JP6561709B2 - 画像形成システム、画像形成装置、ジョブ処理方法及びプログラム - Google Patents
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Description
このような技術は、ロケーションフリー印刷と呼ばれ、例えば特許文献1に記載されている。
例えば特許文献2には、受信したデータを転送する転送先を、そのデータの送信元に対応させて設定しておき、送信元として登録されている相手先からデータを受信した場合に、その送信元に対応する転送先への転送制御を行うネットワークファクシミリ装置が開示されている。
しかしながら、受信側の環境においては、1台の受信装置を複数の利用者が共用する場合が多い。このため、一旦受信装置が受信した文書を何らかの手段で受取人まで配送する必要がある。この配送は、用紙を人手で運んで行ってもよいし、例えば特許文献1に記載のようなデータ転送の技術を用いて、受取人の近くにある画像形成装置や、受取人が操作する端末装置に転送して行うことも考えられる。
いずれにせよ、最終的に用紙上に形成された文書が手元に欲しい場合、受信した文書を何らかの画像形成装置を用いて画像形成する必要がある。
上記各画像形成装置に、ユーザを認証する認証手段と、上記情報処理装置に対して、上記認証手段が認証したユーザが実行権限を有する画像形成ジョブの情報を要求するジョブ情報要求手段と、上記ジョブ情報要求手段による要求に応じて上記情報処理装置から送信された情報に基づき画像形成ジョブを上記認証したユーザに提示するジョブ提示手段と、上記認証したユーザが実行権限を有する画像形成ジョブのうち、送信元が上記認証したユーザと異なる画像形成ジョブを、それ以外の画像形成ジョブよりも優先して上記認証したユーザに提示するように、上記ジョブ情報要求手段及び上記ジョブ提示手段を制御する制御手段とを設け、
上記画像形成装置の少なくとも1つが、上記認証したユーザから、上記ジョブ提示手段が提示した画像形成ジョブの実行指示を受け付ける実行指示受付手段と、その実行指示受付手段が実行指示を受け付けた画像形成ジョブを上記情報処理装置から取得して実行するジョブ実行手段とを備え、該画像形成装置の上記ジョブ提示手段は、上記認証したユーザが実行権限を有する画像形成ジョブの中に、送信元が上記認証したユーザと異なる画像形成ジョブがあった場合に、自動的に上記情報処理装置からその画像形成ジョブを取得して実行することにより、その画像形成ジョブを上記認証したユーザに提示し、
上記情報処理装置の上記ジョブ管理手段は、上記ジョブ提示手段による上記自動的な画像形成ジョブの取得により該画像形成ジョブが実行された場合には、その実行に応じた該画像形成ジョブの削除は行わないことを特徴とする。
〔第1実施形態:図1乃至図11〕
図1に、この発明の画像形成システムの第1実施形態の構成を示す。
図1に示す画像形成システム1は、情報処理装置であるサーバ装置100と、3台の画像形成装置200a,200b−1,200b−2とを、ネットワークNを介して通信可能に接続して構成したものである。ネットワークNには端末装置300も接続されるが、この端末装置は画像形成システム1には含まれない。しかし、含まれると考えることもできる。
画像形成装置200は、それぞれサーバ装置100から画像形成ジョブを取得し、その画像形成ジョブに従ってシート材である用紙(材質は紙に限らない)に印刷により画像を形成する機能を備える。この画像形成ジョブは、印刷すべき画像の画像データと、両面、集約、用紙サイズなど、印刷に用いる設定のデータとを含み、実行すべき画像形成の内容を規定するデータである。
このような画像形成装置は、プリンタ、ファクシミリ通信装置、デジタル複合機(MFP)等として構成することができる。
また、画像形成装置200b−1,200b−2(これらのいずれかを個体を特定せずに指す場合には符号「200b」を用いる)は、FAX機能を備えない画像形成装置である。
また、ネットワークNとしては、有線無線を問わず、任意のプロトコルあるいはハードウェアによる通信経路を用いることができる。
図2に示すように、サーバ装置100は、CPU101、ROM102、RAM103、HDD(ハードディスクドライブ)104、通信I/F(インタフェース)105、操作部106、表示部107を備え、これらをシステムバス110により接続した構成としている。
ROM102及びHDD104は、不揮発性記憶媒体(記憶手段)であり、CPU101が実行する各種プログラムや後述する各種データを格納している。
通信I/F105は、ネットワークNを介して画像形成装置200等の他の装置と通信するためのインタフェースである。使用するネットワークNの規格に応じた物を設ければよい。
表示部107は、上記GUIの他、サーバ装置100の動作状態や設定内容、メッセージ等をユーザに提示するための提示手段であり、液晶ディスプレイやランプ等を備える。
なお、サーバ装置100がユーザからの操作を直接受ける必要がない(通信I/F105を介して接続された外部装置により操作を受け付けたり情報の提示を行ったりすればよい)場合には、操作部106や表示部107を設けなくてよい。
なお、端末装置300も、具体的な性能は異なってよいが、図2に示したものと同趣旨のハードウェア構成を有する。
図3に示すように、画像形成装置200aは、CPU201、ROM202、RAM203、HDD204、通信I/F205、操作部206、表示部207、エンジンI/F208、認証情報読取装置211、モデム212、NCU213を備え、これらをシステムバス210により接続した構成としている。また、エンジンI/F208にはエンジン部209が接続される。
エンジンI/F208は、エンジン部209をシステムバス210に接続し、CPU201から制御可能とするためのインタフェースである。また、エンジン部209は、画像データに基づき用紙に画像を形成する画像形成手段等、機械的な動きを含む機能を実現するためのモジュールである。このエンジン部209の構成も、装置毎に異なってよい。
画像形成装置200bのハードウェア構成は、モデム212とNCU213を設けていない点以外、図3に示した画像形成装置200aと同様である。ただし、各構成要素の性能が装置毎に異なってよいことは、上述した通りである。
図5に示すように、サーバ装置100は、ユーザ情報管理部121、ユーザ認証部122、ジョブ受付部123、ジョブ登録部124、配信受付部125、ジョブ送信部126を備える。
以上の情報は、予め画像形成システム1の管理者が設定しておく。登録する情報の格納先は、サーバ装置100の外部の装置に設けてもよい。
なお、図7においては、「実行権限」及び「送信元」の情報が以降に説明するジョブの取り扱いにおいて重要であるためこれらを独立の項目として示したが、他の書誌情報と並列の情報として登録しても構わない。
この登録は、ユーザの指示に従って行うものではないため、ジョブの登録あるいは受け付けに当たって、ユーザを認証する必要はない。ただし、配信受付部125が、予め登録された画像形成装置200からのみジョブの送信を受け付けるようにしてもよい。
なお、ジョブ送信部126も、予め登録された画像形成装置200からのみ送信要求を受け付けるようにしてもよい。
これらのうち認証要求部321は、ユーザから受け付けた認証情報をサーバ装置100のユーザ認証部122に渡し、その認証情報に基づくユーザの認証を要求する機能を備える。また、認証要求部321は、認証が成功した場合に、その旨及び認証されたユーザのユーザ識別情報をジョブ生成部322に渡す機能を備える。
ジョブ登録要求部323は、ジョブ生成部322から渡されたジョブをサーバ装置100のジョブ受付部123に送信し、ジョブ登録部124への登録を行わせる機能を備える。送信元及び実行権限を持たせるユーザを示すユーザ識別情報も、合わせて送信する。
これらのうち、FAX受信部221は、特定の通信回線であるファクシミリ回線を介して外部装置から文書を受信し、その文書自体と、送信元の情報と、受信に用いた回線の情報とを、ジョブ生成部222に渡す機能を備える。なお、送信元の情報は、送信側端末(発信元識別情報、メールアドレス等)から入手したり、通信経路(ナンバーディスプレイ、IPアドレス等)から入手したりすることが考えられる。適宜に1又は複数の任意の取得法を採用すればよい。
また、ジョブ生成部222は、配信先決定部223に、受信した文書の送信元及び受信に用いた回線の情報を渡し、その文書の配信先を決定するよう要求する機能も備える。この配信先が、ジョブの実行権限を持たせるユーザとなる。
以上の各部により、画像形成装置200aは、特定の通信回線を介してジョブを取得した場合に、そのジョブの実行権限を持たせるユーザを決定し、そのジョブと、そのジョブの実行権限を有するユーザを示すユーザ識別情報とをサーバ装置100に送信することができる。上記のFAX受信部221からジョブ送信部224が、第2のジョブ送信手段として機能する。
これらのうち、ユーザ認証部231は、ユーザからの認証情報の入力を受け付け、サーバ装置100のユーザ情報管理部121が管理するユーザの情報を参照して、受け付けた情報に基づく認証処理を行う認証手段の機能を備える。認証情報の入力は、認証情報読取装置211に必要な情報を読み取らせることによる入力であってもよいし、操作部206に対する手動入力であってもよい。また、ユーザ認証部231は、ユーザ情報管理部121に認証情報を渡して認証処理を行わせ、その結果を取得するものであってもよい。
ジョブ送信要求部232は、ユーザ認証部231がユーザを認証した場合に、サーバ装置100のジョブ送信部126に対し、ジョブ登録部124に登録されているジョブのうち、その認証したユーザが実行権限を有するジョブの情報の送信を要求するジョブ情報要求手段の機能を備える。ここで送信を要求する情報は、ジョブの存在をユーザに提示するために必要な、ジョブの書誌情報である。
そして、ジョブ送信要求部232は、その要求に応じて送信されたジョブの書誌情報をジョブ提示部233に渡し、ジョブの存在をユーザに提示させる機能を備える。
次に、ジョブ提示部233は、ジョブ送信要求部232から渡されるジョブの書誌情報に基づき、サーバ装置100に登録されているジョブをユーザに提示するジョブ提示手段の機能を備える。この提示は、例えば表示部207に画面を表示して行うことができる。なお、送信元が認証したユーザと異なるジョブについては、ユーザから見て認証情報の入力直後に、通常のトップ画面を表示する前に提示を行う。
図8に示すジョブ一覧画面410は、送信元が認証したユーザと異なるジョブを提示するための画面であり、一覧表示部411と印刷ボタン412と閉じるボタン413とを備える。
一覧表示部411には、ジョブ送信部126から送信された各ジョブの書誌情報を表示している。
このうち「No.」は、表示中のジョブの通し番号である。「ファイル名」は、印刷を指示された文書のファイル名である。FAX回線で受信した文書については、画像形成装置200aがジョブを生成する際に自動で付ける。図8の例では、「FAX2」あるいは「FAX1」のファイル名がこれに該当する。「送信元」は、図7に示したものと対応するジョブの送信元の情報である。FAX回線による文書の受信に応じて生成されたジョブについては、その旨を表示してもよい。「受領日時」は、ジョブがジョブ登録部124に登録された日時である。さらに、これらに加えて、形成する画像の内容がわかるような、ファイル名や枚数等の情報を表示してもよい。
ユーザは、一覧表示部411において各ジョブと対応する行をタッチすることにより、その行のジョブの選択と非選択をトグルで切り替えることができる。
閉じるボタン413は、ジョブ一覧画面410を閉じて、通常のトップ画面である機能選択画面(図11を用いて後述)に移行するためのボタンである。
ジョブ提示部233は、この機能選択画面においてプリント機能が選択された場合、認証されたユーザが実行権限を持つ全てのジョブについて、同様な画面でジョブの表示及び実行指示の受付を行うことができる。
ジョブ実行部235は、ジョブ送信要求部232から渡されるジョブデータに従ってエンジン部209を制御し、ジョブを実行する機能を備える。
なお、画像形成装置200aも、FAX受信部221乃至ジョブ送信部224に加え、画像形成装置200bと同様なユーザ認証部231乃至ジョブ実行部235を備えていてもよい。
まず図9に、画像形成装置200aのFAX受信部221が文書を受信した場合に画像形成装置200a及びサーバ装置100が実行する動作のシーケンスを示す。図9に示す動作は、画像形成装置200aのCPU201及びサーバ装置100のCPU101が所要のプログラムを実行することにより制御手段として機能して制御手順を実行し、所要のハードウェアやプロセス等を制御して実行するものである。また、サーバ装置100の動作については、対応する機能部を図中に示しているが、画像形成装置200aの動作については、各ステップの動作と対応する機能部を随時説明する。これらは、以降のシーケンス図についても同様である。
画像形成装置200bのユーザ認証部231が、ユーザから認証情報の入力を受け付けると(S121)、画像形成装置200bは図10に示す動作を開始する。そしてまず、ユーザ認証部231の機能により、サーバ装置100のユーザ情報管理部121に入力された認証情報を送信して、登録されているユーザ情報との照合を依頼する(S122)。これを受けたユーザ情報管理部121は、依頼に従って認証情報の照合を行い、認証情報に該当するユーザがいたか否か、及び、必要であればそのユーザが持つ権限を示す権限情報を、照合結果として画像形成装置200bに返す(S123)。
以上のステップS121乃至S125における画像形成装置200bの動作が、認証手順の動作である。
これを受けたジョブ送信部126は、ジョブ登録部124から条件に該当するジョブの情報を取得し(S127)、画像形成装置200bに返す(S128)。該当するジョブがない場合には、その旨を返す。このステップS127及びS128の動作が、ジョブ情報送信手順の動作である。
これを受けたジョブ送信部126は、ジョブ登録部124から要求に係るジョブのジョブデータを取得し(S133)、画像形成装置200bへ返す(S134)。
画像形成装置200bは、この返信を受け取ると、ジョブ実行部235の機能により、受け取ったジョブデータに基づきジョブを実行する(S135)。
なお、サーバ装置100は、実行が完了したジョブのデータを、自動的に削除してもよい。あるいは、そのまま保持しておき、ユーザからの指示に応じて削除してもよい。
また、ステップS129でNoの場合や、ステップS129で提示されたジョブを実行しない指示を受け付けた場合には、以後の処理をスキップしてステップS136に進む。
まず、図10においてステップS121で認証情報の入力を受け付けるための画面は、図11の左上の認証情報入力画面401である。この画面は、ユーザが誰もログインしていない状態で表示される基本画面である。なお、認証情報読取装置211を用いて認証情報を入力する場合、画面が表示されていない状態からでも認証情報を入力可能である。
また、閉じるボタン413が押下された場合、画像形成装置200bは、ジョブ一覧画面410を閉じて機能選択画面420に進む指示を受け付けたと判断し、ステップS136で機能選択画面420を表示する。ステップS129で該当ジョブなし(No)の場合も同様である。
従って、いつ受信するかを受信側で把握することが難しい、ファクシミリ通信や文書配信により文書が送信された場合でも、その文書を受け取るべきユーザが画像形成装置200bを使用しようとした際に、送信された文書の存在をそのユーザに確実に伝えることができる。また、ユーザの指示に従って画像形成出力することもできる。この出力は、ユーザが装置の前にいる状態で行うものであるから、出力された用紙を他人に持ち去られる危険もない。さらに、親展印刷のような特殊な設定を行う必要もなく、操作の負担も少ない。
以上から、画像形成装置200b及びサーバ装置100の機能により、他人から電子通信により送信された文書を、安全かつ手間をかけずに、受取人が用紙上に形成された状態で入手できると言える。
このような問題は、用いる通信手段を問わず、他人から電子通信により送信された文書を、受取人が用紙上に形成された状態で入手しようとする場合には、同様に発生するものであった。
ただし、図5において端末装置300からの文書配信について説明したように、他の通信手段での文書の配信に適用することも、妨げられるものではない。サーバ装置100へのジョブの登録にいずれかの画像形成装置200が関与することも必須ではない。サーバ装置100自身が、ユーザへの通知文書等に係る画像形成ジョブを自動で登録する場合にも適用可能である。
しかし、配信先の特定法はこれに限らない。例えば、文書の1枚目に対してOCR(Optical Character Recognition)処理を行い、宛名が記載されている部分における文字認識結果から、配信先を特定することも考えられる。予め登録されている社名の次の数行から、「様」あるいは「殿」の前に並ぶ文字列を抽出して、予め登録されているユーザの氏名とマッチングする等である。
次に、この発明の画像形成システムの第2実施形態について説明する。
この第2実施形態は、画像形成装置200bが、認証されたユーザが実行権限を有するジョブを、その送信元に関わらずまとめてユーザに提示するようにした点と、実行済みジョブの削除に関する設定を可能にした点と、サーバ装置100にジョブとして登録された文書の受取人を変更できるようにした点と、サーバ装置100に登録されたジョブのプレビューができるようにした点とが第1実施形態と異なる。
しかし、基本的な構成は第1実施形態と同じであるので、上記の相違点に関連する事項のみ説明する。また、第1実施形態と共通の又は対応する構成については、同じ符号を用いる。
図12に示す画像形成システム1は、図5に示した第1実施形態の画像形成システムに加え、サーバ装置100がジョブ管理部127、削除設定部128及びジョブ編集部129を備え、画像形成装置200bが受取人変更指示部236及びジョブ削除指示部237を備えるものである。画像形成装置200a及び端末装置300の機能は図5に示したものと同じである(ただし画像形成装置200aが受取人変更指示部236及びジョブ削除指示部237を備えてもよい)ので、これらの装置については簡略化して示している。以下には、図12に示した各部の機能のうち図5を用いて説明したものと異なる部分を説明する。特に言及がない箇所については、図5を用いて説明した機能を同様である。
ジョブ編集部129は、画像形成装置200bの受取人変更指示部236からの要求に応じて、ジョブ登録部124に登録されているジョブの実行権限を有するユーザを変更する変更手段の機能を備える。ジョブ編集部129は、変更対象のジョブについて現在実行権限を有するユーザの操作に従った要求のみ受け付けるようにするとよい。
なお、どのジョブを優先的に表示すればよいか判断するため、ジョブ送信要求部232は、各ジョブの送信元の情報も、ジョブ送信部126に対して要求し、取得する。
また、ジョブ提示部233は、そのプレビュー画像を表示部207に表示させてユーザに提示する機能も備える。
また、受取人変更指示部236は、操作受付部234から受取人の変更指示を受け取った場合に、その指示に従い、サーバ装置100のジョブ編集部129に対してジョブの実行権限の変更を要求する機能を備える。また、この要求に際し、サーバ装置100のユーザ情報管理部121から、変更先ユーザの候補の情報を取得することができる。
また、ジョブ削除指示部237は、操作受付部234からジョブの削除指示を受け取った場合に、その指示に従い、サーバ装置100のジョブ管理部127に対してジョブの削除を要求する機能を備える。
まず、画像形成装置200aのFAX受信部221が文書を受信した場合の動作については、図9に示したものと同じである。
次に、図13に、画像形成装置200bのユーザ認証部231がユーザから認証情報の入力を受け付けた場合の、図10と対応する動作のシーケンスを示す。
画像形成装置200bは、この返信を受け取ると、条件に該当するジョブ(ログイン中のユーザが実行権限を有するジョブ)の情報を、ジョブ提示部233の機能により、ユーザに提示する(S144)。
図14に示すジョブ一覧画面410′は、表示部207に表示させる画面であり、図8に示したジョブ一覧画面410と同様に、一覧表示部411に、ジョブ送信部126から情報が送信された各ジョブの情報を表示する。
ただし、一覧表示部411には、図8に示した項目に加え、「配信」を設け、該当のジョブが、ファクシミリ通信による受信文書等、現在画像形成装置200bにログイン中のユーザ(ユーザ認証部231により認証されたユーザ)以外から配信されたものであるか否かを表示するようにしている。この項目に「○」が記載されているジョブが、配信に係るジョブである。また、配信に係るジョブは、それ以外のジョブよりも上側の、ユーザが先に見る位置に配置して、優先的に提示する。
また、配信に係るジョブがある場合、ジョブ提示部233は、ジョブ一覧画面410′の上部にその旨を示すメッセージ417を表示してその旨をユーザに提示する。
このジョブ一覧画面410′において、ユーザは、配信に係るジョブとそれ以外のジョブとを特に区別することなく、一覧表示部411において各ジョブと対応する行をタッチすることにより、その行のジョブの選択と非選択をトグルで切り替えることができる。
このうちプレビューボタン414は、一覧表示部411において選択されているジョブについてプレビューの表示指示を受け付けるためのボタンである。
転送ボタン415は、一覧表示部411において選択されているジョブに係る文書の受取人変更指示を受け付けるためのボタンである。
削除ボタン416は、一覧表示部411において選択されているジョブの削除指示を受け付けるためのボタンである。
まず図15に、画像形成装置200bがプレビューボタン414によるプレビュー表示指示を検出した場合の動作を示す。このプレビュー表示指示は、プレビューを参照したいジョブを特定してなされるものである。
これを受けたジョブ送信部126は、ジョブ登録部124に登録されているジョブデータに基づき、要求されたプレビュー画像のデータを生成し(S153)、画像形成装置200bに返す(S154)。
画像形成装置200bは、この返信を受け取ると、ジョブ送信要求部232及びジョブ提示部233の機能により、受け取ったデータに基づきプレビュー画像を表示部207にポップアップ表示させる(S155)。
このプレビュー画面430は、プレビュー画像表示部431、印刷ボタン412、転送ボタン415、削除ボタン416、閉じるボタン432を備える。
このうちプレビュー画像表示部431は、ステップS154で取得したデータに基づきプレビュー画像を表示するための領域である。
印刷ボタン412、転送ボタン415及び削除ボタン416は、ジョブ一覧画面410′の同名のボタンと同じ機能である。ただし、プレビューを表示中のジョブが選択されているとして各ボタンに係る指示を受け付ける。
閉じるボタン432は、プレビュー画面を閉じてジョブ一覧画面410′に戻る指示を受け付けるためのボタンである。
画像形成装置200bは、ログイン中のユーザからの受取人変更指示を検出すると(S161)、受取人変更指示部236の機能により、サーバ装置100のユーザ情報管理部121に対し、変更先の受取人候補の情報を要求する(S162)。
図18に示す受取人選択画面440は、ファイル名表示部441、候補表示部442、前候補ボタン443、次候補ボタン444、転送実行ボタン445、キャンセルボタン446を備える。
候補表示部442は、ステップS163で受信した情報に基づき変更後の受取人の候補を表示する領域である。図18の例では、ユーザ名と所属を表示しているが、それ以外の項目の情報を表示してもよい。候補表示部442において各ユーザと対応する行をタッチすることにより、その行のユーザの選択と非選択をトグルで切り替えることができる。
転送実行ボタン445は、現在選択されている受取人を、変更後の受取人として確定させる指示を受け付けるためのボタンである。
キャンセルボタン446は、受取人の変更を中止してジョブ一覧画面410′に戻る指示を受け付けるためのボタンである。
このとき、受取人の変更に伴いログイン中のユーザが実行権限を失ったジョブがあることが考えられるので、完了応答の内容に応じて、あるいは再度図13のステップS141の問い合わせを行って、ジョブ一覧画面410′の表示を更新するとよい。
そして、ジョブの実行が完了すると、画像形成装置200bは、ジョブ実行部235の機能により、サーバ装置100のジョブ管理部127に対し、ジョブの実行が完了した旨を、実行したユーザ(ログイン中のユーザ)の識別情報と共に通知する(S176)。
以上で、図19の動作を終了する。
このことにより、一旦実行したジョブが同じユーザに何度も提示されてしまうことを防止できる。なお、実行権限を有するユーザが一人のみであることがわかっていれば、ステップS178の時点でジョブ自体の登録を削除してしまっても差し支えない。
また、削除設定部128が行う設定により、上記の削除の有効と無効を切り替えることができる。一旦印刷して内容を確認した後で他のユーザへの配信を設定したい場合など、自動的に削除が行われると不都合な場合には、削除を無効に設定するとよい。
画像形成装置200bは、ログイン中のユーザからのジョブ削除指示を検出すると(S191)、ジョブ削除指示部237の機能により、サーバ装置100のジョブ管理部127に対し、指定されたジョブについてのログイン中のユーザの実行権限の削除を要求する(S192)。この要求には、ログイン中のユーザのユーザ識別情報を添付するとよい。
ジョブ管理部127は、以上の後、削除結果を画像形成装置200bに返し(S196)、図20の動作を終了する。
そこで、ログイン中のユーザ自身の実行権限だけでなく、ジョブそのものの削除を指示できるようにしてもよい。明らかに不要な文書については、他のユーザに提示する必要もないためである。
この削除確認画面460には、削除対象として選択されたジョブの情報が表示される。ユーザは、はいボタン461を押下することにより、削除の実行を指示することができる。いいえボタン462を押下することにより、削除を中止してジョブ一覧画面410′に戻ることを指示できる。
次に、この発明の画像形成システムの第3実施形態について説明する。
この第3実施形態は、画像形成システム1が、ディスプレイ等の画面表示が可能な表示器を備えない画像形成装置200c−1,200c−2(これらのいずれかを個体を特定せずに指す場合には符号「200c」を用いる)を備える点が第1実施形態と異なる。そして、この画像形成装置200cがユーザから認証情報を受け付けた場合の動作が第1実施形態と異なる。
しかし、基本的な構成は第1実施形態と同じであるので、上記の相違点に関連する事項のみ説明する。また、第1実施形態と共通の又は対応する構成については、同じ符号を用いる。
この画像形成システム1は、第1実施形態の構成に加え、上述のように画面表示が可能な表示器を備えない画像形成装置200c−1,200c−2を、ネットワークNに接続して備えるものである。
この画像形成装置200cは、図4に示した画像形成装置200bと比べ、操作部206及び表示部207に代えて簡易UI(ユーザインタフェース)214を備える点が異なる。その他の点では画像形成装置200bと同様である。
簡易UI214は、装置の動作状態を表示するためのいくつかのランプと、ユーザから簡単な操作を受け付けるためのいくつかのボタンとを備えるUIである。これらの他、1〜数行程度の文字表示が可能なディスプレイを含んでいてもよい。
図24の動作において、ステップS121乃至S129は、図10と同じである。すなわち、画像形成装置200cは、受け付けた認証情報に基づきユーザを認証してログインさせると、そのユーザが実行権限を有し、送信元がそのユーザと異なるジョブの情報をサーバ装置100から取得する。
画像形成装置200cは、この返信を受け取ると、ジョブ実行部235の機能により、受け取ったジョブデータに基づきジョブを実行する(S204)。
この配信先変更の操作は、端末装置300等からサーバ装置100にアクセスして実行できるようにするとよい。
図26に、この発明の画像形成システムの第4実施形態の構成を示す。
図26に示す画像形成システム2は、情報処理装置であるサーバ装置100と、画像形成装置200a,200b−1〜nとを、ネットワークNを介して通信可能に接続して構成したものである。ネットワークNには端末装置300及び入退情報取得装置600−1〜mも接続されるが、これらの装置は画像形成システム2には含まれない。しかし、含まれると考えることもできる。
また、これらのうち、サーバ装置100、画像形成装置200a,200b−1〜n、および端末装置300は、ハードウェアとしては第1実施形態で説明したものと同様である。そこで、第1実施形態と同じ符号を用いる。
この入退情報取得装置600は、例えば特定のエリアの出入り口付近に設けるカードリーダとして構成することができる。この場合、ユーザは、特定のエリアに出入りする際に入退情報取得装置600に対して自身の識別情報が登録されたIC(Integrated Circuit)カードをかざし、入退情報取得装置600がそのICカードから識別情報を読み取って、該識別情報と対応するユーザが特定のエリアに入った又は特定のエリアから出たことを認識できる。そして、入退情報取得装置600は、その認識した情報をネットワークNを介してサーバ装置100へ送信する。
また、ネットワークNとしては、有線無線を問わず、任意のプロトコルあるいはハードウェアによる通信経路を用いることができる。
図27に示すように、入退情報取得装置600は、CPU401、ROM402、RAM403、識別情報読取装置404、通信I/F405、簡易UI(User Interface)406を備え、これらをシステムバス407により接続した構成としている。
識別情報読取装置404は、ユーザから入力あるいは提示されるユーザの識別情報を読み取る機能を備える。上述したように、読み取る識別情報やその読み取りの方式には種々のものが考えられるが、ここでは、近づけられたICカードから非接触でユーザIDを読み取るカードリーダであるとする。
図28に示すように、サーバ装置100は、ユーザ情報管理部1121、ユーザ認証部1122、ジョブ受付部1123、ジョブ管理部1124、配信受付部1125、ジョブ送信部1126、所在管理部1127を備える。
以上の情報は、予め画像形成システム2の管理者が設定しておく。登録する情報の格納先は、サーバ装置100の外部の装置に設けてもよい。
この実施形態では、この情報は、図29に示す自動印刷設定テーブルに記憶される。この自動印刷テーブルの内容も、予め画像形成システム2の管理者が設定しておくが、個々のユーザが本人の情報を変更できるようにしてもよい。また、登録する情報の格納先は、サーバ装置100の外部の装置に設けてもよい。
「所在特定時の動作」は、該当のユーザが実行権限を有するジョブが新たに登録された時にユーザの所在が特定の第1エリア内であると特定された場合にサーバ装置100が実行する動作である。所在エリアの特定及び第1エリアの範囲については、図31乃至図33を用いて後述する。この項目の値を設定するとき、ユーザ情報管理部1121は第1動作設定手段として機能する。また、「所在特定時の動作」としては、「(A)蓄積のみ」、「(B)印刷準備」、「(C)自動印刷」、および「(D)限定自動印刷」が設定可能である。
「(B)印刷準備」は、該当ユーザの所在位置と対応する画像形成装置200に対して自動的にジョブを実行するために必要なジョブデータ及びジョブの存在をユーザに提示するために必要なジョブの書誌情報を送信し、その画像形成装置200においてただちにそのジョブをユーザに提示すると共に実行可能な状態とすべきことを示す。エリアと画像形成装置200との対応関係は、図31の機器配置テーブルにより規定される。
「(D)限定自動印刷」は、該当ユーザが上記第1エリア内で予め定めた第2エリア内であると特定された場合に「(C)自動印刷」を実行し、それ以外の場合に「(B)印刷準備」を実行すべきことを示す。
「(F)保留」は、ジョブを保留状態で登録しておき、該当ユーザの所在位置と対応する画像形成装置200が特定された、すなわち該当ユーザがいずれかの画像形成装置200と対応づけられたエリアに入ったことを検出したときに、「所在特定時の動作」として設定されている動作を実行すべきことを示す。
また、ジョブ管理部1124は、配信受付部1125からの要求に応じてジョブを登録する場合、そのジョブの送信元及び受信に用いた回線の情報を配信受付部1125から取得し、それらの情報をユーザ情報管理部1121に渡して、受取人の推定を要求する。
図30に示すジョブデータが、ジョブの実行に必要な、印刷すべき画像及び印刷に用いる設定のデータである。また、ジョブの登録日時、印刷枚数等の書誌情報もここに含まれる。「実行権限」の項目は、ジョブの実行権限を有するユーザを登録する項目である。「送信元」の項目は、ジョブの送信元を登録する項目である。「送信元」については、上述したユーザ識別情報の他、後述のように、ジョブに係る文書の取得に用いた通信回線や、その文書の送信元の名称等を登録することも考えられる。
なお、図30においては、「実行権限」及び「送信元」の情報が以降に説明するジョブの取り扱いにおいて重要であるためこれらを独立の項目として示したが、他の書誌情報と並列の情報として登録しても構わない。
ジョブ管理部1124は、自身が行うジョブの送信や、ジョブ送信部1126から通知されるジョブの実行状況等に従い、「現在の状態」の情報を随時更新する機能を備える。
なお、配信受付部1125が要求する登録は、ユーザの指示に従って行うものではないため、配信受付部1125は、ジョブの登録あるいは受け付けに当たって、ユーザを認証する必要はない。ただし、配信受付部1125が、予め登録された画像形成装置200からのみジョブの送信を受け付けるようにしてもよい。
所在管理部1127は、入退情報取得装置600の入退情報送信部1623から送信される入退情報に基づき、ユーザの現在の所在を管理する機能を備える。この管理は、例えば、図31に示す機器配置テーブルと、図32に示すユーザ所在テーブルを用いて行うことができる。
「入退情報取得装置」は、該当のエリアへの入退を示す入退情報を取得する入退情報取得装置600の識別情報(アドレスでもよい)を示す。1つのエリアに対して複数の入退情報取得装置600が設定されていてもよい。出入り口が複数ある場合等である。また、エリアへ入った旨の情報を取得する入退情報取得装置600と、エリアから出た旨の情報を取得する入退情報取得装置600とを別々に設定できるようにしてもよい。
また、対応する画像形成装置200がないエリアがあってもよい。どのエリアとも対応しない画像形成装置200があってもよい(このような装置は機器配置テーブルには登録されない)。
「所在位置」は、ユーザの現在の所在位置を示す情報である。所在管理部1127は、入退情報送信部1623からあるユーザの入退情報が送信された場合に、そのユーザについての「所在位置」の情報を更新する。しかし、この更新内容は、機器配置テーブルに示された、送信元の入退情報取得装置の所在エリアと、1対1対応とは限らない。
この実施形態においては、図31に示すように、会社の敷地の正門と、敷地内の社屋の1Fから4Fの各フロアの居室出入り口に、入退情報取得装置600が配置されている。そして、所在管理部1127は、社外におり「不在」の状態のユーザが正門を入ったことを検出すると、所在位置を「社内」に変更する。この「社内」は、会社の敷地内にいるが、フロア単位での所在は不明(居室外にいる)、ということを意味する。
なお、この実施形態では、会社の敷地内を上述の第1エリアとしており、所在位置が「社内」あるいは1Fから4Fのいずれかである場合に、ユーザの所在位置が第1エリア内であると特定できる。図31の機器配置テーブルと、図33に示した所在位置の変更規則、第1エリアの範囲の情報は、サーバ装置100の管理者が予めサーバ装置100に設定しておく。
これらのうち認証要求部1321は、ユーザから受け付けた認証情報をサーバ装置100のユーザ認証部1122に渡し、その認証情報に基づくユーザの認証を要求する機能を備える。また、認証要求部1321は、認証が成功した場合に、その旨及び認証されたユーザのユーザ識別情報をジョブ生成部1322に渡す機能を備える。
ジョブ登録要求部1323は、ジョブ生成部1322から渡されたジョブをサーバ装置100のジョブ受付部1123に送信し、ジョブ管理部1124への登録を行わせる機能を備える。送信元及び実行権限を持たせるユーザを示すユーザ識別情報も、合わせて送信する。
これらのうち、FAX受信部1221は、特定の通信回線であるファクシミリ回線を介して外部装置から文書を受信し、その文書自体と、送信元の情報と、受信に用いた回線の情報とを、ジョブ生成部1222に渡す機能を備える。なお、送信元の情報は、送信側端末(発信元識別情報、メールアドレス等)から入手したり、通信経路(ナンバーディスプレイ、IPアドレス等)から入手したりすることが考えられる。適宜に1又は複数の任意の取得法を採用すればよい。
以上の各部により、画像形成装置200aは、特定の通信回線を介してジョブを取得した場合に、そのジョブと、受取人の推定に必要な情報とをサーバ装置100に送信することができる。上記のFAX受信部1221からジョブ送信部1223が、第2のジョブ送信手段として機能する。
これらのうち、ユーザ認証部1231は、ユーザからの認証情報の入力を受け付け、サーバ装置100のユーザ情報管理部1121が管理するユーザの情報を参照して、受け付けた情報に基づく認証処理を行う認証手段の機能を備える。認証情報の入力は、認証情報読取装置211に必要な情報を読み取らせることによる入力であってもよいし、操作部206に対する手動入力であってもよい。また、ユーザ認証部1231は、ユーザ情報管理部1121に認証情報を渡して認証処理を行わせ、その結果を取得するものであってもよい。
ジョブ管理部1232は、ジョブ送信部1126を介してジョブ管理部1124から送信されたジョブデータ及びジョブの書誌情報を保持する保持手段の機能を備える。また、ジョブ管理部1124から送信されるジョブの実行指示に従い、保持しているジョブデータに基づきそのジョブを実行する実行手段の機能も備える。
図34に示すジョブ一覧画面1510は、ジョブ管理部1232がジョブデータを保持しているジョブ及び送信元が認証したユーザと異なるジョブを提示するための画面であり、一覧表示部1511と印刷ボタン1512と閉じるボタン1513とを備える。
一覧表示部1511には、ジョブ送信部1126から送信された各ジョブの書誌情報を表示している。
さらに、これらに加えて、形成する画像の内容がわかるような、ファイル名や枚数等の情報を表示してもよい。また、蓄積済のジョブは、ただちに実行可能であることから、その他のジョブより強調したり上段に配置したりして優先的に表示するようにしてもよい。
印刷ボタン1512は、選択されているジョブの実行を指示するためのボタンである。
閉じるボタン1513は、ジョブ一覧画面1510を閉じて、通常のトップ画面である機能選択画面(図42を用いて後述)に移行するためのボタンである。
ジョブ提示部1233は、この機能選択画面においてプリント機能が選択された場合、認証されたユーザが実行権限を持つ全てのジョブについて、同様な画面でジョブの表示及び実行指示の受付を行うことができる。
ジョブ実行部1235は、ジョブ管理部1232から渡されるジョブデータに従ってエンジン部209を制御し、ジョブを実行する機能を備える。
省エネ制御部1236は、画像形成装置200bを、不要な部分への通電をカットし最低限の消費電力で動作する省エネルギモードと、通常の動作を行う通常モードのどちらで動作させるかを管理し、各モードに従った通電制御を行う機能を備える。
なお、画像形成装置200aも、FAX受信部1221乃至ジョブ送信部1223に加え、画像形成装置200bと同様なユーザ認証部1231乃至省エネ制御部1236を備えていてもよい。
これらのうちユーザ情報受付部1621は、ユーザから、ユーザを識別するための識別情報の入力を受け付ける機能を備える。既に説明したように、識別情報の種類や入力の受け付け方法は任意である。
入退情報送信部1623は、入退情報生成部1622が生成した入退情報を、予め設定された送信先であるサーバ装置100へ送信する機能を備える。サーバ装置100側では、所在管理部1127がこの入退情報を受け取る。
以上が、画像形成システム2を構成する各装置の機能構成である。
まず図35に、画像形成装置200aのFAX受信部1221が文書を受信した場合に画像形成装置200a及びサーバ装置100が実行する動作のシーケンスを示す。
図35に示す動作は、画像形成装置200aのCPU201及びサーバ装置100のCPU101が所要のプログラムを実行することにより、所要のハードウェアやプロセス等を制御して実行するものである。また、サーバ装置100の動作については、対応する機能部を一部図中に示しているが、画像形成装置200aの動作については、各ステップの動作と対応する機能部を随時説明する。これらは、以降のシーケンス図についても同様である。
サーバ装置100側では、配信受付部1125がこの要求を受け付けてジョブ管理部1124へ伝える。ジョブ管理部1124は、ジョブの登録要求を受けると、その要求に含まれる送信元情報及び回線種別をユーザ情報管理部1121に渡し、受取人の推定を要求する(S1105)。ユーザ情報管理部1121は、この要求を受けると、送信元情報及び回線種別をキーに図6の配信先テーブルを検索し、受取人のユーザを特定して(S1106)、ジョブ管理部1124に通知する(S1107)。
その後、ジョブ管理部1124は、各受取人について、ステップS1109で取得した所在に基づき、ユーザ情報管理部1121から、その所在と対応する自動印刷設定の情報を取得する(S1110)。この情報は、図29の自動印刷設定テーブルに登録されている情報である。
そして、ジョブ管理部1124は、各受取人について、ステップS1109で取得した所在位置及びステップS1110で取得した自動印刷設定の情報に従った動作を実行する(S1111)。この動作の具体的内容については、図36乃至図37に場合分けして示している。
まず、図36の上段に、ユーザの所在が特定されており、かつ「(B)印刷準備」が設定されている場合の動作を示す。
この場合、ジョブ管理部1124は、図36の上段に示す動作を行う。すなわち、図35のステップS1109で取得した情報によりユーザの所在位置と対応する画像形成装置200を特定する(S1121)。そして、その特定した画像形成装置200に対し、図35のステップS1108で登録したジョブ(より具体的にはジョブデータ及びジョブの書誌情報)及びその印刷準備指示を送信する(S1122)。この送信は、ジョブ送信部1126を介して行う。
次に、ジョブ管理部1232の機能により、受信したジョブを所定の記憶手段に保存して保持する(S1124)。このことにより、ユーザがジョブの実行を指示した場合に、サーバ装置100からのデータ取得時間をかけず、すぐにジョブを実行することができる。なお、ステップS1123の動作は移行手段の機能と対応するものであり、ステップS1124の動作は保持手段の機能と対応するものである。
以上の動作により、サーバ装置100は、受信した文書の受取人であるユーザの所在位置と対応する画像形成装置200が、該ユーザの指示に応じて速やかに、該ユーザが受け取るべき文書を出力できる状態とすることができる。また、ユーザの指示があるまで文書を出力しないため、高いセキュリティを保つことができる。なお、ユーザは、画像形成装置200を操作するとすれば現在の所在位置と対応する画像形成装置200を操作する可能性が高いと考えられる。このため、他の画像形成装置200にはジョブを送信しなくても、文書を速やかに出力できるようにする、という効果は十分に得られると考えられる。
この場合、ジョブ管理部1124は、上段のステップS1121及びS1122の場合と同様に、ユーザの所在位置と対応する画像形成装置200を特定して(S1131)、その特定した画像形成装置200に対しジョブを送信する(S1132)。ただし、ジョブと共に送信するのは印刷実行指示である。
この場合、ジョブ管理部1124は、図36のステップS1121の場合と同様にユーザの所在位置と対応する画像形成装置200を特定する(S1151)。そして、現在処理中のユーザについての「所在特定時の限定自動印刷先」の設定に基づき、ステップS1151で特定した画像形成装置200が、自動印刷の対象となっているか否か判断する(S1152)。そして、対象となっている場合、ジョブ管理部1124は、今回登録したジョブについて、図36のステップS1132乃至S1136の場合と同様に自動印刷を実行する(S1153)。対象となっていない場合、ジョブ管理部1124は、図36のステップS1122乃至S1124の場合と同様な印刷準備を実行する(S1154)。
なお、「(C)自動印刷」の設定は、「(D)限定自動印刷」において、第1エリアのうち対応する画像形成装置が存在するエリア全体を第2エリアとして設定することを意味する設定であると言える。
これらの場合、ジョブ管理部1124が図35のステップS1111で実行すべき動作はない(S1161)。すなわち、ステップS1108の登録で必要な動作は全て完了している。そして、登録したジョブは、その後、図41の処理等により画像形成装置200からの要求があった場合に、それに応じて画像形成装置200に送信して実行させることになる。
この場合、ジョブ管理部1124は、図35のステップS1108で登録したジョブの状態を「保留」に変更する(S1171)。この「保留」は、後でユーザの所在が特定された場合に、該当のジョブについて「所在特定時の動作」の設定に従った動作を行うべきことを示す。
サーバ装置100の所在管理部1127は、入退情報を受信すると(S1201)、その入退情報がユーザの所在位置の変化を示すものであるか否か判断する(S1202)。この判断は、例えば図33を用いて説明した規則に従い行うことができる。この判断がNoであれば、今回の入退情報受信に応じた動作はここで終了する。一方、Yesであれば、所在管理部127は、図32のユーザ所在テーブルにおけるユーザの所在位置を、受信した入退情報に従って更新する(S1203)と共に、その更新の内容をジョブ管理部1124に通知する(S1204)。この通知は、所在位置が更新されたユーザのユーザ名と、その更新による変化前後の所在位置の情報を含む。なお、所在位置は、具体的なエリアの他、「不明」や「不在」である場合もある。
以上の動作により、ユーザの所在位置が特定されたことに応じて、保留していたジョブに対し、ジョブの蓄積時に所在位置が特定されていた場合と同様な取り扱いをして、ユーザが文書を入手しやすい状態とすることができる。
これが保存ありの応答であれば(S1224のYes)、ジョブ管理部1124は、画像形成装置200aに対し、該当のジョブを削除するよう要求する(S1225)。画像形成装置200aのジョブ管理部1232は、保存中の該当ジョブをこの要求に応じて削除し(S1226)、その結果を応答する(S1227)。ステップS1224のNoの場合には、ステップS1225乃至S1227の動作は行わない。
なお、ジョブ管理部1124が、ステップS1227の後、あるいはステップS1224でNoの場合に、図38のステップS1207及びS1208と同様に、変化後の所在に応じた自動印刷設定に従った動作を行うようにしてもよい。
以上の動作において、以上のステップS1251乃至S1254における画像形成装置200bの動作が、認証手段の機能と対応する。
図41の動作において、画像形成装置200bはまず、ジョブ管理部1232の機能により、ログイン中の(図40のステップS1255でログインさせた)ユーザが実行権限を有するジョブを保持しているか否か判断する(S1271)。そして、該当のジョブがあれば、そのジョブのジョブデータに従い、ジョブ実行部1235の機能によって該当のジョブを実行する(S1272)。その後、該当ジョブのジョブデータを削除する(S1273)。
これを受けたジョブ送信部1126は、ジョブ管理部1124から要求に係るジョブのジョブデータを取得し(S1281)、画像形成装置200bへ返す(S1282)。
画像形成装置200bは、この返信を受け取ると、ジョブ実行部1235の機能により、受け取ったジョブデータに基づきジョブを実行する(S1283)。
なお、サーバ装置100は、実行が完了したジョブのデータを、自動的に削除してもよい。あるいは、そのまま保持しておき、ユーザからの指示に応じて削除してもよい。
また、ステップS1277でNoの場合や、ステップS1278で提示されたジョブを実行しない指示を受け付けた場合には、以後の処理をスキップしてステップS1284に進む。
まず、図40においてステップS1251で認証情報の入力を受け付けるための画面は、図42の左上の認証情報入力画面1501である。この画面は、ユーザが誰もログインしていない状態で表示される基本画面である。なお、認証情報読取装置211を用いて認証情報を入力する場合、画面が表示されていない状態からでも認証情報を入力可能である。
一方、画像形成装置200bがステップS1254で認証成功(Yes)と判断した場合に表示する画面が認証成功画面1502である。この画面は、認証成功をユーザに通知するための画面であり、画像形成装置200bは、この画面を表示した状態で図41のステップS1271乃至S1277の動作を行う。なお、ステップS1271でYesの場合には、該当のジョブに係る印刷物を自動的に出力する。
また、閉じるボタン1513が押下された場合、画像形成装置200bは、ジョブ一覧画面1510を閉じて機能選択画面1520に進む指示を受け付けたと判断し、ステップS1284で機能選択画面1520を表示する。ステップS1277で該当ジョブなし(No)の場合も同様である。
また、画像形成装置200bが、ログインしたユーザが実行権限を有し、かつ送信元がログインしたユーザと異なるジョブを、ジョブ一覧画面1510により、それ以外のジョブよりも優先してユーザに提示することができる。
しかし、配信先の特定法はこれに限らない。例えば、文書の1枚目に対してOCR(Optical Character Recognition)処理を行い、宛名が記載されている部分における文字認識結果から、配信先を特定することも考えられる。予め登録されている社名の次の数行から、「様」あるいは「殿」の前に並ぶ文字列を抽出して、予め登録されているユーザの氏名とマッチングする等である。
次に、この発明の画像形成システムの第5実施形態について説明する。
この第5実施形態は、画像形成装置200bが、認証されたユーザが実行権限を有するジョブを、その送信元に関わらずまとめてユーザに提示するようにした点と、保持しているジョブを、ユーザのログインに応じて自動的に実行するのではなく、ユーザの実行指示に応じて実行するようにした点と、実行済みジョブの削除に関する設定を可能にした点と、サーバ装置100にジョブとして登録された文書の受取人を変更できるようにした点と、サーバ装置100に登録されたジョブのプレビューができるようにした点とが第4実施形態と異なる。
しかし、基本的な構成は第4実施形態と同じであるので、上記の相違点に関連する事項のみ説明する。また、第4実施形態と共通の又は対応する構成については、同じ符号を用いる。
図43に示す画像形成システム2は、図28に示した第4実施形態の画像形成システムに加え、サーバ装置100がジョブ編集部1129及び削除設定部1130を備え、画像形成装置200bが受取人変更指示部1237及びジョブ削除指示部1238を備えるものである。画像形成装置200aの機能は図28に示したものと同じである(ただし画像形成装置200aが受取人変更指示部1237及びジョブ削除指示部1238を備えてもよい)ので、画像形成装置200a及び画像形成装置200aからの要求を処理する配信受付部1125については簡略化して示している。以下には、図43に示した各部の機能のうち図28を用いて説明したものと異なる部分を説明する。特に言及がない箇所については、図28を用いて説明した機能を同様である。
削除設定部1130は、ジョブ管理部1124が、ジョブ実行完了時にジョブ自体あるいはユーザの実行権限の削除を行うか否かを設定し、ジョブ管理部1124による削除の有効と無効を切り替える機能を備える。この設定は、管理者権限を持つユーザが端末装置300からサーバ装置100にアクセスして行うことができる。
また、ジョブ管理部1232は、既にサーバ装置100から送信され、ジョブ管理部1232が保持しているジョブについても、書誌情報をジョブ提示部1233に渡し、ジョブの存在をユーザに提示させる。保持しているジョブは、ただちに実行可能であることから、送信元が認証したユーザと異なるジョブよりもさらに優先して表示させるとよい。なお、ジョブ管理部1232は、第4実施形態の場合のように、ログインさせたユーザが実行権限を有するジョブを保持している場合にユーザの指示を待たずに自動的に実行することはない。
また、ジョブ提示部1233は、そのプレビュー画像を表示部207に表示させてユーザに提示する機能も備える。
また、受取人変更指示部1237は、操作受付部1234から受取人の変更指示を受け取った場合に、その指示に従い、サーバ装置100のジョブ編集部1129に対してジョブの実行権限の変更を要求する機能を備える。また、この要求に際し、サーバ装置100のユーザ情報管理部1121から、変更先ユーザの候補の情報を取得することができる。
また、ジョブ削除指示部1238は、操作受付部1234からジョブの削除指示を受け取った場合に、その指示に従い、サーバ装置100のジョブ編集部1129に対してジョブの削除を要求する機能を備える。
まず、画像形成装置200aのFAX受信部1221が文書を受信した場合の動作については、図35乃至図37に示したものと同じである。サーバ装置100の所在管理部1127が入退情報取得装置600の入退情報送信部1623から送信される入退情報を受信した場合の動作も、図38及び図39に示したものと同じである。
図44の動作において、画像形成装置200bはまず、ジョブ管理部1232の機能により、ログイン中の(図40のステップS1255でログインさせた)ユーザが実行権限を有するジョブを保持していれば、その情報を取得する(S1301)。
画像形成装置200bは、この返信を受け取ると、ステップS1301及びS1304で取得したジョブの情報(又は該当ジョブがない旨)を、ジョブ提示部1233の機能により、ユーザに提示する(S1305)。
図45に示すジョブ一覧画面1510′は、表示部207に表示させる画面であり、図34に示したジョブ一覧画面1510と同様に、一覧表示部1511に、図44のステップS1301及びS1304で取得した各ジョブの情報を表示する。
ただし、一覧表示部1511には、図34に示した項目に加え、「配信」を設け、該当のジョブが、ファクシミリ通信による受信文書等、現在画像形成装置200bにログイン中のユーザ(ユーザ認証部1231により認証されたユーザ)以外から配信されたものであるか否かを表示するようにしている。この項目に「○」が記載されているジョブが、配信に係るジョブである。また、配信に係るジョブは、それ以外のジョブよりも上側の、ユーザが先に見る位置に配置して、優先的に提示する。
また、配信に係るジョブがある場合、ジョブ提示部1233は、ジョブ一覧画面1510′の上部にその旨を示すメッセージ1517を表示してその旨をユーザに提示する。
さらに、一覧表示部1511には、「待機」の項目も設け、該当のジョブが、既に画像形成装置200bに保持されており、改めてサーバ装置100からジョブデータを取得することなく実行可能な状態となっているものであるか否かを表示するようにしている。この項目に「○」が記載されているジョブが、既に保持されているジョブである。また、既に保持されているジョブは、それ以外のジョブよりも上側の、ユーザが先に見る位置に配置して、優先的に提示する。
また、ジョブ一覧画面1510′は、図34に示したものと同趣旨の印刷ボタン1512、閉じるボタン1513の他、プレビューボタン1514、転送ボタン1515、削除ボタン1516を設けている。
転送ボタン1515は、一覧表示部1511において選択されているジョブに係る文書の受取人変更指示を受け付けるためのボタンである。
削除ボタン1516は、一覧表示部1511において選択されているジョブの削除指示を受け付けるためのボタンである。
まず図46に、画像形成装置200bがプレビューボタン1514によるプレビュー表示指示を検出した場合の動作を示す。このプレビュー表示指示は、プレビューを参照したいジョブを特定してなされるものである。
そして、これがNoの場合、画像形成装置200bは、ジョブ管理部1232の機能により、サーバ装置100のジョブ送信部1126に対し、プレビュー対象のジョブについて、プレビュー画像の取得を要求する(S1313)。
これを受けたジョブ送信部1126は、ジョブ管理部1124により登録されているジョブデータに基づき、要求されたプレビュー画像のデータを生成し(S1314)、画像形成装置200bに返す(S1315)。
そして、画像形成装置200bは、ジョブ管理部1232及びジョブ提示部1233の機能により、ステップS1315又はS1316で取得したデータに基づきプレビュー画像を表示部207にポップアップ表示させる(S1317)。
画像形成装置200bは、ログイン中のユーザからの受取人変更指示を検出すると(S1331)、受取人変更指示部1237の機能により、サーバ装置100のユーザ情報管理部1121に対し、変更先の受取人候補の情報を要求する(S1332)。
いずれの場合も、画像形成装置200bは次に、受取人変更指示部1237の機能により、サーバ装置100のジョブ編集部1129に対し、ステップS1331で検出した変更指示に係るジョブについて、実行権限を持つユーザを、ログイン中のユーザから今回選択された受取人に変更するよう要求する(S1338)。
このとき、受取人の変更に伴いログイン中のユーザが実行権限を失ったジョブがあることが考えられるので、完了応答の内容に応じて、あるいは再度図445の動作を行って、ジョブ一覧画面1510′の表示を更新するとよい。
また、ステップS1352でのYes、Noのいずれの場合も、ジョブの実行が完了すると、画像形成装置200bは、ジョブ実行部1235の機能により、サーバ装置100のジョブ管理部1124に対し、ジョブの実行が完了した旨を、実行したユーザ(ログイン中のユーザ)の識別情報と共に通知する(S1360)。
以上で、図48の動作を終了する。
このことにより、一旦実行したジョブが同じユーザに何度も提示されてしまうことを防止できる。なお、実行権限を有するユーザが一人のみであることがわかっていれば、ステップS1362の時点でジョブ自体の登録を削除してしまっても差し支えない。
また、削除設定部1130が行う設定により、上記の削除の有効と無効を切り替えることができる。一旦印刷して内容を確認した後で他のユーザへの配信を設定したい場合など、自動的に削除が行われると不都合な場合には、削除を無効に設定するとよい。
画像形成装置200bは、ログイン中のユーザからのジョブ削除指示を検出すると(S1371)、ジョブ管理部1232の機能により、削除対象のジョブが既に画像形成装置200bに保持されているジョブか否か判断する(S1372)。そして、保持されている場合、ジョブ管理部1232の機能により、画像形成装置200bが保持している削除対象のジョブのデータを削除する(S1373)。保持されていなければ、ステップS1373はスキップする。
ジョブ編集部1129は、以上の後、削除結果を画像形成装置200bに返し(S1378)、図49の動作を終了する。
そこで、ログイン中のユーザ自身の実行権限だけでなく、ジョブそのものの削除を指示できるようにしてもよい。明らかに不要な文書については、他のユーザに提示する必要もないためである。
なお、この削除確認画面460については、図21で説明した通りである。
例えば、上述した実施形態においては、複数の画像形成装置200を備える画像形成システムについて説明したが、画像形成装置200は1台のみであってもよい。
また、いずれかの画像形成装置200がサーバ装置100の機能を兼ね備えていてもよい。この場合、サーバ装置100の機能を兼ねる画像形成装置が第1画像形成装置、その他の画像形成装置が第2画像形成装置である。
また、画像形成装置200とサーバ装置100との間での機能の分担を、上述した実施形態と異なるものとしてもよい。例えば、画像形成装置200aの配信先決定部223が図6又は図25に示した配信先テーブルを、管理するようにしてもよい。
また、FAX機能を備える画像形成装置200aが複数台あってもよい。この場合、配信先テーブルは、受信装置毎に図6と同様な受取人ユーザを規定するものとするとよい。この場合、サーバ装置100は、図35のステップS1106において、文書を受信した(推定要求元の)画像形成装置200aの識別情報も用いて、受取人のユーザを特定する。
また、いずれかの画像形成装置200がサーバ装置100の機能を兼ね備えていてもよい。
また、画像形成ジョブ以外のジョブについて、上述した画像形成ジョブと同様な取り扱いをすることも考えられる。この場合において、ジョブが画像形成あるいは画像処理と全く無関係のものであってもよい。その場合、ジョブを取得したりサーバ装置100に登録したりサーバ装置100から取得して実行したりする装置が画像形成機能あるいは画像処理機能を備えている必要はない。PC等の汎用情報処理装置であってもよいし、その他、ジョブを実行するために必要なハードウェアを備えた情報処理装置あるいは通信装置とすることができる。サーバ装置100とこれらの情報処理装置あるいは通信装置とで、ジョブを取り扱う情報処理システムを構成することができる。
また、以上説明してきた各実施形態及び変形例の構成は、相互に矛盾しない限り任意に組み合わせて実施可能であることは勿論である。
Claims (11)
- 情報処理装置と1以上の画像形成装置とを備える画像形成システムであって、
前記情報処理装置が、
前記画像形成装置に実行させる画像形成ジョブを、その画像形成ジョブの実行権限を有するユーザ及び送信元の情報と対応付けて登録するジョブ登録手段と、
前記画像形成装置からの要求に応じて、前記ジョブ登録手段により登録されている画像形成ジョブの情報を、要求元の画像形成装置に送信するジョブ情報送信手段と、
前記画像形成装置からの要求に応じて画像形成ジョブをその画像形成装置に送信するジョブ送信手段と、
前記ジョブ送信手段が送信した画像形成ジョブが実行された場合に、該画像形成ジョブの実行指示を行ったユーザの、該実行された画像形成ジョブの実行権限を削除し、この削除により該画像形成ジョブの実行権限を有するユーザがいなくなる場合に、該画像形成ジョブの登録を削除するジョブ管理手段とを備え、
前記各画像形成装置が、
ユーザを認証する認証手段と、
前記情報処理装置に対して、前記認証手段が認証したユーザが実行権限を有する画像形成ジョブの情報を要求するジョブ情報要求手段と、
前記ジョブ情報要求手段による要求に応じて前記情報処理装置から送信された情報に基づき画像形成ジョブを前記認証したユーザに提示するジョブ提示手段と、
前記認証したユーザが実行権限を有する画像形成ジョブのうち、送信元が前記認証したユーザと異なる画像形成ジョブを、それ以外の画像形成ジョブよりも優先して前記認証したユーザに提示するように、前記ジョブ情報要求手段及び前記ジョブ提示手段を制御する制御手段とを備え、
前記画像形成装置の少なくとも1つが、
前記認証したユーザから、前記ジョブ提示手段が提示した画像形成ジョブの実行指示を受け付ける実行指示受付手段と、
前記実行指示受付手段が実行指示を受け付けた画像形成ジョブを前記情報処理装置から取得して実行するジョブ実行手段とを備え、
該画像形成装置の前記ジョブ提示手段は、前記認証したユーザが実行権限を有する画像形成ジョブの中に、送信元が前記認証したユーザと異なる画像形成ジョブがあった場合に、自動的に前記情報処理装置からその画像形成ジョブを取得して実行することにより、その画像形成ジョブを前記認証したユーザに提示し、
前記情報処理装置の前記ジョブ管理手段は、前記ジョブ提示手段による前記自動的な画像形成ジョブの取得により該画像形成ジョブが実行された場合には、その実行に応じた該画像形成ジョブの削除は行わない
ことを特徴とする画像形成システム。 - 請求項1に記載の画像形成システムであって、
前記画像形成装置の少なくとも1つが、
特定の通信回線を介して画像形成ジョブを取得した場合に、その画像形成ジョブの実行権限を持たせるユーザを決定し、その画像形成ジョブと、その画像形成ジョブの実行権限を有するユーザの情報とを前記情報処理装置に送信するの第2のジョブ送信手段を備え、
前記情報処理装置のジョブ登録手段が、前記第2のジョブ送信手段から送信された画像形成ジョブを、前記第2のジョブ送信手段から送信されたユーザ識別情報と対応付けて登録することを特徴とする画像形成システム。 - 請求項2に記載の画像形成システムであって、
前記特定の通信回線はファクシミリ回線であり、
前記少なくとも1つの画像形成装置は、前記ファクシミリ回線を介して文書を受信した場合に、その文書の画像を用紙に形成する画像形成ジョブを取得することを特徴とする画像形成システム。 - 請求項2又は3に記載の画像形成システムであって、
前記第2のジョブ送信手段は、前記特定の通信回線を介して取得した画像形成ジョブの送信元と、予め登録された、送信元と実行権限を持たせるユーザとの対応関係の情報とに基づき、該取得した画像形成ジョブの実行権限を持たせるユーザを決定することを特徴とする画像形成システム。 - 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像形成システムであって、
前記画像形成装置の少なくとも1つにおいて、
前記ジョブ提示手段は、画像形成ジョブに従って形成される画像を画面に表示する手段を備えることを特徴とする画像形成システム。 - 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像形成システムであって、
前記画像形成装置の少なくとも1つが、
前記認証したユーザから、前記ジョブ提示手段が提示した、送信元が前記認証したユーザと異なる画像形成ジョブについて、実行権限を持つユーザを変更する指示を受け付ける変更指示受付手段と、
前記変更指示受付手段が受け付けた変更指示を前記情報処理装置に送信する変更指示送信手段とを備え、
前記情報処理装置が、
前記変更指示送信手段から送信された変更指示に従い、前記ジョブ登録手段により登録されている画像形成ジョブの実行権限を有するユーザを変更する変更手段を備えることを特徴とする画像形成システム。 - 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の画像形成システムであって、
前記情報処理装置が備える前記ジョブ管理手段の機能の有効と無効を切り換える手段を備えたことを特徴とする画像形成システム。 - 第1画像形成装置と1以上の第2画像形成装置とを備える画像形成システムであって、
前記第1画像形成装置が、
前記第2画像形成装置に実行させる画像形成ジョブを、その画像形成ジョブの実行権限を有するユーザ及び送信元の情報と対応付けて登録するジョブ登録手段と、
前記第2画像形成装置からの要求に応じて、前記ジョブ登録手段により登録されている画像形成ジョブの情報を、要求元の第2画像形成装置に送信するジョブ情報送信手段と、
前記第2画像形成装置からの要求に応じて画像形成ジョブをその第2画像形成装置に送信するジョブ送信手段と、
前記ジョブ送信手段が送信した画像形成ジョブが実行された場合に、該画像形成ジョブの実行指示を行ったユーザの、該実行された画像形成ジョブの実行権限を削除し、この削除により該画像形成ジョブの実行権限を有するユーザがいなくなる場合に、該画像形成ジョブの登録を削除するジョブ管理手段とを備え、
前記各第2画像形成装置が、
ユーザを認証する認証手段と、
前記第1画像形成装置に対して、前記認証手段が認証したユーザが実行権限を有する画像形成ジョブの情報を要求するジョブ情報要求手段と、
前記ジョブ情報要求手段による要求に応じて前記第1画像形成装置から送信された情報に基づき画像形成ジョブを前記認証したユーザに提示するジョブ提示手段と、
前記認証したユーザが実行権限を有する画像形成ジョブのうち、送信元が前記認証したユーザと異なる画像形成ジョブを、それ以外の画像形成ジョブよりも優先して前記認証したユーザに提示するように、前記ジョブ情報要求手段及び前記ジョブ提示手段を制御する制御手段とを備え、
前記第2画像形成装置の少なくとも1つが、
前記認証したユーザから、前記ジョブ提示手段が提示した画像形成ジョブの実行指示を受け付ける実行指示受付手段と、
前記実行指示受付手段が実行指示を受け付けた画像形成ジョブを前記第1画像形成装置から取得して実行するジョブ実行手段とを備え、
該第2画像形成装置の前記ジョブ提示手段は、前記認証したユーザが実行権限を有する画像形成ジョブの中に、送信元が前記認証したユーザと異なる画像形成ジョブがあった場合に、自動的に前記第1画像形成装置からその画像形成ジョブを取得して実行することにより、その画像形成ジョブを前記認証したユーザに提示し、
前記第1画像形成装置の前記ジョブ管理手段は、
前記ジョブ提示手段による前記自動的な画像形成ジョブの取得により該画像形成ジョブが実行された場合には、その実行に応じた該画像形成ジョブの削除は行わない
ことを特徴とする画像形成システム。 - 画像形成ジョブを、その画像形成ジョブの実行権限を有するユーザ及び送信元の情報と対応付けて登録するジョブ登録手段と、
ユーザを認証する認証手段と、
前記ジョブ登録手段により登録されている画像形成ジョブの情報に基づき、前記認証手段が認証したユーザが実行権限を有する画像形成ジョブの情報を該認証したユーザに提示するジョブ提示手段と、
前記認証したユーザが実行権限を有する画像形成ジョブのうち、送信元が前記認証したユーザと異なる画像形成ジョブを、それ以外の画像形成ジョブよりも優先して前記認証したユーザに提示するように、前記ジョブ提示手段を制御する制御手段と、
前記認証したユーザから、前記ジョブ提示手段が提示した画像形成ジョブの実行指示を受け付ける実行指示受付手段と、
前記実行指示受付手段が実行指示を受け付けた画像形成ジョブを取得して実行するジョブ実行手段と、
要求に応じて画像形成ジョブを送信するジョブ送信手段と、
前記ジョブ送信手段が送信した画像形成ジョブが実行された場合に、該画像形成ジョブの実行指示を行ったユーザの、該実行された画像形成ジョブの実行権限を削除し、この削除により該画像形成ジョブの実行権限を有するユーザがいなくなる場合に、該画像形成ジョブの登録を削除するジョブ管理手段とを備え、
前記ジョブ提示手段は、前記認証したユーザが実行権限を有する画像形成ジョブの中に、送信元が前記認証したユーザと異なる画像形成ジョブがあった場合に、自動的にその画像形成ジョブを取得して実行することにより、その画像形成ジョブを前記認証したユーザに提示し、
前記ジョブ管理手段は、前記ジョブ提示手段による前記自動的な画像形成ジョブの取得により該画像形成ジョブが実行された場合には、その実行に応じた該画像形成ジョブの削除は行わない
ことを特徴とする画像形成装置。 - 情報処理装置と1以上の画像形成装置とを備える画像形成システムにおけるジョブ処理方法であって、
前記情報処理装置が、
前記画像形成装置に実行させる画像形成ジョブを、その画像形成ジョブの実行権限を有するユーザ及び送信元の情報と対応付けて登録するジョブ登録手順と、
前記画像形成装置からの要求に応じて、前記ジョブ登録手順により登録されている画像形成ジョブの情報を、要求元の画像形成装置に送信するジョブ情報送信手順と、
前記画像形成装置からの要求に応じて画像形成ジョブをその画像形成装置に送信するジョブ送信手順と、
前記ジョブ送信手順が送信した画像形成ジョブが実行された場合に、該画像形成ジョブの実行指示を行ったユーザの、該実行された画像形成ジョブの実行権限を削除し、この削除により該画像形成ジョブの実行権限を有するユーザがいなくなる場合に、該画像形成ジョブの登録を削除するジョブ管理手順とを実行し、
前記各画像形成装置が、
ユーザを認証する認証手順と、
前記情報処理装置に対して、前記認証手順で認証したユーザが実行権限を有する画像形成ジョブの情報を要求するジョブ情報要求手順と、
前記ジョブ情報要求手順による要求に応じて前記情報処理装置から送信された情報に基づき画像形成ジョブを前記認証したユーザに提示するジョブ提示手順と、
前記認証したユーザが実行権限を有する画像形成ジョブのうち、送信元が前記認証したユーザと異なる画像形成ジョブを、それ以外の画像形成ジョブよりも優先して前記認証したユーザに提示するように、前記ジョブ情報要求手順及び前記ジョブ提示手順の動作を制御する制御手順とを実行し、
前記画像形成装置の少なくとも1つが、
前記認証したユーザから、前記ジョブ提示手順が提示した画像形成ジョブの実行指示を受け付ける実行指示受付手順と、
前記実行指示受付手順が実行指示を受け付けた画像形成ジョブを前記情報処理装置から取得して実行するジョブ実行手順とを実行し、
該画像形成装置における前記ジョブ提示手順は、前記認証したユーザが実行権限を有する画像形成ジョブの中に、送信元が前記認証したユーザと異なる画像形成ジョブがあった場合に、自動的に前記情報処理装置からその画像形成ジョブを取得して実行することにより、その画像形成ジョブを前記認証したユーザに提示し、
前記情報処理装置における前記ジョブ管理手順は、前記ジョブ提示手順による前記自動的な画像形成ジョブの取得により該画像形成ジョブが実行された場合には、その実行に応じた該画像形成ジョブの削除は行わない
ことを特徴とするジョブ処理方法。 - コンピュータを、
画像形成ジョブを、その画像形成ジョブの実行権限を有するユーザ及び送信元の情報と対応付けて登録するジョブ登録手段と、
ユーザを認証する認証手段と、
前記ジョブ登録手段により登録されている画像形成ジョブの情報に基づき、前記認証手段が認証したユーザが実行権限を有する画像形成ジョブの情報を該認証したユーザに提示するジョブ提示手段と、
前記認証したユーザが実行権限を有する画像形成ジョブのうち、送信元が前記認証したユーザと異なる画像形成ジョブを、それ以外の画像形成ジョブよりも優先して前記認証したユーザに提示するように、前記ジョブ提示手段を制御する制御手段と、
前記認証したユーザから、前記ジョブ提示手段が提示した画像形成ジョブの実行指示を受け付ける実行指示受付手段と、
前記実行指示受付手段が実行指示を受け付けた画像形成ジョブを取得して実行するジョブ実行手段と、
要求に応じて画像形成ジョブを送信するジョブ送信手段と、
前記ジョブ送信手段が送信した画像形成ジョブが実行された場合に、該画像形成ジョブの実行指示を行ったユーザの、該実行された画像形成ジョブの実行権限を削除し、この削除により該画像形成ジョブの実行権限を有するユーザがいなくなる場合に、該画像形成ジョブの登録を削除するジョブ管理手段として機能させ、
前記ジョブ提示手段は、前記認証したユーザが実行権限を有する画像形成ジョブの中に、送信元が前記認証したユーザと異なる画像形成ジョブがあった場合に、自動的にその画像形成ジョブを取得して実行することにより、その画像形成ジョブを前記認証したユーザに提示し、
前記ジョブ管理手段は、前記ジョブ提示手段による前記自動的な画像形成ジョブの取得により該画像形成ジョブが実行された場合には、その実行に応じた該画像形成ジョブの削除は行わないように機能させるためのプログラム。
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