JP6545862B1 - エレベータ機材の基準位置設定方法、エレベータ機材の設置方法、エレベータ機材の基準位置設定装置及び基準位置設定システム - Google Patents
エレベータ機材の基準位置設定方法、エレベータ機材の設置方法、エレベータ機材の基準位置設定装置及び基準位置設定システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6545862B1 JP6545862B1 JP2018081783A JP2018081783A JP6545862B1 JP 6545862 B1 JP6545862 B1 JP 6545862B1 JP 2018081783 A JP2018081783 A JP 2018081783A JP 2018081783 A JP2018081783 A JP 2018081783A JP 6545862 B1 JP6545862 B1 JP 6545862B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laser
- visible light
- elevator
- marking
- reference position
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B19/00—Mining-hoist operation
- B66B19/002—Mining-hoist operation installing or exchanging guide rails
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B5/00—Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
- B66B5/0006—Monitoring devices or performance analysers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B7/00—Other common features of elevators
- B66B7/02—Guideways; Guides
- B66B7/023—Mounting means therefor
- B66B7/027—Mounting means therefor for mounting auxiliary devices
Landscapes
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Abstract
Description
また、昇降路基準となるピアノ線を昇降路内に設置していたので、このピアノ線が邪魔になるという問題があった。
以下、第1実施形態にかかるエレベータ機材の設置方法について、図1〜14を参照して説明する。尚、エレベータ昇降路の縦断面及び横断面を示す各図において、破線はBIM(Building Information Modeling)を示し、実線は設置されている壁面を示している。壁面はBIMに対して若干の凹凸や歪みが生じている。
まず、本実施形態に用いられるレーザ照射ユニット1について説明する。図1に示すように、レーザ照射ユニット1は、一方のレーザ照射器3aと他方のレーザ照射器3bと、各レーザ照射器3a、3bを垂直軸回りに回転自在に設けた回転台5と、各回転台5を支持する支持体7とを備えている。
各レーザ照射器3a、3bは、第1垂直レーザ可視光2aと、第2垂直レーザ可視光2d(図5参照)と、水平レーザ可視光2bと、マーキング用直下レーザ可視光2c(図2参照)を照射するものであり、マーキング用直下レーザ可視光2cは各レーザ照射器3a、3bの直下にピンポイントで照射する。図5に示すように、第1及び第2垂直レーザ可視光2a、2dはそれぞれ垂直面を照射すると共に互いに直角の角度を形成している。水平レーザ可視光2bは水平面を照射する。本実施の形態では、各レーザ照射器3a、3bは、レーザ墨出し器である。
レーザ照射ユニット1は、図1に示すように、エレベータ建屋9におけるエレベータ昇降路9aのドア開口8aに設置しても良いし、エレベータ昇降路9a内に上下可能に吊り下げても良いし、エレベータ昇降路9a内の床面9bに設置されていても良い。
図1(b)に示すように、エレベータ建屋9の最下位置にある乗り場のドア開口8aの下縁にレーザ照射ユニット1を設置する。まず、支持体7にレーザ照射器3a、3bを配置し、第2垂直レーザ可視光2d(図示せず)を互いに照射し合い、第2垂直レーザ可視光2d(図示せず)を重ね合わせることで、一方及び他方のレーザ照射器3a、3bの位置合わせを行う。そして、図1(a)に示すように、一方及び他方のレーザ照射器3a、3bの水平レーザ可視光2b、2bを床に付されている床建屋墨11aに合わせると共に第1垂直レーザ可視光2a、2aを床建屋墨11aに対して直角に交差して当てる。各第1垂直レーザ可視光2a、2aと床建屋墨11aとの交点位置及び床建屋墨11aからの距離をメジャー13で測定することで、各レーザ照射器3a、3bのXY位置を合わせる。XY位置とは、本実施形態において、水平面上の位置を示す。
更に、図1(b)に示すように、一方及び他方のレーザ照射器3a、3bの水平レーザ可視光2b、2bを壁に付されている壁建屋墨11bに合わせて高さ合わせをする。そして、壁建屋墨11bと水平レーザ可視光2bとの間の距離をメジャー13で測定することで、水平レーザ可視光2b、2bの正確な高さ(Z)が測定できる。
以上のように、一方及び他方のレーザ照射器3a、3bのXYZ位置情報を得て、制御装置15(図11参照)に記録する。
図2(b)に示すように、一方及び他方の各レーザ照射器3a、3bは、それぞれマーキング用直下レーザ可視光2c、2cを直下の床面9bに向けて照射し、その照射点16a、16bをマジック等でマーキングする。このように、マーキングすることで、一方及び他方の各レーザ照射器3a、3bの各設置位置を床に記録する。
次に、一方のガイドレール17b(図14参照)の基準位置を設定する。図2(a)に示すように、まず、制御装置15にて設定された方向に位置を合わせるように回転台5を用いて、一方及び他方のレーザ照射器3a、3bの向きを変えてそれぞれ垂直レーザ可視光2aを照射して、床面9bに形成された交点21aにマジック等でマーキングする。
尚、図2(b)に示すように、第1垂直レーザ可視光2a、2aが床面9bまで届かない場合には、下げ振りを吊下げた板治具19で第1垂直レーザ可視光2a、2aを受け、2本のレーザ可視光2a、2abが1本に重なる位置でマーキングしても良い。
図3に示すように、他方のガイドレール17b(図14参照)の基準位置を設定する。第2工程で設定した一方のガイドレール17bの基準位置の設定と同様にして、他方のガイドレール17bの設置基準位置を求める。即ち、図3(a)に示すように、他方のガイドレールの設置位置(XY位置)に向けて一方及び他方のレーザ照射器3a、3bから第1垂直レーザ可視光2a、2aを照射し、各垂直レーザ可視光2a、2aの交点21bを得て、マーキングする。
図4(b)に示すように、最上階からゴンドラ用ロープ23をフック25に掛けて、ピット9cへ降ろし、ゴンドラ27をピット9cで組み立てる。その後、ゴンドラ27をゴンドラ用ロープ23で天井9dまで上げる。
図5(c)に示すように、エレベータ昇降路9aにおいて、最上階の位置にある乗り場のドア開口8aにレーザ照射ユニット1を設置する。一方及び他方の各レーザ照射器3a、3bを上述した第1工程と同様にして、床建屋墨11aに合わせてXY位置の位置合わせを行う。なお、一方及び他方の各レーザ照射器3a、3bの水平レーザ可視光2b、2bを床建屋墨11aに合わせて高さレベル(Z)位置を合わせても良い。
その後、天井9dに一方及び他方の各レーザ照射器3a、3bの第1垂直レーザ可視光2a、2aと第2垂直レーザ可視光2d、2dを照射して、交点29a、29bを各レーザ照射器3a、3bの設置位置としてマジック等でマーキングする。
マーキング用直下レーザ可視光2c、2cがピット9cの床面9bに届かない場合には、下げ振りを降ろして確認する。
図6(c)に示すように、制御装置15(図11参照)で設定された方向に位置を合わせるように回転台5を用いて、一方及び他方のレーザ照射器3a、3bからそれぞれ第1垂直レーザ可視光2aを照射して、その交点31aにマジック等でマーキングする。
更に、図6(d)に望遠カメラの撮影画像を示すように、交点31aのマーキングを天井板治具32と共に望遠カメラで写真撮影しておき、ずれている場合にはあとで修正しても良い。尚、天井板治具32には、X方向(レーザ照射器3a、3bの並び方向)と、Y方向(奥行方向)の目盛が記載されている。
図7(c)に示すように、第3工程と同様に、他方のガイドレール17b(図14参照)の基準位置を設定する。第6工程で設定した一方のガイドレール17bの基準位置の設定と同様にして、他方のガイドレール17bの設置基準位置を求める。即ち、他方のガイドレール17bの設置位置(XY位置)に向けて、各一方及び他方のレーザ照射器3a、3bから垂直レーザ可視光2a、2aを照射し、天井9dに各垂直レーザ可視光2a、2aの交点31bを得て、マーキングする。
図8(b)に示すように、レーザ距離計支持具33を天井9dに設置する。レーザ距離計支持具33は吊り具(ラッシングベルト等)24でフック25に吊ってあり、図9に示すように、定尺の接地脚35で天井9dに押し付けてある。このとき、天井9dに描いたマーキング(交点31a、31b(図8(c)参照))に接地脚35を合わせて三脚37で固定する。図9に示すように、三脚37には、レーザ距離計39a(又は39b)を収納した外乱防止パイプ41が取付けてあり、外乱防止パイプ41はXY方向に微動可能なマイクロXY微動台43を介して三脚37に固定されている。その後、レーザ距離計39a、39bに電源を接続する。
図10(b)に示すように、レーザ距離計39a、39bのスイッチをONにしてレーザ可視光38を照射し、マイクロXY微動台43を調整して、レーザ可視光38をピット9cの床面9bに付したマーキング(交点21a、21b)に合わせる。
尚、本実施形態の場合、一例として、天井からマイクロXY微動台43までの距離が1mの場合、1μm操作して、100m下のピット9cの床面9bでレーザ可視光を0.1mm調整できる。
図11に示すように、レーザ距離計39a、39bによる各測定値は、制御装置(パーソナルコンピュータ)15を中継して、無線LAN(伝送装置)でタブレット(例えば、タブレット型コンピュータ等の情報処理端末)14に送信される。制御装置15若しくはタブレット14には、レーザ距離計39a、39bによる計測値の他に、上述したBIMデータ、各マーキング(交点21a、21b、29a、29b、31a、31b)の位置等のデータが収納されている。
図12(b)に示すように、ゴンドラ27の上側にレーザ照射ユニット1を設置し、ゴンドラ27と共にレーザ照射ユニット1を吊る。このレーザ照射ユニット1には、レーザ距離計39a、39bのレーザ可視光38を受ける半透明部材45a、45bが設けてあり、各半透明部材45a、45bの下にカメラ47が設置してある。半透明部材45a、45bは例えば薄い曇りガラスや半透明のプラスチック、ハーフミラーなどがある。ただし、以下の実施形態において、半透明部材はこれらに限定はされない。カメラ47は半透明部材45a、45bを透過した透過光を撮像する。各カメラ47はタブレット14に接続されており、カメラ47の画像データはタブレット14に取り込まれるようになっている。
または、半透明部材45及びカメラ47を設けた治具の上にレーザ照射ユニット1を乗せる構成をとっても良く、専用の治具(位置合わせ用の治具や専用のロボット等)の上に一方及び他方のレーザ照射器3a、3bを相互の距離を保ったまま載置しても良い。以下、レーザ照射ユニット1を用いて説明するが、この場合、レーザ照射ユニットは治具としての機能を有する。
レーザ距離計39a、39bから照射されたレーザ可視光38は、一部は半透明部材45a、45bを透過し、一部は半透明部材45a、45b(ターゲット)にて反射する。レーザ可視光38の一部は半透明部材45a、45bにて反射して、反射光をレーザ距離計39a、39bにて受光される。これにより、レーザ距離計39a、39bからレーザ照射ユニット1(治具)までの距離(Z座標)を測定することができる。
更に、2つのレーザ可視光38を各々撮影した2つのカメラ画像48から各レーザ可視光38の重心座標を求めることで、レーザ照射ユニット1のX、Y、Z方向の位置ずれΔX、ΔY及び傾きΔθを求める。これにより、吊るしているレーザ照射ユニット1の上にあるレーザ照射器3a、3bの位置補正ができる。
各一方及び他方のレーザ照射器3a、3bからそれぞれ第1垂直レーザ可視光2a、水平レーザ可視光2bを照射して、タブレット14では、これらのレーザ可視光2a、2bがエレベータ昇降路9aの壁面9fや天井9dに描く線のBIM位置を計算する。実際の壁面9fは、BIMデータの壁面と数十mmの誤差があるが、ずれΔθは微小角度であり、エレベータ建屋寸法に対して誤差は小さいので無視できる。
このようにして、BIMに対する半透明部材45a、45bの高さ(変位)を測定することで、壁建屋墨11bからレーザ照射ユニット1の支持体7までの高さと、支持体7の傾きを計算できる。そして、レーザ照射ユニット1または一方および他方のレーザ照射ユニット3a、3bを載置した治具の水平を見ることができる。
H10=H1−h1−h31−h21・・・(式1)
H20=H2−h2−h32−h22・・・(式2)
H1:一方のレーザ距離計39aから床面9bまでの距離、
H2:他方のレーザ距離計39bから床面9bまでの距離、
h1:一方のレーザ距離計39aから対応する半透明部材45aまでの距離、
h2:他方のレーザ距離計39bから対応する半透明部材45bまでの距離、
h21(図1参照):一方のレーザ照射器3aの水平レーザ可視光2bから壁建屋墨11bまのでの距離、
h22(図1参照):他方のレーザ照射器3bの水平レーザ可視光2bから壁建屋墨11bまのでの距離、
h31(図3参照):一方のレーザ照射器3aの水平レーザ可視光2bから床面9bまでの距離、
h32(図3参照):他方のレーザ照射器3bの水平レーザ可視光2bから床面9bまでの距離。
図13に示すように、ピット固定金具49を床面9bのマーキング(交点21a、21b)の位置に位置決めして取り付ける。
次に、各ピット固定金具49にそれぞれガイドレール17a、17bを取り付けて、ガイドレール17a、17bをブラケット51で壁に仮止めして積み上げていく。ガイドレール17a、17bの積み上げの際には、各レーザ可視光38に沿ってガイドレール17a、17bを積み上げる。
エレベータ機材の設置位置には、レーザ照射ユニット1に搭載した各レーザ照射器3a、3bから照射した第1垂直レーザ可視光2a、2aの交点をマーキングするので、高い精度でマーキングできると共に目視によりマーキングできるので、エレベータ機材の基準位置が高精度で設定できる。
昇降路基準にピアノ線を用いていないので、昇降路内にピアノ線を設置しておく必要がないから、昇降路内を簡素にでき邪魔にならない。
各レーザ照射器3a、3bは、壁建屋墨11b(図1(b)参照)及び床建屋墨11a(図1(a)参照)に第1垂直レーザ可視光2a、水平レーザ可視光2bを合わせ、壁建屋墨11bに対する高さを測定することで、XYZ方向の位置を特定しているから、壁や床に凹凸や歪みや撓みがあっても、エレベータ建屋のBIMに基づく正確な位置決めができる。
ガイドレール(エレベータ機材)17a、17bは、レーザ距離計39a、39bで測定した高さ毎にエレベータ建屋のBIMに基づいて、ブラケット51を固定しているので、所定位置毎に正確な位置でブラケット51の取り付けができる。
図13に示す第12工程では、レーザ照射ユニット1は一方及び他方のガイドレール17a、17bに係脱自在にクランプで固定しているので、安定に保持することができる。
[第2実施形態]
図15を参照して第2実施形態を説明する。第2実施形態は、レーザ照射ユニット1を一方及び他方のガイドレール17a、17bにクランプで固定してあり、レーザ照射ユニット1に設けある一方のレーザ照射器3a及び他方のレーザ照射器3bから、それぞれ第1垂直レーザ可視光2a、2aを対応する各カウンターウエイトレール53a、53bに向けて照射する構成としている。
更に、一方のレーザ照射器3a及び他方のレーザ照射器3bから照射した第1垂直レーザ可視光2a、2aに沿ってメジャー13を当てて第2垂直レーザ可視光2d、2dからの距離を測定する。
例えば、レーザ照射ユニット1または治具に搭載するレーザ照射器3a、3bは2台に限らず、3台以上であっても良く、搭載する台数は制限されない。
エレベータ機材は、籠のガイドレール17a、17bやカウンターウエイトレール53a、53bに限らず、乗り場の枠やピット梯子等でも良く、昇降路内に設置する機材であれば制限されない。
また、カメラ47は撮像装置として、静止画像だけでなく、動画としてもよい。
上述の実施形態では、レーザ距離計39a、39bはエレベータ昇降路9aの天井に施された交点31a、31bに配置したが、ピット面9cに施した交点21a、21bに配置し、天井に向かってレーザ照射しても良い。この場合は、レーザ照射ユニット1または治具は下側から、レーザ光を検知することとなり、上述の実施形態とは上下逆の構成となる。
Claims (12)
- レーザ可視光を照射する2つ以上のレーザ照射器を用いて、エレベータ昇降路に設置するエレベータ機材の基準位置を設定する基準位置設定方法であって、
建屋墨にレーザ可視光を合わせて各レーザ照射器の位置を特定するレーザ照射器位置特定工程と、
位置が特定された前記各レーザ照射器からエレベータ機材の設置位置へ向けてレーザ可視光を照射し、レーザ可視光の交点をエレベータ機材の基準位置としてマーキングするマーキング工程と、を備える基準位置設定方法。 - 前記各レーザ照射器は、垂直レーザ可視光及び水平レーザ可視光を照射するものであり、前記レーザ照射器位置特定工程は、前記各レーザ照射器から照射される前記水平レーザ可視光を壁建屋墨位置に合わせると共に前記垂直レーザ可視光を床建屋墨に合わせて、各レーザ照射器のXY位置を求め、
前記マーキング工程で照射するレーザ可視光は垂直レーザ可視光である請求項1に記載の基準位置設定方法。 - 前記マーキング工程は、前記エレベータ昇降路の上下方向にレーザ光を照射する2つ以上のレーザ距離計の各レーザ光照射位置のマーキングである請求項1又は2に記載の基準位置設定方法。
- 前記マーキング工程は、前記エレベータ昇降路の床面と天井とにマーキングし、前記天井と前記床面との一方の面のマーキングに基づいてレーザ距離計を設置し、前記レーザ距離計は他方の面のマーキングに向けてレーザ可視光を照射する請求項3に記載の基準位置設定方法。
- 請求項4に記載の基準位置設置方法と、レーザ距離計から照射されたレーザ可視光に沿ってエレベータ機材を設置するエレベータ機材設置工程とを備え、エレベータ機材は一対のガイドレールであるエレベータ機材の設置方法。
- 前記一対のガイドレール間にレーザ照射ユニットを移動自在に取付けてあり、前記レーザ照射ユニットは前記レーザ距離計からの前記レーザ可視光を受けるカメラを有し、前記カメラはレーザ可視光のXY位置を測定する請求項5に記載のエレベータ機材の設置方法。
- 垂直レーザ可視光及び水平レーザ可視光を照射する2つ以上のレーザ照射器と、前記各レーザ照射器を垂直軸回りに回転自在に設けた回転台と、前記2つ以上の回転台を保持する支持体とを有するレーザ照射ユニットと、
レーザ照射器のXY方向の照射位置を制御する制御装置と、を備え、エレベータ昇降路に設置するエレベータ機材の基準位置設定装置であって、
前記各レーザ照射器は、前記制御装置により設定されたエレベータ機材のXY位置に向けて前記垂直レーザ可視光の位置を変えて照射し、前記各垂直レーザ可視光の交点をマーキング位置として表示する基準位置設定装置。 - 前記エレベータ昇降路の上下方向にレーザ可視光を照射する2つ以上のレーザ距離計を備え、前記各レーザ照射器は前記エレベータ昇降路の天井と床面とに前記マーキング位置を表示し、前記レーザ距離計は前記天井と床面との一方のマーキング位置に基づいて設置してあり、他方のマーキング位置にレーザ可視光を照射する請求項7に記載の基準位置設定装置。
- 前記レーザ照射ユニットは、対応する前記レーザ距離計からの各レーザ可視光を受ける2つ以上のカメラを有し、前記制御装置は、前記各カメラにおける前記レーザ可視光のXY位置のずれからレーザ照射ユニットのZ方向の姿勢を求める請求項8に記載の基準位置設定装置。
- 前記レーザ照射ユニットは、前記レーザ距離計から照射された前記レーザ可視光に沿って設置された一対のガイドレールに係脱自在に取付けてある請求項9に記載の基準位置設定装置。
- エレベータ昇降路の天面及び床面に、建屋墨を基準にそれぞれ複数マーキングをする工程と、
前記天面及び前記床面の一方の前記複数のマーキングの位置に各々レーザ距離計を設置し、前記天面及び前記床面の他方の前記マーキングに向けて各レーザ距離計からレーザ光を照射する工程と、
前記各レーザ距離計からレーザ光を前記エレベータ昇降路内に設けた治具のターゲットで反射すると共にレーザ距離計でターゲットまでの高さ距離を計測する工程と、
前記各ターゲットで受けたレーザ光のXY位置を計測する工程と、
前記各レーザ光のXY位置及びレーザ距離計が計測した距離を制御装置へ送信する工程と、
前記制御装置が前記治具の位置及び姿勢を各ターゲットが受けたレーザ光のXY位置及び距離から建屋基準で計算する工程と、を備える基準位置設定方法。 - エレベータ昇降路の天井と床面とに対を成してマーキングが施され、天井側または床面側のいずれか一方のマーキングの位置にから他方のマーキングに向かってレーザを照射するレーザ距離計と、
前記レーザ距離計から照射されたレーザの一部を透過し、一部を反射させて反射光を前記レーザ距離計に受光させる、半透明部材を設けた治具と、
前記半透明部材を透過したレーザを前記半透明部材の裏面から撮像するカメラと、
前記カメラが撮像した画像データに基づいて、前記レーザの重心位置を計算する情報処理端末と、
前記レーザ距離計が前記反射光に基づいて算出した高さ方向の測定値を前記情報処理端末に伝送する伝送装置と、
を具備した基準位置設定システム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018081783A JP6545862B1 (ja) | 2018-04-20 | 2018-04-20 | エレベータ機材の基準位置設定方法、エレベータ機材の設置方法、エレベータ機材の基準位置設定装置及び基準位置設定システム |
CN201910318674.9A CN110386528B (zh) | 2018-04-20 | 2019-04-19 | 基准位置设定方法、装置及电梯机械材料的设置方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018081783A JP6545862B1 (ja) | 2018-04-20 | 2018-04-20 | エレベータ機材の基準位置設定方法、エレベータ機材の設置方法、エレベータ機材の基準位置設定装置及び基準位置設定システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6545862B1 true JP6545862B1 (ja) | 2019-07-17 |
JP2019189378A JP2019189378A (ja) | 2019-10-31 |
Family
ID=67297586
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018081783A Active JP6545862B1 (ja) | 2018-04-20 | 2018-04-20 | エレベータ機材の基準位置設定方法、エレベータ機材の設置方法、エレベータ機材の基準位置設定装置及び基準位置設定システム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6545862B1 (ja) |
CN (1) | CN110386528B (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021042073A (ja) * | 2019-09-13 | 2021-03-18 | 株式会社東芝 | 作業支援装置、および作業支援方法 |
US11649140B2 (en) | 2020-11-10 | 2023-05-16 | Toshiba Elevator Kabushiki Kaisha | Rail installation assist device, rail installation assist method, rail installation assist system, and computer program product |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111868010B (zh) * | 2018-03-27 | 2023-04-28 | 日本碍子株式会社 | 氮化铝板 |
JP7111639B2 (ja) * | 2019-02-22 | 2022-08-02 | 株式会社日立ビルシステム | エレベータの基準芯位置演算装置および基準芯演算方法 |
JP7344161B2 (ja) * | 2020-03-16 | 2023-09-13 | 株式会社日立ビルシステム | レール位置決めシステム |
JP7066790B2 (ja) * | 2020-07-30 | 2022-05-13 | 東芝エレベータ株式会社 | 位置算出システム |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5757177A (en) * | 1980-09-22 | 1982-04-06 | Hitachi Ltd | Method of construction of installation of elevator |
JP2567963B2 (ja) * | 1989-12-27 | 1996-12-25 | 株式会社日立ビルシステムサービス | ガイドレールの芯出し装置 |
JPH08198538A (ja) * | 1992-10-15 | 1996-08-06 | Shimizu Corp | エレベータケージの位置検出・表示装置 |
JP3083216B2 (ja) * | 1993-02-15 | 2000-09-04 | 株式会社日立ビルシステム | エレベータのレールブラケット芯出し装置 |
JPH08110228A (ja) * | 1994-10-12 | 1996-04-30 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 墨出し装置 |
JPH09221288A (ja) * | 1996-02-16 | 1997-08-26 | Hitachi Building Syst Co Ltd | エレベータガイドレールの芯出し装置 |
JP4588826B2 (ja) * | 1999-12-06 | 2010-12-01 | オーチス エレベータ カンパニー | マシンルームレスエレベータの据え付け工法 |
JP2003104653A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Toshiba Elevator Co Ltd | レール位置出し方法及びこれに用いる専用治具 |
JP4916952B2 (ja) * | 2007-05-22 | 2012-04-18 | 旭化成ホームズ株式会社 | 位置出し装置 |
JP2011063433A (ja) * | 2009-09-18 | 2011-03-31 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ用レールブラケット |
US8087176B1 (en) * | 2010-06-28 | 2012-01-03 | Trimble Navigation Ltd | Two dimension layout and point transfer system |
EP3090976B1 (en) * | 2015-05-06 | 2020-03-04 | KONE Corporation | Apparatus and method for aligning guide rails and landing doors in an elevator shaft |
EP3127849A1 (en) * | 2015-08-07 | 2017-02-08 | Kone Corporation | Guide rail arrangement and method for installing guide rails |
-
2018
- 2018-04-20 JP JP2018081783A patent/JP6545862B1/ja active Active
-
2019
- 2019-04-19 CN CN201910318674.9A patent/CN110386528B/zh active Active
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021042073A (ja) * | 2019-09-13 | 2021-03-18 | 株式会社東芝 | 作業支援装置、および作業支援方法 |
JP7086906B2 (ja) | 2019-09-13 | 2022-06-20 | 株式会社東芝 | 作業支援装置、作業支援方法、および作業支援プログラム |
US11649140B2 (en) | 2020-11-10 | 2023-05-16 | Toshiba Elevator Kabushiki Kaisha | Rail installation assist device, rail installation assist method, rail installation assist system, and computer program product |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN110386528A (zh) | 2019-10-29 |
JP2019189378A (ja) | 2019-10-31 |
CN110386528B (zh) | 2021-07-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6545862B1 (ja) | エレベータ機材の基準位置設定方法、エレベータ機材の設置方法、エレベータ機材の基準位置設定装置及び基準位置設定システム | |
JP6579595B1 (ja) | 基準位置設定システム | |
EP3550262B1 (en) | Surveying instrument | |
US8881412B2 (en) | Survey setting point indicating device and surveying system | |
KR101347859B1 (ko) | 지면의 표고와 곡률오차의 동시 측량이 가능한 수준측량시스템 | |
KR101706209B1 (ko) | 수준측량 데이터의 오차 감소를 위한 정확도 향상 수준측량기기 | |
TW201018871A (en) | Verticality detector calibration device and method thereof | |
CN110325472B (zh) | 尺寸测定装置 | |
CN105423999A (zh) | 一种光源间距可调的测量装置和测量方法 | |
KR101705710B1 (ko) | 측량 데이터의 오차 보정을 위한 레벨기기 | |
JP7497553B2 (ja) | 墨出しシステム、墨出し方法 | |
CN209991974U (zh) | 一种激光测量仪 | |
CN212024459U (zh) | 电梯井道扫描装置 | |
JP2008020338A (ja) | 空間距離計測装置 | |
CN101371101B (zh) | 水准装置 | |
JP2019002849A (ja) | 移動体、移動体の誘導および位置決め方法、装置、及びシステム | |
US20130021618A1 (en) | Apparatus and method to indicate a specified position using two or more intersecting lasers lines | |
JP7066790B2 (ja) | 位置算出システム | |
KR101358983B1 (ko) | 수준측량에서 수준노선 형성을 위한 수준점 정밀 측량시스템 | |
JP2017181359A (ja) | 墨出し用装置 | |
JP2006292497A (ja) | 測量装置およびその取扱方法 | |
JP6734435B1 (ja) | エレベータレール用治具 | |
JP2002174519A (ja) | トンネル断面の自動測定システム | |
CN107429996B (zh) | 传感器定位装置 | |
JP2000289499A (ja) | 電車線路におけるトロリー線の高さ・偏位測定装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180420 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190312 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190416 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190508 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190521 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190619 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6545862 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |