JP6544851B2 - 位置決め装置のパラメータ設定方法、及びパラメータ設定装置、並びにこのパラメータ設定装置を備えた位置決め装置 - Google Patents

位置決め装置のパラメータ設定方法、及びパラメータ設定装置、並びにこのパラメータ設定装置を備えた位置決め装置 Download PDF

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Description

本発明は、基台と、この基台に回転自在に保持され、且つ対象物が載置されるテーブルと、このテーブルを基台に対して回転させる駆動モータとを備えた回転テーブル装置の、前記駆動モータを制御する位置決め装置に設けられた、制振フィルタの除去周波数帯域を設定する方法、及び設定装置、並びにこの設定装置を備えた位置決め装置に関する。
従来、上述した位置決め装置は、例えば、工作機械の分野では、送り装置や回転テーブル装置の位置制御として一般的に用いられており、その一例を挙げると、特開2009−101444号公報(下記特許文献1)に開示された位置決め装置が知られている。
この特許文献1に開示された位置決め装置は、5軸制御立形マシニングセンタ等の工作機械に設けられるトラニオン構造の二軸ユニットを制御するもので、関数発生部、位置制御部、速度制御部及びトルク/電流制御部を備え、トルク/電流制御部から出力される信号に応じて、トラニオンを回転させるモータを制御する。
具体的には、この位置決め装置では、NC装置から出力されたNC指令に基づいて関数発生部により位置指令が生成され、生成された位置指令及び位置ゲインを基に位置制御部によって速度指令が生成され、生成された速度指令及び速度ゲインを基に速度制御部によってトルク指令が生成され、生成されたトルク指令及びトルクゲインを基にトルク/電流制御部によって駆動トルクに係る信号が生成され、この信号に応じた電流がモータに供給されて、当該モータが駆動される。
また、この位置決め装置では、トラニオンの弾性変形による角度誤差を算出して補正する角度誤差推定装置が設けられており、この角度誤差推定装置により、下式に従って角度誤差Δθが算出される。
Δθ=(T−J・α)/KθR
但し、Jは旋回軸部や軸受のイナーシャ、Tは速度制御部から出力されるトルク指令、αは回転角加速度、KθRはねじり剛性係数である。
特開2009−101444号公報
ところで、上述した従来の位置決め装置では、関数発生部において位置指令を生成する際に、早送り移動の場合には早送り時定数が用いられ、また、位置制御部では位置ゲイン、速度制御部では速度ゲイン、トルク/電流制御部ではトルクゲインがそれぞれ用いられており、安定した制御を実現するためには、これら早送り時定数、位置ゲイン、速度ゲイン及びトルクゲインといった制御パラメータを適切に設定する必要がある。
また、上記特許文献1には開示されていないが、速度制御部とトルク/電流制御部との間には、一般的に制振フィルタが設けられており、速度制御部から出力されたトルク指令は、制振フィルタを経ることによって、特定の周波数帯域の振動成分が除去された後、トルク/電流制御部に入力される。そして、この制振フィルタに設定される除去周波数帯域も制御パラメータであり、安定した制御を実現するためには、これを適切に設定する必要がある。
そこで従来、このような制御パラメータは、当該工作機械に設定された加工上の仕様、例えば、被加工物の最大の大きさ、最大重量や最大加工負荷等に応じて、好適な加工が実現されるように、工作機械メーカによって予め設定されていた。
ところが、近年では、ユーザサイドで取り扱う被加工物の材料や形状が多種多様となっており、この影響を受けて、上述した位置決め制御に問題が生じている。例えば、ユーザが極めて薄い肉厚の被加工物を加工する場合には、これを移動させた際に当該被加工物が振動し、この振動(外乱振動)の影響を受けて位置決め制御系が振動するという問題を生じるのである。
このような問題を解決するためには、上述した制御パラメータのうち、外乱振動を取り除くための制振フィルタの除去周波数帯域を、取り扱う被加工物に応じて再度適切な値に設定し直す必要があるが、従来、この制振フィルタの除去周波数帯域の再設定は、試行錯誤的な手法、即ち、上記除去周波数帯域を少しずつ変更して動作させてみるといった手法に頼る他はなく、このため、上記の問題を迅速に解決することができないという問題があった。
本発明は、以上の実情に鑑みなされたものであって、制振フィルタの除去周波数帯域を、試行錯誤的な手法に依らないで、取り扱う対象物に応じた適切な値に迅速に再設定することが可能な、位置決め装置のパラメータ設定方法、及びパラメータ設定装置、並びにこのパラメータ設定装置を備えた位置決め装置の提供を、その目的とする。
上記課題を解決するための本発明の方法発明は、基台と、この基台に回転自在に保持され、且つ対象物が載置されるテーブルと、このテーブルを基台に対して回転させる駆動モータとを備えた回転テーブル装置の、前記駆動モータを制御する位置決め装置に設けられた、制振フィルタの除去周波数帯域を設定する方法であって、
前記テーブル、駆動モータのロータ及び対象物から構成される構造物の第1の共振周波数ωr1[rad/s]、並びに前記駆動モータのステータ及び基台から構成される構造物の第2の共振周波数ωr2[rad/s]を下式によって算出し、算出された第1の共振周波数ωr1に応じて、前記位置決め装置に設けられた第1制振フィルタの除去周波数帯域を設定するとともに、算出された第2の共振周波数ωr2に応じて、前記位置決め装置に設けられた第2制振フィルタの除去周波数帯域を設定するようにした制御パラメータの設定方法に係る。
ωr1=(K((1/(J+J))+(1/J)))1/2
ωr2=(K((1/J)+(1/J)))1/2
また、本発明の装置発明は、基台と、この基台に回転自在に保持され、且つ対象物が載置されるテーブルと、このテーブルを基台に対して回転させる駆動モータとを備えた回転テーブル装置の、前記駆動モータを制御する位置決め装置に設けられた、制振フィルタの除去周波数帯域を設定する装置であって、
前記テーブル、駆動モータのロータ及び対象物から構成される構造物の第1の共振周波数ωr1、並びに前記駆動モータのステータ及び基台から構成される構造物の第2の共振周波数ωr2を上式によって算出する演算部と、
前記演算部により算出された第1の共振周波数ωr1に応じて、前記位置決め装置に設けられた第1制振フィルタの除去周波数帯域を設定するとともに、前記演算部により算出された第2の共振周波数ωr2に応じて、前記位置決め装置に設けられた第2制振フィルタの除去周波数帯域を設定する設定部とを設けて構成した制御パラメータの設定装置に係る。
但し、前記Jは前記駆動モータのロータのイナーシャ[kg・m]、Jは前記テーブルのイナーシャ[kg・m]、Jは前記対象物のイナーシャ[kg・m]、Jは前記基台のイナーシャ[kg・m]、Jは前記駆動モータのステータのイナーシャ[kg・m]、Kは前記対象物のねじり剛性[N・m/rad]、Kは前記駆動モータのステータのねじり剛性[N・m/rad]である。
そして、この制御パラメータの設定装置によれば、本発明に係る制御パラメータ設定方法を好適に実施することができる。即ち、この制御パラメータの設定装置では、まず、その前記演算部により、前記テーブル、駆動モータのロータ及び対象物から構成される構造物の第1の共振周波数ωr1、並びに前記駆動モータのステータ及び基台から構成される構造物の第2の共振周波数ωr2が上式によって算出される。
詳しくは後述するが、上記構造の回転テーブル装置については、前記第1の共振周波数ωr1、及び前記第2の共振周波数ωr2を上式によって導き出せる。そして、駆動モータのロータのイナーシャJ及びステータのイナーシャJ、テーブルのイナーシャJ、対象物のイナーシャJ、基台のイナーシャJ、並びに対象物のねじり剛性K、及び駆動モータのステータのねじり剛性Kは、これらをそれぞれ設計上のデータから予め算出することができる。したがって、前記第1の共振周波数ωr1、及び前記第2の共振周波数ωr2は、これらを、それぞれ試行錯誤的な手法に頼ることなく、理論的に算出することができる。
そして、前記設定部において、前記演算部により算出された第1の共振周波数ωr1に応じて、前記位置決め装置に設けられた第1制振フィルタの除去周波数帯域が設定される、即ち、第1制振フィルタの除去周波数帯域が第1の共振周波数ωr1を中心とした所定幅に設定され、同様に、前記演算部により算出された第2の共振周波数ωr2に応じて、前記位置決め装置に設けられた第2制振フィルタの除去周波数帯域が設定される、即ち、第2制振フィルタの除去周波数帯域が第2の共振周波数ωr2を中心とした所定幅に設定される。
斯くして、本発明によれば、位置決め装置の制御信号から、前記テーブル,駆動モータのロータ及び対象物から構成される構造物に生じる第1の共振(周波数ωr1)を除去するための、第1制振フィルタの除去周波数帯域、並びに前記駆動モータのステータ及び基台から構成される構造物に生じる第2の共振(周波数ωr2)を除去するための、第2制振フィルタの除去周波数帯域を、従来のような試行錯誤的な手法に頼ることなく、理論的に設定することができるので、これら除去周波数帯域を、取り扱う対象物に応じた適切な値に迅速に設定することができる。
そして、上述した制御パラメータの設定装置を備えた位置決め装置によれば、その制振フィルタの除去周波数帯域を、従来のような試行錯誤的な手法に頼ることなく、理論的に設定することができ、取り扱う対象物に応じた適切な値に迅速に設定することができるので、当該回転テーブル装置を、取り扱う対象物に応じて、適切に制御することが可能となる。
以上のように、本発明によれば、位置決め装置の制御信号から、前記テーブル,駆動モータのロータ及び対象物から構成される構造物に生じる第1の共振(周波数ωr1)を除去するための、第1制振フィルタの除去周波数帯域、並びに前記駆動モータのステータ及び基台から構成される構造物に生じる第2の共振(周波数ωr2)を除去するための、第2制振フィルタの除去周波数帯域を、従来のような試行錯誤的な手法に頼ることなく、理論的に設定することができので、これら除去周波数帯域を、取り扱う対象物に応じた適切な値に迅速に設定することができる。
また、このような制御パラメータの設定装置を位置決め装置に設ければ、その制振フィルタの除去周波数帯域を、従来のような試行錯誤的な手法に頼ることなく、理論的に設定することができ、取り扱う対象物に応じた適切な値に迅速に設定することができるので、制御対象としての回転テーブル装置を、取り扱う対象物に応じて適切に制御することができる。
本発明の一実施形態に係る位置決め装置の概略構成を示したブロック図である。 本実施形態に係るパラメータ記憶部と制振フィルタ部を示したブロック図である。 本実施形態に係る位置決め装置の制御対象である回転テーブル装置を示した概略図である。 本実施形態に係る回転テーブル装置の制御ブロック図である。 2慣性系の振動モデルを示した説明図である。 2慣性系振動モデルの制御ブロック図である。 2慣性系振動モデルの制御ブロック図である。
以下、本発明の具体的な実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る位置決め装置を示したブロック図であり、図3は、この位置決め装置の制御対象である回転テーブル装置をモデル化して示した概略図である。尚、この図3は、あくまでも抽象的な概念図であって、回転テーブル装置の具体的な構造を示したものではない。
本例の位置決め装置1は、図1に示すように、位置制御部2、速度制御部3、制振フィルタ部4、トルク制御部5、微分器6、パラメータ設定部7及びパラメータ記憶部8を備えている。
前記位置制御部2は、例えば、NC処理部において生成され、出力される位置指令θを入力し、後述する回転テーブル装置10の位置検出器15から出力される現在位置信号θとの偏差、及び位置ゲインを基に速度指令ωを生成して出力する処理を行う。
前記速度制御部3は、前記位置制御部2から入力された速度指令ωと、前記位置検出器15から出力され、微分器6により微分処理されて出力される現在速度信号ωとの偏差、及び速度ゲインを基にトルク指令T を生成して出力する処理を行う。
前記制振フィルタ部4は、図2に示すように、ノッチフィルタから構成される、少なくとも第1フィルタF及び第2フィルタFの2つのフィルタを含むn個のフィルタを備え、前記速度制御部3から出力されたトルク指令T を入力し、入力したトルク指令T から、それぞれのフィルタに設定された除去周波数帯域の周波数成分を除去し、除去後のトルク指令Tmf を出力する処理を行う。尚、ノッチフィルタの数は、2個以上であれば良く、設ける数に何ら制限は無い。
前記トルク制御部5は、前記制振フィルタ部4から出力された、フィルタ処理後のトルク指令Tmf を入力し、入力したトルク指令Tmf 及びトルクゲインを基に、前記モータ12の駆動トルクに係る信号Tを生成して出力する処理を行う。
また、前記パラメータ記憶部8は、この位置決め装置1で用いられる制御パラメータを記憶する機能部であり、制御パラメータとしての前記位置ゲイン,速度ゲイン,各フィルタFにおける除去周波数帯域,及びトルクゲインが格納され、これらの制御パラメータが、対応する位置制御部2,速度制御部3,各フィルタF及びトルク制御部5にそれぞれ読み出されて使用される。尚、これらの制御パラメータは、外部から当該パラメータ記憶部8に格納可能であり、また、前記除去周波数帯域については、前記パラメータ設定部7によって更新される。このパラメータ設定部7の具体的な処理については、後述する。
本例の前記回転テーブル装置10は、図3に示すように、基台としてのテーブルベース11と、このテーブルベース11上に配設され、垂直な回転軸を中心として回転自在に設けられたテーブル18と、このテーブル18を、前記回転軸を中心として回転させるモータ12とを備える。モータ12は、テーブルベース11に固設されたステータ13と、前記テーブル18に固設された状態でステータ内に配置されるロータ14とからなる。また、このロータ14は、その前記回転軸を中心とした回転位置が、ロータ14の下面に設けられた部品17と、この部品17と対向するように前記ステータ13に設けられた部品16とから構成される位置検出器15によって検出される。尚、テーブル18には、対象物としてのジグやワーク(以下、単に「ワーク」という)19が装着される。
斯くして、この位置決め装置1によれば、まず、位置制御部2において、適宜入力される位置指令θと現在位置信号θとの偏差と、位置ゲインとを基に速度指令ωが生成され、ついで、速度制御部3において、速度指令ωと現在速度信号ωとの偏差と、速度ゲインとを基にトルク指令T が生成される。
次に、生成されたトルク指令T は、制振フィルタ部4を経ることにより、各フィルタに設定された除去周波数帯域の振動成分が除去され、除去されたトルク指令Tmf がトルク制御部5に入力され、このトルク制御部5において、トルク指令Tmf 及びトルクゲインを基に、前記モータ12の駆動トルクに係る信号Tが生成され、この駆動トルクに係る信号Tに応じた電流が前記モータ12に供給され、当該モータ12が駆動される。斯くして、このようにして制御されるモータ12によって、テーブル18が回転移動する。
前記パラメータ設定部7は、前記テーブル18、モータ12のロータ14及びワーク19から構成される構造物(以下、「上部構造物」という)の第1の共振周波数ωr1、並びに前記モータ12のステータ13及びテーブルベース11から構成される構造物(以下、「下部構造物」という)の第2の共振周波数ωr2を下式によってそれぞれ算出する演算部7aと、この演算部7aにより算出された第1の共振周波数ωr1に応じて、前記第1フィルタFの除去周波数帯域を設定するとともに、前記演算部7aにより算出された第2の共振周波数ωr2に応じて、前記第2フィルタFの除去周波数帯域を設定する設定部7bとを備えている。
ωr1=(K((1/(J+J))+(1/J)))1/2
ωr2=(K((1/J)+(1/J)))1/2
尚、Jは前記ロータ14のイナーシャ[kg・m]、Jは前記テーブル18のイナーシャ[kg・m]、Jは前記ワーク19のイナーシャ[kg・m]、Jは前記テーブルベース11のイナーシャ[kg・m]、Jは前記ステータ13のイナーシャ[kg・m]、Kは前記ワーク19のねじり剛性[N・m/rad]、Kは前記ステータ13のねじり剛性[N・m/rad]である。そして、これらの値は、それぞれ設計上のデータから予め算出することができ、外部から都度、前記演算部7aに入力するようにしても良い。或いは、ワーク19のイナーシャJ及びねじり剛性Kを除いた、ロータ14のイナーシャJ、テーブル18のイナーシャJ、テーブルベース11のイナーシャJ、ステータ13のイナーシャJ、ステータ13のねじり剛性Kについては、回転テーブル装置10の固有値であるので、予め演算部7aに格納して、当該演算部7a内に保持させるようにしても良い。
図3にモデル化される一般的な構造の回転テーブル装置10は、テーブルベース11とテーブル18とが分離されるとともに、モータ12のステータ13とロータ14とが分離され、一方、テーブルベース11とステータ13とが連結されるとともに、ロータ14がテーブル18に連結され、また、ワーク19がテーブル18に連結された構成を備えている。したがって、かかる構造の回転テーブル装置10は、テーブル18,ロータ14及びワーク19から構成される上部構造物と、ステータ13及びテーブルベース11から構成される下部構造物との2つの構造物から構成されるものと観念され、本発明者等の研究によれば、その制御モデルは、図4に示すようなブロック図として表すことができる。
そして、前記上部構造物及び下部構造物は、それぞれ図5に示すような2慣性系の振動モデルとして理解することができる。即ち、前記上部構造物においては、テーブル18及びロータ14が剛体1に相当し、ワーク19が剛体2に相当する。
したがって、
=J+J
=J
K=K
となる。
一方、前記下部構造物においては、テーブルベース11が剛体1に相当し、ステータ13が剛体2に相当する。
したがって、
=J
=J
K=K
となる。
このような2慣性系モデルは、回転系の運動方程式から
(dθ/dt)=T−T
(dθ/dt)=T
=K(θ−θ
という関係式が成立し、これらをラプラス変換すると、
θ=(T−T)/(J
θ=T/(J
=K(θ−θ
となる。
したがって、図5に示した2慣性系モデルは、図6に示すようなブロック図で表現することができ、前記上部構造物及び下部構造物から構成される回転テーブル装置10は、上述したように、図4に示すようなブロック図として表すことができる。
そして、上記のθ,θ及びTの各関係式から、θとTとの関係を導くと、下記数式1が導かれる。
そして、この数式1は、順次、以下の数式2、数式3、数式4に変形することができる。
そして、上記数式4は、最終的に以下の数式5によって表現することができ、これをブロック図で表現すると、図7に示すようになる。
但し、ωは共振周波数[rad/s]、ωは***振周波数[rad/s]であり、それぞれ以下で表わされる。
ω=(K((1/J)+(1/J)))1/2
ω=(K/J1/2
この数式5の、1/(J+J)sは剛体部の項、ω /(s+ω )は共振部の項、(s+ω )/ω は***振部の項である。
斯くして、2慣性系の振動モデルでは、共振周波数ωを上式から算出することができる。
そこで、上述した本例の上部構造物の共振周波数、即ち、第1の共振周波数をωr1とすると、上述したように、J=J+J、J=J、K=Kであるので、このωr1は、下式
ωr1=(K((1/(J+J))+(1/J)))1/2
によって、算出することができる。
同様に、下部構造物の共振周波数、即ち、第2の共振周波数をωr2とすると、上述したように、J=J、J=J、K=Kであるので、このωr2は、下式
ωr2=(K((1/J)+(1/J)))1/2
によって、算出することができる。
本発明者等の以上の知見の下、本例のパラメータ設定部7では、上述した如く、その演算部7aにおいて、前記テーブル18,モータ12のロータ14及びワーク19から構成される構造物、即ち、上部構造物の第1の共振周波数ωr1、並びに前記モータ12のステータ13及びテーブルベース11から構成される構造物、即ち、下部構造物の第2の共振周波数ωr2を上式によってそれぞれ算出するようにした。
そして、前記設定部7bでは、前記演算部7aによって算出された第1の共振周波数ωr1に応じて、前記第1フィルタFの除去周波数帯域を設定し、即ち、第1フィルタFの除去周波数帯域を、第1の共振周波数ωr1を中心とした所定幅に設定し、同様に、前記第2フィルタFの除去周波数帯域を、第2の共振周波数ωr2を中心とした所定幅に設定する。そして、設定した各フィルタの除去周波数帯域に係るデータを、前記パラメータ記憶部8に格納、即ち、当該パラメータ記憶部8に記憶された既存のデータと置き換え、これを更新する。
斯くして、本例のパラメータ設定部7によれば、制御信号(速度制御部3から出力されたトルク指令T )から、前記上部構造物に生じる第1の共振(周波数ωr1)を除去するための第1フィルタFの除去周波数帯域、並びに前記下部構造物に生じる第2の共振(周波数ωr2)を除去するための第2フィルタFの除去周波数帯域を、従来のような試行錯誤的な手法に頼ることなく、理論的に設定することができるので、取り扱う対象物、即ち、上記ワーク(ジグやワーク等)19に応じた適切な値に迅速に設定することができる。
そして、このパラメータ設定部7を備えた本例の位置決め装置1によれば、その第1フィルタF及び第2フィルタFの除去周波数帯域を、従来のような試行錯誤的な手法に頼ることなく、理論的に設定することができ、取り扱うワーク19に応じた適切な値に迅速に設定することができるので、制御対象としての回転テーブル装置10を、取り扱うワーク19に応じて適切に制御することができる。即ち、第1フィルタFによって前記上部構造物に生じる第1の共振成分が制御信号から除去されるとともに、第2フィルタFによって前記下部構造物に生じる第2の共振成分が制御信号から除去されるので、位置決め装置1における制御を安定したものとすることができる。特に、前記上部構造物に生じる第1の共振成分は、取り扱うワーク19によって異なるが、このワーク19に応じた第1の共振成分を、制御信号から適切に除去することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明が採り得る具体的な態様は、何らこれに限られるものではない。
1 位置決め装置
2 位置制御部
3 速度制御部
4 制振フィルタ部
5 トルク制御部
6 微分器
7 パラメータ設定部
7a 演算部
7b 設定部
8 パラメータ記憶部
10 回転テーブル装置
11 テーブルベース
12 モータ
13 ステータ
14 ロータ
15 位置検出器
16 位置検出器(ステータ側の部品)
17 位置検出器(ロータ側の部品)
18 テーブル
19 ワーク

Claims (3)

  1. 基台と、この基台に回転自在に保持され、且つ対象物が載置されるテーブルと、このテーブルを基台に対して回転させる駆動モータとを備えた回転テーブル装置の、前記駆動モータを制御する位置決め装置に設けられた、制振フィルタの除去周波数帯域を設定する方法であって、
    前記テーブル、駆動モータのロータ及び対象物から構成される構造物の第1の共振周波数ωr1、並びに前記駆動モータのステータ及び基台から構成される構造物の第2の共振周波数ωr2を下式によって算出し、前記位置決め装置に設けられた第1制振フィルタの除去周波数帯域を、前記第1の共振周波数ω r1 を中心とした所定幅に設定するとともに、前記位置決め装置に設けられた第2制振フィルタの除去周波数帯域を、前記第2の共振周波数ω r2 を中心とした所定幅に設定するようにしたことを特徴とする制御パラメータの設定方法。
    ωr1=(K((1/(J+J))+(1/J)))1/2
    ωr2=(K((1/J)+(1/J)))1/2
    但し、Jは前記駆動モータのロータのイナーシャ、Jは前記テーブルのイナーシャ、Jは前記対象物のイナーシャ、Jは前記基台のイナーシャ、Jは前記駆動モータのステータのイナーシャ、Kは前記対象物のねじり剛性、Kは前記駆動モータのステータのねじり剛性である。
  2. 基台と、この基台に回転自在に保持され、且つ対象物が載置されるテーブルと、このテーブルを基台に対して回転させる駆動モータとを備えた回転テーブル装置の、前記駆動モータを制御する位置決め装置に設けられた、制振フィルタの除去周波数帯域を設定する装置であって、
    前記テーブル、駆動モータのロータ及び対象物から構成される構造物の第1の共振周波数ωr1、並びに前記駆動モータのステータ及び基台から構成される構造物の第2の共振周波数ωr2を下式によって算出する演算部と、
    記位置決め装置に設けられた第1制振フィルタの除去周波数帯域を、前記演算部により算出された第1の共振周波数ω r1 を中心とした所定幅に設定するとともに、前記位置決め装置に設けられた第2制振フィルタの除去周波数帯域を、前記第2の共振周波数ω r2 を中心とした所定幅に設定する設定部とを設けて構成したことを特徴とする制御パラメータの設定装置。
    ωr1=(K((1/(J+J))+(1/J)))1/2
    ωr2=(K((1/J)+(1/J)))1/2
    但し、Jは前記駆動モータのロータのイナーシャ、Jは前記テーブルのイナーシャ、Jは前記対象物のイナーシャ、Jは前記基台のイナーシャ、Jは前記駆動モータのステータのイナーシャ、Kは前記対象物のねじり剛性、Kは前記駆動モータのステータのねじり剛性である。
  3. 前記駆動モータを制御する位置決め装置であって、第1及び第2の制振フィルタを備えるとともに、前記請求項2に記載した制御パラメータの設定装置を備えたことを特徴とする位置決め装置。
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