JP6544258B2 - 内燃機関の温度調整装置 - Google Patents
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Description
(内燃機関の温度調整装置)
図1は、実施の形態1に係る内燃機関の温度調整装置の斜視図である。図2は、実施の形態1に係る内燃機関の温度調整装置の縦断面図である。図2は、図1に示すII−II線に沿った断面図である。なお、図1においては、エンジンヘッドを二点鎖線で示し、便宜上のためその一部を省略して図示している。図1および図2を参照して、実施の形態1に係る内燃機関の温度調整装置100について説明する。
図3は、実施の形態1に係る内燃機関の温度調整装置の横断面図である。図3を参照して、実施の形態1に係るウォータジャケットスペーサ21の詳細な構成およびその移動について説明する。
図4は、実施の形態1に係る内燃機関の温度調整装置において内燃機関の高負荷時におけるウォータジャケットスペーサの位置を示す縦断面図である。図4を参照して、内燃機関の高負荷時におけるウォータジャケットスペーサの位置について説明する。
図5は、内燃機関の高負荷時におけるウォータジャケットの深さ方向に平行な方向におけるボア壁の温度分布を示す図である。図5を参照して、内燃機関の高負荷時におけるボア壁部11の温度分布について説明する。
図6は、実施の形態1に係る内燃機関の温度調整装置において内燃機関の冷態時におけるウォータジャケットスペーサの位置を示す縦断面図である。図6を参照して、内燃機関の冷態時におけるウォータジャケットスペーサの位置について説明する。
図7は、内燃機関の冷態時におけるウォータジャケットの深さ方向に平行な方向におけるボア壁の温度分布を示す図である。図7を参照して、内燃機関の冷態時におけるボア壁部11の温度分布について説明する。
(内燃機関の温度調整装置)
図8は、実施の形態2に係る内燃機関の温度調整装置の縦断面図である。図8を参照して、実施の形態2に係る内燃機関の温度調整装置100Aについて説明する。
図9は、実施の形態3に係る内燃機関の温度調整装置の縦断面図である。図9を参照して、実施の形態3に係る内燃機関の温度調整装置100Bについて説明する。
Claims (10)
- シリンダボアを構成するボア壁部の周囲にウォータジャケットが形成されたシリンダブロックと、
前記ウォータジャケットの深さ方向に沿って区分される複数の領域に対応して前記ウォータジャケット内に互いに隣接して配置されるとともに、前記ボア壁部から離間して配置され、前記ボア壁部からの距離が可変するように伸縮可能に設けられた複数のウォータジャケットスペーサと、
前記複数のウォータジャケットスペーサの各々を伸縮させる複数の移動体と、
前記複数の移動体の移動量をそれぞれ独立して調整する移動量調整部と、を備え、
前記複数の移動体の各々は、前記ウォータジャケットスペーサを押圧可能に設けられた押圧部材を含み、
前記移動量調整部は、前記押圧部材を移動させる複数のアクチュエータによって構成されており、
前記ボア壁部の内部に設けられ、前記ウォータジャケットの深さ方向に沿って区分される複数の領域にそれぞれ対応する前記ボア壁部の温度を検知する複数の温度検知部をさらに備え、
前記複数のアクチュエータは、前記複数の温度検知部によって検知された温度情報に基づいて、前記複数の移動体の移動量をそれぞれ調整し、
前記ウォータジャケットは、前記深さ方向に沿ってエンジンヘッドに近い側から上部領域、中部領域、および下部領域を有し、
前記上部領域、前記中部領域、および前記下部領域のそれぞれに前記ウォータジャケットスペーサが配置されている、内燃機関の温度調整装置。 - 前記シリンダブロックは、前記ウォータジャケットの外側に配置され、かつ、前記ボア壁部に向かい合うベース部を含み、
前記ウォータジャケットを規定する前記ベース部の壁面には、樹脂層が設けられており、
前記複数のウォータジャケットスペーサの各々は、内部に前記移動体を収容した状態で、前記樹脂層に接合されている、請求項1に記載の内燃機関の温度調整装置。 - 前記移動量調整部は、エンジンの高負荷時において、エンジンヘッドに最も近い側に配置されている前記ウォータジャケットスペーサと前記ボア壁部との間の距離が、他の前記ウォータジャケットと前記ボア壁部との間の距離よりも広くなるように、前記複数の移動体の移動量を調整する、請求項1または2に記載の内燃機関の温度調整装置。
- 前記ウォータジャケットの前記深さ方向に平行な方向において、前記上部領域に配置された前記ウォータジャケットスペーサの長さは、前記中部領域に配置された前記ウォータジャケットスペーサの長さよりも短く、前記中部領域に配置された前記ウォータジャケットスペーサの長さは、前記下部領域に配置された前記ウォータジャケットスペーサの長さよりも短い、請求項1から3のいずれか1項に記載の内燃機関の温度調整装置。
- シリンダボアを構成するボア壁部の周囲にウォータジャケットが形成されたシリンダブロックと、
前記ウォータジャケットの深さ方向に沿って区分される複数の領域に対応して前記ウォータジャケット内に互いに隣接して配置されるとともに、前記ボア壁部から離間して配置され、前記ボア壁部からの距離が可変するように伸縮可能に設けられた複数のウォータジャケットスペーサと、
前記複数のウォータジャケットスペーサの各々を伸縮させる複数の移動体と、
前記複数の移動体の移動量をそれぞれ独立して調整する移動量調整部と、を備え、
前記複数の移動体の各々は、伸縮可能に設けられた圧電素子によって構成され、
前記移動量調整部は、前記圧電素子に電気的に接続された制御部によって構成され、
前記制御部は、前記圧電素子に流れる電流を調整することにより、前記圧電素子の伸縮量を調整する、内燃機関の温度調整装置。 - 前記シリンダブロックは、前記ウォータジャケットの外側に配置され、かつ、前記ボア壁部に向かい合うベース部を含み、
前記ウォータジャケットを規定する前記ベース部の壁面には、樹脂層が設けられており、
前記複数のウォータジャケットスペーサの各々は、内部に前記移動体を収容した状態で、前記樹脂層に接合されている、請求項5に記載の内燃機関の温度調整装置。 - 前記制御部は、前記ウォータジャケットの深さ方向に沿って区分される複数の領域にそれぞれ対応する前記ボア壁部の温度を推定し、推定された前記ボア壁部の温度に基づいて、前記圧電素子に流れる電流を調整する、請求項5または6に記載の内燃機関の温度調整装置。
- 前記移動量調整部は、エンジンの高負荷時において、エンジンヘッドに最も近い側に配置されている前記ウォータジャケットスペーサと前記ボア壁部との間の距離が、他の前記ウォータジャケットと前記ボア壁部との間の距離よりも広くなるように、前記複数の移動体の移動量を調整する、請求項5から7のいずれか1項に記載の内燃機関の温度調整装置。
- 前記ウォータジャケットは、前記深さ方向に沿ってエンジンヘッドに近い側から上部領域、中部領域、および下部領域を有し、
前記上部領域、前記中部領域、および前記下部領域のそれぞれに前記ウォータジャケットスペーサが配置されている、請求項5から8のいずれか1項に記載の内燃機関の温度調整装置。 - 前記ウォータジャケットの前記深さ方向に平行な方向において、前記上部領域に配置された前記ウォータジャケットスペーサの長さは、前記中部領域に配置された前記ウォータジャケットスペーサの長さよりも短く、前記中部領域に配置された前記ウォータジャケットスペーサの長さは、前記下部領域に配置された前記ウォータジャケットスペーサの長さよりも短い、請求項9に記載の内燃機関の温度調整装置。
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JP2016025114A JP6544258B2 (ja) | 2016-02-12 | 2016-02-12 | 内燃機関の温度調整装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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