JP6554140B2 - カウルトップ取付け構造 - Google Patents

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Description

本発明は、カウルトップを車体に取り付けるためのカウルトップ取付け構造に関する。
車両のウインドシールドとフードとの間に、カウルトップが配置されている。
特許文献1には、カウルトップに設けられた嵌合溝にウインドシールドの下端部が挿入されることで、カウルトップをウインドシールドに取り付けた際の位置決めを行う技術が開示されている。
特開2010−64518号公報
しかし、特許文献1の技術は、ウインドシールドに対してカウルトップを位置決めする構造であり、車体に対してカウルトップを精度良く取り付けることには改善の余地があった。そこで、カウルトップを車体に対してより精度良く取り付け、かつ取付け作業が容易となる構造が望まれていた。
本発明は、前記のような事情に鑑みてなされたものであり、カウルトップを車体に対してより精度良く取り付けることができ、かつ取付け作業が容易なカウルトップ取付け構造を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明に係るカウルトップ取付け構造は、車体と、前記車体に取り付けるカウルトップと、を備える。前記カウルトップは、ウインドシールドの下端部に嵌合する嵌合溝を有し、前記車体は、前記カウルトップを取り付ける車体側取付け部を有する。そして、前記車体側取付け部は、前記嵌合溝の前記ウインドシールドへの嵌合方向に沿って形成された取付け面を有する。前記カウルトップは、前記嵌合溝を有するカウルトップアッパと、該カウルトップアッパの下側に連設されたカウルトップロアと、を備えている。前記カウルトップアッパおよび前記カウルトップロアは、それぞれの車室側端部の近傍において前記車体側取付け部に取り付けられている。前記車体側取付け部は、前記カウルトップアッパを前記嵌合溝の近傍において前記車体に位置決めする第1車体側取付け部と、前記カウルトップロアを車幅方向中心位置において上下方向および車幅方向に位置決めする第2車体側取付け部と、を有する。前記第1車体側取付け部は、車幅方向中心線の近傍における左右両側のうちの一方の側において前記カウルトップアッパを上下方向に位置決めする上下方向位置決め部と、車幅方向中心線の近傍における左右両側のうちの他方の側において前記カウルトップアッパを車幅方向に位置決めする車幅方向位置決め部と、を有する。
本発明によれば、カウルトップを車体に対してより精度良く取り付けることができ、かつ取付け作業が容易なカウルトップ取付け構造を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るカウルトップ取付け構造が適用された車両の前部を前側上方から見た図である。 図1のII−II線に沿う拡大断面図である。 カウルトップを左前側上方から見た斜視図である。 カウルトップを後方から見た図である。 カウルトップに設けられた嵌合溝にウインドシールドの下端部が挿入された状態を示す拡大断面図である。 カウルトップ取付け構造の要部を左後側上方から見た拡大斜視図である。 カウルトップ取付け構造の要部を後方から見た拡大図である。 図7のVIII−VIII線に沿う断面図である。 図7のIX−IX線に沿う断面図である。 図7のX−X線に沿う断面の斜視図である。 フードを備える車両の前部を前側上方から見た図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、以下に示す図面において、同一の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係るカウルトップ取付け構造1が適用された車両100の前部を前側上方から見た図である。図2は、図1のII−II線に沿う拡大断面図である。図3は、カウルトップ3を左前側上方から見た斜視図である。図4は、カウルトップ3を後方から見た図である。図5は、カウルトップ3に設けられた嵌合溝33にウインドシールド5の下端部が挿入された状態を示す拡大断面図である。
なお、図1は、フード(ボンネット)6を取り除いた状態を示している。図2では、ワイパー9(図1参照)等の図示が省略されている。以降において方向を用いて説明する場合、運転者から見た前後左右上下に基づいて説明する。また、「車幅方向」は「左右方向」と同義である。
図1〜図2に示すように、本実施形態に係るカウルトップ取付け構造1は、車体2(図2参照)と、車体2に取り付けるカウルトップ3とを備えている。
図2に示すように、カウルトップ3は、車両100のウインドシールド(フロントウインドガラス)5と、車室7の前方に配置されたエンジンルーム8の上部を覆うフード6との間に配置されている。
カウルトップ3の下側には、鋼板製のダッシュボード21が設けられている。ダッシュボード21の上側には、ウインドシールド5の下部を支持する鋼板製のウインドシールドロア26が設けられている。ダッシュボード21は、ダッシュボードアッパ22と、ダッシュボードロア23とを備えている。ダッシュボードアッパ22は、ダッシュボードロア23の上側に配置されており、カウルトップ3とともにエアコン吸気の気液分離室を構成する。ダッシュボードロア23は、ダッシュボードアッパ22の後端部の下側に配置されており、エンジンルーム8と車室7とを仕切る。ダッシュボード21(ダッシュボードアッパ22およびダッシュボードロア23)と、ウインドシールドロア26とは、車体2を構成している。
カウルトップ3は、樹脂から構成されている。カウルトップ3は、カウルトップアッパ31と、該カウルトップアッパ31の下側に連設されたカウルトップロア32とを備えている。ここでは、カウルトップアッパ31およびカウルトップロア32は、一体成形されている。
カウルトップアッパ31は、ウインドシールド5とフード6との間に位置されており、その一部が外部に露出するように配置されている。カウルトップアッパ31は、その後端部に、ウインドシールド5の下端部に嵌合する嵌合溝33を有している。嵌合溝33は、断面略U字状を呈しており、その内側にウインドシールド5の下端部が挿入される。
図3〜図4に示すように、カウルトップアッパ31の前部にはメッシュ状の外気導入口34が形成されている。外気導入口34は、車幅方向に所定長さで延在している。また、カウルトップアッパ31には、ワイパー9(図1参照)の回転軸91(図6参照)が挿通されるワイパー取付け孔35が形成されている。ワイパー取付け孔35は、車幅方向中間部と、車幅方向一端部との二箇所に形成されている。カウルトップアッパ31の車室7側端部の近傍(図9参照)に、カウルトップアッパ31を車体2に取り付けるための取付け孔31a,31bが形成されている。また、カウルトップロア32の車室7側端部の近傍(図2参照)に、カウルトップロア32を車体2に取り付けるための取付け孔32a,32bが形成されている。車幅方向中央側の取付け孔31a,32aは、円孔とされている。一方、車幅方向端部側の取付け孔31b,32bは、概ね車幅方向に長い長孔とされており、カウルトップ3の車幅方向の熱変形を吸収できるようになっている。
図5に示すように、カウルトップアッパ31の嵌合溝33の後壁の内面の所定箇所には、上下方向に沿って延在し突条として形成されたリブ331が形成されている。ウインドシールド5の下端部に嵌合溝33が嵌合する際、ウインドシールド5の裏面がリブ331の前面に当接する。これにより、ウインドシールド5が嵌合溝33に所定の力でくわえ込まれ、カウルトップ3とウインドシールド5との位置関係が保持される。また、嵌合溝33の底部の所定箇所には、貫通孔332が形成されている。これにより、ウインドシールド5を伝わって送られる水を貫通孔332を経て排出することができ、排水経路をコントロールすることができる。嵌合溝33とウインドシールド5との間、及び、ウインドシールド5とウインドシールドロア26の前端部との間には、それぞれ、シール材51,52が介装されている。
図2に示すように、カウルトップロア32は、傾斜面部36と、カウルトップロア側取付け部37と、シール部38とを有している。傾斜面部36は、カウルトップアッパ31の前端部に連続する板状部材であって、後方に折り返されている。傾斜面部36は、車両100の後方に向かうにしたがって下がるように傾斜しており、車幅方向に長い平面形状を呈している。
図2〜図3に示すように、シール部38は、フード6の裏面に当接する部分であって、傾斜面部36の上端部(前端部)に設けられている。シール部38は、ゴム製のフードシール39と、フードシール39を支持するシール支持部40とを備えている。フードシール39は、フード6に当接することによって、エンジンルーム8と、ウインドシールド5側とをシールする。フードシール39の下部には、下向きの溝が形成されている。シール支持部40は、車幅方向に延在するとともに上方に突出する突条として形成されている。フードシール39の下部における溝の部分でシール支持部40を挟むことで、フードシール39がシール支持部40に支持されている。
図6は、カウルトップ取付け構造1の要部を左後側上方から見た拡大斜視図である。図7は、カウルトップ取付け構造1の要部を後方から見た拡大図である。図8は、図7のVIII−VIII線に沿う断面図である。図9は、図7のIX−IX線に沿う断面図である。図10は、図7のX−X線に沿う断面の斜視図である。図11は、フード6を備える車両100の前部を前側上方から見た図である。
図2、図6に示すように、車体2(図2参照)は、カウルトップ3を取り付ける車体側取付け部24を備えている。そして、車体側取付け部24は、カウルトップ3(カウルトップアッパ31)を嵌合溝33の近傍において車体2に位置決めする第1車体側取付け部27を有している(図6参照)。また、車体側取付け部24は、カウルトップ3(カウルトップロア32)を車幅方向中心位置において上下方向および車幅方向に位置決めする第2車体側取付け部25を有している(図2、図6参照)。
図6〜図7に示すように、第1車体側取付け部27は、ウインドシールドロア26の前端部に設けられており、上下方向位置決め部271と、車幅方向位置決め部272とを有している。上下方向位置決め部271と車幅方向位置決め部272とは、ワイパー9の車幅方向中間部側に設けられた回転軸91を挟んで左右にそれぞれ配設されている。
上下方向位置決め部271は、車幅方向中心線CL(図7参照)の近傍における左右両側のうちの一方の側(ここでは左側)においてカウルトップ3を上下方向に位置決めする。上下方向位置決め部271は、ウインドシールドロア26の前端部から突出した舌状を呈しており、その下部中央付近に長孔271aが貫通して形成されている。長孔271aは、車幅方向に長く形成されている。
カウルトップアッパ31の後面には、上下方向位置決め部271を受け入れるカウルトップアッパ側取付け部42がカシメ等によって固定されている。カウルトップアッパ側取付け部42は、上下方向位置決め部271の先端部を左右両側で受ける一対の受け部421,421を有している(図8も参照)。
図9に示すように、カウルトップアッパ側取付け部42の中央付近には、円筒状のボス部422が後側下方に向けて突出するように設けられている。また、上下方向位置決め部271は、嵌合溝33のウインドシールド5への嵌合方向A(図2参照)に沿って形成された取付け面271bを有している。言い換えれば、取付け面271b(後記する取付け面251も同様)は、嵌合方向Aに平行に形成されている。ここで、「平行」とは、厳密な平行は勿論、技術常識からみて平行に見られる略平行をも含む概念である。嵌合方向Aは、嵌合溝33の溝深さ方向に一致している。
まず、上下方向位置決め部271の先端部を一対の受け部421,421で受けることによって、上下方向位置決め部271とカウルトップアッパ31とが予め上下方向に概ね位置決めされる。次に、クリップ等の固定具11が、カウルトップアッパ31の取付け孔31aおよびカウルトップアッパ側取付け部42のボス部422を通って長孔271aに挿通される。これにより、カウルトップアッパ31は、ウインドシールドロア26の上下方向位置決め部271に着脱可能に取り付けられる。固定具11は、長孔271a内で上下方向の移動が規制される一方、車幅方向の移動は許容される。これにより、カウルトップアッパ31は、上下方向に位置決めされる。上下方向位置決め部271は、カウルトップアッパ31の嵌合溝33のすぐ下側で、固定具11と係合する。
図11に示すように、固定具11は、車両100の外部から見た場合に、ワイパー9で概ね隠れる位置にくるように設定されている。これにより、見栄えが向上する。
図6〜図7に示すように、車幅方向位置決め部272は、車幅方向中心線CL(図7参照)の近傍における左右両側のうちの他方の側(ここでは右側)においてカウルトップ3を車幅方向に位置決めする。車幅方向位置決め部272は、ウインドシールドロア26の前端部において下方に向けて凹状に切り欠かれた凹部272aを有している。
カウルトップアッパ31の後面には、突起部43が後側下方に向けて突出するように設けられている。突起部43は、鉛直断面がH字状を呈しており、剛性の高い形状とされている。突起部43が車幅方向位置決め部272の凹部272a内に入り込むことによって、カウルトップアッパ31は、車幅方向に位置決めされる。
図10に示すように、車幅方向位置決め部272は、カウルトップアッパ31の嵌合溝33のすぐ裏側(後側)で、突起部43と係合する。
図2、図7に示すように、第2車体側取付け部25は、嵌合溝33のウインドシールド5への嵌合方向A(図2参照)に沿って形成された取付け面251(図2参照)を有している。第2車体側取付け部25には、円孔252が貫通して形成されている。円孔252は、車幅方向中心線CL(図7参照)上に位置している。
図2に示すように、カウルトップロア32のカウルトップロア側取付け部37は、ダッシュボードアッパ22の上端部に設けられた第2車体側取付け部25に取り付けられて接続される部位である。カウルトップロア側取付け部37は、傾斜面部36の下端部に連続する板状部材であって、前側下方に折り返されている。カウルトップロア側取付け部37は、カウルトップアッパ31の嵌合溝33のウインドシールド5への嵌合方向Aに沿って形成されている。カウルトップロア側取付け部37は、ダッシュボードアッパ22の第2車体側取付け部25に形成された取付け面251に当接させられ、クリップ等の固定具12によって着脱可能に取り付けられている。カウルトップロア側取付け部37の下端部には、後方に折り曲げられた折曲部41が形成されている。
本実施形態に係るカウルトップ取付け構造1は、基本的に以上のように構成されるものであり、次に、カウルトップ取付け構造1の作用効果について説明する。
図2に示すように、本実施形態に係るカウルトップ取付け構造1は、車体2と、車体2に取り付けるカウルトップ3とを備える。カウルトップ3は、ウインドシールド5の下端部に嵌合する嵌合溝33を有し、車体2は、カウルトップ3を取り付ける車体側取付け部24を有する。そして、車体側取付け部24は、嵌合溝33のウインドシールド5への嵌合方向Aに沿って形成された取付け面251を有する。
この構成では、嵌合溝33のウインドシールド5への嵌合方向Aに沿う方向に、カウルトップ3をウインドシールド5の下端部へ組み付けることで、カウルトップ3を車体側取付け部24の取付け面251に固定できる。したがって、カウルトップ3を車体2に対してより精度良く取り付けることができ、かつ取付け作業が容易な構造とすることができる。
また、本実施形態では、図6に示すように、車体側取付け部24は、カウルトップ3を嵌合溝33の近傍において車体2に位置決めする第1車体側取付け部27を有している。
この構成では、嵌合溝33を用いてカウルトップ3をウインドシールド5に位置決めした箇所の近傍で、カウルトップ3を車体2に位置決めすることができる。したがって、ウインドシールド5に対するカウルトップ3の位置が下方にずれてしまう結果、カウルトップ3の垂れ下がりが生じて外観に影響を及ぼすことを抑制することができる。
また、本実施形態では、図6、図7に示すように、車体側取付け部24は、上下方向位置決め部271と、車幅方向位置決め部272とを有している。上下方向位置決め部271は、車幅方向中心線CLの近傍における左右両側のうちの一方の側においてカウルトップ3を上下方向に位置決めする。車幅方向位置決め部272は、車幅方向中心線CLの近傍における左右両側のうちの他方の側においてカウルトップ3を車幅方向に位置決めする。
この構成では、車幅方向中心線CLの近傍においてカウルトップ3の位置決めを行うことによって、カウルトップ3の車幅方向の熱延びを許容しつつ位置決めを行うことができる。これにより、適当な外観を維持させることができる。また、上下方向と車幅方向とで位置決めする箇所を分けることによって、各位置決め部の構成を簡素化でき、レイアウトの自由度を高めることができる。
また、本実施形態では、上下方向位置決め部271と車幅方向位置決め部272とは、ワイパー9の回転軸91を挟んで左右にそれぞれ配設されている。
この構成では、ワイパー9の回転軸91を車幅方向中心線CL付近に設けた場合でも、車幅方向中心線CL近傍で上下および左右の位置決めを行うことができる。
また、本実施形態では、図2に示すように、カウルトップ3は、嵌合溝33を有するカウルトップアッパ31と、該カウルトップアッパ31の下側に連設されたカウルトップロア32とを備えている。そして、カウルトップアッパ31およびカウルトップロア32は、それぞれの車室7側端部の近傍において車体側取付け部24に取り付けられている。
この構成では、カウルトップ3をカウルトップアッパ31とカウルトップロア32とを備える大型の構成とした場合であっても、かかる大型のカウルトップ3を車体2に対して精度良く位置決めして取り付けできる。
また、本実施形態では、図2に示すように、カウルトップアッパ31およびカウルトップロア32は、一体成形されている。
この構成では、部品点数を削減できるとともに、取付け作業がより容易な構造となる。
また、本実施形態では、図2、図6に示すように、車体側取付け部24は、カウルトップロア32を車幅方向中心位置において上下方向および車幅方向に位置決めする第2車体側取付け部25を有している。
この構成では、車幅方向中心位置においてカウルトップロア32の位置決めを行うことによって、カウルトップ3の車幅方向の熱延びを許容しつつ位置決めを行うことができる。これにより、適当な外観を維持させることができる。
また、本実施形態では、図2、図6に示すように、車体側取付け部24は、第1車体側取付け部27と、第2車体側取付け部25とを有している。第1車体側取付け部27は、カウルトップ3を嵌合溝33の近傍において車体2に位置決めし、第2車体側取付け部25は、カウルトップロア32を車幅方向中心位置において上下方向および車幅方向に位置決めする。第1車体側取付け部27は、上下方向位置決め部271と、車幅方向位置決め部272とを有している。上下方向位置決め部271は、車幅方向中心線CLの近傍における左右両側のうちの一方の側においてカウルトップ3を上下方向に位置決めする。車幅方向位置決め部272は、車幅方向中心線CLの近傍における左右両側のうちの他方の側においてカウルトップ3を車幅方向に位置決めする。
この構成では、車幅方向中心線CLの両側でのカウルトップアッパ31の嵌合溝33近傍の第1車体側取付け部27への位置決めと、車幅方向中心位置でのカウルトップロア32の第2車体側取付け部25への位置決めとを合わせて実施できる。つまり、少なくとも3点で車幅方向中心線CLの近傍の上下にわたってカウルトップ3の位置決めを行うことができるので、適当な外観をより維持させることができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、前記した実施形態では、カウルトップアッパ31およびカウルトップロア32は、一体成形されているが、これに限定されるものではなく、それぞれ別体で形成して両者を溶着や接着等によって接合してもよい。あるいは、カウルトップ3は、カウルトップアッパ31とカウルトップロア32とに明確に区別された構造でなくてもよく、例えばカウルトップアッパ31とその周辺部材とで構成されていてもよい。
また、前記した実施形態では、嵌合溝33は、車幅方向に連続的に延在しているが、これに限定されるものではない。例えば、嵌合溝33は、車幅方向に断続的に形成、すなわち、車幅方向に複数に分割されて形成されていてもよい。
1 カウルトップ取付け構造
2 車体
24 車体側取付け部
25 第2車体側取付け部
251 取付け面
27 第1車体側取付け部
271 上下方向位置決め部
271b 取付け面
272 車幅方向位置決め部
3 カウルトップ
31 カウルトップアッパ
32 カウルトップロア
33 嵌合溝
5 ウインドシールド
A 嵌合方向
CL 車幅方向中心線

Claims (3)

  1. 車体と、
    前記車体に取り付けるカウルトップと、を備え、
    前記カウルトップは、ウインドシールドの下端部に嵌合する嵌合溝を有し、
    前記車体は、前記カウルトップを取り付ける車体側取付け部を有し、
    前記車体側取付け部は、前記嵌合溝の前記ウインドシールドへの嵌合方向に沿って形成された取付け面を有し、
    前記カウルトップは、前記嵌合溝を有するカウルトップアッパと、該カウルトップアッパの下側に連設されたカウルトップロアと、を備え、
    前記カウルトップアッパおよび前記カウルトップロアは、それぞれの車室側端部の近傍において前記車体側取付け部に取り付けられており、
    前記車体側取付け部は、前記カウルトップアッパを前記嵌合溝の近傍において前記車体に位置決めする第1車体側取付け部と、前記カウルトップロアを車幅方向中心位置において上下方向および車幅方向に位置決めする第2車体側取付け部と、を有し、
    前記第1車体側取付け部は、車幅方向中心線の近傍における左右両側のうちの一方の側において前記カウルトップアッパを上下方向に位置決めする上下方向位置決め部と、車幅方向中心線の近傍における左右両側のうちの他方の側において前記カウルトップアッパを車幅方向に位置決めする車幅方向位置決め部と、を有する、
    ことを特徴とするカウルトップ取付け構造。
  2. 前記上下方向位置決め部と前記車幅方向位置決め部とは、ワイパーの回転軸を挟んで左右にそれぞれ配設されていることを特徴とする請求項に記載のカウルトップ取付け構造。
  3. 前記カウルトップアッパおよび前記カウルトップロアは一体成形されている、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のカウルトップ取付け構造。
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