JP6557581B2 - 石炭分析装置 - Google Patents

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本発明は、石炭分析装置に関するものである。
近年、日本国内の発電用の石炭として、以前から使用されている高品位炭の価格が急騰していることを受け、瀝青炭や亜瀝青炭等の低品位炭を導入する動きが活発化している。 一般に、石炭は、野積みされる貯炭施設或いはサイロを用いた貯炭施設に貯蔵されるが、いずれの貯炭施設においても貯炭期間が長くなると、自然発火が発生する。
従来、自然発火を回避するための石炭の貯炭期間は経験値から決められているのが一般的であるが、前記低品位炭は自然発火しやすいため、前記高品位炭の場合以上に貯炭施設の自然発火発生防止対策を強化する必要がある。
前記貯炭施設の自然発火発生防止対策としては、例えば、自然発火を感知できるようにガス検知器を設置したり、或いは昇温防止剤を使用したりすることが行われ、更に、貯蔵された石炭に予め散水して冷却するといった措置も講じられており、多くの研究がなされている。
そして、石炭の自然発火を防止する上で、石炭の物性を調べることは不可欠であり、非常に重要となっている。
前記石炭の物性を調べる際、従来の場合、例えば、自然発火試験装置(SIT:Spontaneous-ignition Temperature)が用いられている。
前記自然発火試験装置によって実際に試験を行う際には、先ず、粒径が0.25mmとなるよう粉砕した石炭の試料を約1g採取して石英製の試料セルに充填し、断熱状態に保った自然発火試験装置にセットする。続いて、前記試料を窒素100%の不活性ガス気流中で110℃まで昇温させ、装置及び試料の温度が安定した後、ガスを窒素から酸素100%(流量は2ml/min程度)に切り替える。そして、断熱状態で温度が200℃に達するまでの時間(誘導時間)を測定する。これにより、前記誘導時間の長さに応じて、A:「発熱しにくい」、B:「普通」、C:「要注意」、D:「自然発熱の虞あり」、E:「短時間で発熱する」といったランク付けを行う。
尚、低品位炭の自然発火と関連する一般的技術水準を示すものとしては、例えば、特許文献1がある。
特開2014−126541号公報
しかしながら、前記自然発火試験装置においては、試験条件となる発熱開始設定温度に関して特に規定があるわけではなく、該発熱開始設定温度によって前記誘導時間が変化してしまい、幅広いデータの定量的な比較ができないという欠点を有していた。この理由は、前記誘導時間が長い場合、発熱開始設定温度を上げることにより誘導時間を調節して、その一群の試料のデータの中では比較できるようにすることが行われているが、このように発熱開始設定温度を変えてしまった試料の間では、データの比較が困難となるためである。
又、本発明者等は、石炭の物性及び貯炭施設の情報に基づき石炭昇温シミュレーション装置によって数値解析を行って石炭の昇温特性を求める石炭昇温予測管理システムを開発しているが、前記自然発火試験装置では活性化エネルギー項しか求めることができず、該活性化エネルギー項だけでは前記数値解析に耐えるデータとはなり得なかった。
尚、前記石炭昇温シミュレーション装置に入力すべき石炭の物性としては、活性化エネルギー項と定数項等を求めることが必要であるが、従来の場合、例えば、加熱反応器、ガスクロマトグラフィー、電気炉等の複数の装置を利用して石炭の物性(低温酸化反応速度、比熱、含水率、熱伝導率)を調べざるを得ないのが現状であった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなしたもので、石炭の物性として、低温酸化反応速度、比熱、含水率、熱伝導率を一つの装置で効率良く求めることができる石炭分析装置を提供しようとするものである。
本発明は、貯蔵される石炭を分級して試料とした粉状炭が供給されて該粉状炭から低温酸化反応速度を計測する第一分析ユニットと、
貯蔵される石炭を塊状に加工して試料とした塊状炭が供給されて該塊状炭から比熱、含水率を計測する第二分析ユニットと、
貯蔵される石炭を塊状に加工して試料とした塊状炭が供給されて該塊状炭から熱伝導率を計測する第三分析ユニットと
を備えたことを特徴とする石炭分析装置にかかるものである。
前記石炭分析装置において、前記第一分析ユニットは、ヒータが内蔵されて断熱材で囲まれ且つ昇温速度を制御自在な第一加熱炉と、粉状炭が充填され且つ前記第一加熱炉の内部にセットされる筒状の反応容器と、該反応容器の内部に充填された粉状炭に対して空気を流通させる空気流通装置と、該空気流通装置によって前記粉状炭に対し流通させた空気中の酸素濃度を計測する酸素センサとを備えても良い。
前記第二分析ユニットは、ヒータが内蔵されて断熱材で囲まれ且つ昇温速度を制御自在な第二加熱炉と、該第二加熱炉のヒータに電源から供給される電力量を計測する電力量計と、前記第二加熱炉の内部にセットされる塊状炭の温度を計測する塊状炭温度計と、前記塊状炭の重量を計測する重量計とを備えても良い。
前記第三分析ユニットは、加熱板が内蔵されて断熱材で囲まれ且つ昇温速度を制御自在な第三加熱炉と、該第三加熱炉の加熱板に電源から供給される電力量を計測する電力量計と、前記第三加熱炉の内部に前記加熱板と反対の面側を外部に露出させてセットされる塊状炭の前記加熱板に面する側の高温部温度を計測する高温部温度計と、前記第三加熱炉の内部にセットされる塊状炭の外部に露出する側の低温部温度を計測する低温部温度計とを備えても良い。
本発明の石炭分析装置によれば、石炭の物性として、低温酸化反応速度、比熱、含水率、熱伝導率を一つの装置で効率良く求めることができるという優れた効果を奏し得る。
本発明の石炭分析装置の実施例を示す概要構成図である。 本発明の石炭分析装置の実施例における第一分析ユニットで計測される温度と酸素消費量との関係を示す線図である。 (a)は本発明の石炭分析装置の実施例における第二分析ユニットで計測される温度と熱量との関係を示す線図、(b)は本発明の石炭分析装置の実施例における第二分析ユニットで計測される時間と試料温度及び試料重量との関係を示す線図である。 本発明の石炭分析装置の実施例における第三分析ユニットで計測される時間と低温部温度及び高温部温度との関係を示す線図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1〜図4は本発明の石炭分析装置の実施例である。
本実施例の場合、図1に示す如く、石炭分析装置1は、貯炭施設に貯蔵される石炭の物性を計測するものであって、第一分析ユニット10と、第二分析ユニット20と、第三分析ユニット30とを備えている。
前記第一分析ユニット10は、ヒータ11が内蔵されて断熱材12で囲まれ且つ昇温速度を制御自在な第一加熱炉13と、粉状炭が充填され且つ前記第一加熱炉13の内部にセットされる筒状の反応容器14と、該反応容器14の内部に充填された粉状炭に対して空気を流通させる空気流通装置15と、該空気流通装置15によって前記粉状炭に対し流通させた空気中の酸素濃度を計測する酸素センサ16とを備えている。前記第一分析ユニット10においては、内部に粉状炭が充填された反応容器14を第一加熱炉13にセットし、空気流通装置15から反応容器14の内部に充填された粉状炭に対して空気を流通させつつ、ヒータ11により一定な昇温速度で反応容器14の温度を上昇させ、粉状炭を通過した空気中の酸素濃度を酸素センサ16で計測することにより、低温酸化反応速度を求めるようになっている。因みに、温度と酸素消費量との関係は、例えば、図2に示すようになり、この関係から活性化エネルギー項と定数項等を求めることができる。尚、前記粉状炭は、貯炭施設に貯蔵される石炭を分級して試料としたものである。
前記第二分析ユニット20は、ヒータ21が内蔵されて断熱材22で囲まれ且つ昇温速度を制御自在な第二加熱炉23と、該第二加熱炉23のヒータ21に電源24から供給される電力量を計測する電力量計25と、前記第二加熱炉23の内部にセットされる塊状炭の温度を計測する塊状炭温度計26と、前記塊状炭の重量を計測する重量計27とを備えている。前記重量計27としては、ロードセルや天秤等を用いることができる。前記第二分析ユニット20においては、塊状炭を第二加熱炉23にセットし、ヒータ21により塊状炭に熱を与えて温度を上昇させ、電力量計25で計測した電力量に基づき塊状炭に与えた熱量Qを求めるようになっている。更に、この時の塊状炭の重量を重量計27で計測して質量mを求めると共に、塊状炭の温度変化Δtを塊状炭温度計26で計測し、比熱Cを
C=Q/(m×Δt) …(1)
但し、Q:熱量[J]
m:質量[g](重量から換算)
Δt:温度変化[K]
より求めるようになっている。ここで、温度と熱量は、例えば、図3(a)に示す如く、線形関係を有する。前記比熱Cの測定後、塊状炭の温度を100℃以上に昇温させると水分が蒸発し、例えば、図3(b)に示す如く、時間の経過と共に試料としての塊状炭の温度が上昇するのに対して、該塊状炭の重量は減少していくため、昇温後の塊状炭の重量変化から、含水率を求めるようになっている。尚、前記塊状炭は、貯炭施設に貯蔵される石炭を塊状に加工して試料としたものであって、塊状炭の大きさは、およそ30〜50mm程度としてある。
前記第三分析ユニット30は、加熱板31が内蔵されて断熱材32で囲まれ且つ昇温速度を制御自在な第三加熱炉33を備えている。更に、前記第三加熱炉33の加熱板31に電源34から供給される電力量を計測する電力量計35と、前記第三加熱炉33の内部に上面側(前記加熱板31と反対の面側)を外部に露出させてセットされる塊状炭の底面側(前記加熱板31に面する側)の高温部温度Tを計測する高温部温度計36と、前記第三加熱炉33の内部にセットされる塊状炭の上面側(外部に露出する側)の低温部温度Tを計測する低温部温度計37とを備えている。前記第三分析ユニット30においては、断面積Sが一定になり且つ長さ(高さ)がLとなるように加工した塊状炭を第三加熱炉33の内部に上面側を外部に露出させてセットし、加熱板31により塊状炭の底面側を加熱し、上面側は開放し、図4に示す如く、塊状炭の底面側の高温部温度Tが所定温度に到達した後に一定となるよう電力量を調節し、電力量計35で計測した電力量に基づき塊状炭に与えた熱流量qを求めるようになっている。更に、この時の塊状炭の温度差ΔT(=T−T)を高温部温度計36及び低温部温度計37で計測し、定常状態の熱伝導率λを
λ=(q/S)/(ΔT/L) …(2)
但し、q:熱流量[W]
S:断面積[m
ΔT:温度差[K]
L:長さ[m]
より求めるようになっている。
次に、上記実施例の作用を説明する。
前記石炭分析装置1の第一分析ユニット10の反応容器14には、貯炭施設に貯蔵される石炭を分級して試料とした粉状炭が充填され、該粉状炭が充填された反応容器14が第一加熱炉13の内部にセットされる。前記第一分析ユニット10においては、内部に粉状炭が充填された反応容器14が第一加熱炉13にセットされた後、空気流通装置15から反応容器14の内部に充填された粉状炭に対して空気が流通される。空気が流通された状態で、ヒータ11により反応容器14が加熱され、一定な昇温速度で反応容器14の温度が上昇し、粉状炭を通過した空気中の酸素濃度が酸素センサ16で計測される。この時、温度と酸素消費量との関係は、例えば、図2に示すようになり、この関係から低温酸化反応速度が求められる。
前記石炭分析装置1の第二分析ユニット20の第二加熱炉23には、貯炭施設に貯蔵される石炭を塊状に加工して試料とした塊状炭がセットされる。前記第二分析ユニット20においては、ヒータ21により塊状炭が加熱されて温度上昇し、電力量計25で計測した電力量に基づき塊状炭に与えた熱量Qが求められる。この時の塊状炭の重量が重量計27で計測されて質量mが求められると共に、塊状炭の温度変化Δtが塊状炭温度計26で計測される。ここで、温度と熱量は、例えば、図3(a)に示す如く、線形関係を有しており、塊状炭の比熱Cが前記数式(1)(C=Q/(m×Δt))より求められる。更に、前記比熱Cの測定後、塊状炭の温度を100℃以上に昇温させると水分が蒸発し、例えば、図3(b)に示す如く、時間の経過と共に試料としての塊状炭の温度が上昇するのに対して、該塊状炭の重量は減少していくため、昇温後の塊状炭の重量変化から、含水率が求められる。
前記石炭分析装置1の第三分析ユニット30の第三加熱炉33には、断面積Sが一定になり且つ長さ(高さ)がLとなるように加工した塊状炭を第三加熱炉33の内部に上面側を外部に露出させてセットする。前記第三分析ユニット30においては、加熱板31により塊状炭の底面側が加熱され、上面側は開放されており、図4に示す如く、塊状炭の底面側の温度(高温部温度T)が所定温度に到達した後に一定となるよう電力量が調節され、電力量計35で計測した電力量に基づき塊状炭に与えた熱流量qが求められる。この時の塊状炭の温度差ΔT(=T−T)が高温部温度計36及び低温部温度計37で計測され、定常状態の熱伝導率λが前記数式(2)(λ=(q/S)/(ΔT/L))より求められる。
前記石炭分析装置1から、前記低温酸化反応速度と、前記比熱と、前記含水率と、前記熱伝導率とが石炭の物性として出力される。
本実施例の場合、試験条件によって誘導時間が変化してしまう従来の自然発火試験装置とは異なり、石炭の物性として出力される前記低温酸化反応速度と、前記比熱と、前記含水率と、前記熱伝導率のデータを、石炭の銘柄毎に幅広く比較することが可能となる。
又、本発明者等が開発している石炭昇温予測管理システムにおける石炭昇温シミュレーション装置に対しても、石炭の物性として出力される前記低温酸化反応速度と、前記比熱と、前記含水率と、前記熱伝導率のデータは、活性化エネルギー項と定数項等として用いることが可能となる。
こうして、石炭の物性として、低温酸化反応速度、比熱、含水率、熱伝導率を一つの装置で効率良く求めることができる。
そして、前記第一分析ユニット10は、ヒータ11が内蔵されて断熱材12で囲まれ且つ昇温速度を制御自在な第一加熱炉13と、粉状炭が充填され且つ前記第一加熱炉13の内部にセットされる筒状の反応容器14と、該反応容器14の内部に充填された粉状炭に対して空気を流通させる空気流通装置15と、該空気流通装置15によって前記粉状炭に対し流通させた空気中の酸素濃度を計測する酸素センサ16とを備えている。これにより、一定な昇温速度で上昇させた前記反応容器14内の粉状炭の温度と、前記酸素センサ16で計測される酸素濃度に基づく酸素消費量との関係から低温酸化反応速度を求めることができる。
又、前記第二分析ユニット20は、ヒータ21が内蔵されて断熱材22で囲まれ且つ昇温速度を制御自在な第二加熱炉23と、該第二加熱炉23のヒータ21に電源から供給される電力量を計測する電力量計25と、前記第二加熱炉23の内部にセットされる塊状炭の温度を計測する塊状炭温度計26と、前記塊状炭の重量を計測する重量計27とを備えている。これにより、前記ヒータ21による塊状炭の加熱時に、前記電力量計25で計測した電力量に基づいて求められる塊状炭に与えた熱量Qと、前記重量計27で計測された塊状炭の重量に基づく質量mと、前記塊状炭温度計26で計測される塊状炭の温度変化Δtとから、塊状炭の比熱Cを前記数式(1)(C=Q/(m×Δt))より求めることができる。更に、前記比熱Cの測定後の塊状炭の水分蒸発に伴う、該塊状炭の重量変化から、含水率を求めることができる。
更に又、前記第三分析ユニット30は、加熱板31が内蔵されて断熱材32で囲まれ且つ昇温速度を制御自在な第三加熱炉33と、該第三加熱炉33の加熱板に電源から供給される電力量を計測する電力量計35と、前記第三加熱炉33の内部に前記加熱板31と反対の面側を外部に露出させてセットされる塊状炭の前記加熱板31に面する側の高温部温度Tを計測する高温部温度計と、前記第三加熱炉33の内部にセットされる塊状炭の外部に露出する側の低温部温度Tを計測する低温部温度計37とを備えている。これにより、前記電力量計35で計測した電力量に基づいて求められる塊状炭に与えた熱流量qと、前記塊状炭の断面積Sと、前記高温部温度計36及び低温部温度計37で計測される塊状炭の温度差ΔT(=T−T)と、前記塊状炭の長さLとから、定常状態の熱伝導率λを前記数式(2)(λ=(q/S)/(ΔT/L))より求めることができる。
尚、本発明の石炭分析装置は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 石炭分析装置
10 第一分析ユニット
11 ヒータ
12 断熱材
13 第一加熱炉
14 反応容器
15 空気流通装置
16 酸素センサ
20 第二分析ユニット
21 ヒータ
22 断熱材
23 第二加熱炉
24 電源
25 電力量計
26 塊状炭温度計
27 重量計
30 第三分析ユニット
31 加熱板
32 断熱材
33 第三加熱炉
34 電源
35 電力量計
36 高温部温度計
37 低温部温度計

Claims (4)

  1. 貯蔵される石炭を分級して試料とした粉状炭が供給されて該粉状炭から低温酸化反応速度を計測する第一分析ユニットと、
    貯蔵される石炭を塊状に加工して試料とした塊状炭が供給されて該塊状炭から比熱、含水率を計測する第二分析ユニットと、
    貯蔵される石炭を塊状に加工して試料とした塊状炭が供給されて該塊状炭から熱伝導率を計測する第三分析ユニットと
    を備えたことを特徴とする石炭分析装置。
  2. 前記第一分析ユニットは、ヒータが内蔵されて断熱材で囲まれ且つ昇温速度を制御自在な第一加熱炉と、粉状炭が充填され且つ前記第一加熱炉の内部にセットされる筒状の反応容器と、該反応容器の内部に充填された粉状炭に対して空気を流通させる空気流通装置と、該空気流通装置によって前記粉状炭に対し流通させた空気中の酸素濃度を計測する酸素センサとを備えた請求項1記載の石炭分析装置。
  3. 前記第二分析ユニットは、ヒータが内蔵されて断熱材で囲まれ且つ昇温速度を制御自在な第二加熱炉と、該第二加熱炉のヒータに電源から供給される電力量を計測する電力量計と、前記第二加熱炉の内部にセットされる塊状炭の温度を計測する塊状炭温度計と、前記塊状炭の重量を計測する重量計とを備えた請求項1又は2記載の石炭分析装置。
  4. 前記第三分析ユニットは、加熱板が内蔵されて断熱材で囲まれ且つ昇温速度を制御自在な第三加熱炉と、該第三加熱炉の加熱板に電源から供給される電力量を計測する電力量計と、前記第三加熱炉の内部に前記加熱板と反対の面側を外部に露出させてセットされる塊状炭の前記加熱板に面する側の高温部温度を計測する高温部温度計と、前記第三加熱炉の内部にセットされる塊状炭の外部に露出する側の低温部温度を計測する低温部温度計とを備えた請求項1〜3の何れか一項に記載の石炭分析装置。
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