JP6578846B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電力変換装置に関する。
例えば特許文献1に記載されているように、インバータ等の電力変換装置として、電力変換回路部と、該電力変換回路部を内部に収容したケースとを有するものがある。ケースには、内側から端子台等をケースに締結固定するための複数の内ボス部と、外側から蓋等をケースに締結固定するための複数の外ボス部とが形成されている。
特許第5733047号公報
しかしながら、特許文献1に記載のケースは、形成された複数の内ボス部及び外ボス部によって、ケース内外における部品の配置スペースが侵食されやすい。その結果、電力変換装置全体としての小型化を図り難い。
また、ケースをダイカスト鋳造により一体成形する場合、キャビティにおける内ボス部及び外ボス部を成形する領域は、溶湯が流れ難い特異点となりやすい。そのため、ケースに多数の内ボス部及び外ボス部が成形される場合は、内ボス部及び外ボス部に鋳巣が形成されやすくなってしまう。それゆえ、上記ケースにおいては、剛性を充分に確保することができないおそれがある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、小型化、及びケースの剛性の確保を図ることができる電力変換装置を提供しようとするものである。
本発明の一態様は、電力変換回路部(11)と、
該電力変換回路部を収容したケース(2)と、
該ケースの内側から該ケースに締結固定されると共に、ヒューズ(13)を載置した載置部材(3)と、
上記ケースに形成され、上記ヒューズに向って開口したヒューズ用開口部(201)と、
上記ケースの外側から該ケースに締結固定されると共に、上記ヒューズ用開口部を上記ケースの外側から閉塞する蓋部(12)と、を有し、
上記ケースは、上記蓋部を締結固定するための蓋ボス部(21)と、上記載置部材を締結固定するための部材ボス部(22)とを有し、
上記ケースは、上記蓋ボス部と上記部材ボス部とが、上記ケースの上記ヒューズ用開口部の開口方向に直交する方向に隣接して互いに一体化された一体ボス(4)を有する、電力変換装置(1)にある。
上記電力変換装置において、ケースは、蓋ボス部と部材ボス部とが、上記のように一体化された一体ボスを有する。それゆえ、蓋部を固定するためのボスと、載置部材を固定するためのボスとを、1箇所に集中させることができる。これにより、ケースにおけるボスの形成箇所の数を減らしやすい。それゆえ、ケース内外における、他の部品を配置するためのスペースを確保しやすい。
また、ケースをダイカスト鋳造により一体成形する場合においても、キャビティにおけるボス部を成形する領域の数を減らすことができる。すなわち、キャビティにおける溶湯が流れ難い特異点となりやすい領域を減らすことができる。これにより、ケースに鋳巣が形成されることを抑制しやすく、ケースの剛性を確保しやすい。
以上のごとく、上記態様によれば、小型化、及びケースの剛性の確保を図ることができる電力変換装置を提供することができる。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
実施形態1における、電力変換装置の側面図。 実施形態1における、電力変換装置の上面図。 実施形態1における、蓋体及び信号コネクタを外したケースの上面図。 実施形態1における、載置部材、端子台、及びバスバが配された上側ケース部材を下側から見た図。 実施形態1における、上側ケース部材を下側から見た図。 図2の、VI−VI線矢視断面図。 図2の、VII−VII線矢視断面図。 図2の、VIII−VIII線矢視断面図。 図2の、IX−IX線矢視断面図。 実施形態1における、電力変換装置の回路図。
(実施形態1)
電力変換装置に係る実施形態について、図1〜図10を用いて説明する。
本実施形態の電力変換装置1は、図1、図3に示すごとく、電力変換回路部11とケース2と載置部材3とヒューズ用開口部201と蓋部12とを有する。図1に示すごとく、ケース2は、電力変換回路部11を収容してなる。図3、図4、図6、図7に示すごとく、載置部材3は、ケース2の内側からケース2に締結固定されると共に、ヒューズ13を載置している。図3に示すごとく、ヒューズ用開口部201は、ケース2に形成され、ヒューズ13に向って開口している。図1、図2、図6、図7に示すごとく、蓋部12は、ケース2の外側からケース2に締結固定されると共に、ヒューズ用開口部201をケース2の外側から閉塞する。なお、以下において、便宜上、ケース2のヒューズ用開口部201の開口方向を上下方向Zといい、上下方向Zの一方を上方、他方を下方という。
図6に示すごとく、ケース2は、蓋部12を締結固定するための蓋ボス部21と、載置部材3を締結固定するための部材ボス部22とを有する。また、ケース2は、一体ボス4を有する。一体ボス4は、蓋ボス部21と部材ボス部22とが、上下方向Zに直交する方向に隣接して互いに一体化されたボスである。なお、ケース2が、蓋ボス部21及び部材ボス部22をそれぞれ複数有する場合、それらの一部の蓋ボス部21及び部材ボス部22のみが一体ボス4を構成していてもよい。あるいは、すべての蓋ボス部21及び部材ボス部22が一体ボス4を構成していてもよい。
また、本実施形態の電力変換装置1は、図1、図8、図9に示すごとく、信号コネクタ14と端子台15とコネクタ用開口部202とをさらに有する。図1、図2、図8、図9に示すごとく、信号コネクタ14は、ケース2の外側からケース2に締結固定され、電力変換回路部11を外部に電気的に接続する。図4に示すごとく、端子台15は、ケース2の内側からケース2に締結固定される。また、端子台15は、電力変換回路部11と外部機器16とを接続するためのバスバ51、52を載置している。コネクタ用開口部202は、ケース2に形成されている。また、コネクタ用開口部202は、信号コネクタ14を挿入配置するために形成されたものである。
図8、図9に示すごとく、ケース2は、さらに、信号コネクタ14を締結固定するためのコネクタボス部23と、端子台15を締結固定するための台ボス部24とを有する。そして、図8に示すごとく、ケース2は、コネクタ側一体ボス6を有する。コネクタ側一体ボス6は、コネクタボス部23と台ボス部24とが、ケース2のコネクタ用開口部202の開口方向に直交する方向に隣接して互いに一体化されたボスである。なお、ケース2が、コネクタボス部23及び台ボス部24をそれぞれ複数有する場合、それらの一部のコネクタボス部23及び台ボス部24のみがコネクタ側一体ボス6を構成していてもよい。あるいは、すべてのコネクタボス部23及び台ボス部24がコネクタ側一体ボス6を構成していてもよい。
電力変換装置1は、例えば、電気自動車やハイブリッド自動車等に搭載され、直流電源を駆動用モータの駆動に必要な交流電力に変換するインバータである。
図10に示すごとく、電力変換回路部11は、直流電源10から供給される直流電力を、複数の半導体素子18のオンオフ動作により、交流電力に変換し、駆動用モータ等の交流負荷19を駆動するよう構成されている。そして、直流電源10と電力変換回路部11との間と、車載用エアコン等の外部機器16との間に、バスバ51、52、53及びヒューズ13が接続されている。直流電源10と電力変換回路部11との間における直流電源10の正極側は、バスバ51、ヒューズ13、及びバスバ53を介して外部機器16に接続される。また、直流電源10と電力変換回路部11との間における直流電源10の負極側は、バスバ52を介して外部機器16に接続される。ヒューズ13は、過電流が流れたときに溶断される。これにより、ヒューズ13は、直流電源10から外部機器16に過電流が流れることを防止する。
図1、図2に示すごとく、ケース2は、電力変換回路部11を囲う複数の壁部200を有する。本実施形態において、ケース2は、互いに上下方向Zに対向するように配置された底板部251及び天板部252と、底板部251の端縁と天板部252の端縁とを連結する側板部26とを有する。本実施形態において、底板部251及び天板部252は、矩形板状を呈している。そして、側板部26は、底板部251の端縁の4辺と、天板部252の4辺とをそれぞれ連結する4つの壁部200からなる。
図1、図2に示すごとく、ケース2は、下側に向って開口した上側ケース部27と、上側に向って開口した下側ケース部28とを、それぞれの開口側を対向させるように組み合わせてなる。ケース2は、上側ケース部27は、天板部252と側板部26の一部とからなり、下側ケース部28は、底板部251と側板部26の他の一部とからなる。
上側ケース部27と下側ケース部28とは、上下方向Zに直交する方向に突出したフランジ部29を有する。上側ケース部27と下側ケース部28とは、フランジ部29において、ボルトとナットによって締結固定されている。上側ケース部27及び下側ケース部28は、ダイカスト鋳造により、それぞれ一体成形されている。
図2に示すごとく、本実施形態において、底板部251、天板部252は、上下方向Zに直交する一方向に長尺な形状を有する。以下において、上下方向Zに直交する方向であって、底板部251、天板部252の長手方向を横方向Xといい、上下方向Zと横方向Xとの双方に直交する方向を縦方向Yという。
図1に示すごとく、上側ケース部27には、ヒューズ13を載置した載置部材3、及び、バスバ51、52を載置した端子台15が収容されており、下側ケース部28には、電力変換回路部11が収容されている。図3に示すごとく、上側ケース部27の天板部252に、ヒューズ用開口部201とコネクタ用開口部202との双方が形成されている。ヒューズ用開口部201及びコネクタ用開口部202は、いずれも、上側ケース部27の天板部252において、上下方向Zに貫通形成されている。本実施形態において、ヒューズ用開口部201は、横方向Xにおける天板部252の中央部に形成されており、コネクタ用開口部202は、横方向Xにおける天板部252の端部に形成されている。
図3、図5に示すごとく、上側ケース部27の天板部252におけるヒューズ用開口部201に近接する位置に、蓋ボス部21と部材ボス部22とが形成されている。図6、図7に示すごとく、蓋ボス部21は、天板部252から上側に向って突出形成されており、部材ボス部22は、天板部252から下側に向って突出形成されている。本実施形態において、図3に示すごとく、蓋ボス部21は4つ形成されており、図5に示すごとく、部材ボス部22は2つ形成されている。そして、図6に示すごとく、4つの蓋ボス部21のうちの2つの蓋ボス部21のそれぞれが、部材ボス部22と一体化された一体ボス4を形成している。すなわち、本実施形態において、ケース2は2つの一体ボス4を有する。
本実施形態において、一体ボス4は、蓋ボス部21と部材ボス部22とが、縦方向Yに隣接して互いに一体化されてなる。一体ボス4を構成する蓋ボス部21と部材ボス部22とは、それぞれの少なくとも一部が、上下方向Zに重なる位置に形成されている。また、蓋ボス部21には、上側からボルト171を螺合するための雌ネジ孔210が形成されており、部材ボス部22には、下側からボルト172を螺合するための雌ネジ孔220が形成されている。そして、一体ボス4を構成する蓋ボス部21と部材ボス部22とのそれぞれに形成された雌ネジ孔210、220は、互いに縦方向Yに隣り合う位置に形成されていると共に、互いの一部が縦方向Yに重なる位置に形成されている。
一体ボス4は、2つ以上の壁部200に隣接して互いに一体化されている。本実施形態において、一体ボス4は、2つの壁部200に隣接して互いに一体化されている。すなわち、一体ボス4は、天板部252を構成する壁部200と側板部26を構成する壁部200との双方に隣接して互いに一体化されている。本実施形態においては、2つの一体ボス4のうちの一方が、天板部252と側板部26との双方に隣接するように形成されている。すなわち、2つの一体ボス4のうちの一方は、天板部252及び側板部26の双方から突出したような形状となっている。
図4、図6、図7に示すごとく、部材ボス部22に、載置部材3が固定されている。載置部材3は、ヒューズ用開口部201をケース2の下側から覆うように、配されている。載置部材3は、ボルト172を、載置部材3に貫通形成された図示しない挿通孔に挿通すると共に、部材ボス部22の雌ネジ孔220に螺合することにより、部材ボス部22に締結固定されている。
図3、図6、図7に示すごとく、載置部材3の上面に、ヒューズ13がボルト締結されている。図3に示すごとく、ヒューズ13は、蓋部12を外した状態のケース2を上側から見たとき、ヒューズ用開口部201からヒューズ13が見える位置に配置されている。図4、図10に示すごとく、ヒューズ13は、一端がバスバ51を介して電力変換回路部11に接続されており、他端がバスバ53を介して外部機器16と接続される。
図6、図7に示すごとく、蓋ボス部21に、蓋部12が固定されている。蓋部12は、ヒューズ用開口部201をケース2の上側から閉塞している。図2に示すごとく、蓋部12は、上下方向Zに直交する方向に形成された板状を呈している。図6、図7に示すごとく、蓋部12は、ボルト171を、蓋部12に貫通形成された図示しない挿通孔に挿通すると共に、蓋ボス部21の雌ネジ孔210に螺合することにより、蓋ボス部21に締結固定されている。
図3、図5に示すごとく、上側ケース部27の天板部252におけるコネクタ用開口部202に近接する位置に、コネクタボス部23と台ボス部24とが形成されている。図8、図9に示すごとく、コネクタボス部23は、天板部252から上側に向って突出形成されており、台ボス部24は、天板部252から下側に向って突出形成されている。図3に示すごとく、コネクタボス部23は、縦方向Yにおける天板部252のコネクタ用開口部202の両側に形成されており、図5に示すごとく、台ボス部24は、縦方向Yにおける天板部252のコネクタ用開口部202の一方側に形成されている。そして、図8に示すごとく、2つのコネクタボス部23のうちの1つのコネクタボス部23が、台ボス部24と一体化されたコネクタ側一体ボス6を形成している。すなわち、本実施形態において、ケース2は1つのコネクタ側一体ボス6を有する。
本実施形態において、コネクタ側一体ボス6は、コネクタボス部23と台ボス部24とが、縦方向Yに隣接して互いに一体化されてなる。コネクタ側一体ボス6を構成するコネクタボス部23と台ボス部24とはそれぞれの少なくとも一部が、上下方向Zに重なる位置に形成されている。また、コネクタボス部23には、上側からボルト173を螺合するための雌ネジ孔230が形成されており、台ボス部24には、下側からボルト174を螺合するための雌ネジ孔240が形成されている。そして、コネクタ側一体ボス6を構成するコネクタボス部23と台ボス部24とのそれぞれに形成された雌ネジ孔230、240は、互いに縦方向Yに隣り合う位置に形成されていると共に、互いの一部が縦方向Yに重なる位置に形成されている。
コネクタ側一体ボス6は、2つ以上の壁部200に隣接して互いに一体化されている。本実施形態において、コネクタ側一体ボス6は、2つの壁部200に隣接して互いに一体化されている。すなわち、コネクタ側一体ボス6は、天板部252を構成する壁部200と側板部26を構成する壁部200との双方に隣接して互いに一体化されている。すなわち、コネクタ側一体ボス6は、天板部252及び側板部26の双方から突出したような形状となっている。
図4に示すごとく、台ボス部24に、端子台15が固定されている。端子台15は、横方向Xにおいて、天板部252のコネクタ用開口部202に対する一体ボス4が形成された側の部位に、上下方向Zに対向するように配されている。図4、図8、図9に示すごとく、端子台15は、ボルト174を、端子台15に貫通形成された図示しない挿通孔に挿通すると共に、台ボス部24の雌ネジ孔240に螺合することにより、台ボス部24に締結固定されている。なお、本実施形態において、端子台15は、載置部材3と一体となっている。
端子台15の下面に、バスバ51、52が、図示しないボルトにより締結固定されている。図4に示すごとく、端子台15には、2つのバスバ51、52が載置されている。図4、図10に示すごとく、一方のバスバ51は、一端部511が電力変換回路部11に接続され、他端部512がヒューズ13に接続される。また、他方のバスバ52は、一端部521が電力変換回路部11に接続され、他端部522が外部機器16と電気的に接続される。
図8、図9に示すごとく、コネクタボス部23に、信号コネクタ14が固定されている。信号コネクタ14は、コネクタ用開口部202をケース2の上側から閉塞している。信号コネクタ14は、ボルト173を、信号コネクタ14に貫通形成された図示しない挿通孔に挿通すると共に、コネクタボス部23の雌ネジ孔230に螺合することにより、コネクタボス部23に締結固定されている。信号コネクタ14は、コネクタ用開口部202内を通って、電力変換回路部11の図示しない制御回路基板に接続されている。
次に、本実施形態の作用効果につき説明する。
電力変換装置1において、ケース2は、蓋ボス部21と部材ボス部22とが、上記のように一体化された一体ボス4を有する。それゆえ、蓋部12を固定するためのボスと、載置部材3を固定するためのボスとを、1箇所に集中させることができる。これにより、ケース2におけるボスの形成箇所の数を減らしやすい。それゆえ、ケース2内外における、他の部品を配置するためのスペースを確保しやすい。
また、ケース2をダイカスト鋳造により一体成形する場合においても、キャビティにおけるボス部を成形する領域の数を減らすことができる。すなわち、キャビティにおける溶湯が流れ難い特異点となりやすい領域を減らすことができる。これにより、ケース2に鋳巣が形成されることを抑制しやすく、ケース2の剛性を確保しやすい。
また、ケース2は、コネクタ側一体ボス6を有する。それゆえ、ケース2の小型化、及びケース2の剛性の確保を、一層図ることができる。
また、一体ボス4は、一体ボス4は、天板部252を構成する壁部200と側板部26を構成する壁部200との双方に隣接して互いに一体化されている。それゆえ、一体ボス4と、天板部252及び側板部26との間にデッドスペースが形成されることを防止することができる。それゆえ、ケース2の小型化を一層図ることができる。
さらに、ケース2をダイカスト鋳造により一体成形する場合においても、キャビティの構造を簡素化しやすく、キャビティにおける溶湯の流れを良好にしやすい。その結果、ケース2に鋳巣が形成されることを一層抑制しやすく、ケース2の剛性を一層確保できる。
また、コネクタ側一体ボス6も、天板部252を構成する壁部200と側板部26を構成する壁部200との双方に隣接して互いに一体化されている。それゆえ、ケース2の小型化を一層図ることができると共に、ケース2の剛性を一層確保することができる。
以上のごとく、本実施形態によれば、小型化、及びケースの剛性の確保を図ることができる電力変換装置を提供することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の実施形態に適用することが可能である。
1 電力変換装置
11 電力変換回路部
12 蓋部
13 ヒューズ
2 ケース
201 ヒューズ用開口部
21 蓋ボス部
22 部材ボス部
3 載置部材
4 一体ボス
Z 上下方向

Claims (4)

  1. 電力変換回路部(11)と、
    該電力変換回路部を収容したケース(2)と、
    該ケースの内側から該ケースに締結固定されると共に、ヒューズ(13)を載置した載置部材(3)と、
    上記ケースに形成され、上記ヒューズに向って開口したヒューズ用開口部(201)と、
    上記ケースの外側から該ケースに締結固定されると共に、上記ヒューズ用開口部を上記ケースの外側から閉塞する蓋部(12)と、を有し、
    上記ケースは、上記蓋部を締結固定するための蓋ボス部(21)と、上記載置部材を締結固定するための部材ボス部(22)とを有し、
    上記ケースは、上記蓋ボス部と上記部材ボス部とが、上記ケースの上記ヒューズ用開口部の開口方向に直交する方向に隣接して互いに一体化された一体ボス(4)を有する、電力変換装置(1)。
  2. 上記ケースの外側から該ケースに締結固定され、上記電力変換回路部を外部に電気的に接続するための信号コネクタ(14)と、
    上記ケースの内側から該ケースに締結固定されると共に、上記電力変換回路部と外部機器(16)とを接続するためのバスバ(51、52)を載置した端子台(15)と、
    上記ケースに形成され、上記信号コネクタを挿入配置するためのコネクタ用開口部(202)と、
    をさらに有し、
    上記ケースは、上記信号コネクタを締結固定するためのコネクタボス部(23)と、上記端子台を締結固定するための台ボス部(24)とを有し、
    上記ケースは、上記コネクタボス部と上記台ボス部とが、上記ケースの上記コネクタ用開口部の開口方向に直交する方向に隣接して互いに一体化されたコネクタ側一体ボス(6)を有する、請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 上記ケースは、上記電力変換回路部を囲う複数の壁部(200)を有し、上記一体ボスは、2つ以上の上記壁部に隣接して互いに一体化されている、請求項1に記載の電力変換装置。
  4. 上記ケースは、上記電力変換回路部を囲う複数の壁部(200)を有し、上記コネクタ側一体ボスは、2つ以上の上記壁部に隣接して互いに一体化されている、請求項2に記載の電力変換装置。
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