JP6565319B2 - 転送処理装置、転送処理方法、および、転送処理プログラム - Google Patents

転送処理装置、転送処理方法、および、転送処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、通信事業者間で送受信されるデータを転送する技術に関する。
通信事業者間を相互接続する通信では、単なるデータだけでなく、音声や映像データ等のメディアデータの転送処理が重要になる。しかしメディアデータの通信には複数の符号化方式が存在し、各通信事業者によって採用される符号化方式は統一されていない。
特に音声・映像データ等の通信では、通信事業者間で統一されたコーデックがなく、各通信事業者は、任意の符号化方式でメディアデータ通信サービスを提供している。例えば、図9に示すように、通信事業者Aは、AMR(Adaptive Multi-Rate)を採用し、通信事業者Bは、ITU−T(International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector) G.711を採用していることを想定する。この場合、通信事業者Aおよび通信事業者Bのユーザ間を接続するには、接続点(POI:Point Of Interface)にてコーデック変換を行う必要がある。
図10に、このようなメディアデータ通信において通信事業者間を接続する一般的な通信システムを示す。一般的な通信システムは、転送制御装置と、転送処理装置とによって構成される。転送制御装置は、例えば、SIP(Session Initiation Protocol)サーバである。また、転送処理装置は、例えば、メディア・ゲートウェイである。通信システムは、通信端末Aおよび通信端末Bを接続する。通信端末Aは、通信事業者Aを利用する端末である。また、通信端末Bは、通信事業者Bを利用する端末である。転送処理装置には、メディア処理部が配備される。メディア処理部は、例えば、DSP(digital signal processor)等によって構成される。メディア処理部は、符号化されたメディアデータを含む情報に対して送受信処理およびデジタル処理を行う。転送制御装置は、セッションの確立処理において、通信端末Aおよび通信端末Bを識別する。ここで、通信端末間でのコーデックが異なっている場合、転送制御装置は、コーデック変換を伴う転送指示を転送処理装置に対し行う。一方、通信端末間でのコーデックが合致している場合、転送制御装置は、コーデック変換なしの転送指示を転送処理装置に対し行う。これにより、通信システムは、異なる符号化方式を採用している通信事業者間でのメディアデータ通信サービスを実現する。一般的に、転送処理装置は、転送制御装置の指示に従って動作する。また、一般的に、転送制御装置は、転送処理装置におけるリソースの状態を監視する。
図11は、転送処理装置の送受信処理およびデジタル処理を説明する模式図である。まず、転送処理装置は、受信情報から符号化データを抽出し、ジッタバッファにより揺らぎと遅延を吸収する受信処理を開始する。その後、転送処理装置は、コーデック変換が必要な場合、抽出した符号化データを送信元コーデックにより復号し、送信先コーデックに応じて符号化するデジタル処理を行う。そして、転送処理装置は、符号化データを送信情報として組み立てた後、送信情報を送信先に送信する送信処理を行う。
このような通信事業者間でのメディアデータ通信に関連する技術の一例が、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載された通信システムは、発側のコーデックおよび着側のコーデックが同一であり、かつ、中継ネットワークの事業者が接続を許容するコーデックである場合には、中継コーデックとして発側および着側のコーデックを決定する。これにより、この関連技術は、様々な通信事業者間の接続性を保証しながら、無駄なコーデック変換を行わない。
特開2013−12856号公報
ここで、上述したような通信事業者間を接続する通信システムにおける転送処理装置では、利用者増に伴い性能の増強が求められる。しかしながら、性能の増強に際して、上述した関連技術には、以下の課題がある。
一般的な転送処理装置で性能を増強する場合、図12に示すように、転送処理装置にメディア処理部が追加される。上述したように、メディア処理部は、DSP等の専用ハードウェアで構成される場合が多い。このため、一般的な転送処理装置で性能を増強する場合、新たなハードウェアの追加が必要となる。つまり、この場合、性能の増強の度に、ハードウェアを追加するという設備投資および実作業が発生する。さらに、転送制御装置に対して、新たなメディア処理部を追加登録する等の作業が発生する。このように、一般的な転送処理装置では、性能の増強に際して、新たな設備投資および現地調整作業が必要となるという問題があった。
さらに、一般的な転送処理装置では、メディア処理部のリソースを十分に活用できないという問題がある。ここで、図13(a)に示すように、DSP等のメディア処理部では、一般的に、送受信処理に用いられるリソースおよびデジタル処理に用いられるリソースは、それぞれ固定的にマッピングされる。ところが、DSP等のメディア処理部において、符号化(コーデック)のタイプによりデジタル処理に使用されるリソース量は異なる。例えば、ITU−T G.711に関わるデジタル処理に比べ、AMRおよびEVRC(enhanced variable rate codec)に関わるデジタル処理に必要なリソース量は大きい。このため、転送処理装置の性能は、リソース使用量の大きいコーデックを基準に決定されることになる。例えば、実際に中継する通信端末によって利用される通信事業者の大半がITU−T G.711を採用しているような場合でも、リソース使用量の大きいAMR/EVRC等のコーデック変換が行われることを想定して、転送処理装置の性能値を設定する必要が生じる。この場合、図13(b)に示すように、実際には消費されないことの多い無駄なリソースが発生するという問題があった。
また、特許文献1には、発側と着側とでコーデックが一致している場合にコーデック変換を不要として処理コストを低減しているものの、その場合に発生するリソースの無駄に関する問題については、記載がない。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものである。すなわち、本発明は、通信事業者の間で送受信される符号化されたデータの通信を中継する転送処理装置において、その性能増強に関わる作業コストを減らしながら、リソースの使用効率をより向上させる技術を提供することを目的とする。
本発明の転送処理装置は、プロセッサ群に対して割り当てられるリソースを用いて、符号化データを含む受信情報に対する転送処理を実行する符号化データ処理部と、通信事業者間で送受信される符号化データを含む情報を受信し、受信した情報の送信元の符号化方式および送信先の符号化方式に基づく転送処理内容を決定し、決定した転送処理内容を前記符号化データ処理部に実行させる受信情報処理部と、前記転送処理における送受信処理およびデジタル処理のそれぞれに関する前記リソースの利用状況に基づいて、前記リソースのうち前記送受信処理用および前記デジタル処理用にそれぞれ割り当てる量を調整するリソース制御部と、を備える。
また、本発明の転送処理方法は、通信事業者間で送受信される符号化データを含む情報を受信し、受信した情報の送信元の符号化方式および送信先の符号化方式に基づく転送処理内容を決定し、受信した情報に対して決定した転送処理内容を、プロセッサ群に対して割り当てられるリソースを用いて実行し、前記転送処理における送受信処理およびデジタル処理のそれぞれに関する前記リソースの利用状況に基づいて、前記リソースのうち前記送受信処理用および前記デジタル処理用にそれぞれ割り当てる量を調整する。
また、本発明の転送処理プログラムは、通信事業者間で送受信される符号化データを含む情報を受信する受信ステップと、受信した情報の送信元の符号化方式および送信先の符号化方式に基づく転送処理内容を決定する転送処理決定ステップと、受信した情報に対して決定した転送処理内容を、プロセッサ群に対して割り当てられるリソースを用いて実行する転送処理ステップと、前記転送処理における送受信処理およびデジタル処理のそれぞれに関する前記リソースの利用状況に基づいて、前記リソースのうち前記送受信処理用および前記デジタル処理用にそれぞれ割り当てる量を調整するリソース制御ステップと、をコンピュータ装置に実行させる。
本発明は、通信事業者間における符号化されたデータの通信を中継する転送処理装置において、その性能増強に関わる作業コストを減らしながら、リソースの使用効率をより向上させる技術を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態としての転送処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態としての転送処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態としての転送処理装置の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態としての転送処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態において処理内容保持部に保持される情報の一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態においてリソース利用状況保持部に保持される情報の一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態としての転送処理装置の転送処理動作を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態としての転送処理装置のリソース制御動作を説明するフローチャートである。 通信事業者間における符号化されたデータの通信を模式的に説明する図である。 通信事業者間において符号化されたデータの送受信を中継する一般的な技術を説明する図である。 通信事業者間において符号化されたデータの送受信を中継する際の一般的な転送処理を説明する模式図である。 通信事業者間において符号化されたデータの送受信を中継する一般的な技術での性能増強を説明する図である。 (a)および(b)は、通信事業者間において符号化されたデータの送受信を中継する一般的な技術におけるリソースマッピングおよびリソースの無駄が発生する状況を説明する図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態としての転送処理装置1の機能ブロック構成を図1に示す。
図1において、転送処理装置1は、符号化データ処理部11と、受信情報処理部12と、リソース制御部13とを備える。また、転送処理装置1は、転送制御装置4、端末3a、および、端末3bとそれぞれ通信可能に接続される。
転送処理装置1は、送信元の端末3aから通信事業者Aのネットワークを介して送信される符号化データを含む情報を受信し、受信情報に対して転送処理を施して、通信事業者Bのネットワークを介して送信先の端末3bに転送する装置である。符号化データを含む情報の一例としては、例えば、RTP(Real-time Transport Protocol)パケットが挙げられるが、これに限らない。以降、受信される情報を、受信情報とも記載する。
なお、本実施の形態において、転送処理装置1は、端末3aから端末3bに送信される情報を転送するものとして説明するが、転送処理装置1が転送する情報の流れる方向を限定するものではない。以下の全ての説明は、端末3aおよび通信事業者Aを、端末3bおよび通信事業者Bと読み替え、端末3bおよび通信事業者Bを端末3aおよび通信事業者Aと読み替えることにより、同様に説明される。
転送処理は、送受信処理およびデジタル処理を含む。送受信処理は、受信情報から符号化データを抽出し、ジッタバッファにより揺らぎと遅延を吸収した後、必要に応じてデジタル処理が施された符号化データを送信情報として組み立て、送信先に送信する処理である。また、デジタル処理は、受信情報から抽出された符号化データを送信元のコーデックに応じて復号し、送信先のコーデックに応じて符号化する処理である。
転送制御装置4は、端末3aおよび端末3b間のセッションを確立し、端末3aから端末3bに送信される符号化データに対して転送処理を施すよう転送処理装置1に指示する装置である。
ここで、転送処理装置1のハードウェア構成の一例を図2に示す。図2において、転送処理装置1は、CPU(Central Processing Unit)1001、メモリ1002、ネットワークインタフェース1003、複数のプロセッサから成るプロセッサ群1004およびメモリ1005を含むコンピュータ装置によって構成される。プロセッサ群1004は、プロセッサ#1乃至#nで構成される。ただし、以降では、プロセッサ#1乃至#nのいずれかを示す場合、プロセッサ群と同じ参照符号を使用し「プロセッサ1004」と記載するものとする。メモリ1002は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、補助記憶装置(ハードディスク等)等によって構成される。ネットワークインタフェース1003は、ネットワークに接続するインタフェースである。プロセッサ群1004は、CPU1001の制御の基で符号化データに対する処理を実行するために設けられ、例えば、複数のデジタルシグナルプロセッサによって構成される。メモリ1005は、プロセッサ群1004によって用いられるRAM等によって構成される。
この場合、符号化データ処理部11は、メモリ1005に格納されるコンピュータ・プログラムおよびデータを読み込んで処理を行うプロセッサ群1004によって構成される。また、受信情報処理部12およびリソース制御部13は、ネットワークインタフェース1003と、メモリ1002に格納されるコンピュータ・プログラムおよびデータを読み込んで処理を行い各部を制御するCPU1001とによって構成される。なお、転送処理装置1およびその各機能ブロックのハードウェア構成は、上述の構成に限定されない。
次に、転送処理装置1の各機能ブロックの詳細について説明する。
符号化データ処理部11は、プロセッサ群1004に対して割り当てられるリソースを用いて、符号化データを含む受信情報に対する転送処理を実行する。
ここで、前述のように、一般的な転送処理装置では、DSP(digital signal processor)等のプロセッサによって利用可能なリソース(メモリ等)は、送受信処理機能およびデジタル処理機能のそれぞれの用途に固定的にマッピングされる。これに対して、本実施の形態の符号化データ処理部11は、プロセッサ群1004上に仮想技術を用いて実現される。そして、符号化データ処理部11によって利用される送受信処理用リソースおよびデジタル処理用リソースは、後述のリソース制御部13により割り当て量が調整される。本実施の形態では、リソースとは、プロセッサ群1004のプロセッサおよびメモリ1005である。
つまり、符号化データ処理部11は、受信情報について決定された転送処理内容のうち送受信処理を、送受信処理用リソースを用いて実行する。具体的には、符号化データ処理部11は、送受信処理用に割り当てられたメモリ1005を用いて送受信処理を実行するよう割り当てられたプロセッサ1004により、送受信処理を実行する。また、符号化データ処理部11は、受信情報について決定された転送処理内容のうちデジタル処理があれば、デジタル処理用リソースを用いて実行する。具体的には、符号化データ処理部11は、デジタル処理用に割り当てられたメモリ1005を用いてデジタル処理を実行するよう割り当てられたプロセッサ1004により、デジタル処理を実行する。なお、以降、「送受信処理用またはデジタル処理用に割り当てられたメモリ1005を用いてその処理を実行するよう割り当てられたプロセッサ1004」を、「送受信処理用またはデジタル処理用のリソースが割り当てられたプロセッサ1004」とも記載する。各プロセッサ1004は、送受信処理用リソースが割り当てられている場合、1つ以上の受信情報に対する送受信処理を並行して実行可能である。また、各プロセッサ1004は、デジタル処理用リソースが割り当てられている場合、1つ以上の受信情報に対するデジタル処理を並行して実行可能である。
受信情報処理部12は、端末3aから送信される符号化データを含む情報を受信する。そして、受信情報処理部12は、受信情報の送信元の符号化方式および送信先の符号化方式に基づいて転送処理内容を決定する。そして、受信情報処理部12は、決定した転送処理内容を、符号化データ処理部11に実行させる。
なお、受信情報処理部12は、送信元の符号化方式および送信先の符号化方式をそれぞれ表す情報を、転送制御装置4から取得してもよい。または、受信情報処理部12は、送信元および送信先を特定する情報に対応付けてその符号化方式を記憶しておいてもよい。この場合、受信情報処理部12は、受信情報を解析することによりその送信元および送信先をそれぞれ特定する情報を取得し、取得した情報に対応して記憶しておいた符号化方式を取得してもよい。
具体的には、受信情報処理部12は、端末3aからの符号化データの符号化方式(通信事業者Aのコーデック)と、端末3bが受信可能な符号化データの符号化方式(通信事業者Bのコーデック)との組合せに応じて、転送処理の内容を決定する。もし、端末3a側のコーデックおよび端末3b側のコーデックが同一であれば、受信情報処理部12は、送受信処理を行う際にコーデック変換(デジタル処理)が不要であるという転送処理内容を決定してもよい。もし、端末3a側のコーデックおよび端末3b側のコーデックが同一でなければ、受信情報処理部12は、送受信処理を行う際にコーデック変換(デジタル処理)が必要であるという転送処理内容を決定してもよい。
リソース制御部13は、送受信処理およびデジタル処理のそれぞれに関するリソースの利用状況に基づいて、リソースのうち送受信処理用およびデジタル処理用にそれぞれ割り当てる量を調整する。具体的には、リソース制御部13は、送受信処理用およびデジタル処理用にそれぞれ割り当てるプロセッサ1004の数およびメモリ1005のサイズを調整する。例えば、送受信処理用に用いられているリソース量が増加(または減少)傾向であると判定可能な場合、リソース制御部13は、送受信処理の用途へのリソースの割り当てを拡大(または縮小)する。また、例えば、デジタル処理用に用いられているリソース量が増加(または減少)傾向であると判定可能な場合、リソース制御部13は、デジタル処理の用途へのリソースの割り当てを拡大(または縮小)する。なお、リソース制御部13は、初期段階では、リソースのうちの一部を送受信処理用に割り当て、他の一部をデジタル処理用に割り当てておく。このとき、リソース制御部13は、リソースの全てをいずれかの用途に割り当てなくてもよい。
以上のように構成された転送処理装置1の動作について、図3を参照して説明する。
まず、受信情報処理部12は、端末3aから、端末3b宛ての符号化データを含む情報を受信する(ステップS1)。
次に、受信情報処理部12は、受信情報の送信元の符号化方式および送信先の符号化方式に応じて、転送処理内容を決定する(ステップS2)。
次に、受信情報処理部12は、符号化データ処理部11に、ステップS2で決定された転送処理内容を実行させる(ステップS3)。
具体的には、符号化データ処理部11は、受信情報から符号化データを抽出し、ジッタバッファにて遅延およびゆらぎを吸収する受信処理を、送受信処理用のリソースを用いて実行する。そして、符号化データ処理部11は、転送処理内容にデジタル処理が含まれる場合、抽出された符号化データに対するコーデック変換(デジタル処理)を、デジタル処理用のリソースを用いて実行する。そして、符号化データ処理部11は、必要に応じてコーデック変換された符号化データを、送信情報として組み立て、端末3bに送信する送信処理を、送受信処理用のリソースを用いて実行する。
次に、リソース制御部13は、送受信処理およびデジタル処理のそれぞれについてのリソースの利用状況に応じて、送受信処理に割り当てるリソース量およびデジタル処理に割り当てるリソース量を調整する(ステップS4)。
前述のように、例えば、リソース制御部13は、送受信処理用のリソース量が増加(または減少)傾向であると判定可能な場合、送受信処理用のリソースの割り当てを拡大(または縮小)する。また、例えば、リソース制御部13は、デジタル処理用のリソース量が増加(または減少)傾向であると判定可能な場合、デジタル処理用のリソースの割り当てを拡大(または縮小)する。
以上で、転送処理装置1は、動作を終了する。なお、図3では、ステップS1〜S4の順にしたがって動作するものとして説明したが、ステップS4におけるリソース制御動作は、必ずしもステップS3に続けて行われなくてもよい。転送処理装置1は、任意のタイミング毎にステップS4を実行してもよい。
次に、本発明の第1の実施の形態の効果について述べる。
本発明の第1の実施の形態としての転送処理装置は、通信事業者間における符号化されたデータの通信を中継する転送処理装置において、その性能増強に関わる作業コストを減らしながら、リソースの使用効率をより向上させることができる。
その理由について説明する。本実施の形態では、受信情報処理部が、符号化データを含む受信情報の送信元および送信先の符号化方式に応じてその転送処理内容を決定し、決定した転送処理を、プロセッサ群に対して割り当てられるリソースを用いて動作する符号化データ処理部に実行させる。そして、リソース制御部が、転送処理における送受信処理およびデジタル処理のそれぞれに関するリソースの利用状況に基づいて、送受信処理用リソースおよびデジタル処理用リソースとして割り当てる量を調整するからである。
これにより、本実施の形態は、通信事業者間で送受信される符号化データを含む情報を中継する転送処理装置において、リソースマッピングをより効率的に行うことができる。また、本実施の形態は、配備されたリソースの無駄を抑制してリソースを有効に活用できる。さらには、本実施の形態は、リソース増強のためにハードウェアの増設や登録作業などを行う必要がなく、設備投資や作業コストを低減することができる。
このように、本実施の形態は、転送処理装置に搭載された複数のプロセッサ上に仮想技術を用いて符号化データ処理部を実現することで、送受信処理機能およびデジタル処理機能の利用状況に応じて、リソース割り当ての配分を自律的に行うことができる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施の形態の説明において参照する各図面において、本発明の第1の実施の形態と同一の構成および同様に動作するステップには同一の符号を付して本実施の形態における詳細な説明を省略する。
まず、本発明の第2の実施の形態としての転送処理装置2の構成を図4に示す。図4において、転送処理装置2は、本発明の第1の実施の形態としての転送処理装置1に対して、受信情報処理部12に替えて受信情報処理部22と、リソース制御部13に替えてリソース制御部23とを備える点が異なる。また、転送処理装置2は、さらに、処理内容保持部24と、リソース利用状況保持部25とを備える。
処理内容保持部24は、送信元および送信先の組合せに対する転送処理内容を表す処理内容テーブルを記憶している。例えば、処理内容テーブルは、送信元の端末の通信事業者を特定可能な情報および送信先の端末の通信事業者を特定可能な情報の組合せに対して、コーデック変換(デジタル処理)の要否を表すものであってもよい。
処理内容テーブルの一例を図5に示す。図5の例では、処理内容テーブルは、送信元IP(Internet Protocol)アドレスと、送信先IPアドレスと、送信元コーデックと、送信先コーデックと、送受信処理の要否と、デジタル処理の要否とをそれぞれ表す情報からなる。図5において、送信元IPアドレスおよび送信先IPアドレスは、それぞれ、送信元および送信先の通信事業者を特定する情報の一例である。例えば、送信元IPアドレスおよび送信先IPアドレスは、通信事業者によって利用端末に対して割り当てられるIPアドレスの範囲を表していてもよい。
例えば、処理内容保持部24は、このような処理内容テーブルとして、通信事業者間の接続におけるデータ転送のポリシーとしてあらかじめ定められた情報を記憶しておいてもよい。また、例えば、処理内容保持部24は、転送制御装置4から通知される情報に基づいて、このような処理内容テーブルに対する追加や更新、削除を行ってもよい。例えば、図5の例では、送信元コーデックおよび送信先コーデックが同じITU−T G.711であった場合、送受信処理が必要でありデジタル処理が不要であるという転送処理内容が定められている。また、送信元コーデックおよび送信先コーデックが同じであった場合でも、ITU−T G.711以外(例えばAMR−NB(narrowband)同士やEVRC同士)である場合、送受信処理およびデジタル処理が必要であるという転送処理内容が定められている。また、送信元コーデックおよび送信先コーデックが異なる場合には、送受信処理およびデジタル処理が必要であるという転送処理内容が定められている。
受信情報処理部22は、受信情報を解析することにより、その送信元および送信先を表す情報を取得する。そして、受信情報処理部22は、転送処理内容テーブルを参照することにより、受信情報の送信元および送信先の組合せに対して定められた転送処理内容を決定する。そして、受信情報処理部22は、決定した転送処理内容を、符号化データ処理部11に実行させる。
なお、受信情報処理部22は、受信情報の送信元および送信先の組合せに関する情報が処理内容テーブルに定められていない場合、その受信情報をイリーガル要求として破棄してもよい。
リソース利用状況保持部25は、リソースの利用状況を表すリソース利用状況テーブルを保持する。例えば、リソース利用状況テーブルは、各プロセッサ1004について現在割り当てられているリソース(送受信処理またはデジタル処理)、および、処理量に関連する情報を保持していてもよい。リソース利用状況テーブルの一例を図6に示す。図6の例では、リソース利用状況テーブルは、プロセッサの識別情報と、割り当てられているリソースと、使用中の通信チャネル数とをそれぞれ表す情報からなる。ここで、使用中の通信チャネル数は、そのプロセッサが処理中の受信情報の数に相当し、処理量に関連する情報である。例えば、図6の1行目は、識別番号が1のプロセッサ1004には、送受信処理用のリソースが割り当てられ、このプロセッサ1004が、190個の通信チャネルを使用してそれぞれの受信情報に対する送受信処理を行っていることを示している。つまり、リソース利用状況テーブルは、転送処理装置2による通信サービスの状況(トラフィック・トレンド)を表しているともいえる。
また、リソース利用状況保持部25は、そのようなリソース利用状況テーブルの履歴を保持していてもよい。この場合、リソース利用状況保持部25は、リソース利用状況テーブルの内容が更新された時刻と、更新されたリソース利用状況テーブルとを対応付けて蓄積してもよい。また、この場合、リソース利用状況保持部25は、所定の期間が経過した過去のリソース利用状況テーブルについては、破棄するようにしてもよい。
受信情報処理部22は、符号化データ処理部11による転送処理内容に応じて、リソース利用状況テーブルを更新する。例えば、受信情報処理部22は、符号化データ処理部11に転送処理を実行させた後、実行させた転送処理の内容に応じて、リソース利用状況テーブルを更新してもよい。また、受信情報処理部22は、符号化データ処理部11を構成するプロセッサ1004に割り当てられるリソースに変更がある度に、リソース利用状況テーブルを更新してもよい。
リソース制御部23は、リソース利用状況テーブルに基づいて、送受信処理およびデジタル処理にそれぞれ用いられるリソースの今後の利用状況を予測する。そして、リソース制御部23は、予測した今後のリソース利用状況に基づいて、今後リソースの不足が予見される処理用に割り当てるリソースの量を拡大する。また、リソース制御部23は、予測したリソース利用状況に基づいて、今後リソースが余ることが予見される処理用に割り当てるリソースの量を縮小する。例えば、リソース制御部23は、送受信処理およびデジタル処理について、今後のリソース利用量の増減およびその増減量を予測してもよい。もし、リソース利用状況保持部25に、リソース利用状況の履歴が保持されている場合、リソース制御部23は、現在までの所定期間におけるリソース利用状況の統計情報に基づいて、送受信処理およびデジタル処理の今後のリソース利用状況を予測すればよい。なお、予測処理には、公知の技術を採用可能である。
ここで、リソース制御部23は、初期段階では、リソースの全てを各処理の用途に割り当てなくてもよい。リソース制御部23は、それぞれの処理にあらかじめ定められた分だけの量を割り当てておく。つまり、初期段階では、いずれの処理の用途にも割り当てられていないリソースがあってもよい。そして、リソース制御部23は、増加が予測された処理のリソース量を拡大する場合、いずれの処理の用途にも割り当てられていないリソースがあればその中から、予測される増加量に応じた量のリソースを割り当ててもよい。また、リソース制御部23は、増加が予測されていない方の処理用のリソース量を縮小して、増加が予測された方の処理用のリソース量を拡大してもよい。
例えば、リソース制御部23が、リソース利用状況テーブルに基づいて、転送処理装置2のサービス状態においてコーデック変換の不要な通信が多数を占めることを検出する。この場合、リソース制御部23は、デジタル処理に必要なリソース量が現状より少なくなることを予測する。この予測結果に基づき、リソース制御部23は、デジタル処理に割り当てていたリソース量を縮小させる。
また、例えば、リソース制御部23は、コーデック変換の不要な通信が増加することを検出する。この場合、リソース制御部23は、送受信処理に必要なリソース量が現状を超えることを予測する。この予測結果に基づき、リソース制御部23は、送受信処理に割り当てるリソース量を拡大する。
また、例えば、リソース制御部23は、コーデック変換の必要な通信が増加することを検出する。この場合、リソース制御部23は、デジタル処理に必要なリソース量が現状を超えることを予測する。この予測結果に基づき、リソース制御部23は、デジタル処理に割り当てるリソース量を拡大する。
リソース制御部23は、以上のようなリソースの割り当て量の調整を、転送制御装置4からの指示を受けることなく、自律的に行う。
なお、リソース制御部23は、リソース利用状況テーブルが更新されたタイミングで、リソース量の調整を行ってもよい。あるいは、リソース制御部23は、リソース利用状況テーブルの更新処理とは非同期に、所定のタイミング毎にリソース量の調整を行ってもよい。
以上のように構成された転送処理装置2の動作について、図面を参照して説明する。
まず、転送処理装置2の転送処理動作を、図7に示す。
図7では、まず、受信情報処理部22は、端末3aから端末3b宛ての符号化データを含む情報を受信する(ステップS1)。
次に、受信情報処理部22は、受信情報を解析して送信元および送信先を表す情報を取得し、送信元および送信先の組合せについて、処理内容テーブルに定められた転送処理内容を決定する(ステップS22)。
次に、受信情報処理部22は、符号化データ処理部11に、ステップS22で決定された転送処理内容を実行させる(ステップS3)。
次に、受信情報処理部22は、リソース利用状況テーブルを更新する(ステップS24)。
以上で、転送処理装置2は、転送処理動作を終了する。
次に、転送処理装置2のリソース制御動作を図8に示す。
図8では、まず、リソース制御部23は、リソース利用状況テーブルに基づいて、送受信処理およびデジタル処理における今後のリソース利用状況を予測する(ステップS31)。
次に、リソース制御部23は、ステップS31で予測したリソース利用状況に基づいて、送受信処理およびデジタル処理にそれぞれ割り当てられているリソース量の調整(拡大または縮小)が必要であるか否かを判断する(ステップS32)。
ここで、リソース量の調整が必要でない場合、転送処理装置2は、リソース制御動作を終了する。
一方、送受信処理のリソース量の調整が必要と判断された場合(ステップS32でYes、ステップS33で「送受信処理」)、リソース制御部23は、送受信処理の用途に割り当てるリソース量を調整する(ステップS34)。
一方、デジタル処理のリソース量の調整が必要と判断された場合(ステップS32でYes、ステップS33で「デジタル処理」)、リソース制御部23は、デジタル処理の用途に割り当てるリソース量を調整する(ステップS35)。
以上で、転送処理装置2は、リソース制御動作を終了する。転送処理装置2は、このようなリソース制御動作を、所定のタイミング毎に繰り返してもよい。
次に、本発明の第2の実施の形態の効果について述べる。
本発明の第2の実施の形態としての転送処理装置は、通信事業者間における符号化されたデータの通信を中継する転送処理装置において、その性能増強に関わる作業コストを減らしながら、リソースの使用効率をさらに向上させることができる。
その理由は、本発明の第1の実施の形態と同様の構成に加えて、受信情報処理部が、処理内容テーブルに基づいて、受信情報の送信元および送信先の組合せに対して定められた転送処理内容を決定するからである。これにより、本実施の形態は、処理内容テーブルに定められた組合せの送信元および送信先については、それぞれの採用するコーデックを転送制御装置から通知されることなく、自律的に適切な転送処理内容を決定することができる。
また、受信情報処理部が、符号化データ処理部による転送処理の内容に応じて、リソース利用状況テーブルを更新する。そして、リソース制御部が、リソース利用状況テーブルに基づいて、今後のリソースの利用状況を予測し、リソースの調整(拡大または縮小)が必要な送受信処理またはデジタル処理を予測する。そして、リソース制御部が、リソースの調整が必要と判断した処理に対するリソース量の割り当てを調整(拡大または縮小)するからである。
このように、本実施の形態は、送受信処理およびデジタル処理のうち処理量の増大が予測され、現在の割り当て量ではリソースが不足することが予測される処理について、リソース量を拡大する。また、本実施の形態は、送受信処理およびデジタル処理のうち処理量の減少が予測され、現在の割り当て量ではリソースが余ることが予測される処理について、リソース量を縮小する。これにより、本実施の形態は、それぞれのプロセッサにおいて送受信処理およびデジタル処理にそれぞれ固定的に割り当てられたリソースを用いる場合と比べて、複数のプロセッサ群およびメモリからなるリソース全体を有効に用いることができる。
なお、本実施の形態において、処理内容保持部およびリソース利用状況保持部に保持される情報の一例を示したが、これらの各機能ブロックに保持される情報の構成や形式を限定するものではない。処理内容保持部には、送信元および送信先の組合せに応じて転送処理内容を決定可能な情報が含まれていればよい。また、リソース利用状況保持部には、符号化データ処理部による送受信処理用およびデジタル処理用のリソースの利用状況を表す情報が含まれていればよい。
また、上述した本発明の各実施の形態において、AMR、ITU−T G.711、EVRC等により符号化された音声データの送受信を例として挙げたが、これに限らない。本実施の形態は、他の符号化方式により符号化された音声データや、各種の符号化方式により符号化された動画データ、または、その他の符号化が必要なデータに適用可能である。
また、上述した本発明の各実施の形態において、転送処理装置の各機能ブロックが、記憶装置またはROMに記憶されたコンピュータ・プログラムを実行するCPUによって実現される例を中心に説明した。これに限らず、各機能ブロックの一部、全部、または、それらの組み合わせが専用のハードウェアにより実現されていてもよい。
また、上述した本発明の各実施の形態において、各フローチャートを参照して説明した転送処理装置の動作を、本発明のコンピュータ・プログラムとしてコンピュータ装置の記憶装置(記憶媒体)に格納しておく。そして、係るコンピュータ・プログラムを当該CPUが読み出して実行するようにしてもよい。そして、このような場合において、本発明は、係るコンピュータ・プログラムのコードあるいは記憶媒体によって構成される。
また、上述した各実施の形態は、適宜組み合わせて実施されることが可能である。
また、本発明は、上述した各実施の形態に限定されず、様々な態様で実施されることが可能である。
1、2 転送処理装置
3a、3b 端末
4 転送制御装置
11 符号化データ処理部
12、22 受信情報処理部
13、23 リソース制御部
24 処理内容保持部
25 リソース利用状況保持部
1001 CPU
1002 メモリ
1003 ネットワークインタフェース
1004 プロセッサ
1005 メモリ

Claims (6)

  1. プロセッサ群に対して割り当てられるリソースを用いて、符号化データを含む受信情報に対する転送処理を実行する符号化データ処理部と、
    通信事業者間で送受信される符号化データを含む情報を受信し、受信した情報の送信元の符号化方式および送信先の符号化方式に基づく転送処理内容を決定し、決定した転送処理内容を前記符号化データ処理部に実行させる受信情報処理部と、
    前記転送処理における送受信処理およびデジタル処理のそれぞれに関する前記リソースの利用状況に基づいて、前記リソースのうち前記送受信処理用および前記デジタル処理用にそれぞれ割り当てる量を調整するリソース制御部と、
    を備えた転送処理装置。
  2. 前記リソース制御部は、前記リソースの利用状況に基づいて、前記リソースの今後の利用状況を予測し、予測した今後の利用状況に基づいて、前記リソースのうち前記各処理用に割り当てる量を調整することを特徴とする請求項1に記載の転送処理装置。
  3. 前記リソースの利用状況に関する情報を保持するリソース利用状況保持部をさらに備え、
    前記受信情報処理部は、前記符号化データ処理部による転送処理内容に基づいて前記リソース利用状況保持部を更新し、
    前記リソース制御部は、前記リソース利用状況保持部に基づいて、前記リソースのうち前記各処理用に割り当てる量を調整することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の転送処理装置。
  4. 前記送信元および前記送信先の組合せに対する転送処理内容を表す情報を保持する処理内容保持部をさらに備え、
    前記受信情報処理部は、前記処理内容保持部を参照することにより、前記受信情報の送信元および送信先の組合せに応じた転送処理内容を決定することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の転送処理装置。
  5. 通信事業者間で送受信される符号化データを含む情報を受信し、
    受信した情報の送信元の符号化方式および送信先の符号化方式に基づく転送処理内容を決定し、
    受信した情報に対して決定した転送処理内容を、プロセッサ群に対して割り当てられるリソースを用いて実行し、
    前記転送処理における送受信処理およびデジタル処理のそれぞれに関する前記リソースの利用状況に基づいて、前記リソースのうち前記送受信処理用および前記デジタル処理用にそれぞれ割り当てる量を調整する転送処理方法。
  6. 通信事業者間で送受信される符号化データを含む情報を受信する受信ステップと、
    受信した情報の送信元の符号化方式および送信先の符号化方式に基づく転送処理内容を決定する転送処理決定ステップと、
    受信した情報に対して決定した転送処理内容を、プロセッサ群に対して割り当てられるリソースを用いて実行する転送処理ステップと、
    前記転送処理における送受信処理およびデジタル処理のそれぞれに関する前記リソースの利用状況に基づいて、前記リソースのうち前記送受信処理用および前記デジタル処理用にそれぞれ割り当てる量を調整するリソース制御ステップと、
    をコンピュータ装置に実行させる転送処理プログラム。
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