JP6578979B2 - ブラシレスモータ - Google Patents

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Description

本発明は、ブラシレスモータに関する。
従来、回転磁界を形成するステータと、ステータの径方向外側にステータと対向して配置されたロータマグネットを有するロータと、ステータを保持するセンターピースと、ステータを制御する制御基板と、ロータマグネットから発生する磁気を制御基板に実装された磁気検知センサに誘導する磁気誘導部材とを備えたブラシレスモータがある(例えば、特許文献1参照)。
このブラシレスモータにおいて、センターピースは、ステータの軸方向一方側にステータと対向して配置された板状部を有しており、制御基板は、板状部に対するステータと反対側に配置されている。また、磁気誘導部材は、センターピースの板状部を貫通してロータマグネット側から制御基板側に延びている。
特開2013−158069号公報
上記ブラシレスモータでは、センターピースと磁気誘導部材との間の絶縁性を確保するためにセンターピースを樹脂製とすることも考えられるが、センターピースを樹脂製とした場合には、センターピースの剛性が低下する虞がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、センターピースと磁気誘導部材との間の絶縁性を確保できると共に、センターピースの剛性を確保できるブラシレスモータを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載のブラシレスモータは、シャフトと、シャフトと同軸に配置され、前記シャフトを中心に放射状に延びる複数のティース間にスロットが形成され、インシュレータを介して前記ティースに巻回された巻線部を有して回転磁界を形成する円環状のステータと、前記ステータの径方向外側に前記ステータと対向して配置されたロータマグネットを有するロータと、前記ステータの軸方向一方側に前記ステータと対向して配置された板状部を有し、前記ステータを保持する金属製のセンターピースと、前記板状部に対する前記ステータと反対側に配置されると共に、磁気検知センサが実装された制御基板と、前記ロータマグネット側から前記磁気検知センサ側へ延び、前記ロータマグネットから発生する磁気を前記磁気検知センサに誘導する磁気誘導部材と、前記制御基板に接続されたコネクタ端子と、前記磁気誘導部材とを保持し、前記センターピースに固定された樹脂製のコネクタ部材と、を備える。
このブラシレスモータによれば、センターピースには、樹脂製のコネクタ部材が固定されており、磁気誘導部材は、コネクタ部材に保持されている。したがって、金属製のセンターピースと磁気誘導部材との間にコネクタ部材の樹脂部を介在させることができるので、センターピースと磁気誘導部材との間の絶縁性を確保することができる。
また、センターピースは、金属製とされているので、センターピースが樹脂製とされた場合に比して、センターピースの剛性を確保することができる。
請求項2に記載のブラシレスモータは、請求項1に記載のブラシレスモータにおいて、前記板状部に、前記板状部の厚さ方向に貫通する開口が形成され、前記磁気誘導部材が、前記開口を通じて前記ロータマグネット側から前記磁気検知センサ側へ延び、前記コネクタ部材に、前記磁気誘導部材を保持すると共に前記開口を塞ぐ蓋部が形成され、前記開口の周縁部と前記蓋部との間に、シールが施された構成である。
このブラシレスモータによれば、板状部には、この板状部の厚さ方向に貫通する開口が形成されており、磁気誘導部材は、開口を通じてロータマグネット側から磁気検知センサ側へ延びている。したがって、磁気誘導部材を直線状に形成でき、短いルートでロータマグネット側から制御基板側に磁気を誘導できるので、構造を簡素化することができる。
また、コネクタ部材には、磁気誘導部材を保持すると共に開口を塞ぐ蓋部が形成されており、この開口の周縁部と蓋部との間には、シールが施されている。したがって、ロータ側から開口を通じて制御基板側に水が浸入することを抑制することができる。
請求項3に記載のブラシレスモータは、請求項2に記載のブラシレスモータにおいて、前記磁気誘導部材として、第一磁気誘導部材、第二磁気誘導部材、及び、第三磁気誘導部材からなる3個の磁気誘導部材を備え、前記ロータマグネットに形成された複数の磁極の数と前記ステータに形成された複数のスロットの数との関係が、10極12スロット、又は、14極12スロットであり、前記第一磁気誘導部材が、前記複数のスロットのうち第一のスロットの開口角度を二等分する線上に配置され、前記第二磁気誘導部材が、前記複数のスロットのうち前記第一のスロットの二つ隣の第二のスロットの開口角度を二等分する線上に配置され、前記第三磁気誘導部材が、電気角で120度に相当する分、前記第一磁気誘導部材に対して前記第二磁気誘導部材の側へずれて配置され、前記第一磁気誘導部材、前記第二磁気誘導部材、及び、前記第三磁気誘導部材が、共通の前記開口を通じて前記ロータマグネット側から前記磁気検知センサ側へ延びている構成である。
このブラシレスモータによれば、第一磁気誘導部材、第二磁気誘導部材、及び、第三磁気誘導部材は、いずれも共通の開口を通じてロータマグネット側から磁気検知センサ側へ延びている。したがって、例えば、各磁気誘導部材に対応する開口を板状部に複数形成する場合に比して、板状部、ひいては、センターピース全体の剛性を向上させることができる。
また、第三磁気誘導部材を、電気角で120度に相当する分、第一磁気誘導部材に対して第二磁気誘導部材の側へずれて配置するといった工夫により、第一磁気誘導部材、第二磁気誘導部材、及び、第三磁気誘導部材が互いに近づいて配置されている。したがって、開口の大きさを小さくすることができるので、このことによっても、板状部、ひいては、センターピース全体の剛性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係るブラシレスモータの斜視図である。 図1のブラシレスモータの縦断面図である。 図1のブラシレスモータにおけるコネクタ部材の周辺部の縦断面図である。 図1のブラシレスモータにおけるコネクタ部材の周辺部の斜視図である。 図1のブラシレスモータにおける磁気誘導部材の周辺部の斜視図である。 図3、図4の開口の周辺部を板状部の裏側から見た斜視図である。 図6の第一磁気誘導部材、第二磁気誘導部材、及び、第三磁気誘導部材と図1のステータのスロットとの位置関係を示す平面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係るブラシレスモータについて説明する。
図1に示されるように、本発明の一実施形態に係るブラシレスモータ10は、ステータ12と、ロータ14と、シャフト16と、センターピース18とを備える。なお、図1では、ステータ12等の構造の理解の容易のために、ロータ14が想像線で示されている。
ステータ12は、全体として円環状に形成されており、シャフト16と同軸に配置されている。このステータ12は、ステータコア28と、インシュレータ30と、複数の巻線32を有している。ステータコア28には、シャフト16を中心に放射状に延びる複数のティース34が形成されており、この複数のティース34の間は、概略V字状のスロット36として形成されている。巻線32は、インシュレータ30を介して各ティース34に複数回巻回された巻線部を有する。
図2に示されるように、ロータ14は、ロータハウジング20と、ロータマグネット22とを有する。ロータハウジング20は、有天円筒状に形成されており、ロータハウジング20の天壁部の中央部には、筒状の軸受収容部24が形成されている。軸受収容部24には、一対の軸受26が収容されており、ロータ14は、一対の軸受26を介してシャフト16に回転可能に支持されている。
ロータマグネット22は、ロータハウジング20の内周面に固定されている。このロータハウジング20は、ロータ14の周方向に沿って環状に設けられており、ロータ14の周方向にN極とS極とを交互に有する構成とされている。ブラシレスモータ10は、いわゆるアウタロータ型とされており、ロータマグネット22は、ステータ12の径方向外側にステータ12と対向して配置されている。
センターピース18は、例えば鉄やアルミニウム等の金属製とされており、板状部38と、シャフト支持部40とを有する。板状部38は、ステータ12の軸方向一方側にステータ12と対向して配置されている。この板状部38には、ステータ12がネジ止めされる等により保持されている。
シャフト支持部40は、板状部38の中央部に形成されており、ステータ12側に開口する凹状に形成されている。シャフト支持部40には、シャフト16がインサート成形されている。なお、シャフト支持部40にシャフト16の一端が圧入されることにより固定されても良い。シャフト16は、円環状に形成されたステータ12の内側に配置されており、板状部38からステータ12の軸方向に沿って延びている。
また、図2に示されるように、本発明の一実施形態に係るブラシレスモータ10は、上記各構成要素に加えて、制御基板42と、回路ケース43と、コネクタ部材44とを備える。
制御基板42は、ステータ12を制御するためのものであり、板状部38に対するステータ12と反対側に配置されている。この制御基板42は、板状部38に沿って設けられている。回路ケース43は、ステータ12と反対側から板状部38に固定されており、制御基板42は、板状部38と回路ケース43との間の空間に収容されている。
図3に示されるように、制御基板42における板状部38側の面には、磁気検知センサ46が実装されている。また、図3、図4に示されるように、板状部38の一部(上述の磁気検知センサ46と対応する部分)には、後述する磁気誘導部材68及びコネクタ端子62を通すための開口48が形成されている。なお、図4では、コネクタ部材44等の構造の理解の容易のために、ロータ14が想像線で示されている。
開口48は、板状部38の厚さ方向に貫通する穴状に形成されている。開口48の周縁部には、板状部38の表側、つまり、板状部38に対するステータ12側に向けて突出する二重の壁部50、52が形成されている。この二重の壁部50、52は、開口48の全周に亘って形成されている。
コネクタ部材44は、樹脂製とされており、ネジ止め等により板状部38に固定されている。このコネクタ部材44は、コネクタハウジング部54と、蓋部56とを一体に有している。コネクタハウジング部54は、板状部38の側方に向けて突出しており、板状部38の側方に向けて開口している。
蓋部56は、上述の開口48よりも若干大きく形成されている。コネクタ部材44が板状部38に固定された状態において、蓋部56は、ステータ12側から開口48を塞いでいる。蓋部56の周縁部には、板状部38の裏側、つまり、板状部38に対するステータ12と反対側に向けて突出する二重の壁部58、60が形成されている。この二重の壁部58、60は、蓋部56の全周に亘って形成されている。この二重の壁部58、60は、上述の開口48の周縁部に形成された二重の壁部50、52に互い違いの状態で組み付けられている。
つまり、二重の壁部58、60のうち内側の壁部58は、二重の壁部50、52の間に挿入され、二重の壁部58、60のうち外側の壁部60は、二重の壁部50、52のうち外側の壁部52を外側から囲っている。この二重の壁部50、52と二重の壁部58、60の間には、例えば、接着剤又はシール剤等が塗布されており、これにより、開口48の周縁部と蓋部56との間には、シールが施されている。
図3に示されるように、コネクタ部材44には、コネクタ端子62(ターミナル)がモールド成形により一体に設けられている。このコネクタ端子62の一端64は、開口48を通じて制御基板42側に向けて延びており(図6も参照)、制御基板42に接続されている。一方、コネクタ端子62の他端66は、外部と接続される外部接続部であり、コネクタハウジング部54の内側に配置されている。
また、図3、図4に示されるように、本発明の一実施形態に係るブラシレスモータ10は、複数の磁気誘導部材68を備える。複数の磁気誘導部材68は、板状部38の厚さ方向に沿って延びる直線状に形成されている(図5も参照)。図3に示されるように、複数の磁気誘導部材68は、開口48を通じてロータマグネット22(ステータ12)側から磁気検知センサ46側へ延びており、ロータマグネット22から発生する磁気を磁気検知センサ46に誘導する機能を有する。
蓋部56における複数の磁気誘導部材68と対応する位置には、複数の保持部70が形成されている。この複数の保持部70は、蓋部56における複数の保持部70の周囲部に対してステータ12側に突出している。複数の保持部70の内側は、板状部38の裏側、つまり、板状部38に対する制御基板42側に開口する凹状に形成されており、複数の磁気誘導部材68は、複数の保持部70の内側に嵌め込まれた状態で蓋部56に保持されている(図5も参照)。
この複数の磁気誘導部材68は、樹脂製のコネクタ部材44とモールド成形される際に複数の保持部70の形成と共に複数の保持部70に保持されても良いし、複数の磁気誘導部材68とは別にコネクタ部材44が樹脂成形されて複数の保持部70が形成された後に複数の保持部70の内側に嵌合されても良い。
蓋部56は、複数の磁気誘導部材68に対する磁気検知センサ46と反対側に配置されており、複数の磁気誘導部材68は、磁気検知センサ46と反対側から蓋部56によって覆われている。
以上の構成である本実施形態のブラシレスモータ10において、ロータマグネット22に形成された複数の磁極の数と、ステータ12に形成された複数のスロットの数との関係は、10極12スロット、又は、14極12スロットである。この10極12スロット、又は、14極12スロットの構成において、複数の磁気誘導部材68の配置は、工夫されており、具体的には、次のようになっている。
なお、以降、複数の磁気誘導部材68を識別する場合には、複数の磁気誘導部材68を、第一磁気誘導部材68A、第二磁気誘導部材68B、及び、第三磁気誘導部材68Cと称する。
図7に示されるように、第一磁気誘導部材68Aは、複数のスロット36のうち第一のスロット36Aの開口角度を二等分する線A上に配置され、第二磁気誘導部材68Bは、複数のスロット36のうち第一のスロット36Aの二つ隣の第二のスロット36Bの開口角度を二等分する線B上に配置されている。また、第三磁気誘導部材68Cは、電気角で120度に相当する分、第一磁気誘導部材68Aに対して第二磁気誘導部材68Bの側へずれて配置されている。
そして、以上の構成であるブラシレスモータ10では、図2に示されるステータ12によって回転磁界が形成されると、ステータ12とロータマグネット22との間に吸引反発力が作用し、ロータ14が回転する。
また、ロータ14の回転により、図3に示されるロータマグネット22の磁極が複数の磁気誘導部材68の近くを通過すると、磁極からの磁気が複数の磁気誘導部材68によって磁気検知センサ46に誘導されて磁気検知センサ46により検知される。そして、磁気検知センサ46からの出力信号に基づいて制御基板42の制御素子により各巻線32への励磁が制御され、ロータ14の回転数が調整される。
次に、本発明の一実施形態の作用及び効果について説明する。
以上詳述したように、本発明の一実施形態に係るブラシレスモータ10によれば、センターピース18には、樹脂製のコネクタ部材44が固定されており、磁気誘導部材68は、コネクタ部材44に保持されている。したがって、金属製のセンターピース18と磁気誘導部材68との間にコネクタ部材44の樹脂部を介在させることができるので、センターピース18と磁気誘導部材68との間の絶縁性を確保することができる。
また、センターピース18は、金属製とされているので、センターピース18が樹脂製とされた場合に比して、センターピース18の剛性を確保することができる。
また、板状部38には、この板状部38の厚さ方向に貫通する開口48が形成されており、磁気誘導部材68は、開口48を通じてロータマグネット22側から磁気検知センサ46側へ延びている。したがって、磁気誘導部材68を直線状に形成でき、短いルートでロータマグネット22側から制御基板42側に磁気を誘導できるので、構造を簡素化することができる。
また、コネクタ部材44には、磁気誘導部材68を保持すると共に開口48を塞ぐ蓋部56が形成されており、この開口48の周縁部と蓋部56との間には、シールが施されている。したがって、ロータ14側から開口48を通じて制御基板42側に水が浸入することを抑制することができる。
また、複数の磁気誘導部材68は、いずれも共通の開口48を通じてロータマグネット22側から磁気検知センサ46側へ延びている(図4、図6等参照)。したがって、例えば、各磁気誘導部材68に対応する開口を板状部38に複数形成する場合に比して、板状部38、ひいては、センターピース18全体の剛性を向上させることができる。
また、図7に示されるように、第三磁気誘導部材68Cを、電気角で120度に相当する分、第一磁気誘導部材68Aに対して第二磁気誘導部材68Bの側へずれて配置するといった工夫により、第一磁気誘導部材68A、第二磁気誘導部材68B、及び、第三磁気誘導部材68Cが互いに近づいて配置されている。したがって、図3、図4等に示される開口48の大きさを小さくすることができるので、このことによっても、板状部38、ひいては、センターピース18全体の剛性を向上させることができる。
また、開口48の大きさを小さくすることにより、蓋部56の大きさも小さくすることができるので、コネクタ部材44を小型化することができる。
また、蓋部56には、複数の磁気誘導部材68を保持する複数の保持部70が形成されており、この複数の保持部70は、蓋部56における複数の保持部70の周囲部に対してステータ12側に突出している。したがって、複数の磁気誘導部材68をロータマグネット22により近づけて配置することができるので、ロータマグネット22から発生する磁気をより的確に磁気検知センサ46に誘導することができる。
また、センターピース18が金属製とされることにより、板状部38に対向して配置された制御基板42の放熱性(冷却性)と、電磁ノイズに対するシールド性を向上させることができる。
次に、本発明の一実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態では、開口48の周縁部に形成された二重の壁部50、52と、蓋部56の周縁部に形成された二重の壁部58、60と、二重の壁部50、52と二重の壁部58、60との間に塗布された接着剤又はシール剤等により、開口48の周縁部と蓋部56との間がシールされている。しかしながら、上記以外の構造により、開口48の周縁部と蓋部56との間がシールされても良い。
また、上記実施形態において、開口48は、穴状に形成されているが、切欠状に形成されても良い。
また、上記実施形態において、好ましくは、図7に示されるように、第一磁気誘導部材68Aは、複数のスロット36のうち第一のスロット36Aの開口角度を二等分する線A上に配置され、第二磁気誘導部材68Bは、複数のスロット36のうち第一のスロット36Aの二つ隣の第二のスロット36Bの開口角度を二等分する線B上に配置される。また、第三磁気誘導部材68Cは、電気角で120度に相当する分、第一磁気誘導部材68Aに対して第二磁気誘導部材68Bの側へずれて配置される。しかしながら、第一磁気誘導部材68A、第二磁気誘導部材68B、及び、第三磁気誘導部材68Cは、上記以外の配置とされて、共通の開口48の内側に配置されても良い。
また、上記実施形態において、複数の磁気誘導部材68は、好ましくは、ロータマグネット22側から蓋部56によって覆われるが、蓋部56を貫通していても良い。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10…ブラシレスモータ、12…ステータ、14…ロータ、16…シャフト、18…センターピース、20…ロータハウジング、22…ロータマグネット、24…軸受収容部、26…軸受、28…ステータコア、30…インシュレータ、32…巻線、34…ティース、36…スロット、36A…第一のスロット、36B…第二のスロット、38…板状部、40…シャフト支持部、42…制御基板、44…コネクタ部材、46…磁気検知センサ、48…開口、50、52、58、60…二重の壁部、54…コネクタハウジング部、56…蓋部、62…コネクタ端子、68…磁気誘導部材、68A…第一磁気誘導部材、68B…第二磁気誘導部材、68C…第三磁気誘導部材、70…保持部

Claims (3)

  1. シャフトと、
    シャフトと同軸に配置され、前記シャフトを中心に放射状に延びる複数のティース間にスロットが形成され、インシュレータを介して前記ティースに巻回された巻線部を有して回転磁界を形成する円環状のステータと、
    前記ステータの径方向外側に前記ステータと対向して配置されたロータマグネットを有するロータと、
    前記ステータの軸方向一方側に前記ステータと対向して配置された板状部を有し、前記ステータを保持する金属製のセンターピースと、
    前記板状部に対する前記ステータと反対側に配置されると共に、磁気検知センサが実装された制御基板と、
    前記ロータマグネット側から前記磁気検知センサ側へ延び、前記ロータマグネットから発生する磁気を前記磁気検知センサに誘導する磁気誘導部材と、
    前記制御基板に接続されたコネクタ端子と、前記磁気誘導部材とを保持し、前記センターピースに固定された樹脂製のコネクタ部材と、
    を備えるブラシレスモータ。
  2. 前記板状部には、前記板状部の厚さ方向に貫通する開口が形成され、
    前記磁気誘導部材は、前記開口を通じて前記ロータマグネット側から前記磁気検知センサ側へ延び、
    前記コネクタ部材には、前記磁気誘導部材を保持すると共に前記開口を塞ぐ蓋部が形成され、
    前記開口の周縁部と前記蓋部との間には、シールが施されている、
    請求項1に記載のブラシレスモータ。
  3. 前記磁気誘導部材として、第一磁気誘導部材、第二磁気誘導部材、及び、第三磁気誘導部材からなる3個の磁気誘導部材を備え、
    前記ロータマグネットに形成された複数の磁極の数と前記ステータに形成された複数のスロットの数との関係が、10極12スロット、又は、14極12スロットであり、
    前記第一磁気誘導部材は、前記複数のスロットのうち第一のスロットの開口角度を二等分する線上に配置され、
    前記第二磁気誘導部材は、前記複数のスロットのうち前記第一のスロットの二つ隣の第二のスロットの開口角度を二等分する線上に配置され、
    前記第三磁気誘導部材は、電気角で120度に相当する分、前記第一磁気誘導部材に対して前記第二磁気誘導部材の側へずれて配置され、
    前記第一磁気誘導部材、前記第二磁気誘導部材、及び、前記第三磁気誘導部材は、共通の前記開口を通じて前記ロータマグネット側から前記磁気検知センサ側へ延びている、
    請求項2に記載のブラシレスモータ。
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