JP6557480B2 - 外壁構造 - Google Patents

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本発明は、外壁構造に関し、より詳細には、金属板により構成された壁体と水切り材とを用いた外壁構造に関する。
特許文献1には、金属板により構成された壁板が開示されている。この特許文献1記載の壁パネルは、金属板を曲げ加工することで形成された波型の壁パネルである。この壁パネルは、前方に突出し且つ側方に開口するように曲げられた複数の凸曲部を有している。
一般に、この種の壁パネルは、図12に示すようにして取り付けられる。まず、壁下地に平板状の水切り材91を固定し、その後、この平板状の水切り材91の左右両側に並ぶように、複数の壁パネル92を固定する。そして、左右方向に並ぶ一対の壁パネル92の間にハット状のカバー材93を取り付け、これにより、凸曲部の側方の開口を覆って防水性を確保する。
特開2014−237964号公報
しかしながら、このような従来の外壁構造では、防水性を確保するためには、平板状の水切り材91に加えて、ハット状のカバー材93が必要である。このため、従来の外壁構造では、部品点数が多く、取り付け作業に手間がかかるという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、防水性を確保しながら部品点数をできる限り減らし、取り付けの作業性を向上させる外壁構造を提供することにある。
本発明の外壁構造は、金属板により構成され、左右方向に並ぶように壁下地に固定された複数の壁体と、前記複数の壁体間において当該壁体の後面に沿わせて前記壁下地に固定された水切り材とを備え、前記壁体には、左右方向の全長に亙って前方に突出し且つ当該壁体の端面において側方に開口する凸曲部が設けられており、前記水切り材の左右方向の中間部には、前記凸曲部の前記壁体間への前記開口を覆う突条部が設けられており、前記突条部は、突出先端側に向かうほど幅狭となるように構成されており、前記壁体の前記凸曲部の側端面は、前記突条部の外面に沿うように傾斜していることを特徴とする。
また、この外壁構造において、前記壁体は、上下方向に連結された複数の金属壁板材を備えており、前記凸曲部は、前記金属壁板材の連結部分であることが好ましい。
また、この外壁構造において、前記金属壁板材の上端部には上方に突出する突起部が設けられ、前記金属壁板材の下端部には、前記突起部が差し込まれる差し込み溝部が設けられており、前記壁下地に固定された前記金属壁板材の前記突起部が、前記上方に配置される前記金属壁板材の前記差し込み溝部に差し込まれると、前記上方に配置される前記金属壁板材が前記壁下地に固定されていない状態で保持されるように構成されていることが好ましい。
また、この外壁構造において、前記水切り材には、前記突条部の左右両側にそれぞれ、上下方向に延びた少なくとも1つのリブが設けられており、前記各リブと前記各壁体の後面とが接触していることが好ましい。
本発明の外壁構造によれば、防水性を確保しながら、部品点数をできる限り減らし、取り付けの作業性を向上させることができる。
本実施形態の外壁構造の一部の金属壁板材を省略した斜視図である。 本実施形態の外壁構造の水平断面図である。 本実施形態の外壁構造において、金属壁板材を取り外した斜視図である。 本実施形態の金属壁板材の斜視図である。 図5Aは、本実施形態の金属壁板材の右側の端部の正面図である。図5Bは、図5AのA−A線断面図である。 本実施形態の外壁構造において、金属壁板材を取り付けるときの説明図である。 本実施形態の外壁構造の正面図である。 本実施形態の外壁構造において、雨水の流れを説明する斜視断面図である。 本実施形態の外壁構造における鉛直断面図である。 本実施形態の外壁構造において、上方の金属壁板材を施工者が手を放した状態を説明するための鉛直断面図である。 本実施形態の外壁構造の変形例の鉛直断面図である。 参考例の水平断面図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面に基づいて説明する。
本実施形態の外壁構造は、例えば、倉庫や工場,住宅家屋等の建物の外壁に適用される。本実施形態の外壁構造は、図1に示すように、壁下地1と、水切り材2と、金属板により構成された複数の壁体3とを備えている。
なお、以下、壁下地1から壁体3に向かう方向を前方向として定義する。また、左右方向の定義は、施工者等が壁体3から壁下地1に向かう姿勢において決定する。
壁下地1は、壁体3の下地となる部分である。壁下地1は、例えば、複数の柱部材11を備えている。複数の柱部材11は、水平方向に間隔をおいて配置されており、その長手方向が鉛直方向に平行である。柱部材11としては、例えば、間柱,管柱,又は通し柱等の柱や、縦胴縁が例示される。なお、柱は、例えば、角形鋼管により構成され、縦胴縁は、例えばリップ付き溝形鋼により構成される。縦胴縁としては、リップ付き溝形鋼を単独で用いてもよいし、2つのリップ付き溝形鋼のウェブ同士を連結し断面略H状にして用いてもよい。
なお、壁下地1には、複数の柱部材11間に配置された断熱ボードを含んでもよい。
水切り材2は、複数の壁体3の間において、当該壁体3の後面に沿うように配置され、これにより、雨水が壁体3の後方に回り込むのを防ぐ。水切り材2は、柱部材11に固定されており、すなわち壁下地1に固定される。水切り材2は、上下方向に長さを有し、左右方向に幅を有している。水切り材2は、矩形状の金属板(例えば鋼板)を曲げ加工することで形成されている。水切り材2は、水切り本体21と、突条部25とを備えている。
水切り本体21は、壁体3の後面に沿うように配置される。水切り本体21は、第一水切り部22と、第二水切り部23とを備えている。第一水切り部22は、水切り材2の左側の略半部を構成する。第一水切り部22には、上下方向に延び且つ左右方向に離れた複数のリブ24(本実施形態では3つ)が設けられている。複数のリブ24は、曲げ加工によって形成されており、第一水切り部22の主面から前方に向かって突出している(つまり、突曲している)。また、第一水切り部22の左側の端部は、ヘミング曲げがなされている。図2に示すように、リブ24の突出先端は、壁体3の後面に接触するように構成されている。なお、この複数のリブ24は、例えば、一条のリブ24であってもよく、数量は限定されない。
第二水切り部23は、水切り材2の右側の端部を構成し、すなわち、第一水切り部22が設けられた側とは反対側の端部を構成する。第二水切り部23には、第一水切り部22と同様に、上下方向に延び且つ左右方向に離れた複数のリブ24が設けられている。このリブ24は、第一水切り部22と同じ構成であるため、説明は省略する。
突条部25は、図1に示すように、第一水切り部22と第二水切り部23との間に設けられており、つまり、水切り本体21の左右方向の中間部に設けられている。突条部25は、上下方向に延びている。突条部25は、第一水切り部22に連続した第一傾斜部26と、第二水切り部23に連続した第二傾斜部27とを備えている。突条部25は、第一傾斜部26の右側の端部と第二傾斜部27の左側の端部とが連続し、これにより、断面山形形状をなしている。すなわち、突条部25は、突出先端側に向かうほど幅狭となるように構成されている。突条部25は、図2に示すように、その突出先端が、壁体3の前面と同じか、あるいは、それよりも前方に位置するように構成されている。
このような構成の水切り材2の前方には、複数の壁体3が取り付けられる。複数の壁体3は、左右方向に並ぶように壁下地1に固定される。各壁体3は、図3に示すように、上下方向に連結された複数の金属壁板材31を備えている。
各金属壁板材31は、平坦な壁板本体32と、壁板本体32の上端に設けられた上連結部33と、壁板本体32の下端に設けられた下連結部37とを備えている。金属壁板材31は、金属板(例えば鋼板)を曲げ加工することで形成されている。上下方向に並ぶ一対の金属壁板材31は、下側の金属壁板材31の上連結部33に、上側の金属壁板材31の下連結部37を嵌合することで連結されている。
上連結部33は、図4に示すように、突起部34と、突起部34の後端から上方に延出した固定片35とを備えている。突起部34は、前斜め上方に突出している。突起部34は、壁板本体32の上方部分を前斜め上方に折り曲げ、その後、重ねるようにして折り返すことで構成されている。突起部34は、壁板本体32の上端部の左右方向の全長に亙って設けられている。また、固定片35は、突起部34の左右方向の全長に亙って設けられている。固定片35には、複数の固着具が打ち込まれる。固定片35に固着具が打ち込まれ、当該固着具が壁下地1に打入されることで、金属壁板材31は壁下地1に固定される。
下連結部37は、上連結部33に嵌合するように構成されている。下連結部37は、壁板本体32の下端に形成された凸曲部38と、凸曲部38の内部に収容された差し込み溝部41とを備えている。
凸曲部38は、壁板本体32の前面よりも前方に突出し、且つ壁体3の端面において側方に開口している。凸曲部38は、壁板本体32の左右方向の全長に亙って設けられており、左右両側に開口している。凸曲部38は、上斜面部39と下斜面部40とから構成される。凸曲部38は、上斜面部39の下端と下斜面部40の上端とが連続しており、これにより、断面山形形状をなしている。凸曲部38の左右方向の両側の端部は、図5Aに示すように、壁板本体32の側端縁よりも側方に突出しており、その端面は、図5Bに示すように、左右方向において、壁板本体32から離れるほど前方に位置するように傾斜している。これにより、凸曲部38の側端面は、水切り材2の突条部25の外面に沿うように構成されている。
差し込み溝部41には、上連結部33の突起部34が差し込まれる。差し込み溝部41は、図4に示すように、凸曲部38の下斜面部40の下端に設けられている。差し込み溝部41は、凸曲部38の内部(後方)において、下斜面部40の下端から上方に向かって延出している。より詳細には、差し込み溝部41は、下斜面部40の下端から上斜め前方に向かって延出しており、これにより、図9に示すように、差し込み溝部41の壁下地1側の先端42が、壁板本体32の前面よりも前方に位置するように構成されている。なお、差し込み溝部41は、壁板本体32の左右方向の全長に亙って設けられている。
本実施形態の外壁構造は、以下のような手順で構成される(図6参照)。
まず、施工者は、壁下地1の柱部材11に水切り材2を固定する。施工者は、柱部材11の前面に水切り材2をあてがい、ねじ等の固着具を打入して、柱部材11に水切り材2を固定する。
次いで、施工者は、下方から順に金属壁板材31を取り付ける。施工者は、複数の柱部材11の前面に金属壁板材31をあてがい、固定片35に固着具を打入して、金属壁板材31を柱部材11に固定する。このとき、金属壁板材31の凸曲部38の側方の開口(壁体1間に臨む開口)は、水切り材2の突条部25により覆われる。
施工者は、既に固定した金属壁板材31の上連結部33に、別の金属壁板材31の下連結部37を嵌め込む。そして、施工者は、固定した金属壁板材31の上連結部33と、別の金属壁板材31の下連結部37とを嵌合させた状態で、固着具によって、別の金属壁板材31の固定片35を柱部材11に固定する。このようにして、複数の金属壁板材31を順に上方に連結し、壁体3を形成する。同様の手順で左右方向にも繰り返し施工して、外壁を構成する。
外壁が形成されると、図7に示すように、水切り材2の突条部25と、金属壁板材31の凸曲部38とが格子状に連続する。従って、本実施形態の外壁構造によれば、格子状の模様を外壁に形成することができ、従来にない外壁の意匠を形成することができる。
本実施形態の外壁構造は、降雨した場合、図8に示すように、雨水は突条部25を伝って流下するが、一部が、金属壁板材31と水切り材2との間に浸入する場合がある。この場合、金属壁板材31と水切り材2との間に浸入した雨水は、水切り材2の水切り部22,23を伝って流下する。このとき、水切り部22,23と金属壁板材31との間の隙間は、突条部25によって覆われており、当該隙間の内部は風の影響を受けにくいため、雨水は、重力に従って下方に流下する。
万が一、風の影響で突条部25から離れる方向に向かって雨水が流れたとしても、雨水はリブ24によって堰き止められて下方に流下する。しかも、本実施形態の水切り材2には、複数のリブ24が設けられているため、より一層、防水性を高めることができる。
また、本実施形態の金属壁板材31に設けられた突起部34は、上方に突出している。この突起部34は、突出長さが、突起部34の厚さよりも長く形成されている。また、差し込み溝部41は、その深さ方向が上下方向に沿っている。この差し込み溝部41の深さは、溝幅より長く形成されている。さらに、突起部34および差し込み溝部41は、金属壁板材31の左右方向に延在している。
本実施形態の外壁構造は、図10に示すように、固定された状態の金属壁板材31の突起部34を、別の金属壁板材31の差し込み溝部41に差し込んだ状態では、万が一、施工時に、施工者が上方の金属壁板材31を手放してしまったとしても、差し込み溝部41が突起部34に引っ掛かり、当該上方の金属壁板材31は保持される。特に、本実施形態の突起部34および差し込み溝部41は、左右方向に延びているため、より安定して、上方の金属壁板材31は保持される。この結果、施工者は、より安全に作業することができる。
以上説明したように、本実施形態の外壁構造は、壁下地1と、金属板により構成された複数の壁体3と、水切り材2とを備える。複数の壁体3は、左右方向に並ぶように壁下地1に固定される。壁体3は、左右方向の全長に亙って前方に突出し且つ壁体3の端面において側方に開口する凸曲部38を有している。水切り材2は、壁体3の後面に沿うように設けられる。水切り材2の左右方向の中間部には、凸曲部38の壁体3間への開口を覆う突条部25が設けられている。
このように、本実施形態の外壁構造によれば、壁体3の凸曲部38の開口を水切り材2に設けられた突条部25によって塞ぐことができるため、水切り材2とは別にカバー材が必要とならない。しかも、水切り材2によって、壁体3の裏面側に回り込んだ雨水を受けることができる上に、突条部25によって、壁体3と水切り本体21との間の隙間を塞ぐことができるため、防水性も確保することができる。この結果、突条部25と凸曲部38との間にシーリングを打たなくても、防水性を確保することができ、部品点数をできる限り減らし、取り付けの作業性を向上させることができる。
また、本実施形態の壁体3は、上下方向に連結された複数の金属壁板材31を備えている。凸曲部38は、金属壁板材31の連結部分である。
このため、本実施形態の外壁構造によれば、上下方向に連結する金属壁板材31の連結部分の側方の開口からの浸水を防ぐことができて、防水性を高めることができる。しかも、凸曲部38と突条部25とで建物の外壁面に格子状の模様を付すことができて、従来にない建物外観を形成することができる。
また、本実施形態の突条部25は、突出先端側に向かうほど幅狭となるように構成されている。壁体3の凸曲部38の側端面は、突条部25の外面に沿うように傾斜している。
このため、本実施形態の外壁構造によれば、突条部25と凸曲部38との間の隙間を目立たないようにできる。すなわち、突条部25と凸曲部38とが交差する部分においては、突条部25と凸曲部38とが、正面から見て重なっているため、仮に、突条部25と凸曲部38との間に一定以上の隙間が生じても、正面からは隙間が目立たない。
また、本実施形態の水切り本体21には、少なくとも1つのリブ24が設けられている。リブ24は、上下方向に延びており、突条部25の左右両側にそれぞれ設けられる。各リブ24は、各壁体3の後面に接触している。
このため、本実施形態の外壁構造によれば、万が一、壁体3の後面にまで水が浸入しても、リブ24によって水を堰き止めることができるため、防水性をより向上させることができる。
また、本実施形態の金属壁板材31の上端部には上方に突出する突起部34が設けられる。金属壁板材31の下端部には、突起部34が差し込まれる差し込み溝部41が設けられている。そして、壁下地1に固定された金属壁板材31の突起部34が、上方に配置される金属壁板材31の差し込み溝部41に差し込まれると、上方に配置される金属壁板材31が、壁下地1に固定されていない状態でも保持されるように構成されている。
このため、本実施形態の外壁構造によれば、施工者が、万が一、施工中に上方に配置される金属壁板材31を手放してしまったとしても、直ちに金属壁板材31が落下するのを防ぎ、また、前方に倒れ込むことを防ぐことができるため、施工者は安全に作業することができる。
また、本実施形態の金属壁板材31の差し込み溝部41は、凸曲部38の内部において、当該凸曲部38の下端から上斜め前方に向かって延出している。これにより、差し込み溝部41の壁下地1側の先端42が、壁板本体32の前面よりも前方に位置するように構成されている。
このため、本実施形態の複数の金属壁板材31は、上下方向に連結しても、差し込み溝部41が壁下地1や水切り材2に乗り上げて浮いてしまうのを防ぐことができる。
なお、本実施形態の外壁構造において、凸曲部38は、金属壁板材31の連結部分であったが、本発明の外壁構造においては、凸曲部38が波型の金属壁板の各凸部により構成されてもよい。また、凸曲部38の側端面は、壁面に対して傾斜していなくてもよく、例えば、壁面に対して直交してもよい。その場合、突条部25は、突出先端側に向かうほど幅狭とはならずに、突出基部から先端までが同幅に形成される。
また、本実施形態の水切り材2に設けられた突条部25は、水切り本体21の左右方向の中央(幅に対して端から1/2の位置)に設けられていたが、左右方向のいずれかに偏った位置に設けられていてもよい。
本実施形態の金属壁板材31は、例えば、図11のような構造であってもよい(以下、この例を変形例という)。なお、本変形例において、上記実施形態の構成と対応する構成には、上記実施形態の符号の数字の末尾にアルファベット「a」を加えた符号を付して説明を省略する。
この金属壁板材31aは、突起部34aが、壁板本体32aの上端部から鉛直上方に突出している。また、差し込み溝部41aは、凸曲部38aの下端から鉛直上方に延出している。
このような変形例の金属壁板材31であっても、防水性を確保しながら、部品点数をできる限り減らし、取り付けの作業性を向上させることができる。
1 壁下地
11 柱部材
2 水切り材
21 水切り本体
22 第一水切り部
23 第二水切り部
24 リブ
25 突条部
26 第一傾斜部
27 第二傾斜部
3 壁体
31 金属壁板材
32 壁板本体
33 上連結部
34 突起部
35 固定片
37 下連結部
38 凸曲部
39 上斜面部
40 下斜面部
41 差し込み溝部

Claims (4)

  1. 金属板により構成され、左右方向に並ぶように壁下地に固定された複数の壁体と、
    前記複数の壁体間において当該壁体の後面に沿わせて前記壁下地に固定された水切り材と
    を備え、
    前記壁体には、左右方向の全長に亙って前方に突出し且つ当該壁体の端面において側方に開口する凸曲部が設けられており、
    前記水切り材の左右方向の中間部には、前記凸曲部の前記壁体間への前記開口を覆う突条部が設けられており、
    前記突条部は、突出先端側に向かうほど幅狭となるように構成されており、
    前記壁体の前記凸曲部の側端面は、前記突条部の外面に沿うように傾斜している
    ことを特徴とする外壁構造。
  2. 前記壁体は、上下方向に連結された複数の金属壁板材を備えており、
    前記凸曲部は、前記金属壁板材の連結部分である
    ことを特徴とする請求項1記載の外壁構造。
  3. 前記金属壁板材の上端部には上方に突出する突起部が設けられ、
    前記金属壁板材の下端部には、前記突起部が差し込まれる差し込み溝部が設けられており、
    前記壁下地に固定された前記金属壁板材の前記突起部が、前記上方に配置される前記金属壁板材の前記差し込み溝部に差し込まれると、前記上方に配置される前記金属壁板材が前記壁下地に固定されていない状態で保持されるように構成されている
    ことを特徴とする請求項2記載の外壁構造。
  4. 前記水切りには、前記突条部の左右両側にそれぞれ、上下方向に延びた少なくとも1つのリブが設けられており、
    前記各リブと前記各壁体の後面とが接触している
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の外壁構造
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