JP6558151B2 - 充電スポット提案システム - Google Patents

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Description

本発明は、充電スポット提案システムに関する。
従来より、走行中の電動車両を充電スポットに案内する技術が知られている。例えば特許文献1では、自車両及び他車両の位置やバッテリ残容量を検出し、これらのデータを用いて充電スポットの混雑具合を推定し、待ち時間の短い充電スポットを提案している。
特開2011−27433号公報
ところで、このような充電サービスには定額制、都度利用、基本料+都度利用といった料金形態がある。しかしながら、特許文献1では、ユーザが契約している充電サービスを考慮していないため、待ち時間は短いが高額な料金が発生する充電スポットを提案するおそれがある。
本発明は、上記問題に鑑みて成されたものであり、その目的は、契約している充電サービスに基づいて適切な充電スポットを提案する充電スポット提案システムを提供することである。
本発明の一態様に係る充電スポット提案システムは、電動車両から所定距離内に存在する充電スポットを検出し、所定距離内に存在する充電スポットの予約状況を取得し、所定距離内に存在する充電スポットの付近に存在する、充電サービスを契約していない他の電動車両の位置、車載バッテリ残容量基づいて充電サービスを契約していない他の電動車両が充電スポットを使用する期待値を算出し、期待値に基づいて充電サービスを契約していない他の電動車両が充電スポットを使用すると予想される第1予想台数を算出し、期待値に車載バッテリを満充電するために必要な必要充電量を乗じた値を第1予想台数で除算した第1予想充電量を算出し、第1予想台数及び第1予想充電量を用いて予約状況に係る時間帯ごとの第2予想台数及び第2予想充電量を補正し、補正した予約状況と電動車両が契約している充電サービスに基づいて所定距離内に存在する充電スポットを提案する。

本発明によれば、契約している充電サービスに基づいて適切な充電スポットを提案することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る充電スポット提案システムの概略構成図である。 図2は、本発明の実施形態に係る充電スポット提案システムの詳細構成図である。 図3は、本発明の実施形態に係る充電サービスの一例を説明する図である。 図4は、本発明の実施形態に係る充電スポットの予約状況を説明する図である。 図5は、本発明の実施形態に係る充電スポット提案システムの動作例を説明するフローチャートである。 図6は、本発明の実施形態に係る充電スポット提案システムの他の動作例を説明するフローチャートである。 図7は、本発明の実施形態に係る充電スポット提案システムのさらに他の動作例を説明するフローチャートである。 図8は、本発明の実施形態に係る充電スポット提案システムのさらに他の動作例を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。図面の記載において同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
図1を参照して、本実施形態に係る充電スポット提案システムの概要を説明する。図1に示すように、充電スポット提案システムは、複数の電動車両10、11、12と、各電動車両10、11、12とネットワークを介して接続されたサーバ20を備えている。また、サーバ20は、複数の充電スポット30、31、32とネットワークを介して接続されている。なお、図1では、3つの電動車両及び3つの充電スポットを示しているが、本発明はこれに限定されない。また、以下の説明では、電動車両10を自車両として、電動車両11、12を他車両として説明する。
次に、図2を参照して、充電スポット提案システムの詳細な構成を説明する。図2に示すように、充電スポット提案システムは、電動車両10に搭載されたクライアント端末40、及びクライアント端末40とネットワークを介して接続されたサーバ20を備えている。また、サーバ20は、ネットワークを介して充電スポット30に接続されている。なお、図2では、図1に示した電動車両11、12に搭載されるクライアント端末や、充電スポット31、32は省略している。
クライアント端末40は、サーバ20との間で通信する通信部41(送信手段、受信手段)と、GPS受信機42と、ナビゲーション装置43と、残容量検出部44と、電費演算部45と、表示部46を備えている。
GPS受信機42は、人工衛星からの電波を受信することにより、地上における電動車両10の現在位置を検出する。GPS受信機42は、検出した電動車両10の現在位置を通信部41やナビゲーション装置43に出力する。
ナビゲーション装置43は、地図データベースを備え、ユーザが予め設定した目的地までの走行経路を設定する。なお、地図データベースは、サーバ上に記録されていてもよい。このサーバは、サーバ20でもよいし、別のサーバでもよい。サーバ上に地図データベースが記録されている場合、ナビゲーション装置43は、通信により随時地図情報を取得することができる。また、ナビゲーション装置43には、ユーザが契約している充電サービスの情報が登録されている。
ここで、図3を参照して、本発明における充電サービスの一例を説明する。
図3に示すように、充電サービスには定額サービスと都度利用サービスがある。定額サービスとは、月に一定金額(2000円)を支払うことにより、充電スポット30の利用にかかる料金は0円となるサービスである。ユーザがナビゲーション装置43に契約している充電サービスを登録すると、図3に示すように、充電スポット30の契約内容欄に加入中と表示される。また、都度利用サービスとは、充電スポットを利用するたびに所定の料金が発生するサービスである。充電スポット31では1回利用するたびに500円の料金が発生し、充電スポット32では1回利用するたびに600円の料金が発生する。
図2に戻って、充電スポット提案システムの構成の続きを説明する。
残容量検出部44は、電動車両10に搭載される車載バッテリの残り容量である車載バッテリ残容量を検出する。
電費演算部45は、電動車両10の単位電力量当たりの走行距離(以下単に、電費という)を演算する。電費は走行時の環境により変化するため、電費演算部45は、例えば直近数時間の走行距離、及び消費した電力量から電費を演算する。
表示部46は、各種の情報を表示するディスプレイである。
次に、サーバ20について説明する。
サーバ20は、クライアント端末40及び充電スポット30との間でネットワークを介して通信する通信部21と、処理部22と、記憶部23を備えている。
通信部21(充電サービス特定手段)は、通信機能の他に電動車両10、11、12の現在位置、走行経路、車載バッテリ残容量及び充電サービスを取得する情報取得部としての機能を備えている。
処理部22は、各部間のデータの受け渡しを行ったり、サーバ20全体の制御を行ったりする。
記憶部23には、各充電スポット30、31、32の位置情報や設備情報、地図データベースが記憶されている。また、記憶部23には、電動車両10、11、12がこれまで利用した充電スポットの履歴が記憶されている。
処理部22は、これを機能として捉えた場合、充電スポット検出部221と、提案部222と、期待値算出部223と、許容コスト算出部224に分類することができる。
充電スポット検出部221(検出手段)は、電動車両10から所定距離内に存在する充電スポットを検出する。所定距離とは、例えば電動車両10が現在位置から到達可能な距離である。充電スポット検出部221は、車載バッテリ残容量から到達可能な距離を算出し、到達可能距離内に存在する充電スポットを検出する。ここで、到達可能距離をD1とし、車載バッテリ残容量をV1とし、電費をRとすると、到達可能距離は、次の式(1)から求めることができる。
D1=V1×R・・・(1)
また、充電スポット検出部221(予約取得手段)は、到達可能距離内に存在する充電スポットに対し、電動車両11、12が予約をしているか否かに関する情報を取得する。
提案部222(提案手段)は、到達可能距離内に存在する充電スポット一覧をクライアント端末40に送信する。このとき、提案部222は、契約している充電サービスに基づいて充電スポット一覧を送信する。具体的に、充電スポット一覧には、電動車両10が使用できる充電器を備える充電スポットや契約している充電スポットが含まれる。また、充電スポット一覧には、待ち時間や料金が含まれる。待ち時間について、提案部222は、予約状況に基づいて算出することができる。ところで、実際の道路には多くの電動車両が存在しており、中には予約をしていない電動車両が存在する。予約をしていなくても、車載バッテリ残容量が少ないなどの理由で近くの充電スポットを利用する場合が考えられる。このような場合、案内先の充電スポットで予約をしていない電動車両が充電していると、待ち時間が増えてしまう。
そこで、提案部222(補正手段)は、後述する期待値や許容コストを用いて、図4に示すように充電スポット一覧の予約状況を補正して、クライアント端末40に送信する。提案部222が行う補正について、以下詳しく説明する。なお、電動車両の中には、充電サービスを契約している電動車両と、契約していない電動車両が存在する。以下では、充電サービスを契約している電動車両を契約電動車両と表現し、契約していない電動車両を無契約電動車両と表現する。
期待値算出部223(期待値算出手段)は、予約をしていない無契約電動車両がその付近に存在する各充電スポットを使用する期待値を算出する。本発明における期待値とは、0から1の間の値であり、無契約電動車両と充電スポットの距離が短いほど1に近づく。また、期待値は、充電スポット到着時の車載バッテリ残容量が小さいほど1に近づく。一例を挙げて説明すると、電動車両11(無契約電動車両と仮定)が各充電スポット30、31、32を使用する期待値は、電動車両11と各充電スポット30、31、32との距離がこの順に離れていると仮定すると、0.5、0.3、0.2となる。また、電動車両12(無契約電動車両と仮定)が各充電スポット30、31、32を使用する期待値は、到着した際の車載バッテリ残容量がこの順に小さいと仮定すると、0.6、0.3、0.1となる。なお、1台の無契約電動車両の期待値の合計値は1となる。
次に、期待値算出部223は、無契約電動車両ごとに算出した期待値を用いて充電スポットごとの期待値を合計する。本発明において充電スポットごとの期待値の合計値が、無契約電動車両がその充電スポットを使用すると予想される予想台数となる。上述した例を用いて説明すると、充電スポット30の予想台数が1.1台(0.5+0.6)、充電スポット31の予想台数が0.6台(0.3+0.3)、充電スポット32の予想台数が0.3台(0.2+0.1)となる。
次に、期待値算出部223は、予想台数を用いて予想充電量を算出する。具体的には、期待値算出部223は、各無契約電動車両の期待値に車載バッテリを満充電するために必要な必要充電量を乗じ、それらの値を合計し、その合計値を予想台数で除算する。ここで、予想充電量をV2とし、電動車両11、12の必要充電量をそれぞれV3、V4とし、電動車両11、12の期待値をそれぞれE1、E2とすると、予想充電量は次の式(2)から求めることができる。
V2=(E1×V3)+(E2×V4)/(E1+E2)・・・(2)
このように、期待値算出部223は、予約をしていない無契約電動車両の期待値を算出する。そして、提案部222は、この期待値を用いて図4に示す充電スポット一覧の時間帯ごとの予想台数、予想充電量を補正する。なお、図4に示す予想充電時間は、充電スポットでの待ち時間を示す時間であり、提案部222は予想台数と予想充電量を用いて予想充電時間を算出する。
許容コスト算出部224(許容コスト算出手段)は、予約をしていない契約電動車両がこれまでに利用した充電スポット履歴を用いて、契約電動車両がその付近に存在する充電スポットを使用する許容コストを算出する。本発明における許容コストとは、待ち時間に対して許容できる料金のことである。ここで、許容コストをC1、最短充電時のコストをC2、選択した充電スポットのコストをC3、選択した充電スポットの完了時間をT1、最短充電完了時間をT2とすると、許容コストは次の式(3)から求めることができる。
C1=(C2−C3)/(T1−T2)・・・(3)
ここで、最短充電時のコスト(C2)とは、充電完了が最も早い充電スポットで充電した場合に発生する料金を意味する。すなわち、最短充電時のコストは、月毎に定額料金を支払い都度利用料が0の場合、0である。また、最短充電時のコストは、都度利用料のみ支払う場合は都度利用料を意味する。また、最短充電時のコストは、月毎に定額料金を支払い都度利用料も支払う場合、都度使用料のみを意味する。なお、本発明において充電完了が最も早いとは、現在位置から充電スポットまでの移動時間、充電開始までの待ち時間、充電開始から満充電完了までの時間の合計が最も短いことを意味する。
また、選択した充電スポットのコスト(C3)とは、選択した充電スポットで充電した場合に発生する料金を意味する。すなわち、選択した充電スポットのコストは、月毎に定額料金を支払い都度利用料が0の場合、0である。また、選択した充電スポットのコストは、都度利用料のみ支払う場合は都度利用料を意味する。また、選択した充電スポットのコストは、月毎に定額料金を支払い都度利用料も支払う場合、都度使用料のみを意味する。
また、選択した充電スポットの完了時間(T1)とは、選択した充電スポットにて充電が完了する時刻を意味する。すなわち、選択した充電スポットの完了時間は、現在位置から選択した充電スポットへの移動時間、充電開始までの待ち時間、充電開始から充電完了までの時間の合計を現在の時刻に加算した時刻になる。
また、最短充電完了時間(T2)とは、充電完了が最も早い充電スポットにて充電が完了する時刻を意味する。すなわち、最短充電完了時間は、最短充電時のコスト(C2)を算出した充電スポットでの充電が完了する時刻である。
次に、具体例を挙げて許容コスト(C1)について説明する。
ここで、充電完了が最も早い充電スポットを充電スポット30とし、電動車両11(契約電動車両と仮定)のユーザが選択した充電スポットを充電スポット31とする。そして、充電スポット31の充電完了時間が充電スポット30の充電完了時間よりも2時間遅く、且つ、料金が1000円安いと仮定すると、許容コストは上記(3)式を用いて、2時間あたり1000円となる。
この計算結果より、電動車両11のユーザが充電スポット31を選択したということは、「充電スポット31で充電すると、充電スポット30よりも2時間余計にかかる。しかし、料金が1000円安くなるため、2時間余計にかかっても充電スポット31で充電した方がよい」と判断したことを意味する。すなわち、許容コスト算出部224は、算出した許容コストを用いて、電動車両11のユーザは1時間あたり500円得するならばその分の待ち時間を許容する、と推定する。そして、許容コスト算出部224は、電動車両11がその付近の充電スポットを利用した場合と、充電完了が最も早い充電スポットを利用した場合の充電完了までにかかる時間差に許容コストを乗じた料金と、充電にかかる料金の合計値が最も小さい充電スポットを電動車両11が利用すると仮定する。そして、提案部222は、許容コスト算出部224によって仮定された充電スポットを用いて図4に示す充電スポット一覧の時間帯ごとの予想台数、予想充電量を補正する。
なお、許容コスト算出部224が算出した許容コストは、記憶部23に履歴として記録される。このため、許容コスト算出部224は、過去に算出した許容コストを用いて新たな許容コストを算出することができる。例えば、許容コスト算出部224は、選択履歴が新しい充電スポットほど上位に来るよう重み付けをして許容コストを算出することができる。選択履歴の順に算出された許容コストをC4、C5、C6とすると、許容コストは、次の式(4)から求めることができる。
C1=(C4×K1+C5×K2+C6×K3)/(K1+K2+K3)・・・(4)
ここで、K1、K2、K3は重み付け係数であり、K1>K2>K3なる関係を有する。
なお、充電スポット提案システムは、契約電動車両について許容コストではなく、期待値を算出して図4に示す充電スポット一覧の時間帯ごとの予想台数、予想充電量を補正してもよい。
提案部222は、補正した充電スポット一覧の予約状況に基づいて、充電完了が最も早い充電スポットや最も料金が安い充電スポットを提案する。図4に示す例では、各時間帯において充電完了が最も早い充電スポットは充電スポット31であるため、提案部222は充電スポット31を充電完了が最も早い充電スポットとして提案する。また、電動車両10は充電スポット30と定額の充電サービスを契約しているため、提案部222は充電スポット30を充電完了が最も料金が安い充電スポットとして提案する。
なお、提案部222は、電動車両10の許容コストを用いて料金と待ち時間の両面から最適な充電スポットを提案することができる。電動車両10の許容コストも同様に、上記(3)式を用いて求めることができる。
なお、残容量検出部44、電費演算部45、及び処理部22は、例えば、CPU、ROM、RAMおよびそれらを接続するデータバスと入出力インターフェースから構成されるコンピュータであり、ROMに格納されたプログラムに従い、CPUが所定の処理を行う。
次に、上述のように構成された本実施形態に係る充電スポット提案システムの一動作例を図に示すフローチャートを参照して説明する。なお、このフローチャートにおいて各充電スポット30、31、32は到達可能距離内に存在するものとして説明する。
ステップS101において、ユーザは、クライアント端末40に契約している充電サービスを登録する操作を行い、ナビゲーション装置43に充電サービスを記憶させる。なお、クライアント端末40のナビゲーション装置43に充電サービスが既に記憶されている場合には、クライアント端末40はユーザの操作に対してナビゲーション装置43に記憶された充電サービスを読み出す。
ステップS102において、ユーザはクライアント端末40を用いて、サーバ20に充電スポットの検索を要求する。このとき、クライアント端末40は、サーバ20に電動車両10の現在位置、車載バッテリ残容量、電費、及びステップS101でユーザが登録したあるいは読み出した充電サービスを送信する。
ステップS103において、充電スポット検出部221は、電動車両10の現在位置、車載バッテリ残容量、電費に基づいて、電動車両10が現在位置から到達可能な距離を算出する。
ステップS104において、充電スポット検出部221は、到達可能距離内に存在する充電スポットを検索する。
ステップS105において、充電スポット検出部221は、到達可能距離内に存在する充電スポットの予約状況を取得する。
ステップS106において、通信部21は、到達可能距離内の充電スポット付近に存在する電動車両の現在位置、車載バッテリ残容量、及び充電スポットの予約の有無を取得する。
ステップS107において、期待値算出部223は、予約をしていない無契約電動車両がその付近に存在する各充電スポットを使用する期待値を算出する。また、許容コスト算出部224は、予約をしていない契約電動車両の許容コストを算出し、契約電動車両が利用する充電スポットを仮定する。
ステップS108において、提案部222は、期待値及び仮定された充電スポットを用いて予約状況を補正する。
ステップS109において、提案部222は、充電完了が最も早い充電スポットや最も料金が安い充電スポットを提案する。
以上説明したように、本実施形態に係る充電スポット提案システムによれば、以下の作用効果が得られる。
充電スポット提案システムは、契約している充電サービスに基づいて充電スポットを提案するため、高額な充電スポットに案内することがなくなる。また、充電スポット提案システムは、案内先の充電スポットで充電器の規格が異なるために充電できないといった事態を防止することができる。すなわち、充電スポット提案システムは、契約している充電サービスに基づいて適切な充電スポットを提案することができる。
また、充電スポット提案システムは、他の電動車両の情報を用いて充電スポットの予約状況を補正するため、充電完了が最も早い充電スポットや最も料金が安い充電スポットを提案することができる。
また、充電スポット提案システムは、電動車両10の許容コストを用いることによって、料金と待ち時間の両面から最適な充電スポットを提案することができる。
また、充電スポット提案システムは、予約をしていない無契約電動車両がその付近に存在する各充電スポットを使用する期待値を算出し、算出した期待値を用いて充電スポット一覧の時間帯ごとの予想台数、予想充電量を補正する。これにより、充電スポット提案システムは、より待ち時間の少ない充電スポットを提案することができる。
なお、ユーザは、充電スポットの検索を要求する際に、充電にかかる料金の上限額をナビゲーション装置43に入力してもよい。例えば、図6に示すフローチャートのステップS202において、ユーザは、ナビゲーション装置43に上限額を設定することができる。これにより、充電スポット提案システムは、上限額以下で最適な充電スポットを提案することができる。なお、図6のステップS201、203〜210の動作はそれぞれ、図5のステップS101〜109の動作と同じであるため、詳細な説明を省略する。
なお、充電スポット提案システムは、予め設定された目的地までの複数の走行経路上に存在する充電スポットを検出し、充電完了が最も早い充電スポットや最も料金が安い充電スポットが存在する走行経路を提案してもよい。充電完了が最も早い充電スポットが存在する走行経路とは、到着予想時間が最も早い走行経路である。また、最も料金が安い充電スポットが存在する走行経路とは、目的地に到着するまでに利用する充電スポットで支払う料金の合計額が最も安い走行経路である。このように複数の走行経路ごとに到着予想時間及び料金の合計額を提案することにより、ユーザは、複数の走行経路の中から、料金と時間の両面から最適な走行経路を選択することができる。なお、充電スポット提案システムは、ユーザの選択履歴から推奨される走行経路を提案してもよい。
具体的な充電スポット提案システムの動作例を図7に示すフローチャートを参照して説明する。ただし、図7のステップS301、304〜307の動作はそれぞれ、図5のステップS101、105〜108の動作と同じであるため、詳細な説明を省略し、相違点のみ説明する。
ステップS302において、ユーザはナビゲーション装置43(経路設定手段)を用いて、目的地までの複数の走行経路を設定する。ナビゲーション装置43は、複数の走行経路上に存在する充電スポットの検索をサーバ20に要求する。
ステップS303において、充電スポット検出部221は、複数の走行経路上に存在する充電スポットを検出する。
ステップS308において、提案部222は、到着予想時間が最も早い走行経路、料金の合計額が最も安い走行経路、過去の選択履歴から推奨される走行経路を提案する。
なお、このように複数の走行経路を提案するケースにおいても、ユーザは、充電にかかる料金の上限額をナビゲーション装置43に入力してもよい。例えば、図8に示すフローチャートのステップS402において、ユーザは、ナビゲーション装置43に上限額を設定することができる。これにより、充電スポット提案システムは、上限額以下で複数の走行経路を提案することができる。なお、図8のステップS401、403〜409の動作はそれぞれ、図7のステップS301〜308の動作と同じであるため、詳細な説明を省略する。
なお、上述の実施例においてはナビゲーション装置43に充電サービスを記憶し、記憶した充電サービスをサーバ20に送信する構成としたがこれに限定されない。例えばサーバ20が車両毎に対応した充電サービスを記憶しておき、車両から当該車両を特定したID情報をサーバ20に送信する事で、車両に対応した充電サービスを特定するようにしてもよい。
上記のように、本発明の実施形態を記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
20 サーバ
21 通信部
22 処理部
23 記憶部
30、31、32 充電スポット
40 クライアント端末
41 通信部
42 受信機
43 ナビゲーション装置
44 残容量検出部
45 電費演算部
46 表示部
221 充電スポット検出部
222 提案部
223 期待値算出部
224 許容コスト算出部

Claims (5)

  1. 電動車両に搭載される車載バッテリを充電するための充電スポット提案システムであって、
    前記電動車両に搭載される端末と、
    前記端末及び充電スポットとネットワークを介して接続されるサーバと、を備え、
    前記端末は、
    前記電動車両の位置、前記車載バッテリの残容量を前記サーバに送信する送信手段と、
    前記サーバから提案を受信する受信手段と、を備え、
    前記サーバは、
    前記電動車両から所定距離内に存在する充電スポットを検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された前記所定距離内に存在する充電スポットの予約状況を取得する予約取得手段と、
    前記電動車両が契約している充電サービスを特定する充電サービス特定手段と、
    前記充電スポットの付近に存在する他の電動車両が前記充電サービスを契約していない場合、前記充電サービスを契約していない前記他の電動車両の位置、車載バッテリ残容量に基づいて前記充電サービスを契約していない前記他の電動車両が前記充電スポットを使用する期待値を算出する期待値算出手段と、
    前記期待値に基づいて、前記充電サービスを契約していない前記他の電動車両が前記充電スポットを使用すると予想される第1予想台数を算出し、前記期待値に車載バッテリを満充電するために必要な必要充電量を乗じた値を前記第1予想台数で除算した第1予想充電量を算出し、前記第1予想台数及び前記第1予想充電量を用いて前記予約状況に係る時間帯ごとの第2予想台数及び第2予想充電量を補正する補正手段と、
    前記補正手段によって補正された前記予約状況と、前記電動車両の前記契約している充電サービスに基づいて前記所定距離内に存在する充電スポットを提案する提案手段と
    を備えることを特徴する充電スポット提案システム。
  2. 前記提案手段は、満充電完了が最も早い充電スポット及び満充電までに要する料金が最も安い充電スポットを提案することを特徴とする請求項1に記載の充電スポット提案システム。
  3. 前記サーバは、
    前記電動車両が前記所定距離内に存在する充電スポットを利用する場合の許容コストを算出する許容コスト算出手段をさらに備え、
    前記提案手段は、前記許容コストに基づいて充電スポットを提案し、
    前記許容コストは、前記電動車両が充電完了が早い充電スポットと比較して、充電完了が遅い充電スポットを選択した場合に、充電完了までにかかる待ち時間を許容できる単位時間あたりの料金である
    ことを特徴とする請求項2に記載の充電スポット提案システム。
  4. 前記提案手段は、充電にかかる料金が予め設定された上限額以下である充電スポットを提案することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の充電スポット提案システム。
  5. 前記端末は、
    予め設定された目的地までの走行経路を設定する経路設定手段をさらに備え、
    前記提案手段は、前記経路設定手段によって複数の走行経路が設定された場合、走行経路ごとに到着予想時間と料金の合計額を提案し、
    前記料金は、前記目的地に到着するまでに利用する充電スポットで支払う料金である
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の充電スポット提案システム。
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