記液体吐出ヘッドの温度を所定の目標温度に加熱する保温制御工程を含み、
前記保温制御工程においては、前記吐出口列の一部の領域に含まれる吐出口のみを用いる吐出動作の前に、当該吐出動作に使用される吐出口、および当該吐出口の周囲の当該吐出動作に使用されない吐出口に対応する発熱抵抗素子を駆動させて前記液体吐出ヘッドの加熱を行い、他の発熱抵抗素子の駆動を行わないように制御することを特徴とする液体吐出ヘッドの保温制御方法。 - 熱エネルギを発生させる複数の発熱抵抗素子と、前記複数の発熱抵抗素子に対応して設けられている複数の吐出口によって構成された吐出口列と、を有する液体吐出ヘッドの保温制御方法であって、
前記吐出口から液体を吐出させない程度に前記発熱抵抗素子の駆動を制御して、前記液体吐出ヘッドの温度を所定の温度に保つ保温制御工程を含み、
前記保温制御工程においては、前記吐出口列の一部の領域に含まれる吐出口のみを用いる吐出動作の前に、当該吐出動作に使用される吐出口に対応する発熱抵抗素子の駆動を制御し、第1の吐出動作の終了後であり次の第2の吐出動作の開始前に、前記第1の吐出動作に使用された吐出口および前記第2の吐出動作にて新たに使用される吐出口に対応する発熱抵抗素子の駆動を制御することを特徴とする液体吐出ヘッドの保温制御方法。
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JP2015135071A JP6579833B2 (ja) | 2015-07-06 | 2015-07-06 | 液体吐出装置および液体吐出ヘッドの保温制御方法 |
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