JP6561689B2 - 情報送信装置、画像記憶装置、情報送信方法、及びプログラム - Google Patents

情報送信装置、画像記憶装置、情報送信方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報送信装置、画像記憶装置、情報送信方法、及びプログラムに関する。
従来より、予めグループ化された複数のカメラで互いに撮影・記録した画像を相互に送受信し、各カメラで互いに相手側のカメラで撮像された被写体像の画像ファイルを共有する技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2007−166143号公報
しかしながら、上述した従来技術においては、ユーザの意図を汲むことなく全て共有されるので、所望する画像だけを取得して閲覧することが難しいという問題がある。
本発明は、複数の画像記録装置に記録された画像の中から所望する画像を容易に確認できるようにすることを目的とする。
この発明に係る情報送信装置は、外部の複数の画像記憶手段の一つを画像を受信する受信画像記憶手段とし、この受信画像記憶手段へ送信すべき画像について、その画像の種類を設定する設定手段と、前記設定手段によって設定された画像の種類を示す情報を、前記受信画像記憶手段以外の前記外部の複数の画像記憶手段の少なくとも一つに送信する送信手段と、前記送信手段による前記情報が送信され、前記外部の複数の画像記憶手段の少なくとも一つから前記受信画像記憶手段へ画像が送信された後の前記受信画像記憶手段の記憶内容に関する情報を受信する受信手段と、を備えることを特徴とする。
この発明に係る画像記憶装置は、画像を記憶する画像記憶手段と、外部に存在する画像記憶装置へ送信すべき画像について、その画像の種類を示す情報を外部の特定の送信装置から受信する受信手段と、この受信手段によって受信された前記画像の種類を示す情報に基づいて、前記画像記憶手段に記憶されている画像から送信すべき画像を特定して、前記外部に存在する画像記憶装置へ送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。
この発明に係る情報送信方法は、外部の複数の画像記憶手段の一つを画像を受信する受信画像記憶手段とし、この受信画像記憶手段へ送信すべき画像について、その画像の種類を設定する設定ステップと、前記設定ステップにて設定された画像の種類を示す情報を、前記受信画像記憶手段以外の前記外部の複数の画像記憶手段の少なくとも一つに送信する送信ステップと、前記送信ステップで前記情報が送信され、前記外部の複数の画像記憶手段の少なくとも一つから前記受信画像記憶手段へ画像が送信された後の前記受信画像記憶手段の記憶内容に関する情報を受信する受信ステップと、を含むことを特徴とする。
この発明に係るプログラムは、情報送信装置のコンピュータを、当該情報送信装置外部の複数の画像記憶手段の一つを画像を受信する受信画像記憶手段とし、この受信画像記憶手段へ送信すべき画像について、その画像の種類を設定する設定手段、前記設定手段によって設定された画像の種類を示す情報を、前記受信画像記憶手段以外の前記外部の複数の画像記憶手段の少なくとも一つに送信する送信手段、前記送信手段による前記情報が送信され、前記外部の複数の画像記憶手段の少なくとも一つから前記受信画像記憶手段へ画像が送信された後の前記受信画像記憶手段の記憶内容に関する情報を受信する受信手段、として機能させることを特徴とする。
この発明によれば、複数の画像記録装置に記録された画像の中から所望する画像を容易に確認できる。
本発明の第1実施形態によるレシーバー10と複数のデジタルカメラ30−1〜30−4とを用いた通信システムの構成を示すブロック図である。 本第1実施形態によるレシーバー10とデジタルカメラ30−1〜30−4の構成を示すブロック図である。 本第1実施形態によるレシーバー10から送信される画像受信コマンド40、41の構成を示す概念図である。 本第1実施形態によるレシーバー10の動作を説明するためのフローチャートである。 本第1実施形態によるサブカメラ(デジタルカメラ30−2〜30−4)の動作を説明するためのフローチャートである。 本第1実施形態によるメインカメラ(デジタルカメラ30−1)の動作を説明するためのフローチャートである。 本第2実施形態によるレシーバー10から送信される画像受信コマンド50、51の構成を示す概念図である。 本第2実施形態によるレシーバー10の動作を説明するためのフローチャートである。 本第3実施形態によるレシーバー10が備える性能一覧テーブルの一例を示す概念図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
A.第1実施形態の構成
図1は、本発明の第1実施形態によるレシーバー10と複数のデジタルカメラ30−1〜30−4とを用いた通信システムの構成を示すブロック図である。図において、レシーバー10は、例えば、スマートフォンや、タブレット端末、あるいは専用の端末などからなる。該レシーバー10は、複数のデジタルカメラ30−1〜30−4との間で第1の無線通信(例えばBluetooth(登録商標))20を行うためのデバイスやプログラムを備えている。
複数のデジタルカメラ30−1〜30−4は、基本機能として、撮像する機能、撮像した画像を保存する機能、及び、ライブビュー画像又は撮像した画像を他のデジタルカメラ又はレシーバーに送信する機能を備えている。これら基本機能を備えていれば、光学系の性能(レンズ口径、F値など)、撮像系の性能(解像度、センササイズなど)、記憶容量などの他の機能についてはそれぞれのデジタルカメラ固有であっても構わない。
複数のデジタルカメラ30−1〜30−4は、レシーバー10との間で第1の無線通信20を行うためのデバイスやプログラムに加え、デジタルカメラ同士で第2の無線通信(例えばWiFi(登録商標))21を行うためのデバイスやプログラムを備えている。
レシーバー10は、専用のプログラム又はアプリケーションを実行することにより、第1の無線通信20を用いて、デジタルカメラ30−1〜30−4との通信を確立する。レシーバー10は、複数のデジタルカメラ30−1〜30−4のいずれか1つのデジタルカメラをメインカメラに設定し、それ以外のデジタルカメラをサブカメラに設定する。より具体的には、レシーバー10は、メインカメラに対しては、そのデジタルカメラがメインカメラとして動作することを指示するための画像受信コマンド(後述)を送信し、サブカメラに対しては、サブカメラとして動作することを指示するための画像受信コマンド(後述)を送信する。
また、サブカメラに対して送信する画像受信コマンドには、送信すべき画像の種類(特定の条件という)が含まれている。ここで、画像の種類とは、撮影された画像に含まれる被写体の種類、具体的には、夜景、風景、ポートレートなどや、撮影されたときの撮影モード(夜景モード、風景モード、ポートレートモードなど)、撮影日時(取得日時)、撮影場所(取得位置情報)、撮影条件(シャッター速度、露出、オート撮影、マニュアル撮影など)を示すものであってもよい。
図1には、デジタルカメラ30−1をメインカメラに設定し、デジタルカメラ30−2〜30−4をサブカメラに設定した例を示している。以下、デジタルカメラ30−1をメインカメラ、デジタルカメラ30−2〜30−4をサブカメラとして説明する。
複数のデジタルカメラ30−1〜30−4のうち、レシーバー10から第1の無線通信20を介してサブカメラとして動作することを示す画像受信コマンドを受信したデジタルカメラ30−2〜30−4は、サブカメラとして動作する。デジタルカメラ30−2〜30−4は、第2の無線通信21を介して、撮像して保存してある画像ファイルのうち、特定の条件に合致する画像ファイルを抽出してメインカメラであるデジタルカメラ30−1に転送する。
一方、複数のデジタルカメラ30−1〜30−4のうち、レシーバー10から第1の無線通信20を介してメインカメラとして動作することを示す画像受信コマンドを受信したデジタルカメラ30−1は、メインカメラとして動作する。デジタルカメラ30−1は、他のデジタルカメラ、すなわちサブカメラであるデジタルカメラ30−2〜30−4から第2の無線通信21を介して特定の条件に合致する画像ファイルを受信・格納し、またこの画像ファイルのファイルサイズをサムネイルサイズまで落として、第1の無線通信20を介してレシーバー10に転送する。
レシーバー10は、メインカメラであるデジタルカメラ30−1から受信した、デジタルカメラ30−2〜30−4で撮影され所定の条件に合致するサムネイルサイズの画像ファイル(以下、サムネイルデータという)を、閲覧可能に表示する。
図2(a)は、本第1実施形態によるレシーバー10の構成を示すブロック図であり、図2(b)は、本第1実施形態によるデジタルカメラ30−1〜30−4の構成を示すブロック図である。
図2(a)において、レシーバー10は、第1の通信部(Bluetooth(登録商標))11、表示部12、操作部(タッチパネル)13、ROM14、RAM15、及び制御部16を備えている。第1の通信部11は、上記第1の無線通信20に相当し、例えば、Bluetooth(登録商標)を用いて、デジタルカメラ30−1〜30−4との間で各種コマンドやサムネイルデータ等、データ量が比較的少ないものを送受信する。
表示部12は、液晶表示器や有機EL(Electro Luminescence)表示器などからなり、特定の機能やアプリケーションなどに紐付けられているアイコンや、アプリケーション画面、各種のメニュー画面などを表示する。操作部(タッチパネル)13は、指やスタイラス(ペン)などの直接接触、あるいは、近接を検出する。なお、操作部(タッチパネル)13には、電源ボタンや音量ボタンなどの機械的なスイッチ類が含まれてもよい。ROM14は、後述する制御部16により実行されるプログラムや動作等に必要とされる各種パラメータなどを記憶している。RAM15は、後述する制御部16がプログラムを実行した際の一時的なデータや、各種アプリケーションプログラム、アプリケーションの実行に必要な各種パラメータ、メインカメラになるデジタルカメラ30−1から受信した画像ファイルなどを記憶する。
制御部16は、上述したROM14に記憶されているプログラムを実行することで各部の動作を制御する。特に、本第1実施形態では、制御部16は、デジタルカメラ30−1〜30−4に対してメインカメラとサブカメラとを指定するとともに、サブカメラとなるデジタルカメラ30−2〜30−4に対して送信すべき画像ファイの種類を指定し、サブカメラとなるデジタルカメラ30−2〜30−4からメインカメラとなるデジタルカメラ30−1に送信された画像ファイルのサムネイルデータを、メインカメラとなるデジタルカメラ30−1から受信して表示部12で閲覧表示するという一連の動作を制御する。
図2(b)において、デジタルカメラ30−1〜30−4は、第1の通信部31、第2の通信部32、操作部33、撮像部34、ROM35、RAM36、記録媒体37、及び制御部38を備えている。第1の通信部31は、上記第1の無線通信(例えば、Bluetooth(登録商標))21に相当し、レシーバー10との間で各種コマンドや画像ファイルなどを送受信する。また、第2の通信部32は、上記第2の無線通信(例えば、WiFi(登録商標)などの無線LAN)22に相当し、デジタルカメラ30−1〜30−4同士で画像ファイルなど、第1の通信部11で送受信されるものよりもデータ量が多いものを送受信する。
操作部33は、電源スイッチ、シャッタスイッチ、ズームスイッチ、モードキー、SETキー、十字キー等の複数の操作キーを含み、ユーザのキー操作に応じた操作信号を出力する。撮像部34は、光学レンズ群からなるレンズブロックと、CCDや、CMOSなどの撮像素子からなり、レンズブロックから入った画像を撮像素子によりデジタル信号に変換して出力する。
ROM35は、後述する制御部38により実行されるプログラムや動作等に必要とされる各種パラメータなどを記憶している。RAM36は、撮像部34によって撮像された画像ファイルを一時記憶するバッファメモリとして使用されるとともに、制御部38のワーキングメモリとして使用される。記録媒体37は、撮像された画像ファイルなどを保存する。
制御部38は、上述したROM35に記憶されているプログラムを実行することで各部の動作を制御する。なお、メインカメラとなるデジタルカメラ30−1とサブカメラとなるデジタルカメラ30−2〜30−4とでは、制御部38による制御動作が異なるので分けて説明する。サブカメラとなるデジタルカメラ30−2〜30−4において、制御部38は、自身の記録媒体37に保存されている画像ファイルの中から、レシーバー10から指定される種類の画像ファイルを選択的に抽出し、メインカメラとなるデジタルカメラ30−1に送信する。
一方、メインカメラとなるデジタルカメラ30−1において、制御部38は、サブカメラとなるデジタルカメラ30−2〜30−4から送信される画像ファイルを受信し、これをレシーバー10に送信する。したがって、レシーバー10は、メインカメラとなるデジタルカメラ30−1だけから画像ファイルを受信すれば、複数のデジタルカメラ30−1〜30−4で撮影された画像ファイルの中から所望する画像ファイルを閲覧することが可能となる。
なお、本第1実施形態では、デジタルカメラ30−1〜30−4は、表示部を備えていないが、一般的なデジタルカメラのように液晶表示器や有機EL(Electro Luminescence)表示器などからなる表示部を備えていてもよい。
図3(a)、(b)は、本第1実施形態によるレシーバー10から送信される画像受信コマンド40、41の構成を示す概念図である。図3(a)は、レシーバー10が第1の無線通信20を用いてメインカメラに設定したいデジタルカメラ30−1に対して送信する画像受信コマンド40である。当該画像受信コマンド40は、ヘッダ40aと、メインカメラ設定コマンド40bと、EOF40cとからなる。画像受信コマンド40を受信したデジタルカメラ30−1は、画像受信コマンド40に挿入されているメインカメラ設定コマンド40bを認識することで自身をメインカメラとして動作するよう設定する。
すなわち、メインカメラであるデジタルカメラ30−1は、第2の無線通信21を介して、サブカメラであるデジタルカメラ30−2〜30−4から送信される画像ファイルを受信するように待機状態になる。そして、メインカメラであるデジタルカメラ30−1は、サブカメラであるデジタルカメラ30−2〜30−4から画像ファイルが送信されると、当該画像ファイルを第2の無線通信21を介して受信し、その後、受信した画像ファイルの情報量を落としてサムネイルデータにし、第1の無線通信20を介してレシーバー10に転送する。
また、図3(b)は、レシーバー10が第1の無線通信20を用いてサブカメラに設定したいデジタルカメラ30−2〜30−4に対して送信する画像受信コマンド41である。当該画像受信コマンド41は、ヘッダ41aと、サブカメラ設定コマンド41bと、送信すべき画像ファイルの種類(EXIFに記録された撮影モード情報)41cと、EOF41dとからなる。
画像受信コマンド41を受信したデジタルカメラ30−2〜4は、画像受信コマンド41に挿入されているサブカメラ設定コマンド41bを認識することで自身をサブカメラとして動作するよう設定する。また、デジタルカメラ30−2〜4は、記録媒体37に保存されている画像ファイルの中から、画像受信コマンド41に挿入されている、画像ファイルの種類41cに合致する画像ファイルを選択的に抽出し、第2の無線通信21を介してメインカメラであるデジタルカメラ30−1に送信する。
次に、上述した第1実施形態の動作について説明する。
図4は、本第1実施形態によるレシーバー10の動作を説明するためのフローチャートである。図5は、本第1実施形態によるサブカメラ(デジタルカメラ30−2〜30−4)の動作を説明するためのフローチャートである。また、図6は、本第1実施形態によるメインカメラ(デジタルカメラ30−1)の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、レシーバー10の動作について図4を参照して説明する。レシーバー10において、制御部16は、表示部12に画像ファイルの種類(撮影モード)の一覧から所望する画像ファイルの種類(撮影モード)を選択可能なメニュー画面を表示するなどして、ユーザによって閲覧したい画像ファイルの種類(撮影モード)41cを指定させる(ステップS10)。次に、制御部16は、図3(b)に示すような、指定された画像ファイルの種類(撮影モード)41cを挿入したサブカメラに対する画像受信コマンド41を設定する(ステップS12)。
次に、制御部16は、第1の通信部11による第1の無線通信20を用いて、デジタルカメラ30−1〜30−4と順次ネゴシエーションを行い、接続を確立する(ステップS14)。次に、制御部16は、第1の通信部(Bluetooth(登録商標))11を用いて、デジタルカメラ30−1に対して、図3(a)に示す画像受信コマンド40を送信する(ステップS16)。次に、制御部16は、デジタルカメラ30−2〜30−4に対して、図3(b)に示す画像受信コマンド41を順次送信する(ステップS18)。
次に、制御部16は、メインカメラに設定したデジタルカメラ30−1からサムネイルデータを受信したか否かを判断する(ステップS20)。そして、デジタルカメラ30−1からサムネイルデータを受信していない場合には(ステップS20のNO)、当該処理を終了する。一方、メインカメラに設定したデジタルカメラ30−1からサムネイルデータを受信した場合には(ステップS20のYES)、制御部16は、受信したサムネイルデータをRAM15に保存し(ステップS22)、受信したサムネイルデータを表示し(ステップS24)、当該処理を終了する。
なお、受信したサムネイルデータを表示する際には、デジタルカメラ30−1〜30−4のうち、どのデジタルカメラで撮影されたものかを表示するようにしてもよい。デジタルカメラ30−1〜30−4同士を接続している第2の無線通信(WiFi(登録商標))21では、IPアドレスや、MACアドレスなどを用いて相手を識別しているので、このような情報によって、どのデジタルカメラから送信された画像ファイルかを識別することが可能である。
次に、サブカメラに設定されるデジタルカメラ30−2〜30−4の動作について図5を参照して説明する。デジタルカメラ30−2〜30−4において、制御部38は、第1の通信部31による第1の無線通信20を用いて、レシーバー10とネゴシエーションを行い、接続を確立する(ステップS30)。次に、制御部38は、レシーバー10から何らかのコマンドを受信したか否かを判断する(ステップS32)。そして、レシーバー10からコマンドを受信していない場合には(ステップS32のNO)、コマンドを受信するまで待機状態となる。
一方、レシーバー10から何らかのコマンドを受信した場合には(ステップS32のYES)、制御部38は、受信したコマンドが画像受信コマンド40、41であるか否かを判断する(ステップS34)。そして、受信したコマンドが画像受信コマンド40、41でない場合には(ステップS34のNO)、制御部38は、対応するコマンドの処理を実行する(ステップS36)。
一方、受信したコマンドが画像受信コマンド40、41であった場合には(ステップS34のYES)、制御部38は、画像受信コマンド40、41を解析する(ステップS38)。この場合、サブカメラに対する画像受信コマンド41であるので、制御部38は、自身をサブカメラに設定する(ステップS40)。次に、制御部38は、第1の通信部31による第1の無線通信20を切断し(ステップS42)、第2の通信部32による第2の無線通信21を用いて、メインカメラであるデジタルカメラ30−1との接続を確立する(ステップS44)。
次に、制御部38は、記録媒体37に保存されている画像ファイルを検索し(ステップS46)、画像受信コマンド41に挿入されている、画像ファイルの種類41cに合致するか否かを判断する(ステップS48)。そして、画像ファイルの種類41cに合致する画像ファイルである場合には(ステップS48のYES)、当該画像ファイルを、第2の通信部32による第2の無線通信21を介してメインカメラであるデジタルカメラ30−1に送信する(ステップS50)。一方、画像ファイルの種類41cに合致する画像ファイルでない場合には(ステップS48のNO)、当該画像ファイルの送信をスキップする。
次に、制御部38は、記録媒体37に保存されている全ての画像ファイルを検索したか否かを判断し(ステップS52)、終了していない場合には(ステップS52のNO)、ステップS46に戻り、次の画像ファイルについて上述した処理を繰り返す。これにより、画像受信コマンド41により指定された画像ファイルの種類41cに合致する画像ファイルが選択的にメインカメラであるデジタルカメラ30−1に送信される。
例えば、画像ファイルの種類41cが「夜景(夜景モード)」であった場合には、サブカメラであるデジタルカメラ30−2〜30−4で撮影された「夜景(夜景モード)」を撮影した画像ファイルが全てメインカメラであるデジタルカメラ30−1に送信されることになる。同様に、画像ファイルの種類41cが「風景(風景モード)」であった場合には、サブカメラであるデジタルカメラ30−2〜30−4で撮影された「風景(夜景モード)」を撮影した画像ファイルが全てメインカメラであるデジタルカメラ30−1に送信され、画像ファイルの種類41cが「ポートレート(ポートレートモード)」であった場合には、サブカメラであるデジタルカメラ30−2〜30−4で撮影された「ポートレート(ポートレートモード)」を撮影した画像ファイルが全てメインカメラであるデジタルカメラ30−1に送信されることになる。
そして、全ての画像ファイルについて処理が終了すると(ステップS52のYES)、第2の通信部32による第2の無線通信21を切断し(ステップS54)、ステップS30に戻り、上述した処理を繰り返す。
次に、メインカメラに設定されるデジタルカメラ30−1の動作について図6を参照して説明する。デジタルカメラ30−1において、制御部38は、第1の通信部31による第1の無線通信20を用いて、レシーバー10とネゴシエーションを行い、接続を確立する(ステップS60)。次に、制御部38は、レシーバー10から何らかのコマンドを受信したか否かを判断する(ステップS62)。そして、レシーバー10からコマンドを受信していない場合には(ステップS62のNO)、コマンドを受信するまで待機状態となる。
一方、レシーバー10から何らかのコマンドを受信した場合には(ステップS62のYES)、制御部38は、受信したコマンドが画像受信コマンド40、41であるか否かを判断する(ステップS64)。そして、受信したコマンドが画像受信コマンド40、41でない場合には(ステップS64のNO)、制御部38は、対応するコマンドの処理を実行する(ステップS66)。
一方、受信したコマンドが画像受信コマンド40、41であった場合には(ステップS64のYES)、制御部38は、画像受信コマンド40、41を解析する(ステップS68)。この場合、メインカメラに対する画像受信コマンド40であるので、制御部38は、自身をメインカメラに設定する(ステップS70)。次に、制御部38は、第1の通信部31による第1の無線通信20を切断し(ステップS72)、第2の通信部32による第2の無線通信21を用いて、サブカメラであるデジタルカメラ30−2〜30−4との接続を確立する(ステップS74)。
次に、制御部38は、サブカメラであるデジタルカメラ30−2〜30−4のいずれかから画像ファイルを受信したか否かを判断する(ステップS76)。そして、画像ファイルを受信していない場合には(ステップS76のNO)、制御部38は、当該ステップS76を繰り返すことにより画像ファイルを受信するまで待機する。一方、デジタルカメラ30−2〜30−4のいずれかから画像ファイルを受信した場合には(ステップS76のYES)、制御部38は、受信した画像ファイルを記録媒体37に保存する。この受信した画像ファイルは、画像ファイルの種類41cに合致するものである。なお、受信した画像ファイルは、対応するデジタルカメラ30−2〜30−4毎にフォルダ別に振り分けて保存するようにしてもよい。
次に、制御部38は、画像ファイルの受信が終了したか否か、すなわち全てのサブカメラから画像ファイルの転送終了等を示すコマンドを受信したか否かを判断する(ステップS80)。そして、全てのサブカメラによる画像ファイルの転送が終了していない場合には(ステップS80のNO)、ステップS76に戻り、画像ファイルの受信を継続する。
一方、全てのサブカメラから画像ファイルの転送終了等を示すコマンドを受信した場合には(ステップS80のYES)、第2の通信部32による第2の無線通信21を切断し(ステップS82)、第1の通信部31による第1の無線通信20を用いて、レシーバー10との接続を確立する(ステップS84)。次に、制御部38は、記録媒体37に保存した、画像ファイルの種類41cに合致する画像ファイルのサムネイルデータを取得し、第1の通信部31による第1の無線通信20を介して、レシーバー10に送信する(ステップS86)。
尚、このサムネイルデータの取得においては、画像ファイルにおける本画像データを所定のサイズにリサイズしたものを生成しても良いし、DCF規格に基づいて生成され画像ファイルに格納されたサムネイルデータを用いても良い。
次に、制御部38は、全てのサムネイルデータの送信が終了したか否かを判断し(ステップS88)、終了していない場合には(ステップS88のNO)、ステップS86に戻り、画像ファイルの送信を繰り返す。
例えば、画像ファイルの種類41cが「夜景(夜景モード)」であった場合には、サブカメラであるデジタルカメラ30−2〜30−4で撮影された「夜景(夜景モード)」を撮影した画像ファイルのサムネイルデータが全てレシーバー10に送信されることになる。同様に、画像ファイルの種類41cが「風景(風景モード)」であった場合には、サブカメラであるデジタルカメラ30−2〜30−4で撮影された「風景(夜景モード)」を撮影した画像ファイルのサムネイルデータが全てレシーバー10に送信され、画像ファイルの種類41cが「ポートレート(ポートレートモード)」であった場合には、サブカメラであるデジタルカメラ30−2〜30−4で撮影された「ポートレート(ポートレートモード)」を撮影した画像ファイルのサムネイルデータが全てレシーバー10に送信されることになる。
そして、全てのサムネイルデータの送信が終了すると(ステップS88のYES)、ステップS60に戻り、上述した処理を繰り返す。
上述した第1実施形態によれば、デジタルカメラ30−1〜30−4に対して、メインカメラ又はサブカメラになることを指定するとともに、サブカメラに対しては、送信すべき画像の種類を指定し、指定した画像の種類に合致する画像をサブカメラからメインカメラに送信し、受信した指定した画像の種類に合致する画像のサムネイルデータをメインカメラからレシーバー10に送信するようにしたので、複数の画像記録装置に記録された画像の中から所望する画像を容易に確認できる。
B.第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
上述した第1実施形態では、サブカメラであるデジタルカメラ30−2〜30−4に対して共通の画像ファイルを指定すべく、画像受信コマンド41に画像ファイルの種類41cを挿入した。これに対して、本第2実施形態においては、サブカメラであるデジタルカメラ30−2〜30−4のそれぞれに対して個別に画像ファイルの種類を指定することを特徴としている。
例えば、カメラIDがNo.1のデジタルカメラには、夜景(夜景モード)の画像ファイル、カメラIDがNo.2のデジタルカメラには、風景(風景モード)の画像ファイル、カメラIDがNo.3のデジタルカメラには、マクロ(マクロモード)の画像ファイルというように異なる種類の画像ファイルを指定することが可能となっている。
そのため、レシーバー10からデジタルカメラ30−1〜30−4に送信する画像受信コマンドにデジタルカメラを識別するカメラIDを含めることにより、画像受信コマンドがどのデジタルカメラに対するコマンドであるかを識別可能としている。
なお、通信システムの構成、レシーバー10の構成、デジタルカメラ30−1〜30−4の構成については、上述した第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
図7(a)、(b)は、本第2実施形態によるレシーバー10から送信される画像受信コマンド50、51の構成を示す概念図である。図7(a)は、レシーバー10が第1の無線通信20を用いてメインカメラに設定したいデジタルカメラ30−1に対して送信する画像受信コマンド50である。当該画像受信コマンド50は、ヘッダ50aと、カメラID50bと、メインカメラ設定コマンド50cと、EOF50dとからなる。
画像受信コマンド50を受信したデジタルカメラは、カメラIDを認識することで、自身に対する画像受信コマンド50であるのか否かを判断することができる。そして、カメラIDから自身に対する画像受信コマンド50であると判断したデジタルカメラ、この場合、デジタルカメラ30−1は、画像受信コマンド50に挿入されているメインカメラ設定コマンド50cを認識することで自身をメインカメラとして動作するよう設定する。
また、図7(b)は、レシーバー10が第1の無線通信20を用いてサブカメラに設定したいデジタルカメラ30−2〜30−4に対して送信する画像受信コマンド51である。当該画像受信コマンド51は、ヘッダ51aと、カメラID51b、サブカメラ設定コマンド51cと、送信すべき画像ファイルの種類(EXIFに記録された撮影モード情報)51dと、EOF51eとからなる。
画像受信コマンド51を受信したデジタルカメラは、画像受信コマンド51に挿入されているカメラIDを認識することで、自身に対する画像受信コマンド51であるのか否かを判断することができる。そして、カメラIDから自身に対する画像受信コマンド51であると判断したデジタルカメラ、この場合、デジタルカメラ30−2〜30−4は、各々、画像受信コマンド51に挿入されているサブカメラ設定コマンド51cを認識することで自身をサブカメラとして動作するよう設定する。また、デジタルカメラ30−2〜30−4は、各々、記録媒体37に保存されている画像ファイルの中から、それぞれの画像受信コマンド51に挿入されている、画像ファイルの種類51dに合致する画像ファイルを選択的に抽出し、第2の無線通信21を介してメインカメラであるデジタルカメラ30−1に送信する。
次に、上述した第2実施形態の動作について説明する。
図8は、本第2実施形態によるレシーバー10の動作を説明するためのフローチャートである。まず、レシーバー10の動作について図8を参照して説明する。レシーバー10において、制御部16は、表示部12に画像ファイルの種類(撮影モード)の一覧から所望する画像ファイルの種類(撮影モード)を選択可能なメニュー画面を表示するなどして、ユーザによって閲覧したい画像ファイルの種類(撮影モード)41cをサブカメラ毎に指定させる(ステップS90)。次に、制御部16は、図7(b)に示すような、カメラID51b、指定された画像ファイルの種類(撮影モード)51dを挿入した、カメラID51bのサブカメラに対する画像受信コマンド51を設定する(ステップS92)。
次に、制御部16は、第1の通信部11による第1の無線通信20を用いて、デジタルカメラ30−1〜30−4とネゴシエーションを行い、接続を確立する(ステップS94)。次に、制御部16は、第1の通信部11による第1の無線通信20を用いて、デジタルカメラ30−1に対して、図7(a)に示す画像受信コマンド50を送信する(ステップS96)。次に、制御部16は、デジタルカメラ30−2〜30−4の各々に対して、図7(b)に示すように、カメラID51b、画像ファイルの種類(撮影モード)51dを挿入した画像受信コマンド51を順次送信する(ステップS98)。
次に、制御部16は、メインカメラに設定したデジタルカメラ30−1からサムネイルデータを受信したか否かを判断する(ステップS100)。そして、デジタルカメラ30−1からサムネイルデータを受信していない場合には(ステップS100のNO)、当該処理を終了する。一方、メインカメラに設定したデジタルカメラ30−1からサムネイルデータを受信した場合には(ステップS100のYES)、制御部16は、受信したサムネイルデータをRAM15に保存し(ステップS102)、受信したサムネイルデータを表示し(ステップS104)、当該処理を終了する。
なお、サブカメラに設定されるデジタルカメラ30−2〜30−4の動作、メインカメラに設定されるデジタルカメラ30−1の動作については、前述した第1実施形態と同様であるので説明を省略する。第1実施形態と異なるのは、サブカメラにおいては、それぞれのデジタルカメラ30−2〜30−4で、それぞれに対して個別に指定された画像ファイルの種類51dに従って、抽出選択した画像ファイルをメインカメラであるデジタルカメラ30−1に送信することにある。
この結果、メインカメラであるデジタルカメラ30−1には、例えば、デジタルカメラ30−2からは、夜景(夜景モード)の画像ファイルが送信され、デジタルカメラ30−3からは、風景(風景モード)の画像ファイルが送信され、デジタルカメラ30−4からは、マクロ(マクロモード)の画像ファイルが送信されるというように、それぞれのデジタルカメラ30−2〜30−4から所望する画像ファイルを送信させることが可能となる。
上述した第2実施形態によれば、送信すべき画像の種類をサブカメラに設定されたデジタルカメラ30−2〜30−4毎に異なるように指定したので、それぞれのデジタルカメラ30−2〜30−4に格納された画像の中から所望する画像を容易に確認することができる。
C.第3実施形態
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
上述した第1、第2実施形態では、ユーザがメインカメラを指定するようにした。これに対して、本第3実施形態では、デジタルカメラ30−1〜30−4の処理能力(メモリ残容量、表示解像度、WiFiにおける外部との接続状態)をテーブル化しておき(以下、処理能力一覧テーブルと称する)、該処理能力一覧テーブルを参照することで所定の性能条件を満たすデジタルカメラをメインカメラとして選択するようにしてもよい。
図9は、本第3実施形態によるレシーバー10が備える処理能力一覧テーブルの一例を示す概念図である。レシーバー10は、RAM15に図9に示す処理能力一覧テーブル60を保存している。図9に示すように、処理能力一覧テーブル60は、デジタルカメラを識別するためのID No.60a、メモリ残容量60b、表示解像度60c、及びWiFiにおける外部との接続状態60dからなる。
図示の例では、ID No.が「0」のデジタルカメラは、メモリ残容量が「10GB」、表示解像度が「高」、WiFiにおける外部との接続状態が「良」となっており、同様に、ID No.が「1」のデジタルカメラは、メモリ残容量が「16GB」、表示解像度が「高」、WiFiにおける外部との接続状態が「並」、ID No.が「2」のデジタルカメラは、メモリ残容量が「8GB」、表示解像度が「中」、WiFiにおける外部との接続状態「良」、そして、ID No.が「3」のデジタルカメラは、メモリ残容量が「4GB」、表示解像度が「低」、WiFiにおける外部との接続状態が「低」、…となっている。
レシーバー10は、上記処理能力一覧テーブル60を参照して所定の処理能力に合致するデジタルカメラをメインカメラに設定する。所定の処理能力としては、例えば、表示解像度が最も高い、メモリ残容量が最も大きい、あるいは通信環境が最も優れている、などとする。但し、どれを優先するかはユーザ操作によって設定可能としてもよい。ベストモードとしては、メモリ残容量(多)>表示解像度(高)>接続状況(良)とするのが望ましい。
上述した第3実施形態によれば、デジタルカメラ30−1〜30−4の処理能力をテーブル化しておき、レシーバー10でメインカメラを指定する際に、デジタルカメラ30−1〜30−4の処理能力に応じて自動的に決定するようにしたので、サブカメラであるデジタルカメラ30−2〜30−4から送信される画像ファイルを十分な処理能力で受信することができる。
また、上述した第1乃至第3実施形態によれば、送信すべき画像の種類を、画像に含まれる被写体の種類で指定するようにしたので、複数のカメラに格納された画像の中から所望する被写体を含む画像を容易に確認することができる。
また、上述した第1乃至第3実施形態によれば、送信すべき画像の種類を、撮影モードの種類で指定するようにしたので、複数のカメラに格納された画像の中から所望する撮影モードで撮影されて格納された画像を容易に確認することができる。
また、上述した第1乃至第3実施形態によれば、送信すべき画像の種類を、画像に記憶された取得日時で指定するようにしたので、複数のカメラに格納された画像の中から所望する取得日時に撮像され格納された画像を容易に確認することができる。
また、上述した第1乃至第3実施形態によれば、送信すべき画像の種類を、画像に記憶された取得位置情報で指定するようにしたので、複数のカメラに格納された画像の中から所望する取得位置情報が付加された画像を容易に確認することができる。
なお、上述した第1乃至第3実施形態においては、レシーバー10とデジタルカメラ30−1〜30−4との通信として、Bluetooth(登録商標)を用い、デジタルカメラ30−1〜30−4同士の通信として、WiFiなどの無線LANを用いたが、互いの通信方式において、転送速度や送信容量にて差別化できるものであれば、これら以外の通信手段であってもよい。
また、上述した第1乃至第3実施形態においては、サブカメラとなるデジタルカメラ30−2〜30−4に対してのみ、送信すべき画像ファイルの種類を指定したが、メインカメラとなるデジタルカメラ30−1に対してもサブカメラと同様に送信すべき画像ファイルの種類を指定するようにしてもよい。
以上、この発明のいくつかの実施形態について説明したが、この発明は、これらに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記1)
付記1に記載の発明は、複数の画像記憶手段の一つを画像の送信先に設定する設定手段と、この設定手段によって設定された画像の送信先を示す情報を、前記設定手段により画像の送信先に設定された画像記憶手段以外の複数の画像記憶手段の少なくとも1つに送信する送信手段と、を備えることを特徴とする情報送信装置である。
(付記2)
付記2に記載の発明は、前記設定手段は更に、前記画像の送信先に加え送信すべき画像の種類を設定することを特徴とする付記1に記載の情報送信装置である。
(付記3)
付記3に記載の発明は、前記送信すべき画像の種類とは、画像に含まれる被写体の種類によって決定される、ことを特徴とする付記2に記載の情報送信装置である。
(付記4)
付記4に記載の発明は、前記外部の複数の画像記憶手段は、撮像装置を含み、前記送信すべき画像の種類とは、撮影モードの種類によって決定される、ことを特徴とする付記2に記載の情報送信装置である。
(付記5)
付記5に記載の発明は、前記送信すべき画像の種類とは、画像に記憶された取得日時によって決定される、ことを特徴とする付記2に記載の情報送信装置である。
(付記6)
付記6に記載の発明は、前記送信すべき画像の種類とは、画像に記憶された取得位置情報によって決定される、ことを特徴とする付記2に記載の情報送信装置である。
(付記7)
付記7に記載の発明は、前記送信手段は、前記送信すべき画像の種類を、前記複数の画像記憶手段毎に変えて送信する、ことを特徴とする付記2乃至5のいずれか一つに記載の情報送信装置である。
(付記8)
付記8に記載の発明は、前記外部の複数の画像記憶手段毎にそれぞれの処理能力の一覧を記憶する処理能力記憶手段と、前記処理能力記憶手段に記憶されている前記複数の画像記憶手段毎の処理能力に基づいて、前記画像の送信先を決定する決定手段と、を更に備えることを特徴とする付記1乃至7のいずれか一つに記載の情報送信装置である。
(付記9)
付記9に記載の発明は、前記設定手段によって画像の送信先として設定され、他の複数の画像記憶手段から送信された後の、前記画像記憶手段の記憶内容を受信する受信手段を更に備えた事を特徴とする付記1乃至8のいずれか一つに記載の情報送信装置である。
(付記10)
付記10に記載の発明は、画像を記憶する第1の画像記憶手段と、複数の画像記憶手段の一つを画像の送信先として設定する情報を、外部の特定の送信装置から受信する受信手段と、この受信手段によって受信した情報に基づいて、前記第1の画像記憶手段に記憶されている画像から送信すべき画像を特定して、前記画像の送信先に送信する送信手段と、を備えることを特徴とする画像記憶装置である。
(付記11)
付記11に記載の発明は、撮像手段を更に備えるとともに、前記送信すべき情報には、送信すべき画像の種類が含まれることを特徴とする付記10記載の画像記憶装置である。
(付記12)
付記12に記載の発明は、前記画像の種類とは、前記撮像手段を利用した撮像における撮影モードまたは撮影条件である、ことを特徴とする付記11に記載の画像記憶装置である。
(付記13)
付記13に記載の発明は、複数の画像記憶手段の一つを画像の送信先に設定する設定ステップと、この設定ステップにて設定された画像の送信先を示す情報を、画像の送信先に設定された画像記憶手段以外の複数の画像記憶手段の少なくとも1つに送信する送信ステップと、を含むことを特徴とする情報送信方法である。
(付記14)
付記14に記載の発明は、情報送信装置のコンピュータを、複数の画像記憶手段の一つを画像の送信先に設定する設定手段、この設定手段によって設定された画像の送信先を示す情報を、前記設定手段により画像の送信先に設定された画像記憶手段以外の複数の画像記憶手段の少なくとも1つに送信する送信手段、として機能させることを特徴とするプログラムである。
10 レシーバー
11 通信部
12 表示部
13 操作部(タッチパネル)
14 ROM
15 RAM
16 制御部
20 第1の無線通信
21 第2の無線通信
30−1〜30−4 デジタルカメラ
31 第1の通信部
32 第2の通信部
33 操作部
34 撮像部
35 ROM
36 RAM
37 記録媒体
38 制御部
40、41、50、51 画像受信コマンド
60 処理能力一覧テーブル

Claims (11)

  1. 外部の複数の画像記憶手段の一つを画像を受信する受信画像記憶手段とし、この受信画像記憶手段へ送信すべき画像について、その画像の種類を設定する設定手段と、
    前記設定手段によって設定された画像の種類を示す情報を、前記受信画像記憶手段以外の前記外部の複数の画像記憶手段の少なくとも一つに送信する送信手段と、
    前記送信手段による前記情報が送信され、前記外部の複数の画像記憶手段の少なくとも一つから前記受信画像記憶手段へ画像が送信された後の前記受信画像記憶手段の記憶内容に関する情報を受信する受信手段と、
    を備えることを特徴とする情報送信装置。
  2. 前記画像の種類とは、画像に含まれる被写体の種類によって決定される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報送信装置。
  3. 前記外部の複数の画像記憶手段は、撮像装置を含み、
    前記画像の種類とは、撮影モードの種類によって決定される、
    ことを特徴とする請求項に記載の情報送信装置。
  4. 前記画像の種類とは、画像に記憶された取得日時によって決定される、
    ことを特徴とする請求項に記載の情報送信装置。
  5. 前記画像の種類とは、画像に記憶された取得位置情報によって決定される、
    ことを特徴とする請求項に記載の情報送信装置。
  6. 前記送信手段は、前記送信すべき画像の種類を、前記外部の複数の画像記憶手段毎に変えて送信する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の情報送信装置。
  7. 前記外部の複数の画像記憶手段毎にそれぞれの処理能力を記憶する処理能力記憶手段と、
    前記処理能力記憶手段に記憶されている前記外部の複数の画像記憶手段毎の処理能力に基づいて、前記外部の複数の画像記憶手段から受信画像記憶手段を決定する決定手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項乃至のいずれか一項に記載の情報送信装置。
  8. 画像を記憶する画像記憶手段と、
    外部に存在する画像記憶装置へ送信すべき画像について、その画像の種類を示す情報を外部の特定の送信装置から受信する受信手段と、
    この受信手段によって受信された前記画像の種類を示す情報に基づいて、前記画像記憶手段に記憶されている画像から送信すべき画像を特定して、前記外部に存在する画像記憶装置へ送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする画像記憶装置。
  9. 撮像手段を更に備え、
    前記画像の種類とは、前記撮像手段を利用した撮像における撮影モードまたは撮影条件である、
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像記憶装置。
  10. 外部の複数の画像記憶手段の一つを画像を受信する受信画像記憶手段とし、この受信画像記憶手段へ送信すべき画像について、その画像の種類を設定する設定ステップと、
    前記設定ステップにて設定された画像の種類を示す情報を、前記受信画像記憶手段以外の前記外部の複数の画像記憶手段の少なくとも一つに送信する送信ステップと、
    前記送信ステップで前記情報が送信され、前記外部の複数の画像記憶手段の少なくとも一つから前記受信画像記憶手段へ画像が送信された後の前記受信画像記憶手段の記憶内容に関する情報を受信する受信ステップと、
    を含むことを特徴とする情報送信方法。
  11. 情報送信装置のコンピュータを、
    当該情報送信装置外部の複数の画像記憶手段の一つを画像を受信する受信画像記憶手段とし、この受信画像記憶手段へ送信すべき画像について、その画像の種類を設定する設定手段、
    前記設定手段によって設定された画像の種類を示す情報を、前記受信画像記憶手段以外の前記外部の複数の画像記憶手段の少なくとも一つに送信する送信手段、
    前記送信手段による前記情報が送信され、前記外部の複数の画像記憶手段の少なくとも一つから前記受信画像記憶手段へ画像が送信された後の前記受信画像記憶手段の記憶内容に関する情報を受信する受信手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。

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