JP6578956B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像読取装置に関する。
従来から、原稿台に載置された原稿の画像を読取部により読み取る画像読取装置において、主走査方向の原稿サイズを読取部により検出し、副走査方向の原稿サイズを原稿検知センサにより検出することにより原稿サイズを決定している画像読取装置が知られている。
例えば、特許文献1に記載の画像読取装置において、角度センサが原稿台を覆うカバーが閉じかけた時の位置を手前位置として検知する。副走査方向の原稿サイズを検知する原稿検知センサは、カバーが手前位置にあるときに原稿を検知する。原稿検知センサが検知した結果を用いて副走査方向の原稿サイズが決定される。主走査方向の原稿サイズを検知する読取部も同様に、カバーが手前位置にあるときに原稿を検知する。読取部が検知した結果を用いて主走査方向の原稿サイズが決定される。画像読取装置は、副走査方向の原稿サイズと主走査方向の原稿サイズとから原稿全体の原稿サイズを決定する。
特開2005―278200号公報
しかしながら、画像読取装置の外からの光(以下、外乱光という)による誤検知を防止するため、カバーが閉じかけた時の位置である手前位置は、外乱光の影響を低減するためにカバーがなるべく読取部および原稿検知センサに近い位置であることが望ましい一方、読取部および原稿検知センサがカバーの原稿台側の面(通常は白色)を原稿と誤って誤検知しない位置であることが望ましい。
しかし、検知対象である原稿から原稿検知センサまでの光路長と、検知対象である原稿から読取部までの光路長とは異なるため、読取部の最適な手前位置と原稿検知センサの最適な手前位置とは、異なるカバーの位置となってしまう。
そのため、角度センサが検知する手前位置を読取部および原稿検知センサが外乱光の影響を受けない位置、すなわちカバーが読取部および原稿検知センサに近い位置とすると、原稿のない状態においてカバーが手前位置にあるときに読取部が原稿のない状態を正常に検知できる一方、原稿のない状態においてカバーが手前位置にあるときに原稿検知センサがカバーを原稿と誤検知して原稿のない状態を正常に検知できなくなってしまう。
そこで本発明は上述した事情に鑑みてなされ、1つの角度センサで検出する手前位置が上述したように原稿検知センサと読取部とで双方に最適なカバーの位置とならない場合でも、原稿サイズを決定することが可能な画像読取装置を提供することを目的とする。
原稿の1個の頂点が配置されるべき基準点を有する原稿台と、光源と、を有し、前記光源から光を照射して主走査方向に沿ったライン単位で主走査方向に直交する副走査方向に移動しながら読取範囲を読み取る読取部と、前記基準点から副走査方向に予め定められた所定距離離れた検出位置に配置され、前記検出位置において原稿が有るか無いかを示す原稿有又は原稿無を検出する原稿検出部と、前記読取部を覆う閉状態と前記読取部を開放する開状態とに開閉可能なカバーと、前記カバーの開閉角度が所定角度より開いたときを開状態として検知し、前記カバーの開閉角度が所定角度以下に閉じたときを閉状態として検知する検知部と、記憶部と、制御部と、を備え、前記カバーは、前記所定角度以下に閉じると外光が前記読取部に入射しないものであり、前記原稿検出部は、前記カバーの開閉角度が前記所定角度以下のときに、前記カバーを原稿有として検出するものであり、前記制御部は、前記検知部が開状態を検知したときから閉状態を検知するときまでの間に、所定時間毎に原稿有又は原稿無を前記原稿検出部に検出させ、前記検知部が閉状態を検知した時に、その時点までに検出させた所定時間毎の予め定められた所定個数の前記原稿有又は原稿無を副走査データとして前記記憶部に記憶する記憶処理と、前記検知部が開状態から閉状態への変化を検知したときに、前記読取部が原稿の画像を読み取ることにより主走査方向の原稿サイズを検出する主走査検出処理と、前記検知部が開状態から閉状態への変化を検知したときに、前記所定個数の副走査データのうち1個でも原稿無がある場合に、前記副走査方向の原稿サイズを前記所定距離よりも短い原稿サイズとして決定する副走査決定処理と、前記主走査方向の原稿サイズと前記副走査方向の原稿サイズとから前記読取範囲を決定する読取範囲決定処理と、を実行することを特徴とする。
請求項に記載の具体的態様では、前記読取部は、密着型イメージセンサを含み、前記原稿検部は、前記原稿台の内側に配置され、前記主走査検出処理を実行する時に位置する前記光源から、原稿における前記主走査方向の原稿サイズを検出する検出地点までの距離と、前記検出地点から前記読取部までの距離とを加えた読取部光路長よりも、前記原稿検部から原稿における前記検出位置までの距離と、前記原稿における検出位置から前記原稿検部までの距離とを加えた原稿検部光路長の方が長い。
請求項1に記載の発明態様では、制御部は、検知部が開状態を検知したときから閉状態を検知する時までの間に、所定時間毎に原稿有又は原稿無を原稿検知部に検出させ、検出させた所定時間毎の原稿有又は原稿無を副走査データとして記憶部に記憶する記憶処理と、検知部が開状態から閉状態への変化を検知したときに、読取部が原稿の画像を読み取ることにより主走査方向の原稿サイズを検出する主走査検出処理と、検知部が開状態から閉状態への変化を検知したときに、副走査データに基づき副走査方向の原稿サイズを決定する副走査決定処理と、主走査方向の原稿サイズと副走査方向の原稿サイズとから読取範囲を決定する読取範囲決定処理と、を実行する。よって、検知部が閉状態のみを検知する構成でも、検知部が閉状態を検知したときの読取部により検出された主走査方向の原稿サイズと、検知部が閉状態を検知したときまでの原稿検知部により検出された副走査データを用いて決定された副走査方向の原稿サイズとで、読取部の読取範囲を決定することができる。
請求項に記載の具体的態様では、記憶処理は、検知部が閉状態を検知した時に、その時点までに検出させた所定時間毎の予め定められた所定個数の原稿有又は原稿無を副走査データとして記憶部に記憶し、副走査決定処理は、所定個数の副走査データのうち1個でも原稿無がある場合に、副走査方向の原稿サイズを所定距離よりも短い原稿サイズとして決定する。よって、少ない記憶容量で、複雑な制御をすることなく副走査方向の原稿サイズを決定することができる。
請求項に記載の具体的態様では、検知部は、カバーの開閉角度が所定角度より開いたときを開状態として検知し、カバーの開閉角度が所定角度以下に閉じたときを閉状態として検知し、カバーの開閉角度が所定角度以下のときに、外光が読取部に入射せず、原稿検部はカバーを原稿有として検出する。よって、外光の影響を受けずに主走査方向の原稿サイズを検出することができ、副走査データを用いることで副走査方向の原稿サイズも決定することができる。
請求項に記載の具体的態様では、主走査検出処理を実行する時に位置する前記光源から、原稿における主走査方向の原稿サイズを検出する検出地点までの距離と、検出地点から読取部までの距離とを加えた読取部光路長よりも、原稿検部から原稿における検出位置までの距離と、原稿における検出位置から原稿検部までの距離とを加えた原稿検部光路長の方が長い。よって、読取部光路長と原稿検知部光路長とが異なり、カバーの最適位置がそれぞれ異なる場合でも、主走査方向の原稿サイズと副走査データを用いて決定された副走査方向の原稿サイズとで、読取部の読取範囲を決定することができる。

本発明の実施形態に係る画像読取装置SMの内部構成を示す図面である。 原稿載置台DTの上面図である。 画像読取装置SMの電気的構成を示すブロック図およびRAM32の記憶構成を示す図である。 読取メイン処理を示すフローチャートである。 カバー開時データ取得処理(R2)を示すフローチャートである。 原稿サイズPS決定処理(R5)を示すフローチャートである。 原稿検知処理を示すフローチャートである。 原稿状態PAの決定過程を説明するための図面である。
<画像読取装置SMの構成>
図1は、画像読取装置SMの正面図を示す。図2は、原稿載置台DTを上から見た上面図を示す。以下の説明において、図2の下方向を主走査方向の下流、図1および図2の右方向を副走査方向の下流として説明する。画像読取装置SMは、原稿載置台DTと、カバーCVと、を備える。原稿載置台DTは、本体MBと、透明板TPと、を備える。本体MBは、様々な部材(例えば、透明板TP、読取部20等)を収容するための筐体である。透明板TPは、本体MBに収容されており、本体MBに固定されている。透明板TPには、読取対象の原稿が載置される。カバーCVは、本体MBの上部に配置されており、本体MBに対して開閉可能である。カバーCVは、本体MBの奥側(図1の紙面に垂直方向の奥側、図2の上側)に回転軸を備え、本体MBの前側(図1の紙面に垂直方向の手前側、図2の下側)から開閉される。
画像読取装置SMは、さらに、透明板TPの下方で本体MBに収容されている読取部20、および原稿検知センサ28を備える。読取部20は、本体MBに対して副走査方向(即ち図1の左右方向)に沿って移動可能である。読取部20は、透明板TPに載置される原稿の読取を実行する。読取部20は、CIS(Contact Image Sensorの略、密着型イメージセンサ)で構成され、具体的には、光源21と、ロッドレンズ24と、受光部22と、を備える。光源21は、赤色、青色、および緑色の発光ダイオードなどで構成され、透明板TPに向けて、光を照射する。ロッドレンズ24は、主に光源21から照射される光の反射光を受光する。原稿検知センサ28は、図1および図2に示す位置に配置され、A4サイズの原稿が横向きに載置されたA4横の原稿(図2の一点鎖線で示す原稿)を検知し、A4サイズの原稿が縦向きに載置されたA4縦の原稿(図2の二点鎖線で示す原稿)を検知しない位置に配置されている。原稿検知センサ28は、発光部を備え、読取部20の移動範囲よりも下方に配置される。読取部20が、光源21から光を出射してから、その反射光を受光するまでの光の距離である読取部の光路長よりも、原稿検知センサ28が、発光部から光を出射してから、その反射光を受光するまでの光の距離である原稿検知センサ28の光路長の方が長くなる様に原稿検知センサ28は構成されている。原稿検知センサ28は、図2に示す破線で囲まれる領域である検知領域SR内の原稿の有り/無しの状態を示す原稿有無を検知する。
受光部22は、主走査方向に配列される多数の光電変換素子23を含み、図示しないシフトレジスタ、および増幅器を内蔵する。各光電変換素子23の出力は、主走査方向の各画素における受光量である。先頭画素は、後述する基準点BP側(図2の上側)の端部にある画素であり、最終画素は、後述する基準点BPのない側(図2の下側)の端部にある画素である。即ち、先頭画素は、主走査方向の最も上流に位置する画素であり、最終画素は、主走査方向の最も下流側に位置する画素である。本実施形態では、1ラインは、この先頭画素から最終画素までで構成される画素群である。
図2において原稿載置台DTの上面は、本体MBの上面、および透明板TPがカバーCV側に露出した面を有する。本体MBは、カバーセンサ27、および回動軸が配置されている。透明板TPは、副走査方向に沿って伸びる長辺と、主走査方向に沿って伸びる短辺と、によって構成される矩形形状を有する。透明板TPの露出する面のうち主走査方向の最上流位置であり、且つ副走査方向の最上流位置に基準点BPが設けられている。透明板TPには、基準点BPを基点に原稿が載置される。透明板TPは、基準点BPから主走査方向の下流側および副走査方向の下流側に原稿載置領域を有する。例えば、A4横の原稿が載置される原稿載置領域は、一点鎖線で囲まれる領域であり、A4縦の原稿が載置される原稿載置領域は、二点鎖線で囲まれる領域である。回動軸は、カバーCVを開閉するときに回動する軸であり、本体MBの主走査方向の上流側に2カ所配置されている。カバーセンサ27は、回動軸の近傍に配置され、カバーCVが開いたときの開状態時にオンし、カバーCVが閉じたときの閉状態時にオフする。開状態から閉状態に変化する時のカバーCVのセンサ検知位置SDPは、本体MBとカバーCVとの角度が3度のカバーCVの位置である。カバーCVのセンサ検知位置SDPは、画像読取装置SMの周辺からの光である外乱光が読取部20および原稿検知センサ28に影響を与えないカバーCVの位置であり、読取部20がカバーCVの読取部側の面を検知しないカバーCVの位置である。
画像読取装置SMは、さらに、透明板TPの上面に固定されている基準部材BMを備える。基準部材BMは、透明板TPの副走査方向の上流側(即ち図2の左側)の端部に設けられている。基準部材BMは、主走査方向に沿って伸びる白色の部材であり、後述する第1白データWH1、第2白データWH2、および第4白データWH4を取得するときや、光源21を調整するときに利用される。基準部材BMは、副走査方向に10mmの幅を有する。以下では、副走査方向において、基準部材BMの中央の位置を、「ホーム位置HP」と呼ぶ。読取部20は、ホーム位置HPを基準として、副走査方向に移動可能に構成されている。また、後述する原稿サイズPS決定処理を実行する読取位置を「検知位置DP」と呼ぶ。検知位置DPは、原稿載置台DTに載置された原稿の主走査方向の長さを検知するときに読取部20が位置する副走査方向の位置であり、基準点BPから副走査方向下流に10mm離れた位置である。読取処理を開始する副走査方向の位置を「読取開始位置SP」と呼ぶ。読取開始位置SPは、基準点BPが位置する副走査方向の位置である。
<画像読取装置SMの電気的構成>
画像読取装置SMの電気的構成について図3を参照して説明する。図3において、画像読取装置SMは、CPU30、ROM31、RAM32、フラッシュROM33、デバイス制御部34、アナログフロントエンド(以下、AFEという)35、画像処理部36、および駆動回路37を主な構成要素として備える。これらの構成要素は、バス38を介して、操作機構OM、表示機構DM、カバーセンサ27、および原稿検知センサ28に接続される。操作機構OMは、開始ボタンおよび決定ボタン等の複数のキーによって構成される。ユーザは、操作機構OMを操作することによって、様々な指示を画像読取装置SMに入力することができる。表示機構DMは、様々な情報を表示するためのディスプレイである。
ROM31は、後述する読取メイン処理、各メイン処理中のサブルーチンの処理など、画像読取装置SMの各種動作を実行するためのプログラムを記憶する。CPU30は、ROM31から読み出されたプログラムに従って、各部の制御を行う。フラッシュROM33は、読み書き可能な不揮発性メモリであり、CPU30の制御処理により生成された各種のデータ、たとえば読取メイン処理により取得された各種のデータなどを記憶する。RAM32は、CPU30の制御処理により生成された算出結果などを一時的に記憶する。本実施形態では、RAM32は、後述する基準データである第1黒データBK1、第1白データWH1、第2白データWH2、および第2黒データBK2とカバー状態フラグCFGとを関連付けて記憶する。
デバイス制御部34は、読取部20に接続され、CPU30からの命令に基づいて、光源21の点灯または消灯を制御する信号、および光源21に流れる電流値を制御する信号を光源21に送信する。また、デバイス制御部34は、CPU30からの命令に基づいて、多数の光電変換素子23の電気信号を同時にシフトレジスタに転送するためのシリアルイン信号およびシフトレジスタの電気信号を順番に出力させるためのクロック信号を受光部22に送信する。読取部20は、デバイス制御部34からこれらの信号を受け取ると、光源21を点灯させるとともに、受光部22が受光した受光量に応じたアナログ信号をAFE35に送信する。
AFE35は、読取部20に接続され、CPU30からの命令に基づいて、読取部20から送信されるアナログ信号をデジタルデータに変換する。AFE35は、予め定められた入力レンジおよび分解能を有する。たとえば、分解能は、10ビットであるならば、「0」から「1023」までの階調である。この場合、AFE35は、読取部20から送信されたアナログ信号をデジタルデータとして10ビット(0〜1023)の階調データに変換する。AFE35によって変換されたデジタルデータは、画像処理部36に送信される。AFE35には、読取部20から送信されるアナログ信号をオフセット調整するオフセット調整値と、オフセットされたアナログ信号を利得調整するゲイン調整値とが設定される。AFE35は、オフセット調整およびゲイン調整されたアナログ信号をデジタルデータに変換する。
画像処理部36は、画像処理用の専用ICであるASICから構成され、デジタルデータに各種の画像処理を施す。画像処理は、シェーディング補正、およびガンマ補正などの各種補正処理などである。画像処理部36は、各種の画像処理を施さないように設定することもできるし、全ての画像処理を施すように設定することもできる。画像処理部36は、設定された画像処理をデジタルデータに施し、デジタル画像データを生成する。このデジタル画像データは、バス38を介してRAM32に記憶される。ここで、シェーディング補正は、白補正および黒補正などである。画像処理部36には、黒補正のために黒補正データが設定され、白補正のために白補正データが設定される。例えば、画像処理部36にガンマ補正を施さず、シェーディング補正を施すように設定された場合、画像処理部36は、設定された黒補正データに従ってデジタルデータに黒補正を施し、設定された白補正データに従って黒補正したデジタルデータに白補正を施すことでデジタル画像データを生成する。
駆動回路37は、搬送モータMTに接続され、CPU30から送信される駆動指令に基づいて搬送モータMTを駆動する。駆動回路37は、駆動指令により指令された回転量および回転方向に従って搬送モータMTを回転させる。搬送モータMTが所定量だけ回転すると、移動機構MMが所定角度回転し、読取部20が副走査方向に所定距離だけ搬送される。
<実施形態の動作>
次に、画像読取装置SMの動作について図面を参照して説明する。画像読取装置SMは、原稿を読み取る読取メイン処理を主に実行する。読取メイン処理中の処理R1〜処理R14、および各サブルーチンの処理は、CPU30が実行する処理である。
(読取メイン処理)
図4に示す読取メイン処理は、ユーザがカバーCVを開けることにより、開始される。即ち、CPU30は、カバーセンサ27がオンとなったときに、読取メイン処理を開始する。本実施形態の読取メイン処理において、読取解像度として600DPIが設定され、カラーモードが設定されるときについて説明を行う。尚、読取メイン処理中に、再度カバーCVが開けられたときは、再度始めから読取メイン処理が開始される。
読取メイン処理が開始されると、CPU30は、駆動回路37により読取部20をホーム位置HPに移動させ、その後にデバイス制御部34、AFE35、および画像処理部36を初期化し、カバー検知時間CTのカウントを「0」の数値から開始する(R1)。具体的には、CPU30は、駆動回路37に駆動指令を送信し、読取部20の読取位置がホーム位置HPとなるように、読取部20を移動させる。さらに、CPU30は、600DPIの読取解像度に応じたクロック信号およびシリアルイン信号の設定をフラッシュROM33から取得し、デバイス制御部34に設定する。CPU30は、AFE35のオフセット調整値およびゲイン調整値をフラッシュROM33から取得し、AFE35に設定する。CPU30は、各種画像処理を施さない設定値を画像処理部36に設定する。処理R1〜処理R4、および処理R6〜処理R12の各処理では、CPU30は、各種の画像処理を施さない。CPU30は、カバー検知時間CTを「0」の数値からカウントを開始する。
CPU30は、カバーCVが開けられたときの読取部20の各種データを取得する(R2)。詳細は、カバー開時データ取得処理(R2)として後述する。CPU30は、50ms(ミリ秒)毎に原稿検知センサ28に原稿を検知させる原稿検知処理を開始する。CPU30は、基準データである第1黒データBK1、第1白データWH1、第2白データWH2、および第2黒データBK2を取得する。CPU30は、経過時間ETについて「0」の数値からカウントを開始し、第1白黒差分データWBD1を算出して最終白黒差分データRWBDとして記憶する。CPU30は、駆動回路37により読取部20を検知位置DPに移動させる。
CPU30は、カバーCVが閉状態か否かを判断する(R3)。具体的には、CPU30は、カバーセンサ27がオフのとき、カバーCVが閉状態と判断(R3:Yes)し、カバー検知時間CTのカウントを停止し、処理R5へ進む。CPU30は、カバーセンサ27がオンのとき、カバーCVが開状態と判断(R3:No)し、処理R4へ進む。
処理R3において、カバーCVが開状態と判断されると、CPU30は、操作機構OMの開始ボタンが押下されたか否かを判断する(R4)。具体的には、CPU30は、操作機構OMの開始ボタンが押下されたと判断(R4:Yes)すると、駆動回路37により読取部20を読取開始位置SPへ移動させ、原稿サイズPSに最大読取範囲を設定し、処理R11へ進む。CPU30は、操作機構OMの開始ボタンが押下されていないと判断(R4:No)すると、処理R3へ進む。
処理R3において、カバーCVが閉状態と判断されると、CPU30は、原稿載置台DTに載置された原稿の原稿サイズPSを決定する(R5)。詳細は、原稿サイズ決定処理(R5)として後述する。CPU30は、検知位置DPにおいて読取部20に原稿を読み取らせることにより、主走査方向の原稿の端部を示す原稿端PEを検知する。CPU30は、検知データVDDに基づいて検知領域SRにおいて原稿が存在するかしないかを示す原稿状態PAを決定する。CPU30は、原稿端PEおよび原稿状態PAに基づき原稿サイズPSを確定する。この処理において、CPU30は、画像処理部36にガンマ補正を施さず、シェーディング補正を施すように設定し、この処理が終了すると、各種の画像処理を施さないように設定する。
CPU30は、経過時間ETが第1所定時間以上経過しているか否かを判断する(R6)。具体的には、CPU30は、経過時間ETが第1所定時間以上のとき、第1所定時間以上経過していると判断(R6:Yes)し、処理R7へ進む。CPU30は、経過時間ETが第1所定時間より小さいとき、第1所定時間以上経過していないと判断(R6:No)し、処理R8へ進む。本実施形態では、第1所定時間は、たとえば1分である。1分経過すると、周辺温度等の画像読取装置SMの環境変化による基準データへの影響が大きいからである。
処理R6において、第1所定時間以上経過していると判断されると、CPU30は、読取部20の各種データを再取得する(R7)。具体的には、CPU30は、駆動回路37により読取部20をホーム位置HPに移動させる。CPU30は、基準データとして第4黒データBK4および第4白データWH4を取得する。CPU30は、第4白黒差分データWBD4を算出する。CPU30は、経過時間ETについてリセットして「0」の数値からカウントを開始し、第4白黒差分データWBD4を最終白黒差分データRWBDとして記憶する。CPU30は、駆動回路37により読取部20を読取開始位置SPに移動させる。処理R7が終了すると、処理R10へ進む。
処理R6において、第1所定時間以上経過していないと判断されると、CPU30は、駆動回路37により読取部20を読取開始位置SPに移動させる(R8)。具体的には、CPU30は、駆動回路37に駆動指令を送信し、読取部20の読取位置が読取開始位置SPとなるように、読取部20を移動させる。
CPU30は、基準データである読取部20の第3黒データBK3を取得する(R9)。具体的には、CPU30は、光源21を消灯させ、原稿またはカバーCVを読み取る。そして、CPU30は、読み取った1ライン中の1色の各画素のデジタル画像データを第3黒データBK3として取得する。第3黒データBK3は、3色の光源21を消灯して取得するため、1色のデータとなっている。
CPU30は、操作機構OMの開始ボタンが押下されたか否かを判断する(R10)。具体的には、CPU30は、操作機構OMの開始ボタンが押下されたと判断(R10:Yes)すると、処理R11へ進む。CPU30は、操作機構OMの開始ボタンが押下されていないと判断(R4:No)すると、開始ボタンが押下されるまで待機する。
CPU30は、経過時間ETが第1所定時間以上経過しているか否かを判断する(R11)。具体的には、CPU30は、経過時間ETが第1所定時間以上のとき、第1所定時間以上経過していると判断(R11:Yes)し、処理R12へ進む。CPU30は、処理R7と同様に、読取部20の各種データを再取得する(R12)。処理R12は、処理R7と同様の処理である。処理R12が終了すると、処理R13へ進む。CPU30は、経過時間ETが第1所定時間より小さいとき、第1所定時間経過していないと判断(R11:No)し、処理R13へ進む。
CPU30は、画像処理部36に白補正データおよび黒補正データを設定する(R13)。具体的には、CPU30は、最終白黒差分データRWBDとして第4白黒差分データWBD4が記憶されていれば、白補正データとして第4白黒差分データWBD4を画像処理部36に設定し、黒補正データとして第4黒データBK4を画像処理部36に設定する。CPU30は、最終白黒差分データRWBDとして第1白黒差分データWBD1が記憶されていれば、カバー検知時間CTがカウント中か否かを判断する。CPU30は、カウント中であれば、白補正データとして第1白黒差分データWBD1を画像処理部36に設定し、黒補正データとして第1黒データBK1を画像処理部36に設定する。この時、黒補正データとして第1黒データBK1を設定しているため、第1黒データBK1は処理R13の実行時点での最新の黒データであり、後述する処理R14の読取処理において読取部20の最新の状態を反映して黒補正させることができる。CPU30は、カウント中でなければ、白補正データとして第1白黒差分データWBD1を画像処理部36に設定し、黒補正データとして第3黒データBK3を画像処理部36に設定する。CPU30は、全ての画像処理を施す設定値を画像処理部36に設定する。
CPU30は、原稿の画像を読み取る(R14)。具体的には、CPU30は、駆動回路37に指令を出力し、駆動回路37により読取部20を移動させ、読取部20の光源21を光量STで照射して原稿サイズPSの領域の原稿の画像を読み取る。読み取ったデジタル画像データは、RAM32に保存され、図示しないプリンタで印刷されたり、外部装置に画像データとして出力されたりする。
(カバー開時データ取得処理R2)
図5に示すカバー開時データ取得処理(R2)が開始されると、CPU30は、原稿検知センサ28に検知領域SRにおける原稿の有り/無しの状態を示す原稿有無を検知させる原稿検知処理を開始する(RA1)。この原稿検知処理は、処理RA2以降の処理と並行して実行される。
処理RA1により図7に示す原稿検知処理が開始されると、CPU30は、検知間隔TIのカウントを「0」の数値から開始する(RE1)。CPU30は、検知間隔TIが50ms経過したか否かを判断する(RE2)。具体的には、CPU30は、50ms経過していないと判断(RE2:No)すると、処理RE5へ進む。CPU30は、50ms経過したと判断(RE2:Yes)すると、処理RE3へ進む。ここで、後述する図8に示す最速ケースにおいて、原稿が載置されていないときに原稿検知センサ28がカバーCVを誤検知する期間は、カバー検知開始位置CDPからセンサ検知位置SDPまでの34msである。本実施形態では、最速ケースにおける誤検知する期間をなるべく検知しないように、34msより若干大きい50msを検知間隔とした。
処理RE2において50ms経過したと判断されると、CPU30は、原稿検知センサ28に検知領域SRにおける原稿の有り/無しの状態を示す原稿有無を検知させ、検知結果を検知データVDDとしてRAM32に記憶する(RE3)。具体的には、CPU30は、原稿検知センサ28に原稿有無を検知させ、検知した原稿有無のデータをRAM32に検知データVDDとして記憶する。CPU30は、原稿有無を検知させた時に、検知データVDDが16個のデータ数の場合は、最も古い原稿有無のデータに替えて検知させた原稿有無のデータを検知データVDDとして記憶し、検知データVDDが16個未満のデータ数の場合は、検知させた原稿有無のデータを検知データVDDとして記憶する。処理RE3が終了すると、CPU30は、検知間隔TIをリセットして「0」の数値からカウントを開始する(RE4)。後述する図8に示す最速ケースにおいて、原稿が載置されているときに原稿検知センサ28が原稿無を誤検知したデータは、原稿を載置する前の状態で全開放位置CFPにおいて取得したデータである。後述するように一般的に最も速くカバーCVを閉じられるケースとして、原稿を載置してからカバーCVを閉じ始めるまでに掛かる時間として1秒程度を想定し、全開放位置CFPからセンサ検知位置SDPまで閉じられるのに0.282sを想定している。本実施形態では、原稿が載置されてからのデータが検知データVDDとなるように、50msで16個のデータを取得することでカバーが閉まる750ms前から検知データVDDを取得している。よって、原稿が載置されてから検知終了するまでに想定している時間である1.282sよりも短い期間である0.75sで検知データVDDが取得される。
CPU30は、カバーCVがカバー閉状態か否かを判断する(RE5)。具体的には、CPU30は、カバーセンサ27がオフのとき、カバーCVが閉状態と判断(RE5:Yes)し、原稿検知処理が終了する。CPU30は、カバーセンサ27がオンのとき、カバーCVが開状態と判断(RE5:No)し、処理RE2へ進む。この原稿検知処理は、処理RA2以降の処理と並行して実行される。
原稿検知処理が開始されると、CPU30は、光源21の光量STを調整する(RA2)。具体的には、CPU30は、基準部材BMに向けて、読取部20の光源21を点灯することで光を照射させ、その反射光を読み取ったときのアナログ信号がAFE35の入力レンジの最大となるように、各色の光量STを調整する。ここで、各色は、カラーモードで用いられる赤色、青色、および緑色の各色である。
CPU30は、基準データである読取部20の第1黒データBK1を取得する(RA3)。具体的には、CPU30は、光源21を消灯させ、基準部材BMを読み取る。そして、CPU30は、読み取った1ライン中の1色の各画素のデジタル画像データを第1黒データBK1として取得する。さらに、CPU30は、カバーセンサ27がオンのときは、第1黒データBK1と関連付けて「1」の状態をカバー状態フラグCFGとしてRAM32に記憶し、カバーセンサ27がオフのときは、第1黒データBK1と関連付けて「0」の状態をカバー状態フラグCFGとしてRAM32に記憶する。
CPU30は、基準データである読取部20の第1白データWH1を取得する(RA4)。具体的には、CPU30は、処理RA2で調整した各色の光量STで光源21を点灯させ、基準部材BMを読み取る。そして、CPU30は、読み取った1ライン中の各色の各画素のデジタル画像データを第1白データWH1として取得する。さらに、CPU30は、カバーセンサ27がオンのときは、第1白データWH1と関連付けて「1」の状態をカバー状態フラグCFGとしてRAM32に記憶し、カバーセンサ27がオフのときは、第1白データWH1と関連付けて「0」の状態をカバー状態フラグCFGとしてRAM32に記憶する。
CPU30は、駆動回路37により読取部20を移動させ、基準データである読取部20の第2白データWH2を取得する(RA5)。具体的には、CPU30は、駆動回路37に駆動指令を送信し、読取部20の読取位置がホーム位置HPから副走査方向下流へ3mmの位置となるように、読取部20を移動させる。CPU30は、処理RA2で調整した各色の光量STで光源21を点灯させ、基準部材BMを読み取る。そして、CPU30は、読み取った1ライン中の各色の各画素のデジタル画像データを第2白データWH2として取得する。さらに、CPU30は、カバーセンサ27がオンのときは、第2白データWH2と関連付けて「1」の状態をカバー状態フラグCFGとしてRAM32に記憶し、カバーセンサ27がオフのときは、第2白データWH2と関連付けて「0」の状態をカバー状態フラグCFGとしてRAM32に記憶する。
CPU30は、基準データである読取部20の第2黒データBK2を取得する(RA6)。具体的には、CPU30は、光源21を消灯させ、基準部材BMを読み取る。そして、CPU30は、読み取った1ライン中の1色の各画素のデジタル画像データを第2黒データBK2として取得する。さらに、CPU30は、カバーセンサ27がオンのときは、第2黒データBK2と関連付けて「1」の状態をカバー状態フラグCFGとしてRAM32に記憶し、カバーセンサ27がオフのときは、第2黒データBK2と関連付けて「0」の状態をカバー状態フラグCFGとしてRAM32に記憶する。
CPU30は、第1白黒差分データWBD1を算出する(RA7)。具体的には、CPU30は、1ライン中の全ての画素の第1黒データBK1を平均して第1黒平均BA1を算出し、1ライン中の全ての画素の第2黒データBK2を平均して第2黒平均BA2を算出し、第2黒平均BA2から第1黒平均BA1を引算して黒平均差分BADを算出する。CPU30は、黒平均差分BADが閾値TH1よりも小さいときに、第1白データWH1および第2白データWH2に基づき第3白データWH3を生成し、第3白データWH3から第2黒データBK2を引算して第1白黒差分データWBD1を算出する。CPU30は、黒平均差分BADが閾値TH1以上のときに、第1白データWH1から第1黒データBK1を引算して第2白黒差分データWBD2を算出し、第2白データWH2から第2黒データBK2を引算して第3白黒差分データWBD3を算出し、第2白黒差分データWBD2および第3白黒差分データWBD3に基づき後述するように第1白黒差分データWBD1を生成する。CPU30は、経過時間ETについて「0」の数値からカウントを開始し、第1白黒差分データWBD1を最終白黒差分データRWBDとして記憶する。
CPU30は、駆動回路37により読取部20を検知位置DPに移動させる(RA8)。具体的には、CPU30は、駆動回路37に駆動指令を送信し、読取部20の読取位置が検知位置DPとなるように、読取部20を移動させる。
(原稿サイズPS決定処理R5)
図6に示す原稿サイズPS決定処理(R5)が開始されると、CPU30は、原稿端PEを検知する(RC1)。具体的には、CPU30は、白補正データとして第1白データWH1から第1黒データBK1を引算したデータを画像処理部36に設定し、黒補正データとして第1黒データBK1を画像処理部36に設定し、各種画像処理を施す設定値を画像処理部36に設定する。CPU30は、読取部20が検知位置DPに位置する状態で、処理RA2で調整した各色の光量STで光源21を点灯させ読取部20により原稿の画像を読み取る。CPU30は、読み取ったデジタル画像データのうち最終画素から先頭画素側に順番に黒色でない色が最初に現れる画素の位置を検知し、検知した画素の位置を原稿端PEとしてRAM32に記憶する。
CPU30は、カバー検知時間CTが第2所定時間以上経過しているか否かを判断する(RC2)。具体的には、カバー検知時間CTが第2所定時間以上のとき、第2所定時間以上経過していると判断(RC2:Yes)し、処理RC4へ進む。CPU30は、カバー検知時間CTが第2所定時間より小さいとき、第2所定時間以上経過していないと判断(RC2:No)し、処理RC3へ進む。本実施形態では、第2所定時間は、検知データVDDの16個のデータが全て検知できる時間である750msである。これより短い時間は、原稿を正しく置くことができない虞があるため、原稿状態PAを更新すると、カバーCVを誤検知するなどして原稿状態PAが不正確となる虞がある。
処理RC2において第2所定時間以上経過していないと判断されると、CPU30は、以前実行した原稿サイズPS決定処理(R5)で決定して既にRAM32に記憶されている原稿状態PAを新たな原稿状態PAとして決定してRAM32に記憶する(RC3)。CPU30は、RAM32に原稿状態PAが記憶されていない場合は、原稿無を原稿状態PAとして決定してRAM32に記憶する。処理RC3が終了すると、処理RC5へ進む。
処理RC2において第2所定時間以上経過していると判断されると、CPU30は、検知データVDDに基づき原稿状態PAを決定する(RC4)。具体的には、CPU30は、16個の検知データVDDの全てが原稿有である場合は、原稿有を原稿状態PAとして決定してRAM32に記憶する。CPU30は、16個の検知データVDDのうち1つでも原稿無がある場合は、原稿無を原稿状態PAとして決定してRAM32に記憶する。
ここで、図8を参照してユーザが原稿を載置し、カバーCVを素早く閉めた場合である最速ケースと、ユーザが原稿を載置し、カバーCVをゆっくり閉めた場合である最遅ケースとにおいて、原稿状態PAの決定過程について説明する。カバーCVが開放されているカバーCVの状態が全開放位置CFPであり、カバーCVが閉まっているカバーCVの状態が全閉位置CCPである。本実施形態では、原稿検知センサ28は、カバーCVと原稿載置台DTとが8.65度以下の角度のとき、即ちカバー検知開始位置CDPのときから全閉位置CCPのときまでカバーCVを検知して原稿有と誤検知する。カバーセンサ27は、カバーCVと原稿載置台DTとが3度以下の角度のとき、即ちセンサ検知位置SDPのときから全閉位置CCPのときまでカバーCVを閉状態として検知する。
図8の上に最速ケース時のカバーCVの状態と各状態に移行するときに経過する時間を示す。最速ケースは、ユーザがカバーCVを全開放位置CFPの位置から全閉位置CCPの位置まで0.3sで閉めたときのケースである。原稿検知センサ28が、カバーCVを誤検知する期間は、カバー検知開始位置CDPからセンサ検知位置SDPまでの期間である34msである。本実施形態では、原稿検知センサ28の検知間隔が50msであるため、原稿検知センサ28がこの34msの間に検知した場合は、検知データVDDのうち2番目に新しいデータが図8に示す原稿無検知位置で検知したデータとなる。また、原稿検知センサ28がこの34msの間に検知していない場合は、検知データVDDのうち1番目に新しいデータが図8に示す原稿無検知位置で検知したデータとなる。よって、原稿検知センサ28の検知位置に原稿が置かれていないときに検知データVDDを取得した場合では、検知データVDDのうち1番新しいデータか2番目に新しいデータが図8に示す原稿無検知位置で検知したデータとなる。原稿無検知位置で検知したデータは、外光の影響もなく、カバーCVを誤検知することもなく、原稿状態PAとして原稿無を検知することができるデータである。一方、原稿検知センサ28の検知位置に原稿が置かれているときに検知データVDDを取得した場合では、全開放位置CFPからセンサ検知位置SDPまでは、載置された原稿を検知するため、原稿検知センサ28は原稿有となる。検知データVDDのうち全開放位置CFPにおいて取得したデータが正しく原稿有を検知したか否かについては、ユーザが原稿を載置してから、カバーCVを閉じ始めるまでに少なくとも1秒程度かかるため、全開放位置CFPにおいて取得したデータも原稿状態PAとして原稿有となる。
図8の下に最遅ケース時のカバーCVの状態と各状態に移行するときに経過する時間を示す。最遅ケースは、ユーザがカバーCVを全開放位置CFPの位置から全閉位置CCPの位置まで5sで閉めたときのケースである。原稿検知センサ28が、カバーCVを誤検知する期間は、カバー検知開始位置CDPからセンサ検知位置SDPまでの期間である565msである。本実施形態では、原稿検知センサ28の検知間隔が50msであるため、原稿検知センサ28がこの565msの間に12個のデータを検知した場合は、検知データVDDのうち13番目に新しいデータが図8に示す原稿無検知位置で検知したデータとなる。また、原稿検知センサ28がこの565msの間に11個のデータを検知した場合は、検知データVDDのうち12番目に新しいデータが図8に示す原稿無検知位置で検知したデータとなる。よって、原稿検知センサ28の検知位置に原稿が置かれていないときに検知データVDDを取得した場合では、検知データVDDのうち12番目に新しいデータか13番目に新しいデータが図8に示す原稿無検知位置で検知したデータとなる。原稿無検知位置で検知したデータは、外光の影響もなく、カバーCVを誤検知することもなく、原稿無を検知することができるデータである。一方、原稿検知センサ28の検知位置に原稿が置かれているときに検知データVDDを取得した場合では、全開放位置CFPからセンサ検知位置SDPまでは、置かれた原稿を検知するため、原稿検知センサ28は原稿有となる。以上から、最速ケース時でも最遅ケース時でも正しく原稿状態PAが決定される。
処理RC3、又は処理RC4が終了すると、CPU30は、原稿サイズPSを確定する(RC5)。具体的には、CPU30は、主走査方向において基準点BPから原稿端PEまでの距離を主走査原稿長とし、副走査方向において原稿状態PAが原稿無のときA4横より短い距離を副走査原稿長とし、原稿状態PAが原稿有のときA4横以上長い距離を副走査原稿長とする。CPU30は、主走査原稿長および副走査原稿長が共に大きい長辺および短辺を有する規格紙を原稿サイズPSとして確定する。CPU30は、各種画像処理を施さない設定値を画像処理部36に設定する。処理RC5が終了すると、原稿サイズPS決定処理(R5)が終了する。
<実施形態の効果>
本実施形態では、原稿検知処理の処理RE1〜処理RE5は、検知間隔TIが50mS経過する毎に原稿検知センサ28の原稿有無のデータを検知データVDDとして取得し、カバーCVが閉状態となった時点での最新の16個の検知データVDDを記憶する。読取メイン処理の原稿サイズPS決定処理(R5)において、処理RC1は、読取部20が検知位置DPに位置する状態で、読取部20により原稿の画像を読み取り、読み取ったデジタル画像データのうち最終画素から先頭画素側に順番に黒色でない色が最初に現れる画素の位置を原稿端PEとして検知する。処理RC4は、16個の検知データVDDの全てが原稿有である場合は、原稿有を原稿状態PAとして決定し、16個の検知データVDDのうち1つでも原稿無がある場合は、原稿無を原稿状態PAとして決定する。処理RC5は、主走査原稿長および副走査原稿長が共に大きい長辺および短辺を有する規格紙を原稿サイズPSとして確定する。よって、カバーセンサ27が閉状態しか検知できないときでも、読取部20が検知した原稿端PEと、原稿検知センサ28の検知データVDDから決定する原稿状態PAとから原稿サイズPSを確定することができる。
[実施形態と発明との対応関係]
画像読取装置SM、およびカバーCVが、本発明の画像読取装置、およびカバーの一例である。読取部20、AFE35、搬送モータMT、および移動機構MMが、本発明の読取部の一例である。原稿検知センサ28、カバーセンサ27、およびCPU30が、本発明の原稿検出部、検知部、および制御部の一例である。RAM32、およびフラッシュROM33が、本発明の記憶部の一例である。原稿検知処理の処理RE1〜処理RE5が、本発明の記憶処理の一例である。原稿サイズPS決定処理(R5)において、処理RC1が、本発明の主走査検出処理の一例である。処理RC4が、本発明の副走査決定処理の一例である。処理RC5が、本発明の読取範囲決定処理の一例である。
[変形例]
本発明は、本実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変形が可能である。以下にその変形の一例を述べる。
(1)本実施形態の画像読取装置SMは、プリンタ部を備えた複合機に適用されても良い。本実施形態では、読取部20が1つの場合について説明したが、読取部20が複数の場合でも良い。
(2)本実施形態では、図4に示す読取メイン処理の全てがCPU30によって実行される構成であるが、この構成に限定されない。例えば、読取メイン処理のR2〜R14の一部が画像処理部36、デバイス制御部34、またはAFE35により実行されても良い。
(3)本実施形態では、検知データVDDを50mS毎に16個取得したが、これと異なる検知間隔およびデータ数でも良い。例えば、検知間隔を50mSよりも短くしても良いし、データ数を16個よりも多くしても良い。
(4)本実施形態では、原稿状態PAについて検知データVDDのうち1つでも原稿無を検出したときに原稿状態PAとして原稿無としたが、他の方法でも良い。例えば、カバーCVが閉状態に近い状態で取得したデータは、原稿有を誤検知し易く、カバーCVが閉状態から離れた状態で取得したデータは、原稿無を誤検知し易いため、閉状態に近い状態で取得したデータは、原稿有を検出し難くし、閉状態から離れた状態で取得したデータは、原稿無を検出し難くしても良い。
(5)本実施形態では、読取部20の最適なカバーCVの位置で閉状態を検知するようにしたが、原稿検知センサ28の最適なカバーCVの位置で閉状態を検知するようにしても良い。
(6)本実施形態では、読取部20が密着型イメージセンサであるとして説明したが、縮小光学系のイメージセンサを用いても良い。
(7)本実施形態では、原稿検知センサ28の光路長が読取部20の光路長よりも長い場合について説明したが、読取部20の光路長が原稿検知センサ28の光路長よりも長くても良い。
SM…画像読取装置、OM…操作機構、CV…カバー、20…読取部、21…光源、22…受光部、23…光電変換素子、30…CPU、33…フラッシュROM、34…デバイス制御部、35…AFE、36…画像処理部、27…カバーセンサ、28…原稿検知センサ、37…駆動回路

Claims (2)

  1. 原稿の1個の頂点が配置されるべき基準点を有する原稿台と、光源と、を有し、前記光源から光を照射して主走査方向に沿ったライン単位で主走査方向に直交する副走査方向に移動しながら読取範囲を読み取る読取部と、
    前記基準点から副走査方向に予め定められた所定距離離れた検出位置に配置され、前記検出位置において原稿が有るか無いかを示す原稿有又は原稿無を検出する原稿検出部と、 前記読取部を覆う閉状態と前記読取部を開放する開状態とに開閉可能なカバーと、
    前記カバーの開閉角度が所定角度より開いたときを開状態として検知し、前記カバーの開閉角度が所定角度以下に閉じたときを閉状態として検知する検知部と、
    記憶部と、
    制御部と、を備え、
    前記カバーは、前記所定角度以下に閉じると外光が前記読取部に入射しないものであり、前記原稿検出部は、前記カバーの開閉角度が前記所定角度以下のときに、前記カバーを原稿有として検出するものであり、
    前記制御部は、
    前記検知部が開状態を検知したときから閉状態を検知するときまでの間に、所定時間毎に原稿有又は原稿無を前記原稿検出部に検出させ、前記検知部が閉状態を検知した時に、その時点までに検出させた所定時間毎の予め定められた所定個数の前記原稿有又は原稿無を副走査データとして前記記憶部に記憶する記憶処理と、
    前記検知部が開状態から閉状態への変化を検知したときに、前記読取部が原稿の画像を読み取ることにより主走査方向の原稿サイズを検出する主走査検出処理と、
    前記検知部が開状態から閉状態への変化を検知したときに、前記所定個数の副走査データのうち1個でも原稿無がある場合に、前記副走査方向の原稿サイズを前記所定距離よりも短い原稿サイズとして決定する副走査決定処理と、
    前記主走査方向の原稿サイズと前記副走査方向の原稿サイズとから前記読取範囲を決定する読取範囲決定処理と、を実行することを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記読取部は、密着型イメージセンサを含み、
    前記原稿検部は、前記原稿台の内側に配置され、
    前記主走査検出処理を実行する時に位置する前記光源から、原稿における前記主走査方向の原稿サイズを検出する検出地点までの距離と、前記検出地点から前記読取部までの距離とを加えた読取部光路長よりも、前記原稿検知部から原稿における前記検出位置までの距離と、前記原稿における検出位置から前記原稿検部までの距離とを加えた原稿検部光路長の方が長いことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
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