JP6561851B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6561851B2 JP6561851B2 JP2016005124A JP2016005124A JP6561851B2 JP 6561851 B2 JP6561851 B2 JP 6561851B2 JP 2016005124 A JP2016005124 A JP 2016005124A JP 2016005124 A JP2016005124 A JP 2016005124A JP 6561851 B2 JP6561851 B2 JP 6561851B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction
- range
- unit
- mist
- ink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Description
このような技術では、ノズルに近い位置で吸引を行うことによって、発生直後のインクミストを吸引してインクミストに起因する不具合の発生をより効果的に抑制することができる。例えば、上述の長尺のヘッドユニットでは、ヘッドユニットに対して上記移動方向の位置において、複数のインク吐出部によるインク吐出幅に亘る範囲でインクミストの吸引が行われる。
記録媒体にインクを吐出する複数のノズルが所定のノズル配置領域に設けられたインク吐出部を複数有し、複数の前記ノズル配置領域の各々が第1の方向について異なる位置に配置されたヘッドユニットと、
前記ヘッドユニットに対して前記第1の方向と直交する第2の方向の所定の吸引位置でインクミストを吸引する吸引部と、
を備え、
前記複数のノズル配置領域の各々は、前記ヘッドユニットにおいて前記第2の方向について異なる複数の位置の何れかに配置され、
前記吸引部は、複数の前記ノズル配置領域にそれぞれ対応する前記第1の方向についての複数の吸引範囲の各々において、前記吸引により前記第2の方向について前記吸引位置と前記ヘッドユニットとの間の所定の位置に生じる気流の速度に係る所定の代表値が、前記吸引範囲に対応するノズル配置領域から前記吸引位置までの前記第2の方向についての距離が大きくなるに従って大きくなる態様でインクミストを吸引する
ことを特徴としている。
前記代表値は、前記吸引範囲における前記第1の方向についての中央での前記気流の速度であることを特徴としている。
前記吸引部は、前記複数の吸引範囲における前記代表値の最大値に対する最小値の割合が0.5以上となる態様でインクミストを吸引することを特徴としている。
前記複数のノズル配置領域の各々は、前記第1の方向についての端部から近傍範囲内である端部近傍範囲において他の一のノズル配置領域と配置範囲が重複し、
前記複数の吸引範囲は、前記配置範囲が重複する2つのノズル配置領域に各々対応する吸引範囲のうち前記吸引位置との距離が小さいノズル配置領域に対応する吸引範囲に前記端部近傍範囲が包含されるように定められる
ことを特徴としている。
記録媒体と前記ヘッドユニットとを相対移動させる移動手段を備え、
前記吸引部は、前記相対移動における前記ヘッドユニットに対する記録媒体の移動方向について前記ヘッドユニットの下流側でインクミストを吸引する
ことを特徴としている。
前記移動手段は、記録媒体が載置される載置面を移動させることにより当該載置面上に載置された記録媒体と前記ヘッドユニットとを前記相対移動させ、
当該インクジェット記録装置は、前記ヘッドユニットにおいて前記ノズルの開口部が設けられたインク吐出面と前記載置面との間隙に対して、前記移動方向について前記ヘッドユニットの上流側から空気を送出する送風部を備える
ことを特徴としている。
前記送風部は、前記ヘッドユニットに対して前記第2の方向の所定の送風位置において空気の送出を行い、かつ前記複数のノズル配置領域にそれぞれ対応する前記第1の方向についての複数の送風範囲の各々において、前記第2の方向について前記送風位置と前記ヘッドユニットとの間の所定の位置における前記送出される空気の速度に係る所定の代表値が、前記送風範囲に対応するノズル配置領域から前記送風位置までの前記第2の方向についての距離が大きくなるに従って大きくなる態様で前記空気の送出を行うことを特徴としている。
前記吸引部は、
複数の吸引口が前記吸引位置に設けられたダクトと、
前記ダクト内を負圧とすることによりインクミスト及び空気を前記複数の吸引口から前記ダクト内に流入させる負圧発生部と、
を有し、
前記複数の吸引口は、前記複数の吸引範囲の各々における開口率が、当該吸引範囲に対応するノズル配置領域から前記吸引位置までの前記第2の方向についての距離が大きくなるに従って大きくなるように設けられている
ことを特徴としている。
前記吸引部は、
吸引口が各々設けられた複数のダクトと、
前記複数のダクトの内部に負圧を発生させることによりインクミスト及び空気を複数の前記吸引口から前記複数のダクト内に流入させる負圧発生部と、
を有し、
前記複数のダクトの各々には、一の前記ノズル配置領域に対応する吸引範囲又は前記吸引位置からの前記第2の方向についての距離が同一である二以上のノズル配置領域の各々に対応する吸引範囲のインクミスト及び空気が流入し、
前記負圧発生部は、前記複数のダクトの各々において、対応するノズル配置領域の前記吸引位置からの前記第2の方向についての距離が大きいダクトほど大きな負圧を内部に発生させる
ことを特徴としている。
インクジェット記録装置1は、給紙部10と、画像記録部20と、排紙部30と、制御部40(図2)とを備える。インクジェット記録装置1は、制御部40による制御下で、給紙部10に格納された記録媒体Pを画像記録部20に搬送し、画像記録部20で記録媒体Pに画像を記録し、画像が記録された記録媒体Pを排紙部30に搬送する。記録媒体Pとしては、普通紙や塗工紙といった紙のほか、布帛又はシート状の樹脂等、表面に着弾したインクを定着させることが可能な種々の媒体を用いることができる。
各ヘッドユニット24は、複数の記録ヘッド242(図2)を備える。記録ヘッド242の各々には、インクを貯留する圧力室と、圧力室の壁面に設けられた圧電素子と、ノズルとを各々有する複数の記録素子が設けられている。この記録素子は、圧電素子を変形動作させる駆動信号が入力されると、圧電素子の変形により圧力室が変形して圧力室内の圧力が変化し、圧力室に連通するノズルからインクを吐出する。
ヘッドユニット24に含まれるノズルのX方向についての配置範囲は、搬送ドラム21により搬送される記録媒体Pのうち画像が記録される領域のX方向の幅をカバーしており、ヘッドユニット24は、画像の記録時には搬送ドラム21の回転軸に対して位置が固定されて用いられる。即ち、インクジェット記録装置1は、シングルパス形式のインクジェット記録装置である。
また、本実施形態では、常温でゲル状であり加熱されることによりゾル状となるインクが用いられる。ヘッドユニット24は、ヘッドユニット24内に貯留されるインクを加熱する図示略のインク加熱部を備え、当該インク加熱部は、CPU41による制御下で動作し、ゾル状となる温度にインクを加熱する。ヘッドユニット24は、加熱されてゾル状となったインクを吐出する。このゾル状のインクが記録媒体Pに吐出されると、インク滴が記録媒体Pに着弾した後、自然冷却されることで速やかにインクがゲル状となって記録媒体P上で凝固する。
インクジェット記録装置1は、加熱部23と、記録ヘッド駆動部241及び記録ヘッド242と、吸引ファン駆動部259及び吸引ファン257と、定着部26と、制御部40と、搬送駆動部51と、入出力インターフェース52と、バス53などを備える。
ヘッドユニット24は、16個の記録ヘッド242を有し、各記録ヘッド242には、X方向に1列に配列された複数のノズル243からなるノズル群が設けられている。また、ヘッドユニット24では、2つの記録ヘッド242が、X方向についてのノズル243の位置がノズル群におけるノズル間隔の1/2だけ互いにずれる位置関係で組み合わされて記録ヘッド対242P(インク吐出部)が構成されている。以下では、記録ヘッド対242Pにおける複数のノズル243の配置領域をノズル配置領域243Rと記す。また、ヘッドユニット24では、8つの記録ヘッド対242Pが千鳥格子状に配置されている。即ち、記録ヘッド対242Pは、X方向についての配置範囲が互いに一部重複するようにX方向について異なる位置に配置され、またY方向について2つの異なる位置の何れかに配置されている。この結果、8つの記録ヘッド対242Pに各々対応する8つのノズル配置領域243Rの位置関係も千鳥格子状となっている。また、8つの記録ヘッド対242Pは、ノズル243からインクを吐出可能なX方向の範囲がX方向に連続的に繋がるような位置関係で配置されている。また、X方向の配置範囲が重複する2つの記録ヘッド対242Pにおけるノズル配置領域243Rは、X方向の配置範囲が端部から近傍範囲内である端部近傍範囲rにおいて一部重複するように配置されている。この端部近傍範囲rでは、ノズル配置領域243Rの配置範囲が重複する2つの記録ヘッド対242Pのうち一方の記録ヘッド対242Pのノズル243からインクが吐出される。あるいは、端部近傍範囲rでは、当該一対の記録ヘッド対242Pのノズル243により相補的なインク吐出が行われても良い。
なお、記録ヘッド242は、ノズル243の列を2以上備えていても良い。また、ヘッドユニット24が有する記録ヘッド対242Pの数は、7つ以下又は9つ以上であっても良い。また、ヘッドユニット24は、個々の記録ヘッド242が千鳥格子状に配列された構成とされていても良い。
ミスト収集部25は、直方体形状の筐体251の内部が複数の空間に仕切られた構造を有している。筐体251の底面には、上述した複数の共通ミスト吸引口251aが設けられており、これらの共通ミスト吸引口251aは、筐体251内部の第1の共通ダクト252に連通している。第1の共通ダクト252は、筐体251内部の最下部(−Z方向側の端部)においてX方向及びY平面に仕切られることなく連続する空間を規定する。
図5に示されるように、第2の範囲R2では、第1の範囲R1よりも気流の速度の代表値が大きくなっている。換言すれば、ミスト収集部25は、気流通過位置A2において、第2の範囲R2における気流の速度に係る所定の代表値が第1の範囲R1における気流の速度に係る所定の代表値よりも大きくなるような態様でインクミストを吸引する。ここで、気流の速度の代表値は、第1の範囲R1及び第2の範囲R2の各々のX方向についての中央での気流の速度とすることができる。あるいは、第1の範囲R1及び第2の範囲R2の各々における気流の速度の平均値を代表値としても良い。
また、第2の範囲R2における気流の速度の代表値が第1の範囲R1における気流の速度の代表値よりも大きくなるとの条件は、気流通過位置A2が吸引位置A1とヘッドユニット24との間のいずれの位置であっても満たされる。但し、第1の範囲R1及び第2の範囲R2の各々のX方向についての中央での気流の速度を代表値とする場合には、共通ミスト吸引口251aの近傍範囲(共通ミスト吸引口251aが設けられた範囲が気流の速度分布に反映される範囲)を除いた範囲の気流通過位置A2において上記条件を満たすことができる。
また、フィルター255の位置は図4に示される位置に限定されず、例えば第1の共通ダクト252にフィルター255を設けても良い。
このインクジェット記録装置1では、プリントジョブの実行命令が取得されから、プリントジョブに係る一連の画像記録動作の終了後、新たなプリントジョブの実行命令が取得されないまま所定時間が経過するまでの間継続的にミスト収集部25を動作させる。
このミスト吸引処理は、プリントジョブの実行命令が取得された場合に起動される処理である。
次に、上記実施形態の変形例1について説明する。本変形例では、各ヘッドユニット24の搬送方向上流側に、ヘッドユニット24と搬送ドラム21の搬送面との間隙に対して空気を送出する送風部が設けられている点で上記実施形態と異なる。ここでは、上記実施形態と同様の構成については同一の符号を付すこととして説明を省略し、上記実施形態との相違点について説明する。
図8は、ヘッドユニット24、ミスト収集部25及び送風部28を−X方向側から見た模式側面図である。
図7(a)及び図8に示されるように、送風部28は、ヘッドユニット24の搬送方向上流側に設けられている。また、図8に示されるように、送風部28は、送風ダクト281と、送風ファン282とを備える。
また、インクジェット記録装置1は、制御部40の制御に基づいて送風ファンを動作させる図示略の送風ファン駆動部を有する。
また、送風部28により送出される空気の速度は、各ノズル243から吐出されたインクの飛翔経路に影響を及ぼさない大きさとされている。
次に、上記実施形態の変形例2について説明する。本変形例は、上記の変形例1と組み合わされても良い。本変形例は、ミスト収集部25の構成が上記実施形態と異なる。ここでは、上記実施形態と同様の構成については同一の符号を付すこととして説明を省略し、上記実施形態との相違点について説明する。
本変形例のミスト収集部25では、筐体251内部の最下部にフィルター255が配置されている。筐体251の底面に設けられた共通ミスト吸引口251a(吸引口)を通過したインクミストは、当該フィルター255において捕捉される。
このうち低流速ダクト253は、第1の範囲R1においてフィルター255を通過した空気を+Z方向に導く縦方向流路2531と、縦方向流路2531に連通し筐体251内部の最上部においてX方向及びY方向に仕切られることなく連続する横方向流路2532とから構成される。また、縦方向流路2531のうち横方向流路2532側の一部は、Y方向の幅が筐体251のY方向の幅よりも小さくなっており、複数の縦方向流路2531の当該一部を取り囲む空間が一繋がりに連通するようになっている。
また、高流速ダクト254は、筐体251内のフィルター255の上部空間のうち、低流速ダクト253を除いた空間により構成される。即ち、高流速ダクト254は、低流速ダクト253の横方向流路2532とフィルター255との間の空間のうち、低流速ダクト253の縦方向流路2531を除いた一繋がりの空間により構成される。
ここで、本変形例では、吸引ファン2572の回転により高流速ダクト254内に生じる負圧が、吸引ファン2571により低流速ダクト253内に生じる負圧よりも大きくなるように吸引ファン2571,2572の回転速度が調整されている。これにより、吸引ファン2571,2572の回転動作により第2の範囲R2において生じる吸引力は、第1の範囲R1において生じる吸引力よりも大きくなる。また、第2の範囲R2において高流速ダクト254に向かって流入するインクミスト及び空気の速度(即ち、吸引により生じる気流の速度)は、第1の範囲R1において低流速ダクト253に向かって流入するインクミスト及び空気の速度よりも大きくなる。
なお、吸引ファン2571の回転動作により低流速ダクト253に流入するインクミスト及び空気の速度が均一となり、かつ吸引ファン2572の回転動作により高流速ダクト254に流入するインクミスト及び空気の速度が均一となるように、共通ミスト吸引口251aの開口面積を、吸引ファン2571,2572に近い側ほど小さくしても良い。
例えば、上記実施形態及び各変形例では、記録ヘッド対242PがY方向について異なる2つの位置の何れかに配置される例を用いて説明したが、これに限定する趣旨ではない。例えば、記録ヘッド対242PがY方向について異なる3つ以上の位置の何れかに配置されるインクジェット記録装置1に対して本発明を適用しても良い。この場合は、吸引位置A1から記録ヘッド対242Pまでの距離(より詳しくは、記録ヘッド対242Pにおけるノズル配置領域243Rまでの距離)が大きい吸引範囲ほど吸引により生じる気流の速度の代表値が大きくなる態様でミスト収集部25による吸引を行えば良い。また、変形例1に係る送風部28についても同様に、送風位置B1から記録ヘッド対242Pまでの距離(記録ヘッド対242Pにおけるノズル配置領域243Rまでの距離)が大きい送風範囲ほど、送出空気通過位置B2における空気の速度の代表値が大きくなる態様で送風部28による送風を行えば良い。
2 外部装置
10 給紙部
11 給紙トレー
12 媒体供給部
20 画像記録部
21 搬送ドラム
22 受け渡しユニット
23 加熱部
24 ヘッドユニット
25 ミスト収集部
26 定着部
27 デリバリー部
28 送風部
30 排紙部
31 排紙トレー
40 制御部
41 CPU
42 RAM
43 ROM
44 記憶部
51 搬送駆動部
52 入出力インターフェース
53 バス
241 記録ヘッド駆動部
242 記録ヘッド
242a インク吐出面
242P 記録ヘッド対
243 ノズル
243G ノズル群
251 筐体
251a 共通ミスト吸引口
251b,2511b,2512b 開口部
252 第1の共通ダクト
253 低流速ダクト
254 高流速ダクト
253a,254a ミスト吸引口
255 フィルター
256 第2の共通ダクト
257,2571,2572 吸引ファン
258 仕切り板
259 吸引ファン駆動部
281 送風ダクト
281a 送風口
281b 開口部
282 送風ファン
A1 吸引位置
A2 気流通過位置
B1 送風位置
B2 送出空気通過位置
G 間隙
P 記録媒体
r 端部近傍範囲
R1 第1の範囲
R2 第2の範囲
Claims (9)
- 記録媒体にインクを吐出する複数のノズルが所定のノズル配置領域に設けられたインク吐出部を複数有し、複数の前記ノズル配置領域の各々が第1の方向について異なる位置に配置されたヘッドユニットと、
前記ヘッドユニットに対して前記第1の方向と直交する第2の方向の所定の吸引位置でインクミストを吸引する吸引部と、
を備え、
前記複数のノズル配置領域の各々は、前記ヘッドユニットにおいて前記第2の方向について異なる複数の位置の何れかに配置され、
前記吸引部は、複数の前記ノズル配置領域にそれぞれ対応する前記第1の方向についての複数の吸引範囲の各々において、前記吸引により前記第2の方向について前記吸引位置と前記ヘッドユニットとの間の所定の位置に生じる気流の速度に係る所定の代表値が、前記吸引範囲に対応するノズル配置領域から前記吸引位置までの前記第2の方向についての距離が大きくなるに従って大きくなる態様でインクミストを吸引する
ことを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記代表値は、前記吸引範囲における前記第1の方向についての中央での前記気流の速度であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
- 前記吸引部は、前記複数の吸引範囲における前記代表値の最大値に対する最小値の割合が0.5以上となる態様でインクミストを吸引することを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェット記録装置。
- 前記複数のノズル配置領域の各々は、前記第1の方向についての端部から近傍範囲内である端部近傍範囲において他の一のノズル配置領域と配置範囲が重複し、
前記複数の吸引範囲は、前記配置範囲が重複する2つのノズル配置領域に各々対応する吸引範囲のうち前記吸引位置との距離が小さいノズル配置領域に対応する吸引範囲に前記端部近傍範囲が包含されるように定められる
ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のインクジェット記録装置。 - 記録媒体と前記ヘッドユニットとを相対移動させる移動手段を備え、
前記吸引部は、前記相対移動における前記ヘッドユニットに対する記録媒体の移動方向について前記ヘッドユニットの下流側でインクミストを吸引する
ことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のインクジェット記録装置。 - 前記移動手段は、記録媒体が載置される載置面を移動させることにより当該載置面上に載置された記録媒体と前記ヘッドユニットとを前記相対移動させ、
当該インクジェット記録装置は、前記ヘッドユニットにおいて前記ノズルの開口部が設けられたインク吐出面と前記載置面との間隙に対して、前記移動方向について前記ヘッドユニットの上流側から空気を送出する送風部を備える
ことを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録装置。 - 前記送風部は、前記ヘッドユニットに対して前記第2の方向の所定の送風位置において空気の送出を行い、かつ前記複数のノズル配置領域にそれぞれ対応する前記第1の方向についての複数の送風範囲の各々において、前記第2の方向について前記送風位置と前記ヘッドユニットとの間の所定の位置における前記送出される空気の速度に係る所定の代表値が、前記送風範囲に対応するノズル配置領域から前記送風位置までの前記第2の方向についての距離が大きくなるに従って大きくなる態様で前記空気の送出を行うことを特徴とする請求項6に記載のインクジェット記録装置。
- 前記吸引部は、
複数の吸引口が前記吸引位置に設けられたダクトと、
前記ダクト内を負圧とすることによりインクミスト及び空気を前記複数の吸引口から前記ダクト内に流入させる負圧発生部と、
を有し、
前記複数の吸引口は、前記複数の吸引範囲の各々における開口率が、当該吸引範囲に対応するノズル配置領域から前記吸引位置までの前記第2の方向についての距離が大きくなるに従って大きくなるように設けられている
ことを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載のインクジェット記録装置。 - 前記吸引部は、
吸引口が各々設けられた複数のダクトと、
前記複数のダクトの内部に負圧を発生させることによりインクミスト及び空気を複数の前記吸引口から前記複数のダクト内に流入させる負圧発生部と、
を有し、
前記複数のダクトの各々には、一の前記ノズル配置領域に対応する吸引範囲又は前記吸引位置からの前記第2の方向についての距離が同一である二以上のノズル配置領域の各々に対応する吸引範囲のインクミスト及び空気が流入し、
前記負圧発生部は、前記複数のダクトの各々において、対応するノズル配置領域の前記吸引位置からの前記第2の方向についての距離が大きいダクトほど大きな負圧を内部に発生させる
ことを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載のインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016005124A JP6561851B2 (ja) | 2016-01-14 | 2016-01-14 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016005124A JP6561851B2 (ja) | 2016-01-14 | 2016-01-14 | インクジェット記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017124546A JP2017124546A (ja) | 2017-07-20 |
JP6561851B2 true JP6561851B2 (ja) | 2019-08-21 |
Family
ID=59363629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016005124A Active JP6561851B2 (ja) | 2016-01-14 | 2016-01-14 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6561851B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6930321B2 (ja) * | 2017-09-14 | 2021-09-01 | ブラザー工業株式会社 | 液体吐出装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009090480A (ja) * | 2007-10-04 | 2009-04-30 | Canon Inc | 画像記録装置 |
JP5910022B2 (ja) * | 2011-11-21 | 2016-04-27 | 株式会社リコー | 液滴吐出装置および画像形成装置 |
CN104755270B (zh) * | 2012-10-30 | 2016-11-16 | 惠普发展公司,有限责任合伙企业 | 墨浮质过滤 |
CN105793049A (zh) * | 2013-12-11 | 2016-07-20 | 柯尼卡美能达株式会社 | 喷墨记录装置 |
-
2016
- 2016-01-14 JP JP2016005124A patent/JP6561851B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017124546A (ja) | 2017-07-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20190091990A1 (en) | Tablet printing apparatus | |
JP4785172B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP7230425B2 (ja) | インクミスト補集装置およびインクジェット記録装置 | |
US20060082617A1 (en) | Liquid ejection head, liquid ejection apparatus, and image forming apparatus | |
CN109154473A (zh) | 干燥单元、片剂印刷装置及干燥方法 | |
JP2009220499A (ja) | 液体吐出装置 | |
EP1518683A1 (en) | Droplet discharge head and inkjet recording apparatus | |
US8128187B2 (en) | Recording head, droplet discharge device and droplet discharge method | |
JP2010005856A (ja) | 液体吐出装置及びヘッドメンテナンス装置 | |
JP5646195B2 (ja) | インクジェット記録装置及び断熱処理方法 | |
JP2005104038A (ja) | 吐出ヘッド及び液吐出装置 | |
JP6095455B2 (ja) | 液体吐出装置 | |
JP6214208B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6561851B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP5918986B2 (ja) | インクジェット装置 | |
JP2009285870A (ja) | キャリッジユニット及びインクジェット記録装置 | |
JP6737282B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2016124143A (ja) | インクジェット印刷装置 | |
JP2016120657A (ja) | インクジェット印刷装置 | |
JP2009241443A (ja) | 液滴吐出装置及び画像形成方法 | |
JP2008246785A (ja) | ノズル板及び液体吐出装置 | |
JP2017226095A (ja) | インクミスト収集装置及びインクジェット記録装置 | |
JP2011020339A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP5637733B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2004243708A (ja) | インクジェット式プリント装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180914 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190619 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190625 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190708 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6561851 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |