JP6546699B2 - クリップ - Google Patents

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Description

本発明は、被取付部材に取り付けられるクリップに関する。
特許文献1には、インストルメントパネルのリブや鋼板ボデーのフランジに取り付けてワイヤハーネスを所定の配線状態に保持するクリップが開示される。このクリップは、略U字状の樹脂製の外側クリップ本体と、略U字状の金属製の内側クリップ本体とを重ね合わせて構成される。
特開2008−259363号公報
特許文献1に開示されるクリップにおいて、内側クリップ本体を外側クリップ本体に組み付ける際に、外側クリップ本体と内側クリップ本体に隙間を設けて内側クリップ本体の挿入性を向上すると、組み付け後に外側クリップ本体と内側クリップ本体がガタつくおそれがある。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、板バネ部材と保持部材のガタつきを抑えたクリップを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のクリップは、取付部材の縁を挟持する板バネ部材と、板バネ部材を保持する保持部材と、を備える。板バネ部材は、自由端を有して対向する一対の板状部と、一対の板状部の基端側を連結する第1連結部と、を有する。保持部材は、自由端を有して対向する一対の壁部と、一対の壁部の基端側を連結し、第1連結部に重なるように設けられる第2連結部と、を有する。板バネ部材は、保持部材に係合して、基端側から自由端側に向かう移動が規制され、第1連結部および第2連結部のいずれか一方は、第1連結部および第2連結部を離間させる方向に付勢する弾性部を有する。
本発明によれば、板バネ部材と保持部材のガタつきを抑えたクリップを提供できる。
実施例のクリップの斜視図である。 保持部材の斜視図である。 図3(a)は、保持部材の側面図であり、図3(b)は、保持部材の背面図である。 板バネ部材の斜視図である。 図5(a)は、板バネ部材の側面図であり、図5(b)は、板バネ部材の上面図である。 図1に示すクリップの線分A−Aの断面図である。 図6に示すクリップの線分B−Bの断面図である。 クリップの分解図である。 組み立て途中のクリップを示す図である。 第1変形例のクリップの斜視図である。 第1変形例の保持部材の斜視図である。 図10に示す第1変形例のクリップの線分C−Cの断面図である。 第1変形例のクリップの分解図である。 第2変形例のクリップの斜視図である。 図14に示す第2変形例のクリップの斜視図である。 第2変形例のクリップの分解図である。 第3変形例のクリップの分解図である。 図17に示すクリップの線分E−Eの断面図である。
図1は、実施例のクリップ10の斜視図である。クリップ10は、取付部材を被取付部材に取り付けるために用いられる。例えば、クリップ10は、車体パネルや内装パネルにホースやハーネスを固定するために使用される。つまり、取付部材としてホースやハーネスがあり、被取付部材として車体パネルや内装パネルがある。
クリップ10は、樹脂材料からなる保持部材20と、金属材料からなる板バネ部材22とを備える。板バネ部材22は、弾性力により被取付部材の縁を挟持する。保持部材20は、板バネ部材22を保持し、取付部材を支持する。ここで、保持部材20および板バネ部材22について、新たな図面を参照しつつ説明をする。
図2は、保持部材20の斜視図である。図3(a)は、保持部材20の側面図であり、図3(b)は、保持部材20の背面図である。保持部材20は、バンド24、バンド留め部26、挿入孔28、結合部29、第2連結部30、第1壁部32、第2壁部34、リブ36、弾性部38、連設部40、第1スリット42、第2スリット44および規制部46を有する。
図1に示すように、バンド24は、帯状に形成され、取付部材を囲んで支持する。バンド24は、長手方向に沿って形成される多段部24aを有する。バンド留め部26は、取付部材を囲んだバンド24を留めるために形成される。
バンド留め部26は、第1壁部32の外面に立設される。図3(b)に示すように、バンド留め部26は、バンド24が挿入される挿入孔28と、挿入孔28の内面に爪状に形成されて多段部24aと結合する結合部29とを有する。バンド24を挿入孔28に挿入して結合部29に結合させることで、バンド24が挿入孔28から抜けることを制限されて取付部材を締め付けることができる。
第1壁部32および第2壁部34は、対向しており、自由端を有する。第1壁部32の自由端部32aおよび第2壁部34の自由端部34aは、内向きに折り返すように屈曲している。これにより、組み付けた板バネ部材22が自由端側に外れることを抑えられる。第1壁部32および第2壁部34が向かい合う方向を対向方向という。
図3(a)に示すように、自由端部32aおよび自由端部34aの内面の中央には突部32b、突部34bがそれぞれ形成され、板バネ部材22に係合として板バネ部材22の移動を制限する。
第2連結部30は、第1壁部32および第2壁部34の基端側を連結する。図2(b)および図3(b)に示すように、第2連結部30には幅方向に沿って延在する弾性部38が形成される。なお、幅方向とは、第1壁部32および第2壁部34の対向方向に直交する方向をいい、壁部の幅方向ともいう。
図2(a)および図3(a)に示すように、弾性部38は、自由端側に***するように形成されており、基端側から自由端側に向かって立ち上がるように傾斜するテーパ面38aを有する。これにより、弾性部38が板バネ部材22を自由端側に付勢する。
弾性部38の周りには、第1スリット42および一対の第2スリット44が形成される。第1スリット42は、弾性部38に沿って幅方向に延びるように形成される。第2スリット44は、基端側から自由端側に向かって、第2連結部30から第2壁部34に渡って延在する。これらのスリットにより、弾性部38は、幅方向に延出する両持ち片として撓み可能に形成される。
連設部40は、弾性部38から自由端側に向かって延び、第2連結部30から第2壁部34に渡って形成される。連設部40を弾性部38に接続することで、弾性部38の耐久性を向上できる。連設部40は、連設部40の幅方向両側に形成された第2スリット44により撓み可能に形成される。連設部40および弾性部38は、略T字状に形成される。
規制部46は、対向方向内向きに突出するように連設部40の内面に形成される。規制部46は、板バネ部材22に係合して、板バネ部材22の幅方向の移動を規制する。規制部46を連設部40に設けることで、板バネ部材22を保持部材20に組み付ける際に、連設部40の撓みにより容易に組み付けられる。また、連設部40が弾性部38に連設されており、規制部46の過剰な動きを制限して、規制部46と板バネ部材22の係合が外れにくくなる。
一対のリブ36は、幅方向に離間し、第1壁部32と第2壁部34と第2連結部30の外面に形成される。図3(b)に示すように、弾性部38は、一対のリブ36の間に位置する。リブ36により、弾性部38を保護しつつ、保持部材20の剛性を確保することができる。
図4は、板バネ部材22の斜視図である。図5(a)は、板バネ部材22の側面図であり、図5(b)は、板バネ部材22の上面図である。
板バネ部材22は、金属板材に打ち抜き加工、プレス加工を施して形成される。板バネ部材22は、側面視にて略U字状に形成される。板バネ部材22は、板状部50、第1連結部52、係合部56、凹部58、第1爪部60および第2爪部62を有する。
一対の板状部50は、対向しており、自由端を有する。一対の板状部50は同じ形状である。第1連結部52は、一対の板状部50の基端側を連結する。
係合部56は、板状部50に孔状に形成され、保持部材20の規制部46に当接することで抜け止めとなり、板バネ部材22の幅方向の移動を規制する。規制部46は、係合部56に遊嵌される。凹部58は、板状部50の自由端の中央位置に形成され、保持部材20の突部32bまたは突部34bに当接することで抜け止めとなる。つまり、突部32bおよび突部34bは、凹部58にそれぞれ入り込み、板バネ部材22が幅方向にずれようとした場合、凹部58の縁に当たって、板バネ部材22の幅方向の移動を規制する。係合部56および凹部58の2点で板バネ部材22の抜け止めをすることで、板バネ部材22と保持部材20のガタつきを抑えることができる。
一対の第1爪部60は、板状部50の両側に形成され、一対の第2爪部62は、一対の第1爪部60の間に形成される。第1爪部60および第2爪部62は、図5(a)に示すように、対向方向内向きに突出するように形成され、一対の板状部50の間に差し込まれた被取付部材の縁を挟んで係止する。
図6は、図1に示すクリップ10の線分A−Aの断面図である。図6に示すように、係合部56の縁に規制部46が近接した状態で、規制部46が係合部56に収まっている。これにより、板バネ部材22は、板バネ部材22の幅方向の移動、および基端側から自由端側に向かう方向の移動が規制される。
第1連結部52および第2連結部30は重なるように設けられ、第2連結部30側の弾性部38が第1連結部52に当接している。弾性部38は、自由端側に***するように形成されている。弾性部38は、第1連結部52を離間させる方向に付勢する。
図7は、図6に示すクリップ10の線分B−Bの断面図である。弾性部38により板バネ部材22が自由端側に付勢されて、板状部50の自由端が保持部材20の自由端部32aおよび自由端部34aの内面に当接する。また、一対の板状部50は、自由端部32aおよび自由端部34aにより、第1壁部32または第2壁部34から離れる方向の移動が規制される。これにより、保持部材20と板バネ部材22のガタつきを抑え、クリップ10を被取付部材に取り付けた状態で取付部材がガタつくことを抑えることができる。
図8は、クリップ10の分解図である。図9は、組み立て途中のクリップ10を示す。クリップ10の組み立て工程について説明をする。図8に示すように、板バネ部材22は、保持部材20の自由端部側からではなく、側方から組み付けられる。
図3(a)に示す第2連結部30の内面から自由端部32aの内面までの間隔L1、すなわち、保持部材20のバネ収容空間の全長L1は、図5(a)に示す板バネ部材22の全長L2より長い。板バネ部材22の全長L2は、第1連結部52から板状部50の自由端までの長さである。これにより、保持部材20の側方に板バネ部材22を挿入する際に隙間があるため、容易に挿入できる。また、弾性部38が幅方向に延びるため、弾性部38が対向方向に延びる場合と比べて、板バネ部材22を挿入しやすい。
板バネ部材22を保持部材20の側方から挿入すると、板バネ部材22の第1連結部52が保持部材20の弾性部38に当たる。第1連結部52が弾性部38のテーパ面38aを押し、弾性部38と、弾性部38に連動する連設部40を撓ませる。
図9(b)に示すように、板状部50が規制部46を乗り越えて、係合部56内に規制部46が配置される。この際に、第1連結部52の弾性部38の押し込みにより、弾性部38が外方に撓み、これに連動して連設部40および規制部46が外方に下げるように変位して、板状部50が規制部46を乗り越え易くなる。これは、弾性部38が第1スリット42により第1壁部32側と離間する一方で、連設部40により第2壁部34側に連結するため、第2壁部34側に引っ張られるためである。このように、弾性部38は、板バネ部材22の組み付け時に規制部46を外方に下げるように作用し、組み付け後は板バネ部材22を付勢してガタつきを抑える。
弾性部38が第2連結部30の内面から***する高さは、全長L1と全長L2の差より大きい。これにより、弾性部38が板バネ部材22を付勢して、板バネ部材22の自由端を自由端部32aおよび自由端部34aに押しつけることができる。
図10は、第1変形例のクリップ100の斜視図である。第1変形例のクリップ100は、図1に示すクリップ10と比べて、保持部材120および板バネ部材22からなる点は同じであるが、板バネ部材22を保持部材120に組み付ける際の方向が異なる。第1変形例では、板バネ部材22が第1壁部132および第2壁部134の自由端側から挿入される。
図11は、第1変形例の保持部材120の斜視図である。第2連結部130は、第1壁部132および第2壁部134を連結する。第2連結部130は、対向方向に延在する弾性部138を有する。弾性部138は、他の第2連結部130より自由端側に張り出しており、組み付けられた板バネ部材22を自由端側に付勢する。第2連結部130の両側に対向方向に延在する一対のスリット142が形成される。
第1壁部132の自由端部132aおよび第2壁部134の自由端部134aは、内向きに折り返すように屈曲している。これにより、組み付けた板バネ部材22が自由端側に外れることを抑えられる。
自由端部32aおよび自由端部34aの内面の中央には突部132b、突部134bがそれぞれ形成され、板バネ部材22に係合として板バネ部材22の幅方向の移動を制限する。規制部146は、第1壁部132および第2壁部134の内面にそれぞれ突出して形成される。
図12は、図10に示す第1変形例のクリップ100の線分C−Cの断面図である。保持部材20の弾性部138は、板バネ部材22の第1連結部52を自由端側に付勢する。板バネ部材22の自由端は、弾性部138の付勢により、対向方向内向きに張り出す自由端部132aおよび自由端部134aに当接して止まる。これにより、板バネ部材22および保持部材120のガタつきを抑えることができる。
図13は、第1変形例のクリップ100の分解図である。板バネ部材22は、保持部材120の自由端部132aおよび自由端部134aの間に挿入され、第1壁部132および第2壁部134を拡開させながら押し込まれる。係合部56が規制部146を受け入れ、凹部58が突部132bおよび突部134bを受け入れて、組み付けが完了する。
第1変形例のクリップ100は、弾性部138が板バネ部材22の第1連結部52を付勢するため、板バネ部材22と保持部材120のガタつきを抑えることができる。
図14は、第2変形例のクリップ200の斜視図である。第2変形例のクリップ200は、図6に示すクリップ10と比べて、弾性部54が板バネ部材222に設けられる点が異なる。
板バネ部材222の第1連結部52は、平板状に形成される。第1連結部52は幅方向に延出する一対の弾性部54を有する。一対の弾性部54は、互いに接近する方向に延出する片持ち片である。
保持部材220は、第1壁部232および第2壁部234の基端側を連結する第2連結部230を有し、第2連結部230は、中央の内面に突起部230aを有する。突起部230aは、一対の弾性部54に当接し、付勢力を受ける。これにより、板バネ部材222が自由端側に反力を受けて、自由端部232aおよび自由端部234aに当たって、ガタつきを抑えることができる。
図15は、図14に示す第2変形例のクリップ200の斜視図である。突起部230aは、根元側に形成されるテーパ部247と、テーパ部247より先端側に形成される規制部246を有する。
一対のテーパ部247は、幅方向に沿って、突起部230aの先端に向かって立ち上がるように傾斜する。規制部246は、テーパ部247から屈曲して、テーパ部247より急に傾斜する。規制部246は、第2連結部230に対して略垂直に形成される。
テーパ部247は、板バネ部材22の弾性部54を自由端側に押す。規制部246は、弾性部54の両先端に当たって、板バネ部材22の幅方向の移動を規制する。このように、突起部230aは、板バネ部材22を自由端側に押すとともに、板バネ部材22の幅方向の移動を規制する。
図16は、第2変形例のクリップ200の分解図である。板バネ部材222は、保持部材220の側方から幅方向に沿って挿入される。
突起部230aは、角柱状に形成され、幅方向に沿って自由端側に立ち上がるように傾斜したテーパ面を有する。突起部230aのテーパ面は、板バネ部材222を組み付ける際のガイドとなり、板バネ部材222の押し込みを容易にする。
第2変形例のクリップ200では、板バネ部材222に弾性部54を設けることで、保持部材220の剛性の低下を抑えることができる。
図17は、第3変形例のクリップ300の分解図である。第3変形例のクリップ300は、図16に示すクリップ200と比べて、保持部材320の突起部330aの形状、および板バネ部材322の弾性部354の形状が異なる。
突起部330aは、第2連結部30の内面の中央に形成され、略半球状に突出するように形成される。突起部330aを湾曲させることで板バネ部材322の押し込みを容易にできる。
一対の弾性部354は、第1連結部52に形成され、幅方向に沿って互いに接近するように延出する。一対の弾性部354の先端は、円弧状に切り欠くように形成され、突起部330aに係合する。これにより、板バネ部材322と保持部材320のガタつきを抑えることができる。
図18は、図17に示すクリップ300の線分E−Eの断面図である。なお、図17に示す線分E−Eは保持部材320の断面位置を示すが、図18では保持部材320に加えて板バネ部材322も示す。
突起部330aは、弾性部354との当接により板バネ部材22を自由端側に押すとともに、板バネ部材22の幅方向の移動を規制する。一対の円弧部355は、第1連結部52に凹むように切り欠いて形成され、突起部330aの周面に係合する。円弧部355と突起部330aの係合により、板バネ部材22の幅方向の移動を規制できる。このように、弾性部354および円弧部355を突起部330aに嵌めることで、板バネ部材322と保持部材320のガタつきを抑えることができる。
本発明は上述の各実施例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を各実施例に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施例も本発明の範囲に含まれうる。
実施例では、クリップ10がバンド24およびバンド留め部26を有する態様を示したが、この態様に限られない。たとえばバンド24の代わりに、取付部材として飾り部材が予め固定されていてもよい。
10 クリップ、 20 保持部材、 22 板バネ部材、 24 バンド 26 バンド留め部、 28 挿入孔、 29 結合部、 30 第2連結部、 32 第1壁部、 32a 自由端部、 34 第2壁部、 34a 自由端部、 36 リブ、 38 弾性部、 38a テーパ面、 40 連設部、 42 第1スリット、 44 第2スリット、 46 規制部、 50 板状部、 52 第1連結部、 54 弾性部、 56 係合部、 58 凹部、 60 第1爪部、 62 第2爪部。
本発明は、被取付部材に取り付けられるクリップに関する。

Claims (7)

  1. 取付部材の縁を挟持する板バネ部材と、
    前記板バネ部材を保持する保持部材と、を備え、
    前記板バネ部材は、
    自由端を有し、対向する一対の板状部と、
    一対の前記板状部の基端側を連結する第1連結部と、を有し、
    前記保持部材は、
    自由端を有し、対向する一対の壁部と、
    一対の前記壁部の基端側を連結し、前記第1連結部に重なるように設けられる第2連結部と、を有し、
    前記板バネ部材は、前記保持部材に係合して、基端側から自由端側に向かう移動が規制され、
    前記第1連結部および前記第2連結部のいずれか一方は、前記第1連結部および前記第2連結部を離間させる方向に付勢する弾性部を有することを特徴とするクリップ。
  2. 前記弾性部は、前記第2連結部に形成され、
    前記保持部材は、前記弾性部の周りに前記弾性部を撓み可能にするためのスリットを有することを特徴とする請求項1に記載のクリップ。
  3. 前記弾性部は、基端側から自由端側に向かって立ち上がるように傾斜して、幅方向に沿って形成されるテーパ面を有することを特徴とする請求項2に記載のクリップ。
  4. 前記スリットは、前記壁部の幅方向に沿って延びることを特徴とする請求項2または3に記載のクリップ。
  5. 前記保持部材は、前記弾性部から前記自由端側に向かって延びる連設部を有し、
    前記連設部は、前記壁部に撓み可能に連設することを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載のクリップ。
  6. 前記連設部は、一対の前記壁部の対向方向内向きに突出して、前記板バネ部材に当接することで抜け止めとなり、前記壁部の幅方向への前記板バネ部材の移動を規制する規制部を有することを特徴とする請求項5に記載のクリップ。
  7. 前記保持部材は、前記第2連結部の外面に形成される一対のリブを有し、
    前記弾性部は、一対の前記リブの間に位置することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のクリップ。
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