JP6544184B2 - データ通信制御方法、情報処理装置、プログラム及びデータ通信制御システム - Google Patents

データ通信制御方法、情報処理装置、プログラム及びデータ通信制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP6544184B2
JP6544184B2 JP2015194436A JP2015194436A JP6544184B2 JP 6544184 B2 JP6544184 B2 JP 6544184B2 JP 2015194436 A JP2015194436 A JP 2015194436A JP 2015194436 A JP2015194436 A JP 2015194436A JP 6544184 B2 JP6544184 B2 JP 6544184B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mobile terminal
wireless communication
data
communication
mobile
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015194436A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017069819A (ja
Inventor
涼一 舟橋
涼一 舟橋
田中 竜太
竜太 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2015194436A priority Critical patent/JP6544184B2/ja
Priority to US15/269,293 priority patent/US20170093959A1/en
Publication of JP2017069819A publication Critical patent/JP2017069819A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6544184B2 publication Critical patent/JP6544184B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/02Services making use of location information
    • H04W4/029Location-based management or tracking services
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/10Protocols in which an application is distributed across nodes in the network
    • H04L67/104Peer-to-peer [P2P] networks
    • H04L67/1074Peer-to-peer [P2P] networks for supporting data block transmission mechanisms

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

開示の技術は、データ送信制御方法、情報処理装置、プログラム及びデータ通信制御システムに関する。
モバイルネットワークを介した通信の通信速度が遅い場合に、当該モバイルネットワークを介して、複数の移動端末の各々でデータユニットをダウンロードし、ダウンロードした複数のデータユニットを結合する技術が存在する。ダウンロードした複数のデータユニットは、アドホック通信を介して、結合される。当該技術では、複数のデータユニットの各々を複数の移動端末の各々でダウンロードすることにより、通信速度が遅いモバイルネットワークを介した場合でも、ダウンロードが完了するまでの時間を短縮することができる。
特開2009-064104号公報
しかしながら、あるエリアに複数の移動端末が密集している場合、当該エリアにおけるモバイルネットワークの通信速度はさらに遅くなり、上記技術を用いたとしても、ダウンロードが完了するまでの時間を短縮することが困難となる。また、当該エリアにおけるモバイルネットワークの通信が遮断されている場合には、上記技術を用いたとしても、ダウンロードを行うことができない。
開示の技術は1つの側面として、情報処理装置と移動端末との間の通信の通信速度が低下している場合または通信が遮断されている場合に、当該情報処理装置から当該移動端末に効率よくデータを送信することを可能とする。
開示の技術において、情報処理装置は、第1無線通信、及び第1無線通信とは異なる第2無線通信が可能な第1移動端末からのデータ送信リクエストに応じて、第2移動端末を特定する。第2移動端末は、位置管理情報に基づいて第1移動端末の近傍に位置することが予測され、第1無線通信とは異なる第3無線通信及び第2無線通信が可能な移動端末である。情報処理装置は、特定した第2移動端末にデータ送信リクエストに対応するデータを第3無線通信によって送信し、第2移動端末に対して、第2移動端末がデータを受信した場合に、受信したデータを第2無線通信によって第1移動端末へ転送する指示を行う。
開示の技術は1つの側面として、情報処理装置と移動端末との間の通信の通信速度が低下している場合または通信が遮断されている場合に、当該情報処理装置から当該移動端末に効率よくデータを送信することを可能とする。
第1〜第4実施形態に係るサーバの要部機能の一例を示すブロック図である。 第1〜第4実施形態に係る移動端末の要部機能の一例を示すブロック図である。 第1〜第4実施形態に係るサーバの電気系の構成の一例を示すブロック図である。 第1〜第4実施形態に係る移動端末の電気系の構成の一例を示すブロック図である。 第1実施形態に係るデータ通信制御の一例を説明するためのイメージ図である。 第1実施形態に係るデータ通信制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第1〜第4実施形態に係る移動端末位置情報テーブルの一例を示すイメージ図である。 第2実施形態に係るデータ通信制御の一例を説明するためのイメージ図である。 第2実施形態に係るデータ通信制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第3実施形態に係るデータ通信制御の一例を説明するためのイメージ図である。 第3実施形態に係るデータ通信制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第4実施形態に係るデータ通信制御の一例を説明するためのイメージ図である。 第4実施形態に係るデータ通信制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。
[第1実施形態]
以下、図面を参照して実施形態の一例である第1実施形態を詳細に説明する。
図1Aに示す情報処理装置の一例であるサーバ10は、制御部11、記憶部12及び通信部13を含む。通信部13は、後述する第1移動端末からのデータ送信リクエストを第1無線通信及び第3無線通信の一例である携帯電話通信で受信し、データ送信リクエストに対応するデータを送信する。
制御部11は、データ送信リクエストに対応するデータを、後述する第2移動端末に、通信部13を介して、送信する制御を行う。第2移動端末は移動可能であり、携帯電話通信で通信可能なエリア内に移動した場合、第3無線通信の一例である携帯電話通信でサーバ10と通信を行い、サーバ10からデータを受信することができる。また、第2移動端末は、第2無線通信の一例であるアドホック通信を介して通信可能なエリア内に移動した場合、第1移動端末と通信を行うことができる。制御部11は、第2移動端末が第1移動端末とアドホック通信で通信可能なエリアに移動した後、アドホック通信で第2移動端末から第1移動端末にデータを送信させる指示を第2移動端末に対して行う。
アドホック通信は、例えば、Bluetooth(登録商標)、IrDA(Infrared Data Association)、及びWiFiなどの近距離無線通信ネットワークである。サーバ10は、例えば、ワークステーション、デスクトップコンピュータ、又は、ノートブックコンピュータなどであってよいが、これらに限定されるものではない。
図1Bに示す第1移動端末の一例である移動端末20A(以下、第1移動端末20Aとも呼ぶ。)は、制御部21A、記憶部22A、通信部23A及びアドホック通信部24Aを含む。通信部23Aは、第1無線通信の一例である携帯電話通信で、制御部21Aがデータを送受信する場合の通信を実行する。アドホック通信部24Aは、アドホック通信で、制御部21Aがデータを送受信する場合の通信を実行する。
移動端末20A及び移動端末20Bの構成は同様であるため、移動端末20Bの構成の説明は省略する。また、どの移動端末であるか区別する必要がない場合、移動端末20A及び移動端末20Bを移動端末20とも呼ぶ。移動端末20は、例えば、携帯電話、スマートフォン、又は、タブレットコンピュータなどであってよいが、これらに限定されるものではない。
サーバ10は、一例として、図2Aに示すように、プロセッサの一例であるCPU(Central Processing Unit)31、一次記憶部32、二次記憶部33及び通信部13を含む。CPU31、一次記憶部32、二次記憶部33及び通信部13は、バス36を介して相互に接続されている。
一次記憶部32及び二次記憶部33は、図1Aの記憶部12の一例である。一次記憶部32は、例えば、RAM(Random Access Memory)などの揮発性のメモリである。二次記憶部33は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、又はSSD(Solid State Drive)などの不揮発性のメモリである。
二次記憶部33は、一例として、データ通信制御プログラム34を記憶している。また、二次記憶部33は、移動端末20Aから送信をリクエストされるデータを含むデータ36A、36B、…、36Zを格納するデータ格納領域36を含む。また、二次記憶部33は、図5に一例を示す位置管理情報の一例である移動端末位置情報テーブル35Aを構成する情報を格納する位置管理情報格納領域35を含む。
一例として、移動端末位置情報テーブル35Aは、移動端末20の緯度及び経度を時刻と対応付けて記録したテーブルである。例えば、移動端末20Aの午後1時(13:00)の位置は、緯度35.583、経度139.640である。この例では、各移動端末の一分毎の位置情報が移動端末位置情報テーブル35Aに登録されている。なお、データ格納領域36及び位置管理情報格納領域35は、サーバ10ではなく、外部装置に含まれていてもよい。この場合、CPU31は、データ36A、36B、…、36Z及び移動端末の位置情報を、例えば、通信部13を介して、取得することができる。
CPU31は、二次記憶部33からデータ通信制御プログラム34を読み出して一次記憶部32に展開する。CPU31は、データ通信制御プログラム34を実行することで、図1Aの制御部11として動作する。
移動端末20Aは、一例として、図2Bに示すように、CPU41A、一次記憶部42A、二次記憶部43A、通信部23A、アドホック通信部24A及びGPS(Global Positioning System)45Aを含む。CPU41A、一次記憶部42A、二次記憶部43A、通信部23A、アドホック通信部24A及びGPS45Aは、バス46Aを介して相互に接続されている。
一次記憶部42A及び二次記憶部43Aは、図1Bの記憶部22Aの一例である。一次記憶部42Aは、例えば、RAMなどの揮発性のメモリである。二次記憶部43Aは、例えば、HDD、又はSSDなどの不揮発性のメモリである。二次記憶部43Aは、一例として、データ通信制御プログラム44Aを記憶している。
CPU41Aは、二次記憶部43Aからデータ通信制御プログラム44Aを読み出して一次記憶部42Aに展開する。CPU41Aは、データ通信制御プログラム44Aを実行することで、図1Bの制御部21Aとして動作する。GPS45Aは移動端末20Aの位置を示す位置情報を取得する。移動端末20A及び移動端末20Bの構成は同様であるため、移動端末20Bの構成の説明は省略する。なお、移動端末20Bの各構成要素の参照符号には、Aに代えて、Bを付す。
次に、データ通信制御システムの一例であるサーバ10、移動端末20A、及び移動端末20Bの作用の概略について説明する。本実施形態では、図3に例示するように、サーバ10が第1移動端末20Aにデータ50Bを送信する。また、第1移動端末20Aの周囲には、携帯電話通信で通信を行う移動端末20が多数存在している。即ち、第1無線通信の一例である携帯電話通信が混雑しているため、携帯電話通信を介した通信の通信速度は遅く、サーバ10から第1移動端末20Aへのデータ50Bの送信完了には、携帯電話通信が混雑していない場合と比べ、長い時間を要する。
本実施形態では、第1移動端末20Aは、実線(1)で示すように、データ50Bの送信をリクエストするデータ送信リクエストの一例であるリクエスト情報50Aを携帯電話通信でサーバ10に送信する。リクエスト情報50Aを受信したサーバ10は、第2の移動端末の一例である移動端末20B(以下、第2移動端末20Bとも呼ぶ。)に、実線(2)で示すように、第3無線通信の一例である携帯電話通信でデータ50Bを送信する。データ50Bを受信した移動端末20Bは、受信したデータ50Bを記憶し、破線(3)で示すように、第1移動端末20Aとアドホック通信で通信可能なエリアに移動すると、実線(4)で示すように、第1移動端末20Aにアドホック通信でデータ50Bを送信する。
詳細には、図4に例示するように、ステップ61で、第1移動端末20AのCPU41Aは、通信部23Aを介して、リクエスト情報50A及び第1移動端末20Aの位置情報を、サーバ10に送信する。なお、リクエスト情報50Aのデータ量は、データ50Bのデータ量より少ない。従って、第1移動端末20Aが位置するエリアで携帯電話通信が混雑している場合でも、比較的短い時間で、リクエスト情報50Aを送信することが可能である。サーバ10のCPU31は、ステップ62で、通信部13を介して、リクエスト情報50A及び位置情報を受信したか否か判定し、判定が肯定されるまで、ステップ62の処理を繰り返す。
なお、リクエスト情報50A及びデータ50Bなどの情報の送受信は、送信側が受信側に受信リクエストを行うことにより開始されてもよいし、受信側が送信側に送信リクエストを行うことにより開始されてもよい。以下の説明における情報の送受信についても同様である。
ステップ62の判定が肯定された場合、ステップ63で、CPU31は、リクエスト情報50Aでリクエストされたデータ50Bを二次記憶部33のデータ格納領域36のデータ36A、36B、…、36Zの中から検索する。次に、ステップ64で、CPU31は、第2移動端末を検索する。この例では、第2移動端末として移動端末20Bが検索される。
第2移動端末の条件は、サーバ10と第3無線通信の一例である携帯電話通信で通信可能なエリアから第1移動端末20Aとアドホック通信で通信可能なエリアに移動することが予測されることである。サーバ10と携帯電話通信で通信可能なエリアとは、サーバ10と所定速度以上で携帯電話通信による通信が可能なエリアである。移動端末20が携帯電話通信で通信可能なエリアに存在するか否かは、例えば、サーバ10が、移動端末20に少量のテストデータを送信した後、移動端末20からのテストデータ受信通知を受信するまでに必要な時間を計測することで判定することができる。
また、移動端末20の移動先は、例えば、移動端末位置情報テーブル35Aから予測することができる。また、移動端末20の移動先は、移動端末20のGPS45を利用するナビゲーションシステムに設定されている、位置管理情報の一例である、移動先情報又は経路情報から予測してもよい。また、移動端末20の移動先は、移動端末20の二次記憶部43Aに記憶されている位置管理情報の一例であるスケジュール情報から予測してもよい。また、移動端末20の移動先は、位置管理情報の一例である移動端末20の過去の移動履歴から予測されてもよい(例えば、毎週水曜日の午後2時には本社を出発し、午後3時には支社に到着する、など)。
即ち、予測した移動端末20の移動先及びステップ62で受信した第1移動端末20Aの位置情報に基づいて、移動端末20が、第1移動端末20Aとアドホック通信で通信可能なエリアに移動するか否か、を判定することができる。移動端末20が第1移動端末20Aの近傍に位置する場合、移動端末20と第1移動端末20Aとは、アドホック通信で通信可能である。
ステップ66で、サーバ10のCPU31は、通信部13を介して、第2移動端末20Bに、データ50B、第1移動端末20Aの位置情報及び第1移動端末20Aにデータ50Bを転送する指示を送信し、サーバ10のデータ通信制御処理を終了する。ステップ67で、第2移動端末20BのCPU41Bは、通信部23Bを介してデータ50Bを受信したか否か判定し、ステップ67の判定が肯定されるまで、ステップ67の処理を繰り返す。ステップ67の判定が肯定されると、ステップ68で、CPU41Bは、アドホック通信部24Bを介して、第1移動端末20Aにデータ50Bを送信できるか否か判定し、判定が肯定されるまで、ステップ68の処理を繰り返す。
アドホック通信部24Bを介して、第1移動端末20Aにデータ50Bを送信できるか否かは、ステップ67で受信した第1移動端末20Aの位置情報及び第2移動端末20Bの位置情報に基づいて、判定されてもよい。第2移動端末20Bの位置情報は、GPS45Bによって取得される。即ち、第2移動端末20Bが第1移動端末20Aの近傍に位置するか否かを判定することによって、アドホック通信部24Bを介して、第1移動端末20Aにデータ50Bを送信できるか否かが判定されてもよい。また、アドホック通信部24Bを介して、第1移動端末20Aにデータ50Bを送信できるか否かは、以下のように判定されてもよい。即ち、第2移動端末20BのCPU41Bが少量のテストデータを、アドホック通信部24Bを介して、第1移動端末20Aに送信し、第1移動端末20Aからのテストデータ受信通知をアドホック通信部24Bで受信したか否かを判定する。
ステップ68の判定が肯定された場合、ステップ69で、CPU41Bは、アドホック通信部24Bを介して、データ50Bを第1移動端末20Aに送信し、移動端末20Bのデータ通信制御処理を終了する。
一方、ステップ70で、第1移動端末20AのCPU41Aは、アドホック通信部24Aを介して、データ50Bを受信したか否か判定し、判定が肯定されるまで、ステップ70の処理を繰り返す。ステップ70の判定が肯定された場合、CPU41Aは、第1移動端末20Aのデータ通信制御処理を終了する。
なお、ステップ63で、第2移動端末候補として複数の移動端末20が検索された場合、データ50Bを第1移動端末20Aに送信するまでの時間Tが最短である移動端末20を第2移動端末とすることができる。時間Tは、例えば、T1+T2+T3で求められる。時間T1は、携帯電話通信でサーバ10が第2移動端末候補にデータ50Bを送信する時間であり、時間T2は、第2移動端末候補が第1移動端末20Aとアドホック通信で通信可能なエリアに移動する時間である。また、時間T3は、アドホック通信で第2移動端末候補が第1移動端末20Aにデータ50Bを送信する時間である。
第2移動端末候補である移動端末20が検索される際に、第2移動端末候補がサーバ10と携帯電話通信で通信可能なエリアに位置しない場合、時間TはT1+T2+T3+T4で求められる。時間T4は、第2移動端末候補がサーバ10と携帯電話通信で通信可能なエリアに移動する時間である。また、時間Tは、第2移動端末候補の移動に必要な時間、即ち、T2又はT2+T4であってもよい。
なお、時間T1は、例えば、(DA/TDA)×TT1で求めることができる。DAは、データ50Bのデータ量であり、TDAはテストデータのデータ量であり、TT1は、サーバ10が第2移動端末候補にテストデータを送信した場合に計測される送信に必要な時間である。また、時間T3は、例えば、DA/ANVで求めることができる。ANVは、アドホック通信での標準的な通信速度である。
また、時間T2は、例えば、移動端末位置情報テーブル35Aから、第2移動端末候補が第1移動端末20Aの位置情報で示される位置に到達する時刻を取得することにより求めることができる。また、時間T4は、例えば、移動端末位置情報テーブル35Aから、第2移動端末候補とサーバ10とが携帯電話通信で通信可能なエリアに第2移動端末候補が到達する時刻を取得することにより求めることができる。また、時間T2及び時間T4は、第2移動端末候補のGPS45を利用するナビゲーションシステムに設定されている移動先情報又は経路情報から求めてもよいし、第2移動端末候補の二次記憶部43Aに記憶されているスケジュール情報から求めてもよい。また、時間T2及び時間T4は、第2移動端末候補の過去の移動履歴から求められてもよい。
また、データ50Bを分割し、第2移動端末候補として検索された複数の移動端末20の各々が、分割したデータ50Bの各々の部分を、第1移動端末20Aに送信するようにしてもよい。
なお、ステップ64で、第2移動端末を検索する場合、第2移動端末候補である移動端末20が第1移動端末20Aに送信可能なデータ量がデータ50Bのデータ量以上である場合に、移動端末20を第2移動端末20Bとしてもよい。即ち、移動端末20がデータ50Bの送信を開始してから送信を完了するまで第1移動端末20Aの近傍に位置する場合に、移動端末20を第2移動端末20Bとする。例えば、DA/ANV≦STである第2移動端末候補を移動端末20とする。STは、第2移動端末候補が、第1移動端末20Aの近傍に滞在する時間である。
なお、図4のデータ通信制御処理は、サーバ10のCPU31が第1移動端末20Aに少量のテストデータを送信した場合に計測される送信に必要な時間TT2が所定時間以上である場合に開始される。即ち、ステップ61のリクエスト情報50Aの送信は、携帯電話通信を介したサーバ10と第1移動端末20Aとの間の通信の通信速度が所定速度以下である場合に行われる。携帯電話通信を介した通信の通信速度が所定速度以下でない場合、サーバ10のCPU31は、第1移動端末20Aに、携帯電話通信でデータ50Bを直接送信することができる。
なお、第1移動端末20Aは、ステップ61でサーバ10にリクエスト情報50Aを送信した後、移動してもよい。第1移動端末20Aが移動した場合であっても、移動端末20Bは、例えば、移動端末位置情報テーブル35Aから、第1移動端末20Aの位置情報を取得することができる。
本実施形態では、サーバ10は、携帯電話通信及びアドホック通信が可能な第1移動端末20Aからのリクエスト情報50Bに応じて、第2移動端末20Bを特定する。第2移動端末20Bは、移動端末20の位置情報に基づいて第1移動端末20Aの近傍に位置することが予測され、携帯電話通信及びアドホック通信が可能な移動端末である。サーバ10は、所定速度以上で第2移動端末20Bとの通信が可能な携帯電話通信で、第2移動端末20Bにリクエスト情報50Aに対応するデータ50Bを送信する。また、サーバ10は、第2移動端末20Bに対して、第2移動端末20Bがデータ50Bを受信した場合に、受信したデータ50Bをアドホック通信によって第1移動端末20Aへ転送する指示を行う。
上記により、本実施形態では、サーバ10と第1移動端末20Aとの間の通信の通信速度が低下している場合に、サーバ10から第1移動端末20Aに効率よくデータを送信することができる。
[第2実施形態]
次に、実施形態の一例である第2実施形態を説明する。第1実施形態と同様の構成及び作用については説明を省略する。まず、データ通信制御システムの一例であるサーバ10、移動端末20A、移動端末20C、及び移動端末20Dの作用の概略について説明する。なお、移動端末20C及び移動端末20Dの構成は、移動端末20Aと同様であり、移動端末20C及び移動端末20Dの各々の構成要素の参照符号には、Aに代えて、C及びDを付す。
本実施形態では、図6に例示するように、サーバ10が、第1移動端末20Aにデータ50Bを送信する。第1実施形態と異なり、サーバ10と第1移動端末20Aとの携帯電話通信を介した通信は遮断されている。従って、第1移動端末20Aは、携帯電話通信によって、サーバ10にリクエスト情報50Aを送信することができない。
本実施形態では、第1移動端末20Aは、実線(1)で示すように、データ50Bをリクエストするリクエスト情報50Aを第3移動端末の一例である移動端末20C(以下、第3移動端末20Cとも呼ぶ。)にアドホック通信で送信する。第3移動端末20Cは、破線(2)で示すように、サーバ10と携帯電話通信を介して通信可能なエリアに移動すると、リクエスト情報50Aをサーバ10に携帯電話通信で送信する。リクエスト情報50Aを受信したサーバ10は、実線(4)で示すように、第2移動端末の一例である移動端末20D(以下、第2移動端末20Dとも呼ぶ。)にデータ50Bを携帯電話通信で送信する。
移動端末20Dは、破線(5)で示すように、第1移動端末20Aとアドホック通信を介して通信可能なエリアに移動すると、実線(6)で示すように、アドホック通信でデータ50Bを第1移動端末20Aに送信する。
詳細には、図7に例示するように、ステップ81で、第1移動端末20AのCPU41Aは、第3移動端末を検索する。第3移動端末の条件は、第1移動端末20Aとアドホック通信で通信可能なエリアから、サーバ10と携帯電話通信で通信可能なエリアに移動する移動端末である。第3移動端末の検索には、第1実施形態の第2移動端末の検索で説明した手法を適用することができるため、ここでは詳述しない。この例では、移動端末20Cが第3移動端末として検索される。
ステップ83で、第1移動端末20AのCPU41Aは、アドホック通信部24Aを介して、第3移動端末20Cにデータ50Bをリクエストするリクエスト情報50A及び第1移動端末20Aの位置情報を送信する。ステップ84で、第3移動端末20CのCPU41Cは、アドホック通信部24Cを介して、リクエスト情報50A及び位置情報を受信したか否か判定し、判定が肯定されるまで、ステップ84の処理を繰り返す。
ステップ84の判定が肯定された場合、ステップ85で、CPU41Cは、サーバ10にリクエスト情報50A及び位置情報を送信可能か否か判定する。即ち、CPU41Cは、第3移動端末20Cがサーバ10と携帯電話通信を介して通信可能なエリアに移動したか否か判定し、判定が肯定されるまで、ステップ85の処理を繰り返す。
ステップ85の判定が肯定されると、ステップ86で、CPU41Cは、通信部23Cを介して、リクエスト情報50A及び位置情報をサーバ10に送信して、データ通信制御処理を終了する。ステップ87で、サーバ10のCPU31は、リクエスト情報50A及び位置情報を受信したか否か判定し、判定が肯定されるまでステップ87の処理を繰り返す。
ステップ87の判定が肯定されると、ステップ88で、CPU31は、リクエスト情報50Aでリクエストされたデータ50Bを二次記憶部33のデータ格納領域36のデータ36A、36B、…、36Zの中から検索する。次に、ステップ89で、CPU31は、第2移動端末を検索する。
第2移動端末の条件は、サーバ10と第3無線通信の一例である携帯電話通信で通信可能なエリアから第1移動端末20Aとアドホック通信で通信可能なエリアに移動することが予測されることである。サーバ10と携帯電話通信で通信可能なエリアとは、サーバ10と所定速度以上で携帯電話通信による通信が可能なエリアである。移動端末20が携帯電話通信で通信可能なエリアに存在するか否かは、例えば、サーバ10が、移動端末20に少量のテストデータを送信した後、移動端末20からのテストデータ受信通知を受信するまでに必要な時間を計測することで判定することができる。
この例では、第2移動端末として移動端末20Dが検索される。ステップ91で、CPU31は、通信部13を介して、第2移動端末20Dに、データ50B、第1移動端末20Aの位置情報及び第1移動端末20Aにデータ50Bを転送する指示を送信し、サーバ10のデータ通信制御処理を終了する。ステップ92で、第2移動端末20DのCPU41Dは、サーバ10から、通信部23Dを介して、データ50Bを受信したか否か判定し、判定が肯定されるまでステップ92の処理を繰り返す。
ステップ92の判定が肯定されると、ステップ93で、CPU41Dは、第1移動端末20Aにデータ50Bを送信可能であるか否か、判定する。即ち、CPU41Dは、移動端末20Dが第1移動端末20Aとアドホック通信で通信可能なエリアに移動したか否かを判定する。判定が肯定されるまで、ステップ93の処理が繰り返され、判定が肯定されると、CPU41Dは、アドホック通信部24Dを介して、データ50Bを第1移動端末20Aに送信して、データ通信制御処理を終了する。
ステップ95で、第1移動端末20AのCPU41Aは、アドホック通信部24Aを介して、データ50Bを受信したか否か判定し、判定が肯定されるまで、ステップ95の処理を繰り返す。判定が肯定されると、CPU41Aは、データ通信制御処理を終了する。
本実施形態では、サーバ10は、携帯電話通信及びアドホック通信が可能な第1移動端末20Aからのリクエスト情報50Bに応じて、第2移動端末20Dを特定する。第2移動端末20Dは、移動端末20の位置情報に基づいて第1移動端末20Aの近傍に位置することが予測され、携帯電話通信及びアドホック通信が可能な移動端末である。サーバ10は、所定速度以上で第2移動端末20Dとの通信が可能な携帯電話通信によって第2移動端末20Dにリクエスト情報50Aに対応するデータ50Bを送信する。また、サーバ10は、第2移動端末20Dに対して、第2移動端末20Dがデータ50Bを受信した場合に、受信したデータ50Bをアドホック通信によって第1移動端末20Aへ転送する指示を行う。
また、サーバ10との通信が可能な携帯電話通信及びアドホック通信が可能な第3移動端末20Cがアドホック通信で第1移動端末20Aから受信したリクエスト情報50Aを、サーバ10は携帯電話通信で受信する。
上記により、サーバ10と第1移動端末20Aとの携帯電話通信による通信が遮断されている場合に、サーバ10から第1移動端末20Aに効率よくデータを送信することができる。
[第3実施形態]
次に、実施形態の一例である第3実施形態を説明する。第1実施形態及び第2実施形態と同様の構成及び作用については説明を省略する。なお、移動端末20Eの構成は、移動端末20A及び移動端末20Bと同様であり、移動端末20Eの構成要素の参照符号には、A又はBに代えて、Eを付す。
本実施形態では、図8に例示するように、(1)〜(4)の処理は、図3に例示する第1実施形態と同様である。本実施形態では、第1移動端末20Aは、実線(4)で示すように、第2移動端末20Bからアドホック通信でデータ50Bを受信する。実線(5)で示すように、第1移動端末20Aは、データ50Bを受信したことを示す完了通知50Cを携帯電話通信でサーバ10に送信する。
サーバ10は、完了通知50Cを受信するとデータ通信制御処理を終了するが、所定時間内に完了通知50Cを受信しない場合、実線(6)で示すように、データ50Bを第4移動端末である移動端末20Eに携帯電話通信で送信する。データ50Bを受信した移動端末20Eは、破線(7)で示すように、第1移動端末20Aとアドホック通信で通信可能なエリアに移動すると、実線(8)で示すように、第1移動端末20Aにアドホック通信でデータ50Bを送信する。
詳細には、図9に例示するように、ステップ70の判定が肯定されると、ステップ71で、第1移動端末20AのCPU41Aは、通信部23Aを介して、完了通知50Cをサーバ10に送信し、第1移動端末20Aのデータ通信制御処理を終了する。ステップ70の判定は、第1移動端末20AのCPU41Aがデータ50Bを受信したと判定した場合に肯定される。サーバ10のCPU31は、ステップ72で、完了通知50Cを受信したか否か判定し、判定が肯定された場合、サーバ10のデータ通信制御処理を終了する。
ステップ72の判定が否定された場合、ステップ73で、CPU31は、ステップ66でデータ50Bの送信を開始してから所定時間が経過したか否かを判定する。所定時間は、データ50Bを第1移動端末20Aに送信するまでの時間Tに定数を掛けて求めた時間であってよい。時間Tは、例えば、上記したように、T1+T2+T3、又はT1+T2+T3+T4で取得されてもよいが、これらに限定されるものではない。
ステップ73の判定が否定された場合、CPU31はステップ72の処理に戻る。ステップ73の判定が肯定された場合、即ち、所定時間内に完了通知50Cを受信しなかった場合、CPU31は、ステップ64で第4移動端末を検索する。この例では、第4移動端末として移動端末20E(以下、第4移動端末20Eとも呼ぶ。)が検索される。第4移動端末の条件は第2移動端末の条件と同様である。ステップ66で、CPU31は、通信部13を介して、第4移動端末20Eに、データ50B、第1移動端末20Aの位置情報及び第1移動端末20Aにデータ50Bを転送する指示を送信し、ステップ72に進む。
ステップ67で、第4移動端末20EのCPU41Eは、通信部23Eを介して、データ50Bを受信したか否か判定し、ステップ67の判定が肯定されるまで、ステップ67の処理を繰り返す。ステップ67の判定が肯定されると、ステップ68で、CPU41Eは、アドホック通信部24Eを介して、第1移動端末20Aにデータ50Bを送信できるか否か判定し、判定が肯定されるまで、ステップ68の処理を繰り返す。ステップ68の判定は、第4移動端末20Eが、第1移動端末20Aとアドホック通信を行うことが可能なエリアに移動した場合に肯定される。
ステップ68の判定が肯定された場合、ステップ69で、CPU41Eは、アドホック通信部24Eを介して、データ50Bを第1移動端末20Aに送信し、第4移動端末20Eのデータ通信制御処理を終了する。
本実施形態では、サーバ10は、携帯電話通信及びアドホック通信が可能な第1移動端末20Aからのリクエスト情報50Bに応じて、第2移動端末20Bを特定する。第2移動端末20Bは、移動端末20の位置情報に基づいて第1移動端末20Aの近傍に位置することが予測され、携帯電話通信及びアドホック通信が可能な移動端末である。サーバ10は、所定速度以上で第2移動端末20Bとの通信が可能な携帯電話通信で、第2移動端末20Bにリクエスト情報50Aに対応するデータ50Bを送信する。また、サーバ10は、第2移動端末20Bに対して、第2移動端末20Bがデータ50Bを受信した場合に、受信したデータ50Bをアドホック通信によって第1移動端末20Aへ転送する指示を行う。
サーバ10は、所定時間内に、第1移動端末20Aがデータを受信したことを示す、第1移動端末20Aからの完了通知を受信しない場合、第4移動端末20Eを特定する。第4移動端末20Eは、移動端末20の位置情報に基づいて第1移動端末20Aの近傍に位置することが予測され、携帯電話通信及びアドホック通信が可能な移動端末である。サーバ10は、特定した第4移動端末20Eにデータ50Bを所定速度以上で第4移動端末20Eとの通信が可能な携帯電話通信で送信する。サーバ10は、第4移動端末20Eに対して、第4移動端末20Eがデータ50Bを受信した場合に、受信したデータ50Bをアドホック通信によって第1移動端末20Aへ転送する指示を行う。
上記により、本実施形態では、サーバ10と第1移動端末20Aとの間の通信の通信速度が低下している場合に、サーバ10から第1移動端末20Aに効率よくデータを送信することができる。また、例えば、第2移動端末20Bが予測と異なる移動をすることなどにより、第1移動端末20Aへのデータ50Bの送信が失敗した場合でも、第4移動端末20Eによって、自動的に、第1移動端末20Aにデータ50Bが再度送信される。従って、第1移動端末20Aへデータ50Bの送信が行われない可能性を低減することができる。
[第4実施形態]
次に、実施形態の一例である第4実施形態を説明する。第1実施形態、第2実施形態及び第3実施形態と同様の構成及び作用については説明を省略する。なお、移動端末20F及び移動端末20Gの構成は、移動端末20A、移動端末20C及び移動端末20Dと同様であり、移動端末20F及び移動端末20Gの各々の構成要素の参照符号には、A、C及びDに代えて、F及びGを付す。
本実施形態では、図10に例示するように、(1)〜(6)の処理は、図6に例示する第2実施形態と同様である。本実施形態では、第1移動端末20Aは、実線(6)で示すように、第2移動端末20Dからデータ50Bをアドホック通信で受信すると、実線(7)で示すように、完了通知50Cをアドホック通信で第5移動端末である移動端末20G(以下、第5移動端末20Gとも呼ぶ。)に送信する。完了通知50Cは、第1移動端末20Aがデータ50Bを受信したことを示す。
第5移動端末20Gは、破線(8)で示すように、サーバ10と携帯電話通信で通信が可能なエリアに移動すると、実線(9)で示すように、サーバ10に完了通知50Cを携帯電話通信で送信する。サーバ10は、完了通知50Cを受信すると処理を終了するが、所定時間内に完了通知50Cを受信しない場合、実線(10)で示すように、データ50Bを第4移動端末である移動端末20F(以下、第4移動端末20Fとも呼ぶ。)に携帯電話通信で送信する。
移動端末20Fは、破線(11)で示すように、第1移動端末20Aとアドホック通信を介して通信可能なエリアに移動すると、実線(12)で示すように、アドホック通信でデータ50Bを第1移動端末20Aに送信する。
詳細には、図11に例示するように、ステップ95の判定が肯定されると、即ち、第1移動端末20AのCPU41Aがデータ50Bを受信したと判定した場合、ステップ96で、CPU41Aは、第5移動端末を検索する。第5移動端末の条件は、第3移動端末の条件と同様である。この例では、第5移動端末として移動端末20Gが検索される。
ステップ97で、CPU41Aは、アドホック通信部24Aを介して、第5移動端末20Gに完了通知50Cを送信し、第1移動端末20Aのデータ通信制御処理を終了する。ステップ98で、第5移動端末20GのCPU41Gは、アドホック通信部24Gを介して、完了通知50Cを受信したか否か判定し、判定が肯定されるまで、ステップ98の処理を繰り返す。
ステップ98の判定が肯定されると、ステップ99で、CPU41Gは、サーバ10に完了通知50Cを送信可能であるか否か、即ち、第5移動端末20Gがサーバ10と携帯電話通信で通信可能なエリアに移動したか否かを判定する。ステップ99の判定が肯定されるまで、CPU41Gは、ステップ99の処理を繰り返す。ステップ99の判定が肯定されると、ステップ100で、CPU41Gは、通信部23Gを介して、完了通知50Cをサーバ10に送信して、第5移動端末20Gのデータ通信制御処理を終了する。
ステップ101で、サーバ10のCPU31は、通信部13を介して、完了通知50Cを受信したか否か判定し、判定が肯定された場合、サーバ10のデータ通信制御処理を終了する。判定が否定された場合、ステップ102で、CPU31は、ステップ91でデータの送信を開始してから所定時間が経過したか否かを判定し、判定が否定された場合、ステップ101に戻る。
所定時間は、データ50Bを第1移動端末20Aに送信するまでの時間Tに定数を掛けて求めた時間であってよい。時間Tは、例えば、上記したように、T1+T2+T3、又はT1+T2+T3+T4で取得されてもよいが、これらに限定されるものではない。
ステップ102の判定が肯定された場合、即ち、所定時間内に完了通知50Cを受信しなかった場合、CPU31は、ステップ89に戻り、第4移動端末を検索する。この例では、移動端末20Fが第4移動端末として検索される。ステップ91で、CPU31は、通信部13を介して、データ50Bを移動端末20Fに送信する。
ステップ92で、移動端末20FのCPU41Fは、サーバ10から、通信部23Fを介して、データ50Bを受信したか否か判定し、判定が肯定されるまでステップ92の処理を繰り返す。
ステップ92の判定が肯定されると、ステップ93で、CPU41Fは、第1移動端末20Aにデータ50Bを送信可能であるか否か、判定する。即ち、CPU41Fは、移動端末20Fが第1移動端末20Aとアドホック通信で通信可能なエリアに移動したか否かを判定する。判定が肯定されるまで、ステップ93の処理が繰り返され、判定が肯定されると、CPU41Fは、アドホック通信部24Fを介して、データ50Bを第1移動端末20Aに送信して、第4移動端末20Fのデータ通信制御処理を終了する。
本実施形態では、サーバ10は、携帯電話通信及びアドホック通信が可能な第1移動端末20Aからのリクエスト情報50Bに応じて、第2移動端末20Dを特定する。第2移動端末20Dは、移動端末20の位置情報に基づいて第1移動端末20Aの近傍に位置することが予測され、携帯電話通信及びアドホック通信が可能な移動端末である。サーバ10は、所定速度以上で第2移動端末20Dとの通信が可能な携帯電話通信によって第2移動端末20Dにリクエスト情報50Aに対応するデータ50Bを送信する。また、サーバ10は、第2移動端末20Dに対して、第2移動端末20Dがデータ50Bを受信した場合に、受信したデータ50Bをアドホック通信によって第1移動端末20Aへ転送する指示を行う。
また、サーバ10との通信が可能な携帯電話通信及びアドホック通信が可能な第3移動端末20Cがアドホック通信で第1移動端末20Aから受信したリクエスト情報50Aを、サーバ10は携帯電話通信で受信する。
サーバ10は、所定時間内に、第1移動端末20Aがデータを受信したことを示す、第1移動端末20Aからの完了通知を受信しない場合、第4移動端末20Fを特定する。第4移動端末20Fは、移動端末20の位置情報に基づいて第1移動端末20Aの近傍に位置することが予測され、携帯電話通信及びアドホック通信が可能な移動端末である。サーバ10は、特定した第4移動端末20Fに所定速度以上で第4移動端末20Fとの通信が可能な携帯電話通信でデータ50Bを送信する。サーバ10は、第4移動端末20Fに対して、第4移動端末20Fがデータ50Bを受信した場合に、受信したデータ50Bをアドホック通信によって第1移動端末20Aへ転送する指示を行う。
サーバ10は、携帯電話通信及びアドホック通信が可能な第5移動端末がアドホック通信で第1移動端末から受信した完了通知を携帯電話通信で受信する、
また、上記により、本実施形態では、サーバ10と第1移動端末20Aとの間の直接通信が遮断されている場合に、サーバ10から第1移動端末20Aに効率よくデータを送信することができる。また、例えば、第2移動端末20D又は第3移動端末20Cが予測と異なる移動をすることなどにより、第1移動端末20Aへのデータ50Bの送信が失敗する場合がある。本実施形態では、第1移動端末20Aへのデータ50Bの送信が失敗した場合でも、第4移動端末20Fによって、自動的に、第1移動端末20Aにデータ50Bが再度送信される。従って、第1移動端末20Aへのデータ50Bの送信が行われない可能性を低減することができる。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
情報処理装置が、
第1無線通信、及び前記第1無線通信とは異なる第2無線通信が可能な第1移動端末からのデータ送信リクエストに応じて、位置管理情報に基づいて前記第1移動端末の近傍に位置することが予測される第2移動端末であって、前記第1無線通信とは異なる第3無線通信及び前記第2無線通信が可能な前記第2移動端末を特定し、
特定した前記第2移動端末に前記データ送信リクエストに対応するデータを前記第3無線通信によって送信し、
前記第2移動端末に対して、前記第2移動端末が前記データを受信した場合に、受信した前記データを前記第2無線通信によって前記第1移動端末へ転送する指示を行う、
データ通信制御方法。
(付記2)
前記情報処理装置と前記第1移動端末との前記第1無線通信による通信が遮断されている場合に、
前記情報処理装置は、前記第3無線通信及び前記第2無線通信が可能な第3移動端末が前記第2無線通信で前記第1移動端末から受信した前記データ送信リクエストを、前記4移動端末から前記第3無線通信で受信する、
付記1のデータ通信制御方法。
(付記3)
前記情報処理装置は、
所定時間内に、前記第1移動端末が前記データを受信したことを示す、前記第1移動端末からの完了通知を受信しない場合、
前記位置管理情報に基づいて前記第1移動端末の近傍に位置することが予測される第4移動端末であって、前記第3無線通信及び前記第2無線通信が可能な前記第4移動端末を特定し、
特定した前記第4移動端末に前記データを前記第3無線通信によって送信し、
前記第4移動端末に対して、前記第4移動端末が前記データを受信した場合に、受信した前記データを前記第2無線通信によって前記第1移動端末へ転送する指示を行う、
付記1又は付記2のデータ通信制御方法。
(付記4)
前記情報処理装置は、前記第3無線通信及び前記第2無線通信が可能な第5移動端末が前記第2無線通信で前記第1移動端末から受信した前記完了通知を前記第5移動端末から前記第3無線通信で受信する、
付記3のデータ通信制御方法。
(付記5)
前記データ送信リクエストは、前記第1無線通信による通信速度が所定速度以下である場合に、第1移動端末から送信される、
付記1又は付記2のデータ通信制御方法。
(付記6)
前記第2無線通信は近距離無線通信である、
付記1〜付記5の何れかのデータ通信制御方法。
(付記7)
前記データ送信リクエストのデータ量は、前記データ送信リクエストに対応する前記データのデータ量より少ない、
付記1〜付記6の何れかのデータ通信制御方法。
(付記8)
第1無線通信、及び前記第1無線通信とは異なる第3無線通信によって通信を行う通信部と、
前記第1無線通信、及び前記第1無線通信とは異なる第2無線通信が可能な第1移動端末からのデータ送信リクエストに応じて、位置管理情報に基づいて前記第1移動端末の近傍に位置することが予測される第2移動端末であって、前記第3無線通信及び前記第2無線通信が可能な前記第2移動端末を特定し、特定した前記第2移動端末に前記データ送信リクエストに対応するデータを前記通信部で前記第3無線通信によって送信し、前記第2移動端末に対して、前記第2移動端末が前記データを受信した場合に、受信した前記データを前記第2無線通信によって前記第1移動端末へ転送する指示を行う制御部と、
を含む情報処理装置。
(付記9)
前記情報処理装置と前記第1移動端末との前記第1無線通信による通信が遮断されている場合に、
前記制御部は、前記第3無線通信及び前記第2無線通信が可能な第3移動端末が前記第2無線通信で前記第1移動端末から受信した前記データ送信リクエストを、前記4移動端末から前記通信部で前記第3無線通信によって受信する、
付記8の情報処理装置。
(付記10)
前記制御部は、
所定時間内に、前記第1移動端末が前記データを受信したことを示す、前記第1移動端末からの完了通知を前記通信部で受信しない場合、
前記位置管理情報に基づいて前記第1移動端末の近傍に位置することが予測される第4移動端末であって、前記第3無線通信及び前記第2無線通信が可能な前記第4移動端末を特定し、
特定した前記第4移動端末に前記データを前記通信部で前記第3無線通信によって送信し、
前記第4移動端末に対して、前記第4移動端末が前記データを受信した場合に、受信した前記データを前記第2無線通信によって前記第1移動端末へ転送する指示を行う、
付記8又は付記9の情報処理装置。
(付記11)
前記制御部は、前記第3無線通信及び前記第2無線通信が可能な第5移動端末が前記第2無線通信で前記第1移動端末から受信した前記完了通知を前記第5移動端末から前記通信部で前記第3無線通信によって受信する、
付記10の情報処理装置。
(付記12)
前記第2無線通信は近距離無線通信である、
付記8〜付記11の何れかの情報処理装置。
(付記13)
前記データ送信リクエストのデータ量は、前記データ送信リクエストに対応する前記データのデータ量より少ない、
付記8〜付記12の何れかの情報処理装置。
(付記14)
第1無線通信、及び前記第1無線通信とは異なる第2無線通信が可能な第1移動端末からのデータ送信リクエストに応じて、位置管理情報に基づいて前記第1移動端末の近傍に位置することが予測される第2移動端末であって、前記第1無線通信とは異なる第3無線通信及び前記第2無線通信が可能な前記第2移動端末を特定し、
特定した前記第2移動端末に前記データ送信リクエストに対応するデータを前記第3無線通信によって送信し、
前記第2移動端末に対して、前記第2移動端末が前記データを受信した場合に、受信した前記データを前記第2無線通信によって前記第1移動端末へ転送する指示を行う、
データ通信制御を情報処理装置に実行させるためのプログラム。
(付記15)
前記情報処理装置と前記第1移動端末との前記第1無線通信による通信が遮断されている場合に、
前記データ通信制御は、
前記第3無線通信及び前記第2無線通信が可能な第3移動端末が前記第2無線通信で前記第1移動端末から受信した前記データ送信リクエストを、前記4移動端末から前記第3無線通信で受信する、
ことを含む、
付記14のプログラム。
(付記16)
前記データ通信制御は、
所定時間内に、前記第1移動端末が前記データを受信したことを示す、前記第1移動端末からの完了通知を受信しない場合、
前記位置管理情報に基づいて前記第1移動端末の近傍に位置することが予測される第4移動端末であって、前記第3無線通信及び前記第2無線通信が可能な前記第4移動端末を特定し、
特定した前記第4移動端末に前記データを前記第3無線通信によって送信し、
前記第4移動端末に対して、前記第4移動端末が前記データを受信した場合に、受信した前記データを前記第2無線通信によって前記第1移動端末へ転送する指示を行う、
ことを含む、
付記14又は付記15のプログラム。
(付記17)
前記データ通信制御は、
前記第3無線通信及び前記第2無線通信が可能な第5移動端末が前記第2無線通信で前記第1移動端末から受信した前記完了通知を前記第5移動端末から前記第3無線通信で受信する、
ことを含む、
付記16のプログラム。
(付記18)
前記第2無線通信は近距離無線通信である、
付記14〜付記17の何れかのプログラム。
(付記19)
前記データ送信リクエストのデータ量は、前記データ送信リクエストに対応する前記データのデータ量より少ない、
付記14〜付記18の何れかのプログラム。
(付記20)
第1無線通信、及び前記第1無線通信とは異なる第2無線通信が可能な第1移動端末と、
前記第1無線通信とは異なる第3無線通信及び前記第2無線通信が可能な第2移動端末と、
前記第1移動端末からのデータ送信リクエストに応じて、位置管理情報に基づいて前記第1移動端末の近傍に位置することが予測される前記第2移動端末を特定し、特定した前記第2移動端末に前記データ送信リクエストに対応するデータを前記第3無線通信によって送信し、前記第2移動端末に対して、前記第2移動端末が前記データを受信した場合に、受信した前記データを前記第2無線通信によって前記第1移動端末へ転送する指示を行う情報処理装置と、
を含むデータ通信制御システム。
(付記21)
前記第3無線通信及び前記第2無線通信が可能な第3移動端末、
をさらに含み、
前記情報処理装置と前記第1移動端末との前記第1無線通信による通信が遮断されている場合に、
前記情報処理装置は、前記第3移動端末が前記第2無線通信で前記第1移動端末から受信した前記データ送信リクエストを、前記4移動端末から前記第3無線通信で受信する、
付記20のデータ通信制御システム。
(付記22)
前記第3無線通信及び前記第2無線通信が可能な前記第4移動端末、
をさらに含み、
前記情報処理装置は、
所定時間内に、前記第1移動端末が前記データを受信したことを示す、前記第1移動端末からの完了通知を受信しない場合、
前記位置管理情報に基づいて前記第1移動端末の近傍に位置することが予測される第4移動端末を特定し、
特定した前記第4移動端末に前記データを前記第3無線通信によって送信し、
前記第4移動端末に対して、前記第4移動端末が前記データを受信した場合に、受信した前記データを前記第2無線通信によって前記第1移動端末へ転送する指示を行う、
付記20又は付記21のデータ通信制御システム。
(付記23)
前記第3無線通信及び前記第2無線通信が可能な第5移動端末、
をさらに含み、
前記情報処理装置は、前記第5移動端末が前記第2無線通信で前記第1移動端末から受信した前記完了通知を前記第5移動端末から前記第3無線通信で受信する、
付記22のデータ通信制御システム。
(付記24)
前記データ送信リクエストは、前記第1無線通信による通信速度が所定速度以下である場合に、第1移動端末から送信される、
付記20又は付記21のデータ通信制御システム。
(付記25)
前記第2無線通信は近距離無線通信である、
付記20〜付記24の何れかのデータ通信制御システム。
(付記26)
前記データ送信リクエストのデータ量は、前記データ送信リクエストに対応する前記データのデータ量より少ない、
付記20〜付記24の何れかのデータ通信制御システム。
10 サーバ
11 制御部
13 通信部
20 無線端末
21 制御部
23 通信部
24 アドホック通信部
31 CPU
41 CPU

Claims (8)

  1. 情報処理装置が、
    第1無線通信、及び前記第1無線通信とは異なる第2無線通信が可能な第1移動端末からのデータ送信リクエストに応じて、位置管理情報に基づいて前記第1移動端末の近傍に位置することが予測される第2移動端末であって、前記第1無線通信とは異なる第3無線通信及び前記第2無線通信が可能な前記第2移動端末を特定し、
    特定した前記第2移動端末に前記データ送信リクエストに対応するデータを前記第3無線通信によって送信し、
    前記第2移動端末に対して、前記第2移動端末が前記データを受信した場合に、受信した前記データを前記第2無線通信によって前記第1移動端末へ転送する指示を行う、
    データ通信制御方法であって
    前記情報処理装置は、
    所定時間内に、前記第1移動端末が前記データを受信したことを示す、前記第1移動端末からの完了通知を受信しない場合であって、かつ、
    前記情報処理装置と前記第1移動端末との前記第1無線通信による通信が遮断されている場合に、
    前記第3無線通信及び前記第2無線通信が可能な第5移動端末が前記第2無線通信で前記第1移動端末から受信した前記完了通知を前記第5移動端末から前記第3無線通信で受信する、
    データ通信制御方法。
  2. 前記情報処理装置と前記第1移動端末との前記第1無線通信による通信が遮断されている場合に、
    前記情報処理装置は、前記第3無線通信及び前記第2無線通信が可能な第3移動端末が前記第2無線通信で前記第1移動端末から受信した前記データ送信リクエストを、前記第3移動端末から前記第3無線通信で受信する、
    請求項1に記載のデータ通信制御方法。
  3. 前記データ送信リクエストは、前記第1無線通信による通信速度が所定速度以下である場合に、第1移動端末から送信される、
    請求項1又は請求項2に記載のデータ通信制御方法。
  4. 前記第2無線通信は近距離無線通信である、
    請求項1〜請求項の何れか1項に記載のデータ通信制御方法。
  5. 前記データ送信リクエストのデータ量は、前記データ送信リクエストに対応する前記データのデータ量より少ない、
    請求項1〜請求項の何れか1項に記載のデータ通信制御方法。
  6. 第1無線通信、及び前記第1無線通信とは異なる第3無線通信によって通信を行う通信部と、
    前記第1無線通信、及び前記第1無線通信とは異なる第2無線通信が可能な第1移動端末からのデータ送信リクエストに応じて、位置管理情報に基づいて前記第1移動端末の近傍に位置することが予測される第2移動端末であって、前記第3無線通信及び前記第2無線通信が可能な前記第2移動端末を特定し、特定した前記第2移動端末に前記データ送信リクエストに対応するデータを前記通信部で前記第3無線通信によって送信し、前記第2移動端末に対して、前記第2移動端末が前記データを受信した場合に、受信した前記データを前記第2無線通信によって前記第1移動端末へ転送する指示を行う制御部と、
    を含む、情報処理装置であって、
    前記制御部は、
    所定時間内に、前記第1移動端末が前記データを受信したことを示す、前記第1移動端末からの完了通知を前記通信部で受信しない場合であって、かつ、
    前記情報処理装置と前記第1移動端末との前記第1無線通信による通信が遮断されている場合に、
    前記第3無線通信及び前記第2無線通信が可能な第5移動端末が前記第2無線通信で前記第1移動端末から受信した前記完了通知を前記第5移動端末から前記通信部で前記第3無線通信によって受信する、
    情報処理装置。
  7. 第1無線通信、及び前記第1無線通信とは異なる第2無線通信が可能な第1移動端末からのデータ送信リクエストに応じて、位置管理情報に基づいて前記第1移動端末の近傍に位置することが予測される第2移動端末であって、前記第1無線通信とは異なる第3無線通信及び前記第2無線通信が可能な前記第2移動端末を特定し、
    特定した前記第2移動端末に前記データ送信リクエストに対応するデータを前記第3無線通信によって送信し、
    前記第2移動端末に対して、前記第2移動端末が前記データを受信した場合に、受信した前記データを前記第2無線通信によって前記第1移動端末へ転送する指示を行う、
    データ通信制御を情報処理装置に実行させるためのプログラムであって、
    前記データ通信制御は、
    所定時間内に、前記第1移動端末が前記データを受信したことを示す、前記第1移動端末からの完了通知を受信しない場合であって、かつ、
    前記情報処理装置と前記第1移動端末との前記第1無線通信による通信が遮断されている場合に、
    前記第3無線通信及び前記第2無線通信が可能な第5移動端末が前記第2無線通信で前記第1移動端末から受信した前記完了通知を前記第5移動端末から前記第3無線通信で受信する、
    プログラム。
  8. 第1無線通信、及び前記第1無線通信とは異なる第2無線通信が可能な第1移動端末と、
    前記第1無線通信とは異なる第3無線通信及び前記第2無線通信が可能な第2移動端末と、
    前記第1移動端末からのデータ送信リクエストに応じて、位置管理情報に基づいて前記第1移動端末の近傍に位置することが予測される前記第2移動端末を特定し、特定した前記第2移動端末に前記データ送信リクエストに対応するデータを前記第3無線通信によって送信し、前記第2移動端末に対して、前記第2移動端末が前記データを受信した場合に、受信した前記データを前記第2無線通信によって前記第1移動端末へ転送する指示を行う情報処理装置と、
    を含むデータ通信制御システムであって、
    前記情報処理装置は、
    所定時間内に、前記第1移動端末が前記データを受信したことを示す、前記第1移動端末からの完了通知を受信しない場合であって、かつ、
    前記情報処理装置と前記第1移動端末との前記第1無線通信による通信が遮断されている場合に、
    前記第3無線通信及び前記第2無線通信が可能な第5移動端末が前記第2無線通信で前記第1移動端末から受信した前記完了通知を前記第5移動端末から前記第3無線通信で受信する、
    データ通信制御システム
JP2015194436A 2015-09-30 2015-09-30 データ通信制御方法、情報処理装置、プログラム及びデータ通信制御システム Expired - Fee Related JP6544184B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015194436A JP6544184B2 (ja) 2015-09-30 2015-09-30 データ通信制御方法、情報処理装置、プログラム及びデータ通信制御システム
US15/269,293 US20170093959A1 (en) 2015-09-30 2016-09-19 Method, information processing apparatus, and storage medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015194436A JP6544184B2 (ja) 2015-09-30 2015-09-30 データ通信制御方法、情報処理装置、プログラム及びデータ通信制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017069819A JP2017069819A (ja) 2017-04-06
JP6544184B2 true JP6544184B2 (ja) 2019-07-17

Family

ID=58407482

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015194436A Expired - Fee Related JP6544184B2 (ja) 2015-09-30 2015-09-30 データ通信制御方法、情報処理装置、プログラム及びデータ通信制御システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20170093959A1 (ja)
JP (1) JP6544184B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11328567B2 (en) * 2019-11-26 2022-05-10 Ncr Corporation Frictionless security processing

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001154964A (ja) * 1999-12-01 2001-06-08 Fujitsu Ltd データ資源を配付する方法
CN100461651C (zh) * 2003-01-31 2009-02-11 富士通株式会社 移动体无线终端装置
US7792988B2 (en) * 2003-10-20 2010-09-07 Sony Computer Entertainment America, LLC Peer-to-peer data relay
EP1628429A3 (en) * 2004-08-19 2011-06-01 Infineon Technologies AG Method for transmitting information with an acknowledgement scheme and respective communication system
JP5531528B2 (ja) * 2009-09-18 2014-06-25 日本電気株式会社 通信システム、無線通信端末、サーバ、通信システムの制御方法、及びプログラム
JP2013207476A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Fujitsu Ltd 無線通信システムの制御方法、無線基地局、無線端末及び無線通信システム
JP6264752B2 (ja) * 2013-06-06 2018-01-24 富士通株式会社 制御方法、制御装置および通信システム
US10229181B2 (en) * 2013-07-16 2019-03-12 Pankaj Sharma System and method for synchronizing data between communication devices in a networked environment without a central server

Also Published As

Publication number Publication date
US20170093959A1 (en) 2017-03-30
JP2017069819A (ja) 2017-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2017217075A1 (ja) ソフトウェア更新装置およびソフトウェア更新システム
JP6368340B2 (ja) 建設機械管理システム
EP4106385A1 (en) Positioning information processing method and apparatus, and storage medium
US11359924B2 (en) Information processing apparatus and information processing method
EP3193529A1 (en) Communication apparatus, method of controlling the same, and communication system
US9775104B2 (en) Management device, terminal device, management method, channel scanning method, and memory medium that carry out channel scanning processing of wireless circuit
WO2018164086A1 (ja) 情報処理装置、端末装置、情報処理方法、およびプログラムが記憶された記憶媒体
JP2016197842A (ja) 情報処理装置及び情報処理方法及び情報処理プログラム
JP6544184B2 (ja) データ通信制御方法、情報処理装置、プログラム及びデータ通信制御システム
JP6264752B2 (ja) 制御方法、制御装置および通信システム
US9386411B2 (en) Radio access system, controlling apparatus, and terminal apparatus
JP6586909B2 (ja) データ管理方法及びデータ管理システム
JPWO2021176585A5 (ja) 制御装置、制御方法、及びプログラム
CN109729488B (zh) 信息管理装置和记录程序的非暂态计算机可读记录介质
JPWO2010110216A1 (ja) 移動体端末、サーバ、移動体端末の接続制御方法及び接続制御プログラム
JP7111159B2 (ja) 情報共有装置、情報共有方法および情報共有プログラム
JP2010124222A (ja) 無線基地局の場所情報の作成装置、無線基地局の場所情報の作成方法およびそのプログラム
EP3225005B1 (en) Data communication using a preferred transfer mode
JP2009258875A (ja) 分散処理装置、方法及びプログラム
JP5979696B1 (ja) データ伝送システム及び伝送用データの送受信方法
KR102082188B1 (ko) 경로 데이터를 제공하는 네트워크 서버 및 방법
US11399256B2 (en) Storage size based offloading of geofence processing
JP2020190826A (ja) サーバ装置、及びプログラム
US9736750B2 (en) Radio communication system and communication control method
JP6262683B2 (ja) 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180608

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190219

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190422

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190521

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190603

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6544184

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees