JP6565145B2 - 処理方法、処理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、処理方法、処理装置及びプログラムに関する。
従来、帳票を見栄え良く作成する技術や、集計表の集計内容を所望の集計項目に分類集計する際の操作を支援する技術が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
国際公開第2008/066142号 特開2005−251220号公報
帳票作成においては、表形式のデータを添付する場合がある。この場合、帳票作成者は既存の表形式のデータを流用することがあるが、上記特許文献1,2等では、既存の表形式のデータを流用する場合まで考慮されていない。
1つの側面では、本発明は、表形式のデータを流用する場合に、有用な情報を出力することが可能な処理方法、処理装置及びプログラムを提供することを目的とする。
一つの態様では、処理方法は、複数のデータを分類項目に基づいて分類して集計した結果を表示する表形式データの出力の仕方について記憶する記憶部を参照して、前記表形式データの複数の分類項目を特定し、特定した前記複数の分類項目の少なくとも1つに設定されている前記複数のデータを分類する際の分類幅に関する変更情報を受け付け、受け付けた前記変更情報に従って前記表形式データを変更した場合に、変更後の表形式データが所定の印刷範囲に入るか否かを判断し、前記判断の結果を出力する、処理をコンピュータが実行する処理方法である。
一つの態様では、処理装置は、複数のデータを分類項目に基づいて分類して集計した結果を表示する表形式データの出力の仕方について記憶する記憶部と、前記記憶部を参照して、前記表形式データの複数の分類項目を特定する特定部と、前記特定部が特定した前記複数の分類項目の少なくとも1つに設定されている前記複数のデータを分類する際の分類幅に関する変更情報を受け付ける受付部と、前記受付部が受け付けた前記変更情報に従って前記表形式データを変更した場合に、変更後の表形式データが所定の印刷範囲に入るか否かを判断する判断部と、前記判断部が判断した結果を出力する出力部と、を備えている。
一つの態様では、プログラムは、複数のデータを分類項目に基づいて分類して集計した結果を表示する表形式データの出力の仕方について記憶する記憶部を参照して、前記表形式データの複数の分類項目を特定し、特定した前記複数の分類項目の少なくとも1つに設定されている前記複数のデータを分類する際の分類幅に関する変更情報を受け付け、受け付けた前記変更情報に従って前記表形式データを変更した場合に、変更後の表形式データが所定の印刷範囲に入るか否かを判断し、前記判断の結果を出力する、処理をコンピュータに実行させるプログラムである。
表形式のデータを流用する場合に、有用な情報を出力することができる。
一実施形態に係る帳票生成システムの構成を概略的に示す図である。 図2(a)は、サーバのハードウェア構成を示す図であり、図2(b)は、利用者端末のハードウェア構成を示す図である。 サーバ及び利用者端末の機能ブロック図である。 県民DBの一例を示す図である。 帳票サイズDBの一例を示す図である。 DB管理テーブルの一例を示す図である。 帳票定義DBの一例を示す図である。 区分けパターン管理テーブルの一例を示す図である。 サーバの処理を示すフローチャートである。 図9のステップS16の具体的処理を示すフローチャートである。 図9のステップS18の具体的処理を示すフローチャート(その1)である。 図9のステップS18の具体的処理を示すフローチャート(その2)である。 図9のステップS18の具体的処理を示すフローチャート(その3)である。 帳票作成画面の一例を示す図である。 図15(a)は、DB選択画面の一例を示す図であり、図15(b)は、集計キーフィールド選択画面の一例を示す図である。 図16(a)は、集計値フィールド画面の一例を示す図であり、図16(b)は、表示軸設定画面の一例を示す図である。 図17(a)は、帳票サイズ選択画面の一例を示す図であり、図17(b)は、帳票定義保存画面の一例を示す図である。 帳票における座標を説明するための図である。 図19(a)は、流用帳票候補一覧画面の一例を示す図であり、図19(b)は、流用帳票表示画面の一例を示す図である。 図20(a)は、確認画面の一例を示す図であり、図20(b)は、条件設定画面の一例を示す図である。 図21(a)は、用紙サイズから表がはみ出す場合の例を示す図であり、図21(b)は、軸変更推奨画面の一例を示す図である。 図22(a)は、表示確認画面の一例を示す図であり、図22(b)は、帳票表示画面の一例を示す図である。
以下、帳票生成システムの一実施形態について、図1〜図22に基づいて詳細に説明する。
図1には、本実施形態に係る帳票生成システム100の構成が概略的に示されている。帳票生成システム100は、図1に示すように、処理装置としてのサーバ10と、利用者端末50と、プリンタ70と、を備える。サーバ10、利用者端末50及びプリンタ70は、インターネットやLAN(Local Area Network)などのネットワーク80に接続されている。
サーバ10は、ユーザによる利用者端末50上での操作情報(指示内容)を受信して、各種画面を作成するとともに帳票を生成する。また、サーバ10は、作成した画面や帳票のデータを利用者端末50に送信して表示させたり、生成した帳票をプリンタ70に送信して印刷させる。
図2(a)には、サーバ10のハードウェア構成が示されている。この図2(a)に示すように、サーバ10は、CPU(Central Processing Unit)90、ROM(Read Only Memory)92、RAM(Random Access Memory)94、記憶部(ここではHDD(Hard Disk Drive))96、ネットワークインタフェース97、及び可搬型記憶媒体用ドライブ99等を備えている。これらサーバ10の構成各部は、バス98に接続されている。サーバ10では、ROM92あるいはHDD96に格納されているプログラム、或いは可搬型記憶媒体用ドライブ99が可搬型記憶媒体91から読み取ったプログラムをCPU90が実行することにより、図3に示す、帳票生成指示受付部30、帳票生成部32、出力部34としての機能が実現される。なお、図3には、HDD96等に格納されている、データベースとしての検索対象DB群40、帳票サイズDB42、DB管理テーブル44、記憶部としての帳票定義DB46、区分けパターン管理テーブル48も図示されているが、これらDBやテーブルの具体的なデータ構造等については、後述する。
帳票生成指示受付部30は、利用者端末50から送信されてくる帳票生成指示を受け付け、帳票生成部32に送信する。帳票生成部32は、帳票生成指示に基づいて各種画面を作成するとともに、帳票を生成する。出力部34は、帳票生成部32が生成した帳票を利用者端末50に対して出力したり、プリンタ70に対して出力する。また、出力部34は、帳票生成部32が生成した帳票の情報を、帳票定義DB46に格納する。
利用者端末50は、PC(Personal Computer)などの端末であり、業務において帳票を作成するユーザ(例えば、市役所の職員等)が利用する端末である。利用者端末50は、図2(b)に示すようなハードウェア構成を有する。図2(b)に示すように、利用者端末50は、CPU190、ROM192、RAM194、記憶部(ここではHDD)196、ネットワークインタフェース197、表示部193、入力部195、及び可搬型記憶媒体用ドライブ199等を備えている。表示部193は、液晶ディスプレイ等であり、入力部195は、キーボードやマウス、タッチパネル等である。これら利用者端末50の構成各部は、バス198に接続されている。利用者端末50では、ROM192あるいはHDD196に格納されているプログラム、或いは可搬型記憶媒体用ドライブ199が可搬型記憶媒体191から読み取ったプログラムをCPU190が実行することにより、図3に示す入力処理部52及び表示処理部54としての機能が実現されている。入力処理部52は、ユーザが入力部195を介して入力した情報(例えば、帳票生成に関する指示)をサーバ10に送信する。表示処理部54は、サーバ10から送信されてきた画面データや帳票のデータを受信し、表示部193上に表示する。
プリンタ70は、サーバ10から帳票データを受信し、紙媒体(用紙)に対して帳票の印刷を行う装置である。プリンタ70は、例えば、A4縦、A4横、ハガキ、B5縦などのうち、ユーザによって指定された形式の紙媒体に対して、印刷を実行する。なお、プリンタ70は、ネットワーク80に接続されていなくてもよく、例えばプリンタケーブルやUSBケーブルを介して利用者端末50に接続されていてもよい。
次に、サーバ10が保持する各種DBやテーブルの具体的なデータ構造等について図4〜図8に基づいて、詳細に説明する。
図4には、検索対象DB群40のうちの1つである県民DBのデータ構造が示されている。図4に示すように、県民DBは、県民の情報を格納するデータベースであり、「県民ID」、「氏名」、「住所(市・郡)」、「住所(区)」、「住所(町・字)」、「住所(村)」、「住所(番地)」、「性別」、「生年月日」、「年齢」、「職業」、「住民税」、「人口」、…の各フィールドを有する。「県民ID」には、各県民に割り当てられた識別情報が格納される。「氏名」、「住所」、「性別」、「生年月日」、「年齢」、「職業」のフィールドには、各県民の各情報が格納される。「住民税」のフィールドには、各県民の住民税の納税額が格納される。「人口」のフィールドには、「1」が格納される。なお、検索対象DB群40には、図3に示すように、県民DBの他、軽自動車登録者DBや介護者DB、税金DBなども含まれるが、これらのDBについての詳細な説明は省略する。
図5には、帳票サイズDB42のデータ構造が示されている。帳票サイズDB42は、図5に示すように、「形式」と「サイズ」のフィールドを有する。「形式」のフィールドには、A4縦、B5縦などの紙媒体(用紙)の形式が格納され、「サイズ」のフィールドには、各形式に対応するサイズ、すなわち印刷可能範囲(縦(mm)×横(mm))が格納されている。
図6には、DB管理テーブル44のデータ構造が示されている。図6に示すように、DB管理テーブル44は、データベースの識別情報である「ID」と、データベースの名称である「DB名」と、データベースの各フィールドの識別情報及び名称である「フィールドID」及び「フィールド名」と、フィールド名をDB検索時に条件を入力する画面(後述する集計キーフィールド画面あるいは集計値フィールド画面)に表示するか否かを定義する「フィールド表示有無」とを対応付けて管理する。
「フィールド表示有無」は、後述する処理において、各フィールド名を画面上に表示するか否かを定める符号が格納されている。具体的には、符号「0」が格納されているフィールド名は、DB検索時に条件を入力する画面(後述する集計キーフィールド画面あるいは集計値フィールド画面)には表示しないものであり、符号「1」が格納されているフィールド名は、集計キーフィールド(図16(b)参照)として画面に表示するものである。また、符号「2」が格納されているフィールド名は、集計値フィールド(図16(a)参照)として、DB検索時に条件を入力する画面に表示するものであり、符号「3」が格納されているフィールド名は、集計キーフィールド及び集計値フィールドとして画面に表示するものである。
図7は、帳票定義DB46のデータ構造を示す図である。帳票定義DB46には、サーバ10において生成された帳票の定義データが格納される。帳票定義DB46は、図7に示すように、「帳票ID」、「作成日」、「作成者」、「帳票名称」、「座標(左上、右下)」、「対象DB」、「集計方法」、「表示項目」、「文面」の各フィールドを有する。「帳票ID」のフィールドには、帳票の識別情報(通し番号)が格納され、「作成日」のフィールドには、帳票を作成した日付が格納される。「作成者」のフィールドには帳票を作成した人の氏名(図7では氏)が格納され、「帳票名称」には、ユーザが設定した帳票の名称が格納される。「座標(左上、右下)」のフィールドには、文面や表(表形式のデータ)が配置された範囲の座標(範囲の左上及び右下の座標)が格納され、「対象DB」のフィールドには、表を作成した際にデータを検索した検索対象のDBが格納される。「集計方法」のフィールドには、検索対象のDBにおいてデータを検索する際に用いた検索方法の情報や検索式などが格納され、「表示項目」のフィールドには、表の縦軸及び横軸に設定した表示項目(分類項目)が格納される。なお、表示項目(分類項目)は、以下において「集計軸」とも呼ぶものとする。また、「文面」のフィールドには、ユーザが入力した文面のテキストデータが格納される。このように帳票定義DB46には、帳票に添付された表(表形式のデータ)の出力の仕方などについて格納される。
図8は、区分けパターン管理テーブル48のデータ構造を示す図である。区分けパターン管理テーブル48は、図8に示すように、「フィールド名」と、「選択項目」のフィールドを有し、帳票に添付する表のフィールド名として選択可能な項目と、当該フィールド名に対応する区分けパターン(どのように集計するか)と、を格納する。
(サーバ10の処理)
次に、サーバ10の処理について、図9〜図13のフローチャートに沿って、その他図面を適宜参照しつつ、詳細に説明する。この図9〜図13の処理は、ユーザが利用者端末50の入力部195から入力した帳票生成を開始する指示(帳票生成指示)を、帳票生成指示受付部30が受信した段階で開始される処理である。なお、帳票生成指示は、利用者端末50の入力処理部52から送信される。
図9の処理では、まず、ステップS10において、帳票生成部32は、帳票作成画面を生成し、利用者端末50に送信する。この場合、利用者端末50の表示処理部54は、図14に示すような帳票作成画面を表示部193上に表示する。なお、帳票作成画面には、図14に示すように、過去の帳票を流用せずに帳票を新規作成することを選択するための「新規作成」ボタン、過去の帳票を流用して帳票を作成することを選択するための「過去帳票流用」ボタン、及び次の画面に進むための「次へ」ボタン、が設けられている。
次いで、ステップS12、S14では、帳票生成部32は、帳票作成画面において「新規作成」が選択されるか、あるいは、「過去帳票流用」が選択されるまで待機する。例えば、ユーザが新規作成を選択し、「次へ」ボタンを押した場合には、ステップS12の判断が肯定されて、ステップS16に移行する。ステップS16に移行した場合、新規帳票作成処理のサブルーチンが実行される。一方、ユーザが過去帳票流用を選択し、「次へ」ボタンを押した場合には、ステップS14の判断が肯定されて、ステップS18に移行する。ステップS18に移行した場合、帳票流用処理が実行される。なお、ステップS16又はステップS18の処理が終了すると、図9の全処理は終了する。
以下、ステップS16、S18の具体的な処理について説明する。
(新規帳票作成処理(S16))
図10は、新規帳票作成処理(S16)の具体的処理を示すフローチャートである。このステップS16の処理は、帳票に添付する表も含め、帳票のすべてを新規に作成する処理である。
図10の処理では、まず、ステップS30において、帳票生成部32が、DB管理テーブル44を用いて、DB選択画面を作成し、利用者端末50の表示処理部54に送信する。具体的には、帳票生成部32は、DB管理テーブル44からDB名を抽出し、抽出したDB名を選択肢とする図15(a)に示すようなDB選択画面を作成し、表示処理部54に送信する。なお、利用者端末50の表示処理部54は受信したDB選択画面(図15(a))を表示部193上に表示する。なお、DB選択画面には、「次へ」ボタンも設けられている。
次いで、ステップS32では、帳票生成部32が、図15(a)のDB選択画面において選択があるまで待機する。すなわち、ユーザが図15(a)に示すように1つのDB名を選択し、「次へ」ボタンを押したという情報が利用者端末50の入力処理部52から帳票生成指示受付部30に送信されてきたタイミングで、帳票生成部32は、ステップS34に移行する。なお、ここでは、ユーザは県民DBを選択したものとする。
ステップS34に移行すると、帳票生成部32は、DB管理テーブル44を用いて、集計キーフィールド選択画面を作成し、利用者端末50の表示処理部54に送信する。具体的には、帳票生成部32は、DB管理テーブル44から、ステップS32で選択されたDBのフィールド名(ただし、フィールド表示有無の番号が「1」と「3」のもの)を抽出し、抽出したフィールド名を選択肢とする図15(b)に示すような集計キーフィールド選択画面を作成し、表示処理部54に送信する。なお、利用者端末50の表示処理部54は受信した集計キーフィールド選択画面(図15(b))を表示部193上に表示する。なお、集計キーフィールド選択画面には、「戻る」ボタン及び「次へ」ボタンが設けられている。
次いで、ステップS36では、帳票生成部32が、集計キーフィールド選択画面(図15(b))においてフィールド名の選択があるまで待機する。すなわち、ユーザが図15(b)に示すように1又は複数のフィールド名を選択し、次へボタンを押したという情報が利用者端末50の入力処理部52から帳票生成指示受付部30に送信されてきたタイミングで、帳票生成部32は、ステップS38に移行する。なお、ここでは、ユーザは住所(市)、性別、年齢を選択したものとする。
ステップS38に移行すると、帳票生成部32は、DB管理テーブル44を用いて、集計値フィールド選択画面を作成し、利用者端末50の表示処理部54に送信する。具体的には、帳票生成部32は、DB管理テーブル44から、ステップS36で選択されたDBのフィールド名(ただし、フィールド表示有無の番号が2と3のもの)を抽出し、抽出したフィールド名を選択肢とする図16(a)に示すような集計値フィールド選択画面を作成し、表示処理部54に送信する。なお、利用者端末50の表示処理部54は受信した集計値フィールド選択画面(図16(a))を表示部193上に表示する。なお、図16(a)の集計値フィールド選択画面においては、集計したい項目のフィールド名(人口、住民税)と、集計方法(合計、平均、最小、最大)を選択できるようになっている。また、集計値フィールド選択画面には、「戻る」ボタン及び「設定」ボタンが設けられている。
次いで、ステップS40では、帳票生成部32が、集計値フィールド選択画面(図16(a))において選択があるまで待機する。すなわち、ユーザが図16(a)に示すように1又は複数のフィールド名と集計方法を選択し、「設定」ボタンを押したという情報が利用者端末50の入力処理部52から帳票生成指示受付部30に送信されてきたタイミングで、帳票生成部32は、ステップS42に移行する。なお、ここでは一例として、図16(a)に示すように、ユーザは、「人口」、及び「合計」を選択したものとする。
ステップS42に移行すると、帳票生成部32は、選択されたフィールド名の軸設定を行う表示軸設定画面を作成し、利用者端末50の表示処理部54に送信する。具体的には、帳票生成部32は、図15(b)の画面において選択されたフィールド名に関し、「縦軸」、「横軸」、「どちらでも良い」を選択肢とする図16(b)に示すような表示軸設定画面を作成し、表示処理部54に送信する。なお、表示処理部54は受信した表示軸設定画面(図16(b))を表示部193上に表示する。なお、表示軸設定画面には、「戻る」ボタン及び「次へ」ボタンが設けられている。
次いで、ステップS44では、帳票生成部32が、表示軸設定画面(図16(b))において軸の設定があるまで待機する。すなわち、ユーザが図16(b)に示すように各フィールド名に対して、縦軸、横軸、どちらでも良い、のいずれかを選択して、「次へ」ボタンを押したという情報が利用者端末50の入力処理部52から帳票生成指示受付部30に送信されてきたタイミングで、帳票生成部32は、ステップS46に移行する。なお、ここでは、ユーザは、市名を「横軸」、年齢を「縦軸」、性別を「どちらでも良い」としたものとする。
ステップS46に移行すると、帳票生成部32は、帳票サイズDB42を用いて、帳票サイズ選択画面(図17(a))を作成し、利用者端末50の表示処理部54に送信する。なお、利用者端末50の表示処理部54は受信した帳票サイズ選択画面(図17(a))を表示部193上に表示する。なお、帳票サイズ選択画面には「設定」ボタンが設けられているものとする。
次いで、ステップS48では、帳票生成部32が、サイズの選択を受け付けるまで待機する。すなわち、ユーザが図17(a)の画面上で用紙のサイズを選択し、「設定」ボタンを押したという情報が利用者端末50の入力処理部52から帳票生成指示受付部30に送信されてきたタイミングで、帳票生成部32は、ステップS50に移行する。
ステップS50に移行すると、帳票生成部32が、これまでに選択された情報に基づいて表を生成する。具体的には、図15(a)にて選択したDBに対して検索を行う。本実施例では、県民DBを示す図4に対して、図15(b)で選択した集計キーフィールド、図16(a)で選択した集計値フィールドに基づいて、検索を行い、16(b)で設定した表示軸にあわせて表を作成する。そして、帳票生成部32は、選択されたサイズの帳票に貼り付けた帳票定義保存画面を生成し、利用者端末50の表示処理部54に送信する。帳票定義保存画面は、図17(b)に示すような画面である。ここで、帳票生成部32は、表を生成する際に、表示軸設定において「どちらでも良い」が選択されたフィールド名があった場合には、該フィールド名を縦軸に設定した場合の表と横軸に設定した場合の表とを比較して、用紙のサイズにより適した表を選択して帳票に貼り付けるものとする。ただし、これに限らず、帳票生成部32は、いずれの表を貼り付けるかをユーザに選択させる画面を生成し、ユーザによる選択に基づいて表を帳票に貼り付けるようにしてもよい。なお、ユーザは、図17(b)の帳票定義保存画面において、文面を入力するなどの帳票の編集を行えるものとする。また、帳票定義保存画面には、「帳票定義保存」ボタン及び「終了」ボタンが設けられている。
次いで、ステップS52では、帳票生成部32が、保存要求を受信するまで待機する。すなわち、ユーザが図17(b)の画面において「帳票定義保存」ボタンを押したという情報が利用者端末50の入力処理部52から帳票生成指示受付部30に送信されてきたタイミングで、帳票生成部32は、ステップS54に移行する。
ステップS54に移行すると、出力部34は、帳票定義DB46に、座標、検索対象のDB、集計方法などの帳票の情報を記録する。この場合、ユーザの氏名やユーザが設定した帳票名称なども記録するものとする。ここで、座標とは、図18に示すように、文面が記載された範囲や表が存在する範囲の左上の座標及び右下の座標を意味する。
以上の処理により、図10の処理(ステップS16の処理)が終了すると、図9の全処理も終了する。なお、図10の処理の間において、図15(b)、図16(a)、図16(b)の画面上で「戻る」ボタンが押される場合がある。このような場合には、直前に表示されていた画面に戻るように処理をやり直すようにすればよい。また、図17(b)の画面上で「終了」ボタンが押された場合には、ステップS54を行うことなく、図10の処理を終了すればよい。
なお、図17(b)の画面に「印刷」ボタンを設けることとしてもよい。この場合、「印刷」ボタンがユーザによって選択されるなどして、印刷指示が出された場合には、出力部34は、プリンタ70に対して帳票の印刷をさせるようにすればよい。
(帳票流用処理(S18))
次に、図9のステップS18の処理(帳票流用処理)について説明する。図11〜図13には、ステップS18の具体的な処理がフローチャートにて示されている。なお、本処理は、過去にステップS16において作成された帳票を流用して新たな帳票を作成する場合の処理である。
図11のステップS60では、帳票生成部32は、流用帳票候補一覧画面を作成し、利用者端末50の表示処理部54に送信する。この場合、帳票生成部32は、帳票定義DB46を参照して、過去に作成された帳票の帳票名称を抽出し、抽出した帳票名称を選択肢とする図19(a)のような流用帳票候補一覧画面を作成し、送信する。流用帳票候補一覧画面には、「次へ」ボタンが設けられているものとする。なお、利用者端末50の表示処理部54は受信した流用帳票候補一覧画面(図19(a))を表示部193上に表示する。
次いで、ステップS62では、帳票生成部32が、ユーザによって帳票名称のいずれかが選択されるまで待機する。すなわち、ユーザが図19(a)の画面においていずれかの帳票名称を選択し、「次へ」ボタンを押したという情報が利用者端末50の入力処理部52から帳票生成指示受付部30に送信されてきたタイミングで、帳票生成部32は、ステップS64に移行する。なお、ここでは、ユーザが「市別人口一覧表(2013)」を選択したものとする。
ステップS64に移行すると、帳票生成部32は、選択された流用帳票と、新規帳票とを並べた流用帳票表示画面を作成し、利用者端末50の表示処理部54に送信する。この場合、帳票生成部32は、帳票定義DB46を参照して選択された帳票を生成する。そして、図19(b)に示すように、生成した帳票(流用帳票)を左側、新規帳票(白紙の帳票)を右側に配置した流用帳票表示画面を作成し、表示処理部54に送信する。表示処理部54は、図19(b)の画面を表示部193上に表示する。
次いで、ステップS66では、帳票生成部32が、流用帳票内の表が選択されるまで待機する。この場合、ユーザが図19(b)の画面において帳票定義DB46に格納されている表の座標範囲を右クリック等したという情報が利用者端末50の入力処理部52から帳票生成指示受付部30に送信されてきたタイミングで、帳票生成部32は、ステップS70に移行する。
ステップS70に移行すると、帳票生成部32は、選択座標に含まれる情報を、帳票定義DB46から取得して、確認画面を作成し、利用者端末50の表示処理部54に送信する。ここで、確認画面は、図20(a)に示すような画面であるものとする。具体的には、図20(a)の確認画面には、対象DB、集計方法、区分けパターンの情報が表示されるとともに、「区分けパターンを変更」ボタン、「設定内容を変えずに流用」ボタン、及び「戻る」ボタンが設けられている。表示処理部54は、受信した確認画面を表示部193上に表示する。
次いで、ステップS72、S74では、帳票生成部32は、「区分けパターンを変更」ボタン又は「設定内容を変えずに流用」ボタンが選択されるまで待機する。すなわち、例えばユーザにより「設定内容を変えずに流用」ボタンが選択された場合には、ステップS74の判断が肯定され、図13のステップS96に移行する。一方、ユーザにより「区分けパターンを変更」ボタンが選択された場合には、ステップS72の判断が肯定されて、図12のステップS76に移行する。
ステップS72の判断が肯定されて図12のステップS76に移行すると、帳票生成部32は、図8の区分けパターン管理テーブル48を参照して、条件設定画面を作成し、利用者端末50の表示処理部54に送信する。条件設定画面は、図20(b)に示すような画面である。この場合、帳票生成部32は、区分けパターン管理テーブル48から図20(a)の区分けパターンそれぞれに対応する選択項目を抽出し、抽出した選択項目を選択肢として表示した条件設定画面を作成し、表示処理部54に送信する。なお、条件設定画面には「変更」ボタン及び「戻る」ボタンも設けられている。表示処理部54は、図20(b)の画面を受信すると、表示部193上に表示する。
次いで、ステップS78においては、帳票生成部32が、図20(b)の画面上において「変更」ボタンが押されるまで待機する。すなわち、ユーザがいずれかの選択肢を選択して、「変更」ボタンを押したという情報が入力処理部52から帳票生成指示受付部30に送信されたタイミングで、帳票生成部32は、ステップS82に移行する。なお、図20(b)では、年齢の範囲(年代)を20歳ごとから10歳ごとに変更した場合が示されている。
ステップS82に移行すると、帳票生成部32は、変更後の区分けパターンに基づいて生成される表が用紙のサイズからはみだすか否かを判断する。このステップS82の判断が否定された場合には、図13のステップS92に移行する。一方、図21(a)に示すように、生成される表が用紙のサイズからはみ出し、表が見にくくなるような場合には、ステップS82の判断が肯定され、ステップS84に移行する。なお、図21(a)では、表の左上位置は、図7の帳票定義DB46で定義されている座標(左上)に設定されているものとする。
ステップS84に移行した場合、帳票生成部32は、はみだした方向の軸に小項目があるか否かを判断する。図21(a)の例では、はみ出した方向(縦方向)に関して、大項目(年齢)と大項目に従属する小項目(性別)が存在しているので、ここでの判断は肯定され、ステップS86に移行する。なお、ステップS84の判断が否定された場合には、図13のステップS92に移行する。
ステップS84の判断が肯定されて、ステップS86に移行すると、帳票生成部32は、軸変更推奨メッセージと、変更後の表(図21(a)の表)とを組み合わせた、図21(b)に示すような軸変更推奨画面を作成して、利用者端末50の表示処理部54に送信する。軸変更推奨メッセージは、図21(b)における「縦軸の行数が増えたため…」というメッセージである。なお、軸変更推奨画面には、図21(b)に示すように「変更画面表示(軸変更する)」、「このまま実行(軸変更しない)」、「戻る」の各ボタンが設けられている。表示処理部54は、受信した画面を表示部193上に表示する。
次いで、ステップS88、S90では、帳票生成部32は、「変更画面表示」ボタン又は「このまま実行」ボタンが選択されるまで待機する。ユーザが「変更画面表示」ボタンを選択した場合、ステップS88の判断は肯定され、帳票生成部32は、ステップS89において集計軸の位置を行及び列の一方から他方に変更した表を作成するとともに、表示確認画面を作成し、利用者端末50の表示処理部54に送信する。ここで、変更後の表は、変更前の表の縦軸に設けられた大項目(年齢)とこれに従属する小項目(性別)のうち、小項目(性別)を横軸に変更した表である。この場合、図22(a)に示すような表示確認画面が作成される。図22(a)の画面には、集計軸の位置を変更した表(ただし、データについては未検索であるので空欄となっている)と、「検索実行」ボタン、「戻る」ボタンが設けられている。表示処理部54は受信した画面を表示部193上に表示する。ユーザは、設定条件に応じた表形式で良ければ、「検索実行」ボタンを押すものとする。なお、ステップS89の後は、ステップS94に移行する。
一方、ユーザが「このまま実行」ボタンを選択し、ステップS90の判断が肯定された場合には、帳票生成部32は、図13のステップS96に移行する。
ところで、ステップS82又はステップS84の判断が否定され、ステップS92に移行すると、帳票生成部32は、設定条件に応じた表を作成するとともに、表示確認画面を作成し、利用者端末50の表示処理部54に送信する。この場合、図22(a)と同様の表示確認画面が作成される。表示処理部54は受信した画面を表示部193上に表示する。その後は、ステップS94に移行する。
ステップS92の後、又は前述したステップS89の後、ステップS94に移行すると、帳票生成部32は、「検索実行」ボタンが選択されるまで待機する。ユーザが「検索実行」ボタンを押したという情報が入力処理部52から帳票生成指示受付部30に送信されてくると、帳票生成部32は、ステップS96に移行する。なお、前述のように、ステップS74の判断が肯定された場合(図20(a)の画面において「設定内容を変えずに流用」ボタンを押した場合)、ステップS90の判断が肯定された場合(図21(b)の画面において「このまま実行」ボタンが押された場合)もステップS96に移行する。
ステップS96に移行すると、帳票生成部32は、設定された検索条件によって、DB検索を実施する。本実施形態では、設定された集計キーや集計値フィールドで県民DBを検索する。次いで、ステップS98では、帳票生成部32は、検索結果から作成された表を新規帳票上に表示した帳票表示画面を作成し、利用者端末50の表示処理部54に送信する。帳票表示画面は、図22(b)に示すような画面であるものとする。図22(b)の画面には、「帳票定義保存」ボタン及び「終了」ボタンが設けられているものとする。なお、ユーザは、図22(b)の画面において、文面等を入力、編集できるものとし、その入力により、図22(b)にて文面が表示されている。
次いで、ステップS100では、帳票生成部32は、保存要求を受信するまで待機する。この場合、ユーザが「帳票定義保存」ボタンを押したという情報が入力処理部52から帳票生成指示受付部30に送信されてきた段階で、帳票生成部32はステップS102に移行する。
ステップS102に移行すると、出力部34は、帳票定義DB46(図7)に集計方法、検索条件、文面等を保存し、図11〜図13の全処理を終了する。なお、図11〜図13の処理の間に、図20(a)、図20(b)、図21(b)、図22(a)の画面上で「戻る」ボタンが押される場合がある。このような場合には、直前に表示されていた画面に戻るように処理をやり直すようにすればよい。また、図22(b)の画面上で「終了」ボタンが押された場合には、ステップS102を行うことなく、図11〜図13の処理を終了すればよい。
なお、図22(b)の画面に「印刷」ボタンを設けることとしてもよい。この場合、「印刷」ボタンがユーザによって選択されるなどして、印刷指示が出された場合には、出力部34は、プリンタ70に対して帳票の印刷をさせるようにすればよい。
なお、これまでの説明からわかるように、本実施形態では、帳票生成部32により、流用する表の集計軸を特定する特定部、区分けパターンの変更を受け付ける受付部、変更後の表が用紙サイズに入るか否かを判断する判断部、判断結果を出力する出力部、及び変更後の表を表示する表示部、としての機能が実現されている。
以上、詳細に説明したように、本実施形態によると、帳票生成部32は、表形式のデータ(帳票に添付する表)の出力の仕方について記憶する帳票定義DB46を参照して、表の複数の集計軸(複数の分類項目)を特定し(S70)、特定した複数の集計軸の少なくとも1つについて、該区分けパターンに関する変更情報を受け付け、受け付けた変更情報に従って表を変更した場合に、変更後の表(第1の表形式のデータ)が用紙サイズに入るか否かを判断し(S82)、判断の結果を出力する(S86)。これにより、本実施形態では、過去に作成された帳票を流用して新規帳票を作成する場合に、ユーザに表が用紙サイズに入るか否かという有用な情報を提供することができる。このため、ユーザは、区分けパターンを変更した場合に変更後の表が用紙サイズに入るかどうかの情報を認識できるので、該情報に基づいて、見やすい表が添付された帳票を作成することが可能となる。
また、本実施形態では、区分けパターンを変更した後の表が用紙サイズに入らないと判断された場合(S82:肯定)、帳票生成部32は、変更後の表のいずれかの集計軸の配置位置を行又は列の一方から他方に変更した表を表示する(S89,図22(a))。これにより、ユーザは、適切な表を帳票に添付することができるようになる。また、本実施形態では、配置位置を変更する集計軸を、大項目に従属している小項目の集計軸としている(S89)。これにより、変更前の表からの見た目や集計値が大きく変わらない、見やすい表を表示することができる。
また、本実施形態では、表の区分けパターンを確定した後に、データベースを検索することから、データベースを検索した後に再度区分けパターンを変更し、更にデータベースを再検索する、などの処理の必要がなくなる。これにより、処理の簡素化を図ることができる。
また、本実施形態では、適切な大きさの表を帳票に添付することができるため、用紙サイズに収まらない表を縮小するなどして帳票に添付することにより、フォントが小さくなり表が見づらくなるなどの事態の発生を回避することができる。
なお、上記実施形態では、表が用紙サイズに入らなかった場合に、集計軸の位置を種々変更した複数の表を選択可能に表示してもよい。このようにすることで、ユーザは、複数の表の中から適切な表を採用することができる。
なお、上記実施形態では、ステップS88の判断が肯定された場合に、ステップS89の処理を実行する場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、ステップS76に戻り、ユーザに、区分けパターンの変更に関する入力を再度行わせるようにしてもよい。
なお、上記実施形態では、図20(b)の条件設定画面において、集計軸の少なくとも1つを未使用にするための選択肢を設けてもよい。なお、上記実施形態では、図20(b)の条件設定画面において、集計対象のDBや集計項目を変更できるようにしてもよい。
なお、上記実施形態では、サーバ10と利用者端末50とが連携して、帳票を生成する場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、サーバ10の機能を利用者端末50が有し、利用者端末50が、図9〜図13の処理を実行することとしてもよい。この場合、検索対象DB群40は、別の装置(データサーバ等)に格納されていてもよい。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、処理装置が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体(ただし、搬送波は除く)に記録しておくことができる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD(Digital Versatile Disc)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)などの可搬型記録媒体の形態で販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
なお、以上の実施形態の説明に関して、更に以下の付記を開示する。
(付記1) 表形式のデータの出力の仕方について記憶する記憶部を参照して、前記表形式のデータの複数の分類項目を特定し、
特定した前記複数の分類項目の少なくとも1つについて、該分類項目を使用するか否かの設定に関する変更情報又は該分類項目の区分けパターンに関する変更情報を受け付け、
受け付けた前記変更情報に従って前記表形式のデータを変更した場合に、変更後の第1の表形式のデータが所定の印刷範囲に入るか否かを判断し、
前記判断の結果を出力する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする処理方法。
(付記2) 前記判断する処理において前記第1の表形式のデータが前記所定の印刷範囲に入らないと判断された場合に、
前記第1の表形式のデータの分類項目の少なくとも1つの配置位置を行及び列の一方から他方に変更した第2の表形式のデータを生成し、表示する、
処理を前記コンピュータが更に実行することを特徴とする付記1に記載の処理方法。
(付記3) 前記表示する処理では、前記第1の表形式のデータ及び前記第2の表形式のデータを選択可能な状態で表示することを特徴とする付記2に記載の処理方法。
(付記4) 前記配置位置を変更する前記第1の表形式のデータの分類項目は、行又は列において他の分類項目に従属する分類項目であることを特徴とする付記2又は3に記載の処理方法。
(付記5) 表形式のデータの出力の仕方について記憶する記憶部と、
前記記憶部を参照して、前記表形式のデータの複数の分類項目を特定する特定部と、
前記特定部が特定した前記複数の分類項目の少なくとも1つについて、該分類項目を使用するか否かの設定に関する変更情報又は該分類項目の区分けパターンに関する変更情報を受け付ける受付部と、
前記受付部が受け付けた前記変更情報に従って前記表形式のデータを変更した場合に、変更後の第1の表形式のデータが所定の印刷範囲に入るか否かを判断する判断部と、
前記判断部が判断した結果を出力する出力部と、
を備える処理装置。
(付記6) 前記判断部が前記第1の表形式のデータが前記所定の印刷範囲に入らないと判断した場合に、
前記第1の表形式のデータの分類項目の少なくとも1つの配置位置を行及び列の一方から他方に変更した第2の表形式のデータを生成し、表示する表示部を更に備える付記5に記載の処理装置。
(付記7) 前記表示部は、前記第1の表形式のデータ及び前記第2の表形式のデータを選択可能な状態で表示することを特徴とする付記6に記載の処理装置。
(付記8) 前記配置位置を変更する前記第1の表形式のデータの分類項目は、行又は列において他の分類項目に従属する分類項目であることを特徴とする付記6又は7に記載の処理装置。
(付記9) 表形式のデータの出力の仕方について記憶する記憶部を参照して、前記表形式のデータの複数の分類項目を特定し、
特定した前記複数の分類項目の少なくとも1つについて、該分類項目を使用するか否かの設定に関する変更情報又は該分類項目の区分けパターンに関する変更情報を受け付け、
受け付けた前記変更情報に従って前記表形式のデータを変更した場合に、変更後の第1の表形式のデータが所定の印刷範囲に入るか否かを判断し、
前記判断の結果を出力する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
(付記10) 前記判断する処理において前記第1の表形式のデータが前記所定の印刷範囲に入らないと判断された場合に、
前記第1の表形式のデータの分類項目の少なくとも1つの配置位置を行及び列の一方から他方に変更した第2の表形式のデータを生成し、表示する、処理を前記コンピュータに更に実行させることを特徴とする付記9に記載のプログラム。
(付記11) 前記表示する処理では、前記第1の表形式のデータ及び前記第2の表形式のデータを選択可能な状態で表示することを特徴とする付記10に記載のプログラム。
(付記12) 前記配置位置を変更する前記第1の表形式のデータの分類項目は、行又は列において他の分類項目に従属する分類項目であることを特徴とする付記10又は11に記載のプログラム。
10 サーバ(処理装置)
32 帳票生成部(特定部、受付部、判断部、出力部、表示部)
46 帳票定義DB(記憶部)
90 CPU(コンピュータ)

Claims (6)

  1. 複数のデータを分類項目に基づいて分類して集計した結果を表示する表形式データの出力の仕方について記憶する記憶部を参照して、前記表形式データの複数の分類項目を特定し、
    特定した前記複数の分類項目の少なくとも1つに設定されている前記複数のデータを分類する際の分類幅に関する変更情報を受け付け、
    受け付けた前記変更情報に従って前記表形式データを変更した場合に、変更後の表形式データが所定の印刷範囲に入るか否かを判断し、
    前記判断の結果を出力する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする処理方法。
  2. 複数のデータを集計した結果を表示する表形式データの出力の仕方について記憶する記憶部を参照して、前記表形式データの複数の分類項目を特定し、
    特定した前記複数の分類項目の少なくとも1つについてのデータの集計条件に関する変更情報を受け付け、
    受け付けた前記変更情報に従って前記表形式データを変更した場合に、変更後の表形式データが所定の印刷範囲に入るか否かを判断し、
    前記判断する処理において変更後の前記表形式データが前記所定の印刷範囲に入らないと判断された場合に、変更後の前記表形式データの分類項目の少なくとも1つの配置位置を行及び列の一方から他方に変更した表形式データを生成し、表示する、
    処理コンピュータ実行することを特徴とす処理方法。
  3. 前記表示する処理では、変更後の前記表形式データ及び変更後の前記表形式のデータの分類項目の少なくとも1つの配置位置を行及び列の一方から他方に変更した表形式データを選択可能な状態で表示することを特徴とする請求項2に記載の処理方法。
  4. 変更後の前記表形式データの分類項目は、行又は列において他の分類項目に従属する分類項目であることを特徴とする請求項2又は3に記載の処理方法。
  5. 複数のデータを分類項目に基づいて分類して集計した結果を表示する表形式データの出力の仕方について記憶する記憶部と、
    前記記憶部を参照して、前記表形式データの複数の分類項目を特定する特定部と、
    前記特定部が特定した前記複数の分類項目の少なくとも1つに設定されている前記複数のデータを分類する際の分類幅に関する変更情報を受け付ける受付部と、
    前記受付部が受け付けた前記変更情報に従って前記表形式データを変更した場合に、変更後の表形式データが所定の印刷範囲に入るか否かを判断する判断部と、
    前記判断部が判断した結果を出力する出力部と、
    を備える処理装置。
  6. 複数のデータを分類項目に基づいて分類して集計した結果を表示する表形式データの出力の仕方について記憶する記憶部を参照して、前記表形式データの複数の分類項目を特定し、
    特定した前記複数の分類項目の少なくとも1つに設定されている前記複数のデータを分類する際の分類幅に関する変更情報を受け付け、
    受け付けた前記変更情報に従って前記表形式データを変更した場合に、変更後の表形式データが所定の印刷範囲に入るか否かを判断し、
    前記判断の結果を出力する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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