JP6562509B2 - ブロック - Google Patents
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- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
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Description
第1の実施形態にかかるブロック100の構成について説明する。図1は、本実施形態にかかるブロック100の構成を概略的に示す斜視図である。図2は、ブロック100の外形を説明するために、ブロック100を構成する各面を概念的に展開した状態を示す図である。
第1面110は、図1、図2に示したように、長辺110Lと短辺110Sとからなる矩形である。「矩形(くけい)」は、「長四角(ながしかく)」とも言われ、一般に正方形を除いた長方形として定義される。本実施形態でも「矩形」をこのような一般的な意味で用いる。
第2面120は、上述した第1面110を上面としたときに、底面となる面である。第2面120は、図1、図2に示したように、第1面110と同形の矩形であり、長辺120Lと短辺120Sとからなる矩形である。
第2面120は、図3に示したように、第1面110と平行であり、第1面110の中心Cを中心に、90°回転した形状である。このような性質を有する第1面110、第2面120によって、後述するように、第3面130〜第6面160は、実質的に等脚台形となる。
第3面130は、上述した第1面110を上面としたときに、側面となる面である。第3面130の形状は等脚台形であり、図1、図2に示したように、第1面110の短辺110Sと、第2面120の長辺120Lとを底辺(上底及び下底)とする等脚台形である。
第4面140は、上述した第1面110を上面としたときに、側面となる面であり、第3面130に対向する面である。第4面140の形状は、第3面130と同形の等脚台形であり、図1、図2に示したように、第1面110の短辺110Sと、第2面120の長辺120Lとを底辺(上底及び下底)とする等脚台形である。その他、第4面140については、上述した第3面130と実質的に同様であるため、重複説明を割愛する。
第5面130は、上述した第1面110を上面としたときに、側面となる面である。第5面150は、図1、図2に示したように、第1面110の長辺110Lと、第2面120の短辺120Sとを底辺(上底及び下底)とする等脚台形である。
第6面160は、上述した第1面110を上面としたときに、側面となる面であり、第5面150に対向する面である。第6面160の形状は、第5面150と同形の等脚台形であり、図1、図2に示したように、第1面110の長辺110Lと、第2面120の短辺120Sとを底辺(上底及び下底)とする等脚台形である。
本実施形態のブロック100は、第1面110〜第6面160を含むことによって、以下のような性質(a)〜(c)を有する。
次に、ブロック100を結合して建築物・構造体を作ることについて、図4、図5を参照しながら説明する。
以上説明したように、本実施形態によれば、簡単に工事ができ、撤去も簡単である。そして、ばらして再利用することが可能である。また、建設用のリース資材としても使え、費用対効果もよい。
上記第1の実施形態では、煉瓦のように内部が密に詰まっているブロック(密ブロック)と、内部が空洞で箱のようになっているブロック(箱ブロック)について説明した。本実施形態では、上記第1の実施形態の応用例として、各面110〜160の少なくとも一部を面として有するブロックについて、図6〜図9を参照しながら説明する。
図6は、本実施形態のブロックを説明するための図であり、仮想第1面210〜仮想第6面260と、本実施形態のブロックの第1面310〜第6面360との関係を示す図である。
なお、本実施形態のブロックにおいても、上記第1の実施形態で説明した応用例と同様の応用が可能である。
以上説明したように、本実施形態によれば、上記本発明の第1の観点にかかるブロックの機能を有しつつ、ブロックの重量を軽減することができたり、コスト削減につながったりするなどの効果がある。また、ブロック間に空間ができることから、建築物を壊すときに壊しやすい。
上記第1、第2の実施形態では、互支ブロックのいくつかの具体例について説明した。これらのブロックは、一つごとに商取引の対象としてもよい。また、例えば図4や図5に示したような複数のブロックが連結された状態で、その全体を一つのブロックと考え、その全体を一つのブロックとして、商取引の対象としてもよい。また、縦方向(段方向)に連結した状態で、その全体を一つのブロックとしてもよい。このとき、全体を一つのブロックとして、一体成型により製造してもよい。
次に、上記実施形態のブロックを用いた実施例について説明する。なお、以下では、上記実施形態で説明した「密ブロック」、「箱ブロック」、「骨ブロック」を用いて説明する。また、これらを「互支ブロック」と総称する。
図10は、互支ブロックを用いて、ピザを焼くための窯(ピザ窯)を作ったものである。なお、図10の例では、窯の脚の部分も互支ブロック(骨ブロック)400を用いているが、当該部分は、互支ブロック以外の通常のブロックを用いてもよい。
住宅を構成する床、壁、屋根を、互支ブロックで構築することができる。床については、上述したように並べていくだけで床になる。また、床を立てれば壁になる。また、床を持ち上げれば屋根になる。特に、骨ブロック、箱ブロックを使って組み上げれば軽い家ができる。また、温風を通せば、床暖房、壁暖房ができる。また、段ボール紙で折りたたみ式の箱ブロックを作れば、災害時の体育館などの避難所で個室が組み立てられる。
ヨットハーバーなどでサイコロ状の浮きを繋いで浮き桟橋としているが、互支ブロックを使えば外周を留めるだけなので製作が容易である。また、一つの浮きに人が立った場合、浮力を得るために大きな浮きが必要となるが、互支ブロックを使うと桟橋全体で重さを受けることになるので、小型化・薄型化できる。また歩くたびに足元が沈み込まず歩きやすい。さらに発展して、海上太陽光発電、風力発電設備などのベースとしても使える可能性がある。不要になったら、ばらすだけなので撤去が容易であり、また再利用も可能である。さらに大型化して何段も積み重ねれば、組み立て式海上滑走路にも使える可能性がある。
骨ブロックを必要な広さに並べ、2段3段と積み上げれば舞台ができる。ただし重ねる場合は横滑り防止のため、一体成型された2段重ねの互支ブロック等を要所に組み込んだりする工夫が必要な場合がある。
最近都会ではゲリラ豪雨対策として、都市の地下に巨大な雨水の一時貯留施設が造られているが、骨ブロックを使えば簡単にできる。例えば、上記(4)で作った舞台を、公園に造ったプールにはめ込み、上部に蓋をして完成する。プールの底面、側面、蓋には密ブロックを使うことができる。道路の下に骨ブロックを埋め込んでいくことができる。この骨ブロックに電線、上下水管、ガス管などを通せば、共同溝としても使える。なお、(4)で作った舞台をプールなどにはめ込む際に、サイズが合わない場合がある。この場合、骨ブロックの素材として、紙のように変形しやすいものを使うか、あるいは、骨ブロックを折りたたみ式・伸縮式・組み立て式など柔軟に変形できるものを採用することができる。
橋を架けることも可能である。これも(4)の舞台と同じように骨ブロックを下から順番に土手の高さまで積み上げる。このとき、最上段はすべて箱ブロックを使うことができる。最上段の外周ブロックをボルト等できっちり留め、両岸の基礎ともしっかり繋ぎ止める。2段目以下のブロックをすべて取り去ると橋が完成する。なお、2段目も残せば強度が上がる。
上記(4)で作った舞台を海に沈めるだけである。何階建てでもできるので、各階層にさまざまな仕掛けを作ることができる。また、最上階を海面上に持ってくれば、小屋を立てることもできる。その下では潮の干満により干潟もできるため、あさりなどの養殖も考えられる。
(4)の舞台を、大きな溜池や海辺の浅い入り江などに組み立て、水面上に駐車場、テニスコート、公園などを造る。土砂などで埋め立てるより水中生物の与える影響がはるかに僅少となる。
110 第1面(上面)
110L 第1面の長辺
110S 第1面の短辺
120 第2面(底面)
120L 第2面の長辺
120S 第2面の短辺
130 第3面(側面)
140 第4面(側面)
150 第5面(側面)
160 第6面(側面)
C 第1面の矩形の中心
200、300、400 ブロック(第2の実施形態)
210 仮想第1面(上面)
220 仮想第2面(底面)
230 仮想第3面(側面)
240 仮想第4面(側面)
250 仮想第5面(側面)
260 仮想第6面(側面)
310 第1面(上面)
320 第2面(底面)
330 第3面(側面)
340 第4面(側面)
350 第5面(側面)
360 第6面(側面)
500 窯
Claims (6)
- 長辺と短辺とからなる矩形である第1面と、
前記第1面と同形の長辺と短辺とからなる矩形である第2面と、
前記第1面の短辺及び前記第2面の長辺を底辺とする等脚台形である第3面及び第4面と、
前記第1面の長辺及び前記第2面の短辺を底辺とする等脚台形である第5面及び第6面と、
を含むことを特徴とする、ブロック。 - 前記第3面と前記第4面には、第1のデザインが施されており、
前記第5面と前記第6面には、前記第1のデザインと異なる第2のデザインが施されていることを特徴とする、請求項1に記載のブロック。 - 前記第1面の長辺に、他の前記ブロックの前記第2面の短辺を合わせるための目印が付されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載のブロック。
- 第1面、第2面、第3面、第4面、第5面及び第6面を含むブロックであって、
前記第1面、前記第2面、前記第3面、前記第4面、前記第5面及び前記第6面は、それぞれ仮想第1面、仮想第2面、仮想第3面、仮想第4面、仮想第5面及び仮想第6面の一部又は全部であり、
前記仮想第1面は、長辺と短辺とからなる矩形であり、
前記仮想第2面は、前記仮想第1面と同形の長辺と短辺とからなる矩形であり、
前記仮想第3面及び前記仮想第4面は、前記仮想第1面の短辺及び前記仮想第2面の長辺を底辺とする等脚台形であり、
前記仮想第5面及び前記仮想第6面は、前記仮想第1面の長辺及び前記仮想第2面の短辺を底辺とする等脚台形であることを特徴とする、ブロック。 - 前記第3面と前記第4面には、第1のデザインが施されており、
前記第5面と前記第6面には、前記第1のデザインと異なる第2のデザインが施されていることを特徴とする、請求項4に記載のブロック。 - 請求項1〜5のいずれかに記載のブロックを単位ブロックとし、
前記単位ブロックが複数個結合されて構成されることを特徴とする、ブロック。
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JP2015196200A JP6562509B2 (ja) | 2015-10-01 | 2015-10-01 | ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2015196200A JP6562509B2 (ja) | 2015-10-01 | 2015-10-01 | ブロック |
Publications (2)
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JP2017066816A JP2017066816A (ja) | 2017-04-06 |
JP6562509B2 true JP6562509B2 (ja) | 2019-08-21 |
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2015
- 2015-10-01 JP JP2015196200A patent/JP6562509B2/ja not_active Expired - Fee Related
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