JP6574311B2 - 自動車用冷却媒体ポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、駆動軸と、少なくとも相互回転不能に駆動軸上に配置されると共に、それを取り囲む搬送チャネル内へ冷却媒体が搬送されることを可能とする冷却媒体ポンプ羽根車と、それによって冷却媒体ポンプ羽根車の出口と搬送チャネルとの間の環状間隙の貫流断面を調節することができる調節可能な制御スライダと、駆動軸上に少なくとも相互回転不能に配置されたサイドチャネルポンプ羽根車を備えるサイドチャネルポンプと、その内部でサイドチャネルポンプ羽根車の回転により圧力が発生可能であり、入口及び出口を備えるサイドチャネルポンプのサイドチャネルと、それを通じてサイドチャネルの出口が制御スライダの第1圧力空間と流体連通可能な圧力チャネルと、それによって圧力チャネルの貫流断面が閉鎖及び開放可能となるバルブと、を備える自動車用冷却媒体ポンプに関する。
そのような冷却媒体ポンプは、例えば内燃機関において、その過熱を防止するため、搬送される冷却媒体の流量調節に用いられる。このようなポンプの駆動は、大抵の場合、ベルトまたはチェーン伝動を通じて行われ、それにより、冷却媒体ポンプロータは、クランク軸の回転数で、または、クランク軸の回転数に対して一定の比率で、駆動される。
現代の内燃機関において、搬送される冷却媒体の流量は、内燃機関または自動車の冷却媒体需要に適合していなければならない。有害物質の排出量の増大を防止し、燃料消費を低減するために、とりわけ機関のコールド作動フェーズが短縮されるべきである。これは、とりわけ、このフェーズの間、冷却媒体の流れが絞られるか、または、完全に遮断されることによって実現される。
冷却媒体の流量の制御のために、様々なポンプの実施形態が知られてきた。電気的に駆動される冷却媒体ポンプの他に、カップリング、特に流体力学的カップリングを介してその駆動装置に連結され、または、当該駆動装置から分離され得るポンプが知られている。搬送される冷却媒体流量の制御のためのとりわけ低コストで容易に製作される可能性は、冷却媒体ポンプ羽根車に向かって押し動かされる軸方向に変位可能な制御スライダの使用であり、それにより、冷却媒体流量を減少させるために、ポンプは、周辺の搬送チャネル内へ、ではなく、閉鎖されたスライダに向かって搬送する。
このスライダの制御は、同様に様々な方法で実現される。純粋に電気的な調節と並んで、とりわけ流体力学的なスライダの調節が実績のあるものである。これは、大抵の場合、油圧流体によって満たされ、そのピストンがスライダと連結された、環状のピストン空間を通じて実現され、それにより、空間が満たされる際、スライダは羽根車を越えて移動させられる。スライダの元の位置への復帰は、出口に向けてピストン空間を開放することによって実現され、これは大抵の場合、ソレノイドバルブによって、並びに、スライダの元の位置への復帰のための力を提供するスプリングの作用下において、実現される。
スライダの移動のために必要とされる冷却媒体の量を、付加的なピストン/シリンダ装置のような追加の搬送装置を使用可能とする必要がなく、あるいは、作動のための他の油圧流体を圧縮する必要がないよう、駆動軸上に第2の搬送ロータが配置され、それによってスライダの調節のための圧力が提供されるようにした、機械的に調節可能な冷却媒体ポンプが知られている。これらのポンプは、例えばサイドチャネルポンプまたはサーボポンプとして製作される。
2次ポンプとして作用するサイドチャネルポンプを備えるそのような冷却媒体装置が、特許文献1から知られている。このポンプにおいては、圧力によって環状キャビティ内を移動可能であり、スプリングによって元の位置へ復帰することができるスライダが、ポンプの背面に位置している。この環状キャビティはハウジング内に形成されており、当該ハウジングは、同様にスライダの背面に配置され、その内部にはサイドチャネルポンプの第1サイドチャネルも配置されている。当該サイドチャネルは、したがって、軸上に配置されたサイドチャネルポンプ羽根車と対向して配置されている。サイドチャネルポンプ羽根車と対向する側には、別のハウジング部分の内部に第2サイドチャネルが形成されている。このポンプでは、3/2ウェイのバルブによって、第1の位置においては、サイドチャネルポンプの圧力側が閉鎖されると共にポンプの吸入側が冷却回路及びスライダと接続され、第2の位置においては、圧力側がスライダの環状キャビティと、吸入側が冷却回路と、それぞれ接続される。チャネル及び流れ案内(Stromungsfuhrung)の詳細については公開されていない。図示された流れ案内は、現代の内燃機関においては、技術的に、増大したコストをもってのみ実現可能である。さらに、図示された流れ案内のための、及び、選択された配置及びハウジング部分のために、増大した組み立てコスト及びとりわけ組み付けスペースに対する増大したニーズが存在し、その結果、そのようなポンプは、シリンダクランクケースの対応する配置においては、配置及び組み付けることができないであろう。内燃機関によって駆動され得るそのようなポンプにおけるさらなる欠点は、特定の回転数領域において、サイドチャネルポンプ内の圧力が第1圧力空間内の圧力と比較してはるかに低くなるということである。これにより、冷却需要があるにもかかわらず制御スライダが搬送チャネルを閉鎖するという結果につながる。この問題を解決するために、特許文献1は、サイドチャネルポンプの圧力側と接続され、サイドチャネルポンプ内の過剰に高い圧力の下で開くチェックバルブを設けることを企図している。そのようなチェックバルブが、冷却媒体ポンプの組み立てをさらに複雑にすることは、明らかであろう。さらに、そのようなチェックバルブによって、さらなる組み付けスペースが必要とされる。
独国特許出願公開第102012207387号明細書
したがって、組み立てコスト及び必要とされる組み付けスペースが顕著に減少された自動車用の冷却媒体ポンプを提供するという課題が存在する。とりわけ、望まれる場合には、内燃機関の如何なる稼働状況においても冷却媒体の流れが確保されることが保証されるべきである。
この課題は、請求項1の特徴を具備する冷却媒体ポンプによって解決される。
入口と出口の間にサイドチャネルから第2圧力空間内への接続チャネルが設けられており、第2圧力空間が制御スライダの冷却媒体ポンプ羽根車と対向する側に設けられていることにより、望ましくない圧力比に対するとりわけ簡易な構造的解決手段であって、付加的な組み付けスペースを必要とせず、さらに故障の影響を受けにくいものが開発された。
容易な製造に関して、接続チャネルは孔として製作される。とりわけ有利な実施形態において、接続チャネルは入口と出口の間の概ね中央に配置される。それによって、接続チャネルは、ソレノイドバルブが動作を停止した状況で如何なる駆動状況においても冷却媒体ポンプの最大の体積流量が供給されることを保証するフェールセーフ装置として作用する。ここで、接続チャネルの正確な位置決めは、サイドチャネル内の圧力勾配に依存する。
本発明による冷却媒体ポンプのとりわけ有利な実施形態において、冷却媒体ポンプ羽根車はサイドチャネルポンプ羽根車と一体に形成され、サイドチャネルは第1のハウジング部分内に形成されており、制御スライダは第1のハウジング部分の上を摺動して案内される。これによって、軸方向に必要とされる組み立て長さが顕著に短縮される。さらに、軸上に羽根車を固定するための組み立てステップが省略される。1つの部品の製造も省略される。第1のハウジング部分は、流れハウジング及びスライダのための軸受としての機能を果たし、それにより、短い圧力チャネルが実現可能となる。
好ましくは、サイドチャネルポンプ羽根車の羽根は、ラジアルポンプロータとして形成された冷却媒体ポンプ羽根車の背面上に形成され、かつ、サイドチャネルと軸方向に対向して配置されている。羽根の配列に対するサイドチャネルの完全に軸方向の方向付けによって、必要とされる径方向の組み立てスペースが削減される。なぜなら、径方向外側のオーバーフローチャネルが必要とされないからである。したがって、存在する組み立てスペースに対して最大の圧力が生成され得る。その際、有利には、第2の圧力空間が、制御スライダの底部と、その内部にサイドチャネルが設けられた第1のハウジング部分との間に配置されている。
本発明の有利な実施態様において、サイドチャネルの径方向外側の境界壁は軸方向に冷却媒体ポンプ羽根車の向きに延び、サイドチャネルポンプ羽根車を径方向において取り囲み、制御スライダの径方向外側の周壁によって径方向において取り囲まれている。この壁は、したがって、スライダと回転するサイドチャネルポンプ羽根車の間の、したがって圧力を生成する冷却媒体流れと主ポンプの搬送流れとの間の間隙を埋めている。さらに、この壁は、制御スライダのためのガイドとして用いられ得る。
制御スライダが、第1のハウジング部分の軸方向に延びる環状の突出部の外面上を摺動して案内されると特に有利である。この突出部は、したがって、第1のハウジング部分の径方向内側の領域に形成され、したがって、有利には機械的に加工された外面上で制御スライダを内側において支持することが可能となる。この外面は、しかしながら、コーティングも備え得る。金属またはプラスチックから成る摺動材料の使用も考えられる。この制御スライダの内側における支持は、シリンダクランクケースの収容孔への組み込みを容易にする。その内面を加工する必要がないからである。さらに、そのような内側における案内の結果、制御スライダが傾くことを懸念することなく、非常に正確な軸方向運動か得られる。なぜなら、使用される組み立てスペースが減少されているにもかかわらず、常に十分に長い案内面が利用できるからである。
好ましくは、第1圧力空間は、軸方向において制御スライダの冷却媒体ポンプ羽根車とは反対側を向いた面に形成されている。制御スライダの調整は、したがって、完全に、対応する圧力空間のみに供給される流体力学的な力によって実現される。付加的な環状空間またはピストン空間が形成される必要はない。圧力空間への流体的な接続は、第1ハウジング部分による制限のゆえに、このハウジング部分における単純な孔によって作り出され、その結果、付加的な配管は必要ではない。
有利な方法では、第1のハウジング部分の環状の突出部は、両方の圧力空間径方向内側境界となっている。この領域における付加的なシーリングは、したがって必要ではない。さらに、滑らかで隙間のない摺動面が得られる。
有利な実施態様では、圧力チャネルは第1のハウジング部分の環状の突出部を貫通して延びており、その結果、この場合も、さらなる配管を組み付ける必要がなく、第1圧力空間もハウジング内の孔を経て直接的にポンプのサイドチャネルと流体的に接続され得る。
有利には、圧力チャネルはサイドチャネルポンプの出口から第1のハウジング部分及び第2のハウジング部分を貫通して第1圧力空間内へ延び、その際、第2のハウジング部分の内部では、バルブによって支配される貫流断面が形成される。制御スライダの制御のための接続チャネル及び圧力チャネルの完全な形成に加えて、制御バルブもハウジング内に配置されることができ、その結果、この場合も、バルブへのさらなる接続は省略される。
好ましくは、第1のハウジング部分の環状の突出部は、その軸方向の端部に段部を備え、そこから環状の突出部は、より小さな直径でさらに軸方向に第2のハウジング部分の対応する収容開口部内へ延びており、当該第2のハウジング部分に第1のハウジング部分が固定される。したがって、内側の突出部によって、互いに向き合った両方のハウジング部分の直接的な芯合わせが実現され、それによって、制御スライダの収容及び案内が改善される。これはより小さな許容差をもって製造されることができ、その結果、両面における良好な案内の下でスライダに沿った高い密封性が達成され得る。
第1のハウジング部分をボルトによって第2のハウジング部分に固定すると、とりわけ容易で取り外し可能な固定が得られる。
それによって、個々の部品を互いに軸方向に配置することにより、必要とされる軸方向の組み立てスペースが顕著に減少された自動車用の冷却媒体ポンプが実現される。当該ポンプは、付加的な配管が省略され、また、用いる必要のある部品がより少ないため、容易に組み立てることができる。前記ポンプは、スライダが信頼性のある案内及び支持を提供するため、高い信頼性を有する。したがって、本発明による冷却媒体ポンプは、容易にかつ低コストで製造及び組み立てが可能である。
本発明による冷却媒体ポンプを断面で示す側面図である。 図1に関して回転された、本発明による冷却媒体ポンプを断面で示す側面図である。 冷却媒体ポンプのサイドチャネルポンプの領域での断面を示す正面図である。 図1に関して回転された、本発明による冷却媒体ポンプの部分断面図である。
本発明による内燃機関用の冷却媒体ポンプの一実施例が図面に示され、以下で説明される。
本発明による冷却媒体ポンプ2は、内部に螺旋状の搬送チャネル12が形成された外部ハウジング10を備えている。搬送チャネル12内へは、同様に外部ハウジング10内に形成された軸方向のポンプ入口14を経て冷却媒体が吸入される。冷却媒体は、搬送チャネル12を経て、外部ハウジング10内に形成された接線方向のポンプ出口16へ、そして内燃原動機の冷却回路へと搬送される。この外部ハウジング10は、とりわけ、冷却媒体ポンプの残りの部分を収容する凹部を備えたシリンダクランクケースによって形成され得る。
そのために、搬送チャネル12の径方向内側において、駆動軸18上に冷却媒体ポンプ羽根車20が固定されている。冷却媒体ポンプ羽根車20は、ラジアルポンプロータとして形成されており、その回転により、搬送チャネル12内で冷却媒体の搬送が行われる。
冷却媒体ポンプ羽根車20の駆動は、駆動軸18の冷却媒体ポンプ羽根車20とは反対側の端部に固定され、ベルトホイール24を駆動するベルト22によって行なわれる。ベルトホイール24は、2列のボールベアリング26によって支持される。チェーン伝動による駆動も同様に可能である。
冷却媒体ポンプ2によって搬送される体積流量を変えることができるよう、制御スライダ28が用いられる。制御スライダ28は、冷却媒体ポンプ羽根車20の出口32と、その周りを取り囲む搬送チャネル12との間の環状間隙30内へと移動可能であり、これにより、利用可能な貫流断面を調節する。
制御スライダ28は、内側の中空円筒状の周壁34によって、第1の内側ハウジング部分40の軸方向に延びる環状の突出部38の機械加工された外面上で摺動支持されている。この内側の周壁34は、制御スライダ28の底部42から径方向外側の周壁44と同心状に延びている。外側の周壁44は、同一の方向へ同様に底部42から延びており、体積流量の調節のために環状間隙30内へと移動される。
この制御スライダ28を動かすことができるよう、冷却媒体ポンプ羽根車20の軸方向においてポンプ入口14とは反対側に、冷却媒体ポンプ羽根車20と一体的にサイドチャネルポンプ羽根車46が形成されている。サイドチャネルポンプ羽根車46は、したがって、冷却媒体ポンプ羽根車20と共に駆動される。このサイドチャネルポンプ羽根車46は羽根48を備えており、羽根48は第1の内側ハウジング部分40に形成されたサイドチャネル50と軸方向において向かい合って配置されている。第1の内側ハウジング部分40からは、径方向内側に位置する領域においても、制御スライダ28の支持のための環状の突出部38が、冷却媒体ポンプ羽根車20とは逆の向きに軸方向に延びている。この第1のハウジング部分40には、入口52及び出口54が形成されており、それによって、サイドチャネルポンプ羽根車46は、軸方向において向かい合って位置するサイドチャネル50と共に、サイドチャネルポンプ56を構成している。サイドチャネルポンプ56によって、冷却媒体の圧力は、サイドチャネルポンプ56の入口52から出口54に向かって高められる。
サイドチャネルポンプ56によって搬送され流体力学的圧力を生成する冷却媒体は、制御スライダ28の冷却媒体ポンプ羽根車20とは反対側で制御スライダ28の底部42と第2のハウジング部分62の連結面60の間に形成された第1圧力空間58へ導かれるか、あるいは、冷却媒体ポンプ2のソレノイドバルブ66によって還流され得る。制御スライダ28の底部42と第1のハウジング部分40の間に形成された第2圧力空間64内は、回転数に依存する流体力学的圧力が支配している。サイドチャネルポンプ56によって搬送される冷却媒体を通じて圧力空間58,64内の圧力を最適に制御または調節するために、圧力空間58に関して、第2のハウジング部分62の内部に、3/2ウェイのソレノイドバルブとして形成され圧力空間58への接続を備えるバルブ66のための収容部65が設けられており、それによって、その閉鎖体68の位置に応じて圧力チャネル72の貫流断面70が調節される。圧力空間64内の圧力調節または圧力制御のために接続チャネル74が設けられている。これによって、圧力空間64内には、サイドチャネルポンプ56の吸引圧力よりも常に大きい圧力が準備されるから、接続チャネル74は、フェールセーフ孔として作用する。
圧力チャネル72は、サイドチャネルポンプ56のサイドチャネル50の出口54から、まず環状の突出部38を形成する第1のハウジング部分40の径方向内側の領域内へ延び、そこから軸方向に第2のハウジング部分62内へ延びている。第2のハウジング部分62内には、ソレノイドバルブ66の閉鎖体68によって閉鎖または開放可能な、圧力チャネル72の調節可能な貫流断面70が形成されている。この調節可能な貫流断面70から、圧力チャネル72が、さらに第1圧力空間58の内部へ延びている。
特に図3及び4から分かるように、第2圧力空間64は、第1のハウジング部分40内に形成された接続チャネル74を介してサイドチャネル50と接続されている。その際、この接続チャネル74は、サイドチャネル50からの入口52の領域から真っ直ぐに第2圧力空間64内へと延びている。この接続チャネル74は、入口52と出口54の間の概ね中央部に、入口52から約150°ずれて位置している。それによって接続チャネル74は、ソレノイドバルブ66が動作を停止しあるいは正常に機能しない場合に、全ての駆動状況において、圧力空間64内が、如何なる場合にもサイドチャネルポンプ56の、したがってまた冷却媒体ポンプ2の吸入圧力より大きな、回転数に依存する圧力によって支配されることを保証するフェールセーフ装置として作用する。なぜなら、当該圧力は、第1圧力空間58内を支配するからである。ここで、接続チャネルの精確な位置決めは、サイドチャネル50内の圧力勾配に依存している。ソレノイドバルブ66の図示されていない第3の流れ接続部が、冷却媒体ポンプ2の吸入側へ通じている。
稼働中の冷却媒体ポンプ2が最大の冷却媒体流量を搬送すべき場合、冷却媒体ポンプ羽根車20の出口32の環状間隙30は、ソレノイドバルブ66が通電されず、それによって閉鎖体68がばね力によって圧力チャネル72の貫流断面70を閉鎖する位置へ移動させられることによって、完全に開放される。この結果、第1圧力空間58内には冷却媒体によって圧力は生成されず、圧力空間58内に存在する冷却媒体は、ソレノイドバルブ66の、この状態では開放されている図示されていない流れ接続部を経て、冷却媒体ポンプ2のポンプ入口14へ流れ去ることができる。その代わりに、この状態において、サイドチャネルポンプ56は、閉鎖された圧力チャネル72の貫流断面70に向かって、回転数に依存する圧力で搬送し、その際、接続チャネル74の正確な位置決めに依存して、対応する圧力が第2圧力空間64内を支配する。第2圧力空間64内でこのように圧力が高められる結果、制御スライダ28の底部42において圧力差が生じ、これにより、制御スライダ28は環状間隙30を開放する位置へ移動して、その結果、冷却媒体ポンプ2の最大搬送が保証される。ソレノイドバルブ66の電力供給が停止した場合、制御スライダ28は対応して同じ位置を占め、その結果、この非常運転状態においても、戻りばね、または、他の流体力学的でない力を追加的に必要とすることなく、冷却媒体ポンプ2の最大搬送が保証される。
第1圧力空間58からの冷却媒体は、図示されていない貫流チャネルを経て流出することができる。貫流チャネルは、ソレノイドバルブ66から第2のハウジング部分62を経て、続いて第1のハウジング部分40の内部の駆動軸18に沿って延び、冷却媒体ポンプ羽根車20の孔を経て冷却媒体ポンプ2のポンプ入口14へと通じている。
例えばコールド作動フェーズ中にそうであるように、機関制御によって冷却回路への減少された冷却媒体流量が要求された場合、ソレノイドバルブ66は通電され、それによって、閉鎖体68が圧力チャネル72の貫流断面70を開放すると共に、第1圧力空間58と図示されていない還流チャネルとの間の貫流断面が減少され、場合によっては閉鎖される。これに対応して、サイドチャネルポンプ56の出口で生成された圧力も、制御スライダ28を環状間隙30内へ移動させるために、圧力チャネル72を経て第1の圧力空間58へ導かれる。この状態においては、したがって、ソレノイドバルブ66の他の位置と比較して逆の圧力差が制御スライダ28の底部42に生じ、当該圧力差によって、制御スライダ28が環状間隙30内へ移動し、それによって冷却回路内の冷却媒体の流れが中断される。
調節可能なソレノイドバルブ66が用いられる場合、バルブ66を中間位置へ移動させることも可能である、それによって、制御スライダ28の全ての位置に対して力の平衡を達成することができ、その結果、環状間隙30の貫流断面の完全な調節が可能となる。
冷却媒体ポンプ羽根車20をサイドチャネルポンプ羽根車46と共に一体に製作することによるコンパクトな構造、及び、第1のハウジング部分40及び第2のハウジング部分62の内部に形成された圧力チャネル72または還流チャネルのチャネルセクションの気密な接続を保証し、制御スライダ28を経る少ない漏洩損失を保証し、完全な制御可能性を保障するために、第1のハウジング部分40は、直接的に第2のハウジング部分62に固定される。これは、減少された直径で環状の突出部38からさらに冷却媒体ポンプ羽根車とは反対側の端部へ延びる環状の突出部80が、第1のハウジング部分40の突出部38,80の間に形成された段部84で第2のハウジング部分62の接続面60に接触するまで、第2のハウジング部分62の径方向内側の収容孔82に押し込まれることによって実現される。この位置において、第1のハウジング部分40は、ボルト86によって第2のハウジング部分に固定される。そのために、第1のハウジング部分には複数の貫通孔88が、第2のハウジング部分には対向するねじ付き止まり穴90が、それぞれ形成されている。
両方のハウジング部分40,62を外部ハウジング10に固定するため、そしてその結果として制御スライダ28を外部ハウジング10内に配置するために、外部ハウジング10はポンプ入口14とは反対側の軸方向端部に開口部92を備えており、第2ハウジング部分62の環状の突出部94が、開口部92の内壁に接触するような態様で突出している。この中空円筒状の突出部94の径方向外側には、その内部にシールリング98が配置される軸方向の切欠き96が形成されており、当該シールリング98は、第2ハウジング部分62を外部ハウジング10に固定する際に相応して圧縮される。その際、第2ハウジング部分62は、その接続面60で、外部ハウジング10の外側壁100に接触する。
この突出部94は、同時に、制御スライダ28のための後方ストッパ102として作用し、制御スライダ28の外側の周壁44は、冷却媒体ポンプ羽根車20の方を向いた端部において、やや拡大した直径で連なっている。底部42の内周及び外周には、それぞれ内部にピストンリング108,110が配置される径方向の溝104,106が形成されており、それによって、制御スライダ28は、径方向内側の領域においては第1のハウジング部分40の突出部38上を、径方向外側の領域においては外部ハウジング10の開口部92の内部に突出する第2のハウジング部分62の中空円筒状の突出部94の内壁に接して、摺動支持され、かつ、対応して気密に案内される。
したがって、組み込みの後において、外部ハウジング10の開口部92からは、駆動軸18の後方部分及び第2のハウジング部分62の後方部分のみが突出する。第2のハウジング部分62の内部にはソレノイドバルブ66が収容されており、また、第2のハウジング部分62にはベルトホイール24を支持するボールベアリング26が押し込まれている。駆動軸18は、パッキン112の介在の下、両方のハウジング部分40,62を貫いて中心を延びている。
上述した冷却媒体ポンプ2は非常にコンパクトに組み立てられており、それでいて部品点数が少ないため容易に低コストで製造及び組み立てが可能である。サイドチャネルポンプを制御スライダの圧力空間と流体力学的に接続するための付加的な配管は、それらが両方の内側のハウジング部分内で単純な孔として非常に短い経路によって形成され得るため、省略され得る。制御スライダが、内側の領域において、同時にサイドチャネルを形成し且つ径方向に境界付けているハウジング部分の上を案内されることによって、制御スライダは、一義的に定義される遊びをもって、その結果として既定の漏れをもって、この境界壁に沿って案内され得る。サイドチャネルポンプ及び本来の冷却媒体搬送ポンプの一体化された羽根車による軸方向に非常に短い構造によって、冷却媒体搬送ポンプは、クランクケースの開口部の内部への直接的な配置に特に適している。
主請求項の保護範囲が上述した実施例に限定されず、様々な変更が保護範囲内で考えられ得ることは、明らかである。したがって、1つの圧力空間のみが用いられ、制御スライダの元の位置への復帰がスプリングによって実現されることも可能であろう。

Claims (14)

  1. 駆動軸(18)と、
    少なくとも相互回転不能に前記駆動軸(18)上に配置されていると共に、それを取り囲む搬送チャネル(12)内へ冷却媒体が搬送されることを可能としている冷却媒体ポンプ羽根車(20)と、
    それによって前記冷却媒体ポンプ羽根車(20)の出口(32)と前記搬送チャネル(12)との間の環状間隙(30)の貫流断面を調節することができる調節可能な制御スライダ(28)と、
    前記駆動軸(18)上に少なくとも相互回転不能に配置されているサイドチャネルポンプ羽根車(46)を備えるサイドチャネルポンプ(56)と、
    その内部で前記サイドチャネルポンプ羽根車(46)の回転により圧力が発生可能であり、入口(52)及び出口(54)を備える前記サイドチャネルポンプ(56)のサイドチャネル(50)と、
    それによって前記サイドチャネル(50)の前記出口(54)が前記制御スライダ(28)の第1圧力空間(58)と流体連通可能な圧力チャネル(72)と、
    それによって前記圧力チャネル(72)の貫流断面(70)が閉鎖及び開放可能となるバルブ(66)と、
    を備える自動車用冷却媒体ポンプにおいて、
    前記入口(52)と前記出口(54)の間に、前記サイドチャネル(50)から第2圧力空間(64)内への接続チャネル(74)が設けられており、前記第2圧力空間(64)は前記制御スライダ(28)の前記冷却媒体ポンプ羽根車(20)に対向する側に設けられていることを特徴とする自動車用冷却媒体ポンプ。
  2. 前記接続チャネル(74)は孔として形成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動車用冷却媒体ポンプ。
  3. 前記接続チャネルは、前記入口(52)と前記出口(54)の間のほぼ中央に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の自動車用冷却媒体ポンプ。
  4. 前記冷却媒体ポンプ羽根車(20)は前記サイドチャネルポンプ羽根車(46)と一体に形成されており、前記サイドチャネル(50)は第1のハウジング部分(40)内に形成されており、前記制御スライダ(28)は前記第1のハウジング部分(40)の上を摺動して案内されることを特徴とする請求項1または2に記載の自動車用冷却媒体ポンプ。
  5. 前記サイドチャネルポンプ羽根車(46)の羽根(48)は、ラジアルポンプロータとして形成された前記冷却媒体ポンプ羽根車(20)の背面上に形成され、前記サイドチャネル(50)と対向して配置されていることを特徴とする請求項4に記載の自動車用冷却媒体ポンプ。
  6. 前記第2圧力空間が、前記制御スライダ(28)の底部(42)と前記第1のハウジング部分(40)の間に配置されており、前記第1のハウジング部分(40)内に前記サイドチャネル(50)が設けられていることを特徴とする請求項4または5に記載の自動車用冷却媒体ポンプ。
  7. 前記サイドチャネル(50)の径方向外側の境界壁(78)が、軸方向に前記冷却媒体ポンプ羽根車(20)の方向に延び、前記サイドチャネルポンプ羽根車(46)を径方向において取り囲み、前記制御スライダ(28)の外側の周壁(44)によって径方向において取り囲まれていることを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の自動車用冷却媒体ポンプ。
  8. 前記制御スライダ(28)は、前記第1のハウジング部分(40)の軸方向に延びる環状の突出部(38)の外面(36)上を摺動して案内されることを特徴とする請求項4〜7のいずれか1項に記載の自動車用冷却媒体ポンプ。
  9. 前記第1圧力空間(58)は、軸方向において前記制御スライダ(28)の前記冷却媒体ポンプ羽根車(20)とは反対側に形成されていることを特徴とする請求項4〜8のいずれか1項に記載の自動車用冷却媒体ポンプ。
  10. 前記第1のハウジング部分(40)の前記環状の突出部(38)は、前記両方の圧力空間(58,64)径方向内境界となっていることを特徴とする請求項4〜9のいずれか1項に記載の自動車用冷却媒体ポンプ。
  11. 前記圧力チャネル(72)が前記第1のハウジング部分(40)の前記環状の突出部(38)を貫いて延びていることを特徴とする請求項4〜10のいずれか1項に記載の自動車用冷却媒体ポンプ。
  12. 前記圧力チャネル(72)は、前記サイドチャネルポンプ(56)の前記出口(54)から、前記第1のハウジング部分(40)及び第2のハウジング部分(62)を経て、前記第1圧力空間(58)内へ延びており、前記第2のハウジング部分(62)の内部には、前記バルブ(66)によって支配される還流断面(70)が形成されていることを特徴とする請求項11に記載の自動車用冷却媒体ポンプ。
  13. 前記第1のハウジング部分(40)の前記環状の突出部(38)は軸方向の端部に段部(84)を備え、そこから環状の突出部(80)が、縮小された直径で、さらに軸方向に前記第2のハウジング部分(62)の対応する収容開口部(82)内へと延び、前記第2のハウジング部分(62)に前記第1のハウジング部分(40)が固定されていることを特徴とする請求項5〜12のいずれか1項に記載の自動車用冷却媒体ポンプ。
  14. 前記第1のハウジング部分(40)はボルト(86)によって前記第2のハウジング部分(62)に固定されていることを特徴とする請求項13に記載の自動車用冷却媒体ポンプ。
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