JP6547240B2 - 表示システム、端末装置、および、プログラム - Google Patents

表示システム、端末装置、および、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、表示システム、端末装置、および、プログラムに関する。
従来、プロジェクター等の表示装置が表示する画像の表示状態を、プロジェクターとは別体の装置によって制御するシステムが知られている(例えば、特許文献1、2参照)。特許文献1では、プロジェクターのリモコンを傾ける操作を行った場合に、リモコンの傾き角度に応じてプロジェクターが画像を補正する。特許文献2では、携帯機器が出力する画像をプロジェクターがスクリーンに表示する構成において、携帯機器の傾きに基づき、プロジェクターが、スクリーンにおいて画像を傾かせる。
特開2008−40367号公報 特開2013−146049号公報
上記従来の構成では、表示される画像が所望の状態になるように、ユーザーがリモコンや携帯機器等の装置を傾ける操作を行う必要がある。この構成では、装置の傾き方と画像の変化との対応関係をユーザーが予め知っている必要がある。仮に、この対応関係を知らないユーザーが操作を行う場合は、装置を傾ける操作を行って知識を得る必要があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、表示装置とは別体の装置を操作して表示画像を変化させる場合に、設定等を知らないユーザーであっても容易に操作できるようにして、操作性の向上を図ることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、表示装置及び端末装置を備える表示システムであって、前記端末装置は、前記端末装置の位置と前記表示装置の位置との対応付け、および、前記端末装置の向きと前記表示装置の向きとの対応付けのうち、少なくともいずれかを示す画像を表示する表示画面と、前記端末装置の位置および向きの少なくともいずれかを検出する検出部と、を備え、前記表示装置は、画像を表示する表示部と、前記端末装置の位置または向きの変化に応じて、前記表示部が表示する画像を変形させる画像処理部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、設定等を知らないユーザーであっても、携帯型の端末装置を操作することによって、表示画像を所望の状態に変形させることができ、操作性の向上を図ることができる。
ここで、前記端末装置は、前記端末装置の位置を検出する前記検出部を備え、前記端末装置の位置と前記表示装置の位置との対応付けを示す画像を前記表示画面に表示し、前記表示装置は、前記端末装置の位置の変化に応じて、前記表示部が表示する画像を変形させてもよい。また、前記端末装置は、前記端末装置の向きを検出する前記検出部を備え、前記端末装置の向きと前記表示装置の向きとの対応付けを示す画像を前記表示画面に表示し、前記表示装置は、前記端末装置の向きの変化に応じて、前記表示部が表示する画像を変形させてもよい。
本発明は、上記表示システムにおいて、前記端末装置は、前記検出部の検出結果を、前記表示装置の位置または向きの変化に変換し、変換結果を送信部によって前記表示装置に送信する制御部と、を備え、前記表示装置が備える前記画像処理部は、前記端末装置から送信される変換結果に従って前記表示部が表示する画像を変形させること、を特徴とする。
本発明によれば、端末装置により検出された端末装置の位置または向きが、表示装置の位置または向きに変換されて、表示装置に送信される。このため、表示装置が表示画像を変化させる処理の負荷を軽減し、処理の効率化を図ることができる。
本発明は、上記表示システムにおいて、前記端末装置は、前記検出部の検出開始または検出終了を、前記表示画面の表示によって報知すること、を特徴とする。
本発明によれば、端末装置を操作するユーザーに対して、検出の開始あるいは終了を通知することができ、より一層、操作性を高めることができる。
本発明は、上記表示システムにおいて、前記表示装置は、投射対象に画像光を投射する前記表示部を備えるプロジェクターであり、前記プロジェクターの光軸方向と前記端末装置が備える前記表示画面の長手方向とが重なるように、前記端末装置の向きと前記表示部の向きとが対応付けられたこと、を特徴とする。
本発明によれば、端末装置の位置または方向が変化した場合に、表示画面の長手方向がプロジェクターの光軸に対応するように、画像が変化するので、ユーザーが直感的に操作を行うことができる。
本発明は、上記表示システムにおいて、前記表示装置が備える前記画像処理部は、前記端末装置の位置または向きの変化を、前記表示部の位置または向きの変化とみなして、前記表示部が投射する画像の台形歪み補正、表示倍率の変更及びフォーカス調整の少なくともいずれかを実行すること、を特徴とする。
本発明によれば、プロジェクターが投射する画像の台形歪み補正、表示倍率の変更、フォーカス調整に関する操作を、端末装置を用いて容易に行うことができる。
本発明は、上記表示システムにおいて、前記端末装置が備える前記検出部は、前記表示画面の長手方向に略直交する第2の方向または第3の方向に平行な軸を中心とした前記端末装置の回転量を検出し、前記表示装置が備える前記画像処理部は、前記端末装置で検出された前記端末装置の回転量に基づいて、前記表示部が投射する画像の台形歪み補正を実行すること、を特徴とする。
本発明によれば、端末装置を、表示画面の長手方向に略直交する方向を軸として回転させることにより、プロジェクターが投射する画像の台形歪み補正が実行される。このため、端末装置の操作方法を増やして多機能化を図ることができ、操作性を向上させることができる。
本発明は、上記表示システムにおいて、前記端末装置が備える前記検出部は、前記端末装置の前記長手方向における移動を検出し、前記表示装置が備える前記画像処理部は、前記端末装置で検出された前記端末装置の移動に対応して、前記表示部が投射する画像の表示倍率の変更を実行すること、を特徴とする。
本発明によれば、端末装置を、表示画面の長手方向に移動させる操作により、画像の表示倍率を変更させることができ、表示倍率に係る操作を直感的に行うことができる。
また、上記目的を達成するために、本発明は、端末装置であって、外部の表示装置に情報を送信する送信部と、前記端末装置の位置と前記表示装置の位置との対応付け、および、前記端末装置の向きと前記表示装置との対応付けのうち、少なくともいずれかを示す画像を表示する表示画面と、前記端末装置の位置および向きの少なくともいずれかを検出する検出部と、前記検出部で検出した前記端末装置の位置または向きの変化に基づき、前記表示装置の位置または向きの変化を示す情報を生成して前記送信部により送信させる制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、設定等を知らないユーザーであっても、携帯型の端末装置を操作することによって、表示画像を所望の状態に変形させることができ、操作性の向上を図ることができる。
また、上記目的を達成するために、本発明は、端末装置を制御するコンピューターにより実行可能なプログラムであって、前記コンピューターにより、前記端末装置の位置と外部の表示装置の位置との対応付け、および、前記端末装置の向きと前記表示装置との対応付けのうち、少なくともいずれかを示す画像を表示画面に表示しと、前記端末装置の位置および向きの少なくともいずれかを検出した場合に、検出した前記端末装置の位置または向きの変化に基づき、前記表示装置の位置または向きの変化を示す情報を生成して前記表示装置に送信すること、を特徴とする。
本発明によれば、設定等を知らないユーザーであっても、携帯型の端末装置を操作することによって、表示画像を所望の状態に変形させることができ、操作性の向上を図ることができる。
本発明によれば、設定等を知らないユーザーであっても、携帯型の端末装置を操作することによって、表示画像を所望の状態に変形させることができ、操作性の向上を図ることができる。
表示システムの概略構成を示す図である。 端末装置の構成を示すブロック図である。 プロジェクターの構成の一例を示すブロック図である。 プロジェクター及び端末装置の処理手順を示すフローチャートである。 端末装置に表示される画像の例を示す図である。 プロジェクターにより実行される補正処理および変形処理を説明する図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1に、本実施形態の表示システム1の概略構成を示す。本実施形態の表示システム1は、入力装置としての端末装置10と、表示装置としてのプロジェクター100とを備える。
端末装置10とプロジェクター100とは、無線通信方式によって各種データを送受信可能に接続される。この無線通信方式には、例えば無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth(登録商標)、UWB(Ultra Wide Band)、赤外線通信等の近距離無線通信方式や、携帯電話回線を利用した無線通信方式を採用できる。プロジェクター100は、複数の端末装置10に接続して、これらの端末装置10と通信できる。
端末装置10は、ユーザーが手に持って操作する小型の装置であり、例えば、スマートフォン等の携帯電話、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistants)等の装置である。端末装置10は、平板状の端末装置本体11(本体)を有し、端末装置本体11の表面には表示パネル52(表示画面)が配置され、表示パネル52の表面にはユーザーの接触操作を検出するタッチスクリーン53(図2)が配置される。表示パネル52は、図1に示すように、端末装置本体11の最も広い面の一方において、ほぼ全面を覆うように配置される。また、本実施形態の表示パネル52は細長い矩形であり、ユーザーが長辺と短辺とを明らかに区別できる。また、端末装置10は、タッチスクリーン53の他の入力デバイスとして各種スイッチを備えてもよい。
プロジェクター100は、投射対象に画像光を投射して、投射対象の面に画像を形成する。プロジェクター100が画像を投射する投射対象は、平面であっても曲面や凹凸面であってもよいが、本実施形態では、平面で構成されるスクリーンSCに投射する例を示す。スクリーンSCは壁面等の固定された平面を利用してもよいし、吊り下げ式や立ち上げ式の幕状のスクリーンであってもよい。図1はプロジェクター100の設置状態を示す。プロジェクター100は、箱形のプロジェクター本体101(本体)を有し、プロジェクター本体101の一つの面には画像光を投射する投射開口部114が設けられる。投射開口部114は、プロジェクター本体101に内蔵される投射光学系113(図3)が光を放射する開口部である。
本実施形態では、スクリーンSCは矩形形状であり、プロジェクター100はスクリーンSCの正面(前面)側に配置される。プロジェクター100は、矩形の画像(静止画像及び動画像を含む)の画像光を投射し、スクリーンSCには矩形の投射画像201が形成される。図1の設置状態では、プロジェクター100が、スクリーンSCの斜め上方から下向きに画像光を投射するので、スクリーンSCに形成される投射画像201は矩形ではなく、台形歪みを生じている。
表示システム1では、端末装置本体11の位置及び方向と、プロジェクター本体101の位置及び方向とが、後述するように対応付けられる。このため、表示システム1では、端末装置本体11及びプロジェクター本体101の各々について、位置及び方向の基準が定められる。
本実施形態では、一例として、端末装置本体11及びプロジェクター本体101について、3次元直交座標系を設定し、この座標系を基準として端末装置本体11及びプロジェクター本体101の位置及び方向に関する処理を行う。
端末装置本体11には、表示パネル52の長手方向の軸AX、軸AXに直交し、表示パネル52に平行な軸AY、及び、軸AXに直交し、表示パネル52に垂直な軸AZが設定される。また、軸AXを中心とした回転の方向をCX方向の回転とし、軸AYを中心とした回転の方向をCY方向の回転とし、軸AZを中心とした回転の方向をCZ方向の回転とする。軸AX、軸AY及び軸AZは一点で交差することが好ましく、この交点を座標系の原点とすることができる。原点の位置は、本実施形態では端末装置本体11の表面上とするが、端末装置本体11の中心であってもよい。
プロジェクター本体101には、投射開口部114から投射する画像光の光軸に重なる軸PX、軸PXに直交しプロジェクター本体101の設置面に平行な軸PY、及び、軸PXに直交しプロジェクター本体101の設置面に垂直な軸PZが設定される。また、軸PXを中心とした回転の方向をQX方向の回転とし、軸PYを中心とした回転の方向をQY方向の回転とし、軸PZを中心とした回転の方向をQZ方向の回転とする。軸PX、軸PY及び軸PZは一点で交差することが好ましく、この交点を座標系の原点とすることができる。原点の位置は、本実施形態ではプロジェクター本体101が投射する画像光の光軸上とする。プロジェクター本体101の中心や、プロジェクター本体101の上面に原点が位置してもよい。
表示システム1は、端末装置本体11とプロジェクター本体101について、位置および方向の少なくともいずれかに対する処理を実行する。位置のみ、或いは方向のみについて、処理を行う構成とすることが可能である。本実施形態では、一例として、端末装置本体11及びプロジェクター本体101の位置と、方向との両方について処理を行う場合を説明する。
図2は、端末装置10の構成を示すブロック図である。
端末装置10は、端末装置10の各部を制御する制御部20を備える。制御部20は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備え、ROMに記憶した基本制御プログラムをCPUにより実行して、端末装置10を制御する。また、制御部20は、記憶部30に記憶されたアプリケーションプログラム31を実行することにより、後述する表示制御部21、動作検出部23(制御部)、通信制御部22として機能する(以下、これらを機能ブロックと呼ぶ)。
端末装置10は、記憶部30を備える。記憶部30は、フラッシュメモリー、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)等の不揮発性の記憶装置であり、制御部20に接続される。記憶部30は、アプリケーションプログラム31を含む各種プログラムや、プロジェクター100から受信した画像データ32等を記憶する。また、記憶部30は、方向設定データ33を記憶する。方向設定データ33は、端末装置本体11(図1)の位置及び方向と、プロジェクター本体101(図1)の位置及び方向と、を対応付けるデータである。方向設定データ33は、後述する角速度センサー61または加速度センサー62により検出される端末装置本体11の方向や位置の変化を、プロジェクター本体101の方向や位置の変化に変換する場合に利用される。
例えば、方向設定データ33は、端末装置本体11の軸AX、AY、AZのそれぞれを、軸PX、PY、PZとみなすよう対応づける。この場合、端末装置本体11が軸AXに移動した場合、プロジェクター本体101が軸PX方向に移動したとみなされる。また、方向設定データ33は、端末装置本体11の位置及び方向の変化量を、プロジェクター本体101の位置及び変化量に変換する倍率を定めるデータを含んでもよい。
端末装置10は、無線通信部40を備える。無線通信部40は、アンテナやRF(Radio Frequency)回路(不図示)等を備え、制御部20に接続される。無線通信部40は、制御部20によって制御され、プロジェクター100との間で上述した無線通信方式に準じて各種データを送受信する。無線通信部40は、通信制御部22とともに送信部として機能する。
端末装置10は、表示部51を備える。表示部51は、表示パネル52を備え、制御部20に接続している。表示部51は、制御部20から入力した画像データに基づいて、不図示の描画メモリーに表示パネル52の表示解像度に合わせたフレームを描画し、描画したフレームに基づき表示パネル52に画像を表示させる。
端末装置10は、タッチスクリーン53と、スイッチ部54と、操作検出部55とを備える。タッチスクリーン53は、表示パネル52への接触操作を検出して、検出した操作位置を示す位置信号を操作検出部55に出力する。操作検出部55は、タッチスクリーン53から入力される位置信号に基づいて、タッチスクリーン53上の座標を示す座標情報を生成し、制御部20に出力する。
スイッチ部54は、タッチスクリーン53とは別に設けられたスイッチ等の各操作子を備え、これらのスイッチが操作された場合に操作信号を操作検出部55に出力する。操作検出部55は、スイッチ部54から入力された操作信号に基づいて、操作された操作子に対応する操作情報を生成して制御部20に出力する。
制御部20は、操作検出部55から入力した座標情報又は操作情報に基づいて、表示パネル52に対する接触操作、スイッチを含む各操作子の操作、及び端末装置10の本体を動かす操作を検出できる。
また、端末装置10は、角速度センサー61(検出部)及び加速度センサー62(検出部)を備える。角速度センサー61は、ジャイロセンサーとも呼ばれ、角速度を検出して検出信号を制御部20に出力する。角速度センサー61の仕様は特に限定されないが、端末装置本体11(図1)のCX方向、CY方向、CZ方向のそれぞれにおける角速度を検出できるものであれば好ましい。加速度センサー62は、加速度を検出して、検出信号を制御部20に出力する。加速度センサー62の仕様は特に限定されないが、端末装置本体11(図1)の軸AX、軸AY、軸AZ方向のそれぞれにおける加速度を検出できるものであれば好ましい。
制御部20が備える表示制御部21は、表示部51を制御して、表示パネル52に各種画面を表示させる。表示制御部21は、記憶部30から画像データ32を読み出して、又は無線通信部40を介して受信した画像データを表示部51に出力する。表示部51は、入力した画像データに基づいて、不図示の描画メモリーに表示パネル52の表示解像度に合わせたフレームを描画し、描画したフレームに基づき表示パネル52を駆動する。
動作検出部23は、角速度センサー61、及び加速度センサー62から入力される検出信号に基づいて、端末装置本体11の位置及び方向の変化を検出して、変化の方向と変化量を算出する。例えば、動作検出部23は、端末装置本体11の位置または方向が変化した場合に、この変化を、軸AX、軸AY、軸AZのそれぞれの方向における位置変化、及び、CX方向、CY方向、CZ方向のそれぞれにおける回転に分離し、各軸の移動量および各方向の回転量を出力する。ここで、位置変化は、移動あるいは変位ともいえる。例えば、端末装置本体11が、図1に示す軸AXと軸AYとの間の方向に移動した場合、動作検出部23は、この移動を軸AX方向の移動と軸AY方向の移動とに分解して、各方向の移動量を算出する。回転についても同様である。従って、端末装置本体11の移動および回転を複数の方向の成分に分離して、移動量、回転量を算出する方法は、例えば幾何学的な演算処理など、周知の方法を利用すればよい。
さらに、動作検出部23は、端末装置本体11の各軸方向の移動量及び各軸回りの回転量を算出した場合に、方向設定データ33に基づいて、算出した量をプロジェクター本体101の移動量及び回転量に変換する。本実施形態では、方向設定データ33は、端末装置本体11の軸AX、AY、AZのそれぞれを、軸PX、PY、PZとみなすよう対応づける。従って、端末装置本体11の軸AX方向の移動は、プロジェクター本体101の軸PX方向への移動に変換される。また、方向設定データ33は移動量の変換に関するデータを含んでもよい。例えば、方向設定データ33が移動量及び回転量の倍率を含む場合、動作検出部23は、端末装置本体11の移動量、回転量を、方向設定データ33の倍率に従ってプロジェクター本体101の移動量、回転量に変換する。
動作検出部23は、変換により得たプロジェクター本体101の移動量および回転量を示す変位データを生成して、無線通信部40を介してプロジェクター100に送信する。
動作検出部23が角速度センサー61及び加速度センサー62の検出信号と方向設定データ33とに基づいて、変位データを生成する処理は、常時行ってもよいが、アプリケーションプログラム31の機能として実装される。すなわち、制御部20を構成するCPUがアプリケーションプログラム31を実行すると、ソフトウェア的に動作検出部23の機能が実行可能となる。また、動作検出部23の機能の一部を、端末装置10のオペレーティングシステムが提供し、他の機能をアプリケーションプログラム31が提供してもよい。
通信制御部22は、無線通信部40を制御してプロジェクター100と無線通信を行う。通信制御部22は、プロジェクター100との通信を開始または終了する場合に、プロジェクター100が備える無線通信部156(図3)との間で接続確立のための処理を実行する。また、通信制御部22は、動作検出部23が生成した変位データ等の各種のデータを無線通信部40によりプロジェクター100に送信し、プロジェクター100から送信されて無線通信部40が受信したデータを制御部20に出力する。
例えば、方向設定データ33に相当するデータがプロジェクター100から送信され、このデータを無線通信部40により受信した場合、通信制御部22は、受信したデータを制御部20に出力する。制御部20は、通信制御部22から入力されるデータを解析して、方向設定データ33に対応するデータであると判定した場合に、データ形式の変換等を行って方向設定データ33として記憶部30に記憶させる。
図3は、プロジェクター100の構成を示すブロック図である。
プロジェクター100は、インターフェイス部(以下、I/Fと略記する)124を備える。プロジェクター100は、I/F部124を介して画像供給装置に接続される。I/F部124には、例えば、デジタル映像信号が入力されるDVIインターフェイス、USBインターフェイス、LANインターフェイス等を用いることができる。また、I/F部124には、例えば、NTSC、PAL、SECAM等のコンポジット映像信号が入力されるS映像端子、コンポジット映像信号が入力されるRCA端子、コンポーネント映像信号が入力されるD端子等を用いることができる。さらに、I/F部124には、HDMI(登録商標)規格に準拠したHDMIコネクター等の汎用インターフェイスを用いることができる。また、I/F部124は、アナログ映像信号をデジタル画像データに変換するA/D変換回路を有し、VGA端子等のアナログ映像端子により画像供給装置に接続される構成としてもよい。なお、I/F部124は、有線通信によって画像信号の送受信を行ってもよく、無線通信によって画像信号の送受信を行ってもよい。
プロジェクター100は、大きく分けて光学的な画像の形成を行う投射部110(表示部)と、この投射部110に入力される画像信号を電気的に処理する画像処理系とを備える。投射部110は、光源部111、液晶パネル112Aを備える光変調装置112及び投射光学系113を備える。
光源部111は、キセノンランプ、超高圧水銀ランプ、LED(Light Emitting Diode)、レーザー等からなる光源を備える。また、光源部111は、光源が発した光を光変調装置112に導くリフレクター及び補助リフレクターを備えていてもよい。また、光源部111は、投射光の光学特性を高めるためのレンズ群(図示略)、偏光板、又は光源が発した光の光量を光変調装置112に至る経路上で低減させる調光素子等を備えるものであってもよい。
光変調装置112は、例えば、透過型の液晶パネル112Aを備え、この液晶パネル112Aに後述する画像処理系からの信号を受けて画像を形成する。この場合、光変調装置112は、カラーの投影を行うため、RGBの三原色に対応した3枚の液晶パネル112Aを備え、光源部111からの光はRGBの3色の色光に分離され、各色光は対応する各液晶パネル112Aに入射する。各液晶パネル112Aを通過して変調された色光はクロスダイクロイックプリズム等の合成光学系によって合成され、投射光学系113に射出される。
なお、光変調装置112は、透過型の液晶パネル112Aを3枚用いた構成に限らず、例えば3枚の反射型の液晶パネルを用いることも可能である。また、光変調装置112は、1枚の液晶パネルとカラーホイールを組み合わせた方式、3枚のDMD(Digital Mirror Device)を用いた方式、1枚のDMDとカラーホイールを組み合わせた方式等により構成してもよい。ここで、光変調装置112として1枚のみの液晶パネル112A又はDMDを用いる場合には、クロスダイクロイックプリズム等の合成光学系に相当する部材は不要である。また、液晶パネル112A及びDMD以外にも、光源が発した光を変調可能な構成であれば問題なく採用できる。
投射光学系113は、光変調装置112で変調された入射光を、投射レンズを用いて投射開口部114(図1)から外に向けて放射し、スクリーンSC上に投射画像を結像させる。
投射部110には、制御部130の制御に従って投射光学系113が備える各モーターを駆動する投射光学系駆動部121、及び制御部130の制御に従って光源部111が備える光源を駆動する光源駆動部122が接続される。投射光学系駆動部121及び光源駆動部122は、バス105に接続される。
プロジェクター100は、無線通信部156を備える。無線通信部156は、バス105に接続される。無線通信部156は、図示しないアンテナやRF(Radio Frequency)回路等を備え、制御部130の制御の下、端末装置10との間で無線通信規格に準拠して通信する。プロジェクター100と端末装置10とは、無線通信方式によって各種データを送受信可能に接続される。
プロジェクター100の備える画像処理系は、プロジェクター100全体を統合的に制御する制御部130を中心に構成され、その他に、記憶部151、画像処理部125、光変調装置駆動部123、入力処理部153を備える。制御部130、記憶部151、入力処理部153、画像処理部125及び光変調装置駆動部123は、それぞれバス105に接続される。
制御部130は、図示しないCPU、ROM、RAM等を備え、ROMに記憶した基本制御プログラムをCPUにより実行して、プロジェクター100を制御する。また、制御部130は、記憶部151に記憶されたアプリケーションプログラム31を実行することにより、後述する投射制御部131、通信制御部132、補正制御部133として機能する(以下、これらを機能ブロックと呼ぶ)。補正制御部133は画像処理部125と協働して、本発明の画像処理部として機能する。
記憶部151は、フラッシュメモリー、EEPROM等の不揮発性のメモリーである。記憶部151は、プロジェクター100の制御に使用される制御プログラムや、画像データ等を記憶する。また、記憶部151は、方向設定データ161及び補正データ162を記憶する。方向設定データ161は、端末装置本体11(図1)とプロジェクター本体101(図1)との位置および方向を対応付けるデータである。方向設定データ161が示す対応付けは、例えば、リモコン(図示略)または操作パネル155の操作により入力され、或いは、初期値として予めプロジェクター100が記憶する。また、I/F部124に接続される図示しないコンピューター等により、方向設定データ161が入力されてもよい。補正データ162は、端末装置10から送信される変位データに基づいて、プロジェクター100が投射する投射画像201を補正するためのデータである。具体的には、補正データ162は、変位データから補正用のパラメーターを生成するためのテーブル、演算式、パラメーター等である。
画像処理部125は、I/F部124から入力される画像データを、光変調装置112の液晶パネル112Aの仕様に適合した解像度のデータに変換する解像度変換処理等を実行する。画像処理部125は、光変調装置112により表示する表示用画像をフレームメモリー126に描画して、描画した表示用画像を光変調装置駆動部123に出力する。光変調装置駆動部123は、画像処理部125から入力した表示用画像に基づいて、光変調装置112を駆動する。これにより、光変調装置112の液晶パネル112Aに画像が描画され、描画された画像が、投射光学系113を介してスクリーンSC上に投射画像201として投射される。
また、画像処理部125は、フレームメモリー126に描画した画像を変形させることにより、投射画像201の台形歪みを補正する補正処理を実行する。補正処理では、いわゆる樽型歪み(糸巻き型歪み)を補正してもよい。補正処理は、プロジェクター100とスクリーンSCとの位置関係等に起因する投射画像201の歪みを補正して、スクリーンSC上の投射画像201を適切な形状にする処理である。また、画像処理部125は、画像の拡大、縮小、回転等の変形処理を実行する。画像処理部125は、方向設定データ33から入力されるパラメーターに従って、変形処理および補正処理を実行する。
プロジェクター100の本体には、ユーザーが操作を行うための各種スイッチ及びインジケーターランプを備える操作パネル155が配置される。操作パネル155は、入力処理部153に接続される。入力処理部153は、制御部130の制御に従い、プロジェクター100の動作状態や設定状態に応じて操作パネル155のインジケーターランプを適宜点灯或いは点滅させる。操作パネル155のスイッチが操作されると、操作されたスイッチに対応する操作信号が入力処理部153から制御部130に出力される。
また、プロジェクター100は、ユーザーが使用するリモコン(不図示)を有する。リモコンは各種のボタンを備えており、これらのボタンの操作に対応して赤外線信号を送信する。プロジェクター100の本体には、リモコンが発する赤外線信号を受光するリモコン受光部154が配置される。リモコン受光部154は、リモコンから受光した赤外線信号をデコードして、リモコンにおける操作内容を示す操作信号を生成し、制御部130に出力する。
次に、制御部130の備える機能ブロックについて説明する。
投射制御部131は、画像処理部125を制御して、I/F部124を介して画像供給装置から供給された画像データに基づいてフレームメモリー126に画像を描画させる。また、投射制御部131は、光変調装置駆動部123を制御して、フレームメモリー126に描画された画像を光変調装置112の液晶パネル112Aに描画させる。光変調装置112の液晶パネル112Aに描画された画像が、投射光学系113を介してスクリーンSC上に投射画像201として投射される。
通信制御部132は、無線通信部40を制御して端末装置10と無線通信を行う。通信制御部132は、端末装置10に接続されると、端末装置10から送信される変位データを受信する。ここで、端末装置10が変位データを送信すると、通信制御部132は、無線通信部156によって変位データを受信し、補正制御部133に渡す。
また、通信制御部132は、端末装置10から送信される要求に従って、記憶部151に記憶された方向設定データ161を、端末装置10に送信する。端末装置10では、方向設定データ161に基づき方向設定データ33(図2)が生成され、記憶部30(図2)に記憶される。
補正制御部133は、通信制御部132から入力される変位データに基づいて、投射画像201に対して実行する処理を決定し、処理に要するパラメーターを、変位データと補正データ162とに基づいて生成する。本実施形態において、補正制御部133が決定する処理は、補正処理及び変形処理の少なくともいずれかである。変形処理に関するパラメーターは、例えば、拡大率、縮小率、回転方向と回転量であり、補正処理に関するパラメーターは、補正の前後における座標の対応付けを示すテーブルや演算式、及び、補正後の画像を構成する画素の画素値を求めるためのテーブル等である。変形処理は、画像の表示倍率の変更、すなわち画像の拡大および画像の縮小を含み、そのほかに、画像の回転を含む。
補正制御部133は、決定した処理を示す制御データとパラメーターとを画像処理部125に出力し、画像処理部125によって補正処理と変形処理とを実行させる。
図4は、プロジェクター100及び端末装置の処理手順を示すフローチャートである。図4(a)はプロジェクター100の動作を示し、(b)は端末装置10の動作を示す。
プロジェクター100は、外部の画像供給装置からI/F部124に入力される画像データに基づいて、投射部110によってスクリーンSCに画像を投射する(ステップS11)。ステップS11では、投射制御部131の制御により画像処理部125が画像を描画して画像信号を光変調装置駆動部123に出力する処理を行い、光源駆動部122が光源部111を点灯させ、光変調装置駆動部123が液晶パネル112Aに画像を描画する。
端末装置10では、ユーザーがタッチスクリーン53にタッチ操作を行うことにより、アプリケーションプログラム31が実行される(ステップS21)。アプリケーションプログラム31の機能によって、端末装置10が備える無線通信部40は、プロジェクター100の無線通信部156に対して接続要求を送信し(ステップS22)、相互に所定のネゴシエーションを行う(ステップS12、S22)。これにより、端末装置10とプロジェクター100との間の無線通信の接続が確立される。
次いで、動作検出部23は、表示パネル52に開始画面を表示する。この開始画面は、端末装置本体11の位置や方向を変化させる操作、すなわち端末装置本体11を動かす操作によって投射画像201を制御する機能を開始する画面である。
図5は、端末装置10の表示パネル52に表示される画像の例を示す図であり、(a)は開始画面の例を示し、(b)は処理実行中に表示される画面を示し、(c)は終了通知画面を示す。
図5(a)に示すように、ステップS23で表示される開始画面には、方向案内画像210が表示される。方向案内画像210は、プロジェクター本体101の形状を模した画像となっている。また、方向案内画像210におけるプロジェクター本体101の向きは、方向設定データ33で設定された対応付けに一致する。図1を参照して説明したように、本実施形態では、端末装置本体11の軸AX、AY、AZがプロジェクター本体101の軸PX、PY、PZに重なるように対応付けられる。表示パネル52は、軸AX及び軸AYに平行な平面に相当する。このため、方向案内画像210は、表示パネル52において、軸AXに軸PXが重なり、軸AYに軸PYが重なった状態を示す画像となっている。
また、図5(a)の開始画面には開始ボタン215が配置される。開始ボタン215は、端末装置本体11の移動による画像の補正、変形の処理の開始を指示するボタンである。
図4(b)のステップS23で開始画面を表示した後、動作検出部23は、開始ボタン215の操作があるまで待機し(ステップS24;No)、開始ボタン215が操作されたことを検出すると(ステップS24;Yes)、処理を開始する。
このとき、表示パネル52に表示される画像は、図5(b)に示すように切り替わる。図5(b)の表示では開始ボタン215が消え、変わって終了ボタン216が配置される。終了ボタン216は処理の終了を指示するボタンである。また、この図5(b)の画面においても方向案内画像210が引き続き表示される。
処理を開始した動作検出部23は、角速度センサー61及び加速度センサー62の検出信号に基づいて、端末装置本体11の初期位置を検出する(ステップS24)。この初期位置は、端末装置本体11の位置及び方向の基準となる位置である。動作検出部23は、加速度センサー62の検出値に基づいて、水平に対するAX−AY平面の角度を求めることが可能であるし、例えば端末装置10が方角を検出する地磁気センサーを具備する場合には軸AXの方角を検出できる。
次いで、動作検出部23は、角速度センサー61及び加速度センサー62の検出信号に基づいて、端末装置本体11の位置及び方向について、初期位置に対する変化を検出する(ステップS26)。動作検出部23は、検出した変化に基づき変位データを生成して、通信制御部22によってプロジェクター100に送信させる(ステップS27)。
通信制御部132は、端末装置10から送信された変位データを無線通信部156により受信すると(ステップS13)、受信した変位データを補正制御部133に渡す。
補正制御部133は、記憶部151に記憶された補正データ162を参照し、変位データに基づいて、処理内容を決定し、パラメーターを生成する(ステップS14)。そして、補正制御部133は処理内容を示す制御データとパラメーターとを画像処理部125に出力して、画像処理部125に処理を実行させる(ステップS15)。
図6は、画像処理部125により実行される画像処理の具体例を示す図である。
図6(a)は適正な形状の投射画像201を示し、適正な投射状態においてはスクリーンSC上の投射画像201は矩形となる。これに対し、スクリーンSCの上方からプロジェクター100が投射する場合、すなわちプロジェクター100が投射する画像光が水平面に対して傾いている場合、図6(b)のように投射画像201が台形に歪む。
表示システム1では、端末装置本体11を動かす操作を行った場合に、この操作を、プロジェクター本体101を動かす操作に変換し、プロジェクター本体101が動いた場合に相当する画像処理を行う。
図6(b)のような台形歪みを補正する場合、端末装置本体11を軸AY回り(CY方向)に回転させて、軸AXを上向きにする操作が行われる。動作検出部23は、端末装置本体11のCY方向の回転を、プロジェクター本体101のQY方向の回転に変換する。図6(b)ではプロジェクター100の画像光が下向きになっているから、これを上向きにすれば、台形歪みが収まる。端末装置本体11を上向きに回転させる動作が、プロジェクター本体101の画像光を上向きにする動作に変換されて、変位データとしてプロジェクター100に送信される。
また、表示システム1では、端末装置本体11の軸がプロジェクター本体101の軸に重なるだけでなく、端末装置本体11の長手方向の一端と、プロジェクター本体101の前端(投射開口部114側)とが対応付けられる。さらに、表示パネル52と、プロジェクター本体101の上面とが対応付けられる。この対応付けは方向設定データ33、161により設定されていて、この対応付けに従って方向案内画像210が表示される。従って、端末装置本体11が軸AY回りに回転した場合に、プロジェクター本体101の画像光が上向きになるのか下向きになるのかは速やかに特定される。
本実施形態では、プロジェクター本体101を実際に回転させることはない。補正制御部133は、プロジェクター本体101の回転を示す変位データが端末装置10から送信された場合、プロジェクター本体101を回転させた場合と同様に投射画像201を変形させる。従って、図6(b)の台形歪みを有する画像は、図6(a)のように適切な形状に補正される。
この場合、ユーザーは、プロジェクター本体101が下向きになっているために台形歪みを生じていることを視認して、プロジェクター本体101を上向きにするように、端末装置本体11を操作する。端末装置本体11を実際にどの方向に動かすかは、方向案内画像210を見れば簡単に理解できる。このため、直感的に端末装置本体11を動かすことで、投射画像201の歪みを補正できる。例えば、誤って逆方向に端末装置本体11を動かして、歪みが拡大する等の不具合を防止でき、操作性を向上できる。
図6(c)は、プロジェクター100が投射する画像光がスクリーンSCに対して水平方向に傾いている場合の投射画像201の例を示す。この例では、スクリーンSCに向かって右側からプロジェクター100が投射する。プロジェクター本体101を動かすことで図6(c)の台形歪みを解消する場合には、プロジェクター本体101を、軸PZ回り(QZ方向)に回転させればよい。そこで、ユーザーは、端末装置本体11を、軸AZ回り(CZ方向)に回転させる。これにより、端末装置本体11の回転に応じて、プロジェクター本体101の回転を示す変位データが端末装置10からプロジェクター100に送信され、補正制御部133が画像の台形補正を行う。
画像処理部125が台形歪みを補正するためには画像の変形(幾何補正)に関するテーブル、演算式、パラメーターを必要とするが、これらは補正データ162と変位データとに基づいて補正制御部133が生成する。
このように、端末装置本体11を動かすことで、あたかもプロジェクター本体101を動かすように投射画像201を変形させて、台形歪みを補正できる。また、図6(b)と(c)の台形歪みだけでなく、上下方向の傾きと左右方向の傾きとが複合した台形歪みに対しても、端末装置本体11を動かすことで補正できる。
補正制御部133及び画像処理部125が実行する画像の変形は台形歪みを補正する補正処理に限定されず、拡大、縮小、回転等の変形処理が可能である。
図6(d)には投射画像201を回転させる変形処理を示し、(e)には投射画像201を拡大、縮小する変形処理を示す。
端末装置本体11を、軸AX回り(CX方向)に回転させると、動作検出部23は、プロジェクター本体101を光軸回りに回転させた場合に相当する変位データを生成する。補正制御部133は、画像処理部125によって画像を回転させ、例えば図(d)に符号Eで示すように、投射画像201を回転させることができる。この場合も、端末装置本体11を動かすことで、プロジェクター本体101が動いたように投射画像201が変形される。
また、端末装置本体11を軸AXに沿って移動させる操作が行われると、プロジェクター本体101が光軸に沿って移動するように、投射画像201が変形される。プロジェクター本体101が光軸に沿って移動した場合、スクリーンSCに近づくように移動すれば投射画像201は小さくなり、スクリーンSCから離れるように移動すれば投射画像201は大きくなる。補正制御部133は、変位データに基づいて、画像処理部125によって画像を拡大または縮小させ、これにより投射画像201は、例えば図6(e)に符号Fで示すように拡大され、或いは符号Gで示すように縮小される。ここで、端末装置本体11の移動が軸AXに沿った移動だけであれば、投射画像201は、中心を動かさずに拡大、縮小される。端末装置本体11が、軸AY方向や軸AZ方向にも移動した場合には、この軸AY方向や軸AZ方向の移動量に対応して、投射画像201の中心が移動される。
図4の説明に戻る。動作検出部23は、変位データをプロジェクター100に送信した後、表示パネル52に表示された終了ボタン216が操作されたか否かを判別する(ステップS28)。終了ボタン216が操作されていない場合は(ステップS28;No)、ステップS26に戻って端末装置本体11の位置、方向の変化を検出する。ステップS26の処理を最初に行う場合は、ステップS25で検出した初期位置を基準として端末装置本体11の位置、方向の変化を検出したが、2回目以後は、前回のステップS26で検出した端末装置本体11の位置及び方向を基準とする。
終了ボタン216が操作された場合、動作検出部23は、通信制御部22によってプロジェクター100に終了を通知する(ステップS29)。
一方、補正制御部133は、端末装置10から終了が通知されたか否かを判定し(ステップS16)、終了が通知されない間は(ステップS16;No)、ステップS13に戻って変位データの受信を待機する。通信制御部132が終了の通知の制御データを受信し、終了が通知された場合(ステップS16;Yes)、通信制御部132と通信制御部22とが、無線通信部156と無線通信部40とを制御して通信終了の処理をする(ステップS17,S30)。
その後、補正制御部133は、変形した画像の状態を確定する(ステップS18)。これにより、液晶パネル112Aに形成される画像の形状が固定され、投射画像201の形状は補正処理、変形処理がされた後の形状を維持する。
また、端末装置10では、アプリケーションプログラム31の実行が終了される(ステップS31)。
端末装置10において、終了ボタン216が操作された場合(ステップS28;Yes)、表示パネル52に表示される画面が、図5(c)の終了通知画面に切り替えられる。この終了通知画面には終了通知画像217が表示され、端末装置本体11を動かす操作の終了を、ユーザーに通知する。
また、上記実施形態において、補正制御部133は、補正データ162を参照し、変位データに基づいて、投射光学系駆動部121を駆動することにより、投射光学系113のフォーカス調整を実行してもよい。例えば、端末装置本体11を軸AX回り、軸AY回り、或いは軸AZ回りに回転させる操作に対応する変位データをもとに、投射光学系113のフォーカスを移動させて調整を行う。この場合、端末装置本体11を動かす操作によりフォーカス調整を行うことができる。
以上、説明したように、本実施形態に係る表示システム1は、プロジェクター100と、端末装置10と、を備える。端末装置10は、端末装置10の位置および向きの少なくともいずれかを検出する検出部としての角速度センサー61及び加速度センサー62を備える。端末装置10は、端末装置10の位置とプロジェクター100の位置との対応付け、および、端末装置10の向きとプロジェクター100の向きとの対応付けのうち、少なくともいずれかを示す方向案内画像210を表示する。プロジェクター100は、端末装置10の位置または向きの変化に応じて、投射部110が投射する投射画像201を変形させる。このため、端末装置本体11とプロジェクター本体101の対応付け等の設定を知らないユーザーであっても、端末装置10を操作することによって、投射画像201を所望の状態に変形させることができ、操作性の向上を図ることができる。
ここで、端末装置10では、端末装置本体11の位置と投射部110の位置との対応付け、および、端末装置本体11の向きと投射部110の向きとの対応付けのうち、少なくともいずれかが予め設定されてもよい。端末装置10は、設定された対応付けを示す方向案内画像210を端末装置10の表示パネル52に表示してもよい。また、端末装置10は、端末装置本体11の位置および向きの少なくともいずれかを検出し、プロジェクター100により、端末装置本体11の位置または向きの変化を、投射部110の位置または向きの変化とみなして、投射画像201を変形させてもよい。
また、端末装置10の動作検出部23は、角速度センサー61、加速度センサー62の検出結果を、プロジェクター本体101の位置または向きの変化に変換し、変換結果である変位データを無線通信部40によってプロジェクター100に送信する。プロジェクター100は、端末装置10から送信される変位データに従って投射画像201を変形させる補正制御部133を備える。このため、端末装置10により検出された端末装置本体11の位置または向きが、プロジェクター本体101の位置または向きに変換されて、プロジェクター100に送信される。このため、プロジェクター100が投射画像201を変化させる処理の負荷を軽減し、処理の効率化を図ることができる。
また、端末装置10は、角速度センサー61、加速度センサー62の検出開始または検出終了を、表示パネル52に開始ボタン215や終了通知画像217を表示することによって報知する。このため、端末装置10を操作するユーザーに対して、検出の開始あるいは終了を通知することができ、より一層、操作性を高めることができる。
また、プロジェクター100は、投射対象に画像光を投射する投射部110を備え、プロジェクター100の光軸方向と端末装置10が備える表示パネル52の長手方向とが重なるように、端末装置本体11の向きと投射部110の向きとが対応付けられる。このため、端末装置10の位置または方向が変化した場合に、表示パネル52の長手方向がプロジェクター100の光軸に対応するように、投射画像201が変化するので、ユーザーが直感的に操作を行うことができる。
プロジェクター100は、端末装置本体11の位置または向きの変化を、投射部110の位置または向きの変化とみなして、投射部110が投射する画像の台形歪み補正、表示倍率の変更、フォーカス調整の少なくともいずれかを実行する。このため、プロジェクターが投射する画像の台形歪み補正、表示倍率の変更すなわち拡大、縮小、及び、フォーカス調整に関する操作を、端末装置10を用いて容易に行うことができる。
端末装置10は、表示パネル52の長手方向に略直交する軸AY方向または軸AZ方向に平行な軸を中心とした端末装置本体11の回転量を検出する。プロジェクター100は、端末装置10で検出された端末装置本体11の回転量に基づいて、投射画像201の台形歪み補正を実行する。このため、端末装置本体11を、表示パネル52の長手方向に略直交する方向を軸として回転させることにより、投射画像201の台形歪み補正が実行される。このため、端末装置10の操作方法を増やして多機能化を図ることができ、操作性を向上させることができる。
また、端末装置10は、端末装置本体11の軸AX方向における移動を検出し、プロジェクター100は、端末装置10で検出された端末装置10の移動に対応して、投射部110が投射する画像を拡大または縮小する。このため、端末装置10を、表示パネル52の長手方向に移動させる操作により、画像の表示倍率を変更させることができ、表示倍率に係る操作を直感的に行うことができる。
なお、上述した実施形態は、本発明の好適な実施形態の一例を示すものであり、本発明の実施態様はこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形実施が可能である。例えば、上記実施形態では、端末装置本体11の軸AX、AY、AZがプロジェクター本体101の軸PX、PY、PZに重なるように、対応付けがされた例を説明した。本発明はこれに限定されるものではなく、端末装置本体11の軸AX、AY、AZのそれぞれと、プロジェクター本体101の軸PX、PY、PZのそれぞれとが、平行になるように、対応付けがされれば、上記実施形態と同様の効果が得られる。また、動作検出部23が検出する端末装置本体11の位置または方向、或いはこれらの変化は、軸AX、AY、AZを基準とした方法に限定されない。端末装置本体11に対して極座標を設定し、この極座標に基づく位置または方向の変化を検出してもよく、端末装置本体11の立体的な変位を特定できる方法であれば本発明を適用可能である。プロジェクター本体101の位置または方向を特定する方法についても同様である。
また、上記実施形態では、端末装置本体11の位置及び方向の検出を開始する際に、表示パネル52に開始ボタン215を表示して、開始を指示する操作を可能とするとともに、開始の報知をする例を示したが、本発明はこれに限定されない。すなわち、ステップS23で、開始ボタン215に代えて、検出の開始を報知する画像を表示し、開始を指示する操作なしに検出を開始してもよい。この場合も、ユーザーに対して検出開始を知らせることが可能である。
また、例えば、上記実施形態では、スクリーンSCの前方から投射するフロントプロジェクション型のプロジェクター100を表示装置の一例として示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、スクリーンSCの背面側から投射するリアプロジェクション(背面投射)型のプロジェクターを表示装置として採用できる。また、液晶表示パネルに画像を表示する液晶モニターまたは液晶テレビを表示装置として採用してもよい。PDP(プラズマディスプレイパネル)、CRT(陰極線管)ディスプレイ、SED(Surface-conduction Electron-emitter Display)等を表示装置として用いてもよい。また、OLED(Organic light-emitting diode)、OEL(Organic Electro Luminescence)ディスプレイ等と呼ばれる有機EL表示パネルに画像を表示するモニター装置またはテレビ受像機等の自発光型の表示装置を採用してもよい。これらの表示装置を備える構成において本発明を適用した場合も、上記実施形態と同様に、有用な効果が得られる。
また、本発明の入力装置は、上記実施形態では、端末装置として、平板状の端末装置本体11を有し、ユーザーが手に持って操作する携帯型の端末装置10を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されない。すなわち、上記実施形態の端末装置10は、ユーザーが手指を接触させて操作が可能なタッチスクリーン53と表示パネル52とを備えることで、直感的な操作が可能であり、高い操作性を有するという利点がある。その一方で、表示画面を備える装置であれば本発明を適用可能であり、例えば携帯型ゲーム機、音楽や映像を再生する携帯型再生装置等を用いることができる。
また、図2及び図3に示した各機能部は機能的構成を示すものであって、具体的な実装形態は特に制限されない。つまり、必ずしも各機能部に個別に対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサーがプログラムを実行することで複数の機能部の機能を実現する構成とすることも勿論可能である。また、上記実施形態においてソフトウェアで実現される機能の一部をハードウェアで実現してもよく、あるいは、ハードウェアで実現される機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。その他、表示システム1の他の各部の具体的な細部構成についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変更可能である。
1…表示システム、10…端末装置、11…端末装置本体(本体)、20…制御部、21…表示制御部、22…通信制御部(送信部)、23…動作検出部(制御部)、30…記憶部、31…アプリケーションプログラム、33…方向設定データ、40…無線通信部(送信部)、51…表示部、52…表示パネル(表示画面)、53…タッチスクリーン、55…操作検出部、61…角速度センサー(検出部)、62…加速度センサー(検出部)、100…プロジェクター(表示装置)、101…プロジェクター本体(本体)、110…投射部(表示部)、111…光源部、112…光変調装置、112A…液晶パネル、113…投射光学系、114…投射開口部、121…投射光学系駆動部、122…光源駆動部、123…光変調装置駆動部、124…I/F部、125…画像処理部、126…フレームメモリー、130…制御部、131…投射制御部、132…通信制御部、133…補正制御部(画像処理部)、151…記憶部、156…無線通信部、161…方向設定データ、162…補正データ、201…投射画像、210…方向案内画像、215…開始ボタン、216…終了ボタン、217…終了通知画像、AX、AY、AZ…軸、PX、PY、PZ…軸、SC…スクリーン。

Claims (8)

  1. 表示装置及び端末装置を備える表示システムであって、
    前記端末装置は、
    前記端末装置の向きと前記表示装置の向きとの対応付けを示す画像を表示する表示画面と、
    前記端末装置の向きを検出する検出部と、を備え、
    前記表示装置は、
    画像を表示する表示部と、
    前記端末装置の向きの変化に応じて、前記表示部が表示する画像を変形させる画像処理部と、を備え、
    前記表示装置は、投射対象に画像光を投射する前記表示部を備えるプロジェクターであり、
    前記プロジェクターの光軸方向と前記端末装置が備える前記表示画面の長手方向とが重なるように、前記端末装置の向きと前記表示部の向きとが対応付けられたこと、
    を特徴とする表示システム。
  2. 前記端末装置は、前記検出部の検出結果を、前記表示装置の向きの変化に変換し、変換結果を送信部によって前記表示装置に送信する制御部を備え、
    前記表示装置が備える前記画像処理部は、前記端末装置から送信される変換結果に従って前記表示部が表示する画像を変形させること、
    を特徴とする請求項記載の表示システム。
  3. 前記端末装置は、前記検出部の検出開始または検出終了を、前記表示画面の表示によって報知すること、を特徴とする請求項記載の表示システム。
  4. 前記表示装置が備える前記画像処理部は、前記端末装置の向きの変化を、前記表示部の向きの変化とみなして、前記表示部が投射する画像の台形歪み補正、または表示倍率の変更を実行すること、を特徴とする請求項記載の表示システム。
  5. 前記端末装置が備える前記検出部は、前記表示画面の短手方向である第2の方向または前記表示画面に垂直な第3の方向に平行な軸を中心とした前記端末装置の回転量を検出し、
    前記表示装置が備える前記画像処理部は、前記端末装置で検出された前記端末装置の回転量に基づいて、前記表示部が投射する画像の台形歪み補正を実行すること、を特徴とする請求項記載の表示システム。
  6. 前記端末装置が備える前記検出部は、前記端末装置の前記長手方向における移動を検出し、前記表示装置が備える前記画像処理部は、前記端末装置で検出された前記端末装置の移動に対応して、前記表示部が投射する画像の表示倍率の変更を実行すること、を特徴とする請求項記載の表示システム。
  7. 端末装置であって、
    外部の表示装置に情報を送信する送信部と、
    前記端末装置の向きと前記表示装置の向きとの対応付けを示す画像を表示する表示画面と、
    前記端末装置の向きを検出する検出部と、
    前記検出部で検出した前記端末装置の向きの変化に基づき、前記表示装置の向きの変化を示す情報を生成し、生成した前記情報を、前記表示装置が表示する画像を変形させるための情報として前記送信部により送信させる制御部と、を備え
    前記表示装置は、投射対象に画像光を投射する表示部を備えるプロジェクターであり、
    前記プロジェクターの光軸方向と前記端末装置が備える前記表示画面の長手方向とが重なるように、前記端末装置の向きと前記表示部の向きとが対応付けられたこと、
    を特徴とする端末装置。
  8. 端末装置を制御するコンピューターにより実行可能なプログラムであって、
    前記コンピューターにより、
    前記端末装置の向きと外部の表示装置の向きとの対応付けを示す画像を表示画面に表示し、
    前記端末装置の向きの変化を検出した場合に、検出した前記端末装置の向きの変化に基づき、前記表示装置の向きの変化を示す情報を生成し、生成した前記情報を、前記表示装置が表示する画像を変形させるための情報として前記表示装置に送信し、
    前記表示装置は、投射対象に画像光を投射する表示部を備えるプロジェクターであり、
    前記プロジェクターの光軸方向と前記端末装置が備える前記表示画面の長手方向とが重なるように、前記端末装置の向きと前記表示部の向きとが対応付けられたこと、
    を特徴とするプログラム。
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