JP6571668B2 - 反射光に関する基準を満たすように放出光を較正するためのシステム及び方法 - Google Patents

反射光に関する基準を満たすように放出光を較正するためのシステム及び方法 Download PDF

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Description

[0001] 本発明は、概して、照明制御を対象とする。より特定的には、本明細書で開示される進歩性のある様々な方法及び装置は、反射光に関する照明特性基準を満たすように、照明ユニットによって放出される光を較正することに関する。
[0002] デジタル照明技術、即ち発光ダイオード(LED:light-emitting diode)等の半導体光源に基づく照光は、従来の蛍光灯、HID灯、及び白熱灯に対する実用可能な代替技法となる。LEDの機能的な利点及び利益は、とりわけ、高いエネルギー変換効率及び光効率、耐久性、並びにより低い動作コストを含む。LED技術の近年の発展は、効率が良くロバストなフルスペクトル照明光源を提供しており、これらの光源は、多くの用途で様々な照明効果を実現可能にする。これらの光源を具現化する器具の幾つかは、様々な色、及び色が変化する様々な照明効果を生み出すために、赤、緑、及び青等の様々な色を生成することが可能な1つ又は複数のLEDを含む照明モジュールと、LEDの出力を個別に制御するためのプロセッサとを特色とする。
[0003] LED等の光源によって表面上に投影される照明効果は、表面の性質に応じて様々な照明特性を示すことがある。例えば、照明ユニット(例えば照明器具)によって1つの表面上に放出される光は、別の表面上に同じ照明ユニット(又は同じタイプの照明器具)によって放出される同じ光とは異なって反射されることがある。幾つかの場合には、反射光の2つの異なる事例が、例えば人間の目には異なる見え方となることがある。
[0004] 異なる表面から反射される光が比較的一様であること、又は特定の表面から反射される光が1つ又は複数の選択的特性を有することが望ましいシナリオが存在し得る。幾つかの照明ユニットは、それらが放出する光の様々な特性を調節するように既に構成可能であり得る。しかし、光センサ(例えばカメラ)等、照明ユニットの光を自動的に較正するのに必要な構成要素をそのような照明ユニットに装備することは、法外な費用がかかり、及び/又は実現可能でないことがある。従って、当技術分野において、照明ユニットに構成要素を追加することなく、照明ユニットによって放出される光が表面から反射されるときにその光が1つ又は複数の照明特性基準を満たすように、照明ユニットによって放出される光の1つ又は複数の特性を調節するための方法及び装置を提供することが必要とされている。
[0005] 本開示は、進歩性のある照明制御用の方法及び装置を対象とする。一般に、一態様では、本発明は、計算デバイスによって、表面から反射されてモバイル計算デバイスの光センサによって検知された光を示すデータを取得するステップであって、反射光が、照明ユニットによって放出される光から生成される、ステップと;計算デバイスによって、反射光の1つ又は複数の特性を表すデータに基づいて、反射光の特性が照明特性基準を満たしていないと判断するステップと;計算デバイスによって、反射光が照明特性基準を満たすように、照明ユニットによって放出される光の較正を行わせるステップとを含むコンピュータ実装方法に焦点を当てる。
[0006] 様々な実施形態において、照明特性基準は、反射光の特性の値が或る値範囲内に入るときに満たされる。様々な変形形態において、この方法は、計算デバイスによって、別の表面上に別の照明ユニットによって放出される光の画像から値範囲を決定するステップを更に含む。様々な変形形態において、この方法は、計算デバイスによって、ユーザ選択に基づく値範囲を決定するステップを更に含む。様々な変形形態において、この方法は、計算デバイスによって、投影される光効果の所望のサイズに基づいて値範囲を決定するステップを更に含む。
[0007] 様々な実施形態において、取得することは、モバイル計算デバイスが照明ユニットの所定の近位範囲内にあるという計算デバイスによる判断に応答して行われる。様々な実施形態において、取得することは、モバイル計算デバイスが照明ユニットと無線通信しているという計算デバイスによる判断に応答して行われる。様々な変形形態において、モバイル計算デバイスが照明ユニットと無線通信しているという判断は、モバイル計算デバイスが照明ユニットと近視野通信(NFC:near field communication)を確立しているという判断を含む。様々な変形形態において、較正を行わせることは、照明ユニットによって表面上に放出される光の1つ又は複数の特性を変えるための命令を搬送する無線信号を照明ユニットに向けて送信することをモバイル計算デバイスに行わせることを含む。
[0008] 様々な実施形態において、この方法は、計算デバイスによって、モバイル計算デバイスに関連付けられる1つ又は複数の他のセンサから、モバイル計算デバイスの物理的配置を示すデータを取得する操作と;計算デバイスによって、モバイル計算デバイスの物理的配置を示すデータに基づいて、モバイル計算デバイスの物理的配置が物理的配置基準を満たしていないと判断する操作と;計算デバイスによって、物理的配置基準を満たすようにモバイル計算デバイスの物理的配置を変えるようにユーザに促す出力をモバイル計算デバイスに提供させる操作とを更に含んでいてよい。様々な変形形態において、物理的配置は、照明ユニット又は表面に対するモバイル計算デバイスの向き又は位置を含む。
[0009] 様々な実施形態において、取得すること、判断すること、及び較正を行わせることは、モバイル計算デバイスによって行われる。様々な実施形態において、取得すること、判断すること、及び較正を行わせることは、照明ユニットが関連付けられる照明システムを制御するブリッジによって行われる。様々な実施形態において、取得すること、判断すること、及び較正を行わせることは、1つ又は複数のコンピュータネットワークを介してモバイル計算デバイスと通信する計算サーバによって行われる。様々な実施形態において、取得すること、判断すること、及び較正を行わせることは、照明ユニットによって行われる。
[0010] 別の態様では、本発明は、1つ又は複数のプロセッサと;1つ又は複数のプロセッサと動作可能に結合された光センサと;1つ又は複数のプロセッサと動作可能に結合され、且つ照明特性基準及び命令を記憶するメモリとを含むモバイル計算デバイスであって、命令が、1つ又は複数のプロセッサによる命令の実行に応答して、表面から反射されて光センサによって検知された光を示すデータを取得することであって、反射光が、照明ユニットによって放出される光から生成される、取得することと;反射光の1つ又は複数の特性を表すデータに基づいて、反射光の特性が照明特性基準を満たしていないと判断することと;反射光が照明特性基準を満たすように、照明ユニットによって放出される光の較正を行わせることとを1つ又は複数のプロセッサに行わせる、モバイル計算デバイスに焦点を当てる。
[0011] 様々な実施形態において、メモリは、1つ又は複数のプロセッサによる命令の実行に応答して、モバイル計算デバイスが照明ユニットの所定の近位範囲内にあるという判断に応答して、表面から反射された光を示すデータを取得することを1つ又は複数のプロセッサに行わせる命令を更に記憶する。
[0012] 様々な実施形態において、メモリは、1つ又は複数のプロセッサによる命令の実行に応答して、モバイル計算デバイスが照明ユニットと無線通信しているという判断に応答して、表面から反射された光を示すデータを取得することを1つ又は複数のプロセッサに行わせる命令を更に記憶する。
[0013] 様々な実施形態において、モバイルデバイスは、1つ又は複数のプロセッサに動作可能に結合された1つ又は複数の他のセンサを更に含んでいてよい。メモリは、1つ又は複数のプロセッサによる命令の実行に応答して、1つ又は複数の他のセンサから、モバイル計算デバイスの物理的配置を示すデータを取得することと;モバイル計算デバイスの物理的配置を示すデータに基づいて、モバイル計算デバイスの物理的配置が物理的配置基準を満たしていないと判断することと;物理的配置基準を満たすようにモバイル計算デバイスの物理的配置を変えるようにユーザに促す出力を提供することとを1つ又は複数のプロセッサに行わせる命令を更に記憶していてよい。
[0014] 様々な変形形態において、照明特性基準は、反射光の特性の値が或る値範囲内にあるときに満たされ、その値範囲は、別の表面上に別の照明ユニットによって放出された光の画像、ユーザ選択、又は投影される光効果の所望のサイズに基づく。
[0015] 別の態様では、照明システムブリッジが、1つ又は複数のプロセッサと;1つ又は複数のプロセッサと動作可能に結合され、且つ照明特性基準及び命令を記憶するメモリとを含んでいてよく、命令は、1つ又は複数のプロセッサによる命令の実行に応答して、モバイル計算デバイスが照明システムの照明ユニットの所定の近位範囲内にあると判断することと;表面から反射されてモバイル計算デバイスに関連付けられる光センサによって検知された光を示すデータをモバイル計算デバイスから取得することであって、反射光が、照明ユニットによって放出される光から生成される、取得することと;反射光の1つ又は複数の特性を表すデータに基づいて、反射光の特性が照明特性基準を満たしていないと判断することと;反射光が照明特性基準を満たすように、照明ユニットによって放出される光を較正することとを1つ又は複数のプロセッサに行わせる。
[0016] 本開示の目的で本明細書において使用される場合、「LED」との用語は、任意のエレクトロルミネセンスダイオード、又は、電気信号に呼応して放射を発生できる、その他のタイプのキャリア注入/接合ベースシステム(carrier injection/junction-based system)を含むものと理解すべきである。したがって、LEDとの用語は、次に限定されないが、電流に呼応して発光する様々な半導体ベースの構造体、発光ポリマー、有機発光ダイオード(OLED)、エレクトロルミネセンスストリップ等を含む。特に、LEDとの用語は、赤外スペクトル、紫外スペクトル、及び(通常、約400ナノメートルから約700ナノメートルまでの放射波長を含む)可視スペクトルの様々な部分のうちの1つ又は複数における放射を発生させることができるすべてのタイプの発光ダイオード(半導体及び有機発光ダイオードを含む)を指す。例えば本質的に白色光を生成するLED(例えば白色LED)の一実施態様は、それぞれ、組み合わされることで混合して本質的に白色光を形成する様々なスペクトルのエレクトロルミネセンスを放射する複数のダイを含む。別の実施態様では、白色光LEDは、第1のスペクトルを有するエレクトロルミネセンスを異なる第2のスペクトルに変換する蛍光体材料に関連付けられる。この実施態様の一例では、比較的短波長で狭帯域幅スペクトルを有するエレクトロルミネセンスが、蛍光体材料を「ポンピング(pumps)」して、当該蛍光体材料は、いくぶん広いスペクトルを有する長波長放射を放射する。
[0017] なお、LEDとの用語は、LEDの物理的及び/又は電気的なパッケージタイプを限定しないことを理解すべきである。例えば、上述した通り、LEDは、(例えば個々に制御可能であるか又は制御不能である)異なるスペクトルの放射をそれぞれ放射する複数のダイを有する単一の発光デバイスを指すこともある。また、LEDは、LED(例えばあるタイプの白色LED)の一体部分と見なされる蛍光体に関連付けられることもある。一般に、LEDとの用語は、パッケージLED、非パッケージLED、表面実装LED、チップ・オン・ボードLED、TパッケージマウントLED、ラジアルパッケージLED、パワーパッケージLED、あるタイプのケーシング及び/又は光学的要素(例えば拡散レンズ)を含むLED等を指す。
[0018] 「光源」との用語は、次に限定されないが、LEDベース光源(上記に定義した1つ以上のLEDを含む)を含む、様々な放射源のうちの任意の1つ以上を指すと理解すべきである。
[0019] 所与の光源は、可視スペクトル内、可視スペクトル外、又は両者の組合せでの電磁放射を発生する。したがって、「光」及び「放射」との用語は、本明細書では同義で使用される。さらに、光源は、一体構成要素として、1つ以上のフィルタ(例えばカラーフィルタ)、レンズ、又はその他の光学的構成要素を含んでもよい。また、光源は、次に限定されないが、指示、表示、及び/又は照明を含む様々な用途に対し構成されることを理解すべきである。「照明源」とは、内部空間又は外部空間を効果的に照射するのに十分な強度を有する放射を発生するように特に構成された光源である。このコンテキストにおいて、「十分な強度」とは、周囲照明(すなわち、間接的に知覚され、また、例えば、全体的に又は部分的に知覚される前に1つ以上の様々な介在面から反射される光)を提供するために空間又は環境において発生される可視スペクトルにおける十分な放射強度(放射強度又は「光束」に関して、全方向における光源からの全光出力を表すために、単位「ルーメン」がよく使用される)を指す。
[0020] 「スペクトル」との用語は、1つ以上の光源によって生成された放射の任意の1つ以上の周波数(又は波長)を指すものと理解すべきである。したがって、「スペクトル」との用語は、可視範囲内の周波数(又は波長)のみならず、赤外線、紫外線、及び電磁スペクトル全体の他の領域の周波数(又は波長)も指す。さらに、所与のスペクトルは、比較的狭い帯域幅(例えば、FWHMは、基本的に、周波数又は波長成分をほとんど有さない)、又は、比較的広い帯域幅(様々な相対強度を有する幾つかの周波数又は波長成分)を有してよい。当然のことながら、所与のスペクトルは、2つ以上の他のスペクトルを混合(例えば、複数の光源からそれぞれ放射された放射を混合)した結果であってよい。
[0021] 本開示の目的で、「色」との用語は、「スペクトル」との用語と同義に使用される。しかし、「色」との用語は、通常、観察者によって知覚可能である放射の特性を主に指すために使用される(ただし、この使用は、当該用語の範囲を限定することを意図していない)。したがって、「様々な色」との用語は、様々な波長成分及び/又は帯域幅を有する複数のスペクトルを暗に指す。さらに、当然のことながら、「色」との用語は、白色光及び非白色光の両方との関連で使用されてもよい。
[0022] 「色温度」との用語は、本明細書では、通常、白色光に関連して使用されるが、その使用は、当該用語の範囲を限定することを意図していない。色温度は、基本的に、白色光の特定の色内容又は陰(例えば、赤みを帯びた、青みを帯びた)を指す。所与の放射サンプルの色温度は、従来から、問題とされている放射サンプルと同じスペクトルを基本的に放射する黒体放射体のケルビン度数(K)の温度に応じて特徴付けられている。黒体放射体の色温度は、通常、約700度K(通常、人間の目に最初に可視となると考えられている)から10,000度K超の範囲内であり、白色光は、通常、約1500〜2000度Kより高い色温度において知覚される。
[0023] 低色温度は、通常、より顕著な赤色成分、すなわち、「温かい印象」を有する白色光を示す一方で、高色温度は、通常、より顕著な青色成分、すなわち、「冷たい印象」を有する白色光を示す。一例として、炎は約1,800度Kの色温度を有し、従来の白熱電球は約2848度Kの色温度を有し、早朝の日光は約3,000度Kの色温度を有し、曇った日の真昼の空は約10,000度Kの色温度を有する。約3,000度Kの色温度を有する白色光の下で見られたカラー画像は、比較的赤みの帯びた色調を有する一方で、約10,000度Kの色温度を有する白色光の下で見られたカラー画像は、比較的青みの帯びた色調を有する。
[0024] 「照明固定具」、「照明器具」との用語は、本明細書では、特定の形状因子、アセンブリ又はパッケージの1つ以上の照明ユニットの実施態様又は配置を指すために使用される。「照明ユニット」との用語は、本明細書では、同じ又は異なるタイプの1つ以上の光源を含む装置を指して使用される。所与の照明ユニットは、様々な光源の取付け配置、筐体/ハウジング配置及び形状、並びに/又は、電気及び機械的接続構成の何れか1つを有してもよい。さらに、所与の照明ユニットは、光源の動作に関連する様々な他の構成要素(例えば制御回路)に任意選択的に関連付けられてもよい(例えば含む、結合される、及び/又は一緒にパッケージされる)。「LEDベースの照明ユニット」とは、上記した1つ以上のLEDベースの光源を、単独で又はその他の非LEDベースの光源との組合せで含む照明ユニットを指す。「マルチチャネル」照明ユニットとは、それぞれ異なる放射スペクトルを発生する少なくとも2つの光源を含むLEDベースの又は非LEDベースの照明ユニットを指すものであり、各異なる光源スペクトルは、マルチチャネル照明ユニットの「チャネル」と呼ばれる。
[0025] 「コントローラ」との用語は、本明細書では、一般に、1つ以上の光源の動作に関連する様々な装置を説明するために使用される。コントローラは、本明細書で説明した様々な機能を実行するように、数多くの方法(例えば専用ハードウエアを用いて)で実施できる。「プロセッサ」は、本明細書で説明した様々な機能を実行するように、ソフトウエア(例えばマイクロコード)を使用してプログラムすることのできる1つ以上のマイクロプロセッサを使用するコントローラの一例である。コントローラは、プロセッサを使用してもしなくても実施でき、また、幾つかの機能を実行する専用ハードウエアと、その他の機能を実行するプロセッサ(例えばプログラムされた1つ以上のマイクロプロセッサ及び関連回路)の組み合わせとして実施されてもよい。本開示の様々な実施態様において使用されてもよいコントローラ構成要素の例としては、次に限定されないが、従来のマイクロプロセッサ、特定用途向けIC(ASIC)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)がある。
[0026] 様々な実施態様において、プロセッサ又はコントローラは、1つ以上の記憶媒体(本明細書では総称的に「メモリ」と呼び、例えばRAM、PROM、EPROM及びEEPROM、フロッピー(登録商標)ディスク、コンパクトディスク、光学ディスク、磁気テープ等の揮発性及び不揮発性のコンピュータメモリ)と関連付けられる。幾つかの実施態様において、記憶媒体は、1つ以上のプロセッサ及び/又はコントローラ上で実行されると、本明細書で説明した機能の少なくとも幾つかを実行する1つ以上のプログラムによって、コード化されてもよい。様々な記憶媒体は、プロセッサ又はコントローラ内に固定されてもよいし、又は、その上に記憶された1つ以上のプログラムが、本明細書で説明した本発明の様々な態様を実施するように、プロセッサ又はコントローラにロードされるように可搬型であってもよい。「プログラム」又は「コンピュータプログラム」との用語は、本明細書では、一般的な意味で、1つ以上のプロセッサ又はコントローラをプログラムするように使用できる任意のタイプのコンピュータコード(例えばソフトウエア又はマイクロコード)を指して使用される。
[0027] 「ユーザインターフェース」との用語は、本明細書において使用される場合、人間であるユーザ又はオペレータと、当該ユーザとデバイス間の通信を可能にする1つ以上のデバイスとの間のインターフェースを指す。本開示の様々な実施態様に使用されてもよいユーザインターフェースの例は、次に限定されないが、スイッチ、電位差計、ボタン、ダイアル、スライダ、マウス、キーボード、キーパッド、様々なタイプのゲームコントローラ(例えばジョイスティック)、トラックボール、ディスプレイスクリーン、様々なタイプのグラフィカルユーザインターフェース(GUI)、タッチスクリーン、マイクロホン、及び、人間が生成した何らかの形の刺激を受信し、それに応答して信号を生成する他のタイプのセンサを含む。
[0028] なお、前述の概念及び以下でより詳しく説明する追加の概念のあらゆる組み合わせ(これらの概念が互いに矛盾しないものであることを条件とする)は、本明細書で開示される本発明の主題の一部をなすものと考えられることを理解すべきである。特に、本開示の終わりに登場するクレームされる主題のあらゆる組み合わせは、本明細書に開示される本発明の主題の一部であると考えられる。なお、参照により組み込まれる任意の開示内容にも登場する、本明細書にて明示的に使用される用語には、本明細書に開示される特定の概念と最も整合性のある意味が与えられるべきであることを理解すべきである。
[0029] 図面中、同様の参照符号は、全般的に様々な図を通して同じ部分を指している。さらに、図面は必ずしも縮尺通りではなく、重点は全体的に本発明の原理の説明に置かれている。
[0030] 様々な実施形態による、様々な構成要素が本開示の選択された態様を実施し得る様子の一例を示す。 [0031] 様々な実施形態による、例示的な照明制御方法を示す。 [0032] 様々な実施形態による、本明細書で開示される技法が照明を制御するために使用され得る様子の例を示す。 様々な実施形態による、本明細書で開示される技法が照明を制御するために使用され得る様子の例を示す。 [0033] 様々な実施形態による、本明細書で述べられる照明ユニット及びモバイル計算デバイスの例示的構成要素を示す。
[0034] LED等の光源によって表面上に投影される照明効果は、表面の性質に応じて様々な照明特性を示すことがある。ときとして、特定の表面から反射される光が1つ又は複数の照明特性基準を満たすことが望ましいことがある。例えば、ときとして、異なる表面から反射される光が比較的一様であることが望ましいことがある。従って、本出願人らは、照明ユニットによって放出される光が表面から反射されるときにその光が1つ又は複数の照明特性基準を満たすように、照明ユニットによって放出される光の1つ又は複数の特性を調節するための方法及び装置を提供することが有益であることを認識及び理解している。上記のことに鑑みて、本発明の様々な実施形態及び実装形態は、反射光に関する1つ又は複数の基準を満たすように、照明ユニットによって放出される光を較正することを対象とする。
[0035] 図1を参照すると、一実施形態において、照明ユニット102は、図示されるLEDバルブ、又は白熱電球、蛍光電球若しくは蛍光管、ハロゲン電球等、様々な形態を取ることができる。様々な実施形態において、照明ユニット102は、それ自体が放出する光の1つ又は複数の特性が調節され得るように制御可能であり得、そのような特性は、色相、彩度、温度、強度、明度、サイズ等を含むが、これらに限定されない。
[0036] 幾つかの実施形態では、ユーザは、例えば、照明ユニット102にある1つ若しくは複数のボタン若しくはノブを使用して、又は照明ユニット102と無線通信するためにタブレットコンピュータ104若しくはスマートフォン等のモバイル計算デバイスを操作することによって、照明ユニット102自体と対話し得る。ZigBee(登録商標)、WiFi(登録商標)(例えば、WiFi(登録商標) Direct)、BlueTooth(登録商標)、符号化光、NFC等、様々な無線技術が採用され得る。他の実施形態では、ユーザは、照明ユニット102と間接的に対話し得る。例えば、ユーザは、タブレット104等のモバイル計算デバイスを操作して照明システムブリッジ106と通信することがあり、照明システムブリッジ106は更に、例えばZigBee(登録商標)、符号化光、WiFi(登録商標)、有線通信等を使用して、照明ユニット102に照明制御命令を提供し得る。本明細書では、例示的なモバイル計算デバイスとして主にスマートフォン及びタブレットが述べられるが、これは限定を意味しない。本開示の選択された態様を備えるように構成されるモバイル計算デバイスは、様々な他の形態を取ってもよく、そのような形態は、ラップトップコンピュータ及びウェアラブルデバイス(例えば時計、眼鏡、アームバンド)等を含むが、これらに限定されない。
[0037] 次に図1に示されるプロセスフローを参照すると、様々な実施形態において、照明ユニット102は、表面108上に光を放出し得る。次いで、その光は、可視照明効果を生み出すように表面から反射され得る。照明ユニット102が、整形された照明効果、例えばスポットライトを提供するように構成される場合、その照明効果/反射光は所望の形状でよい。他の実施形態では、照明効果/反射光は、単に周囲光でよい。本明細書では、用語「照明効果」と「反射光」は交換可能に使用され得る。表面108は、比較的平坦なものとして示されているが、これは限定を意味しない。本明細書において、「表面」は、任意の形状、サイズ、堅さ、テクスチャ等を有する表面を表し得る。例えば、塗装された壁が1タイプの表面であり、彫像等の物体の表面が別のタイプの表面である。更に、表面は、必ずしも最外面を表す必要はない。実際、全体的又は部分的に透光性の物体の場合、表面は、光を反射する物体の外面ではないことがある。そうではなく、幾つかの場合には、表面は、透光性の物体内部の、光を反射する粒子又は他の構造の表面であり得る。
[0038] タブレットコンピュータ104等のモバイル計算デバイスは、例えばカメラ110(例えば正面カメラ又は背面カメラ)等の光センサを使用して反射光を捕捉し得る。幾つかの実施形態ではデジタル画像として記憶され得る捕捉されたデータは、反射光の1つ又は複数の特性を表し得る。このデータは、反射光の特性が照明特性基準を満たしているかどうか判断するために解析され得る。満たしていない場合、照明ユニット102によって放出される光は、得られる反射光が照明特性基準を満たすように較正され得る。
[0039] 様々な実施形態において、モバイル計算デバイス自体が、捕捉されたデータを解析し得る。例えば、タブレットコンピュータ104は、カメラ110によって捕捉されたデータを解析して、反射光の1つ又は複数の照明特性が照明特性基準を満たしているかどうか判断し得る。幾つかの実施形態では、照明特性基準は、ユーザによって定義された及び/又は別の表面から捕捉された反射光の1つ又は複数の特性にできるだけ良く合致しているものでよい。後者の場合、別の表面から捕捉された反射光は、デジタル画像として記憶され得る。照明特性基準が満たされていない場合、タブレットコンピュータ104は、反射光が照明特性基準を満たすように、照明ユニット102によって放出される光の較正を行わせることがある。例えば、タブレットコンピュータ104は、1つ若しくは複数の照明命令を発することがあり、又は1つ若しくは複数の照明命令の発出を照明システムブリッジ106に行わせることがあり、これらの命令は、(例えばNFC、BlueTooth(登録商標)、符号化光、又はZigBee(登録商標)を介して無線で)照明ユニット102に提供されるとき、反射光が照明特性基準を満たすように、照明ユニット102にそれ自体が放出する光を変更させる。
[0040] 他の実施形態では、モバイル計算デバイスは、それ自体が解析を行うのではなく、解析を遠隔計算デバイスにアウトソーシングしてもよい。例えば、図1において、タブレットコンピュータ104は、照明システムブリッジ106、照明ユニット102自体(照明ユニット102がそのような解析を行うことが可能な回路構成を有すると仮定して)、又は例えば「クラウド」インフラストラクチャ112の一部を実装する遠隔計算サーバにビデオストリームを提供してよい。次いで、照明システムブリッジ106、照明ユニット102、及び/又はクラウド112は、解析を行うことがある。幾つかの実施形態では、クラウド112は、その解析結果を示すデータをブリッジ106(又は更にはタブレットコンピュータ104)に提供し得る。ブリッジ106は、それ自体による解析に基づいて又はクラウド112によって行われた解析に基づいて照明命令を発し、それらの照明命令を照明ユニット102に送信し得る。照明ユニット102が解析を行う実施形態では、照明ユニット102は、それ自体の照明命令を内部的に発し得る。
[0041] 照明ユニット102は、照明特性基準を満たす目的で、それ自体が放出する光の1つ又は複数の特性を変えるために、タブレットコンピュータ104若しくはブリッジ106から受信した照明命令、又は照明ユニット102自体が発した照明命令を実施し得る。例えば、照明特性基準が、反射光が特定の強度を有することであると仮定する。また、例えば、表面108が、所望の強度が捕捉された別の表面(図示せず)とは異なる色又はテクスチャを有するため、表面108から反射されてタブレットコンピュータ104のカメラ110によって捕捉される光の強度が、その所望の強度に合致しないと仮定する。照明ユニット102は、それ自体が放出する光の1つ又は複数の特性を調節して、その光が表面108から反射された後に所望の強度を有する又は少なくとも所望の強度の許容範囲内にあるようにし得る。
[0042] 照明特性基準が正確には満たされ得ない場合があることは明らかである。例えば、照明特性基準が、比較的反射性の高い別の表面(図示せず)から捕捉されたと仮定する。表面108が特に反射性を有していない場合(例えば布又はフェルト)、表面108から反射される光を、反射性の高い表面から捕捉された照明特性基準に正確に合致させることは可能でないことがある。そのような場合、照明ユニット102は、単に、下流での反射光ができるだけ良く基準に合致するように、それ自体が放出する光の1つ又は複数の特性を調節し得る。
[0043] 図2は、様々な実施形態による、照明制御のための例示的な方法200を示す。方法200は、様々な方法で開始され得る。例えば、ユーザがタブレットコンピュータ104等のモバイル計算デバイス上で較正アプリケーションを開始することによって、又はユーザが照明ユニットとモバイル計算デバイスとの間の無線(例えばNFC)通信を開始するためにモバイル計算デバイスを照明ユニットに十分に近付けることによって開始され得る。追加として又は代替として、幾つかの実施形態では、モバイル計算デバイスは、QR又はバーコード等、照明ユニット上のコンピュータ可読標識を読み取るため、又は照明ユニットによって放出される符号化光を読み取るために、照明ユニットに十分に近付けられ得る。モバイル計算デバイスは、この視覚的に得られた情報を、特定の照明ユニットを識別するために使用してよく、それにより、例えば、モバイル計算デバイスが後で照明命令を発する(又は照明システムブリッジによって発している)ときに、それらの命令が適切な照明ユニットに提供される。
[0044] ブロック202で、例えばモバイルデバイスの光センサを使用して、基準表面から反射された光を示す基準データが取得され得る。例えば、ユーザは、そのユーザにとって望ましいように放出された(従ってユーザが基準として使用することを望む)光を受けている表面の近くにタブレットコンピュータ104を保つ。タブレットコンピュータ104は、例えばカメラ110を使用して表面の画像を捕捉することによって応答し得る。
[0045] ブロック204で、基準データに基づいて例えばタブレットコンピュータによって照明特性基準が決定され得る。例えば、反射光の明度、色、又はサイズ等、基準データで表される特定の照明特性が、例えばタブレットコンピュータ104又はブリッジ106によって1つ又は複数の照明特性基準として記憶され得る。幾つかの場合には、ユーザは、単に全体として反射光を再生することを望むことがある。そのような場合、複数の照明特性を表すデータ、又は更には反射光の捕捉画像が保存され得る。他の場合には、ユーザは、1つ又は複数の照明特性基準を手動で定義してもよく、その場合、ブロック202は省略され得る。幾つかの実施形態では、ユーザは、例えば、所望の明度、色相、許容可能な照明特性値の範囲等を選択するために、タブレットコンピュータ104のタッチスクリーンにレンダリングされた1つ又は複数のスライダを操作することによって、照明特性基準を手動で調節し得る。
[0046] しかし、照明特性基準が決定され、ブロック206で、例えばタブレットコンピュータ104等のモバイルデバイス及び/又はブリッジ106等、別のデバイスによって、特定の照明ユニットが較正されるべきであると判断され得る。例えば、ブロック202で基準データを取得し、ブロック204で照明特性基準を決定した後、ユーザは、照明ユニット102等、較正されるべき照明ユニットの近くの位置にタブレットコンピュータ104を運ぶことがあり、その照明ユニットによって放出される光を、生成された照明特性基準を満たすように較正する。
[0047] ブロック206での決定は、様々な方法で行われ得る。幾つかの実施形態では、モバイル計算デバイスは、例えばWiFi(登録商標) Direct又はNFCを使用して、照明ユニットとの直接の無線通信を確立し得る。他の実施形態では、モバイル計算デバイス又は照明ユニットの1つ又は複数の他のセンサが、例えば、モバイル計算デバイス又は照明ユニット自体にある1つ又は複数の近接センサを使用して、モバイル計算デバイスが照明ユニットの近くにあることを検出し得る。幾つかの実施形態では、モバイル計算デバイス又は照明ユニットの1つ又は複数のセンサは、照明ユニットと一体のドックにモバイル計算デバイスがプラグ接続されていることを検出し得る。幾つかの実施形態では、モバイル計算デバイス又は照明ユニットの1つ又は複数のセンサは、バー及び/又はQRコード(登録商標)等、それぞれ照明ユニット又はモバイル計算デバイスにある視覚的標識を検出し得る。
[0048] ブロック206で決定が下されると、照明ユニットからのテストデータ又は対応する照明効果を取得し得るようにモバイル計算デバイスが適切に位置決めされているかどうかが判断され得る。幾つかの実施形態では、ブロック208で、モバイル計算デバイスは、その物理的配置に関係付けられる様々なセンサデータを取得し得る。例えば、タブレットコンピュータ104は、加速度計及び/又はジャイロスコープを使用してその位置及び/又は向きを決定し得る。ブロック210で、このデータが例えばタブレットコンピュータ104によって解析され得、照明ユニットの近くの表面から反射される光をタブレットコンピュータ104が適切に測定することが可能であるように、タブレットコンピュータ104の物理的配置が物理的配置基準を満たしているかどうか判断する。例えば、測定されるべき表面(「テスト」表面とも呼ばれる)が床に平行である場合、物理的配置基準は、正面又は背面カメラが真下に向けられるように、タブレットコンピュータ104が床に平行に保たれていることを要求し得る。
[0049] ブロック210での判断結果が「いいえ」である場合、ブロック212で、タブレットコンピュータ104は、タブレットコンピュータ104を位置決めし直すようにユーザに促すことがある。例えば、タブレットコンピュータ104は、タブレットコンピュータ104を動かす及び/又は向け直すようにユーザに促す命令をタッチスクリーン上にレンダリングし得る。幾つかの実施形態では、タブレットコンピュータ104は、ユーザがタブレットコンピュータ104を適切に向け直す及び/又は位置決めするのを支援するために、触覚及び/又は音声フィードバック(例えば音、振動、音声による命令等)を提供してよい。次いで、方法200は、ブロック208に戻り得る。ブロック208〜212は、較正されるべき照明ユニットによって生み出される反射光を測定するためにタブレットコンピュータ104が適切に位置決めされる及び/又は向け直されるまで反復され得る。ブロック210での判断結果が「はい」である場合、方法200は、ブロック214に進んでよい。
[0050] モバイル計算デバイスの適切な位置決めは、他の方法でも保証され得る。例えば、幾つかの実施形態では、NFCチップが照明ユニット内に配設されてよく、NFCチップは、モバイル計算デバイスが適切に位置決めされている(例えば、照明ユニットと平行である、及び/又は照明ユニットに接触している若しくはほぼ接触している)場合にのみ、モバイル計算デバイスにあるNFCインターフェースと通信することが可能になっている。これは、例えば、基準又はテスト照明効果が適切に捕捉され得るようにモバイル計算デバイスの正面又は背面カメラが特定の方向に面していることを保証し得る。
[0051] ブロック214で、テスト表面から反射された光を示すテストデータが、例えばタブレットコンピュータ104のカメラ110によって取得され得る。例えば、タブレットコンピュータ104は、カメラ110に、テスト表面の写真又は映像を撮影させることがある。幾つかの実施形態では、モバイル計算デバイスは、追加として又は代替として、例えばフラッシュを使用して、テストデータを取得しながら白色光を生成し得る。この追加のデータは、表面の基準色を取得するために使用され得る。
[0052] ブロック216で、ブロック214で取得されたテストデータに基づいて、所定の照明基準が満たされているかどうかが判断され得る。例えば、タブレットコンピュータ104は、テストデータを解析してよく、又はブリッジ106若しくはクラウド112に解析をアウトソーシングしてよく、反射光の1つ又は複数の特性が、照明特性基準の一部を成す基準値の所定範囲内にある値を有するかどうか判断する。判断結果が「はい」である場合、方法200は終了してよい。
[0053] しかし、判断結果が「いいえ」である場合、ブロック218で、タブレットコンピュータ104(又はブリッジ106)は、所定の照明基準を満たす目的で、照明ユニット102にその放出光を較正させることがある。ブロック214で取得されたテストデータが、表面の基準色の白色光測定を含む実施形態では、その基準色は、照明特性基準を満たすために照明ユニット102によって放出される光をどのように変更するかを決定するときに考慮に入れられ得る。ブロック214〜218は、照明特性基準が満たされるまで反復され得る。
[0054] 図3は、本明細書で開示される技法が実施され得る例示的シナリオを示す。廊下320が、第1の壁322と、向かい側の第2の壁324とを含む。第1の絵画326が第1の壁322に吊るされており、第2の絵画328が第2の壁324に吊るされている。照明器具でよい第1の照明ユニット302aが、第1の絵画326及びその周囲に光を投射して、第1の照明効果332を生み出す。やはり照明器具でよい第2の照明ユニット302bが、第2の絵画328及びその周囲、並びに床336に光を投射して、第2の照明効果338を生み出す。第2の照明ユニット302bが、第1の照明ユニット302aよりもはるかに大きく、より大きい照明効果を投射することが見て取れる。
[0055] 第1の絵画326及びその周囲での光効果332が望ましいものであるか、又は望ましい1つ若しくは複数の特性(例えば色相、彩度、強度等)を有すると仮定する。図3に示されるように、ユーザは、タブレットコンピュータ304等のモバイル計算デバイスを第1の照明ユニット302aの近くに運ぶことがある。モバイル計算デバイスにあるカメラ110が、基準画像を捕捉し得る。この基準画像から、モバイル計算デバイスは、光効果332の1つ又は複数の特性に対応する1つ又は複数の照明特性基準を決定し得る。
[0056] 次いで、ユーザは、タブレットコンピュータ304を第2の照明ユニット302bの近くに(例えば図3の右側に)運ぶことがある。タブレットコンピュータ304が(例えばNFC、BlueTooth(登録商標)等を使用して)第2の照明ユニット302bと通信を確立するか、又は第2の照明ユニット302bに十分に近付けられると、タブレットコンピュータ304は、例えばカメラ310を使用して第2の照明効果338の画像を捕捉し得る。次いで、タブレットコンピュータ304は、捕捉されたデータを解析してよく、又はブリッジ若しくはクラウド(図3には示さず)に解析をアウトソーシングしてよく、第2の照明効果338が、第1の照明効果332から決定された1つ又は複数の照明特性基準を満たしているかどうか判断する。満たしていない場合、タブレットコンピュータ304は、照明命令を発して、第2の照明ユニット302b(又はブリッジ(図示せず))に送信し得る。照明命令は、第2の照明効果338が照明特性基準を満たすように、第2の照明ユニット302bにそれ自体が放出する光を調節させることがある。幾つかの実施形態では、図3に関連付けて述べた処置を行うことによって、ユーザは、第1の照明効果332を効果的に「コピー」し、それを第2の照明効果338に「ペースト」し得る。
[0057] 図4は、本明細書で開示される技法が他の方法で実施され得る環境420を示す。構成要素の多くは、図3に示されるものと同様であり、従って同様の番号を付されている(ただし、一番上の位が「3」ではなく「4」である)。第1の照明ユニット402aは、(スポットの形状での)第1の照明効果432を第1のプラットフォーム440上に投影し、第2の照明ユニット402bは、(やはりスポットの形状での)第2の照明効果438を第2のプラットフォーム442上に投影する。第1の照明効果432は、第2の照明効果438よりも大きい。
[0058] 幾つかの実施形態では、ユーザは、第1の照明効果432と第2の照明効果438とが照明特性「直径」について共通であるように第2の照明ユニット402bを較正することを望むことがある。これを達成するための1つの方法は、本開示の選択された態様を装備されたスマートフォン404を、第1の照明ユニット402a及び/又は第1の照明効果432の近くに運ぶことである。次いで、カメラ410が、第1の照明効果432のサイズ(例えば直径)を表す基準データ(例えばデジタル画像)を捕捉するために使用され得る。この基準データから、直径=xの照明特性基準が生成され得、ここで、xは第1の照明効果432の直径に等しい。
[0059] 次に、ユーザは、スマートフォン404を第2の照明ユニット402b及び/又は第2の照明効果438の近くに運ぶことがある。スマートフォン404が適切に位置決めされると、例えば、図2のブロック208〜212に関連付けられる操作を行うことによって、テストデータを捕捉するためにカメラ410が使用され得る。次いで、スマートフォン404は、テストデータを解析してよく、又は別の計算デバイスにテストデータの解析をアウトソーシングしてよい。この解析に基づいて、第2の照明効果438が、第1の照明効果432の直径xよりも小さい直径yを有し、従って照明特性基準を満たしていないことが判断され得る。従って、スマートフォン404は、(例えばNFCを使用して)直接、又は(例えば、WiFi(登録商標)、ZigBee(登録商標)等を使用して照明システムブリッジを介して)間接的に、第2の照明ユニット402bの較正を行わせることがあり、それにより、第2の照明ユニット402bは、第2の照明効果438が第1の照明効果432の直径に合致するか、又は少なくとも第1の照明効果432の直径の所定範囲内の直径を有するように、それ自体が放出する光を変更する。
[0060] 幾つかの実施形態では、スマートフォン404又は別の同様のモバイル計算デバイスが、1つ又は複数のジャイロスコープ又は加速度計を装備されていてよく、それにより、照明効果が投影される表面からの距離を自動的に検出することが可能である。このようにして、スマートフォン404は、第1の照明効果432と第2の照明効果438とに対してそれが保たれていた距離及び/又は角度の差を補償し得る。しかし、スマートフォン404がそのように装備されていない場合、ユーザが、第1の照明効果432に対してスマートフォン404を保持していた距離と同じ距離で、第2の照明効果438に対してスマートフォン104を保持することを保証することが望まれ得る。これは、例えば、図2のブロック208〜212で行われる操作と同様の操作を行うようにスマートフォン404を構成することによって達成され得る。
[0061] 別の例として、図4を引き続き参照すると、ユーザは、照明効果が、物体を取り囲む特定の空間量に及ぶことを望むことがある。図4で、第1の物体444は、第1のプラットフォーム440上に配置され、第1の照明ユニット402aによって照光される。第2の物体446は、第2のプラットフォーム442上に配置され、第2の照明ユニット402bによって照光される。ユーザが照明特性基準を手動で定義し(例えばスマートフォン404のタッチスクリーンを操作することによってユーザによって選択される)、その照明特性基準は、物体444及び446を取り囲む光スポットが、物体の外面からその光スポットの境界までの距離が特定の長さになるようにサイズ設定されることを要求するものであると仮定する。ユーザは、スマートフォン404をそれぞれの照明効果(432又は438)及び/又はそれぞれの照明ユニット(402a又は402b)の近くに運ぶことがあり、カメラ410がテストデータを捕捉し得る。このテストデータは、例えばスマートフォン404又は遠隔計算デバイスによって、ユーザによって定義された照明特性基準と突き合わせて解析され得る。幾つかの場合には、それぞれの物体(444又は446)の境界がデータ内で検出され得る。照明特性基準が満たされていないことを解析が示す場合、スマートフォン404は、それぞれの照明ユニットの較正を行わせることがあり、それぞれの照明効果を照明特性基準に適合させるように、照明ユニットが放出する光が変更される。例えば、照明ユニットにある複数のLEDのうちの1つ又は複数のLEDが、スポットのサイズを拡大又は縮小するように選択的に通電され得る。これに関して、照明効果のサイズは、物体のサイズに一部依存し得る。
[0062] 照明効果が及ぶべき物体周囲の空間量を手動で定義することの代替法として、ユーザは、スマートフォン404及びカメラ410を使用して、物体周囲の所望の空間量に及んでいるとユーザが見なす照明効果で照光された物体から、基準データを取得し得る。この基準データは、照明特性基準を定義するために使用され得る。次いで、上述したのと同様に、ユーザは、他の物体を照光する他の照明ユニットにスマートフォン404を運ぶことがあり、所望の照明効果を他の照明ユニットのそれぞれの照明効果に「ペースト」し得る。
[0063] 照明効果間で照明特性を「コピー」及び「ペースト」するとき、同じカメラを備える同じモバイル計算デバイスを使用して、カメラの性能及び特性等の相違を回避することが最も単純であり得る。しかし、これは必須ではない。幾つかの実施形態では、異なる特性を有する2つの異なるカメラを備える2つの異なるモバイル計算デバイスが、それにも関わらず、照明効果間で照明特性をコピー及びペーストするために使用され得る。そのような実施形態では、それぞれのカメラの1つ又は複数の特性が考慮され得、それにより、両方のカメラから取得されるデータが正規化される。例えば、「コピー側」のカメラが「ペースト側」のカメラよりも少ない画素数を有する場合、ペースト側のカメラの画素は、例えば幾つかの画素を無視することによって、「コピー側」のカメラの画素に正規化され得る。同様に、「コピー側」のカメラが「ペースト側」のカメラよりも多い画素数を有する場合、ペースト側のカメラの画素は、例えば補間によって、「コピー側」のカメラの画素に正規化され得る。別の例として、「コピー側」のカメラによって捕捉されるデータが特定のフォーマットで記憶される場合、「ペースト側」のカメラによって記憶されるデータも同じ又は同様のフォーマットで記憶され得る。幾つかの実施形態では、情報の喪失がほとんど又は全くないデータフォーマット(例えば、RAWフォーマット)が、「コピー側」のカメラによって使用され得、従って、「コピー側」のカメラによって捕捉された画像以外の画像の正規化がより単純に行われる。
[0064] 図5は、モバイル計算デバイス504及び照明ユニット502の例示的構成要素を示す。モバイル計算デバイス504は、メモリ556に動作可能に結合され得る1つ又は複数のプロセッサ554を含んでいてよい。また、光センサ558(例え、カメラ110又は410)、他のセンサ560(例えば加速度計、ジャイロスコープ、GPS等)、及び1つ又は複数の無線通信インターフェース562(例えばWiFi(登録商標)、セルラ、ZigBee(登録商標)、NFC、BlueTooth(登録商標)、符号化光等)が、1つ又は複数のプロセッサ554と結合される。様々な実施形態において、1つ又は複数のプロセッサ554は、方法200の選択された態様、及び本明細書で述べられる他の選択された技法を実施するために、メモリ556に記憶された命令を実行するように構成され得る。
[0065] 照明ユニット502は、図5に複数のLED564として示される1つ又は複数の光源を含んでいてよい。また、照明ユニット502は、制御装置566と、例えばモバイル計算デバイス504と通信するために使用され得る1つ又は複数の通信インターフェース568(例えばWiFi(登録商標)、セルラ、ZigBee(登録商標)、NFC、BlueTooth(登録商標)、符号化光等)とを含んでいてもよい。また、照明ユニット502は、モバイル計算デバイス504が近くにあるときを検出するように構成された近接センサ(例えば、受動赤外線又は物理的ドック)を含んでいてもよい。様々な実施形態において、制御装置566は、方法200の1つ又は複数の選択された態様を含めた、本開示の選択された態様を実施するように構成され得る。様々な実施形態において、照明システムブリッジ106は、モバイル計算デバイス504と同様の構成要素を有していてよく、そのような構成要素は、1つ又は複数の処理装置554、メモリ556、及び1つ又は複数の通信インターフェース562を含むが、これらに限定されない。
[0066] 幾つかの発明実施形態を本明細書に説明し例示したが、当業者であれば、本明細書にて説明した機能を実行するための、並びに/又は、本明細書にて説明した結果及び/若しくは1つ以上の利点を得るための様々な他の手段及び/若しくは構造体を容易に想到できよう。また、このような変更及び/又は改良の各々は、本明細書に説明される発明実施形態の範囲内であるとみなす。より一般的には、当業者であれば、本明細書にて説明されるすべてのパラメータ、寸法、材料、及び構成は例示のためであり、実際のパラメータ、寸法、材料、及び/又は構成は、発明教示内容が用いられる1つ以上の特定用途に依存することを容易に理解できよう。当業者であれば、本明細書にて説明した特定の発明実施形態の多くの等価物を、単に所定の実験を用いて認識又は確認できよう。したがって、上記実施形態は、ほんの一例として提示されたものであり、添付の請求項及びその等価物の範囲内であり、発明実施形態は、具体的に説明された又はクレームされた以外に実施可能であることを理解されるべきである。本開示の発明実施形態は、本明細書にて説明される個々の特徴、システム、品物、材料、キット、及び/又は方法に関する。さらに、2つ以上のこのような特徴、システム、品物、材料、キット、及び/又は方法の任意の組み合わせも、当該特徴、システム、品物、材料、キット、及び/又は方法が相互に矛盾していなければ、本開示の本発明の範囲内に含まれる。
[0067] 本明細書にて定義されかつ用いられた定義はすべて、辞書の定義、参照することにより組み込まれた文献における定義、及び/又は、定義された用語の通常の意味に優先されて理解されるべきである。
[0068]本明細書及び特許請求の範囲にて使用される「a」及び「an」の不定冠詞は、特に明記されない限り、「少なくとも1つ」を意味するものと理解されるべきである。
[0069] 本明細書及び特許請求の範囲にて使用される「及び/又は」との表現は、等位結合された要素の「いずれか又は両方」を意味すると理解すべきである。すなわち、要素は、ある場合は接続的に存在し、その他の場合は離接的に存在する。「及び/又は」を用いて列挙される複数の要素も同様に解釈されるべきであり、すなわち、要素のうちの「1つ以上」が等位結合される。「及び/又は」節によって具体的に特定された要素以外の他の要素も、それが具体的に特定された要素に関連していても関連していなくても、任意選択的に存在してよい。
[0070] 本明細書及び特許請求の範囲に用いられるように、1つ以上の要素を含むリストを参照した際の「少なくとも1つ」との表現は、要素のリストにおける任意の1つ以上の要素から選択された少なくとも1つの要素を意味すると理解すべきであるが、要素のリストに具体的に列挙された各要素の少なくとも1つを必ずしも含むわけではなく、要素のリストにおける要素の任意の組み合わせを排除するものではない。この定義は、「少なくとも1つの」との表現が指す要素のリストの中で具体的に特定された要素以外の要素が、それが具体的に特定された要素に関係していても関連していなくても、任意選択的に存在してもよいことを可能にする。さらに、特に明記されない限り、本明細書に記載された2つ以上のステップ又は動作を含むどの方法においても、当該方法のステップ又は動作の順番は、記載された方法のステップ又は動作の順序に必ずしも限定されないことを理解すべきである。
[0071] 請求項において、括弧内に登場する任意の参照符号は、便宜上、提供されているに過ぎず、当該請求項をいかようにも限定することを意図していない。
[0072] 特許請求の範囲においても上記明細書においても、「備える」、「含む」、「担持する」、「有する」、「含有する」、「関与する」、「保持する」、「〜から構成される」等といったあらゆる移行句は、非制限的、すなわち、含むがそれに限定されないことを意味すると理解すべきである。米国特許庁特許審査手続便覧の第2111.03項に記載される通り、「〜からなる」及び「本質的に〜からなる」といった移行句のみが、制限又は半制限移行句である。

Claims (15)

  1. 表面から反射されてモバイル計算デバイスの光センサによって検知された光を示すデータを取得するステップであって、反射光が、照明ユニットによって放出される光から生成される、ステップと;
    前記モバイル計算デバイスに関連付けられる1つ又は複数の他のセンサから、前記モバイル計算デバイスの物理的配置を示すデータを取得するステップと;
    前記モバイル計算デバイスの物理的配置を示すデータに基づいて、前記モバイル計算デバイスの物理的配置が物理的配置基準を満たしていないかどうかを判断するステップと;
    射光の1つ又は複数の特性を表すデータに基づいて、反射光の特性が照明特性基準を満たしていないと判断するステップと;
    射光が前記照明特性基準を満たすように、前記照明ユニットによって放出される光の較正を行わせるステップとを含む、
    コンピュータ実装方法。
  2. 前記照明特性基準は、反射光の特性の値が或る値範囲内に入るときに満たされる、請求項1に記載の方法。
  3. の表面上に別の照明ユニットによって放出される光の画像から前記値範囲を決定するステップを更に含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記取得するステップは、前記モバイル計算デバイスが前記照明ユニットの所定の近位範囲内にあるという判断に応答して行われる、請求項1に記載の方法。
  5. 前記取得するステップは、前記モバイル計算デバイスが前記照明ユニットと無線通信しているという判断に応答して行われる、請求項1に記載の方法。
  6. 記物理的配置基準を満たすように前記モバイル計算デバイスの物理的配置を変えるようにユーザに促す出力を前記モバイル計算デバイスに提供させるステップとを更に含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記物理的配置は、前記照明ユニット又は表面に対する前記モバイル計算デバイスの向き又は位置を含む、請求項に記載の方法。
  8. 前記モバイル計算デバイス又は照明システムブリッジによる命令の実行に応答して、
    前記モバイル計算デバイス又は前記照明システムブリッジに請求項1に記載の方法を実行させる命令を含む、コンピュータ可読媒体。
  9. 前記取得するステップ、前記判断するステップ、及び前記較正を行わせるステップは、前記モバイル計算デバイスによって行われる、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
  10. 前記取得するステップ、前記判断するステップ、及び前記較正を行わせるステップは、前記照明ユニットが関連付けられる明システムを制御するブリッジによって行われる、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
  11. 前記取得するステップ、前記判断するステップ、及び前記較正を行わせるステップは、1つ又は複数のコンピュータネットワークを介して前記モバイル計算デバイスと通信する計算サーバによって行われる、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
  12. 前記取得するステップ、前記判断するステップ、及び前記較正を行わせるステップは、前記照明ユニットによって行われる、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
  13. 1つ又は複数のプロセッサと;
    前記1つ又は複数のプロセッサと動作可能に結合された光センサと;
    前記1つ又は複数のプロセッサと動作可能に結合され、且つ照明特性基準及び命令を記憶するメモリとを含む、モバイル計算デバイスであって、
    前記命令が、
    前記1つ又は複数のプロセッサによる命令の実行に応答して、
    表面から反射されて光センサによって検知された光を示すデータを取得することであって、反射光が、照明ユニットによって放出される光から生成される、取得することと;
    前記1つ又は複数のプロセッサに動作可能に結合された1つ又は複数の他のセンサから、前記モバイル計算デバイスの物理的配置を示すデータを取得することと;
    前記モバイル計算デバイスの物理的配置を示すデータに基づいて、前記モバイル計算デバイスの物理的配置が物理的配置基準を満たしていないかどうかを判断することと;
    反射光を示すデータに基づいて、反射光の特性が前記照明特性基準を満たしていないと判断することと;
    反射光が前記照明特性基準を満たすように、前記照明ユニットによって放出される光の較正を行わせることとを、
    前記1つ又は複数のプロセッサに行わせる、
    モバイル計算デバイス。
  14. 前記メモリは、前記1つ又は複数のプロセッサによる命令の実行に応答して、前記モバイル計算デバイスが前記照明ユニットの所定の近位範囲内にあるという判断に応答して、前記表面から反射された光を示すデータを取得することを1つ又は複数のプロセッサに行わせる命令を更に記憶する、請求項13に記載のモバイル計算デバイス。
  15. 前記1つ又は複数の他のセンサを更に含み、
    前記メモリは、
    前記1つ又は複数のプロセッサによる命令の実行に応答して
    記物理的配置基準を満たすように前記モバイル計算デバイスの物理的配置を変えるようにユーザに促す出力を提供することを
    前記1つ又は複数のプロセッサに行わせる命令を更に記憶している、
    請求項13に記載のモバイル計算デバイス。
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